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<クール・ジャパンのお寒い現実>NHKの番組なんかでも頻発するし、大使のナショナリズムもくすぐっていたクール・ジャパンであるが・・・・現状はそんなに甘くないようです。ニューズウィーク6/13号にクール・ジャパンのお寒い現実が載っていたので、抜粋して紹介します。ロリータファッション<クール・ジャパンのお寒い現実>p51~53 アーティストの村上隆は今年1月、ツイッターに書いた。「村上に『クール・ジャパン』関連のイベントへの参加、インタヴュー、諸々のオファーはしないでください。村上は『クール・ジャパン』とは一切関係がありません」 世界的にも有名な日本人アーティストが「クール・ジャパン」と結び付けられることを公然と拒んだとなると、ただごとでない。日本のソフトパワー戦略「クール・ジャパン」が壁にぶつかっているのは間違いない。 クール・ジャパンの始まりは、02年にジャーナリストのダグラス・マグレイがフォーリン・ポリシー誌に書いた記事だった。 確かに当時、日本文化は国外で絶好調だった。01年には、ロサンゼルス現代美術館で、村上隆が漫画に触発されて始めた芸術運動「スーパーフラット」の展覧会が開かれた。 02年には、宮崎駿の『』がアニメ作品として初めてベルリン国際映画祭の金熊賞を受賞。ハーバード大学とマサチューセッツ工科大学がクール・ジャパンの共同研究プログラムを立ち上げた。ハローキティとポケモンは地球上の至る所で見られた。―文化産業もガラパゴス化― 北米でのマンガの売上高は、07年を頂点に減り続けている。マンガをスキャンし、せりふを自国語に翻訳して、本来の権利者に断りなしに無料配布する行為「スキャンレーション」が横行し始めたためだ。 日本のマンガの人気自体はそれほどの衰えは見られないが、海賊版が出回っていては売り上げは確保されず人材も育たない。 アニメも同じだ。日本の若いアニメーターは年収100万円程度の薄給で長時間労働を続け、燃え尽きるケースが多い。日本は美術館やコンサートホールといった施設にはカネをつぎ込むが、クリエーティブ産業の人的資源には投資を怠ってきた。 最近はマンガやアニメの制作がアジアの低賃金な国々にアウトソーシングされることが増え、業界が危機に瀕しているとの声が聞かれる。 強い輸出競争力を誇っていたはずのゲーム産業も、勢いに陰りが見え始めた。10年前には、世界の歴代人気コンピューターゲームの上位100作品のうち93作を日本のゲームが占めていたが、今では見る影もない。―K-POP勢に押され― 対照的なのが韓国だ。韓国政府はポップカルチャー産業に莫大な資金を投じ、国外市場の獲得を目指してきた。12年に日本政府が文化芸術分野につぎ込む予算は予算全体のわずか0.12%なのに対し、韓国は毎年0.8~0.9%を投じている。 その結果、アジアの多くの国の音楽シーンでJ-POPは韓国のK-POPに逆転されてしまった。 マーケティング戦略として見ても、クール・ジャパンは問題だ。「創造性はマーケティングによっては生まれない」と、明示大学の「クールジャパン・プログラム」の責任者を務める北脇学講師は言う。「経産省は大企業にキャンペーンを依頼した。これで、クール・ジャパンは企業の金儲けの手段になってしまった」 そもそも外国人がそう呼ぶならまだしも、日本人自身が自国を「クール」と呼ぶのはかなり情けない。クール・ジャパンの語源ともいわれ、経産省がよく引き合いに出すイギリスの国家イメージ戦略「クール・ブリタニア」は、97年に誕生したブレア政権で大きく打ち出された。だが早くも翌年のエコノミスト誌でこう断じられた。「皆そのキャッチフレーズにもうんざりしている」―由紀さおりに見る潜在力― J-POPはK-POPに負けてはいるが、日本のエンタメ産業は幅が広く、さまざまな分野で成功を収める潜在力がある。ベテラン歌手の由紀さおりのアルバムが昨年末、アメリカとカナダのチャートで1位となったのがいい例だ。 日本のクリエーティブ産業の輸出規模は約2兆円。この額を20年までに8兆~11兆円に拡大しようと輸出振興策を推進しているが、お役所仕事が足を引っ張っている。誰も読まないパンフレットをせっせと作るより、漫画家が外国語のサイトを作成できるよう後押しするなど実質的な支援に注力すべきだろう。 日本の現代カルチャーといえば、アイドルとオタクとコスプレという固定観念を持たれがちだ。こうしたイメージを払拭するためにも、政府は漫画家やアニメーターだけでなく、ミュージシャンや料理人、デザイナーや建築家が国外で活躍できるような支援にもっと力を入れるべきだろう。 腰の重い政府も、この点では正しい方向へ踏み出している。経産省のクリエイティブ産業課は発足直後の取り組みの1つとして昨年10月、シンガポールの百貨店で期間限定ショップ「原宿ストリートスタイル」をオープン。15のアパレルブランドが進出した。やはり、諸悪の根源は、不作為や怠惰でも首にならない日本のお役人のおつむにあるようですね。そのあたりについては、村上隆さんが10年くらい前から、口を酸っぱく言っていたけど・・・・役人と創造的アートとは相性悪すぎなのかも。【息切れクールジャパン:ニューズウィーク6/13号】週刊誌、阪急コミュニケーションズ、2012年刊<内容紹介>よりCover Story:息切れクールジャパン日本を世界に売り込むソフトパワー戦略が失速中──競争力低下とマンネリ気味の戦略で文化大国の夢は終わる?・クール・ジャパンのお寒い現実・日本のドラマのパクリ文化を憂う・カワイイだけじゃ生き残れない<大使寸評>やはり、諸悪の根源は、不作為や怠惰でも首にならない日本のお役人のおつむにあるようですね。ジャパン・ポップの雄ともいえる村上隆さんがクール・ジャパンとは一切関係ないと公言してたそうです(笑)Amazon息切れクールジャパン:ニューズウィーク6/13号
2012.11.30
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時空を超えて・・・遠くへ行きたい♪大江戸観光よりちょっと江戸を散歩してみませんか。理屈や趣味やウンチクにとらわれるよりも、はとバスにでも乗った気分で出かけてみましょう。名ガイドが、明るく案内する浮世絵、歌舞伎、戯作、怪談、珍奇なものたち…遠い昔の江戸の街が、ホラ、こんなに身近で、愉快なワンダーランドだったなんて…。タイムマシンに乗って、別天地へようこそ。 タイムマシンの冗談はさておいて・・・・知らない町を歩いてみた~い♪出張だいすきの大使が、漂白の想いを集めてみます・旅行メモ・作家の旅*********************************************************************<遠くへ行きたい1>目次・鄙びた温泉など・ドライブ情報・世間のリフジン・韓国の地図・ふたつのシルクロードの別称が、天山北路/天山南路のようですね♪・東アジアの香りがするな~♪・信州一人旅・軍港 呉・伊那谷の鉱泉宿の辺りで・・・・・サンダーバードの女・オプショナル・ツアー・ドングリスタン・チェルノブイリ/医師を目指す学生・近代化遺産・フリープラン東北・おおらかなケルト・バスク語・“限界集落”の境界を超えて・馬鹿げの至り・気になる庄内・リンク・長岡 <旅行メモ> ハイパーダイヤレユニオン島BAGDAD CAFE - Calling You by Jevetta Steele 伊那新 風景を歩く歴史と出逢う都市(まち)今井町別子銅山の歴史青春18きっぷとは高速道路地図東横イン予約兵庫の温泉・露天風呂高松市で自転車道整備が進んでいるとか。一方、フェリーでは自転車無料になったし、ママチャリを積んで高松に行くのも、いいかも♪高松―神戸ジャンボフェリー運賃表杉浦日向子さんの本 <作家の旅> 旅の醍醐味を表した一文が「作家の旅」という本にありました。<記憶のお土産:池内紀>p89~90 どこか遠くへ行きたい。「ここ」ではないどこか。未知を知りたい。そんな欲望は人間にかぎらず、動物一般に認められる衝動らしい。ただ人間には好奇心が加わって、めざす方向が生まれてくる。 昭和3年(1928年)9月、金子光晴は妻・森三美千代とともに東京を出発。まず名古屋、ついで大阪。パリ行をもくろんでいて、「金子光晴・森三美千代渡欧記念」と称する詩画集をつくり資金あつめにかかったが、思うようにさばけない。ともかく西へ向かえば少しでもパリに近づくわけだ。このとき金子光晴、32歳、森三千代、23歳。二人には生まれてまもなしの赤子がいた。 11月に三千代の実家のある長崎着。若い母親は我が子を寝かしつけてから、そのまま置き去りにして、夫のいる長崎港の岸壁に駆けつけた。この間の経過をつづった『どくろ杯』によると、豚革のトランクと小さなスーツケースが二人の全財産で、上海に下り立ったときの財布の中身が5円60銭。「次の金のめどがつくまで、さしあたりその5円となにがしかで食いつながなければならないわけで・・・・」 足かけ5年にわたる壮絶な世界放浪の始まりである。なけなしのつてにたよって仕事をする。金子光晴は絵が巧みだった。品のいいポルノ画で稼ぎにありついて香港、ここで往きくれて2ヶ月過ごした。船を乗り継ぎシンガポールでまた2ヶ月。ついでマレー半島をうろついた。この間の体験があの美しい詩「洗面器」を生み出した。そこにはカッコつきで、「僕は長年のあひだ、洗面器といふうつはは、僕たちが顔や手を洗ふのに湯、水を入れるものとばかり思っていた」と書き出された前文がついている。ところがジャワ人たちはそれで、羊や魚や鶏や果実をカレー汁に煮立て、合歓の木の木陰で客を待っているし、広東の女たちは同じ洗面器にまたがって「しゃぼりしゃぼり」とさびしい音をたてて尿をする。 洗面器のなかの さびしい音よ くれてゆく岬(タンジョン)の 雨の碇泊(トマリ) ようやく手に入れた欧州航路の三等キップでフランスへ向かう間、この放浪者の耳にはたえず「しゃぼりしゃぼり」がひびいていただろう。かなしく、さびしく、寂幕とした命の音だ。 ゆれて、傾いて、 疲れたこころに いつまでもはなれぬひびきよ 人の生のつづくかぎり 耳よ。おぬしは聴くべし。 金子光晴がパリにいたのは、1920年代末から30年代初頭であって、ファシズムの兆候はきざしていたが、まだ小さな黒雲程度にとどまっていた。第一次世界大後に大きく下落したヨーロッパの通過との差額を利用して、多くの日本人が優雅な暮らしをしていたが、風変わりな夫婦にはそんなことは望めない。回想記『詩人』によると、金子光晴はペンキ工、図案工、家具職手伝いといった手職のかたわらフランス在の日本人社会の中で商品の仲介をしたり、とっておきの情報を流して報酬を得ていたらしい。ヒッピー暮らし、コピーライター、事件記者であって、20世紀の後半がようやく知ったことを、いち早く実践していた。 無鉄砲な妻ともどもパリへ入ったとき、詩人光晴はすでに「放浪の哲学」といったものを、はっきりと意識していたのではあるまいか。【作家の旅】コロナ・ブックス編 、平凡社、2012年刊<「BOOK」データベース>より日本人になったギリシア人、魔都・上海、移動写真館、草競馬、バスでひまつぶし、金沢グルメ、放浪、沖縄島唄、イラスト地図、フローラ逍遥、イタリア歩き…作家15人の旅路。 <大使寸評>コロナ・ブックスのシリーズ本であるが、見てきれいで、読んで含蓄があり・・・ええでぇ♪構成はトップに小泉八雲、ラストに須賀敦子で、山頭火、寺山修二もあったりで、人選もええなぁ。Amazon作家の旅
2012.11.30
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今では超ビジネス書を発刊するなど、ブイブイ言わせている村上隆の原点までさかのぼってみたい・・・・ということで、「リトルボーイ」という本を借りたのです。リトルボーイといえば、広島に落とした原爆の愛称であるが・・・今のアメリカ市民は知っていたか、知らなかったか?大使幼少の頃、原子力と言えば、鉄腕アトムとかゴジラを連想するように、割と肯定的なイメージもあるが・・・・これがCIAの刷り込みと言えば、当らずとも遠からずという裏事情もあったようです。(あかん、書評の観点がずれてゆくがな)ということで、ヤノベケンジのゴジラです。ポップやなぁ♪本書は、ニューヨーク市内各所で開催されたリトルボーイ展に際して出版されたという曰くがあるが、村上隆のアメリカに対する強烈なコンプレックスが見られるわけで・・・反米の大使の胸に響くわけです(笑)ともあれ、スーパーフラットとは何だ?という問いに答える本ということでしょうか♪【リトルボーイ】村上 隆(編集) 、ジャパン・ソサエティー イェール大学出版、2005年刊<「MARC」データベース>より2005年にニューヨークのジャパン・ソサエティー・ギャラリーで行われたリトルボーイ展のカタログ。アニメ、だめ、かわいい、マニア、おたく、少女、ゆるキャラ等をキーワードに、村上隆、岡田斗司夫、椹木野衣らが執筆。 <大使寸評>本書は、ニューヨーク市内各所で開催されたリトルボーイ展に際して出版されたという曰くがあるが、村上隆のアメリカに対する強烈なコンプレックスが見られるわけで・・・反米の大使の胸に響くわけです(笑) ともあれ、スーパーフラットとは何だ?という問いに答える本ということでしょうか♪Amazonリトルボーイこの本から一部紹介します。<Superflatプロジェクト発動:村上隆>p153~155「Superflat」 この呼び名はLAのギャラリスト二人が、私の絵画作品のセールストークに使っていた表現が起源だ。「superflatでsuperクオリティー、そしてsuperにクリーンなこのペインティングはいかがでしょうか?」という具合の売り文句。日本の車や電化製品を讃える表現と変わらぬ所に本質的な日本文化の特性を知った気がした。そしてその表面を乗り越えなければ「文化」そのものになり得ない、故にその売り文句を超えていくという批評的な観点から、superflatを冠としたプロジェクトをスタートさせた。「SuperFlat宣言」日本は世界の未来かもしれない。そして日本のいまはsuper flat。 社会も風俗も芸術も文化も、すべて超2次元的、この感覚は日本の歴史の水面下を澱みなく流れ続け、とくに美術にわかりやすく顕在化してきた。現在では、強力なインターナショナル言語となった日本のスーパーエンタテイメント、ゲームとアニメにとくに濃密に存在している。そのフィーリングを説明すると、例えば、コンピューターのデスクトップ上でグラフィックを制作する際の、いくつもに分かれたレイヤーを一つの絵に結合する瞬間がある。けっして分かりやすい例えではないが、そのフィーリングに、私は肉体的感覚に近いリアリティーを感じてしまうのだ。この本で日本のハイもロウもすべてフラットに並んでいるのは、そのフィーリングを伝えるためでもある。POP、ERO POP、OTAKU、HIS-ISM、そして、そんな日本文化の表層下に流れる「レイヤーの結合」の瞬間を体験してほしい。私達のリアリティーはどこにあるのか。 この本は「super flat」を、自分達の、つまり日本文化を潜在的に構築してきた、そしして、今もしつづけている大きな感性であり、世界観として捉え直し、過去から現在、そして未来へとつながるオリジナルなコンセプトとして、展示していくためのものである。近代以降、日本が西洋化されていく過程で、この「super flat」的感性はどのように姿を変え、いまに到っているのか。そこをきっちり見据えることから、いまの我々のスタンスも、見えてくるに違いない。 その意味で、ここには現在進行形の日本のリアルが詰まっている。私達の生きてゆくコンセプト探しの答えが見つかるかもしれない。西洋化されてしまった日本人のオリジナルコンセプト、「super flat」。<東京ポップの逆襲:松井みどり>p226~227 スーパーフラット理論の出発点は、『広告批評』誌1999年4月号のために村上が企画した「東京ポップ」特集にあり、ここで日本のポストモダンの文化状況に対する村上のスタンスが詳らかにされた。同誌に発表された村上のテキスト「拝啓 君は生きている―TOKYO POP宣言」は、世紀末東京の大衆文化生産にひそむカオスと幼稚性から日本独自の芸術表現を形成しようと目論む村上の見事なまでに一貫した戦略を表している。 まず、村上は、日本文化がアメリカとの植民地関係に縛られているとの歴史観に基き、「戦後の日本はアメリカによって生かされ培養されてきた。無意味こそが人間の生きる姿。だから、何も考えずに生きろ、と教育された」と言う。そして、日本で精神的内容を持たない物質主義が膨張した原因を文化の対米依存性に見いだし、この環境こそが、個人や組織の成熟を妨げていると考える。と同時に、近年アメリカが徐々に日本を縛る手綱を緩めている状況下、日本の文化生産は行き先不明の状況に陥っているのだが、にもかかわらず方向性を失った文化的生産に酔いしれる日本社会は真のヒエラルキーを欠き、超富裕階級の台頭は妨げられ、専門水準の形成が遅れ、幼稚な社会構造から脱却できないでいる。これが村上の現状認識だ。 日本文化の「マイナー」な―つまり、本流ではなく、瑣末で、幼稚で、貧相な―特質を認識する村上は、明らかに欠点と思われる要素に、新しい創造の契機を探り当てたのである。 一見ネガティブに見えるこの3点、1)子供的価値観、2)豊かさのレベルなき社会、3)アマチュアリズム。しかしこの3点がアドバンス〔有利〕となって、いま新しい創造の世界を作り始めている。 こうした「マイナー」の条件を逆説的に運動の中心に据えて企画された「ポップ」は、あの輝かしいアメリカのポップ・アートとは似つかない。そのかわりに、村上流ポップは現代東京の異種混合のリアリティーに根ざしており、東京の偽物性をユニークな特質として、また文化占領の歴史的産物として甘受するのである。「TOKYO POP宣言」執筆に加えて、村上は「東京で活躍しながら、西洋的な価値観の軸に乗せてインターナショナリズムを持ち得る、と思わせた10人のアーティスト」を東京ポップの作家として紹介し、軋轢の強い文化的影響を乗り越えて創出された美術表現のハイブリッド性をむしろ誇示するのだ。第五福竜丸とヤノベケンジより椹木野衣・日本のサブカルチャーは原点であるゴジラや、宇宙戦艦ヤマトの放射能除去装置など、核と放射能と被爆の歴史である。鉄腕アトムや仮面ライダー、ドラえもんなどは原子力の平和利用。・放射能に対してはサブカルチャーの蓄積から免疫があった。地震の問題は実は大きな問題で、今一分後に大地震が起こるかもしれない。世界に原発が増え続け、世界各地で地震の多発期に入ったと思われる今、我々は震災の事後にいて、それに対応するばかりではなくて、これから起こる更なる災害に対する想像力を持たなければならない。・(ヤノベのサン・チャイルドに対して)震災後を見すえて作品を作るのはまだ早いのではないか。今サバイバルの方がリバイバルより必要な状況に帰っているのではないか。二人の対話は、阪神・淡路大震災、オウム真理教、東海村臨界事故、さらには戦後のアメリカから日本への原発の輸入の構造にも及び、現在まだわれわれが渦中にある東日本大震災以後にいたる状況を、ヤノベの表現活動の軌跡と重ねて考えさせられる内容だった。
2012.11.29
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キングメーカー小沢さんがバックにつき、100人擁立との観測もあるようで、政策は政策要綱にあるように申し分がなく、嘉田氏自らは知事を続投し衆院選には出馬しないそうだが・・・・これで、やっと投票できる政党が見つかったぜ♪飯田哲也さんが「日本維新の会」の代表代行から「日本未来の党」の代表代行に鞍替えしたのがダイナミックであるが(笑)・・・橋下さんの原発政策に沿わないならこれも賢明だったのかも。11/28滋賀知事、日本未来の党結成表明=生活・脱原発合流、みどり一部参加より 滋賀県の嘉田由紀子知事は27日午後、大津市内で記者会見し、12月16日投開票の衆院選に向け、新党「日本未来の党」結成を表明した。嘉田氏は「卒原発」「脱増税」など六つの結集軸を掲げ、賛同する勢力と連携する方針を明らかにした。これに対し、国民の生活が第一は解党して合流する方針を決定。「減税日本・反TPP・脱原発を実現する党」(略称・脱原発)と、「みどりの風」に所属する前衆院議員3人も合流を決めた。 既成政党とは一線を画す「第三極」陣営では、共闘を目指す日本維新の会とみんなの党にきしみが生じる一方、嘉田氏を中心に脱原発を旗印とした勢力の結集が急速に進展。衆院選の構図に大きな影響を与える可能性もある。 会見で嘉田氏は「国民の信頼を取り戻し、希望を持てる未来への選択肢となる新しい政治軸を立てる」と訴えた。新党の代表には嘉田氏が、代表代行には橋下徹大阪市長(日本維新の会代表代行)のエネルギー政策でのブレーン的な存在だった飯田哲也環境エネルギー政策研究所長が就く。嘉田氏は知事を続投し、自らは衆院選には出馬しない。 一方、生活は27日、小沢一郎代表も出席して党本部で常任幹事会を開き、嘉田氏の示した「卒原発」などの結集軸について協議。「政策面では全く一緒だ」(幹部)として未来への合流を決めた。 また、「脱原発」の山田正彦共同代表は生活本部で小沢氏と会談、脱原発も未来に合流することを伝えた。小沢氏はこの後、記者団に「『脱原発』も未来の呼び掛けに応じる」と語り、山田氏は「合流して一緒に頑張ろうということになった」と述べた。 みどりの風は都内で対応を協議。福田衣里子氏ら前衆院議員3人が未来に合流し、未来の公認候補として衆院選に出馬する一方、谷岡郁子共同代表ら参院議員4人はみどりの風に残り同党を存続させながら、選挙で未来を支援することを確認した。 社民党に離党届を出した阿部知子前衆院議員も神奈川県藤沢市で記者会見し、未来への参加を表明した。 卒原発を掲げるように、基本は環境政党かもしれないが、六つの主要政策も良くできているのは・・・・嘉田党首の行政実績が反映されているようです。ネットでの選挙応援は、4日公示以降は違法となるようだが・・・・それまでは、勝手に応援しようぜ♪(12/4の告示日以降は候補者の名前を載せたHPなどの更新は禁止されているそうです)ついては、26~28日の応援ツイートを紹介します。【28日】@mdonguri:滋賀知事、日本未来の党結成表明=生活・脱原発合流、みどり一部参加http://www.jiji.com/jc/zc?k=201211/2012112700997&g=pol キングメーカー小沢さんがバックにつき、100人擁立との観測もあるようで、 政策は政策要綱にあるように、申し分がなく・・・・ これで、やっと投票できる政党が見つかったぜ♪@hatatomoko: 国民の生活が第一、常幹で解党決定。日本未来の党へ合流。「卒原発」の内容が不明で心配したが、党本部から届いた「日本未来の党政策要綱」を読んで一安心。再生エネ重視で原発代替即戦力「天然ガス・コンバインドサイクル」等の記述はないが、今後努力する。http://p.tl/BZEP@gold_sf: 橋下大阪市長は、嘉田滋賀県知事が新党結成を表明したことについて、「僕は政治グループを束ねてきた自信があるが、嘉田知事はその経験がない。脱原発グループができても、何もできないのではないか」と批判。侮ってはいけない。裏方に小沢氏と亀井氏がいる。ずぅ~っと前から話しが進んでいた。@gold_sf: ここだけの話し、橋下右翼党より、日本未来の党の方が、組織力はあるかもしれない。小沢氏は、選挙に関しては、ベテラン。人脈もある。嫌われ度では、橋下氏も小沢氏以上に高いかもしれない。@masaru_kaneko: 嘉田滋賀県知事が「びわこ宣言」を出し「未来の党」を立ち上げ。飯田哲也氏が代表代行の本格的な環境政党で、支援者は坂本龍一、菅原文太、稲森和夫、鳥越俊太郎、茂木健一郎と多彩。暴走老人とテレビ瞬間芸人中心から総選挙の構図は一変。面白いです。 http://goo.gl/H9AQh【27日】@reishiva: なんと!生活が第一が解党、滋賀県の嘉田由紀子知事が立ち上げた新党「日本未来の党」に合流だと。俺的には環境エネルギー政策研究所の飯田哲也さんが代表代行についたことが驚き。大阪市のブレーンを経験したとは言え、政党の代表代行とは気合入ってるな。こりゃ脱原発の真打ち登場か?! #原発@hibi_tantan24: 大合流の噂は先週から聞いていた。フジTVが報じているように小沢さんが主導して嘉田知事に新党を立ち上げさせた、というのが真相のようだ。 生活は早速「日本未来の党」への合流を決めた。何かやるとは思っていたが、まさに捨て身の「無私」の戦法だ! http://bit.ly/Sa8f8z@setsumori: 嘉田+小沢+河村連合の出現で、一気に政治の潮目が変わった。国民の7割を占める反原発票の行き先が出来た。自民党に次ぐ第二極に一気に浮かび上がるだろう。橋下さんは、やはり慎太郎と組んでしまったのが痛恨のエラー。対中強硬派の捌け口になるくらいだろう。@setsumori: これから原発推進派と脱原発派の鬩ぎ合いが先鋭化する。おそらくこの両派は未来永劫、分かり合うことはない。であれば、多少の放射能は浴びながらも工業立国を目指す東日本と、放射能と縁を切る代わりに高度成長は諦め、第一次と第三次産業に特化する西日本に国を分けるしかないだろう(半分本気)@setsumori: 日本未来の党 政策要綱--TPP交渉入りに反対です。その一方で自由貿易のためのFTA(自由貿易協定)、EPA(経済連携協定)は積極的に推進する⇒なるほど、これは一理ある。http://www.hatatomoko.org/mirainoseisaku.pdf@hyodo_masatoshi: 嘉田知事が、日本未来の党を作る。これで、ますますはっきりしてきた。今度の選挙は対米隷属、既得権益のための政党と、対米自立、国民のための政党との闘いだ。第3極をA・Bに色分けなどするな。もともと第3極なんてないのだ。これで明確に2つに分かれた。原発、消費税増税、TPPで激突だ。@mdonguri:生活 “嘉田新党”に合流へ NHKニュース http://nhk.jp/N44l5mlH 国民の生活が第一は、来月の衆議院選挙に向けて、脱原発を目指す勢力の結集をはかる必要があるとして、滋賀県の嘉田知事が結成を表明した新党に合流することを決めました。【26日】@dksgjmyatomato: ああ、やっと投票出来る党が出来るかもしれない。脱原発、脱ダムは当然の滋賀県知事嘉田さんが党首なら、落ち着く。初の女性総理としての期待も大きい。http://www.yomiuri.co.jp/election/shugiin/2012/news1/201211...@mdonguri:嘉田知事と小沢さんの組み合わせには、ヒョータンから駒というか・・・驚いたのです。嘉田知事が加わると、とたんにクリーンな実行力がイメージされるわけで、小沢さんも馬鹿にできないのです。@hatatomoko:はたともこ議員 @gold_sf:Tsuchiyaさん@masaru_kaneko:金子先生@reishiva:志葉玲さん @hibi_tantan24: 日々坦々さん@setsumori:オルタナ編集長@hyodo_masatoshi:兵頭正俊さん@dksgjmyatomato:tomatoさん @mdonguri:不肖ドングリです政策要綱を見てみましょう。日本未来の党:政策要綱より 原発のない再生可能エネルギー社会へ卒原発原発稼働ゼロから全原発廃炉の道筋を創ります。安全や雇用・経済対策など「原発稼働ゼロ」の現実で直面する課題に責任ある対応をし、全ての原発が確実に廃炉となる「卒原発」への道のりを定めます。原発に代わって再生可能エネルギーを普及させるエネルギーの大転換で、地域産業を育成し雇用を拡大させます。昨年に脱原発を決めたドイツでは、すでに5 兆円規模の産業と38万人の雇用が生まれ、地域が活性化しています。● 東京電力は破綻処理し、国が直轄して福島第一原発からの放射能汚染の拡大を防ぎ、任をもって損害賠償や被ばく安全に対応する。● もんじゅと六ヶ所再処理工場の廃止、世界最高水準の安全規制、大間原発など新増設の禁止、使用済み核燃料の総量規制からなる「卒原発プログラム」を定める。● 原発稼働ゼロに伴う雇用・経済対策などを実施し、国民生活や経済の混乱を避けつつ、全原発の廃炉への道のりを定める。● 発送電分離など電力システム改革を貫徹して公正な競争を促し、地域分散ネットワーク型のエネルギー地域主権を実現する。● 大胆な省エネルギーと再生可能エネルギーの飛躍的な普及を実現して、石油・石炭への依存度を減らし、地域の雇用拡大と経済の活性化を図る。全員参加型社会へ活子ども・女性子どもや女性の声なき声をきちんと政治に反映させます。(1日文字数制限の関係で省略、全文は要綱参照)安心・安全を実感できる社会へ守暮らしみなさんの生活に対する不安を取り除きます。(1日文字数制限の関係で省略、全文は要綱参照)家計の復活へ脱増税消費増税法は凍結します。(1日文字数制限の関係で省略、全文は要綱参照)行政・司法の抜本改革の断行へ制官僚国民・地域の立場に立った行政・司法に改めます。震災復興の遅れ、復興予算のあきれた流用に象徴されるように、国民の視点を失った中央の官僚が全てを決めて人々に押しつける仕組みは、人々に多大な損害を与えています。官僚の暴走を止め、地域のことは地域で決める「地域が主役の社会」を実現します。(1日文字数制限の関係で省略、全文は要綱参照)主権国家としての権利を堅持へ誇外交食品の安全・医療制度を守り、品格ある外交を展開します。日本は、自立と共生の理念の下で、自ら主張し信頼を築く外交を展開しなければならず、独立国家としての責任に基づいた日米関係を構築しなければなりません。TPP(環太平洋戦略的経済連携協定)は、単なる自由貿易協定ではありません。牛肉など食品の安全基準、医療保険などすべてをアメリカのルールに合わせようというものです。だから交渉入りに反対です。● 自由貿易のためのFTA(自由貿易協定)、EPA(経済連携協定)は積極的に推進する● 食料安全保障の観点からも食料自給率50%を目指す● 東アジア外交を重視し、アジアの平和の調整機能を果たす● 安全保障基本法の制定と国連平和維持活動への参加を進める● テロ、大災害にも対応できる日本版NSC を創設する● 多様な資源外交により安定的なエネルギーの確保を図る● 「拉致国家」の汚名を返上するためハーグ条約を早期に批准するとともに国内の子どもの連れ去り行為を禁止する
2012.11.28
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<サイバーリテラシー5> H24.10.28~~現在 パソコン画面を見つめて、自分がしていることは何なのか?・・・という思いに駆られて 考えてみます。・電子書籍事情はどんなかな?********************************************************************<サイバーリテラシー4>目次・頭ん中、整理・何でも端末の時代かな?・「新経連」のお手並み拝見・クラウド利用の潮目・北朝鮮のサイバー攻撃・手元不如意の電子商取引(工事中)・サイバーテロ対策はどうなっているか?・池上彰の新聞勉強術・過激化するサイバー犯罪********************************************************************<サイバーリテラシー3>目次・Anonymousは正義漢or悪漢? ・オーストラリアのウォークリー賞に拍手・中国版ツイッター「微博」の終焉(工事中)・衆参議員にサイバー攻撃・ウィキリークスの衝撃・日本人ハッカー養成はどうなっているんだ!?********************************************************************<サイバーリテラシー2>目次・衆参議員にサイバー攻撃・衆院にサイバー攻撃・中華の「ネット攻撃システム」・次世代インターネットの経済学・クラウドの危険性********************************************************************<サイバーリテラシー1>目次・グーグルを攻撃するのはお門違いでしょう・「南無八幡大菩薩」・貧乏人はUSBワンセグチューナーを買って・モバイルノートか?スマートフォンか?2・ブログランキングに掛けてみた・デジタルネイティブ・グーグル八分とは?・ブログあれこれ・お奨めオープンソース・お奨め情報サイト(有料)・ブログで画像発信・ITマルチキャスト・ブリタニカ評・サイバーリテラシーとは?・個人が編集者・楽天日記とは?・現代の徒然草・ラッキョウの皮むき・宮台さんのメディア・リテラシー・メディア漬けの子供たち・本とコンピュータ・著作権について・青空文庫の提案・反グローバリゼーション派のリテラシイ・TCP/IPとは?ウィキペディア日本語版 管理者インタビュー Wikipedia創始者Jimmy Wales氏日本記者会見 <電子書籍事情はどんなかな?> 端末も持っていない大使だが、電子書籍事情が気になるのです。ま~電子書籍が普及しても、暇な大使にとっては図書館で借りることがベストであることにかわりないのだが。電子書籍市場が成熟してきたので、手始めにPCで先ず1冊購入してみるのがいいのかも♪11/26Kindleにあって、koboやNexus7にない期待感より 11月19日、Amazonは購入者への発送を開始したと発表。ウェブ上では、手元に商品が届いた人たちの声で賑わっている模様だ。 読書端末の本命として長く登場を待ち望まれていたものだけに、予約の出足も好調なようだ。こんどこそ電子書籍時代が始まるかもしれないという期待感もある。 これまでの電子書籍が今ひとつブレイクできなかった要因の1つが、スタンダードな読書端末がなかったことだ。フォーマットやストアが乱立しているのも大きな問題だが、紙書籍のように手軽に読める環境がなかったのも大きな問題だった。 PCのディスプレイで読書というのは不便だし、iPadも本を読み続けるには重すぎる。携帯電話の小さな画面で読むコミックだけは大変な勢いで普及したものの、いまひとつ読書というものは定着しなかった。最近になって、スマートフォンが普及し、その大画面化が進み、さらに7インチクラスのタブレット端末が方々から登場したことで、読書ができそうな環境は整いつつある。 ここに登場したのが、Kindleだ。3種類の端末を、Amazonという信頼感のあるプラットフォームに載せて送り出すことで、電子書籍に関心がある人々の期待を煽っている。●気軽に読書したい人を誘惑するAmazonパワー日本で発売されるKindleには3種類あるが、1つひとつのハードウェアスペックだけを見れば、先行販売されている楽天のkoboやGoogleのNexus7を代表とする、7インチクラスのAndoridタブレットとあまり違いはない。なのになぜ、Kindleにそこまでの期待感があるのかといえば、やはりAmazonがバックにあるからだろう。 Amazonも独自の電子書籍フォーマットを持っているし、これまで問題となっていたフォーマットやストアの乱立という状況に変化はない。しかし、Amazonに迎合する形であちこちのストアで売られているものが、Amazonでも買えるというかたちになると考えられる。すでにいくつかの電子書籍、書籍ストアとKindleストアは提携しているから、この流れは確実だろう。そして、Kindleはすでに端末の名称ではなく、サービス名になっている。Kindleストアで購入した書籍はPC、Android、iPhoneやiPad向けに用意されたKindleアプリからも読むことができる。しかも、どこまで読んだかまで記録してくれるから、混んでいる通勤電車では小さなスマートフォンで読み、オフィスの昼休みには自席のPCで読み、帰りの空いている電車ではKindleで読み……という具合にさまざまな端末を使い分けながら、読書を続けられる。つまり、好きな時に好きな端末で読めるというかたちで、紙書籍に対するアドバンテージがつくられているのだ。単純に紙に記載されている情報をディスプレイで見られます、というところから一歩進めている。このサービスに最も適しているのが、Kindleという端末なわけだ。 特別に読みたい分野が決まっていて、その分野に強いサービスが存在するのならば別だが、気軽に読書を楽しみたいという人にはかなり便利なものだ。サービススタート時点での保有冊数はそれほど多くはないが、前述のように今後の伸びに期待できる状況であることを考えると「買い」といえる端末ではないだろうか。●オススメはKindle Paperwhite では、Kindleの中でどの端末がよいのか? それぞれに特徴があるモデルだけにどれが正解ということはないのだが、個人的にはKindle Paperwhiteをオススメしたい。 まず、Kindle FireおよびKindle Fire HDに関しては、同等スペックのAndoridタブレットよりも安価だという魅力はあるものの、純粋なAndroid端末としての動きにはなっていないことに注意してほしい。たとえばアプリはGoogle PlayからではなくAmazonの専用ストアから入手することになっている。Androidタブレットではあるが、Amazonカスタマイズの端末なのだ。動画も見られるしネットも利用できるが、一般的なAndroid端末では動くのに、Kindleでは動かないというアプリも出てくることも考えられる。「これ1台さえあればなんでもできる」というかたちを狙っているならば、そうした制限についてもよく確認してから購入したほうがよい。 ではKindle Paperwhiteはどうかというと、E-ink採用端末であるため、白黒表示の地味な端末だ。もちろん動画やゲームアプリは使えない。ただ純粋に本を読むだけの端末だと考えたほうがよいだろう。ただし、普通の液晶とは違ってまるで紙のように見えるE-ink採用であること、階調表現が同種の端末に比べて豊かであること、フロントライトが標準装備されていることなどから、本の読みやすさは抜群だ。しかもバッテリーも非常に長くもつ。「本を読みやすい端末が欲しい!」という選び方ならば、とてもよい選択なのだ。●Kindle Paperwhite 3Gは制限をチェック このKindle Paperwhiteに3G回線を搭載したモデルもあるが、こちらには少し注意が必要だ。ドコモの3G回線を搭載していて、その料金はAmazonが負担するという形になっているため「無制限で3G回線が使える」という言い方をされていることもあるが、どうも少々誤解があるようだ。 無制限というのは、決まった容量を使い切ったら接続できなくなるとか、その容量を超えたら有料になるのではないという意味では正しい。しかし、何にでも好きなだけ使えるという意味ではない。おおざっぱな言い方をすれば、Amazonで本を購入することと、読書中の調べ物にしか使えない。 Webアクセスに関しても、Wikipediaで指定語の項目を表示することは確実にできるものの、Googleでの検索などができるかどうかは定かではなく、基本的には自由なWebアクセスは行えない。 この制限を理解した上で、どこでも本を購入できること、手軽に調べ物をしながら読書ができることを魅力に感じるならば、Kindle Paperwhite 3Gはよい端末だ。10/27電子書籍:海外勢参入で普及効果は? 端末、コンテンツの選択肢拡大よりアップル、アマゾン、グーグルと海外大手の電子書籍サービスが相次いで日本市場に参入することになった。新しい読書用端末が発表され「書店」にあたるストアサービスもようやく日本語に対応した。2010年に「元年」と言われながら、日本では普及がいまひとつだった書籍の電子化にこれで弾みがつくのか。【岡礼子】 ■米アマゾンでは「紙」を超える 米アマゾンは11年、同社の電子書籍の販売数が紙の本を超えたと発表した。米国出版協会の調査では、米国の電子書籍市場は20億ドル(約1600億円)以上に上る。もともと日本は10年までは米国の2倍の市場規模があったとされる。しかし、携帯電話でみる漫画が中心で、書籍は頭打ちだ。 日本メーカーもソニー、シャープといった家電メーカーを中心に電子書籍端末を出したが▽米国では電子版の方が価格が安いが日本では変わらない▽著作権処理が複雑で、コンテンツ(書籍数)がそろわない▽端末価格も高い▽端末の設定が複雑??などの理由から利用者拡大につながらなかった。ICT総研(東京都千代田区)によると、11年度671億円にとどまっている。 しかし、端末、コンテンツとも選択肢が増加。13年度には本格化し、1000億円を超えると予測。アナリストの斉藤和さんは「伸び悩みは価格や品ぞろえなど、売り手側の事情によるものだ」と指摘。端末、書籍とも価格が下がれば利用者が増えるとみる。 ■「黒船来襲」に対抗策 電子書籍用端末は主に、パソコンに近い液晶タブレット型と、紙に近い表示ができる電子ペーパー型の2種類がある。アップル、グーグルは液晶タブレット型で、日本で先行するソニー、楽天は電子ペーパー型を採用。アマゾンだけが両方の端末を販売する。調査会社BCNによると、11年10月から12年9月までのブランド別国内シェアはソニーの「リーダー」が55%と半数を超え、楽天の「コボタッチ」が27%で続く(電子ペーパー型とガラパゴス、ブックプレイスを合わせ計6種類で算出)。アマゾン(キンドル)などの発売で、9月以降の勢力図は変わる見通しだ。 海外勢の「黒船来襲」に備えて、楽天は7月にコボタッチを発売。ソニーも価格を引き下げたリーダーの新製品を9月に発売した。しかし、タイトルがそろわない問題はクリアできず、コボは実際より多くの書籍を提供できると宣伝したとして、消費者庁から今月18日付で行政指導を受ける有り様だ。楽天は26日、ホームページで謝罪した。
2012.11.27
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大阪府市が今朝、岩手県の震災がれき100トンを試験処理のために受入れたと報道が伝えているが・・・・11/26震災がれき 大阪府市が舞洲工場へ搬入 29、30日に試験焼却より 東日本大震災で発生した岩手県のがれきの試験処理を進める大阪府と大阪市は26日、放射性セシウム濃度が1キロ当たり100ベクレル以下の可燃物約100トンを同市此花区のごみ処理施設「舞洲工場」で29、30両日に試験焼却すると発表。可燃物を舞洲工場へ運び込んだ。 本番と同じ手順で可燃物を燃やし、排ガスや焼却灰の放射性セシウム濃度や工場周辺の空間放射線量などが安全基準を満たすかを確認する。焼却灰は同市此花区の人工島「夢洲」の最終処分場「市北港処分地」の一角で埋め立てる。 26日は、密閉式コンテナに詰めた可燃物を、トラックで市北港処分地内の一時保管所から舞洲工場へ搬入する作業が行われ、厳重な警備体制が敷かれた。各地の自治体が取り組む震災がれき処理は、迷惑施設クレーマーに対抗して進めることになるので、各自治体の本気度が試されるわけですね。ここで、ややおっとり刀にはなるけど・・・・環境省が主導する放射性震災がれき処理について『環境省の大罪』という本を読んでいるところです。<組織として体をなしていなかった原子力安全・保安院>p20~21 原子力規制庁が2012年に発足する予定だ。 といっても原子力安全・保安院の看板を掛け替えるだけで、ぶらさがる先が保安院の所属する資源エネルギー庁から、環境省に替わるだけだ。福島第一原発事故を発端として、保安院は猛烈なバッシングを受けた。 そもそも、この保安院は組織としての体をなしていなかった。院長は経済産業省のキャリア官僚で、大半の職員が経産省から来て、2年もたつと、古巣に戻っていく。原発関連のメーカーから派遣された社員も中に混じるが、原子力のエキスパートはいないし、経産省も保安院の幹部たちも、そもそもエキスパートを育てるつもりがなかった。実際に原発の定期検査を行う検査官はまったくの素人で、その下で実際に検査業務を行うのは2003年に設立された独立行政法人・原子力安全基盤機構の検査院たちだった。 基盤機構の理事長を含め幹部らは経産省の天下りで、検査といっても事前に検査内容を電力会社に示したうえで行うという、まるで八百長のような検査だった。さらに問題があっても検査報告書が電力会社に都合よく改竄されていたことが、北海道の泊原発での検査記録の改竄を告発した元検査員の藤原節男氏の証言からも常態化していたことがうかがわれる。「2009年3月4日の検査記録を削除するように指示しました。これは記録改竄に他なりません。挙げ句のはてには、私がその要求に従わない場合、『評価を絶対に下げてやる』と恫喝したのです。保安院に気をつかって、不都合な証拠を、もみ消したかったということでしょう」(週間現代2011年6月18日号)。 一方の独立行政法人・原子力研究開発機構は、一義的には文部科学省の所管だが、文科省だけでなく経産省の官僚の天下り先にもなっている。この二つの組織が、原発事故後も組織の維持のために、測定・調査や除染にフル回転し、巨額の予算が流れ込む仕組みになっている。この両組織が、裏で原発事故後のさまざまな基準づくりを行っているのである。<環境省には放射能の知識も実績もノウハウもない>p21~23 (1日文字数制限の関係で省略、全文はミラーサイト参照)<地域ごみ処理の実情を知らない官僚>p64~66 環境省は、10月7日、再度、都道府県に「東日本大震災により生じた災害廃棄物の受入れ検討状況調査について」と題した要請文を送った。各市町村と一部事務組合への転送ととりまとめを依頼したが、その調査票は、A「既に受入れを実施している」、B「被災地への職員派遣や検討会議の設置等の具体的な検討を行っている」、C「被災地への職員派遣や検討会議の設置等の具体的な検討を行っていないが、受入れに向けた検討を行っている」の三つから選べというものだった。つまり、「受け入れない」という選択肢がなかった。 検討している場合は、廃棄物の種類や受入れ施設名、量などを記入するとし、回答期限は10月21日。休みを除くと、一週間あまりで回答文をまとめねばならない。 さらに自治体を刺激したのが、添付された文書だった。環境省は、地方環境事務所に提出された自治体の回答を、岩手、宮城、福島3県にある環境省の出先機関に送り、出先機関が広域支援してほしい被災自治体と、応援する自治体のマッチングを行う。地方環境事務所は条件が整えばキックオフミーティングを行い、地元住民に理解してもらうために有識者を派遣する、としていた。 がれきを受け入れるには、処理施設のある地元の住民に説明会を開き、納得してもらわねばならない。それには相当の時間と労力を要する。それなのに環境省は、通知一本でこんなふうにすいすいできると思っていただろうか。自治体をあごで使うような通知文に、多くの自治体が怒り、そして無視した。 案の定、自治体でBの「検討を行っている」と回答したのは、11都道府県42市町村しかなく、この時点で、環境省の広域処理計画はほぼ破綻した。環境省の担当者は「聞き方に誤解を与えるような表現もあった」と反省してみせたが、環境省の官僚たちは、処分場や焼却施設を造るときに、反対する住民から同意を取り付けるために、自治体の担当者がどれほど苦労しているかを知らない。住民説明会に出たこともなく、住民から罵声を浴びせられた経験もない。地域のごみ処理の実情を知らない官僚が、頭だけで考えた計画がスムーズに運ぶわけがなかった。 放射能汚染が福島県内に広がるにつれ、県内の自治体は政府を突き上げていた。もちろん原発事故の収束が第一だが、環境省には放射能に汚染された恐れのある震災がれきをどうするのか、問い合わせが相次いでいた。しかし、環境省は明確な返事ができないでいた。 それまで政府は、放射能で汚染されたがれきは福島第一原発の直近から出たものととらえたいた。しかし、それは、高レベルのどこにも持ち出せないような廃棄物のことだ。それ以外の広範囲に存在する中レベル、低レベルの汚染されたがれきをどうするのか。環境省の官僚たちの頭からすっぽり抜け落ちていた。 廃棄物の処理・処分を定めた廃棄物処理法は環境省の所管だが、官僚たちは、放射能は同法の規制の対象外だとし、放射能は文部科学省と経済産業省の原子力安全・保安院の所管だととらえ、踏み込もうとしなかった。 しかし、福島県や県内の自治体から「放射能で汚染された震災廃棄物をどうするのか」「これを自治体に行わせるのか」と突き上げられ、原子力安全・保安院の協力を得ながら、5月中旬から仮置き場にある震災ごみの放射線量を測定し、環境省内部に識者を集めて検討することを決めた。<環境省と文科省、保安院が所管の押し付け合い>p67~68 放射性物質で汚染されたがれきの検討が遅れたことについて、伊藤廃棄物・リサイクル対策部長は「いや、検討しなかったわけではない。どうしようか、最初のころから内部で話しあっていた」と反論する。環境省は原子力安全・保安院、文部科学省と協議した。「放出された放射性物質で環境が汚染されている。それをどうするのか」。環境省の担当者が尋ねると、保安院の担当者はだんまりを決め込んだ。文部科学省の担当者は、「原子炉施設の敷地外の放射性物質は文科省の所管ではない」と逃げた。 こんな膠着状態が続いたのち、やっと環境省が踏ん切りをつけた。 5月2日、環境省の南川秀樹事務次官は福島県庁を訪れ、放射線量の測定を行うことと、警戒区域と計画的避難区域内の震災がれきは仮置き場も含め、しばらく移動させないことなど、当面の方針を伝えた。どれぐらいの放射線量のがれきをどう処分するかについて基準がないので、安全評価検討会をつくって議論することを伝えた。松本友作副知事は「福島は他の県に比べ廃棄物の処理が遅い。汚染の恐れがあるというだけで遅れが出ないよう廃棄できるものは早く処分させてほしい」と語った(福島民放、3日)。岩手、宮城両県ががれき処理の計画作りを進めているのに、福島県はすべて環境省任せの姿勢に終始した。なにごとも国任せにする福島県の体質は、このあともずっとついて回り、ごく少数ではあるが、献身的に働く環境省の官僚を悩ませることにもなる。 伊藤部長は「環境省も放射性物質は所管していないが、環境汚染に対処するのが環境省の役目だ。それなら環境省がやるしかないと、検討を始めた。事務次官が福島県にその方針を伝えるのが5月2日にんあったのあは、方針が定まるのに時間がかかったから。何しろ初めてのことだったから」と釈明する。坂川勉企画課長は「南相馬市など浜通りの震災廃棄物は移動させない。福島市など中通りの震災廃棄物は、仮置き場においたままとし、環境省が処理の基準を決めるまでは移動させないという方針を出すのに、いろんな関係者の了解を取り付けねばならなかった。それで時間がかかった」と言う。 だが、関係者によると、環境省が具体的にこの問題を検討したのは、4月中旬ごろだったという。南相馬市だけでなく、郡山市、福島市などの市町から「早く基準を決めないと、復興どころじゃなくなる」と、苦情が押し寄せ、さらに政治家からの圧力もあったからだ。「権限のある官庁がやらないなら環境省がやるしかない」と、率先して行動したわけではなかったようだ。<下水汚泥から33万4000ベクレル>p68~69 (1日文字数制限の関係で省略、全文はミラーサイト参照)<とめどなき基準緩和のアリ地獄>p70~71 (1日文字数制限の関係で省略、全文はミラーサイト参照)<ゼネコン業界の独占に>p99~101 (1日文字数制限の関係で省略、全文はミラーサイト参照)とまあ、関心のあるページを書き写したわけですが・・・書き写すことで、借りた本の要点がおつむにインプットされるのではないかと思うわけです。【環境省の大罪】杉本裕明著、PHP研究所、2012年刊<「BOOK」データベース>より進まない震災がれき処理、無駄だらけのごみ行政、偽善のエコロジー政策。「環境マインドなき環境官僚」の実態を元環境省担当記者が暴露。 <大使寸評>環境省のイメージは理念、規制、利権が混ざった釈然としないものであるが、この本で問題点を探ります。このたび、環境省は名前を変えただけの原子力規制庁を取り込んだが、どう変わったかが試金石かも。Amazon環境省の大罪
2012.11.26
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今夜のETV特集【日韓のはざまに】を見逃さないように、ツイッターでメモしていたのに、気づくのが遅くて番組の後半だけ見ることができた。「ぼくに炎の戦車を」という演劇で、もどかしい日韓の歴史認識が演じられていた。草ナギ剛、韓国のチャ・スンウォン、香川照之、広末涼子などそうそうたる俳優が出ています。【日韓のはざまに】Eテレ今夜10:00~「ETV特集」映画「月はどっちに出ている」などの作品で知られる劇作家・演出家のチョン・ウィシン。日韓の歴史に挑んだ最新舞台「ぼくに炎の戦車を」に込めた思いに迫る byEテレ編成 次週のETV特集【東京という夢 YASUJIと杉浦日向子】も必見だな~これもツイッターにメモしたが、忘れないように個人日程にもメモしておこう。NHK【ETV特集】 東京という夢 YASUJIと杉浦日向子 12/2(日)夜10時、再放送:12/9(日)午前0時50分 http://www.nhk.or.jp/etv21c/file/2012/1202.html 見逃さないように、メモしておこう。【東京という夢 YASUJIと杉浦日向子】より井上安治の絵7年前46歳で惜しまれながら世を去った漫画家・杉浦日向子。「百日紅」、「百物語」など江戸を見てきたように描き、その土地の地霊に深く共振し、数々の忘れがたい名作を残した。その杉浦がとりわけ傾倒した浮世絵師が、明治初期に活躍した井上安治であった。安治は25年という短い生涯の間に、百数十枚の江戸名所絵を残した。〈浅草橋夕景〉〈蛎殻町川岸の図〉・・・・・・隅田川沿いの暮れゆく町のゆったりしたたたずまい、静まりかえったたそがれが小さな画面の中に奇跡のように描かれている。1988年に出版された漫画「YASUJI 東京」で、杉浦は切々と安治への思いを語り、安治の版画絵を透かしてその向こう側に明治の東京を、さらにそのずっと昔の武蔵野の原野を幻視した。杉浦は思う「東京はいつでも原野に戻る用意があるように思われる」江戸のたび重なる大火、明治以来の近代化、大震災と東京大空襲と焼け跡からの復興。常に死と再生、破壊と刷新を繰り返してきた東京という土地、東京という現象。杉浦日向子が想いをはせた東京のはるかな夢の記憶、そして私たちも「東京という夢」を生きているのかも知れない。この番組を見たあなたは、どんな夢を見ますか?斯様に・・・ツイッター印のあるネット情報は、かたっぱしにリツートしてメモ代わりにしているのですが、メモを見落としては、だめジャン(汗)おまけに『百物語』のいしかわじゅん評を紹介します。【本当に怖いもの】「漫画の時間:いしかわじゅん」p275~276より さあて、今回はなにを紹介しようか、と思って、各種単行本が山積みになっている仕事場を見回したら、杉浦日向子が目についた。 彼女をご存じだろうか。時々テレビにも出ているので、きっと顔くらいは見たことがあるだろう。世間では美人ということになっているが、まあそのへんは、趣味の問題もあるので、ここで深くは追求しないが。いや、ぼくはもちろん、なかなか可愛いと思っているのである。 彼女の本職は、時代考証家だ。それと同時に、漫画家でもある。時代考証家のほうは、彼女がどのくらい偉いのか全然わからないが、漫画のほうは、断言できる。 杉浦日向子は、面白い。そして、怖い。『百物語』というのが、今回ご紹介する漫画だ。これは、ほんとに面白い。出版元が新潮社なのが、ちょっとネックではある。いや、別に新潮社の社風に問題があるという意味ではない。ただここは、漫画をあまり出していない。活字の山が中心だ。だから、漫画を売るノウハウがあまりない。実はぼくも、『約束の地・憂国』という単行本を、ここから出したのだが、残念なことにさほど売れなかった。でもまあ、その代わり、きちんとしたいいい本を作ってくれたので、いいのである。彼女の本も、たぶんそこそこは売れているとは思うが、その面白さを考えれば、ベストセラーリストに登場してもいいところである。もったいないのである。 さて『百物語』だ。これは、『小説新潮』に連載されたものだ。1回8ページだから、ごく短い。その短さが、内容にぴったりだ。 どんな内容なのかというと、ごく簡単ないいかたをしてしまえば、怪異譚だ。江戸時代、どこどこでこんな出来事があった。不思議なことがあった。それだけなのだ。それ以上のことは描いてないし、描こうともしていない。それなのに、そこにはそこには人間の心の恐ろしさや理不尽さ、このうつし世の不思議さや怖さが、充分に描かれている。今もいくつかを読み返して、ぞっとしたばかりだ。決して最近流行のホラーではない。死体も内臓も生首も出てこないし、斧やチェーンソーを持って追いかけてくる怪人もいない。しかし、怖さは天下一品である。それは、杉浦が、死人の思い出や物の怪のことを描いていながら、その実、本当に描いているのは生きている人間のことだからだ。本当に怖いのは、実は人間なのである。 この話に、元ネタがあるのかどうか、ぼくは知らない。ベースにした怪異譚があるのかどうか、そちら方面に造詣が深くないので、ぼくには判断ができない。似た話をどこかで読んだことがあるような気もする。すべてが彼女が創り上げたフィクションであると考えるには、その恐ろしさに、あまりにもリアリティがありすぎるのだ。しかし、元ネタがあろうとなかろうと、その面白さに変わりはない。恐ろしさに変わりはない。その面白さ恐ろしさこそが、杉浦日向子のオリジナリティなのだ。
2012.11.25
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<新生人民解放軍の脅威>今年8月に北朝鮮が兵器物資(アルミニウム合金の延べ棒、アウミニウム管)の輸出を図り、日本政府が米国の要請で輸送船からその物資を押収していたそうです。気になるのは、中国軍の関与があったという事実であるが・・・果たして、新生したチャイナセブンは人民解放軍をコントロールできるのか?北朝鮮、兵器物資輸出図る 対ミャンマー、日本押収より 北朝鮮が今年8月、核やミサイルの開発などに使えるアルミニウム合金を、中国経由の船でミャンマーに輸出しようとしていたことがわかった。米国の要請で、日本政府がこれらを押収した。この輸出は、大量破壊兵器を含む全ての武器とその関連物資の北朝鮮からの輸出を禁じた国連安全保障理事会制裁決議に違反する。決議違反を否定してきたミャンマーと中国への国際的な批判が高まりそうだ。 複数の関係政府当局者が朝日新聞の取材に明らかにした。オバマ米大統領がミャンマーを訪問するなど、民主化を評価し、制裁緩和と支援の強化に乗り出している日米などの政策に影響が出る可能性がある。 日本が押収したのは、北朝鮮を意味する「DPRK」と刻印されたアルミニウム合金の延べ棒15個と、長さ5メートル、直径9センチの金属管約50本など。精密検査の結果、このうちの一部が、ウラン型核爆弾の製造に必要な遠心分離器の原材料に使える高強度アルミニウムであるとわかった。 新生中国共産党は、言って見れば既得利益集団の集合体のようなものであるが・・・・気になるのはチャイナセブンは人民解放軍をコントロールできるか?ということですね。 人民解放軍といっても、実体はアメリカの産軍複合体をより傲慢に、より利益志向にしたような集団であり、軍閥企業のようなものなんでしょう。(チャイナセブンの間では、縄張り争いを行わないとの観測もあるが、それってシビアンコントロールが働きにくいということではないか?)北朝鮮による大量破壊兵器の拡散は、彼らには脅威とは映らず、むしろ商機到来と見ているとしたら・・・・アメリカならずとも、日本にとって十分な脅威である。羅老号の打ち上げ後、北朝鮮がまた長距離弾道ミサイル発射か=韓国とあるように、韓国政府も大統領選挙(12/19)の前後に、北朝鮮が長距離弾道ミサイルを発射する可能性が高いと見ているそうだが・・・・ミサイル運搬車を北朝鮮に輸出した人民解放軍は、この北朝鮮の暴挙をどのように見ているのでしょうか。現在に至るまで、版図のどこかで途切れなく戦争をしている人民解放軍であるが・・・・(中越は休戦状態、チベットでは占領継続中)2010年に「国防動員法」まで制定しているので、既に臨戦態勢にあるようです。平和ボケの日本は後追いになるのは仕方ないとしても、所轄部署は対応しておく必要があるのかも。11/10中国の法律は、有事の際、中国国内で事業を営む外国企業は中国政府に提供しなければならないより中国の強硬姿勢がさらに激化し、武力衝突に至る可能性もゼロではない。中国は実際に南シナ海でも武力行使をくり返しながら海洋進出してきた。また、それに向けた布石ともいえる法律(「領海法」や「離島防衛法」など)を制定している。 法律といえば、ここまで事態が切迫してきた以上、中国が2010年7月に施行した「国防動員法」にも改めて注意を向けておく必要がある。この法律は、中国が有事の際(あるいは緊急時でも)、中国国内で事業を営む外国企業は資産や業務、技術を中国政府に提供しなければならないと規定している。もし万が一、日中がこれ以上、緊張を高める事態となれば、中国に進出している日本企業は、製品やサービスを中国政府や中国軍に提供しなければならないと定められているのだ。 さらに同法では、外国に居住する中国人も、中国政府の指示に従わなければならないとされている。有事などの際、日本に在住する中国人は中国政府の指示に従って日本で反日デモや暴動を起こす可能性も全くなしとは言えないだろう。つまり、日本国内での騒擾事件も起きかねないということも頭に入れておく必要があり、治安機関などにおいてもそうした想定での対応が求められる。(後略)アメリカにとっても尖閣諸島問題はちょっと想定外の急変だったのではないか?時期の早い遅いはあるにしろ、このような緊迫した状況は'11年にはシミュレーションされていて、思考停止するほどでないのが心強いわけです。「日中もし戦わば」という本が積読状態だったので、引っ張りだしたところです。【日中もし戦わば】マイケル・グリーン×張宇燕×春原剛×富阪聰、文春新書、2011年刊<amazon紹介>より緊張高まる日中両国だが、実際に戦ったらどうなるのか。日米中を代表する専門家・ジャーナリストが一堂に会し激論を交わした。<大使寸評>人民解放軍の暴走を抑えることのできるのは共産党中枢9人のうち2人だけという、薄氷を踏むような文民統制システムが怖いわけで・・・・その中華のシステムを究明したいわけだけど、日米の専門家にしても不透明さは変わらないようです。Amazon日中もし戦わばTsuchiyaさんが11/25ツイッターで警告しています。@gold_sf: 中国の軍隊と民主主義国家の軍隊には大きな違いがある。中国人民解放軍海軍は中国共産党に属している。通常の国家の軍隊というのは国家に属していて、国民を守る。人民解放軍というのは共産党に属していて、共産党の利益を守っていて、人民を守らない。@gold_sf: 国際的にみても大きな力を出した方が手を出したことになる。日本が海上自衛隊を出してきたら、中国も海軍を出してくる口実になる。中国は、自衛隊が出てくるのを待ち望んでいる。日本が先にエスカレートさせたという印象を国際社会に与える事ができるから。@gold_sf: 海上自衛隊は24時間、尖閣諸島を遠巻きにして警戒監視を行っている。常に監視しているので、海上自衛隊が出てきたと中国側に言質を取られない。自衛隊が尖閣諸島を放置している訳ではない。posted at 11/25-06救われるのは・・・・潜水艦の性能と運用能力では、海上自衛隊のほうが1日の長があることではないでしょうか。
2012.11.24
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<どいつもこいつも状態の政局であり>民主党にはまだ期待している往生際のよくない大使であるが、野田首相にはほとほと愛想が尽きたのです。金子先生がツイッターで、いみじくも「政経塾クーデター」と表現したようにビジョンを捨てて、政局に生きる政経塾的なものに政治が愚弄されているのだ!(大使 抑えて) 金子先生のツイートです。【政経塾クーデター:メディアは野田首相の「大勝負」とか「英断」とか報道し、党内反対派との「バトル」に焦点を当てる。原発事故直後と同じ本質をそらす報道。これは民主主義破壊するクーデターであり、大連立を阻止するために政経塾大臣の落選が不可欠】 また、なだいなださんが11/17ブログで野田首相の資質について引導をわたしています。11/17なだいなだ:打てば響くより「窮鼠猫を噛む解散」と見えて、実は「あとは野となれ山となれ解散」 とうとう年内解散ということになった。 今回は、どこに投票するか、選挙民は迷うだろう。ぼくだって迷う。単独の党が過半数を占めることはないだろう。 記録的な低投票率になる可能性もある。その正反対もありうる。自公政権の復活の可能性は高いが、もう、それにはうんざり、という有権者も多いから、前回の民主党のように、自民が大勝ちすることはないと思う。 さて、野田という政治家だが、おそらく「政治家になる以上は総理大臣をやってみたい」と思って生きてきた人なのであろう。松下政経塾に入ったのも、民主党に入ったのも、自民党に入るより、近道という計算があったのだろう。そして首相になった。だが、この人には、首相になって、何をしたいのか、そのイメージがなかった。政治家になってからは、ひたすら政治技術を学んだ。今回のような敵も味方も虚を突かれるような解散をしたのは、そのような技術を学んできた結果だろう。かつては、こういう技術は、政界の寝業師と呼ばれた人たちに属していた。その技術を、かれはプロ並みに磨いた。 だが、解散のあとを、かれは考えていないだろう。民主党はこんな解散をすれば、消滅するだろう。選挙後にいくつかに分解し、小沢のもとに走るもの、自民に走るもの、維新に走るもの、いろいろと出てくるだろう。しかし、かれにとっては、総理になるまでは必要な存在であったが、民主党はもう必要はない。かれは政治生命を賭けるといっていたが、実は、総理大臣になってしまったのだから、これからの政治生命など、問題にならなかったのだ。だから民主党の生命も賭けたのだろう。 だろうと、推定しているように書いているが、ぼくの頭の中では、ほとんど確信に近い。 政治家を職業としてやる人間が増えてくれば、かれのような首相が選ばれても、当然だ。 だが、日本人にとっては、不幸なことだ。一方、第3極の「日本維新の会」の懐具合も不可解である。11/21橋下政治資金の不可解(1) 8割強がパーティ券あっせんより「日本維新の会」の代表代行にして大阪市長の橋下徹氏。企業献金や団体献金の拒否を主張し続けるなど、政治資金にきれいなイメージがもたれているが、「橋下徹後援会」の政治資金収支報告書には、他の政治家にはほとんど見られない記載がある。「パーティー券のあっせん」だ。その総額が、2008年から2010年までの3年間で4926万円余りに上ることをNGO「政治資金オンブズマン」が指摘した。このあっせんという行為は法律で認められたものだ。橋下氏の政治資金収支報告書の場合、あっせんが収入のほとんどを占めているため、パーティー券を誰が購入したか記載がない。つまり、実際にパーティー券を購入して橋下氏を資金的に支えたのが誰なのか、何もわからないのだ。 普通、高額なあっせんは簡単にできるものではない。本当にこのような高額なあっせんが行われたのか疑念が生じる。また、20万円を超えるパーティー券購入者の氏名等は収支報告に記載されなければならないが、それがあっせんによるものなのか橋下徹後援会が直接販売したものなのかも不明だ。責任者は誰にパーティ券をあっせんしたのか、その実態について詳しく説明すべきだ」橋下政治資金の不可解(2) 秘書一族がパーティー券大量あっせん まったく、どいつもこいつも状態の政局であり、どの政党に投票していいやら?と悩ましいのだ。大使としては、反TPP、対中抑止という政策に投票するしかないのかも。
2012.11.23
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<中国のレアアース統制6> H24.6.7~~ 中国のレアアース統制に中華の特質が見えるのではないかということで、フォローしてみます。なお「原発とレアアース」という時宜を得た本を図書館で借りて読んだので、そのエッセンスをレアアース禁輸措置がもたらしたこととしてメモしました。<フォロー終了>H24.11.22この問題について、長くフォローしてきましたが・・・・日本の地道な対抗策が奏功し、中華の禁輸、売り惜しみという暴挙が破綻してきましたので、そろそろフォローを終えるものとします♪11/22中国報道によれば、レアアース禁輸は「武器」にならないと認めたようです。焼結磁石の最大エネルギ積と保磁力の関係・レアアース関連ニュース4・中華の謀略には、実力で押し返すしかない<レアアース関連ニュース4>中国は2001年のWTO加盟後も国際ルールを守る姿勢に欠け、貿易紛争が絶えない。自国は自由貿易の恩恵によって高い経済成長を続けながら、国際ルールを顧みない独善的対応が国際的にも批判されてきた・・・・・世界はレアアースの輸出制限という露骨な暴挙に驚き、中国リスクをヘッジする覚悟を固めたたが・・・・・このところ日本の着実な対抗策が実現しつつあります。ということで、レアアース関連ニュースを集めています。中国が、レアアースの禁輸を反省し始めたようです。(若干、遅かったが)11/22レアアースは中国にとって武器なのか...それともビジネスなのか?―中国報道より「中国だけの供給」というレアアース供給構図には変化が出始めている。10年先のレアアース需要は今の2倍以上の25万トン近くで、世界各地の既存鉱山の採掘再開および新規鉱山の開発に伴い、14~19年に、レアアース供給の伸びは需要の伸びを追い越すと見られる。 事実、日本の中国レアアース依存度も大幅かつ速やかに下がっている。今年上期に、中国からのレアメタル輸入は3007トンで49.3%を占めるが、2000年から初めて50%以下に減少した。日本の中国のレアアース依存度も今年は70%に下がり、13年はさらに50%に落ちる見込みだ。日本は、オーストラリア、カザフスタン、インド、ベトナムなどで約1万6500トン規模のレアアース資源を確保しており、これらの国からの対日輸出は13年に始まる見通しだ。マレーシアの対日レアアース販売会社は09年に5社だけだったが、今は200社以上に増えた。レアアース問題において、中国は「武器」ではなく、「ビジネス」で構えるべきだ。「ビジネス」の立場に立って、世界市場で、市場法則に従い、利益の最大化を追求すべきだ。「武器」にすれば、各国の抵抗、訴訟に遭うことを免れない。11/14日本が中央アジアで資源開発 中国依存からの脱却を目指すより 日本政府は中央アジアの旧ソ連の5カ国に対して7億ドルを投じ、天然ガス・石油・レアアース資源の開発を推進する。これは日本が視線を中央アジアに投じ、本国経済の発展に向け必要な重要資源を確保し、資源の中国に対する依存度を引き下げる狙いがあることを示している。中国網日本語版(チャイナネット)が報じた。 玄葉光一郎外相は10日、東京都で5カ国の中央アジア諸国(カザフスタン、ウズベキスタン、キルギスタン、タジキスタン、トルクメニスタン)の外相と会談し、各国に対して財政援助を約束した。中央アジア諸国は資源が豊富で、石油・天然ガス・レアアースの埋蔵量に期待がかかる。 ハイテクを強みとする日本は、中央アジア諸国との関係の強化に着目し、本国のエネルギー安全を保障しようとしており、中央アジアに参入を開始している。領土をめぐる対立により日中関係が悪化したが、日本政府はこれにより中国の資源に対する依存から脱却する方針だ。 <レアアース輸入の9割が中国から> 中国は世界のレアアース生産・輸出で、独占的な立場を占めている。日本は近年、この戦略的原材料で中国に過度に依存しており、苦しい状況に陥っている。 日本政府は中央アジアの旧ソ連の5カ国に対して7億ドルを投じ、天然ガス・石油・レアアース資源の開発を推進する。視線を中央アジアに投じ、本国経済の発展に向け必要な重要資源を確保し、資源の中国に対する依存度を引き下げる狙いがあることを示す動きだ。中国網日本語版(チャイナネット)が報じた。 世界ですでに発見されているレアアース埋蔵量の約3分の1を占める中国は、世界のレアアース市場で9割以上のシェアを占めている。レアアースはほぼすべての業界で使用され、そのなかには最高級のハイテク製品も含まれる。国防でも幅広く利用されている。レアアースなしに米国は「エイブラハム」戦車、巡航ミサイル「トマホーク」、高精度爆弾、イージス艦のSpy-1レーダーなど、最新鋭の武器を製造できない。 そのため、日本・米国・EUが中国産レアアースの主な買い手であるのもうなずける。中国が2009年にレアアースの生産量と輸出量を大幅削減すると、レアアース価格が高騰し、買い手国の悩みの種となった。 <天然ガスの需要が引き続き増加> 中央アジアの旧ソ連諸国は、多くの天然ガスを保有している。11年の福島第一原発事故の発生後、日本は原子力発電を相次いで停止した。エネルギー不足に直面した日本は、中央アジアという天然ガスの宝庫に視線を移した。日本の同年のエネルギー消費のうち、天然ガスが占める比率は14%のみであったが、将来的には上昇を続けるだろう。日本が輸入する天然ガスのうち96%が液化天然ガスで、日本は世界一の液化天然ガス輸入国となっている。11/9米国防省がトヨタと連携 レアアース供給で中国依存から脱却より 中国財政部がレアアース商品の輸出関税を引き上げると発表した。米メディアは、中国のレアアース政策に振り回されないため、米国防省はアジア最大の自動車メーカーであるトヨタ自動車と連携して中国によるレアアースの供給「独占」を打破しようとしていると伝えた。中国網日本語版が報じた。 米ブルームバーグは7日、米国とトヨタ自動車はカナダの鉱山会社ユーコア・レアメタルズと採掘会社マタメックと取り組みを進め、中国による供給の独占を打破しようとしていると報じた。ユーコアとマタメックは北米で鉱山を開発しており、重希土類の供給拡大につながる可能性がある。重希土類は風力タービンのほか自動車や武器の高性能磁石に利用されるが、希土類のうちでも供給が少ない。 報道によると、中国が2010年に希土類の輸出を削減、各国の実需業者は代替供給国を探している。世界安全保障分析研究所のジャック・リフトン氏は「重希土類の供給が安定していなければ、製造業者は何かを製造する決定を下せないだろう」と指摘。代替供給国の重要性について「米国で重希土類の供給が安定していれば、ゼネラル・エレクトリック(GE)は国内で磁石を製造することを決めるかもしれない」と述べた。 J.A.Green&Companyのジェフ・グリーン社長は、米政府はすでに重希土類が必要な武器システムに適用する、中国と無関係で高品質の磁石サプライチェーンを形成したことを明らかにした。またカナダの磁石製造会社は、米政府からジェットエンジンの原料に使われる酸化イットリウムの供給を求められたという。米国の磁石製造会社も、米政府がネオジム磁石の研究に投資するという。11/6住友商事、レアアース製造合弁会社の工場開所式実施…カザフスタンより 住友商事は、カザフスタンの国営原子力公社と設立したレアアース回収事業合弁会社の工場開所式を実施した。 同社は、カザフスタンの国営原子力公社カザトンプロムと2010年5月に合弁会社・JV サミット アトム レアアース カンパニー LLP(サレコ)を設立。ウラン鉱石残渣を活用したレアアース回収事業の準備を進めていた。 今回、サレコが生産を開始するのはレアアース混合物(混合炭酸希土)で、ハイブリッド車や電気自動車の普及で今後も需要の増加が見込まれるジスプロシウムやネオジムを豊富に含んでいるのが特徴。初期段階では年間1500tの生産を目指しており、2013年1月より日本向けの輸出を開始する見込み。また、今後は信越化学の技術協力で、レアアース混合物から各元素を分離・高純度化する生産体制の確立も視野に入れて取組んでいく。開所式には、日本政府より近藤洋介経済産業副大臣、原田有造在カザフスタン特命全権大使、石油天然ガス・金属鉱物資源機構(JOGMEC)長友哲次理事が出席、盛大なものとなった。<中華の謀略には、実力で押し返すしかない>中国のレアアース企業が軒並み経営不振という最新情報があるが・・・・地道な日本の努力が、中華の蛮行にカウンターブローを与えつつあるようです。WTO加盟後も、WTOを機能不全に追い込むなど公法に従わない中国には、実力行使で押し返すしかないのだが・・・・今回の日本の実力行使が、中華の戦略に対する決定打となって欲しいものです。とにかく中華の謀略には、口で言ってもダメ!実力で押し返すしかないのです。10/27レアアース企業が軒並み経営不振! 自滅した中国より 中国のレアアース(希土類)最大手、内蒙古包鋼希土高科技が一部工場の生産を休止した。1カ月間、停止する。(中略) 数量だけではない。「価格の下落にも歯止めがかからない」という。 日本のレアアース的なアプローチが、中国最大手のレアアース企業を生産中止に追い込んだ。こうした地道な取り組みが、全ての経済活動に政治を絡めてくる中国に対するカウンターブローになることを証明した。2011年3月、韓国で次のような報道があったが・・・気を抜いてはいけない。『今度は、中国はレアメタル代替技術を盗む気だ。中国は尖閣の漁船衝突の件でレアメタルの輸出を止め日本に打撃を与えようとしたくせに、ここに来ていきなり代替品開発を日本と共同でやろうと言い出した。中国の技術水準では代替品は開発できないが、日本には既に完成品がある』ともあれ・・・レアアース禁輸問題について、久々に明るい記事であった。この記事も中国のレアアース統制6に収めておきます。(大使のフォローはしつこいのだ)
2012.11.23
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<いしかわじゅんの審美眼>いしかわじゅんが『漫画の時間』という本で、1995年時点での100の漫画と作家を推薦していました。いしかわじゅんの審美眼はどの程度のものか検証してみようと思うのだ。(いしかわじゅんさん、ご免なさい)個人的には、以下の大家をどう評価したのか気になるわけですね。・西原理恵子・いしいひさいち・松本大洋etc.<叙情の向こうに絶望が見える>p72~75 西原理恵子を読むのは辛い。 彼女は最近、『恨ミシュラン』のベストセラーを通じて、根性の悪い漫画家として一般に知れ渡ってしまったが、それは正しい。西原はもちろん、もともと根性の悪い漫画家なのだ。 彼女は、叩く。自分以外のすべてを叩く。彼女の周辺の人間の愚かしさを叩く。自分以外のすべてを叩く。無知を無能を糾弾する。無垢なはずの子供たちの残酷さを指弾する。情け容赦なく、無慈悲に盛大に叩く。そのあまりの凄まじさに、ぼくは、彼女はそれを楽しんでいないのではないかと思ってしまう。そんなにしては自分だって辛かろうにとさえ思ってしまうのだ。 そうなのだ。西原は、悲しみつつ叩いているように見える。愛を欲しつつ、それを拒否しているように、ぼくには見える。その愛と悲しみが、読む側にも伝わる。それが辛いのだ。 西原を最初に見たのは、たぶん、どこかのエロ本のカットだったと思う。ちゃんと漫画を読んだのは、『ヤングサンデー』の『ちくろ幼稚園』あたりだった。しかし、実はあのころ、ぼくはあまり西原に注目してはいなかったのだ。『ちくろ幼稚園』というタイトル同様、妙にうけを狙ったあざとい絵と内容だ、と思ったのだ。当時すでに飽きかけていたヘタウマの絵と、マニアうけを狙ったありがちなオチの4コマ、そう理解したのだ。だいぶたってから、もう一度読み直し、ぼくは自分の間違いに気づいた。西原はうまかった。ぼくは滅多に間違えないが、たまに間違える。西原は、すごくよかった。もう少し最初から丁寧に読んでおけば、そんなことはすぐにわかったのだ。単純に割られたコマの端々から溢れるオリジナリティに、気づいたはずだったのだ。 それにしても西原は、うまくなった。原律子がデビューしたころ、絵はすごく丁寧に描かれていて、それは決して悪くはなかったのだが、本格的によくなったのは、途中で忙しさからか根気のなさからか、描き飛ばすようになてからだ。西原も、そのへんが少し似ているような気がする。絵を捨てたところに、自分の絵が出てきたのだと思う。うまくなり始めると、もう歯止めが効かない。際限なくうまくなっている。単純に引かれた一本の線に溢れる情感に、ぼくは息を呑む思いである。 西原の絵は、ぼくの最も好きな絵のうちのひとつだ。これほどうまくて凄い絵を描いているのに、世間の評価はそれほどでもない。はっきりいって、単なる描きなぐりのいい加減な絵だと思われているだろう。以前、西原のほかの本の中で、ぼくも親しい文筆業者の関川夏央が、「西原さんの絵は、あんまり巧みではない」といっているのを知って驚いた。関川は絵描きではないが、漫画の原作者も長い間やっていて、漫画の読者としても筋金入りだ。その関川にしてこの程度の認識なのだ。絵に対する評価とは、それほどむつかしいという証拠ではある。 彼女の新刊がでた。『はれた日は学校をやすんで』という。表題作は、月刊誌『小学6年生』に、1年半近くにわたって掲載されたものだ。そのタイトルも内容も、まったく驚くべきものである。どんな理由があろうと学校にいくことを強要されるはずの小学生が読む雑誌に、<はれた日は学校をやす>む話が載っているのだ。あの大NHKのような大小学館が、よく許したものだ。いや、もちろん、その英断に感謝しているのだ。おかげで、ぼくらはこんな面白い漫画が読める。西原は今では、肩で風を切り、ブイブイいわせています。西原は独特なヘタウマで知られているが・・・・1995年時点で西原の画力を認めたいしかわじゅんの眼力もなかなかのもんでんな♪<怖るべし、天才の一歩>p97~99 なんたって、いしいひさいちは面白い。 彼は4コマを変えてしまったのだ。 確か、20年近く前、『バイトくん』という漫画で、彼は中央デビューした。当時いしいは、大阪を中心とした求人雑誌で4コマ漫画を連載していた。それが『バイトくん』だ。関西地区ではすでに不動の人気を得ていた彼を全国区にしようと、今はなきプレイガイドジャーナル社が、それをぶ厚い単行本にして、関東に送りこんだのだ。ぼくらは、それを読んで愕然とした。あのころ4コマ漫画を描いていた人たちは、旧態依然とした<起承転結>に縛られた退屈なものしか描いていなかったし、それ以上の可能性を探ろうともしていなかった。それが、文化的には傍流と思われていた大阪から、いきなり、漫画の世界に新たな視点と文法を持ち込んで、いしいが登場したのだ。驚くのも無理はないのだ。彼は、たった4つのコマがあれば、大河ロマンだって描ける、ということを証明してしまった。つまり、それまでの旧弊な狭い場所に閉じこもり、「4コマはすべての漫画の基本」などと寝言をいって納まり返り、既得権益に頼って細々と生きていた怠惰な漫画家に、引導を渡したのだ。ま、引導を渡されたからといって、その人たちが引き下がったかどうかは別問題だが。 その後、いしいは『がんばれタブチくん』で大ヒットを飛ばした。それを追って植田まさしが噛み砕いた平易な4コマ漫画を描いて支持を受け、その後を、ただ形だけ安易になぞった大量の4コマ漫画家が追い、ついに4コマはブームを経て、現在ではついに定着したひとつのジャンルとなってしまった。つまり、天才いしいが大阪から踏み出した一歩は、現在の4コマ漫画全体の、巨大な第一歩でもあったのだ。 いしいは現在、『朝日新聞』朝刊で連載している。『となりのやまだ君』だ。 ずーっと前、新聞4コマのメンバーが変わるとしたら誰か、と聞かれて、まず植田まさしで、次はいしいだ、と答えたことがある。『サザエさん』亡きあと、不愉快なほどひとつも面白くない新聞4コマが変わるとしたら、まず普遍性のある植田、それが成功したら、次は天才いしい、とぼくは考えたのだ。 新聞漫画は難しい、ということになっている。老若男女すべてに、ある程度の満足を与えなくてはいけない、と思われている。そのために漫画家たちは、不必要なまでに読者に擦り寄ったり、あるいは自分が特別の存在ででもあるかのように、尊大に庶民を啓蒙したりして、<新聞漫画>という特殊なジャンルを作ってきた。それはヒトコマだろうが4コマだろうが、変わるところはない。おまけに、そのほとんどは、なんの新しい工夫もない退屈な絵しか持ちえていない。進歩とか進化とかいうことを捨ててしまった哀しい絵だ。 いしいは、きっと違うぞ、とぼくは思った。彼はきっと、いつものようにいつものアレを描いてしまうに違いない。全人類に満足を与えることなんて、実は必要ないのだ。面白いものは、誰にだって面白いのだ。(中略) しかし、しばらくたってから、ふと気づいたのだ。いしいの意図は違っていたのではないか。いしいは、最初から、これをやるつもりだったのではないか。いつものアレではなく、新聞という舞台で、<家庭劇>をやってやろうと思ったのではないか。父と母と子供らの形作る、家庭ごとに少しずつ違う濃厚なオリジナルな空間。大阪精神世界の地下に根付く、天外・十吾の松竹家庭劇以来の伝統を、いしい版のあの世界でやってやろうと思ったのではないか。それも、天下の公器、大朝日の朝刊で。それはきっと、なかなか面白い試みではあったろう。大体いしいが、どこで描こうが、筆を弱めたりするはずがないのだ。いつでもどこでも、自分が描きたいものを堂々と描いてしまうに違いないのだ。そんなことは当たり前なのだ。『となりのやまだ君』は、今では『ののちゃん』とタイトルを変えて大朝日で連載されているが、とにかく長寿漫画である。ここでも、いしかわじゅんの眼力の確かさが証明されましたね♪ちなみに、大使が好きなキャラクターは、ののちゃんもさることながら、老いてますます毒気が冴える山野シゲでおま♪【漫画の時間】いしかわじゅん著、晶文社、1995年刊<「BOOK」データベース>より描線・コマ割り・バックのテクニック、センスと工夫、約束事…。うまい漫画とヘタな漫画の見分けかたを、図解を用いて指南。さらに、ギャグ、4コマ、劇画、少年・少女漫画、レディスコミック―あらゆるジャンルを網羅。コミック界を揺るがせる新星から胸うつ名作まで100の作品と人を推薦する。<大使寸評>大使が好きな以下の大家について、いしかわじゅんの1995年時点の評価が興味深いし、ついでに、いしかわじゅんの審美眼についても評価しようではないか。西原理恵子、宮崎駿、諸星大三郎、いしいひさいち、杉浦日向子、松本大洋、かわぐちかいじ、東海林さだお、浦沢直樹etc.Amazon漫画の時間ドングリ国の名誉市民でもある西原がスナックさいばら(別名:おんなのけものみち)を開店しました。
2012.11.22
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<方丈庵が見たい>下鴨神社の河合神社境内に復元された方丈庵があるとのことで、紅葉狩りを兼ねて見に行こう・・・・ということで昨日、久々に京都まで繰り出したのです。「糺の森」で、あわよくばモミジも見たいという欲張り根性でんな。糺の森では黄葉する樹が多くて、モミジもまだ緑色で、やや思惑が外れたが・・・・うっそうとした自然の森の感じが、ええやんか♪これで、京都でお気に入り自然スポットが増えたのです。(ちなみにもう一つのスポットは市営植物園なんですが)【史跡糺の森・国宝賀茂御祖神社(下鴨神社)の保全のために】より 紀元前3世紀ごろの原生林と同じ植生が今に伝えられる「糺の森」は、貴重な都市の森林として国の史跡であるだけでなく、国宝2棟、重要文化財53棟、重要社殿30棟など歴史的建造物を数多内包し、ユネスコの『世界文化遺産』にも登録される文化の森。この貴重な世界遺産「糺の森・国宝賀茂御祖神社」を保存し、次代につなぐことは、我が国の文化と環境を守ることはもちろん、都市における自然環境保護につながると考えております。ところで、「糺の森」という命名が意味ありげで、気になっていたが・・・・昔は「直澄」と書いて清水の湧くところだったと、説明板に書いてありました。かんじんなお目当ては方丈庵であるが、河合神社の中に復元された方丈庵は長明さんが方丈記に書いたとおりのたたずまいです♪方丈庵:古典に親しむより 今、日野山の奥に隠れ住むようになってから、庵の東に三尺あまりの庇を差し出し、その下で柴を折りくべて炊事をする場所とした。南側には竹の簀の子を敷いて、その西側に閼伽棚を作り、その北のほうに寄せて衝立(ついたて)を隔てて阿弥陀の絵像を安置し、そのそばに普賢菩薩の絵像を掛けて、前には法華経を置いてある。東の端には伸びた蕨の穂が開いたのを敷いて、寝床にしている。南西には竹のつり棚を作って、黒い皮製のつづらを三つ置いてある。それは何かといえば、和歌・管弦に関する書、往生要集というような注釈書を入れてある。そのそばに琴、琵琶それぞれ一張を立ててある。世に言う折琴、継琵琶がこれである。仮の庵のありさまは、このようなものだ。下鴨神社の下流の加茂大橋あたりの景色が思いのほか広々していて、いいですね。鴨長明ゆかりの日野の里には、また別の機会に訪ねることにしよう。とりあえず、方丈庵跡の情報をネットからメモしておきます。長明の方丈庵跡/日野の里より●長明の方丈庵跡 ・・・・・ 伏見区日野船尾 (ひのふなお)法界寺の東の笠取山西麓に鴨長明が隠棲し、随筆「方丈記」を執筆した庵の跡、「方丈の庵(いおり)跡」がある。方丈の庵跡へは、法界寺から北100mほどのところにある日野自治会公会堂前に立てられた道標「鴨長明方丈石」に従うとよい。地下鉄東西線「石田」駅の2番口を出て、日野通を20分間ほど東(正確には東南)へ向かって歩けば、そこは “日野の里”と呼ばれている地域となる。また、逆に西(正確には北西)へ向かい山科川を渡ると“小栗栖(おぐりす)の里”となる。スタート地点の日野自治会公会堂前から約25分、山道に入って約7分で到着する。大岩の上へ向かう踏み込まれた道を登ると「長明方丈石」と刻まれた石碑と「方丈の庵跡」の石版がある。方丈石は足元の大岩で、長明が方丈記を著した庵はこの地と説明されてる。「長明方丈石」鴨長明は、鎌倉初期の宮廷歌人で、随筆「方丈記」の著者として知られている。下鴨神社の祢宜(ねぎ)の次男であったが社司の継承に失意して出家。洛北大原に棲うがその後、移動を繰り返し建暦元年(1211)日野の地に落ち着く、58歳。その間の住まいが組み立て式の小さな小屋。現在で言うプレハブ式簡易建物で、間口、奥行きともに1丈(約3メートル)四方であることから「方丈」の名がある。日野では、この大岩の上で組み立てたのであるが、なぜこのような寂しい山の中?と思う場所である。
2012.11.21
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検察が控訴断念し、19日に小沢さん無罪が確定しましたね♪・・・あまりの冤罪多発に、たまりかねた検察が身内の理屈(疑わしきは罰す、それも恣意的に)を見直しか? そして、市民メディアや周防監督映画の執拗な告発もボデーブローのように効いたかも。19日ツイッターでも藤田さんがツイートしています。「@DWMK_fujita: 小沢一郎氏の無罪が確定した。小沢氏が好きか嫌いかの問題ではなく、この「事件」は明らかに異常だった。検察の強引なやり方、検察審査会の不透明さ、マスコミ報道の異常さ。冤罪事件と同じように検証が必要である。とくにマスコミは、なぜあのような報道をしたのか自己批判が必要ではないか」郷原さんが古巣の闇を追求しています。11/14陸山会事件の構図自体を否定した控訴審判決とマスコミ・指定弁護士・小沢氏の対応より検察にとって更に重大なことは、こうして陸山会事件の構図そのものが否定されたことによって、それを前提にしてきた検察捜査が暴走であったということと、虚偽の捜査報告書まで作成して検察審査会を起訴議決に誘導していたという、東京地検特捜部の行なった行為の不当性・重大性が一層明らかになったということである。「検察が国政を牛耳るという禁じ手」はGHQの要請であったとする孫崎さんの報告が、昨今の共通認識となりつつあるようですね。今回の控訴断念がぬか喜びにならないように・・・・検察や大手メディアのミスリードに対しては、更なる監視が求められていると思うのです。周防監督も国家権力の問題を浮き彫りにしましたね。【終の信託】周防正行 監督、2012年制作、12年10月30日観賞<goo映画解説>より呼吸器内科医の折井綾乃は、同じ職場の医師・高井との不倫に傷つき、沈んだ日々を送っていた。そんな時、重度のぜんそくで入退院を繰り返す江木秦三の優しさに触れて癒やされる。やがて、お互いに思いを寄せるようになる二人だったが、江木の症状は悪化の一途を辿る。死期を悟った彼は、もしもの時は延命治療をせずに楽に死なせて欲しいと綾乃に懇願する。<周防監督インタビュー>より周防監督「折井綾乃は、目の前に座る人を国家権力というよりは1人の人間として、彼が投げかけてくる質問に対して、本当にきちんと向き合って、誠意を持って答えてる。でもその言葉はなかなか届かないんですよね。この映画って、折井綾乃という人が、どうきちんと向き合って生きてきたかっていう映画だと思うんですよ。自分を振り返っても、現代人ってあまりきちんと人と向き合わないでいる気がする。そういう風にしなくても生きていける世の中になってきてしまった。3.11以降、絆とか信頼ってよく言われてますけど、僕はそういうものは、きちんと人や物事を向き合わない限り生まれないものだと思うんですよ。この映画で、折井綾乃は、社会的には敗者のように見えるかもしれないけど、僕は人間としては敗者ではなく、彼女は本当に大事なことを得ることが出来た人だと思ってるんです。だから、この映画で観てほしいことは、人と人とが向き合うこと。誠実に向き合うことの大切さを、どこかで感じてもらえたらいいなって思います」<大使寸評>権力を持つ側は、安易に権力をふるうべきではないというのが、昨今の事例なんでしょう。成りきりソフトで大学生が犯人に仕立てられた事例なんか、検察の自白強要(越権行為)の最たる事例であるが、笑うに笑えないではないか。goo映画終の信託 「終の信託」を観たbyドングリ【それでもボクはやっていない】周防正行監督、2007年制作、2007年観賞<goo映画解説>より大事な就職の面接を控えた日の朝、大勢の通勤客に混じって満員電車から駅のホームへ吐き出されたところを痴漢に間違われ現行犯逮捕されてしまった金子徹平。連行された警察署で容疑を否認すると、そのまま拘留される。その後も一貫して無実を主張するものの、結局は起訴される事に。徹平の無実を信じる母や友人・達雄の依頼でベテランの荒川、新米の須藤の二人の弁護士が徹平の弁護を引き受け、いよいよ裁判が始まる…。<大使寸評>冤罪事件を題材にして映画にした、周防監督の「コロンブスの卵」のような着想と粘り強い制作に拍手です。頻発する冤罪事件の逆転判決にいくらかでも力になったのではないでしょうか。goo映画それでもボクはやっていないそれでもボクはやっていないbyドングリ以前のエントリー小沢氏無罪となる可能性大であるがに、“広域暴力団「霞ヶ関」”という聞き捨てならないツイートがありました。
2012.11.20
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今回、図書館で借りた7冊です。だいたい支離滅裂に借りているけど、今回の傾向は、「アート」でしょうか。実際、図書館の新書コーナーで支離滅裂にチョイスした結果でおま♪<市立図書館>・星と暮らす。・環境省の大罪・浅川伯教の眼+浅川巧の心・大伴克羊の衝撃:芸術新潮4月号<大学図書館>・ジパング2・クリエーターの渡世術・漫画の時間*************************************************************【星と暮らす。】藤井旭著、誠文堂新光社、2012年刊<内容説明>より星空とともに風景をとらえた美しい星景写真をメインとして、星や星座と文明の歴史、暮らしとのかかわりを紹介します。占星術や星座神話に代表される星にまつわる文化、流星やほうき星、隕石など世界各地で古い記録が残る天文現象が当時の人達にあたえた影響、枕草子など文学作品に見る星空を思う人間の心、地動説から天動説、最新の天文学へと続く人類の星や宇宙への挑戦の歴史など、様々な観点から星と人の関わりを紹介し、現代の暮らしの中に星の存在を取り入れてより豊かに生きることを提案します。<大使寸評>天文学入門書としていいかも。時節柄、「冬の星座の見つけ方」から読み始めたのです。冬の大三角、オリオン座、おうし座などが見られて・・・・一年中で一番豪華な夜空ではないでしょうか。Amazon星と暮らす。冬の星座byドングリ【環境省の大罪】杉本裕明著、PHP研究所、2012年刊<「BOOK」データベース>より進まない震災がれき処理、無駄だらけのごみ行政、偽善のエコロジー政策。「環境マインドなき環境官僚」の実態を元環境省担当記者が暴露。 <大使寸評>環境省のイメージは理念、規制、利権が混ざった釈然としないものであるが、この本で問題点を探ります。このたび、名前を変えただけの原子力規制庁を取り込んだが、どう変わったかが試金石かも。Amazon環境省の大罪【浅川伯教の眼+浅川巧の心】伊藤 郁太郎監修、里文出版、2011年刊<「BOOK」データベース>より「李朝」と「民藝」の源流は全部ここにあった!モノを愛することの意味を問う。悲運の歴史の中に埋れ、数奇な運命に翻弄された朝鮮陶磁器研究家兄弟の生涯に迫る。 <大使寸評>借りたあとに気付いたのだが、この本の内容は朝鮮陶磁器とか柳宋越との交流が主であり、浅川巧の植林の話が出てきませんが・・・・植林の話は、また別の本を探しましょう。Amazon浅川伯教の眼+浅川巧の心【大伴克羊の衝撃:芸術新潮4月号】雑誌、新潮社、2012年刊<内容説明>より・描きおろしSF短篇:DJ TECKのMORNING ATTACK・ロング・インタヴュー:大友克洋をつくったものと大友克洋がつくったもの・グラフ:全点撮りおろし!特別誌上GENGA展<大使寸評>大友克洋に関して最強のムック本ではないでしょうか♪アニメ『スチームボーイ』も監督するなど多彩な作家である。Amazon大伴克羊の衝撃:芸術新潮4月号大伴克洋HP【ジパング2】「ジパング展」公式カタログ、青幻舎、2012年刊<内容説明>よりマルコポーロが日本を「黄金の国ジパング」と呼び、西欧に伝えて約700年が経過した現在。外から発見されるのではなく、内から発信する日本の現代美術が、いま新鮮な発見と驚きをもって迎えられています。日本の現代アートの魅力を探る。 <大使寸評>伝統的な日本をパロディーとした池田学、山口登、上田順平etcの作品が、見て楽しいでぇ♪Amazonジパング2【クリエーターの渡世術】独立開業応援相談室、他著 、ワークスコーポレーション、2010年刊<内容説明>より■Webやグラフィックデザイン業界で働くクリエイターの皆さんへ■■■好きな仕事を一生続けるための ワークスタイル計画BOOK■■会社員?フリーランス?会社を設立?それとも――?Webやグラフィックデザイン業界で働くクリエイターの皆さん、あなたの“やりたい”を叶える働き方はどれでしょうか?<大使寸評>追って記入Amazonクリエーターの渡世術【漫画の時間】いしかわじゅん著、晶文社、1995年刊<「BOOK」データベース>より描線・コマ割り・バックのテクニック、センスと工夫、約束事…。うまい漫画とヘタな漫画の見分けかたを、図解を用いて指南。さらに、ギャグ、4コマ、劇画、少年・少女漫画、レディスコミック―あらゆるジャンルを網羅。コミック界を揺るがせる新星から胸うつ名作まで100の作品と人を推薦する。<大使寸評>大使が好きな以下の大家について、いしかわじゅんの1995年時点の評価が興味深いし、ついでに、いしかわじゅんの審美眼についても評価しようではないか。・西原理恵子、宮崎駿、諸星大三郎、いしいひさいち、杉浦日向子、松本大洋、かわぐちかいじetc.Amazon漫画の時間*************************************************************とまあ・・・・抜き打ちのように、関心の切り口を残しておくことも自分史的には有意義ではないかと思ったわけです。11/8図書館大好き1610/30図書館大好き15
2012.11.19
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野田さんの第3極潰しの不意打ち!解散であるが(ドジョウもしたたかである)・・・・官僚のサボタージュを上手く制御できずに国会解散するパターンが定着したのだろうか? 2大政党も影をひそめ、多党乱立で迎える選挙は初めてではないか?・・・民主党を離党する議員が出ているし、選ぶのが難しい総選挙になったぜ。選挙前の情勢を15日ツイッターに見てみましょう。山本太郎さん TVは民自公みんな維新石原新党しか存在していないかの様な報道ばかり。選挙通れば一つになる従米集団の宣伝洗脳に勤しむ。原発続けてTPP通して軍備拡大、基地守って憲法変えて徴兵し喜ぶのは誰?最大の貿易相手であるアジアを敵視し遠く離れた戦勝国のケツを舐めまわす連中が愛国者とな?片腹痛い金子先生【政経塾クーデター】メディアは野田首相の「大勝負」とか「英断」とか報道し、党内反対派との「バトル」に焦点を当てる。原発事故直後と同じ本質をそらす報道。これは民主主義破壊するクーデターであり、大連立を阻止するために政経塾大臣の落選が不可欠。 @hyodo_masatoshi民・自・公・国+みん・維新・太陽が、対米隷属で既得権益支配層に仕える第1極だ。選挙後は、消費税増税、原発推進、TPP参加で野合する。底流に「松下政経塾+上げ潮派」がいる。これは弱肉強食の新自由主義であり、背後には小泉と竹下がいる。これが改憲に進めば、米国のための改憲に必ずなる。長期にわたる既得権益集団と言えば、先ず中国共産党であり、その次が日本の官僚組織である。 とにかく首相や政権が代わっても、官僚たちが首にならないようにがっちりとガードを固めているから。民主党が第2自民党みたいになっちゃって・・・・政党を選ぶのが難しいなら反TPP、原発ゼロなど政策で選ぶのも、いいかも。11/19TPP対談<大河原雅子(民主)&山田俊男(自民)> より★【対談】いま、交渉はどうなっているのか──日本の戦略を問う 東アジアサミットを前に、「前のめり」で参加をほのめかす野田首相の態度に危機感が高まっています。与野党のTPP反対派の議員も、首相や官僚に対して、秘密裏に行われている事前協議や"「国民的議論」の不在"について糾弾しています。しかし、国民の声を無視したままの参加検討がなされています。 連続学習会の最終回は、現職の国会議員お二人をお招きし、国会や各党内でTPPがどのように扱われ、どのような攻防が起こっているのか、じっくりとお話をうかがいます。<講師>大河原雅子(民主党 参議院議員)TPP関連ブログ:「TPPを考える国民会議・アメリカ調査団報告会」http://www.ookawaramasako.com/?p=3165山田俊男(自由民主党 参議院議員)「聖域なき関税撤廃」を原則とするTPP は形と内容が悪い。アジアモンスーン下にある日本やアジアの農業を守るためには、「各国の多様な農業の共存」の原則が必要である。 著書に『日本農業再生 3・11以後のビジョン形成に向けて』『ひたむきに農政』など。TPPを考える国民会議・アメリカ調査団報告会より山田正彦前農水大臣を団長に総勢8名。正味4日間で30か所を訪ねる強行軍でしたが、いろいろな発見がありました。その第一は、TPP問題がアメリカでは全く知られておらず、それ以前の問題として自由貿易自体に懐疑的な人が多かった事です。アメリカ一人勝ちのように考えていた北米FTA(NAFTA)でも、100万人の雇用が失われ、世論調査でも7割の米国人はFTAやTPPには反対・懐疑的だというのです。では、だれのためのTPPなのか?ホワイトハウスを窓辺にみる全米労働総同盟の担当者は、多国籍企業の為でしかないと言い切りました。日本では、輸出倍増・雇用拡大を掲げるオバマ大統領の再選戦略とも伝えられましたが、利害関係が複雑で実は不人気なテーマであり争点にはならないとは、第二の発見・驚きでした。
2012.11.18
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<団塊、勝ち逃げは許されるか>文芸春秋は年寄り向け雑誌ということで、日頃は敬遠している大使であるが・・・本屋で今月号の三大特集を見て、思わず衝動買いしたのです。特に「世代間格差」大論争と大特集「日本人と中国人」が気になるし、「世代間格差 団塊勝ち逃げは許されるか」というキャッチコピーが決め手になったわけです(笑)「世代間格差」大論争より一部抜粋して紹介します。・久田恵:ノンフィクション作家・水野和夫:埼玉大学客員教授・湯浅誠:反貧困ネットワーク事務局長・城繁幸:人事コンサルタント 「格差社会」という言葉が世間に定着して久しいですが、昨今では「世代間格差」という言葉もまた、よく耳にするようになりました。要は、社会保障や年金などにおいて、若い世代は高齢者の世代よりも損をしているということで、「世代間闘争」と言われることさえあります。 本日は、城さんが最年少で30代、湯浅さんが40代、水野さんが50代、久田さんが60代ということで、世代も分かれております。この難しい状況をどう乗り越えていけばいいのか。世代を越えた知恵を出し合っていただければと思っております。湯浅:これまで生活に困窮した人は、企業や家族が支えることになっていたのに、現実には支えられなくなっている。かくあるべしという世間のイメージと現実とのギャップをどう埋めていくか。これは実は若い世代に限らず、日本社会全体の課題でもあります。湯浅:実際に「離家年齢」つまり、独立して家を出てゆく年齢が、どんどん上がっているというデータがあります。ただ、出て行かないのか、それとも出たくても出て行けないのか、その理由までは、はっきりわかりません。久田:私の感覚だと、同居のトラブルもあって本当は出たいが、出たら経済生活が成り立たないという感じです。昔なら子どもが独立して、退職した親に仕送りするのが普通でしたが、今の親たちは、逆に子どもを支え続けている。私たちの世代は自分の親の介護もやっているけれど、自分たちがいざ介護される立場になっても、子どもには頼れないと悟っていますよ。城:私は、97年入社でいわゆる「就職氷河期」組だったんですが、会社に入って一番不思議だなと思ったのは、全然昇給しないんですね(笑)。 つまりデフレが進み、市場が縮小するなかで、人件費も削らなきゃいけないんだけど、既に上がっている人を下げるのは大変なので、その皺寄せはすべて新卒をはじめとする若手にいったわけです。これはおかしいぞ、と。湯浅:今、非正規労働者の賃金は30代で290万円で頭打ちになるんですが、夫婦二人で500万円あれば、何とかなるという社会をつくらないといけない。具体的には性差に対して中立的な雇用と賃金体系、児童保育の環境、奨学金制度の充実、あるいは税制の扶養控除の問題などあらゆることが求められています。日本人のライフスタイルそのものに関わることなので、すぐにできることではないですが、1世代かけてでもやらないと、この社会は持続できないと思います。城:今、非正規雇用となっている就職氷河期の30代が、将来かなりの生活保護を受けることになると予想されていて、年間約30兆円という試算もあります。つまり年金は破綻しなくても、トータルの財政はやっぱり破綻するんです。湯浅:興味深いデータがあって、海外の調査で「自分で生活できない人の面倒を行政が見るべきか」という質問に対して、「そう思わない」という人の割合が、日本は38%、アメリカが28%未満、フランス17%、韓国12%、中国9%、イギリス8%、ドイツ7%ですから、日本がダントツに高い。この自己防衛意識の強さはやっぱり税金に対する不信感とつながっているんでしょうね。城:でも一番恵まれていたはずの高齢者の世代が、将来に不安を抱えているというのは面白いですよね。 ただ、私はその判断は正しいと思います。確かに彼らは恵まれた世代だったんだけれど、この状態がいつまでも続かないとわかっているのでしょう。私自身は常々、世代間格差を何とかすべきだと煽っている立場ですが、一方で実は高齢者が勝ち逃げできるステージは終わっていて、抜本的な改革を望まないといけないのは、高齢者なんですよ、とも言っているんです。水野:日本の家族制度がおかしくなってきたのは、60年代から70年代にかけて、公団住宅が乱立しはじめてからだというんですね。欧米にならって、住居から核家族化していったわけですが、日本においては、その前提となるはずの市民革命による「個人の自立」がないままに、形だけ真似した。その結果、家族は孤立し、個人も自立していないという今の状況が生まれた。久田:福祉国家の道を捨てた日本が、これからどこへ向かっていくのか。そこが問題ですよね。国に頼れないのであれば、民間でもNPOでも使えばいい。一緒にNPOをやっている同世代の方を見ていると、社会のために何とかしたいという気持ちはすごく強いんです。今は、それぞれがゲリラ戦というか、手弁当でやってますが、これをもう少し組織化して、社会を支える力にする仕組みがつくれないでしょうか。湯浅:やるべきだと思いますね。NPOへの寄付の税額控除とか、民主党政権が「新しい公共」を打ち出しましたが、あれは好むと好まざるとに関わらず、事ここにいたっては、NPOなど民間の組織を活用して、格差や社会の矛盾を官民にかかわらず埋めていかないと、社会がまわらない段階に来ているということだと思います。日本は社会保障にたいして「一億総不信」に陥っているようですが、グローバリズムが悪かったのか、日本人が悪かったのか?・・・・身につまされますね。嘆いていても、しかたないで!
2012.11.17
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<有人宇宙開発無用論>中華の有人宇宙開発の目的は、国威発揚と軍事技術であることは衆目の一致するところであるが・・・・日本が有人宇宙開発を目指さない理由について、政府見解があるかどうかまでは知らない。立花隆さんが、その理由について文芸春秋今月号の巻頭エッセイで「有人宇宙開発無用論」と題して明快に論じているので紹介します。中華の有人宇宙開発 シンポジウムの主たる話題は、日本はこれから、宇宙で何をやっていくべきなのか。もうちょっと、具体的にいうと、日本は独自の有人宇宙開発をやるべきか否かだった。 中国は独自の有人宇宙開発をとっくにはじめている。2003年に神舟5号で衛星を地球軌道に打ち上げたのを皮切りに、すでに多数の有人飛行(4フライト、宇宙飛行士9人)を成功させている。2020年までに、有人月探査を行う計画もある。独自の宇宙ステーションも建造する予定だ。2040ないし2050年頃には有人火星探査を行うともしている。(中略) 独自の有人にどんな意味があるのかといえば、国威発揚ぐらいだろう。そんなことは国威発揚が何より大切な中国にまかせておけばいい。日本は有人はあくまで国際チームの一員としてやるという立場をつらぬき、あとは日本の独自性を発揮できる得意技術分野で勝負すべきだ。それは何かといえば、有人技術ではなく無人技術だ。 近年、日本が最も成功した宇宙プロジェクトは「はやぶさ」だ。あれは人間の操縦・操作を極限まで排除した完全自立ロボットに近いプロジェクトだった。そして、サンプルリターンに徹して、重いものは何も持たず、取ってきたサンプルをスプリング8のような超ド級の分析機器にかけることで、世界中が驚くような成果をあげることができた。 あれこそ、日本のロボット、日本の分析技術の高さを世界に示したノーベル賞級の成果だ。これからあの方向でどんどんやればいい。月にも火星にも、「はやぶさ」3号、4号を送り込んで、中国の宇宙飛行士がくる前にサンプルリターンをどんどんやらせて調べつくしてしまうのだ。 中国が火星探査をやるころには、土星も、木星もサンプルリターンで征服してしまえばいい。独自の有人をするとなったら、数千億円の費用がかかる。しかし、「はやぶさ」方式なら1機、開発費用含めて二百数十億。独自有人をやる費用で、「はやぶさ」を十機も二十機も飛ばせるのだ。 有人の国威発揚にこだわる中国など「遅れてるー」と笑ってやればよい。中華の国威発揚などは、たいがいの日本人が嫌悪感と嘲笑を示すだけであるが・・・衛星破壊実験に手を染めるなど、中華の宇宙開発には、笑ってばかりもいられないのです。ところで、スーパーコンピュター「京」の演算速度が一時、世界一だったが、今では世界第2位のようですね。京は21年11月の事業仕分けで、蓮舫行政刷新担当相から「世界一じゃないといけないのか。なぜ2位じゃだめなのか」と凍結判定を受けたこともあったように・・・・日本の有人宇宙開発は財政上の理由で日の目を見ることはないでしょう。宇宙開発に関して、憲法上の制約でどうしても手を出せない分野はある。そして、有人宇宙開発には憲法上の制約はないはずであるが、でも手をださない。単なる国威発揚だけで税金投入はしない日本は・・・・成熟した財政感覚を誇るべきでしょうね。中華との比較で特にそう思うのです。とにかく立花さんに言われるまでもなく、「はやぶさ」フリークの大使でおま♪それにしても、若し「はやぶさ」の帰還が間に合わなかったら、蓮舫さんの追求でJAXA(宇宙航空研究開発機構)消滅の憂き目があったかもしれないな~。(女性の追及は怖いで)
2012.11.16
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メディアに表れた加藤氏の印象は・・・・とにかくハングリーでエネルギッシュでまるで漢族のようで、これなら漢族とも馬が合うのではないかと思っていたが、文春が加藤氏の資質についてレポートしていたようですね(また聞きになるけど)加藤氏が「中国側の親中世論形成プロジェクトの一環として組織的に養成された」とする指摘には、ハニートラップではないにせよ、「ほんまかいな」とあきれる大使である。11/14後ろ盾中国共産党も敵に回り…「中国で一番有名な日本人」の闇より「日本右翼勢力」「中華文明は偉大であり、毛沢東は唯一無二の素晴らしい人物」「胡錦濤主席の講話が体現する思想の深さに敬服」ーー。 これらは中国共産党のプロパガンダ文書の引用ではない。近年、日本でも盛んにメディアに登場している、通称「中国で一番有名な日本人」加藤嘉一氏が、中国国内で行ってきたとされる言動の数々だ。加藤氏は、留学先の北京大に在学中から「カリスマ留学生」として中国国内でもてはやされ、国営放送である中国中央電視台(CCTV)などの国営メディアにもしばしば出演。2010年からは活動の舞台を日本国内に移し、現時点までの1年半で対談本や自己啓発本を含む8冊の著書を刊行。さらにダイヤモンド社や日経グループのウェブサイトにコラムを執筆し、NHKや朝日新聞にも「中国通」の若手論者として盛んに登場するなど、20代後半の若者としてはケタ違いの飛躍を遂げている。 だが、そんな彼が、日本の人々の目が届かない場所で行っていた「言論活動」とは、実はとんでもない内容のものであった。 加藤氏については、「週刊文春」(文藝春秋/11月8日号)に掲載された『中国で一番有名な日本人“加藤嘉一”の経歴詐称を告発する』が、彼の経歴詐称問題について報じている。彼が「東大合格を蹴って北京大に留学した」「北京大では朝鮮半島研究センター研究員を務めている」といった虚偽のキャリアを日中両国で使い分け、両国の情報格差を利用して経歴詐称を繰り返していた事実を暴いた内容だ。この記事は、ツイッターなどネット上を中心に大きな反響を呼んだ。 文春の記事本文は、経歴詐称以外にも加藤氏について詳細な報道を行っている。そのひとつは、本稿冒頭の発言のような、加藤氏の中国国内での「反日」「媚中」言説。もうひとつは、加藤氏が「中国側の親中世論形成プロジェクトの一環として組織的に養成された」とする指摘だ。 以下、記事に掲載されている、中国大手メディア幹部の証言を引用して紹介しよう。「彼(=加藤氏。筆者注)は中国によって育てられたと言っても過言ではない。二〇〇四年ごろ、中国共産党宣伝部と、胡錦濤傘下の共産主義青年団(共青団)を中心に、国内外の世論工作を目的とした“中国を高く評価する”外国人の育成計画が成立しました。加藤氏はそのテストケースと言ってよい存在です。彼の流暢な中国語は、個人教師が数人で徹底的な教育を施したため。中国語の著作も、教官たちが三人がかりでリライトに協力していたといいます」「日本人であることを中国メディアがこれだけ取り上げ、また国営テレビに出演することなどは、党の宣伝部の了解なしにはあり得ません。日本人青年の口から中国政府を褒めさせ、国内世論の安定を図ろうとしたのでしょう」 とにかくきな臭い話ばかりが聞こえてくる、加藤氏の身辺。彼の所属事務所へ取材を申し込んだところ拒否されたため、今回、独自取材を通じて、加藤氏の人物像とその背景についての証言を集めることにした――。「とにかく上昇志向が強い人でした。留学当初は現地の中国人学生と言葉を教え合う相互学習会ですとか、地味な集まりにも参加していましたが、半年ほどで一切来なくなった。代わりに日本人留学生会の会長になって、もっと政治的な人脈づくりに動くようになりました」(河村氏)河村氏が加藤氏と共に入居していた、北京大学留学生寮「勺園」。 ここでの「人脈」とは、やはり文春が報じたように、中国共産党の宣伝部関係者だったようだ。ちなみに「宣伝部」とは中国共産党のイデオロギー宣伝担当部門で、中国の国内メディアの報道内容を事実上統制する立場にある。「遅い時間に寮に帰ってきたので理由を尋ねると、『党の宣伝部から接待に招かれた』。見慣れない服を着ているので尋ねると『CCTVの女性プロデューサーに買ってもらった』と。よくそんなことを言っていました」(同) そんな加藤氏に、他の日本人学生はどう接していたのか?「加藤君のギラギラした姿勢を露骨に嫌う人と、媚びてすり寄る人、無関心な人の3種類がいました。でも、彼と対等な友達付き合いをした人は誰もいませんでしたね。もっとも彼の側も 『付き合ってメリットがない人間』とは口もきかないのが普通。共産党宣伝部のほかに、国際交流基金や朝日新聞の特派員など、中国に駐在する日本人の偉いオッサンたちに対しては積極的な売り込みを行っていて、先方からも可愛がられていたようですが……」(同)文春が加藤氏の経歴詐称を報じて以降、中国では「人民日報」(WEB版「人民網」)が「社会の『集団盲信』が生んだペテン師・加藤嘉一」と、露骨な題名をつけた論評記事を掲載。さらに国営放送のCCTVや中国国務院傘下の「中国網」でも独自の批判報道がなされるなど、いまや中国共産党系の主要メディアにおいて、日本以上に激烈な「加藤叩き」が行われているように見えるのだ。 中国共産党はなぜ、苦労して手ずから育成したはずの加藤氏を守らずに、徹底的な攻撃を加えているのか? その背景について、日本国内在住の中国人ジャーナリストは、次のように説明する。「中国共産党は、10年ごろの段階ですでに加藤嘉一氏を切り捨てたという情報が、現地メディア筋や北京大学筋などから伝わっています。北京五輪が終了したことで『中国を褒める外国人』の利用価値が低下したのに加え、共産党系の英字紙がアメリカのワシントン・ポストやニューヨーク・タイムズに多額の広告出稿を進めるなど、当局はこの時期に多額の資金を投じて、米国・日本・台湾などを対象にした、より大規模な対外世論工作を発動。こうした大規模作戦を前にして、加藤氏の影響力はあまりにも微小でしかなく、党にとって使えない『駒』になってしまったというわけです」 中国で「一番有名な日本人」であるはずの加藤氏が、なぜか中国国内での活動をセーブし、日本のメディアに盛んに登場し始めたのは、ちょうど10年の秋以降のことだ。共産党内の方針変更によって中国本土での仕事が激減した結果、日本への「逆出稼ぎ」に来たのだと考えれば、こうした動きにも納得がいく。 中国共産党が加藤氏を切り捨てたのは、「東大合格を蹴って北京大に留学した」といった、ちょっと調査すればすぐにバレるような嘘を連発する彼のビッグマウスも一因だったのかもしれない。今回の騒動から私たちが学ぶべきことは、「○○氏は大ウソつきだ」といった表面的な話ではなく、中国という国の底知れぬ恐ろしさと、日本人のメディアやビジネス業界の“情弱”ぶりなのかもしれない。本屋には加藤氏の書籍が並び、既に出る杭となった加藤氏の資質をメディアがあげつらっても、やっかみ半分に聞こえるわけですね。10年ごろの加藤氏の論調は、「そこまで言ったら中国から退去されるのでは?」と思ったものだが・・・既に共産党は加藤氏を捨てていたわけですか。共産党と縁が切れたなら、これから共産党の闇をバンバン暴いて稼いでほしいものだ。ま~日中を又に掛けて、稼いできた加藤氏のしたたたかさには、感服する次第ではあるが・・・・日本人離れした人なんでしょうね。とにかく、メディアの野次馬たる私としては加藤氏の今後が興味深いのです。それはそうと、中華のハニートラップは有ったのだろうか?・・大陸の謀略はえぐいで!
2012.11.15
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昼間の雨が上がり、雲間から冬の星座が見られます♪この季節は、冬の大三角、オリオン座、おうし座、スバルなどが見られて・・・・一年中で一番豪華な夜空ではないでしょうか。ちなみに、私の誕生日は牡牛座にあたるので、牡牛座には思い入れがあるんですよ(さよか)おうし座を見つけようより牡牛座はオリオン座の右側に見られます。、赤く輝くのが牡牛の眼:アルデバランです。牡牛の肩あたりにスバルが見られます。清少納言が星はスバルと讃えていましたね♪おうし座ある日のこと。フェニキア王の娘エウロパはいつものように侍女達と海辺で花摘みを楽しんでいたのですが、そこにどこからともなく、大きな牡牛が現れました。雪のように白く美しいその牡牛は、静かにエウロパに近づいてきます。おとなしく人懐こい様子に気を許したエウロパは、躊躇する侍女達をよそに、牡牛に頬擦りをしたり花を飾ったりと戯れ始めました。…しかーし!これは牡牛の罠だったんですねー。おうし座図書館で「星と暮らす。」を借りたので、柄にもなく「冬の星座」を見る気になったわけですが・・・寒気到来で、寒いでぇ。雲がわいてきて星が隠れたので、また別の日に見ることにしましょう。【星と暮らす。】藤井旭著、誠文堂新光社、2012年刊<内容説明>より星空とともに風景をとらえた美しい星景写真をメインとして、星や星座と文明の歴史、暮らしとのかかわりを紹介します。占星術や星座神話に代表される星にまつわる文化、流星やほうき星、隕石など世界各地で古い記録が残る天文現象が当時の人達にあたえた影響、枕草子など文学作品に見る星空を思う人間の心、地動説から天動説、最新の天文学へと続く人類の星や宇宙への挑戦の歴史など、様々な観点から星と人の関わりを紹介し、現代の暮らしの中に星の存在を取り入れてより豊かに生きることを提案します。<大使寸評>天文学入門書としていいかも。時節柄、「冬の星座の見つけ方」から読み始めたのです。冬の大三角、オリオン座、おうし座、スバルなどが見られて・・・・一年中で一番豪華な夜空ではないでしょうか。Amazon星と暮らす。ところで、「冬の星座」といえば、まず思い浮かぶのはオリオン座でしょうね。Satoさんの「星座を見つけよう」からオリオン座を引用します。オリオン座を見つけようよりオリオン座自分の愛する人を殺してしまったアルテミスの悲しみは、たとえようもありません。この一部始終を見ていた神々の王ゼウスは、アルテミスを不憫に思い、オリオンを天に上げ星座にしました。それ以来アルテミスは、銀色の月の馬車に乗り、愛するオリオンに会うため夜空を巡っているのです。<誕生星座>星空の中で太陽の通り道を「黄道」とよび、その黄道上にあるのが黄道十二星座です。これが自分の誕生日と関係ある、いわゆる「誕生星座」とよばれ親しまれているものです。おひつじ座(牡羊座、Aries) おうし座(牡牛座、Taurus) ふたご座(双子座、Gemini) かに座(蟹座、Cancer) しし座(獅子座、Leo) おとめ座(乙女座、Virgo) てんびん座(天秤座、Libra) さそり座(蠍座、Scorpio) いて座(射手座、Sagittarius) やぎ座(山羊座、Capricornus) みずがめ座(水瓶座、Aquarius) うお座(魚座、Pisces) アルデバランとスバルの中間が黄道となっているので、このあたりに最近は木星が見られます。
2012.11.14
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図書館で『ブラッドベリ、自作を語る』という本を借りたが・・・・大使幼少の頃、とっついたSFがブラッドベリだったかな♪と思いだしたのです。『霧笛』はブラッドベリのSFショートであるが・・・・灯台に近寄る恐竜の、ある意味哀しい情景が頭の片隅に残っているのです。つまり、昔読んだ絵本のようにインプットされている、このイメージこそ叙情SF作家ブラッドベリの真骨頂ではないかと、思ったりする。【ブラッドベリ、自作を語る】レイ・ブラッドベリ著、晶文社、2012年刊<「BOOK」データベース>より人生について、愛するものについて、それまでの浮き沈みや冒険の数々、宇宙、執筆、映画、戦争、愛、死、恐怖…20世紀アメリカ文学を代表する作家から光線のように放たれた言葉。「華氏451度」「火星年代記」「たんぽぽのお酒」etc.型破りな創作の力に迫る。 <大使寸評>大使幼少の頃、とっついたSFがブラッドベリだったかな♪Amazonブラッドベリ、自作を語るこの本のエッセンス部分を紹介します。p146~148ブラッドベリ:ラスが言いだしたことがある。「2年ばかり前にキューバへ行ったんだ。パパに会ったわけじゃないけど、ハバナ郊外のへミングウェイ邸近くに、行きつけだったというバーがあって、オウムがいた。そこのバーテンが『誰のオウムだと思います?こいつはパパを知ってたんですよ。口もきいたんです』なんて言うんだ」そういう話を聞いたから、さっそくメモして、うちへ帰ってから地下室の資料ファイルに入れておいた。1952年のことだ。 10年たって、ヘミングウェイは自殺していた。たまたま地下室の資料を見ていたら、バーで『老人と海』を読んだ晩のメモが出てきた。「パパを知っていたオウム」と書いてあった。それで思いついたんだ。「あ、そうだ、このオウムがまだ生きていて、パパが最後のストーリーを聞かしていたとしたらどうだろう!」。それから腰を据えて書き出して、その日のうちにできた。いい作品だよ。すごく気に入っている。つまり、まあ、ストーリーってのは、自分から出来上がるものなんだな。出来ちゃうんだ。ウェラー:そういう「もし…だったら」という発想が、どれだけ大事かってことを聞かせてください。たとえば、もしヘミングウェイが最後の傑作をオウムに語っていて、そのオウムが人の言葉をしゃべったら?もし地球に核戦争が起きて、人間がいなくなったのに機械化された家が機能し続けたら?もし最後の恐竜が深海に生きていて、灯台の霧笛をさびしい泣き声として聞きつけ、いなくなったはずの雌が呼んでいるのだと錯覚したら?というような「もし…だったら」が、構想の中心にあるのでしょうか?ブラッドベリ:いや、書いているときは、何の問いも浮かばない。ストーリーなんて考えるものじゃない。書くだけ。あっちから来るんだ。どん、とストーリーがやって来る。夜更かししてテレビで古い映画を見ているとして、ちょい役の俳優に見覚えがあると、その名前を思い出して、どんな映画に出ていたのか次から次に思い出す。そういうのって考えるものじゃなくて、あっちから来るだろう。ひょっこり出てくる。もともと頭の中にあったのかどうか。まあ、無意識を信頼するってことだろう。いろんな源泉があるはずなんだ。ちょっと突っついてやれば、ぱっと出てくる。***************************************************************p386~387パリス・レビュー:しかし、以前には、インテリ層に幅広く認められたいというお気持ちがありましたよね?ブラッドベリ:まあね。いまは違う。ある種のインテリには受け入れてもらえなくてもいいと思っている。たとえば、もし明日になったらノーマン・メイラーに好かれてる、なんてことはあるわけないんで、あったら命を差し出すよ。僕から見ればメイラーは極度の心配性だ。あるいはカート・ヴォネガットが急にブラッドベリの大ファンだと言ったら、かえって僕が不安になる。そう聞いた僕の頭がおかしくなってないかと思っちゃうよ。とんでもない問題を抱え込んでる人らしいね。世界を見る目が僕なんかとは違っちゃてるんだ。たぶん僕は呑気なことばかり言っている人間なんだろうが、あっちは悲観したことばかり言っている。ただ僕は自分では双面神ヤヌスみやいに、どっちも見ていると思いたい。未来への警告を発しつつ、どっぷりと過去につかってもいる、というような両面の組み合わせだね。いずれにせよ過度に楽観しているとは思わない。まず行動が大事だというのが僕の基本で、この世界、この国を救うためには、これから30年に自分がどうしたいのかわかっているつもりだ。そのように行動しようとも思っている。そういうことを文字に書いて、また講演もする。パリス・レビュー:ヴォネガットは、長いこと、あれはSF作家だとインテリには評されていましたが、いまはSF作家ではないということになりました。そうだったこともないと言われています。つまりメインストリームの側に救い出されて、立派な「文学」になったということですね。ブラッドベリさんは当落線上でしょうか。ブラッドベリ:(ケルト風の発音で)おお、マザー・カブリーニ、願わくば、われも早、聖人とならんことを(笑)「火星年代記」はブラッドベリの代表作であるが、この本を読んだかどうか記憶が定かでないのです。SFの文庫本をダンボール箱に入れるくらい買い揃えていたがまるごと紛失しているので(嫁さんが捨てたかも?)、調べようがないのだが・・・・この際、もう一度読んでみたいということで、アマゾンで発注したのです。注文した翌日にこの本が届いたが(便利になったものです)、もしかして二度買いになったかも(笑)【火星年代記】レイ・ブラッドベリ著、晶文社、2012年刊<「BOOK」データベース>より火星への最初の探検隊は一人も帰還しなかった。火星人が探検隊を、彼らなりのやりかたでもてなしたからだ。つづく二度の探検隊も同じ運命をたどる。それでも人類は怒涛のように火星へと押し寄せた。やがて火星には地球人の町がつぎつぎに建設され、いっぽう火星人は…幻想の魔術師が、火星を舞台にオムニバス短篇で抒情豊かに謳いあげたSF史上に燦然と輝く永遠の記念碑。著者の序文と2短篇を新たに加えた新版登場。 <大使寸評>若い頃に買い揃えたSF本がまるごと紛失しているので、新たに購入したのです。若しかして二度買いになったかも。Amazon火星年代記レイ・ブラッドベリ:霧笛と原子怪獣
2012.11.13
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NHKスペシャル「中国文明の謎」シリーズの続きです。3回シリーズのうち、今回は「漢字」がテーマであり興味深いが・・・・臍が曲がった大使はどうしても「奢る中華も久しからず」という見方になるのです(笑)・・・・先ず番組HPを覗いてみましょう。中国文明の謎:第2集より甲骨文字 紀元前1600年頃、「夏」を倒して新しい王朝を建てたのが「殷(商)」である。「殷」は漢字の原点である甲骨文字を生み出すなど高度な文化を持ち、強力な軍事力で周辺の部族を圧倒した。 だが、その「殷」は、「牧野の戦い」と呼ばれる天下分け目の決戦で、「周」にあっけなく敗れ去る。勝敗を分けたのは何か?二つの王朝の差は何か?そこに「漢字の力」があった。この番組を見ながらツイッターでメモしたのです。(ビデオ録画すればいいのだが、ビデオ付きテレビは嫁さんがほぼ独占しているので、ツイッターでメモするしかないのです)1:21時からNHKスペシャル「中国文明の謎」第2集がはじまるでぇ・・・・ 奢る中華も久しからずということか。(コレ コレ)2:夏から殷への王朝交代を示す遺跡が2010年に発掘された。 約100年前にも殷墟で6万以上の甲骨、5000の青銅器が発掘されたが・・・ 甲骨に書かれた甲骨文字は現代でも解読できる文字であったことが、すごーい♪3:甲骨で吉凶を占う場に王も立ち会った。 頭を切り落とした人骨は生贄であったが、最初の漢字はこのような特殊な環境でうまれた。生贄とされたのは、歯のサンプル調査でキョウという部族であることがほぼ立証されたようです。 殷墟以外でも甲骨が発見されたが、なぜ甲骨が流出したのか?4:漢字が殷から周に流出したが、言葉が違う周で漢字が使われたのは表意文字であったからである。 まもなく、周は殷を倒す準備を進める。 3000年前の決戦が始まるが、周軍には八つの部族が参加していた。5:70万人の殷軍は1日の戦闘で敗走したが・・・・ 柳家村で漢字が書かれた青銅器が発掘されたが、漢字の内容は他部族との契約であった。周が他部族に出兵要求の漢字を書いた青銅器を送り合同軍を作ったことが、勝因となったようです。つまり、当時すでに、漢字文化圏が形成されていたのである。6:時は過ぎて満州族による清朝が興ったが・・・ 満州文字(表音文字)の普及を図ったが頓挫したので、表意文字の漢字を使わざるを得なかった。posted at 21:51:12-2012.11.11人類史上初めて、書き言葉としての漢字が契約に使用された♪言語学的に見ると、目をみはるような事実に高揚するのである(サヨカ)殷の時代に漢字文化圏が成立していたようだが・・・・このあたりが漢族が中華4000年の歴史と豪語する由縁なんでしょうね(笑)現代の奢る漢族には腹に据えかねる大使ではあるが、こと漢字に関してはすごいと言わざるを得ないのです。漢字のベクトルより甲骨文字のあたりを紹介します。<象形文字の成立>p28~31象形文字 漢字には象形文字として作られたことを如実に示す字形が多くあって、特に甲骨文字の字形を見るとそのありさまがよくわかる。図版は甲骨文字に見える代表的な象形文字を表にしたものだが、まず動物ではいずれもその特徴が実にうまく絵画的に表現されている。 このように象形の方法で作られた文字は動物の他にもたくさんあって、例えば「日」は太陽を、「月」は空に浮かぶ半月を形どったものだし、「木」は樹木が立って枝を張っているさまを、「門」は扉が閉じられているさまを、「車」は古代の戦車の形を、「歯」は大きく開けられた口から歯が見えているさまを、それぞれ形どったものである。<最古の漢字>p61~62 中国でいつごろから漢字が使われ始めたのか、正確なことはまだわかっていないが、現存するもっとも古い漢字は、第一章にもとりあげた殷の「甲骨文字」であり、それが使われていたのはだいたい前1300年から前1000年くらいにかけてであった。 殷は古代国家の例にもれず神聖政治がおこなわれていた時代であり、その年の農作物の収穫や、戦争などの国家にとって非常に重要な事柄から、病気や出産など王の一族の身辺にかかわること、はては今夜雨が降るだろうかといった瑣末な事柄まで、ありとあらゆることに関して神意を問う占いがおこなわれた。この占いで得られた宣託や、その結果として起こった事象などを、占いに使った亀の甲羅や牛の骨などに鋭いナイフで刻みつけた。その時に使われた文字を「甲骨文字」といい、またほとんどが占いの内容を記したものであることから、その文章を「ト辞(ぼくじ)」と呼ぶ。 甲骨文字は20世紀の初頭に突然世の中に存在が知られたもので、それまではそのような文字があったことすら伝えられていなかった。だから甲骨文字はまったく突然に世の中に登場したといえるのだが、しかしそれまでの中国では、殷や周の時代に作られた青銅器の銘文の研究を通じて、古代文字研究の分野に相当多量の蓄積があったから、発見の当初から甲骨文字はある程度は解読が可能だった。また甲骨はその後もたえまなく出土し続けたから、研究を進めるのに必要な量も十分に確保された。 今世紀の中国における考古学の成果にはまことにめざましいものがあり、特に中華民国の歴史言語研究所が、1928年から37年までの10年間に、計15回にわたって取り組んだ河南省安陽市郊外の殷墟の発掘によって、大量の甲骨と、殷王のものと思われる大墓などが発見され、その研究を通じて、それまでは神秘と伝説のかなたにかすんでいた殷代の歴史が次々と明らかにされた。NHKスペシャル「中国文明の謎」1
2012.11.12
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100均のダイソーがクールジャパンなんだって?♪アメリカ金融さえ味方につけて、デフレを牽引する新自由主義の申し子となったのか?それとも中国を搾取するしたたかな日本企業の筆頭となったのか?11/09100均がクールジャパン!? 外国人観光客人気ナンバーワンの土産屋 より<えっ、これがあのダイソー?> 言い換えれば、「ジャパニーズ100均」は日本型コンビニエンスストア同様、世界を席巻し得る、最有望な業態と目される。その最右翼が、「ダイソー」を国内で3270店舗展開する100均のガリバー・大創産業(本社広島・矢野博丈社長)だ。同社はすでに海外28カ国、658店もの店舗網を有する。 その大創産業による、最近の店づくりが業界で注目を集めている。「えっ、これがあのダイソー?」と驚くような、おしゃれな「ニューダイソー」が、全国に続々お目見えしているのだ。 今春、東京・お台場にオープンした「ダイソー ダイバーシティ東京プラザ店」(写真参照)はその代表。同店の店舗面積は210坪とやや小ぶりだが、品揃えはフルラインで約5万アイテムの商品がぎっしり並ぶ。「ダイソー ダイバーシティ東京プラザ店」 ただし、大量の商品がぎゅうぎゅうに押し込まれ、雑然とした売り場の中で欲しい商品を探す、かつてのダイソーのイメージは、この店にはみじんもない。店内表示やサイン、POPの充実、さらにスマートな什器使いやレイアウトの工夫により、あくまで商品は見やすく探しやすい。 何より目を引かれるのは、ファッショナブルで都会的な店づくりだ。見事にカラーコーディネートされたあか抜けたディスプレイに加え、商品もパステルカラーや花柄、ドット柄などおしゃれな色づかいやデザインのものが目立ち、「日本の100円ショップは、ついにここまで来たか」と驚かされる。間違いなくこのモデルは、世界のワンプライス業態をリードする最先端フォーマットとなるだろう。確かに、今や多国籍企業であり、世界のワンプライス業態をリードする面はしたたかだが…アップルと同様、どこかおかしいのではないか?(大使、見方が堅いのでは?)でも、良い悪いは別にして、日本型コンビニやダイソーの躍進は経済的ナショナリズムをくすぐるわけだし…弱者の味方かどうか分からないが、日本企業の生き残り策になるのかも。
2012.11.11
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このところ観るペースが落ちているが、大学図書館で観たDVD映画のその後です。最近観る映画は大学図書館と例の2本立て館ばっかりで、手元不如意の年金生活者向けとなっております(笑)・中国女 11月8日観賞・ALWAYS 続・三丁目の夕日 10月22日観賞・隠し剣鬼の爪 10月3日観賞・非情城市 9月15日観賞****************************************************************************【中国女】ジャン・リュック・ゴダール監督、1967年制作、H24.11.8観賞<goo映画解説>よりジャン・リュック・ゴダール14本目の長編。むろん彼自身の脚本・監督で、紅衛兵と文化大革命を67年のパリを舞台に描いたもので、映画を武器にした政治参加の作品といわれている。撮影はヌーベル・バーグ一派の名手ラウール・クタール、音楽はクロード・シャンヌ、編集はアニエス・ギュモの担当である。出演はゴダールと結婚した新進女優アンヌ・ヴィアゼムスキー、「夜霧の恋人たち」のジャン・ピエール・レオーらの他にソルボンヌ大学の哲学教授であり、アルジェリア戦線からの脱走兵をかくまった〈ジャンソン機関〉の結成者フランシス・ジャンソンが特別出演している。<大使寸評>今見ても、色彩がきれいで・・・・そして、文化大革命に疑問を呈するという政治的メッセージが感じられる映画でした。goo映画中国女ゴダールの「中国女」【ALWAYS 続・三丁目の夕日】山崎貴監督、2007年制作、10月22日観賞<goo映画解説>より昭和34年春。東京オリンピックの開催が決定し、日本は高度経済成長時代に足を踏み入れようとしていた。取引先も増え、軌道に乗ってきた鈴木オートに家族が増えた。事業に失敗した親戚の娘、美加を預かることにしたのだ。しかし、お嬢様育ちの美加と一平は喧嘩ばかり。一方、一度淳之介を諦めた川渕だが、再び茶川の所にやってくるようになっていた。淳之介を渡したくない茶川は、再び芥川賞に挑戦しようと決意する…。<大使寸評>ゴジラに我が家を破壊された鈴木オートのトッツァンは、文字どおり怒髪天を突くわけです。・・・・この寅さん映画のような導入部シーンで、狂喜する大使であった♪冒頭で喜劇調であると宣言するわけだが・・・・シリアスで重い映画を観疲れてくると、この映画は効きますね。それはそうと・・・・当時の羽田空港や日本橋の雑踏を再現した美術のテクニックは、凄いと言わざるをえないのです。goo映画ALWAYS 続・三丁目の夕日【隠し剣鬼の爪】山田洋次監督、2004年制作、10月3日観賞<goo映画解説>より幕末の東北。海坂藩の平侍、片桐宗蔵(永瀬正敏)は、母と妹の志乃、女中のきえ(松たか子)と、貧しくも笑顔の絶えない日々を送っていた。やがて母が亡くなり、志乃ときえは嫁入りしていった。ある日宗蔵は、きえが嫁ぎ先で酷い扱いを受けて寝込んでいることを知り、やつれ果てたきえを背負い連れ帰る。その頃、藩に大事件が起きた。かつて、宗蔵と同じ剣の師範に学んだ狭間弥市郎が、謀反を起こしたのだ。宗蔵は、山奥の牢から逃亡した弥市郎を切るように命じられる…。<大使寸評>永瀬正敏が実際に月代を剃ったそうだが、先日のNHK番組で山田洋次監督がその役者根性を称えていた。このNHK番組を見たので、大学図書館でDVDを観たわけですが・・・・この映画を観るのは二度目であることに気付いたのです。題名がうろ覚えだったので、てっきり初めてだと勘違いしていた大使でした(大使、大丈夫?)明治維新以前はかくありなんというリアルな時代考証がたまりませんね。特に東北のサムライ連中が洋式兵法の訓練に励むシーンが面白い♪goo映画隠し剣鬼の爪【非情城市】ホウ・シャオシェン監督、1989年制作、H24.9.15観賞<goo映画解説>より'45年8月15日、台湾が51年にわたる日本統治から解放された日、田寮港の林家の長男文雄の妾宅で男児が誕生した。船問屋である林家の主は75歳の阿祿。次男は軍医として南洋に、三男は通訳として上海に、日本軍に徴用されて帰ってこない。耳が聞こえず話せない四男の文清は、郊外で写真館を開いていた。文清は、写真館に同居している教師の呉寛榮の妹で、看護婦として病院に働きに来た寛美を迎えに出る。寛榮は、小川校長の娘で、台湾生まれの静子と秘かに愛しあっていたが、日本人は故国に帰らねばならなくなった。<大使寸評>中国語映画 オールタイム・ベスト100!の栄えあるNo.1作品であるが、日本語も少し出てくるし、日本家屋も出てくるというように、日本が与えた影が随所に見られます。宵闇せまるクーロン港のシルエットが、ノスタルジックであるが・・・・日台に共通する感性なのかも。goo映画非情城市 今後の予定・許されざる者・アカルイミライ・ポテチ・イル・ポスティーノ・揺れる****************************************************************************大学図書館でDVD観賞(その7) 大学図書館でDVD観賞(その6) 大学図書館でDVD観賞(その5) 大学図書館でDVD観賞(その4) 大学図書館でDVD観賞(その3) 大学図書館でDVD観賞(その2) 大学図書館でDVD観賞(その1)
2012.11.11
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大学図書館のDVD棚で何を選ぶか迷ったが・・・・かなり古い映画だけど、中国で共産党大会が始まったことだし、ゴダールの「中国女」を選んだわけです。 この映画では、文化大革命(1966~1977年)のポスターが背景として映っています。文化大革命 (Revolution culuturelle)や紅衛兵と言えば、今では本家の中国でも否定されている歴史的な間違いであるが、当時のフランスでも、また日本でも、左派文化人からは評価されていたわけで・・・・愚かなるイデオロギーの時代でもあったわけです。 ゴダール作品の特徴でもあるが・・・絵画のコラージュのように、カットがちょん切れて、次のカットがこちらの想定を超えて繋がるわけですね。更にこの映画では、毛沢東の教条的なセリフまで出てくるので、消化不良というか食あたりを起こしそうになるわけです。でも、深く理解することをあきらめて感覚的に眺める分には、色彩もきれいだし・・・現代絵画のように楽しめるわけですね♪(大使は、途中で一部寝ていたけど、数カット見なくても大勢に影響しません)哲学科の女学生ヴェロニク(ヒロイン)と大学教授が列車のなかで論争を繰り広げるが、この映画のなかで唯一、論理だった真面目な(何を真面目とするか、異論も出るだろうけど)対話となっていて印象深いのです。要するに、教授がテロリズムを否定して「テロの後に何を目指すのだ?」と諭すわけですが・・・この対話では納得したそぶりを見せなかったヴェロニクである。例えは適切でないかも知れないが、生活体験が未熟な永田洋子の考え違いを、教授が懇々と諭しているようなシーンであった。(goo映画解説によれば、この教授は有名な活動家であり、特別出演であったようです)でも、季節が変わるように、憑き物が落ちるように・・・ヴェロニクが闘争あるいは政治から遠ざかる兆しを見せて、映画は終わるのです。【中国女】ジャン・リュック・ゴダール監督、1967年制作、H24.11.8観賞<goo映画解説>よりジャン・リュック・ゴダール14本目の長編。むろん彼自身の脚本・監督で、紅衛兵と文化大革命を67年のパリを舞台に描いたもので、映画を武器にした政治参加の作品といわれている。撮影はヌーベル・バーグ一派の名手ラウール・クタール、音楽はクロード・シャンヌ、編集はアニエス・ギュモの担当である。出演はゴダールと結婚した新進女優アンヌ・ヴィアゼムスキー、「夜霧の恋人たち」のジャン・ピエール・レオーらの他にソルボンヌ大学の哲学教授であり、アルジェリア戦線からの脱走兵をかくまった〈ジャンソン機関〉の結成者フランシス・ジャンソンが特別出演している。<大使寸評>今見ても、色彩がきれいで・・・・そして、文化大革命に疑問を呈するという政治的メッセージが感じられる映画でした。goo映画中国女 この映画が制作された67年頃と言えば、マルクス・レーニン主義が、政治的イデオロギーとして健在していました。若者が熱くイデオロギーに染まっていた時代でもあり・・・・ノンポリの大使であっても心騒ぐものがあったのです(アホやで)ジョンソンのベトナム空爆が終わった頃で、1989年のベルリンの壁崩壊のはるか以前であれば、こんな観念的な頭でっかちな空論も有りなんでしょうね。 カット、カットで切りまくるゴダールであったが・・・・空論の馬鹿らしさを茶化すところに、ゴダールの先見的な批評眼があったとも言えるのではないでしょうか。ゴダール作品をよく観た大使であるが、一推しを選ぶとしたら・・・何といっても「気狂いピエロ」となります♪「みつかった!何が?永遠が!海に融けこむ太陽が!」wikipediaジャン・リュック・ゴダールより ジャン=ポール・ベルモンドの爆死をクライマックスとする『気狂いピエロ』の大ヒット以降、パリ五月革命に向かって騒然とし始めた世相を背景に、ゴダールの作品は政治的な色合いを強めていく。『小さな兵隊』がアルジェリア戦争を揶揄してのものであったことからもわかる通り、ゴダールは初期のころから政治に対する志向が強く、政治的なテーマや題材をあまり取り上げることがなかった他のヌーヴェルヴァーグの作家たちとはこの点においては一線を画していた。 パリ五月革命の予言もしくは先取りであるなどと言われる、マオイズムをテーマとして取り上げた『中国女』(1967年)において既に政治的な表現の傾向が顕著になっていたが、ゴダールを本当の「政治の時代」へと踏み入らせる直接のきっかけとなったのは1968年の第21回カンヌ国際映画祭における「カンヌ国際映画祭粉砕事件」だった。コンテストの必要性の有無を巡る論争を契機として発生したこの事件においては、トリュフォーとルイ・マルとが最も戦闘的な論陣を張り、ゴダールの関与は必ずしも積極的なものではなかった。 しかし、この事件をきっかけとしてゴダールの周囲や各々の政治的な立場・主張に亀裂が入り、作家同士が蜜月関係にあったヌーヴェルヴァーグ時代も事実上の終わりを告げるに至った。プライベートにおいても女優アンナ・カリーナと1965年に破局が決定的になり、『中国女』への出演を機に1967年にアンヌ・ヴィアゼムスキーがゴダールの新たなるパートナーとなった。この後『ウイークエンド』(1967年)を最後に商業映画との決別を宣言し『勝手に逃げろ/人生』(1979年)で商業映画に復帰するまで、政治的メッセージ発信の媒体としての作品制作を行うようになる。
2012.11.10
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<中国のレアアース統制6> H24.6.7~~ 中国のレアアース統制に中華の特質が見えるのではないかということで、フォローしてみます。なお「原発とレアアース」という時宜を得た本を図書館で借りて読んだので、そのエッセンスをレアアース禁輸措置がもたらしたこととしてメモしました。<フォロー終了の挨拶>H24.11.9この問題について、長くフォローしてきましたが・・・・日本の地道な対抗策が奏功し、中華の禁輸、売り惜しみという暴挙が破綻してきましたので、そろそろフォローを終えるものとします♪焼結磁石の最大エネルギ積と保磁力の関係・レアアース関連ニュース4・中華の謀略には、実力で押し返すしかない********************************************************************<中国のレアアース統制5 >目次・レアアース関連ニュース3・資源保護関連ニュース・急変するレアアース市場********************************************************************<中国のレアアース統制4 >目次・レアアース関連ニュース2・資源戦略について・海底資源争奪戦で中国を甘く見てはあかんで!・レアメタル専門商社社長より********************************************************************<中国のレアアース統制3>目次・レアアース関連ニュース1・原発とレアアース・チャイナフリーの正念場・脱・レアメタルのお勉強********************************************************************<中国のレアアース統制2>目次・WTOがやっと認めた・海底のレアアース争奪戦・しつこくテクノ・ナショナリズム・中華の「やらずぶったくり」・電気自動車の覇権争い・中国製電気自動車ってどんなかな?********************************************************************<中国のレアアース統制1>目次・チャイナフリーを目指すのがベスト・中国のレアアース輸出停止・チャイナフリーの物作り・環境を収奪する中国の経済成長・レアアースとシェールガス・中国のレアアース囲い込みに対して、どうすればいいの?レアメタル・レアアース/Yahoo!<レアアース関連ニュース4>中国は2001年のWTO加盟後も国際ルールを守る姿勢に欠け、貿易紛争が絶えない。自国は自由貿易の恩恵によって高い経済成長を続けながら、国際ルールを顧みない独善的対応が国際的にも批判されてきた・・・・・世界はレアアースの輸出制限という露骨な暴挙に驚き、中国リスクをヘッジする覚悟を固めたたが・・・・・このところ日本の着実な対抗策が実現しつつあります。ということで、レアアース関連ニュースを集めています。11/6住友商事、レアアース製造合弁会社の工場開所式実施…カザフスタンより 住友商事は、カザフスタンの国営原子力公社と設立したレアアース回収事業合弁会社の工場開所式を実施した。 同社は、カザフスタンの国営原子力公社カザトンプロムと2010年5月に合弁会社・JV サミット アトム レアアース カンパニー LLP(サレコ)を設立。ウラン鉱石残渣を活用したレアアース回収事業の準備を進めていた。 今回、サレコが生産を開始するのはレアアース混合物(混合炭酸希土)で、ハイブリッド車や電気自動車の普及で今後も需要の増加が見込まれるジスプロシウムやネオジムを豊富に含んでいるのが特徴。初期段階では年間1500tの生産を目指しており、2013年1月より日本向けの輸出を開始する見込み。また、今後は信越化学の技術協力で、レアアース混合物から各元素を分離・高純度化する生産体制の確立も視野に入れて取組んでいく。開所式には、日本政府より近藤洋介経済産業副大臣、原田有造在カザフスタン特命全権大使、石油天然ガス・金属鉱物資源機構(JOGMEC)長友哲次理事が出席、盛大なものとなった。11/02中国以外で初…カザフから重レアアース輸入へより ハイテク産業に欠かせないレアアース(希土類)のカザフスタンからの輸入が、政府の支援のもと来年1月にも始まる見通しとなった。 複数の政府関係者が1日、明らかにした。輸入量は日本の年間需要量(約2万トン)の7・5%に当たる年約1500トンとなり、希少性の高い重レアアースも含まれる。日本は重レアアースの供給をほぼ全量中国に依存しており、中国以外からの輸入は初めて。日中関係の緊迫化を踏まえ、政府は今後もレアアース調達先の多角化を進める方針だ。 カザフスタンにおけるレアアースの開発や輸入は、2009年に住友商事とカザフスタン国営資源企業「カザトムプロム」が合意した。 ウラン鉱山の残土を精錬してレアアースを抽出するプラントが、2日から現地で本格稼働する。(以下、1日の文字数制限により省略、全文は中国のレアアース統制6参照)<中華の謀略には、実力で押し返すしかない>中国のレアアース企業が軒並み経営不振という最新情報があるが・・・・地道な日本の努力が、中華の蛮行にカウンターブローを与えつつあるようです。WTO加盟後も、WTOを機能不全に追い込むなど公法に従わない中国には、実力行使で押し返すしかないのだが・・・・今回の日本の実力行使が、中華の戦略に対する決定打となって欲しいものです。とにかく中華の謀略には、口で言ってもダメ!実力で押し返すしかないのです。10/27レアアース企業が軒並み経営不振! 自滅した中国より 中国のレアアース(希土類)最大手、内蒙古包鋼希土高科技が一部工場の生産を休止した。1カ月間、停止する。 2010年の沖縄県・尖閣諸島を巡る日中対立で、中国当局がレアアースの対日輸出を止めたことから、日本企業が代替品の開発を進め、需要が急減した。中国のレアアースの生産量はピーク時の16万トンから、今年は半減する見込みだ。 中国は、レアアースの輸出を対日交渉のカードとして切ったわけだが、逆に中国企業が損失を被る格好になった。 中国のレアアース企業は300社にのぼるが、4分の1が生産を中止し、操業中の会社でも稼働率は30%程度だという。価格もピーク時の3割にまで急落した。7割安くなったということである。 レアアースの失敗は、どちらが相手を、より必要としているかを考えなかった中国当局の頭でっかちぶりを浮き彫りにした。 今回、中国は再びレアアースを全量、対日禁輸するつもりだったのだろうが、その前に自国の企業が経営不振に陥ってしまった。レアアースに対する日本側の具体的な取り組みを報告する。 双日は今年から豪州産のレアアースを当初、年3000~4000トン規模で輸入を始めた。3000~4000トンだと国内需要の1~2割になる。長期契約で13年には国内需要の33%相当の9000トンを確保する。 12年4月30日にデリーを訪れた枝野幸男・経済産業相は、インド政府とレアアースの協力協定を結んだ。インド原子力庁の子会社インディアンレアアースと豊田通商が協力し、レアアース工場をインド東部のオリッサ州で6月中に完成させ、日本の年間消費量(2万7000トン)の15%弱にあたる4000トンを毎年、日本に輸出することになる。インドのレアアースの埋蔵量は世界第5位(310万トン)である。 豊田通商、双日、ベトナムの地元企業のレアアースの開発協力も佳境に入ってきた。現在建設中の工場は来年2月に稼動し、年間1000トンの生産が見込まれている。また、双日はオーストラリアの鉱山会社、ライナスとも協力して、2013年から日本に年間9000トンのレアアースを輸出する計画だ。 世界一のレアアース輸入国である日本は、年間2万7000トン(ピーク時は3万トン)のレアアースを消費、うち80%を中国に頼ってきた。 10年に中国はレアアースの輸出規制を始めたが、情報筋によれば、現在、国際市場で闇取引されているレアアースは年間2万~3万トンに達している。これが日本の供給源の多様化戦略に余裕を与えている。値段は高くなるが、数量は確保できるメドが立っているからだ。 メーカーに脱レアアースの動きも出てきた。精密小型モーターの日本電産は、レアアースを使わないモーターの実用化を目指している。日立製作所はパソコンのハードディスクやエアコンに使われているレアアースを取り出してリサイクルする技術を開発した。レアアースを使わない高性能のモーターも開発している。政府はレアアースの加工やリサイクル設備の更新を後押しする補助制度を設けた。数年後には日本でのレアアースの年間使用量の45%弱にあたる1万2000トンを節約できるようになると期待されている。 日本はインド、カザフスタン、ベトナム、オーストラリアからのレアアース供給に道筋をつけ、13年から対日輸出が開始あるいは輸出量が増える。4カ国による日本への輸出総量は1万5500トンと、日本の年間消費量の半分を上回り(57%)、中国からの輸入比率を大幅に引き下げることができる。リサイクルに加えて、レアアースを使わないハイテク商品の開発で消費量はさらに減る。中国からの輸入量が30%以下になる日も近い。30%なら全面禁輸されても、十分に乗り切れる。 日本の業界関係者によると、「日本が今年、中国から輸入するレアアースは1万トン程度にまで急落し、過去10年間で最低水準になる」 数量だけではない。「価格の下落にも歯止めがかからない」という。 日本のレアアース的なアプローチが、中国最大手のレアアース企業を生産中止に追い込んだ。こうした地道な取り組みが、全ての経済活動に政治を絡めてくる中国に対するカウンターブローになることを証明した。ともあれ・・・レアアース禁輸問題について、久々に明るい記事であった。
2012.11.09
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今回、図書館で借りた7冊です。だいたい支離滅裂に借りているけど、今回の傾向は、大使の事物に対する「ロンパリ的関心」でしょうか。<市立図書館>・ブラッドベリ、自作を語る・からいはうまい・雑草は踏まれても諦めない・無理だらけの原発ゼロシナリオ:WEDGE9月号・中国に異常あり:ニューズウィーク9.26号<大学図書館>・品格なくして地域なし・産業遺産を歩こう*************************************************************【ブラッドベリ、自作を語る】レイ・ブラッドベリ著、晶文社、2012年刊<「BOOK」データベース>より人生について、愛するものについて、それまでの浮き沈みや冒険の数々、宇宙、執筆、映画、戦争、愛、死、恐怖…20世紀アメリカ文学を代表する作家から光線のように放たれた言葉。「華氏451度」「火星年代記」「たんぽぽのお酒」etc.型破りな創作の力に迫る。 <大使寸評>大使幼少の頃、とっついたSFがブラッドベリだったかな♪Amazonブラッドベリ、自作を語る ブラッドベリ大好き♪ 【からいはうまい】椎名誠著、小学館、2001年刊<「BOOK」データベース>より“からいはうまい、うまいはえらい”と辛味食材にこだわる作家シーナの初の激辛追跡紀行。トウガラシ大国・韓国に渡り辛味の真髄を味わい尽くす旅は二千キロに及び、世界の屋根・チベットの激辛食に挑む。さらに、わが日本の名だたる辛味、ワサビを追い、はたまたブームの辛味大根を食す。追えば追うほど奥が深いのが辛味の世界。人はなぜこれほどまでに辛味にこだわるのかを大テーマに走り回った類い稀なる食味紀行だ。食味学の大家・小泉武夫・東京農業大学教授の「辛味食文化初級入門塾」を付して贈るシーナファン待望の丸ごと一冊極辛本。<大使寸評>辛味大好きの椎名軍団の韓国レポートが美味しいのである♪小泉武夫教授によると、インド、韓国そして東南アジアが辛味絶対圏であり、世界最辛国はミャンマーなんだそうです。大使もチャガルチ市場のエネルギギッシュな魚料理が好みであるが、この本でもそのあたりが伝わってきます。2001年刊行のハードカバーと同じ表紙図柄の文庫本が2004年に刊行されています。Amazonからいはうまい【雑草は踏まれても諦めない】稲垣栄洋著、中央公論新社、2012年刊<「BOOK」データベース>より勝ち残るのは強い者とは限らない!10年も20年も土の中でじっと発芽の時期を待つ雑草。地上で干されている間は土の中で根を伸ばす雑草。臨機応変に伸びる方向を決める雑草。踏みにじられてもその足の裏に種子をくっつけて別の場所に根を下ろす雑草。雑草は弱いからこそ生き残るために知恵をめぐらす。弱い雑草たちのしたたかな生存戦略から学べ。<大使寸評>いつも雑草の育ち具合を観察しながらドングリ国を周回(または徘徊)する大使にとって、この本は自然観察の楽しみを教えてくれます。Amazon雑草は踏まれても諦めない「無理だらけの原発ゼロシナリオ」、「中国に異常あり」・・・・図書館で時期遅れの月刊誌、週刊誌を借り出して、世の推移を追いかけるのである。なにも、半日、1日の速報性を追うのがメディア最大の役目とも思えないもんね。【品格なくして地域なし】関川夏央、森まゆみ、他著、晶文社、1996年刊<「BOOK」データベース>より道路、テーマパーク、劇場の建設…ハード優先の「町づくり」ブームは終わった。5人の論者が「品格ある地域」をもとめて、日本各地を遍歴した。中央にたよらない商業活動がある。豊かな自然と美味しいものがある。楽しくかつ命がけで働く人びとがいる。その地方にしかできないことを実践している。…これからの「町づくり」への具体的なヒントにあふれた、地域文化旅日記。 <大使寸評>5人の著者のなかに、関川夏央さん、森まゆみさんの名前をみつけたので、借りた本ですが・・・・誰も借りた形跡がありません。つまり、この図書館では私が初めてめくるわけです。この本に米子の本の学校が出ていたけど、地方もなかなかやるもんだ♪Amazon品格なくして地域なしこの本から関川さんのコメントを紹介します。<あとがきにかえて>より:p278~281 日下公人さんは、近年なぜか全国至るところに族生したテーマパークでも、必ず縄文期からはじまる解説つきの博物館でも、地域文化が画一的でオリジナリティに欠けがちなのは、「地方交付金」という制度のほかにも原因がある、それは自治体をはじめとする地方人が「文化を求めておらず、中央から降り返ってもらいたいとか、つまり格付けだけを求めているからだ」と、最初から最後まで、手きびしい見方をかえなかった。 その背景には「文化は自己満足」であり、「自己満足である限り評価は求めないはずだ」という厳として考えがあり、そして、「信念を持った自己満足」なら、「いつか評価されるときがくるかも知れない」が、それをあてこむのはプライドのないことの立証にほかならない、と言う。「日本人はカラオケに"自己満足"していたから世界がついてきたんで、"聞いてくれ"といったことは絶対ない。カラオケなんて国辱だと思っていたが、夜になると歌わずにはいられないから、ニューヨークでもパリでもロンドンでも集まって歌っていた。そうしているうちにカラオケは日本文化として世界に広まった」 自治体の役人と地方文化・伝統文化の関係については、パプア・ニューギニアへ行ったとき案内してくれた政府の女性課長の例を日下さんはあげた。彼女はシドニー大学を出た25,6歳の美人で、そのきれいな英語の説明もなかなか知的だったが、翌日のお昼は、ポートモレスビー市長の家で食事をし、現地の踊りを見せてくれた。「腰蓑をつけて、女性は全部オッパイを出しいて踊っている。その中に、なんだか見たことがあるような人がいるなと思ったら、その女性課長なんですよ。みんな"アッ、あの人だ"と」 これこそが「地方の威厳のある文化」で、また「威厳ある文化人の姿」だと日下さんはいうのである。さらに、「日本の田舎にそれだけ腹のすわった人がいるか」ともいうのである。 研究会のはじまる前、「ほめる方は5ページで済むが、けなすのは3冊分くらい必要だ」と語った日下さんだが、北海道網走の博物館・網走監獄、旭川の優佳良織工芸館、佐渡・小木町の小木民俗博物館をていねいな筆致でほめた。いずれも日下さんのいうところの「自己」あるいは個人の「強い思い」のこもっているものである。 そして、これらをほめるということは、ひるがえってなにをほめていないか、なにをほめたくないかがわかるように日下さんは書いている。彼は最後までへそ曲がりなのである。 この2年間、日本列島をめぐり歩いて得た感想は、まず日本は広いということである。面積も決して狭くはないのだが、それより自然の多様多彩さに感じ入った。明治初年に日本の「奥地」を歩いた英国の旅行家イサベラ・バードとおなじく、日本は山と森と、それから水の国だと思い知った。それらはみな複雑で、恐ろしいほど変化に富んだ表情をしていた。 しかるに人工物はみな一様なのである。ことに近年増えた自治体自慢の文化施設のモダンな相貌は不思議なほどみな似たりよったりで、まさに前衛という名の月並みといわざるを得ない。 文化を生むことのない文化施設は、おそらく地方文化バブルが経済バブルに10年遅れではじけるとき、遺跡となって建ち並んでいることだろう。ゼネコンと有名建築家と地方の役人、それからそこにかって「文化的催時」を仲介した広告代理店がつくり出し、置き去りにした遺跡である。 しかし、それでも日下さんのいうところの「自己満足」を頑固に守り、津野さんいうところの「素人芸」を発揮しつつ、奥本さんいうところの「自然と無理しない共棲」をはかろうとする、森さんが描いたような「キーパーソン」は、地方にたくましく生きつづけるだろうという期待は持てるし、また持ちたいのである。【産業遺産を歩こう】平井東幸×堤一郎×種田明 著、東洋経済新報社、2009年刊<「BOOK」データベース>より歴史の生き証人、国民的文化財である古の建造物たちを見る、知る、学ぶ。万世橋高架橋(東京)、旧木曽川発電所(岐阜)、綿業会館(大阪)、津山機関車庫(岡山)三井田川炭鉱縦坑櫓(福岡)はじめ各地の見所を写真とともに解説。 <大使寸評>元エンジニアとしては、産業遺産に目がゆくわけです。Amazon産業遺産を歩こう*************************************************************とまあ・・・・抜き打ちのように、関心の切り口を残しておくことも自分史的には有意義ではないかと思ったわけです。10/26図書館大好き1510/21図書館大好き14
2012.11.08
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北京大教授の賀衛方さんがインタビューで「一党統治の強みで景気対策は成功、政治改革には逆行」と説いているので、紹介します。賀衛方さんへのインタビュー <中国、トップ交代を前に>(デジタル朝日ではこの記事が見えないので、11/7朝日から転記しました・・・そのうち朝日からお咎めがあるかも)Q:北京の知識人が2006年3月、胡政権に政治改革を提言するため、非公開で会議を開きましたね。賀さんは将来の目標として「多党性、報道の自由、真の民主主義、真の個人の自由の実現」と発言されていました。A:いまの政権が2期目を控えた時期でした。足場を固めて何かやれるのでは、と期待してのことだったのですが、進展しませんでした。二つの理由が考えられます。 まず、08年の金融危機にあたり、即決で景気対策を打ち、短期的には成功しました。民主的な議論を経ないと動けない先進国と違う、一党統治の強みが発揮されてしまった。欧米が危機にあえぐなか、日本の経済規模も追い越し、相対的に強まった経済力を使って外交の場でも活発に動き始めた。北京五輪や上海万博も開いた。面倒な政治改革を急がなくてよい言い訳ができたのです。 その結果、巨額の景気対策の実行を担った国有企業が以前より力をつけるなど、改革の逆行も起きている。政治家や役人の汚職の金額が数千億円ともいわれるのは、経済に国家が関与する範囲が広いからです。中国経済を「市場経済」ではなく、行政が強い権限を持つことを揶揄した「市長経済」という言葉まで生まれました。Q:もう一つは。A:リーダーたちの関係の変化です。毛沢東時代は、権威ある祖父と孫のようなもので、毛がやる、といえば良いことでも悪いことでも何でもできた。ほかの政治家を圧倒する力があった。トウ小平の時代は父と息子。一部の長老に配慮しながら、完全に意見が一致しなくてもたいていのことはコントロールした。 しかし、胡錦濤の時代は明らかに違う。トップリーダーたちは、胡を長男とした兄弟のように見えます。全国人民代表会議(国会に相当)、宣伝、治安、経済など、それぞれが自分の担当分野を持ち、強い権限を行使する組織です。しかも、兄弟どうし率直に議論をするというより、他人の領域には口を出さないようです。毛時代の文化大革命のような大きな間違いも起こりにくい反面、関係する領域が幅広い決断を避けてきたのではないか。体制の核心であり、強い抵抗も予想される政治改革には手をつけなかった。Q:後継者指名にも表れている。A:毛が選べば完全に決まった。トウも江沢民、胡錦濤まで決められた。いまは誰が決めているのか分かりづらくなっている。飛びぬけた人が決めるわあけではないから「自分の方がふさわしい」と、人選に不満を持って闘争をしかける人がでてくる。Q:巨額の汚職や職権乱用などで党籍を剥奪された元重慶トップ、薄シー来氏はまさに、そう見えました。A:彼の性格もあるでしょうが、どんな手段を使ってでも市民や外国人の人気を集め、リーダーにふさわしいのは自分だと思わせるしか、このゲームに参加する手だてがなかったのではないでしょうか。圧倒的な力を持たない誰かが、見えない場所で指導層を選ぶ、という形を続けていれば、似たような権力闘争による政治的な混乱が、再び起きないとも限りません。政治を安定させるためにも、リーダー層を選ぶ仕組みにもっと大勢の党員を参加させ、過程を透明化する必用があると思います。Q:賀さんは昨年4月「法治のために、心の中の理想のために」という公開書簡を発表しました。薄時代の重慶で、マフィア撲滅運動での法律を無視した逮捕や裁判の横行を指摘し、「文革の再現」と強く批判するものでした。文革時のつるし上げで、賀さんの父親は自ら命を絶たれたそうですね。A:あの時代、私だけではありませんでした。やっと復活した大学入試に合格し、初めて法律を学んだのが重慶の西南政法大学です。指導者の専横を二度と許してはならない、と教授も学生も身にしみていました。その後の(薄氏の党籍剥奪に至る)展開は仲間たちと喜びましたが、残念なこともあります。 この事件の裁判は、司法の独立とはほど遠い「政治ショー」です。誰がどんな罪を犯したのか、証拠、証人とも確かでない。あれだけの事件を短時間で判決する。検察官や弁護士の発言もよく分からない。中国では、司法も政治を支えるためにあることを世界に示してしまった。Q:今年は20年に一度、米国の大統領選と中国のトップ交代が重なる年です。米国では公開討論など選挙運動を通じて外国人にも次のリーダーの考えが伝わります。一方の大国、中国はさっぱり分かりません。A:共産党はみんな同じ意見を持っているという建前がある。伝統的に意見の不一致を表に出すのは、相手を政治的に打倒してからです。外交を含めて議論の過程はみせない。これでは、外国の中国への懸念が強まるのは仕方ありません。何を考えているのだろうか、と。中国は国際社会での評判、つまりソフトパワーを重視し始めていますが、国家の対外イメージは、内政のあり方と深くつながっていることを理解する必要があります。Q:尖閣諸島をめぐる対立で、政府間だけでなく、経済、文化やスポーツの交流まで絶ってしまいました。村上春樹さんの本も北京の書店から一時、姿を消しましたA:中国政府は民衆の声が怖いのです。日本と交流することで誰かに責められるのではないか、と。人々から選ばれて統治を担っている正統性がないから、対立が怖い。反日デモのあとも、インターネット上に放火や略奪、日本車の破壊をとがめる意見の方が多いのを見届けてから、理性的な対応を呼びかけ始めました。Q:言論や人権状況について発言してきた女性作家の「中日関係に理性を取り戻そう」というネットを通じた呼びかけ文に、賀さんも署名していましたね。政治的な対立を文化や経済ににまで持ち込んだことを、賢明さを欠くと批判しています。A:中国に存在する多様な声が日本に伝われば、少しでも緊張がほぐれると思いました。経済成長を強調し、「論争せず」と言ったトウの改革はすでに限界にきています。人権や民主、報道の自由などを論じることを遠ざけてきましたが、ネット上では「論争」は始まっています。Q:環境や労働条件に不満を持つ人々が大規模なデモをし、時に暴動にも転じています。先日もセッコウ省寧波市で化学工場の拡張に反対する人々が1週間もデモを続けました。共産党大会を前に、中国当局は警戒を強めていたはずですが。A:だからいま。起きたのです。当局が緊張し、面倒がおきないよう民衆に圧力をかけてくる。騒動をおこせば、鎮めたい当局はおりてくる、自分の言い分を通しやすいぞ、と。道理のない政府には、道理のないやり方で抗議するしかないと思う人が増えています。当局は、治安維持の予算も人手も増やし、強化することで封じ込めてきました。しかし、あまりに強大化した部隊の怖さは、民衆だけでなく、権力者たちも気づいているでしょう。Q:というと?。A:治安・警察、軍隊が大規模となれば、それを管轄する長の権力も強大になります。社会を管理しようと作ったものが、いまの秩序に対抗しうる存在になり、いつか最高権力に向かってくるのではないか。その恐怖から脱するには、健全な批判勢力を抱えながら、人々の声を政治に反映するシステムを作るように本気で取り組むことではないでしょうか。Q:新しいトップ、習氏は改革に踏み出すでしょうか。彼とほかのリーダーたちの関係も「兄弟」です。A:中国では最高地位に就くまでは、本人がどんな考えを持っているかを見せないようにするので、よく分かりません。ただ、習氏がこれまでのリーダーと少し違う点があるとすれば、彼は共産党の高級幹部の息子として初めての総書記です。父親は開明的な人として知られています。父親が残した(人間関係などの)資源は、政治的な力なるかもしれません。 経済発展にしか正統性を持てない政党が統治する国家は危険です。しかも、その経済成長も公正な富の分配などを実現するための政治改革と切り離しては考えられない段階に入っています。政治改革は向こう10年、大きな課題になると思います。<取材を終えて> 北京はいま、5年に一度の党大会を控え、民主や言論の自由を訴える人たちに当局の見張りがつく。街を離れさせられた人もいる。賀さんは28年来の共産党員。「敏感」なテーマの政治改革についても、法治を求めてきた学者として率直に語ってくれた。強さの源は何だろう。もっと話を聞きたくなった。(聞き手:吉岡桂子) おお♪ 賀さんは、国家資本主義(市長経済)を牽引する国有企業を改革の逆行とまで、断じています。 共産党員でもある賀衛方さんがものすごく正確な現状認識を披露してくれたが・・・・中国国内に、このような認識をのべる自由はあるのだろうか?チャイナナインが既得権益をバックにあい争って自壊してくれること望む大使であるが・・・賀さんのような認識があることに、複雑な思いがするのです。つまり、もし仮に、漢族の統治者達が、このような優れた認識を持っているならば、侮れないのではないか?と思った訳です。しかし、新体制になっても危機に変わりはないわけで・・・何らかの暴発が起きることでしょう♪蛇足かも知れないが、夢も希望もない與那覇教授の中国観を紹介します。Q:経済成長しながら、中国共産党が政治権力を独占する体制は不安定に見えます。與那覇:いや、むしろ「経済発展が進めば、議会政治が定着して民主化が進む」という発想のほうが、フランス革命以降に作られたストーリーだと考えるべきなんです。中国は宋代に大変な経済発展をしても、むしろ皇帝独裁が進んだ。経済だけが自由化されて政治は独裁のままというのは、中国史の文脈では矛盾しないので、なかなか民主化を求める人々の声が届かない。もっとも、民族の特性を熟知した特権階級は中国に見切りをつけて、家族を海外に送り出しているようです。
2012.11.07
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今、メディアに頻出している孫崎さんですが・・・・ツイッターに出ていた孫崎さんのツイートを集めてみました。孫崎さんが11/5のツイッターで「陰謀論」について述べています。 私の『戦後史の正体』を陰謀論と批判する人がいる。こういう人は、歴史を勉強しているのだろうか、戦略を勉強したことがあるだろうか、不思議に思う。 こうした人は、『孫子』位から勉強したらどうだろう。「故に上兵は謀を伐つ。其の次ぎは交を伐つ。その次は兵を伐つ。その下は城を攻む。(軍事力の最高の運用法は、敵の策謀を未然に打ち破ること)」 『戦後史の正体』冒頭に陰謀論に対する考え方を紹介。「CIA元長官コルビーが著書で、第二次大戦後CIAがイタリアで行なった裏工作を解説。「秘密チャネルによる直接的な政治的、準軍事的援助による『干渉』は、数世紀にわたって国家関係の特徴。 各国は自衛のために武力行使。軍事的干渉が許されるなら、それ以下の形での干渉は正当化される。これら作戦で根本的に重要なことは秘密維持。米国政府支援の証拠がでては絶対にいけない。そのため、金等援助はCIAと何の関係もない第三者を通じて手交」さらに『日米同盟の正体』でニクソン大統領の言葉を記述。 ―「権謀術数は一般に悪だとされているが、指導者にはなくてはならない。ルーズベルトは絶対に参戦しないといいながら、密かに戦争準備を進めた。権謀術数を用いなければ大事で目的を達成できないときが多い」。 国際政治の現場で働いたり、書物で勉強すれば国家が国家に工作を企てることはしばしば発生。自分の勉強不足を棚に上げて、「この本は陰謀論」と排斥しているのは、「正体」を知らしめないようにする策の一つ。知的工作にのってる。 孫崎さんが11/4のツイッターで「尖閣問題」について述べています。<尖閣と米国> 1972年3月、米国務省は沖縄返還に伴い、主権帰属に中立の 立場表明。何故か。2012年10月30日NYT紙は「元国連事務次長および 元駐日大使陳 健は中国外務省主催の講演で、『中国及び日本の何人かは尖閣問題は米国により植え込まれた時限爆弾で今爆発し、さらに爆発しようとしている』と報道。 原喜美恵著『サンフランシス コ平和条約の盲点』は「1950年代、日本の「四島返還論」と共に北方領土 問題という楔が日本とソ連の間に固定されたのと同様に、沖縄が日本に返還さ れた1970年代には、尖閣列島というもう一つの楔が日本と中国の間に固定されたのである」と記述。 五百旗頭教授は2012年『選択10月号』に「領土問題は米国が埋め込んだ『氷塊』」の標題の下「自助努力なしに、領土問題をプレイアップすることなど、愚かにも氷塊を大きくして自ら凍死しそうになっているようなものだ」。<4日読売社説・尖閣>「領海保全策 海保巡視船・人員拡充を」、今大変な誤解がある。日本が巡視船増やせば防備が堅牢になると思っている。中国は方針転換。日本が採用する政策と同規模の政策必ずとる。巡視船増やせば向こうも増やす。危険をますだけ。安全の確保に何ら貢献せず。軍事力依存で確保不可とにかく孫崎さんの論評は 陰謀史観というより、事実を述べているだけだろうと大使は思うわけです。
2012.11.07
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横尾忠則といえば、兵庫県が生んだ世界的なアーティストであるが・・・今月3日に横尾忠則現代美術館がオープンしたので、週日であれば混雑もないだろうということで、開幕日の3日を外して出かけたのです。おお♪さすがに現代的な美術館である。展示作品はいわゆる絵画に絞っているので、イラストやポスターは除外されていました。館内の展示絵画の写真撮影は不許可とのことなので・・・・4階の図書コーナーの本から、好きな作品を撮りました。初期のイラストです。和田誠さんと連れ立ってヨーロッパ旅行に出かけたようですね。おお 健さんやでぇ♪ 横尾さんがもっとも元気な頃でしょうか(今でも元気やけど)そう言えば、同じ題材を繰り返して描くのが横尾さんの特徴ですね。(今回は記念展:反反復復反復となっていました)ピカソとかルソーなど著名画家の絵を題材にした作品も多くあります。温泉大好きだったようです。県内の城之崎温泉、湯村温泉…それから鬼怒川温泉の絵もあります。この美術館のすぐ近くに王子動物園があるのですが、大使の歳では無料になるので・・・・冷やかしに入場し、パンダを見たり、ベンチで本を読んだりして帰途についた訳です。・・・・芸術の秋やでぇ♪横尾さんの6日のツイートです。@tadanoriyokoo: 以前も観たが韓国映画「春夏秋冬、そして春」をまた観た。哲学的な映画だが好きな映画だ。ラスト辺りは教条的で観念的になっていくが、生死を儒教的にとらえた一種の成長物語。最後のアリラン峠を越えるのは監督自身。
2012.11.06
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大使の在職中初期に、中国宝山と韓国ポスコの製鉄所付帯設備の仕事(端っくれのほうに)に関わってきた者として、「恩を仇で返された」とほぞを噛む思いがつのる昨今である。盗まれる、あるいはだまされるほうが悪いとするのが、大陸マインドであるが・・・これまで、高い授業料を払った日本は、如何に対応すべきか?10/8スパイ活動、特許…日本企業の技術情報が韓国企業にダダ漏れ!?より<サムスンの工場は日本人技術者だらけ!?> サムスンはじめ韓国企業や中国企業に、バブル崩壊以降、選択と集中の名の下に早期退職などで放逐された日本人技術者が、多数ヘッドハンティングされ、働いていることはよく知られている。雇用期間は2年とか4年とか比較的短期だが、年俸は1000万円、2000万円といったケースも少なくないという。 そうした1人でサムスン電子に誘われたある大手家電メーカーのOBは、韓国内の工場に行ってみて驚いたという。そこにはかつての同僚たち、それも開発エンジニアだけでなく、生産関係の技術者までワンセットでスカウトされていたからである。 2004年に、ソニーが経済産業省等の反対を押し切り、液晶生産でサムスンと提携した結果、ソニーの技術が大量に韓国に流出したという話も家電業界ではもっぱらである。 こうしてみると特許から、製品開発、そして製造まで、日本の技術はほぼ完璧に、韓国メーカーに流出していることがわかる。 しかしここまでは、少なくとも合法的である。実は技術流出という点では、もっとリアルでそれこそ産業スパイ的な行為が行われた、あるいは行われているのではないかと疑う関係者も少なくない。 例えば、実際に日本国内の工作機メーカーで働く中国人技術者が、先端工作機技術の設計図をコピーして中国に送ったとして逮捕された事件などが起きている。そんな中で、やっぱりな、と多くの論者が注目している技術流出事件がこの4月に明らかになり、東京地裁に持ち込まれている。 新日鉄が虎の子としてきた技術のひとつに「方向性電磁鋼板」の製造技術がある。「鉄の芸術品」とも呼ばれるこの鋼板製造技術は、アメリカで開発され、新日鉄が性能を飛躍的に高め、量産化にも成功したものだ。 以降、新日鉄はこの分野で圧倒的なシェアを占めてきた。ところがここ数年、韓国の鉄鋼大手ポスコ(旧浦項総合製鉄)が低価格で急激に追いかけ、世界シェアは今や新日鉄30%に対し、ポスコ20%まで接近しているといわれる。<韓国ポスコ元社員「ポスコの技術は新日鉄のもの」>ところが5年前、ポスコが韓国内で裁判を起こした。訴えた相手は同社の元社員で、方向性電磁鋼板の製造技術を中国の鉄鋼メーカーに売ったという内容だった。ところが裁判において元社員は「売り渡したのは新日鉄の技術」だと証言、思わぬところからポスコの産業スパイ行為が表面化したのである。 現在、伝わっているところによれば、ポスコにこの技術を漏らしたのは、新日鉄の開発担当者ら数人のグループだとされており、グループのリーダーと目される人物が、ポスコとともに東京地裁に提訴されているのである。 この過程で、新日鉄はポスコのスパイ行為の動かぬ証拠を押さえたとされており、裁判の結果次第ではポスコは、1000億円の損害賠償に加え、成長分野である方向性電磁鋼板分野からの撤退も余儀なくされ、企業存続の危機にさえ立たされるといわれている。 それにしても、こうも簡単に虎の子の技術が盗まれるところに、日本企業の甘さがあると指摘する論者は多い。経営に窮しての韓国、台湾勢との提携、短期収益だけを視野に入れた人材の垂れ流し、サブマリン特許で痛い目に遭いながら、依然として続く特許戦略の無策などなど。 こんなところにも、戦後の日本人の「平和ボケ」というか、世界には悪い人などいないというお人よしが影響しているということかもしれない。尖閣の問題ひとつとってみても、その当否はわかるだろう。 とはいうものの、日本企業も日本人も感情的に対応するのではなく、技術(研究開発から生産に至るまで)もまた重要な財産であり、盗まれることのないようしっかりガードすべきだということである。新幹線技術でさえ、中国が押さえにかかっているという、笑えない現実があるのだから。サムスンのヘッドハンティングもえぐいが、人員削減によるコストカットしか思いつかない日本企業も問題だったようですね。4/23韓国サムスンが日本人技術者引き抜き加速、人材戦略弱い国内勢より 韓国サムスングループが日本人技術者の引き抜き攻勢を強めている。巨額の赤字に苦しむ国内電機各社による事業縮小と人員削減。開発環境や処遇が悪化すれば優秀な技術者が自ら会社を離れても不思議はない。日本が先行する技術が人材とともに流出すれば、大きな競争力格差が生じかねず、逆境の今こそ持ち前の技術をビジネスに活かす人材戦略が必要だ。<年収10倍の提示も>「ここ半年、人事担当役員が直接、コンタクトしてくる」――。某大手ヘッドハンターがサムスン電子などサムスングループによる日本人技術者引き抜きの様子を打ち明ける。これまでは日本に常駐するヘッドハンティング専門部隊が打診してきたが、最近は給与を即決できる役員からの「一本釣り」も多いと語る。 ハイテク業界で10年以上のキャリアを持つこのヘッドハンターによると、普段は東京、横浜、大阪に常駐している各10人前後のサムスンのヘッドハンティング部隊が独自に作成した人材候補リストを手に定期的に電話をかけてくる。だが、このところは役員が直々にヘッドハンターに働きかけ、年収の交渉に応じるなど採用のスピードを早めているという。 ロイターが独自に入手したサムスンの人材候補者リストには数十人の名前が並ぶ。社名、所属部署、年齢(30―50代)、会社と自宅の電話番号、メールアドレス、実家の住所まで入っている人もいる。技術者の担当分野はリチウムイオン電池、太陽光発電、エアコンのインバータ技術などで、いずれも日本企業が最先端の領域。勤務先はパナソニック、シャープ、東芝、ダイキン工業、三菱電機などだ。日経ビジネスの「今どきの産業スパイ」をネットと雑誌から紹介します。今どきの産業スパイより これまでも多くの日本人技術者がアジアの企業から誘いを受け、日本で身につけたノウハウを現地の技術者に教え込んだ。その結果、アジア勢は半導体メモリーや液晶パネル、リチウムイオン電池などの技術を習得し、力をつけた。 不正な方法で企業秘密を漏洩するのは断じて許されないが、海を渡った技術者たちのほとんどは不正とは全く無縁の環境に身を置く腕利きのエンジニアだ。事業縮小などに伴って日本で居場所を失い、自分の技術を買ってくれる海外メーカーに移っただけ。「本当は日本で働いて、社会に貢献したかった」との思いは今も残る。 今回の取材では、海外メーカーに転職した複数の技術者が、ほぼ同じ体験談を口にした。曰く、「日本メーカーで、ある技術の実用化にメドをつけ、事業の成功を確信していた。しかし、経営陣は別の技術に注力しており、事業化を拒否された。会社の判断に疑問を感じていた時に、アジアの競合メーカーから声がかかり、移籍した」。 そしてアジアの競合メーカーは、日本人技術者の助けを借りて競争力を高めていき、やがて日本を凌駕する。これが日本の“負けパターン”である。半導体メモリーや液晶パネルなどの多くの分野で、日本メーカーは開発をリードしておきながら、世界市場で韓国や中国、台湾勢に敗北した。 敗因として無視できないのが、経営陣による技術の選択ミスや、投資判断のミスだ。経営陣に技術のトレンドを見極める能力がなければ、現場の技術者は報われない。液晶パネル工場への強気の投資が裏目に出て赤字に陥った日本のある大手電機メーカー幹部は、かつて「うちの液晶技術が全部、韓国勢に盗まれた」と嘆いていた。だが、投資失敗の責任が韓国メーカーに製造ノウハウを伝授した日本人技術者にないのは明白だろう。 残念ながら、今回の取材を通じて分かったのは、アジアの競合メーカーに移った日本人技術者を「裏切り者」と見なす風潮が日本の企業社会に根強く存在すること。責めるべきは、技術者ではないはずだ。今こそ、「日本は技術では負けていない」という固定観念を捨て、謙虚に学ぶ時ではないか。 アジアの競合メーカーは、以前から日本人に限らず、米国、欧州などの外国人技術者の採用に積極的である。例えば、ロシアは物理や化学を修めた人材が豊富だ。そうしたロシア人技術者がアジアのメーカーで、不良品の解析や物理現象の論理づけなどの業務に就いている。日本メーカーは一般的に外国人の採用に消極的と言われるが、アジアの競合に倣って広く世界から頭脳を集めれば、研究開発のレベルアップにつながるだろう。 既にTDKやダイキンでは、海外工場の製造機械は全て自社の内製品であり、これも一種のブラックボックスと言えます。<TDKの流出対策:日経ビジネス雑誌記事>より TDKは中国でHDDの磁気ヘッドやインダクター(磁気コイル)などを生産中だ。液晶パネルや半導体で起きた、製造装置を介した技術流出を恐れて、装置を他社と共同開発することなく、完全に内製している。 日本の生産技術センターで開発し、日本で製造して中国の自社工場に持ち込む。その後、現地で同じ装置を作る。もちろん製造装置の外販などせず、門外不出だ。装置のパーツは、できるだけ多くの部品メーカーから調達する。調達先を絞ると、部品メーカーに設計の全体像が把握される可能性が高まり、そこが抜け穴となる恐れがあるからだ。 このほかTDKは、1人の技術者に一つの製品の製造ノウハウが集中しないように心がけている。これにより、競合メーカーに1人の技術者を引き抜かれても、その人の知識だけでは、製品を作ることができない。 TDKの松岡ゼネラルマネージャーは、「主力の磁気ヘッドは、仮に100人の技術者がヘッドハンティングされたとしても、技術の全容が他社に持っていかれることはないだろう」と自信をのぞかせる。最近は社外のパソコン、ケイタイでも働ける(あるいは働け)ということでコスト削減となっているとか。 つまり、BYOD(ブリング・ユア・オウン・デバイス:私的デバイス活用)が流行りだとか・・・・セキュリティは大丈夫なんだろうか? スマホで社内情報につなげるということは、中国のハッカーにとって馬の前のニンジンなんだけど。サーバ情報、デジタル情報は盗まれるという前提にたって、製造装置やアナログ技術をブラックボックス化するのが、案外と現実的な対応なのかもしれないですね。盗むと言えば、中国人組織によるインターネットバンキングの預金不正送金事件が頻発しているようです。中華のウィルスSpyEyeに要注意です。このウィルスは、まさか人民解放軍作成ではないと思うけど。SpyEye(スパイアイ)ウイルスに注意!中国製パソコンには、出荷時からウィルスがプリインストールされているものもあるそうで・・・・ご注意あれ。
2012.11.05
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谷町線守口駅を出ると、目の前に市役所と警察署があるので・・・・レース前の一大事(トイレ)をこましてやる必要があるわけです。市役所は休日で閉館していたが、警察署は開いていて、トイレ借用にも笑顔で快諾であり・・・守口市にたいする好感度がアップしたのです♪これで、意気揚々とレース会場に向かう大使であった。ところで、レース結果はネットタイム1時間59分で、曲がりなりにもサブツー達成でおま♪10月24日の日記で目標は1時間59分と大きく吹いたのは、内心1時間50分はいけるやろと慢心していたのですが・・・実態はさにあらず、かなり過酷なものがあったのです(泣)折り返しでは約59分であり、これではサブツー達成はやばいかも?と思ったものです。折り返しの後は、時計と苦痛を天秤に掛けるレースとなった訳で・・・・後からラップタイムを眺めると薄氷を踏むようなサブツーで、かなりスリリングなレースでおました・・・・だけど、結果オーライの楽しいレースとも言えますな~(冷や汗)ゴール手前で高橋尚子が待ちかまえていたので、笑顔でハイタッチ♪で、ゴールの時計表示を見上げると、アチャー2時間0分10秒・・・・だけどスタート時の渋滞を差し引いたネットタイムは、1時間59分台でセーフ♪(やばかったぜ)ゴール地点ちなみに、記録詳細です。男子順位:1680位台/3852人(ラップタイム) (1K換算)スタートライン通過21秒1K 6’15 6’152K 12’02 5’473K 17’30 5’284K 23’05 5’345K 28’56 5’578K 45’29 5’319K 50’46 5’1110K 56’15 5’29折り返し 58’51 11K 61’52 5’3612K 67’21 5’2913K 72’54 5’3214K 78’29 5’3417K 96’04 5’5218K 101’55 5’5119K 107’36 5’4020K 113’09 5’33ゴール 119’ 6’10秒台自分を褒めてあげたいということで、昼食は梅田の地下街で生ビール付きとしたのです。生ビール付きのカキフライ定食がしめて860円とは、大阪の料理店はお得やでぇ♪(それだけ競争がきついんでしょうね)
2012.11.04
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アップル、サムスン最高益の裏でパナソニック、シャープの惨状が目を覆うばかりですね(泣)ところで・・・・iPhone5に絡んで、アップル、サムスン、鴻海、シャープの関係が興味深いのです。2004年に、ソニーが経済産業省等の反対を押し切り、液晶生産でサムスンと提携した結果、ソニーの技術が大量に韓国に流出したという話もあるそうで……おのれ サムスン!以前からアップル嫌いの大使であるが・・・それにも増してサムスン嫌いである。次のエントリーを読むと、敵対関係やWIN-WIN関係が複雑に絡んでいるようです。明らかな敵対関係にあるのはアップルvsサムスン、そしてサムスンvsシャープでしょうね。11/01アップルが、iPhone部品生産遅れたシャープに甘いワケより 各国でのサムスン対アップルの訴訟合戦は広く知られている。グーグル対アップルの代理戦争ともいわれるこの闘いは、次世代のスマートフォン覇者を決める争いとして注目された。これまで、サムスンとアップルは表面上「敵」であるものの、部品供給の面では「パートナー」でもあった。同じくThe Korea Timesによると、この半年でサムスンディスプレイはアップルに1500万枚ものディスプレイを供給している。 しかし、「敵」と「パートナー」を使い分ける高度な二重構造も、訴訟合戦の前には変化を余儀なくされた。これまでiPhoneシリーズで使われていたサムスン部品類の多くは、他社製へと切り替わった。iPhone 5で、液晶はサムスンの供給意思にかかわらず、シャープ等に代替されたし、メモリーやDRAMなども同様だ。サムスンディスプレイのアップル供給問題を考えると、その背後のメーカーの思惑も予想できる。近いうちにサムスンがアップルへの液晶供給メーカーであることをやめるとしたら、そのビジネスを獲得する者が次の勝者となる。そう考えたのが鴻海(ホンハイ)だったのだろう。鴻海はフォクスコンを有する台湾企業グループだ。フォクスコンではiPhoneの組立を請け負っているものの、その請負価格は一台当たりたったの数ドルといわれる。台数が多いために売上は上がるものの、薄利多売。きっと、郭台銘氏(鴻海CEO)は苦虫を噛み潰していたことだろう。iPhoneに付加価値の高い部品類を供給することはできないか……。 そこで出てきたのが、サムスンディスプレイとアップルの不協和音だった。すぐさま郭台銘氏は経営不振が伝えられていたシャープとの資本提携に走ったのだろう。シャープを援助し、同社の液晶技術力を傘下に収めていくことで、形勢逆転を図ることができるからだ。サムスンは自社技術でディスプレイを有しているのに対し、よく知られている通りアップルは自社工場すらない。アップルにしても、サムスンなきあとのディスプレイ供給に不安を感じていたことも考えられる。とするならば、シャープと鴻海の連携は、サムスン対アップル、いや、グーグル対アップルの大きな構図の中の一端を担っている。とはいえ日本の技術力は、その製品機能の高さだけではなく、優れた生産力にもあったはずだ。もし、シャープの歩留まりが悪化し、供給数量が確保できなければ、他のディスプレイメーカーに変更することもできたはずだ。完全に切り替えるわけではなくても、そのシェアの一部を他社に担ってもらうこともできたはずだ。実際に、iPhone 5のディスプレイはシャープ1 社ではなく、シャープを筆頭として、複数社から調達されているといわれる。 しかし、アップルはシャープを無理に外さずに、生産を待ち続けた。もちろん、生産管理の問題や契約の問題はあるだろう。ただ、この事実から、アップルがシャープ・鴻海連合との関係を重視していると考えるのは穿った見方だろうか?アップル/鴻海の圧倒的なコモディティ化圧力に、シャープの亀山モデル(垂直統合、ブラックボックス化)が敗北したわけであるが・・・シャープの戦略は間違っていないとは思うが、資金力、経営判断スピードが追いつかなかったのでしょうね。それと、中華の人海戦術を馬鹿にしてはいけないのかも知れないな~。アメリカの格付け会社がシャープの格を6段階下げたそうだが・・・・米トレーダーと組んだ陰謀ではないか?(大使 それは思いすごしです)
2012.11.03
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米国大統領選挙も気になるが、8日から始まる第18回中国共産党大会も気になるのです。すでに、胡錦濤の院政による習近平国家主席という大筋が決まっているようですが・・・・日本にきついタカ派政権が、少なくとも今後5年間は続くものと予想されます。ということで、中国共産党とチャイナ・ナインのお勉強です。11/02間もなく党大会。チャイナ・ナインの空席は最大7つより 党員8260万人の頂点に立っているのは「チャイナ・ナイン」。この中に胡錦濤国家主席も温家宝国務院総理も入っている。 C9を中心として見たときの実際のヒエラルキー 「全人代」(立法府)の議題は(形の上で中央委員会を通すが)事実上「チャイナ・ナイン」が決める。全人代で議決された事項を国務院(中国人民政府)が執行する。 全人代は年1回開催されるが、そのときに全国政協(中国人民政治協商会議全国委員会)も同時開催する。全国政協には8大民主党派や無党派代表などがおり非共産党員が大半を占める。しかしその役割は、あくまでも中国共産党の指導の下に中国共産党に協調する形で参考意見を述べるに留まる。 「チャイナ・ナイン」には定年制があり70歳。 しかし党大会のときにピッタリ70という人は滅多にいないので「七上八下」原則がある。党大会のときに67才ならば次の候補に「上がって」いいが、68才ならば「下がって」頂くという原則だ。これに従えば、表にある通り、習近平と李克強以外は、すべて定年で引退となる。 くりかえすが、薄熙来事件により胡錦濤と習近平は仲がいい。胡錦濤の権威は10年間の執政期間で今がピーク、軍をも掌握している。 10月25日に発表された中国人民解放軍の総参謀長や総政治部主任等の重要ポストはすべて胡錦濤の腹心により占められており、習近平腹心も胡錦濤に忠誠を誓っている。江沢民派は惨敗だ。 第18回の党大会を待たずとも、趨勢はおおかた決まっている。でもやはり、発表が待たれる。 難問山積の共産党体制は崩壊の危機にあるわけで、大使としては今後5年以内に自壊してくれることを望むばかりである(笑)チャイナウォッチャー富坂氏の展望を紹介します。10/31いよいよはじまる“十八大” 10年に一度の権力交代期を迎える中国はどのように変わっていくのかより──胡錦濤から習近平へ政権が変わりますが、どういった変化が考えられるでしょうか?富坂氏:僕は、あまり変わらないと思います。変わらないというのは、共産党の中で差が生まれるということではなくて、共産党が自分たちの権力を奪われないために何ができるか、やれることもやるべきこともわかっている、ということです。 習の大きな課題は、反日デモでも少し見えましたけれど、将来に対して展望のない人たちを、いかに抑えつけるか、に尽きます。本格的な再分配ということにメスを入れない形で、いかにその人たちを騙すか。でも、騙せないところまできているのかもしれない。政権の後半は、騙しきれないんじゃないかと思います。 中国共産党は、薄給で知られていますが、裏でしっかりお金をもらっています。どこからもらっているか。それは、国有企業です。そのおかげで、国有企業に対して強く出ることができない。国有企業は、どんどん暴走していく。もはや国有企業に首輪は付けられないんです。そのうえ、自分たちの子どもをすべて国有企業に入れている。党が企業に対して、絶対に何もできないと言いきれるのは、そこに理由があります。
2012.11.02
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枯れ葉散る秋たけなわとなり、シャンソンが似合う季節となりましたね・・・・古いシャンソンの感傷にひたる大使である(アホやで)滞仏中の話になりますが・・・・正調シャンソンを聴きたい大使は、シャンソニエ(歌声酒場)にでかけたのです。一人では入りにくいので、日本人1~2人?を引き連れてモンマルトルのラパンアジルにくりこんだわけです。私の悪友のうち誰を選んだか忘れたのだが、当時のパリには根無し草(デラシネ)のような不良日本人がたむろしていたのです(笑)入場料は確か1000円?程度であり、窮乏生活で不如意な私でも払える値段だったように記憶しています。ラパンアジルこの種のワイン1杯込みの歌声酒場はシャンソニエと呼ばれ、歌われる曲は古くからある曲が主で、我々日本人は知らない曲が多かったようです。でも、営業用のお愛想で歌ってくれた「サクラ、サクラ」に我々は感激したわけです(笑)ちなみに、店名の「ラパンアジル」とは敏捷なウサギという意味です。それでは、ラパンアジルHPで「さくらんぼの実る頃」を聴いてみましょう。Le Temps des cerises Paroles:Jean-Baptiste Clement Musique:Antoine RenaQuand nous chanterons le temps des cerisesEt gai rossignol et merle moqueurSeront tous en fete …Les belles auront la folie en teteEt les amoureux du soleil au coeurQuand nous chanterons le temps des cerisesSifflera bien mieux le merle moqueurMais il est bien court le temps des cerisesOu l'on s'en va deux cueillir en revantDes pendants d'oreille …Cerises d'amour aux robes pareillesTombant sur la feuille en gouttes de sangMais il est bien court le temps des cerisesPendants de corail qu'on cueille en revantQuand vous en serez au temps des cerisesSi vous avez peur des chagrins d'amourEvitez les belles …Moi qui ne craint pas les peines cruellesJe ne vivrais point sans souffrir un jourQuand vous en serez au temps des cerisesVous aurez aussi vos peines d'amourJ'aimerai toujours le temps des cerisesC'est de ce temps la que je garde au coeurUne plaie ouverte …Et Dame Fortune, en m'etant offerteNe pourra jamais fermer ma douleurJ'aimerai toujours le temps des cerisesEt le souvenir que je garde au coeur・・・・ムムム♪ しびれるな~♪我が20代の愚かで夢見るような「ラ・ボエーム」である・・・それでは、アズナブールのLa Bohemeを、おまけだ!♪ラパンアジルのアクセス
2012.11.01
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