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2021年に亡くなった那須正幹さんの遺作。那須さんは3歳で被爆している。強烈な記憶は歳をとっても忘れない。たとえ認知症になっても覚えている。1990年に書かれた「なぜ日本は平和なのか」という文章には、戦後45年経って日本は一度も戦争をしていない、だが憲法を改正して自衛隊を軍隊にしていつでも戦争ができる国にしたいと考えている者がいる、と書かれている。戦争の体験者が少なくなっている今だこそ、戦争は絶対にいやだ、と叫び続けなければいけない。やくそく ぼくらはぜったい戦争しない (ポプラ社の絵本 104) [ 那須 正幹 ]
2026.06.24
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視覚に訴えてくる小説ってアリ最果タヒさんの詩集では字体を変えたり、縦書きと横書きを組み合わせたりしたものがあった。まさか綿矢さんが本の余白を目一杯使って、殴り書きのような字を書いてくるとは思わなかった。タイトルは「グレた妊婦」なのか?過酷な不妊治療を諦めたら妊娠し、同時にはっちゃけた妻に戸惑う夫。出産シーンも強烈。夜泣きする赤ちゃんに、ずっと産院にいてくれたらいいのに、分かるわー楽しく読了した。グレタ・ニンプ [ 綿矢 りさ ]
2026.06.24
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救いの無い話だった。東日本大震災の直後に起きた連続殺人事件の容疑者、真柴亮。最初の殺人は正当防衛だし、2度目の殺人も不可抗力、逃走の途中で迷子の子供を発見して保護したのも誘拐ではない。震災当時、ダウンジャケットがなければ風邪をひいてしまうような寒さ、震災の影響を受けなかった峠道に雪が残っていたこと、瓦礫だらけで車も人も通れない道路、海沿いと内陸部の被害の違い、民間の車はガソリンが入れられなかったこと。当事者でなければ分からなかったことが、目に見えるように伝わって来た。逃亡者は北へ向かう [ 柚月 裕子 ]
2026.06.05
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みんなが一人ひとり自分の体の物語を持っている、と言う話。あとがきに「自分らしく生きろ」と言われても苦しくなる人もいるかもしれないけど「誰に何と言われても、自分の人生の主人公は自分」と書かれている。さだまさしの歌に「主人公」というのがあったなみんなみんなとってもすてき [ バティスト・ボーリュー ]
2026.06.05
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作者本人の経験から生まれた絵本。いろんな民族や文化が混ざり合うアメリカでも見た目に対して心ない言葉を浴びせる人たちがいる。全世界同じなのかな。「ありのままでかんぺき」と思えるまで、何回も泣いたのだろうな。わたしはBIG! ありのままで、かんぺき (ポプラせかいの絵本 72) [ ワシュティ・ハリソン ]
2026.06.05
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落語絵本を初めて読んだ。辰五郎にどんな夢を見ていたか話せ、と言うおかみさん。夢なんか見ていないから話せない、と言う辰五郎。本物の落語で聞いたら笑えるだろうな。絵本だと、クスッとするだけ。他のシリーズも読んでみよう。天狗裁き [ 川端誠 ]
2026.06.05
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