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0727 エアポート'98 [エアポートBOX]※ジャケット【スタッフ(参考)】・監 督 ロジャー・ヤング・製 作 デレク・カバナフ・脚 本 ジョージ・ルビノ ロバート・ベネデッティ【キャスト(参考)】・ジェイ・パーキンス……スコット・バクラ(菅生隆之)・ゴードン・ヴェッティ…ロバート・ロッジア(瑳川哲朗)・エレン・パーキンス………レベッカ・リグ(島本須美)・フランク……………アラン・フレッチャー(牛山 茂)・ハリー・ハンソン…ロバート・ベネデッティ(外山高士)・ウォーレン・バンクス…キット・テイラー(池田 勝)・ラッセル・マン……マイケル・ビショップ(大塚芳忠)・ハドソン…………スティーヴン・タンディ(佐古正人)・ヴァネッサ・クロス… スージー・マッケンジー(塩田朋子)・ヒラリー・ヴェッティ………サラ・ケンプ(沢田敏子)※アウターケース表面【仕 様】・型 番 PAND-1085A/PAND-1043・製作年度 1993年・製 作 国 アメリカ・原 題 MERCY MISSION・そ の 他 片面1層、MPEG-2、COLOR、DOLBY DIGITAL、 NTSC 日本市場向 、DVD、セル専用・提 供 アルバトロス株式会社・販 売 パンド株式会社・収 録 84分・サ イ ズ 4: 3 スタンダード・音 声 1.オリジナル (Stereo) 2.日本語吹替 (Stereo)・字 幕 1.日本語字幕・税抜価格 12,000円・映像特典 予告編収録※アウターケース裏面【ジャケット】・オモテ面:太平洋上空 絶体絶命・ウラ面 :----“エアポートBOX”なるものを購入した。ソフトケースに入れられた5枚のDVDが、紙のケースに収められている。入っていたのは、本作品『エアポート'98』から『'99』『2000』『2001』『'02』と、5年分だ。(笑)単品のジャケットがないので物足りないが、こうした販売企画は、好ましい。B級TVMを数千円出して買うのは勇気がいるし、販売している店舗も稀だから、お目当ての作品を探し出すのも大変なのだ。こんな感じで『JIGSAW』シリーズや『NAKED』シリーズなどをリリースしてくれると、B級映画ファンとしては嬉しいのだが……。(笑)※ピクチャディスク【感 想】「名作TVM」N○Kで『遭難機 771を救え!』というタイトルで放映された米国のTVM。ヒューマニズム溢れる1本である。アルバトロスからリリースされるに当たって改題され、味気ないものになってしまった。個人的には、放映時のものの方が好きだな。(苦笑)――元海軍パイロットのジェイ・パーキンスは、定期便の仕事に落ち着けず、スポットで食いつないでいた。クリスマスも間近の或る日、セスナ機をオーストラリアのシドニーに空輸する仕事を請け負う。まずハワイ、パゴパゴ、ノーフォークを経由してシドニーと、太平洋を横断する無謀な仕事だった。しかし、妻が妊娠して出産間近で、高額の報酬に惹かれてしまった。最初は順調な飛行だったが、ノーフォークに向かう途中で道に迷ってしまう。機器も故障して現在地も分からない。無線で遭難を宣言したものの、近くにいたのは、オークランドに向かう旅客機1機だけ。旅客機の機長ゴードン・ヴェッティは、乗客を説得してセスナ機捜索の任に就く。……というお話し。この後、ゴードン機長は、知識と経験を活かして、ジェフを見つけ出す。その過程で2人の間に揺るぎない友情が芽生えて行く。若くて喧嘩っ早いジェフに対して、引退まで2年の老パイロットのゴードンという対比が面白い。この構図が、2人の奥さんにも当てはまるところが、何とも絶妙だ。“似たもの夫婦”という言葉があるが、なかなか興味深い。本作品は実話をベースにしている。「スゴい話しだなぁ」と単純に感心してしまった。(笑)エンドロールにもジェイ・パーキンスとゴードン・ヴェッティの名前がテクニカルアドバイザーとしてクレジットされている。IMDBによれば、セスナ機がオークランド空港に着陸する時に、固唾をのんで見守っている乗客たちにカメラが寄って行くが、その時に映った2人がご本人だそうだ。何とも感慨深い。ジェイ・パーキンスを演じるのは、スコット・バクラ。そう、エンタープライズ号の艦長さんだ。(笑) 『NCIS』シリーズ等もあるが、『スタートレック:エンタープライズ』が一番だろう。ゴードン・ヴェッティを演じるのは、ロバート・ロッジア。ローランド・エメリッヒ監督の『インディペンデンス・デイ』で大統領に意見具申をする将軍を演じていた。昨年公開された『:リサージェンス』にも出演している。2015年12月に亡くなっているから、おそらく遺作だろう。彼のような地味でも実力のある役者さんは、大作のチョイ役よりも、本作品のように小さなTVMでも主役をはった方が、十分魅力を引き出せる。たいして出演作品を観ているわけではないが、『ID4』なんかより本作品の方が、ずっとイイのは確かだ。(笑)1993年の作品なので、CGは使われていない。セスナ機も旅客機も実写映像だ。おかげで空撮を堪能することが出来る。ほとんどセスナ機と旅客機の操縦席で物語が展開するので、役者さんが演技する時は、背景はプロジェクションが使用されている。別撮りした風景を投影して、その前で演技する手法だ。スタンリー・キューブリック監督が『2001年宇宙の旅』で用いて有名になったが、いまでも多用されている。派手なアクションやスペクタクル・シーンもないし、手に汗握るサスペンスというワケでもない。けれど、1機のセスナ機を探すために、機長をはじめ旅客機の乗客までも協力する姿に、心が温かくなる作品だった。オススメ!
2017.03.31
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0726 ヴェロニカ・マーズ [ザ・ムービー]※オモテ面【スタッフ】・監 督 ロブ・トーマス・製作総指揮 クリスティン・ベル ジョエル・シルバー【キャスト】・ヴェロニカ・マーズ :クリスティン・ベル・ローガン・エコールス:ジェイソン・ドーリング・ジア・グッドマン :クリスティン・リッター・ディック・カサブランカス:ライアン・ハンセン・イーライ“ウィーヴィル”・ナバーロ: フランシス・キャプラ・ウォレス・フェンネル:パーシー・ダッグス3世・ピズ :クリス・ローウェル・マック:ティナ・マジョリーノ・キース・マーズ :エンリコ・コラントーニ※ウラ面【仕 様】・型 番 1000491822・製作年度 2014年・製 作 国 アメリカ・原 題 VERONICA MARS・そ の 他 片面2層、MPEG-2、COLOR、DOLBY DIGITAL、 NTSC 日本市場向 輸出禁止商品、DVD、 セル専用・発 売 元 ワーナー・ホーム・ビデオ・販 売 元 ----・収 録 本編:108分+映像特典:55分・サ イ ズ 16: 9 LB シネマスコープサイズ・音 声 1.オリジナル (5.1chサラウンド)・字 幕 1.日本語字幕 2.英語字幕・字幕翻訳 尾形由美・映像特典 “ヴェロニカ・マーズ ザ・ムービー” 製作秘話【ジャケット】・オモテ面:----・ウラ面 :完璧な仕事? 完璧な恋愛? 今は、それを捨てる完璧なチャンス!“ヴェロニカ・マーズ”を演じるクリスティン・ベルがカメラを持っている画像に、フィルムを模したフレームに登場人物の画像が並んでいる。これだけ見ると、探偵モノというよりストーカーものみたいだ。(クリスティン・ベルのストーカーって観てみたい)色味は、本編のトーンに合わせている。ハードボイルドの路線を気取りたかったのかも知れないが、これではセルにしてもレンタルにしても、売れないだろうな。TVシリーズのトーンで製作した方が良かったんじゃないか?製作にジョエル・シルバーが名を連ねているが、どうも名義貸しにしか思えない。ロブ・トーマスの意向が強く作品に現れているからだ。どうも、私は、この方のセンスが好きではないらしい。(笑)※ディスク【感 想】「ファン向けの劇場版」本作品は、TVドラマ『ヴェロニカ・マーズ』の劇場版。シリーズが終わった後、ネットで製作費を集めたらしい。映像特典に、その辺の経緯がまとめられていて、なかなか面白かった。或る意味、本編よりも興味深い。(笑)――西海岸の大学からスタンフォード大学に転入、コロンビア大学のロースクールで学び、いまやNYで名門の弁護士事務所に内定間近のヴェロニカ・マーズ。恋人との付き合いも順調で、両親と会食をする段取りが進んでいた。そんな或る日、歌手のボニー・デヴィルが他殺死体で発見されたニュースをTVで観たヴェロニカは、驚愕する。ボニーは高校時代の友人だった。そこへ元恋人のローガンから電話が掛かって来る。彼は、ボニー殺害事件の犯人にされそうだと言う。助けて欲しいという言葉に、ヴェロニカは、故郷のカリフォルニア州ネプチューンに帰る決心をする。……というお話し。TVドラマは、ぼんやり観る程度だったので、イマイチ乗り切れなかった。(苦笑) TVシリーズありきの作品だから仕方ないのかも知れないが、ドラマを観ていない人にも楽しめる作りにして欲しかった。まぁ、製作サイドが「ファンのために作る!」と公言している以上、こうならざるを得ないわな。(笑)――久しぶりの故郷だったが、相変わらず町は“汚れて”いるようだった。ローガンの無実を信じるヴェロニカは、懐かしい友人や知り合いと再会しながら、少しずつ事件の真相に迫って行く。そして、それは思いも寄らない過去の出来事に起因していた。……というお話し。正直、科学捜査があるわけでなし、ハデなアクション・シーンもない。格闘シーンがあるわけでもなく、色っぽいシーンも皆無。鋭い観察眼と豊富な知識で犯人を看破する名探偵も出て来なければ、不必要なまでに死体を飾り付けて謎を残す酔狂な犯人も出て来ない。おどろおどろしい因縁や因習もない。ましてや、顔を見せないボスからの指示でコスプレを駆使して潜入捜査をする“エンジェル”も出て来ない。一体、どこが面白いのか、さっぱり分からなかった。(苦笑)ミステリーとしては古い作りで、『水○黄門』や『暴れん○将軍』のような大いなるマンネリと呼ばれるヤツかも知れない。ファンは、お馴染みのキャラクタが登場し、昔と変わらない台詞を喋り、些細な生活の変化や恋愛模様、人間関係について、みんなでお話しする。そのためには、これが最適のフォーマットなのだろう。続編があるようなことをネットでは噂されていたし、プロデューサーもそんな発言をしていた。でも、現時点では、『ザ・ムービー2』の撮影が始まったとか、クランクUPしたというニュースも聞かない。本作品では、「 570万ドル集めた!」とか言っていたが、たぶん回収できなかったんだろうなぁ。劇場公開と同時にネットで配信したらしいから、ショートしても無理はない。封切りしたばかりの新作が 400円じゃ合わないよ。ファンの方にだけオススメ!(TVシリーズを観ていない方は、ご遠慮下さい)
2017.03.30
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0725 エアポート’80※オモテ面【スタッフ】・監 督 デヴィッド・ローウェル・リッチ・製 作 ジェニングス・ラング・脚 本 エリック・ロス・撮 影 フィリップ・ラスロップ・音 楽 ラロ・シフリン【キャスト】・ポール・メトラン…………アラン・ドロン(野沢那智)・マギー……………スーザン・ブレイクリー(武藤礼子)・ケビン・ハリソン……ロバート・ワグナー(城 達也)・イザベル………シルヴィア・クリステル(上田みゆき)・ジョー・パトローニ…ジョージ・ケネディ(小林清志)※ウラ面【仕 様】・型 番 UJSD-34099・製作年度 1979年・製 作 国 アメリカ・原 題 THE CONCORDE-AIRPORT ’79・そ の 他 片面1層、MPEG-2、COLOR、DOLBY DIGITAL、 NTSC 日本市場向、DVD、セル専用・発 売 元 ユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパン・販 売 元 ----・収 録 約 113分(本編)・サ イ ズ 16: 9 LB ビスタサイズ・音 声 1.英 語 2.0ch モノラル 2.日本語 2.0ch モノラル・字 幕 1.日本語字幕・映像特典 オリジナル劇場予告編※BOX【ジャケット】・オモテ面:At twice the speed of sound, can the Concorde evade attack?・ウラ面 :怪鳥コンコルドを狙う殺人ミサイル! 危機また危機のスカイ・パニック第4弾 謎のミサイルがコンコルドを直撃!? 一世を風靡した新型旅客機に迫る危機!大空を飛ぶコンコルド。その姿を照準がとらえている。意図は解るが、コンコルドの独特なフォルムが描けていないのは、大きなマイナスだ。このアングルでは、スピードの出るプライベート・ジェット機にしか見えない。オール・スター・キャストを謳うようにスターの顔写真が並んでいるのは、お約束。でも、このサイズは、ダメだな。コンコルドの方が小さく見える。本来であれば、その大きさを損なわないようなサイズの画像を並べるべきだ。(苦笑)ウラ面は、従来通りシンプルなデザイン。3枚の画像が並んでいる。アラン・ドロンも出ているのに、大きな画像でアピールしなかったのは、間違いだろう。うーん、シリーズ中、一番センスのないジャケットだ。(本編と同じだな)※ディスク【感 想】「ジェニングス・ラングの迷走」当時、“エアポート”シリーズも「命運が尽きたな」と思わせた一本。思い切り陳腐なストーリーを捻り出したのは、プロデューサのジェニングス・ラング、その人。(笑) 昔から名プロデューサが自分で脚本を書いたり監督したりするとロクなことにならない。本作品も、あれだけ大スターを揃えながら、B級路線まっしぐら。誰もが、「どうしちゃったの?」と思ったものである。当時、絶大な人気を誇ったアラン・ドロンに『エマニエル夫人』のシルビア・クリステルをぶつけて来たキャスティングに、青少年はあらぬ妄想を抱いたものである。(笑) 勿論、期待は裏切られるわけだが、本作品の見所は、それだけだったことは確かである。宝くじと同じ。封を切って当選番号のチェックを始めたらお終い。当たってるわけがない。S.クリステルの粗雑さとA.ドロンの美しさは、相容れるわけがない。個人的には、ジョージ・ケネディ演じるパトローニがフルで出演しているだけで嬉しい。前作ではほとんど出番がなかっただけに、このシナリオはファンの声を反映したものだろう。ただ、残念なことに、彼の西部の開拓者を思わせる男っぷりは拝めない。共演者のキャラクタに引きずられたのか、単なるニヤけたオッサンになってしまった。もっとカッコいいところを見せて欲しかったなぁ。そうそう、忘れてはいけない、いまでは“廃盤”となってしまった超音速旅客機コンコルドが主役である。本作品では、あの巨体を錐揉みさせてミサイルをかわしたりする。(笑) 白眉はコクピットの窓を開けて照明弾を撃つシーン。熱源を探知するミサイルを誤魔化すためだが、「それはないんじゃない!?」と誰もが思った。いくら高度が低いとは言っても、気圧が違うんだからおいそれと窓はは開くまい。専門家ではないので判らないが、シロートには荒唐無稽に見えた。それに、災難にあって酷使した機体を数時間の点検整備だけで引き続き飛行させるのも、どうかと思うゾ。安全基準だの安全意識だのと言うつもりはないが、中学生にだって「それは危ないでしょ?」と分かる。乗客たちも懲りもせずにまた搭乗する都合の良さ。まるで60年代の安直なサスペンス映画のようだ。おそらく、ジェニングス・ラングの感性は、その時代に止まっているのかも知れない。考えてみれば、本作品の特撮の出来映えは、公開当時から既に時代遅れだった。『スターウォーズ』がもたらしたものは特撮技術の進歩だけではない。映像に対するセンスだ。ただ合成するのではなく、臨場感をいかに出して行くか、それが重要であることを教えてくれた。銃座に座った主人公たちの前に帝国軍のファイターが迫って来るカットに、当時の中高生はゾクゾクするような臨場感に熱狂した。「まるで銃座に座っているような感覚」は、革新的だった。残念ながら、本作品にはそれが、ない。学ぶべきことを学べなくなったら、お年寄りの冷や水は老醜でしかない。オススメできる作品ではありませんが、『エアポート』シリーズ最後の一本、ハリウッド映画史を知る上では貴重かも知れない。参考まで観てみましょう。失敗したハリウッドの世界戦略のいい見本でもあります。(爆)
2017.03.29
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0724 エアポート’77/バミューダからの脱出※オモテ面【スタッフ】・監 督 ジェリー・ジェームソン・製作総指揮 ジェニングス・ラング・脚 本 デヴィッド・スペクター マイケル・シェッフ・撮 影 フィリップ・ラスロップ・音 楽 ジョン・カカヴァス【キャスト】・ギャラガー………ジャック・レモン(田中信夫)・カレン……………リー・グラント(此島愛子)・スティーブンス…ジェームズ・スチュワート(浦野 洸)・イブ………………ブレンダ・ヴァッカロ(弥永和子)・エミリー……オリヴィア・デ・ハヴィランド(藤波京子)※ウラ面【仕 様】・型 番 UJSD-34098・製作年度 1977年・製 作 国 アメリカ・原 題 AIRPORT 1977・そ の 他 片面1層、MPEG-2、COLOR、DOLBY DIGITAL、 NTSC 日本市場向、DVD、セル専用・発 売 元 ユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパン・販 売 元 ----・収 録 約 113分(本編)・サ イ ズ 16: 9 LB シネスコサイズ・音 声 1.英 語 2.0ch モノラル 2.日本語 2.0ch モノラル・字 幕 1.日本語字幕・映像特典 オリジナル劇場予告編※BOX【ジャケット】・オモテ面:Flight23 has crashed in the Bermuda Triangle... passengers still alive,trapped underwater...・ウラ面 :海底に沈んだジャンボ機を救出せよ! 破格のスケールで贈るシリーズ第3弾 魔の海域から届いたSOS! 死力を尽くした脱出劇の結末は?海に沈んだジャンボジェット機。尾翼がわずかに海面から顔をのぞかせている。けれど、目を下すと、機体は海溝の淵でバランスをとっている。すぐにでも、滑り落ちてしまいそうだ。そんなオモテ面のイラストは、本作品がサスペンスを狙っていたことを如実に物語っている。どちらかと言えば、『大空港』の路線ってことだ。『エアポート’75』がパニック映画と呼ばれることへのアンチテーゼなのかも知れない。いいイラストだと思う。ウラ面は、メジャー大作らしく、本編からの取り込み画像が1枚だけ。あとは、イントロダクションとクレジット、スペックに埋め尽くされている。どうしてメジャー・スタジオの作品って、こうもジャケットがシンプルなのだろう。不思議だ。※ディスク【感 想】「行けなかった試写会状」学生の頃、本作品の試写を見逃したことがある。単に寝過ごしただけ(笑)なのだが、痛恨の極み、かなり後まで悔しかった。確か 4月29日の祝日、午前中の上映だった。昼間に行われる試写会は滅多になく、観たい作品となれば尚更だ。然も会場は、どこかのホールだった。配給会社の試写室ではない。「スクリーンがでかい!」というのは、重要なポイント。ツテがあって試写室ばかりに通っていたが、どう考えてもパニック映画向きではない。やはり、スペクタクルな場面は大きいスクリーンで観たいものだ。当時の試写会は、テレビやラジオ、雑誌といった媒体での告知が主だった。必要事項を記入してハガキで応募する。クリック一つで応募できる現代とは雲泥の差だ。ビデオもなかったから、TV番組の最後に流れる“試写会のお知らせ”に全神経を集中したっけ。あの集中力を学業に活かせたら、私はもっとマトモな人間になっていただろうに……。(苦笑)さて、本作品は、エアポート・シリーズの3作目。盛り込み過ぎて、やや散漫な出来映えだが、好きな作品である。物語は、大富豪の自家用ジェット機に積み込まれた美術品を盗むために悪人どもがハイジャックを企むというもの。乗客を眠らせて低空飛行でバミューダ海域に入ったところで、海上油田のプラントに接触し、墜落してしまう。海に不時着したジェット機は、徐々に海中に沈み始める。墜落の衝撃で目を覚ました乗組員の手で犯人一味を取り押さえるが、コースを外れている上に低空で飛行していたため、誰も墜落の事実を知らないと知らされる。既に機体は海の中。機長と乗客の1人が遭難信号を発信するために海上に出るための行動を開始する。……というお話し。前半のハイジャックの話しと乗客の描写が冗漫気味。もたついている。一気に墜落するまでを描いてしまい、混乱と緊張感の中で人物の描き分けをしても良かったのではないか、と思った。何しろ、オリビア・デハビランドとジョセフ・コットン。リー・グラントとクリストファー・リー。ジェームズ・スチュアートとジョージ・ケネディ。前作に負けず劣らずのオールスターキャストだ。個人的にはO.デハビランドが出ているだけで大満足。当時、『風と共に去りぬ』が何度もリバイバル上映されており、メラニー役のO.デハビランドは、私にとっては伝説だった。然も、ジョセフ・コットンと共演とは! やっぱりハリウッド映画ってのはスターだよなぁ、とつくづく思う。CGやVFXなんかクソくらえである。(笑)さすがにホンモノを海に沈めることが出来なかったのか、本作品は、ミニチュア特撮が多用されている。これがあまり上手くない。合成のスキルもイマイチ。機内のセット撮影と、状況を伝える遠景がキレイに二分されてしまっている。これは監督さんの度量不足だろう。軍基地での撮影は短いながらもバランスが取れているので、特撮に対するスキルがなかったのかも知れない。――待てよ、サスペンスの演出も未熟だから単に才能がないだけか……。(笑) いずれにせよ、その辺は残念な仕上がりだった。ジェニングス・ラングの製作なら、本物のジェット機を飛ばし、本物のジェット機を沈めて欲しかった。大作映画のプロデューサとしては、このスケール感の乏しさは悔しかったことだろう。(笑)そう言えば、シリーズの“顔”であるジョージ・ケネディの出番が少ないのも残念。男っぷりのいいところを見せて欲しかった。何だか残念なポイントばかりのようなレビューになってしまったが、海中からジェット機を浮上させるシーンは、新たなスペクタクルのジャンルを開拓したように思う。(笑)水中から何かを引き上げるのって、それだけでロマンだと思いません? それを描くためだけに製作された『レイズ・ザ・タイタニック』が良い例だ。もっとも原作者のクライブ・カッスラーはいたくおかんむりでメディア化が難しいのは難点だが。(笑)クリストファー・リーとリー・グラントの夫婦の大人の愛情物語は必見。オススメ!
2017.03.28
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0723 エアポート’75※オモテ面【スタッフ】・監 督 ジャック・スマイト・製作総指揮 ジェニングス・ラング・脚 色 ドン・インガルス・撮 影 フィリップ・ラスロップ・音 楽 ジョン・カカヴァス【キャスト】・アラン・マードック… チャールトン・ヘストン(納谷悟朗)・ナンシー……………カレン・ブラック(鈴木弘子)・パトローニ…………ジョージ・ケネディ(若山弦蔵)・グロリア……………グロリア・スワンソン(中西妙子)・ジャニス・アボット…リンダ・ブレア(横沢啓子)※ウラ面【仕 様】・型 番 UJSD-34097・製作年度 1974年・製 作 国 アメリカ・原 題 AIRPORT 1975・そ の 他 片面1層、MPEG-2、COLOR、DOLBY DIGITAL、 NTSC 日本市場向、DVD、セル専用・発 売 元 ユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパン・販 売 元 ----・収 録 約 106分(本編)・サ イ ズ 16: 9 LB シネスコサイズ・音 声 1.英 語 2.0ch モノラル 2.日本語 2.0ch モノラル・字 幕 1.日本語字幕・映像特典 オリジナル劇場予告編※BOX【ジャケット】・オモテ面:“Something hit us...the crew is dead... help us,please,please help us!”・ウラ面 :ジャンボ旅客機とセスナが正面衝突! 「大空港」に続くスカイ・パニック第2弾 命知らずの救出大作戦! 操縦不能の旅客機から生還なるか?若干レイアウトが違うものの、初公開時のポスターのイラストが、ジャケットのオモテ面に使われている。素晴らしい!このイラストって背景のイエローとオレンジの効果線が見事だと思う。もし、タイトルに『エアポート』と付いている作品のDVDをズラリと並べたら、おそらく本作品が一番に目につくだろう。それほどインパクトがある色使いだ。このセンスが、本作品を特別なモノにしていると言っても過言ではないだろう。ただ、不思議なのは、ポスターには下方に出演したスターの顔写真が並んでいた。本DVDも4枚の画像が並んでいる。左からジョージ・ケネディ、ロイ・シネス、カレン・ブラック、エフレム・ジンバリスト,Jr.……。なんで、主役のチャールトン・ヘストンの画像がないんだ?※ディスク【感 想】「魅力的だったポスターの宣伝効果」1974~75年の年末年始は、パニック映画が花盛りだった。テアトル東京で『大地震』を観た翌週だったか、本作品をピカデリーで観たことを思い出した。『大地震』はスペクタクル・シーンは凄かったものの、大人向けのドラマで、子供だった私にはイマイチ退屈だった。チャールトン・ヘストンが演じる設計士が、口うるさい古女房と、助けた若い未亡人とを天秤にかける話しだ。ストーリーからしたら子供に見せる映画じゃない。(笑)一方、本作品は、事故でキズついたジャンボ機を如何に救出するかに焦点を絞っており、子供にも分かりやすい出来映えだった。人間ドラマが中心で重厚だった前作『大空港』とは違い、ノリが軽い。TV映画みたいだ。考えてみれば、ジャック・スマイト監督ってTV畑の方だもんね。それでも一級の映画らしく仕上がっているのは、ジャンボ機の空撮を惜しみなく使っているからだろう。前作では、ミニチュアを使ったシーンがあった。これがまた、まるで東宝の特撮みたいで、2カット程度だったが、日本人には少々違和感があった。しかし、本作品ではホンモノのジェット機が用いられている。バブリーでアメリカンな感じが全開で、初めて観た時には、映画のために旅客機を一機まるごとチャーター出来るなんて「何て恵まれた環境なんだろう」「何て資金力なんだろう」と思った。大人になったら絶対に米国に行くんだ、と意欲を燃やしたりした。――まぁ、ハリウッドがハリウッドらしい映画を作っていたのもこの頃までで、急速に力を失って行く。CGやVFXなんて言葉が使われ始めると、スクリーンから撮影のダイナミズムが全く感じられなくなった。こうなると、もうイケない。米国に行こうだの、映画を撮りたいだの、情熱をかき立てられない。『トランスフォーマー』を観て、誰が米国に行って映画を撮りたいと思うだろう。むしろ、『マッハ!』を観て、タイで映画を撮りたいと思うヤツの方が多いのではなかろうか。(笑)さて、本作品のストーリーは、ポスターを見れば一目瞭然。(笑) あれほど端的に映画の内容を伝えているポスターは、滅多にお目にかかれない。見事だと思う。イラストの出来映えも素晴らしいが、下方にスターの顔写真を配し、ポスターとしての宣伝効果も高い。このポスターが欲しくて、映画雑誌を買った覚えがある。『スクリーン』か『ロードショー』だった。『タワーリングインフェルノ』のポスターが付録についた号もあったっけ。(笑) あの頃は、ポスターとチラシとロビー写真が宝物だった。現在は、容易に作れるからか、スチル写真のコラージュが中心だ。手がこんでてキレイだなぁと思う時もあるが、あまり映画の魅力が伝わって来ない。『アバター』のポスターだってインパクトはあるものの作品の魅力を表現しているとは言い難い。ホント、いいポスターにめぐり逢いたいものである。前作に続いてジョー・パトローニ役でジョージ・ケネディが出演。ただ、見せ場も役割もなかったのは残念。大御所チャールトン・ヘストンに一歩も二歩も譲ったカタチだ。主演はカレン・ブラック。C.ヘストンとの恋仲という設定にはムリがあるような気もするが……。(笑) 個人的にはカレン・ブラックに何の魅力も感じないせいか、本作品への起用には疑問を感じる。いい女優サンだとは思うが、いわゆる“ムービー・スター”じゃない。この印象は、当時から今に至るまでも変わらない。どちらかと言えば、舞台向きの方だ。本作品では見せ場を独り占めしていたが、もう少し“華”のある女優サンを使っていたら、もっと魅力的な作品となっていたに違いない。そう言えば、リンダ・ブレアもいい女優サンだけど、本作品では“人寄せパンダ”の扱いだったのは残念。前年、『エクソシスト』で物議をかもした直後だから仕方ないのかも知れないけれど、不当な扱いだ。どこにでもいそうな田舎の女の子といった顔立ちは、手術を待つ女の子を演じるにはピッタリだった。もっと見せ場があっても然るべきだろう。作品や監督サンに恵まれなかった方だが、もっと正当に評価され、正当に扱われるべき女優サンだと私は思っている。(『スーパーナチュラル』にゲスト出演した時は嬉しかった)映画史の中でエポックメイキングとなる作品なだけに必見の作品でしょう。オススメ!
2017.03.27
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0722 大空港※オモテ面【スタッフ】・監 督 ジョージ・シートン・製 作 ロス・ハンター・原 作 アーサー・ヘイリー・脚 色 ジョージ・シートン・撮 影 アーネスト・ラズロ・音 楽 アルフレッド・ニューマン【キャスト】・ベイカーズ・フェルド…バート・ランカスター・デマレスト……ディーン・マーティン・タニア…………ジーン・セバーグ・グエン…………ジャクリーヌ・ビセット・パトローニ……ジョージ・ケネディ・ゲレロ…………ヴァン・ヘフリン・クオンセット…ヘレン・ヘイズ・イネス…………モーリン・スティプルトン・ハリス…………バリー・ネルソン・シンディ………ダナ・ウィンター※ウラ面【仕 様】・型 番 UJSD-34096・製作年度 1970年・製 作 国 アメリカ・原 題 AIRPORT・そ の 他 片面2層、MPEG-2、COLOR、DOLBY DIGITAL、 NTSC 日本市場向、DVD、セル専用・発 売 元 ユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパン・販 売 元 ----・収 録 約 131分(本編)・サ イ ズ 16: 9 LB シネスコサイズ・音 声 1.英語 2.0ch モノラル・字 幕 1.英 語字幕 2.日本語字幕・映像特典 予告編※BOX【ジャケット】・オモテ面:----・ウラ面 :満員の旅客機内で緊急事態発生! 極限下の空港に錯綜する人生模様子供の頃、本作品のチラシを持っていた。宝モノだった。正直、DVDのジャケットには、あれを採用して欲しかった。(笑)でも、まぁ、これはこれで良いデザインだ。ジェット機の尾翼部分しか映っていない。何と言うか、大人の雰囲気だ。でも、ウラ面にも同じ画像が使われており、較べると分かるように、このジェット機の尾翼部分は合成だ。(苦笑)そう考えると、やっぱりオモテ面は、公開時のポスター(チラシ)を、そのまま使って欲しかった。※ディスク【感 想】「ジョージ・ケネディの勇姿と、家に帰らない男の事情」子供の頃から好きな作品だ。ジョージ・ケネディの勇姿に惚れ、ディーン・マーティンのプレイボーイ姿に憧れ、バート・ランカスターのような大きな男になりたいと願い、ジャクリーヌ・ビセットの壮麗な目にドキドキした。ヘレン・ヘイズのようなおばあちゃんがいたら楽しいだろうな、――なぁんて思ったりもした。人間くさくて魅力的な登場人物を、ハリウッドスターが嬉々として演じている。「これぞ映画!」といった趣の一本である。この後、『ポセイドン・アドベンチャー('72)』 が公開され、本作品のシリーズ第2弾である『エアポート'75('74)』が製作されると、同時期に公開された 『大地震('74)』とともに火付け役となり、パニック映画ブームが訪れる。パニック映画とは、今で言うところのデザスター・ムービーである。『ジャワの東('68)』 がパニック映画の始まりだとする方もいるが、私は本作品こそが原点だと思っている。オールスターキャストであること、人間ドラマとスペクタクル・シーンの融合具合い、キャラクタの設定や配置、物語の描き方など、必要な要素の原型が本作品に見られるからだ。大袈裟な言い方をすれば、後発のパニック映画の多くは、本作品をなぞらえていると言っても過言ではないだろう。最近はTV放送されることもなくなったが、私が子供の頃、本作品は頻繁に放送されていた。勿論、放送枠に合わせて90分程度にカットされ、トリミング版だった。それでも私には十分だった。TV放送を録音して丹念にCMをカットし、繰り返し聴いていたっけ。あの熱意で英会話の教材を聴いていたら、いま頃は英語がペラペラになっていたかも知れない。(笑) それくらい聴き込んだので、いまでも断片的だがセリフ(吹き替え)を覚えている。いまの過剰な描写の作品に較べたら実にのんびりしたものだが、面白さは到底およばない。確かにスペクタクル・シーンは映画の醍醐味だが、やはり主役は人間。演じる俳優の魅力があってこそだ。本作品は、当時台頭していたニューシネマに一矢報いるかのようにハリウッド渾身の一本だった。そのせいか、スターがスターの輝きをはなっている。同時にまた、観客もそれを望んでいた。自分たちが観たい映画は何なのか気付かせる作品だったと言えるだろう。70年代は、オカルト映画やSF映画のブームもあったが、粗製乱造の果てにやがて消えてしまった。しかし、パニック映画だけは姿カタチを変えて、今も連綿と繋がっている。娯楽映画としての王道だからだろう。或る意味、『イントレランス('16)』 や『ポンペイ最後の日('35)』 なんかもパニック映画の系譜なのかも知れない。時に、本作品の男性陣はなかなか興味深い。子供の頃はよく分からなかったが、D.マーティン演じる機長も、B.ランカスター演じる空港長も、トラブルの一夜が明けた後、妻のもとに帰らない。何てこった。(笑) 半世紀近く前のハリウッド映画としちゃ画期的と言えるかも知れない。子供の頃は、滑走路を塞ぐように往生したジェット機を動かし、空港長から葉巻をひと箱まき上げて飄々と帰って行くG.ケネディがヒーローだった。しかし、いまは空港中のトラブルを一身に引き受けてジタバタしている空港長の方に感情移入できるのだから困ったものである。(笑)オススメ!
2017.03.26
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0721 ライラの冒険/黄金の羅針盤[ブルーレイ]※オモテ面【スタッフ】・監督・脚本 クリス・ワイツ・原 作 フィリップ・プルマン・製 作 デボラ・フォート ビル・カラッロ・撮 影 ヘンリー・ブラハム・音 楽 アレクサンドル・デブラ・美 術 デニス・ガスナー【キャスト】・ライラ・ベラクア: ダコタ・ブルー・リチャーズ(西内まりや)・コールター夫人:ニコール・キッドマン(山口智子)・アスリエル卿:ダニエル・クリイグ(東地宏樹)・セラフィナ・ペカーラ:エヴァ・グリーン(本田貴子)・リー・スコーズビー:サム・エリオット(小林清志)・パンタライモン(声):フレディ・ハイモア(成海璃子)・イオレク・バーニソン(声): イアン・マッケラン(緒方 拳)※ウラ面【仕 様】・型 番 GABLY-1328・製作年度 2007年・製 作 国 アメリカ・原 題 THE GOLDEN COMPASS・そ の 他 2層、COLOR、VC-1、dts-HD Master Audio、 Blu-ray、セル専用・発 売 ギャガ・コミュニケーションズ・販 売 元 ギャガ・コミュニケーションズ 松竹・2008年全国劇場公開作品・字幕翻訳 稲田瑳裕里・吹替翻訳 杉田朋子[DISC 1/本編ディスク]・収 録 本編 113分・サ イ ズ 16: 9 (スコープサイズ) 1080p High Definition・音 声 1.英語 (7.1ch dtsマスターオーディオ) 2.日本語吹替 (5.1ch リニアPCM) 3.オーディオ・コメンタリー (2.0ch ステレオ)・字 幕 1.日本語字幕 2.吹替用字幕 3.英語字幕 4.オーディオ・コメンタリー用字幕[DISC 2/特典ディスク]・収 録 特典計 168分・サ イ ズ 16: 9 (ビスタサイズ) 1080p High Definition・音 声 1.英語 (2.0ch ステレオ)・字 幕 1.日本語字幕 2.英語字幕※ピクチャディスク1【ジャケット】・オモテ面:----・ウラ面 :全人類の未来をかけた戦いがはじまる! 行く末を知るのは、 ライラが持つ黄金の羅針盤!!美しいジャケットだ。黄金の羅針盤を中央に据え、ニコール・キッドマンとダニエル・クレイグの顔が描かれている。そして、ダコタ・ブルー・リチャーズが演じるライラがイオニクに乗っている。いい構図だと思う。謎のカギを握るのは、N.キッドマンが演じるコールター夫人であることが、よく分かる。残念ながら、ウラ面は、おとなしめ。もう少し本編の雰囲気を伝える工夫をして欲しかったと思う。でも、まぁ、ブルーレイにしては、充実したウラ面であることは間違いない。※ピクチャディスク2【感 想】「冒険の失敗」封切りの翌日に映画館を訪れたが、ガラガラだった。「こんなんで大丈夫かなぁ」と思っていたら、案の定、ギャガは大きな痛手を被ったらしい。映画の買い付けと制作事業を中止する方針を明らかにしている。本作品と買い付けと広告で50億円くらい注ぎ込んだそうだから、ムリもない。海外では順調に興収を伸ばし 2億ドルを超えたらしい。しかし、本国米国では7000万ドルということだから、大コケである。まぁ、あれだけスターを動員して「客が入りませんでした」では済まない。ニコール・キッドマン、ダニエル・クレイグ、サム・エリオット、エヴァ・グリーン、――これだけの映画スターを揃えるのも大変だったろう。撮影の進行具合いと出演者のスケジュールを調整するだけでも、ひと苦労したはずだ。考えるだに怖ろしい。興行的には失敗したようだが、作品としては、そう悪くなかった。ほどほどの出来映え。大作らしいスケール感もあり、キャストもスタッフも一流どころを揃えている。特に、アカデミーの視覚効果賞を受賞しただけあって、CGやVFXは作品世界を壊すことなく、ファンタジーの世界をスクリーンに現出させてみせた。何となく地味な印象だったが、ちゃんと観る人は見ているのだなと感心した。主人公ライラを演じた少女は、決して可愛いらしくはないが、確かなお芝居をするので今後が楽しみだ。本作品では、ニコール・キッドマンと互角に渡り合っていた。目線の確かな演技をするので、特撮にも違和感がない。なかなかの器だろう。日本ではお目にかかれないタイプの子役だ。個人的には、サム・エリオットが嬉々として演じているのが記憶に残った。やはり彼はアウトローが似合う。昔、映画『シェイクダウン』でブルージーンコップを演じていたが、私の中ではその時のイメージが強く、どこか組織から逸脱した人物が似合うように思う。今回の役どころも水を得た魚のようにイキイキとしていた。反面、ダニエル・クレイグが少々ミスキャスト気味。ファミリー映画向けの演技ではなかった。007の評価が高いが、私としては狭小な俳優のイメージが強い。どんなキャラクタを演じても同じ。彼がスターだからでは、ない。――懐の深さとでも言うか、演技の幅が著しく狭く感じるのだ。その点、ニコール・キッドマンは大人だったなぁ。現実世界とよく似ていながら、独自の異世界を構築したスタッフの努力に脱帽。ファンタジー映画の中では秀逸な出来映えだった。最初の冒険は失敗に終わって、次作があるのかどうか知らないが、オススメ!(とはいえ、続編制作の無期限延期を製作会社が発表しているから久しい。リブートでもいいから、作ってくれないかなぁ)
2017.03.25
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0720 そのネズミ、凶暴につき※オモテ面【スタッフ】・監 督 ジョーダン・バーカー『レイクサイド』・脚 本 マイケル・フォスター・プロデューサー ボルガ・ドーター ジョーダン・バーカー・製作総指揮 フリオ・フェルナンデス 『マシニスト』『●REC/レック』 カルロ・フェルナンデス アドリア・モネ【キャスト】・キャサリン・イザベル『フレディVSジェイソン』・ロビン・ダン『サンクチュアリ』・ピーター・ダクーニャ・スティーヴン・マクハティ 『ヒストリー・オブ・バイオレンス』※ウラ面【仕 様】・型 番 AMAD208・製作年度 2013年・製 作 国 ・原 題 TORMENT・そ の 他 片面1層、MPEG-2、COLOR、DOLBY DIGITAL、 NTSC 日本市場向、DVD、レンタル専用・発 売 アムモ98・販 売 アムモ98・収 録 本編 80分+新作情報・サ イ ズ 16: 9 LB・音 声 1.英語 5.1chサラウンド・字 幕 1.日本語字幕【ジャケット】・オモテ面:----・ウラ面 :『REC/レック』のプロデューサーが仕掛ける、 戦慄の猟奇ホラー! 拉致、監禁、拷問、殺戮…。 ありとあらゆる恐怖が家族を襲う! 果たして彼らは、生きてここから 脱出することができるのか!?ヌイグルミの頭部が大写しになっている。ジャケットのオモテ面としては大胆でインパクトがある。作品に対する自信のほどがうかがえる。リリースする側としては、お気に入りだったのだろう。こういうところは、好きだ。(笑)ウラ面のデザインも暗めで、禍々しさが伝わって来る。本編は、こんなに禍々しくなく、ちょっとライトなテイストだ。もし、ジャケットを見て躊躇っている人がいたら、観ても大丈夫。(笑)そんなにヒドイ作品ではない。オススメはしませんけどね。※ピクチャディスク【感 想】「古典的なホラー映画」意外と面白い作品だった。古典的とも言えるフォーマットを用いたホラー映画。目新しさはないが、押さえるべきところを押さえている。ただ、残酷描写は控えめで、多くのホラー映画ファンには物足りないだろう。――サラ・モーガンは、夫のコーリーと義理の息子リアムと一緒に森の中の別荘に遣って来る。亡くなった実の母親が忘れられず、新しい母になつかないリアムとの関係を改善するためだ。ところが、別荘に着いてみると何者かが侵入し、荒らされていた。どうやら留守の間に暮らしていたらしい。警察は見回りを強化すると言っていたが、どうにも気味が悪い。それに、リアムは亡くなった母親の遺品に執着して、ますますサラを遠ざけるようになっていた。その夜、不審な物音に目を覚ましたサラは、リアムのベッドが空になっていることに気づく。必死で息子を探すサラとコーリーの前に、ぬいぐるみの頭部をかぶった男が姿を現す。……というお話し。登場人物が少ないので、なかなか犠牲者が出ない。(笑) オープニングこそ快調な滑り出しだったが、以降は“控え目”になる。その辺は『13日の金曜日』のようなボディカウント・ムービーとは毛色が違う。主人公のサラ・モーガンを演じるのは、キャサリン・イザベル。「随分と歳の離れた夫婦だな。いいなぁ」と思っていたが、意外や彼女自身いいお歳でした。(笑)TVドラマ『SUPERNATURAL(07)』の第2シーズンにエバ役で2話出演している。第10話「悪魔の計画」と第21話「選ばれし者たち(前編)」だ。調べたら1981年生まれなので、本作品(2013年)の撮影当時は三十路だったことになる。そんな風には見えない。(笑)実のところ、彼女が出演していなかったら、本作品は観なかっただろう。コーリー役を演じるのは、ロビン・ダン。TVシリーズで当たり役もあるようだが、個人的にはB級映画専門の役者さんといったイメージ。(笑)『クルーエル・インテンション2』や『スピーシーズ3』、『ディープ・インパクト2016』といったフィルモグラフィを見ると、B級の中でも更に続編ばかり。(苦笑)端正な顔立ちをしているが、没個性なんだろうなぁ。何となく彼のポジションが分かった。ほかの役者さんは知らない方ばかりだった。カナダの作品ということもあるが、殺人鬼が皆、ネズミだのウサギだのサルだのと、ぬいぐるみの頭部をかぶっているので何が何やら分からないこともある。薄汚れた衣装なので、性別年齢すらおぼつなかい。確かに、殺人鬼(?)がぬいぐるみの頭部をかぶって登場するのは、いいアイデアだとは思う。けれど、撮り方がヘタなのか、役者さんへの演技指導がダメなのか、マスクが汚れているせいなのか、見分けがつかなかった。せめて、識別できるように描いて欲しかったと思う。或いは、思い切り分かり易いようにアニメのキャラにしてみるのも手だな。“ミッキーマ○ス”とか“おさるのジョ○ジ”とか……。ウサギはやっぱり“プレイボーイバニー”でしょ。一気に華やかで陽気なホラー映画になるな。(笑)本作品に登場するのは、『クライモリ』や『悪魔のいけにえ』シリーズに代表される殺人鬼一家だ。彼らは、歪んだ愛情から隣近所の家を襲い、“家族”を増やそうとする。この点は、興味深かった。家庭内のコミュニケーション不全が常態化している現代、人を殺してでも家族を増やそうとする意思は、或る意味、スゴイことかも知れない。演出にメリハリが足りないので薄味の仕上がりだが、まずまずの作品でしょう。もっとも、私は“関東の人間”なので、オススメは致しましたけどね。(醤油味でないと……)
2017.03.24
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0719 オープン・ウォーター/第3の恐怖※オモテ面【スタッフ】・監 督 ゴンザロ・ロペス・ガレゴ・製 作 メルセデス・ガメロ マカリーナ・レイ・脚 本 ナチョ・ファエルナ・撮 影 ホセ・デビッド・モンテーロ・音 楽 ホアン・ナパゾ【キャスト】・ミゲル・アンヘル・ムニョス・アレハンドロ・アルバラシン・マニュエラ・ペレス・マルタ・ミランス・ニュル・ガルシア・ラファエル・アマヤ・レティシア・ファビアン※ウラ面【仕 様】・型 番 ALBTS0082・製作年度 2010年・製 作 国 スペイン・英 題 BLUE SKIN・そ の 他 片面1層、MPEG-2、COLOR、DOLBY DIGITAL、 NTSC 日本市場向、DVD、セル専用・提 供 プライムウェーブ株式会社・販 売 アルバトロス株式会社・収 録 100分・サ イ ズ 16: 9 ビスタ・音 声 1.オリジナル (スペイン語) (Stereo)・字 幕 1.日本語字幕 2.デカ字幕・映像特典 予告編収録【ジャケット】・オモテ面:《 海 》の恐怖に 終わりはない・ウラ面 :これを見ると怖くて 海に行けなくなる。 地中海のクルージング 小さなアクシデントが招いた地獄 目の前にあるヨットに どうしても上がれない 絶望の淵を漂う7人 海中に消えてゆく仲間たち そして彼らを待ち受けていた 第3の恐怖とは?空には黒い雨雲が広がり、稲妻が走っている。そして、遠くにヨットが霞んで見える。そして、波間には7人の男女の頭が見えている。手前の女性は身を伸ばして苦痛に顔を歪めている。いつものことながら、アルバトロスからリリースされる作品はジャケットのイラストがピカイチだ。(笑)ウラ面も、同じテイストに仕上げられており、波間から顔を出している7人の男女の画像。その下には、遠くに船が見える画像(合成?)が配置されており、なかなか良いデザインだ。タイトルからすると、サメに襲われる恐怖を描いた作品に思えるが、ジャケットをよく見ると、そうでないことが分かる。いいジャケットだ。(笑)※ピクチャディスク【感 想】「オープン・ウォーター講習で迷子になったのは私だけ」スペイン産の海洋スリラー。どうやらTVのミニシリーズを編集して1本にまとめたものらしい。2話分を編集して 110分にしているので、だいぶ端折っている。本作品を観る限りでは、それは正解のような気がする。(苦笑)――弁護士ヘルマンは、父親のヨットを借りてクルージングに出掛ける。同行したのは、医者のルイスと恋人で歌手のアマヤ。アマヤの兄夫婦フェルナンドとカルロタ。カルロタの女友達ベル。(実は、フェルナンドとベルは浮気している) そして、ヨットハーバーに行く途中で拾ったソフィ。7人は、青い空と青い海を満喫する。ところが、或る日、ハメを外し過ぎて、ハシゴを下ろさずに、みんな海に飛び込んでしまう。事態に気づいた彼らは、何とかヨットに戻ろうとするが、舷側に手が届かない。海は容赦なく体温を奪って行く。……というのが前半。「バカだなぁ」と思いつつ、海に飛び込みたくなる気持ちは解る。(笑) 特に凪いでる時は誘っているように見えるものだ。でも、飛び込みに失敗すると、したたかに痛いんですけどね。スペイン映画なので、出演者はみんな濃い顔立ちをしている。そのせいか見分けがつかない。特に男性は、そうだな。女性はお○ぱいの大きさとカタチで見分けられる。(ウソです)――ベルがクラゲに刺されてアナフェラキシーショックで死に、ソフィも1人で陸を目指して泳ぎ出す。やがて、残された5人の目に、オンボロの船が見えた。「助かった!」そう思ったのも束の間、船に乗っていた黒人は、彼らを助けようとしない。アフリカからの密入国者だったのだ。ヨットの水と食糧で取り引きし、何とか5人はヨットに戻る。しかし、それで終わりではなかった。更なる地獄が彼らを待ち受けていた。……というのが後半。本作品について言えば、後半の方が、ヒリヒリして面白い。大した展開があるわけではないが、密入国しようと命懸けで外洋に漕ぎ出した黒人の家族、裕福な若者のグループの対比が面白い。欧州の映画は、歴史がそうさせるのか、この対比を好んで描きたがる。逆転したり取り戻したり……。結局は、黒人家族は社会の底辺で権力に追われる生活を余儀なくされ、生き残った若者は、リッチな生活に戻る。それが必然であるかのような描き方だ。短縮されたせいで、いくつかの事柄が投げっぱなしのままになっている。海の底に沈んでいた遺体は何なのか、ソフィの病いと薬にどんな意味があるのか、海に投げ出されたもう1人はどうなったのか……。もしかしたら、フルで観たら、その辺の事柄が明らかになるのだろうか。ならば、観てみたい。(たぶん退屈だろうけど)欧州の映画らしく、説明台詞は少ない。映像で語るタイプなので、ちょっと油断すると分からなくなる。(笑)そう言えば、オープンウォーターの講習で、私は迷子になったことがある。気を抜いたわけではないが、大島の海は視界が悪く、他にも講習しているグループがウジャウジャいて、誰が誰やら見分けがつかなかったのだ。PA○Iのインストラクタはアタフタしていたようだが、彼らが悪いわけではない。もともと他人様から何かを教わるのが苦手なタイプの人間なので、たぶん、私が指示をきかずに勝手な行動をしていたのだろう。(今となっては記憶は曖昧だが)気を抜かずに観れば、わりと面白い作品だと思う。そこそこオススメ!
2017.03.23
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0718 ターミネーター/サラ・コナー クロニクルズ THE COMPLETE FIRST SEASON DISC 3 [ブルーレイ/コレクターズ・ボックス]※オモテ面【スタッフ】■第7話 脚本…トニー・グラフィア 監督…チャールズ・ビーソン■第8話 脚本…ダニエル・T.トムセン 監督…J.ミラー・トビン■第9話 脚本…イアン・ゴールドバーグ 監督…マイク・ロール【キャスト】・サラ・コナー…… レナ・ヘディ『300』・ジョン・コナー… トーマス・デッカー『HEROES/ヒーローズ』・キャメロン……… サマー・グロー『ファイヤーフライ/宇宙大戦争』※ウラ面【仕 様】・型 番 SDB-Y22546・製作年度 2008年・製 作 国 アメリカ・原 題 TERMINATOR:THE SARAH CONNER CHRONICLES・そ の 他 DOLBY DIGITAL、Blu-ray、セル専用・発 売 元 ワーナー・ホームビデオ・販 売 元 ----・収 録 本編 393分・サ イ ズ 本編:1080p High Definition 16x9 1.78:1 映像特典:May Be in Standard Definition・音 声 本編:1.ドルビーデジタル:英 語 5.1ch 2.ドルビーデジタル:日本語 2.0ch 映像特典:Audio Standards May Vary・字 幕 1.英 語 2.日本語(本編および対象となる特典のみ)・希望小売価格 12,250円(税込)※ブックレット1※ブックレット2【ジャケット】・オモテ面:----・ウラ面 :「ターミネーター」シリーズ最終章※ブックレット38ページのブックレットが付属しているが、ストーリーと各話の脚本・監督しか記されていない。ワーナー・ホームビデオがリリースする作品は、だいたいこのパターンだ。もう少し内容を濃くして欲しいと思う。ゲストスターのことも知りたいし、吹替えした声優さんのリストも欲しい。何よりも、これだけコストをかけたTVシリーズなのだから、特撮やCG関係のクレジットも充実させて貰いたいものだ。パターン・メイドで手間を省きたい気持ちも解るが、ワーナーさん、是非とも再考して下さい。(笑)※ピクチャディスク【感 想】「DISC 3 能動と受動」近い将来、人類の指導者となるジョンを守り、兵士として育てて行くのを使命と考える母親のサラ・コナー。ジョンを守るために未来から送り込まれたリプログラムド・ターミネーターのキャメロン。同じように、“審判の日”を回避するためにやって来た抵抗軍の兵士デレク・リース。こうした登場人物の中で、ジョンだけが無目的である。強いて言えば、彼の目的は「生き残る」ことである。学んで知識を蓄え、判断力を養い、指揮官としての能力を身につける……。だから、極端な言い方をすれば、審判の日が来ようが来まいが、彼の使命とはカンケーがない。スカイネットが機械軍を蜂起させ、人類を抹殺するためにありったけの核兵器を使用したとしても、ジョン・コナーだけが生き残ることが出来れば、抵抗軍を組織することが出来る。その点が、本シリーズのウィークポイントだろう。(笑)「生き残る」ことが使命なので、ジョンは基本的に“受け身”である。未成年で親の庇護を必要としているせいもあるが、このキャラクタの構成だと、そうならざるを得ない。確かに、タイトルは『サラ・コナー・クロニクル』なので、サラが主人公である。彼女は、逃げるのを止めて、スカイネットを叩き潰すために2007年にジャンプする決意をする。それはそれで問題はないのだが、中心人物のジョンが守られる立場だと、物語の動きは鈍くなる。本シリーズが、本当に面白くなるのは、ジョンが指導者となるべく腹を決めて能動的になった時だろう。そんな時が来ることを期待して――。(笑)■第 7話 神の手 The Demon Handテルミットで焼却したターミネーターの左手を追ってロス市警に潜入したキャメロンは、証拠品はFBIのエリソン捜査官が持ち出していることを突き止める。何としても見つけ出して焼却しなければならない。やむを得ず、エリソン捜査官の自宅に侵入したサラは、昔のビデオテープを見つける。それは、精神病院に入院していた頃のシルバーマン博士との面談記録だった。一方、キャメロンは、アンディの相棒だったディミトリーの妹に接近する。彼女は、バレエ教室で教師をしていた。……というお話し。『2』に登場したシルバーマン博士が登場。彼の立ち位置が面白かったが、あの最後は可哀想だった。(笑)サマー・グロウがバレエを披露するシーンが、一番の見所だろう。やっぱりバレエって美しいなぁ。久しぶりに観たくなった。(笑)■第 8話 チップの記憶 Vick's Chip焼却したターミネーターのチップの画像記録を調べるジョンは、断片的に再生することに成功する。どうやら、このターミネーターは女性と暮らしていたらしい。夫になりすましていたようだ。女性の名前は、バーバラ。市政担当官で自動リアルタイム交通情報交換システム(ARTIE)導入の推進派だ。ターク2号が“頭脳”だとすれば、ARTIE は“神経”だ。サラたちは、システムをダウンさせるため、市庁舎に侵入する。……というお話し。「いちいち破壊していたらキリがないぞ」そう思ったのは、私だけではあるまい。(笑)地球が焦土と化した後も、スカイネットが機能して機械軍を統率しているのであれば、もっと別なネットワークを構築しているのは明らかだ。少なくとも有線ではないだろう。サラたちの行動は近視眼的に過ぎると思うな。(苦笑)■第 9話 誕生日 What He Beheldジョンは、16歳の誕生日を迎える。状況が切迫しているので、彼はそれを誰にも言えずにいたが、デレクが公園に誘う。16歳らしい誕生日を祝い、サプライズが用意されていた。サラは“ターク2号”を取り返すため、ディミトリーが売ったと言うサーキシアンという男に接触しようとしていた。しかし、この男は、一筋縄ではいかない男だった。一方、FBIのケスター捜査官を名乗ってサラたちの行方を追うクロマティ。エリソン捜査官は、その痕跡からサラの言葉を徐々にに信じ始めていた。彼が見て来たことは、そうでなければ説明がつかなかった。それでも、職務を全うしようとするエリソン捜査官は、SWATを連れてクロマティのいるモーテルを襲撃する。……というお話し。公園のジョン・コナーの“誕生祝い”で終わっても良かったような気がする。ジープの爆破は第2シーズンの頭に持って来た方がスッキリする。思い返してみれば、本シーズンは、各話の構成がイマイチ良くないような気がする。何となく1話が長く感じるのだ。さんざん貶して来たが、終わってしまうと名残惜しい。もっとほめておけば良かった。(苦笑)だからと言うわけではないが、第1シーズンを振り返ってみると、物語がどこに行こうとしているのか、ぼんやりとだが、伝わって来る。9話で終わってしまったため消化不良な感じは否めないが、通常通り二十数話で構成することが出来たなら、もう少しキチンと表現出来ていたかも知れない。各話の構成も、もっとしっくりしたものになったに違いない。『ターミネーター/新起動:ジェニシス』が、本シリーズからインスパイアされた部分が多いことを考えると、意外と良く出来たシリーズだったのかも知れない。(苦笑)■映像特典[DISC 3]1.キャスト&スタッフによる音声解説: ・第9話 誕生日 ・第7話 神の手(ロングバージョン)2.未公開シーン集 ・第7話 神の手:サラの告白(ロングバージョン) ・第7話 神の手:オームの法則第2シーズンのサマー・グロウの活動を期待して――。オススメ!
2017.03.22
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0717 ターミネーター/サラ・コナー クロニクルズ THE COMPLETE FIRST SEASON DISC 2 [ブルーレイ/コレクターズ・ボックス]※ジャケット裏面1【スタッフ】■第4話 脚本…ジョン・エンボム 監督…セルジオ・ミミカ=ゲッザン■第5話 脚本…ナタリー・チャイデス 監督…マット・アール・ビーズリー■第6話 脚本…アシュリー・エドワード・ミラー 脚本…ザック・ステンツ、ジェフリー・ハント【キャスト】・サラ・コナー…… レナ・ヘディ『300』・ジョン・コナー… トーマス・デッカー『HEROES/ヒーローズ』・キャメロン……… サマー・グロー『ファイヤーフライ/宇宙大戦争』※ジャケット裏面2【仕 様】・型 番 SDB-Y22546・製作年度 2008年・製 作 国 アメリカ・原 題 TERMINATOR:THE SARAH CONNER CHRONICLES・そ の 他 DOLBY DIGITAL、Blu-ray、セル専用・発 売 元 ワーナー・ホームビデオ・販 売 元 ----・収 録 本編 393分・サ イ ズ 本編:1080p High Definition 16x9 1.78:1 映像特典:May Be in Standard Definition・音 声 本編:1.ドルビーデジタル:英 語 5.1ch 2.ドルビーデジタル:日本語 2.0ch 映像特典:Audio Standards May Vary・字 幕 1.英 語 2.日本語(本編および対象となる特典のみ)・希望小売価格 12,250円(税込)※ブックレット1※ブックレット2【ジャケット】・オモテ面:----・ウラ面 :「ターミネーター」シリーズ最終章※ブックレット3ジャケットの裏面も、サマー・グロウが演じるキャメロンの画像が使われている。戦闘の末、傷ついたキャメロンの横顔が左側、右側には、エンド・スケルトンの状態にマスクだけ付けられている。やはり、ターミネーターであることを表現するイラストだ。ホント、たった31話で終わってしまったのが惜しいキャラクタだと思う。S.グロウの一番の当たり役だろう。※ピクチャディスク【感 想】「DISC 2 いくつもの矛盾やエラー」第 4話「ヘヴィメタル」で、クロマティが金属骨格を作るために材料の“コルタン”を狙うと考えるのは、まぁ仕方ないところだろう。けれど、頭部しか飛んで来ていないと思っている彼女たちが、あの時点でクロマティの襲撃を予想するのは変じゃないか? 頭しかないのに? 矛盾があるだろう。それとも、キャメロンの隠された任務だったのだろうか?(あの倉庫に行くことすら、キャメロンの策略だったのではないかと思えてしまう)■第 4話 ヘヴィメタル Heavy Metalサラたちは、クロマティ(ターミネーター)の頭部が一緒にタイムスリップして来てしまったことを知る。キャメロンの説明では、チップが無事ならば“復活する”と言う。クロマティが金属骨格の原材料“コルタン”を調達しようとするだろうと推測したサラたちは、埠頭の倉庫で待ち伏せをする計画を立てる。ところが、そこにいたのは、別のターミネーターだった。……というお話し。「生体しかタイムスリップ出来ない」んじゃなかったっけ? どうして、クロマティの頭部がタイムスリップ出来るんだろう? それとも、8年間も路肩でゴミに埋もれていたのが、今になって起動したのか? ちょっと無理がある展開だな。(笑)■第 5話 チェス大会 Queen's Gambitサラにアンディから電話がある。コンピュータ同士が対戦するチェス・マシンのトーナメントに出場すると言う。新たなコンピュータ・プログラム“ターク2号”を作り出したのだ。複雑な心境のサラだったが、“ターク2号”は決勝戦で負けてしまう。安堵も束の間、アンディは何者かに殺され、サラが追うも寸でのところでロス市警に捕まえられてしまう。ところが、犯人は抵抗軍の一員であることが分かり、話しをするためにサラはロス市警に潜入する。一方、抵抗軍のアジトを襲撃したターミネーターもまた、取り逃がした“最後の兵士”を追っていた。……というお話し。カイルの兄、デレク・リースの登場。知らされなかった兄弟や双子の片割れが突然出て来るのは、ドラマでは定番と言えるだろう。でも、わざわざ未来からタイムスリップしてまで登場させるなんて、未来のジョン・コナーについて語らせる役割を担っていることが“ありあり”だ。(笑) まぁ、なかなか良い役者さんをキャスティングして来たと思う。その点は感心してしまった。■第 6話 ダンジョン&ドラゴン Dungeons & Dragonsターミネーターに撃たれたデレク・リースは、瀕死の重傷だった。しかし、病院に連れて行くことも出来ない。デレクの容態は悪くなる一方だ。万策尽きたと諦めかけた頃、ジョンが連れて来た救急救命士のチャーリー・ディクソンによって助けられる。手術中、デレクは、機械軍と戦った“未来”で過ごして来た日々のことを夢見る。……というお話し。暗喩を含んだ“夢”のシーンは、正直なところ好きじゃない。これだけでは意味不明だし、ジョン・コナーの存在について含みを持たせる描き方をしているのも気に入らない。或る意味、ネタバレだし、今後の展開を狭めることになる。TVドラマ『LOST』のヒット以来、こういう手法が増えたなぁ。個人的には不満だ。同じく第 4話で、売れない役者のジョージ・ラズロがレンジでチンしたブリトーは、クロマティに襲われた時、床に落ちた。ところが、エリソン捜査官が訪ねた時は、ちゃんと皿の上にのっていた。そんな些細なエラーが、本作品はあちらこちらに散見出来る。ファンは、そういうエラーに敏感だから、オンエア当時は投稿が殺到しただろうなぁ。(笑)それはそれで、人気の証しなのだろうけどね。■映像特典[DISC 2]1.未公開シーン集 ・第6話 ダンジョン&ドラゴン:別れの時2.スクリーン・テスト集 ・レナ・ヘディ ・トーマス・デッカー ・リチャード・T.ジョーンズ3.サマー・グローのダンス・リハーサル4.アニマティクスオススメ!
2017.03.21
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0716 ターミネーター/サラ・コナー クロニクルズ THE COMPLETE FIRST SEASON DISC 1 [ブルーレイ/コレクターズ・ボックス]※オモテ面【スタッフ】■第1話 脚本…ジョシュ・フリードマン 監督…デヴィッド・ナッター■第2話 脚本…ジョシュ・フリードマン 監督…デヴィッド・ナッター■第3話 脚本…ジョン・ワース 監督…ポール・エドワーズ【キャスト】・サラ・コナー…… レナ・ヘディ『300』・ジョン・コナー… トーマス・デッカー『HEROES/ヒーローズ』・キャメロン……… サマー・グロー『ファイヤーフライ/宇宙大戦争』※ウラ面【仕 様】・型 番 SDB-Y22546・製作年度 2008年・製 作 国 アメリカ・原 題 TERMINATOR:THE SARAH CONNER CHRONICLES・そ の 他 DOLBY DIGITAL、Blu-ray、セル専用・発 売 元 ワーナー・ホームビデオ・販 売 元 ----・収 録 本編 393分・サ イ ズ 本編:1080p High Definition 16x9 1.78:1 映像特典:May Be in Standard Definition・音 声 本編:1.ドルビーデジタル:英 語 5.1ch 2.ドルビーデジタル:日本語 2.0ch 映像特典:Audio Standards May Vary・字 幕 1.英 語 2.日本語(本編および対象となる特典のみ)・希望小売価格 12,250円(税込)※ブックレット1※ブックレット2【ジャケット】・オモテ面:----・ウラ面 :「ターミネーター」シリーズ最終章※ブックレット3サマー・グロウが演じるキャメロンの上半身が描かれている。ターミネーターであることを示すように、腕と腹部からパーツが覗いている。修理中だろうか。それでも、キャメロンの眼は、こちらを見ている。インパクトのあるイラストで、リリース当時は、このイラストに強く惹かれたものだ。素晴らしいジャケットだと思う。ウラ面は、サラ・コナーとジョン・コナーの画像が、申し訳程度に配置されている。あとは、ほとんどスペックやストーリー、クレジットに埋め尽くされている。このジャケットが表現しているように、本作品の本当の主人公は、やはりキャメロン(サマー・グロウ)に違いない。(笑)※ピクチャディスク【感 想】「DISC 1 サマー・グロウにつきる」映画『ターミネーター』のTVシリーズ。ジェームズ・キャメロン監督の2作と同じ世界観だと思う。いろいろツッコミを入れたいところだが、わりと良く出来たシリーズだろう。こうして見返して観ると、『ターミネーター/新起動:ジェニシス』が、本シリーズにインスパイアされた作品だったことが、よく分かる。S.グロウ演じるキャメロンが車で戻って来て、「死にたくなかったら、来て!」とジョンを助けるシーンは、セリフまで同じなんじゃないかと思う。(笑)確かに、だんだんグズグズになって、謎ばかり撒き散らして一つも回収しない第2シーズンを観る限り、“打ち切り”も仕方ないかな、と思う。それでも、特撮を駆使したアクション・シーンは見応えがあったし、サマー・グロウはだんだんと魅力的になって行くし、丁寧な演技には好感を持てた。いまとなっては叶わない夢だが、是非とも第3シーズンを観たかった。■第 1話 序章 Pilot1999年、ジョンとサラ・コナーは逃亡生活を続けていた。或る日、高校に転校して来たジョンは、授業中に代理教師のクロマティから銃撃される。ターミネーターだ。ジョンを抹殺するため、再び送り込まれて来たのだ。ダイソンの研究が消滅したことで“審判の日”を止められたと思っていたが、そうではなかったらしい。銃撃をかわして校舎から出たジョンだったが、追い詰められてしまう。その時、彼を助けたのは、同じクラスのキャメロンだった。彼女は、ジョンを守るために未来から送り込まれたマシンだった。……というお話し。女子高生のキャメロンを演じるのは、サマー・グロウ。最初はどうかと思っていたが、なかなか良い。彼女は立ち姿がキレイだし、無表情な演技は『セレニティー』で馴染んでいる。彼女なくして本作品は成立しなかっただろう。それくらい良いキャスティングだと思う。■第 2話 汝自身を知れ Gnothi Seauton銀行の貸金庫に隠されていたタイムマシンで、ジョンとサラ、そしてキャメロンは、2007年にタイムスリップする。この時代で生きて行くためにはIDがいる。キャメロンの案内で抵抗軍のアジトに行くが、既に何者かの襲撃を受けて全員殺されていた。クロマティではない。ヤツは貸金庫のタイムマシンを起動した際の衝撃で破壊されたはずだ。自分たちに仲間がいるのを知ったと同時に、この時代にもターミネーターが送り込まれていることを知る。……というお話し。『2』でサラたちを支援したエンリケも登場。けれど、どうも怪しい感じだ。どこまでも従順に命令に従うマシンと、時とともに変容する人間の姿が描かれている。この対比が、本シリーズのテーマなのかも知れない。■第 3話 ターク The Turk抵抗軍のアジトの金庫に入っていた資料を読み漁ったサラは、アンディ・グードに目をつける。サイバーダイン社で研修をしていたらしい。いまは携帯ショップの販売員だが、プライベートで“ターク”というチェスをするコンピュータを開発していた。それが“スカイネット”になるのではないかとサラは推測する。一方、3人が知らないところで、“エンドスケルトン”状態のクロマティが、表皮を得るために行動を開始していた。……というお話し。サラたちは“審判の日”を止めるために2007年にタイムスリップして来たはずなのに、何だか無目的な行動が多いし、都合良く未来から抵抗軍やターミネーターが送られて来たりする。そんなに頻繁に未来から人間やターミネーターを送り込めるなら「何でもアリじゃん!」とか思ってしまう。(汗)それにしても、チェスをするコンピュータなんか世界中でいくらでも開発されているだろうし、さしたる確証もないのにアンディ・グードの家を燃やしてしまうなんて……。おおよそ行動に説得力がないな。(苦笑)TVシリーズのクライム・サスペンスは、ほとんどが1話完結の体裁になっている。各話に手掛かりが散りばめられて、シーズンが終盤に向かって行くに従い、本筋へと収束していく。或いは、常に各話のエンディングが“クリフハンガー”になっていて、次週への興味を繋ぎ止める体裁。いわゆる連続ドラマってヤツだ。シーズン中には登場人物を掘り下げる単発のエピソードも用意され、この場合は1話完結になっている。本作品も連続ドラマになっている。ただ、1話完結のエピソードが多く、本筋を進めるのに躊躇いがうかがえる。どう展開して物語世界を掘り下げて行くか、決まっていないままスタートしたのかも知れない。簡単な言い方をすれば、“テーマの欠如”だ。シーズンを構成する上で1話完結のエピソードが必要なのは理解できるが、本シリーズにおいては、そこに“逃げている”感じがする。だから、違和感を禁じ得ない。(汗)それぞれのシーンの出来映えは良い。演出もなかなかだ。不必要なくらい力が入っている。例えば、サラたちがIDを調達するだけで1話を費やしている。けれど、その後の“本流”には、全く絡まない。なのに、ゲスト出演の役者に対する演技指導も微細に作り込んでいる。だから、観ている最中は満足感が高いが、シーズンを見終えて振り返ってみると、「あれは何だったんだ?」と想わざるを得ない。飛び降り自殺した女の子のエピソードもそうだし、エンリケがFBIに密告しようがしまいが、本筋には「何の影響もないじゃん」ということである。(笑)■映像特典[DISC 1]1.キャスト&スタッフによる音声解説 ・第1話 序章 ・第3話 ターク2.未公開シーン集 ・第1話 序章:コンピュータ室 ・第1話 序章:闘いの後 ・第1話 序章:ナンバー・プレート ・第1話 序章:サラの悪夢 ・第1話 序章:もう1つのオープニング ・第3話 ターク:事情聴取3.メイキング集 ・映画からTVシリーズへ ・メイキング:第6話 ダンジョン&ドラゴン ・メイキング:第7話 神の手4.NG集オススメ!
2017.03.20
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0715 SURVIVE/サヴァイブ※オモテ面【スタッフ】・監督・脚本 リレイ・ウッド・製 作 フランク・カンコー・ジュニア【キャスト】・パトリック・アーサートン・クリス・ベイリー・ブリアナ・ベイカー・ケヴィン・プラウン・ランディ・セラノ・ヒラム・ゴンザレス・スザンナ・ハート・ジョーンズ・リサ・レーン・ジェン・ニコラウス・ショーン・メンジー・ソーニャ・オハラ 他※ウラ面【仕 様】・型 番 COMT-022・製作年度 2011年・製 作 国 アメリカ・原 題 AMERICAN MASSACRE・そ の 他 片面1層、カラー、MPEG-2、DOLBY DIGITAL、 NTSC 日本市場向、セル専用・発 売 元 メディア・トップ・販 売 元 株式会社コンマビジョン・収 録 約 75分・サ イ ズ 16: 9 LB ビスタサイズ・音 声 1.英 語 (オリジナル) ステレオ・字 幕 1.日本語・価 格 3,800円(+税)【ジャケット】・オモテ面:生き延びたければ、 謎を解け・ウラ面 :悪夢の9月4日は、 恐怖が再び襲う。 男女9人、家一軒、そして生存者ゼロ…!?殺人鬼らしい男のシルエットが、血のしたたるナイフを持っている。手前の女性は身をよじって逃げようとして悲鳴を上げている。古い恐怖漫画の扉絵みたいだ。現代の映像作品のジャケットとは、到底思えない。(苦笑)狙ってデザインしたとは思えないが、レトロな雰囲気には、ちょっと魅力がある。ウラ面は、イマイチ……。登場人物の画像をテキトーに並べただけのように思える。ここからストーリーは伝わって来ないし、雰囲気も分からない。ひどい出来映えのジャケットだ。(溜息)【感 想】「資源は大切に使いましょう」てっきり 『NAKED』シリーズのようなマン・ハンティングものかと思っていた。(笑)ジャケットだって、悲鳴を上げる女にフードをかぶった男のシルエットが近づいているイラストだ。誰だって、そう思うはず。これで「実は違うんだなぁ」と言われても困る。このイラストの女がセーラー服を着ていたら、日本映画の『マン・ハンティング』の新作のジャケットに使えるぞ。(『マン・ハンティング/レザレクション』で見たプルプルのお尻が忘れられない)――砂漠の町、ビクタービル。その町では、殺人事件が多発し、 6週間で12名が殺されていた。或る日、町外れの一軒家に若者たちが集まる。仲間の1人が、その家を手に入れたので、パーティにやって来たのだ。しかし、楽しい時間も束の間、1人、また1人と仲間が殺されて行く。警官も殺される。一体、誰が犯人なのか? そして、その目的は?……というお話し。プロットを組み立てた段階までは、良かったんだろうねぇ。でも、脚本に仕上げて、それを映像化してみたら、意外なほどスカスカで、あちらこちらで綻んでいて大失敗だった、――そんな感じだろうなぁ。(笑)何がダメって、登場人物が殺される度に、回想シーンが挿入されること。これには閉口した。いまどき、こんな古臭い手法は、インディーズでも滅多に見られない。然も、このシーンには何の意味もないときた。(笑) せめて、真犯人が誰なのか示す手掛かりが隠されているとか、何かしら役に立つ情報が秘められているなら兎も角、殺されて二度と出て来ない登場人物の日常を見せられても退屈なだけだ。流れも悪くなるしね。(苦笑)それに、致命的なのは、犯人の動機に説得力がないこと。昔、『スクリーム』を観た時に「くだらねぇ~」と思ったが、本作品は、それ以上にくだらない。さらに真相が明かされるや、「ああ?! ふざけんなよ(キムタク風)」と声を荒げてしまった。作り手は、『ユージュアル・サスペクツ』の路線を狙ったのだろうけど、あまりに唐突すぎて辻褄が合わない。それらしい前フリがあるにはあるが、これなら“夢オチ”の方が、まだマシだ。役者さんたちも、総じて魅力がない。どんな顔をしていたのか、ただの1人も思い出せない。観ている最中にも感じたことだが、これだけ没個性な出演陣というのも珍しい。これならヘタクソなシロートを雇った方がインパクトがあったかも知れない。(苦笑)漠然とだが、こういう作品は、オンデマンド専用プログラムだと思っている。だから、DVDでリリースされていることが不思議でならない。出演俳優にファンがいるとは思えず、著名な監督さんの作品というワケでもない。フツーに考えて誰も買わないだろう。買うとしたら、本作品の制作に携わったスタッフ・キャストとその親族くらいではなかろうか。いいトコ、百枚単位だ。いくらプレスする費用が安くなったとはいえ、費用対効果は得られないんじゃないか? 資源の無駄遣いのような気がするな。(笑)オススメ致しません!
2017.03.19
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0714 コンテイジョン/サバイバーズ※オモテ面【スタッフ】・監督・脚本・編集 デヴィッド・ブルックナー・製 作 ニコ・ゼントナー【キャスト】・ミヒャエル・クラッグ・ユリア・ケーラー・ティノ・ドルナ・アイダ・マリー・アンガー・マリー・ウェイト・ロミー・シュレイバー※ウラ面【仕 様】・型 番 LDRD-00020・製作年度 2011年・製 作 国 ドイツ・英 題 DEAD SURVIVOR・そ の 他 片面1層、MPEG-2、COLOR、DOLBY DIGITAL、 NTSC 日本国内向、DVD、セル専用・発 売 元 株式会社トランスワールドアソシエイツ 株式会社エルディ・販 売 元 株式会社エルディ・収 録 本編approx.84分・サ イ ズ 16: 9 LB スクイーズ・音 声 1.オリジナル (英 語):2.0ch ステレオ・字 幕 1.日本語字幕・映像特典 オリジナル予告編【ジャケット】・オモテ面:襲い来る【感染】と【恐怖】・ウラ面 :蔓延する恐怖… すべての人類が感染!? 壮絶なゾンビ・サバイバルを切り抜ける 衝撃アクション・ホラー! 戦慄のバトルを制せよ! 逃げ場を失った死の世界… 生き残る術はあるのか!?スティーブン・ソダーバーグ監督の『コンテイジョン』と良く似たデザインのジャケット。オリジナルは、黄色い帯が中央を走り、そこにタイトルが載っている。上下には主要登場人物の画像が並び、黄色いフィルターがかかっている。インパクトのあるデザインだった。本作品も同じように、主要登場人物の画像が並び、その下にタイトル。そして、タイトルの下には煙を上げる都市の遠景と、ハイウェイだろうか、破壊された車と、その上を歩く主人公の全身が描かれている。たぶん、切り貼りだろう。こう書くと、あまり似ていないが、黄色いフィルターをかけているせいで、同じ印象を与えている。それがなければ、混同することはなかっただろう。そう考えると、このデザインは最少の効果で最大の目的を果たしている。或る意味、優れたセンスだと思う。(笑)※ピクチャディスク【感 想】「退屈退屈退屈退屈退屈退屈」退屈な作品だった。“戦う→移動→戦う→移動→戦う”の繰り返しで、1ミリも物語が展開しない。然も、軍服を着た男が、1人でゾンビや兵隊らと戦う。時々、カッコつけて見得をきるが、これがまた、とってつけたようで、失笑モノ。もうちょっと、どうにかならなかったのかと思う。(溜息)――或る日突然、未知の疫病が発生。感染者は狂暴なゾンビとなり、次々と人間を襲い始めた。感染は急速に拡大し、たった1週間で全人類の9割が感染者となってしまう。クリスは、数名の生存者と一緒に食肉工場に身を隠していた。しかし、プレッシャーに耐えられなくなった男が逃げようとしたことで、ゾンビに見つかり、安住の地(食肉工場)を追われることになる。何とかゾンビの襲撃を退けた彼らは、避難所に向かう。ところが、途中で車はガス欠になり、徒歩で山を超えなければならなくなる。……というのが序盤。オープニングは“軍人vsゾンビ”。いきなりのアクション・シーンで観客の気持ちを高揚させたかったのだろうが、それだけの演出力がなく、失敗に終わっている。かなり力を入れた様子だったが、才能がないのって哀しい。(苦笑)――森の中で、クリスたちはゾンビに襲われる。多勢に無勢、危ういところを武装したグループに助けられる。はぐれ者の軍人たちだった。彼らは、放棄された基地を占拠し、大佐を中心にした社会を築いていた。しかし、避難所へと向かおうとするクリスたちと対立。戦いになってしまう。……というのが、中盤。『28日後……』のパクリみたいだ。(笑)残念ながら、監督さんには組織と個人の対立を描けるほどの力量はなかった。大失敗って感じ。力がないのって、やっぱり哀しいよなぁ。(笑)――クリスたちが大佐の追撃を退けて辿り着いたのは、人里離れた古い洋館だった。そこは、或る製薬会社の研究施設で、彼らは図らずもゾンビ発生の秘密を知ることになる。しかし、そこに現れたのは、大男のゾンビだった。……ということでクライマックス。(苦笑)何と言うか、『バイオハザード4』に登場したモンスターと良く似たキャラが、大した意味もなく登場する。『サイレントヒル』の三角帽子かも……。好きなのは解るけど、随分とあからさまでチープだ。時として、稚気にあふれた表現は好ましいものだが、才能もなくてお金もないとなると、「もっとマジメにやれよ」と思ってしまう。哀しいよなぁ。ラストは、助かった主人公が、ウィルスを作った製薬会社に乗り込もうと決意したところで終わる。「学者でもないお前が行ったところで何の役に立つんだよ?!」と、画面に向かってツッコんでしまった。(笑)続編を作る気だったのかどうかは不明だが、意味不明の決めゼリフは、作り手の精神年齢の低さを暴露してしまう。哀しいよなぁ。ちなみに、“退屈退屈退屈退屈退屈退屈”って変換すると、ラーメンのどんぶりのフチに描かれた模様みたい。(笑)オススメ致しません。ツーか、破棄しましょ。(笑)
2017.03.18
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0713 エイリアン/パンデミック※オモテ面【スタッフ】・監督・脚本 ビリー・オブライエン・製 作 エド・ギニー『大統領暗殺』 バートランド・フェーヴル ルース・ケンリー=レッツ 『マイウェイ/銃弾のレクイエム』・音 楽 エイドリアン・ジョンストン 『キンキーブーツ』【キャスト】・エシー・デイヴィス 『シャーロットのおくりもの』『真珠の耳飾りの少女』・ジョン・リンチ『スライディング・ドア』・ショーン・ハリス『ブラザーズ・オブ・ヘッド』『0:34』・マーセル・ユーレス『GOAL!』・ルース・ネッガ『プルートで朝食を』・スタンリー・タウンゼント『リバティーン』※ウラ面【仕 様】・型 番 LBXC-210・製作年度 2005年・製 作 国 イギリス・アイルランド・原 題 ISOLATION・そ の 他 片面1層、MPEG-2、COLOR、DOLBY DIGITAL、 NTSC 日本市場向、DVD、セル専用・発 売 元 タキ・コーポレーション・販 売 元 ファインディスクコーポレーション・収 録 本編94分・サ イ ズ 16: 9 LB シネスコ・音 声 1.オリジナル ステレオ・字 幕 1.日本語字幕【ジャケット】・オモテ面:次々と生まれる――。 《Austin Fantastic Fest 2006 Best Director/Best Film/ Best Cinematography》 《Gerardmer Film Festival 2006 Grand Prix/International Cities Award》 《Leeds International Film Festival 2006 European Fantasy Film in Silver》 《Screamfest.2006 Festival Trophy Best Artist/Best Director/Best Film》・ウラ面 :「ソウ」シリーズ ライオンズゲート提供 感染と襲撃の恐怖を描く 傑作パニックホラー ウイルスをまき散らしながら、 ヤツらは増殖し続ける… 感染を防いで、ヤツらを仕留めよ!ジャケットのオモテ面のイラストは、なかなか良い出来映えだと思う。本作品の陰湿な雰囲気を上手に伝えている。確かに、本編に登場するクリーチャの幼体は、こんなカンジだ。でも、邦題の『エイリアン』ってのは、間違っている。クリーチャ・デザインからの連想なのは解るが、もう少し何とかならなかったのかなぁ。それに、煽り文句の「ヤツらを仕留めよ!」って、何?(笑)ビデオゲームが原作の映画なら解るけど、本作品は、そういうベクトルの作品ではないんですけどね。(汗)売る側のしたたかな戦略と本作品の出来映えとのギャップが、何だか哀しい。(溜息)※ピクチャディスク【感 想】「狂牛病の騒動が生んだバイオホラーの佳作」小品ながら、なかなか良く出来た作品だった。――農場の経営に行き詰まったダンは、獣医のオーラの勧めでバイオ研究所に協力することになる。遺伝子を組み換え、繁殖力の強い牛を作る実験に、農場の雌牛を供したのだ。或る夜、実験体の雌牛が産気づく。ダンは、何とか仔牛をとり上げるが、何かがおかしい。駆けつけたオーラも異常を察し、感染を怖れて母子ともに殺してしまう。実験体が出産した仔牛は、臓器が巨大化した形成異常だった。見かけこそ仔牛だったが、鋭い牙を持っている。然も、その仔牛は体内に6匹の幼体を宿していた。それは、牛とは思えない姿カタチをしており、明らかな奇形だった。ところが、そのうちの一匹が生きていて、農場の内で成長し始める。……というお話し。“湿地の農場”という設定が素晴らしく、陰鬱な雰囲気が全編を支配している。カメラの被写界深度は狭く、否が応でも観客をスクリーンに集中させる工夫が凝らされている。監督さんのセンスとカメラマンの腕が滅法いい。(笑)面白いのは、途中から「感染の可能性がある」というセリフが出て来ること。(不謹慎か)狂牛病は、2003年頃から世間を騒がし始め、日本でも2005年末まで米国牛肉の輸入を禁止した。その頃に製作された作品なので、たぶんに騒動の影響を受けている。しかし、狂牛病が、感染ではなく、牛の体内で遺伝子異常によって発症する可能性があると発表されたのは、ずっと後になってのことだ。本作品は、脚本を仕上げるに当たり、その辺のリサーチを徹底したようだ。オーラも、研究所から来たジョンも、感染の可能性を示唆し、農場を隔離しようとする。感染を拡大させないためだ。その切迫感が、リアルに伝わり、面白い作品に仕上がった。(原題からして“隔離”だしね)監督は、ビリー・オブライエン。本作品が長編デビュー作。なかなかどうして、堂に入ったものだ。オタクくんっぽいが、そのうち飛んでもない作品をリリースしそうだ。撮影は、ロビー・ライアン。仕事熱心(笑)な方のようで、ショートフィルム含めて80数本の作品に携わっている。『あなたを抱きしめる日まで』が、代表作だろう。アイルランドの作品なので、テイストは欧州の映画である。ぶっきらぼうなアート系の雰囲気も持っている。説明過多のハリウッド映画を見慣れた目には不親切な作りをしているが、状況はキチンと説明されるのでフラストレーションは少ない。不快感を伴うグロテスクな映像は好みの分かれるところだろうが、理知的に扱っているので、あまり後には残らない。その辺は安心して観ていられる。『エイリアン』シリーズを期待しなければ、十分に楽しめる作品だろう。ただ、ディスクの作りは最低レベル。音声・字幕の切り替えもなければチャプターリストもない。勿論、特典映像もない。あるのは、“PLAY”のアイコンだけ。日本語字幕だけが、日本版であることを主張している。もう少し、作品に敬意をはらって作り込みましょうよ。オススメ!
2017.03.17
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0712 ゴーストバスターズ [ブルーレイ/プレミアム・プロトンパック・パッケージ]※オモテ面【スタッフ】・監督・製作総指揮・脚本 ポール・フェイグ・製 作 アイヴァン・ライトマン エミリー・パスカル・製作総指揮 ジェシー・ヘンダーソン・製作総指揮・オリジナル脚本 ダン・エイクロイド・脚 本 ケイティ・ディポルド・撮 影 ロバート・イェーマン※ウラ面【キャスト】・アビー・イェーツ…メリッサ・マッカーシー(渡辺直美)・エリン・ギルバート………クリステン・ウィグ(友近)・ジリアン・ホルツマン…ケイト・マッキノン(朴璐美)・パティ・トラン………レスリー・ジョーンズ(くじら)・ハロルド・フィルモア…チャールズ・ダンス(堀勝之祐)・ホーキンス捜査官……… マイケル・ケネス・ウィリアムス(荒井勇樹)・ケヴィン……………クリス・ヘムズワース(森川智之)・ジェニファー・リンチ… セシリー・ストロング(石塚理恵)・ブラッドリー市長……アンディ・ガルシア(石塚運昇)※アウターケース表面/裏面【仕 様】・型 番 BRLL-80793(O-2294)・製作年度 2016年・製 作 国 アメリカ・原 題 GHOSTBUSTERS・そ の 他 COLOR、dts-HD MasterAudio、 MPEG-4 AVC(DISC 1、2)、 MPEG-4 MVC(DISC 3)、 日本市場向、Blu-ray、セル専用・発 元 株式会社ソニー・ピクチャーズ・ エンタテインメント・販 売 元 ----・字幕翻訳 栗原とみ子・吹替翻訳 野口尊子※インナーケース表面/裏面[Blu-ray Disc 1/2D本編]・収 録 劇場公開版:約 116分 エクステンデッド版:約 133分・サ イ ズ HDワイドスクリーン(シネスコ)1920x1080p・音 声 1.DTS-HD MasterAudio/5.1chサラウンド/ オリジナル(英 語) 2.DTS-HD MasterAudio/5.1chサラウンド/ 日本語吹替・字 幕 1.日本語字幕 2.英語字幕・映像特典 1.ポール・フェイグ(監督)と スタッフによる音声解説 2.ポール・フェイグ(監督)と ケイティ・ディポルド(脚本)による 音声解説 3.NGシーン( 2種) 4.未公開シーン( 4種) 5.キャストによるアドリブ集( 4種) 6.スライム・タイム※ピクチャディスク1/2D本編[Blu-ray Disc 2/ボーナスディスク]・映像特典 1.未公開別バージョン& エクステンデッド・シーン(30種) 2.キャラクター紹介 3.「ゴーストバスターズ」の幽霊たち 4.視覚効果:30年の時を経て 5.クリス・ヘムズワース参上! 6.フォトギャラリー 7.キャストによるアドリブ集( 3種)※ピクチャディスク2/ボーナスディスク[Blu-ray Disc 3/3D本編]・収 録 劇場公開版:約 116分・サ イ ズ HDワイドスクリーン(シネスコ)1920x1080p・音 声 1.DTS-HD MasterAudio/5.1chサラウンド/ オリジナル(英 語) 2.DTS-HD MasterAudio/5.1chサラウンド/ 日本語吹替・字 幕 1.日本語字幕 2.英語字幕※ピクチャディスク3/IN 3D【ジャケット】・オモテ面:----・ウラ面 :史上最強!?の男たち、 《ゴーストバスターズ》が帰って来た!! ニューヨークを大王ビーゴから救え!!※ブックレット プレミアム・プロトンパック・パッケージというヤツを購入したが、ブラックが基調のデザインは、いただけない。(溜息)コメディであることを主張しているのは、アウターケースの外側に付いていたジャケットだけ。アウターケースもインナーケースも、ブックレットでさえ、本格的なSF映画のような雰囲気である。それって、本作品には相応しくないと思う。もともと的外れな作品なのに、パッケージまで的外れだなんて……。つくづくザンネンな作品なんだなぁ。(笑)※ペーパークラフト【感 想】「後味の悪い“大人の事情”がファンタジーをダメにする」何の魅力もない作品だった。面白かったのは、クリス・ヘムズワースだけ。あとは無惨とも言える出来映えだった。(溜息)――コロンビア大学の終身雇用が決まりそうだったエリン・ギルバート博士は、旧友アビー・イエーツらの幽霊屋敷の調査に同行したことがバレてクビになってしまう。然も、アビーがジリアン・ホルツマンと研究室を構えていた大学からも追い出される。3人は、幽霊の存在を認めない世間を見返そうと、本格的な研究を決意する。……というお話し。ストーリー展開はオリジナルのまま。チョコチョコと加えられた変更は、現代風と言えば現代風だが、あまりピリッとしない。そもそも、主人公の3人は、幽霊を研究して世間をあっと言わせたいだけで、退治しようなんて考えていなかった。困っている人を助けようとか、金儲けしようとか、ビジネスモデルを作ろうとか、そんなことは1ミリも考えておらず、きわめて目的意識が曖昧だ。だから、クリス・ヘムズワースが演じる“おバカ”のケビンの方が、理知的に見えてしまう。実際、彼女たちがプロトンパックや武器について会話をする場面は、彼女たちを愚か者に見せている。これを見て、どうして性差別の団体が非難の声を上げないのか、私には不思議でならない。何よりもヒドいのは、彼女たち“ゴーストバスターズ”の活動が、さしたる理由もなく、公的に否定されてしまうこと。何だか後味がよくない。NY市当局は事実を隠蔽し、彼女たちもそれを受け入れてしまう。つまり、彼女たちも市当局と同罪だ。エンディングで“いいお話し”風に仕上げてはいるが、とんだ欺瞞である。(怒)思えば、クライマックスで破壊し尽くした街を、キレイに戻してしまうのだって、欺瞞だろう。まるで、ゴーストたちまで“大人の事情”を後押ししているかのようで、はなはだ気持ち悪い。オリジナルのシリーズでは、NYの街を破壊したゴーストバスターズは、訴えられて破産し、メンバーは散り散りになって『2』に登場した。そうしたリアルな事情を“笑い”に仕上げるセンスとスキルが、オリジナルのシリーズにはあった。それが本作品では、どうだ? 重苦しくて汚い現実を“笑い”に転じることが出来ず、“大人の事情”で片付けている。それが27年経った現代の姿だと言われれば、それまでだが、それでは映画は面白くない。もっと言えば、市長からの要請に唯々諾々と従ってしまう彼女たちは、現代のヒロインとしては失格である。ヒーローの添え物でしかなかった頃のヒロインに逆戻りだ。ビキニ姿でジェームズ・ポンドに寄り添っていればOKだった時代だ。にも関わらず、ゴーストバスターズを演じるのは、四十路のタレントくずれというのも納得出来ない。『サタデー・ナイト・ライブ』のブランドがあるとは言っても、所詮はアメリカのバラエティ番組に過ぎない。ちゃんとした女優さんを使いましょうよ。(溜息)3D版も劇場公開版もエクステンデッド版も観た。字幕版も日本語吹替版も見た。劇場公開版の日本語吹替版が一番ヒドかった。吹き替えはタレントさんがされたようだが、声質が合っているとか言う以前に、口の動きとセリフが合ってないじゃん! 顔の演技と声の演技もシンクロしていないし、その気持ち悪さは、或る意味、ホラーだった。(苦笑)エンドロールに登場したシガニー・ウィーバーが、彼女のマネをするホルツマン(ケイト・マッキノン)を見て、「こういうのキライ」とぼそりと口にする。私も同感。不快だった。オススメ致しません!(なかったことにしたい)※ポストカード
2017.03.16
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0711 ゴーストバスターズ2 [ブルーレイ]※オモテ面【スタッフ】・監督・製作 アイバン・ライトマン・脚 本 ダン・エイクロイド ハロルド・ライミス・撮 影 マイケル・チャップマン・特殊効果 デニス・ミューレン,A.S.C.・音 楽 ランディ・エデルマン【キャスト】・ピーター………ビル・マーレー(安原義人)・レイモンド……ダン・エイクロイド(玄田哲章)・イゴン…………ハロルド・ライミス(納谷六朗)・ディナ…………シガニー・ウィーバー(駒塚由衣)・ルイス…………リック・モラニス(鈴置洋孝)・ジャニーン……アニー・ボッツ(安達 忍)・ウィンストン…アーニー・ハドソン(大塚明夫)※ウラ面【仕 様】・型 番 BLUA-11754・製作年度 1989年・製 作 国 アメリカ・原 題 GHOSTBUSTERS 2・そ の 他 2層、カラー、MPEG-4 AVC、dts-HD MasterAudio、 日本市場向、Blu-ray、セル専用・発 元 株式会社ソニー・ピクチャーズ・ エンタテインメント・販 売 元 ----・収 録 約 108分・サ イ ズ HDワイドスクリーン (2.40: 1) 1920x1080p・音 声 1.DTS-HD MasterAudio/5.1chサラウンド/ オリジナル(英 語) 2.ドルビーサラウンド/日本語吹替・字 幕 1.日本語字幕 2.英語字幕・字幕翻訳 戸田奈津子・吹替翻訳 岩佐幸子・映像特典 1.監督と脚本と振り返る 『ゴーストバスターズ2』 2.未公開シーン集( 7種) 3.ミュージック・ビデオ: “オン・アワ・オウン” by ボビー・ブラウン 4.『ゴーストバスターズ2』 予告編( 3種)※ジャケット1※ジャケット2【ジャケット】・オモテ面:----・ウラ面 :史上最強!?の男たち、 《ゴーストバスターズ》が帰って来た!! ニューヨークを大王ビーゴから救え!!“ゴースト禁止”の標識のゴーストが、指を2本立てている。2作目ってコトね。(ピース・サインではない)まぁ、これはこれでいいんだけど、何か、しっくり来ない。個人的には、最初にリリースされたDVDのジャケットの方が良かったかなぁ。 (笑)ウラ面も、“エクト・ワン”の車体だけって、どういうコト?キャストの画像もなければ、ゴーストの画像もない。クライマックスで登場する“自由の女神”もない。実に、つまらないジャケットだ。※ピクチャディスク【感 想】「続編の王道」『ゴーストバスターズ』の第2弾。基本路線は変わらず、スケールUPする続編のパターンを踏襲した作りになっている。当時は、これが王道で、いかにしてファンの欲求を満たし、スマートに仕上げるかがカギだった。キャストは続投、メインテーマもそのまま、ストーリー展開も変えず、特撮のカット数を増やして、見せ場はハデに盛り上げる。メインキャストの出演料はハネ上がるから製作費は倍増。でもって、本国での興行収入で製作費を回収できず、世界配給の際に宣伝に力を入れなければいけなくなる。(笑)ま、ハリウッドスターが宣伝のために来日するから、いいんですけどね。(出来れば、下らないバラエティ番組なんかに出て欲しくない)ブルーレイで鑑賞。さすが4Kは美しい。まるで、いま公開されたばかりのように映像がフレッシュだ。(笑)エッジも立っているし、スムースな輪郭は質感をよく再現している。それに、音もいい。ただ、吹き替えになると途端にこもる。フランス語の吹き替えが一番ヒドイかな。何故なのか理由は解らない。日本語の吹き替えは、さほど悪くない。でも、字幕版がオススメ。――NYで“マシュマロマン”が暴れてから5年。“ゴーストバスターズ”は州やNY市から訴えられて解散。ヴェンクマン教授は三流のTV番組のキャスタをして口糊をしのいでいた。スタンツ博士もスペングラー博士も同じような状況だった。或る日、ティナの赤ん坊を奇妙な出来事が襲う。心配したティナは、(元)ゴーストバスターズの面々に調査を頼む。ところが、調査中に街中を停電させて、起訴されてしまう。けれど、古い地下鉄を流れるスライムの川から採取したサンプルからゴーストが出現し、起訴は取り下げられて、ゴーストバスターズは復活する。……というお話し。展示会のために美術館に運び込まれたカルパチアの領主で魔術師“ヴィーゴ”の肖像画には、彼の霊魂が宿っており、復活のためにティナの赤ん坊を狙う。ヴェンクマン教授との間の子でないのがビミョーだな。(笑) 劇場で初めて観た時は、その辺りの事情がのみこめなかった。前作の流れからてっきり2人は結ばれたものだとばかり思っていた。ヴィーゴは、スライムを使ってNY中の悪意を集めようとする。そこからエネルギーを吸い上げるためだ。美術館は巨大なスライムに覆われてしまう。まるで『人喰いアメーバの恐怖(マックィーン絶対の危機)』みたいだ。(笑)ゴーストバスターズの面々は、NY市民の善意を集めて、ヴィーゴに立ち向かおうとする。いいアイデアだったが、いまいち盛り上がりに欠けていたのは残念だった。それに、レイ・パーカーJr. の曲も盗作問題の影響からか、劇中での使用はブツ切りで、編曲も冴えなかった。ヒップホップ調のアレンジが、昨年流行した“PPAP”に似ていて思わず笑ってしまった。またもや「盗作か?!」と思ったが、考えてみたらヒップホップってみんな同じだもんね。盗作には当たらない。(笑)本作品が“クラシック”の扱いなことに、自分の老いを感じずにはおれない。ちょっと悲しい。私も4Kでリマスタしなければ。(笑)オススメ!
2017.03.15
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0710 ゴーストバスターズ [ブルーレイ]※オモテ面【スタッフ】・監督・製作 アイバン・ライトマン・製作総指揮 バーニー・ブリルスタイン・脚 本 ダン・エイクロイド ハロルド・ライミス・撮 影 ラズロ・コバックス,A.S.C.・特殊効果 リチャード・エドランド,A.S.C.・音 楽 エルマー・バーンスタイン“♪ゴーストバスターズ”作詞・歌 レイ・パーカー.Jr.【キャスト】・ピーター………ビル・マーレー(安原義人)・レイモンド……ダン・エイクロイド(玄田哲章)・イゴン…………ハロルド・ライミス(牛山 茂)・ディナ…………シガニー・ウィーバー(駒塚由衣)・ルイス…………リック・モラニス(高木 渉)・ジャニーン……アニー・ボッツ(安達 忍)・ウィンストン…アーニー・ハドソン(菅原正志)※ウラ面【仕 様】・型 番 BLUA-10488・製作年度 1984年・製 作 国 アメリカ・原 題 GHOSTBUSTERS・そ の 他 2層、カラー、MPEG-4 AVC、dts-HD MasterAudio、 日本市場向、Blu-ray、セル専用・発 元 株式会社ソニー・ピクチャーズ・ エンタテインメント・販 売 元 ----・収 録 約 105分・サ イ ズ HDワイドスクリーン (2.40: 1) 1920x1080p・音 声 1.DTS-HD MasterAudio/5.1chサラウンド/ オリジナル(英 語) 2.DTS-HD MasterAudio/5.1chサラウンド/ 日本語吹替・字 幕 1.日本語字幕 2.英語字幕・字幕翻訳 戸田奈津子・吹替翻訳 平田勝茂・映像特典 1.スタッフとキャストによる音声解説 2.ピクチャー・イン・ピクチャー: スライマー・モード 3.エクト・ワンの復元 4.エクト・ワン・ギャラリー 5.未公開シーン集(10種) 6.オリジナル・メイキング(1984) 7.監督&キャスト・インタビュー(1999) 8.SFXスタッフ・インタビュー 9.SFXビフォア&アフター( 3種) 10.絵コンテと映像の比較( 3種) 11.「ゴーストバスターズ」 オリジナル劇場予告編 12.監督と脚本と振り返る 「ゴーストバスターズ」 13.Gallary1988によるポスター・ギャラリー 14.TV編集版別テイク 15.ミュージック・ビデオ: “ゴーストバスターズ” by レイ・パーカー,Jr.※ジャケット1※ジャケット2【ジャケット】・オモテ面:----・ウラ面 :ニューヨークにはゴーストがいっぱい。 危機に立ち向かえるのは彼らしかいない。“ゴースト禁止”の標識のゴーストが、指を1本立てている。1作目ってコトだろう。(笑)正直、オリジナルのポスターを、そのままジャケットに使って欲しかった。ウラ面も、コメディ映画なのに、登場人物が背を向けたイラストを使っている。これって、間違ってません?ブルーレイにしては、情報量が多いところは好印象だ。再発版だからか、ちょっと安っぽいデザインだなぁ。※ピクチャディスク【感 想】「盗作の盗作」正月映画だった。そのせいか、クリスマスが舞台の映画だとばかり思い込んでいた。ところが、あらためて見直してみたら、全然違ってた。(汗) 人間の記憶なんて、こんなモンだよなぁ。(苦笑)言わずと知れた1989年のヒット作。レイ・パーカー・ジュニアのタイトル曲も大ヒットしたっけ。また、交通標識とゴーストのイラストを使ったポスターが印象的だった。この2点だけでも、本作品の成功は約束されていたようなものだ。(笑)ちなみに、レイ・パーカー・ジュニアの曲♪ゴーストバスターズ♪は、ヒューイ・ルイスから盗作だと訴えられて、敗訴した。有名な話しだ。プロデューサーが、♪アイ・ウォント・ア・ニュードラッグ♪を使わせてくれとH.ルイスにお願いしたけど断られ、仕方なくR.パーカー・ジュニアに似たような曲を作らせたことがコトの発端らしい。映画界では日常茶飯事だが、これだけ大ヒットした曲になるとインパクトは絶大だ。ところが、お金で和解したことをH.ルイスがバラしたものだから、「和解事項に違反した」として、今度はR.パーカー・ジュニアが訴えを起こすことになる。(笑)さすが“訴訟大国アメリカ”らしいゴシップだが、更にイギリスのMからも訴えられる。ヒューイ・ルイス&ザ・ニュースの♪アイ・ウォント・ア・ニュードラッグ♪は、自身のヒット作♪ポップ・ミューヂック♪を盗作したものだと言うのだ。テイストこそ違うが、確かにこの3つの曲は、よく似ている。シロートでも「パクったな」と思えるほどだ。(笑)つまり、♪ポップ・ミューヂック♪が♪アイ・ウォント・ア・ニュードラッグ♪になり、これが♪ゴーストバスターズ♪へと変化したわけだ。面白い。時間のある方は、聞き較べてみて下さい。(笑)――NYの大学で超常現象を研究しているヴェンクマン教授は、大学から一方的に追い出されてしまう。彼は、スタンツ博士とスペングラー博士とともに銀行でローンを組んで幽霊駆除会社を設立する。その名も“ゴーストバスターズ”。有り金をはたいて設備を開発、オフィスをかまえ、TVCMも打ったが、勿論、依頼なんか来ない。しかし、或る日、1本の電話が架かって来る。老舗ホテルから幽霊退治の依頼だった。初めての出動で幽霊退治を成功させた彼らに次々と依頼が舞い込むようになり、一躍“時の人”になる。……というお話し。本作品は、軽快な音楽と軽口、ジョークに彩られ、何度観ても飽きない。それに、ジョン・ダイクストラによる特撮は、当時は最先端だった。(笑)写実的な表現ではなく、アニメと実写の融合を目指したように見える。リアリズムとも違う。でも、“映像的な説得力”に力を注いだことは確かだろう。CGは、見たことのない映像を精緻に作り上げる。迫力があるし、美しい。単純に「スゴイなぁ」と感心してしまう。でも、どうしても感動が起きない。ホテルの12階に現れたゴーストがルームサービスのディナーを食い散らかしている映像を初めて観た時、途轍もなくワクワクした。ヘンテコな装置から発射されるビームの動き、それをコントロールしようとする博士らの動作、リアクション、あれこそが説得力だと思うのだ。スクリーンの中は魔法の世界だ。何でも有り得る。だからこそ、特撮には説得力が必要なのだ。いまとなっては、すっかりクラシックの貫禄だが、何度観ても、楽しいものは楽しい。オススメ!
2017.03.14
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0709 パニック・スカイ/フライト411 絶対絶命※オモテ面【スタッフ】・製 作 ジェームズ・チャンキン 『カウントダウン/合衆国滅亡の時』 マイケル・スコット・監 督 ジェームズ・チャンキン・脚 本 ポール・デュラン レランド・ジョーダン ジョン・ペイタス・撮 影 ウィッチ・カオス・編 集 ヴァンス・ヌル 『カウントダウン/合衆国滅亡の時』【キャスト】・クレイグ・シェイファー 『リバー・ランズ・スルー・イット』・エリック・ロバーツ『ダークナイト』・ゲイリー・ダニエルズ『エクスペンダブルズ』・イヴァン・カマラス 『ヘル・ボーイ/ゴールデン・アーミー』・ソニア・クーリング・サラ・ディーキンス『インビジブル2』※ウラ面【仕 様】・型 番 LBXC-518・製作年度 2012年・製 作 国 アメリカ・原 題 THE MARK・そ の 他 片面1層、カラー、MPEG-2、DOLBY DIGITAL、 NTSC 日本国内向、DVD、セル専用・発 売 元 株式会社トランスフォーマー・販 売 元 株式会社ファインディスクコーポレーション・収 録 本編 92分・サ イ ズ 16: 9 LB シネマスコープ・音 声 1.英 語 ステレオ 2.日本語吹替 ステレオ・字 幕 1.日本語字幕 2.吹替用字幕・日本語字幕 ワイズ・インフィニティ 林 美穂【ジャケット】・オモテ面:上空30,000フィート、 制御不能の密室。・ウラ面 :制御不能の機体!! 仕掛けられた爆弾!!! 人質400名!!!! 400人の乗員乗客と 世界経済を一変させる発明品を乗せた バンコク発、ベルリン行き411便 高度30,000フィートの上空で 突然 放たれる銃弾と 仕掛けられた爆弾 パイロットを失い 制御不能の密室と化した機内で 1人の男が立ち上がった…航空機モノらしいイラストがジャケットのオモテ面に使われている。わりと良い仕上がりのイラストだと思う。飛行機の右の翼の根元で爆発が起き、雷が機体の周りを走っている。その上方には、主要な登場人物の銃を持つ姿がカッコよく描かれている。――うん、こんなにカッコ良くはないが、さほど本編の内容とかけ離れてもいないし、緊張感もある。残念なのは、ウラ面の出来映え。およそ締まりがない。いい画像が使われていないことが原因だな。言い換えれば、そんなにカッコ良い場面がなかったってことだな。(笑)※ピクチャディスク【感 想】「リーマン・ショックへの恨み辛み」何と言うか、リーマン・ショックで大損したヤツの話しを聞いて、本作品の脚本を書いたのではなかろうか。そんな感じの作品だった。株の大暴落を“世界の終わり”になぞらえた辺りに、財産を失った絶望感や恨み辛みがうかがえる。(笑)――バンコク。アバンティ社は、埠頭で極秘の臨床実験を行っていた。その警備を任されていたチャドは、謎の武装集団の襲撃を受ける。不意をつかれた攻撃に警備部隊は全滅。1人残った彼は何とか敵を撃退する。しかし、被験者は死亡し、医師は「お前しかいないんだ」と言い残しながら、チャドの腕に“何か”を撃ち込んだ。……というのがオープニングのシークエンス。そこそこの規模の爆発やアクション・シーンにちょっと安心する出だしだった。カットが足りないし、繋ぎ方も雑だし、リアクションも冴えないが、もっとヒドい作品をたくさん観て来た目には、これで十分。これだけ描いてくれれば“御の字”だろう。(笑)――病院で目覚めたチャドを見舞ったのは、アバンティ社の重役クーパーだった。彼の説明によれば、チャドの腕に撃ち込まれたのは、最先端の生体マイクロチップで、その開発は世界を変える力があると言う。然も、臨床実験の成功例は、彼だけだった。クーパーは、ドイツで開催されるG20でチップ開発成功を発表するため、チャドにベルリンに向かうように指示する。……ということで、物語が動き出す。チャドを追って、チップを狙うターク産業の雇った傭兵たちもバンコク発ベルリン行き 411便に乗り込む。この時点で、チップが“世界を混乱から救う”と評価されているのは分かったが、「何故?」「どうやって?」という疑問が沸き起こる。何せ、機能については一切説明されないのだから。(苦笑)この後、飛行機は傭兵グループにハイジャックされる。案の定の展開だが、預けた手荷物から部品を取り出して組み立て、占拠するまでは、かなり丁寧に描いていて面白い。乗客の人数も多く、セットのアラを隠している。まずまずの出来映えと言えるだろう。ところが、中盤からグズグズし出す。緊張感のない旅客機奪還劇が続き、トドメはオカルト風味の人間消失。(笑)もしかして “RAPTURE”のことだろうか。最終戦争の前に敬虔なキリスト教徒が天に引き上げられる現象のことを言うらしい。そこでは、神の国の恍惚の宴(酒池肉林?)が待っていると言う。地上では、不信心者や異教徒が、想像を絶する苦難を味わうことになっている。ヒドイ話しだ。(汗)ほとんどの「?」は解明されずにエンディングを迎える。「何だコリャ?」と思っていたら、続編があるらしい。IMDBによれば、『THE MARK:REDEMPTION』という作品がある。スタッフもキャストも同じなので、間違いなく続編だろう。残念ながら、日本でリリースされた気配がない。(いろいろ検索してみたが、分からなかった)おそらく、続編で謎は解明されるのだろうが、本作品だけでは“尻切れトンボ”だ。チョイ役ではないエリック・ロバーツが見られる貴重な作品(笑)ではあるが、フツーの方々はフラストレーションをためるだけだろう。続編がリリースされない限り、オススメ出来ないかなぁ。(邦題に『パニック・スカイ』なんて付けちゃって、次はどうする気だろ?)
2017.03.13
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0708 Q-ZONE:隔離地区※オモテ面【スタッフ】・監 督 アレックス・ガルシア・ロペス・製 作 シャーロット・ウォールズ 「僕が星になるまえに」・脚 本 ジョン・ハリソン「ダイナソー」・撮 影 フェリックス・ウィーデマン・音 楽 アル・ハーディマン【キャスト】・ナタリア・テナ「ハリー・ポッター」シリーズ・イヴァン・リオン「ゲーム・オブ・スローンズ」・ジェイミー・ドレイヴン「リトル・ダンサー」・ダニー・ウエップ 「オン・ザ・ハイウェイ/その夜、86分」・トム・グッドマン=ヒル「イミテーション・ゲーム」・フランツ・ドラメー 「オール・ユー・ニード・イズ・キル」※ウラ面【仕 様】・型 番 PWAD-4030・製作年度 2014年・製 作 国 イギリス・原 題 RESIDUE・そ の 他 片面1層、カラー、MPEG-2、DOLBY DIGITAL、 NTSC 日本市場向、DVD、レンタル専用・発 売 プライムウェーブ株式会社・販 売 プライムウェーブ株式会社・収 録 103分・サ イ ズ シネスコ・音 声 1.オリジナル (Stereo)・字 幕 1.日本語字幕 2.デカ字幕・映像特典 予告編収録【ジャケット】・オモテ面:その壁の向こうで 何が起きているのか?・ウラ面 :真実を知る勇気があるか? 謎が謎を呼ぶ スタイリッシュSFアクション・スリラー!!一応、物語には即したイラストになっている。隔離地区に建つ壁もこんな感じだったし、その前に警備に当っていた兵士たちも、こんな感じの姿をしていた。何かに感染すると、目が黒くするシーンもあった。そういう意味では、大変正直なジャケットだと言えるだろう。でも、ウラ面は、どうかなぁ。(笑)「真実を知る勇気があるか?」ええ、モチロン、本作品は尻切れトンボですから“真実”を教えてくれるなら、是非とも聞きたい。「謎が謎を呼ぶ」何ひとつ解決していないってコトね。(笑)「スタイリッシュSFアクション・スリラー!!」おいおい、ちっとも“スタイリッシュ”じゃなかったし、“SF”でもなかったし、“アクション”シーンもなかったぞ。辛うじて、“スリラー”ってところだけは合っていたかな。 (笑)※ディスク【感 想】「私も隔離地区が欲しい」IMDBによれば、本作品は、TVのミニ・シリーズ全3話のパイロット版らしい。日本で言うところの初回拡大版みたいなものか。それにしては、 103分という収録時間は長いような気がする。何だか、釈然としない。――大晦日のイギリス。或る街で、パーティで賑わうクラブで爆発が起きる。有害物質で汚染された爆心地を中心に隔離地区が設けられ、軍が警備することになる。内務大臣は隔離が終わり、除染作業に入るとマスコミ向けにコメントするが、一体何が起きて、いまはどうなっているのか、具体的なことは明かそうとしない。やがて、隔離地区周辺から人が流出し始め、街はどんどんと寂れて行った。フォトジャーナリストのジェニファーは、変容して行く街や人の姿を撮り続けている。或る日、彼女が被写体に選んだ男が、妻と子供を殺して自殺したのを契機に、得体の知れない“何か”に気づく。最近頻発する自殺や殺人は、すべて隔離地区周辺で発生している。一体何が起きているのか、彼女は隔離地区への侵入を計画する。一方、内務大臣の許で働くジェニファーの恋人は、隔離地区について具体的なことを明かさない政府の見解に嫌気がさし、自ら調査のために隔離地区に赴く。……というお話し。英国の作品なので、わりと見知った役者さんが出演しているので、安心して観ていられた。とは言っても、眼窩がくぼんで痩せていて、どこか不健康そうな英国人俳優さんは、あまり好みではない。「ちゃんとゴハンを食べて日光浴しろよ」と思ってしまう。(笑)本作品は、そんな雰囲気が全編通して漂っている。夜間のシーンが多いせいもあるが、イメージ・ショットの多用と超スローのズームに起因しているように思える。いまにも、吸血鬼が姿を現しそうだ。これは、きっとお国柄なんだろうなぁ。面白いかどうかは、ビミョーなところ。少なくとも、私は面白くなかった。(苦笑)ただ、世の中には、いろいろな方がいる。対象から突き放されて、謎の中に身を漂わせたいと考える学者タイプの方には、最適かも知れない。「邪馬台国はどこにあった」とか、永遠に正解を見いだせないだろう謎に取り組む方なら、本作品の提示する謎なんか屁でもないに違いない。(笑)まぁ、積み残しの謎は多々あるものの、作品としては一応完結している。これ以降のストーリーは、蛇足じゃないか? もし真相が明かされるなら、クライマックスはハリウッド映画みたいに盛り上げて貰わないと溜飲が下げられないと思うな。もしかしたら、本作品は、全3話の総集編という可能性もあると思っている。その方が、しっくりする。いずれにしたところで、オススメ致しませんけどね。(笑)(私も会社に“隔離地区”が欲しいなぁ。使い方は自由自在。不良社員を押し込めておくとか、パニック・ルーム代わりに使うとか……)
2017.03.12
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0707 デビル※オモテ面【スタッフ】・原案・製作 M.ナイト・シャマラン・監 督 ジョン・エリック・ドゥードル・撮 影 タク・フジモト,A.S.C.・脚 本 ブライアン・ネルソン・製作総指揮 ドリュー・ドゥードル トリッシュ・ホフマン・音 楽 フェルナンド・ベラスケス【キャスト】・ボーデン刑事………クリス・メッシーナ(壇 臣幸)・整備工…ローガン・マーシャル=グリーン(宮内敦士)・セールスマン………ジェフリー・エアンド(小森創介)・若い女…………ボヤナ・リヴァコヴィッチ(斎藤恵理)・老女…………………ジェニー・オハラ(沢田敏子)・警備員……………ボキーム・ウッドバイン(江川央生)・ラミレス……………ジェイコブ・バルガス(石上裕一)※ウラ面【仕 様】・型 番 GNBR-2848R・製作年度 2010年・製 作 国 アメリカ・原 題 DEVIL・そ の 他 片面2層、カラー、MPEG-2、DOLBY DIGITAL、 NTSC 日本市場向、DVD、セル専用・発 売 元 ジェネオン・ユニバーサル・ エンターテイメント・収 録 本編約80分・サ イ ズ 16: 9 LB スコープサイズ・音 声 1.英 語 (5.1chサラウンド) 2.日本語 (5.1chサラウンド)・字 幕 1.英語字幕 2.日本語字幕・字幕翻訳 風間綾平・吹替翻訳 辺見真起子【ジャケット】・オモテ面:「シックス・センス」「サイン」 M.ナイト・シャマランが仕掛ける ソリッド・シチュエーション・ホラー ここ《エレベーター》が、 お前たちの地獄になる・ウラ面 :ここ《エレベーター》に閉じ込められたのは 偶然ではなかった―― 鬼才M.ナイト・シャマランが 仕掛ける新たな恐怖!ボヤナ・ノヴァコヴィッチの顔の画像が大きく使われている。何か叫んでいるような顔だ。タイトルの下にはエレベーター。扉からは赤い光が漏れて十字になっている。面白いデザインだとは思うが、ちょっと古臭い感じだ。(笑)残念なのは、ウラ面に使われているボヤナ・ノヴァコヴィッチの画像が、オモテ面のそれと同じってコト。左右反転されているが、間違いなく同じ画像だろう。ほかに3枚の画像が使われているが、いずれにもキーになる登場人物が出て来ない。それって、間違っていないか? デザインした方は、本作品をキチンと観ていない気がするな。(笑)※ディスク【感 想】「私も許して」『ted/テッド』シリーズや『エリジウム』などを製作した独立系のメディア・ライツ・キャピタルが、M.ナイト・シャマランと組んで立ち上げたブランド“ザ・ナイト・クロニクルズ”。その第1弾として製作されたのが、本作品。――或る日、オフィスビルのエレベーターに乗り合わせた男女5人。ところが、上層階への直通運転の途中で止まってしまう。監視カメラは映っていたが、緊急の通話装置は故障し、警備室からの声しか伝わらない。彼らを助けようと修理工や警備室の面々が手を尽くすが、女性が“何か”に襲われてケガを負ったところで、警察が介入する。これで事態は収束すると思われたが、彼らの見ている前で男が1人、死亡する。事故か? 他殺か? 遺体と一緒に小さな箱に閉じ込められた4人は、異常な状況に追い詰められて行く。然も、当局の捜査をよそに更なる犠牲者が出てしまう。何者が、どうやって?やがて、当局は犯人とおぼしき人物に目をつけるが、予想外の展開が起きてしまう。……というお話し。エレベーターに閉じ込められた男女の運命を描いた作品としては、『リミット90』が思い出される。本作品は、同じシチュエーションを用いながら、オカルトへとシフトしている。そこに新鮮さを感じるか否かによって、本作品の評価は決まるだろう。個人的には、完成度の高い脚本は好みだ。もう少しスケール感が欲しいところだが、まずまずと言った出来映えだろう。劇場映画というよりもTVM向きの素材だった。監督は、『●REC:クアランティン』のジョン・エリック・ドゥードル。あの作品もそうだったが、イマイチ演出にキレがない。整理整頓が苦手な方だとみた。(笑)特筆すべき点は、撮影がタク・フジモトということ。ロジャー・コーマンの門下生で、『デスレース2000』といったカルト映画から賞レースにエントリーする『羊たちの沈黙』や『青いドレスの女』まで幅が広い。おそらく『シックス・センス』でのM.ナイト・シャマランとの縁から本作品に携わったのだろう。もういい歳のはずだから、よほどの縁がない限り仕事なんかしないはずだ。私としては、こってりと色ののった映像が好きなので、それだけで本作品は満足である。(笑)キャストの中では、ボヤナ・ノヴァコヴィッチが“みっけもん”だった。(笑)メル・ギブソンの『復讐捜査線』にも出ていた。好みの顔立ちなので、もう少し出演作を増やして欲しいが、あのお芝居じゃムリかなぁ。“ザ・ナイト・クロニクルズ”は、第2弾の製作が発表されたが、公開されたというニュースは聞かないし、どうなったのだろう? 本作品がヒットしたとも思えないし、頓挫した可能性が高いな。(苦笑)この企画は、ネットワーク局に持って行って、年に数本のTVMを製作した方が、継続するだろうし、人気を得られると思うぞ。さて、本作品について根本的に理解出来ないことが、ある。どうやらエレベーターに閉じ込められたのは“悪いヤツ”らしいが、何で悪魔が罰するんだ? 悪人は悪魔の“お友達”だろ? むしろ、悪人をそそのかして、もっと悪いことをさせるんじゃないか? 何だか、現場に出た閻魔大王みたいで釈然としない。(笑) 脚本を書いたのはインド人だし、仏教色が強いのかも知れない。それに、なんで悪魔は小市民の悪を罰し、巨悪を罰しないのだろう?(悪は大きいほど、その存在は曖昧だが)待てよ。ああ、そうか。いまの米国大統領も“悪魔憑き”のようなものだな。(笑)カラス神父に祓って貰わないといけないってことだ。毎日、小さな悪を重ねている私も、誰かに許して貰わないと、悪魔にヒドい目に遭わされるかも知れない。告悔するには時間が足りないから、M.ナイト・シャマランさま、無条件で“許して”下さい。「オススメ!」にしておきますから……。(笑)
2017.03.11
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0706 ゴーゴー!マシムン※オモテ面【スタッフ】・脚 本 比嘉淳子・演技指導 新垣正弘※ウラ面【キャスト】・ハブクラーゲン……与那嶺圭一・カメオバー…………吉田妙子・マングーチュ………椎名ユリア・オニヒトデービル…金城 諒※ブックレット1※ブックレット2【仕 様】・型 番 MBY-0005・製作年度 ----・製 作 国 日本・英 題 GOGO!MAJIMUN・そ の 他 片面1層、カラー、MPEG-2、 NTSC、セル専用・発 売 元 ----・販 売 元 ----・定 価 1,800円(税込)(税抜 1,714円)・収 録 50分・サ イ ズ 16: 9 LB PS・音 声 1.オリジナル (リニアPCM/ステレオ)・字 幕 ----※ブックレット3※ブックレット4【ジャケット】・オモテ面:累計100万本出荷!目標(笑)・ウラ面 :なーるほど★THE★沖縄《ウチナー》! 旧暦の年間行事を悪の軍団マジムンが紹介!! HAGOWOOD 特典映像もついてるハゴー! 幻の特別編「カメーカメークッキング」も収録! みんなで作ろう!にんじんシリシリー※トレーディングカード子供向けのアニメだが、子供たちに沖縄の伝統的な年中行事を教える作りになっている。言わば、教育番組だ。やはり、沖縄の心を大切にしようとする製作陣の意図がうかがえて好ましい。アニメというより紙芝居に近い作りで、そこに期待してはいけない。(笑) あくまでも年中行事を伝えることが主眼なので、オモテ面のジャケットは、それを端的に現していると思う。ブックレットには、各月の行事が詳しく解説されている。いいDVDだ。※ピクチャディスク【感 想】「沖縄の年中行事」さまざまな季節の沖縄を訪問して来た。その都度、観光タクシーの運転手さんのお世話になった。忘れられないのが、“シーミー”に加えて貰ったこと。運転手さんの説明では「沖縄の墓参り」とのことだった。いまにして思うと、“イチャリバチョーデー(みんな兄弟)”の気持ちだったんだろうなぁ。(笑)少しばかりのお酒をいただいて美味しいものを沢山いただいた。何かお返しをしたかったが、あいにく何も持っておらず、今も心残りとなっている。■お正月「若水でアンチエイジング~?」元旦の最初の水を“若水”と言い、若返りの力があると言われている。ハブクラーゲンがナンパした女の子が実はカジマヤーのおばあちゃん(カメーオバア)だったというお話し。(笑)■ 2月「シマクサラシはビュンっ!」マジムンの好物の“肉”をぶら下げて一網打尽にするのが、“シマクサラシ”。その後、肉の汁物を作って皆で食べる。クンチ(体力)をつけて風邪を防ぐ行事。マングーチュが、運動会の“パン食い競争”みたいにぶら下がった肉に飛びついているアニメが面白かった。(笑)■ 3月「浜下りは、ラブブブブー」旧暦の3月3日は沖縄版ひな祭りの“浜下り(はまうり)”の日。女子がご馳走を持って海で遊ぶ行事とのこと。穢れを落として厄除け祈願する。やっぱり登場するのが、カメオバア。(笑)■ 4月「注文の多いシーミー」新暦の4月5日頃、親戚が集まり、お墓でご馳走を食べるのが“シーミー”。シーミーに行かないハブクラーゲンの携帯電話に、先祖から電話がかかって来るお話しだった。私も墓参りに行かなければ……。(苦笑)■ 5月「善は、ハーリーアップ?」“ハーリー”は厄を海の彼方へ祓う行事。ニライカナイから幸せを運んで来るとも言われている。マジムンたちが辿り着いたのは“裏”ニライカナイ。そこはゴミで汚れた海の底だった。掃除をするマジムンが可愛い。ハーリー船がゴミで“宝船”のようなシルエットになる。風刺がきいている。(笑)■ 6月「綱引きで親善」豊作を感謝して行われる伝統行事の大綱引き。東の男綱が勝てば“安泰”、西の女綱がかてば“豊作”。どちらが勝っても、めでたい。テーゲーだなぁ。この大綱をひっぱる細い綱が出ていて、これを持って帰ると、厄除けになるらしい。那覇では10月に行われている。スゴイ迫力なので、是非とも間近で見ていただきたい。■ 7月「旧盆ジュリオネア」 旧盆は、うちに帰って来る親ファーフジ(先祖)と楽しい時間を過ごす行事。TVのクイズ番組を模した1話になっている。ハブクラがあの世からやって来たオジイとオバアからクイズを出される。■ 8月「十五夜は、ハバー」 1年の内で月が最も美しいのが十五夜。月の力は善と悪を見通すと言われている。善い人の影は大きく、悪い人の影には尻尾が映るらしい。ウチナーンチュが、棒術や獅子舞を奉納したりする行事。マジムンたちが撃退されないように“いいヒト”のふりをする。(笑)■ 9月「カジマヤーは、手強い」数え年97歳のトゥシビー(生年祝い)は、旧暦の 9月 7日に行われる。この年は厄年と言われており、厄を祝うことで善に変えるために、盛大にお祝いをする。(逆転の発想だな)長寿をあやかるカジマヤー(風車)をマジムンたちが奪おうとするお話し。■10月「カママーイは火の用心」旧暦の10月は、全国の神様が留守になる。いわゆる“神無月”だ。この時期、住民たちはユイマール(協力)で火の用心を行う。シーサーは“火返し(ヒーゲーシ)”と言われ、村の入り口に設置されていた。ハゴー山が火事になり、マジムンたちはカメオバアに助けられる。■11月「泡盛の日」11月 1日は泡盛の日。この時期、泡盛造りの最盛期に入るので、この日が制定された。泡盛は、日本最古の蒸留酒である。ハブデービルの入った“ハブ酒”を出されて、マジムンたちが青くなるお話し。(笑)■12月「ムーチーは、きついよ」旧暦の12月 8日は“ムーチー”。サンニン(月桃)の葉で包んだ餅を神仏に供え、厄払いや健康祈願をする。■特別編 カメーカメークッキング ~ニンジンシリシリー~カメオバアとマングーチュが“にんじんしりしり”を作る。でも、アニメだとイメージが湧かない。(苦笑)毎年10月、那覇市で“大綱引き”が行われる。やはりタクシーの運転手さんのはからいで間近で見たことがある。あまりにデカイ綱にビックリしたことを鮮明に覚えている。直径が2mはありそうな綱を引っ張るのだ。それをウチナーンチュや観光客が引っ張る。危ないっちぁ危ないのだが、安全なお祭りほどつまらないものはない。(笑)もう一度、引っ張りに行きたい。オススメ!
2017.03.10
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0705 リクイッド・ウッズ/樹海※オモテ面【スタッフ】・監督・脚本 アンディ・ミットン ジェシー・ホーランド・製 作 エリック・ハンガーフォード・編 集 ジャド・レズニック ジェシー・ホーランド アンディ・ミットン【キャスト】・マイケル・ラウノリ(春山壱樹)・アネッサ・ラムジー(田辺乃ゾ美)・アレックス・ドレイパー(相楽勝己)・キャシディ・フリーマン(木村純子) 「ヤング・スーパーマン」 「ヴァンパイア・ダイアリーズ(シーズン3)」・クラーク・フリーマン(平本昌央)・タラ・ジョルダーノ(佐藤まり)※ウラ面【仕 様】・型 番 LDRD-00015・製作年度 2010年・製 作 国 アメリカ・原 題 YELLOW BRICK ROAD・そ の 他 片面1層、カラー、MPEG-2、DOLBY DIGITAL、 NTSC 日本国内向、セル専用・発 売 元 株式会社トランスワールドアソシエイツ 株式会社エルディ・販 売 元 株式会社エルディ・収 録 本編approx.100分・サ イ ズ 16: 9 LB スクイーズ・音 声 1.オリジナル (英語):2.0chステレオ 2.日本語吹替:2.0chステレオ・字 幕 1.日本語字幕・映像特典 オリジナル予告編【ジャケット】・オモテ面:森に、殺される――・ウラ面 :脱出不可能な森に潜む 恐怖を描いた 戦慄の超常スリラー解禁 “イエローブリックロード”と呼ばれる道… 果たしてその先には一体何が!? 「オズの魔法使い」をオマージュした謎と、 衝撃的な展開が更に作品を盛り上げる! 容赦無く襲いかかる超常現象と、 脱出不可能な森に潜む正体不明の恐怖に 心と体が崩壊する! アメリカホラー界、 期待の新監督による衝撃作品 ニューヨーク・ホラー・フィルム・ フェスティバルにて ベスト・フィーチャー賞を受賞!ジャケットをデザインしにくい作品なのは、確かだろう。でも、この宣伝文句は、いただけない。“脱出不可能な森に潜む”と言う表現が2回、“恐怖”という言葉が2回、“超常”という言葉が2回、“衝撃”という言葉も2回。この狭いスペース、原稿用紙1枚にも満たない宣伝文句の中に、これだけ言葉が重複していると、貧困なボキャブラリィを指摘せざるを得ない。誰が書いたのかは知らないが、もっと勉強しなさい。(笑)※ピクチャディスク【感 想】「オズの魔法使い」タイトルから推して『オズの魔法使い』からインスピレーションを得ていることが分かる。ただ、こねくり回し過ぎたのか、発想に無理があったのか、ほぼ意味不明のままエンディングを迎える。ここまで来ると、自己満足と言われても仕方ないかも知れない。映画が娯楽である以上、より多くの観客に理解して貰えるよう努力をすべきだろう。自分だけ分かっていても意味はないのだ。(溜息)――1940年、ニューハンプシャー州フライヤー。秋の或る日、全住民5百数十名が北に向かって森の中に入って行き、帰って来なかった。捜索隊は、森の中で凍死や惨殺された遺体を見つけるが、ほとんどの住民は行方不明になってしまう。そして、何故か“YELLOW BRICK ROAD”と記された道標が、森の奥に残されていた。やがて、この事件は忘れ去られ、いつしか伝説となった。2010年、この伝説について本を書こうと取材を始めたテディ・バーンズは、公開された情報をもとに協力者を募って実踏する計画を立てる。「伝説を歴史に変えるんだ」という思いが、チームを恐怖のドン底に突き落とすことになる。……というお話し。よく出来た作品だとは思う。情景描写も凝っているし、役者さんへの指導も行き届いている。演出力もある。それに、六分儀を使って測量したり、数値を記録したりする場面があり、なかなか本格的だ。何のリサーチもしないZ級映画とは、制作に対する心構えが根本的に違う。その辺りは、高く評価されるべきだと思う。ただ、観客が置き去りになっている点は、大きなマイナスだろう。もしかしたら、ちゃんと解釈が成り立つように作られている可能性もあるが……。(苦笑)謎が謎を呼び、広げたフロシキが畳めなくなって『シャイニング』のマネをしてお茶を濁したようにしか私には見えなかった。胡散臭い役所の窓口で資料を受け取るシーンから物語は始まる。ここで受け取る資料の一部が、プレオープニングの静止画や事情聴取の記録テープだろう。薄汚れたガラス越しの遣り取りや慇懃無礼なセリフは、如何にもホラー映画っぽい。けれど、この辺りはミスリードだろうから、おそらく関係ない。(笑)出発点の座標に行ってみると、そこは映画館で、主人公(?)のテディ・バーンズは、映写技師のリブと出会う。映写室で見つけたのは、『オズの魔法使い』のフィルム。1939年の作品で、主演はジュディ・ガーランド、監督はビクター・フレミングだった。一緒に見つけたのは、『風と共に去りぬ』のオリジナル・プリント。やはり、同じ年、同じ監督の作品だ。フライヤーの町は1940年から変わっていないかのような演出だ。そして、リブの案内で“YELLOW BRICK ROAD”の道標から出発することになる。リーダーであるテディ・バーンズは、本を書くために今回の実踏を計画するが、メモをとるでもなくカメラで写真ばかり撮っている。彼は、『オズの魔法使い』の原作者フランク・ボームか?テディの妻メリッサも、共同著者として参加。感情にムラがあり、ツンデレタイプ。個人的には苦手なタイプだ。(笑)バーンズ夫妻のインターンと自己紹介したジルは、一番古い記憶が「黄色いレンガ道の入り口に立っていたこと」と言ったらしい。彼女がドロシーだろうか。わからん。地図担当のエリンとダリルは、姉と弟。演じた役者さん自身も姉と弟。本作品の製作にも携わっている。結局、ダリルは“中心地”を見つけたのか分からないまま終わる。案内人であるサイは、ウソっぽい雰囲気が常につきまとっていた。一番ヘタな役者さんが演じていた。(笑)映写技師のリブは、町を出たくて同行するが、中盤まではマトモな反応の人間だった。ところが、サイと行動するようになってからはジャンキー状態。何だろう、悪い魔女か?バーンズ夫妻の親友でドクターのウォルターは、勇気のないライオンだろうか?ほかにも、「ダイナーで出て来たパンケーキにのっていたのは、“悪いイチゴ”だろうか?」とか、いろいろ考えてしまった。(笑)終盤からエンディングまでの表現には納得できないところもあるが、“頭を使う”という点では、昨今では珍しい作品と言えるだろう。好感が持てる。(モヤモヤも残る)『オズの魔法使い』は、ずいぶんと観ていないので「いま一度観なければ……」と思った次第。(笑)まぁ、触発されるものがあることは確かだから、その一点だけでも、本作品を観る価値があるかも知れない。オススメ!
2017.03.09
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0704 怨霊館※オモテ面【スタッフ】・監督・脚本 マイク・ドナヒュー【キャスト】・ゲイリー・ビジー (「沈黙の戦艦」「リーサル・ウェポン」)・ロバート・ピカード (「スタートレック」シリーズ、「スターゲイト」)・テリー・ムーア(「猿人ジョー・ヤング」)・ティアパール・レイスター・マイケルズ・トム・タンジェン・ロレイン・ジフ・ミンディ・ロビンソン・サラ・アラミ・ジェニファー・タピエロ 他※ウラ面【仕 様】・型 番 COMT-028・製作年度 2015年・製 作 国 アメリカ・原 題 MANSION OF BLOOD・そ の 他 片面1層、カラー、MPEG-2、DOLBY DIGITAL、 NTSC 日本市場向、セル専用・発 売 元 メディア・トップ・販 売 元 株式会社コンマビジョン・収 録 約 100分・サ イ ズ 16: 9 LB ビスタサイズ・音 声 1.英 語 (オリジナル) ステレオ・字 幕 1.日本語・価 格 3,800円(+税)【ジャケット】・オモテ面:気付いた時には出られない!・ウラ面 :鬼才マイク・ドナヒューが挑む シチュエーションホラーの新境地! 止まらない復讐殺人、 怨霊か? 殺人鬼か?ジャケットだけを見れば、正統派のホラー映画っぽい。(笑)ゴーストハウスものって感じで、いい出来映えだ。中央の女性がヘンな感じではあるが、まぁ、許容範囲だろう。ウラ面にしても、惨い遺体のアップ画像、ゲイリー・ビジーの画像もクッキリだ。ビキニ姿の女性も登場しているし、悲鳴をあげる女性の画像もある。なかなか面白そうではないか。……うん、本編を観ないで、ジャケットだけで満足するのが、一番だな。(笑)【感 想】「製作者の義務」いまどき、こんなしようもない作品があろうとは、思ってもいなかった。まさか単品で買い付けたわけではなかろう。たぶん、“ひと山いくら”の中の1本だろうなぁ。或いは、大作を買い付けたらオマケで付いて来たんだけど、“箸にも棒にもかからない”から中小企業に二束三文で売り払ったとか……。お金を払って買う品質ではないし、お金を取って売っていいレベルじゃない。罪に問うべきだ。(笑)たとえ月額固定のレンタルでもレンタル料を徴収すべきではない。悪くても、無料レンタルにしなければいけない。“ご自由にお持ち下さい”と貼り紙を付けてカウンターに山積みしておくのが、ベターだな。一番なのは、作った人が「ガマンして観て下さい」と、持って行く人にお金を払うことだな。処分する手間賃として……。(笑)それくらいバカみたいな作品だった。『死霊の盆踊り』みたいに、退屈なあまり或る種のトランス状態に陥ることが出来るなら、存在価値はあるかも知れない。あれは、極地だった。(苦笑)何でもそうだが、誰かに認められるためには、ボーダーラインは超えなければいけない。本作品は、物語が、あってなきがごとし。古い屋敷でパーティが開かれ、よく解らない理由で、幽霊やらドラキュラやら狼男やらコビトやら悪魔やらゾンビやら“幻の馬(?)”が登場し、誰かが殺されて行く。唐突に見知らぬ登場人物が現れたかと思うと、あっけなく殺されたり、モンスターに変身する。意味が分からない。(笑)ちょっとブラックなコメディのような気もするが、そもそも笑えないのでは、そう評価するには無理があるだろう。クスリとも出来ない。センスも演出力もない監督さんだ。(もはや、監督さんとすら呼べないレベルだと思う)さりとて、ホラーでもスリラーでもないし、エロでもない。すべてが中途半端。然も、チープ。CGもメイクも、商業作品とは思えないほど安っぽい。(溜息)オススメ致しません!製作した方は、観てくれた方に感謝の気持ちをこめてお金を払いましょう。それが、あなた方の義務です。(政府は、国民の3大義務の一つにすべきだ)
2017.03.08
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0703 ターミネーター2525※オモテ面【スタッフ】・製 作 ローラ・シュラフトメイヤー・監督・撮影 アンドリュー・ベルウェア 「バイオハザード3077」「ターミネーター・プラネット」・脚 本 エリック・スティール・音 楽 サム・レイジング・衣 装 カーリー・ハーシュバーグ【キャスト】・ジェフ・ベッツ・グレッグ・オリヴァー・ボーダイン・H.R.ブリットン・ナディア・ダッソウキ・アンジェラ・ファンク・ロビン・カーツ※ウラ面【仕 様】・型 番 LBXC-501・製作年度 2010年・製 作 国 アメリカ・原 題 CLONEHUNTER・そ の 他 片面1層、カラー、MPEG-2、DOLBY DIGITAL、 NTSC 日本国内向、セル専用・発 売 元 株式会社トランスフォーマー・販 売 元 株式会社ファインディスクコーポレーション・収 録 本編 86分・サ イ ズ 16: 9 LB シネマスコープ・音 声 1.英 語 ステレオ・字 幕 1.日本語字幕・日本語字幕 ブレインウッズ【ジャケット】・オモテ面:人類に、裁きを。・ウラ面 :「ターミネーター」×「サロゲート」 圧倒的世界観で描く 近未来SFアクション襲来! ターミネーターVSターミネーター! かつて誰も目にしたことのない、 究極の戦いが始まる!!……まぁ、赤毛のオネエーチャンが際どい衣装でアクションをこなすシーンがなくもないかな。(笑) でも、ヒドイな、このイラストは。(溜息)この手の作品では、ジャケットのイラストが誇大広告であることは周知の事実。だから、悪しざまに言う気はないが、せめて、もう少しカッコいいイラストを描いて欲しいと心から思う。トランスフォーマーからリリースされる作品群は、一様に出来が悪い。センスがないのだろうなぁ。※ピクチャディスク【感 想】「おまえに、裁きを!」何が驚いたって、本作品『ターミネーター2525(原題:CLONEHUNTER(2012))』の監督、アンドリュー・ベルウェアの作品を既に2本も観ているコト。これで3本目だ。(笑)『世界侵略/ロサンゼルス決戦』とよく似た邦題の『世界侵略/ニューヨーク決戦(BATTLE:NEW YORK,DAY 2(2011))』、『ターミネーター』シリーズにあやかった『ターミネーター・プラネット(ANGRY PLANET(2009))』。見事にバッタもんばかりである。いずれも自主製作のレベルで、とても商業ベースの作品とは思えない。それでも、この監督さんは定期的に作品をリリース出来るのだから、ビックリである。米国って、市場が大きいんだなぁと感心してしまった。(苦笑)――近未来。“クローンハンター”と呼ばれる賞金稼ぎのケインは、新しい相棒のレイチェルとともに“テラ6”にやって来る。この星の支配者ガリバーの依頼だった。彼のクローン“ガリバー9”が逃げ出したため、捕まえて欲しいと言うのだ。普通、クローンの知能は低い。ところが、ガリバーのシナプスは特殊で、ガリバー9も高い知能を有していた。そのため、この1ヶ月間でガリバー9は勢力を伸ばし、いまやガリバーの組織を乗っ取る勢いだった。ケインは、依頼を受けることにしたが、ガリバーの側近であるラグランが常に監視していた。何かが、おかしかった。……というお話し。監督さんとしては『ブレードランナー』の路線を狙ったのだろうけど、とんだオマヌケ作品に仕上がっている。(笑)主人公のケインは、パン屋の店主にしか見えないし、相棒のレイチェルは修理工場のオネエーチャンみたいだ。SF的な要素は、どこにもない。衣装担当は、何を考えていたのだろう。これまで同様に色味をいじっているし、ソフトフォーカスをかけまくり。そう言えば、昔のSF映画が、こんな感じだったかな。(笑)前時代的なCGやVFXを貶したいところだが、予算等の問題もあるので、そうは悪くは言えない。スタッフは頑張っていたと思う。ここはむしろ、センスのない上、演出力もないのに、継続して作品をリリースし続ける監督さんの勘違いぶりを糾弾すべきではないか。(笑)とは言っても、クレジットを見ると、『世界侵略/ニューヨーク決戦』や『ターミネーター・プラネット』と、スタッフやキャストがだいぶ被っている。たぶん、“アンドリュー・ベルウェア組”ってところだろう。毎回、同じような面子が揃って、似たようなクズ映画を撮っているのだろう。つまり、あまり才能のない人たちが集まって、仕事を融通し合っているようにしか見えない。コレって互助会か?(笑)「この監督さんに撮らせてはダメでしょ!」と思っていたが、恵まれない人たちを助けるために必要なら、喜んで作品を観ましょう。(溜息)“社会奉仕”は、大人の義務ですから……。いや、 義務は放棄!死んだってオススメ致しません!互助会なんてクソくらえ!才能のない人は転職すべし!あ~スッキリした。(笑)
2017.03.07
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0702 ジュラシック・ワールド※オモテ面【スタッフ】・監 督 コリン・トレボロウ・脚 本 リック・ジャッファ& アマンダ・シルヴァー and デレク・コノリー& コリン・トレボロウ・キャラクター原案 マイケル・クライトン・製 作 フランク・マーシャル パトリック・クローリー・製作総指揮 スティーヴン・スピルバーグ トーマス・タル【キャスト】・オーウェン……クリス・プラット(玉木 宏)・クレア…………ブライス・ダラス・ハワード(木村佳乃)・ホスキンス……ヴィンセント・ドノフリオ(石塚運昇)・グレイ…………タイ・シンプキンス(松岡茉優)・ザック…………ニック・ロビンソン(内山昴輝)・バリー…………オマール・シー(安元洋貴)・ヘンリー・ウー博士…B.D.ウォン(近藤浩徳)・マスラニ………イルファン・カーン(大塚芳忠)※ウラ面【仕 様】・型 番 48201・製作年度 2014年・製 作 国 アメリカ・原 題 JURASSIC WORLD・そ の 他 片面2層、カラー、MPEG-2、DOLBY DIGITAL、 NTSC 日本市場向、セル専用・発 売 元 NBCユニバーサル・エンターテイメント・収 録 本編約 124分・サ イ ズ 16: 9 LB ビスタサイズ (2:1)・音 声 1.英 語 (5.1chサラウンド) 2.日本語 (5.1chサラウンド)・字 幕 1.英語字幕 2.日本語字幕・字幕翻訳 戸田奈津子・吹替翻訳 平田勝茂・映像特典 1.未公開シーン 2.クリスとコリンが挑む“ジュラシック”【ジャケット】・オモテ面:----・ウラ面 :『ジュラシック・パーク』を超える感動と興奮! スピルバーグ史上最高にして、 2015年最大のヒット作!!いいジャケットだ。オモテ面は、ジュラシック・ワールドのロゴが描かれている。“インドミナス・レックス”の化石のイメージだろうか。4作目にして、ようやくお気に入りのデザインで出会えた。(笑)ウラ面は、モササウルスの画像が一番大きく使われている。その下に3枚の画像が並んでいる。物語をなぞらえているので、ぼんやりとストーリーが伝わって来る。まずまずの出来映えだろう。※ピクチャディスク【感 想】「B級映画路線まっしぐら」そんな感じの1本だった。CGやVFXを抜いたら“モックバスターの雄”アサイラム社の作品と何ら変わりがない。(笑)確かに、恐竜のCGは素晴らしい。精細に描かれている。セットもお金が掛かっているし、撮影規模の大きさは比類がない。(キャストには異論があるし、あざとい脚本も好きになれない。赤毛は苦手なんだ)でも、遺伝子操作された恐竜と軍隊が戦うなんて……。ガメラかよ。(苦笑)こんなのが、2015年の興行収入のトップだなんて、信じられない。世界中で、観客が幼稚化しているんだな。(溜息)――開園中の“ジュラシック・ワールド”で事故が発生。遺伝子組み換えされた新種の恐竜“インドミナス・レックス”が檻から逃げ出してしまう。捕獲チームが出動するが、体温を下げ、体色を変えてチームを欺き、全滅させてしまう。一方、インジェン社の危機管理部門のホスキンスは、軍隊を出動させる。混乱が広がり、来園していた観光客2万人がパニックになる。避難が行われる中、パークの責任者クレアの甥2人が、アトラクションの敷地内に取り残されてしまう。クレアは、ヴェロキラプトルの飼育係のグレイディと一緒に救出に向かう。……というお話し。あちこちに前3作に対するオマージュがちりばめられている。思えば、15年ぶりのシリーズ製作だ。それを善しとすれば、本作品は楽しめるかも知れない。でも、『ジュラシック・ワールド』としてのアイデンティティは、その分だけ欠落して行くことになる。例えば、クレアが甥を探して名前を叫ぶシーンは、『ジュラシック・パーク3』へのオマージュだ。けれど、その後、クレアは急速に“ティア・レオーニ化”して行く。ほとんどコメディだ。(笑)それに、前3作で希望の象徴として登場した草食恐竜を殺してしまうのも、いただけない。コメディにシフトして行くのに、これは無駄な“死”だろう。然も、この場面はアニマトロニクスだろうが、すこぶる出来が悪い。まるで80年代の『恐竜伝説/ベイビー』に登場した恐竜と同じくらいの出来映えだ。『ジュラシック・パーク』のトリケラトプスや『ロスト・ワールド/ジュラシック・パーク』のティラノサウルスの子供には、遠く及ばない。(溜息)ストーリー展開も、インドミナスを殺すためにマスラニ社の社長がヘリで飛び立つ辺りから漫画じみて来る。いや、翼竜のドームが破壊されたところからは、ほとんど漫画だな。クライマックスの恐竜同士の対決に至っては、『ゴジラ対ゴジラ(架空ですが……)』かと思ってしまった。恐竜映画ではなく、怪獣映画だ。(インドミナスが登場した時から既に怪獣映画なのかも知れない)ストーリー展開に説得力がないのは、本作品には誰ひとりとしてプロフェッショナルが登場しないことだろう。巨大企業のマスラニ社の社長はヘリを飛ばしちゃうし、インジェン社の連中は誰ひとりビジネスマンとして描かれておらず、軍人も軍人として行動しない。そもそも主人公からして元軍人で、いまは調教師という中途半端さ。アラン・グラント博士や古生物学者のサラ・ハーディングのようなキャラクタが、学術的な観点からラプトルを調教していたってんなら、分かるんですけどね。(溜息)たぶん、新たな3部作のスタートなんだろうけど、映像的な魅力に欠ける上、幼稚なストーリーの続編は観たくないなぁ。大人の鑑賞に耐えうる作品を作って下さい。(カミサマ、オネガイシマス)オススメ致しません!
2017.03.06
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0701 ジュラシック・パーク3※オモテ面【スタッフ】・監 督 ジョー・ジョンストン・製 作 キャスリーン・ケネディ ラリー・フランコ・製作総指揮 スティーヴン・スピルバーグ・撮 影 シェリー・ジョンソン A.S.C.・特殊効果 マイケル・ランティエリ【キャスト】・アラン・グラント博士……サム・ニール(小川真司)・ポール・カービー………… ウィリアム・H.メイシー(納谷六朗)・アマンダ・カービー……ティア・レオーニ(渡辺美佐)・ビリー・ブレナン……… アレッサンドロ・ニヴォラ(内田夕夜)・エリック・カービー…トレヴァー・モーガン(北尾亘)※ウラ面【仕 様】・型 番 31282・製作年度 2001年・製 作 国 アメリカ・原 題 JURASSIC PARK 3・そ の 他 片面2層、カラー、MPEG-2、DOLBY DIGITAL、 NTSC 日本市場向、セル専用・発 売 元 ジェネオン・ユニバーサル・ エンターテイメント・収 録 約 93分(本編)・サ イ ズ 16: 9 LB ビスタサイズ・音 声 1.英 語 (6.1chサラウンドEX) 2.英 語 (6.1chサラウンド/DTS-ES) 3.日本語 (5.1chサラウンド)・字 幕 1.日本語字幕 2.英語字幕・字幕翻訳 菊地浩司・吹替翻訳 木原たけし・映像特典 1.メイキング・オブ・ ドキュメンタリー(約23分) 2.登場する恐竜たち 3.ILMの舞台裏 4.撮影の舞台裏 5.アーカイブ 6.モンタナ州での恐竜発掘 7.キャスト&スタッフ 8.特殊効果チームによる音声解説 9.スタン・ウィンストン・スタジオでの 恐竜制作 10.CG恐竜 11.ストーリーボードと完成映像の比較 12.オリジナル劇場予告編集 13.プロダクション・ノート 14.DVD-ROM【ジャケット】・オモテ面:----・ウラ面 :恐竜映画のメガヒット・シリーズ第3弾! スピルバーグが贈るシリーズ最高の恐怖! 行方不明になった少年を追って 再び禁断の孤島で決死のサバイバル!ヴェロキラプトルの爪が、金属板を向こう側から破る。そのイメージがポスターやタイトルにも使われている。DVDのジャケットも、同じ。後半で“活躍”するプテラノドンのシルエットが写りこんでいる。このデザインは、わりと好みだ。ウラ面は、前2作とは大きくレイアウトを変更。主要な登場人物が、翼竜のドームをバックに、プテラノドンを眺めている構図になっている。左側にラプトルが描かれているが、頭部だけって、どういうこと? 何だかチープだなぁ。※ピクチャディスク【感 想】「お子様ランチ」お子様向けにシフトした作品。前2作よりコメディ色が強く、出演者も小粒になった。(ティア・レオーニはすきだが……) 映像面でも奥行き感と広がりが失われ、音響効果もイマイチだ。「こんなんでいいのかよ」と思わないでもないのだが、作品の素材を考えると、存外、本作品が一番正統派なのかも知れない。スピノサウルスが登場するのだって、「ティラノサウルスより凄いヤツを出そうぜ!」ってだけの理由のような気がする。「どうだ、凄いだろ?」というジョー・ジョンストン監督の顔が見えて来そうだ。(笑)それは、プテラノドンも同じかな。『ロスト・ワールド』の最後のカットで登場して人気が高かった。原作にも出て来るし、ならば、「本格的に登場させるゼイ!」ってノリで、巨大な“鳥かご”まで作ってしまったような気がする。でも、やっぱり最後はヴェロキラプトルが出て来ないと、『ジュラシック・パーク』としてのアイデンティティは保てないよな、と思ったに違いない。前作はティラノサウルスの子供を巡って物語が展開したから、「今回は卵にしようぜ。持ち運びに便利だし」という感じでストーリーのアウトラインが決まったと思う。(苦笑)そうは言っても、バリエーション豊かに見せるには、草食恐竜の出番も作らないといけないってんで、1作目のガリミムスの群れと同じように、パラサウロロフスの群れを登場させたんだな。そうでなければ、わざわざラプトルから逃げるのに、グラント博士らが群れの中に入って行く意味ないもんね。1作目で最初に登場したブラキオサウルスは、科学の将来の可能性や夢を象徴していた。本作品では、プテラノドンからボートで逃げた一行が川べりでブラキオサウルスと出会う。あれもまた「生きて帰れる」という希望の象徴だった。前作では、ジョン・ハモンドによって派遣された一行は、輸送船の船長が島に近づこうとしない場面があった。島の近くの海域には“何か”がいることを暗示していた。本作品でも、オープニングでパラセーリング中のボートが“何か”に襲われる。出来れば、どんな海棲恐竜がいるのか、姿を見せて欲しかった。繋がりという点では、1作目ではエリー・サトラー博士がトリケラトプスの病気の原因を突き止めるため、巨大な糞に腕をつっこんで調べるシーンがあった。本作品でも、衛星電話を探すために、ほかほかの湯気の立つスピノサウルスの糞に、みんなで腕を突っ込んでいた。(笑)残念なことは、前作以上の製作費を注ぎ込みながら、ジョン・ウィリアムスが音楽を担当しなかったこと。管弦楽の演奏からして締まりがない。こうまで違うんなら、同じメインテーマを使う必要はなかったんじゃないか?(溜息)なんか、お子様ランチのような作品だった。ハンバーグもスパゲティもビラフも、大人のメニューにある。でも、どれもこれも少量で単純な味付けがなされている。ワンディッシュにさまざまな食品が載っていて、プリンやヤクルトなんかが付いている。ちっちゃい旗も立っている。仕上げは、しょーもないオモチャだ。まさしく、本作品そのものではないか。(笑)ま、スタン・ウィンストンのアニマトロニクスは見応えがあるので、オススメとしておきましょう!
2017.03.05
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0700 ロスト・ワールド/ジュラシック・パーク※オモテ面【スタッフ】・監 督 スティーヴン・スピルバーグ・製作総指揮 キャスリーン・ケネディ・製 作 ジェラルド・R.モーレン コリン・ウィルソン・脚 本 デヴィッド・コープ・原 作 マイケル・クライトン・音 楽 ジョン・ウィリアムス【キャスト】・イアン・マルコム…… ジェフ・ゴールドブラム(大塚芳忠)・サラ・ハーディング…ジュリアン・ムーア(勝生真沙子)・ジョン・ハモンド…… リチャード・アッテンボロー(永井一郎)・ピーター・ラドロー…アーリス・ハワード(牛山 茂)※ウラ面【仕 様】・型 番 35076・製作年度 1997年・製 作 国 アメリカ・原 題 THE LOST WORLD:JURASSIC PARK・そ の 他 片面2層、カラー、MPEG-2、DOLBY DIGITAL、 NTSC 日本市場向、セル専用・発 売 元 ジェネオン・ユニバーサル・ エンターテイメント・収 録 約 129分(本編)・サ イ ズ 16: 9 LB ビスタサイズ・音 声 1.英 語 (5.1chサラウンド) 2.日本語 (5.1chサラウンド)・字 幕 1.日本語字幕 2.英語字幕・字幕翻訳 菊地浩司・吹替翻訳 木原たけし・映像特典 1.メイキング・オブ・ ロスト・ワールド(約53分) 2.未公開シーン 3.イラスト画とコンセプト画 4.絵コンテ集 5.モデル 6.ジュラシック・パークの世界 7.インダストリアル・ ライト・アンド・マジック社 8.プロダクション・フォト 9.宣伝素材 10.オリジナル劇場予告編集 11.恐竜百科 12.プロダクション・ノート 13.タレント・ファイル 14.DVD-ROMフィーチャー【ジャケット】・オモテ面:----・ウラ面 :巨匠S.スピルバーグが再び放つ! パニック・アクション超大作の続編! 隔絶された無人島で増殖した恐竜たちが 人間に牙を剥く!前作のジャケットもそうだが、恐竜の化石が“生きている”デザインになっている。意図は理解できるが、このジャケットは嫌いだ。(溜息)やっぱり、右上のパークのロゴ・マーク(“ロスト・ワールド”)だけで良いと思う。絶対に、その方がカッコイイ。ウラ面は、前作と同じレイアウト。使用されている画像が違うだけ。ステゴザウルスのシーンは良いとしても、ロープ1本に3人がブラ下がった“クリフハンガー”のシーンは、いただけない。でも、他に選べるシーンがないか……。※ピクチャディスク【感 想】「失われた世界」オープニングで小さな恐竜に襲われる少女キャシーを演じたのは、カミーラ・ベル。『アニー2』では二重アゴの主役を押しのけて存在感を示し、『沈黙の陰謀』ではスティーブン・セガールの娘役を演じた。ディズニーチャンネル・オリジナルムービー『サーフガールズ』で主演。サイモン・ウエスト監督の『ストレンジャー・コール』は地味だったが、『紀元前1万年』では他の部族に拉致されるヒロイン役で輝いていた。年とともに艶やかな美女に成長したが、ご本人のキャラクタは別にして、その神々しさは安易に触れてはいけない感じすらする。(ほめすぎ?)ジョン・ハモンドは、恐竜の孵化施設のある“サイトB”を守るため、マルコム博士を遣わす。その説明を受けるために屋敷を訪れたマルコムは、ハモンドの孫のティムとレックスと再会する。レックスを演じるのは、アリアナ・リチャーズ。ちょっと見ない間に大きくなった感じ。(笑) 背筋がすっと伸びて美しかった。『トレマーズ』に出演した時は、小さかったが、いまは画家として成功している。ネットに彼女のサイトがあるが、写真と見紛うような美しい画を描いている。機会があれば、是非ともオリジナルを見たいものだ。マルコムの元恋人サラ・ハーディング博士も、ハモンドに雇われてサイトBに先発している。2人は、サンディエゴにジュラシック・パークを作ろうとするハモンドの甥の悪行を阻止しようとする。サラを演じるのは、ジュリアン・ムーア。まだキャリアの浅い頃の出演だが、実績は充分。年に3本も4本も出演する方で、然もメジャーからインディペンデントまで幅広い。私は密かに女性版“モーガン・フリーマン”と呼んでいる。(笑)このサラ・ハーディング役は、もともとジュリエット・ビノッシュがキャスティングされていた。個人的には、肌のシミ・ソバカスだらけのジュリアン・ムーアよりも、彼女に出て欲しかった。(笑)私たち世代ならレオス・カラックス監督の『汚れた血』と『ポンヌフの恋人』が思い出される。どうして、本作品に出演しなかったのか不明だが、2014年の『GODZILLA/ゴジラ』に出演したことを思うと、何かの縁があったのは確かだ。スティーヴン・スピルバーグ監督の名作『E.T.』を製作したキャスリーン・ケネディが、本作品でも製作をつとめている。メリル・ストリープを思わせる顔立ちに青い眼をした彼女は、長年、S.スピルバーグ監督とコンビを組んで、数々のヒット作を世に送り出して来た。でも、この時期のS.スピルバーグの作品は、あまり好きじゃない。ワンアイデアを広げるイマジネーションは凄いと思うが、いつも終盤が雑な仕上がりになっている。これは、製作の問題ではないかと密かに思っている。(笑)やり手で興行収入を確実に上げる彼女は、現在、ルーカス・フィルムの会長を勤めている。本作品は、ほぼ2部構成になっている。各場面は面白いが、全体的には「何だコレ?」という印象は拭えない。辻褄の合わないところも多々あって、綻びも目立つ。夜間のシーンが多いのも、個人的には気に入らない。でも、恐竜の映像が殊の外スバラシイので、ついつい観てしまうんですけどね。(汗)それにしても、何故、私の周囲には、美女才女がいないのだろう……。まるで『ロスト・ワールド』だな。(笑)オススメ!
2017.03.04
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0699 ジュラシック・パーク※オモテ面【スタッフ】・監 督 スティーヴン・スピルバーグ・製 作 キャスリーン・ケネディ ジェラルド・R.モーレン・脚 本 マイケル・クライトン デヴィッド・コープ・原 作 マイケル・クライトン・音 楽 ジョン・ウィリアムス【キャスト】・アラン・グラント博士…サム・ニール(富山 敬)・エリー・サトラー………ローラ・ダーン(弥永和子)・イアン・マルコム……… ジェフ・ゴールドブラム(大塚芳忠)・ジョン・ハモンド……… リチャード・アッテンボロー(永井一郎)※ウラ面【仕 様】・型 番 35075・製作年度 1993年・製 作 国 アメリカ・原 題 JURASSIC PARK・そ の 他 片面2層、カラー、MPEG-2、DOLBY DIGITAL、 NTSC 日本市場向、セル専用・発 売 元 ジェネオン・ユニバーサル・ エンターテイメント・収 録 約 126分(本編)・サ イ ズ 16: 9 LB ビスタサイズ・音 声 1.英 語 (5.1chサラウンド) 2.日本語 (5.1chサラウンド)・字 幕 1.日本語字幕 2.英語字幕・字幕翻訳 戸田奈津子・吹替翻訳 筒井愛子・映像特典 1.メイキング・オブ・ ジュラシック・パーク(約50分) 2.初期の製作準備会議 3.絵コンテ集 4.ロケーション探し 5.フィル・ティペットのアニマティックス 6.効果音アーティストについて 7.プロダクション・フォト 8.オリジナル劇場予告編集 9.恐竜百科 10.プロダクション・ノート 11.タレント・ファイル 12.DVD-ROMフィーチャー【ジャケット】・オモテ面:----・ウラ面 :スピルバーグが歴史を変えた! 恐竜映画の金字塔がここに誕生! DNAクローン技術で甦った恐竜が 制御を破り、人間に襲いかかる!あー、このジャケット、嫌いだ。(溜息)左下のパークのロゴ・マークだけで良いんじゃないか? その方がカッコイイし、オシャレだ。ウラ面は、メジャー作品らしくシンプルなデザインになっている。希望を与えるシーンを2つ選び、その後の惨劇から画像を選ばなかったのは、本作品への愛着からだろう。そういうのは、好きだ。(笑)※ピクチャディスク【感 想】「エポックメイキング」いまさら何も言う必要がないくらい、映画史上でエポックメイキングとなった作品である。CGが本格的に導入された初めての作品で、もともと恐竜が登場する殆どのシーンをアニマトロニクスで撮り上げる予定だったらしい。ところが、CGの恐竜を見せられたスティーヴン・スピルバーグ監督が方針を変更。アニマトロニクスの予算を削ってまでCGの恐竜を登場させたと言う。あの当時(1993年)で、このクオリティのCGを作り上げていたってところが驚嘆に値する。アニマトロニクスとの親和性が高く、作品を通してみても違和感がない。(若干、違和感のあるシーンもあるが……) これってスゴイことだと思う。おそらく、ガリミムスの群れなどのスピード感の必要なシーンを中心にCGを導入したのだろう。確かに、ガリミムスの群れが主人公のアラン・グラント博士と子供たちの方に向かって走って来るシーンは、圧巻だ。音響効果も素晴らしくて、劇場で観た時は鳥肌が立った。昨今のAVシステムなら、ブルーレイで劇場並みの臨場感を味わうことが出来る。(DVDでは無理だけど……)そうは言っても、恐竜の大部分がアニマトロニクスだ。CGの恐竜が暴れるのは、実際には 7分くらいらしい。ごく一部だ。CGが大半を占めているイメージだが、それだけ出来映えがよくて、調和がとれていたってことだろう。個人的には、アニマトロニクスの方が好きだ。遠景はフィル・ティペットのゴーモーションだが、近景はライブアクションだ。特に実物大のティラノサウルスは、いつ観ても圧倒される。雨の中、ツアー用のカートを襲うシーンは、間違いなく本作品最大の見せ場だ。スタン・ウィンストンのスタジオが手掛けたようだが、あとにも先にも、あの場面を超えるシーンには出会っていない。『ロスト・ワールド』『3』『ワールド』と、だんだん劣化して行っているような気がする。CGの悪い面が、どんどん出て来ている。本作品は、ヴィジュアル面でも、後世に与えた影響は大きい。ティラノサウルスが近づいて来る予感をコップに伝わる振動で表現するとか、ジープを追うティラノサウルスの画ヅラとか……。どれだけ多くの映画で似たようなシーンを観たことだろう。最も秀逸なのは、通風口に逃げ込んだグラント博士らをラプトルが下から見上げるカットだと思う。天井からの光があたってラプトルの肌にDNA配列のような記号が映し出される。恐竜が人工的に創られた生物であることを現している。見事だと思う。しかし、映像面にこだわるあまり、かなり大雑把な作品になっていることは否めない。特に、子供たちがセンターに戻ってからは、実に雑だ。たぶん、多くのシーンがカットされたに違いない。それは、最後のCGのティラノサウルスを登場させるためだろう。ラプトルとティラノサウルスの格闘シーンは最後を飾るに相応しいと思うが、犠牲も大きかった。やっぱり、スティーヴン・スピルバーグの映画って、基本的にはB級映画なんだなぁ。(笑)オススメ!
2017.03.03
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0698 レディ・フォックス/裏切りのトリガー※オモテ面【スタッフ】・監督・脚本 クリス・R.ノタリル【キャスト】・マンディ・エヴァンス・キム・サンチアゴ・ケリー・リン・ミラー・エラ・ジェーン・ニュー・ロベルト・ロンバルディ・ケイシー・ウィリアムス・トニー・ダディカ 他※ウラ面【仕 様】・型 番 COMT-024・製作年度 2012年・製 作 国 アメリカ・原 題 STAND OFF・そ の 他 片面1層、カラー、MPEG-2、DOLBY DIGITAL、 NTSC 日本市場向、セル専用・発 売 元 メディアトップ・販 売 元 株式会社コンマビジョン・収 録 約 76分・サ イ ズ 16: 9 LB シネスコサイズ・音 声 1.英 語 オリジナル ステレオ・字 幕 1.日本語字幕【ジャケット】・オモテ面:裏切りは絶対に許さない、 それが女たちの掟・ウラ面 :引き金を盗め プロの強盗団。盗む物はいつも訳アリ4人の女性が、それぞれ銃を構えている画像が、交互に積み重なっている。オーソドックスなデザインだが、なかなかキマッてる。これだけで、ストーリー展開が伝わって来る。ウラ面は、つまらない。(笑)宣伝用のスチルを使ってしまったのは、失敗だろう。折角、オモテ面で伝わったストーリーを、ウラ面では具体的な画像を使って補完して欲しかった。そうしたら、完璧なジャケットになったのになぁ。(溜息)ザンネン!【感 想】「女版『レザボアドッグス』」――半年に一度、鮮やかな手口で銀行を襲う強盗グループ“エグゼクティブ”。実は、女性ばかり4人のグループだった。その日、銀行を襲った彼女たちは、隠れ家の倉庫に身を潜める。ここで奪った札束を分けるのだ。しかし、私服警官が1人、倉庫に忍び込んだことから、4人は疑心暗鬼に捕らわれる。誰かが裏切ったのだ。その疑いがグループをあらぬ方向へと導いて行くことになる。……というお話し。“フォックス”を演じた女優さんの顔立ちが好みだった。(笑) それだけの作品。演じるのは、マンディ・エヴァンス。オリビア・ハッセーとリー・トンプソンを足して2で割ったカンジ。さほどお芝居は上手くなさそうだが、御尊顔を拝見出来ただけで満足です、はい。(苦笑)“テス”を演じるのは、ケリー・リン・ミラー。TVドラマのゲスト出演はあるものの、これといった当たり役は、まだない。顔立ちがM.エヴァンスと似ているような気がする。“ヤングブラッド”を演じるのは、キム・サンチャゴ。やはり、TVドラマとショートフィルムが中心だが、多才な方のようだ。フィルモグラフィを見ると、製作は勿論のこと、音楽や撮影までこなしている。経験が豊富な方らしい。“シムズ”を演じるのは、エラ・ジェーン・ニュー。これまでのところ、ショートフィルム中心。ま、あのお芝居じゃ、そうかな。頑張って売り込みに力を入れているんだなぁ。(それは、ほかの方にも言えるけど)テスの“相方“で、序盤で殺されてしまうジャンキーの“ジェーン”を演じるのは、ソフィア・サッソン。ノンクレジットだが、マンディ・エヴァンスに継いで美人さんだった。(そればかりだな)もともとクリス・R.ノタリエ監督のショートフィルム『Jane's Last Stand』を、自身で長編化したもの。資金を出す方が現れたのだろうけど、本作品を観る限り、オリジナルの方が面白そうだ。(笑)やはり、主演はM.エヴァンスなので、いつか機会があったら観てみたい。(それとも、タイトルロールまでの序盤の部分が、そうなのかな?)この方、ヒット作のキャラクタを使ったショートフィルムをたらふく撮っている。いくらショートフィルムが監督の名刺代わりとは言っても、節操がないような気がするな。(笑)中盤で少しダレ気味になるが、ますまずまとまっている。エンドロールの静止画もカッコよく決まっている。たぶん、クエンティン・タランティーノ監督のデビュー作『レザボア・ドッグス』の女版を目指したのではなかろうか。気持ちは解るが、スキル不足だったな。演出にメリハリがないし、家庭用のビデオカメラで撮ったようなのっぺりした画像もいただけない。せっかく女性陣のクオリティは高かった(お芝居はヘタだけど……)のに、作品全体の出来映えとして、特に他人様にオススメ出来るポイントはなかった。ま、マジメに撮られているので、興味のある方は、是非どうぞ!(笑)
2017.03.02
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0697 エアフォース・ワン [ブルーレイ]※オモテ面【スタッフ(参考)】・監 督 ウォルフガング・ペーターゼン・製 作 アームヤン・バーンステイン ウォルフガング・ペーターゼン ゲイル・カッツ ジョン・シースタック・脚 本 アンドリュー・W.マーロー・製作総指揮 トーマス・A.ブリス マーク・アブラハム デビッド・レスター・撮 影 ミヒャエル・バルハウス (A.S.C.)【キャスト(参考)】・大統領ジェームズ・マーシャル… ハリソン・フォード(村井国夫)・コルシュノフ……ゲイリー・オールドマン(佐古正人)・グレース・マーシャル… ウェンディ・クルーソン(塩田朋子)・シェパード主席補佐官… ポール・ギルフォイル(小山武広)※ウラ面【仕 様】・型 番 VWBS1007・製作年度 1997年・製 作 国 アメリカ・原 題 AIRFORCE ONE・そ の 他 2層、カラー、MPEG-4 AVC、DOLBY DIGITAL、 セル専用・発 売 元 ブエナ ビスタ ホーム エンターテイメント・収 録 125分(本編)・サ イ ズ ワイドスクリーン 2.35: 1 1920x1080 FULL HD・音 声 1.リニアPCM 5.1chサラウンド英 語 2.ドルビーデジタル 5.1chサラウンド英 語 3.リニアPCM 5.1chサラウンド日本語 4.ドルビーデジタル 5.1chサラウンド日本語 5.ドルビーデジタル 5.1chサラウンド日本語 6.ドルビーデジタル5.1chサラウンドタイ語 7.ドルビーデジタル5.1chサラウンド ポルトガル語 8.ドルビーデジタル5.1chサラウンド スペイン語・字 幕 1.英語字幕 2.日本語字幕 3.タイ語字幕 4.中国語字幕 5.インドネシア語字幕 6.マレー語字幕 7.韓国語字幕 8.ポルトガル語字幕 9.スペイン語字幕 10.英語吹替用字幕 11.日本語吹替用字幕 12.タイ語吹替用字幕 13.ポルトガル語吹替用字幕 14.スペイン語吹替用字幕 15.英語トリビア・トラック字幕 16.日本語トリビア・トラック字幕 17.中国語トリビア・トラック字幕 18.韓国語トリビア・トラック字幕 19.ポルトガル語トリビア・トラック字幕 20.スペイン語トリビア・トラック字幕・映像特典 1.メイキング映像: “大統領vsテロリスト” 2.トリビア・トラック 3.オリジナル版劇場予告編 4.ムービー・ショーケース【ジャケット】・オモテ面:When the President’s plane is hijacked. the terms are clear... negotiate or die.・ウラ面 :ハリソン・フォード=合衆国大統領 究極のアクション・ヒーロー誕生!メジャー大作らしいジャケットだと思う。ハリソン・フォードの顔がデカデカと載っていて、その下に大統領専用機“エアフォース・ワン”の画像が、申し訳程度に添えられている。正真正銘のスターの映画だ。これはもう、良い悪いではなく、こういうモノだと受容するしかない。(苦笑)ウラ面は、ブルーレイらしく、潔いデザイン。画像3枚がタテに並び、イントロダクションが記載されているだけ。半分は、クレジットとスペックに占められている。こちらも、メジャー大作らしい。でも、不思議とせせこましくなく、何となく余裕のある仕上がりになっている。良いデザインだ。※ピクチャディスク【感 想】「選択の偏り」出張でビジネスホテルに泊まると、オンデマンドのラインナップに必ず入っていたのが、これ。まぁ、ヘタな作品を観るくらいなら、この方がいいやと、ついついチョイスしてしまう。おかげで何十回観たか分からないくらいだ。それでも毎回楽しく観ることが出来たのは、やはりこの作品が優れたエンターテイメントだからだろう。役者も揃っているし、「アメリカ万歳!」で終わるのも小気味よい。(はなにつくけど) ドイツ出身の監督サンが、ハリウッドでこういう作品を撮るのだから、世の中なにが起きるか判らない。ウォルフガング・ペーターゼン監督は、いろいろな意味で最高のエンターティナーだと思う。なかなかの知識人だし、感性も豊かだ。これまでにも、様々な素材を一級の作品に仕上げて来た。度量も大きいし、映画のことを知り尽くしている感がある。何よりスペクタクル・シーンの演出は見事だ。一本の作品の中にスリリングな場面もあれば、サスペンスフルな場面もある。ただ、難を言えば、女性の扱い方がヘタだということだろうか。キレイな女優サンも出演しているが、どの作品でも演出がおざなりだ。もう少し力を入れてあげても良いと思う。(笑)本作品では、W.ペーターゼン監督には珍しく、CGやVFXをふんだんに使っている。これまでにも『第5惑星』や『ネバーエンディングストーリー』で特撮に取り組んで来たが、本格的にコンピュータを使ったのは、本作品が初めてではなかろうか。思うに、自身のキャリアを考えての判断だという気がする。出演は、ハリソン・フォード、ゲイリー・オールドマン、グレン・クローズ、――いずれも一枚看板で客を呼べるスターだ。脇役も凝っていて、ウィリアム・H.メイシー、ディーン・ストックウェル。ポール・ギルフォイルも出演している。彼は『CSI:科学捜査班』ですっかりお馴染みになった。脇に固い役者サンが揃うのも、ペーターゼン監督ならではだ。「バカバカしい!」と言う人も多いが、定番中の定番。観ていない人は少ないだろうけど、娯楽映画のエッセンスが堪能できるので一度はご覧いただきたい。オススメ!
2017.03.01
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