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4人の女性の「ほしい」の物語。子供が欲しくて妊活と不妊治療をするが、なぜ欲しいのか分からなくなってしまったり。夫との気持ちの乖離があり、夫の精子でなくても妊娠さえすれば良いと思ってしまったり。望まない妊娠をして親に言えずに多目的トイレで産み落としたり。女性でなければ経験できない問題が目いっぱい詰まった物語だった。でも、ほしい [ 山下 紘加 ]
2026.03.28
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『オフィーリア23号』と表題作の2編。前作『ハンチバック』より哲学的になって、これぞ純文学という感じだった。1880年生まれで23歳で死んだヴァイニンガーは知らなかったが、「女性には存在も本質もない、存在しない、非在なのだ」という女性蔑視の言葉はショックだ。大学院生の那緒は三島由紀夫にも影響を与えたヴァイニンガーについて論文を書くという。他方で劇団員の彼氏が三島の「憂国」を映像化したいと那緒を誘う。医師で母に手も足も上げる父。色んな要素が絡み合い、何も解決せず終わって、頭の中はモヤモヤ状態です。女の子の背骨 [ 市川 沙央 ]
2026.03.28
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作家生活20年で、エッセイを書かないかと出版社から依頼され、取捨選択して、この55編になったそうです。最初の「母というペルソナ」が一番キツかった。女性しか経験できない出産と育児、自分が死ぬか、子供を虐待するかという所まで追い詰められた経験は私にもある。今まで読んだ金原さんの作品に反映されている部分もあり、人生何も無駄な事はない、と思わせてくれる。踊り場に立ち尽くす君と日比谷で陽に焼かれる君 [ 金原ひとみ ]
2026.03.28
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地元図書館のリサイクルで頂いた本。まだ今のようにSNSが広まっていなかった頃の話。2編とも死者や幽霊が出てくる物語。でも、“一番怖いのは生きている人間“納得の読書でした。表紙を含め、奈良美智さんの少女のイラストが話しかけてくる。【中古】ハードボイルド/ハードラッグ 吉本ばなな
2026.03.28
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75歳でパソコンを始め、90歳でSNS投稿を開始した、森田富美子さんのエッセイ。#戦争反対#核兵器廃絶、のハッシュタグで毎日ポストしている。私もたまたまXで知ってフォローしていたら本を出したというので購入。長崎への原爆投下で両親と3人の弟を亡くした。本人は勤労動員で爆心地から離れた所にいたので助かったが、家族を探しに行き被爆、家族の遺体をトタンの上で火葬した。世界から戦争が無くなるのを見るために長生きしたい、と言う。芯の通った前向きな姿に感服。わたくし96歳 #戦争反対 [ 森田 富美子 ]
2026.03.28
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母が日本人、父がアメリカ人のメイは15歳の夏休みに8人の高校生が二手に分かれて広島と長崎に落とされた原爆の是非についての討論会に参加する。反対派は「戦争を終わらせるために必要だった」広島の慰霊碑の「あやまちはくりかえしません」の主語は日本人だと主張した。反対派のメイは母に日本語は主語を省略することが多いが日本人には、私たち人類、が主語だと分かるからだ、と聞き発表する。日本人は悪い事をしたから罰せられて当然だ、中国人やユダヤ人は虐殺された、人間の争いは無知からくる人種差別が根底にある、など熱い戦いだった。ある晴れた夏の朝 [ 小手鞠るい ]
2026.03.13
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お仕事ラブコメ小説。黒江と大江は2人の苗字でした。宝石の趣味は無いので石の名前とかカットとか全然分からなかった。でも、物語に出てきた指輪のイラストとQRコードが各章の最後にあったので、スマホで見ながら内容に入り込んでいけた。本音で言い合える2人の関係がハラハラするけど羨ましくもあった。小指にする指輪はピンキーっていうのも初めて知った。神戸編もあったら面白いな。クロエとオオエ [ 有川 ひろ ]
2026.03.13
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レンタル番犬、月10万円、1日2回の散歩とご飯、ワクチン接種など込み。少し高いとは思うけど、安心、安全と癒しがあるならいいかな。番犬をレンタルした五つの家族の物語。セコムより役に立つかもしれない。リクと暮らせば レンタル番犬物語 [ 大崎梢 ]
2026.03.13
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『スピノザの診察室』の続編。今回は快楽主義のエピクロス。ただ快楽を求めるのではなく、苦痛のない心身の安定、を意味する。医師には知識や技術だけでなく哲学が必要だと哲郎は言う。医療は病気を治すだけではないし、死にも向き合わなければいけない。訪問診療での会話にも哲郎の人柄が現れる。南先生との距離も縮まり、また続編がありそうな感じ。新しく知った京都の甘味「御鎌餅」賞味期限3日。エピクロスの処方箋 [ 夏川草介 ]
2026.03.13
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シリーズ3作目でも相変わらず店長は店長だった。そして谷原京子も店長にイライラしていた。過去に店長に影響を受けた小学生が小説家になっていたり、京子も街の書店にしかできないことでお客さんサービスしたり、本を愛する気持ちは同じ。本がネットで買える時代になっても、書店に行かないと出会えない本もある。偶然の出会いが人生を変えたりするから面白い。これで完結だと寂しいな。京子店長の活躍も見てみたい。さらば! 店長がバカすぎて [ 早見 和真 ]
2026.03.01
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