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昨日とはうって変わって風雨の強い中、新潟県立万代島美術館へ出かけた。ここは、今年5月開業した朱鷺メッセの中にある美術館で、長岡市の新潟県立近代美術館の別館ということになっている。実を言うと、朱鷺メッセとホテル日航新潟が開業して以来、ここに来たことがなかった。当初、とにかく混んでいる、という話を聞いていたので、「ほとぼりが醒めたら行こう」と思っているウチに、ずるずるとここまで足を踏み入れずにきてしまったのだった。絵をひととおり見た後、評判の展望室へ行こうと思ったのだが、エレベーターの手前に「本日は天候不良のため、視界が悪い」との表示が出ていたので、行くのを諦めた。次回はもう少し天気のいい日に行って、ぜひとも港の方向から眺める新潟の風景、というものを楽しんでみたい。サッカーは今日から天皇杯が開幕。元日の決勝を目指す戦いが始まった。ところが、早々から番狂わせが相次ぎ、先日、JFLに昇格したばかりのザスパ草津が市立船橋高校に敗れ、沖縄のかりゆしFCがJ2のサガン鳥栖に勝つという快挙を成し遂げ、長崎の国見高校も社会人チームに勝った。う~ん、早くもドラマですねえ~。昨日の優勝パレードを終えたその足で鹿児島に飛んだアルビレックスは、ヴォルカ鹿児島に5-0で勝った。次の相手は高知大学。そしてその次は恐らく、J2降格が決まったベガルタ仙台。そこを勝ち抜くと、次はジュビロ磐田、ということになるはずだ。ぜひとも、ジュビロと対戦するところまで勝ち進んでもらいたい。もうひとつの冬のスポーツの代名詞・ラグビーでは、社会人のトップリーグや大学ラグビーが佳境に入りつつあるが、我が明治は、今日、帝京大学に36-20で逆転負けを喫してしまった模様。これで早明戦を待たずに早稲田の関東大学ラグビー対抗戦グループ優勝が決まってしまった。あううう。来週は早明戦だが、みっともない試合だけは勘弁してくれよ。私も見に行くんだから。明治にお正月は来るのだろうか…心配だ。何気なく、BS1の「BSスポーツファンクラブ」を見ていたら、NFLとNBAのチアリーダーの特集をやっていて、NFLサンディエゴ・チャージャーズのチアリーダーの一員として活躍している柳下容子さんが紹介されていた。おおお!久し振りですねぇ~。というのも、この柳下さん、今年の春までアルビレックスチアリーダーズのメンバーだったのだ。日本人初のNFLチアリーダーとして活躍した三田智子さんがディレクターを務めるプロチアリーディングチームであるアルビレックスチアリーダーズで、いつもセンター位置に立つエース格だった人で、とにかく「キュート」という言葉がピッタリだった。アメリカでも元気に活躍中のようで、なにより。ちなみに、アルビレックスチアリーダーズは日本で初めて結成されたプロチームで、サッカーとバスケットボールの両アルビレックスのホームゲームではいつも華麗な踊りを見せてくれる。サッカーのアルビレックスがすっかり内弁慶になってしまったのも、チアリーダーズのせいではないか、と内心思ったりするくらいだ。彼女たちの勇姿を見たい、という方は、ぜひビッグスワンへどうぞ。
2003.11.30
我が本社制作室は、今日、社内でお引越し。同じ1階の広い部屋へ移るだけなのだけれど、Macやスキャナー、カラーコピー機ともどもの移動のため、とにかく大変。おまけに私個人の荷物も多く(その大半が本)、少しは自分の身の回りのスリム化を考えないといかんなぁ、と改めて思った。趣味と仕事の資料用も兼ねて買っている雑誌各種は、気がついたら膨大な量になっていて、置き場所に困ってしまった。─う~ん、少し処分も考えないとダメかな~。とぶつぶつ言っていると、それを聞きつけたチーフデザイナーFくん、「あっ、Numberのバックナンバーならオレがもらうよ!」─むむっ、「Sports Yeah!」とか「Sportiva」ならいくらでもあげるけど、「Number」は絶対にアゲナイ!「ちぇっ」いずれにせよ、単行本に関しては、またブックオフあたりに売りに行くようにしないとなぁ。今日は、新潟市の中心部でアルビレックス新潟の優勝パレードが行われた。コースは白山公園前の新潟地裁からスタートし、三越前までの西堀通り900mの距離。午前11時から開始予定が20分遅れになったそうだが、小雨の中、沿道には4万人がつめかけたとのこと。新潟で優勝パレードなんて、恐らく史上初の出来事ではないだろうか。誰もが「一生に一度」くらいの気持ちで集まったんだろうな、と思う。お昼のニュースでその様子を映像で見たが、とにかく大変な熱気で、新潟でこんなことができるなんて、本当に凄いことだなぁ、と素直に感動してしまった。パレード開始前の山口主将の挨拶で、「これからも頑張りますので、よろしくお願いします」という言葉を受けて、サポーターたちから、「こちらこそよろしくお願いします!」という声が挙がったとか。それは、フランスW杯代表という輝かしい実績を持ちながら、J2の新潟に来てくれて、その確かな存在感でJ1へと導いてくれたキャプテンへの、サポーターの感謝の気持ちであると同時に、これからもずっと新潟でプレーしてね、という願いがこもった言葉だったんじゃないか、と思う。また、反町監督の人気が凄くて、監督が乗ったオープンカーを追いかけて走るサポーターが続出したらしい。今、新潟で“カリスマ”といえば反町監督、といったところだろうか。アルビレックスの選手たちは、パレード終了後、すぐに鹿児島へ移動。明日、鹿児島で行われる天皇杯1回戦に臨む、という強行スケジュールである。今日は天気が悪かったにもかかわらず気温は高かったので、選手たちはそれほど寒い思いをせずに済んだだろうが、あまり歓迎できないスケジュール設定だっただろう。相手はヴォルカ鹿児島。話によれば、鹿児島では、「J2チャンピオンが来ます。ホームの観客の方が少ない、なんてことにならないように、みんなで応援に行きましょう」という呼びかけのビラ配りをして集客をしようとしているらしい。でも、新潟からもまた大挙して行くんでしょうね、応援に。J1は、今日が最終節。ジュビロ磐田vs横浜F・マリノスの直接対決で、マリノスが2-1で勝ち、鹿島が引き分けたため、マリノスの逆転優勝が決まった。これで、マリノスは第1ステージに続く優勝で、完全優勝。おかげで、昨年に続いて今年もチャンピオンシップが行われないことになった。う~ん、ちょっと残念。一方のJ2降格争いでは、大分トリニータvsベガルタ仙台は1-1で引き分け、ガンバ大阪vs京都パープルサンガは5-1でガンバが勝ち、その結果、大分の残留と、仙台と京都の降格が決まった。毎年のことだが、いつもこの大きな明暗を分けるシーンは、何度見てもツライ。来年、アルビレックスも降格争いに参戦することのないよう、頑張ってもらいたい。2年連続J2得点王のマルクスを戦力外にするとは思い切ったことをしたが、それだけ、J1初挑戦となる来季も「勝ちに行く」覚悟でいる、と受け止めたい。マルクスはテクニシャンではあるけれど、「ゴールをこじ開ける」ようなパワーやスピードにはやや欠ける。ぜひともパワーとスピードのあるFWを獲って欲しいなぁ(やっぱり、ジュビロの川口かな?)。
2003.11.29
この季節になると、プロ野球は契約更改や移籍のニュースが中心になり、サッカーも、Jリーグと天皇杯との隙間を縫って、戦力外通告や移籍の話が出てくる。野球で言えば、タイガースは伊良部とアリアスの残留が決まったが、下柳は決着まで長引きそう。ホークスは村松のブルーウェーブ移籍入団会見があり、背番号が3になった、とのこと。ジャイアンツの上原が契約更改で代理人を同席させることに成功したものの、ジャイアンツの球団代表は「あれは代理人じゃない」とかなんとか、よくわからないことを言っていたりする。サッカーの方でも、今の時期は選手の入れ替えが盛んに行われる。J1のビッグクラブと比べると資金力や組織力に劣るアルビレックスのようなチームは、どうしても“移籍争い”では遅れを取ってしまう。そこで、反町監督自らが積極的に動いて、選手を獲得して行こう、という戦略を取るらしい。合同トライアウトにも反町監督が出向いて、めぼしい選手を見つけると同時に、新潟をアピールするとのこと。いい選手が獲れるといいんだけど。今日、アルビレックスでも戦力外通告選手が発表されて、5人が戦力外、3人がレンタル期間を延長せず元の所属チームに戻す、ということらしい。戦力外の中には、2年連続J2得点王のマルクスや、大ベテランの神田の名前もあった。マルクスの場合、条件が折り合わなかった、ということだったが、これはつまり、前園やジュビロの川口とサンガの鈴木慎吾を獲る(鈴木慎吾の場合は、戻す、という表現が正解だけど)、ということが前提になっているのだろうか。今朝の朝日新聞の新潟版に、J1で戦って行くために、資金力の強化も急務だ、というコラムが掲載されていた。J1では、年間収入が多いクラブほどチーム戦績も上位にくる、という傾向がはっきりしていて、資金力に乏しいJ2上がりのベガルタ仙台や大分トリニータのようなクラブがJ1残留争いをしている、という厳しい現実がある。アルビレックスは今年の年間収入が15億円を超え、来年は20億円を目指す、ということだが、30億円を悠に超えるジュビロ磐田や横浜F・マリノス、名古屋グランパスなどと比較すると足元にも及ばない。チケット収入などの面で、飛躍的な増収は見込めない新潟は、資金力の差はそう簡単には縮まりそうもない、という。私は「アルビレックス新潟への経済面での援助を主目的とする」後援会員ではあるけれど、たかだか年間一口1万円の出資しかしていない、しがない零細個人会員にすぎない。こういうときに、「じゃあ、来年は2口か3口出資しましょうか」なんてことが言えればカッコイイんだろうけど、それは無理な話なので、もっと別な形で少しでも協力できれば…と思う(例えば、年間パスを買う、とか)。何事も、小さなことからコツコツと…なのだ。
2003.11.28
今日はドカベンにて、何度目かの「アルビレックス祝勝会」。新潟のこの祝杯ムード、いつまで続くのかな?
2003.11.27
今日は、神宮球場で早慶戦100年記念試合が行われた。ニュース映像で見た神宮は、秋晴れの光が降り注ぎ、平日の日中であるにもかかわらず、多数のファンが詰めかけていた。ジャイアンツの高橋由伸や仁志、ホークスの和田くんなどの現役プロ野球選手も加わった試合では、それぞれが早稲田と慶応のユニフォームに身を包み、しばし学生時代に戻ってプレーを楽しんでいるようだった。早稲田の先発だった和田くんは、高橋由伸から空振り三振。そういえば、3月にオープン戦を見に東京ドームへ行ったときも、和田くんは高橋由伸から三振を取っていた。結構、相性がいいのかな、なんてことを考えた。連日報道されるアルビレックス情報では、今日はビックリするような話が出ていた。元日本代表の前園を獲得する方向らしい。えっ、前園??話によれば、反町監督は以前から前園の実力を高く評価していて、今、韓国リーグでも結果を出せないでいる状況を、もったいない、と思っているそうだ。このニュースを聞いた私の周辺の反応は、「いまさら、前園なんか」というものが大半なのだが、反町監督が前園を再生させる、なんてシナリオも、ちょっと期待したい。考えてみると、反町監督と前園は、横浜フリューゲルス時代にチームメートだったんだな。山口素弘ともその繋がりだし、あの幻のフリューゲルスが新潟で再現される、というのも、なんだか不思議な縁を感じる。フリューゲルスが消滅してから、何年が経ったのだろうか。「負けたら終わり」だった最後の天皇杯で、意地の優勝を遂げたのは、本当に感動的だった。表彰式での山口の笑顔が今でも忘れられない。横浜F・マリノスのチーム名の「F」がフリューゲルスを意味するものだということを知らないファンも増えただろう。フリューゲルスのサポーターが中心となって、ソシオとして立ち上げた横浜FCも、フリューゲルスを連想させるものはブルーのチームカラーくらいしかない。かつて、TVKで毎週末に「フリューゲルスアワー」という情報番組をやっていて、特にファンでもないのに欠かさず見ていたので、フリューゲルスには妙に詳しくなったりもした。その頃、反町監督も山口も前園も、よく登場してたっけなぁ、なんてことを思い出した。前園にアルビレックスのオレンジ…。似合いそうじゃないですか。
2003.11.26
連休明けの会社では、朝の挨拶代わりに「アルビ、勝ったね!」という言葉があちこちで聞かれた。そんな中、去就が注目されていた反町監督が、続投要請を受け入れた、というニュース(一部では、複数年契約という話もあるようだが、真偽のほどは…?)と、来季のJ1での闘いを見据えて、戦力補強についての話が伝わってきた。何でも、ジュビロ磐田でスーパーサブ的な活躍をしているFW川口信男を獲得する方向で動いているらしい。俊足の点取り屋である川口は、新潟工高出身。ずっと前から、アルビサイドでは「川口待望論」が根強かったとのこと。奥さんも新潟の人だし(新潟の某民放局の元女子アナ)、アルビレックスにぜひ入って欲しい。また、現在京都パープルサンガにレンタル移籍中のMF鈴木慎吾も、レンタル期間を延長せず、新潟に呼び戻す計画があるらしい。アルビレックスサポーターには、「新潟を捨てた選手」と快く思っていない人が多数いるようだが、私としては、個人的にとても好きな選手なので、戻ってきてくれると嬉しいんだけど。サイドをドリブルで駆け上がるスピードは、アルビレックスにはぜひ必要な選手だと思う。ただ、サンガでも主力として活躍しているので、そう簡単には戻って来ないかもしれないけどね。そして、あきらめていた「優勝パレード」が、29日11時から行われることになったとのこと。コースは新潟市西堀通り。地方裁判所前をスタートして、三越前まで。いいですね~。でも、29日は仕事なんだよなぁ。残念。
2003.11.25

アルビレックスJ1昇格から一夜が明け、まずは我が家に配達された朝日新聞と新潟日報をチェック。どちらも大きく取り上げられ、特に新潟日報は何面にもわたって掲載されていた(当然のことながら)。う~ん、幸せだなぁ。今日は、新潟の街の雰囲気を味わいに、二大繁華街である古町と万代シティに出かけてみた。古町では三越が、万代シティでは伊勢丹が、それぞれ「J1昇格おめでとうセール」を開催中で、どちらも大変な混みようだった。特に三越の力の入れ方はかなりなもので、店の外観からして、祝賀ムード一杯。 店の中では、店員さんのほとんどがオレンジ色のTシャツを着ていた。各店舗で「勝袋」という福袋を発売していて、私はその中から、米菓の名店「瑞花」の勝袋を購入。中身はおせんべい、おかきの詰め合わせだった。古町通り5番町の「水島新司マンガストリート」では、そこに校舎がある日本マンガ・アニメ専門学校のイベントの一環として、マンガ「あぶさん」に登場する居酒屋「大虎」を再現した屋台が出ていた。そこでは「大虎」のおやじさん役として、「ドカベン」のマスターがおかみさんと一緒に焼き鳥を焼いたり、おでんを売りながら大奮闘中なのだった。似合ってますね~、マスターとおかみさん!(夕方のNHKのローカルニュースを見ていたら、インタビューを受けているマスターが登場してビックリした)ここでまっこさんご夫妻と遭遇し、その足で、昇格応援感謝セール開催中のアルビレックスオレンジショップへ一緒に出かけた。ショップはすごい人出で、商品もかなり品薄状態になっていたが、買おうと思っていた手袋を無事ゲット。ここでまっこさんご夫妻と別れて、万代シティへ。伊勢丹のデパ地下では、「魚沼倶楽部」というおにぎり専門店で「サッカーおにぎり弁当」を、洋菓子の「神戸アンテノール」では「昇格記念ケーキ」をセール期間中数量限定発売をする、ということだったので覗いてみたら、もうすでに売り切れ。う~ん、残念。夕方、鎌倉へ旅行していた両親が帰宅。オミヤゲに、今日の神奈川新聞朝刊を持ってきてくれた。そこには、J1昇格を逃した川崎フロンターレの記事が大きく出ていて、アルビレックスの記事は片隅に、写真なしで小さく出ているだけだった。悔しさが滲み出ているような内容で、ひとつの結末がもたらす大きな明暗について、ちょっと考えさせられた。ところで、総合スポーツサイト「スポーツナビ」に、アルビレックスサポーターにまつわるコラムが出ていた。ちょっと嬉しい。http://sportsnavi.yahoo.co.jp/soccer/jtoto/column/200311/1124utsu_01.html
2003.11.24
今日は1時からキックオフなので、早めにビッグスワンへ行こうと思いながら、11時半過ぎに家を出た。最寄駅から電車に乗り、新潟駅でシャトルバス乗り場へ歩いて行くと、思いのほか人が少ない。あれ?シャトルバスでビッグスワンへ到着し、スタジアムの中に入って、全てを悟った。ハッキリ言って、私の出足が遅過ぎたのだ。キックオフ1時間前で、ひたすらオレンジ色に染まるスタンド(今日の相手の大宮アルディージャもチームカラーがオレンジなので、オレンジ以外の色が入り込む余地がなかったのだ)。座る席すら見当たらず、立ち見を余儀なくされた。今まで何度もビッグスワンへは足を運んできたけれど、今日のスタジアムを包む空気は、今までとは全く違っていた。絶え間なく続く歌声、拍手。甲子園には少し負けるかもしれないが、間違いなく福岡ドームには勝ってるな。そんなことを考えていた。福岡ドームに負ける要素があるとすれば、花火とルーフオープンショーがないということだけだろう。アウェー側に近い、バックスタンドの2階席の通路で、立ち見をすることになった。選手入場の直前から、タオルマフラーやフラッグを前に掲げて、エルビス・プレスリーの「好きにならずにいられない」を大合唱する。毎試合の光景なのに、今日はその歌を聞いただけで、やけに涙が出た。新潟のサポーターにとって、アルビレックスは「好きにならずにいられない」存在なのだ、ということを身に沁みて感じた瞬間だった。チームの立ち上げからかかわっているアルビレックスの広報担当の人は、その歌声を聞くだけで、「泣けて泣けて仕方がない」と言っていた。その気持ちが、改めて理解できる。誰もが、選手たちのことを、そして今日の勝利を信じている。そんな空気が、スタジアムを覆い尽くしていた。前半10分、ゴール前の混戦から、アルビレックスのFW・上野が先制ゴールを決めた。その瞬間、観客が総立ちになった。まるで、スタンドが浮き上がるかのようだった。それから、試合終了のホイッスルが鳴るまでの時間は、本当に長かった。サッカーの90分という時間は、僅差でリードしている側にとっては、時に永久に続くのではないかと思えるほど、とてつもなく長く感じるものだ、ということを痛感させられた。数々のチャンスを潰し、そしてそれよりもさらに多くのピンチをしのぎ、その瞬間は訪れた。試合終了を告げる長いホイッスルが鳴り、ピッチではアルビレックスの選手たちが抱き合い、スタンドでは4万2000人を超える新潟のサポーターたちが、叫び、万歳をし、そして泣いていた。思えば、アルビレックスの試合を初めて見に行ったとき、チーム名はまだ「アルビレオ新潟」で、1万2000人ほどしか入らない新潟市陸上競技場ですら、半分も観客がいなかった。J2が発足する前、まだJFLリーグに所属していた頃のことだ。その当時のアルビは、「一体、いつ攻撃するんだ」と思ってしまうほど、守備的なフォーメーションを組み、守りに守る中でカウンター攻撃で点を取ろうとするような、そんなつまらないサッカーをしていた。それが、ワールドカップ新潟開催が決まり、J2リーグへの参加が認められた頃から、少しずつ変化が訪れた。そして、3年前に反町康治さんが監督に就任してから、アルビレックスは攻撃サッカーを標榜するチームへと生まれ変わった。この3年間、目前でJ1昇格を逃し続け、選手もサポーターも悔し涙を流し続けてきた。ようやく機が熟し、それが嬉し涙へと変わる瞬間を迎えることができた。フィールドで、J2優勝のセレモニーを受ける選手たちの姿を見ているうちに、ここまでの悔しさやもどかしい思いが、全てどこかへ消えたような気がした。スタジアムに流れる、クイーンの名曲「We are the Champion」、そして場内を一周しながら、サポーターたちと喜びを分かち合う選手たち。本当によかった。今日ほど、「信じる」という言葉をしみじみと噛みしめた日はないように思う。それは、私にとって、タイガースやホークスの優勝とは全く重みの違う歓びだった。夜、新潟駅南口で、有志で祝勝会をささやかに開いた。街のあちこちでも、応援歌を歌う声が聞こえた。新潟県庁のビルには、「祝J1」という光の文字が浮かび上がった。新潟の人たちは、喜びを爆発させるというよりも、しみじみと喜びに浸っている、そんな空気が街中に充満しているような、そんな祝祭の夜だった。
2003.11.23

今日から両親が鎌倉へ2泊旅行。朝、新潟駅まで私のヴィッツくんで送ることになった。助手席には父、後部座席には母。「あなたの車で送ってもらえるなんて…きゃっ」とはしゃぎ気味の母とは対照的に、車を買った当日に、私の心許ない運転を体験した父は、やや緊張気味。信号に差しかかるたびに、「おい、信号が赤になるぞ」などいちいち言ってくる。言われる方が緊張するんだってば。途中から、多少は安心したらしく、口数が減ってきた。ふぅ、よかった。新潟駅のロータリーで二人を下ろし、帰ろうとしたら、駅前のウェルカムボードが目に入った。そこには、「みんなの力でJ1へ!」とでかでかと書いてあった。そして、路線バスに目をやると、フロントガラスのところに「Go for J1!」というキャッチフレーズのパネルが…。うわわわ。もう、街全体が明日の試合に向けて一丸となっている。選手たちも、ビッグスワンへ行くサポーターも、心して臨まないといけないな、という気分になる。天気予報によれば、明日は寒いものの、今日一日吹き荒れた木枯らしも止み、天気は回復に向かうとのこと。サッカー的にはいいコンディションになりそうだ。頑張れよ!お茶のお稽古へ出かけた後、NHK教育テレビで関東大学ラグビーリーグ戦グループの関東学院大学vs法政大学を見た。62-26で関東学院の圧勝で、リーグ戦グループ優勝が決まった。う~ん、強いなあ。やはり、今シーズンも、大学ラグビーは早稲田vs関東学院、という図式は変わらなさそうだ。印象的だったのは、解説を務めた明大ヘッドコーチの小村くん。落ち着いた語り口で、なかなかの好印象だった。小村くんがヘッドコーチに就任してから、少しずつ明治もチーム力が上向いて来つつある。明大時代も、素晴らしいキャプテンシーで明治を大学日本一に導いた、その卓越したリーダーシップで、明治を復活させて欲しい、と願わずにいられない。そのあと、チャンネルをBS1に変えると、J1の試合の中継をしていた。まずジュビロ磐田vsガンバ大阪は、2-1でジュビロが勝ち、2ndステージ優勝にあと1勝とした。やはり、ゴン中山の存在感は、圧倒的だ。自身がゴールを決めなくてもチームを勝たせてしまうなんて、今のJリーグでは中山にしかできないことかもしれない。彼のような「精神的支柱」である選手に対する正当な評価は、数字だけで判断するビジネスマン的発想ではできないことかもしれないな、と、思ったりする。ホークスの小久保の問題も、経営にプレーヤー出身者が関わらない限り、似たような事例はこれからもいくらでも起こりうることだと感じてしまう。それは、野球に限ったことではなく、サッカーでも何でも起こることだ。昇格争いが激しJ2と同様、J1の残留争いも激しい。BS1で引き続いて中継された京都パープルサンガvsヴィッセル神戸は、ヴィッセルが2-0で勝ち、J1残留が決まった。これで、J2降格のレッドライン上に残ってしまったのは、京都パープルサンガ、ベガルタ仙台、大分トリニータ。特に京都と仙台が危ない。今日も、京都のMF鈴木慎吾の孤軍奮闘ぶりが目についた。アルビレックスからレンタル移籍中の鈴木慎吾、もしもアルビがJ1昇格したら、新潟に戻って来ないかい?私は、キミのプレーが好きなんだ!ラグビーワールドカップは、決勝が行われ、延長戦の末、イングランドがオーストラリアに勝ち、初優勝。北半球のチームがワールドカップに優勝したのは史上初のことだ。最後の最後に、勝利を決めるドロップゴールを決めたのは、やはりイングランドの司令塔・ウィルキンソンだった。イングランドではベッカムと並ぶスーパースターであるウィルキンソン。ワールドカップでも、最後の最後まで主役はこの人だった。さて、いよいよ明日はビッグスワンで最終決戦。なんだか、遠足前の小学生のような気分になっている。こんな格好で、明日、ビッグスワンへ行ってきます。↓ アルビレックス応援3点セット。ユニフォーム、ニットマフラー、3WAYクッション(中身はフリースのひざ掛け入り)。
2003.11.22
今日は我が社の新人2人の歓迎会が、本社の近くの居酒屋で行われた。交通の便が極めて悪い場所のため、車で行かざるを得ず、ウーロン茶ばかり飲んでいた。おかげでお腹がガボガボである。やっぱり、こういう飲み会は、新潟駅の近くでやろうよぉ~。歓迎会の開始が7時半だったので、近くに見つけた古書店で時間つぶしをすることにした。大した期待もせず、さっと眺めるだけにしよう、と思っていたら、思いのほか品揃えがよく、3冊も買ってしまった。買ったのは、「あぶさん第65巻」、「父 小泉信三」秋山加代・小泉タエ著(毎日新聞社)、「競馬への望郷」寺山修司(新書館)。「あぶさん」にはルーキー時代の星野くんが登場していた(どうやら、これが星野くんの「あぶさん」デビューだったらしい)。以前、星野くんは「“あぶさん”に載せてもらうと嬉しくて、ページをコピーしておくんですよ」と言っていた。これもきっと、コピーしてあるんだろうなぁ。「父 小泉信三」は、慶応の名塾長として名を残している小泉信三さんのお嬢さんたちの回想録。以前、小泉信三さん自身の著書「海軍主計大尉小泉信吉」を読んで感動したことがある。太平洋戦争のさなか、学徒出陣前の最後の早慶戦を実現するために尽力したことでも知られる小泉さんの人となりをもっと知りたくて、思わず手に取った。「競馬への望郷」は、実は角川文庫版ですでに持っているのだけれど、単行本は欠本状態がずっと続いていて手に入れることができずにいた本だった。巻頭を飾る散文詩、「さらばハイセイコー」は、何度読んでもいい。 …ふりむくと 大都会の師走の風の中に まだ一度も新聞に名前の出たことのない 百万人のファンが立っている 人生の大レースに 自分の出番を待っている彼らの 一番うしろから せめて手を振って 別れのあいさつを送ってやろう ハイセイコーよ お前のいなくなった広い師走の競馬場に 希望だけが取り残されて 風に吹かれているのだやっぱり、寺山修司は、いい。今日、村松のブルーウェーブ移籍が決まったとのこと。日本一になった直後に、ホークスは小久保、村松という二人の主力を失うことになった。小久保の美しい放物線を描くホームラン。村松の風のような走りと、ひたむきなダイビングキャッチ。心残りは、ホークスのユニフォーム姿での小久保のホームランも、村松の盗塁も、とうとう一度も生で見られなかった、ということだ。でも、ユニフォームやスタジアムは違っても、それがまた見られるのなら、どこだっていい、と思う。
2003.11.21
仕事中、パッケージデザイナーのOさんから電話がきた。Oさんから私宛てに電話がある場合、用件はだいたい決まっている。「実は、仕事の話じゃないんだけどさ…」やっぱりなぁ。─アルビレックスのことですか。「そうそう。あのね、T印刷のMさんから連絡がきて、23日の6時から、昇格祝勝パーティーをやるって。ぐっちいさんも来ない?」─それ、いいですね~。23日のアルビレックスの最終戦へ行くのに、車で行くか、シャトルバスで行くかで悩んでいたのだけれど、これでシャトルバス利用が決定。昇格祝賀パーティーか…。負けたら負けたで、パーティーの名前が「残念会」に変わるだけのことで、この際だから便乗して呑んで騒ごう、と思っている人が、少なくとも私の周辺には多い。まるで、夏の新潟まつりの夜みたいだ。…いや、新潟人にとっては、今のこの状況そのものが、お祭りなんだよな。ニュースで、アルビレックスの主力選手7人が坊主頭になった、という話が伝わってきた。それがいい意味での気合いになってくれればいい。くれぐれも気負い過ぎないようにね。
2003.11.20
Y部長から突然電話がきて、突然の仕事依頼。「あのね、子ども向け商品のパッケージに、アンパンマンの折り紙の作り方を載せることになったから、キャラクターを4つくらい、作り方を考えて」えっ、アンパンマン!しかも折り紙の作り方、ですと???「小さい子どもができるような、簡単なヤツを明日の夕方までに頼んだよ」─はぁ~~。…頑張ってみます。それって、デザイナーの仕事じゃん、とツッコミを入れたくなったが、何となく、Y部長に試されているような気がしたので受けることにした。チーフデザイナーFくんは、「大丈夫なの?“結局できませんでした”なんて言ったらまずいよ」と、全くもって正しい忠告をしてくれる。─だって、やりもしないで“できません”なんて言えないじゃん。「う~ん…」まずは、「アンパンマン」のキャラクターを調べるところから始めた。絵本の出版元であるフレーベル館と、アニメを放送している日本テレビのホームページで、アンパンマンのキャラクター資料を集める。「そういえば昨日、ウチの娘からアンパンマンの絵本を読んでって頼まれたんだよなぁ」と一児の父でもあるFくん。実は、彼はアンパンマンのキャラクターを熟知しているという事実が判明した。なんだ~、強い味方が身近にいるじゃないですか。制作するキャラクターを、アンパンマン、カレーパンマン、バイキンマン、おむすびまんに絞り、A4のコピー用紙のヤレ紙を正方形に切って制作開始。う~ん、難しい。アンパンマンの真ん丸い顔を折り紙で作るのだけでも四苦八苦である。それでも、アンパンマンは何とか完成。次にカレーパンマンもウンウンうなりながら作ると、それを見たFくん、「それじゃカレーパンマンじゃなくてハンバーガーキッドだよ」─ハンバーガーキッド??そんなキャラクターもいたんだっけ。ええい、それならこれをカレーパンマンからハンバーガーキッドに変えちゃおっと。他のキャラクターについても、いちいちFくんからダメ出しが出る。うぬぬ。こんな具合に、半日かかって出来上がったのは、アンパンマン、バイキンマン、カレーパンマン、ハンバーガーキッド、おむすびまん。あれっ、予定より1つ増えちゃったな。このあと、その作り方図を描かなくてはいけないのだけれど、それは明日にしよう。ふぅ。今日はプロ野球ドラフト会議。昔なら、「運命の日」という言葉で形容されていたものだが、逆指名や自由獲得枠が定着してからは、高校生以外は事前に行き先が判明する選手が大半なので、かつてのような緊張感はない。今年の鳥谷くんや馬原くんあたりは、昔なら複数球団による競合くじ引き、というハイライトシーンがあっただろうが、もうすでに鳥谷くんはタイガースに、馬原くんはホークスに内定している。それでも、高校生の場合は、昔ながらの明暗が浮き彫りになるシーンがたびたび見られる。ジャイアンツ志望だった二人の高校生投手は、ひとりは希望通りにジャイアンツの指名を受け、ひとりはファイターズから思わぬ指名を受けることになった。彼は本当に、ジャイアンツ志望を貫くために、プロ入りを拒むのだろうか。それもひとつの人生の選択肢ではあるだろうけれど、新庄と一緒に、札幌や全国のファンに夢を与える存在になるのもいいと思うけどな。悔いのない野球人生を、と願わずにはいられないが、たとえ悔いを残してもいいじゃないか、とも思う。多少の悔いを残すくらいに「自分はやった」と実感できるように、一度きりの野球人生を精一杯生きて欲しい。
2003.11.19
アルビレックス新潟のユニフォームは、オレンジにブルーのラインというデザインで(オレンジは日本海に沈む夕日、ブルーは日本海を表しているらしい)、胸にスポンサーの「亀田製菓」というネームが入っている。私の友人で、レアル・マドリードを愛するYちゃんは、このやたらと画数の多い漢字が入っているアルビのユニフォームをいたく気に入ってくれている。「画数の多い漢字って、海外ウケするんだよ」と彼女は言う。なるほど、アルビレックスはサテライトチームをシンガポールのプロリーグに参加させたりしているから、そのためにもうってつけのネームなのかもしれないなぁ、と思っていたら…来年から、スポンサーが亀田製菓からローソンに変わるらしい。話によれば、亀田は年間3000万円のスポンサー料が負担になっていて、本当は昨年一杯でスポンサーを降りるつもりだったそうだが、次のなり手が見つからなかったのと、ファンの強い要望もあって、1年延長したとのこと。これで、来年からはアルビレックスのユニフォームのスポンサー名は、「LAWSON」と英語文字になってしまうわけだ。地元企業がスポンサーなのがちょっと嬉しかったし、「亀田製菓」という文字に愛着が湧いていたので、なんだか、ちょっと寂しい。Jリーグの各チームは、胸に必ずスポンサー名を入れているが、それを見ているとなかなか楽しい。コンサドーレ札幌は「白い恋人」(札幌銘菓)、ベガルタ仙台は「カニトップ」(キチンキトサンの健康補助食品)、モンテディオ山形は「はえぬき」(お米)、京都パープルサンガは「京セラ」、などなど…。やっぱり、お国柄が出ているのを見ると、そのクラブとホームタウンとの関係が感じられて、個人的には好きなんだけどなぁ。アルビも、新潟らしいスポンサー…例えば、農協あたりにでもなってもらって、胸に「こしひかり」とか「こしいぶき」とか入れてもらう、なんてのはどうでしょう?
2003.11.18

朝、宿をチェックアウトし、弥彦神社へ出かけた。現在菊まつりが開催中で、愛好家の人たちが丹精を込めた菊の花が所狭しと展示してある。交通安全のお守りを買い、菊と紅葉を眺めつつ、デジカメを持ってくるのを忘れたのをプチ後悔。昼過ぎに帰宅。ずっと洗車していなかった車をようやく掃除して、平日休みなんて久し振りなので、銀行や郵便局など、普段は行けない所を行脚した。そして、ずっと買いそびれていた「月刊タイガース」最新号を買いに古町へ。久し振りに出かけた古町は、すっかりオレンジ色に染まっていた。 ↑三越のライオンもアルビレックス仕様 ↑古町通りの応援ノボリ ↑三越でついつい買ってしまったアルビ仕様の日本酒。古町通りを白山公園方面へ歩き、途中、「アルビレックスオレンジショップ」で、23日の最終戦観戦のためにニットマフラーを買い(先日の横浜FC戦で寒い思いをしたので、防寒対策に万全を期すためである)、少しショップのお姉さんとしゃべった。23日の最終戦は、前売りチケットが完売で当日券もない、ということは聞いていたのだが、お姉さん曰く、「いつもなら後半10分以降ならチケットがなくても入れますけど(J2のみの特典)、23日はそれもできないらしいんですよぉ」とのこと。ふ~む、そりゃ大変だ。話によれば、ネットオークションで法外な値段がついているらしいし、J2史上最大のプラチナチケットになっているようだ(私の周辺にも、最終戦のチケット探しをしている人たちが何人もいる)。ふぅ、パスを買っておいてよかった。ショップのすぐそばには、アルビレックスのオーナーであるNSGグループ(学校法人)の本部があり、その真向かいにはNSGグループの母体である愛宕神社がある。そこを覗いてみると、こんなことになっていた。↓ さすがですねぇ。白山公園の脇を市役所の方へ歩いていたら、今度は、愛犬にアルビレックスの応援Tシャツを着せて散歩させているおばあさんと遭遇。ビックリしてその姿を見送ってしまったので、写真を取り損ねた。しまった~~。ちなみに、その犬が着ていたTシャツのゼッケンは17。おっ、安英学選手のじゃないですかぁ。市役所の前を通ったら、市役所もアルビレックス仕様になっていて、ロビーに入ってみても、やはりそうだった。↓ う~む、気合い入ってますねぇ、新潟市役所。これは、ますます23日に勝ってもらわないとね。プレッシャーが大変ですぞ、選手諸君。…と、アルビのことに気を取られている間に、オーストラリアで開催中のラグビーワールドカップは、準決勝のもう1試合で、イングランドがフランスに快勝し、これで22日の決勝の顔合わせはオーストラリアvsイングランドということになった。イングランドのSO(スタンドオフ)のウィルキンソンは、本当に凄い。もしもこれでイングランドが優勝したら、今大会はウィルキンソンの、ウィルキンソンによる、ウィルキンソンのためのワールドカップ、という風に言われるのかもしれないな、という気がする。オーストラリアvsイングランドの決勝は、第2回大会以来。前回はオーストラリアが勝った(あの時のオーストラリアは本当に強かった)。果たして、今回は…?テレビ中継が見られないのが残念だ。一方、台湾遠征中だったホークスは、結果は2勝1敗。第1戦で大敗した時は、どうなるのかと思ったが、星野、倉野といった、シーズン中に結果を出せなかった投手たちが頑張りを見せてくれたのが大収穫だった。そして、小久保無償トレードによるゴタゴタも、選手会側の譲歩という形で収束することになったようだ。「まだ、君たち(選手会)は突っ込みが甘い。遠慮している。もっと意見を統一し、フロントにぶつけていかないといけない」という王監督の言葉が、これまでの一連の報道の中で、最も共感できるコメントだった。王監督にしてみれば、「まったく、どいつもこいつも…」という気分だったことだろう。どうやら、球団と小久保の間には「込み入った事情」がいろいろあるようだし、それが選手会側の突っ込みの甘さに繋がったのかもしれないが、肝心な時に一致団結できなかったこと、意志統一を図れるリーダーの不在が、王監督にとっては「心許ない」と映ったのかもしれない。そういう意味でも、小久保を失ったことは大きいように思う。来シーズン、ホークスの選手たちは、様々な意味で真価を問われる。そんな中、井口のホークス残留が決まり、村松のブルーウェーブ移籍が濃厚になったとのこと。そして、ライオンズの松井が、いよいよメジャーリーグ挑戦を決意した。札幌に移るファイターズには新庄が入るらしい。プレーオフが始まる来シーズンのパ・リーグの戦力地図やいかに…。
2003.11.17
1泊温泉旅行へ出かけていたため、11/16の日記を今頃更新です(笑)。さて、11月16日。朝から雨の新潟。その割りには寒くない。今日はビッグスワンで、サッカーではなくラグビーを見に行った。ジャパンラグビートップリーグ。今年から開幕した、社会人ラグビーのリーグ戦である。ラグビーをビッグスワンで見られるなんてカンドーだなぁ、と思いつつ、車を飛ばして行った。今日のカードは東芝府中vsクボタ。どちらも東日本の強豪同士、しかもクボタには元オールブラックス(ニュージーランド代表)だの、元ワラビーズ(オーストラリア代表)だのがぞろぞろいる。そういえば、ラグビーワールドカップの準決勝でオールブラックスとワラビーズが対戦し、ワラビーズが勝って決勝進出したんだっけ。スタジアムの南側駐車場に車を入れ、ビッグスワンへ走って行った(なにしろ、到着したのがキックオフ5分前だったのだ)。バックスタンドの自由席のチケットを買い、階段を駆け登っていると、どちらかのチームの部員らしい2人組がやはり走っていて、「疲れた」「デカすぎるよ(スタジアムの敷地が、ということだろう)」と口々に言っていた。スタンドに入ると、もちろんアルビレックスの試合の客の入りとは比較のしようもないが、バックスタンドの1階席はほぼ満席(2階は閉鎖されていた)。メインスタンドの指定席にもそこそこ人が入っている。やはり、新潟のラグビーに対する需要はそれなりにあるのだ。すぐに試合が始まり、東芝府中が開始早々から攻め込む。FWとBKのバランスの良さが目立つ。クボタはまずはFWで攻めて、という心積もりのように見えたが、東芝府中のBKのスピードの方が勝っているようだった。先制したのは東芝府中。右ウイングが抜け出し、センターにパスしてそのままトライ。お~、ナイストライだなぁ。その後もFWとBKが一体となって、いい攻めをしていた。前半の前半は、とりあえず東芝府中ペース。東芝もクボタも、FWとBKのバランスのいい攻めを心がけていることが伺えて、見ていて面白かった。前半の後半になると、クボタのFWのパワーが目立ち始め、東芝は少しずつ防戦に回るようになった。クボタの外国人選手の活躍が目立つ。体が大きく、パワーもスピードもテクニックにも秀でている。見ていると、別次元でラグビーをしているようにも見える。前半は7-5で東芝リードのまま終わったが、後半開始から間もなくクボタがあっさり逆転し、その勢いは衰えるどころか、威力を増している感じだった。東芝のFWが前半の頑張りでスタミナが切れたのか、クボタに遅れを取るシーンが目立つようになった。最後に東芝も追い上げたものの及ばず、36-35でクボタが勝ってノーサイド。東芝のBKは頑張ったが、クボタの外国人選手の個人技にはかなわなかった。お客さんたちも、「クボタは強いなぁ」と感心することしきり。今シーズンの台風の目になりそうだ。外国人選手たちが徹底マークされたときに、他の選手たちがどれくらい頑張れるか、という感じもしたが、外国人選手を他チームが止められるのかどうか…。次節に王者・サントリーと対戦するので、これは注目に値しそうだ。11/24の秩父宮ラグビー場、見に行ける方はぜひ行ってみてください。観戦中、バックスタンドには地元のラグビースクールの子どもたちがいたのだけれど、今、アルビレックス人気で盛り上がっている新潟でも、これだけラグビー少年たちがいるのかと思うと、ちょっと感慨深いものがあった。希少価値、という感じである。みんな、サッカーに浮気しないで、そのまま少なくとも高校まではラグビーやってね。試合が終わってから、そのまま車で岩室温泉へ(車で約1時間)。両親と親戚と、1泊。夜、夕食後にテレビでワールドカップバレーボールを久し振りに見た。今日から男子大会が開幕。日本はエジプト戦だったが、エジプトもなかなか力強く、日本のストレート勝ちだったものの、内容的にはそれほど差がないように見えた。これから男子は女子以上に苦戦しそうだなぁ。それにしても、ヨーロッパ帰りの加藤くん、久しぶりに見たらえらくカッコよくなっていた。やっぱり、イタリアやギリシャのプロリーグで揉まれると、顔つきが変わるもんだなぁ、としみじみ思った。
2003.11.16
今日は朝から、テレビも新聞もラジオもネットも、新潟関係はアルビレックスの話題一色。ニュースでは、新潟からのサポーター軍団の福岡到着を伝え、こちらとしても気分が落ち着かない。24日に予定されていた昇格パレードも、今日決まらないと日程の関係で実現が不可能になるということで、主催の新潟市役所としても、「今日決めてもらわないと…」ということだったらしい。新潟でパレードなんて、2度とチャンスがないかもしれないし、どうにかして今日決めてもらいたい。今日の昇格条件としては、アルビレックスがアビスパに勝てば文句なし、負けても、サンフレッチェ広島と川崎フロンターレのどちらかが負ければ決定、引き分けだったら、広島と川崎のどちらかが引き分けでも決定、という風に、数パターンが予想された。今シーズン、負けなしのアビスパが相手ではあったが、終盤に来て調子が上がっている攻撃型のチームである上に、なんといっても不安材料は「アウェー」である、ということだった。すっかり内弁慶の箱入りムスコになってしまったアルビレックスが、この正念場でその壁を打ち破れるかどうか。試合は、3時キックオフ。テレビ中継がないので、ネットで速報をチェックしようと思っていたら、我が社のIT部門のホープ・八百屋のTくんが制作室にやってきた。「ラジオで中継してますよ!」という。なんですと!さすが、地元を大切にするBSNラジオである。ラジオから、博多の森球技場の音声が流れてきた。おっ、まだ0-0か。「今ね、サンフレッチェもフロンターレも0-0です」と言いながら、制作室に1台だけ置いてあるWindowsの画面に、各会場の途中経過を表示してくれた。それはいいんだけど…何だか、ますます仕事に手がつかなくなってきたぞ。それは、他の人たちも同じらしく、ラジオから歓声が聞こえてくると、みんな飛んできて、「なになに?点入った?」と口々に言い、いや、まだですよ、というと、「なぁ~んだ」と言いつつそれぞれの定位置に戻って行く、という繰り返しである。八百屋のTくんは、「今、ネットの掲示板を見ていたら、“柳都(りゅうと)大橋から信濃川に飛び込んでもいいから、お願いだから勝ってくれ”って書いてありましたよ」と報告してくれた。だから、そんなことしたらドザエモンになるって。サッカーのラジオ中継はワールドカップ以来で、野球と違って状況を判断するのに苦労をする上に、民放の悲しさで頻繁にCMが入り、しかも3時半過ぎには競馬中継まで挟まって、落ち着かないったらありゃしない。せめてNHKでやって欲しかったなあ。しかも、競馬中継の間にアビスパに先制点を取られてしまった。ガッデム!その頃、広島はサガン鳥栖をリードし、川崎は湘南ベルマーレ相手に点を入れては追いつかれるという苦戦を強いられていた。後半に入ってから、アルビレックスはファビーニョのゴールで同点に追いつき、その後も攻めているようだったが、アビスパの反則すれすれの体を張ったディフェンスに阻まれているようだった(今日のアビスパにはイエローが10枚くらい飛び交っていた)。そして、奪われたボールを逆にカウンターで持ち込まれ、ピンチの連続。時間がたつにつれ、オフェンスよりもディフェンスに費やす時間が増えていく。今日は警告累積でU-22日本代表のDF・三田が出ていないし、栗原もいない(今日の朱鷺メッセでのPVで、サイン会をやっているはずだ)。う~ん、ちょっとやばいかも。頑張ってくれ、野澤。途中で、まっこさんからメールが届き、「今日決まらなくても、昇格祝いで20日ドカベン集合」という連絡がきた。それならますます、今日決めて欲しいなぁ。速報によると、広島は鳥栖に2-1でリードしていたが、川崎が湘南に2-2と同点に追いつかれていた。もしもこのまま、アルビも川崎も引き分けになった場合、アルビの昇格が決まる。おおっ、点取られるなよ!しかし…後半41分、アビスパに勝ち越しゴールを決められ、1-2(後に映像でそのシーンを見たら、見事なミドルシュートだった)。そのままタイムアップ。アルビが敗れ、広島が勝ち、川崎が引き分け。川崎が引き分けたことで、広島のJ1昇格が決まってしまった。あうう、一抜けされたか~。さあ、残るは泣いても笑ってもあと1試合。次の相手は大宮アルディージャ。そして、広島と川崎が直接対決するが、広島が昇格を決めてしまった上に、川崎のホームでの試合なので、川崎が勝つかもしれない。お願いしますよ、サンフレッチェ!大宮は強敵ではあるが、アルビレックスは勝つか引き分ければいいし、たとえ負けても、川崎が引き分けるか負けるかすればOK。そして、何と言ってもビッグスワンでの試合、というのが大きい。まったくもー、ホントに内弁慶なんだから。あっ、さては、ビッグスワンではアルビレックスの負けを見たことがないワタクシの応援が必要、ってことかしらん。むふふ(これを“思い上がり”とも言う)。何だか、マジック1で足踏みしているなんて、どっかのチームと同じだなぁ、と思いつつ(私の贔屓チームはそういうチームばっかりだ)、23日のビッグスワンがどんなことになるのか、怖いような気もするが、かなり楽しみでもある。今のアルビレックスの攻撃サッカーは、シンプルでスピーディーで、見ていて楽しい。これをJ1の舞台で披露しようじゃないか。先週の横浜FC戦の時のような、「魂」を感じるサッカーを見せてくれ。ビッグスワンの4万2000人のサポーターが、アルビレックスを待っている。明日はビッグスワンでラグビートップリーグ「東芝府中×クボタ」を観戦したあと、両親と親戚と一緒に岩室温泉へ1泊旅行に行くことになっている(月曜日は代休をとったのだ)。というわけで、明日の日記は明後日、帰宅してからゆっくりと更新します。ラグビー観戦記は、その時に…。
2003.11.15
最近、毎週楽しみにしている番組がある。BS朝日の「大人の野球」。衣笠祥雄さんと金石昭人さんがホスト役で、毎週一人の野球人を招いて、野球について語り合うトーク番組である。喫茶店か居酒屋で、野球好きのおじさんたちが語り合っているような雰囲気があり、ゲストも肩の力を抜いてしゃべっているので、面白い話が聞けることが多い。昨日の放送では、ゲストは小宮山悟さん。大学時代のことや、マリーンズ時代のことを中心に、興味深いことを話していた。ピッチング理論についての話になったとき、その内容を聞いていて気がついたのは、似たようなことをホークスの和田くんも言っていたな、ということだった。そのピッチングスタイルについて、星野伸之に似ているとか、山本昌に近いとか、いろいろと比較されることが多い和田くんだが、私はずっと、その誰にも似ていないと思っていた。でも、以前、ある人が「小宮山に似ている」と言った時、妙に納得してしまったのだけれど、昨日の小宮山の話を聞いていて、頭脳の質はよく似ているんだろうな、と改めて思った(同じ早稲田だから、というわけではないだろうけど)。「頭脳でメシを食える投手」としてメジャーまで上り詰めた小宮山のように、和田くんも着実に階段を上って行って欲しいものだ。NHK「にんげんドキュメント」で、タイガースの矢野捕手の特集を見た。日本シリーズでの表情を中心に追った内容で、あの時、タイガースのバッテリーの間ではどんなやりとりがあったのか、ということがよく分かって、かなり見応えがあった。その中で、シリーズ第1戦で、矢野のサインに首を振ってサヨナラヒットを打たれ、その後、首を振らなくなった安藤投手に対して言った励ましの言葉が心に残った。「何で首を振らないんだ。何をビビってるんだ。そんな投手になるな」明日、アルビレックス新潟は、博多の森競技場でアビスパ福岡と戦う。勝てば、文句なしにJ1昇格が決まる、大切な試合だ。選手たちはすでに福岡入りしており、新潟からの応援ツアーバスも、福岡行きの飛行機も、すべて満席だそうだ。博多でオレンジ色の集団を見つけたら、優しくしてあげて下さいね、福岡の皆さん。明日は地上波でのテレビ中継がないので、朱鷺メッセでパブリックビューイングが行われる。私は、ネットやiモードで速報を気にしながら仕事をすることになりそうだ。う~ん、確実に仕事にならないな。明日勝ったら…夜の新潟の繁華街は、お祭り騒ぎになること間違いなし、である。23日のビッグスワンでの最終戦は、昇格決定後のお祭りムードの中での試合になるのがいい。ちなみに、最終戦のチケットはすでに完売。当日券も出ないとのこと。これは、ダフ屋が大挙してやってきそうだなぁ。
2003.11.14
チーフデザイナーFくんが、私のデスクの横の本棚(私の私物の本を入れてある)から一冊持って行って、昼休みに熱心に読みふけっている。本のタイトルは「天才は親が作る」(内容の紹介は、「今週のおすすめスポーツ本」バックナンバーでご覧くださいまし)。もうすぐ3歳になる娘の父親として、「子育てもの」には敏感に反応してしまうらしい。─この中で、どの選手の親の話が印象に残った?と聞くと、「杉山愛かなぁ。本人のインタビューの受け答えを思い出してみると、こういう母親に育てられたっていうのが何だか納得できるんだよね」と言っていた。なるほど。ちなみに私は、ホークスの井口選手が育った家族の結びつき方が好ましく感じた。会社帰りにネッツトヨタへ、注文しておいたスタッドレスタイヤを受け取りに行った。雪国のクルマ生活は、“タイヤ交換”という一大行事があるのだ。「交換して行きますか?」と言われたので、時期的にまだ少し早いかな、とは思ったものの、また交換しに来るのも面倒なので、お願いした。帰宅して、タイヤ交換してきたよ、と言うと、父曰く、「ふふっ、きっと当分雪は降らないな」。何となく、私もそんな予感がする。傘を持たないと雨に降られ、雨具をばっちり用意して行くと晴れる、みたいなもんだ。ホークス関連では、小久保問題にまつわる新たな裏話が出てきているようだが、これからはあることないこと、すべてひっくるめて、色々な話が飛び交ってくるのだろう。私なりに感じるのは、ビジネスとしての「数字」を主な尺度として考える経営者のロジックと、帽子に書き入れた仲間の背番号を心の支えとして闘う選手のメンタリティーとは、永遠に相容れないものだ、ということである。それは、ホークスに限ったことでも、スポーツに限ったことでもない。結局、その事実をお互いが認め合わない限り、溝ばかりが深まっていくという構図も、よくある話だ。一般人が、せめてそこだけでもメルヘンであって欲しい、と願うスポーツの世界も、裏を見ればやっていることは同じ、という現実を見せつけられてしまうのがストーブリーグ、ということなのだろう。ホークスの騒動の影に隠れているせいなのか、毎度毎度、ストーブリーグには揉め事が起こることが定番のタイガースが、今年は伊良部と下柳のFAくらいしか見当たらない、というのも珍しい。それどころか、鳥谷獲得という「明るい話題」が目立つ。らしくない、といえばらしくないが、これも星野さんの威力なのだろうか。タイガースにだって、たまにはこんな穏やかなオフがあってもいい…と思う一方で、もしかしてこれって「嵐の前の静けさ」ってことなんだろうか、なんて思ってしまうのも、タイガースファンの悲しい性ってやつかもしれない。
2003.11.13
昨夜の「すぽると!」でフジの内田恭子アナが8日のビッグスワンに取材に来ていたらしく、アルビレックスサポーターの真ん中で、飛び跳ねながらの応援を体験した様子が放送されていた。へぇ~。来てたなんて知らなかったなぁ。会社でその話をすると、「えっ、来てたんだ!気がつかなかったなぁ」「そうと知っていれば、ビッグスワンへ行ったのに」というリアクションが男性陣から返って来た。人気があるんですねぇ、ウッチー。アルビレックスは早ければ今週土曜日にJ1昇格が決まるが、すでに「昇格おめでとうセール」が各デパート、スーパー等で計画されているようで、三越では昇格の翌日の朝9:45からライオン前で鏡割りをし、「勝ち袋」を限定200個発売するそうな。パレードに、セールに…俄然慌ただしくなってきた。騒動がなかなか収まらないホークスだが、今日は松中が帰国し、福岡空港でインタビューを受けていた。V旅行ボイコット問題も、オーナーと球団社長と話し合ってから決めたい、とのことで、少しは冷静さを取り戻しているようだった。球団側の失態と同様に、選手会長である松中の感情的に過ぎるような言動も心配の種だったので、正直ホッとした。選手会としてボイコット、という話も、実際のところ、選手全員の総意というわけではなかったらしいし、もう一度仕切り直して、よりよい判断を下してもらいたいものだ。「来年も、ファンのためにも優勝したい」という言葉、しかと聞きましたぞ。これから、選手会長として、やらなくてはいけないことがたくさんある。大変だろうけど頑張って欲しい、と心から思う。今日は宮崎キャンプに小久保が訪れて、ホークスの選手たちに直接挨拶をしたという。高塚球団社長の、今回のいきさつに関するコメントも西日本新聞の記事になっていたようだし、選手に直接事情説明があるとはいえ、恐らく、「真相」はこれ以上は出てこないだろう。あとは、選手がそれをどう考えるかだが、選手として最低限やらなければいけないことは決まっている。1年後に、「去年のあれさえなければ…」などと口走ることのないように、やるべきことにベストを尽くして欲しい。その姿勢さえ見せてくれれば、ファンはいつでも選手の味方になれる。
2003.11.12
帰宅すると、大きな荷物が届いていた。中身は、店内POP用のタイガース優勝ポスター、ディスプレイ用ボード、「日清虎吉ラーメンカレー味5袋入り」などなど、非売品や関西限定もののタイガースグッズ。時々、関西の方から送られてくるのである。お陰様で、我がHPの「虎ものコレクション」ページは、充実の一途を辿っている。いつもいつも、ありがとうございます。「虎ものコレクション」に載せているグッズの数々は、ビールかけTシャツと赤星Tシャツとビデオテープ以外は、全ていただきものである。町のスーパーなどで「こんなものを見つけたよ」と言っては、友人知人が送ってきてくれる。大半が関西でしか手に入らないものなので、とてもありがたい。タイガースグッズは、とにかく種類が多くて、しかも面白い。実用的なものでも、「笑かす」精神旺盛なのがいい。本当は、ホークスグッズのページも作りたいところなのだが、ホークス関係にはパンチの利いたものが少なくて、ハリーズで売っているようなものぐらいしか見当たらないのが残念。それよりも、新潟で売っている「アルビレックスもの」の方が面白いものが多いから(農協牛乳、菊水、スクーター、お米、缶ビールなどなど)、今度は「アルビものコレクション」ページでも作ってみようかしらん。
2003.11.11
最近、仕事中に流しているFMから、1日最低10回は流れてくる歌がある。 アルビレックス 止まらないぜ アルビレックス 千年だって アルビレックス 世界の果てまでPENPALSというロックグループが歌う「believe」というアルビレックス新潟応援ソングで、とにかく、1日中といってもいいくらい流れてくるので、気がつけば覚えてしまった。「こういうのって、“洗脳”っていうんだよね」とゲーマーデザイナーNくん。ほんとにねぇ。何でも、新潟県内のCD売り上げランキングでも第2位らしい。うむむ、恐るべし。今日、小久保のジャイアンツ入団会見があった。背番号6のジャイアンツのユニフォームに身を包み、晴れやかな笑顔で撮影に応じるその表情には、第二の野球人生への決意と期待がみなぎっているように見えた。揺れに揺れているホークスの選手たちは、その記者会見での言葉と笑顔に、何を感じ取ったのだろうか。プロ野球選手として、前へ進もうとする意志が甦ってくれればいいのだが。今回の一連の騒動は、根本的に球団側の方針と対応のまずさが原因で、そこに選手たちの積年の不満も合わさって爆発した、という印象だが、球団側が選手たちの訴えに対して、きちんとした対応をすることが大前提になるとはいえ、その一方で、選手たちの方にも、もう少しどうにかなからないのか、という気がする。「納得できる説明をして欲しい」という気持ちになるのは当然だと思うが、説明があったとして、それでも納得できる話が聞けるとはとても思えない。そうなった時、「やってられるか」とストライキでも起こす覚悟でいるのか、納得いかなくても妥協をする道を探るつもりでいるのか、彼らがどこに着地点を見出そうとしているのかが伝わってこないのが、ファンの立場で考えると、何とも辛い。言動を聞いていると、どこかに“甘え”のようなものさえ感じてしまうのは、思いやりがなさすぎるだろうか。闘う集団に戻ることが出来るのか、このままでは来年の展望すら開けてこない。誰よりも、それが一番辛いのは、選手たち自身のはずだ。明後日、小久保が宮崎のホークスキャンプを訪れて、事情説明をするという。そこで、小久保本人の口からどんな言葉が出るのか、選手たちはそれをどう受け止めるのか…。そこから、選手たちに前向きな言葉が出てくれたら、と祈るような気持ちでいる。先日、タイガースに入団が内定した早稲田の鳥谷くんの口から、こんな言葉が出た。「一番対戦したい投手は、ダイエーの和田投手。今年のように、ぜひ日本シリーズで対戦したい」10年に一度の逸材と言われるスーパールーキーからの“宣戦布告”に、日本一チームが黙っているわけにはいかないだろう。来季の闘いはすでに始まっている。足踏みしている余裕など、どこにもない。
2003.11.10
午前中、NHKハイビジョンで「ヤング101」の特集をしていたので、ついつい見入ってしまった。「ヤング101」とは、昭和40年代半ばから後半まで、NHKで毎週日曜日に放送していた歌番組である。若かりし頃の田中星児や太田裕美などがレギュラーメンバーとして出演していた。この番組を知っているのは、若くて30代後半、40代から50代がメインだろう。私は幼稚園から小学校低学年まで、日曜日の夜のお楽しみとしていつも見ていたのだ。当時の出演者が出てきて、当時、番組から生まれたヒット曲を歌ったり、踊ったりしていたのだが、みんなほとんどが50代ばかり。すっかりおじさんおばさんに変貌していた(当たり前だけど)。この中から生まれた最大のヒット曲は、「涙をこえて」という曲で、私もいまだに当時のシングルレコードを持っているくらいに大好きな曲なのだが、これを全員が合唱するのを聴いて、えらく感動してしまった。 心の中で明日が明るく光る 翳りを知らぬ若い心の中で この世でたった一度 めぐりあえる明日それを信じて 涙をこえてゆこう なくした過去に泣くよりは 涙をこえてゆこう 輝く明日みつめてもう30年も前の歌だけれど、メロディーも歌詞も、今聴いても、やっぱり名曲だなぁ、と思う。(あ、無断で歌詞を載せてしまいました。JASRACさん、ごめんなさい)午後、選挙の投票へ出かけた。一応、選挙権は行使することにしているので、棄権はしないようにしている(過去、一度だけ、小金井市議会議員選挙を棄権したことはあったかな)。夜、NHKの開票速報番組を見ていたら、司会のアナウンサーの隣に、ワタクシ的に嬉しい人が座っていた。政治部記者の大越健介さんである。何が嬉しいか、というと、この人は私の昔のアコガレの人だったのだ。大越さんがエースだった頃の新潟高校は抜群に強くて、夏の甲子園の県予選でベスト4に残ったときにテレビ中継を見て、すっかりファンになってしまった。東大に進学すると、今度は東大のエースとして神宮で大活躍をし、なんと、日米大学野球の全日本チームのメンバーに選ばれたのだ。「JAPAN」のユニフォームに身を包んだ大越さんのカッコよさったらなかった。当時は、今のように東大からプロに入るなんて考えられなかった時代なので、卒業後はNHKに入って放送記者への道をまっしぐら。数年前から政治部記者としてニュース番組にしばしば出演するようになり、今やすっかりベテランである。すっかり恰幅のいいオジサンになってしまったが、堂々たる辣腕記者っぷりを見ると、あの度胸満点のマウンドさばきを思い出して、思わず、にまにましてしまう。今夜も、自民党や民主党の幹部相手に、鋭いツッコミをしていた大越さんに、影ながら声援を送ってしまった。さて、ニュース記事によれば、ホークスが選手会としてV旅行をボイコットすることにしたらしい。ふーむ。今の状況ではとても楽しめないから、ということのようだが、旅行へ行く行かないはともかく、ここまで選手たちの猛反発を受けようとは、球団側としても誤算だっただろうなぁ、と思ったりする。お茶を濁して終わらせるわけにはいかないだろう。ちゃんと誠意を見せてもらいたい。選手も、そこまで行動を起こすことにした心意気は買うが、その後のことをどう考えているのか、ということも聞いてみたい。V旅行をしない代わりに選手会主催のミニキャンプで来年を目指す練習をするとか、計画はないのだろうか。次を見据えている姿勢も見たいものだ。
2003.11.09
冬型の気圧配置になったせいで、朝から冷たい雨が降り続いていた。今日は、ビッグスワンでアルビレックス新潟vs横浜FC戦。昇格争いのライバルである川崎フロンターレとサンフレッチェ広島の結果次第では、今日にもアルビレックスのJ1昇格が決定する。これは行かねばなるまい!ということで、雨にも負けず、ビッグスワンへ出かけた。街のあちらこちらに、「突っ走れ!アルビレックス新潟」という応援ののぼりが飾られている。電車の中では、年配のお父さんが大きな応援フラッグを大事そうに抱え、大人も子どもも、オレンジ色のものを何がしか身につけている人がたくさんいた。新潟駅南口から、タコヤキの匂いが充満したシャトルバスに乗り(もぉ、みんな駅ビルの"銀だこ"でタコヤキ買ったのがバレバレだなぁ)、到着してスタジアムへの通路を歩いていると、ダフ屋までいてビックリ。J2でダフ屋が出るとは…。我が社の熱烈サポーターたちは、サポーター席で飛び跳ねることになっているので、私はおとなしくバックスタンドへ。氷雨にもかかわらず、今日も超満員のビッグスワンは、キックオフ1時間以上も前から異様な盛り上がり。老いも若きも、ひたすら「Go for J1」の願いのために、ここに集っている。今日は、テレビ中継があるはずだが、ぬくぬくと茶の間でテレビなんて見てる場合じゃない、という雰囲気が充満していた。試合前の練習に、アルビレックスの選手たちが姿を見せるだけで大歓声。今からそんなに飛ばして、最後まで持つんだろうか、と心配になってしまうほどだ。両チームのスタメンが発表されると、横浜FCは、警告累積のため、城が出られない。そして、何よりビックリしたのは、2週間前のホームでのヴァンフォーレ甲府戦で右膝靭帯損傷の大ケガを負った鈴木健太郎選手の名前があったことだ。全治3週間と聞いたのに…。もはやこれは、本人の「絶対出るんだ」という強い意思が、出場を可能にさせたとしか言いようがない。過去2年間、J1昇格を目前で逃し、悔し涙を流してきたアルビレックスの選手たちの、そしてサポーターたちの熱い思いをスタジアム一杯に感じつつ、2時キックオフ。立ち上がりから、ボールを支配するのはアルビレックス。選手個々の強さ、ボールのキープ力は、横浜FCを圧倒している。今日、万が一、足元をすくわれることがあるとすれば、油断や、そこから生まれる焦り、ということになるだろうな、と思いながら見ていた。開始4分、横浜ゴール前でPKのチャンス。これをエースのマルクスがきっちり決めて、幸先よく先制。スタジアム内は大騒ぎである。しかし、それから間もなく、アルビレックスゴール前でのプレーで逆にPKを取られ(ちょっと見には分からなかったが、横浜の選手のしぐさをみると、ひじが入った、ということだったらしい)、同点に追いつかれる。でも、かえってこの失点で目が覚めたのか、それから後はアルビの動きが格段によくなり、ボールの支配率では横浜を圧倒し始めた。横浜は、城がいないことで見るからに核になる選手がおらず、せっかくのパスも、カットされたり、数人の選手の前を通り抜けて行くことがしばしば。これなら、今日の試合、少なくとも負けるということはなさそうだ。攻めに攻めていたにもかかわらず、最後の詰めが甘くて得点出来なかったアルビも、少しずつリズムが確立されてきて、中盤のドリブル突破からゴールに繋げるという理想的な得点シーンが生まれ、2-1で前半終了。その時点で、川崎が福岡に1-0でリードされているというニュースが伝わってきて、場内大歓声。今日は、アルビが勝った上で、川崎と広島のどちらかが負けるか、両方とも引き分けるかでJ1昇格が決まることになっていたので、「川崎が負けている」というのは大ニュースなのだった。後半も、出だしは、少しアルビが引き過ぎかな、という感じだったが、またラインが上がってくる様になり、攻撃のリズムが出て来た。その中から、マルクスのゴールが生まれた。それも、"ヒールパス"ならぬ"ヒールゴール"。つまり、後ろ向きに、かかとでゴールに蹴り込んだのである。初めて見たなぁ、こんなの。これって、太腿の裏側の筋肉が相当強くないと、できない芸当だよなぁ、と、素直に感心してしまった。凡人にはできないなぁ。凡人にできないことができるから、プロなんだよなぁ。ん~、さすがだなぁ。…と、私はえらく感動してしまったのだけれど、あのぉ、サッカーをよくご存じの方に質問なんですが、こういうゴールって、レベル的にはどのくらいのものなんでしょう?その後、アルビの安英学がヘッドでゴールを決め、4-1。もしかしたら、この安選手のゴールが、場内が一番沸いたときだったかもしれない(というのも、新潟のサポーターにとって、安選手には格別の思い入れがあるからだ)。アルビは、たびたび訪れたピンチも、GK野澤のファインセーブなどで切り抜け、少し気が緩んだロスタイムに1点を取られたものの(これはちょっといただけなかった)、4-2で快勝となった。ただ、川崎と広島が結果的に勝ったため、今日のJ1昇格はおあずけ。まっこさんご夫妻と、昇格が決まったらドカベンで祝勝会をする約束をしていたのだが、今日は果たせず、残念だった。来週は、博多でアビスパ福岡戦。今日はたとえ勝っても自力では昇格が決められなかったが、来週は相手に関係なく、勝ちさえすれば決まる。タイガースやホークスに負けず劣らず内弁慶なアルビレックス。来週はアウェーで決めてきて欲しいものだ。ここまできたら、「J1へ行きたい」という思いが強いチームが勝つ、ということなんだろう。ゴールはすぐそこ、振り向くな、突っ走れ!一方で、トレード問題で大揺れのホークスは、V旅行にも主力組の参加辞退が続出しているらしい。う~ん…。ホークスが、闘う集団に戻れる日は、いつなのだろうか。こんなことがいつまでも続いてはいけない、ということは、他ならぬ選手たち自身が感じていることではあるとは思うが、頭では分かっていても、気持ちがついてこない、という状況なのかもしれない。でも、そろそろ自分たちの中で決着をつけるようにしていかないと、後々に悔いを残すことになってしまうような気がして、心配でならないのだが…。選手たちが闘う姿勢、次の目標にチャレンジする姿勢を見せてくれることを、ファンとしても待つしかない。そんな中、早稲田の鳥谷くんのタイガース入団が内定した。トラッキーを片手に、笑顔でカメラマンの要望に応える鳥谷くん。それを見たら、1年前の和田くんの笑顔を思い出した。何度見てもいいなぁ、鳥谷くんは。基本的に、ああいう面構えの選手って好きだなぁ。甲子園でもあのバッティング、見せておくれよ。先日の馬原くんといい、希望に燃えた若い選手の表情は、本当に眩しく見える。その野球人生の未来に、幸多かれ、と祈る。
2003.11.08
各スポーツ新聞の記事をネットでチェックしていると、中内オーナーが宮崎キャンプを視察に行ったのに選手にシカトされただの、事情説明したけど選手は無反応だっただの、という話ばかりが出てくる。はあぁ。まったくもー、「あんたら、えーかげんにしなさい」と逆手ツッコミでもしたい気分である。一連の動きを見ていて、つくづくと感じるのは、中内オーナーって結局権力のない人なんだなぁ、ということだ。表立っていろいろとやっているのを見ると、例えは悪いが、ただの「パシリ」をさせられている高校生みたいで、腹を立てる気にもならない。だいたい、何事でも、本当の中心人物っていうのは、まず表には出てこないし、コメントらしいコメントもしない、と相場が決まっている。選手諸君も、その気持ちはよーく分かるが、怒りの矛先をオーナーに向けてもムダなんだから、その怒りを野球の方のエネルギーに使った方がいいと思うぞ。自分を守れるのは自分しかいないんだから。「一時的な感情で、自分をマイナスにしてはいけない」という王監督のお言葉、おっしゃる通りです。前へ向かって力強く歩を進めている小久保に負けないように、ホークスの選手たちも、前を向いてスタートしないとね!夜8時過ぎに帰宅して、少しだけ野球のオリンピック予選を見た。日本の先発は和田くんだったが、いつも通りのピッチングをしていた。さすがである。キミはどこへいっても立派にやっていけるよ…。試合は、2-0で日本が韓国に勝ち、アテネオリンピック出場が決まった。逆に、韓国は予選落ち。やはり、短期決戦にモノを言うのは、打撃よりもしっかりとした投手力と守備力なのだということを、改めて感じさせられた3日間だった。まずは、オリンピックに向けて、一歩前へ踏み出した。ただ、オリンピック予選なんだから、本来なら「ホーム&アウェー方式」でやる方がよかったんじゃないか、という気もするが…。来年8月のアテネオリンピック本番でも、オールプロのドリームチームで臨む予定のようだが、今のメンバーから、恐らく松井は抜けることになるだろうし、ペナントレースを中断してメンバーを送るくらいの協力体制がないと、メダル獲得は楽には行かないだろうが、メンバー選考でひと悶着あるんだろうなぁ、きっと。
2003.11.07
今日、こんな記事が出ていた。「横浜FCと対戦する8日にも悲願のJ1昇格が決定するJ2の新潟が、早くも祝賀パレードを計画していることが4日、分かった。新潟の関係者によると、時期はリーグ戦終了後の24日が有力。新潟市古町の交差点から新潟陸上競技場までのおよそ1・5キロをオープンカーに乗った選手らが凱旋行進する。」へぇぇ~~、昇格パレードねぇ。素晴らしい。それにしても、古町十字路から陸上競技場までってことは、あの片道1車線しかない狭い古町通りをパレードするってことか。何だか、規模が小さくなり過ぎて、地味になりそうなんだけど。メインストリートの東大通とか柾谷小路を通ればいいのに…と思いながら記事を眺めていると、こんなことが書いてあった。「当初は、信濃川にかかる万代橋を通過する、新潟駅から同競技場までの約3・5キロも検討されたが、興奮して川にダイブする人が出現することを懸念して、コースを短縮したという。」ナニ?「川にダイブする人が出現することを懸念して」だって?道頓堀や那珂川みたいに細くて浅い川ならまだしも、そんなものとは比較にもならない大きさの信濃川に、それも11月下旬の雪が降るかもしれないような時期に飛び込む命知らずが出現するものだろうか。飛び込んだら最後、十中八九、ドザエモンになるのが関の山だろうに。ともかく、新潟でそのようなパレードが行われた例が過去にあったかどうか分からないが、ぜひとも実現して欲しいビッグイベントだ。頑張ってくれよ、アルビレックス!野球のオリンピック予選で、日本は台湾に9-0で圧勝。松坂が素晴らしい出来だった。台湾の先発は、ライオンズの許だったのだが、会場が札幌ドームだったし、何だか国内の試合を見ているような気分になった。明日はいよいよ最後の韓国戦。勝てば文句なしの優勝となる。数字的には圧倒的な優位に立っているから、オリンピックの出場権はまず大丈夫だろう。明日の先発は誰かな、和田くんかな?ところで、昨日の試合から見ていて気になったのだが、日本の応援は、相変わらずの私設応援団主導の鳴り物が中心。それも、各チームの私設応援団が集結しているようで、選手の応援歌を鳴らしまくっているので、国際試合という感じがちっともしないのだ。国と国との戦いなんだから、こういうときくらい、鳴り物応援なんてやめて、「日本代表を応援する」という雰囲気作りができないものだろうか、と思うんだけど。
2003.11.06
トレード、FA、合同トライアウト…。すっかりストーブリーグ真っ盛りの今日この頃。今日、ホークスの村松とタイガースの下柳がFA宣言をした。それぞれが、それぞれのチームの優勝に大きく貢献した選手であるだけに、あっけないもんだなぁ、としみじみ考える。「チーム内だけでなく、他球団の評価も聞いてみたい」二人は、異口同音に言った。それは、プロとして生きる者として、存在証明が欲しい、という本能的な欲求なんだろうな、と思う。メジャー志望の井口にしても、松井稼頭央にしても同じことだ。とにかく、こういうときこそ自分に正直になって、悔いのない選択をして欲しいものだ。その結果、導き出された答えには、きっと間違いはないはずだ、と信じる。帰宅すると、阪神タイガース公式ファンクラブから荷物が届いていた。タイガース柄の化粧箱の中には、会員カード(申し込み時に選んだ好きな選手の背番号が印刷されている。私はもちろん、53番です)、優勝記念CD、ファンクラブ用ユニフォームの3種類が入っていた。ユニフォームは、色が黄色。それもかなり派手な色目である。形容するならば、「まっ黄ぃ黄ぃ」という表現が一番よく合う。さすがにビビった。これは着るのが勇気いるなぁ。しかし、恐らく、来シーズンからの甲子園には、これを着たファンが大挙して押しかけるに違いない。あの大声援に、「まっ黄ぃ黄ぃ」に染まったスタンド…想像するだに恐ろしい。ちらっとだが、野球のオリンピック予選をテレビで見た。中国に13-1で勝利。中国には投手にいい選手がいて、2番手投手を打ちあぐねたりしていたようだ。日本の投手陣は、さすがに中国相手だと格が違う。上原→安藤→小林という投手リレー。9回に出てきたマリーンズの小林雅英を見たら、いつもとピッチングフォームが違う。あれ?と思ったら、小林がよくマウンド上で見せる、上体をちょっとくねくねっとさせる動作をやっていなかったのだ。その理由は、あの動作が、国際試合だとボークを取られる可能性があるから、ということだったらしい。ふぅむ、なるほど。明日は台湾、明後日は韓国。3日間ぶっつづけで試合をこなす、まさに「短期決戦」の中で、日本はどんな野球を見せてくれるんだろうか。
2003.11.05
昨日、降って沸いたように起こった大騒動から一夜明けて、ホークスファンの皆様におかれましては、いかがお過ごしでしょうか?元気してます?…え?もうイヤになった?ホークスの応援をする気も失せた?ファンを辞めたい???そりゃ、いけませんなぁ~。何かの縁で好きになったチームだもの、惚れた弱みで腹を括って応援しないとね。え?私ですか?応援するに決まってるじゃないですか。球団の数々の所業に泣かされる体験は、タイガースファン歴でもさんざん経験済みですから。今回のこの程度でホークスファン辞めるくらいなら、タイガースファンなんて、とうの昔に辞めてますって。過去のタイガースも、一体何人の主力選手を放出したことでしょう。それで、出した選手が悉く移籍先で活躍するもんだから、「だから、やめとけ、ゆーたやないかぁ」と、何度嘆いたことか。特に、岡田をオリックスに出しちゃったときは、泣きましたね、ワタクシは。でも、その後、ちゃんとタイガースに戻ってきてくれて、今度は監督になるなんて、あのときのことを考えたら、夢のようですよ、うん(遠い目)。江本が「ベンチがアホやから…」と言った言わないで揉めて辞めたときも、「こんなことでエース格を辞めさすなんて、ホンマにアホな球団やなぁ、エモやんの言う通りや」とヘンな納得の仕方をしたりもしましたけど、それでも、不思議とファンを辞めようと思ったことは一度もないんですよね。何度裏切られてもついて行くなんて、それって、ただのマゾってやつなんですかねぇ。でも、たまに優勝してくれたりすると、それまでのことなんて、みんな綺麗サッパリと忘れちゃって、ひたすら無邪気に喜べちゃいますもんね。やっぱり、タイガースファンっておめでたく出来てるのかなぁ。今回の小久保の件については、裏読みをしようと思えばいくらでもできてしまいますし、どうも真相は語られそうにもないので、これ以上詮索しても仕方がない、としか言いようがありません。真相が分かったからと言って、小久保がホークスを離れてしまうことに変わりはありませんから…。小久保が「外に出たい」と言ったのなら、もう、それ以上、何を言うことがありましょうか。こうなったら、新天地で頑張れ、としか言うしかない。もしかしたら、岡田みたいに戻ってきて監督になってくれるかもしれないじゃないですか。残された選手たちも、そのショックは計り知れないでしょうが、それでも個人事業主たるプロフェッショナルとして生きている以上、他人のことに左右されずに、自分のためにも頑張れ、としか言えません。ホークスと言うチームは、何か非常事態が起こると、やけに結束が固くなって頑張り出す、という傾向が以前からありますが、今回ばかりは、やる気そのものが失せてしまった選手が多々見受けられるようです。事態が事態だけに、仕方がないのでしょうが…。でも、こういうときこそ、自分の中で信じるものをモチベーションにして頑張れるかどうか、自分に対してチャレンジできるかどうか、ということが試されているような気がするんですよね。それでこそ「プロフェッショナル」ってやつじゃないかと…。最後は、球団のためやファンのため、あるいは誰かのためではなく、自分のため、そこに帰結するんでしょうね。小久保が言った、「経営者である球団側と、個人事業主である選手は交わることはない。それは期待していない」という言葉、まさにそれだな、と思うんですよ。それを聞いて、他の選手たちはどう受け止めたんでしょうねぇ。この程度で瓦解するなら、ホークスというチームの持ち合わせているものはその程度か、と判断するしかありませんが、こんなことでへこたれるような軟な選手たちではない、と信じたいんですが、どうなんでしょうねぇ。私なんかは、ファンとしての覚悟はできてますが…。それにしても、タイガースといい、ホークスといい、チームカラーも戦い方も似たもの同士なのに加えて、球団がシブチンであかんたれなところまで、よく似てますなぁ。なんで、そんなチームばっかり好きなんだろ、私って。
2003.11.04
折角の休みだというのに、午前中から小久保のトレード話が突然伝わってきて、タイガースの優勝パレードの祝勝気分など、どこかへ吹き飛んでしまった。雨の中のタイガースの御堂筋パレードには40万人、神戸パレードには20万人ほどの人が集まったそうだ。18年振り、喜べる時に思い切りはじけたい、というタイガースファンの切なる思いが伝わってくる。ホークスの小久保のジャイアンツへのトレードは、まさに青天の霹靂だった。秋季キャンプのメンバーに小久保の名前もあって、そこまで回復したんだな、と喜んでいた矢先のことだった。小久保を出すなら、ジャイアンツから誰か貰って来いよ、と思ったのは私だけではないだろう。清水とか後藤とか斉藤とか真田とか林とか…この中から3人くらい、まとめて貰ってもいいはずだ。来季以降、どうするつもりなんだ…。このニュースが流れて以来、数人のホークスファンの方とメールのやりとりをしたが、その中で、「若手を育てるしかない」という意見に激しく同意した。そうだ、吉本、稲嶺!ポジションが空いたぞ!ここで奪い取らずにどうする。ここで、チーム全体のモチベーションに悪影響が出ないことを祈りつつ、これからのホークスを見守って行きたい。すっかりブルーになった気分を晴らそうと、映画「フリーダ」を見にシネ・ウインドへ出かけた。すると、入口の前に張り紙が…。「映写機故障のため、休館します」な、なんですと~~~~!!!7日までの上映だから、今日しかチャンスがなかったのに…。あううう。まさに、「オーマイガー!」である。続々と訪れたお客さんに対して、係の青年は平謝りのようだった。お願いだから、上映スケジュール、延ばしてね。悔しいので、「京都物産展」開催中の伊勢丹(シネ・ウインドの向かい側)で、京都の飴屋さん「祇園小石」の飴を買い(ここのファンなんです)、日本一応援感謝セール開催中のダイエーで、直火用土瓶とホークス柄のビデオテープを買い、紀伊国屋書店で雑誌と本を買い、結局予定以上の散財をして帰って来たのだった。こういうのって、「ヤケ買い」っていうのかしら…。いいもん!タイガースやらホークスやら、もともとトラブルが多い球団のファンを永らくやっている底力を、今こそ見せてやろうじゃないか。矢でも鉄砲でも持って来い!ってなもんである。こちとら打たれ強く出来てるんだい!ここまで来たら腐れ縁、地獄の果てまで、タイガースファンもホークスファンも続けてやる~!ということで(?)、「スポーツつれづれコラム」を更新しました(ちょっと宣伝)。
2003.11.03
今日、明日と連休なので、普段やり残していることを徹底してやってしまうことにした。でも、結局、用事の半分もこなせなかった。仕事なら1日で片付けてしまえる程度のことなのに、なぜ休日だと能率が急降下してしまうのか…。午後、NHK教育で東京六大学野球の早慶戦を見た。秋晴れの爽やかな空の下の神宮球場。秋季リーグは、昨日の段階で早稲田の4期連続優勝が決まっていた。またもや明治は2位。天敵だった和田くんが卒業して、少しは早稲田に勝てるようになるのかと思ったが、結局勝てなかった。バッターボックスに、早稲田の鳥谷くんが入ると、その立ち姿に目を奪われた。他の選手たちとは明らかに違う、静かな、そして圧倒的なオーラ。バットを構えると、上体が全く動かない。「あぶさん」みたいだな。そんなことを考えた。左打席のあぶさん。初球、インコースに甘く入ってきたカーブを逃さず捉えると、打球は鋭くライト線を抜けていった。タイムリーツーベース。その打席を見ただけで、もう充分だった。試合後、鳥谷くんはプロ入りを表明した。その進路は、タイガースが確実視されている。タテジマに身を包み、甲子園のバッターボックスに立つ姿を、早く見たい。同ポジションを争うことになる藤本も、負けないように頑張れよ!夕方のニュースで、福岡でのホークスの優勝パレードの様子が映し出された。曇り空の下、王監督や選手たちの晴れやかな笑顔がまぶしかった。毎年、やりたいね。明日は、御堂筋と神戸でタイガースの優勝パレードが行われる。ちょっと天気が心配だが…。こちらでも、星野監督や選手たちの清々しい表情を見ることが出来るだろう。そして、天皇賞・秋。府中の直線で、漆黒の馬が、あっという間に他の馬たちを置き去りにしていった。シンボリクリスエス。疾風のような走りだった。
2003.11.02
「今日って、野球の試合、あるの?」チーフデザイナーFくんが言った。─あるよ。日本代表vsプロ野球選抜が。「それってさ、もしも日本代表が負けたら、入れ替わるわけ?」─ははは。そうだったら、もっと選手のモチベーションが上がっていいかもね。あるいは、監督を長嶋さんから王さんに交代させる、とか。日本人が大好きなオリンピックを賭けた試合の前なのに、こんなのん気な会話をしていていいんだろうか…(ま、いっか)。今日は、そんな試合のことよりも、もっと重要な試合が昼間にあった。サッカーである。アルビレックスはアウェーでコンサドーレ札幌で試合をすることになっていた。とにかく、残り4試合で2勝1分け1敗すればJ1昇格圏内の2位以内が確定する、というところまできたのだ。野球で言えば、マジック2.5、といったところか。今日は苦手のアウェー、しかも、それほど相性が良くないコンサドーレ相手である。会場は、札幌ドームではなく、屋外の厚別競技場(札幌ドームは野球アジア選手権で使っているからね)。今の時期の札幌って、寒いんだろうなぁ。今日の試合、ビッグスワンでパブリックビューイング(有料です)があり、NHKでもアウェーにもかかわらずテレビ中継が予定されていた。とにかく、人も地元メディアも盛り上がるだけ盛り上がっているのである。こちらは仕事だったので、当然テレビ観戦もパブリックビューイングもできず、仕事中にインターネットでチェック。すると、2-2で引き分けている。あちゃー、勝てなかったかぁ。でも、終了寸前で引き分けに持ち込んだようだし、この時期になると「負けない」ということが重要ポイントになってくる。引き分けなら勝ち点1をゲットできるのだから、川崎フロンターレとサンフレッチェ広島が勝っても首位をキープできる、というのは大きい。ネットの速報によれば、アルビレックスと同じ時間に試合をしていたサンフレッチェは湘南ベルマーレに3-0で快勝。これは、どう考えてもサンフレッチェが負ける試合ではないので、まずは良しとしよう。問題は、アルビやサンフレッチェよりも試合開始が1時間遅いフロンターレの方だ。今日の相手はヴァンフォーレ甲府。フロンターレの試合速報が見たくて、フロンターレの公式HPを探し出してチェック。おぉっ、甲府が勝ってるじゃないですか。結局、フロンターレは甲府に0-2で敗れ、痛過ぎる1敗。これで、サンフレッチェがフロンターレを抜いて2位浮上。首位アルビレックスとの勝ち点差は、サンフレッチェが2、フロンターレが4。残り3試合、最終節でサンフレッチェとフロンターレの直接対決があるだけに、アルビレックスが優位に立っているのは間違いない。J1昇格マジックは2。来週は得意のビッグスワンでのホームゲームである。相手は、相性がめちゃめちゃいい横浜FC。油断大敵ではあるが、とくかく必勝あるのみ、である。ホームの4万人の大声援が、またアルビレックスに力を与えてくれるだろう。さて、野球日本代表vsプロ野球選抜は、テレビ朝日系列で中継があったものの、ほとんど見られなかった。帰宅してテレビを付けたら、ちょうど日本代表の投手が和田くんに替わったところで、先頭バッターに大きな当たりをセンター方向に打たれたものの、高橋由伸が背走してキャッチ。おお!味方にすると、この上なく心強く感じる由伸のプレーだった。結局、3-1でプロ野球選抜が勝った。日本代表は打線が振るわなかったが、投手陣は合格点だろう。日本代表は、5日から試合に臨む。この急造チームがどこまでやれるのか、不安だけど頑張ってもらいたいもんである。
2003.11.01
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