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こんばんは。 先日、当ブログでご紹介した、北見市内の保存鉄道車両修復に対するクラウドファンディング、当初の目標600万円を超え、8月30日にネクストゴールである900万円もクリアしたと発表されました。https://readyfor.jp/projects/orhps2/announcements/284190?utm_campaign=announcement&utm_medium=email&utm_source=systemmail&utm_term=detail 今回の資金調達のメインテーマが、保存車両内部に残るアスベストの除去にあったことから、例えば車体をきれいに塗装するなどのような成果が目に見えにくく、このことから私は、資金調達の重要性が理解されないのではという危機感を持っていました。 蓋を開ければ、開始当初は伸び悩んだものの、その後賛同者が次々と手を上げ、アスベスト除去作業の最低限必要ラインの600万円を突破、そして車体塗装の費用に充てる追加の300万円も、確保できることとなりました。 たかが大きな鉄のがらくた、そう思われる人もいるでしょう。その鉄のがらくたに、300人以上の賛同者が金銭を投じる。そこに「価値」を認め長きにわたる保存を願っている。集まった金額以上に、これだけの志を同じくする「人」が集まったこと。このことの持つ意味は、極めて大きいと思います。 上記リンクのページでも触れられていますが、車両内部にあるPCBの処理のため、解体が進められていた小樽市総合博物館所蔵の電気機関車2両が、一転保存に転じることとなりました。詳細は分かりませんが、北見の動きが何らかの影響を与えたものと、受け止めています。https://news.yahoo.co.jp/articles/77f38db99ea858b8c4e51df3fdf6783f6c619d93 クラウドファンディングは、本日(8月31日)23時00分終了です。まだ受け付けています。引き続き、ご協力よろしくお願いいたします。
2023/08/31
この件について触れるのが遅くなりました。 7月7日から、北海道北見バスの市内線、郊外線の一部の便について、運休するという発表がありました。https://www.jrhokkaido.co.jp/CM/Info/unkou/pdf/morido0818.pdf 減便は、各路線万遍なく行われていて、減便の時間帯も、路線ごとに見れば偏りある路線もありますが、全体を見れば朝から夜まで影響が及んでいることがわかります。 減便の理由は、乗務員不足。全国的な問題となっている、バス乗務員不足の影響によるものと、会社は発表しています。 旧ふるさと銀河線代替バスの位置づけがある、訓子府・置戸・陸別・勝山線を見ると、陸別方面は日中1往復、勝山方面が午後1往復、そして夕方の置戸から北見行、夜の訓子府から北見行の片道便が、運休となります。減便対象はいずれも、平日のみ運行便です。 ふるさと銀河線廃止以降、銀河線代替バスの減便について、北海道北見バスは2度目の減便となります。乗務員不足が代替バスの運行を妨げる。バスは鉄道よりも安定した運行が可能なのか。バスは鉄道よりも本当に便利なのか。このあたりの課題についても、引き続き当ブログでも触れていきたいと思います。
2023/08/20
おはようございます。 土砂災害の影響で不通が続いていた石北本線上川~白滝間について、復旧工事が終了し、明日(8月21日)始発から運転を再開しました。これに伴い、札幌・旭川~網走間の特急列車も、通常通りの運行に戻ることとなりました。https://www.jrhokkaido.co.jp/復旧作業の様子(JR北海道発表)https://www.jrhokkaido.co.jp/CM/Info/unkou/pdf/morido0818.pdf また、石北本線を走る貨物列車、通称タマネギ列車についても、8月21日夜に北見を発車する便が、今シーズン最初の運行となります。
2023/08/20
こんばんは。取り急ぎの情報です。 来たる8月16日水曜日に、北見市内の旧ふるさと銀河線廃線跡沿いにある「オホーツク鉄道車両展示場」にて「鉄道マルシェ」が開催されます。 時間は午前10時00分から13時00分までです。https://orhps.org/https://twitter.com/NpoOrhps/status/1690331683747422208 主催はNPO法人オホーツク鉄道歴史保存会です。 オホーツク号車内販売でおなじみの商品に加え、夏野菜、卵も出品されます。 さらには、アスベスト除去工事を手掛ける予定のキハ27 36気動車に関するクラウドファンディングの申し込み受付も行われます。 お近くにお住まいの方、お盆休みで北見に来られる方、是非お立ち寄りください。
2023/08/14
石北本線は、上川~白滝間で大規模な土砂災害(盛土の流出)が発生したことから、同区間の運転を見合わせています。 少なくとも、8月17日頃まで運休が続く見込みです。https://www.jrhokkaido.co.jp/CM/Info/unkou/pdf/morido0810.pdf お盆の帰省時期と重なることもあり、札幌~旭川~北見~網走のルートについて、バスによる代行輸送を実施しています。https://www.jrhokkaido.co.jp/CM/Info/unkou/pdf/bus0810.pdf 以前も、お盆時期に災害による運休があったかと記憶しています。書き入れ時に運休は、非常に痛いです。 1日も早い復旧を願っています。
2023/08/10
引き続き。 新潟県を走るえちごトキめき鉄道の社長である鳥塚亮氏は、公募社長として、いわゆる「並行在来線」であるJR線を引き継いだ第三セクター鉄道の社長に就任した方です。この会社に来る前は、千葉県にある第三セクター鉄道会社、いすみ鉄道の社長(ここも公募)をされていました。 鳥塚氏は「鉄道ファン」であることを自身のバックボーンとして持っていること、加えて外国の航空会社の勤務が長かったことから、鉄道に限らず運輸業界に精通しています。地元行政の兼務社長や、他の公募社長と「毛並み」が違う、ユニークな存在です。 鳥塚氏に対する批判的な意見も耳にしますが、私は、鳥塚氏の主張の基本線は間違っていないと考えます。発信力も併せ持つ鳥塚氏の存在は、全国の地方鉄道の援軍となっています。 さて、その鳥塚氏が書き込むブログの中で、このような記事を見つけました。今日は喝を入れましたhttps://www.torizuka.club/2023/07/25/%e4%bb%8a%e6%97%a5%e3%81%af%e5%96%9d%e3%82%92%e5%85%a5%e3%82%8c%e3%81%be%e3%81%97%e3%81%9f/ 恐らくこの記事の中に、なぜ地方鉄道が残らないか、利用者やお金の問題以前の話として、全国共通した課題が、簡潔かつ明確に示されていると思います。 協議会という組織体の問題、自治体側に「プロ」が育っていない、インフルエンサーの存在(いますか?)、地域住民と行政との関係性(なぜ協議会に沿線住民がいない?)、地域(人的)資源の持つ意欲と能力を引き出すこと(そう簡単に人は動きませんよ) 「顔をつぶされた」という話は、笑えないけど笑ってしまいます。顔がどうこう言う前に動けよって、言いたくなりますよね。 また、100周年という区切りの年を関係者が知らないというのは、冗談抜きで笑えない話であり、関係者の姿勢として、私からも大きな警鐘を鳴らしておきたいと思います。 鉄道が「廃止」された所で、毎年開業周年行事が開催され、廃止された区間なのに記念列車が走っているという事実と比べると、対極の位置にあるといえ、余所者の立場で敢えて失礼承知で申し上げれば、JR花輪線は、関係者の意識の持ちようという意味で最悪の状況と言わざるを得ません。 鉄道を運営する会社トップの立場から、自身の経験と全国の状況をつぶさに見られた鳥塚氏ならではの視点です。この記事だけでも、全国の地方鉄道存続関係者に読んでいただき、共通認識として心に留めていただきたいと思います。
2023/08/10

こんばんは。いささか旧聞に属しますが。 漫画家の松本零士さんが、本年2月13日に亡くなりました。 松本零士さんは、ふるさと銀河線に自作の「銀河鉄道999」メーテルと鉄郎のキャラクターを提供しました。現在も、ふるさと銀河線りくべつ鉄道で、2両のラッピング車両(通称「白メーテル」「黄色メーテル」)が活躍しています。 松本零士さんに関する私の思い出を紹介します。 もう10年以上前になります。2012年7月、群馬県の富岡市で「第1回零士ワールドサミットIN富岡」が開催されました。 これは、松本零士さんのキャラクターを使用している団体が集まり、様々なイベントを行ったものでした。https://www.city.tomioka.lg.jp/www/contents/1000000002328/simple/2012061617.pdf 富岡市は、市内を走る上信電鉄で、松本零士さんのラッピング車両が走っていた縁がありましたが、当時は「富岡製糸場と絹産業遺産群」の世界遺産登録へ向けて、最後の追い込みに入っていた頃でもあり、内外からこの地域に注目が集まっていました。 朝から照り付ける陽ざしが、暑いのを通り越して火であぶられるような天気。その中でサミット会議は、富岡製糸場のレンガ造りの倉庫の中で行われました。記憶では、倉庫の中は冷房もなく、熱気に包まれた中での会議でした。 大勢の参加者、そしていくつもの団体からの報告がなされる中で、松本零士さんは飄々とした体でお聞きになられていました。ご本人を間近でお見かけしたのは、この時が最初で最後となってしまいました。 松本零士さんのキャラクターが全国各地で今も活用されているのは、キャラクターそのものの持つ魅力やストーリーの持つ世界観への共鳴があると思います。しかしそれだけではなく、公共目的を持つ団体に対し、かなり寛容に使用許可を出していた点も大きいと思います。 自らの著作物を提供したら、相手が誰であれ相応の対価を受け取るべき。そう考えるクリエイターは多いと思います。それは正しいことだと思います。しかし、松本零士さんの世代の方は、例えば漫画というコンテンツ自体、社会的地位が低かった時代を経験されていることもあり、自らの著作物が広く公共のために使われることで、その分野の地位向上につながると考えていたのかもしれません。 サミット会議の後、街中に出ますと、様々な催しが行われていました。しかし、真夏の群馬県平野部。スポット的には気温が40度を超えていたところもあったに違いありません。そのような過酷な天候の中で、コスプレをされていた方には驚きました。40度の最中でもメーテルは冬の帽子、長袖の冬のワンピース。ハーロックはマントを翻していました。原作へのリスペクトに裏打ちされた、松本零士の世界観を守り抜くコスプレイヤーの「根性」に、頭を下げたくなる気持ちになりました。 毎年真夏になると思い出す、暑くて熱い思い出です。
2023/08/10
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