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’10参院選<乱戦>(4)党存亡かけ決戦へ2010年6月22日 「埼玉は党の命運をかけた選挙区。何が何でも勝つ。断じて勝つ」。十八日夕、さいたま市内で開かれた公明党現職西田実仁(47)の事務所開き。約百人の支援者を前に、党本部幹事長の井上義久が声を張り上げた。 埼玉選挙区(改選数三)は、党本部の「最重点区」。山口那津男代表は四月、参院選に向けた全国遊説を県内からスタートした。西田陣営の選対本部長で県議の福永信之も「西田が負ければ、三年後に埼玉選挙区から撤退せざるを得ない。今回は気合が違う」。 目標の得票数は六十五万票。三年前の前回参院選では、埼玉選挙区の公明現職が過去最多の六十二万票を得たのに、落選した。この「苦い経験」(山口)が、今回の西田擁立をめぐる紆余(うよ)曲折も招いた。 公明は昨夏の衆院選で県内の比例票が四十五万票にとどまり、県本部が推した比例候補の議席奪還に失敗。党本部は「埼玉は参院選も厳しい」とし、昨年末に西田の比例転出を決めた。だが、鳩山由紀夫前内閣の支持率が急落。一転して西田を選挙区に“復帰”させ、議席死守に望みをつなぐことになった。 「少しでも新しい票が必要だ」と福永。業界団体で、県内JAグループの政治団体などから初の推薦も取り付けるなど、「今までにない運動を増やしている」。 ただ、菅直人内閣の誕生で民主の支持率が回復し、みんなの党など「第三極」もライバル。「情勢はさらに厳しい」(陣営幹部)とみる中、公示の二十四日に山口が再び県内に入る予定だ。
2010.06.22
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「言い訳」「言い逃れ」「言いくるめる」ことが得意技であり、信念のかけらもない政治家の先頭を走り続けてきた菅さんらしい発言が、今朝の読売新聞1面に掲載されていた。支持率が下がり始めたことを、今朝のNHKニュースが報じていたが、当たり前だ。問題は「どこまで落ちるか」だ。情けないカンさんの発言を転載します。消費税上げ「早くて2、3年後」...首相が表明 菅新政権 菅首相は21日、首相官邸で記者会見し、消費税率の10%への引き上げに言及したことについて、「参院選が終わった段階から超党派で本格的な議論を始めたい。その時に自民党が提案している10%を参考にしたい。そのこと自体は公約と受け止めてもらって結構だ」と述べ、参院選後に10%を参考に議論を始めることを公約とする考えを表明した。 ただ、現実に引き上げる時期については、「少なくともこれから2年、3年、あるいはもう少しかかるのではないか」と語った。 税率引き上げ時期については、民主党の玄葉政調会長が「2012年秋が最速」としていたが、やや後ろに幅を持たせた形だ。首相は理由として、低所得者の負担緩和のため、食品などの生活必需品の税率を低く抑える軽減税率や、減税や給付金の支給をする「給付付き税額控除」を導入する準備に2~3年が必要になることを挙げた。「選挙(参院選)が終わったらすぐ引き上げるようなメッセージが国民に伝わっているなら間違いだ」とも語った。 首相は「新しいものに使うために(税率を)上げたいと(考えていると)誤解されているとすれば、そうではない」と述べ、使途は基礎年金、高齢者医療、介護を中心とする意向を表明した。また、「大きな税制改正をやる時には、まとまった段階で国民に判断する機会を持ってもらうのは必要なことだ」と語り、増税に関して衆院選で民意を問う考えを重ねて示した。 このほか、沖縄県の米軍普天間飛行場移設に伴う代替施設の位置、工法を8月末までに決めるとする方針について、「決めたら後は問答無用にすることは考えていない。日米合意は合意として踏まえつつ、進め方は米側とも沖縄の皆さんとも話し合っていきたい」と述べた。8月末までの日米合意後も県側の要望に応じた微修正はあり得るとする見解を示したとみられる。 この日の記者会見は16日の通常国会閉会を受けたもので、首相が「閉会日は時間がとれない」などとして先送りしていた。
2010.06.22
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今朝の読売新聞の連載は、今の有権者の気持ちをありのままに描いている。さすがだ。「政党の立場」を解説してみせるのではなく、有権者の心象風景を見事に描き出している。テーマを決め、それに添った材料をかき集める記事ではない。今回、一番、いいなと思った記事です。以下、転載します。≪5≫ 政治の混沌 有権者は当惑(2010年6月22日) 民主党が仮に60議席以上獲得した場合、衆参ともに単独過半数を占め、政権運営は、衆院議員任期の2013年夏まで安定する。こうした政権は、これまで敬遠されてきた「消費税率引き上げ」「憲法改正」といった課題に取り組む余裕を持つ。 逆に、与党が過半数割れし、「ねじれ国会」が再現した場合、連立の組み替えや政界再編が一気に進む可能性が出てくる。 今回の参院選が持つ意味は、これまでになく大きい。しかし、結果の重さに反し、有権者の足元はぐらついている。 ◎ さいたま市南区の男性(56)は、衆院選で民主党に投票した半年後、建設会社を解雇された。取引先の倒産による経営悪化が原因だった。ハローワークに通い始めて3か月になるが、経理40年のキャリアが見向きもされず、面接まで進んだのはわずか1社だ。 事業仕分けをニュースで見て、政権交代による変化を実感したが、それも一瞬だった。「事業仕分けは手をつけただけで何も始まっていない」。もう一度、民主党に託すべきかどうか、迷う。「国のシステムが改善されなければ、経済も立ち直らない」。2人の娘が大学に通うが、「このままなら中退させざるをえない」。 久喜市の主婦今村直子さん(28)の自宅マンション周辺では、ここ数日、街宣車の数が増えた。しかし、「子育て支援に力を入れます」という言葉を耳にしても、今村さんは1年前の夏のように、胸に響かないのを感じる。「本当にちゃんと考えて言ってるの?」 会社員の夫(28)、長女(2)の3人暮らし。今村さんは昨夏の衆院選で初めて民主党に投票した。「月々2万6000円は助かる」と子ども手当に期待した。「政権交代」という言葉も魅力的だった。 それから9か月。扶養控除が一部廃止され、しわ寄せが出ることを知った。「満額にはならないみたいだし。票目当てで言っていたとしか思えない......」。参院選の公示が迫る。投票はするつもりだが、意中の政党も候補者も浮かばない。 年金を受け取りながら約2・5ヘクタールの田んぼを耕す熊谷市の吉野森男さん(69)は、長く自民党を支持してきた。「減反政策で、遊休農地が発生しかねない」と民主党が進める戸別所得補償制度には否定的だ。しかし、農協の政治団体「農協政治連盟」は民主、自民、公明の計4人に推薦を出した。吉野さんは「どの政党もドングリの背比べ。選びたくても選べない」とため息をついた。 ◎ 埼玉大の松本正生教授は「あまりに政治が混沌(こんとん)としていて、有権者は判断基準をどこに置けばいいか定められない状態に陥っているのではないか」と指摘する。政権交代、新党乱立、連立離脱、新首相誕生とめまぐるしく変わる風に、政党は翻弄(ほんろう)され、有権者は当惑している。 公示まで残り2日。鳩山前首相は退陣表明の際、「国民が聞く耳を持たなくなった」と語った。正確に、"政治の言葉"が有権者に届かなくなった、と言うべきだったろう。繰り返すが、今回の参院選はきわめて重要だ。政治が真の言葉を取り戻せない場合、有権者の困惑が、一気に不信感へと変貌(へんぼう)しかねないという意味でも。(おわり)(2010年6月22日 読売新聞)
2010.06.22
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どうすれば、勝利できるか。机で考えていても、だめだ。動いて、話して。そこに活路は開ける。今回ほど「動くことがこれほど支持拡大につながる」と実感できる前哨戦は、これまでになかった。競り合いながら上昇していると感じている。以下、朝日新聞の連載記事を転載します。党勢をかけて/公明 脱・動員中心業界へ手2010年06月20日 ◇自民の協力見込めず同じ日に計4回の事務所開き。公明現職の西田実仁氏(47)が18日、さいたま市浦和区に設けた事務所は、異例の幕開けだった。 党本部から太田昭宏前代表と井上義久幹事長が出席。井上幹事長は「埼玉は党の命運をかけた選挙区」と訴えた。◇「連敗すれば次ない」 公明は、2007年の参院選埼玉選挙区で、民主躍進のあおりを受け、改選議席を失った。さらに昨夏の衆院選で、自民ともども野党に転落。慎重論が高まり、04年に同選挙区で初当選した西田氏を比例区に転出させる方針が、いったん決まった。 ところが、民主の支持率が低下したのを受けて2月、方針を転換し、選挙区に戻した。県本部幹部は「選挙区(からの擁立)は我々の総意。昨秋要請したが、党本部に却下されていた」と話す。 「連敗すれば次はない」という覚悟で、支持母体の創価学会を軸にした動員型中心の選挙戦略を見直した。春以降、千人規模の大集会を最小限にとどめ、中小企業や団体をこまめに回る戦術に切り替えた。 連立与党時代のような自民との選挙協力は見込めない。40万余とされる県内の基礎票から、当選を見込める60万票以上に押し上げるには、無党派層や他党支持層にも食い込まなければならない。07年は、党として過去最多の約62万票を得ても届かなかったのだから、なおさらだ。◇推薦60超 足がかり まず狙うのが、自民の金城湯池だった業界団体だ。JA系の政治団体「県農協政治連盟」から初めて推薦を受けるなど、すでに60団体以上の推薦を取りつけた。 ある団体幹部は「推薦が決まった途端、関係者に盛んな働きかけがあった。公明だけを推薦したわけではないのだが」と驚く。党県本部の福永信之幹事長は「建設業界など、岩盤が厚かったところからも推薦が出た。それをどう票につなげるかだ」と話す。 経済誌記者出身の西田氏は企業訪問を重ね、ブログやツイッターで無党派層にも呼びかける。200人を超える地方議員もフル回転する。 選挙区での擁立は東京、大阪、埼玉だけで、現職は西田氏のみだ。山口那津男代表は4月、さいたま市で全国遊説を始め、埼玉を「最重点区」と明言した。残り一つとなった議席を守れるかどうかは、新旧二つの選挙戦術の成否にかかっている。
2010.06.22
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今日取材を受けた時に、このブログの話題になった。うーん。書くのは、実は、勇気が必要です。ためらいも覚えます。書いても得することはないと思うし。もう40年も前になる。新潮文庫の小林多喜二の「蟹工船」を買った。強烈な印象を与えたのは、この文庫に収録されていた「党生活者」だった。命をかける運動の意味を教えられた記憶がある。公明新聞記者時代に、小樽へ行く機会に恵まれた。小樽市の小樽文学館を訪ね、拷問の末、戻された小林多喜二の遺体を取り囲む関係者の写真だったか、絵のパネルを見た。県議会の視察の折に、小樽で昼食だった。食事を摂った後、40分ほど散策の時間があった。多くの議員は、小樽運河に向かったが、僕は文学館に駆け込んだ。小林多喜二の遺体を取り囲むパネルと、再び向かい合った。政党に所属する議員としての政党への思いの原点は、主義主張は違うが、僕の場合、ここにある。なんて、書くと、今の自分が気恥ずかしくなります。そして、民主党の議員たちに、憤りを覚えます。記者時代は、共同通信の斉藤記者の言葉に、教えられた。あらかじめ抱いていたイメージが、取材を進めていくにつれ、壊れていく。それが醍醐味だ。こういう趣旨の言葉だった。「父よ、母よ」の中にあったと記憶している。毎日新聞の牧野さんが、紋切り型の表現を排することを強調なさっていたことも、そうだと思った。ということで、おやすみなさい。
2010.06.20
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菅総理が「10年くらいがんばる」としゃべったそうだ。吹き出してしまった。民主党代表の任期は、9月まで。参院選が終わり、秋風が吹くころには、「3か月間、御苦労さま」と、お払い箱になると思ってたけど。悪乗りってい言うんだね。こういう発言を。20日の民主党連立政権の「政権実績・参院選公約検証大会」では、厳しい点数がついたそうだが、「採点に値しない」というのが、正しい評価であろう。菅氏は、民由合併の際、前日だったか、民主党から自由党に2億円だか3億円を寄付し、民主党内の機関決定も経ずに、合併に踏み出した。独断専行ならぬ「独菅横行」になるのが、彼の最大の特徴ではないか。攻撃が得意だったとの報道もあったが、言葉尻をとらえて難癖をつけるのが、得意だったに過ぎない。
2010.06.20
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産経新聞に掲載された自民党県議の発言には、呆れた。怒り心頭だ。「自民党」との選挙協力は、もともとないに等しかった。個々の代議士によって、極めて、まだら模様の目立つ対応だった。公明党の党員・支持者・議員はさまざまな思いがあったっとしても、最後は「公明党」として「自民党」を支援していたにもかかわらず。自民党の党員・支持者・議員は、最後まで「自分」の判断で動くことが目立つ。「自民党」の構成員としての一致した行動形態はあまり見られなかった。今回の参院選において、自民党県議が参院選の自民党現職を支援する動きについて見聞きする姿を見ていて、その思いを深くしている。「党」ではなく「自分」を優先するのであろう。そのさなかの「非礼」発言である。「非礼」という言葉を使うべき対象は、自民党県議の自民党参院選予定候補に対する態度ではないか。埼玉県の公明党として、「自民党だから」という理由で応援することは、やめた方がよい。「非礼」という言葉は、衆院選や県議選で、自民党にお返しする言葉となる。以下、産経の記事を転載します。☆【2010参院選・直前情勢】(3)公明・失地回復に「最終決戦」2010.6.16 22:53 このニュースのトピックス:選挙・埼玉参院選に向けた街頭遊説で、埼玉をスタートの地に選んだ公明党・山口那津男代表(右)と街宣車の上から、聴衆にアピールする西田実仁氏。「最重点区」の位置づけは、党本部の危機感の表れでもある=4月3日、さいたま市大宮区のJR大宮駅西口 「非民主、非自民の第3の政治勢力としての公明党が、ますます存在感を発揮しなければならない!」 4月3日、さいたま市大宮区のJR大宮駅西口。公明党代表、山口那津男がひしめく聴衆を前に、絶叫調の演説をぶち上げる。同党が参院選の「最重点区」として、全国遊説のスタートに選んだ地は埼玉だった。 県選挙区に現職の西田実仁(まこと)(47)を擁立する公明。前回平成19年の参院選で議席を失っているだけに、今回は是が非でも議席を守り抜く決意だ。だが、それは決して容易な道ではない。 山口は遊説後の会見で、「埼玉は最重点区」と再三強調し、「状況は非常に楽観できないが、党の全力を挙げる」と危機感をあらわにした。西田も「この選挙区で勝てるかが最大の注目点になっている」と、血眼で県全域を飛び回る。 そもそも、西田擁立までの道のり自体が迷走した。 党本部は当初、昨夏の衆院選小選挙区で全敗した経緯を踏まえ、西田の比例転出を予定していた。ただ、山口が「党再建の証」とする「現有11議席死守」の実現には、選挙区での当選が不可欠。党本部が西田の選挙区擁立に方針転換したのは、1月のことだった。 県本部が元々要望していた選挙区出馬とはいえ、出遅れ感は否めない。だが、選対関係者は「比例の方がリスクは少ないが、選挙区出馬こそ男子の本懐」と、西田の気持ちを代弁する。 党本部の独自調査では、西田は現段階で民主2人、自民、みんな各1人の後塵を拝する5番手。議席回復には最後の「3枠目」の争いがカギとの見方が強い。 その上で、自公政権下野による両党の選挙協力態勢の“崩壊”は、懸念材料の一つだ。公明の県内基礎票は44、45万票。一方、陣営は当選ラインを60万票超とみており、さらなる票の上積みが必要となる。 前回参院選では、自民の支援により「5万票を目標に、3万票くらいは集票した」(陣営)。だが、ある自民系県議は「前回は『比例は公明』、いまは『非礼な公明』」と現状を揶揄(やゆ)。公明陣営からは「我々は与党時代、徹底して自民に協力してきたはずだ」との恨み節も上がる。 陣営は、盤石の組織力をフル回転させる「ドブ板選挙」をこれまで以上に徹底。旧来の自民支持層である県農業政治連盟などからも推薦を取り付け、組織票にも手を伸ばす。 選対本部長の福永信之は「今回の参院選は最終決戦。ここで崩れれば、今後の県選挙区での擁立はなくなる」。退路を断ち、かつてない悲壮な決意で選挙戦に臨む。(敬称略)
2010.06.19
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午前11時を皮切りに4回に分けて開催しました。これまでは1回だけでしたから、お集まりいただけるか、不安もありましたが、大勢の皆様が集まってくださいました。心から御礼申し上げます。最初の2回は太田議長、あとの2回は井上幹事長に来ていただきました。私は、4回とも選対本部長として、ごあいさつさせていただきました。情勢分析を中心に「民主党に定数3のうち2議席を与えれば、国家公務員の総人件費2割削減・16.8兆円の無駄削減・暫定税率廃止などのマニフェストを守らない政治、予算委員会も開かない新政権に、有権者がOKサインを出したことになる。何としても野党で2議席を」と訴えました。太田議長は、バッジこそないものの、参加者に訴える力は、抜群です。22歳で公明新聞に入社した時からの先輩ですが、ご一緒する機会がこれほど多くなることは、かつては想像すらできませんでした。井上幹事長もその当時、公明新聞の記者でした。各紙の連載も本格化してきました。以下、本日付の読売新聞の連載から転載します。「異様な熱気」とか「動員力を誇示」という表現には、抵抗を覚えた。「動員力を誇示し、異様な熱気」を見せるためには、屋内で開く必要はない。街頭に集結すればいい。逆に「誇示」しないよう大規模街頭を控えている。学会の支援活動の枠を超えたところへウイングを伸ばそうとしているのに、学会のリーダーのことまで筆が及んでいたことに違和感も覚えた。不思議な記事だ。☆さいたまスーパーアリーナは異様な熱気に包まれていた。「たくさんの皆さんに遠方より駆けつけていただいた。感動で胸がいっぱいです。死ぬ気で戦います、戦います」。公明党現職の西田実仁(47)が拳を振り上げて絶叫すると、割れんばかりの拍手が響いた。「最重点区」と位置づける公明党の山口那津男代表(中央)(5月4日、西武所沢駅前で) 5月下旬、県外在住の党員を集めた「ビクトリーフォーラム」。2日間計7回の入れ替え制で約10万人が集結した。「今回負ければ、公明党が埼玉選挙区に立つことはない」。県本部幹事長・福永信之の表情は厳しかった。動員力の誇示は、危機感の裏返しだ。 3年前、過去最高の62万票を獲得しながら、現職が議席を失った。昨夏の衆院選も惨敗。党本部は「勝つのは困難」と西田の比例選転出と選挙区撤退を決めた。だが、「不戦敗はおかしい」とする県内の主戦論と鳩山政権の失速を受け、党はかじを切り直した。 埼玉は全国の「最重点区」に位置づけられた。創価学会の次世代リーダーと目される副会長・谷川佳樹が送り込まれた。党代表の山口那津男は4月、埼玉を全国遊説の出発地に選び、「党の全力を集中し、埼玉の議席を死守する」と気勢を上げた。 県本部幹部によれば、県内の基礎票は40万~45万。当選圏60万票に迫るには、創価学会員を基礎に、非学会員の「F(フレンド)票」を積み上げる従来戦術では足りない。団体への浸透にも乗り出し、自民色が強かった農協政治連盟や建設政治連盟を含む、60以上の団体から推薦を集めた。 表向き、自民党との選挙協力はないが、来年は統一地方選を控えている。「公明の応援がなければ、落選の危機にある地方議員は少なくない」(自民党県連幹部)。ある自民党県議は「公明党に100人分の名簿を渡した」と打ち明けた。
2010.06.19
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大宮駅東口に菅総理が来た。1時間近く遅れて。その間、立候補予定者の名前が連呼され、時間稼ぎをしたという。内容のない話だから、連呼だけが目立ったという。司会の参議院議員が「皆さん、大きな拍手を」と呼びかけたが、まばらだったという。聴衆は、菅総理を見たくて集まったとのこと。携帯で写真を撮る人は、さすがに多かったという。その前には浦和駅西口に、谷亮子が来た。こちらも「人寄せパンダ」。話の内容は…。通行人の妨げになるほど、人だかりができたという。通勤帰りの娘が、立ち寄って見てくれた感想である。今日は、新聞の誤植への抗議で、一日が明けた。午前10時過ぎから、政経懇話会。会場の提供者である経営者と15年ぶりに親しくお話しさせていただいた。充実した語らいだった。終了後、選挙用のはがきの依頼に歩いた。語りこむと、皆さん、快く推薦人になってくださった。一日、川越市内で過ごしたのは、本当に久し振りだった。明日も川越市内を走る。街頭演説も行う。
2010.06.19
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同志の議員が書いた文章を御紹介します。小惑星探査機「はやぶさ」が幾多の困難を乗り越えて、世界が目を見張る成果を成し遂げました(拍手)。流れ星となって天の川を横切り燃え尽きた「はやぶさ」。その光景は本当に美しかったそうです。一方、JAXAを仕分けた蓮舫大臣が「偉業は国民全員が誇るべきもの。世界に向かって大きな発信をした」と絶賛したことに対し、関係者から嘲笑と批判の声があがっています。当たり前です。そこで思い出しましょう、次の会話を。蓮舫「で、それが国民の生活にどのような役に立つのですか?具体的にお答え下さい。」●「イオンエンジンの実用化に向けた検証として・・」 蓮舫「イオンエンジンはすでにNASAやESAの探査機で実用化されており、 何も目新しい技術ではありません。」蓮舫「惑星軌道からのサンプル採取も NASAのジェネシスとスターダストですでに成功しています。第一、はやぶさはミネルバ投下やサンプル採取に失敗している上、その原因はいずれもプログラミングのミスというお粗末なものです。こんな意義の少ないプロジェクトに150億円も投資し、能力の無いJAXA職員に高給を払い続ける意味は本当にあるのでしょうか?具体的にお答え下さい。」●「不況にあえぐ国民に希望を・・」蓮舫「能力の無いJAXA職員に高給を払い続ける意味は本当にあるのでしょうか?…仕分け対象と致します!」JAXAも可哀想です。沢山のTVカメラが入っている中、蓮舫議員からヒステリックに捲し立てられれば、誰だってまともな回答はできないでしょう。蓮舫大臣に聞いてみたいものです。でたらめなマニフェストをつくる政党、政治家に税金を払い続ける意味はどうなのかと!
2010.06.19
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民主党がマニフェストを発表したというニュースを運転中のラジオで聞いた。この党の最大の特徴は、形容詞だけが「きっちり」していることだ。テレビ討論などでも、やたら「きちんと」「しっかり」「きっちり」などという言葉を、民主党議員は多用する。だが、中身は全く曖昧模糊とした話であることが多い。今度は「強い」経済など「強い」をひんぱんに使うようになったが、これも中身はない。今度は、企業向けに法人税減税の幻想をふりまき、裏切るのだろうか。政治を劣化させているのは、民主党だ。
2010.06.17
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午前11時から川越駅東口で、今年初めて、大勢の党員・支持者の詰めかけてくださった前で演説させていただきました。心から感謝申し上げます。埼玉選挙区の定数は3です。自民党現職は、なんといっても自民党でただ一人の予定候補ですから当選は動かないでしょう。民主党現職は10名の顔ぶれの中で、紅一点ですから、男性の支持を集め、有力でしょう。結局、残り1議席を、西田まことが民主党新人、みんなの党新人と争う展開になると思います。ほかの5人は、届かないと思います。民主党は総理の首のすげ替えで、支持率がV字回復しました。でも、支持の度合いはどうでしょうか。私は「ブヨブヨ」の支持であり、状況によっては、また、まっさかさまに下降するような「グニャグニャ」な支持回復だと思います。先週お会いした運送業の経営者は、暫定税率が廃止されることに希望をつないでいました。野党時代にごり押しで1カ月実現したことですから、政権を取れば無条件に実現すると信じていたようです。「騙された」。そうおっしゃっていました。建業の経営者は「去年の4月、5月は前倒し発注、補正予算と切れ目なく、仕事があった。今年の4月以降は、荒涼とした仕事なしの風景が建設業を取り巻いている。しかも、我々はまるで<人>じゃないように、蔑む視線にさらされている」と民主党を恨んでいます。それだけではありません。駅前にノボリを林立させた「姥捨て山=後期高齢者廃止」を、民主党は話題にもしません。3年前に<年金手帳>なる子ども騙しの小道具をばらまき、若者が不安を語るポスターまで張り出した年金についても、全く口にしません。新総理は、経済成長と増税を語りますが、野党時代に「家計をあたためなければ」の一点張りで、月26000円の子ども手当や暫定税率廃止、高速道路無料化などを約束し、財源は無駄を省けばなんとでもなるとマニフェストに17兆円だったか、無駄削減を掲げ、国家公務員の総人件費2割削減まで掲げたことは、すっかり忘れたのでしょうか。嘘つきそのものです。この嘘は、この国を危うくする大嘘です。
2010.06.13
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農家戸別補償 2010/6/7(月) 午後 2:19 昨日は北青柳の農家を、西田まことの「埼玉農業の可能性を開く 『緑の底力』戦略」のチラシを持ちながら廻らせていただいた。12軒のうち10軒の方とお会いでき、色々なお話ができた。中には公明党と全く関係のない話を持ち出してくる方もいらした。皆さん好意的に、西田まことが埼玉県農協政治連盟から初めて推薦を頂いた話を聞いてくれた。ある方は、「これからの農業は先が見えなくて大変」と話され、「農家の戸別補償も最初は埼玉も千葉も該当しない、と言われていたが、この間役所から該当しますので申請に来てください、と言われて行って来たよ。ところが制約が多くってありゃダメだ。うちの田んぼの面積からして〇〇キロの米を出してくれ、と言うんだ。じゃぁ、もし出せなかったらどうなるんだ、と聞いたら、罰金だ、と言うんだ。何で罰金なんだ。ずっとなんでもなく取れればいいけど、取れなかったら、戸別補償をもらうために罰金払うなんざ、おかしいだろう。だから申請なんかするか、って帰ってきたよ」と話された。もしこんなことがあっちでもこっちでも行われていたら、申請者はゼロに近いだろうと思う。使えない制度なら作ることはない。
2010.06.12
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久しぶりに新聞に掲載された私のコメントを転載します。西田まことの情勢は、本当に緊迫しています。でも、昨年末までの「民主党への熱い期待感」は「絶望」に変わり、新総理が誕生して支持率こそアップしたものの、期待感の中身といえば、「ブヨブヨ」であり、およそ「固い支持」とはいいがたい。だから、西田まことが食い込む余地は十二分にあると思います。実際に有権者と話していても、実感として、話しこめば、味方になってくれます。そんなことを記者の皆さんには話しているのですが、さすがにそこまで書き込んではくれません。ということで、転載します。埼玉新聞 2010年6月12日(土)付けより転載県内各党決意新たに 参院選、7月11日投票へ 民主党は11日までに、参院選の日程を「6月24日公示―7月11日投開票」とする方針を固めた。郵政法案成立をめぐって、国会を2週間程度延長した「7月25日投開票」の参院選が一時有力になったが、報道各社の世論調査で、菅内閣の支持率が60%を超え、民主党内で早期の実施論が一気に広がったため。選挙日程が確定したことで、県内の各政党も2週間後に迫った公示日への準備にスパートを掛けている。 民主党県連代表代行の山根隆治参院議員(埼玉選挙区)「菅政権の誕生で状況は変わった。枝野幸男衆院議員(5区)の幹事長就任効果も大きく、いい環境をつくってくれた。私たちは緊張感を持続し地道に政策を訴え、島田智哉子参院議員(埼玉選挙区)と新人の大野元裕氏の2議席は必ず取れるとの自信を持ち、努力したい」との決意を示した。 自民党県連会長の新藤義孝衆院議員(比例北関東)は「民主党は菅直人首相に交代して何ひとつ審議せず、支持率の高いうちに参院選を戦うという魂胆が明白になった」と指摘。「私たちは日本を元気にするためのマニフェストを策定し、国会・地方議員、党員が一丸となって地道に県内中を歩き、きちんと県民に支持を訴え、関口昌一氏の必勝を期していく」との意気込みを語った。 「民主党の混乱ぶりは選挙至上主義そのもの。政治とカネ問題をはじめ、説明責任逃れの日程設定だ」と語るのは、公明党現職、西田実仁氏陣営の福永信之選挙対策本部長(県議)。「選挙戦への準備は整っており、党の支持拡大に影響はない」とし“元祖第3極”として追及の手を緩めない姿勢を示した。 新人の伊藤岳氏を擁立する共産党県本部の小松崎久仁夫委員長は、菅首相の所信表明演説について「国民の信頼をどう回復するのか、全く見えてこない」と強調した上で、「共産党は労働者派遣法改正などの対案を、しっかりと論戦でアピールしていく」と準備に余念がない。 社民党の新人、日森文尋氏陣営の佐藤征治郎選挙対策委員長(県議)は「ご祝儀相場で支持率が高いうちに選挙をしてしまおうという、民主党の思惑が見え見え。財政の建て直しを図るのは結構だが、消費税の増税は阻止しなければならない」と、強調した。参院選 「待ったなし」陣営動く朝日新聞2010年06月12日付けより転載◇有権者審判へ1カ月 政府・与党が郵政改革法案の今国会での成立を断念する方針を決めたことで、参院選の日程は「24日公示、7月11日投開票」で固まった。有権者の審判まで1カ月。突然の首相交代で一時は流動的になっていただけに、菅直人首相が初の所信表明演説に臨んだ11日、埼玉選挙区(改選数3)の立候補予定者の各陣営は、慌ただしく動いた。◇まなざし変化 「風向きが変わったことは喜んでいる。ただ、新人にとって2週間は大きい」。民主新顔の大野元裕氏の陣営幹部は、一時浮上した「7月25日投開票」の日程を期待できなくなり、複雑な表情を見せた。 首相交代による党の支持率回復で、街頭演説に立つ大野氏は「有権者のまなざしが、以前に比べてやわらかくなった」と言う。ただ、新顔だけに、少しでも活動期間がほしいところ。陣営幹部は「現職の方が有利。限られた時間でどれだけ名前を浸透させられるか」と、気を引き締める。 民主現職の島田智哉子氏陣営の選対本部長を務める五十嵐文彦衆院議員は「支持率が上がったところで投開票日を迎えるに越したことはない。日程が延びなくて良かった」と、ほっとしていた。日程が延びた場合を想定し、運動員確保や事務所の契約延長の計画も組んでいたという。◇自民悔しさも 自民現職の関口昌一氏は11日、支持者をこまめに回った。国会の会期延長問題が緊迫していた前夜は、越谷市で街頭演説。民主党を「延長すると野党に(小沢一郎・前幹事長の)証人喚問を求められるから早く選挙を、ということだ」と批判した。 自民党県連の滝瀬副次幹事長は「菅首相が人気のあるうちに(参院選を)やると思っていた。本当は(閣僚の)事務所費問題などをしっかりと審議しなければならないのに」と悔しがる。 公明現職の西田実仁氏は11日、国会から戻り、川越市やさいたま市を回った。公明党県本部の福永信之幹事長は「日程は自陣営にはあまり影響がないが、民主党の2人に勢いがつくのでは」とみる。「国会を延長できれば民主党の『政治とカネ』の問題をあぶり出せたはず」と話した。◇戦略変更なし 新顔の伊藤岳氏を擁立する共産党県委員会の小松崎久仁夫委員長は「24日公示で準備を進めてきた。戦略に変更はない」と言う。「菅首相が所信表明で『失った信頼を取り戻す』と言ったが、どう取り戻すのか、もっと国会での論戦の場が必要だ」と語った。 社民党県連合は日森文尋代表が立候補予定。中島修副幹事長は日程について、「連立離脱に対してはおおむね反応は良く、こちらも日がたたないほうが有権者の印象が強い。微風が吹いている」と好意的だ。国民新党が連立政権にとどまることについては「代表が大臣を辞めたのに、分かりにくい」と指摘した。 「参院選は(7月)11日に決まりました。せっかく民営化した郵政を国有化して、税金が見えないところに消えていいんでしょうか」。みんなの党新顔の小林司氏は11日、朝霞市で街頭演説し、郵政改革法案を巡って混乱した連立政権を批判した。 埼玉選挙区には、新党改革新顔の中川幸司氏、幸福実現新顔の院田浩利氏らも含め、10人が立候補を表明している。
2010.06.12
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九日の川越市議会で、公明党議員の一般質問に対して、川合善明市長は、子宮頸(けい)がんのワクチン接種について「任意接種には多額の費用がかかる」との認識を示し、公費による助成を前向きに検討する方針を明らかにしました。公明党が一貫して取り組んできた課題であり、とてもうれしいニュースでした。
2010.06.11
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昨夜は、一日の動きを終え22時半から取材を受けた。今日は、電話が1社、面談が3社。こちらも勉強になります。いよいよ来月の今日が投票日。その感想の取材でした。民主党支持率は、V字型に回復したと世論調査結果が示しているが、回復したとはいえ「支持すると回答した方の、支持の度合いは、ブヨブヨじゃないですか。コンクリートじゃありませんよ」と話したら、とても受けた。昨日、会った運送会社の社長さんは暫定税率は廃止されると本気で思っていた。だから、民主党へは怒り心頭だった。建設業の職人さんたちは、コンクリートから人へ、のスローガンに怒っている。農業の方は、戸別補償の恩恵に浴する農家が、埼玉県でわずか1000戸くらいであることに、怒っている。ある社には「詐欺フェスト」と話したら、受けた。最後の社の方とは「民主主義の危機」であることで意見が一致した。
2010.06.11
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昨日、西田まことさんと話しをした時に、こんな話題になった。政府が、まずめざすべきは「完全雇用」だ。次に、病気や、介護、老後の生活に備える社会保障。最後に、そこから、こぼれる弱者へのセーフティーネットともいえる生活保護。でも、民主党は「雇用」に目を向けない。つまり、経済の成長戦略がない。投資を導くことはせず、「手当」に傾斜している。だが、「手当」をもらえても、肝心の給料が、下がり続ける、もらえない、では本末転倒じゃないか。もう一つ。建設や運送業の経営者との話。デフレを懸念する声が多い。民主党政権もいちおうはデフレという言葉を口にする。でも、民主党政権が実際にやってきたことは?例えば「コンクリートから人へ」という建設業蔑視の予算が、もたらしたものは、何か。仕事量が一挙に減ったため、低価格入札が横行し、そのあおり現場の建設作業員の低賃金にとなってはねかえっている。一日働いても、1万円。これじゃ、家族を養えない。買い物などできない。経済は縮小する。年配の場合、「働いて手にするお金よりも、年だし、生活保護を受けた方がいい」という発想になる。「雇用」が破壊され、「手当(生活保護)」が増える。税収は減り、税の支出が増える。菅総理は「強い経済」「強い財政」と言うが、「弱い経済政策」しかない。
2010.06.10
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このところ取材が続いています。きょうは3名の記者でした。今日は少し疲れ気味だったので、あまりいい回答ができなかった気がします。聞かれることは、埼玉選挙区の情勢と、新内閣についての感想が多い。あらゆるマスコミの世論調査結果で、上位の2つは民主党と自民党です。自民党は一人、民主党は二人出馬ですから、当然のことながら、自民党の優位は動かないと思います。自民党陣営に目立った動きがないのは事実ですが、自民優位は動かないでしょう。民主の二人、みんな、西田の4人で残る2議席を争う展開であり、しかも、大接戦になると思います。「西田は強い」とのほかの陣営からアナウンスが流されていますが、これは「運動量がすごい」ということです。はっきり言って、西田以外は「風頼み」の色彩が強いでしょう。みんなの候補がだれであろうと関係なく、接戦になるでしょう。西田は、「積み上げる」運動です。昨年までは、塀をつくるのに、ブロックを積み、セメントを塗っても、セメントが乾く前に、いや、渇いたとしてもそれを吹き飛ばす「政権交代台風」「民主党に期待する風」にやられました。今回は、それがありません。「凪(なぎ)」のような状況です。だから、西田の場合、運動量が得票数に比例していくと思います。選挙が延びることの影響についても、聞かれます。これは、西田にとっては、延びた日数の分だけ運動量が増えるわけですから、マイナスにはなりません。菅新政権の支持率が高いことについては「これがピーク。あとは落ちるだけ」と答えています。代表選出後の会見を聞きましたが、「政調復活」や小沢さんの話など<内向き>の話ばかりでした。国民に対する政策面での抱負はなかったという印象です。国民の9割近くが小沢退陣、8割が鳩山さんに絶望していた中で、新政権が、二人を退場させたことに、その場だけのおはやしを寄せただけだと思います。これから政治のかじ取りが進めば、何一つ変わらないことがはっきりし、支持率は下降するでしょう。菅さんは、「亀井さんだけ」を見て、郵政法案の成立を目指すとしていますが、これは国民に背を向けた態度です。衆議院で5-6時間の審議だけで強行採決した民主主義の破壊という暴挙である事実は消えません。国民も批判的です。史上最短の日数で「身内だけの代表選」を行い、史上最高の時間をかけて「変わり映えのしない組閣」をおこなった新総理です。これから期待感は、日を追うごとにしぼんでいくことでしょう。
2010.06.08
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鳩山さんが、次の総選挙に出馬しないという話を聞いて、細川さんと同じだなと思った。小沢一郎さんの力を借りて総理になった人は、ほとほと嫌になり、政界から身を退こうという気持ちに陥るのではないかと思った。今日の夕刊には、鳩山さんがぶらさがりの記者から会見を要請されたのに対して「私が決めることじゃない」と応じたと書いてあった。じゃあ、誰が決めるのか。そういう文脈になるが、そこまで考えが及ばないのだろう。だから、総理を投げだすことになるのだろう。小沢さんと抱き合い心中したことについて、鳩山さんは心の奥で自分をほめているのだと思う。それが、指のサインに現れたのだと思う。だが、そんな小沢さんに操られ続けた8カ月をまず、恥じるべきじゃないかな。総理の座を投げだして、身内の前で話しただけで、事足れりとする神経は、もともと、この方が国民の代表だる資格を持ち合わせていなかったことを証明している。奥さんの説得に努力を要したとされるという記事もあったが、なるべきでない人間が総理になっていた8カ月といえる。前稿で、宮崎県視察の読売新聞記事を紹介したが、あの時、自分が書くのをやめたことが一つある。「県庁に行くだけなのに、作業服姿だったこと」だ。牛舎に行かないと決めていたはずなのに、「ひょっとしたら空っぽの牛舎を見て、一緒に泣いてくれるのではないか」という期待を抱かせる服装だ。だが、期待外れに終わった。沖縄でも、かりゆし姿で、沖縄県民を失望させる会談を行った。こうしたことが無神経で、県民の心を逆なでする、そのことが分からない人間が、鳩山さんである。ある経営者が「うちの会社であれば、係長にもしない」と話した時に、隣にいた経営者が「うちは面接で落とす。採用しないよ」と語った。菅さんが出馬するそうだが、「居眠り」ばかりが目立つ菅さんに総理が務まるだろうか。天皇陛下の式典においても、壇上で居眠りしていた人間である。「うわの空」「他人事」としてしか、物事をとらえることのできない人物が、この国の総理を続けるのか。総理辞任でよかったことは、国会法などの改悪法案と郵政関連法案が廃案、継続審議になることだ。日本の民主主義を崩壊の淵から救い出すことになった。国会議事堂に宿る神が、史上最悪の国会運営を闇から指揮してきた小沢一郎に鉄槌を下したのではとすら思える。本当によかった。
2010.06.03
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本当に情けない首相であることを改めて思い知らされた。以下、読売夕刊から転載します。宮崎県庁訪問だけ…現場に行かぬ首相に批判の声 口蹄疫 「今さら何をしに来たのか」。 宮崎県の口蹄疫(こうていえき)発生から40日余りを経て、1日午前、初めて現地を訪れた鳩山首相に、地元では期待よりも不満や疑問の声が渦巻いた。予定では、現地滞在はわずか2時間半。連日の対策に追われる農家や自治体関係者らを県庁に集めて懇談するだけの訪問日程に、「現場を見なければ我々の苦しみが分かるはずがない」と批判の声も上がった。 首相は、県庁入り口の消毒マットで入念に殺菌し、2階応接室で東国原英夫知事や2人の農家代表らと懇談した。冒頭、「発生農家のみなさんが苦労されていることに対し、遅ればせながら感謝申し上げたい」と神妙な面持ちで切り出した。その後、感染拡大防止のためには全頭殺処分という厳しい対策を取らざるを得ないことを強調し、農家の理解と協力を求めた。 これに対し、懇談した農家代表の一人、川南(かわみなみ)町の養豚農家、河野宜悦(かわののりよし)さん(48)は、終了後、「首相には現場に来て、空になった畜舎を見て、肌で何かを感じてほしかった」と淡々と語った。 同町は、県内全247の発生農家のうち75%が集中し、最も深刻な被害を受けている。河野さんの農場は、被害農家で最多の約1万5000頭が殺処分の対象。首相には、被害農家への損失補償や子どもの学費援助などを求めた。 一方、牛の殺処分を進めている同町の50歳代男性は「参院選へのアピールとしか思えない。被害は今も拡大の一途だ。大金をかけて宮崎に来るぐらいなら、作業員増員への費用に充てた方がいい」と切り捨てた。 4月20日に1例目が確認された都農(つの)町の河野(かわの)正和町長は、首相との懇談にも呼ばれなかった。「訪問の狙いがよくわからない。もっと早く来てほしかった。県庁だけでなく、防疫作業をしている農場で畜産農家や作業員の声を直接聞くべきだ」と残念がった。(2010年6月1日14時40分 読売新聞)
2010.06.01
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