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なんかな~...。物足りなかった。いきなり結論だけど、星2つ半。別に厳しいわけじゃないけれど、あれ、3時間も持たせなくてもよかった話じゃない?前半が長かったな。後半は良かったと思うけど、最後があんなに伸ばした割に尻切れで「あれ?これで終わり?」みたいな感じで。それから英語が難しかったのじゃ~。理解度も低かったから満足度も低かったかなー。いや、それでもやはり物足りなかったと思うな。正直、見終わったときに、これやっぱりアカデミー賞候補どまりだな、と思いました。ハワード・ヒューズは若いながらも莫大な遺産を引き継いだ「飛行家」。金をかけ放題にかけて当時まだ珍しかったトーキーの飛行機映画を作成。CGなんてもちろんない時代なので、飛行機は全て本物。飛行機を何台も使って納得いくまで長い間かかって撮影した映画。もちろん自らも操縦しながらカメラを回す徹底振り。その後もTWA航空を買収、国内便に限っていたサービスを国際線にまで拡大。当時国際線を持っていたのはPanAm航空だけ。TWAの拡大を阻止しようとするパンナムとの争いは、ハワードを政府も巻き込んだ泥沼の戦いへと引き込んでいく。前半はお金の無駄遣いぶりと、プレイボーイぶりを描く。キャサリン・ヘップバーンってこんな人とつきあっていたのね、と現実家でもない私はちょっとがっくり。とにかく湯水のようにお金を使うハワード。女性とのつきあいも湯水のよう。キャサリン、別れてよかったよ。しかし、あの当時でデートも飛行機でっせ。すごい。そして、ハワードの潔癖症とそれに付随する神経質さにフォーカスした後半。元バレーボール選手の川●さんも山口美●さんも潔癖症だというが、ああいうひとっているんですねえ。大変だ。それに反比例して、またもや莫大な予算をつぎ込んで超巨大軍用機ハーキュリーズ(ヘラクレスともいう)を何が何でも飛ばそうとする意欲と、公聴会の問答で見せる大胆不適さは天晴れもの。見どころでした。余談ですが、うちの旦那があのハーキュリーズは結局使われないままで、オレゴンかどこかにずっと置いてあったんだ、といってました。哀しいかな。でも、主人公のその後はアメリカ人なら割とみんな知っているくらい有名なんだそうだ。なので唐突な終わり方に見えるけど、ああいう終わり方をすることで「ね、だから彼の人生終盤はああなったんだよ」と観客の想像に任せたかったのかなあ。それにしてもレオナルド・ディカプリオってどうしても童顔だから子供とかティーンエイジャーや若者の役でない限り、どうもしっくりこない。どんなに演技がうまくてもあの若い声だから合わないんだな。それに美しいケイト・ブランシェットと年齢がつりあわないように見えるもん。配役ミスだと思う。とにかく、この映画、賛否両論分かれる映画のようで、割と期待して観たんだけど、私的にはがっかりしました。好きな方、ごめんね。
June 27, 2005
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(邦題:最後の恋のはじめ方)アレックス・ヒッチェンス(ウィル・スミス)、通称ヒッチは、ニューヨークのデート・コンサルタント。どのようにしたら好きな女性とうまくデートできるかを指南する職業。口コミでしかお客をとらないため、巷では「こんな“デート・ドクター”がいるらしい」とうわさになってはいるが、世間には彼の正体は知られていない。大方はもてない男性がお客。そしてその好きになる女性は大抵高嶺の花である場合が多い。しかし、どんなに高嶺の花でも落とせるように、彼女とのきっかけ作りから、デート時の服装、話題の選び方、かけひきの仕方などなど、色々とアドバイスする。新しいお客のアルバート(ケヴィン・ジェームス)は金融コンサルタント。彼の会社のクライアントである、超有名人のアレグラ・コールに夢中。アルバートはまったくのさえない男。太っちゃいるし、平凡なサラリーマン、おっちょこちょいでいつも服になにかこぼしたりする。そんなアルバートがアレグラと付き合うという可能性は限りなくゼロに近い。しかしヒッチはアルバートに「コーチしてあげようじゃないの!」と自身満々で依頼を請負う。そんなヒッチもバーでゴシップ記事専門のタブロイド紙の記者サラ・ミラス(エヴァ・メンデス)と知り合い、彼女が好きに。彼女は最近アレグラ・コールの恋愛関係を追っている。二人がうまく行きかけた時に、アレグラの回りに現れた新しい男アルバートを追っていたさらはヒッチへと行き着き、その正体を知ってしまう...。というのが、大体のあらすじ。感想はというと、よく考えるな~という斬新なアイデアで、ヒッチが色々アドバイスしたり、自分自身も行動したりするのをみていて痛快でした。本当に彼にアドバイスをもらってそのとおりにすれば、どんな人でも意中の人を獲得することができるのではないか、と思ってしまいます。でも、実際にはそんなうまくいくかなっていうアイデアも一杯なので、やはり映画は映画でしょうね。アメリカはこんなコンサルタント業ありそうだな。だって心理カウンセラーがもうかってる国です。カップルカウンセリング、子育てカウンセリング、などなどいろいろ。みんな気軽に相談に行きます。デート・カウンセリングがあってもおかしくない。ラブコメなので、星は2つと低めにしておきますが、面白いので是非ビデオででも見てください。
June 23, 2005
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邦題サイドウェイ。一言でいうと、ワインのなんたるかを分かっている人なら、きっと私の5倍は楽しめるでしょう。大人の映画です。しかも40代前後のあなたにお勧め。星は3つ。おかしいながらもほのぼのした映画でした。もてない・さえない・ついていない主人公マイルス。離婚経験を未だに引きずり、書く小説も一向に出版されない、そんな浮かばれない駄目男が、大学時代の友人で結婚間近のジャックを一種のバチェラー・ツアーに連れていく。バチェラー・パーティーとは普通独身最後の生活を男同士でエンジョイする(やり方もいろいろ。よくあるのはストリップバーなどに繰り出して楽しむもの。詳細はVery Bad Thing(邦題:ベリー・バッド・ウエディング、キャメロン・ディアス出演)を参照)ものだが、マイルスはそんな低俗な楽しみかたではなく、ジャックのために二人だけのカリフォルニアワインツアー&ゴルフツアーを企画。しかし、かつてはTVドラマにも出演し、結構プレイボーイのジャックのほうはというと、やっぱ独身最後っつったら女の子と○○してエンジョイでしょう!と期待している。二人は旅先で美しい女性二人と出会う。一人はマヤ。彼女は以前からマイルスが通うワインのおいしいレストランのウエイトレスである。もう一人はステファニー。ワイナリーで働くスタイル抜群のマヤの友人。意気投合した4人は、ワインを通して関係を深めていく。あらすじはこのぐらいにして、感想。主人公が冴えない男なので、なんだか応援したくなる映画です。冴えないけど、ワインがとても好き、小説家にもなりたくて頑張っている。一生懸命なんだけどやはりだめなんだな~。可哀想。一方ジャックは人生を楽天的に生きている。この二人のコンビが繰り広げるどたばたが要所要所で笑わせてくれます。なのに、時々ふっと入る悲しさ。そしてワインのおしゃれなウンチク。この絶妙なバランスがありそうな話を盛り上げる。きっとこの映画を見てピノ・ノワールを飲みたくなったのは私だけじゃないはず!そして今度ワインを買うときはじっくりと吟味し、飲むときはもっとゆっくりと楽しもうと思ったのも私だけじゃないはず!(ああ、早くワイン飲みたい。妊婦生活が終わったら堪能しようっと。)まだ見ていないあなた、是非ワインを片手にご鑑賞を。
June 20, 2005
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ハンバーガーを始めとするファストフード消費が多い英米では、これに伴って肥満も増加の一途。肥満は生産性の低下を招くと同時に、糖尿病など多くの疾病の原因となるので、医療費も増大。これに対抗する措置として、高脂肪食品に対し高率の税金を課そうとする試みが英米でなされています。 すでにイギリスでは、炭酸飲料、ポテトチップス、ハンバーガーなど一部の高脂肪食品に対して、一律17.5%の付加価値税が課税されています。英国医師会誌の最近の論説によると、「脂肪税」を課すことにより英国で毎年心臓疾患のため若死にしている人の数を1000人は減らせるということです。 確かにアメリカでは、日本人の「最近太っちゃって...」のレベルの数段上の体格の人がのしのし歩いています。これぞ、肥満、といった感じ。なぜそこまで太れるのか、と疑問に思うほど。でも実際いるんです。うちの近所でも毎週毎週ゴミの日には、ポリバケツ一杯にピザの箱が詰まっていて、リサイクルの入れ物には炭酸飲料のボトルが山と積まれている家庭が。日本人の食生活はなんだかんだ言ってもまだまだ健康的です。できるだけ私も日本食の生活をキープしたいと思っています。
June 17, 2005
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アメリカ人の映画をみるときの態度は、必見ものです。基本的には静かにお行儀良く見ます。でも、笑うところでは「くすくす」じゃなくて「わはは~!」と笑い、「そんなばかな…」という展開のところではちゃんとスクリーンに向かって「うっそだ~」と意見し、それを聞いて他の人が笑ったりします。また、恐いところでは「きゃーーー!」「ぎゃーーー!」「わおー!」と騒ぎまくりです。そして、すばらしい映画だと最後に拍手が巻き起こります。まさに劇場中喝采の嵐。例えば「ロード・オブ・ザ・リングス3」のラストではスタンディングで拍手でした。みんな「よく作ってくれた!」と感謝と賞賛の気持ちで拍手してました。なお、下町の映画館では怒ったりするとポップコーンを投げたりするそうで、ゴミが散らかり放題と聞いたことがありますが、まだそういう光景にはお目にかかったことがない、というかそういう所には行ったことがないだけかもしれませんが。 ところで、不思議なことに泣く人をあまり見ません。がまんしているのでしょうか?それとも涙腺レベルが高いのか?実は先日日本に里帰りし、トム・ハンクス主演の「ターミナル」を見たのですが、なんと最後でクスンクスンと泣いているお客さんがいました。私は割と感動・同情ものに敏感なのですが、あれを見ても泣くところまではいきませんでした。アメリカ生活に慣れて、涙腺が鍛えられたんでしょうか?ちょっとやそっとの映画では泣かなくなりました。それか、字幕なしで英語で見るのになれて、「泣かせるほどのことは、実はいってないんだけどなあ」と思うようになったのか…。これについて語ると長くなりますが、一例をご紹介すると、「ディープ・インパクト」という映画があります。これは日本にいるとき字幕でみました。結果、泣きました。良かった~、と思ったのですが、それをアメリカでいうと、みんなに笑われました。そればかりか「あんな3流映画」みたいな言われようです。これまで誰一人として、「良かったよね」と賛同してくれる人にあったことがありません。きっと字幕が良かったのだ、というみんなの意見の一致です。アメリカとはちょっと外れますが、サモアかどこかの国では、「タイタニック」がなんとコメディ映画として出されているそうです。例えば、凍死したジャックをローズが海に沈めるシーンではみんな大笑いするのだそうです。信じられますか?所変われば、映画の評価も変わるものですね。 はっきりと自分の感情や感想を表に出すアメリカ人は、見ていてスキっとするものがあります。だって、映画館で拍手したくなったことありませんか?それを恥ずかしがらずにできるんですよ。他のお客さんと気持ちを共有できるんです。すばらしいと思いませんか?
June 15, 2005
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映画館は複数の部屋が複合されているのが普通。(日本でも最近この形式が流行っているようですね。)外にある窓口でチケットを買います。値段はマチネー(割引時間帯価格)なら、6ドルくらい。混む時間帯や新作なら9ドル程度。2本立ては普通ありません。建物に入ると売店があり、ポップコーンやジュースが買えます。もぎり嬢やもぎりボーイにチケットを切ってもらい、いざ中へ。各部屋には番号が振られており、横の電光掲示板に上映映画名と開始時刻が表示されています。スクリーンは日本のものよりずっと大きく、席もゆったり。(なんと私はあまりに心地よく、寝てしまったことがあります。)席も十分あって、映画館もたくさんあるので、どんな人気映画でも満席になったのをまだ見たことがありません。(1度だけ「ロード・オブ・ザ・リングス」を初日の、しかも夜の回に見てしまい、そのときはほぼ満席でしたが。) しかし、開始前のCMは長い。20分くらいやってたりします。次に始まる映画などの紹介もあってそれなりに楽しいのですが、長すぎてお目当ての映画が始まるとほっとするほどです。 と、これが典型的な映画館ですが、他にもおもしろい映画館があります。まず、平日のある時間帯に限定して親子連れでも大歓迎の映画館。小さい子供、特に赤ちゃんがいる人たちは赤ちゃんがぐずると出て行かざるを得ませんが、ここはそんなお客さんばかりを収容するので、ちょっとぐらいぐずってもお互い様、気を使わずに見ることができます。途中で赤ちゃんに授乳するのももちろんOK。それから、飲食しながら見ることのできる映画館。始まる前に席に飲み物(アルコール有り)と食事のオーダーを取りに来てくれて、できると持ってきてくれます。全員に食べ物が行き渡ると映画が開始。テーブルと席は大学の講義室のように階段状の横並びになっており、映画を見ながら食べるので、デートに人気の場所です。コメディアンが来て、映画に色々コメントをいれながら笑わせてくれるところもあります。私が見たのは「カラテキッド」。例えばミヤギさんが目を静かに閉じるときに、「ミヤギ、パワーダウ~ン」といかにもミヤギさんがロボットかなにかのように言ったりします。もう抱腹絶倒ものでした。
June 14, 2005
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アメリカはボランティア活動が盛んです。ボランティアといっても、本当に色々なものがあります。 子供の家庭教師をする。マラソン大会のスタッフとして、出場選手の受付をしたり、給水ポイントで水を渡したりする。ホームレスの人たちの駆け込み寺のようなところで、給食を配る。老人ホームで本を読む。小学校で本を読んだり、遊んだり、ゲストとして特別授業を担当する。街でツアーを企画し、案内する。恵まれない子供達に贈るクリスマスギフトのラッピング… と、とても気負いのない気軽なボランティアが一般的で、普通の生活に馴染んでいます。しかもみんな楽しんでやっています。「私は、ボランティアしてやっているんだ!」というような特別なことではありません。見ているとなんだか、自分ができることでみんなにも楽しんで欲しい、と自分からすすんで参加する人がほとんどです。ですから、それを見ている自分も「じゃあ、私もこれができるからやってみようかな」と、どんどんやりたくなってくるのが、アメリカのボランティアです。もちろんボランティアですから、全部無償で提供するわけですが、終わった後はみんなからの「サンキュー」の嵐で、ああ、やってよかった!とお金をもらった以上に満たされた気分になれます。 ボランティアに参加する方法は、募集が一般的ですが、相手に自分で電話するという方法もあります。日本だと、「こんなことをしたいんですが…」と電話をかけても、「上に相談しないと…」とか、「そういうことは今までしておりませんので…」などとあまり取り合ってくれないかもしれません。アメリカでは、勇気のいることですが、いきなり電話をかけてみても「いいですねえ!ではお名前と電話番号をおしえていただけますか?」と、最初から乗り気です。その結果あとで提案が不可能になったとしても、こんな風に反応してもらえると嬉しいですよね。 ---------------------------上のリストの1~3は実際にうちの旦那がやったこと、小学校で授業したのは私です。おもしろかったです。2年生のクラスで日本について話して、習字を教えたんだ。がんばった皆にこっちでも人気のポケモンキャラクターのピカチュウを折り紙で折って、あげました。そうしたら、後日先生のいうことには、ある男の子は次の日もくつにピカチュウをはさんで登校してきたとか。
June 13, 2005
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~ない形がかなり完全になってきた。たとえば、「まずいよ」と言われて、否定形は今まで彼の口から聞いたことがなかったが、今日はちゃんと「まずくないよ」と返してくれた。また英語では、驚いたことにMay I ~の文が出てきた。こうなるとぐっと「たどたど」の域を離れてちゃんとした「言語」を駆使しているように聞こえる。今日は面白いエピソードを紹介。旦那が、今日私が録画予約していたThe 4400を解除してしまった。そこで私がひど~い!と泣きまねをしていたら、息子がやってきて私の背中をポンポンとたたき、「大丈夫、大丈夫。泣かないで。ママ、毛布欲しい?」この毛布というのは彼の精神安定には欠かせないアイテムである。眠いときや悲しいときはもちろん、ほぼいつもどこへ行くにも持っていく。だから私が泣いていると見て、毛布が欲しいかと聞いてきたわけである。さらにもうひとつ、この毛布と同じ効果がある象のぬいぐるみも同時に持ち歩いている。それもついでに持ってきてくれた。旦那はそれを見ながら、くっくっくっくっと笑いをこらえていた。そうしたら息子が「だめよ~、パパ。」と叱ってくれました。いつまでこんな風にママの味方してくれるかな~。
June 13, 2005
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私はSFやファンタジー、ミステリーものが大好き!アメリカで好きなTV番組はもちろん古いところで行くとBe Witched(奥様は魔女。もうすぐニコール・キッドマンとウィル・フェレルで映画になるそうな。)やX-Filesに始まり、最近のだとCSI、そして現在はまってしまったのはこのThe 4400。6月5日から第2シリーズが始まったところである。まだ日本には行ってないようだが、そのうち絶対行くと思う。 【あらすじ】あるとき(多分2004年?)突然現れた彗星。しかし、それは巨大な火の玉のようなものでミサイルが命中してもこわれない謎の物体であった。ワシントン州レニエ山に向った物体は、突然消えたかと思うと、そこには4400人の人々が呆然と立っていた。彼らはあらゆる時代から突然行方不明になった人々であった。みな行方不明になっていた間の記憶はなく、彼らにしてみれば、ただ強い光につつまれたと思った次の瞬間にはレニエ山に現れていただけであり、何年も経過しているとは思いもよらないこと。政府による身体検査後、開放されるが、家族の残っている人は帰れても、既に家族が死亡している場合は自分で生活していくしかない。家族のいる人も、家族は全て年老いていて、自分だけが若いままであったりする。つまりちょっとした浦島太郎状態。そして、もうひとつ不思議なことに、彼らには一人一人不思議な力が与えられていた…。あるものは予知能力、あるものは治癒能力、…なんのためなのか…。ううー!こういうのって大好き。ゾクゾクしちゃう。早く先が知りたい!アメリカ在住で見ていない方、必見です。日本語サイト(第1シリーズはWOWOWでやったようですね。きっと民放にもあとで行くでしょう)4400 未知からの生還者
June 8, 2005
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今日気づいたこと、それは英語の代名詞が使えるようになっていること。 注:この場合、代名詞は目的格(heならhim)や所有格(youならyours)なども含むこととします。IやYou系は割と前から使えていた。順番から行くと次はThatとIt。で、そのあとは他の代名詞はなかなか使いこなせていなかった。最近、SheやHeが出てきたのは気づいていた。でも複数代名詞はまだだった。そうしたら今日、ぬれてしまったミニカー4台を乾かすために並べて置いていたが、いつのまにか1台がコロンと横になっていたのを見て、こんな風に言っていた。"I dry them. He is upside down."おお、themだって!つまり、They系が使えるということだ。しかも、車はHeなんだね。船はSheとまではまだ区別できていないだろうな。過去形も最近割と使い出したもののひとつ。でも、不規則変化の動詞はまだまだ。たとえば:"I catched you."などと言っている。caughtとはいえないらしい。よく使うもの(例:got)以外は動詞に-edをつけるか現在形のまま言っている。さて、どうなるかな。
June 8, 2005
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アメリカは言わずと知れた車社会。路上を行く歩行者が珍しいほどです。街も店も、おのずと車のために作られていきます。そこで登場するのがドライブスルー。車から降りずになんでも用が足せてしまいます。日本にあるのは主にファーストフード店のものですが、アメリカにはなんと、・銀行・薬や・クリーニングやまであります。 この中でも優れものはやはり銀行でしょう。日本のように番号札をとって待つなんてことはしません。車で機械のところまで進むと、TVに中の銀行員の顔が写り、「ハロー」と話し掛けられます。話したいことがあったらマイクに向かって話します。何もなければ、横の筒状の入れ物にメモとペンが入っているので、用件を書いて、入金ならお金も入れて、筒を空気チューブの中に入れてその扉を閉めると、なんと!すぽんと吸い込まれて、筒が銀行員のところまで運ばれます。銀行員が処理し終わると、空気チューブを通って筒が戻ってきます。もちろん、現金引出しなら筒の中にはちゃんとお金と取引内容の控えの紙が入っています。これには最初感動しました。そして、TVの銀行員さんが、「Have a nice day!」と送り出してくれます。 薬屋さんもも基本的には同じ。マイクに向かって名前を言うと、処方箋を出して前もって頼んでおいた薬の値段を言われるので、クレジットカードか現金などの支払を筒か箱に入れると、薬の入った筒がびゅーんとチューブの中を飛んできます。クリーニングやさんはものが大きいのでさすがにファーストフードのような窓口での手渡しになります。 また、ラスベガスに限ったことですが、ドライブスルー教会まであります。窓口に牧師さんが出てきて、車の中のカップルは誓いの言葉を言って、結婚できてしまいます。 ファーストフード店はもちろん、すべて、ドライブスルー有りです。スターバックスもそうです。私も忙しい朝などは利用します。朝は車の行列ができていたりします。 アメリカに来てとても便利なシステムだと思ったことの一つでした。
June 8, 2005
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クリスマスも終わり、もういくつ寝るとお正月、と日本の皆さんはカウントダウンしているころでしょうか?アメリカではクリスマスが終わるとどうなると思いますか?まず、翌日の26日はボクシング・デーと呼ばれています。なぜにボクシング?皆でK1のような世界チャンピオン試合でも見るの?もしかして、皆で殴り合いをするとか?とでも思いました?でも、綴りをよーく考えてみてください。BOXING DAYです。そう、BOXする日、つまり、箱詰めする日なのです。ボクシング・デーの名前の由来にはいくつか節があります。 1.教会がクリスマスの前に、貧しい人のために寄付の箱を設置して寄付を募り、クリスマス翌日に箱を開けて配った。2.昔、大地主の使用人たちはクリスマスの日も主人のために仕えなくてはならなかったので、その代わり、翌日を休日にして、家族と共に過ごすことを許し、箱にギフトとボーナスを入れて使用人たちに配った。3.郵便配達の人など、クリスマスの時期にサービスを提供してくれた人たちのためにお休みにし、その人たちに箱に入れたギフトを贈る。 というのが、有力なものです。でも、最近の人たちは実際のところ、「クリスマスにもらったプレゼントの箱を片付ける日」、または、「クリスマス翌日の大安売りの日」ぐらいにしか受け取っていないようです。そう!またもやバーゲンの日です。クリスマス商戦で売れ残ったものの大放出の日なのです。あらゆるものが安くなり、またもやモールは混むわけです。でも、イギリスやカナダなどのイギリス系の国とは違い、アメリカではこの日は休日ではないので、ボクシング・デーが平日に当たった場合は、会社に出ている人もたくさんいるわけで、必ずしも大混雑とはならないようですが。割と混雑するのは、お店のカスタマーサービスカウンターです。なぜかって?前回お伝えしたように、堂々とプレゼントを返品・交換しに来る人が列を成すからです。 さて、その後はニューイヤーまでのカウントダウンですが、思ったほど盛り上がりません。クリスマスが最大イベントですから、新年はちょっと静かです。大晦日に花火をするところもあるようですが、もちろんアメリカ版紅白歌合戦もあるわけでなし、大晦日のスペシャル番組も至って地味な内容で、日本の騒ぎに比べれば静かなものです。意外でしょ?
June 6, 2005
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注:これは去年の12月にStudio-TD Heart to Heartで放送されたものです。アメリカもすっかりクリスマス気分が盛り上がってきました。クリスマスイブから閉まる会社も多いので、今年のお勤めもカウントダウンです。クリスマスはなんと言っても年内最大の行事。サンクスギビング同様、家族みんなで集まって楽しみます。日本では「クリスマス」というと、実際はクリスマスイブが中心ですが、こちらはやはり「クリスマスデー」、つまり、25日が一番大事です。いくら宗教自由の国といっても、クリスマスデーは暦上、公式に祝日なので、他の宗教の人たちもお休みです。なんだかんだ言っても、アメリカはクリスチャンの国なんです。色々なところで、クリスチャンに都合よくできています。でも、宗教のお話はまた別の機会に。今日はプレゼントについてのお話です。日本のように、お年玉のないアメリカですから、あげるほうは毎年何をあげたらいいか悩みます。これはクリスマスプレゼントに限らず、誕生日プレゼントなどもそうです。要らないものをあげてもしょうがないし…、と考え出されたのが、「ウィッシュリスト」。つまり、何が欲しいのかを一覧にして、くれる人に教えるのです。初め、「欲しいものを言って頂戴」といわれたときはびっくりしました。なんだかずうずうしいことをお願いしているようで、恥ずかしかったです。しかも、本当に欲しいものが高額だった場合には、そんなものをおねだりするなんてできないので、結局ちょっと遠慮ぎみの、別にすごく欲しいわけじゃないけどあったらいいかな、くらいのものをリストしたりして、あとから、やっぱり要らなかったかな~とちょっと後悔したり。それに遠方にいる人からもらう場合は、郵送料のことも考えて、軽くてあまり高くなくて、かさばらないもの、と限定してリストすることになると、やはり本当に本当に欲しいものはなかなか書けません。で、メルモの場合は普通どこかのお店の商品券をお願いすることにしています。額はもちろん先方に決めてもらいます。こうすれば、額が少なくても自分でお金を足して、好きなお目当てのものを買えばいいので、結局は日本のお年玉の感覚に近いわけです。さすがに、「お金をください」とは言えませんからね!でも、ちなみに今年メルモはプレゼントを遠慮しました。お互いにプレゼントに当てるはずだった額をどこかの団体に寄付しようと決めたからです。この寄付についてもまた今度お話します。さて、それでもサプライズが好きがアメリカ人。リストを作ってない人の場合や、リストに無いものをあげる場合は、適当にこれがいいんじゃないかと思うものを買って贈ります。でも、もちろんそれが「大ハズレ」になる場合もあるわけです。そんなときはなんと「ギフトレシート」なるものを一緒に送るという手があります。ギフトレシートは通常、お店で何か買うともらえるものです。そこには買ったものの値段はないけれど、商品のバーコードがプリントされていて、それをプレゼントと一緒に相手にあげると、もらった相手はもしもそのプレゼントが気に入らなければ、堂々とお店にもっていって、返品、または同額のほかの商品と交換することができるというわけです。あげたほうも最初から「気に入らなかったら交換してね」という意図でギフトレシートを同封しておくわけですから、もらったほうも別に、交換したよ、なんて報告する義務はありません。なんと合理的なんでしょう。アメリカだな~と思いませんか?
June 4, 2005
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アメリカのショッピングモールはとにかく巨大です。個々のお店がたくさん入っているだけではなく、デパートが3つ、4つついているのが普通です。そして、大体映画館もついています。ですから慣れないと、自分がどこにいるのか、車はどこに止めたのかわからなくなって、迷ってしまいます。私も慣れたはずなのに、未だに迷います。先日も買い物のあと、雨の中自分の車を探して駐車場を歩きまわりました。出口がそっくりなので、間違ったところから出て、延々と探しつづけてやっと見つけたのでした。 ところが、こ~んなに大きいのに、なぜか一回も迷子を見たことがありません。また、「青いセーターを着た、5歳くらいの鈴木太郎君をお見かけの方は…」というような迷子の放送も聞いたことがありません。なぜか。これはきっと誘拐天国のアメリカだから、子供を絶対に1秒でも一人にするということがないからではないでしょうか。いつも親は目を光らせて子供が何をしているかを見ています。最近は子供にも人権があるということで、あまり人気がないようですが、子供用の紐まであるのです!つまり、犬につける散歩用の紐がありますよね、あれの子供版です。親はその紐を握っていれば子供は迷子にならないのです。初めて見たときにはびっくりしました。子供が犬のように繋がれていて、親の半径2・3メートル以内しか自由に歩けないのです。(見本はこちら。http://www.smallplanetkids.com/ また、こんなに大きいアメリカのモールなのに、日本のデパート地下のように食品だけを売るところも見たことがありません。個別に並んでいるお店の中に、おしゃれなチョコレート屋さんやチーズ屋さんがところどころにあるだけ。日本のように集中的に食品だけを集めているところはモールにはないのです。食べ物はスーパーで買うもの、ということでしょうか。 さて、アメリカのモールは今クリスマス商戦の真っ只中。大きなツリーが飾られ、きらきらのライトがあちこちに光り、サンタクロースと写真を撮ろう!のコーナーもあって、子供達はうきうき。サンタさんの膝に乗せてもらって、「今年はどんなプレゼントが欲しいの?」と聞かれて、一緒にカメラに向かってポーズして、上機嫌。この辺の光景は去年この時期に上映された「エルフ」という映画を見るとよくわかりますよ。とてもかわいいコメディです。一度観てみてください。おすすめです。
June 2, 2005
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注:これは昨年11月にStudio-TD Heart to Heartで放送された内容です。今回はアメリカの安売り事情を話してみたいと思います。皆さんはアメリカには朝早く並んで買うような安売り日はあるのか?なんて考えたことがありますか? あるんです。それは、前回ご紹介したサンクスギビングデーの次の日です。サンクスギビングは11月末です。ということはクリスマスはもう目前!大人も子供もクリスマスにはプレゼントを贈りあいます。ですから毎年この時期、アメリカ人は「今年は何をあげようかな…」と考え始めます。そこで、お店はサンクスギビングデーに休んだら、次の日は一斉に開店。そして、一年で一番大きなセールが始まります。お客はこぞってクリスマスショッピングへと繰り出します。特に電気屋さんは先着5名様にDVDプレーヤーを20ドルでご奉仕!なんて感じですので、みんな早朝から並びます。驚くのは、早朝から並ぶお客さんのために、前もって予約しておけば、その日の朝にウエイクアップコール(日本語ではモーニングコール)をしてくれるお店まであります。ドアが開くとダダーっと目的の商品までまっしぐら。札幌の皆さんはご存知かどうかわかりませんが、まるで仙台の初売りのようです。購買意欲を掻き立てられたお客さんは、プレゼントショッピングのはずなのに、気が付くと自分のものばかり買っていたりします。それで後日あらためて、プレゼントを買いに行く人も。さて、先ほどのウエイクアップコール。録音された数種類の声の中から好きなものが選べます。お色気ばっちりの美女の声、けたたましいばかりの赤ちゃんの泣き声、ダースベーダーの声、鶏の声、などなど、です。なんともユーモアなアイディアだと思いませんか?また、他に日本人が「え?何それ」と思うことといえば、まとめ売りの方法です。よく、3つで1000円、のように多くまとめ買いすると1本当たりが安くなる割引がありますね。アメリカにもこれは「たまに」あります。たまに、というのは、通常アメリカでは3つで15ドルとなっていたら、一つだけ買いたいときは単純に3分の1の5ドルになります。つまり、3つまとめ買いしたとしても、別に割引はなし。日本では大抵、3つの値段の横に一つだといくらですよ、と書いてあって、まとめて買うことによってどれだけ得したか分かる方式になっていますが、アメリカは一つだけの値段はどこにも書いてありません。つまりこれはこういうことではないでしょうか。日本は1つ買いとまとめ買いの値段を表示することによって、まとめて買うと得と思わせてますが、アメリカは初めから3つだけの値段を表示し、なんとなく反射的に3つ取らせてしまう、という心理作戦です。それから、5個買ってくれたら1個サービス、というまとめ売りも、アメリカでは極端な場合、1個買ったらなんと5個サービス!と、おまけの個数のほうが多いのです。じゃあ、1個の値段はなんだったわけ~!?と思いますよねえ。でも、これもきっと「とにかくお客さんにお店に足だけでも踏み入れてもらう」作戦だと思います。1個買うと、安いしおまけもつくし、もう1・2個、と思うのが人間です。でも、最初から「うーん、5個も買わないと得しないのか」と思ってしまうとお客はお店にも来てくれないわけです。どちらが商売としていい方法なのか、みなさんはどう思われますか?
June 1, 2005
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