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2012.11.25
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カテゴリ: アート
今夜のETV特集【日韓のはざまに】を見逃さないように、ツイッターでメモしていたのに、気づくのが遅くて番組の後半だけ見ることができた。

草ナギ剛、韓国のチャ・スンウォン、香川照之、広末涼子などそうそうたる俳優が出ています。


【日韓のはざまに】Eテレ今夜10:00~「ETV特集」映画「月はどっちに出ている」などの作品で知られる劇作家・演出家のチョン・ウィシン。日韓の歴史に挑んだ最新舞台「ぼくに炎の戦車を」に込めた思いに迫る byEテレ編成


次週のETV特集【東京という夢 YASUJIと杉浦日向子】も必見だな~
これもツイッターにメモしたが、忘れないように個人日程にもメモしておこう。

NHK【ETV特集】 東京という夢 YASUJIと杉浦日向子 12/2(日)夜10時、再放送:12/9(日)午前0時50分 http://www.nhk.or.jp/etv21c/file/2012/1202.html 見逃さないように、メモしておこう。



【東京という夢 YASUJIと杉浦日向子】より
安治井上安治の絵

7年前46歳で惜しまれながら世を去った漫画家・杉浦日向子。「百日紅」、「百物語」など江戸を見てきたように描き、その土地の地霊に深く共振し、数々の忘れがたい名作を残した。
その杉浦がとりわけ傾倒した浮世絵師が、明治初期に活躍した井上安治であった。安治は25年という短い生涯の間に、百数十枚の江戸名所絵を残した。〈浅草橋夕景〉〈蛎殻町川岸の図〉・・・・・・隅田川沿いの暮れゆく町のゆったりしたたたずまい、静まりかえったたそがれが小さな画面の中に奇跡のように描かれている。
1988年に出版された漫画「YASUJI 東京」で、杉浦は切々と安治への思いを語り、安治の版画絵を透かしてその向こう側に明治の東京を、さらにそのずっと昔の武蔵野の原野を幻視した。杉浦は思う「東京はいつでも原野に戻る用意があるように思われる」江戸のたび重なる大火、明治以来の近代化、大震災と東京大空襲と焼け跡からの復興。
常に死と再生、破壊と刷新を繰り返してきた東京という土地、東京という現象。
杉浦日向子が想いをはせた東京のはるかな夢の記憶、そして私たちも「東京という夢」を生きているのかも知れない。
この番組を見たあなたは、どんな夢を見ますか?


斯様に・・・
ツイッター印のあるネット情報は、かたっぱしにリツートしてメモ代わりにしているのですが、メモを見落としては、だめジャン(汗)

おまけに『百物語』のいしかわじゅん評を紹介します。

【本当に怖いもの】「漫画の時間:いしかわじゅん」p275~276より
百物語

 さあて、今回はなにを紹介しようか、と思って、各種単行本が山積みになっている仕事場を見回したら、杉浦日向子が目についた。
 彼女をご存じだろうか。時々テレビにも出ているので、きっと顔くらいは見たことがあるだろう。世間では美人ということになっているが、まあそのへんは、趣味の問題もあるので、ここで深くは追求しないが。いや、ぼくはもちろん、なかなか可愛いと思っているのである。

 彼女の本職は、時代考証家だ。それと同時に、漫画家でもある。時代考証家のほうは、彼女がどのくらい偉いのか全然わからないが、漫画のほうは、断言できる。
 杉浦日向子は、面白い。そして、怖い。
『百物語』というのが、今回ご紹介する漫画だ。これは、ほんとに面白い。出版元が新潮社なのが、ちょっとネックではある。いや、別に新潮社の社風に問題があるという意味ではない。ただここは、漫画をあまり出していない。活字の山が中心だ。だから、漫画を売るノウハウがあまりない。実はぼくも、『約束の地・憂国』という単行本を、ここから出したのだが、残念なことにさほど売れなかった。でもまあ、その代わり、きちんとしたいいい本を作ってくれたので、いいのである。彼女の本も、たぶんそこそこは売れているとは思うが、その面白さを考えれば、ベストセラーリストに登場してもいいところである。もったいないのである。

 さて『百物語』だ。これは、『小説新潮』に連載されたものだ。1回8ページだから、ごく短い。その短さが、内容にぴったりだ。
 どんな内容なのかというと、ごく簡単ないいかたをしてしまえば、怪異譚だ。江戸時代、どこどこでこんな出来事があった。不思議なことがあった。それだけなのだ。それ以上のことは描いてないし、描こうともしていない。それなのに、そこにはそこには人間の心の恐ろしさや理不尽さ、このうつし世の不思議さや怖さが、充分に描かれている。今もいくつかを読み返して、ぞっとしたばかりだ。決して最近流行のホラーではない。死体も内臓も生首も出てこないし、斧やチェーンソーを持って追いかけてくる怪人もいない。しかし、怖さは天下一品である。それは、杉浦が、死人の思い出や物の怪のことを描いていながら、その実、本当に描いているのは生きている人間のことだからだ。本当に怖いのは、実は人間なのである。

 この話に、元ネタがあるのかどうか、ぼくは知らない。ベースにした怪異譚があるのかどうか、そちら方面に造詣が深くないので、ぼくには判断ができない。似た話をどこかで読んだことがあるような気もする。すべてが彼女が創り上げたフィクションであると考えるには、その恐ろしさに、あまりにもリアリティがありすぎるのだ。しかし、元ネタがあろうとなかろうと、その面白さに変わりはない。恐ろしさに変わりはない。その面白さ恐ろしさこそが、杉浦日向子のオリジナリティなのだ。






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Last updated  2012.11.26 07:05:55
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