2005年04月の記事一覧 | † ﾄﾞｸﾞﾗﾏｸﾞﾗ †

昨日

ちょいと前に少し書いていたバンドのリーダーさんとキーボードさんが来られて、キーボードの録音とこの先の展望などについて話したりしました。丁度うちに来てくれていて、横で話にあまり入れなくて持て余し気味だった彼女には少し申し訳なかったのですが、有意義な話が出来たと思います。加入を６月～８月の間、ということになっていたのですが、５月の末には今のサポートのリードギタリストさんに替わって正式メンバーのリードギタリスト、作曲アレンジ等担当として加入、お披露目ということになりました。ステージネームも考えねばなりません。加入が早まったことで、東京の有名なライブハウスに遠征に行く予定も入っています。決して今、すぐにお金になるわけではないかもしれませんが、現在でもファンベースの有るバンドですし、行ける所までは行けるかもしれない、他にも音楽仲間は色々居るわけでそういう仲間達とやる為の基盤や人脈も作ってゆけるかもしれない。半年前の私はきっと結界に閉じこもって棺桶に入っているヴァンパイアだったのかもしれません。けれども今棺桶から抜けだし、結界を解き、心が段々と外へ向いてきているかもしれません。出会い、っていうことは本当に大切なのだと痛感しています。無論この楽天で知り合った方々もです。ずっと励まし、支えてくれた方々。この人を失ったら私は死のうと決めていた恋に破れて、それでも私がなんとか保ち、生きて来れたのは周りに居てくれた人たちのお陰。そして私は私を外に連れだし、光や空気、人や出会いというものに触れさせてくれる人と出会い、その人の力、支えによってまた色々な人と出会い。人と言う字は～などという話をよく小学校の頃に先生から聞かされたものですがまさにその通りだと思います。私は多くの人間がキライで触れたく亡かった。けれでも、私の嫌でないような方法で色々に触れてくれる人たちが居てそれに支えられて色んなそういったベースの上に今の自分が成り立っていて。バンドとてどうなるか解りません。けれども一つ、何かに向かって全力投球出来る事が出来たのは自分の中でも大きな転機になるのではないかと思っています。まだまだ加入決定したからと言っても曲を覚える事やら録音せねばならないものなどがてんこ盛りですが、安定してきちんとバンドの一員としての役割を果たせるようになったらば、本当に私を支えてくれた、今も支えてくれている全ての方々にその姿をお見せしたいような気分です。別に宣伝じゃなくてねｗこんな大勢の前でも私は自分で居て音楽を奏でることが出来ているんだ、というところを。もし、おっしゃそんなら見てやろうじゃないかって奇遇な方がいらっしゃったらメール頂けたら、個人的にバンドの名前やＨＰなんかをお教えします。（ちょっと、やはり某掲示版などに書き込むようなそういうバンドに詳しい人にここがどこどこのバンドの誰々の個人的な日記だって解ってしまうと色々と面倒なことになりかねないので・・・；というかなったこともあるみたいなので；）

脱線事故日常と惨劇、生と死の紙一重

私は元からテレビを見るという週間があまりない。最近自分の中で奨行している換気。昨日の昼前後はやたらと救急車の音がうるさかった。私はしてしまわねばならない音楽作業があってパソコンにへばりついていた。２時過ぎくらいだったろうか。音楽仲間でもある友人から”大変なことになっている”という知らせをチャットで受けた。Yahooのニュース、そこからリンクされる神戸新聞、毎日新聞などの記事を読み漁る。くの字型に変形した車体、その上に折り重なる車体。一両目と二両目はまるでアルファベットのＫの文字のようになってマンションに突っ込んでいた。昼前後の尋常ならざる救急車の喧噪に合点がついた。このとき確認されていた死者は３０人、怪我人は２００人程だった。２００人の怪我人を運ぶに所轄の救急車だけでは無理に決まっている。きっと大阪や西宮、そしてここ、神戸あたりまで救急車という救急車が動員をかけられたのだろう。最近の悪い癖で朝早くに目が覚める。ニュースを確認する。”死亡５８人、負傷４百人超”レスキュー隊員が夜通し必死に救出に当たったのだろう。しかしその結果”怪我人”として助け出される方も居れば、命絶えて見つかる方も居る。私が眠りに就く前に死者は５０人だった。私が眠っている間に８人の方が遺体として、命無き姿として見付かったのだろう。乗っていた乗客は全部で５８０人ほどになるという。引き算をして余ってしまう１００人の方は後部車両に乗っていて軽傷で済んだ方なのだろうか。そう願う。死傷者があと１００人も増えるというのは・・・いたたましい。実はこの事故の起きた路線、前日に私の彼女が乗っていたのだ。彼女は乗り間違いをしたのだが伊丹～同志社前。全く同じ路線だ。彼女が乗ったのは前日の夕方。用事で伊丹まで行っての帰りなので毎回使う路線ではない。しかし、昨日そこを通っていたのだと思うと身震いがした。同志社前行き、しかも９時半という２限などの授業に丁度間に合う時間というだけあって、同志社大学の学生も被害に遭ってしまっているようで、同志社大学のＨＰにもあるが”現時点で把握している限りでは、重傷者を含む21名の本学学生が負傷しました”とのことだ。しかしまだそれだけかどうかなど解らない為、大学関係者は鋭意調査中という。きっと眠れず一人一人の学生の安否を確認しているのだろう。私も電車はよく使う人間だ。場所柄阪急をよく使うが、急ぎの時などは少し離れた神戸駅からＪＲを使う。誰もが経験はあると思うのだが、”ギリギリで発車前に乗り込めた””ギリギリで電車が行ってしまって次の電車に乗った”よくよく日常的にあることだ。きっと昨日の事故を起こした列車にも”ギリギリで乗り込めて”事故に遭ってしまった人や”前の電車を逃してこの電車に乗り込み”事故に遭ってしまった人そんな人達が何人となく居るのではないかと思う。しかしまさか、それが自分の運命を分け（私は運命論者ではないが便宜的に使わせてもらう）とは、場合によっては生死までも分けるとは思っていなかっただろう。神のいたずらか死に神のきまぐれか。乗客というのは時に密室に閉じ込められた無抵抗な被害者になってしまうのか・・・彼女が同じ路線の列車に乗ってから昨日の今日のこの事件。もしも、と思うと本当に怖ろしいし、実際本当に大切な人を失った方も数知れないだろう。電車に乗る時間。乗り遅れるか滑り込むか、このような紙一重に人間の命というのは預けられてしまうものなのだろうか。昔私が運転教習所に通っていた頃に年配の教官に当たったことがある。私の教習の進み具合を確認するために私のカルテを見て、ふとその年配の教官は言った。”君は広島出身なんだね”走りながらその年配の教官は話してくれた。自分は軍人で、８月６日は朝早く山陽本線に乗って広島駅をを経由して岡山方面に向かっていた。岡山にさしかかった頃、”新型爆弾が広島に落ちた”という話を聞いたという。後々になって解ればそれは原子爆弾で広島を壊滅させていた。後続で来るはずの列車は一両も来なかったという。私も一つ電車を乗り違えていたらここには居ないんだよ、と老教官は話してくれた。人生、危険に対して気を付ける事の出来る事というのもあると思う。阪神大震災などの教訓として本棚などを突っ張り棒で固定したりしている方も多いだろうと思う。しかし、今回の脱線事故というのは、そういうことではどうにもならない、そして誰もが犠牲者に鳴りうる事件なのではないかと思って戦慄を覚えた。一日違って私は愛する人を失わずに済んだ。しかし一日違って愛する人を失った方も居られる。私には思いを致す事しか出来ない。この理不尽な運命、日常と非日常的惨劇、生と死、そんなものを分ける紙一重の何かは一体なんなのだろう。そんなことをずっと考えてしまった日だった。追記；こうしている間に死者は７０人、負傷者は４４２人、という。まだ増えるのだろうか。”今日”を疑いもしなかったであろう７０人の方々に黙祷

平穏で愛しい朝。

昨日突発的に、撮影会帰りの彼女が泊まりにやってきました。彼女の肌が少しでも荒れないように、急いでいくらから備長炭を配置（苦笑）換気も万全です。うちはベランダがないワンルームなので洗濯物は部屋干しなんですね。そういうのもあまり彼女に良くないでしょうし、愛機のギター達にも湿度の急激な変化というのは良くないのは解っていたので、備長炭を買ってきて（あんまマイナスイオンってのは信じてない方なんですが）湿度調整効果と空気清浄効果を期待してみたのです。さすがに寝るときまで換気しっぱなしではこの季節まだ風邪をひいてしまいますしね；で、夜は明けまして。撮影＠京都で疲れ果てている彼女が後ろに寝ている所で、徒然に書いて居るわけです。やはり昨日京都暑かったこともありお疲れだったようで彼女は私よりも小一時間程早く寝付いてしまいました。まぁお疲れだから仕方ないよね、と思いつつ毛布と布団をきちんとかけて、換気の為に空けていた窓も閉めて。私は歯磨きやら朝ご飯の準備やらで彼女に遅れること小一時間くらいでしょうか？３時位に安定剤と睡眠剤を飲んで眠りに就いたのですが、どうも最近睡眠不順なようで、７時にはかっきり目を覚ましてしまいました。炊飯器のタイマーは７時半、私の携帯のタイマーは９時。そして今が８時２０分。お疲れおねむのダーリン（※注：うちはまぁ見た目や性格なんぞもありまして、ハニーとダーリンが逆なのです。私＝ハニー、彼女＝ダーリン）はまだ後ろで熟睡しています。どうしようかなぁみそ汁出来てしまったしなぁ・・・一度食べてからまた横になったらどうかしらと思うのですが、（朝食、昼食、っていうリズムも狂わないですしね）やはりお疲れなんだろうな。わざわざそんな中私に逢いにホルムアルデヒドの危険も省みず来てくれたのですからもう少しゆっくり寝かせてあげようかな。ゆっくりゆっくり。まぁそんな日でも良いかな。

さて、長いことブランクを作ってしまったので

書くことは沢山です。まずは何から話して良いやら・・・時系列はこの際無視しましょう。まず皆さんにご心配をかけた風邪の事から。ちょっと前にも一度ひいていたのですが、今回のは非常に辛かったです。久しぶりに。それでも風邪の時には不便な一人暮らし。”洗濯しなきゃ”、”ご飯作らなきゃ”とか無理て家事に追われているとしんどいながらも気が張りつめていて、色々とゴミ捨てに行ったり家事をしたりと動き回っていたのです。しかし、調子悪くなってから２，３日経った頃でしょうか。彼女が来てくれまして。気が張りつめていてあまり症状が出ていなかったので、もしそんなに調子悪くなかったら悪いなぁとか最初は想っていたのですが、やはり、安心出来る女性がいると一気に今までたまっていた症状が爆発しまして。その日まで部屋を歩き回って家事をしていたにも関わらず、彼女が来て寝なさいと言われてから暫くすると、まともに起きあがるのもしんどかったり、まともに立てなくなっちゃったり・・・汗でぐっしょりのパジャマを着替えようと想ってズボン？を脱ごうとするんですけれどもバランスが取れなくて倒れてしまうんです。昔高熱で天井がゆらゆら歪んで見えたことがありましたけれども、今回はそれ以上にすごかったです・・・あまり熱があがると脳の機能がやられてしまうのか、まともに言葉も発せないのです。大げさに言ってしまうと一過性の言語障害って感じでしょうか。頭の中で考えていることを口に出すとなんだかその通りに出てこなかったり、頭の中でなにを言おうとしていたか解らなくなってしまったり・・・彼女に何か訴えたいんだけれど。。。うまく言葉にならなくて・・・おかしな発音になってしまったり・・・ああ、なんだか赤ちゃんが高熱出してしまうと脳障害が残っちゃうってこんな感じなんだろうかとか、言語野と同期してくれない自分の声帯と舌を情けなく想いながら・・・本当に、そんな間。まだうちの勝手も解らないのに一生懸命汗で濡れたパジャマやタオルを洗濯してくれた彼女に感謝です。† † † † † † † † † † † † †少しその彼女つながりなのですが、最近彼女の肌荒れが酷かったのです。私は少し前まで日光が本当にキライで。買い物も暗くなってからでないと行かないくらいだったのですが、彼女の影響、彼女が外に連れ出してくれる橋渡しのようになってくれて最近は結構昼間でも外出出来るようになったし、人の群れも気にならなくなってはきたのです。どこかでやっぱり”この人達の一部はきっと人間的でない獣か猿のような奴らなんだろうなぁ”とか想ったりはするのですが、馬鹿に思いをはせてる暇があったら自分の事、彼女の事を考えようとか想えるようになってきて。そんなこんなで、窓と遮光カーテンをテープなどで封印していたのも、そろそろとっても大丈夫なんじゃないかと想っていたのですが、おっくうで（ぉぃ）放っておいてあったのです。けれども、彼女の肌の調子がどうもうちに来ると悪いようで。要因はそれだけではないのかもしれませんが確実に一因にはなっているようだったので、窓の封印を剥がしまして、いつの間に結露でｶﾋﾞが生えていたカーテンもカビの除去剤を噴射した上で洗濯しまして。ホルムアルデヒドなんかが充満しないように最近は極力一日中換気をしたり、そういうのを吸収してくれるっていう備長炭を買って来てみたり。なんだかでも、やぱり都会の空気とはいえ、夜や早朝はそれでも換気をするととても気持ちが良いです。こんな風に想えるようになったことが自分で嬉しかったり。やはりワンルームマンションで人が入る毎に壁紙を張り替えたりするので接着剤が粗悪だと（ってか絶対不動産屋が悪徳やから粗悪に違いないんだこれが）アルデヒドが柔軟しちゃうみたいなんですよね・・・なんか将来もし家とか建てるときは本当に気を付けようと想いました。彼女も無論ですが、自分の子供とかが化学物質過敏症とかになったらやはりかわいそうですし・・・私自身も小さい時アトピーに苦しみましたし、今でも（たまたまホルムアルデヒドにはいまのとこ反応してないようですが・・・けれども油断は大敵です）花粉症を始めアレルギー性鼻炎などは色々とあります。やっぱり住空間って大切です。賃貸にしろ建てるにしろ決してコスト的に安く済むものではないかもしれませんが、今の安いいっしゅうかん位で経って建ってしまうような家はやはり怖いです。やはり、そういった後々の事を考えると色々考えるべきなんだろうなぁとよくよく想いました。結構引っ越しはちょこまかしてる方なのでいろいろな所に気を遣うようにしてるのですが、今回また一つ教訓が増えました。なにより愛する人の為ですので、本当になんとかこの部屋が彼女の居心地の良い所になるように全力を尽くすつもりです。† † † † † † † † † † † † †さて、話は変わりまして、ちょいとばかり前になるのですが、外に出ると悪くないなぁと想ったのが、友達のバンドの活動休止ライブに行った時に打ち上げで神戸では結構な動員数を誇るバンドのリーダーさん兼ヴォーカルさんに出会ったのです。なんとなく直感で気に入ってもらって私の作る音楽も気に入ってもらって、楽曲提供とかしまして、先日のライブで私の曲が２曲演奏されたのです。多分ちょっと前の私だったら打ち上げとかって絶対に行かなかったと想うんですよね。不特定多数の人間が居てとても怖い。けれども、人間の集団って玉石混合で。その方は本当に”本物の人間”だったし”本当の音楽、歌”をを歌ってると想ったのです。色々語って。意外と家も近くて（徒歩約１０分）なんとうか自分の中では出会ったことのないミュージシャンさんなので、本当に勉強になって。そういう方に信頼を置いてもらえるというのもまた嬉しくて。今は楽曲提供とプロデュース、エンジニアリングのような事をメインに任されてるのですが、まだ未定ですがもう少し先にはそのバンドにリードギタリストとして加入するかもしれないという話もあって。そうなると動員数が百数十人のバンドに突然放り込まれるわけで、とてもきっと勉強になると想うのです。色々、本当にこの半年くらいでしょうか音楽に関しては色々同じ所を見ていれるパートナーさん。ジャムってとても勉強になるプレイヤーさんなどに色々出逢えて。なんでもかんでも彼女のお陰にしてるみたいですけれど、でも実際そういう部分は多くて。私を外に出る気にさせてくれたのは彼女ですし、そういう中で出逢った人たちというのはかけがえのない人たちだと想うのです。もちろんチャットソフトなどもありますしそういった所で親友も出来ます。私は顔を見るとか目を見るとかそういうことに意味を見いださないわけではないですが、しかし、チャットで本当の親友というのは出来ると想いますし実際何人かそういう親友は居ます。けれどもやはりまた外に出るのも違うのですよね。本当にこうやって色んな人に出会って。自分の音楽を認めて貰って。そういうことは嬉しいのです。少しずつ私の心は外に向かっています。まだ仕事もないですし、社会的な身分は宙ぶらりんです。それは彼女には申し訳ないなぁと想います。同年代の地元友達は就職して愛する人と結婚したりもしています。私も実は就職活動というのは一度やっていたことはあって、某ジュ○ｋプ堂という本屋の最終面接までは行っていたのです。けれどもやはりなにか違って・・・あそこで就職していればきっと今結婚も出来ていたかもしれません。けれども彼女と出会えていたか解りませんし、今のような私になれていたか解りません。もっと下らない人間になっていたかもしれない。経済力はありませんが、しかし、経済力さえ・・・愛する人と住んでご飯が食べられるだけの経済力が手に入れば私は満足です。今は音楽に賭けます。私が自身を持って出来ること、中学生の頃からずっと夢にみていたことはそれです。やり残しがなければ、どう転んでも後悔はないでしょう。もしかしたら成功してるかもしれない。もしかしたら親父の事務所を継いでいるかもしれない、もしかすると今自分では想いもしないような職に就いているかもしれない。けれども、今ここでやっておけば後悔はないと想うのです。１０００万も２００ー万も稼必要なんて多分ないんです。家賃払って光熱費払って保険払って少しずつでももしもの時の補充の為や子供の為に貯金できたら良いじゃないですか。今、少し、寂しかったり風邪の間安定剤をさぼったこともあって睡眠不順とか精神不安定とかあったりします。けれどもそう悪くない気分です。窓を開ければ気持ちの良い空気は入ってきます。それだけでも今は十分です。そうして少しずつ変わってゆければまた天から降りてくる音楽もまた変わってくるんじゃないか。彼女に対してももっともっと優しく出来るんじゃないか。そんな風に想ったりしている日曜の朝なのです。

お返事も出来ないまま

申し訳ありません。また風邪をひきました。咳が止まらず、喉の粘膜もとうに剥がれ、咳と同時に喉に痛みが走ります。眠ってしまえば割と楽なのですが、昨日、昨晩と睡眠を貪った現在（午前５時半）となっては咳が眠気に勝り、眠れないまま。恋人の日記を読んで不安定気味なのを知る。昨晩は、おやすみも言えなかった。暑かったり寒かったりで気持ち悪く布団にくるまったままで。彼女は今日見舞いに来てくれると言っていたけれども、日記を見てる分には精神的に追いつかないかもしれない。例え来てもあまり家事などさせてしまわないように、どうせ眠れないのだからとおもいながら山のように溜まった洗い物を片づけ、とりあえずの朝食になるようにお粥を炊く。咳込んで咳込んで、なんだか頭も痛いし朦朧ともする。あんまり朦朧としてて先程洗い物をしたのも米を研いだのも夢の中のようで。鼻も詰まっていて、だからと言ってあまりあからさまに口で呼吸をするとまた咳込んでしまう。呼吸がまともに出来て居ないから酸素が足りていないのかなぁ。しんどい。部屋の電気を点けて少し頭をはっきりさせようと試みる。今日はカウンセリングのはずなのに・・・また延期してもらわないとならないだろうか。彼女は来てくれるのかなぁ。もしそうだとしても数時間まだ待たねばならない。寝れたらなぁ・・・。この間作った合い鍵のことを思い出し、玄関のチェーンを外してみる。