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ついにまともにいえるようになってきた、三単現のS。ある日のこと、長男Sがオレンジジュースを飲んでいたら、 「ママ、ママもジュース欲しい?」ときくので、 「うん、欲しい。」といったら、 「Papa, she wants juice, too.」とパパに伝えるではありませんか!おお、ついに私を追い越したか。くくーー!!私だって、いくら在米5年とは言えど、やはりまだまだ日本人。100%「S」をつけるべきところにつけるなんて無理。それをこうまで簡単につけられるようになるとは、おそるべし、子供!!それに、過去形も割と言えるようになってきた。でもやっぱり、不規則動詞はまだまだ。昨日は風が強かったが、それを「Wind blowed ひゅーひゅー!」なんて言ってたし。発音なんか、やはり依然としてRは難しいようだけど、その他は完璧。先日私が直されてしまった。たはは。デイケアで習ってきた歌を披露していたときのこと。私にはこう聞こえた。 「アリス ザ・キャムル ハゥトゥー ハム」だから、きっと「Alice the camel XXX two ham.」なんかだろうと思っていた。そこで、上のような発音で旦那に、「"ハゥトゥー ハム"ってなんのこと?」と聞いてみたら、旦那が答えるより先に、 「No, "Alice the camel has two humps."」と直された。しかも、hasとhumpsをかなり強調して、大きく口を開けて、まるで英会話教室の先生のごとく、教えてくれました。…もー、ばかにしてー!こちとら、キミのように英語の耳ができてないんだよ!苦節英語学習暦うん年なんだからね。ところが、こんなふうに英語はどんどんうまくなっていくのと対照的に最近日本語のほうがかなりやばい。ほとんど日本語の文法に英語の単語が入っている、ミックス文。 「ママ、deerがhead、moveしたの。」(=ママ、鹿が頭を動かしたの。) 「今日ね、schoolでね、singした。」(=デイケアで歌った。)という具合。ときどきこちらもつられて、 「こら!フードをフロアにドロップしちゃだめっていったでしょ!」 「グッド・ボーイにしてないとサンタさん来ないよ。」なーんて、言ってしまって、しまった~、やっちゃった、と気づく。本当は親はこんなふうにまぜこぜでしゃべらないほうが子供のためにいいらしい。でも、相手にあんなふうにしゃべられるとつられちゃってなかなかできないんだな、これが。
November 29, 2005
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うちのパパは只今2回目の育児休暇中である。テキサスは産休、育休ともに3ヶ月である。正確には12週間のみ。(他の州もたぶん同じ長さのところが多いと思う。)これは、新生児を養子に迎えた場合も同じ。こういうところがアメリカ的。というわけで、長男のときも次男のときも、まず産後私が12週間、そして旦那が12週間とった。旦那は日ごろ忙しいせいで有休もたまりにたまっていたので、長男のときはその後、1ヶ月の有休もとった。今回はそんなにたまっていないので、2週くらい追加するだけ。さて、パパが育休とってくれると聞いて、奥さん、あなたは何を期待しますか?もちろん、「育休」ですから、まずは子育て全般ですよね。それから昼間うちにいるんだからある程度の家事も。ところが長男の育休に入る前、うちの旦那は私の期待を大きく裏切る発言をした。 「やったー!!会社休める~!!」…なんか嫌な予感がした。そもそも子供が生まれてすぐこんなことをいった奴だった。 「泣いてばっかり。全然遊べないじゃない。」…あのなー。新生児と一緒にサッカーでもしようと思ってたんかい。新生児はおっぱい飲んでウンチして、抱っこして泣いてちょっと寝る、という生き物なんだよ。わかってなかったんだね。そして、私の失望感に畳み掛けるようにこんなことを。 「僕、おむつ変えたくない。うんちなんか絶対やだ!」産後ホルモン急降下で、感情めちゃめちゃ大波嵐の私はここで、プッツン切れた。 「じゃ、育休無理だね。おむつ変えられないなら、子育て無理だもんね。」 「…(あ、そうか。しまった、と気づいた様子)。OK,じゃ、育休始まるまではママがやって。僕は育休入ってから変えるから。」 「いきなり、できるわけ無いでしょ。今から練習しないと。じゃなきゃ、育休とってもらわなくてもいいよ。」 「…わかった、がんばる。」そのあと、家に帰っても毎日夜泣いて起きるたび、大きなため息をついて「んもーーー!!眠れん!うるさい!」といって、毎夜できるだけそうっと授乳している私の横で耳栓をぐりぐり耳に突っ込んで、不満たらたら。眠れないのは私なんだよ!!なんちゅう父親じゃ!と、この他にもたくさん信じられない発言や行動と色々なことが続き、正直私は怒りに怒っていた。思い切って離婚しようかとまで考えた。アメリカ人ならきっと奥さんと赤ちゃんに協力的でやさしくて、幸せな家族生活が待っているんだ、と勝手な想像をしていた私も悪かったかもしれない。期待が大きすぎたかも。とにかく、彼の育休とは、「会社休める = 大好きなテニスが一日にいつでも何回でもできる & たくさん昼寝もできる & 本も読める & 趣味のロボット作りもできる」というもので、まことにアホな奴としか言いようがない。そこでまた私はお灸を据えた。 「あのね、育休するんだったら、子育てだけやってもらえばいいってもんじゃないんだよ。ウンチがもれたら、それが洋服に染み付かないように即座に洗濯、もちろん他の家事だってやってもらうよ。掃除も料理も!私はお皿洗いくらいはやってあげるから。週末に洗濯がぶつかったらもちろんやるし。」 「ええー!!?そんなにたくさん?それじゃテニスしたり自分のことする時間ないじゃない」 「あ、それからね、テニスなんてできるわけないからね。」 「どうして?」 「赤ちゃんが泣いてそれどころじゃないもん」 「そうかなー。家事なんかしなければできると思うな。」ま、そのうちきっと思い知ることでしょう、とそれ以上は雰囲気悪くなるので、言わなかった。結果、彼は本当に赤ちゃんって手のかかるもので、全く自分の時間はとれないと、よーくわかってくれた。でも、すぐにわかったわけじゃない。だんだんと色々試して学んでいったようだ。一回はテニスにも連れて行った(←あほ!!)。でも、すぐに泣き始めて中止。それ以来、私のお休みになる週末の朝だけするようになった。以前は週に3回テニス三昧していた彼。それでも、少ないと不平もらしていたほどなのに、週一になって、しかも、私だってせっかくの週末自分の時間(といったって、私がスーパーにいったりするの時間)がほしいから、その間赤ちゃんを見ててもらうとぶーぶーと不満たらたら。本当に赤ちゃんが生まれてから、彼の成長しきれていない面がクローズアップされて、すごーく、すごーくがっくりして、悲しかった。どうして?これって彼だから?男の人だから?それとも、アメリカ人だから?いつもこの壁にぶつかる。せっかく赤ちゃんとの楽しい生活が始まると思ってたのに…。しかし、育休3ヶ月めに入ったころには彼もだいぶ落ち着き、オムツ換えも慣れて手際よくなったし、泣いても色々対処でき、家事もちゃんとこなせるようになった。赤ちゃんとお出かけのときは何をかばんにいれていけばいいかもサッと考えることができるし、昼間ベイビービヨルンに赤ちゃんを入れて父子で森にハイキングに行ったりもして、余裕が出てきた。私たちもお互いそんなに怒らなくなったし、やっと育児も楽しくなってきた。でも、その域に達するまでお互いたくさんの山や谷を越えてきた。私も彼もとても学んで成長したと思う。今じゃ、あまり少々のことではけんかもしなくなったし(する時間もない?)、週末の予定もいつも子供一番に考えるようになった。本当に赤ちゃんって親を成長させてくれる。私の行ってるカイロプラクターの先生は毎週壁のホワイトボードに違う格言を引用して書いておく。先日行ったらこうあった。 「子供は、自分がいかに忍耐のない人間だったか気づかせてくれるものだ。」誠にその通り。というわけで、パパの育休 第一弾は、大人の成長が主だった。でも、非常に有意義なものだった。父子にとっても夫婦にとってもかけがえの無い、本当に貴重な経験でした、ハイ。パパの育休2(掲載日未定。気長にお待ちください。)に続く!
November 27, 2005
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今度は次男のCRY OUT。次男Mは今3ヶ月半である。本には今がスリープトレーニングにちょうどいい時期とある。長男Sは何もしなくても3ヶ月前には夜通し寝てくれたので、今回も…と期待していたのに、さっぱり寝ない。寝つきはSと違って格段にいいのに、未だに3~5時間おきに起きてしまう。Sのときは7ヶ月くらいになったとき歯が生え始めたせいかまた起きだしてそれっきり2歳半までその調子だったので、たまりかねてCRYOUTしたけれど、これだとトラウマが残ってしまって、未だにドアは開けっ放し、電気もつけっぱなしで寝る習慣がついてしまったので、反省。だからMは記憶の残らない今のうちにトレーニングをと思ったのでした。ちょうど今日からサンクスギビングの連休が始まったので、泣き叫ぶ我が子が気になって眠れなくても、翌日の勤務がないから私はがんばれると思い、思い切ってやることに。そして、昨晩。「フガ、フガ、フガ」と起きだして、いつもだとここでヨシヨシと抱っこして授乳だが、今回はがまんして放っておく。すると、「ええええーーーーん!!えーーん!」と引きずるような泣き声に変わった。これは母としてはとってもつらい!こんな泣き声を聞いて放っておくなんて。こっちも涙出る思いです。いっそ他の部屋にうつって聞こえないようにしていたほうがマシなんですが、泣きすぎて痙攣とかおこされちゃかなワンと一応待機。そうしたら、10分たたないうちにパタっと泣き止んだ。見るとすーすー眠っている!!!なんでそんなスイッチ切ったみたいに眠れるの?不思議。2時間眠ってまた起きた。今度は私もつらかったので、おっぱいあげました。本当はこのときもがんばったほうが良かったんでしょうが。でも、とりあえず一晩めだし…。(言い訳、言い訳)だって、ママが耐えられないんだもーん。でも今晩もまたちょっとやってみよう。
November 23, 2005
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実話ベースの話です。アカデミーにもノミネートされました。主役のドンももちろんノミネートされましたが、惜しくも「Ray」のジェイミーに持っていかれました。でも、同点あげたいくらい良かったです。(あ、でもでも、ジェイミーはなんつっても演技プラスピアノだったもんなー。ううう。)この話、絶対見るべきです。アフリカの「シンドラーのリスト」と評されている映画ですが、これ、現代の話ですよ。1994年に実際に起きていた内戦です。94年っていったら、ついこの間じゃありませんか!見る前はてっきり人種についてセンシティブではなかった昔の話かなーとばかり思ってました。信じられない。今でもこんなことが原因で内戦する国ってあるんですね。宗教がらみだと、もう大昔から今にかけて戦っている国って世界的にも多いですが、人種問題ですよ、これ。本当に信じられない。私の友達にもスリランカに派遣されている非暴力平和隊の人がいます。そこは今でも内戦中で、平和的に解決する手助けをするため日夜一生懸命お仕事をしています。スリランカも宗教がらみですが、もともと考えてみれば、確かに人種から始まってるんですね。タミル人とシンハラ人など、人種も違えば宗教も違ってくる、そこから宗教がらみの内戦に発展、というものらしいので。(注※この辺は私も本当に詳しいわけではないので、間違っていたらすみません。)この映画をみてがんばっている友達を思い出しました。彼女は今もときどき銃声の聞こえる中、がんばっているのです…。あらすじ:フツ族(英語ではフトゥと発音)によるツチ族(同じくトゥッツィと発音。アフリカ人が発音するとどうなるんだろ)の追討が始まったルワンダ。ツチ族をゴキブリどもと呼ぶフツ族。そして本当に虫でも殺すがごとく、理由なしの大虐殺。大量の死体が道路や川を埋め尽くし、死者は増えるばかり。次世代を根絶やしにするためと子供まで情け容赦なく殺していくフツ。そんな中ツチ族出身の妻をもつフツ族のポールは、自分がマネジャーとして勤めるホテル・ミル・コリンズ(これは英語発音。本当はフランス語でしょうから本物の発音は違うと見た。オテル・ミル・コランかしらん。)に家族をかくまう。ホテルはベルギー資本のため、敷地内ではなにもできないフツ軍。よってどんどんこのホテルにツチ族が避難してくる。次から次へとかくまうポール。結局1200人以上もかくまうことに。頼みの国連軍も、外国支援軍も事情があって、ホテル客の白人たちを国外脱出させるだけ。食糧もつきてくるホテルに残された難民たちは…。すごいです。見てよかった。人間としてみるべきだと思いました。日本では残念ながら非公開らしいですね。なぜこんな映画が非公開なのか。なぜなぜ??これは絶対映画館で見たほうがいいです。迫力があるだけじゃなく、あの累々と横たわる死体の道を大きなスクリーンで見ると、きっと「ああ、こんなことがあっては絶対にぜーったいにいけないんだ~!」と心の奥底から叫びたくなることでしょう!星は文句なしの4つ!最近見たものでは久々の大ヒットです!
November 22, 2005
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前回The Interpreterで、ニコール・キッドマンにかなりがっくり来てたんですが、またもやニコールものを観てしまった。。。。でも!これはイケてました。彼女は案外コメディものがあっているのかも。しかも、ああいうかわいいキャラが。アメリカ英語を一生懸命使ってましたね。いい育ちのアメリカ人って感じのしゃべりかたでした。どっちかというと東海岸系。(でも、パパ役はイギリス英語だったな、なぜか)彼女のぶりっ子してるときの声は、マリリン・モンローを彷彿させます。そういや同じ金髪碧眼だな。ところで、皆さんはむかーし日本でも放映されていた「奥さまは魔女」という番組をご存知でしょうか?これ、ぜひ再放送してほしいです。私は小学生でしたがすごく楽しんで毎回観てました。魔女サマンサとそうとは知らずに結婚してしまった人間ダリン(これ、当時は「ダーリン(Darling=あなた)」だとばかり思ってましたが、実は「ダリン(Darrin)」という名前だったのです!!ご存知でした?)とのドタバタコメディです。これのリメイク番組を落ち目の俳優ジャック(私が大好きなウィル・フェレル)が再起をかけて作ろうとする話なのですが、サマンサ役がなかなか決まらない。そんなときジャックがひょんなことからみつけた無名の新人イザベル(ニコール)。口の動かし方がサマンサにぴったり。見事イザベルはサマンサ役に。しかし、イザベルは本物の魔女だったのです。サマンサのママのエンドーラやアーサーおじさんなども出てきます。エンドーラ役のシャーリー・マクレーンもこれまたぴーーーったり!昔のエンドーラそのままです。最近In Her Shoesを観たばかりだったので、彼女の幅広さに感心しました。しかもアーサーおじさんは40-yr-Old Virginのスティーブ・キャレル。楽しかったです。タバサちゃんも観たかったなー。残念。この映画は「奥さまは魔女」を観ていない人には厳しいかも。でも、ニコールのかわいい演技が良かった。星2つ。
November 18, 2005
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アメリカって英語があまりできない日本人でも場所を選べばそこそこ暮らせるところです。特にハワイ、西海岸は日本人人口が多い!車さえ左ハンドルで運転できればやっていけるのではないでしょうか。だって、びっくりしたのは:1.日本のものがたくさん売っているスーパー(割と大きい)がある。しかもその店員は日本人。2.紀伊国屋などの大きな本屋がある。本だけじゃなくて最新CDも売っている。3.豆腐や納豆まで現地で作っている。4.日本人が(または日本語を話す人が)やっている(つまり日本人医師のいる、or経営している)病院がある。出産だって、歯の治療だって日本語でできちゃう。5.日本語だけで教育する幼稚園や学校がある。6.日本人が圧倒的に多い日系企業がたくさん。職場では日本語しか話さないこともある。7.アメリカ産の「ひとめぼれ」や「あきたおとめ」などもある。8.日系旅行会社、不動産やなど、サービス業も日本企業がたくさんあるので、日本語で問い合わせることができる。9.衛星放送や録画放送などで、全米どこででも日本のTVが見られる。10.日本の新聞もある。(読売や毎日など)と、ざっと書きましたが、思い出してないだけでもっとあることでしょう。とにかく、この傾向はどんどん広まっていますので、そのうちその気になれば英語なんて話さなくとも生きていけそうです。なので、たまに1~10まで全て揃っている地域に旅行したりすると、苦労して毎日英語と戦っている自分がちょっと不憫になります。そりゃもちろん英語ができたほうがいいですよ。でも、「どうしても英語はダメ、それでもアメリカに住みたいの!!」という方には、無理じゃないですよ(地域にもよりますけどね)、ということです。逆にいうと、そういうところに住んでてその社会の中でだけ生きている方はいつまでたっても英語は上手になれません。在住10年いるけど英語に自信の無い人なんてゴロゴロいます。以前ニュージーランドにも住んでたことがあるんですが、あそことオーストラリアはアメリカに比べると雲泥の差です。上の10項目のほとんどないですね。イギリスもアメリカに比べたら全然です。でも、やっぱりいくら日本語が通じたって、「ふるさと日本」は遠く感じるでしょうね。特に家族が病気、なんて聞くと、ああ、日本語しゃべっているから気づかなかったけど、私は遠いところにいるんだなー、などとしみじみ思ってしまうと思います。私なんてテキサス在住ですから乗り換え時間も含めて、ドア・ツー・ドアでうちまで24時間かかって里帰りです。現在アメリカ暮らしに憧れている方、どうです?よーく考えて移住しましょうね。
November 16, 2005
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ビデオ鑑賞でした。でも、ビデオで良かった。やはり以前からニコール・キッドマンの出る作品は、前評判がいいかわりに観てみると空振りに終わることがよくあって、これもそんな感じでした。ファンの方スミマセン。星は1つ半。簡単にあらすじ。国連に勤める同時通訳のシルヴィア(キッドマン)。アフリカの某国生まれなので、「ク」語の通訳をする。ある夜、誰かが暗殺計画を「ク」語で話しているのを偶然聞いてしまい、狙われるはめに。シークレット・サービスのケラー(ショーン・ペン)がついてくれることになったが、ケラーはシルヴィアの知られざる過去が明らかになるうち、シルヴィア自身をも怪しんでいく。話は国連であった事件にちょっとだけ基づいて作ったらしいし、やっと撮影許可の降りた国連本部を舞台に映画を作っているので、期待していたのですがねえ。私はニコールと相性があわないんでしょうねえ。なんかあの人が出ると話に現実味がないんだなー。それに「あげ◎ん」だった旦那のトム・クルーズもいなくなったのでなんだかやはり光にかけるというか。ショーン・ペンは良かったと思う。でも、もう少し二人の絡みをプロフェッショナルに描いてほしかったな。大体ね、シークレット・サービスとターゲットの人があんなに個人的に絡むことは皆無です。映画だからと少しは絡みを入れたかったのでしょうか。ちゃんと現実的に話を作ってくれたほうが、よい映画になったと思います。それに、シルヴィアの過去も余計だったな。うん。あんな過去がある人は国連なんかにゃ採用されませんよ。私なんかね、過去なんてない、平和な永住者ですが、アメリカ国民ではないため政府系のお仕事はさせてもらえません。例えさせてもらえたとしても、アメリカのバッググラウンドチェックって厳しいですからね。あれも無理がある展開だったな。というわけで、なんか空虚なものを感じながらビデオを返却ボックスに入れました。がっくり。
November 15, 2005
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木曜からシアトル(ワシントン州)に出張に行っておりました。某年次会議でずっと前から行きたかったものでした。しかし景気が悪く予算を切りつめるため、セールスの人の顧客訪問とは違い、お金を使うばかりで稼ぎにならない出張は自粛せよとのお達しにずっと行けなかったのです。そして念願叶ってやっと去年行ってよいとのお許しが出たのに、なんと髄膜炎になってしまって入院。行けなくなってしまった。で、やっとやーーーっと今年行けることになりました。が!!今年は赤ちゃんがいる。まだたった3ヶ月の乳飲み子である。だからすごーーーく迷った。でもきっと3日くらいなら、と本当は6日くらいの予定をどうにか3日削って行くことにした。考えてみれば今なら旦那が育休をとっているので、わざわざ休んでもらうとか考えなくても済むし、割とチャンスなんである。問題は搾乳。長男のときも日本に出張したけれど、あのときはもう9ヶ月でよい機会だと断乳したので、そんな心配はなかった。でも今回はまだ母乳保育を続けたいのでおっぱいは止めたくない。だから、会社でも3~4時間おきに搾乳して冷凍し、うちに持ってかえる生活をしているのだが、これを果たして出先でもできるのだろうか。不安。で、搾乳器を二つ持っていくことに。一つは手動、うちで使ってるもの。もう一つはふたつのおっぱいを同時に絞れる電動のもの。会社で使っている。最初手動だけ持って行こうかと思ったが、片方ずつ絞らなければならないので、時間がかかる。大体30分くらい。どう考えても忙しい会議の合間にそんなに時間を割くことはできない。じゃ、電動だけと思ったら、今度は空港の乗り換え時間に搾乳したいときトイレでやるわけだが、一つ一つのトイレにプラグ差込があるわけじゃないから、無理。皆が手を洗っているところにプラグはあるがまさか皆の前であんな姿をさらすなんてできるわけがない。そうすると、移動中は手動、会議の日は同じホテルに泊まっているから部屋に帰って電動でささっと、ということになった。しかし、この電動搾乳器、割とかさばる。スーツケースの半分を占めた。コンピュータの入ったバックパックには手動を入れた。本当にできるだろうか、こんな超ハード搾乳スケジュール。と思ったが案外できるものです。でもすごく急ぎましたよ。飛行機から降りる→トイレに駆け込む→搾乳→おっぱいを捨てて器具を洗う→次のゲートに急ぐ→もし時間があればささっと食事を済ます。行きも帰りもこんな感じ。そして会議では、15分の休憩時間にエレベータへ急行→部屋に帰って搾乳→おっぱいを捨てて器具を洗う→次の会議の場所に急ぐ。「はあはあ」言ってましたね。疲れた。会議に来ていたある女性にその話をしたら、「私は子ども4人いるの。もう一番下は10才になったけど、私も出張いったとき同じことやったわ。でも私はおっぱい捨てなかったわよ。もったいないじゃない。アイスボックスを持っていって氷を常に取り替えて保冷したの。ちゃんと持ってかえったわよ。」すごい!!上には上がいるものだ。実は私の同僚にもすごい人がいる。出張がすごく多い人で、アメリカ国内にあっちこっちいくときに赤ちゃんを連れて行く。そして現地でベビーシッターを調達し、昼間は搾乳して、次の日用にベビーシッターにそれを預ける。でもさすがに日本に10日間出張したときは連れて行かなかったけど、やっぱり搾乳して捨ててたと言ってた。働くアメリカのお母さんはすごい!!でもおっぱいを捨てるって嫌ですよね。さみしいし。献血した大事な血が、病院側の不注意で捨てられるはめになったような感覚。せっかく苦労して絞ったのに捨てるのってもったいない。泣きたい気分でしたよ。パパに電話してみたら、二人ともいい子で私の帰りを待ってるそうな。長男は私がいないときのほうがいつもいい子。多分普段は甘えているんでしょう。そして次男は最高でも5時間しか寝てくれなかったのに、私がいなくなった途端なんと8時間寝たとのこと。きっとおっぱいの匂いのする人が身近に寝ていないので、これも甘えなかったということか。でも、さみしいなー。それにちょっと悔しいなー。帰ってみたら、二人とも本当に嬉しそうだった。長男は、「ママ、お仕事終わったの?Sねえ、I miss youだったよ。」かわいいじゃありませんか。だから私も、「ママも会いたかったよ。いい子にしてくれててありがとう。I love you」と抱きしめてあげました。そしてその日からまた反抗期の長男と5時間しか寝ない次男に逆戻りしたのだった。おいおい。。。
November 14, 2005
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アメリカのトイレ、いきなり余談ですがアメリカ英語では「Restroom」または「Bathroom」といいます。トイレって言葉は同じ英語でもほんとうにその国によって違います。たとえば、カナダでは、 「Washroom」イギリス系の国(イギリス、オーストラリア、ニュージーランド)では、 「Bathroom」(たまに「Lavatory」も聞いたことがある)割とどこでも使えるのが、「Ladies' room」(但しこれは女性用トイレのみ。男性用はなぜかgentlemen's roomと言っているのを聞いたことがない。)一体日本で使っているトイレって何がいけないの?というと、実はあれ、アメリカでは「便器」とか「便所」って感じに聞こえるらしい。つまりちょっとお下品。イギリス系では使っているところもあると先日イギリスに住んでた友達が言ってましたけど、私がイギリスにいたときは見なかったなー。それに、もうひとつ日本で使っているWC。あれはなんの省略かご存知でしょうか?Water Closetです。日本では使ってるよ、と旦那に言ったら「ぎゃははは!ふっるーい!」だって。「水洗トイレ」って感じらしいです。今じゃ水洗しかない世の中、もう古いってことですね。でも最初にRestroomと聞いたとき、「ご休憩所ってことかあ。」と納得しましたが、なんかあんなところで長時間座っているわけでもなし、今いち休憩って感じじゃないですよね。(あ、日本には「ご休憩」というとちょっと変な意味があったな。)Bathroomはトイレがお風呂と一緒の部屋にあるところから来ているわけで、納得。でもトイレはどこってデパートとかで聞くときも平気で「バスルームはどこ?」って聞くのは最初慣れるまで抵抗がありましたっけ。カナダのWashroomはお手洗いって感じで一番納得。でも、アメリカのレストルームに慣れてから聞いたので、洗濯するところって感じがしてそれも慣れるのに時間がかかった。さて、長い余談はこれくらいにして本題。アメリカのトイレは日本人から見ると不思議な、おかしな、または日本とだいぶ違う点が割とあります。1.一般家庭のトイレには、紙切りがない。ときどき公衆トイレにもない。 紙切り(私が勝手に名前をつけた)とは、トイレットペーパーを破るとき、日本だと上にカバーのようなものがついていてそこに紙をあてがって、びりっといきますね。あのカバーのようなものがないのです。じゃ、どうやって切るか。私は手で切ってます。公衆トイレには形は違えど、ギザギザのついたペーパーカッターがあるところが普通です。2.自動の便座がない。 保温、お尻洗浄、ビデ、温風、などのついた便座はいまだかつて見たことがありません。でも、最近TOTOなどがアメリカマーケットに進出。売り出したらしいけど、今のところみんな興味なし。3.もちろん、和式トイレはない。 当たり前ですね。4.男性用の小便器は平均してちょっと位置が高い(らしい)。 私は女なので見たこと無いですが、そう日本人の方がいってらした。ふふふ。5.必ずといって良いほどハンドドライヤーかペーパーがある。 だから、ハンカチで手を拭いている人(というか、もっている人)を見たことがない。たまに日本に帰ると「あ、忘れた。どうしよう」とオタオタします。6.子供用トイレはない。 これは小さい子供の親にとってはつらい。毎回一緒に入って体を持ち上げてやらせてます。男の子の場合、小は立ったまま持ち上げないと大事なところが便器にくっついちゃうので大変。それに大は(女の子はいつもですが)、体を抑えておいてあげないとすぽんと便器の中に入っちゃうのでこれまた大変。いつも「おしっこ」と言われると「来たー」と思って、旦那とお互い目で「おまえ、今回行ってくれよ」と戦います。7.女性は音消しをしない。 日本では恥ずかしいので最初にジャーっと流しますが、こちらはもう全然お構いなし。みんなでジョジョジョジョ。8.必ず混んでいるときは一列に並ぶ。 これ、日本でも最近やるようになったらしいですが、アメリカは本当に徹底してます。すごくいいです。ぜひ日本でも徹底しましょう。切羽詰っているとき絶対感謝します。9.ドアが下までない。足が見えるようになっている。 これは防犯のためなんだそうです。最初慣れないと私はいやでしたね。なんか覗かれるんじゃないかしらって思っちゃって。というかうちの息子は私と一緒に入って私が終わるのを待っている間、お隣を覗こうとするんですよね。やめて欲しい。もちろんまだエッチ心で覗いているわけではなく、好奇心からなんでしょうが...さて、どうでしょう。アメリカのトイレツアーしたくなったでしょう?(^^)
November 2, 2005
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十月最後の日はハロウィーン。子供達は好きな仮装をして近所の家をまわります。ドアをたたいて、「Trick or treat!(いたずらかもてなしか)」と言う。家の人たちはお菓子をあげる。…もう、最近は日本でも幼稚園や英会話教室などでもやっているようですからおなじみですよね。さて今年のハロウィーン、うちの長男Sは機関車トーマス、次男Mはアメリカの子供番組「ブルーズ・クルーズ(ブルーのヒント)」の犬ブルーになりました。Sはトーマスが今一番大好き。パーティー・グッズのお店にいって、どの衣装がいいか聞くと最初は消防士。ところが着せてみたら消防士の衣装は大きすぎてダメでした。なので、次はどれがいいか聞くと案の定トーマス。実は最初からトーマスに目をつけていたが、気後れっていうのでしょうか、一番好きなものって遠慮しちゃうらしい。で、トーマスを買った。約$25。投資したんだからハロウィーンの日一日だけ着せるんじゃもったいない。普通はハロウィーン前にお友達の家やなんやかやのイベントで、ハロウィーンパーティがあるので、それに着ていく。うちの場合、次男のお下がりにできるので2倍活用できちゃいます。もちろんブルーもSのお下がり。(次男よ、ごめん。)アパートに住んでいるとだ~れもやってきませんが、家に住んでいるとトリック・オア・トリーター(子供たちのこと)がかわいらしい服装でやってきます。それを見るのもとても面白い。しかしちょうど夕食準備または夕食時にみんな回ります。家に引っ越してからの1年目は料理をしている最中にたくさんやってきたので、全く料理が進みませんでした。2年目からは出前やテイクアウトすることにした。今年はアパートに住んでいるSの友達家族を呼んで、一緒にまわらせることに。しかし、誘拐天国のアメリカ。必ず親も子供に付いて回らなければならない。暗くなってから子供だけで外出なんてもってのほか。よって、子供についていく親、家に残ってやってくる近所の子達にお菓子を上げる親、と両方必要です。いや、もちろんあなたがその日一人だけの親ならば、ぱぱっと早めに食べて家を閉めて、一緒に回る(または、最初に回ってから帰ってきて食べる)ということも可能です。今夜はうちは親が二手に分かれて対応しました。6時半ごろピンポーンと最初の訪問者が「トリック・オア・トリート!」とやってきた。プリンセスの格好をした女の子と、熊のプーさんの格好をした男の子。この二人は近所の双子でSと同じ年。そしてその後またもう一組。じゃ、Sたちも言行っておいで、と送り出したらその後はぱったりと途絶えた。しばらくしてSたちが帰ってきた。パンプキンの入れ物にはお菓子が一杯!大変、虫歯になるからあとで隠しちゃおう、と誓う母であった…。すると8時ごろ、くるわくるわ、次から次へとピンポーン、ピンポーン!ドアもドンドンドン!用意しておいたお菓子はほとんどなくなってしまいました。仮装するのは子供だけではありません。トリック・オア・トリートこそしませんが、大人もそりゃあ本気で仮装します。しかも顔が顔ですから、映画の中に入った感覚に陥ります。私の町では夜大人たちが思い思いの格好で繁華街に繰り出してパレード。これがすごい!血だらけの顔とかモンスターとか特殊メイクがすごい!割と怖いです。夜だけではなく、職場でもやったりします。今日実は医者にいったのですが、どうやらテーマはハワイアンらしく、先生も看護婦もみんなアロハに麦藁帽子で、首には貝の首飾り。3年前は歯医者にいったが、そこではみんなドラキュラ。次の年もいったが、今度はインディアン姿でした。うちの職場でもいつもコンテストがある。これが実は毎年憂鬱。各課必死で優勝を狙っているのでほとんど強制的にやらされます。みんなやりたくない人はさりげなく休んだり、出張を入れる始末。私は今年5年目ですが、1年目はギリシャ神話のパンドラ、2年目は産休でスキップ、3年目は出張でスキップ、4年目は入院中の精神異常者、そして今年は極道の妻でした。いやはや、おかげでうちの課は2位を獲得。一位の課はサーカスをテーマにしていたんですが、これがすごい!物売りもいる、見世物の世界びっくり人間たちもいる、曲芸の動物もいる、エトセトラ、とお金かかってるーって感じ。そのうちウェブで写真が公開されるかもしれないので、そうしたらリンクをしますね。とにかく、今年も終わった。ああ、来年はスキップしたいなー。(あ、もちろんうちの職場のを。子供たちはかわいいので、もちろん参加♪)
November 1, 2005
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