全3件 (3件中 1-3件目)
1

「古墳のはしっこ」 墳丘を降りて、向かった場所は、『古墳の端っこ』。 『周濠(堀)』と『中堤(土手)』のとこ。 ちょこっと、らくがき地図さ、かいてみた。 こんな感じかな? 茶色いとこが古墳の斜面。白いとこが、テラスだな。 オレンジ色が中堤で、黄色いとこが周濠だど。 で、まずは、赤い印さついたとこさ行く。 ここは『中堤と周濠の境目』。内側部分だな。 黄色いとこが、周濠の底でな。黒いとこが、中堤。 色が違うと分かりやすいな。 底の部分が黄色いのは、『鹿沼土』だからだど。 こっちの角度のほうが、わかりやすいかな。 足元が中堤だど。 黒い土は古墳時代から今までに、積もった土だな。 想像してたより、少ないな~。 ええと、ここは『古墳の端っこの場所』を確認するために 掘ったっつってたな。 堀の深さが浅いのが、特徴なんだって。 特に大きな発見がなかったようで、さらっと通過して。 さらに、奥に掘られた穴に向かう。 らくがき地図の青い印のとこは、古墳の先端。『中堤の外側』にあたる部分だど。 ここでは面白いものが、めっかってるんだ。 これは、中堤から外に向かって撮った写真だど。 ここから『2本の堀跡』が、めっかってんだ。 一本めの『堀跡』。 古墳の堤に近いとこにある堀は、 近代になってから掘られた『根切り堀』。 草の侵入を防ぎ、遺跡と畑の境界を示す堀だど。 ちょうど古墳の角にあわせて、この辺で曲がってるらしい。 さらにここからは、 境目を示す『石の標識』も3つ、めっかったんだって。 ええと、なんて言ってたかな? 標識の名前があったはずなんだけど、聞きのがしちゃったな。 あ、写真の右端に一個、写ってる。 小さな長方形した石のやつだよ。 これが角っこに合わせて、打ち込まれてたんだって。 存在はわかっていたらしいんだけど、 なかなか見つからないものらしくてな。 貴重な発見だったようだよ。「資料館に展示されるかも?」 っつってたからな。 また、みれるかもしんないな。 そして、もうひとつの『堀跡』。 外側にまっつぐ伸びた跡がある。 これは 『平安時代』に掘られたものらしいど。 堀の底からいくつか、『平安時代の遺物』がめっかってんだって。 だども一番注目すっとこは、『堀底』。 隣の『根切り堀』と比べると、造りが丁重で 底が丸くくり貫かれてるのが、特徴なんだって。 違う角度から見てみる。 正面からみると、壁面が平らに 固められてるのがわかるな。 これは、『平安時代』に何かの建物が ここにあった証拠じゃないだろうか? って、推測してんだって。 たとえば、誰かの屋敷とか、 祭司を行う神社や寺とかの建物があってな。 それを囲む堀跡なんじゃないか、ってことだな。 実はこの辺の土地は、お寺さんが所有してる場所でな。 お陰て古墳は荒らされずに、残っていたらしい。 もしかしたら、所有するお寺さんに関係する建物が あったのかもしんないね。 古墳の南側は、平らにめ~る林が広がってる。 ここを発掘したら、何か出てくるんじゃないか? って期待してんだって。 もしかしたら、平安時代よりもさらに古い、 古墳時代の遺物もめっかるかも知れない、 って言ってたな。 なぜか、っつとな。 実は『琵琶塚古墳の前方部分』。 周濠や中堤んとこをよくみてみると、 右端と左端の位置が、ずれてんだって。 今回、穴っこ掘った左側のほうが 内側に10メートルくらい、入りこんでんだって。 あ、そっか。 さっきの『端っこ確認の穴』は、こういうことだったんだな。 ほんとに右端と左端の幅が違うのか、確認するためだったのか。 これは、古墳を造るとき、 ここに何かの障害物があったんで、 避けたんじゃないだろうか? って話だったよ。 山や沼でもあったんだべか? って思ったんだどもな。 究者のかたの話では、 何かの施設があったのかも知れない、っていってたな~。 そいつを避けるために、 中堤を斜めにしたんじゃないか、ってな。 古墳を祀る祭壇とか、あったんだべか? なんだろね~。 もっと発掘作業が進んだら、何が出てくんだべな。 楽しみが増えたなw。《こんなのめっけた》古墳の地図帳 古代史めぐりの旅がもっと楽しくなる! (タツミムック)価格:1512円(税込、送料無料) (2018/2/22時点) 全国の古墳が、地図つきで紹介されてます。 おもな古墳だけだどもな。 1000基もあるんだよ。 関東じゃ、群馬県の古墳が圧倒的に多いな。 さすが~。 琵琶塚古墳と摩利支天塚古墳は、 しもつけ風土記の丘で、まとめて紹介されてっと。 古墳の写真も載ってて、基礎情報もあって、 いい本なんだどもな。 ちと地図が小さくて、場所がわかりにくいよ。 あと、文字がちっこいので、つらいな~。 全国の古墳情報が知りたい人に、おすすめだど。]]]\\\]]]\\\]]]\\\]]]\\\]]]\\\]]]\\\]]]\\\]]]\\\]]]\\\]]]\\\]]]\\\]]]\\\]]]\\\]]] 最後まで読んでくれて、あんがと~♪ ぽちっと、押しとこれね。にほんブログ村[[[\\\[[[\\\[[[\\\[[[\\\[[[\\\[[[\\\[[[\\\[[[\\\[[[\\\[[[\\\[[[\\\[[[\\\[[[\\\[[[
2018.02.22
コメント(0)

「古墳の右側」 関係者の挨拶がすむと、さっそく現場へ移動。 説明会が始まった。 今回の現場は『琵琶塚古墳』の『前方部分』とさらに前のほう。『古墳の角っこ』あたりらしい。 で、最初に向かった場所は『前方部分』。 古墳を横切るように掘られた、トレンチのとこだど。 なので、古墳の傾斜を登ります。 登るっつったって、道があるわけじゃない。 足をかける場所も、ない。 山登り、というほどじゃないけんど傾斜はあるし。 登り憎い~。 だども、古墳の側面さ登るなんて、貴重な体験だべな。 と思ったら、うきうきしてきちゃった。 一歩一歩、じっくりと。 傾斜を体感しながら登ってたらな。 ちょっと、説明、聞きのがしちゃったw。 説明会って、のほほんとしてたら駄目なんだな。 さて。現場のほうは、こんな感じだった。 埴輪が並んでるのが、わかるな。 これは『円筒埴輪』っつうやつでな。 古墳の『テラス』んとこにびっしりと、 周りをとりまくように並べられてたらしい。 前方部分も合わせると、 推定1000個ぐらいあったんじゃないか、っていってたど。 あ、『テラス』っつうのは、古墳の段々になってるとこのてっぺん。 平らになってる場所のことだど。 へ~。埴輪ってこんな風に埋まってるんだ~。 博物館の展示パネルや本の写真で、 発掘現場はみたことはあるけどな。 写真と、おんなしだ~。 なんか、感動するな~。 ぱちっと写真さ撮ってる間にも、説明は続く。 こんどは下のほうだって。 い、忙しいな。ゆっくり写真さ撮ってるひまがないな。 んで、下のほうはこんな感じ。 黄色くめ~るとこが、『堀の底の部分』なんだって。 黄色いのは『鹿沼土』だど。 ここのポイントは、黄色い堀底部分の手前。 深い溝があるべ? これは『根切り堀』っつってな。 周りの植物や草の根っこが、古墳や遺跡の中に入り込まないように 掘られた溝なんだと。 今回の場合は、畑と遺跡の境目を示す役目もしてたらしくてな。 古墳の右側は、この溝で囲まれてたらしいど。 そういえば、こっち側。 古墳の右にあたる場所は今、菜の花畑になっててな。 平で広い、畑のようになってるよ。 昔は野菜とかこしゃってたのかな~。 古墳を壊さないように、保護してたんだね~。 ちなみに『根切り堀』が出来たのは、近代っていってたかな? 昭和? 明治? ちょっと聞きのがしちゃったんだどもな。 その辺の時代だったはず。 最近だな。 昔から、大事にされていたんだな~。 と、しみじみ見てたら、もう、移動! もちっと、余韻を楽しんでいたかったのに~。 だども、次はどこかな? そっちも、楽しみ~。《こんなのめっけた》古墳 (大人の探検) [ 大塚初重 ]価格:1728円(税込、送料無料) (2018/2/14時点) 古墳初心者におすすめ。 読みやすくて、古墳の基礎がわかるど。 たしか、古墳の形(種類)を詳しく紹介してた本、です。 (前に読んだんだどもな~。ちとうろ覚え。 内容間違ってたら、ごめんね。 そういや、一番古墳の数が多い県は千葉県! って書いてあったのは、この本だったかな?)]]]\\\]]]\\\]]]\\\]]]\\\]]]\\\]]]\\\]]]\\\]]]\\\]]]\\\]]]\\\]]]\\\]]]\\\]]]\\\]]] 最後まで読んでくれて、あんがと~♪ ぽちっと、押しとこれね。にほんブログ村[[[\\\[[[\\\[[[\\\[[[\\\[[[\\\[[[\\\[[[\\\[[[\\\[[[\\\[[[\\\[[[\\\[[[\\\[[[\\\[[[
2018.02.14
コメント(0)

「琵琶塚古墳の説明会」 2月3日(土)に、『琵琶塚古墳』の説明会があったので、 行ってきたど。 遺跡の説明会って、はじめてなんで、どきどきするな~。 どんな話さ、すんだんべ? ついていけるかな~。『琵琶塚古墳』は、 栃木県小山市飯塚にある『前方後円墳』でな。 栃木県じゃ2番目に大きい『前方後円墳』なんだ。 何年か前じゃ、一番だったんだどもな~。 最近はあちこちで、古墳の調査さしてんべ? だもんで、調査し直したら、もっと大きな古墳が出てきちゃったんだ。 たしか『愛宕塚古墳』だったかな? 壬生町にある『前方後円墳』だよ。 ここも、行ってみたいな~。 で、これが『琵琶塚古墳』。 手前が後円部分、奥が前方だど。 今回の調査報告は、前方部分なんだって。 お、長い溝が出来てるど。 あそこが現場だな。 ここんとこ、雪がたくさん降ってたんで、道が心配だったけど。 古墳の上にゃ残ってないみたいだな。 よかった。 これなら足元きにせずじっくりと、 古墳がみられそうだど。 おや? あそこだけ雪が残ってる。 なんでだろ? あ、そっか。 あそこは『摩利支天塚古墳』があっとこだ。 雪が積もってるとこは、後円部分の傾斜んとこだな。 木の陰で、雪が解けなかったんかな? だどもおかげで、『琵琶塚古墳』と『摩利支天塚古墳』が どんだけ近いとこにあるのか、わかるな。 さらに左を見ると、新しい建物が出来てた。 これは『資料館』だど。 正式名称は、なんていうんだろ? 聞き忘れちゃったな。 4月21日オープン予定でな。『琵琶塚古墳』と『摩利支天塚古墳』から発掘された品々を 展示する予定なんだって。 その時期は、周辺に桜や菜の花が咲いてな。 きれいだから、お花見がてらみにきてください、っていってたど。 楽しみだね~。 春が待ち遠しくなってきたど。 だども、今日はこっち。『琵琶塚古墳の説明会』だど。 おお~。間近でみっと、でっかいな~。 人があんなにちっこいど。 ん? よくみると、穴んなかに段々がめ~るよ。 うわ~。いいな~。 おっと。のんびり写真さ撮ってる場合じゃないな。 人が沢山集まってるど。 さ、急いでいくべ。《こんなのめっけた》絵本版おはなし日本の歴史(3) 巨大古墳をつくる [ 金子邦秀 ]価格:1944円(税込、送料無料) (2018/2/8時点) 古墳の作り方がわかる絵本。 絵が多いのでみてるだけで、古墳の基本がわかるど。\\\]]]\\\]]]\\\]]]\\\]]]\\\]]]\\\]]]\\\]]]\\\]]]\\\]]]\\\]]]\\\]]]\\\]]]\\\]]]\\\]]]\\\ 最後まで読んでくれて、あんがと~♪ ぽちっと、押しとこれね。にほんブログ村\\\[[[\\\[[[\\\[[[\\\[[[\\\[[[\\\[[[\\\[[[\\\[[[\\\[[[\\\[[[\\\[[[\\\[[[\\\[[[\\\[[[\\\
2018.02.08
コメント(0)
全3件 (3件中 1-3件目)
1


