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公式HPケン・ローチ/監督【あらすじ】アイルランド、1920年。長きにわたるイギリスの支配のもとで、アイルランドの人々の暮しは苦しいものだった。富と繁栄は、イギリス人の支配階級や、イギリスに協力的な一部のアイルランドの富裕層に限られていた。飢饉、立ち退き、貧困が市井の人々の宿命だった。彼らはアイルランド独自の言葉(ゲール語)を話すことを禁じられ、ハーリングなど独自のスポーツを楽しむことさえ禁じられていた。そんな中、アイルランド独立を求める人々の叫びは大きくなるが、その動きを封じようとイギリスから冷酷な武装警察隊“ブラック・アンド・タンズ”が送り込まれた……。(公式HPより)【ネタバレ&見た人にしかわからない感想】ラストシーン、シネードがテディに言う「二度と顔を見せないで」とは、デミアンがクリスのお母さんから言われた言葉。途中でデミアンたちに処刑される領主が発する「神は君らのような輩にこの国を任せられない」という言葉が、見終わった後に苦く残る。【呻き】『戦場のピアニスト』を見たときにも思った。もうね、よくわかった、よくわかったから銃で撃ち合う映画嫌い。「あ、撃たれる、殺されてしまう……」の瞬間がものすごく嫌い。ストーリーは追いたいから、こういうとこだけ消したバージョンを作ってくれまいだろうか、DVDとかでいいから。
2006.12.20
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青山南/著。2年も前の新書なんです、すみません。翻訳家・英米文学者である著者が、9・11直後のアメリカの様子をネットニュースを探ることで伝える。ボリビアから帰ってくる飛行機の中で読んで、すでに2週間以上が経過しております。だから内容うろ覚え。印象に残っていることと言えば・9・11後に詩人たちの書いた作品が多く引用されていて、これはネットなどを通じてアメリカの国民の多くが読み、考えていたらしいのだが、その中に「今までアメリカがどれだけ憎まれてきたのか考えよう」というようなのがあって、また、「私たちが受けた衝撃は今まで世界の他の国々で経験され続けてきたこと、また私たちが経験させてきたこと」というようなのがあって、「ほぉ」と思った。・詩人についてもそうだけれど、ジャーナリストの意識の高さ・敬意の払われ方が日本とは比べものにならない! ように見えてびっくりした。日本てもしかしてレベル低いのん? 私が知らないだけかもしれないが。私ごときが焦燥すら。・ブッシュがノーベル平和賞候補になったことがあるってほんとですか?青山南さん、面白い。嬉々としてネットを操っているのが伝わってくる文章とか。翻訳家の人の文章って面白いことが多いように思う。普段、喋ることに慣れているからだろうか。喋るのが上手い人、行動意欲旺盛な人の文章は、上手い下手を抜きにして人を惹き付けるものがある。スピード社会の中で求められている文章って、こういうのなのでは、と思う。
2006.12.14
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「一緒にいられて楽しかったです。ありがとう」とは、普通フラれた方が言う言葉であり、「好きな人ができちゃったからもう会えないぴょん」という理由で別れを切り出した方の言う言葉ではありません。私も相当舐められたものです。って、うちのきよじが。まあ失恋はネタになるからいいんですけどね。って、うちのきよじが。
2006.12.12
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江戸東京博物館で行われていた、ボストン美術館所蔵肉筆浮世絵展「江戸の誘惑」に、行きそびれました。今日まででした。さっき気が付きました。あぁぁ……。仕方ないから24日までやっているというアラーキーの「東京人生」でも行くかぁ。ぼんしょり。
2006.12.10
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現在長期休養中である岡崎京子の、過去の作品を初単行本化。■岡崎京子を知らない方は■まずこの作品から読むのはやめた方がいいです。行間を読み飛ばす危険アリ。「え? フツーじゃん」って思う危険アリ。やっぱりまず『リバーズエッジ』から読むべきでは。『リバーズエッジ』がひとつの到達点だとしたら、そこから休養までは多くが模索の作品だと思う。■岡崎京子フリークっぽい感想(読んでない人にはなんのこっちゃ)■絵の感じは『リバーズエッジ』頃、もしくはそれよりちょっと前の感じ。話の内容は、『万事快調』などに見られる「一家族の肖像」系。奥さんがアルコール依存症なのは岡崎作品に初期から見られるモチーフで既視感ありあり。旦那さんの弟がオカマちゃん(美女)で登場するのも、岡崎作品を読み慣れた人なら、というか、そうでなくても今の時代、「あっそー」って感じで読めるだろう。この作品は岡崎サンの作品にしては珍しくタイトルがばっちり全体の雰囲気を語っている。タイトルを決めてから全体の構想を練った感じ。(他の作品のタイトルの付け方も好きだしキマっているけど、もう少し主観的につけられていると感じてしまうのは、この作品が作者の「休養後」に出されたものだとわかっているからだろうか)奥さん(春美さん)の気持ちも旦那さん(満さん)の気持ちも、いくつかの出来事と慌ただしい日々の中で、流される方向へ向かって流れ落ちてしまう。別に悪意を持ってその方向へ向かわせようとした人がいたわけじゃない。ふたりもそれを望んだわけじゃない。けれど、見えない何かにふたりの行動は引っ張られて、そこで気持ちは置き去られてしまう。起承転結の全ての素早さと、ストンとして暗くも明るくもないラストは、まさに『秋の日は釣瓶落し』。この絵柄にしてこの情緒。本当に岡崎京子は何年も先を走っていた人だった。「それより先に行っちゃダメ」と言って神様に目隠しをされたんじゃないだろうかと感じるのは、私だけではないと思う。
2006.12.06
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写真右から、アルゼンチン~ボリビアを一緒に旅した友、なっつん→任地ボリビアで頑張る人けちん→庭師(放浪中)れいちん→設計もやる大工(たぶん)高校時代からの友人でとても尊敬できるところのある人たちですが(そんなことは面と向かっては絶対に言わないが)、この人たち、男だったら絶対女を泣かすタイプだろうなあ。恋愛大好き(多少程度の差はあるが)だけど、恋愛がイチバンではない。好きなふりして、恋人を自分の歩いている道には立ち入らせずに、勝手に併走させる人たち。私はいつでも恋愛がイチバンでそんな自分が嫌いではないと思っていたが、何でそうなのかと言ったらば恋愛はブンガクを生み出すから好きで、やっぱりブンガクに惚れていて、つまるところブンガクに惚れているジブンが好きなのだろうなあと思った。そうでなかったら、この友人たちと一緒にいて楽しいはずがない。旅すると必ず片思いの相手のことを想う。いつかふたりでこの景色をみることを想う。叶わないけれど死ぬまでには叶うかもしれない。別に叶わなくてもいいんだけれど。
2006.12.05
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