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乙一著、『平面いぬ。』。中編が4編入ってます。表題作はラストに収録されてます。これは単行本になった時のタイトルらしく、初めは『石ノ目』だったんだそうな。これも中編の中のタイトルの一つを取ったものですが、どちらにしてもあんまーり魅力的なタイトルと思えない。少なくとも、内容の面白さを伝えることに成功していないと思う。『平面いぬ。』って。その句点はなんだ、句点は。いい加減やめて、痛々しいから。『石ノ目』もこれまた地味だしね。最近タイトル(だけ)で人を惹き付けるのが上手い小説がたくさんあるので、ちょっとこれはどうかと思った。いえ、こんなことを思うのは思いの外、本書が面白かったからなのです。タイトルにしても「乙一(おついち)」という著者名にしても、なんだかなあと思っていました本当は。最近怖い本の仕事をしているので、ちょっと研究がてら読んでみよう、くらいの気持ちでした。そしたらば面白かった。あんまり怖くはなかったけど。読者に対するサービス精神を感じる。面白がっていただこうという、謙虚な感じ。もっと好き勝手にやたらめったら書いている人のイメージがありました。人を名前だけで判断したらいけないな、ごめんなさい。随所に構成の工夫を感じます、先がどんどん気になって読めました。一話目の「石ノ目」を読んだ時に、「文章下手くそなんじゃない?」と思ったんですが、どうやら話によって書き方もがらりと変える方みたいです。多分人によっては拒絶反応を起こす語尾や言い回しはところどころあるけれど。他の著作も読んでみようと思いました。はい。「石ノ目」「はじめ」「BLUE」「平面いぬ。」の4編が収録されてます。どれも甲乙つけがたいのですが、私の好みで順位をつけるならば「はじめ」「BLUE」「平面いぬ。」「石ノ目」の順番です。どれも結構泣けます。怖いというよりも泣けます。泣けたからっていいってわけじゃないけどね、ふん。
2006.06.27
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一つ前に書いた日記に貼ってある画像が「2(キレそうなわたしの12か月)」のやつです。↑この画像は「1」のです。間違えました。この役をやるために毎晩アイスクリームを1パック食べたそうだけれど、レニー・ゼルウィガー、本当によく肥えたものだと感心する。だって心から、魅力的な女性に見えない。欧米の女性が言う「ぽっちゃり」は日本人目線で見ると「巨体」。でかいよ…。映画やドラマでは繰り返し「全く魅力的じゃないのに、なぜか突然魅力的な二人の男性から求愛される女性」の物語が作られるけど、そのほとんどで、ヒロインはどう見たって魅力的な女優さんが演じている。でもレニー・ゼルウィガーはすごいよ!いくらカックイイ男の人二人に求愛されるって言ったって、こんなに太りたくないよ!ヒュー・グラント、かっちょいい。ブリジットは結局ダニエルを選ばなかったが、おばかな私ならダニエルについてってしまうよ。
2006.06.19
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物語作家いしいしんじの長編第一作だそうな。[あらすじ]弟が小学生の頃に書いていたノートを、おばあちゃんが見つけた。指を鳴らすのが上手くていたずら好きで、みんなから「天才」と言われていたあの子。ぶらんこに乗るのが世界で一番得意だった、あの子。物語を作って私を楽しませるのが好きだった、あの子。今はもういない私の弟の思い出がノートからよみがえる。ぶらんこの振り子の揺り返しのように、心地よく、さみしく、私はあの子を思い出す。あの子がいた、私の家族を。[何が言いたいかというと羨ましいと思ったという感想]ひさーしぶりに書かなくちゃいけないものを書いている人の小説を読んだ気がした。何かを書かなきゃいけないから取りあえずひねりだしたものじゃなくて、自分が書かなくちゃいけないものを煮詰めて作り上げた小説。いいな。ぶすぅ。本当のことは知らなくても生きていける。知らないから生きていける。じゃー、どうすればいいの。[母に読ませたい一冊]私は基本的にマザコンなので、自分だけで消化しきれなかったと思う本を母に読ませます。「おもしろいよー」と言って。そういう時、母が「えー、つまんなーい」ということはほとんどありません。「なるほどねー、こうこうこういうわけね」と、さくっと会得してくれる。ちょっとだけ、母頼みしたい一冊。
2006.06.16
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ハリウッド映画を見てもあまりそう思わないのだけど、イギリスの映画だと、英語がわかればもっと面白いだろうにと思う。大人気だったのは知ってるけど、もっと複雑なストーリーかと思ってました。原作はもちろんもっと面白いんだろう。そういえば、邦画を見る時にはそれを「映画の中の世界」と理解しているのに、外国の映画を見ると「へぇ~、イギリスの学生ってこんな感じなんだー」とか容易く思ってしまう。邦画を見ながら常々、「外国の人がコレ見て、日本の高校生ってこうなんだとか思ってたらやだなあ」と思っているのに。
2006.06.15
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もうほんとバカなんじゃないかってくらい怖かった。ムリでーっす。100分中、80分が怖いシーン。ちょっとは休ませて欲しい。無理。顔を上げていられる場面がほとんどありませんでした。だから見てない。おばけ出過ぎ。見えすぎ。呪いすぎ。死にすぎ。かわいそう。なんか隣で一緒に見てる人が、「この時間の使い方が上手い」とか「発想がすごい」とかいろいろ言っていたが、怖すぎてそんなの理解してるヒマがありませんでした。ええ、ビビリですよー。でも、怖い怖いと言いつつ見たくなるのはなんでだろーう。あ、これがほんとの「怖いもの見たさ」ってやつね。メイキング見たらおばけの子役の子が可愛かったからほっとしました。
2006.06.14
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ダコタ・ファニングの演技がすごいーと聞いて見てみたかった、ので見ました。見た後に気がついたけど、そういえば私、外国語で演技されても上手いかどうかなんてよくわかんないや。可愛いことは可愛い。怖い演技して子供の愛らしさを消してても可愛い。すでに美人。結末は想像つかなかったけど、それほど「ヤラレター!」とも思わなかった。なぜだろう。やっぱ『シックス・センス』は衝撃的だったなー、と思うわけで。誰もが思うことだろうけど、「暗闇のかくれんぼ」って邦画サブタイトル、つけない方がいいのではないのんかと。
2006.06.13
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●監督: 森田芳光●原作: 貴志祐介第4回日本ホラー小説大賞を受賞した貴志祐介の同名小説を『39刑法第三十九条』の森田芳光監督が映画化。保険会社に勤める若槻慎二は保険金の説明に訪れた女性の家でその女性の息子の首吊り死体に遭遇する。警察は自殺と判断し、それに基づいて保険金も支払われることになった。しかし、両親の態度に不審なものを感じた若槻は自殺に疑問を感じひとり調査を開始する。そして、夫婦の保険金をめぐる異常な行動が次第に明らかになっていく……。(楽天DVD紹介より)最近めんどくさいので、↑こうしてあらすじをどこかから引用してきていますが、ちゃんと自分であらすじ書くのって、脳の活性化につながるような気がします。小学生には感想文よりもどんな内容の本だったかを書かせた方が、文章能力がつくのと同じように。最近、手抜き。脳のしわがっ、脳のしわがっ。●見ていない人に一言町田康が出てたどー。●見た人にしかわからない感想(ネタバレ、あり)たぶんこれを見る人のほとんどは、事前に「なんか大竹しのぶがコワイ役らしい、すごいらしい」という情報を仕入れていると思う。だから、物語の前半で主人公の若槻さんは疑惑を夫の西村雅彦に強く向けているのだけど、そして大竹しのぶに同情すら寄せているのだけれど、そのことに違和感を感じてしまうのです。大竹しのぶがコワイ役って知ってるし、あからさまに怪しいじゃん!なんで気付かないの!って、思っちゃった。いや、もしかしたら大竹しのぶがどんな役やるか知らなくってもそう思うかも。だって初めから目がイってるもん、大竹しのぶ。あの、ふわふわした定まらない特徴的な声が、猟奇殺人者にマーーーーッチング!こわいよう。それから、地方都市の話だから余計こわいんだろうなーと思った。都会の雑多喧騒にまぎれているのではなくて、小さい頃からの知り合いばかりの土地にいる殺人者。出て行かない殺人者。何度も背景に見える大きな工場のタンクが印象的。夏の陽炎のゆらゆらも印象的。最後の金沢祭りの浴衣も印象的。こわいよう。
2006.06.08
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