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こんにちはenoです。 選手に飽きさせず、しかもその曲を聴くとプログラムがイメージされるような音楽が理想だが、それは非常に難しい。 飽きやすいのは、やはり歌詞のあるものである。 当時流行っていた、郷ひろみと樹々希林の「りんご殺人事件」と言う曲を使ってみたが、すぐの選手は飽きてしまった。 新しい曲に次々と変えていくという方法もあるが、プログラムのイメージが定着しないし、長い目で見るとマイナス要素も大きいと思う。 その逆の場合もある。 私の場合、ジャズをよく聴いていたので、ジャズの曲であれば色々なイメージの曲を知っているが、選手はジャズそのものをほとんど聴いたことがないので、最初はあまり好まなかった。 しかし、ジャズでも運動のイメージあった良い曲だと、そのうち選手も聴いていて好きなっていった。 このように、自分がよく知っているジャンルの曲は割りと上手くいくが、その他のジャンルだと知っている曲目も少ないし、選曲はなおさら難しくなる。 選曲に時間を労し、やっと作った結果が、「いい曲ですね」と言う選手の反応なら苦労も報いられるが、多かれ、不評のことが多い。 こうした曲選び、編集作業の悪戦苦闘の果てが、「スポーツのための音楽、専門家が欲しい!」の、願いに繋がるわけである。 ■ 読者様からの一言が、何よりも励みになります。♪ この記事のコメントお寄せください。■ 榎本のメルマガ(当ブログと内容が違います) 『 Never give up! ~バスケットボールと共に歩んだ道~ 』 はこちらから http://archive.mag2.com/0001186611/index.html ■ ブログランキング参加中。押していただけると励みになります。
2011年02月28日
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こんにちはenoです。 ◇ウォーム・アップ・ランと10(テン)ポジション これまでに説明してきたのが、いわば基礎的なウォーム・アップだとすれば、さらにバスケットボールの専門的な動きに近づけたのが、「ウォーム・アップ・ラン」である。 10(テン)ポジションとは、バスケットボールでの実際的な動きを10種目入れて、音楽の区切りをゲームでの実際の時間単位である、5秒間、10秒間、30秒間等の単位で行うことにした。(現在は10秒→8秒、30秒→24秒) ◇3分間のコンセントレーション ウォーム・アップではないが、これらのプログラムと一緒に考えて行ったのが、3分間のコンセントレーション(意識集中)である。 練習や試合でのウォーム・アップの前に3分間のコンセントレーションを行い、試合前ならば、「どういうプレーがチームに貢献できるか?」などを自己確認するわけである。 これも、試合や練習にむけてのイコール・コンディションと共に、良い練習に入っていくためのムードづくりと言える。 以上あげた他にも、音楽を利用したプログラムは種々あるし、現在でも色々な局面で音楽を利用しているが、現在に至るまでに多くの選曲の失敗を繰り返してきた。 それはやはり、そのプログラム、運動種目、それぞれにあった音楽を選ぶことが難しいからである。 選手に飽きさせず、しかもその曲を聴くとプログラムがイメージされるような音楽が理想だが、それは非常に難しい。 ■ 読者様からの一言が、何よりも励みになります。♪ この記事のコメントお寄せください。■ 榎本のメルマガ(当ブログと内容が違います) 『 Never give up! ~バスケットボールと共に歩んだ道~ 』 はこちらから http://archive.mag2.com/0001186611/index.html ■ ブログランキング参加中。押していただけると励みになります。
2011年02月26日
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こんにちはenoです。 選手達に協力してもらいながら、何度も何度も変更を重ねてテープの編集も何度もやり直したりした。 こうして出来上がったプログラムが、「スーパー・ネイチャー」、「終末体操:スーパー・ネイチャー」「運命」の3つである。 「スーパー・ネイチャー」は、26種目の運動(太極拳的な動きも含まれる)から成り、心拍数が徐々に上がっていくように構成されている。 「終末体操:スーパー・ネイチャー」は、クーリング・ダウン用で、心拍数が徐々に落ちていくような種目の構成である。 「運命」は、徒手で行う軽い筋力トレーニングが含まれた内容である。 これらのプログラム作りでは、テープ編集よりも高度になり、曲そのもののイメージだけでなく、使われている楽器のイメージも効果的に利用して運動に合わせた編集を行うようになった。 そして、3分間アップ・柔軟・スーパー・ネイチャーに続いて、 ◇ウォーム・アップ・ランと10(テン)ポジション これまでに説明してきたのが、いわば基礎的なウォーム・アップだとすれば、さらにバスケットボールの専門的な動きに近づけたのが、「ウォーム・アップ・ラン」であり、次の10ポジション(NO.1、NO.2)で一応の完成というように自分で位置付けている。 ♪ 読者様からの一言が、何よりも励みになります!? この記事のコメントお寄せください。■ 榎本のメルマガ(当ブログと内容が違います) 『 Never give up! ~バスケットボールと共に歩んだ道~ 』 はこちらから http://archive.mag2.com/0001186611/index.html ■ ブログランキング参加中。押していただけると励みになります。
2011年02月23日
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こんにちはenoです。 私がこれまで作ってきた、音楽を利用したウォーム・アップについて簡単に紹介しよう。3分間アップ・柔軟に続いて、 ◇スーパー・ネイチャー 先の2つのプログラムから、さらにバスケットボールに必要と思われる、色々な動きを取り入れる。 しかもある程度筋力強化も行うようなウォーミング・アップを作りたいと思ったが、自分一人では無理なので、ある新体操の先生に協力してもらうことにした。 バスケットボールのビデオを観てもらい、自分の要望を伝えて、プログラムを組んでもらった。 出来上がってきたプログラムに、アース・ウィンド・アンド・ファイヤーというグループの"Super Nature"(スーパー・ネイチャー)という曲と、ベートーベンの曲をロック調にアレンジした"運命"という曲を選んだ。 当時は、CDやネット配信は存在せず、PCや専用ソフトもないので、それらのレコード盤から必要なところを編集するわけだが、音楽の編集作業だけでも大変に時間がかかった。 そして、実際に音楽と共にプログラムを選手に行わせてみて、選手達に協力してもらいながら運動種目の順序や、振り付けなどを、何度も何度も変更を重ねてテープの編集も何度もやり直したりした。 こうして出来上がったプログラムが、「スーパー・ネイチャー」、「終末体操:スーパー・ネイチャー」「運命」の3つである。 ♪ 読者様からの一言が、何よりも励みになります!? この記事のコメントお寄せください。 ■ 榎本のメルマガ(当ブログと内容が違います) 『 Never give up! ~バスケットボールと共に歩んだ道~ 』 はこちらから http://archive.mag2.com/0001186611/index.html ■ ブログランキング参加中。押していただけると励みになります。
2011年02月21日
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こんにちはenoです。 私がこれまで作ってきた、音楽を利用したウォーム・アップについて簡単に紹介しよう。 3分間アップに続いては、 ◇ 柔軟 3分間アップは、ミュージック・テープを利用したプログラムとして初期のもの(約30年前)だが、その前にやはり音楽を使ってこの"柔軟"プログラムを作った。 身体的にコンディションの悪い選手、(主に腰や膝などを痛めている選手) そんな選手を少しでも良いコンディションに、つまり、他の選手とイコール・コンディションになるように、そんな状態に持っていけるようにとこれを考えた。 したがって、既存症状を持ったプレーヤーが、チームの練習にスムーズに入っていくためのプログラムなのである。 当時(約30年以上前)はまだストレッチングが知られておらず、ヨガの本を読んで採り入れたりもした。 毛布やマットを敷いて行ったので、周囲の人(会社)からは、「マットは寝るところだろ。」などと言われたのを思い出す。 曲は"Play Bach"(プレイ・バッハ)という、ピアノによる軽快な音楽を選んだ。 ♪ 読者様からの一言が、何よりも励みになります!? この記事のコメントお寄せください。 ■ 榎本のメルマガ(当ブログと内容が違います) 『 Never give up! ~バスケットボールと共に歩んだ道~ 』 はこちらから http://archive.mag2.com/0001186611/index.html ■ ブログランキング参加中。押していただけると励みになります。
2011年02月19日
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こんにちはenoです。 私がこれまで作ってきた、音楽を利用したウォーム・アップについて簡単に紹介しよう。 ◇ 3分間アップ 先に述べた通り、選手はそれぞれ異なった個性、メンタリティを持っている。 しかも、自分自身の生活の中にスポーツがあるのであって、生活上の色々な感情、悩みを抱えてコート(練習場)に入ってくる。 仕事や試験での失敗、友達との喧嘩、何かムシャクシャすること、なんとなく気力がないということなど、様々である。 そうした気持ちを洗い流し、精神的にスッキリした(集中できる)イコール・コンディションで練習に望んでもらいたいという発想で考えたのが、この"3分間アップ"である。 内容は、全体(約3分間)を3つのパートに分けて、最初の1分間は、上半身と下半身を意識の上で分離させ走る、 具体的には上半身と下半身をなるべく普段行わない動きの組み合わせで動かす。 例えば、手と足を一緒に出して走るとか、上体を左右に傾けながら走るなど様々・・・。 この1分間にかかる曲は、"On the Sunny Side of the Street"と言うスイング・ジャズで、「コートで帽子を脱いで陽の当たる暖かい表通りを歩こうよ」と言った内容の軽快な音楽である。 次の1分間はランニングしながら、オフェンスを仮想して、ピボット・フェイク。曲はモダン・ジャズで、マイルス・デービスのトランペットがアドリブ。最初の1分間よりも早いリズムで鳴る。 3分目はドリブル。ビートルズの"Can`t Buy Me Love"というパンチのある曲で軽快にドリブル。 こうして、体の調子と気分を徐々に盛り上げていったのである。 ♪ 読者様からの一言が、何よりも励みになります!? この記事のコメントお寄せください。 ■ 榎本のメルマガ(当ブログと内容が違います) 『 Never give up! ~バスケットボールと共に歩んだ道~ 』 はこちらから http://archive.mag2.com/0001186611/index.html ■ ブログランキング参加中。押していただけると励みになります。
2011年02月16日
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こんにちはenoです。 「ウォーム・アップはイコール・コンディションづくりの時間!」 本練習にスムーズに入っていけるように、ウォーム・アップが行われるのであるが、それは厳しい動きに備えて、選手達個々が"スタンバイ"状態を作る必要があるからである。 コーチの立場からすれば、ウォーム・アップはいわば、イコール・コンディション作りの時間である。 ウォーム・アップを終えた以上、選手個々が全力で、しかも集中力を持って動けるというイコール・コンディションづくりが出来ていることが望ましい。 私としては、ウォーム・アップをこのようにとらえているので、それだけのプログラムにも工夫を凝らしている。 ウォーム・アップの運動そのものについてももちろん工夫するが、それとともに音楽を多く採り入れてきた。 選手達は、テレビ、ラジオ、ステレオなどの囲まれて育ってきた世代である。心理的な効果としては、これを利用しない手はないと感じた。 そして、実際にミュージック・テープが利用されるようになった経緯は前回簡単にお話ししたとおりである。 以下に、私がこれまで作ってきた、音楽を利用したウォーム・アップについて簡単に紹介しよう。 ■ 榎本のまぐまぐメルマガ(当ブログと内容が違います)『 Never give up! ~バスケットボールと共に歩んだ道~ 』 はこちらから http://archive.mag2.com/0001186611/index.html ■ このブログに関する、ご意見、ご質問、ご要望はこちらまで enosann★gmail.com( 迷惑メール防止のため、★を@に置き換えてください。■ ブログランキング参加中。押していただけると励みになります。
2011年02月14日
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こんにちはenoです。 チームというのは、異なった環境に育ち、異なった感性、違った考え方を持った人達が集まるわけなので、一人一人が、あらゆる点で違うわけである。 例えばある指示を選手達に出した時に、選手たちの反応、それに対する取り組み方は一様ではない。 しかし、チームという目的集団にいる以上、練習や試合にのぞむときに、選手達がある共通した状態、スタート・ラインに立っていないといけない。 チームでの練習、チーム・プレーというものは、あまりにもバラバラで効率が悪いと思う。 そして、この場合にもイコール・コンディションということが、私にとってのキー・ワードとなる。 異なる個々の個性が、チームの中で同じスタート・ラインに立って、しかも、ハイ・レベルで立つ。そういうイコール・コンディションをつくることは、特に重要だと思う。 さて、それでは選手達のイコール・コンディションをどのように導いていくか?先に述べた意味から言えば、問題があまりに広い範囲に及ぶ。 ここでは、トレーニング!特にウォーム・アップの場合に焦点を絞って話を進めよう。 「ウォーム・アップはイコール・コンディションづくりの時間!」 本練習にスムーズに入っていけるように、ウォーム・アップが行われるのであるが、それは厳しい動きに備えて、選手達個々が"スタンバイ"状態を作る必要があるからである。 ■ 榎本のまぐまぐメルマガ(当ブログと内容が違います)『 Never give up! ~バスケットボールと共に歩んだ道~ 』 はこちらから http://archive.mag2.com/0001186611/index.html ■ このブログに関する、ご意見、ご質問、ご要望はこちらまで enosann★gmail.com( 迷惑メール防止のため、★を@に置き換えてください。■ ブログランキング参加中。押していただけると励みになります。
2011年02月07日
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こんにちはenoです。 「イコール・コンディションとは・・・」 イコール・コンディションという言葉の使い方が果たして適切なのかどうかは分からないが、私はこの言葉を、練習やトレーニングを考える上でのキー・ワードの一つにしている。 私が勝手に"イコール・コンディション"という言葉に託している意味合いは、チームの個々の選手のコンディションが同じレベルにあることを指す。 それではコンディションが何を意味するかというと、それは精神的なことを指す場合もあるし、身体的なことを指す場合もある。 また、その両方を指す場合もある。 厳密に言えば、イコール・コンディションなどということはあり得ない訳であるが、選手それぞれが全く違うコンディションにいるという考え方が、私自身の中に強くある。 そのため、チームスポーツを行う上で、このイコール・コンディションということになおさらこだわるわけである。 チームというのは、異なった環境に育ち、異なった感性、考え方を持ち選手達が集まって形成される。 一人一人が、あらゆる点で違うわけであるから、例えばある指示を選手に出した時に、選手たちの反応、それに対する取り組み方は一様ではない。 ■ 榎本のまぐまぐメルマガ(当ブログと内容が違います)『 Never give up! ~バスケットボールと共に歩んだ道~ 』 はこちらから http://archive.mag2.com/0001186611/index.html ■ このブログに関する、ご意見、ご質問、ご要望はこちらまで enosann★gmail.com( 迷惑メール防止のため、★を@に置き換えてください。■ ブログランキング参加中。押していただけると励みになります。
2011年02月04日
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こんにちはenoです。 私が考えるスポーツのための音楽とは"作る"ことだ。現在は、いわゆる「音楽にスポーツを合わせている」という言い方もできるであろう。 私達のような素人が自分の主観で曲を選ぶのは、非常に遠回りだという気がする。 また、ここで述べた以外にも音楽の利用はもっと幅広く考えられるだろう。 スポーツのための音楽、体の動きのための音楽が出来て欲しい。そのための専門家が生まれてきて欲しいと思う。 丁度、スポーツの怪我を診るスポーツ・ドクターが生まれてきたように、スポーツ・ミュージシャンがいれば、スポーツがもっと豊かになると思う。 私の勝手な願いだが、スポーツのための音楽という発想は、決して非現実的な話ではない。 私も小さい頃にやったし、今でも堂々と続いているラジオ体操。 あのラジオ体操が、これほど長い間、しかも全国的に多くの人達に広まったのは、心地よいピアノの伴奏があったからだと思うのですが、どうだろうか? あのピアノの伴奏がどのような経緯で生まれたのか知らないが、即興ふうのあの音楽は、スポーツ(動きづくり)のための音楽として大変優れたものだと思う。 ■ 榎本のまぐまぐメルマガ(当ブログと内容が違います)『 Never give up! ~バスケットボールと共に歩んだ道~ 』 はこちらから http://archive.mag2.com/0001186611/index.html ■ このブログに関する、ご意見、ご質問、ご要望はこちらまで enosann★gmail.com( 迷惑メール防止のため、★を@に置き換えてください。■ ブログランキング参加中。押していただけると励みになります。
2011年02月01日
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