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「嫌いな人のことは全否定。 声を聞くのも顔を見るのもイヤ。 同じ空気を吸うのすらイヤ。 だけど好きな人のことなら何でも許してあげる。 何だってしてあげる」こういう台詞を聞くと抵抗感じる。横柄だから。公平じゃないから。でも何故か、わりとこういうこと言うタイプに好かれる。親しくなってから言われる。好かれたことや親しくなれたこと自体は嬉しかったんだけどなって思いながら私は後ずさりする。 今日の一曲『シンシア』原田知世
2007年11月30日
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子どもの頃、私は、絵を書いたり本を読んだりがすごく好きだったんだけど、静かにしてるのが性に合っていたというわけではなくて元気に体を動かす遊びもすごく好きだった。誰かと遊ぶ時は断然、外派だったしね、学校でも、休み時間のチャイムが鳴る度にダッシュで外に駆け出していたしね。「小さい時から絵を書いたり本読んだりが大好きだった」と人に言うと、「インドア派?」って思うのか、たいがい、「私も家の中に閉じこもってるタイプだった」とか逆に「私は外で走り回ってるタイプだったなー」とかって反応が返って来るのだけど、私は閉じこもってはいなかったし、私も走り回ってたし・・・と思う。普通はどっちかに偏ってるのかな。私からすると偏ってないのが普通なので(だって、どっちも楽しいじゃん)こういう反応が多いことに不思議感がある。 今日の一曲『雲に映る歌』 種ともこ
2007年11月27日
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何事にも無頓着とかすごくさっぱりしてるとか私はよく人から言われるのだけどそれって、どうでもいいことはほんとにどうでもいい性格だからそう見えているだけだと思う。そんなに親しくない人ほど、そう言うし。数少ないどうでもよくないことに関してはすごくさっぱりしてないよ(笑)その、どうでもよくないことのこと、あんまり気付かれない。なんでかというとこれらのことはほとんどが自分自身の個人的、内側的問題だったりするから。人に言っても仕方ないしね・・・って類のことというか。たまに私のことを「何事にも無頓着ですごくさっぱりしてる人」と思い込んで心を攻略しようとする人がいる。簡単そうに見えるんだろう。でも、たぶん、普通よか、難易度高いと思う。どうでもよくないことを守るためにどうでもいいことにはこだわらないってふしもあるくらいなんだし、自分。なんかごめんねー、とか思いながら、笑顔で拒んでる。 今日の一曲『ギプス』椎名林檎
2007年11月26日
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私は極力、予定を入れたくない人間。できる限り、スケジュールは空白にしておきたい。やりたい時にやりたいことをしたいって思いがすっごく強いので。予定に縛られたくないのです。気まぐれだしね。急にイヤになること、結構あるんです。しかも、イヤになったら心底イヤなんです。でもドタキャンとか、まずいし、やっぱり。それでも、どうしようもなく気が進まなくて、断りの電話を入れることもあるんですが、そうすると、めちゃくちゃ気が重くなります。テンション、ガタ落ち。ワガママー(笑)だけど、これって気分の問題だから、「ワガママはいけないよね」って反省したって憂鬱な気分は変わりゃしません。そんなこんなが面倒なのでどうしても必要なこと以外は、最初から予定を入れないようにしてるというわけなのでした。 今日の一曲『12月のカレンダー』斉藤由貴
2007年11月25日
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何も言いたくない何も伝えたくない何もしたくない何も差し出したくない受身でいたい足かせ外してただただ受身でいたい楽だから責任ないからそんな気分の時もあるけどしばらくしたらやっぱり物足りない気持ちになってしまうんだ 今日の一曲『放浪フリーク』 グレイプバイン
2007年11月23日
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普段穏やかで全然怒らないふうの人ほど突然にとんでもない大爆発を起こすものだね。この前、職場の人がそうなった。怒りの矛先は私ではなくて別の人だったんだけど、本人からしたら意味わかんないんじゃないかと思った。突然過ぎて。脈絡なさ過ぎて。しかも、彼女の大爆発で被害を被ったのが、怒りの矛先である本人だけでなく、何の落ち度もないその場の全員だったため、一同、大ブーイング。でも私にはいい人の仮面をつけてるいつもの彼女よかめちゃくちゃなことをぶちかましてたその日の彼女の方が良い感じに思えた。ま、元気出せ。 今日の一曲『仮面舞踏会』少年隊 アイヤヤヤヤー♪
2007年11月22日
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その人が繰り返ししてくれる親切行為の大部分が私には却って迷惑だった。人それぞれして欲しいこととして欲しくないことって違うだろうし、人間って自分の尺度で人に接するものだから、相手の望まないことを良かれと思ってするということ自体は、よくあることだし、仕方ない。そこに相手を思う気持ちがあるならたとえズレていようとも責めるようなことじゃないしむしろ気持ちをありがたく感じるべきだろう。しかしだからといって迷惑なのに喜んだふりするのは変だと思う。構図でいうと、A・自分で良いと思う親切をするB・嬉しい時は喜び、 却って迷惑だったらそう言うA・相手が迷惑と言ったことは次からはしないというお互い自然で素直な気持ちのままに行くのが私はいいと思う。責め合うとかじゃなく普通に。しかし、その人は、私がやんわりとしなくていいと言ってもやめてくれない。もっとはっきり言うべきかとしないでくれと言ってもやめてくれない。極端に忘れっぽいのかもしれないと思った。まあ、こっちとしては覚えてくれる日が来ることを信じて言い続けるしかないね。ところがこの間、新事実が発覚。なんとその人は事前に別の人に相談していたのだった。「やってあげて大丈夫だと思う?」「やめるべきじゃないかなー。 彼女(私のこと)って そういうことされるの嫌いなんじゃない?」「そうだよね。嫌いだよね。 でも、たとえイヤがられようとも、 私はしたいの!」話を聞いて、思わず「もはやそれは嫌がらせではないか」と呟いた私に、教えてくれた人は「そんなことを言うもんじゃないよ」と苦笑いしたけれど、言わせてくれ、せめて。 今日の一曲『Bad Communication』 B'z
2007年11月21日
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人が変化すると寂しい気持ちになるくせに自分が変化した時は晴れ晴れとした気分なのだ。勝手な私。寂しいのは人が変化するということはその人が属するステージが変わるということだからなのだと思う。同じステージ(レベルとかランクではないよ)上で楽しい時間を一緒に過ごしていた相手が違うステージに行ってしまう。終わりの予感がひしひし。寂しい。自分の時には気持ちが盛り上がっているから感覚が大雑把でそういうことに気が回らない。気が回ったらやっぱり寂しい気持ちになるんだけども、でも、気が回らないから(笑)寂しい時ってつい、ひねくれた態度になっちゃったりする。こらえてるつもりでも、どうしても少しくらいはあふれ出してしまう部分ってあったりして。駄目だなあ、私・・・って思う。でも相手がそういうのをゆったり受け止めてくれたりすると、この人と出会えてよかったなーとか、この先、気持ちに距離ができてだんだんと会わなくなって行ったとしても一緒に過ごした日々のことは大事に心にしまっておきたいなーとかってちょっと大げさかもしれないけどそんな、わりと素敵な気持ちが込み上げて来るから、自己嫌悪でうんざりせずに済む。ありがたい。 今日の一曲『サヨナララ』 小泉今日子
2007年11月20日
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人の気持ちを変えたがる人って一緒にいて疲れる。喋ってて楽しくない。つらつらとお互いの考えを交わしあうような時間、すごく好きなんだけど、自分の考えを否定されても笑われてもぶつかりあってもそれも面白さの一つだよなーって感じなんだけど、でも、説得姿勢でゴリゴリ来られるとひどくつまんない気持ちになってしまう。自分の考えが正しい、唯一無比。みたいな自信に基づいてのゴリゴリなんだろうけど、それ自体が私からすると視野が狭いことの証だから、そんな意見に乗っかってもなーと白けた気分になってしまうし、せっかくの面白い話題が、受け入れる、入れないの問答になってしまうのも、勿体ないし、面倒くさい。台無し。この手の人って会話を楽しみたいって思いよか自分の色に人を染めたい思いの方が強いんだろうな。会話という行為を共有しながら、私は楽しさを、相手は精神的な支配をすることを求めてる。求めてるものが大幅に違うんだからつまらないのも無理ないか。それはそれとしてこの手の人を私はあんまり賢くないと思う。そのやり方じゃ求めてるものを手に入れるのは難しいだろうから。『北風と太陽』を思い出すといい。 今日の一曲『Boys&Girls』SADISTIC MICA BAND
2007年11月19日
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自分と関係ない人の悪口を言ってばかりの人って暇なんだと思う。あと、趣味でも夢でも恋愛でも仕事でもなんでもいいんだけど情熱を傾ける先がなかったりもするんだろうなーとも思う。忙しかったら、何か打ち込めるものがあったら、自分に関係ない人のことってそんな目につかないものだと思うよ。心に、無駄な余白ないから。本人はそんな自分に不満ないのかもしれないけど私はなんか気の毒だなーと思う。そういうことでもなければ退屈で、日々を過ごして行けないのかもねって気もする。だから私は、時々、悪口言われたり嫌いな態度をとられたりするけど、相手のことを憎いとか思わない。人助けみたいな気分、とか言ったら本人きっと怒るだろうけど、でも、そんな感じだったりする。好きなだけ、暇つぶしの話題にしてくれていい。どうせ関係ないんだし。 今日の一曲『未完成』 山崎まさよし
2007年11月18日
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今日は昔、記念日だった日。今では表面上はありふれた日付の一つとして過ごす日となっているけれど、その実、24時間の内、何回か、懐かしい時間のことをそっと思い出している。毎年どころか、毎月、記念日だねって笑い合っていた。重ねた月日を指で数えながら。「記念日」の好きな人だった。他にもいろんな小さな記念日があった。その一つ一つがあの頃はとても愛しかった。彼と別れてからの私は記念日にこだわらなくなった。大きな記念日くらいはさすがに覚えてるけど失念一歩手前だし小さな記念日なんかは最初から設定していない。ああいう恋は一個でいい。似たような恋をするんじゃ終わらせた意味がないのだし。似たようなものを横に並べた時にありがちな比較ってやつを恋でするのは嫌いだし。 今日の一曲『ディスカバリー』フライングキッズ
2007年11月16日
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猫には過去がないらしい。あの小さな頭の中には今しかないらしい。ほんとかな?今しかないなら気楽に生きられそうだ。でも私、ヒトでよかった。過去を持ってる生き物でよかった。たまに猫になりたいって思う瞬間もあるけれどそんな時、たまたま近くに気のいい魔法使いがいたりなんかして願いを叶えてくれちゃったなら、私はきっと本気じゃなかったのにーってしくしく泣いてしまうだろう。あ、でも、その時は、もう猫だから、自分が魔法で猫に変えられたヒトだってことも忘れてしまっているのかな。 今日の一曲『猫になりたい』スピッツ
2007年11月15日
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呆然だった。小学生の頃のことだ。学校の行事のことで憂鬱な気分になっていた私に母が何かあったの?と優しい声をかけてくれた。珍しいことだった。くすぐったいような甘い気持ちで私は説明をした。かくかくしかじかですごくイヤなんだー。言いながら私は「そっか、イヤだね。 でも仕方ないね。 イヤだろうけど頑張んなさいね」みたいな返事を予想していた。それは私の中の、もう一人の私の意見でもあった。私は憂鬱な気分に浸るというやり方で受け入れる心の準備をしていたのだ。母は予想どおりの返事をしなかった。「なに、それ。 そんなバカな行事があるの?」と、いきなり怒り口調になった。「え、あ、うん。 ・・・でも・・・仕方・・・ない・・・よね?」予想外の剣幕にびびってもごもご答えた私にイラついたのか母は更にヒートアップ。「ちょっと待ってなさい、学校に電話してやるわ」「え、電話?えーっっ!? いや、いいよ、いいよ。 大丈夫だよ、もういいよ」電話なんて恥ずかしすぎる。「はあ? あんた、イヤなんだって今、言ってたでしょ?」「だからもういいんだって。 お願い!お願いだから電話しないで!!」「なんでさ」「だって恥ずかしいし・・・」「恥ずかしい?何が恥ずかしいっていうのさ。 こんなことで恥ずかしがってるようだから あんたは駄目なんだ!」「駄目でいいよ。頼むよ。電話しないでよ」世の中に電話があることを呪いたいような心境だった。誰だ、発明したの。ベルか?余計なことをしやがって。「電話しないで。ね?」「いや、する」「しないでってば!」私は電話に駆け寄り、母に受話器を奪われないようガードした。その格好が妙に可笑しかったらしく母がプッと吹き出した。緊張の糸がとけた。「・・・電話、しないでくれる?」「ああ」「絶対だよ?」「わかったって。 それにしても せっかくあんたのために電話してやるって言ってるのに 恥ずかしいとかなんとか変な子だね。 だったら最初からイヤだなんて言わなければいいのにさ」そして翌日、学校から帰って来た私に母が言った。「さっき、学校に電話したよ」「え?」「良かったね。 例の行事は中止にするってさ」呆然だった。「絶対、電話しないって言ったのに!」「それはそうだけど、 やっぱりすっきりしなくてさ」自分のすっきりのために娘との約束をやぶるなよーっっ悩み事は口にしたとたん、自分だけのものでなくなる・・・こともあるのだと、私は昨日よりも大きな憂鬱の中で思った。それがいやなら口に出さないことだ。そうなのだ。・・・あーあ。 今日の一曲『冷たい花』THE BRILLIANT GREEN
2007年11月14日
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1983年。作詞:飛鳥涼/作曲:井上大輔/編曲:井上大輔。ボヘミアーン。なんというかすっごい吸引力のある曲だよな。理屈じゃなく惹かれてしまう系の曲というか。私のまわりのリアルタイムで聴いてなかった世代の人々の間でやけに人気高い一曲だったりするし。(カラオケ番組とか懐メロ番組で聴いて ビビッと来ているらしい)私も好きだよ、ボヘミアン。一夜に燃え落ちて甘い夢見て狂おしく抱きしめたあなた旅人♪って所のメロディが好き。作詞は飛鳥涼。チャゲアス、それなりに知名度あったけどまだ大ブレイクって所までは行ってなかった。その頃は、チャゲアスってアニメ・マンガ好きのおたくっぽい女の子たちに人気あったんだよね。チャゲアス、アルフィー、それから少しあとにデビューするTMネットワーク(TMN)で、80年代おたく女子が好んだ3大男性アーティストという印象。漫画家の影響もあったみたいね。アルフィーは変わらないけどチャゲアスとTM(っていうか小室さん)はその後、かなり変化したね。作曲、編曲の井上大輔は、当時、売れに売れてた音楽職人。自分でもガンダムの『哀・戦士』を大ヒットさせてたし。あ、これも、おたく系だ。なんかおたくの話になっちゃってるね。ちなみに私はおたくの素質たっぷりであるにもかかわらず全然おたくじゃない人間として十代を過ごしました。大人になってから、おたく化した(笑) 今日の一曲『ボヘミアン』葛城ユキ
2007年11月13日
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ため息の数だけ何かを失くして行くよ。と歌っているのは、スネオヘアー。知らない間にため息がこぼれてる。こぼしてしまったことに気づくと同時にこの歌が頭の中に流れ出す。何かを失くして行くよ・・・。少し悲しい気分になる。失くすって悲しい。だけど今、私、何を失くしたのだろう。そういえばため息をついたら幸せが逃げてくって歌っていたのは誰だっけ。・・・失くしたものって幸せのカケラ?いけない、いけない。補わなくては。ため息の数以上にいっぱい笑わなくては。楽しいことや面白いことに目を向けなくては。 今日の一曲『ハッピーエンド』スネオヘアー
2007年11月12日
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雪が積もった。今年もようやく冬将軍到来か。私は既に将軍戦に敗れかけていて口を開けば寒い寒いと弱気な台詞がこぼれだしている。窓越しに見える雪明かりの景色は相変わらず幻想的で今年もやっぱり美しい。いつも思うけど大抵のものはふれられそうに間近な距離で見るよりも遠くから眺めている方が美しい。 今日の一曲『雪に書いたラブレター』菊池桃子
2007年11月11日
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昨夜は不自然なほどにだるかったのでもしやと思い体温、測ってみたら37度そうこうしているうちにどんどん具合が低下していつのまにやらすっかり鼻声にもなっていてテンションがた落ちの中みかん2個食べて寝たんだけれど朝になったら治ってたなんだかわからないけどとりあえず良かったです 今日の一曲『LET DOWN』RADIOHEAD
2007年11月09日
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1984年。作詞・作曲:尾崎亜美/編曲:小林信吾。アイドルのベスト盤で私が一番たくさん聴いてるのって斉藤由貴と松本伊代です。斉藤由貴のことはまた今度書くことにして松本伊代。松本伊代のシングル曲、全部好きなんですよ。なんといっても、楽曲的に好きなタイプの曲ばかり。 ちなみに松田聖子、小泉今日子は、リアルタイムであまりにも聴き過ぎたせいか、今は、好きだけど、そんな頻繁には聴かない。 松本伊代。声も好きなんです。中性的な変わった声。確か・・・『センチメンタルジャーニー』で一番最初に聴いた時には「曲は好きだけど声がちょっと苦手かも」と思ったような気がするんだけど、すぐにやみつきになってしまった(笑)『流れ星が好き』はいかにも尾崎亜美な感じのバラードです。大好きです。リアルタイムで聴いた頃にはまだ彼なんていなかった自分なのですが、その後、恋をして、この曲を自分に重ね合わせて聴いてました。♪あなたに呼び止められた時、夢かと思った 息が止まるかと思った♪本当に夢かと思ったんです。そして♪流れ星と あなたが好き♪だってずっと流れ星にお願いしていたんだもの。少女マンガみたいな世界でちょっと、いや、かなり恥ずかしいんですが、本当なんだからしょうがないです。笑いたければ笑うがいいさ、私は、こういう奴なんだ(笑)数年後、失恋した時には、やはり松本伊代の、川村真澄作詞、林哲司作曲の、『思い出だけをきれいにしないで』という曲に浸りました。自分の恋が伊代で始まり伊代で終わるとは思ってもいなかったです。まあ、恋なんていうのは、あらゆる意味で思いもよらないものだしね。 今日の一曲『流れ星が好き』 松本伊代
2007年11月08日
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1987年。作詞:小倉めぐみ/作曲:国安わたる/編曲:萩田光雄。同タイトルの南野陽子主演映画の主題歌でした。(大正ガールを描いたマンガ『はいからさんが通る』の実写)少し前に、デビュー20周年の記念で本人がセルフカバーしましたね。この歌が、私は、大好きなのです。弾んだ感じのメロディも、溌剌としていて可愛らしい歌詞も。♪凛々しく恋して行きたいんです、私 傷つくことに弱虫なんて乙女がすたるもの♪高校生の頃、この曲を胸に恋をしていました(笑)南野陽子の曲では、他に、『話しかけたかった』もはいからさんと同じくらいに好きです。これまた乙女な感じの可愛い曲です。南野陽子はキャラクター的にも好きなんですよ。昔、バラエティ番組で、からかわれて真面目に怒ってる所を見て以来。世渡りが下手そうな所がいいなあって(笑)ところで南野陽子の編曲をすべて担当していた萩田光雄。『乙女座宮』『想い出がいっぱい』『木綿のハンカチーフ』なんかもこの人なんですよね。私の中では、「光がきらきらと降り注いでいるような、 心地よい風が吹いているような雰囲気の曲の人」ってイメージの人だったりします。そうじゃない曲もいっぱい作ってるんだけど、でも、なんとなく。 今日の一曲『はいからさんが通る』 南野陽子
2007年11月07日
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1982年。作詞:堀川マリ/作曲・編曲:梅垣達志。マニアックに走る。この曲のことを覚えている人はたぶんとても少ないだろうが私はすごく好きなのさ。決して上手とはいえない、北原佐和子の細い歌声。誰かと似てる気がする。西村知美か・・・宮沢りえか・・・気のせいか・・・。この細い歌声とさわやかな曲調とが、ぴったりしっくりで、いかにもアイドルソングという感じ。女の子な感じ。そして「ボーイフレンド」という言葉。私はこのボーイフレンドという言葉がとても好きなのだ、昔も今も。彼氏とか恋人とかって言葉はそぐわない、だけど友達って言いきってしまうのはなんだか素っ気なさすぎる。そんな微妙な間柄を表す言葉、ボーイフレンド。♪いつもふざけて遊んでた 無邪気に二人でおしゃべり♪♪いつも仲良く歩いてた 陽気に二人笑ってた♪こういう関係。恋とか愛とか意識してなくてただ一緒にいることが大好きな。失って、ようやく、恋愛感情に気づくような。奥華子の『ガーネット』にも通じる世界だと思う。(この歌では ボーイフレンドって言葉なんて使ってなかった気がするけど) 今日の一曲『マイ・ボーイフレンド』北原佐和子
2007年11月06日
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私は教師になつかない子どもだった。まわりには「先生、先生」と可愛らしい声をあげながら教師にまとわりついている子たちがたくさんいたけれど私はいつも距離をおいていて用事がある時にしか自分から話しかけたりしなかった。かといって理由もなく反抗的な態度をとるようなタイプでもなかった。かげで悪口や不満をこぼすこともなかった。私は教師を信頼していなかった。何も求めていなかった。期待していなかった。強いていうなら、面倒なことにならなければいい、ただ、それだけだった。小さい頃、いじめられっ子だった私は、泣かされてばかりのくせにプライドが高くて誰かに頼るとか助けてもらうとかをせず一人でこらえている子だった。いじめられているということを人に知られたくなかったのだ。それでも小さい子ども同士のことだからやがていじめが発覚して、そのたび、注意された。いじめられるのはあなたにいじめられるような原因があるからなんだよ。うなだれながら私は親には言わないでと頼んで、そして何度も裏切られた。それから私はいじめられっ子を脱したのだけれども、このことと私の中の大人に対する信頼や依存心、期待心が、とても薄かったこととは繋がっていると思う。 今日の一曲『君の声』 アンダーグラフ
2007年11月05日
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どんなに好きでも親しくても「それは困るよ」ってことがある。だけどそんなことは実はささやかなことで、それよりか、お互いに普通に「困るよ」って言い合えるかどうかが楽しく付き合えるかどうかのポイントなんだと思う。困ること自体よりも、ずっと大きな。私は「困るよ」って言葉にひどく傷ついてしまう子だった。しかも感情が表情にそのまま出てしまうタイプ。きっと付き合いにくかっただろう。 今日の一曲『かもめ』 鈴木祥子
2007年11月04日
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夜。水滴のついたガラス窓から見える、滲んだ光の景色が小さい頃から好きだった。カーテンの中に入り込んで眺めてた。数え切れないくらい眺めたから、だから、今は、ガラス越しの滲んだ景色を見ると、なんだか懐かしい気持ちになる。 今日の一曲『このまま』 斉藤由貴
2007年11月02日
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私の母はよく他の人の私に対する気持ちってやつを教えてくれた。「あんたのことを嫌いって言ってたよ」「可愛くないって言ってるよ」ってことを、具体的に詳しく。たぶん、耳にしたものは全部教えてくれてたんだと思う。かなりたくさんの人数だった。親戚、先生、その他、身近な大人たち子どもたち。教えてくれたといっても、私から訊いたことはない。母が勝手に喋りだす。母からの情報によると、私はみんなから嫌われているみたいだった。人がかげで自分の悪口を言っている。それを知るのはとても悲しい。プライドだって傷つく。何回、経験したって、慣れやしない。「ああ、またか」って思いながら、やっぱり悲しいし傷つく。特に、自分が特別な想いを抱いていた人たちのことを教えられた時が大きなショックだった。好きだったし、好かれているとも思っていただけに。知ってしまって、私は心のドアを閉じたし鍵までかけた。もし本当は私のことを好きなのだとしたらこちらが閉じても向こうから来てくれるはずって思った。そこに希望を持っていた。絶望的結果になったけど。母は正義の人の顔で、「私は嘘がつけない」「あんたのために教えた方がいいと思って」と言っていた。母みたいな人って世の中にわりといる。私はそういう人たちに接するといつも、複雑な気分になってしまう。これって本当に正しいことなのかなあ?って思って。 今日の一曲『光』 宇多田ヒカル
2007年11月01日
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