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「中国4000年の歴史」
ちょうど私が大学生ころだったと思いますが(80年代前半ころ )、「マダムヤン(楊夫人)」という高級インスタントラーメンが発売されました。このテレビCMで「中国3000年の歴史・・・」という表現が初めて出ました (ちなみに同時期に「中華三昧」という高級ラーメンも発売)。念のためネット検索してみると、他のブログでも同じことを書かれている方が複数いましたので、間違いではないです。
もともと、 この言い方は中国人が言い始めたのではなく、日本人が言ったものを中国がいつの間にかパクり、それがさらに「中国4000年」と長くなって、現在に至っているわけです (中には「中国5000年の歴史」という人もいますね)。いつから3000年が4000年になったのか定かではないですが、中国人は 「万里の長城」「白髪三千丈」 とか 実際より長い数字を使いたがります 。南京大虐殺の死者が30万人という誇張表現もこれにあたります。
好意的に見れば、中国は奇数よりも偶数が幸運であるとするので、3千から4千になったのかもしれません。でも実際の中国の歴史は、伝説上の王朝で、まだ史実として証明されていない「夏」が紀元前2070年ころ成立(Wikipediaより、以下同)から考えれば約4000年にはなりますが、その後の「殷」(中国では「商」)は紀元前1600年ころ成立し、一応記録があるようですが、ごく一部の地域を治めたもので大規模な王朝とは到底いえないことから、その後の「周」(紀元前1046年成立)から考えて「3000年」と考えるのが日本人からすれば妥当だと思います(本当は中国を統一した「秦」あたりから考えるのが最適かも)。確かに、漠然としたあの辺の地域で歴史は続いていますが、その後も北方諸民族の王朝も含めいろいろな民族が実際は混じり合っているわけで、ずっと連続して代々何かが継承されているわけでもありません。
それを中国様につられ、いつの間にか 4000年や5000年と日本人が言うのは、中国様のペースに明らかにはまって術中に乗せられており、歴史的に日本は未熟であるような催眠術にかかって、中国様の狙う心理作戦の思うツボ であることに気がつく必要があると思います。
いずれにしても、自分の都合のいいように数字を作る傾向はずっと中国様にはありますので、向こうがそう言っているからといって全部鵜呑みにすると、どこかで痛い目に会うかもしれません。
今日仕事で中国のリスクマネジメントのセミナーを聞いてきたので、改めてそんなことを思ったりしました。ではまた。
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