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小三治一門の弟子達による企画、小三治一門会(よみうりホール 昼の部)露払いは、孫弟子こみちの権助魚、続いて喜多八門下のろべえは師匠譲りの筍。中トリは〆治師匠の「小三治十八番に挑む」で、「藪入り」いつもながらの親の子を思う心情にあふれた噺は、気持ちがいい。中入りをはさんで、緞帳が上がると、下手より、三三、ろべえ、〆治、空席をはさんで、小里ん、はん治、三之助、こみちの師匠方がならび、小三治師匠が満場の拍手に迎えられ、登場。弟子達が緊張した様子で、並ぶ中、師匠お得意の口をへの字に結んだ、厳しい表情。三三師匠の司会で、大喜利「小三治にモノ申す」の始まり。一門が一人ずつ、小三治師匠に質問やら、モノ申す企画。三三師匠「扇橋師匠と師匠は楽屋でじゃれ合っているが、それはどうなのか。」「私も困ってます。」ろべえ「楽屋で私の名前を呼んでくれないけど、僕の名前覚えてます?」「顔は覚えてます。」など、いろいろな質問があるなかで、三之助師匠の「師匠は本当に怖い人で、師匠にお前は首だって、言われて、大変な思いをしたけれど、師匠は小さん師匠にくびっていわれたことはあるんですか。」に、小さんとの思い出や、さまざまな貴重なエピソード、おかみさんとの思い出などを語る中で、「昔はすぐに首を言い渡したが、最近はめったに言わない、それは、人が人を育てるなんてことはできないというように思うようになってきたからだ。」という発言には、深く感動した。その他にも、いろいろ楽しい話があったけれど、やっぱり「小三治師匠がここまでになられたのは、師匠が常に精進ということを続けてこられたからだ。」ということがわかり、「やっぱり人生一生懸命生きなきゃだめだ。」って、なんか、力をもらえた気がする。続いての高座ははん治師匠。大爆笑と感動の大喜利の後で、やりにくいだろうに、さすが一門の総領弟子。すっと入ったぼやき居酒屋であざやかな高座を展開。楽しい一席でした。膝替わりの世津子師匠の明るいステージの後、お待ちかねのトリは師匠の十八番「青菜」「植木屋さんご精がでますな。」のひとことで、まさに、お屋敷の縁側と庭が目に見えるよう。植木屋とご主人の会話を丁寧に語る中で、お屋敷の旦那さんの暮らし方や考え方と植木屋の生活の違い、そして、お屋敷と裏長屋は金のあるなしだけでなく、暮らしに対する姿勢が違うことに気づいて、その違いから、お屋敷の生活にあこがれを描いていく植木屋の心情の変化。さりげない調子に込められた旦那様と奥様の間にある情愛。そういった、登場人物の感情がありありとわかる台詞まわしに、仕草、口調と間合い。会場は一体となって、笑い、感心し、時にしっとりとした雰囲気に包まれる。小朝の歌舞伎座公演でもあったが、千人を超す観客をたった一人の芸人が自由自在に操る芸のすごさを間のあたりにする感動と、操られる快感。今日の師匠はいつもにまして絶好調。前半で、お屋敷の暮らしにあこがれる植木屋の心情がきっちり描き混まれているから、後半の大工のたっちゃんとの会話には大爆笑。今日も思った「やっぱり小さんはこの人だったよなぁ」今年のベストの落語会と高座。
2009年06月14日
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ろんだいえん新作落語の茨の道を歩んできた圓丈師匠の新刊。はっきりいって、この本には、矛盾もあるし、読むのにきつい部分もある。でも、落語の好きな人なら、古典の好きな人、新作の嫌いな人、どちらも読むべき本。巻頭から半分くらいの師匠のこれまでを語る部分や、新作がいかに受け入れられてきたかの部分、現代の古典落語の問題を語る部分は、極論としかおもえない部分もあるし、古典派憎しの感情があふれるようで、読みづらい部分もある。後半、落語を身につけるには、の部分で、古典落語にすべての基本があると述べる部分から、なぜ、落語がわれわれを魅了し、なぜ、下手な噺家と上手な噺家がいるのかが実に明快に語られる部分は秀逸。古典派や落語にふれた年数の少ない人で、最初はきついと思う人も、是非がんばって読み通してほしい。きっと得るものがあるから。それにしても何とかしてほしいのは誤植の多さ。最初の40ページくらいで、普通に読んでて、4カ所も誤植があっちゃしょうがない。出版社に校閲は居ないのかね。
2009年06月11日
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スカパー!E2で見たい番組があると、かみさんが言うので、ネットで申し込み、契約をしました。WOWOWと同じく、特定のチャンネルに合わせて、じっと我慢しなければならないみたいな説明がされていたので、それに従って、じっとまつが、いっこうに視聴できず。視聴に先立つお知らせメールもこない。すでにサポートの時間は終わっている。ネットで検索してみると、どうも、申し込んで何日かたたないと、スクランブル解除がされないみたい。スクランブル解除までの日数の目安をわかりやすくネットで書いてくれればいいのに、それがないから、焦ってしまう。一晩たって、やはり受信できず。昼間は当然なんにもできないので、帰宅後、ネットの指示どおり案内チャンネルに合わせてまつもやっぱり受信できず。いい加減やんなって、サポートに電話電話代こちら持ちで、しかもつながり待ち。やっとつながって判明したのは、スクランブル解除の電波はいっているが、それがビーキャスに書き込めていないこと。対処方法は、1レコーダーの電源を切る。2ビーキャスをいっぺん抜いて、もう一度しっかり差し込む。3ねっとにあるように、受信して待つ。結果受信できました。受信できないといったら、サポートがすぐにこれをやれといったのは、きっと、これで直る受信障害がいっぱいあるんだと思う。スカパー!は契約してもすぐに受信できないし、サポートがあんまりよくないっていうネットの書き込みにも納得。ネットに写らないときはビーキャスを差し込み直して、受信しなおせって、ちょっと書いといてくれればいいのに。うまく写らない時は、解約したいんだけど、そうしたら、課金はされるのって、質問したのに、課金のことははぐらかして、一月たたないと解約はできませんって、ごまかそうとしたサポートの兄ちゃんとも一バトルあって、疲れました。WOWOWとは会社の体制が違うかなって感じました。
2009年06月10日
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寄席の日も今年で何年目になるんだろう。最初は寄席を応援するつもりで出かけてたんだけど、団扇も6枚目を超えたあたりから、収集アイテム化してしまって、集めずにはいられくなってしまい、今年も出かけた。池袋の喬太郎師匠のトリ、と末広亭と迷ったんだけど、昨今の落語ブームを考えると、席数の少ない池袋を避けて新宿へ。11時50分到着。すでに行列は50人ほど。開演してすぐに満席。久しぶりに二階も開いた。前座はぽっぽ。「鶴」を元気よく演じる。最近は、普通のお客が増えたから、前座でもきちんと聞いて、大しておもしろくなくても笑って、拍手もあって。それがいいのか悪いのか。昭和初期の落語を掘り起こす、笑生は泥棒ネタの「表彰状」珍しいネタでよかった。口跡もよく、これから注目したい。ホンキートンクの漫才は拾い物。禽太夫「元犬」はオーソドックス。玉の輔師匠は伊藤君のマクラで漫談。珍しくマギー隆司がベテランらしく隣の夫婦づれの親父が良くしゃべる。しかも噺のすじを先取りして、奥さんにでっかい声で。うるさくてしょうがない。志ん輔師匠は「替わり目」の前半。マクラのもつ焼き談義が仕草たっぷりで秀逸喬太郎師匠は「夜の慣用句」途中で「古典の方がよかったかな」とおっしゃっていたが、客席の受けも良く、ここで新作は番組の流れからいってもよかった。客席も師匠は初めての人が多かったような感じだが、バッチリ受けてた。小圓歌・馬風師匠のいつものゆったりした時間の流れから、お中入り歌る多師匠お得意の「宗論」女性バージョン。食いつきの役をしっかり果たして、笑組、歌武蔵師匠「ぼやき酒屋」から喜多八師匠「旅行日記」と、テレビでは見られない、実力派の熱演が続き、寄席の底力をしっかり見せて、太神楽。トリはお目当て歌之介師匠。「かあちゃんの行火」をトリらしく、マクラ、くすぐり、エピソードたっぷりに語り、しっかり締めてくれた。六月上席は番組充実でじつに結構。一九師匠の団扇も色っぽくて今年の夏も気分よし。
2009年06月01日
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