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自宅に向かってにぎやかなバイパスを運転中、信号機で停車すると同時に、後ろの座席にいた娘が、「このお店入る!」と言い出した。娘はこのところ、お店に入ると楽しいことがありそう。と、思っているのだろう。大型スーパー、飲食関連の店、車の販売店・・・・・・。とにかく自分が一度でも経験した店に似た店構えの前で、よくこのセリフを口にする。そこは、ちょうど洋菓子店のまん前だったのだ。とはいえ、洋菓子店など危険すぎる。娘同伴という状態は、基本的には避けている。私は、「入るって・・・。じゃあ、このお店なんだか知ってるの?何のお店なの?」と聞いてみる。すると、「ビスケット屋さん。」と言うではないか。「・・・・正解・・・。」と、言わざるを得なかった。ははぁ、看板のせいか・・・。普段、気にもしていなかったけれど、その店の前には、クッキーやら、ラスクやら・・・、とにかくおいしそうに撮影されたポスターが、いく枚も貼られているのだ。そりゃあ、ね。(ただし、娘を連れて行ったことは一度もない。)ところで、今は高校3年生になった甥っ子は、やはりこのくらいの歳の頃、某ファストフード店のMの看板を見て、「パパ、このお店行こう。ぽ・て・とって書いてある。」と言ったとか・・・(文字と認識していたようだから、もう少し上だったかもしれない。)ちび達は、日々発達する五感とともに、欲望を形にする術を覚えていく。大人顔負け、なんて言ってるうちに成人に近づいていくのだろうな。とはいえ、娘ただいま2歳児全開。着替え、片付け、お出かけのしたく・・・、そうそうオムツ。ぜんっっぜん、こちらの思ったようにことが運びません。あぁ、この落差がなあ・・・。とほほ・・・。
Jun 24, 2011
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先日買ったカーゴパンツには、その染め方に関する商品説明のタグが、一枚ついていた。えーと、なになに・・・?「特殊な染料を使い、最終的な洗い加工により味わいぶかい色調が・・・云々。」ほんの数行の説明の一番最後に、「もっともナウな商品です。」とわざわざ改行して書かれていた。・・・・・ナウ・・・・・ですか・・・・・。デザインもまあ気に入って、色目も2つあるうちの好みの方を、選んだのだけれど・・・・。なんだかその一言で、野暮に見えやしないか心配になってきた。あ、もしかして・・・・。ツイッターの「~なう。」と同じだって思えばいいのか?・・・いや、ちがうよなあ・・・・。
Jun 20, 2011
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何年か前、花の展覧会に出かけたときのこと。ようこさんのお母さまが出展されていた。彼女のお母さまは、私の習っていた生け花の流派の教える立場の方。作品は、それは見事に一つの空間を切り取っていた、と記憶している。そのときに使われてた花材の一つがどくだみ。それはいつも目にする花弁が4枚のどくだみではなく、小さなそれが幾重にも重なったタイプのもの。変わっていますね。となにかでお知らせしたら、次にようこさんにお会いしたときに、苗をくださった。けれども苗を手渡しながら、花びらが八重というだけで、普通のどくだみと変わらない繁殖力だからね。(つまりははびこり過ぎないように気をつけて・・・。)と念押しされた。ははぁ、なるほど。どくだみが増えだしたら止まらないことは、我が家の庭でも実証済み。どちらかといえば、普通のどくだみと混ざってしまうのを避けるために、私は鉢にわざわざ植えておいた。いただき物だから丁重に、という意識も働いたのかもしれない。数年は、その鉢に咲く可憐な小花を楽しんでいた。けれども、子どもが産まれてから水遣りすらもままならない日が続いた。すると、植えたはずの鉢からその特別などくだみは消えてしまった。鉢植えにしたのが、かえって災いしたのかもしれない。地植えにしておけば、勝手にふえていっただろうに。そのどくだみに限らず、手入れしきれずに絶えてしまった草花は、実はいくつかあるのだ。泣けるほどではないにしろ、なんとなくその植物達に対して、後ろめたい気持ちになってしまう。ところがつい先日、ジャングル化しつつある庭の草取りをしていたら、(さすがに最近では、全く庭仕事ができないことはなくなりました。)鉢のあった場所に、あの可愛い八重の白花が二つ!あぁ!よかった!!絶えてしまわなかったんだ!!!こういう復活劇は、どくだみの生命力の為せるワザなのでしょう。なんちゃってガーデーナーとしては、嬉しい限りです。いや、もうジャングル化しつつある庭、ということ自体、なんちゃってガーデーナーである証なんだけれど。今朝、そのとき開催された同じ花の展覧会の広告が、新聞の一面を使って掲載されていた。出展者の氏名の中に、ようこさんのお母さまのお名前を見つける。あれから何度、季節が巡ったのだろう。同じような時期に花を咲かせる自然の営みと、人との縁の不思議さを感じるできごとでした。花の展覧会、イタズラ盛りの娘同伴では到底行けませんね。まあ、またいつか行けるでしょう。
Jun 8, 2011
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