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目からうろこ・・・ですね。テレビの影響力は想像以上です。だからテレビの情報をすべて無条件に受け入れることの危険性を教えてくれる本です。マスコミは政治や教育さえも変えてしまう。日本の未来や日本人の将来さえも勝手に決めてしまう。その危うさに気づくこと、うのみにしないこと、自分の頭で考えること、が大事なんですね。テレビの情報をそのまま受け入れることは、占い師の言うことをを無条件で信じてしまうことに似ているかもしれないですね。【内容情報】(「BOOK」データベースより)あなたはテレビに殺される。運よく命まで奪われなくとも、見れば見るほど心身の健康と知性が損なわれること間違いなし。「『命を大切に』報道が医療を潰す」「元ヤンキーに教育を語らせる愚」「自殺報道が自殺をつくる」─。精神科医として、教育関係者として、父親としての視点から、テレビが与える甚大な損害について縦横に考察。蔓延する「テレビ的思考」を精神分析してみれば、すべての元凶が見えてきた。
2011.01.23
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図書館の新刊コーナーで見つけました。纏足の歴史を図や写真で説明しています。中国で清の時代まであった風習で、女性の足を幼少時から縛って成長させずに小さい足をつくることです。思わず目を背けたくなる写真もありました。足を小さくするために母が娘にたいして行うことが多く、足の指を無理やり曲げるため、折れたり、化膿して腐ったりして、命を落とした少女も多くいたそうです。以前読んだ、「ワイルド・スワン」では、主人公の祖母が纏足でした。ワイルド・スワン(下)ワイルド・スワン(上)【内容情報】(「BOOK」データベースより)10世紀頃にはじまり、現代にまで名残を残す「纏足」という習俗。その成り立ちから手順、嗜好、盛衰のすべてを資料から克明にたどった唯一の通史。【目次】(「BOOK」データベースより)第1章 纏足の起源と発展/第2章 小脚と小脚鞋/第3章 纏足をした理由/第4章 纏足時代の特殊集団/第5章 纏足時代の社会生活/第6章 天足運動【著者情報】(「BOOK」データベースより)高洪興(カオホンシン)著述家。歴史や風俗、文化などについての著書・編書が多い鈴木博(スズキヒロシ)東京大学文学部卒。著述家・翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
2011.01.16
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Bumpの新譜です。全体に独自の宇宙観がただよっていて、モトオさんのヴォーカルでとてもいやされます。1.三ツ星カルテット/2.R.I.P./3.ウェザーリポート/4.分別奮闘記/5.モーターサイクル/6.透明飛行船/7.魔法の料理 ~君から君へ~/8.HAPPY/9.66号線/10.セントエルモの火/11.angel fall/12.宇宙飛行士への手紙/13.イノセント/14.beautiful glider
2011.01.15
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ひさびさに、ばななワールドにどっぷり浸かった感じです。何とも言えないもやもやっとした、はっきりしない、決して結論が出ないところが、読者に投げかける感じで好きです父が知らない女と心中してしまった、という一生消えない傷を負った娘と、それを共有する母。目黒から下北沢に移り、生活していく中で、自分と母の気持ちのズレを感じていく。冒頭にでてくる、フジ子・ヘミングの下北沢についての言葉、 「なにも考えないで広がるにまかせた雑然とした街のつくりが、ときにとっても美しく見えるのは、鳥が花を食べたり、猫が見事な動きで飛び降りるのと同じ、人の乱雑な汚さのようで、実は人の無意識のきれいな部分のような気がする。 何か新しいことを始めると、最初は濁っている。 だがやがてそれは清流になり、自然な運動の中で静かに営まれていく。」ここを読んだ時点で、私の頭の中は状態になってしまって、ばななの魔法にかけられたみたいに読み進んだのでした。大野舞さんの装画も素敵です【内容情報】(「BOOK」データベースより)この街に来てから、私はどんどん素直になっていく。知らない女と心中してしまったお父さん。残された私とお母さんは、新しい人生を始めようと思い立った─下北沢で。どこにでもある、でも、たったひとつの人と街の愛しい物語。ばななワールドからの贈り物。
2011.01.10
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チアリーディングってスポーツなんですね。それもチームで演技をして得点を争う競技だなんて知りませんでした。朝井リョウさんは2冊目ですが、これからも読みたくなる作家さんです。裏表紙にチアの基本の技の絵がいくつか描かれているので、それを見ながら読み進めていきましたが、観たことのない競技なので、いまいち実感がわかなくて、動画を検索してみました。光にしてよかった・・・と、しみじみ思いました。画面が固まらずに普通に動いているではありませんか、感激ですという訳で、じっくり動画を鑑賞し、いっきに読み終えました、めでたしめでたし【内容情報】(「BOOK」データベースより)柔道の道場主の長男・晴希は大学1年生。姉や幼馴染の一馬と共に、幼い頃から柔道に打ち込んできた。しかし、無敗の姉と比べて自分の限界を察していた晴希は、怪我をきっかけに柔道部を退部。同じころ、一馬もまた柔道をやめる。一馬はある理由から、大学チアリーディング界初の男子のみのチーム結成を決意したのだ。それぞれに事情を抱える超個性的なメンバーが集まり、チームは学園祭での初舞台、さらには全国選手権を目指すが...。
2011.01.02
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