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8月に地元の図書館で、この本の朗読会が開催された。昭和18年に出征し、戦死した父からの手紙の写真と解読です。軍事郵便として家族のもとに届いたはがきは、小さい文字ですみずみまで文章が書かれている。限られたスペースにできるだけ多くのことを書きたいとういう思いが伝わってくる。内容も、残してきた妻と二人の娘、まだ見ぬ三人目の子供のことを心配する言葉。娘が無事小学校へ入学したか、成績はどうか、校長先生と担任の先生に手紙を出すから住所を教えてくれ、など。戦地からの手紙はすべて検閲を受けるので、日時、場所、地形、気候なども書けず、「市制祭の廿日前です」「結婚記念日十日前です」と工夫して書かれている。長男の誕生をうれしいと綴るはがきには「この便りが最後となるでしょう」と書かれ、死地へ赴く覚悟が見受けられるが、最期まで家族を心配する内容で終わっている。いま、集団的自衛権行使が認められ、自衛隊が海外で武力行使するかもしれない不安の中、この記録を残し、伝えていくことの大切さを実感した。
2014.09.18
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初めての作家さんですが、雌猫と少女の母の母の母の世代までさかのぼって、時空を行き来する筆致は感激しました絵も描くんですね、表紙の絵はもちろん本人です放射能が見えたら、原発の安全対策について、もっと真剣に考えていただろうか地球上のものは何でもコントロールできると信じて譲らない人間は、目に見えないものを使って発電しようとしたキュリー夫人は人類のために“放射能”を発見し、ノーベル賞を受賞したがそれが人間の健康を害することになるとは思いもしなかっただろう原子力発電所ができて、原子爆弾が投下されて、原発事故でたくさんの人が被曝して、キュリー夫人の遺骨からはいまだに放射性物質が検出されて、ラジウムの半減期が1600年で・・・どんなに素晴らしい発明も後世の人間の使い方次第で、人類が滅亡するかもしれませんネ【楽天ブックスならいつでも送料無料】【第151回芥川賞ノミネート作品】マダム・キュリーと朝食を [ 小林エリカ ]【内容情報】(「BOOK」データベースより) 「東の都市」へと流れて来た猫と、震災の年に生まれた少女・雛。目に見えないはずの“放射能”を、猫は「光」として見、少女の祖母は「声」として聞くー。キュリー夫人やエジソンなど、実際のエネルギー史を織り交ぜながら時空を自在に行き来し、見えないものの存在を問いかける。卓越した想像力が光る、著者初の長編小説。
2014.09.12
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桂望実さんに「自伝なんですか?」と聞いたら「フィクションだよ!」と、答えが返ってきそうな、小説家の“業”を描いた作品です。いろんな編集者が出てきます。話題性のある売れる作品を書く小説家ばかりを追いかける人、自分の考えを一歩的に押し付ける人、原石を磨こうともせずにうわべだけを見て売れなくなったら知らん顔の人・・・私たち読者は大手出版社の過大広告に載せられて、本を選んではいけません【楽天ブックスならいつでも送料無料】我慢ならない女 [ 桂望実 ]【内容情報】(「BOOK」データベースより) 「誰からも称賛されなくても、貧乏で終わっても、他人から見たら可哀相な一生であったとしても。業のままに生きたなら、それは素晴らしい人生なんだよ」不器用に生きる女の人生の浮き沈みを描く、桂望実の最新作!
2014.09.07
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