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5月27日(水)フランス放送フィルハーモニー管弦楽団のコンサートに行ってきました(サントリーホール)。・モーツァルト:ピアノ協奏曲第21番、(藤田 真央)、ブルックナー:交響曲第7番藤田のソロは精度は高いのですが、モーツァルトということもあってかやや独特感のあるうねりを中心に表情を付けすぎに感じられてすんなり入ってきませんでした。伴奏は緩みがなくやや重くしっかり目でしたが、それとのマッチ感も今一つでした。ブルックナーは全体的にややテンポは速めで大半は淡々と進めましたが、とにかくボリュームが大きめでした。どのパートも満遍なく音の当たりが強めで、特にフルートは違和感があるほどでした。力強く前に前に進むイメージで、良さにつながっているというよりはやや一本調子や雑な印象として残りました。
2026年05月27日
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5月26日(火)読売日本交響楽団のコンサートに行ってきました(サントリーホール)。・メンデルスゾーン:序曲「フィンガルの洞窟」(イリア・グリンゴルツ)、コルンゴルト:ヴァイオリン協奏曲、ドヴォルザーク:交響曲第8番「フィンガルの洞窟」は前半をテンポ遅めで情緒豊かに進め雰囲気としてはオリエンタルと言うか一部和も感じるカンブルランならではのアプローチで、全体としても独特ながら味わいがありました。グリンゴルツは身振りや音楽に派手さはなく堅実で淡々とした印象でした。音に滑らかさはあまり感じられませんがしっかりしていてテクニックに富んでいるので玄人好みといったイメージですが、細かい揺らしで拡散気味な部分もありました。ドヴォルザークは、高弦は揺らしを抑えやや渋めに響かせて全体調和を重視したアプローチで、部分的に独特な間や溜めや歌いを入れてカンブルランワールドを展開しました。一、ニ楽章ではややチグハグな印象でしたが、後半楽章では効果十分で聴き応えがありました。オケは全体的に概ね安定感がありました。
2026年05月26日
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5月19日(火)チューリッヒ・トーンハレ管弦楽団のコンサートに行ってきました(サントリーホール)。・シューマン:歌劇「ゲノフェーファ」序曲、ブラームス:ヴァイオリン協奏曲、(ジャニーヌ・ヤンセン)、チャイコフスキー:交響曲第5番序曲はスッキリした響きで、全体バランスを重視しまとまりがある好演でした。ヤンセンは線は細めながら熱が入った力強い弓使いで奏でる音はややキツめ、全体的に細かく揺らしてテクニカルで、曲の魅力が引き出されているかと言うとそうは感じませんでした。チャイ5は文句なしの名演でした。ポイントポイントでは大きくテンポに変化をつけて歌うのですがベースはオーソドックスで、余計な表現を付けたり響かせたりは排除して、全曲通しで一気に仕上げました。バランスと調和に富んで味わい豊かなパーヴォのタクトは冴えまくっていました。オケは重厚感はさほどありませんでしたが全体的に高位安定していて、極めて高い安心感がありました。
2026年05月19日
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6月16日(土)東京交響楽団のコンサートに行ってきました(サントリーホール)。・ベートーヴェン:交響曲第1番、マーラー:交響曲第1番「巨人」ノンビブラートで全体的に大きくは響かせず木管はやや抑え気味に洗練されていてシャープなアプローチなのですが、速めのテンポの中結構大胆に表現をつけながらのコントロールはやや狙いが見えにくく、しっくり来ないベートーヴェンでした。オケも安定していてヴィオッティへの強い歓迎感・期待感もあって会場は盛大でした。マーラーは極端なテンポ設定や大胆なパートの強調が随所に見られ、繋がりや全体観に乏しくやや表層的な印象でした。東京交響楽団としては珍しく整わず不調でした。
2026年05月16日
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5月15日(金)NHK交響楽団のコンサートに行ってきました(サントリーホール)。・山田一雄:小交響詩「若者のうたへる歌」、ハルトマン葬送協奏曲(キム・スーヤン)、須賀田礒太郎:交響的序曲作品6、ヒンデミット:交響曲「画家マチス」小交響詩はオケの重厚さが活きてなかなかの好演でした。特にホルンのしっかり感がさすがと思わせました。スーヤンはクセがなくスケール感があって、ストレートな表現で難曲での存在感を示しました。アンコールのバッハでは、渋みかかったしっとり感で全く違った一面を見せてくれました。極めて残念ながら、所用により前半で会場を後にしました。
2026年05月15日
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5月13日(水)東京フィルハーモニー交響楽団のコンサートに行ってきました(サントリーホール)。シューマン(バッティストーニ編):「子供の情景」【世界初演】、マーラー:交響曲第4番(高橋維)シューマンはバッティストーニのオーケストレーションによるもので、オーソドックスでしっかり構成されていて全く違和感がありませんでした。オケはクラリネットを筆頭に上出来でした。マーラーは軽やかなイメージがありますが、よく歌っているので薄くなくくどくもなく、また、バッティストーニのテンポ感の素晴らしさ、バランス感の絶妙さが見事で、繊細でソフトな語り口の味わいが堪能できました。高橋のソロは特徴に乏しく全く前に出て来ませんでした。オケはほぼ絶好調で、特にホルンの安定感は際立っていました。
2026年05月13日
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5月11日(月)ュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団のコンサートに行ってきました(サントリーホール)。・モーツァルト:オペラ「後宮からの誘拐」序曲、ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第1番、(チョ・ソンジン)、マーラー:交響曲第1番「巨人」オケの素晴らしさで序曲から大満足です。ソンジンは軽やかなタッチでクリアな音、極めて綺麗なピアノですが、インパクトに欠ける印象でした。一音一音は見事ですが音の繋がりとしてはやや薄いイメージで、耳は大方オケに向かってしまいました。滑らかで豊かな響き、シャニの懐深い采配が素晴らしかったです。マーラーは超絶名演でした。シャニは緻密きっちり系で終始どこを取っても隙がありませんでした。決してセコくならず小さくまとまらずスケール感十分で、重厚感に不足はなく憂いも見せ、ダイナミックで聴き応えの極みでした。オケはホルンにムラがあったのはやや残念としても、弦と木管の極めて高いレヴェルでの安定感と全体的なパワーは申し分なく、ここ最近では他を圧する素晴らしい力量を見せてくれました。超満足なコンサートでしたがホールは空席が目立ち、1階は7割、2階は5割程度の入りで寂しい感じでした。
2026年05月11日
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5月10日(日)神奈川フィルハーモニー管弦楽団のコンサートに行ってきました(横浜みなとみらいホール)。・メンデルスゾーン:序曲「静かな海と楽しい航海」、ストラヴィンスキー:ヴァイオリン協奏曲、ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲(金川真弓)席が遠かったのでホールの問題もあると思うのですがストラヴィンスキーは音が分散気味でなかなか届いて来ないのが残念でした。掛け合いが多いこともあり伴奏とのバランスも今一で埋没感があり、表面的にしか聴こえない部分が多く金川の良さにたどり着けませんでした。ベートーヴェンはいつも通りのクオリティでした。金川のリードが感じられいつものコンチェルトに比べてリラックスしている印象でしたが、シャープな中に熱の入った表現が随所にあって聴き応え十分でした。金川は弾き始めの音が意識的とも思えるほどしっかりしていますが、今日は控え目に感じられ、新たなイメージ感がありましたが相変わらずの素晴らしさでした。
2026年05月10日
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