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0696 モンスター・フライト※オモテ面【スタッフ】・製作・監督 ヴィンセント・チョウ・脚 本 ピーター・キャメロン ヴィンセント・チョウ・音 楽 ネイサン・ワン『ライジング・ドラゴン』・撮 影 ウィッチ・カオサヤナンダ 『バリスティック(監督)』・視覚効果 セシル・マン・チン・チェン 『アイアン・フィスト』【キャスト】・エド・ウエストウィック『ゴシップガール』シリーズ・チュウ・チュウ『クラウド・アトラス』・ヨハン・ヘルフ『スコーピオン・キング3』・レオン・リー・カーリー・アレクサンダー・アレクサンダー・ウィンターズ※ウラ面【仕 様】・型 番 LBXC-531・製作年度 2014年・製 作 国 アメリカ・中国合作・原 題 LAST FLIGHT・そ の 他 片面1層、カラー、MPEG-2、DOLBY DIGITAL、 NTSC 日本国内向、セル専用・発 売 元 株式会社トランスフォーマー・販 売 元 株式会社ファインディスクコーポレーション・収 録 本編85分・サ イ ズ 16: 9 LB シネスコ・音 声 1.英 語 (一部、中国語) ステレオ・字 幕 1.日本語字幕・日本語字幕 ブレインウッズ【ジャケット】・オモテ面:上空30,000フィート、怪物出現。・ウラ面 :フライトパニック × クリーチャーSF! 究極の密室を舞台に描く、 絶叫エンターテイメント!! 引退の決まった、ボーイング747型機 最後の乗客を乗せたラスト・フライト 高度30,000フィートに達した機内に 突如、魔物の咆哮が鳴り響く 脱出不能の密室で、 生き残るのは人間か、それとも…降下して来るジャンボジェット機を地上から見上げているような構図のイラストが、オモテ面に使われている。でも、この構図、パースが変だ。(苦笑)車輪が出て、エンジンが火を吹いている。煙が航跡を描いているが、これも、変だ。(溜息)上空には、猫くんの眼が大きく描かれている。邦題が『モンスター・フライト』だから間違いじゃないけど、変だ。(笑)ウラ面のデザインは、可もなく不可もなくと言ったところ。使われている画像のせいか、中国製の雰囲気はない。これも、変だなぁ。(失笑)中国製のアイデンティティは、どこに行った?※ピクチャディスク【感 想】「猫ふんじゃった」ジャケットとタイトルからカナダあたりのTVMだとばかり思っていた。まさか、中国とアメリカの合作だとは……。夢にも思わなかったな。(笑)アジア特有のベタっとした人間模様は、日本人としては大変見やすい。ハリウッド製パニック映画の群像劇も良いが、仙崎くんが出て来ない『海猿』を観ているみたいで、なかなか面白かった。(笑)――或る島への直行便。運航が廃止になり、最後の復路をジャンボジェット機がシンガポールに向かって飛び立つ。乗客は9人。客室乗務員も、たった3名だ。嵐こそ来ていたが、何の問題もないフライトのはずだった。ところが、客室乗務員が1人、動物に襲われて死亡する。体中にツメ痕、首筋には噛まれた痕があり、その動物は毒を持っているらしい。電気系統を調べに言った副操縦士も犠牲者になり、事態は危険な様相を呈し始める。……というお話し。登場するモンスターは、正体不明。ほとんど“猫”である。尻尾を尖らせて人間を串刺しにしたりもするが、見た目は“黒猫”である。(笑)ツメを伸ばしたり、ピューマのように巨大化したり、目にもとまらぬスピードで動いたり、特殊能力もあるようだが、猫にしか見えない。だいの大人がそろいもそろってやられてしまうのを見ながら、「踏んじゃえば?」と思ったのは、私だけではあるまい。中国製の映画らしく、大雑把な作りをしている。猫くんは、通風口のようなところから出入りしているようだが、そんな描写はない。神出鬼没なのはいいが、意味不明だ。中国で製造した商品の4割に瑕疵があって、工場に返品せざるを得ない現実とよく似ている。以前、電気ケトルの検品に立ち会ったことがあるが、お湯の注ぎ口に穴が開いていないのがゴロゴロ出て来てびっくりした。それでも、出荷時に検品したと言い張るのだから更にビックリ。何度かの遣り取りの末、「お湯が沸くんだからいいじゃないか」と言われたと、担当者が怒っていた。沸いても注げなきゃ意味がない。(笑)中国製がすべて悪いわけではないし、メイド・イン・ジャパンにだっていい加減な商品はたくさんある。でも、“中国製”のイメージが悪いのは、確かだろう。本作品は、米国の俳優を使ったり、スタッフを招聘したしているが、根本的なところで、“メイド・イン・チャイナ”感が全開である。特筆すべきことは、女性陣の衣装が、ピチピチでミニスカートばかりってこと。この辺のあからさまな感じは、邦画には、ない。是非とも見習って貰いたい。(Hシーンも含めて)面白いのが、エンドロールでスタッフのインタビューが流れるところ。NGシーン集は、ジャッキー・チェンの映画でお馴染みだが、インタビュー集は初めてだ。或る意味、台無しだが、或る意味、感心してしまった。これなら最後まで観るだろうし、映像特典を見たようでお得な気分になれる。変にサービス精神が旺盛なのは、いかにもアジアっぽい。(笑)おそらく、本国では超大作なのだろう。それが、日本ではビデオスルー。本作品が劇場公開に相応しいかどうかは別にして、もう少し相応な対応があったのではないかと思う。まぁ、日本映画にしたところで、大々的に宣伝される大作映画だって、よその国に行けば、こんなもんかも知れない。きっと私のようなB級映画のマニアがいて、「何だよ、日本映画かよ。つまんねー」とか言ったりしてるんだろうなぁ。ユタの片田舎かなんかで……。(苦笑)監督さんの熱意もカラ回り気味だけど、わりと面白いので機会があったら観て下さい。(航空会社の協力が得られなかったのか、航空機の外観はCGだし、内部は雑な作りのセットだった)
2017.02.28
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0695 琉神マブヤー1972/レジェンド DISC 2※オモテ面【スタッフ】----【キャスト】・朝基…………………興座和志・盛仁…………………高江州良・クイナ………………棚原里帆・オバー………………吉田妙子・コーリンオジー……仲本興次・ローラーガール……ルシア・琉神マブヤー………翁長大輔・龍神ガナシー………末吉功治・ハブクラーゲン……与那嶺圭一・ヒメハブデービル…浦崎明香理・マングーチュ………椎名ユリア・オニヒトデービル…翁長武義・クーバー1号………町田達彦・クーバー2号………比嘉健雄・キングウルフ………吉田智人 (声)渡嘉敷三男※ウラ面【仕 様】・型 番 MBY-0007・製作年度 ----・製 作 国 日本・映 題 RYUJIN MABUYER・そ の 他 片面2層、カラー、MPEG-2、DOLBY DIGITAL、 NTSC、セル専用・発 売 ----・販 売 ----・価 格 3,142円(税抜)・収 録 3時間58分・サ イ ズ 16: 9 LB スコープサイズ・音 声 日本語 Dolby Digital 2.0chステレオ・字 幕 1.日本語字幕 2.ウチナーグチ字幕・映像特典 1.スライドショー 2.次回予告編集※トレーディングカード【ジャケット】・オモテ面:----・ウラ面 :アメリカ世から大和世へ―― 激変の時代と魂の物語!!マブヤーのトレーディング・カードが、オマケに付いている。必殺技を出す直前だろうか、黄金に輝いているイラストだ。うん、なかなかカッコイイ。(笑)「ニライカナイからやってきた魂の戦士。」とある。ニライカナイって、どんなところだろう。「今日も沖縄の平和を守るためにマジムンたちを特技の空手でたっぴらかす。」やっぱり空手が出来ないと、仲間外れにされそうだなぁ。このトレーディング・カードは、すべてのDVDに付いていたのだろうか? うちには3枚しかない。何でだ?※ピクチャディスク【感 想】「DISC 2 沖縄の1972年2」本作品の主人公である朝基は、エンディングを見る限り、『琉神マブヤー3《ミーチ》』に登場した酔っ払いのオジイだろう。第 3話で初登場し、マブイを失ったカナイを鍛えた。それに、『5《イチチ》』の最終話で、クナイに「ずいぶん歳とったねぇ」みたいなことを言われている。(笑) あのセリフと、本シーズンのエンディングによって同じ時間軸、同じ物語世界に属していることが証明されたわけだ。つまり、本シリーズは、40年に及ぶ大河ドラマってことになる。■第 8話「毛アシビーのマブイストーンがデージなってる!」 マジムン軍団のクーパー1号と2号は、キングウルフのラブリーラビーズに恋をする。恋愛禁止を言われている彼らはクイナに相談に行く。……というお話し。“毛アシビー”は若者がビーチ等に集まって踊ったりして楽しむことを言うらしい。朝基と盛仁もコンパにうつつをぬかす。ところが、“毛アシビー”のマブイストーンが封印されて、コンパを台無しにされたマブヤーとガナシーが立ち上がる。(おいおい)■第 9話「イチャリバチョーデーのマブイストーンがデージなってる!」盛仁のバンド仲間のジョニーが酒浸りになっている。どうやら沖縄の本土復帰にともなって帰国することが決まったらしい。そんなジョニーの気持ちを思いやる盛仁だったが、“イチャリバチョーデー(みんな兄弟)”のマブイストーンが奪われて、ジョニーの態度が一変してしまう。……というお話し。マングーチュから心の内を聞かされるクイナ。「体が無性にムズムズして追いかけたくなる」って気持ち、解ります。(笑)■第10話「夢(イミ)のマブイストーンがデージなってる!」 キングウルフが持っていた“アメリカン・ドリーム”のマブイストーンを、マングーチュが発動させてしまう。沖縄の夢を守るため、マブヤーたちが立ち上がる。……というお話し。ラブリーラビーズの2人がアメリカに強制送還されて、1人になったキングウルフは寂しそう。オバアの夢の中で、左側通行に交通法規が変わるCMに具志堅用高さんがカメオ出演。■第11話「チムグクルのマブイ石がデージなってる!」コンパで知り合ったさおりとのデートに気を取られて使命を忘れた朝基は、マブヤーのマブイ(魂)を失ってしまう。その頃、コーヒーシャープには、朝基の母親が訪ねて来ていた。……というお話し。“チムグクル”とは朝基の言葉によれば「人と人との絆」ってことらしい。人を思いやる心とか、いい言葉だなぁ。(真剣)そして、いいお話しだった。やっぱり涙が出た。■第12話「復帰を迎えたウチナーがデージなってる!(前編)」“沖縄アメリカ化計画”を中止しようとしたキングウルフに対して、Pボックスが暴走し、沖縄を破壊しようとする。……というお話し。“チャンプラリズム”のマブイストーンをオニヒトデービルらが奪うが、あまり本筋とはカンケーない。(笑)「アメリカも本土も沖縄もいいものを受け入れてチャンプルーして新しい時代を作る」と叫ぶ朝基が、沖縄の“気持ち”を象徴していたと思う。■第13話「復帰を迎えたウチナーがデージなってる!(後編)」キングウルフが巨大化。マブヤーとガナシー、マジムン軍団が立ち向かうが必殺技も歯が立たない。そこで一念発起、クイナが空を飛び、マブヤーを手助けする。一方、マングーチュらは、キングウルフのアジトに忍び込んでいた。……というお話し。感動の最終回だった。(笑)やや間延びした展開だったが、別れの場面は切ない。沖縄の戦後は、まだ終わっていないのかも知れない。本土復帰からたった40年。多くの人がアメリカ統治下の生活を記憶しており、いまも基地の問題に苦しみ続けている。いつか、そんな苦しみが除かれる日が来ることを願ってやまない。その時、本当の意味で、沖縄の戦後が終わるのかも知れない。オススメ!
2017.02.27
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0694 琉神マブヤー1972/レジェンド DISC 1※オモテ面【スタッフ】----【キャスト】・朝基…………………興座和志・盛仁…………………高江州良・クイナ………………棚原里帆・オバー………………吉田妙子・コーリンオジー……仲本興次・ローラーガール……ルシア・琉神マブヤー………翁長大輔・龍神ガナシー………末吉功治・ハブクラーゲン……与那嶺圭一・ヒメハブデービル…浦崎明香理・マングーチュ………椎名ユリア・オニヒトデービル…翁長武義・クーバー1号………町田達彦・クーバー2号………比嘉健雄・キングウルフ………吉田智人 (声)渡嘉敷三男※ウラ面【仕 様】・型 番 MBY-0007・製作年度 ----・製 作 国 日本・映 題 RYUJIN MABUYER・そ の 他 片面2層、カラー、MPEG-2、DOLBY DIGITAL、 NTSC、セル専用・発 売 ----・販 売 ----・価 格 3,142円(税抜)・収 録 3時間58分・サ イ ズ 16: 9 LB スコープサイズ・音 声 日本語 Dolby Digital 2.0chステレオ・字 幕 1.日本語字幕 2.ウチナーグチ字幕・映像特典 1.スライドショー 2.次回予告編集※チャプターリスト【ジャケット】・オモテ面:----・ウラ面 :アメリカ世から大和世へ―― 激変の時代と魂の物語!!星条旗と日の丸がたなびく空。夜明けだろうか。その手前には沖縄を象徴する瓦屋根とシーサー。そして、マブヤーを中心にマジムン軍団の面々が配置されている。おや? ガナシーもいるねぇ。(笑) 全体的なトーンが、ちょっと暗い感じがするのは、本土復帰前夜を描いた作品だからだろうか。ウラ面のコピーに“魂の物語”とあるが、まさしくそんな出来映えの作品だった。ジャケットの裏面は、チャプターリストになっており、キャラクターも紹介されている。でも、ラブリーラビーズがいないじゃん。(笑) そういうところがダメだよなぁ。※ピクチャディスク【感 想】「DISC 1 沖縄の1972年1」本作品は、『琉神マブヤー3《ミーチ》』と『4《ユーチ》』の間、2012年に放送されている。本土復帰40周年を記念する企画とのこと。そのため、当時の風俗や慣習、ウチナーンチュの思いや願いが描かれていて。混沌とした出来映えとなっている。本作品を観ていて息苦しいのは、そのためだろう。■第 1話「本土復帰前のKOZAがデージなってる!」アメリカ統治下にあった沖縄県コザ市。ぶらぶらしていた朝基は、オバアのコーヒーシャープで働くことになる。一方、森の大主(うふぬし)からニライカナイの勇者を導く役目を帯びたクイナは、ヒメハブデービルに捕まってしまう。クイナの危機に、居合わせた朝基に琉神マブヤーのマブイが降りて来る。……というお話し。ヤンバルクイナの化身“クイナ”を演じる棚原里帆さんが可愛いらしい。いいアクセントだ。(ちょっとファン)コーラの瓶を換金する場面が懐かしかった。(笑)■第 2話「メーゴーサーのマブイ石がデージなってる!」マジムン軍団に“メーゴーサー(拳骨)”のマブイ石がゲットされ、叱られなくなった子供たちはやりたい放題。一方、マブヤーとしての使命に目覚めない朝基に、クイナは疑問を抱く。……というお話し。森の大主も登場し、本シリーズのテーマが語られる。いい1話だった。ビー玉で遊ぶ場面が懐かしかった。(ルールがよく分からないんだけどね)■第 3話「ウチナーグチのマブイ石がデージなってる!(前編)」万聖祭。“ウチナーグチ(沖縄の方言)”のマブイ石をマジムン軍団がゲットするが、突如現れたキングウルフに奪われてしまう。……というお話し。“方言札”が出て来る。詳しくは、RBC『オキナワノコワイハナシ2016』第 3話を参照。■第 4話「ウチナーグチのマブイ石がデージなってる!(後編)」キングウルフは“ウチナーグチ”のマブイストーンを封印し、英語のマブイストーンでウチナーンチュの言葉を英語にしてしまう。……というお話し。バニーガールのラブリーラビー登場! ヨシッ!p(^o^)q■第 5話「越来のギルー登場でデージなってる」戦後、沖縄を賑わした“越来(ごえく)のギルー”。ギルーは、基地の倉庫から物資を奪っては貧しい家に配っていた。それが数十年の時を経て、再びギルーが現れる。……というお話し。盛仁の貧しかった子供の頃の回想シーンは、胸に迫るものがあった。コーリンオジーの三線に涙が出た。ポークと玉子が食べられるようになって良かった。戦争は、絶対にいけない。■第 6話「てぃーあんだーのマブイストーンがデージなってる!」“てぃーあんだー(食べてくれる人への思いやり)”のマブイストーンがキングウルフに奪われ、沖縄はアメリカン・フードに占領されてしまう。マブヤーは料理対決に挑むことになる。……というお話し。ゴーヤーチャンプルーを作るマブヤーの姿がシュールだった。ふくれっ面のクイナが可愛い。(こればかりだな)■第 7話「島唄のマブイストーンがデージなってる!」“島唄”のマブイストーンがキングウルフに奪われそうになるが、ディスコでのダンス対決でマブヤーたちが取り返す。……というお話し。ミュージカル風の1話。かなりの意欲作、力作だった。サントラが欲しいっ!ラブリーラビーが2人になってちょっと嬉しい。(笑)1972年 5月15日、沖縄は本土復帰を果たした。当時、私はまだ子供だった。『ポセイドン・アドベンチャー』が封切られ、パニック映画ブームの到来も間近だった。映画に夢中になりながらも、本土復帰のニュースは、よく覚えている。記念切手もシートで買ったしね。(笑)沖縄のアイデンティティに言及した本シーズンは、大人向けの内容ではあるが、いまの子供たちに是非とも観てほしいと心から思う。オススメ!
2017.02.26
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0693 バニーマン/鮮血のチェーンソー※オモテ面【スタッフ】・監督・脚本 カール・リンドバーグ【キャスト】・シェリル・テクシエラ・マシュー・アルブレッヒト・アライナ・ジアンキ・ヴェロニカ・ワイリー・スコット・クーザ 他※ウラ面【仕 様】・型 番 COMT-012・製作年度 2011年・製 作 国 アメリカ・原 題 BUNNYMAN・そ の 他 片面1層、カラー、MPEG-2、DOLBY DIGITAL、 NTSC 日本国内向、セル専用・発 売 元 メディアトップ・販 売 元 株式会社コンマビジョン・収 録 約90分・サ イ ズ 16: 9 LB シネスコサイズ・音 声 1.英 語 オリジナル ステレオ・字 幕 1.日本語字幕【ジャケット】・オモテ面:血染めの凶器片手に 悪魔のウサギが不気味に微笑む…… 可愛いヤツほどイカレてる!!・ウラ面 :ジェイソンよりも残虐で、 フレディよりも不死身! もちろんテッドよりも凶暴! 可愛い顔して、 全てを切り刻む恐怖の着ぐるみ男 豊かな自然の残る森で繰り広げられる死闘。 生き残るのは殺人鬼それとも……!? ホラー映画界に現れた、 史上最凶の殺戮キャラ、バニーマン!ジャケットのオモテ面は、なかなかカッコイイ。モノトーンの加工された画像が、過激さを象徴している。コピーの入れ方もオシャレだ。ウラ面も、スプラッタ映画らしい仕上がりになっている。煽り文句にも力が入っている。デザイナーさんは、本作品が気に入っていたらしい。(笑)本編が、このジャケットくらい過激だったら良かったんですけどねぇ。(苦笑)【感 想】「バニーマンよりバニーガール」或る橋の上で、「バニーマン、バニーマン、バニーマン!」と唱えると、バニーマンが現れる。そういう都市伝説が、米国にはあるらしい。この伝説には、まことしやかなコワイ話がくっついている。囚人を移送していた車が事故で大破。逃げた囚人たちは、程なく捕まるものの、どうしても1人が見つからない。山に逃げ込んだらしい。その頃から山のあちらこちらで木に吊されたウサギの死骸が見つかるようになる。死骸は切り裂かれ、喰われていた。やがて、捜査は打ち切られるが、その後もウサギの死骸が見つかり続ける。いつしか、その囚人は“バニーマン”と呼ばれるようになる。そして、或る年の万聖祭の夜、橋の下で子供の遺体が見つかる。遺体は、ウサギと同じように切り刻まれ、木に吊されていた……。本作品では、ウサギではなく、人骨が木に吊されていた。『オキナワノコワイハナシ6』第2話「もの」でも、橋の上で呪文を3回唱えると“神隠し”にあう、という言い伝えが物語の背景にあった。やはり、“橋の上”というのは、何か特別なものがあるらしい。現世と異世界の境界なのかも知れない。本作品は、よく言えば、トビー・フーパー監督の『悪魔のいけにえ』をリスペクトしたスプラッタ映画。レザーフェイスの役どころに、ウサギの着ぐるみ姿の殺人鬼を当てていることを考えると、ホラー・コメディなのかも知れない。(笑)――6人の若者が、1台のトラックを追い抜いたことから、不条理な暴力に晒されることになる。トラックに乗っていたのは、ウサギの着ぐるみを着た“バニーマン”。バニーマンは、チェーンソーで若者たちを次々と血祭りに上げて行く。……というお話し。ストーリー展開は『悪魔のいけにえ』とよく似ており、狂人の夕食の場面やラストシーンも同じイメージに仕上げている。監督さんがファンなのは間違いない。(笑)ただ、シリアス路線ではなく、コメディにシフトしている。バニーマンは簡単にチェーンソーを奪われるし、奪った若者はチェーンソーで威嚇するものの、ご丁寧にも逃げる時にチェーンソーを返して行く。これがコメディではなくて何だろう。それに、残酷シーンに直接描写がないことも、シリアス路線ではない証左だろう。(予算がなかっただけかも知れないが……)チェーンソーを突き刺すフリ、次のカットでは血飛沫が上がっている。半世紀前なら、これでも観客は怖がってくれたかも知れない。でも、いまの時代、この程度では誰も怖がってはくれない。おおかたのホラー映画ファンは、納得できないだろう。だから、マジメにやればコントにしかならない。(苦笑)その程度の作品だから、縛り付けた女にいろいろな拷問道具を見せて恐がらせるが、結局はチェーンソーを使ってしまう。「どんな風に使うんだろう」とワクワクさせ、散々もったいぶってバカみたいだ。ナイフで薄皮を一枚一枚剥いで行くとか、もっと残虐な方法があるだろう。(その皮でクレープを作って食べさせるとか……) 脚本家と監督さんには、そういうスキルも趣味思考もなかったようだ。残念。一番残念だったのは、“バニーマン”だったこと。なんで、“バニーガール”じゃないんだ? バニーガールだったら、それだけで満点なのに……。(笑)オススメ致しません!
2017.02.25
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0692 アース・ウォー※オモテ面【スタッフ】・監督・脚本・編集 トーマス・ディクソン・製 作 クリス・デマルコ トーマス・ディクソン ロバート・ダンカン【キャスト】・クリント・グレン・ヒュンメル(万助橋わたる)・マリア・アセヴェス(小笠原奈美)・ジョシュア・デローシュ 「ベンジャミン・バトン/数奇な人生」(春山壱樹)・ブラントリー・ブラック(東十條)・ジョサイア・D.リー(雨宮正武)・マイケル・マドセン 「ヘルライド」「シン・シティ」(根元明宏)※ウラ面【仕 様】・型 番 LDRD-00009・製作年度 2012年・製 作 国 アメリカ・原 題 NOMAD THE BEGINING・そ の 他 片面1層、カラー、MPEG-2、DOLBY DIGITAL、 NTSC 日本国内向、セル専用・発 売 元 株式会社トランスワールドアソシエイツ 株式会社エルディ・販 売 元 株式会社エルディ・収 録 本編approx.89分・サ イ ズ 16: 9 LB スクイーズ・音 声 1.オリジナル (英 語) 2.0chステレオ 2.日本語吹替 2.0chステレオ・字 幕 1.日本語字幕・映像特典 オリジナル予告編【ジャケット】・オモテ面:侵略は始まっていた・ウラ面 :[侵略]… それは誰もが想像し得なかった 最悪のシナリオ 世界の命運を賭けた エイリアン vs 人間の 戦いが始まる! 宇宙からの侵略と地球の 絶対的危機を描いた衝撃SFサスペンス!……何と言うか、間違っちゃいないんですけどねぇ。(汗)タイトルの下に地球が描かれている。『アース・ウォー』なんでデカいタイトルを付けた手前、こういう工夫をしなければいけなくなったんだろう。タイトルの上には、どこかの河口。両岸に都市の遠景が描かれ、川面は穏やかで波ひとつ立っていない。それが静謐感をかもし出している。その上を宇宙船が飛んでいる。テールの部分だけだな。これは、本編に登場した一瞬の宇宙船を切りだしたものに違いない。そして、異星人が1人。お腹の辺りで何かがオレンジ色に輝いている。これがアクセントになって、全体を引き締めている。いいデザインだとは思うが、本編内容と、こうも大きく隔たりがあると、素直に評価できない。(笑)ウラ面も、タイトルのせいで、主人公2人の画像は、大きく使われていない。残念だ。一方、最後に数カットだけ登場する異星人の顔が大きく配されている。これって、ヘンでしょ?※ディスク【感 想】「言葉で語られるSF的真相」わりとちゃんと撮った作品だった。(笑)ただ、タイトルが間違っていて、中身は近未来を舞台にしたサスペンス。――1人の男が砂漠で目を覚ます。記憶がなかったが、腕に書かれた指示からすると、名前はジョンと言うらしい。ジョンは、指示の通りに街道に向かって歩き始める。その頃、マリアナは、弟の消息と引き換えに“運び屋”をすることになる。「“荷物”をサンタモニカまで運べ」指定された場所に行ってみると“荷物”は1人の男だった。……というのが序盤。断片的な情報しか与えられないので、ややフラストレーションがたまるスタートだった。ジョンやマリアナの素姓にしてもそうだが、意味ありげに登場する黒幕風の男たち、“スリーパー”のドキンズ、『攻殻機動隊』ばりに他人の脳内にダイブして行方を追う“トレーサー”なる男……。観客を物語に引き込む手法だとは理解しているが、もっとスマートに、スピード感をもって描いて欲しかった。それに、もうちょっと情報を与えてもバチは当たらなかったと思うぞ。――マリアナの車でサンタモニカに移動を始めたジョンだったが、“トレーサー”の追跡が始まる。ヅィチェンは、“スリーパー”のドキンズ捜査官を覚醒させ、ジョンの消去を命じる。一方、ジョンとマリアナには、“ルック”という男からの連絡が度々あり、その都度、窮地を免れていた。しかし、とうとうドキンズにマリアナが捕まってしまう。……という展開。SFっぽいのは“トレーサー”の場面だけ。とは言え、真っ暗な部屋でフルフェイスのヘルメットをかぶり、ほとんど顔のアップ。メットに映るコンピュータ画面と顔の表情だけなので、頑張ってはいるものの、チープさは拭いきれない。(笑)この後、ジョンとマリアナは、ルックと出会い、真相を知ることになる。――数十年前、異星人の宇宙船がロズウェルに墜落する。異星人と交渉をするため、“評議会”が作られ、異星人とテレパシーで会話を出来る“ルック”が交渉役に選ばれた。以来、異星人のテクノロジーを用いてマイクロプロセッサなどが開発される。しかし、25年前、異星人との盟約の裏に隠された秘密を知ったルックは、“評議会”を抜けて逃亡。それからずっと評議会の動きを監視して来た。ジョン(クリストファー・エケルズ)は、ルックの後継者だった。彼もまた、盟約の裏の秘密を知り、評議会から抜けようとしていたのだ。その秘密とは、異星人のDNAを使って“新人類”を作ることだった。マリアナの弟は、その実験台に選ばれたのだ。然も、いま進んでいる盟約とは、武器と引き換えに全人類へのテレパシーによるアクセス権だった。そんな状況を知ったのが、“ノマド”だった。彼らは、ロズウェルに墜落したのとは別の異星人で、宇宙の“放浪者”だった。しかし、このままでは人類は滅びると考えた彼らは、ジョンにアクセスして評議会から抜ける手伝いをしたのだ。……というのが、真相。(笑)これらは、すべてセリフで説明される。こうなると、もう“映画”じゃないな。(笑)そこまでは、普通のサスペンス映画として、そこそこ面白かった。それだけに、このヘンテコなSF的な真相は余分だと思う。B級映画のチョイ役で食いつないでいるであろうマイケル・マドセンに募金するつもりで、ささやかなオススメ!(いいのか?)
2017.02.24
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0691 第9地区 [ブルーレイ+DVD]※オモテ面【スタッフ】・監 督 ニール・ブロムカンプ・製 作 ピーター・ジャクソン【キャスト】・ヴィカス:シャルト・コプリー(川島得愛)・クーバス大佐:デヴィッド・ジェームス(谷 昌樹)・クリストファー・ジョンソン: ジェイソン・コープ(斉藤次郎)・タニア:ヴァネッサ・ハイウッド(田中晶子)※ウラ面【仕 様】・型 番 ----・製作年度 2009年・製 作 国 アメリカ/ニュージーランド・原 題 DISTRICT 9・そ の 他 カラー、DOLBY DIGITAL、PG-12、セル専用・発 売 元 ワーナー・ホーム・ビデオ・提 供 ワーナー・ブラザース映画 ギャガ・収 録 本編 112分・字 幕 松浦美奈・吹 替 久保喜昭[ブルーレイ]・サ イ ズ 1080p High Definition 16x9 1.85:1・音 声 1.5.1ch DTS-HD Master Audio:英 語 2.5.1ch DTS-HD Master Audio:日本語・字 幕 1.英 語 2.日本語・映像特典 1.ニール・ブロムカンプ監督による 音声解説 2.未公開シーン集 3.エイリアン・アジェンダ ~製作日誌より~ ・第1章:ストーリーの構築 ・第2章:撮影を進める中で ・第3章:夢を形にして -映画ができるまで- 4.ヴィカスの変身-苦悩の舞台裏- 5.キャラクタを作る -演技の可能性を信じて- 6.“第9地区”の世界を描く -想像力を駆使して- 7.エイリアン誕生-驚異の視覚効果- 8.キャスト(静止画)[DVD]・サ イ ズ スクイーズ ビスタサイズ 16x9FF・音 声 1.オリジナル (5.1chサラウンド) 2.日本語 (5.1chサラウンド)・字 幕 1.英 語 2.日本語・そ の 他 MPEG-2、NTSC 日本国内向 輸出禁止商品・映像特典 1.ニール・ブロムカンプ監督による 音声解説 2.未公開シーン集 3.エイリアン・アジェンダ ~製作日誌より~ ・第1章:ストーリーの構築 ・第2章:撮影を進める中で ・第3章:夢を形にして -映画ができるまで- 4.キャスト(静止画)※ピクチャディスク1【ジャケット】・オモテ面:人類、立入禁止。・ウラ面 :“知的で、胸をえぐられる。 これは『ブレードランナー』に匹敵する SF映画だ”印象的なジャケットだ。『ジョーズ/JAWS』や『未知との遭遇』などのポスターを思い出す。スターの名前で売らない作品だから、このデザインは最高に活きている。ブルーレイとDVDの2枚組。「DVDプレイヤーを所有しているが、ブルーレイは持っていない」というユーザー向けの組み合わせだろう。購入者は、「いずれはブルーレイのプレイヤーを買う」って前提だ。これまで、この組み合わせは否定的だったが、観較べる機会を貰ったと思えば、なかなかお得な組み合わせなのかも知れない。※ピクチャディスク2【感 想】「時代の同時性」本作品を初めて観た時はビックリした。演劇をやっていた学生の頃、本作品とほぼ同じ設定の一幕劇の台本を書いていたからである。結局、それは舞台にかかることはなかったが、当時は随分と気に入っていたから、原稿を捨てるに棄てられず、長いこと引き出しの中で眠っていた。30年前の話しだ。何故こんな話しを持ち出したかと言えば、本作品を観ながら“時代の同時性”を強く肌で感じたからである。世界中で起きている事象はすべて、時代をほぼ同じくして複数発生する、という説がある。あらゆる出来事が必然であるため、確実に履行されるために複数の因子が配置されると考えるわけだ。簡単に言えば、補欠をベンチ入りさせるのと同じようなもの。運命論的な発想だし、ユングの共時性の意訳のようだが、私個人としては「そういうことってあるよなぁ」と、ぼんやり共感している。そうでなければ、産業革命や技術革新なんてムリだもんね。さて、本作品は、地球に降り立った異星人が“難民化”するお話し。(笑) 端折り過ぎだが、あまりストーリーを載せてしまうと興趣を殺がれるので、このくらいが丁度いい。面白いのは、異星人の意識や思想、道徳観などが人間のそれと同じなことである。父と子が登場したりして、その社会もまた、人間のそれに近い。正直、私にはそれが納得できないのだが……。(溜息)異星人が登場する映画はたくさんあるが、人間には理解できない思想や社会性を描いてくれた作品は、ない。私が知る限り、ない。強いて言えば、リドリー・スコット監督の『エイリアン』くらいだろうか。宇宙を渡って地球にやって来た異星人なら、その科学や技術、社会性は、まず人間には理解できないだろうな、と私は思っている。異星人を擬人化する必要は、どこにもない。そういう意味では、異星人=未知への畏怖を異常な愛情をもって描こうとした『地球外生命体捕獲』は、正しいアプローチの仕方を示しているのかも知れない。(笑)もし、本作品が、異星人の姿を全く登場させず、主人公のメタモルフォーゼの様子を執拗に追いかけてくれていたなら、かなり面白くなっていたに違いない。(私好みってことね)さて、本作品は、優れた演出でラストシーンまで一気に見せてくれる。それは見事なのだが、個人的には、もし、これがTVドラマだったなら尚更「サイコーに面白い!」と絶賛したことだろう。第2シーズンへと物語を展開させる余地がたらふくある。惜しむらくは、劇場用映画としてはスケール感が足りなかったことだろうか。何となく黒澤監督の脚本を映画化した小泉監督の『雨あがる』と似た印象を受ける。おそらく、プロデューサやスタッフのおかげによるところが大きいのだろう。監督サンの力量以上の出来映えのような気がしてならない。どちらかと言えばイロモノだが、正統なSF映画のにほいも残す作品だった。メタモルフォーゼしつつある主人公が宇宙船を見上げる場面は、詩的ですらあった。よいSF映画には、この詩心が必要だ。オススメ! ――でも、ひと月もすると忘れてしまうかなぁ。(笑)
2017.02.23
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0690 ハムナプトラ3/呪われた皇帝の秘宝※オモテ面【スタッフ】・監 督 ロブ・コーエン・製作総指揮 クリス・ブリガム・製 作 ショーン・ダニエル ジェームズ・ジャックス スティーヴン・ソマーズ ボブ・ダクセイ・脚 本 アルフレッド・ガフ マイルズ・ミラー・撮 影 サイモン・ダガン ACS【キャスト】・リック・オコーネル… ブレンダン・フレイザー(森川智之)・皇帝………………ジェット・リー・エヴリン・オコーネル…マリア・ペロ(田中敦子)・ジョナサン………ジョン・ハナ(田原アルノ)・ツイ・ユアン……ミシェル・ヨー(塩田朋子)・アレックス・オコーネル… ルーク・フォード(上地雄輔)※ウラ面【仕 様】・型 番 48330・製作年度 2008年・製 作 国 アメリカ・原 題 THE MUMMY:TOMB OF THE DRAGON EMPEROR・そ の 他 片面2層、カラー、MPEG-2、DOLBY DIGITAL、 NTSC 日本市場向、DVD、セル専用・発 売 元 ジェネオン・ユニバーサル・ エンターテイメント・収 録 本編約 112分・サ イ ズ 16: 9 LB スコープサイズ・音 声 1.英 語 (5.1chサラウンド) 2.日本語 (5.1chサラウンド) 3.タイ語 (5.1chサラウンド)・字 幕 1.英語字幕 2.日本語字幕 3.タイ語字幕 4.韓国語字幕 5.インドネシア語字幕 6.中国語字幕(2言語)・特 典 1.未公開シーン 2.ロブ・コーエン監督による本編音声解説【ジャケット】・オモテ面:----・ウラ面 :二千年の時を経て、凶悪な皇帝がついに復活! オコーネル・ファミリーが 中国を舞台に大暴れ!ドラゴンが描かれた紋章を中心に、登場人物がゾロリと周囲を囲んでいる。その下には“兵馬俑”の軍隊、そしてジェット・リーが演じる皇帝。本作品の見せ場をフィーチャーしたデザインだが、皇帝の扱いが小さいのが気になる。これでは強敵に見えないではないか。(笑) オコーネル一家が主人公だし、次に重きをおいて描かれているのは、中国人の2人の因縁だ。でも、最強の敵は皇帝なのだから、大きく描かれないとストーリーの盛り上がりが伝わって来ない。これはちょっと失敗だな。ウラ面は、これまでの2作品に較べて、ずいぶんと手が入れられている。こちらは、悪くない出来映えだ。※ピクチャディスク【感 想】「やっぱり、レイチェル・ワイズじゃないと……」シリーズもので役者が代わってしまうことは、よくある。安易に交代しているわけではないだろうが、それが作品に与える影響は、意外と大きい。特にヒット作となれば尚更だ。論理的に考えれば、お馴染みの俳優を取り揃えられたとしてもリスクは同じ。作品の完成度には関係ない。あくまでも役者としての力量が、作品の“善し悪し”に大きく関わるからだ。しかし、ファン心理ってヤツは、そう単純ではない。むしろ、誰が演じるのかによって作品の成否は決まってしまう。本作品で言えば、“エヴリン”をレイチェル・ワイズが演じないことで8割方、失敗である。これは『ハンニバル』のジュリアン・ムーアも同じ。ファンのニーズに応えられなかった製作陣の責任は大きい。有り体に言えば、失態である。彼女をキャスティング出来なかった時点で、シナリオを書き換えるべきだっただろう。過酷なようだが、それが現実である。(溜息)まぁそういうことを除けば、なかなかよく出来た作品だった。監督もスティーヴン・ソマーズからロブ・コーエンにバトンタッチ。これまでのテイストが失われてしまうのではないかと懸念されたが、大健闘だった。ただ、前2作品が“漫画”調だったとすれば、本作品は“劇画”調である。デフォルメよりもリアルさを求めている。分かりやすい映像ではないが、臨場感のある描写を目指した感じだ。色調を低くく抑え、手ブレ加工も施している。好き嫌いはあるだろうが、大人向けの仕上がりだ。脚本はコミカルなので、R.コーエン監督のバランス感覚の為せる業だろう。物語は、前作から10年後の設定。幼かった息子アレックスも青年になり、親に隠れて遺跡の発掘に携わったりしている。彼が掘り出した皇帝のミイラを中国の軍部が蘇らせてしまう。その野望を阻止すべくオコーネル夫妻も立ち上がるという筋書き。殆どストーリー展開としては前2作と変わらない。舞台を中国に移した分、新しいキャラクタを創出できた感じだ。その中でも、ミッシェル・ヨーとイザベラ・リョンは、いい。ステキだった。ミッシェル・ヨーは、『グリーンデスティニー』の頃に較べると老いが感じられるが、むしろそれがいい感じだった。美しい歳のとり方をしている。一方、ジェット・リーは精彩がなく、ミスキャストに思えた。衣装のせいもあるだろうが、太り過ぎだ。『少林寺』を知る者にとっては非常に残念な姿だった。逆にブレンダン・フレイザーは痩せて、体つきが締まった感じ。一時期、太っていたが、本作品では「まだまだ息子には負けないゼ」と言わんばかりに頑張っている。アクションとコメディの両方を演じられるスターなだけに、本作品の健在ぶりは嬉しい限りである。キャストの中ではイザベラ・リョンが収穫だった。どんな作品に出ている女優さんなのかは知らないが、なかなかキュートだった。存在感もある。おかげで“エヴリン”役のマリア・ベロをすっかりくってしまった感じだ。若さ故かも知れないが、この手の作品では女優としての“輝き”がないと周囲に埋もれてしまう。その点、イザベラはみっけもんだった。総じて面白い作品だっただけに、レイチェル・ワイズが出演しなかったことは、かえすがえすも残念なことである。オススメ!
2017.02.22
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0689 ハムナプトラ2/黄金のピラミッド※オモテ面【スタッフ】・監督・脚本 スティーヴン・ソマーズ・製作総指揮・編集 ボブ・ダクセイ・製作総指揮 ドン・ゼッフェル・製 作 ジェームズ・ジャックス ショーン・ダニエル・音 楽 アラン・シルヴェストリ【キャスト】・リック・オコーネル… ブレンダン・フレイザー(森川智之)・エヴリン…………レイチェル・ワイズ(石塚理恵)・ジョナサン………ジョン・ハナ(田原アルノ)・イムホテップ……アーノルド・ヴォスルー(飯塚昭三)※ウラ面【仕 様】・型 番 32413・製作年度 2001年・製 作 国 アメリカ・原 題 THE MUMMY RETURNS・そ の 他 片面2層、カラー、MPEG-2、DOLBY DIGITAL、 NTSC 日本市場向、DVD、セル専用・発 売 元 ジェネオン・ユニバーサル・ エンターテイメント・収 録 本編約 130分・サ イ ズ 16: 9 LB スコープサイズ・音 声 1.英 語 (5.1chサラウンド) 2.英 語 (5.1chサラウンド/DTS) 3.日本語 (5.1chサラウンド) 4.音声解説 (2.0chサラウンド)・字 幕 1.英語字幕 2.日本語字幕 3.解説用字幕 4.吹替用字幕・字幕翻訳 菊地浩司・吹替翻訳 中村久世・特 典 1.音声解説 スティーヴン・ソマーズ(監督/脚本)& ボブ・ダクセイ(製作総指揮/編集) 2.DVD-ROM1 3.DVD-ROM2『The Scorpion King』秘話【ジャケット】・オモテ面:----・ウラ面 :腕輪が映し出す黄金のピラミッド―― そこに隠された謎が解けるか!? 大ヒット・アドベンチャー大作の続編前作のジャケットとは打って変わって、登場人物の“顔”が勢ぞろい。(笑) このパターンのデザインは、どうもB級映画っぽくて、メジャー作品には相応しくないと、私は思っている。プレ・オープニングで描かれたスコーピオン・キングとその軍団が戦いに挑む姿が、中央辺りに小さく描かれていて、タイトルの下には、アナクスナムンとフォラオの娘との決闘シーンが描かれている。それらの背景は、エジプトらしい壁画だ。雰囲気は良いが、デザイン性は高くない。ウラ面は、リックとアヌビスの軍団の兵士が描かれている。実にシンプルだ。でも、ストーリー展開の上で大きな役割を果たしたリックの息子やスコーピオン・キングが出て来ないのは、失敗だと思うな。(笑)※ピクチャディスク【感 想】「輝きを失った主演女優」レイチェル・ワイズに輝きがなくなったのが、この作品の一番の欠点だ。何しろ主演女優なのだから、その瞳から表情が失われては作品として成立しない。残念なことだ。それでも前半は面白く見せてくれる。スティーヴン・ソマーズ監督の本領発揮だ。脚本の出来はイマイチだが、何しろ編集のテンポがいい。画の構図も悪くない。多少難のあるCGでも見せ切ってしまうスピード感がある。ところが、物語がロンドンを出たところで映画の質が落ちる。CGの仕上がりも、目に見えて悪くなる。ナイル川の水が飛行船を襲うシーンなんて目を覆いたくなる劣悪さだ。役者の演技も酷い。誰か別の人間が監督したんじゃないかと疑いたくなるような出来映えだ。これがアムシェアに入ると若干もち直す。ユニバーサルスタジオの資産が活きたわけだが、それも束の間、ピラミッドに辿り着いた途端、全てが破綻する。物語もCGも役者の演技も最低だ。特に美術はシロートが担当したのではないかと思えるようなセンスの無さ。スコーピオン・キングの彫像が幾度となく出て来るけど、私には“カニ道楽”の看板にしか見えなかった。全編を通して言えることは“粗雑さ”だ。あきらかに練り込みが足りない。脚本もカメラワークも演技指導も、全ての面に於いて……。最後に出て来るスコーピオン・キングなんて、アニマティクス(デジタル絵コンテ)のレベルだ。本編に入れて観客に見せていい状態とは、とてもじゃないが言えない。ユニバーサル映画の品のなさが全面に出てしまったような映画だ。この会社の続編は、製作を急ぎ過ぎるからか、たいてい酷い。ガっついてんだ。よほどヒマでない限りオススメ出来かねます、はい。1作目のオマケとしてならいいかもね。
2017.02.21
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0688 ハムナプトラ/失われた砂漠の都 デラックス・エディション※オモテ面【スタッフ】・監督・脚本 スティーヴン・ソマーズ・製 作 ジェームズ・ジャックス ショーン・ダニエル・撮 影 エイドリアン・ビドル B.S.C.・音 楽 ジェリー・ゴールドスミス・特殊効果 クリス・コーボールド・視覚効果 ジョン・バートン【キャスト】・リック・オコーネル… ブレンダン・フレイザー(森川智之)・エヴリン…………レイチェル・ワイズ(石塚理恵)・ジョナサン………ジョン・ハナ(田原アルノ)・ベニー……………ケビン・J.オコナー(檀 臣幸)・イムホテップ……アーノルド・ボスルー※ウラ面【仕 様】・型 番 25545・製作年度 1999年・製 作 国 アメリカ・原 題 THE MUMMY・そ の 他 片面2層、カラー、MPEG-2、DOLBY DIGITAL、 NTSC 日本市場向、DVD、セル専用・発 売 元 ジェネオン・ユニバーサル・ エンターテイメント・収 録 本編約 125分・サ イ ズ 16: 9 LB スコープサイズ・音 声 1.英 語 (5.1chサラウンド) 2.英 語 (5.1chサラウンド/DTS) 3.日本語 (5.1chサラウンド)・字 幕 1.英語字幕 2.日本語字幕 3.韓国語字幕 4.中国語字幕 5.タイ語字幕・特 典 1.スティーヴン・ソマーズ監督と 編集ボブ・ダクセイによる音声解説 2.主演ブレンダン・フレイザーによる 音声解説 3.未公開シーン 4.視覚/特殊効果 5.ストーリーボードと映像の比較 (絞首刑執行/スカラベの襲撃/蘇生) 6.フォト・ギャラリー 7.オリジナル予告編【ジャケット】・オモテ面:----・ウラ面 :死者の都――ハムナプトラ いま、強大な悪の力を持って蘇った ミイラとの戦いが幕を開ける!見せ場を網羅したイラストで、いい出来映えのジャケットだ。敢えて、クライマックスのミイラを描かなかったところも評価したい。左側にリックとエヴリンが描かれていて、冒険モノとしては、この2人の恋愛も欠かすことの出来ない要素なだけに、他のキャラクタを排した点も高評価だ。(笑)一方、メジャー作品なだけに、ウラ面は、シンプル。でも、使われている画像がオモテ面と同じって、芸がなさ過ぎませんか?(笑)※ピクチャディスク【感 想】「S.ソマーズ監督の快作!」昔から砂漠が舞台の映画が好きだ。古くは『失われたものの伝説』とか『飛べ!フェニックス』とか枚挙に暇がない。それだけ砂漠は魅力的なのだ。『アラビアのロレンス』をはじめ傑作も多い。(『イシュタール』なんてゲテモノ?もあったか……)本作品は合格点。三枚目のヒーローにヒロイン、お調子者、運命を背負った敵役とモンスターとくれば、面白くないわけがない。特にスティーヴン・ソマーズ監督は、この構図が好きらしい。『グリード』も、ほぼ同じ構図だった。シナリオもよく練られているし、編集のテンポもいい。CGのクオリティも、まず及第点だろう。決して悪くはない。特に、囚われのレイチェル・ワイズを救うために、剣一本でバッタバッタとミイラ男たちをなぎ倒して行くシーンは、いい。楽しく高揚感あふれる演出が決まっている。CGは、単に精度(クオリティ)を評価するのではなく、そこに映画としての演出が加わっているかどうかで良し悪しを判断すべきだ。何よりもR.ワイズのメイクが薄くていいね!(^_^;) 『ハムナプトラ2/黄金のピラミッド』と較べると、別人のようだ。メイクが薄い分、表情がいきいきと活写されていて、思わず恋してしまうような輝きに溢れている。やはり、ヒロインはこうでなきゃね。ところで、この映画は、“アクション”に分類されているけど、本質はコメディだ。とぼけた空気感が持ち味。ユーモアとかウィットとか言うよりも、コントのノリに近い。何か、昔の『底抜け』シリーズを彷彿させるものがある。S.ソマーズ監督の原点は、ここにあるのではないか、と私は密かに思っている。日本には、ワケのわからない芸人がウジャウジャいるが、こういう映画を観て勉強してほしいものだ。何度でも気楽に観られる映画を、巨費を投じて作るハリウッドは、まだまだ懐が深い。(ちょっとお金をかけると悲壮感漂う映画になってしまうのは、日本映画の悪いところだ)
2017.02.20
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0687 ムーントラップ※オモテ面【スタッフ】・監督・製作 ロバート・ダイク・脚 本 テックス・ラグズデール【キャスト】・ウォルター・コーニッグ(『スタートレック』シリーズ)・ブルース・キャンベル(『死霊のはらわた』シリーズ)・リー・ロンバルディ※ウラ面【仕 様】・型 番 COMT-026・製作年度 1989年・製 作 国 アメリカ・原 題 MOONTRAP・そ の 他 片面1層、カラー、MPEG-2、DOLBY DIGITAL、 NTSC 日本市場向、DVD、セル専用・発 売 元 メディアトップ・販 売 元 株式会社コンマビジョン・収 録 約90分・サ イ ズ 16: 9 LB ビスタサイズ・音 声 1.英 語 オリジナル ステレオ・字 幕 1.日本語【ジャケット】・オモテ面:月には、まだ人類に知られていない 謎と秘密がある。・ウラ面 :月が仕掛けた戦慄すべき罠――。 いま、新しい恐怖が誕生する!なかなか魅力的なイラストだ。陰影のクッキリしたところは、いかにも宇宙空間っぽい。コミックの扉絵のようだが、いい出来映えだと思う。ウラ面も、シンプルながら要所のシーンから画像を取り込んでいる。モンスターのシルエット、その下に画像が3枚。その下の下地は月面の画像が用いられて、更に画像が3枚とクレジットが記載されている。ストーリーが伝わって来る。このデザインされた方は、きっと本作品が気に入ったに違いない。(笑)【感 想】「中高年向きの懐かしきSFアクション・ホラー映画」何やら「昔懐かしい映像だなぁ」と思っていたら、1989年度の作品だった。(笑)CGが映画制作の現場に本格的に導入される前なので、手作り感がビシビシ伝わって来る。この頃、映画にハマっていた方なら、きっと気にいるはずだ。(おいおい)でも、いまの若者が観るには、チープ過ぎるだろう。ヘンなところで間合いが長いし、そうかと思うといきなり場面が飛んだりするので、面食らうに違いない。それに、のんびりした物語だし、ハデな展開もない。「退屈だ!」と言われても仕方のない出来映えだ。ストーリー的には、(『スペース・バンパイア』+『スペースサタン』+『ヴァイラス』)÷3=本作品といった感じ。(笑) B級SFホラーのテイストに満ち溢れているので、個人的には好きな作品だが、万人にオススメできる作品でないことは確かだろう。(苦笑)――地球を周回していたスペースシャトルが、未知の巨大な宇宙船を発見する。宇宙飛行士のジェイソンとレイは、船内から奇怪なボール状の物体とミイラ化した遺体を回収する。ミイラは、人間と同じ姿カタチをしていたが、調査によると1万4千年前のものと判明する。異星人なのか人類の祖先なのか、謎は深まるばかり。一方、ボール状の物体は活動を開始。周囲の機械類を取り込みながら大きくなり、殺傷能力を有する武器を備えて暴れ始める。大勢の犠牲を出しながらも、ジェイソンとレイの機転で撃退する。この謎を解くために、2人は月へと旅立つことになる。……というお話し。まるで、ジェームズ・P.ホーガンの名作『星を継ぐ者』のような設定だが、そんなに甘美ではない。(笑)中身は、コンビニで買う酒のツマミみたいなものだ。安い酒で酔っ払うには最適。或いは、駄菓子だな。(笑)ジェイソンを演じるのは、ウォルター・ケーニッグ。TVドラマ『宇宙大作戦』にレギュラ出演していた俳優さんだから、製作時には既にいい年齢だったはずだ。目尻の皺を隠すためか、ハイライト気味でメバリをばっちり入れていているところが、何やら哀しい。(笑)レイを演じるのは、ブルース・キャンベル。『死霊のはらわた』の怪優さんだが、オリジナルを観た方なら、後半の活躍には溜飲を下げる思いだろう。それにしても、まだ若いせいか、なかなかシャープだ。(苦笑)アポロ11号の月面着陸20周年を記念した作品とのことだが、真偽のほどは定かではない。第一、そんな大層な作品ではない。とても大作映画とは言えないし、潤沢な予算がついたとも言えない。どこかでNASAの協力は取り付けたのかも知れないが、ロゴとワッペンの使用を許可された程度ではあるまいか。それでも、私たち世代には楽しめる作品だった。中高年の映画スズメにオススメ!(笑)
2017.02.19
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0686 エヴァンジェリスタ/悪魔受胎※オモテ面【スタッフ】・監 督 サイモン・フェローズ・製 作 ブラッド・ワイマン ピエール・スペングラー アンドリュー・スティーブンス ドナルド・カシュナー・製作総指揮 ヴラッド・パウネスク ロバート・ミーンズ アンドリュー・レイマー アラン・バースティーン・原案・脚本 ロバート・ミーンズ ジェイソン・ロスウェル・脚 色 ジェイソン・ロスウェル・撮 影 カブリエル・コスス・美 術 クリスティ・ニクレスク・編 集 カント・パン・音 楽 ステファン・ジョーンズ【キャスト】・サマンサ:ヘザー・グラハム(田中敦子)… 「オースティン・パワーズ:デラックス」 「キリング・ミー・ソフトリー」「フロム・ヘル」・クレイグ:ジェームズ・ピュアフォイ(家中 宏)… 「ロック・ユー!」「バイオハザード」・神父カーロ:アンディ・サーキス(楠見尚己)… 「ロード・オブ・ザ・リング」シリーズの“ゴラム”役 「キング・コング」・シドニー:デヴィッド・ヘミングス(中 庸助)… 「グラディエーター」 「リーグ・オブ・レジェンド/時空を超えた戦い」※ウラ面【仕 様】・型 番 10DRJ-20086・製作年度 2004年・製 作 国 イギリス映画・原 題 BLESSED・そ の 他 片面2層、カラー、MPEG-2、DOLBY DIGITAL、 NTSC、DVD、レンタル専用・発 売 ハピネット・ピクチャーズ・販 売 元 ハピネット・ピクチャーズ・収 録 本編 95分・サ イ ズ 16: 9 LB ビスタサイズ・音 声 1.英 語 ドルビーデジタル 5.1chサラウンド 2.英 語 DTS 5.1chサラウンド 3.日本語 ドルビーデジタル 2.0chステレオ・字 幕 1.日本語 2.英 語 3.吹替用日本語・2004年12月全国劇場公開作品・映像特典 1.撮影風景 2.未公開シーン(メイキング) 3.記者会見 4.キャストインタビュー [ジェームズ・ピュアフォイ/ デボラ・ウィンストン/ アンディ・サーキス] 5.日本版劇場予告【ジャケット】・オモテ面:「キリング・ミー・ソフトリー」の ヘザー・グラハム主演最新作! 撮影中にキャストが死亡! 驚愕と衝撃のラスト5分間に あなたは耐えられるか?!・ウラ面 :「エクソシスト」「オーメン」。 恐怖映画のDNAは 「エヴァンジェリスタ」に受け継がれた!このジャケット、嫌いだ。銀ピカピカで、昔のメンコみたいで安っぽい。その上、キャストの逝去を宣伝文句にするなんて……。70年代や80年代ならいざ知らず、とても劇場公開作品とは思えない下品さだ。その上、『悪魔受胎』なんて副題まで付けて、ネタバレじゃん。ぜ~んぶ、やり直しっ!!※ピクチャディスク【感 想】「悪魔の代理人 EVILS AGENT」いまどき、こういう作品を多額の予算を費やして撮るところに、感性の鈍さを感じる。メジャーが扱うような脚本じゃない。せいぜいTVのミニシリーズくらいが相応しい。或いは、独立系がショックシーンと残酷描写満載で制作するとか……。気取って撮るには30年、遅かった。(笑)――不妊に悩むサマンサとクレイグ夫妻は、主治医の勧めで、湖畔の街レイクビューの病院で体外受精を試みることになる。医学的処置の末、受精は成功、受精卵はサマンサの体に戻される。夫婦は赤ちゃんを授かり、喜んでNYに戻るが、自宅は何者かに侵入されてメチャメチャに荒らされていた。そこへレイクビューの不動産屋から「気に入っていた物件が賃貸されることになった」と連絡が入る。2人はレイクビューに戻ることになる。夫のクレイグは、駆け出しの小説家だったが、レイクビューで知り合った実業家シドニーのツテでデビューが決まっていた。収入も保証され、素晴らしい住環境、出産のための病院も近い。すべてが順調なように思えた。しかし、以前から気になっていた不気味なフード姿の男を再び目撃するようになり、クレイグは執筆と出版に向けた準備に忙殺されて孤独感を覚えるようになるサマンサ。性生活も置き去りだ。そんな彼女が知り合ったのは、カーロ神父だった。神父は、穏やかな人物に見えたが、やがて、信じられない話しをし始める。病院は、悪魔=ルシフェルのDNAを組み込んだ受精卵をサマンサの体内に戻したと言う。しかし、子供への愛情が芽生えている彼女におろせるわけがない。神父は、悪魔の誕生を阻止するため、実力行使に出る。……というお話し。心理的なスリラーの要素は薄く、物足りない仕上がり具合いだった。監督さんは、どんな作品に仕上げたかったのだろう。似たようなコンセプトの作品が多いだけに悩んだのかも知れない。その迷いが、中途半端で凡庸な作品にしてしまったように思える。オーソドックスに、サマンサの疑念や不安を一人称で描いていたら、オカルトホラーになっただろう。キリスト教の教義に重心を置いてもいい。或いは、もっとアクションに力を入れれば、『SUPERNATURAL』のような作品にも仕上げられたはずだ。ルシフェルについて解説しておきながら、そこから得られるテイストを作品全体に浸透させられなかったのは、明らかに失敗だろう。(苦笑)ただ、どのシーンもロケーションは美しいし、セットや衣装も見事だ。キャスティングも、いい。サマンサを演じたヘザー・グラハムは綺麗で可愛い。表情がワンパターンだが、見ていてあきない。夫のクレイグ役は、脚本上での描き込みが足りず、演じたジェームズ・ピュアフォイは苦労したことだろう。いい男だが、平均的すぎるのが難点だな。不動産屋のベティを演じたのは、ステラ・スティーブンス。個人的には『ポセイドン・アドベンチャー』だな。息子のアンドリュー・スティーブンスが製作した作品だから、このキャスティングは順当だな。シドニー役のデヴィッド・ヘミングスは、本作品の撮影中に逝去。最後に献辞が添えられている。それがB級映画のようなコピーに使われていることが悲しい。本作品が、どのような評価を受けているのかは知らないが、私としては、お金をかけたほどの出来映えではなかった。特に観る必要もないんじゃないかなぁ。得るものもないし……。(苦笑)
2017.02.18
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0685 テスト10※オモテ面【スタッフ】・監 督 エリック・ワーセンバーグ・脚 本 デヴィド・ナーマド・製作総指揮 ケン・ロクスマンディ・製 作 クリス・チェサー【キャスト】・トラヴィス・ヴァン・ウィンクル(寸石和弘)・トリシア・ヘルファー(有賀由樹子)・エリック・ロバーツ(金子 修)・ジョン・ブレガー(岡本未来)※ウラ面【仕 様】・型 番 ATVD-15471・製作年度 2011年・製 作 国 アメリカ=カナダ映画・原 題 BLOODWORK・そ の 他 片面1層、カラー、MPEG-2、DOLBY DIGITAL、 NTSC 日本市場向、DVD、レンタル専用・発 売 アット エンタテインメント株式会社・販 売 元 アット エンタテインメント株式会社・収 録 本編 100分・サ イ ズ 16: 9 LB シネスコサイズ・音 声 1.英 語[ドルビーステレオ] 2.日本語[ドルビーステレオ]・字 幕 1.日本語字幕 2.日本語吹替用字幕 3.デカ字幕・字幕翻訳 藤田加代子・字幕演出 インジェスター・吹替翻訳 島健太郎・映像特典 予告編【ジャケット】・オモテ面:10人の被験者《アルバイト》 2週間の実験 そして、制御不能――・ウラ面 :高額報酬の実験に隠された、驚愕の真実―― 密室型シチュエーション・サスペンス!!!オモテ面は、昨今流行りのシチュエーション・ホラーにありがちなテイストに仕上がっている。白地に不気味な雰囲気のイラスト。でも、よくよく見ると、なかなか良いデザインだ。舞台となった施設の廊下。幾度となく本編にも登場したカットだ。各部屋の前に登場人物が並んでいるが 9人しかいない。1人は扉の向こうで血を流しているワケだ。物語性もあるし、本編に即している。うん、悪くない。ただ、ウラ面は、残念な出来映え。たぶん、終盤の展開を予感させないように配慮したのだろう。でも、そのために、ウラ面からはストーリーが伝わって来ない。遠慮しないで、終盤の画像も使えば良かったのに……。出し惜しみするオチでもないしね。(笑)※ピクチャディスク【感 想】「禁忌を怖れる生存本能は脆弱な肉体に由来するらしい」B級映画によくある心理実験モノのシチュエーション・ホラーだとばかり思っていた。退屈なイメージショットばかりで「苦痛の90分間が始まるんだろうな」と半ば諦め状態で観始めた。(だったら観なければ良いのだが、観ずにはおれないのが、B級映画ファンの哀しい性である)でも、違った。いい意味で予想は裏切られてしまった。(笑)――大学生のグレッグは、冬休みに治験のアルバイトに応募する。期間は2週間で、報酬は1日 225ドル、合計で 3,150ドルだ。高額報酬に釣られて、友人のロブと参加を決めたグレッグだったが、施設に着いてみると、ほかの参加者はクセ者ばかり。治験のオタクに刑務所帰りのホームレスの黒人、白髪の老婆、マッチョな男、アジア人とヒスパニック系、そして若い女性が2人。グレッグらを含めると10名だ。アレルギーの新薬を1日おきに投与して、経過観察をすると言う。初めこそは、ごく普通の治験に思えたが、次第に異様な様子を現して来る。……というお話し。細かい伏線が序盤から張り巡らされていて、かなり錬った脚本であることが分かる。些細なセリフが、中盤以降の異常性を引き立たせてもいる。ホラー映画としてはどうかとも思うが、この繊細さは好みだ。物語は、新薬が細胞の再生能力を高めると解説された辺りから、展開が早まる。この薬があればケガは治り、命を助けることも出来る。しかし、治癒力が高まることで本能的な嫌悪感が弱くなる。それは、死肉を食べたり、虫が蠢く場所でもHをしたり、禁忌がなくなって行く。本作品の白眉は、この設定と言っていいだろう。この点をパワフルに描いてくれていたら、名作に化けたかも知れない。ひとはタブーに触れたがる。もしも、ちょっとやそっとじゃ死なない体、ケガをしても治ってしまう体になったら、これまで嫌悪感を持っていたことに次々と手を出すだろうことは容易に想像がつく。本来、人間はあさましいのだ。(苦笑)残念ながら、本作品はハジけきれていない。想像力が足りなかったのか、監督さんが超常識人なのか、その理由は判然としない。いずれにせよ、クライマックスの暴走ぶりはイマイチで、単なる“ゾンビ”もの、或いは“クレイジーズ”ものになってしまったのはザンネンだった。これは、予算が十全ではなかったからかも知れない。謎の出資者を演じるのは、『暴走機関車』のエリック・ロバーツ。たった数カット、セリフも三つか4つで、一体いくらくらい出演料をとるのだろう。気になる。(笑)インパクトは薄いし、カタルシスも得られないが、わりとキチンと仕上げている作品だった。それだけに捨て去るには惜しい。日曜日の深夜に、眠れずにぼんやりしている時にはオススメの1本かも知れない。(笑)少しだけオススメ!
2017.02.17
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0684 ウォーター・ホース [ブルーレイ]※オモテ面【スタッフ】・監 督 ジェイ・ラッセル・脚 本 ロバート・ネルソン・ジェイコブス・原 案 ティック・キング=スミス・撮 影 オリバー・ステイブルトン BSC【キャスト】・アン:エミリー・ワトソン(山像かおり)・アンガス(少年):アレックス・エテル(海鋒拓也)・アンガス:ブライアン・コックス(石田太郎)・ルイス:ベン・チャップリン(宮内敦士)※ウラ面【仕 様】・型 番 ----・製作年度 2007年・製 作 国 アメリカ・原 題 THE WATER HORSE:LEGEND OF THE DEEP・そ の 他 2層、カラー、MPEG-4 AVC、DOLBY DIGITAL、 日本市場向、Blu-ray、セル専用・発 売 株式会社ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント・収 録 約 112分・サ イ ズ HDワイドスクリーン(2.40: 1)1920x1080p・音 声 1.ドルビーTrueHD/5.1ch サラウンド/ オリジナル(英語) 2.ドルビーTrueHD/5.1ch サラウンド/ 日本語吹替・字 幕 1.日本語字幕 2.英語字幕・字幕翻訳 戸田奈津子・吹替翻訳 松崎広幸・映像特典 1.バーチャル・クルーソー・ゲーム 2.未公開シーン集( 8種) 3.メイキング・ドキュメンタリー集( 6種) 4.予告編集【ジャケット】・オモテ面:----・ウラ面 :『ロード・オブ・ザ・リング』のスタッフが贈る、 ファンタジー・アドベンチャー大作!!詩的な雰囲気のイラストが、ジャケットのオモテ面に用いられている。ボートに乗った少年が手を伸ばしてウォーター・ホースに触れている。その背景には、卵を抱く少年の画像が重なっている。或る意味、思い切りネタバレのジャケットだし、色白の赤い唇の少年の画像は個人的に好みではない。寒々しい印象だ。こういうのが好きな方には、いいデザインかも知れない。ウラ面は、メジャーの配給作品らしく、大雑把なデザイン。画像が3枚、並べてあるだけ。ブルーレイは、ジャケットが小さいので、クレジット表記などに面積も取られるから、自由にデザイン出来るスペースは少ない。……なのに、余白がある。(笑)シンプルなのも良いが、もうちょっとアイデアを盛り込んで欲しかった。※ピクチャディスク【感 想】「子供向けの素材を大人向けの演出で調理した意欲策」どうしてもドラえもんの映画を連想してしまうが、どちらかと言えば『フリーウィリー』とよく似た作品だった。キャラクタの配置やストーリーの構造が同じだからだろう。物語としては『クエスト/伝説の冒険』にも通じるかも知れない。それに“物語世界”と現在を行き来する場面の転換は『ネバーエンディングストーリー』の手法だ。思うに、製作サイドは同系列の作品を勉強しまくったに違いない。おかげで、なかなか良い作品に仕上がっている。ウォーター・ホース=恐竜が登場するが、物語の中核をなすのは、“夫を失った妻”と“父親を亡くした子供”との精神的な和解である。両者の気持ちが通じた時、“ウォーター・ホース”は新たな水平線に向かって跳躍する。――演出的には物足りなさが残るが、概ねそんなところだろう。エミリー・ワトソンが、演出意図をくんで見事なお芝居を披露している。「子供向けの映画だろうに、そんなになまめかしくていいんかい」と思ってしまった。夫を亡くして女であろうとしつつも、子の母親であることに気づく。そんな役を、時に冷たく、時に色っぽく、時に激しく演じていた。こんな映画(失礼!)には勿体無いくらいの熱演だった。正直、赤毛で色白、ドングリまなこのベッタリした雰囲気は、あまり好みではないが、これだけ確かな演技をされると、つい見入ってしまう。普段はどんな女性なのか、知りたいものである。導入部で老いた主人公役としてブライアン・コックスが出演している。B.コックスは『刑事グラハム/凍りついた欲望』でハンニバル・レクターを演じた名優である。そして、そのリメイク版である『レッドドラゴン/レクター博士の沈黙』で盲目の女性を演じたのが、エミリー・ワトソンだった。同じ場面に登場することはなかったが、両名がトマス・ハリスの『レッドドラゴン』を原作とした映画に出演していることに、奇妙な縁を感じた。この手の作品は、子供向けであることを意識するせいか、演出もおざなりでスカスカの作品が多い。しかし、本作品は、かなり丁寧に作り上げている。軍人のことも、町のことも戦争未亡人のことも――。もしかしたら、ウォーター・ホースが登場しなくても観応えのある戦争映画に仕上げることが出来たかもしれない。そう思えるクォリティだった。だだ、難点を言えば、ラストシーンが蛇足だったことだろう。老人が名乗ったところで終わりにすることも出来たはずだ。その方が余程ステキだった。何故あんなシーンを撮ったのか、イマイチ理解に苦しむ。丁寧に作られた良作なだけに残念でならない。でも、オススメ!
2017.02.16
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0683 琉神マブヤー外伝/SO!ウチナー DISC 2※オモテ面【スタッフ】・企 画 畠中敏成・企画協力 玉城 満 海老名保 屋比久写真事務所・プロデューサー 富村元一 古谷野裕一・原 案 山田優樹・脚 本 岸本 司 山田優樹 川端匠志・製作著作 琉球放送 マブヤー・プロジェクト【キャスト】・琉神マブヤー:翁長大輔・龍神ガナシー:末吉功治・マジムンキング:田原雅之・ハブクラーゲン:与那嶺圭一・オニヒトデービル:金城 諒・マングーチュ:比嘉彩乃・ユンタ:大城康由・ゆい:石原 萌・じんぶんぺーちん:かでかるさとし※ウラ面【仕 様】・型 番 VPBX-15983・製作年度 2009年・製 作 国 日本・英 題 RYUJIN MABUYER・そ の 他 片面2層、カラー、MPEG-2、DOLBY DIGITAL、 NTSC、DVD、セル専用・発 売 アスミック・販 売 株式会社バップ・リリース 2011.10.・収 録 本編 308分( 2枚組)・サ イ ズ 16: 9 スクイーズ収録・音 声 1.日本語 ドルビー・デジタル ステレオ・字 幕 1.日本語字幕(本編一部のみ)※チャプターリスト【ジャケット】・オモテ面:----・ウラ面 :沖縄を愛する魂の戦士・琉神マブヤー マジムンの復活により 消えかかっている沖縄に伝わる 昔話の心〈マブイバナ〉を守れ! 〈マブヤー・シリーズ外伝作!〉本シリーズは2枚組。ピクチャディスク仕様になっている。ジャケットのオモテ面を使ったのが、ディスク1。ジャケットの裏面のチャプターリストの画像を使ったのが、ディスク2。チャプターリストに使用された画像は、マブヤーとガナシーがポーズを決めた後ろに、青く輝く球体が描かれている。これって、“魂(マブイ)”だろうか。ちょっとお気に入りの画像である。(笑)※ピクチャディスク【感 想】「DISC 2 沖縄の昔話2」本作品の放送は、2009年。1作目『琉神マブヤー(2008)』と『2《ターチ》(2010)』との間に放送されている。そのためか、キャラクタが未分化なところがあり、手探り状態な感じがうかがえる。ハブクラーゲンは、本作品でキャラクタをほぼ確立したが、マングーチュは、まだハジケていない。“ブリっ子”のキャラクタになるのは、先のことだ。ガナシーも低音のシブいキャラクタになる前だ。そういう意味では、大変興味深いシーズンだ。■第 8話「ニーブイ虫でSO!ウチナー」今回のじんぶんぺーちんの昔話は『ニーブイ虫のジラー』。ぐうたらのジラーが一念発起して嫁をとって頑張るようになる。“機をみて力を発揮しなさい”という説話らしい。ちょっと説得力がない。(笑)ハブクラーゲンのキャラが、だいぶ現在のものに近づいて来た。最後に出て来たオマンジュウって何だろ? 美味しそう。(そう言えば、本作品は食べるシーンが多いな)■第 9話「ぺーちんってSO!ウチナー」百年に一度だけ許される“外出”の日、ぺーちんは町に出て、昔のことを思い出す。空手を修めたぺーちんは、“森の大主(うふぬし)”になるため、チルダイ森での修行を決意する。一度行けば、百年は出て来れない。知っている者は誰もいなくなってしまう。ぺーちんは、心を寄せる女の子、機を織るカヌドゥに別れを告げる、というお話し。あー、泣いてしまった。■第10話「勇気を出すってSO!ウチナー」勇気について話すためにぺーちんが選んだのは『鬼のウナツキイ』。父親の薬を買いに行くために夜道を歩いていた娘が、赤鬼に捕まってしまう。しかし、娘の願いを聞き入れた神様が、娘の窮地を助ける。典型的な昔話だが、いいお話しだった。キャンプファイヤを囲んで、マジムン軍団とマブヤーが戦うシーンは、なかなか凝っていて面白かった。■第11話「マジムンバナでSO!ウチナー」マジムンキングは“デージ悪い作戦”を立てる。それは、マブイバナを奪うのではなく、悪い話=“マジムンバナ”を広げることだった。ユンタとウーマクーの3人が、この作戦の犠牲になってしまう。フリムンぺーちんを演じるメロディーさんが魅力的だった。(ハーフ?)■第12話「屋良ムルチでSO!ウチナー」フリムンぺーちんにマジムンバナのタネを食べさせられたユンタに悪の心が芽生え始める。時を同じくして、ウチナーたちの心が悪くなって行く。ぺーちんが話してくれた昔話『屋良ムルチの大蛇』を聞いたユイは、みんなを助けるために、生け贄になる決意をする。綺麗なマブイが汚れて、マブヤーたちの力が弱くなる描写が秀逸だった。■第13話「最終回もSO!ウチナー」騙されてマジムンバナの“金の種”を飲まされたユイは、マジムンバナの木になって行く。ユイを助けたい気持ちが勝ったユンタの身体から“マジムンバナの種”が抜け、ユンタはキレイなマブイを取り戻す。しかし、マジムン軍団に戦いを挑むが、歯が立たない。それでも何度でも立ち上がるユンタの姿に、ウチナーンチュの皆もマジムン軍団に立ち向かう。最後は、やっぱり大団円。ちょっと大人の顔になったユンタとユイに、胸がいっぱいになった。昔話は、いい。このパターンで、もう1シーズン撮って欲しいな、と思う。沖縄の昔話を収録した本は何冊もリリースされているし、ネタには困らないだろう。石原萌さんにも出て貰って、いつまでもキレイなマブイを持つユイを演じて欲しい。琉球放送サマ、是非とも『外伝2《ターチ》』を作って下さい。(笑)オススメ!
2017.02.15
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0682 琉神マブヤー外伝/SO!ウチナー DISC 1※オモテ面【スタッフ】・企 画 畠中敏成・企画協力 玉城 満 海老名保 屋比久写真事務所・プロデューサー 富村元一 古谷野裕一・原 案 山田優樹・脚 本 岸本 司 山田優樹 川端匠志・製作著作 琉球放送 マブヤー・プロジェクト【キャスト】・琉神マブヤー:翁長大輔・龍神ガナシー:末吉功治・マジムンキング:田原雅之・ハブクラーゲン:与那嶺圭一・オニヒトデービル:金城 諒・マングーチュ:比嘉彩乃・ユンタ:大城康由・ゆい:石原 萌・じんぶんぺーちん:かでかるさとし※ウラ面【仕 様】・型 番 VPBX-15983・製作年度 2009年・製 作 国 日本・英 題 RYUJIN MABUYER・そ の 他 片面2層、カラー、MPEG-2、DOLBY DIGITAL、 NTSC、DVD、セル専用・発 売 アスミック・販 売 株式会社バップ・リリース 2011.10.・収 録 本編 308分( 2枚組)・サ イ ズ 16: 9 スクイーズ収録・音 声 1.日本語 ドルビー・デジタル ステレオ・字 幕 1.日本語字幕(本編一部のみ)※チャプターリスト【ジャケット】・オモテ面:----・ウラ面 :沖縄を愛する魂の戦士・琉神マブヤー マジムンの復活により 消えかかっている沖縄に伝わる 昔話の心〈マブイバナ〉を守れ! 〈マブヤー・シリーズ外伝作!〉飛び蹴りのポーズのマブヤーと、その後ろにはガナシーのバストショット。2大ヒーローの登場で、いかにも特撮番組らしい出来映えのジャケットだと思う。ウラ面は、見得を切るマブヤーとガナシーの姿が中心になっている。5枚ほど本編からの取り込み画像が並んでいるが、なかなか良い選択だ。ぺーちんに昔話を読んで貰っているところ、ユンタとユイがマブヤーと会っているショット、叫ぶハブデービル、その親玉のマジムンキング、そして、一番右側に本作の語り部であるユンタとユイの2ショット。考えて画像を選択したことが分かる。些細なことだが、デザイナーのこういう気持ちが嬉しい。(笑)※ピクチャディスク【感 想】「DISC 1 沖縄の昔話1」子供なら誰でも遊ぶことの出来るチルダイ森。ユンタとユイは、大きくなってもチルダイ森で遊んだり、“じんぶんぺーちん”の昔話を聞くのが大好き。ところが、封印されていたマジムン軍団が蘇り、ウチナーンチュのマブイの源“マブイバナ”を奪おうとする。そんなマジムン軍団に、ニライカナイの勇者“琉神マブヤー”が立ち向かう。■第 1話「がんばることってSO!ウチナー」ぺーちんが語る昔話は『ハマナーカンドゥヌ』。怠け者のカンドゥヌが、ふとしたきっかけで働く喜びを見いだす、というお話し。この昔話のマブイバナがマジムン軍団に奪われそうになり、ユンタとユイの「SO!ウチナー」の合い言葉にマブヤーがチルダイ森の地に降り立つ。■第 2話「カミーのプーでSO!ウチナー」今回の昔話は『カミーのプー』。美人だけどおっきなオナラをするカミーがお嫁に行く。しかし、人目を気にしてオナラを我慢しているうちに気分が悪くなってしまう、というお話し。自分を偽ってはいけません、という訓話。(笑)マブイバナは、チルダイ森のデイゴの木に咲く。昔話の数だけ咲くらしい。■第 3話「犬と猫でSO!ウチナー」相手を貶めて自分が優位に立とうとしてはいけませんと説いた昔話『犬《イン》と猫《マヤー》』が紹介される。マブイバナの奪取に三度失敗したハブデービルが、自ら身をひいてチルダイ森から消えてしまうのが印象的だった。(子供番組とは思えない余韻だった)■第 4話「琉球人魚でSO!ウチナー」『琉球の人魚』は、網にかかった人魚を逃がしてあげた漁師が大きな津波が来ることを教えられる、というお話し。「足るを知る」という訓話らしい。ハブクラーゲンが登場。“ウーマーク(やんちゃ者)”にイジメられていたところをユンタとユイに助けられる。マブイバナは、その日のうちに取り返さないと永遠に失われてしまうらしい。■第 5話「怪力タラッチってSO!ウチナー」怪力のタラッチに嫉妬したオオザトオニが勝負を挑む昔話『怪力タラッチ』のお話しが披露される。本当の強さとは何かを教える1話。オニヒトデービルが登場。しかし、腕相撲に負けて、ハブクラーゲンがリーダーになる。ハブクラの猛毒にマブヤーは危機に陥るが、龍神ガナシーが助けにやって来る展開。(呼んだっけ?)■第 6話「福の神ってSO!ウチナー」貧しい老夫婦が助けたボロを纏った旅人は福の神だった、という昔話『福の神のマブイバナ』。好きだなぁ、この話。(笑)負けたハブクラは罰掃除。マングーチュがマブヤーの弱点をつく作戦の指揮を執るが、何故かガナシーが来てしまう。(笑)■第 7話「恩返しでSO!ウチナー」マングーチュの両親は人間に殺され、マジムンキングに育てられたことが判る。今回は『黄金と孝行息子』の昔話。女の幽霊と死んだ赤ん坊の怪談が混ざっているような気がする。ちょっとコワイ話しだった。(汗)でも、ユイの優しさに触れたマングーチュがひとりで泣くエンディングに、ホロリとさせられる。大きく子供向けに舵を取ったシーズンだった。本シリーズの基本的なテーマを分かり易く描いている。ユイ役の石原萌さんは、ちょっと肉感的でカワイイ。(笑) 『琉神マブヤー4《ユーチ》』でミノカサーゴを演じているが、実は、隠れファンである。もう一度、本シリーズに出演してくれないかなぁ。オススメ!
2017.02.14
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0681 デイアフター2020/首都大凍結【後編】※オモテ面【スタッフ】・製作総指揮 ジャスティン・ボドル 「デイアフター/首都水没」・監 督 ニック・コパス 「ラストデイズ・オブ・ザ・ワールド」・脚 本 レイ・ハーディング・撮影監督 リチャード・ブラック・V F X デヴィッド・ブース「サンクタム」【キャスト】・リチャード・ロクスバーグ(そらそままさき) 「サンクタム」・サム・ニール(野島昭生)「ジュラシック・パーク」・クレア・フォラーニ(ちふゆ)「ザ・ロック」・フランシス・オコナー(東條加那子)「A.I.」・ベン・クロス(池田ヒトシ)「スタートレック」※ウラ面【仕 様】・型 番 ASBX-5432・製作年度 2010年・製 作 国 イギリス、ニュージーランド合作・原 題 Ice・そ の 他 片面1層、カラー、MPEG-2、DOLBY DIGITAL、 NTSC 日本市場向、DVD、レンタル専用・発 売 元 株式会社パラディソ・販 売 元 アミューズソフト・収 録 本編約94分・サ イ ズ 16: 9 LB ビスタサイズ・音 声 1.英 語 オリジナル 2.0ch ステレオ ドルビーデジタル 2.日本語 吹 替 2.0ch ステレオ ドルビーデジタル・字 幕 1.日本語字幕 2.日本語吹替用字幕【ジャケット】・オモテ面:----・ウラ面 :ついにロンドン全滅、 地球に未来はなくなった 人類最大の危機、首都ロンドン豪雪崩壊! 迫力のパニック・ムービーオモテ面は、【前編】と同じもの。【前編】が【後編】に代わっているだけ。紛らわしいから、個人的には違うイラストを使って欲しかった。ウラ面は、雪と氷に覆われたロンドンの画像。いい雰囲気だ。レイアウトそのものは【前編】と同じだが、使われている画像が違うだけで、ずいぶんと雰囲気が変わっている。ただ、悪くはないと思うのだが、残念ながらストーリーが伝わって来ない。もうちょっと物語を連想させる画像を選択してくれていたら、言うことはなかったんだけどね。惜しいっ!※ピクチャディスク【感 想】「明日のないデイ・アフターは、3年後 PART 2」後編は、怒涛の勢いで物語が展開する。(状況が悪化する) あっという間に北極圏の氷が溶けて、氷河期が訪れるのだ。数ヶ月とか数日とかのレベルではなく、わずか数時間である。これには、ビックリした。(笑)――雪上車でヘイロー社の石油掘削基地から脱出したトムとサラ。立ちふさがる絶壁を超える途中で、2人の男に助けられる。アメリカの観測所の隊員で、掘削基地からのSOSで駆けつけたのだ。彼らと一緒にCIAの秘密施設に逃げ込んだ彼らは、古い機材を使って外部との連絡を試みる。その頃、イギリスでは厳しい気候の変化が訪れ、パニックに陥っていた。首相は、トムの進言に従い、国民に南への避難を命じる。それは、祖国を捨てることだった。一方、不法移民を収容する施設に連れて行かれたトムの妻は、取調室に監禁されてしまう。娘のミリーと義父が助けに向かうが、既にロンドンの街は機能していなかった。しかし、幸いにもトムからの電話を受けたミリーは、助けを求める。トムは、妻子を助けるために、ガレージに保管されていた古い小型機でイギリスに向かう。……というお話し。カナダのデザスターTVMも顔負けの破天荒な展開だった。でも、何故か地味。(笑) これも、お国柄だろうか。これが米国製で、然もアサイラムが撮ったなら、トムは間違いなく氷河期を食い止めるために北極圏の海底で核爆発を起こすだろう。氷を溶かす熱水を止めれば、全て解決ってワケだ。たぶん、近くにいたロシアの原潜に国際協力を呼びかけ、原潜ごと熱水口に突っ込むんだな。でも、トムだけが脱出ポッドで助かる。(笑) サラは一人乗りのポッドにトムを押し込め、「私は2号(愛人)になりたくないの」とか言ってキスするような気がする。脱出ポッドが海上に顔を出すと、そこにケンジがいて、シロクマの生態をビデオ撮影していた。そんな感じになるに違いない。(笑)カナダのTVMなら、あくまでもエコロジー路線だ。太陽光のビームでロンドンを覆った雪と氷を溶かそうとするだろう。けれど、そんなことをしたら、ロンドンは水没することになる。必死で止めようとするトムの願いも虚しく首相は決断。ビームは発射され、ロンドンは水没する。トムは、収容所で助けを待つ妻子を助けられるのか? ……というお話しになるに違いない。(苦笑)雪と氷の世界から一転、温水まみれの大洪水。ヴィジュアル的にも面白いと思うな。(笑)イギリスとニュージーランドの合作映画は、TVMにもかかわらず地味な展開だった。緻密で科学的な考証をするでもなく、ポリティカルな側面も描かない。男が妻と娘を助けるため、“八甲田山/死の行軍”に挑むだけ。つまらない。(溜息)第一、国民に南への脱出を命じるのってヘンじゃない? イギリスって島国でしょ? 難民を受け入れなかったイギリス人を、他の国々が受け入れると思っているのだろうか? 首相は自国民の受け入れについて各国と交渉したのだろうか? そもそも、どうやって海を渡るんだ? 海峡も凍ったのだろうか? だからって海を渡れるのだろうか? ひとりの男が妻子を助ける旅路よりも、重要な物語があると思うな。『デイ・アフター・トゥモロー』は、すべての手配を終え、後は圧倒的なスペクタクル映像で押し切った。それを低予算のTVMで再現しようとしたのが、間違いだな。(苦笑)終わりが近づくにつれて、緊張感がなくなり、最後は“ソリで滑りおりる”って……。ずいぶん幼稚なクライマックスだった。(笑)後編は、オススメ致しません!
2017.02.13
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0680 デイアフター2020/首都大凍結【前編】※オモテ面【スタッフ】・製作総指揮 ジャスティン・ボドル 「デイアフター/首都水没」・監 督 ニック・コパス 「ラストデイズ・オブ・ザ・ワールド」・脚 本 レイ・ハーディング・撮影監督 リチャード・ブラック・V F X デヴィッド・ブース「サンクタム」【キャスト】・リチャード・ロクスバーグ(そらそままさき) 「サンクタム」・サム・ニール(野島昭生)「ジュラシック・パーク」・クレア・フォラーニ(ちふゆ)「ザ・ロック」・フランシス・オコナー(東條加那子)「A.I.」・ベン・クロス(池田ヒトシ)「スタートレック」※ウラ面【仕 様】・型 番 ASBX-5431・製作年度 2010年・製 作 国 イギリス、ニュージーランド合作・原 題 Ice・そ の 他 片面1層、カラー、MPEG-2、DOLBY DIGITAL、 NTSC 日本市場向、DVD、レンタル専用・発 売 元 株式会社パラディソ・販 売 元 アミューズソフト・収 録 本編約94分・サ イ ズ 16: 9 LB ビスタサイズ・音 声 1.英 語 オリジナル 2.0ch ステレオ ドルビーデジタル 2.日本語 吹 替 2.0ch ステレオ ドルビーデジタル・字 幕 1.日本語字幕 2.日本語吹替用字幕【ジャケット】・オモテ面:----・ウラ面 :西暦2020年、エネルギー危機対策の 最終兵器が稼動する 人類最大の危機、首都ロンドン豪雪崩壊! 迫力のパニック・ムービーロンドンの大時鐘“ビックベン”(エリザベス・タワー)が氷に覆われ、大観覧車も雪に埋もれている。左下には、ユニオン・ジャックがモンタージュされていて、イギリス映画であることを主張している。なかなか良いイラストだが、ビッグベンの下にタンカーが見えたり、右下方向には、人影が3つ見えるところが、安っぽい感じがある。タンカーが描き込まれているのは『デイ・アター・トゥモロー』を連想させるためだろう。本作品では、妻子を助けるために雪の中を歩いたのは、主人公のトムと弁護士のサラだけだ。イメージ優先なのは良いが、ここは、人影2つにして欲しかった。ウラ面は、北極圏の石油掘削基地の画像が大きく使われていて、ヘリポートに爆発が起きているところからすると、崩壊直前のシーンだろう。その下には、本編からの取り込み画像が端正に並べられていて、雰囲気が伝わって来る。いいデザインだ。※ピクチャディスク【感 想】「明日のないデイ・アフターは、3年後」就任したばかりの大統領が、中東・アフリカ7ヶ国の人たちを入国禁止にした。「現実に、こんなことをするヤツがいるんだぁ」と少なからずビックリした。まるでB級映画に出て来る独裁政治家みたいだ。(笑)本作品の背景も、やや特殊で、イギリスは“鎖国”状態になっている。世界各地で砂漠化が進んで難民が増大。イギリスは難民の入国を禁止したのだ。だから、夫の父親を訪ねてイギリスに渡ったアメリカ人の妻が拘束され、収容所に送られてしまう。まるで、戦時下の敵国民扱いだ。今にして思うと、こうした背景をキチンと描いた方が、デザスター映画としては緊迫感が増したと思うな。そう、あまり締まりのないデザスター映画だった。(笑) イギリスとニュージーランド合作のTVM。エネルギー問題を絡めたパニック映画は、カナダの“十八番”だが、それに較べると、だいぶ地味な仕上がりになっている。ストーリーとしては、『デイ・アフター・トゥモロー』の焼き直しの感じは否めない。特に、後編は、そうだ。原作があるようだから、一概に「パクリだ!」とは言えないが、素晴らしくよく似ている。(笑)――2020年。地球温暖化の危機が叫ばれる中、懸念される化石燃料の枯渇への対策として、北極圏での石油掘削が始まる。これを一手に引き受けたヘイロー社にとっても社運を賭けた一大事業だった。気象学者のトムは、掘削によって氷河が溶け出し、大西洋の温暖な海流を止めてしまうと警告する。そうなれば、氷河期が訪れることになる。しかし、その主張は受け入れられず、彼は仕事を辞める決意をする。ところが、掘削基地で働く友人から「決定的な証拠を手に入れた」と連絡があり、急遽、基地に向かうことになる。その動きを察知したヘイロー社の社長カバナーは、監視役として顧問弁護士のサラを向かわせる。……というお話し。前編は、ヘイロー社の石油掘削基地を中心に物語は展開する。序盤は、説明不足なところが多々あって、腑に落ちないところがある。トムの焦りやカバナーの目論見なども釈然としない。そのため、軽いフラストレーションを覚える。けれど、サラが基地に赴任した辺りから、アクション映画のような展開になっていくので、視聴者としては充実感が得られる。なにしろ彼女は、主人公顔負けの活躍をみせるのだから。もっとも、彼女が命を賭して回収したビデオカメラは、その後、有効活用されることなく忘れ去られてしまう。あの映像が事態を大きく変えるキッカケになったなら溜飲を下げることが出来たんですけどね。主人公の学者、トム・アーチャーを演じるのは、リチャード・ロックスバーグ。スティーブン・ソマーズ監督の『ヴァン・ヘルシング』でドラキュラ伯爵を演じていた。大作にも出て、いい役所も得ているのに、いまいちパッとしない。女性弁護士のサラを演じるのは、フランシス・オコナー。リチャード・ドナー監督の『タイムライン』でヒロインを演じたが、その後はあまりパッとせず。でも、本作品では、なかなか健闘していたと思う。ヘイロー社のカバナー社長を演じるのは、サム・ニール。個人的には、イザベル・アジャーニと共演した『ポセッション』の印象が強いが、一般的には『ジュラシック・パーク』だろうなぁ。監督は、ニック・コパス。イギリスのSF作家『トリフィドの日』をベースにしたTVM『エンド・オブ・ザ・ワールド』を撮っている。(同じ原作で『人類SOS』という古い作品があり、こちらは名作) いまは、もっぱら米国でTVドラマの監督をしているようだ。前編に関して言えば、サスペンスなのかアクションなのかミステリーなのか、どっちつかずの印象になってしまったのは、失敗でしょう。CGや特撮の出来映えが、そこそこ良かっただけにザンネン。(苦笑)少しだけオススメ!
2017.02.12
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0679 デイアフター※オモテ面【スタッフ】・監督・脚本 ブライス・ディクリストファーロ・製 作 ヘザー・ウォーレス【キャスト】・ブライス・ディクリストファーロ・レイチェル・トンプソン・ブライアン・M.バローン・ダリル・マクガイアー・ジェシカ・グラチアーノ・ローレン・ブラウン・ジェイムス・フォーリー・ウィリアム・L.ホワイタクレー・カール・ヴェルナ・レイチェル・アレンズ・スーザン・ユング・ジャッキー・スタール 他※ウラ面【仕 様】・型 番 COMT-023・製作年度 2011年・製 作 国 アメリカ・原 題 APOCALYPTIC:THE TSUNAMI WAR・そ の 他 片面1層、カラー、MPEG-2、DOLBY DIGITAL、 NTSC 日本国内向、DVD、セル専用・発 売 元 メディアトップ・販 売 元 コンマビジョン・収 録 約87分・サ イ ズ 16: 9 LB ビスタサイズ・音 声 1.英語 ステレオ・字 幕 1.日本語字幕【ジャケット】・オモテ面:人類の未来 それは地獄・ウラ面 :仁義なき黙示録 新たなる世界を支配するのは 血と暴力による秩序廃墟になった大都市に、上空に描かれた地球から光線が射し込んでいる。モノトーンの廃墟と青い地球の対比、イエローからオレンジへのグラデーションで描かれた光が美しい。中央には、両手にカタナを持った女戦士がひとり。これって誰?(笑)いい出来映えのイラストだが、本編とかけ離れすぎて意味不明。困ったものだ。ウラ面は、ほとんどヤクザ映画みたいなデザイン。ヤクザ映画って、キライなんだよねぇ……。(汗)【感 想】「勘違いシロートの撮ったアクション映画(たぶん)」昔、『ザ・デイ・アフター』というTVMが評判を呼んだ。核戦争の恐怖を生々しく描いたドラマで、日本では劇場公開もされた。監督は、ニコラス・メイヤー。もともとは脚本家でTVM『アメリカを震撼させた夜』で頭角を表し、初監督作品『タイム・アフター・タイム』で認められた。『スタートレック』シリーズにも長く関わった。ひと味違う作品に仕上げる方で、個人的には好きな監督さんだ。(笑)本作品を観ながら、似たタイトルの昔の名作のことを思い出していた。「こんなのを観ないで、『ザ・デイ・アフター』を観れば良かったな」と……。(笑)――巨大津波の被害で混沌とした世界。犯罪の温床となっているフロリダの或る町に、1人の男が帰って来る。その名は、アッシュ。彼を巡って、さまざまな人たちが動き始める。……というお話し。低予算のTVMかビデオ映画だろうと予想はしていたが、ヘタクソな“なりきりヒーロー”ものだとは思ってもいなかった。タイトルから推してデザスター映画を期待していたんですけどね。スペクタクル・シーンは皆無でガッカリした。(汗)ハードボイルドを気取った主人公(走り方がカッコ悪く、運動音痴なのがバレバレ)、善良な彼の仲間たち、暗躍する犯罪組織、日本人らしい女剣士……。そんなのが物語を紡ぐわけだが、カッコつけたセリフのせいか、みなさん何をしたいのか、さっぱり分からない。私の理解力が衰えたのか、作り手の表現力が乏しいのか、原因は定かでないが、“巨大津波襲来後の世界”という設定が全く活かされていないことを考えると、十中八九、後者だろう。それに、何故か、ほとんどの場面で映像のピントが甘く、クローズアップのショットしか合っていない。意図的なのかどうか知らないが、そうでないとすれば、とんだマヌケだ。(笑)また、ひどく音が悪い。割れたり途切れたりしている。その上、音楽がセリフを消してしまっていたり、マイクが拾ったノイズもそのままだったりする。そうかと思うと、効果音が入ると音楽が途切れたり、まるでシロート作品のようだ。(溜息)よく分からないのが、静止画のアニメが挿入されるところ。アクション・シーンになると、アニメになる。主演俳優は運動音痴だし、スタントやらコーディネーターやらを雇うお金もなかったんだろうなぁ。(笑)西部劇のような酒場の喧嘩シーンでは、バンドの映像を挿入してアクションを誤魔化しているところからすると、確信的だな。小賢しい。ストーリーは、……よくわからなかった。(笑)映像に力がなく、さりとてお芝居で魅せるわけではなく、アクションにもスピード感も緊迫感もなく、とても集中して観ていることが出来なかった。煙草を吸ったり、珈琲を淹れたり、トイレに立ったり……。正直なところ何かのついでに観たようなものだなぁ。(苦笑)オススメ致しません!(ダストシュート行き!)
2017.02.11
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0678 人間狩り※オモテ面【スタッフ】・製 作 山田浩貴・プロデューサー 西健二郎 仁義屋徒・ラインプロデューサー 植田中 家次勲・撮影・録音 植田中・照 明 八木重憲・音 楽 中小路マサミ・脚本・監督 江面貴亮・制作協力 マンドラゴラ☆ピクチャーズ・製 作 GPミュージアムソフト・ジャケットデザイン 太田雅之(SONIC ARTS)・ビデオグラム版スーパーバイザー 伊藤義之 池亀亮輔 細谷竜一 原 大輔 小寺勝也 岡嶋正明【キャスト】・ほしのみゆ・佐藤幹雄・植田靖比呂・永栄正顕・薫 桜子※ウラ面【仕 様】・型 番 DMSM-7801・製作年度 2008年・製 作 国 日本・原 題 ----・そ の 他 片面1層、カラー、MPEG-2、DOLBY DIGITAL、 NTSC 日本国内向、DVD、レンタル専用・発 元 GPミュージアムソフト・販 売 元 GPミュージアムソフト・収 録 本編63分+映像特典39分・サ イ ズ 4: 3 スタンダードサイズ・音 声 ステレオ・字 幕 ----・映像特典 Making of 人間狩り【ジャケット】・オモテ面:ナニカ、イル…!・ウラ面 :これは本当に起きた 恐怖の記録かもしれない…鬱蒼と木々が茂った森、こちらに向かって伸ばされる手、その手のひらに包まれるように女の子の画像。暗めの仕上がりは、ホラー映画であることを主張しているのだろうが、それ以前にチープさが目立つ。もう少し細部まで丁寧に仕上げましょうよ。(笑)それにしても、中央の女の子が、ほしのみゆ? 「こんな子、出てなかったぞ」と思っていたが、出ていたらしい。てっきり巨○の女の子の方がメインだと思っていた。(汗)ウラ面は、更にチープで下品になる。日本の激安ホラー映画のジャケットって、どうしてこんな風になるんだろう? 知性が感じられない。(溜息)※ピクチャディスク【感 想】「イメージの貧困」「童○のホラー映画オタクが、女性のお○ぱいを見たくて映画を作っちゃいました!」みたいな作品。(笑)一応、POV形式だが、全く意味はなく、ただ単にビデオカメラが1台しかなかったから「そうしました!」ってだけのような気がする。(苦笑)――女子大生のシズカとアケミは、先輩のカズオとマサオに誘われて山のコテージへキャンプに出掛けることになる。4人のほかに自称映画監督のナオトが同行する。5人は山で遊び、BBQをして楽しい時間を過ごす。しかし、夜になって、ナオトは、シズカとアケミを使ってAVを撮ろうと豹変する。二人は、カズオの手引きで森の中に逃げ込むが、そこで“何か”と遭遇する。……というお話し。何がダメって、AVの撮影に持ち込もうとして持ち込めずにグダグダするところ。(笑)たぶん、監督さんには、どうやったら女の子とHが出来るのか、イメージがわかなかったのだろう。もしかしたら、監督さんはドー○イじゃないか?(笑)いまどきAVの方が、リアルなHシーンを撮る。それに較べたら、本作品はオママゴトに等しい。女子大生2人を演じたほしのみゆさんと薫桜子さんは、グラビアアイドルだろうか。……セクシーアイドル? この手のジャンルは、レンジが広いから何とも言えないが、限りなく○○女優さんに近い。いずれにしても、相応にお芝居がヘタだった。(苦笑)ナオト役を演じた役者さんも、やたらと“凄む”のだが、訛がなのか変なイントネーションがあって緊張感が殺がれてしまった。最後まで顔を出さないけど、せめてちゃんとした役者さんをつかいましょうよ。“何か”=変態の村人(?)が、女の子を捕まえて殺害するシーンを描けないのも、イメージがわかなかったからだろう。直接的な殺戮シーンはなく、どれも“殺された後”である。血糊を塗って、役者さんがうつろな目をするだけ。食肉のように、殺した男の体をナタで切るシーンも、シルエットで誤魔化している。笑ってしまうのは、変態村人の手が“泳ぐ”ところ。あーあ、シロート丸出しじゃん。ちゃんと演技をつけろよ。(笑)驚いたことに、この監督さん、たくさんのオリジナルビデオ(OV)に携わっている。この程度の才能とスキルで、よく仕事が来るものだ。狭い世界なんだなぁ。それにしても、やっぱりビデオ製作って儲かるようだ。こんな中途半端なエロ&ホラー作品でも流通さえすれば利益を生むらしい。羨ましい限りだ。(笑)こういうイメージが貧困な作品を観るとビンボーが感染るので、観るのはやめましょう。オススメ致しません!
2017.02.10
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0677 フルスロットル※オモテ面【スタッフ】・監 督 カミーユ・ドゥラマーレ・脚 本 リュック・ベッソン・『アルティメット』原案 リュック・ベッソン ビビ・ナセリ【キャスト】・ダミアン……ポール・ウォーカー(森川智之)・リノ…………ダヴィッド・ベル(斉藤次郎)・トレメイン…RZA(遠藤大智)・ローラ………カタリーナ・ドゥニ(棟方真梨子)※ウラ面【仕 様】・型 番 1000536808・製作年度 2013年・製 作 国 アメリカ・原 題 BRIX MANSIONS・そ の 他 片面2層、カラー、MPEG-2、DOLBY DIGITAL、 NTSC 日本市場向 輸出禁止商品、DVD、 レンタル専用・発 売 元 アスミック・エース ワーナー・ブラザース・ ホームエンターテイメント・販 売 元 ワーナー・ブラザース・ ホームエンターテイメント・収 録 本編91分+映像特典 2分・サ イ ズ 16: 9 LB シネマスコープサイズ・音 声 1.オリジナル (5.1ch サラウンド)ステレオ 2.日本語 (5.1ch サラウンド)・字 幕 1.日本語字幕 2.日本語吹替用字幕・字幕翻訳 松崎広幸・吹替翻訳 橋本真砂子・映像特典 予告編集(日本版劇場予告編、 日本版劇場予告編30秒、 日本版TVスポット)【ジャケット】・オモテ面:「ワイルド・スピード」シリーズ ポール・ウォーカー 最期の主演作!! 身体能力【全開《フルスロットル》】で跳べ。 究極の“ゼロG《無重力》”アクション 誕生!!・ウラ面 :その跳躍に《驚愕!》その神業に《興奮!》 都市ひとつを消し去る最凶の爆弾が デトロイトを狙う! 300万人の命は、この2人に託された!爆発から飛び出しているポール・ウォーカーとダヴィッド・ベルのイラストがオモテ面。爆発の中には、トレメイン役のRZAだ。タイトルの下には、土煙をあげて疾走するムスタング。何だかB級アクション映画っぽいデザインだ。とてもメジャー作品には見えないな。P.ウォーカーでうるなら、もっと彼をスターとして扱わないと……。身体を張ってアクションをこなしたダヴィッド・ベルに対する遠慮が中途半端な出来映えにしてしまった。ウラ面も、やっぱりB級アクション映画っぽい。(笑) 上方に超絶アクションの静止画が並んでいるが、こういうところが安っぽいと思うのだ。キャットファイトを繰り広げた女子2人が、並んでいるのも、「何だかなぁ」と思う。作品の中での人間関係が、ジャケットにも反映されないと……。総じて、考えナシの出来映えの悪いジャケットだった。※ディスク【感 想】「ハリウッド版リメイクが米国映画に見えない」どこかで観たことがあるなぁと思っていたら、リュック・ベッソン製作の『アルティメット』のリメイク版だった。(苦笑)正直なところオリジナルが、どんな作品だったのか思い出せないが、本作品の方が“ユルユル”な印象。悪くはないが、肉体を使ったアクションのわりには、しまりがない感じだ。ポール・ウォーカーの最後の主演作品と謳っているだけに言いにくいのだが、リノを演じたダヴィッド・ベルに較べると、身体能力の差が歴然としており、主演としては物足りなかった。何だか、彼でない方が良かったような気がする。(ファンの方、ゴメンナサイ)――2018年、デトロイト。12mの隔離壁で囲われた犯罪地帯“ブリック・マンション”は、麻薬王のトレメイン・アレクサンダーに支配されていた。そこに住むリノ・デュプリーは、トレメインの麻薬を下水に流して始末してしまったことから報復を受けることになる。トレメインに買収された警察に捕まった上、別れた恋人のローラも拉致されてしまう。一方、潜入捜査官のダミアン・コリアーに緊急の指令が下る。トレメインに強奪された中性子爆弾のタイマーを止めること。猶予は、わずか10時間。然も、彼の相棒に選ばれたのは、“ブリック・マンション”出身のリノだった。……というお話し。ストーリー展開は、オリジナルとほぼ同じだったような気がする。それだけに、どうアイデンティティを見いだすかが成功のカギだが、本作品の監督さんは、その点は無頓着だったように思える。或いは、脚本に名前を連ねたリュック・ベッソンに遠慮して自由に撮れなかったか……。(苦笑)そもそもハリウッド版のリメイクなのに、何故だかフランスのアクション映画みたいな雰囲気を漂わせているのが、間違っているような気がする。デトロイトには見えない(デトロイトがどんなところかは知らないが……)し、色彩が欧州っぽい。キャストにしても、ダヴィッド・ベルを使わざるを得なかったのは分かるにしても、チャニング・テイタムでも良かったのでは?RZAは存在感があって良かったが、この際、何にでも出演するモーガン・フリーマンにしたい。部下を射殺するシーンを削除すれば、喜んで引き受けてくれるんじゃないか? ストーリー的にも、その方が整合性があるしね。(笑)ローラ役は、クロエ・グレース・モレッツなんかどうだろ? いやいや、年齢的に不釣り合いだから、ローナ・ミトラが適任かも知れない。キャットファイトもあるし。勝っちゃいそうだけど。(笑)市長役は、B級映画の悪役が板について来たサム・ニールだな。もともと悪役顔だし、あの胡散臭いニヤケ顔が、この役には相応しい。そうなると、監督は、ニール・マーシャルだな。『ドゥームズデイ』と、だいぶカブるところはあるけど、あの勢いで撮ってくれたら、面白い作品になるんじゃないかなぁ。でも、本作品はイマイチだったから、ポール・ウォーカーのファンにだけオススメ!(笑)
2017.02.09
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0676 RE KILL[リ・キル]/対ゾンビ特殊部隊※オモテ面【スタッフ】・製 作 ジュリアス・R.ナッソー 『NARC/ナーク』 コートニー・ソロモン 『ガンズ・アンド・アトレンジャー』・監 督 ヴァレリー・ミレフ 『クライモリ/デッド・ホテル』・脚 本 マイケル・ハースト『NINJA』・音 楽 ジャスティン・ケイン・バーネット 『ゲッタウェイ/スーパースネーク』・撮 影 アントン・バカースキー 『CODE RED/コード・レッド』・視覚効果 アンドリュー・サマーズ 『トロン:レガシー』・特殊効果 イヴォ・ジフコフ 『エクスペンダブルズ』シリーズ ゲオルギー・カラドジョフ 『エクスペンダブルズ』シリーズ【キャスト】・スコット・アドキンス『エクスペンダブルズ2』・ブルース・ペイン『パッセンジャー57』・ロジャー・クロス『24 TWENTY FOUR』シリーズ※ウラ面【仕 様】・型 番 TMSD-393・製作年度 2015年・製 作 国 アメリカ・原 題 RE KILL・そ の 他 片面1層、カラー、MPEG-2、DOLBY DIGITAL、 NTSC 日本国内向、DVD、レンタル専用・発 売 元 株式会社トランスフォーマー・販 売 元 株式会社トランスフォーマー・収 録 本編87分・サ イ ズ 16: 9 LB ビスタ・音 声 1.英 語 ステレオ 2.日本語吹替 ステレオ・字 幕 1.日本語字幕 2.吹替用字幕・字幕翻訳 ブレインウッズ【ジャケット】・オモテ面:全人類、 8割ゾンビ。・ウラ面 :人類の80パーセントがゾンビ化! アウトブレイクから5年後。 ゾンビを再殺《リ・キル》するために作られた 最強部隊の戦いの記録――。 ゾンビ vs 人類。最終戦争、勃発。トランスフォーマーからのリリースなので、ジャケットの出来映えは、イマイチ。スコット・アドキンスを中央に特殊部隊の隊員が周囲を囲み、ゾンビの大群を相手にしている。背景は、ビル街で、ヘリも飛んでいる。ソフトフォーカスをかけたような仕上がり具合いで、ピリッとしない。それは、ウラ面も同じで、特殊部隊の隊員たちが、みんなバストショット以上の画像しか使っていない。どうして全身を見せるとかしなかったのだろう。その方が、動きが表現できる。これだけギュウギュウに詰めてしまうと、かえって動きがそがれてしまう。これは、失敗いでしょう。(苦笑)※ピクチャディスク【感 想】「米国人口増加を目指す会の会員になりたい(ワクワク)」全人類の80%がゾンビと化した世界が舞台。かなり思い切った設定だ。(笑)現在の世界の総人口が72億人くらいだから、人間は14億人しかいないってことになる。これは、1880年代の人口だ。ガソリン自動車が開発された頃で、まだまだ現代的な生活には程遠い時代だ。『BTTF3』では、ドクが飛ばされた1850年にはガソリンが発明されておらず、ガス欠のデロリアンを動かすことが出来ないってところがポイントだった。そう考えると、都市機能を有したエリアだけに人類が生存していたとしても、産業はどうなるのだろう。いまと同じ生活水準を維持することは不可能ではないか。米国の人口は 3億人くらい。その 2割が生き残った人類だとすると、わずか 6,000万人。米国の面積は 9,834,000平方kmだから0.16平方kmに 1人だ。 400m四方に 1人しかいないことになる。2億4千万のゾンビをどこに隔離し、農地や工場施設をどうやって確保したのか、知りたいものだ。(笑)生き残った人類の半分を労働人口だとすると 3,000万人。ゼネラルモーターズの従業員数は20万人くらいだから、この数字がいかに小さいかが、よく分かる。ヘタしたら、自動車関係の産業だけで労働人口の半分を食われてしまうだろう。それは、よろしくない。車なんてなくても、一市民は困らない。ここはやはり、エネルギーと食糧の供給に労働力をさかなければ……。本作品は、そんな世界情勢の中で暮らす人々に向けたTV番組の体裁をとっている。CMもあれば、情報バラエティのような番組もある。メインは、ドキュメンタリー番組で、対ゾンビの特殊部隊を追った実録モノとなっている。これが、なかなかよく出来ていて面白いのだが、いかんせん、画像が暗すぎて、よく見えないのが難点。途中で、『スティーブン・セガールの警察24時!』を思い出してしまった。(笑)監督さんは、この世界観の作り込みに情熱を注いだようだ。CMの出来映えもよくて、減少した人口を増やすために「今夜、Hしゃう!」と訴える“米国の人口増加を目指す会”の広告には笑ってしまった。政府広報ではなく、関連団体が広告を流すところがリアルだ。こんな時代が来たら、私は模範的な国民になれる自信がある。(笑)ただ、1本の映像作品として観た場合、不満があるのも事実。ストーリーは、あってなきが如しだし、手ブレもヒドい上に、画面が暗くて何が起きているのか、さっぱり分からないシーンも多い。誰かがゾンビにやられたりすると生前のインタビュー映像が流れたりするので、辛うじて誰が生き残っているのか把握できる。これがなかったら、全く分からなかった。(苦笑)脚本家としては、ジョージ・A.ロメロ監督の『ランド・オブ・ザ・デッド』で示唆した“ゾンビの進化”に言及したかったのだろうけど、後半はグチャグチャで、TV番組としての演出なのか物語世界の中の事実なのか判然としなかった。残念。そんなわけで、少しオススメにしておきましょう!
2017.02.08
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0675 friends/もののけ島のナキ※オモテ面【スタッフ】・原 案 浜田廣介「泣いた赤おに」・脚 本 山崎 貴・監 督 山崎 貴 八木竜一・音 楽 佐藤直紀・主 題 歌 MISIA「Smile」(アリオラジャパン)・製 作 市川 南 亀井 修 平城隆司 飯島三智 加太孝明 島村達雄 北川直樹 小林昭夫 佐藤慶太 喜多埜裕明・エグゼクティブプロデューサー 阿部秀司 都築伸一郎 桑田 潔・Coエグゼクティププロデューサー 大村 信 山内章弘 大川武宏・企 画 川村元気・プロデューサー 沢辺伸政 上田めぐみ 守屋圭一郎 渋谷紀世子・アソシエイトプロデューサー 鈴木健幸 八木征志 今川朋美・CGスーパーバイザー 鈴木健之・アートディレクタ 勝又典子・チーフデジタルアーティスト 田川良典・S3Dスーパーバイザー 迫田憲二・サウンドデザイン 百瀬慶一・製 作 東宝 小学館 テレビ朝日 ジェイ・ドリーム ROBOT 白組 ソニー・ミュージックエンタテインメント 博報堂DYメディアパートナーズ タカラトミーアーツ Yahoo!JAPAN 阿部秀司事務所・製作プロダクション 白組 ROBOT【キャスト】・香取慎吾・山寺宏一・YOU・加藤清史郎・FROGMAN・新堂結菜・阿部サダヲ※ウラ面【仕 様】・型 番 SDV22199R・製作年度 2011年・製 作 国 日本・英 題 ----・そ の 他 片面2層、カラー、MPEG-2、DOLBY DIGITAL、 日本市場向、DVD、レンタル専用・発 売 元 小学館・販 売 元 東宝・収 録 本編87分+特典映像約 3分・サ イ ズ 16: 9 LB ビスタサイズ・音 声 1.日本語 5.1ch トルビーデジタル 2.日本語 2.0ch ドルビーデジタル・字 幕 1.日本語字幕・映像特典 予告編・特報【ジャケット】・オモテ面:どこまでも、 きみのともだち・ウラ面 :霧に隠された海の向こうには、 不思議なもののけの棲む島があった――。 傑作童話『泣いた赤おに』が原案、映画化!なんで『泣いた赤おに』が、こんなんなっちゃったんだろう? 理解出来ない。(笑)オモテ面もウラ面も、背景が違うだけで同じ構図。これって手抜きじゃないか? 見せ場のない作品だから仕方ないのかも知れないけど、もっと工夫をして欲しかった。ただ、オモテ面の画像は、手前と奥のボケ味を活かして、もっと立体感を出してくれていたら、魅力的なジャケットになったかも知れない。(笑)※ディスク【感 想】「何かヘン」CGは、いい出来映えだった。質感や重量感や空気の“厚み”みたいなものが足りないけど、まぁ上出来な部類ではなかろうか。(キャラクタデザインは未熟だと思う)……でも、何か、ヘン。観終えてから違和感が拭い切れない。赤鬼のナキは、人間に受け入れて欲しかったのか?コタケに会いたかっただけじゃなかったっけ?それが、どこで「人間と仲良くしたい」に変わったの?人間に母親を殺された恨みとは、どこで折り合いをつけた?うーん、何だか口の上手いヤツに騙されたような気分。赤ちゃんや子供が可愛いのは、母性・父性に訴えて、育てて貰うためだ。つまり、“可愛い”ってのは、ひとつの能力だな。可愛くない赤ちゃんや子供は、淘汰されてしまう。これは、種族を超えて共通している。猫が犬の赤ちゃんを育てたりするではないか。狼少女を例にするつもりはないが、人間の赤ん坊を育てた狼がいたとして、だからって、狼がすべての人間に噛みつかないって保証はない。「子供向けの映画なんだから、屁理屈こねるなよ」と叱られそうだが、だからこそ、ちゃんと考えて撮るべきだと私は思うのだ。一般向けの映画を撮る時間の倍はかけて欲しい。青鬼のグンジョーは、ナキが島では“浮いてる”から「オレが間に入って調整していたんだ」みたいなことを言う。でも、それが本当なら、恩を売るみたいでイヤな台詞だ。そもそも、島のもののけは、そんなメンツじゃなかったぞ。だいたい、姿を消せる能力があるなら、姿を消してコタケを人間の村に返せば良かったんじゃないの?他のもののけ達に、コワイ思いをさせる意味があったの?子供向けだからって、バカにしていないか?クライマックスでモンスターに変身するけど、「鬼じゃないじゃん!」って、ツッコミたくなった。ヤラセだってのは分かっているから、村人の小屋を壊さないのは、OK。でも、伏見稲荷みたいな鳥居を盛大に壊してたけど、あれはいいのか?アドリブ?ささいなことかも知れないが、何か根本的なことが間違っているような気がするのだ。それが、前述のようなカタチで出て来るのではないか?冒頭、かあちゃんが病気だから、もののけ島にキノコを取りに来たって話しだったから、重病で床に伏せているのかと思ってた。そうしたら、後半は、フツーに出て来るし、元気じゃん!子供が心配して危険をおかす理由になっていない。そういうトコは、キチンと拾っておけよ。(笑)監督は、『ALWAYS/三丁目の夕日』の山崎貴さん。やっぱり、インチキくさいよなぁ、この人の映画って……。美しい物語だから、貶すと、自分が悪者になったみたいでイヤだが、実際にそうだから仕方ない。「お前は素直じゃないんだよ」とか「映画的表現だからいいんだよ」とか、言われそう。確かに、涙を流したし、束の間、「いい映画だなぁ」とも思った。でも、腑に落ちないトコが多すぎるだよ、この作品は!オススメ致しません!
2017.02.07
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0674 琉神マブヤー5《イチチ》 DISC 2※ブックレット1【スタッフ】・チーフプロデューサー 古谷野裕一・プロデューサー 比嘉 洋・脚 本 久場長秀・演 出 川端匠志・演出助手 前里 茜 石田玲奈・制 作 中村将司 喜友名竜樹・撮 影 仲宗根健・アクション指導 翁長大輔・音 楽 上地正昭※ブックレット2【キャスト】・琉神マブヤー/カナイ…翁長大輔・龍神ガナシー/ニライ…末吉功治・凰人カナミー/ナミ……仲本紫野・セイラ……………………井上あすか・クレア……………………桃原 遥・朝基オジィ………………普久原明・カグラ……………………普久原ダン・モモ………………………普久原ローサ・トム………………………村山 靖・オバァ……………………吉田妙子・ハブクラーゲ……………与那嶺圭一・ハブデービル・光………ジェームス・光・マングーチュ……………椎名ユリア・オニヒトデービル………翁長武義・ヒメハブデービル………豊岡梨花・クーパー1・2号………堀川恭平 上地竜司 玉那覇仁・謝花親方…………………知名定男(特別出演)※ブックレット3【仕 様】・型 番 TEBI-39391-2・製作年度 2016年・製 作 国 日本・英 題 RYUJIN MABUYER・そ の 他 片面2層、カラー、MPEG-2、DOLBY DIGITAL、 NTSC、DVD、セル専用・発 売 株式会社テイチク エンタテインメント・販 売 株式会社テイチク エンタテインメント・リリース 2016.04.27.・価 格 3,611+税・収 録 [DISC 1]APPROX.110分 [DISC 2]APPROX.131分・サ イ ズ 16: 9 LB・音 声 リニアPCM STEREO (48kHtz/16bit)・字 幕 1.日本語字幕 2.ウチナーグチ字幕・映像特典 1.マブヤーと踊ろう(全12回) 2.NG集 3.CM集※ブックレット4【ジャケット】・オモテ面:----・ウラ面 :「琉神マブヤー4《ユーチ》」から約10年後。封入特典として、“マブイの書”が付いている。このブックレットの表紙は、ジャケットのオモテ面よりも良いデザインだ。動きがある。やっぱり、こうでなくちゃ。(笑)ブックレットの内容は、チャプターリスト、ストーリー、相関図&キャラクター紹介、ウチナーグチ解説と、盛り沢山になっている。何しろ、ディスク2枚で 241分。 4時間の長丁場だ。相関図やキャラクター紹介って重要だよなぁ。(このシリーズ、だんだん長くなっているな)※ピクチャディスク【感 想】「DISC 2 古の伝説2」ホテルのスタッフに誘われてサンセット・クルーズに参加したことがある。7月上旬だったので、ほとんど客はおらず、貸し切り状態だった。この時、クルーから「陽が沈む瞬間に緑色の光線を見ることが出来たら幸せになれる」と言われた。古くからある言い伝えだと言う。「それって、『天国に一番近い島』だろ?」と思ったが、口には出さなかった。観光客向けの宣伝文句みたいなものだが、それで皆が楽しむことが出来るなら、安いものだ。■第 9話「鍛錬のマブイストーンがデージなってる!」“鍛錬”のマブイストーンがマジムン軍団に奪われてしまう、というお話し。モモがカナイの後を追ってしまい、変身出来なくなるシーンが面白かった。然も、モモは、たまたま出会ったハブクラーゲンらマジムン軍団について行ってしまう。(笑)カグラが、父ニライがガナシーが変身するのを見てしまったり、ニフエが登場したり、忙しい回だった。■第10話「空手に先手なしのマブイストーンがデージなってる!」カナイがモモを捜している間に、“空手に先手なし”のマブイストーンをマングーチュらがゲットする、というお話し。ハブデービル光とマングーチュが、マブヤーとガナシーにバームクーヘンを差し入れる。何故?(笑)空手のマブイストーンが復活し、モモはマジムン軍団のもとで寝入ってしまう。いよいよ物語も佳境に入って来た。■第11話「カグラがデージなってる!【前編】」ハブクラーゲンらマジムン軍団は、モモの“親衛隊”を結成する。マジムンデービルの魔の手から守るためだ。一方、母の幻を見たカグラは封印の丘に行ってマジムンデービルを倒す決意をする、というお話し。マジムンデービルの策略によっ関係者一同が“封印の丘”に集まる。ニライ親子やハブデービル一族の対決もあって、なかなかシリアスな1話だった。■第12話「カグラがデージなってる!【後編】」ヒジュルゾーンが開き、カグラはマジムンデービルに乗り移られてしまう。肉体を得て、封印を解かれたマジムンデービルは無敵だった、というお話し。セイラが謝花親方の末裔であることが明らかになる。シーズン全体の構成を考えての伏線とはいえ、ここまでは長かったなぁ。(笑)■第13話「空手のマブイストーンがやっぱりデージなってる!」ナミからマブイ(魂)を受け継いだセイラが凰人カナミーに変身して、マジムンデービルと対決する。一度は負けかけたものの、ガナシーとマブヤーも加わり、互角の闘いが繰り広げられる、というお話し。本シリーズの基本的テーマが、力いっぱい語られる。やや散漫だが、気持ちの良い1話だった。“緑色の光線”は、夕陽を凝視し続けたことで反対色の残像が見えるだけだと言う人もいる。たぶん、そうなのだろうけど、それって夢がない。(笑)本シーズンのエンディングは、「いまの子供たちは捨てたものじゃないよ」の一言でマジムンデービルは眠りにつき、大団円を迎える。毎シーズンのことだが、この大団円が心地よい。特に今回は世代交代を予感させる終わり方のなので、感慨もひとしおだ。■映像特典1.マブヤーと踊ろう! マブヤーだけでなく、マングーチュやガナシー、マジムン軍団のハブクラーゲンと空手道場の子供たちが踊る。2.NG+未公開シーン集3.CM集マジムンと人間が仲良く暮らす世界が訪れることを願って、超オススメ!
2017.02.06
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0673 琉神マブヤー5《イチチ》 DISC 1※オモテ面【スタッフ】・チーフプロデューサー 古谷野裕一・プロデューサー 比嘉 洋・脚 本 久場長秀・演 出 川端匠志・演出助手 前里 茜 石田玲奈・制 作 中村将司 喜友名竜樹・撮 影 仲宗根健・アクション指導 翁長大輔・音 楽 上地正昭※ウラ面【キャスト】・琉神マブヤー/カナイ…翁長大輔・龍神ガナシー/ニライ…末吉功治・凰人カナミー/ナミ……仲本紫野・セイラ……………………井上あすか・クレア……………………桃原 遥・朝基オジィ………………普久原明・カグラ……………………普久原ダン・モモ………………………普久原ローサ・トム………………………村山 靖・オバァ……………………吉田妙子・ハブクラーゲ……………与那嶺圭一・ハブデービル・光………ジェームス・光・マングーチュ……………椎名ユリア・オニヒトデービル………翁長武義・ヒメハブデービル………豊岡梨花・クーパー1・2号………堀川恭平 上地竜司 玉那覇仁・謝花親方…………………知名定男(特別出演)※ピクチャディスク【仕 様】・型 番 TEBI-39391-2・製作年度 2016年・製 作 国 日本・英 題 RYUJIN MABUYER・そ の 他 片面2層、カラー、MPEG-2、DOLBY DIGITAL、 NTSC、DVD、セル専用・発 売 株式会社テイチク エンタテインメント・販 売 株式会社テイチク エンタテインメント・リリース 2016.04.27.・価 格 3,611+税・収 録 [DISC 1]APPROX.110分 [DISC 2]APPROX.131分・サ イ ズ 16: 9 LB・音 声 リニアPCM STEREO (48kHtz/16bit)・字 幕 1.日本語字幕 2.ウチナーグチ字幕・映像特典 1.マブヤーと踊ろう(全12回) 2.NG集 3.CM集【ジャケット】・オモテ面:----・ウラ面 :「琉神マブヤー4《ユーチ》」から約10年後。主要登場人物が総出演のオモテ面。カグラが出ていないのは、クライマックスのネタバレをしないためだろう。宣材の画像をモンタージュしただけなので、ちょっと素っ気ない。下地が白いのも、イマイチだ。もう少し華やかで、表情のあるデザインにして欲しかった。(汗)ウラ面は、一転して動きのある画像を中心にデザインして、表情が豊かだ。カグラとニフエの画像が1枚あるが、モモやセイラが登場していないのは、納得できないかなぁ。キーになる登場人物が2人も出て来ないのは、残念だ。※ピクチャディスク【感 想】「DISC 1 古の伝説1」オープニングで語られる伝説を書き記すと次のようになる。「沖縄が琉球と呼ばれていた古の時代、遥か昔からこの島に住んでいたマジムンデービルは、人間をこの島が追い出そうと、その勢力を拡大していた。マジムンデービルの猛威になす術のなかった人間たちだったが、彼らの中から1人の武術家、謝花親方が立ち上がった。彼は自分たちの身を守るために或る武術を生み出し、琉球の人々に伝えて行った。人々は、その武術を空手と名付けた。空手を習得した武術家たちは、マジムンたちを次々と撃破し、形勢は一気に逆転する。狡猾な策士でもあるマジムンデービルは、人間に化けて伝説の武術家の弟子になりすまし、空手の秘伝を奪うことに成功した。空手を異形のものに変化させ、更なる力を手に入れたマジムンデービルだったが、壮絶な死闘の末、マジムンデービルは謝花親方にヒジュルゾーンへと飛ばされ、空手のマブイストーンによって封印された。封印を解くことが出来ぬよう、謝花親方は彼の一族にしか抜けぬサイを突き刺した。こうして封印されたマジムンデービルは、人間への復讐を誓いながら、いまも封印の丘に眠っている」■第 1話「空手のマブイストーンがデージなってる!【前編】」ミノカサーゴの陰謀が解決してから数年後。カナイとクレアとの間にモモが誕生し、ニライとナミの子のカグラは中学生になっていた。或る日、“空手”のマブイストーンがマジムン軍団に奪われてしまう、というお話し。ハブデービル一族の光(ひかる)が初登場。その一方で、ヒメハブデービルはチョイ役。役者さんのスケジュールの都合だろうか。以降、ヒメハブデービルの役割りをマングーチュが代行することになる。(笑)■第 2話「空手のマブイストーンがデージなってる!【後編】」突如、現れた“ヒジュルゾーン”にナミが吸い込まれてしまう。マブヤーたちも危なかったが、マブイストーンに助けられる、というお話し。オジイの親戚の女の子セイラが登場する。彼女が、本シーズンのカギを握ることになりそうだ。痩せっぽちで濃い顔立ちで沖縄出身ぽいトコがいい。直ぐに本シリーズに馴染みそうだ。カグラが一目惚れか。(笑)■第 3話「型のマブイストーンがデージなってる!」6つに割れたマブイストーンを探すマジムン軍団。ようやく見つけたのは“型”のマブイストーンだった、というお話し。いつものパターンに戻った1話だった。壮大なストーリーも良いけど、このパターンはホッと安心するなぁ。(笑) ちっちゃくなったマブイストーンが笑える。■第 4話「組手のマブイストーンがデージなってる!」“マジムンクリスタル”を通して、マジムンデービルが命じるままに砕けた空手のマブイストーンを探すマジムン軍団。でも、みんな面白くない、というお話し。何故か空手を習い始めることになったカグラ。子供の頃はやんちゃだったのに、医大を目指すと決めてからガリ勉くんになったらしい。(笑)■第 5話「黒帯のマブイストーンがデージなってる!」モモと海に行く約束をしたカナイ。その矢先、“黒帯”のマブイストーンがマジムン軍団にゲットされてしまう、というお話し。カナイはマブヤーと父親を両立できてないじゃん。(笑) ガナシーもそうだが、ヒーローと日常の折り合いをどうつけていくのか、なかなか興味深い。■第 6話「古武道のマブイストーンがデージなってる!」“古武道”のマブイストーンが奪われ、マブヤーとガナシーが取り戻そうとする、というお話し。棒を使った戦いに、番組としては子供たちがマネしないように気を配っている。こういうのは好きだなぁ。■第 7話「かめーかめーのマブイストーンがデージなってる!」マジムンデービルの指示に嫌気がさしたマジムン軍団は、独自の行動する。そして、“かめーかめー(食べて)”のマブイストーンをゲットする、というお話し。ポーク玉子って、美味しいよねぇ。(笑)“かめーかめー”という言葉をどう使うのか、イマイチ分からない。文章になると自然なので、ウチナーグチって単語で使うのは難しいのかも知れない。■第 8話「ちゃーがんじゅーのマブイストーンがデージなってる!」“ちゃーがんじゅー(健康)”のマブイストーンを、マジムン軍団が知らない間にゲットしていた、というお話し。マブヤーが“緑のメタボ予備軍”と呼ばれたり、“マシュマロボディ”と言われたり、さんざんな回。(笑)マブヤー+ガナシーがマジムン軍団とテニスやバスケットポール、アイススケートで対決する。これまでのパターンを踏襲しつつも、キャラクタの役割を変えることで大きな変化をもたらすことに成功したシーズンだと言えるだろう。よく錬られた企画だと思う。オススメ!
2017.02.05
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0672 ドライブ・ファースター※オモテ面【スタッフ】・監督・脚本 ラウル・サンチャス・イングリス・製 作 マット・ケリー・編 集 リチャード・マーティン【キャスト】・ルー・ダイアモンド・フィリップス(春山壱樹) 『チェ 39歳/別れの手紙』『トワイライト・ゾーン』・エステラ・ウォーレン(田辺乃ゾ美) 『PLANET OF APES/猿の惑星』『ドリヴン』・アーロン・パール(安部壮一)『ファイアーボール』・ジョーダナ・ラージイ(阿部未来)・アーニャ・サヴィッチ(森野美香)・デボラ・カーラ・アンガー(斉藤 歩)※ウラ面【仕 様】・型 番 LBX-754・製作年度 2010年・製 作 国 カナダ・原 題 TRANSPARENCY・そ の 他 片面1層、カラー、MPEG-2、DOLBY DIGITAL、 NTSC 日本国内向、DVD、セル専用・発 売 元 株式会社トランスワールドアソシエイツ 株式会社エルディ・販 売 元 株式会社ファインディスクコーポレーション・収 録 本編approx.97分・サ イ ズ 16: 9 LB スクイーズ・音 声 1.オリジナル (英 語) 2.0ch ステレオ 2.日本語吹替 2.0ch ステレオ・字 幕 1.日本語字幕・映像特典 オリジナル予告編【ジャケット】・オモテ面:ブッ放せっ!!・ウラ面 :蔓延る犯罪…闇の世界… 少女を救うため怒りと執念が大爆発! 激熱アクション・サスペンス! 怒涛の銃撃戦とカーチェイスが 繰り広げられる、無謀にして型破り!エステラ・ウォーレンの画像が、オモテ面にデカデカと使われている。レザーを身にまとっているが、こんなステキな衣装では登場しない。(笑)意味不明な「ブッ放せっ!!」ってコピーも、安っぽい。ウラ面にも、エステラ・ウォーレンの顔の画像が一番大きく扱われているなぁ。アップの画像が多いのは見やすくて大歓迎だが、全体像が見えにくいのは、マイナスだなぁ。※ピクチャディスク【感 想】「マジメな俳優ルー・ダイヤモンド・フィリップス」以前も書いたが、ルー・ダイヤモンド・フィリップスは、マジメな俳優さんだと思う。どんな役柄を演じても、生真面目さが伝わって来る。程よく熱演を披露してくれる。その辺りは、他の役者さんとは一線を画している。(笑)――ストロム社で警備の仕事をしているデイヴィッドは、或る夜、記録にない不審なトラックが駐車場にとまっているのを知ってしまう。調べに行った彼は、助けを求めるセルビア人の少女アーニャと出会う。彼女は、トラックに乗せられていたらしい。荷台の扉を開けると、少女たちの遺体が折り重なるように積まれているのが見えた。折り悪く、そこへ運転手が戻って来る。銃撃戦の末、何とか運転手を倒したものの、デイヴィッドも被弾して病院に運び込まれてしまう。次に彼が目を覚ました時、そこにいたのは会社側の弁護士だった。何も聞かず供述書にサインをしろと言う。少女が犯罪の被害者であることは明白だ。それを看過できないデイヴィッドはサインを拒否して病院を抜け出してしまう。少女を助けたいの一念だった。……というお話し。分からないところが多々あり、ついついツッコミたくなる作品だった。「アーニャはあそこで何をしていたのか?」「なんでトラックの荷台に死体が積んであるのか?」「そもそも、あのトラックに何の意味かある?」「セルビア人女性の拉致と“地元への支払い”にどんな繋がりがある?」意味不明なストーリーと設定だった。(汗)だいたい女の子を拉致して来て、劣悪な環境で働かせたからといって大儲け出来るとは思えない。大企業の収益に結びつくなんて、到底ムリだろう。企業は、もっと効率的な方法で収益を確保する。こんな回りくどいことをしない。もしかしたら、本編中のどこかで説明されたのかも知れないが、私には分からなかった。そんなわけで、主人公が大企業を敵にまわす構図に違和感があったし、バッドテイストのエンディングも空々しかった。せめて、「メデタシ、メデタシ」で終わってくれれば、溜飲を下げることも出来たのだが……。本作品の監督さんは、シリアス路線を狙ったのだろうが、ビジネスの世界を知らなさ過ぎのような気がする。企業の非情さは、人身売買のようなこととは違うんですけどね。(溜息)デイヴィッドを演じるのは、ルー・ダイヤモンド・フィリップス。幼い娘を陵辱されて家庭が崩壊した過去を持ち、今もキズついている。彼は、自分自身をサルベージするために、アーニャの救助に全力を傾ける。理解は出来るが、根本的にズレている。だって、娘は陵辱されて殺されたのかと思っていたら、生きてるじゃん。(ヒドイ表現だが、てっきり死んでいるのかと思っていたので……)だったら、女子大生とHしたりセルビア人少女を探し出そうとしたりせず、過去と向き合い、自分の娘との関係を修復すること力を尽くせよ。そう言いたい。これは、脚本上の間違いではないかと思う。せっかくの主演俳優の熱演も台無しだ。(嘆息)ルー・ダイヤモンド・フィリップスは好きだが、この作品はオススメ出来ないなぁ。(苦笑)
2017.02.04
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0671 パニック・ゾーン/制御不能※オモテ面【スタッフ】・製作総指揮 リチャード・ジョーンズ・制 作 サイモン・フィリップス『ラスト7』・監 督 ドミニク・バーンズ・脚 本 ポール・クロンネル・撮 影 アレッシオ・ヴァロリ・特殊効果 サリー・アルコット 『X-MEN/ファースト・ジェネレーション』 『ワールド・ウォーZ』『ラスト7』・音 楽 マシュー・ウィリアムス『ラスト7』【キャスト】・クレイグ・コンウェイ 『ザ・トーナメント』『ディセント』・マーク・ハミル『スター・ウォーズ』・セバスチャン・ストリート『ラスト7』・アラン・フォード『エクソシスト/ビギニング』・ジュリアン・クローバー『トロイ』※ウラ面【仕 様】・型 番 IA12-0677・製作年度 2012年・製 作 国 イギリス・原 題 AIRBORNE・そ の 他 片面1層、カラー、MPEG-2、DOLBY DIGITAL、 NTSC 日本市場向、DVD、レンタル専用・発 売 インターフィルム・販 売 元 インターフィルム・収 録 本編78分・サ イ ズ 16: 9 LB スコープサイズ・音 声 1.オリジナル (5.1ch ドルビーデジタル) 2.吹 替 (2.0ch ドルビーデジタル)・字 幕 1.日本語字幕 2.日本語デカ字幕 3.吹替用字幕【ジャケット】・オモテ面:乗客がひとり、またひとりと消えていく… 嵐の空で何が起こったのか?!・ウラ面 :謎の旋回、人間蒸発、奇妙な振動 連続発狂、旅客機撃墜命令?! 極限の混乱と謎が交錯する ハイパー・パニック・ミステリー! 世界の破滅をもはらんだ 驚きのストーリー展開! 乗客たちを最後に待ち受けていたのは “究極の選択”だった?!イギリス映画の『ラスト7』のスタッフが多く携わった作品なので、またぞろ“死後の世界”のお話しなのかと思っていた。そういうイメージのジャケットだしね。(笑)航空機を正面に、それを見る人々の姿が点々と描かれている。空は鈍色に輝いている。これが“死後の世界”でなくて何だろう?ウラ面は、雲間から姿を現したジェット機が描かれているが、何かがぶつかって粉々に砕けている。いいイラストだ。けれど、それ以外は、本編からの取り込み画像が整然と並んでいるが、何も物語っていない。つまらない。確かに、見映えのあるシーンがなかったから仕方ないけどね。※ディスク【感 想】「私の怒りは制御不能」小学校の高学年生が書いたような物語だった。(溜息) こんな物語を映像化しようとしたヤツの気が知れない。ちょっとでも大人の分別があれば、もっとマシな脚本を買って来るぞ。――その夜、定年退職する管制官マルコムが出勤する。折りからの嵐で多くの便が欠航する中、NY行き最終便の搭乗手続きが始まる。婚約者に捨てられた男、武器商人とボディガード、地理の教師に牧師、盛りのついたカップル……。さまざまな乗客が乗り合わせ、アトランティック 686便は空港を離陸する。やがて、隣りの男がいなくなったと騒ぐ乗客が現れたり、飛行機が旋回していると指摘する男が現れたり、機内に不穏な空気が流れ始める。一方、管制室では 686便との通信が途絶え、少し進路を外れていることを認識していた。けれど、まだ緊迫した状態だとは判断していなかった。……というお話し。……たぶん。(苦笑)監督さんが下手すぎて、何が何やらサッパリ分からないので、推測でしかないが……。意味が通るように、かなり好意的に解釈して粗筋をまとめると、こうなる。(笑)ホント、中学生以下の演出だった。脚本にも演出にも期待できない本作品の一番のウリは、マーク・ハミルが出演していること。彼が、どうしてこんな作品に出なければならなかったのか、非常に興味深い。『スター・ウォーズ』シリーズの“ルーク・スカイウォーカー”として人気を博した後は、泣かず飛ばず。B級映画でもチョイ役、アニメの声優でお茶を濁すハリウッド・スターの波瀾万丈な人生の方が、本作品の脚本より、よっぽど面白そうだ。この後、物語は、サスペンスでもスリラーでもなく、スーパーナチュラルな世界へとシフトして行く。悪くはないと思う。古代中国で作られた“壺”には秘密があり、登場人物の1人の口から来歴が語られる。“閻魔大王によって地上に追放された雷神が封じ込められた壺”ってことらしい。雷神が壺から解放されると、世界に災厄がもたらされるので、飛行機ごと「壊しちゃえ!」というのが、クライマックス。乗客と乗務員が入り混じって、「オレが着陸させる!」「英雄になって死のうぜ!」「やめてぇ!」と制御不能の状態が訪れる。(笑) 映像の中のドタバタを見ながら、こちらの怒りも“制御不能”だった。それにしても、あんなにガラガラでもジャンボジェットを飛ばすんだ、と感心してしまった。定員 400~ 500名以上はありそうだ。なのに、乗客乗員あわせて20名以下。正直、嵐を理由に欠航させて払い戻しをした方が安いんじゃないか?見知らぬ乗務員が乗っていても気づかないくらいボケボケの航空会社だから誰も乗りたがらないのかも知れない。昔の○韓航空よりヒドいな。(笑)ちなみに本作品の吹き替えは、○韓航空機内の日本語のインフォメーションより拙かった。オススメ致しません!
2017.02.03
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0670 アザーズ/捕食者※オモテ面【スタッフ】・監 督 ニコラス・アーロン・メッツァナット・脚 本 ニコラス・アーロン・メッツァナット ジョシュア・リングル・撮 影 エド・ルーカス・音 楽 フリッパー・ダルトン・製 作 ブレッド・ドノフー ジョシュア・リングル・製作総指揮 D.アラン・グラハム【キャスト】・リサ(早川 舞)……クリスティーナ・アナパウ 「ブラック・スワン」・ゲイツ(佐藤拓也)…リッチ・マクドナルド 「ゴッド・ブレス・アメリカ」・ロック(下山吉光)…ジェームズ・C.バーンズ・V(赤坂柾之)………ブレッド・ドノフー「スピーク」・クロムウェル(米田基裕)…エリック・ロバーツ 「エクスペンダブルズ」※ウラ面【仕 様】・型 番 ALBD-8080・製作年度 2014年・製 作 国 アメリカ・原 題 BLACKJACKS・そ の 他 片面1層、カラー、MPEG-2、DOLBY DIGITAL、 NTSC 日本市場向、DVD、レンタル専用・発 売 アルバトロス株式会社・販 売 アルバトロス株式会社・収 録 81分・サ イ ズ 16: 9 ビスタ・音 声 1.オリジナル (Stereo) 2.日本語吹替 (Stereo)・字 幕 1.日本語字幕 2.デカ字幕 3.日本語吹替用字幕・映像特典 予告編収録【ジャケット】・オモテ面:地下に広がる極秘施設。 閉じ込められた6人の兵士。 全ての終わりが、始まる。・ウラ面 :中央アジア・カザフスタンの国境付近。 地下に広がる、迷路のような巨大研究施設。 突如、施設のあらゆる通信手段が断絶。 救出作戦を遂行すべく、 潜入した最強の傭兵部隊。 そこで彼らに襲い掛かる、“何か”とは?! 刻々と迫る破滅へのタイムリミット! 未知なる恐怖とのサバイバル! 閉ざされた空間で繰り広げられる、 予測不能のSFバトル・アクション!!アルバトロスからのリリースらしい素晴らしいイラストのジャケット。モンスターの横顔に、地下施設の傭兵たちの姿が精細に描かれている。素晴らしい。ウラ面も、SFアクション映画らしいデザインになっており、フレームも凝っている。使われている本編からの取り込み画像も、なかなか多彩だ。オモテ面とウラ面とで色彩の統一感があり、見事な仕上がり具合いだと思う。さすが、アルバトロス!※ディスク【感 想】「モンスター映画<戦闘アクション映画」モンスター・ホラーと見せかけておいて、実は戦闘アクション映画。モンスターも出て来るには来るが、申し訳程度。監督さんは、マニアックな知識を駆使し、銃火器を使った戦闘シーンを撮りたかっただけに違いない。(笑)――中央アジア、カザフスタン共和国。クロムウェル社の研究施設からの通信が途絶する。その施設では、著名なエネルギー学者が新たなエネルギー開発に従事していた。事態を重くみたクロムウェル社は、傭兵グループ“ブラックジャック”を雇うと通信の回復と博士の救出を指示する。また、FBIで仕事をしていた霊能力者のリサが同行することになる。彼女は、人の波長を感じ取ることが出来ると言う。カザフスタンに到着した彼らは、途中、ゲリラと交戦になるものの研究施設にたどり着く。ところが、リサによれば、地下の研究施設にいるのは1人だけだった。一体、何があったのか? 彼らは二手に分かれ、一方は通信の回復、もう一方は博士の救出に向かう。……というお話し。やたらと見にくい作品だった。頻繁にフラッシュバックを差し込むものだから、マジメに観ていると気持ち悪くなって来る。それに、ヘンに編集に凝っているわりには映像の使い回しが多い。コケ脅しの音効も安っぽい。監督さん本人が思うほど、観客は「カッコイイ!」なんて思ってくれないと思うぞ。(笑)ただ、傭兵たちの行動が、やたらとホンモノっぽく描かれていて面白い。リアルだ。多彩な銃火器が登場するのも、マニアには魅力的だろう。そういう意味では、プレオープニングの射撃テストや中盤のゲリラ掃討作戦は、なかなか見応えがあった。ところが、地下施設内に入ってからは、退屈になる。戦力を二手に分散したことも敗因だが、なかなかモンスターが襲って来ないところ、姿を見せないところが、失敗だろう。意図するところは解るが、そこまで演出力がなかった、ということだ。それでも、最後の最後にモンスターをキッチリと登場させたのは、お見事。CGの出来映えも、まずまずだ。一点豪華主義だな。(笑)主演は、リッチ・マクドナルド。新たに“ブラックジャック”に加わったジョナサン・ゲイツを演じていた。でも、あまり見せ場がなかったなぁ。ちょっと地味だった。霊能力者のリサ・ウエストブルックを演じたのは、クリスティナ・アナパウ。センシティブな雰囲気は良かったが、銃を撃つタイプには見えない。監督は、ニコラス・メッツァナット。本作品が長編デビュー作らしい。IMDBには、まだ次回作の情報はUPされていない。本作品が不評だったか、次の企画が通らないか……。確かに、この監督さんのホラーやモンスター映画は観たくないが、戦闘アクション映画なら観てみたい。いっそ戦争映画でも善いような気がする。(苦笑)B級映画としてのサービスカットもあるし、ツッコミどころは満載だし、エリック・ロバーツも出ている(笑)し、深夜に観るなら充分な出来映えの作品だった。ちょっとだけオススメ!
2017.02.02
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0669 WOOD JOB!/神去なあなあ日常※オモテ面【スタッフ】・監督・脚本 矢口史靖・原 作 三浦しをん 「神去なあなあ日常」(徳間書店刊)・音 楽 野村卓史・主 題 歌 「Happiest Fool」マイア・ヒラサワ (ビクターエンタテインメント)・エグゼクティブ・プロデューサー 濱名一哉 藤巻直哉・プロデューサー 東 信弘 細谷まどか 有重陽一 深津智男・脚本協力 矢口純子・撮 影 芦澤明子・照 明 永田英則・美 術 花谷秀文・装 飾 佐藤康裕・録 音 石貝 洋・編 集 宮島竜治・音響効果 岡瀬晶彦・音楽プロデューサー 和田 亨・スタントコーディネーター 辻井啓伺・スタイリスト 新崎みのり・ヘアメイク 加藤由紀・キャスティング 南谷 夢・助 監 督 井上雄介・製作担当 中山泰彰・製 作 TBS/博報堂DYメディアパートナーズ/ 日活/東宝/徳間書店/MBS/CBC/ RKB/朝日新聞社/HBC/TBC/ SBS/RCC・制作プロダクション ジャンゴフィルム・配 給 東宝・助 成 文化庁藝術振興費補助金※ウラ面【キャスト】・染谷将太・長澤まさみ・伊藤英明・優香・西田尚美・マキタスポーツ・有福正志・近藤芳正・光石 研・柄本 明※ディスク【仕 様】・型 番 TDV-24754R・製作年度 2014年・製 作 国 日本・英 題 ----・そ の 他 片面2層、カラー、MPEG-2、DOLBY DIGITAL、 NTSC 日本市場向、DVD、レンタル専用・発 売 元 TBS・販 売 元 東宝・リリース 2014.11.05.・収 録 本編 116分・サ イ ズ 16: 9 LB ビスタサイズ・音 声 1.日本語 ドルビーデジタル 5.1ch サラウンド 2.日本語 ドルビーデジタル 2.0ch サラウンド・字 幕 1.日本語字幕【ジャケット】・オモテ面:----・ウラ面 :全員、笑撃に備えよ!!! ノンストップ巨木ウンタテインメント!! この村、マジやばいっす。勇気が初めて木を伐った場面の画像が、タイトルの下に使われている。タイトルの上には、長澤まさみと伊藤英明の顔がデカデカと配置されている。私だったら、上下は逆にしたい。何と言っても、勇気が主人公だしね。(笑)ウラ面は、クライマックスの画像が多く使われている。でも、本編からの取り込み画像ではなさそうなので、宣伝用の画像だろう。シンプルで良いが、キャッチコピーは最低の出来だな。【感 想】「木のにほい」私は大工の息子なので、主人公の勇気が、木のにほいに誘われた気持ちが、よく分かる。幼い頃は、工務店の材木置き場が遊び場だった。木っ端を貰っては、それで遊んでいた。遊んでいると厳つい男が来て、「どうしたい?」と訊く。こうしたい、と答えると、暫くして、その通りに木っ端を切って来てくれる。幼い頃の記憶は、ほとんどないが、わずかに、そんな記憶が残っている。(笑)後から知ったことだが、私が材木置き場に遊びに行くと、使用人の誰かが、ちゃんと見張り番をしていたらしい。勿論、立てかけた材木が倒れることなど早々あるわけはないが、子供に危険な場所であることに変わりはない。本作品でも、伊藤英明さんが演じる与喜が、染谷将太さんが演じる勇気を、よく見ている。荒っぽいが、キチンと見るべきところを見ている。職人の世界とは、そういうものなのだろう。仕事を与えたら、任せっきりの現代のサラリーマンの世界とは、随分と異なる。(苦笑)――大学受験に失敗した勇気は、ひょんなことから林業の研修生として神去村にやってくる。彼が一年間、研修する中村林業には、荒っぽい与喜をはじめ、さまざまな人たちがいた。彼は、小学校の先生をしている直紀(長澤まさみさん)に惹かれながら、人と人の出会いを通して少しずつ成長して行く。冬が来て、春になり、ソマビトたちの祭りを間近に控えた或る日、事件が起きる。……というお話し。定番とも言える手堅いストーリー展開と、見事な映像で飽きさせない。人と人がどのように関わり、気持ちを通じさせるか、小さなエピソードから大きな事件まで、監督さんの演出は、妬ましいくらい整然としていた。(笑)世の中には才能に長けた方がいるのだと、つくづく思う。ドッジボールの場面は分かり易いし、勇気が霧の中で手をつかまれるシーンは、実に象徴的だ。(ドキッとした)思えば、木を伐ることは、殺生だ。命を奪うことだ。それ故、ソマビトたちは、神事を大事にする。子孫を残すことを大事と考える。そうした構造の中で、人と人との繋がりを描く意図は、現代人のコミュニケーション不全に対する警鐘に他ならない。エンターテインメントの体裁ではあるが、興味深くも真剣な作品だった。電車の中には、スマホの画面を見つめる人がほとんどだ。でも、友人同士であったり、会社の同僚、親子や恋人たちもいるだろう。なのに、別々の画面を眺めている。ヘンな世の中なのだ。私も誰かと本気でコミュニケーションを取らないと、大変なことになるなと思う。劇中に登場した勇気の知り合いたちのようには、なりたくないものだ。(笑)花粉症の方には、ムズムズする映像のオンパレードなので、観ていてツライかも知れない。――そんなことは、ない?ならば、オススメ!
2017.02.01
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