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『トーク・トゥ・ハー』 (2002) HABLE CON ELLA TALK TO HER 前作『オール・アバウト・マイ・マザー』から3年、本年度アカデミー賞監督賞、脚本賞ノミネートのほか世界中で絶賛された、ペドロ・アルモドバル監督が贈る究極の愛の物語。愛する女性が昏睡状態に陥った時、悲嘆に暮れるしか術のない男と、諦めることなく呼びかけ続ける男。彼らの運命を、世界的舞踊家ピナ・バウシュの舞台やサイレント映画を巧みに挿入し、時空を交錯させながら描く。全編を貫く現代人の孤独と、切ないまでのコミュニケーションへの渇望が胸に迫る。ストーリー:病室のベッドに横たわる若くて美しい女性アリシア。彼女は4年前に交通事故に遭い、以来昏睡状態に陥ったまま一度も目覚めることはなかった。看護士のベニグノは4年間彼女を世話し続けるとともに、決して応えてくれることのない相手に向かって毎日語り続けていた。一方、女闘牛士のリディアもまた競技中の事故で昏睡状態に陥っている。彼女の恋人マルコは突然の事故に動転し悲嘆にくれていた。そんなベニグノとマルコは同じクリニックで顔を合わすうちいつしか言葉を交わすようになり、互いの境遇を語り合う中で次第に友情を深めていくのだったが…。(シネマトゥディより) 製作国 スペイン監督: ペドロ・アルモドバル Pedro Almodovar出演: ハヴィエル・カマラ Javier Camara ベニグノ ダリオ・グランディネッティ Dario Grandinetti マルコ レオノール・ワトリング Leonor Watling アリシア ロサリオ・フローレス Rosario Flores リディア 深い眠りの底でも、女は女であり続ける。公式サイト だいぶ 前にみた作品です。一度見たら、忘れられない種類の映画ですね~。好きか?というと、、好きではない。人間について、生とか性とか、もちろん愛とか、いろいろ問われる内容で、映画が趣味の人は、避けては通れない作品のひとつでしょうね。見るほどに、感想も変わるのかもしれません。スペインというお国柄か、欧米モノとも違う、邦画とも違う、問題提起しているものがすっごく重い。ジョークにくるみもしない、グレイゾーンで曖昧にもしない、そのものズバリを目の前にどうだ!っと、突きつけるって感じでした。近頃は、こういう鮮烈な映画を観てません。疲れないもの、楽しめるもの、安心して見れるもの、、にどんどんなってます。 だから『トーク・トゥ・ハー』は、そうした軽いものに慣れていると、びっくりしちゃうんですよね。映画って、こういうことを問うたり描いたりできるんだ。って、目からウロコというか、衝撃を受けるんですよね~。それまで、楽しいアクションもの娯楽系やらが、大好きだった自分なんか、ホントそうでした。眠り続ける女がいて、男があることをして女は目覚めた。→『眠り姫』的展開?アリシアは、童話の『眠り姫』のように眠り続けており、目覚める筈がないと思われていた昏睡状態から、奇跡的に目覚めることができた。ベニグノという、彼女を想い続け献身的な看病を施してくれた男のおかげで。 何故、目覚める事ができたのか、男は彼女が目覚めることを信じて、ある日キスをした。。だけではない。ここが恐ろしい所で、キスよりもずっと先のことをしてしまう。ただし、それですぐ目覚めるわけではなく、その後いろいろあって、、ふたりがめでたしめでたしになるかどうかは、ネタバレになりすぎるので、書けません~。今のラブコメみたいに、単純ではない、思考の迷路に陥る『眠り姫』です~。それに、ベニグノの行動は、是か否か?という疑問がぐるぐると回ります。 反応のないアリシアの世話をしながら、好きなように見て、触れる。下心がまったくないのか?といえば、人間ですからないわけないでしょう。かといって、純粋に愛してないかといえば、ベニグノほど純粋な人もいないだろうという気になります。あまりにも孤独、あまりにもコミュニケーション能力が低い、なだけの人に思えます。ちなみに、ふたりは、一度か二度言葉を交わしているだけで、まったくのベニグノの片想いです。この辺が、ベニグノはストーカーだろ、ット思われる所以でもありますね~。周囲から理解されない、ベニグノだけの愛。相手不在の自己愛とみるか、これが究極の愛のひとつの形と見るか?とにかく、自分がもしアリシアだったら目覚めて何を思うか?眠っている間のことは知らない方が幸せ?ですよね~。苦しむのが分かって、真実を知りたいかな? でも、真実から目をそむけてはいけない?でも、知ったからってどうなんだろう。そこから先も、生きて生活していくだけ。 人によって抱く思いもいろいろでしょう。ベニグノを憎むのか?感謝の念も混じるのか?嫌悪感にゾッとするか、失った〇〇にはどんな思いを?すっごい複雑なんで、もっと深い解釈をしている、いろんなブログがあるようですから、そちらで考えを深めましょ~~^↓ ちなみに、下のは、6年前の感想です。こんな風に えぐるような問題提起をしてくるって、アドモドバル監督ってすごいです。初期のドタバタ作品をあまり知らないまま、「オール・アバウト・マイ・マザー」と同時期に見て、コレはどうしても感想をまとめられなかったお話でした。とにかく 衝撃度は凄かったです。アドモドバル監督は 愛を描きたい人なのですね。このお話でも、手に入らない愛を求めて求めて求めて。。尽くして。。っというペニグノという人が 主役ではないでしょうか。(女闘牛士とその恋人と、4人が軸のお話ですが、時間が経て観るとペニグノの事ばかり思い出されます)13年間、実母の看病で、他とのコミュニケーションがとりにくくなってしまった彼が恋したアリシア。 彼女のバレエ・レッスンの様子を見つめるペニグノ。でも、彼の愛はアリシアには 伝わらない。突然、彼女が事故で昏睡状態になったときは、 まさか、ペニグノの策略か??なんて疑いを感じるほど、彼女への執着心?はちょっと不気味に感じました。ストーカー映画だと 一部に切られてしまうペニグノは このあたりにあるのでしょう。しかも、彼女の専属看護人にうまいことなることも出来て、彼女の身体を好きなだけ触れる。このへんは、同じおんなとしてはどうも嫌悪感を感じてしまうところなんだけど。でも、 彼は彼女に語りかける。爪の手入れから、肌の手入れと、これでもかと世話をする。彼女の体のことで 知らない部分はない。 それは、やっぱり不気味な気もするんだけど、その真摯な姿に、コレはストーカー映画ではないと、徐々に分かり始める。ペニグノの孤独というのが 伝わってくるから。一方的なペニグノの愛。 でも無償の愛。 彼女の愛 言葉は返ってこない。昏睡状態のなかで、でもコミュニケーションが成立していたということなのかな~。ペニグノは幸せそうというか、楽しげにやってるし、マルコにも「話しかける」ことを教える。だけど結局ペニグノは事件をおこしてしまう。もし、相手を ただの"病人" "人形"としか見ていなかったら、事件は起きなかった?。ペニグノには彼女はあくまで"恋人"で、生身の"女"なんだということだ。愛と性は 切り離せない。昏睡状態の4年間は、ペニグノには愛の記憶、思い出、死ぬまで抱き続けたい宝。けれどアリシアには存在しない時間。 自分の身体ではなかった期間。 忘れたい出来事。(←そもそも、知らない出来事)人生から抹殺したい出来事。最後まで、ペニグノの愛は伝わらないの。●監督が描きたかったものとは"愛"と"孤独" "生と死" "痛みと希望" "コミュニケーションへの渇望"(公式サイトより) どれも、普通の暮らしの中では、痛切に感じることはできないことかもしれません。日常的とは程遠い設定の話の中で これらは確かに浮き彫りになってます。●フェレ・マルチネスとナイワ・ニムリテレビの無声映画の 役者で登場してます。他にも、ドイツが世界に誇る舞踏家・振付家ピナ・バウシュの『カフェ・ミュラー』の舞台をアルモドバルは映画のオープニングとエンディングに彼女の舞台を起用してます。彼女の芸術こそこの物語の主人公たちが生きている“天国と地獄の中間地帯”を象徴すると、監督は考えたのだそうです。●レオノール・ワトリング「マルティナは海」を観たので、彼女の無言でもアレだけの存在感があるのはもっともだな~っと感じました。瑞々しいナイスなバディだけでも 十分雄弁ですけれど!
2011年10月27日

警備員・航平(西島秀俊)は、天体観測にしか興味がないさえない独身男。ある日、人気男優・高鍋(佐々木蔵之介)と共演するドラマの撮影で来日した韓国の大女優・ユナ(キム・テヒ)が、ホテルを抜け出して東京・新橋の飲み屋へ行ってしまう。彼女は清楚なセレブに見えて、実は日本のB級グルメを愛する庶民派。ひょんなことからユナの専属ボディーガード役に指名された航平は、連れ戻しに向かうが、奔放な彼女に振り回される羽目に。キャスト西島秀俊 (『大奥 第一章』『ストロベリーナイト』)キム・テヒ(『マイ・プリンセス』主演 『アイリス』)公式サイトより第1話 「まさかの恋はまさかの期限付き…警備員×女優!キケンな2人のフルスロットラブ」フジテレビの日曜9時ですね。TBSでは、木村拓哉主演『南極物語』ですね~。『南極物語』。よかったですよ。で、こちら『僕とスターの99日』も気になっているのですけど、まだ見てません。秋は、両局の視聴率争いに注目が集まりそうですね。韓国ドラマではありません。あくまでも、日本のドラマですよね。どうして、相手役は西島秀俊だったのかな~って思いましたが、彼はアジアでの認知度が高い、人気の俳優さんなんですよね。とぼけたような、普通な、それでいて存在感があり。 韓流ファンの視聴率を狙うなら、女優さんじゃなくて俳優さんを呼ぶべきなんじゃないかって意見もあるそうですが、キム・テヒさんは、女性にも人気の美しい人ですからね~。ホントに綺麗で驚きます。フジが、韓流ドラマばかりに頼っているって、だいぶ批判されているそうですが、ドラマの仕上がりで勝負するしかないでしょうね!実際、韓流ドラマがこんなに面白いって、いろんな再放送のおかげで知りました。韓国を身近に感じるようになりましたもん。『僕とスターの99日』の設定が『ノッティングヒルの恋人』とか、似ている映画がいくつかありますが、素敵な胸キュンで楽しませてくれるといいですね~♪あらすじ西島秀俊演じる並木航平は、警備会社でバイトをしているもうすぐ40歳の独身男。優しげで甘いルックスにも関わらず、頼りなくみえてしまうさえない男。いつも周囲の人間からは無理難題を押し付けられ、振り回されがちだ。特に放浪癖のある姉からは、いつも3人の子供たちの世話を押し付けられ、家は常に大家族状態で毎日てんやわんや。しかし実は、天文学の道を目指し「自分だけの星を見つけたい」という大きな夢を持っている熱い男でありながら、家庭環境や経済的な事情を理由にして、一歩踏み出すことをせず、夢を静かに諦めてきた切ない男でもある。そんなある日、彼を最大級に振り回すことになる運命の女性に出会ってしまう…。そのお相手こそが、彼が警護を担当することになる、キム・テヒ演じる、韓国を代表する美貌の女優「ハン・ユナ」。セレブで大人気スターのユナは、完璧な顔立ちとスタイル、そして華麗な身のこなしで皆の憧れだが、本当は日本のB級グルメをこよなく愛する超庶民派。また、撮影中にたまたま近くで倒れたおばあさんを撮影を止めてまで助けようとする優しく純粋な心を持った女性でもある。そんな彼女は、一見、誰からもうらやましがられるような、何不自由ない人生を送っているようにみえて、本当は芸能界という場所にいる自分に孤独を感じており、そしてある大きな秘密も抱えていて…。そんな、出会うはずのない、ボディガードと大スターというふたりが出会い、最初はぶつかりあうものの、だんだんと距離が近くなっていく。そして、さまざまな壁や敵から身を守りながら、言葉が完全には通じないからこそ起こるトラブルの連続を乗り越え、お互いの夢を支えあえるオンリーワンの存在になるまでを描いていく。99日間という限られた期間内で、2人の関係がどう転がっていくのか、そして、契約が切れた100日目…2人はどんな選択をするのか!?
2011年10月24日

日本テレビ系連続ドラマ『妖怪人間ベム』(土曜PM9:00)がスタート 1968年にフジテレビ系で放送された人気アニメの初実写化 公式サイトより主人公ベムにKAT-TUNの亀梨和也(25)、ベラ役に女優の杏(25)、ベロ役に人気急上昇子役の鈴木福(7)と絶好調の3人が、悪の妖怪と戦う! 『妖怪人間ベム』は、「はやく人間になりたい」と願いながら、悪の妖怪と戦う闇のヒーロー、ベム、ベラ、ベロの物語。当時は、おどろおどろしい、独特のキャラクター画が強烈な印象を残した。 ステッキを持ち、帽子の下の目が輝く、たくましい外見が特徴のリーダー的存在、ベムを演じる亀梨は、「とても有名なアニメ原作なので驚いたと同時に大変光栄に思った」と意欲的。妖怪や特殊メークが必要な役を演じるのは初めてで「とてもメッセージ性の強い作品なので、しっかり役に染まりたい」と意気込んだ。 制作側は「大きな悲しみや苦しみを背負いながらもタフに生きる。そんな優しさと強さを体現してほしい」と期待した。 気性は激しいが母性のような優しさをあわせ持つ“女性の”ベラ役は杏。ベラとはロングヘアが同じで、「レトロな世界観でダークな雰囲気のアニメという印象。リアリティーのあるベラを演じられたら」とコメントを寄せた。 さらに、子供の姿をした無邪気なベロ役は、4月期のフジ系「マルモのおきて」で大ブレークした福くんに決定。福くんは妖怪に興味があり、ゲゲゲの鬼太郎」や「妖怪大戦争」などにはまったこともあるという。43年前の作品にもかかわらず、「妖怪人間ベム」も知っており、「どんな衣装とどんなメークかも楽しみ。僕らしいお芝居を一生懸命頑張ります」と張り切っている。 「原作の要素を取り入れつつ、2011年版の妖怪人間を作り上げる」と日テレ。新たな妖怪人間の誕生が期待できそうだ。 (sanspo.comより)見ました~。『妖怪人間べム』現代の風景に、ちょっと風変わりな風体の3人。演劇関係の人と思えなくも無いけど。亀梨くんのべム、カッコいいです。ボソボソっとした話し方もいいし。べムに変身するところは迫力があって、見ごたえ有り。 「人間に親切にしても、どうせ、きずつくだけじゃないか。」「助けをもとめている人間を、助けなければ、俺たちは本当の妖怪になってしまう。」「人間の友達が欲しいな。」「人間に生まれているくせに、無駄に生きるな。」3人の心情が現れた言葉が、ドラマを盛り上げ、妖怪の悲しさを醸し、人間でいることに反省を促しているよう。福ちゃんがい~ですね~。重たく暗い展開も癒されます~。最後に登場の、柄本明が、アニメのべムの衣装でしたよ。亀梨べムは、スナフキンみたい。どういうことでしょう~。アニメのラストはたしか、人間にはなれず、滅ぼされた記憶なんですけど。ドラマはどんな結末になるんでしょう。早く続きがみたいです♪毎週、家族で楽しみなドラマになりました♪
2011年10月22日

「快刀ホン・ギルドン」「ファン・ジニ」チャン・グンソク、FTIslandイ・ホンギ出演!双子の兄のかわりに妹が大人気イケメンバンドの仲間入り!?キュン死★寸前ラブコメディ! *STORY*シスターになるため修道院で修行するコ・ミニョ。 ある日大人気イケメンバンド「A.N.JELL」のマネージャーから、ミニョの双子の兄ミナムの代役に1ヶ月だけなってほしいと頼まれる。このバンドに加入予定だった兄の都合がつかなくなってしまったのだ。困惑するミニョだが、兄ミナムが母を捜すためにグループに入る予定だったことを知り、しばらく兄になり変わる決意をする。 天使のような外見だが、クセがある「A.N.JELL」のテギョン(チャン・グンソク)、シヌ(ジョン・ヨンファ)、ジェルミ(イ・ホンギ)たちと過ごすミニョは、毎日がドキドキで・・・。 (Amazon.co.jp より) イケメンですね 公式サイト大人気韓国ドラマ「美男〈イケメン〉ですね」(CCC/東宝)のメイキング映像集音楽業界を舞台に3人のイケメンと1人の男装少女のすれ違いの恋の行方を描いた本編の、必見スペシャルメイキング2巻(前半ですね/後半ですね)と、ファンミ収録DVD 3巻セット*INTRODUCTION*主人公のパク・シネは「宮S~Secret Prince」で日本でも認知度が高く、今作品では男装しながらも、イケメンたちに囲まれる女の子のドキドキ感をかわいらしく表現している。彼女と恋愛関係でゆれるのは、近年「ベートーベン・ウィルス~愛と情熱のシンフォニー~ 」や「ファン・ジニ」で日本でも認知度が高いチャン・グンソク。ドラマのバンドではギターボーカルを担当し、定評のある歌唱力を存分に発揮している。そのグンソクとシネとの関係に深く関わるのは、自身でもバンド活動をしているジョン・ヨンファ。はじめてのドラマ出演だが、それを感じさせない演技と優しいまなざしが恋の切なさを一層ひきたてる。FTIslandのボーカル、イ・ホンギも久々のドラマ復帰。FTIslandは韓国では超売れっ子バンドで日本でもインディーズデビューし1st シングルがオリコン初登場9位、ライブDVDが6位になるなど、日本でも認知度が高い。ドラマではドラムを担当し、愛くるしい笑顔と演技をみせている。「マイガール」「快刀ホン・ギルドン」などの脚本を手掛けたホン・ミラン、ホン・ジョンウン姉妹の話題の新作。「もしもイケメンバンドのなかに、自分がいたら?」と女の子なら一度は妄想する少女漫画のような世界にキュン死すること間違いなし!(公式サイトより)好きなシーンは多々ありましたが、テギョンが、ミナムの自分への気持ちを、どれほど好きかパソコンで調べる所(笑)、お気に入りです。 「俺を好きになることを許す」な~んて、上から目線の”交際宣言”?発言にも笑えたけど、ミナムの”好き度100%”という、回答に、ぶたウサギを抱きしめてうれしがるシーンが、ホントにかわいくて、喜びに満ちていて、おかしい~ですね♪ 登場人物が、心底歓喜にあふれる表情には、いつも感動します。逆に、シヌは何度もいいところまでいくのに、いつも一歩出遅れてミナムを掴み損ね、彼女を見送るか、見守るしかない。 ギュッと心臓が縮むみたいに、苦しい気持ちになりました。欲しい女性を手に入れられない男性の姿には、別の意味で感動します。 謳い文句通りに、胸キュン作品でしたね~。女の子が男のフリをして思いがけず恋をする、って『コーヒープリンス1号店』みたい。『コヒプリ』では、好きな人だけが女の子である事を知らない。『イケメン』では、好きな人だけが女の子である事を知っている。テギョンは、だから、意志に反して、ミナムが女の子に戻る時には運転してくれたり、メンバーの誰かと同室になる必要のある時には嫌々承諾してくれたり、、と、冷たい人の割には協力してくれるし、気遣ってくれますね。それにしても、ミナムは空気の読めない世間知らずで、テギョンは俺様キャラのくせにきわめて鈍感。すれ違ってばかりのふたりでした。それに振り回されるシヌさん、お疲れ様~。最初のうちに「お前が女だって事は、俺は知っているんだから、何かあったら頼れよ。」 とアプローチしておけばねえ。。ミナムのブタッ鼻、かわいかったですね。女優さんは、えらい!
2011年10月21日

ふぞろいな男たちのホンネ 現代の韓国の社会事情や流行を織り込みながら描いたエロ★キュートなラブ・コメディ 韓国ドラマのタブーを破り、エロティックできわどいシーンも見どころの話題作。主演の“ハイエナ”には、キム・ミンジョン、オ・マンソク、シン・ソンロク、ユン・ダフンの4人を起用し、美貌の誉れ高いソ・イヒョンがヒロインを務めた。“韓国男子のホンネと実状を赤裸々に描くこと”をテーマに掲げ、愛すべき4人のハイエナたちが織り成す恋のドラマは最高に情けなく、そして、カッコイイ! バイタリティーあふれる女性・ジョンウン(ソ・イヒョン)が見て、触れて、暴いてゆく等身大の男達の本性は、ときに大胆で、弱虫で、目が離せなくなるほど魅力的。ひとりひとりはもちろんのこと、男どうしが顔をそろえての掛け合いも、絶妙で楽しい。登場人物すべてが人間的な輝きにあふれており、観ているうちにいとおしさをおぼえる。(みきーる)Amazon.co.jpより出演:キム・ミンジョンソ・イヒョンオ・マンソクシン・ソンロクユン・ダフン監修:チェ・ワンギュはじめの1~2巻は、辛抱です。3巻目辺りから面白くなります。韓国ドラマには珍しく、下ネタ満載きわどいシーンもあるので、お子様にはちょっとという点はありますが、おもしろおかしいだけでなく、結構深い内容でした。開局記念ドラマだったそうですね。通常ドラマの枠でなく作られたからこその、内容だったようです。ゲイと、ゲイを愛する女と、その女を愛する男の三角関係がメインの流れです。この女性、『復活』のソ・イヒョンだったんですね。とてもかわいい役柄で、ぶりっ子ぶりに嫌味がないです。ゲイ役のイケメン、シン・ソンロクと彼女が、普通に恋人として幸せになれるのかって、興味深いものがありました。絶対無理だよね~と思いつつ見てまして。。結果は見てみてくださいね~。ゲイの友人たちも、いい味出してます。ちなみに、彼がゲイであることを、1彼女に告白するまで2彼女に告白してから3友人ひとりに知られるまで4友人全員にしられるまでゲイであることをカミングアウトする、それぞれの段階での苦悩や選択、決断がありますね~。キム・ミンジョンさん演じるドジで凶運のチョルスですが。チョルスって、韓国でよくありがちな名前なんでしょうか?ドジな役にしては素敵な声で、ホントはカッコいい。そんな役の作品をみないとですね~。歌手でもありミュージカルスターでもあり、なんでもできる人のようですね~。恋の相談をしたり聞いたりしていると、実際に恋に落ちてしまう。親友のような男女の友情は有り得ない。そんな常套パターンですが、かわいそう。切ないものがありますね~。やっぱりオ・マンソクさんがGoo♪『ぶどう畑』後のこのドラマではエリート敏腕プロデューサーで、都会的な男に一変。嫌味な完璧主義ですが、時折みせるかわいらしさや優しさにやっぱり惹き付けられます。彼は自分に釣り合う完璧な彼女と、大学時代の×イチ子持ちの先輩との間で揺れ動きます。 『ぶどう畑』でもジヒョンが自分を愛していると知ったときの、歓喜の表情に心打たれましたが、 今回もまた、そうしたシーンが。 深い感情を、それも豊かに見せてくれる、力強い演技を見せてくれる俳優さんで注目ですね。マンソクさんの兄役の、ユン・ダフンさん、プレイボーイを気取るエロ小説家。この人が次長課長の河本さんにそっくりで、くだらないけど、深い恋愛講座をしばしば語ります。早送りしても話の前後には困りませんでした。(笑)終始、弟マンソクさんにバカにされ、迷惑がられて?部屋に居候してますが、真剣に恋に悩んでいる時のアドバイスは悪くない。「考えすぎるな。恋は、自分と共にいろ、押しの一手だ。」「彼女は、女である前に母親だ。別れた夫がよくない父親だったなら、娘には良い父親を与えたい筈だ。娘を抱き込め。」人には良い事言ってるのに。自分はさっぱりですよね。
2011年10月16日

ジョンヒョンは、母親と愛する恋人スアとと一緒に幸せな未来を夢見ながら過ごしていますが、ジョンヒョンを良く思わないスアの父親を殺害しようとした汚名を着せられ、刑務所に送られてしまいます。ジョンヒョンが刑務所にいる間、ジョンヒョンの母親は一人寂しくこの世を去り、ジョンヒョンは脱出を敢行します。平凡なサラリーマンから一瞬のうちに殺人犯、そして脱獄犯の汚名を背負うことになったジョンヒョンは、自分をおとしいれたオ会長の秘書、チャ・ユランを探し中国へと密航し、紆余曲折の果てにチャン・ジュンウォンと言う名前で再び韓国へと帰国します。自分の母親を死に追いやり、愛する恋人との間を引き裂いた仇を探し、復讐を誓うのですが・・・。『ピアノ』のコ・ス主演『マイガール』や『ランラン18歳』のイ・ダへ出演:コ・ス イ・ダヘ イ・ジョンヒョク チャ・ユラン監督: キム・スリョン、キム・ジングン『復活』『魔王』と、とてもよく似たお話ですね~。実際、ニ作品を検索すると、同じ系統の話で『グリーンローズ』が出てきたので見て見ました。復讐劇です。前半はかなり重いです。いきなり、主人公が警察に追われるカーチェイス。逃げ切れず、追いつめられて、お母さんと誰かの名前をつぶやきながら川に飛び込む。水中に沈みながら、そうなったまでの経緯が始まる。。後半で、コ・ス(ジョンヒョン)が、別人になって中国から韓国へ帰ってくる。この辺の、恋人にも別人としてふるまうあたりが、『復活』と同じです。オム・テインの熱血ぶりと対照的に、コ・スは終始淡々としてます。前半での苦悩やすさんだ表情とは一変。この無表情さの中に、カリスマ性があるようです。、けど、もうちょっと複雑な表情も、混じってもよかった。突っ込みどころとしては、、中国で重要人物の後ろ盾を得る経緯が安直すぎるし、たった3年で帰国できちゃうのもどうなんだろう?それに、いくら別人と言っても、ジョンヒョンの歩き方や、後ろ姿は特徴があり、見る人が見ればバレバレじゃないですかね。端整な顔立ちとは違って、男らしいノシノシ歩き。それ以上、突っ込んでは、いけないと思いつつも、どうしてもヒョンテ(イ・ジョンヒョク)の顔が。。顔をどうこう言うのは失礼かもしれませんが、とても特徴的で、目が離せません。目元は、爬虫類みたいなジトッと悪人ヅラしてるんだけど、唇が!?なんだか、毎回彼の口元ばかりが気になりました。ドラマのキャラ的には、謎と悪意を感じさせる人なのに。口元で凄みが半減。この人が登場する度にテカテカの唇ばかり見てました。この人には、どんな事情がかくされているのか?というのも、だれが犯人かと同じくらい、最後まで気になりました。それとチャ・ユランですね。最初は厭な女でしたが、壮絶な恋と運命が可哀そうで。
2011年10月10日

アパレル会社でアルバイトとして働くイ・ジヒョンは自分のデザインが上司に盗作されたことをきっかけに、会社を辞める。叔父の”ぶどう畑で1年働けば、1万坪の畑を譲る”という提案を受け、ジヒョンはファッション事業の創業資金を稼ぐ為に田舎のぶどう畑で働く決心をする。田舎暮らしは衝撃の連続。不衛生や筋肉痛に耐えながら過酷な労働の日々が続く。叔父と同居している農村の青年、チャン・テッキとはそりが合わず、憂鬱な日々を送っていた。そんな中、ジヒョンは昔片想いをしていたギョンミンと再会する。村の保健師として働き、都会的なセンスを持ち将来有望なギョンミンにジヒョンは猛アプローチ。しかし、一方でテッキにも惹かれていき。。農村で繰り広げられる傑作ラブ・コメディー。『宮 Love in palace』に出演し一躍スターダムに駆け上がった話題のユン・ウネ出演作。共演のオ・マンソクは『恋するハイエナ』『王と私』等、一度見たら忘れられない。ミュージカル界のスターから俳優へ。出演:ユン・ウネ オ・マンソク キム・ジソク チョン・ソヨン演出:チョ・ミンジョ 脚本:パク・マニョン キム・ヨンジョ『宮』と同様、家族に押し切られて、異世界に飛び込み成長していく女主人公ウン・ユネのチャーミングさが光る。が、なんといってもオ・マンソクのわざとらしさを全く感じさせないコメディ演技が絶妙。耳慣れない訛りさえ心地よく聞こえ、ぶっきらぼうながら実は心優しいテッキの魅力にじわじわ惹かれていく。観終わったあとはほっこりと心温まる佳作となったのは<土の香りのする男>テッキをそのまま画面に再現した巧みな演技の賜物。(中略) 舞台となる農村ヨンドンは、慶尚道、全覇道、忠清道、江原道、の道境にある土地。そこは方言が全部混ざっており、ドラマもそこを意識して、家ごとに使っている方言が違う。韓国語が分からないと、その辺の楽しさは味わえないかもしれないが、そんな言語のおもしろさもドラマにはたくさんあった。オ・マンソクが完璧に演じた慶尚道訛りは、土地出身の俳優やスタッフに発音や訛りのコーチを受けた、特訓のおかげ。実際はソウルっ子。撮影期間の田舎暮らしは楽しかったが、趣味のサッカーを仲間とワイワイやったり、観劇が好き。ユン・ウネさんは、若いのに徹底して準備する方。むしろ助けられた。よくリハーサルで一緒に考え、ジヒョンの上司に仕返しして帰るシーン、ゴム靴を投げたり、イタズラしたりは二人のアドリブ。実年齢で8歳差。彼女は堂々としたキスをする人。とても仲良くなったが、撮影後はほとんど会えない。自分がもし恋のライバルがいたら、がむしゃらに争ったり譲ったりするよりは、相手にどうしたら幸せかを、考える。そんなところはテッキと似てる。だからテッキも引き下がりました。(「HOT CHILIPEPER インタビュー」 より) 本物の男がいた~っという印象です、チャン・テッキ。「ギョンミンさんは、雨の日に高い傘を買ってくれる人よ。でも、テッキさんは、一緒に雨に打たれてくれる人なの」いやいや、傘買ってくれる人が良いでしょう!それも高い傘よ!ホテルのプールでのんびりする方が、汗水たらして畑で働くよりもが断然良いでしょ~。(笑)手作りの薬より、薬局ですぐ買える方が、いざ病気や怪我のときは安心よ!(笑)なんて見も蓋もない突っ込みを入れつつも、。家具でも、トイレでも、なんでも作れちゃう、すばらしい生活力!に感心して見てました。自炊も得意。山は自分の庭。とてもとっくきにくい。でも、一度彼の心を得たら、とことん献身的に尽くしてくれそうです。最初は最悪な仲の男女が、惹かれあっていく、その醍醐味が一杯つまっていました~。最初はけんか腰なテッキが、ジヒョンとうまくいってからは、ものすごいデレデレして優しくなっちゃう落差がおかしくて、かわいいです。 どうにも田舎くさくてカエルっぽい印象も、さわやか青年に見えてくるのが不思議です。二人の気持ちが進む様が、テッキのジヒョンに送った品々にもあらわれてましたね。とにかく手作りが多々。テッキの思いがこもってますよね~。・シャワーきっかけは、ジヒョンがギョンミンの家のシャワーを借りた事みたいですが、まだ、ジヒョンへの気持ちは確定してないみたい。でも医者への嫉妬はありあり(笑)・トイレ田舎暮らしに慣れないジヒョンは、最初汲み取り式トイレの汚さ、臭さに、便秘になり苦労します。畑仕事が忙しいので、後回しにされましたが、生活で本当に必要ですよね、トイレは~。便秘で苦しむジヒョンを、まだ嫌って?いる頃なのに、苦しむ彼女にかける声が優しいんですよね。本気で心配して付き合ってくれるのが、テッキの素敵なところです。・捻挫に効く薬草二人で蛍を見に行った帰り、捻挫したジヒョンのために、朝早くに山で薬草を採り、すり鉢ですり、煎じ薬を作り。。テッキの気持ちがひしひしつたわります~。でも、医者の持ってきた湿布にあっさり取り替えられちゃう。可哀そうなテッキ!・鏡台テッキが造ってくれ鏡台に、ギョンミンがくれた化粧品を置くジヒョン。テッキの元彼女に作ったんでしょうと、憎まれ口をきくジヒョン。「せっかく作ったのに、文句ばかり言って、まったく!」とテッキ。世の男性がしばしば感じることかも?二人の気持ちは、すれ違ってますね~。・ワンピースぶどう祭で唄のコンテストに二人で参加、優勝して賞金を貰った。テッキがジヒョンにこっそりワンピースを買う。不器用なテッキが婦人服を!これは相当ジヒョンを想ってますね~。結局渡せず、始末せざるを得なくなり「俺は何をやっているんだ」。自分のおかしな行動に、これ以上このままでは、病気になる、と告白を決心。いざ告白、コーヒーのお盆を持つ手がすごく震えて、おもしろくて傑作!必死なテッキ、がんばれ~。・ひまわり ひまわりが大好きというジヒョン。テッキのジヒョンのイメージそのものなのかも?テッキにとって、ジヒョンってどういう魅力を放ってたんでしょう。彼女は金とか地位とかが好きな女なんだと分かっていても、惹かれてしまう気持ちを止められない。ジヒョンもまた、ギョンミンが自分の理想なのに、なぜ有り得ないような男に自分が惹かれるのか、とまどい迷う。やっと、ひまわりを堂々と渡せた時のテッキ、良かったね~~と思いました。それに、良かったのがジヒョンの家族でしたね。韓国ドラマでは、家族が必ず関わってるときいてましたが、こんなにおもしろおかしい状況なのに、かつ泣ける、、という絶妙さ。田舎暮らしに苦労している娘を守ろうと、叔父とテッキにつめよる父の言葉には、ジンときました。期待していた医者ではなく、農夫を選んだ娘に驚き、落胆する母。「もうやだやだ、あたしはこんな娘を持ってホントに運がない。あんたのことなんか、もう知らない!」わめく姿が笑えるのに、やっぱり親の気持ちがジンときて、ポロリときました。そして、叔父さん。遺産相続に割り込んできた孫に、かける言葉は慈愛に満ちてました。テッキのような無骨な男(でも、大学院出で、実は頭いい)と、都会っ子のジヒョン。農業で苦楽を共にしたからこその、愛、ですよね。叔父さんの眼力をあなどるなかれ、。
2011年10月06日
早川書房創立65周年&ハヤカワ文庫40周年記念作品 アメリカ探偵作家クラブ賞最優秀長篇賞&英国推理作家協会賞最優秀賞スリラー賞受賞少年ジョニーの人生はある事件を境に一変した。優しい両親と瓜二つのふたごの妹アリッサと平穏に暮らす幸福の日々が、妹の誘拐によって突如失われたのだ。その後まもなく父が謎の失踪を遂げ、母は薬物に溺れるように……。少年の家族は完全に崩壊した。だが彼はくじけない。ただひたすら家族の再生を信じ、親友と共に妹の行方を探し続ける。ラスト・チャイルド 上 (早川書房) 著者 ジョン・ハート発売元: 早川書房発売日: 2010/4/30このミステリーがすごい 海外編 2011年版 第5位ホップ(『キングの死』)、ステップ(『川は静かに流れ』)、そしてジャンプの本作でこの高みにまで達してしまったのだから、本当にすごい作家だよ、ジョン・ハート。親子の絆という主題にこだわり、ストーリーテラーとしての才を改めて見せ付ける第三作の『ラスト・チャイルド』である。失踪した父、疲れ切った母親にかわり、何者かに連れ去られた双子の妹を必死になって探し出そうとする十三歳の少年ジョニー。警察も匙を投げた事件だったが、少年の執念はやがてひとりの怪しい人物を見出す。途中、物語が思わぬ方向へ舵をとる展開に驚かされたりもするが、終盤の着地点は見事。友との関係を修復し、家族との新たな絆を予感させるラストが感動的だ。 (「このミス」より紹介文)著者のジョン・ハートは、デビュー作『キングの死』で米国探偵作家クラブ賞最優秀新人賞の候補、次作『川は静かに流れ』で最優秀長編賞を受賞。3作目の本書も、英国推理作家協会最優秀スリラー賞を受賞と、久々の大型新人と期待されているそうですね。物語は、主人公ジョニーの「少年の冒険」的視点と、ハント刑事の「警察小説」視点、脱獄犯リーヴァイの「神がかり?」的視点で、構成されています。少年ジョニー(13歳)がけなげでしたね~。ハリー・ポッターのように、自分を襲った困難に立ち向かってます。別に魔法使いじゃありません。超常現象がおきて事件解決とはなりませんので、ご安心を。双子の妹アリッサの誘拐事件、父の失踪、母の堕落という崩壊した家庭を背負ってひとり奮闘しています。妹を見つけ出し、家族と人生を取り戻そうと、ひたすら手がかりを追います。先祖のインディアンの呪術を精神的支えに。インディアンの酋長だけがゆるされたという、”鷹の羽”を身に帯びて。母親は薬づけで、母親の愛人に殴られ、町の人達からは変人扱い、ジョニーは苦しみながらも、一心に事件を追う強い子です。いつも夢の中に漂う母親のために、家を片付け、朝食を準備し、車を運転して買物に行き、虎視淡々と狙ってくる社会福祉局をかわす。幸せだった頃に住んでいたかつての家を、悲しい気持ちで見やる。ジョニーのようなけなげな息子には、ママ達はきっと、ホロッときますよ~。母親を憎んでもおかしくないのにね。こんなに賢くて、心の優しい子の将来を潰すような真似をしている母親に腹が立ちました。この子があなたの"ラスト・チャイルド(残された最後の子”)でしょ、と。題名の”ラスト・チャイルド”には他に二重、三重の意味が隠されています。ハリーを、じゃなかった、ジョニーに味方してくれる人も少数ながらいます。親友ジャック、刑事ハント。ハリーには、二人も心強い親友がいたのにね。ジャックは、その障害はともかく、ちょっと頼りないかな。ユーモアがあれば、ロン的存在。ハーマイオニー的女の子はいません。ハント刑事は、もうちょっと、深みのある大人だったら良かったのに。やがて、ジョニーは殺人事件と、脱獄囚リーヴァイに遭遇します。彼がアリッサの事件にどう関わるのか?また小児性愛者による大量の犠牲者も発見される。アリッサはその犠牲になったのか。まだ生きているのか。ノースカロライナ地方のインディアンにまつわる歴史が投影され、最近多い、”子供の誘拐と家族の崩壊再生の物語”に特色を出しています。『愛おしい骨』『川は静かに流れ』など最近、同じ筋立ての本が多いです。立て続けに読むより、ちょっと時間をおいて読んだほうが飽きがこないと思います。この本は、いろんな本を連想させる本でした。スチュワート・ウッズ『警察署長』しかり、ロバート・R・マキャモン『少年時代』しかり。。欲を言えば、もうちょっと、少年が成長する時のきらめきや、熱い友情の横糸を感じさせて欲しかったです。
2011年10月05日
2009年「このミス」1位の『犬の力』に続くウィンズロウの最新作!(帯の言葉 現在の最新作は「『サトリ』)フランク・マシアーノはマフィアの世界から足を洗ったつもりだった。地元サンディエゴで釣り餌店をはじめ複数のビジネスを営むかたわら、元妻と娘、恋人の間を忙しく立ち回り、“紳士の時間”にはサーフィンを楽しむ62歳の元殺し屋。だが“餌店のフランク”としての彼の平和な日々は、冬のある一日に突然終わりを告げる。過去の何者かが、かつて“フランキー・マシーン”と呼ばれた凄腕の存在を消し去ろうとしていた。フランキー・マシーンの冬 上 (角川文庫)著者:ドン・ウィンズロウ販売元:角川書店(角川グループパブリッシング)発売日:2010/09/25このミステリーがすごい 海外編 2011年版 第4位 とまれドン・ウィンズロウの紹介が再開され、軌道に乗りつつあるのは喜ばしい。昨年さまざまなランキングの首位を独占した『犬の力』に続く『フランキー・マシーンの冬』である。マフィアの殺し屋稼業から足を洗い、余暇はサーフィンという順風満帆な生活を送る初老の男フランク・マシアーノ。しかし冬のある日、きな臭い話を断れなかったばかりに、命を狙われる事に。前作の重苦しい雰囲気から、一転して軽快な機会を覗う元殺し屋に去来する過去の思い出から、彼の数奇な人生が浮かび上がってくる。乗りのよさは無類だが、前作同様に母国への怒りが隠し味になっていることもお忘れなく。(「このミス」紹介文より)『犬の力』の圧倒的な筆力を感じつつも、大変な読みやすさでした。フランキーが素敵です。60歳というが、またいいです。『犬の力』の登場人物、殺し屋カランの老後を読んでいるみたいでした~。上下巻に、無理に分ける必要ないと思いますけどね~。「誰がなんの為に、自分を殺そうとしているのか?」自分を狙う相手を探る、それは自分の人生のすべてを振り返ることでした。大勢の人を殺してき人生です。闘争で、依頼で、戦争で、敵を、大事な人を、。フランキーは、マフィア時代を回想しながら、敵や友人を訪ね歩きます。敵に当たった時は当然ヴァイオレンス。過去と現在の闘いが交互に描かれます。フランキーは若い時から冷静で、頭がよさげ。機械(マシーン)のように人を殺すけど、友人は裏切らないし、ボスを尊敬して好いている。ただ、友情も尊敬も、マフィアの世界では永遠には持ち続けられない。おれたちの人生は、そうできている。すべてのものを、ひとつずつ奪われていく人生。自宅。仕事。家族。友人。信念。信頼。愛。命。(本文より)実在した、ニクソン大統領が登場します。フランキーも運転手役で大統領に会っちゃったりと、本編での配し方、そのさりげない役割とか登場の仕方は絶妙です。登場人物達がしばしば映画『ゴット・ファーザー』のセリフを言ったり、映画のマフィアたちと、自分たちとの違いをぼやいたりする所は面白いですね。重要な小道具『幸運な息子』(Fortunate Son)という唄は、1969年のクリーデンス・クリアウォーター・リバイバル(CCR)のヒット曲で、アイゼンアワー元大統領の孫デイヴィッド・アイゼンアワーがニクソン元大統領の娘ジュリー・ニクソンと結婚した実話をモチーフに作られたという。ついでに作中に登場する”グリーン川の殺し屋”も、CCRのヒット曲『グリーン・リバー』からきたものと思われる。(あとがきより)『ストレート・キッズ』など、以前の作品はまだ読んだ事が無いですが、『フランキー・マシンの冬』はだいぶ余裕を感じられる本でした。主人公が熟年の魅力たっぷりだったのもあるでしょう。 2011年の1位『愛おしい骨』より好みだわ。マフィアのドンパチを読書で楽しみたい時には、是非どうぞ。ウィンズロウ原作の映画化・『ボビーZの気怠く優雅な人生』ポール・ウォーカー主演・『フランキー・マシーンの冬』ロバート・デ・ニーロ主演、マイケル・マン監督2012年公開予定?・『サヴェージズ』オリバー・ストーン監督ジョン・トラボルタ、ユマ・サーマン、ベネチオ・デル・トロ、サルマ・ハエックと豪華メンバー・『サトリ』レオナルド・ディカプリオ主演ワーナーは、ユニバーサルの「ボーン・アイデンティティ」のようなシリーズ化を狙っていらしい。随分映画化されたり、これから映画になるんですね~。大人気ですね!ウィンズロウ本を全部読んで、ファンになってしまいそうです。
2011年10月04日

人気作家“よしもとばなな”の小説「キッチン」を映画化第59回ベルリン国際映画祭のマーケット部門で上映内容は純粋な完成を持つ女性モレ自由奔放なフランス帰りの天才料理人ドュレ完璧な条件と優しい性格を兼ね備えたサンイン3人の恋愛模様を描いたラブストーリーストーリー: (ネタバレ注意です)天使のように天真爛漫で純真無垢なモレ(シン・ミナ)と年上のサンイン(キム・テウ)が結婚して1年。兄のようにサンインを慕うモレは、趣味の絵を活かした日傘の店を営みながら、甘い新婚生活を楽しんでいた。ある日、モレは開館時間外にこっそり忍び込んだ現代アートの展示会で、不思議な青年・ドゥレ(チュ・ジフン)と出会う。彼らを包む眩しい陽射しに理性が遮られた二人は、画廊のオーナーに見つからないようにと隠れた窓際でお互いの距離を近づける。会社を辞めてフレンチ・レストランを開店したいと打ち明けるサンインに、モレはドゥレとの出来事を伝え、サンインに謝罪する。サンインは憤りながらも、正直に告白したモレのために忘れようとするが、サンインが料理を教わるために連れてきたのはドゥレであった。彼はパリ仕込みの天才的な腕を持つフレンチシェフだったのだ。ドゥレは二人の家に住み込むことになり、3人の奇妙な共同生活がスタートする。だが、ドゥレの料理の才能を目の当たりにし、また、モレが彼に惹かれていくことに気付き始めたサンインの心に嫉妬が生まれる。モレに対し純粋に恋心を表現するドゥレと、モレの心に開いた寂しさを優しさで埋めてきてくれたサンインの間で、気持ちが揺れ動くモレ。そんな中、モレの身体にサンインとの新しい命が宿ったことがわかる。だがサンインは、モレとドゥレの関係を知ってしまい、素直に喜べない。サンインとドゥレが争う中、モレは「今ならどうすればいいか選択することができる」と自分の気持ちを固めた。そして、最後の夜、モレは二人のために料理を作る……。■ 監 督:ホン・ジヨン■ 出 演 :チュ・ジフン『宮~Love in Palace』『魔王』 『アンティーク~西洋骨董洋菓子店~』シン・ミナ 『最強☆彼女』『魔王』キム・テウ 『JSA』『女は男の未来だ』『アンティーク ~西洋骨董洋菓子店~』のミン・ギュドン監督と『キッチン ~3人のレシピ~』のホン・ジヨン監督は夫婦の間柄。ジフニは二人の監督の作品に相次いで出演したのですね。シナリオをもらった時は、二人の監督の縁がまだ分からなかった。 当時の心の状態に似ていた 『アンティック~西洋骨董洋菓子店~』を先に選び、その後『キッチン~3人のレシピ』へ出演。最初3人の男女の同居生活、三角関係という事で、修羅場のイメージが浮かびました。でも、そんなドロドロはあんまり無くて。、確かに不倫なんですけどね。シン・ミナ、『魔王』時の、女神や聖母のような雰囲気とはガラリと違いました。妖精のような小悪魔のような。男を包み込む雰囲気から、男をかき乱し男が守りたくなるタイプに。モレは、天真爛漫で純粋さを持つコ。サンインに守られて、子供のまま結婚した印象です。でなければ、見知らぬ男との出会いを、そのまま夫に相談するわけない。「ごめんなさい、、云々。でもね、日差しが眩しくて、体調も悪くて。」なんつー言い訳。子供な言い訳。。そんな彼女が、ドゥレと出会い、人生で初めてのときめきと試練に遭ったんじゃないでしょうか。いつもサンインに守られていたモレ。彼女がもっと思慮深かったら、、。でも、それでは、あのモレはいない。サンインとドゥレに愛された彼女ではない。サンインとの安定した何の不満もない結婚生活。ドゥレにとの突然の嵐のような恋。 どうにもならないこともあるのが、恋愛で、人生よね~とも思う。女性監督ならではの、繊細さが多々。最後のモレは髪を結い、落ち着きがあり、急に『魔王』のへインだ~と思いました。『魔王』でも共演したチュ・ジフンとシン・ミナ。『魔王』では悲恋に終わり、撮影後終了後、ジフニは、ミナちゃんに最後に抱きしめさせてくれと、お願いしたそうです。スンハは最後にへインを抱きしめたかっただろうから、こうしないと、自分の中のスンハが、『魔王』が、終わらないからだったそうです。そうして区切りをつけて『アンティーク』に臨み、そしてミナちゃんと『キッチン』で再会したんですね~。ジフニの自然体な姿の見れる作品でした。『宮』や『魔王』のような人間離れした?作りこまれた美しさとも違う、人間らしい様々な表情が見れましたね。実際、撮影中のファッションは私服だそうですし、本人の23歳当時に近いキャラだったみたいですね~。ドゥレの歌で、歌も聞けちゃうし♪
2011年10月01日
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