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2月23日(月)三浦謙司のコンサートに行ってきました(所沢市民文化センター ミューズアークホール)。・ブラームス:7つの幻想曲Op.116、3つの間奏曲Op.117、6つの小品Op.118、4つの小品Op.119三浦は素朴派で、音のクオリティの高さとこまめで繊細なアンジュレーションの見事さがあります。全般的に色調は明るく、重暗さや陰鬱さはほぼありません。それが今日のプログラムにおいてはプラスに働かなかった印象で、相変わらずクオリティの高さはあったもののブラームスとしてはやや浅さと写り、素っ気なさや味気なさを強く感じさせ、最後まで味わいは出てきませんでした。
2026年02月23日
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2月21日(土)読売日本交響楽団のコンサートに行ってきました(東京芸術劇場)。・チャイコフスキー:幻想序曲「ロミオとジュリエット」、ロココ風の主題による変奏曲(鳥羽咲音)、フォーレ:付随音楽「ペレアスとメリザンド」組曲、ラヴェル:ボレロロメジュリは普通だったものの、ロココの鳥羽はびっくり仰天のソロでした。極めて洗練されている中で柔らかみがあって何とも魅力的です。芯が強く弾きっぷりが見事で珍しく引力の強さがありました。泥臭ささみたいなものは感じないものの曲の魅力は全く逃しておらず、強く印象に残る名演でした。フォーレはまとまりがあったもののドイツ物を聴いているようなイメージがややあって雰囲気が十分には出てこず、ラヴェルは目立ったソロは見られず一部整わず、至って普通でした。
2026年02月21日
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2月20日(金)NHK交響楽団のコンサートに行ってきました(サントリーホール)。・ドヴォルザーク:ヴァイオリン協奏曲(ヨゼフ・シュパチェク)、ブラームス:セレナード第1番シュパチェクの音はやや細めながら、艶があって十分に伸びてきました。端正で丁寧さが崩れることはなく、穴もムラもなく極めて充実度の高いソロでした。伴奏も秀逸で素晴らしかったです。後半のブラセレはヨーロピアンでスケール感のある上質な名演でした。テンポ感が素晴らしく決して小さくならず活力に富んでいて、こまめに絶妙に表情をつけていくのでしっかりと曲の魅力が浮かび上がりました。オケも存分に力量を発揮し申し分のない仕上がりでしたし、フルシャとのマッチ感も抜群でした。
2026年02月20日
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2月18日(水)東京フィルハーモニー交響楽団のコンサートに行ってきました(サントリーホール)。・ウェーバー:歌劇「魔弾の射手」序曲、ブルッフ:ヴァイオリン協奏曲第1番(岡本誠司)、メンデルスゾーン:交響曲第3番「スコットランド」序曲はミョンフンらしく重厚感があって溜めの利いたアプローチでした。オケはやや整っていませんでした。岡本は線は太くなく小刻みに揺らすビブラートが特徴で、濃厚な表現をしますが重たさはなく独特感のあるヴァイオリでした。ただそれがやや中途半端に写り、曲をぼやかしている印象が残りました。メンデルスゾーンは、出だしゆったりとしたテンポで哀愁漂う進みでしたが中盤以降はややぼやけた感じで、二楽章はゴツゴツ感が勝っていて、三楽章はまったりしていて一部ポルタメント気味だったのは違和感で、四楽章もバランスを欠いた印象で最後まで入ってきませんでした。オケもやや粗さを感じさせたのでそれが要因かもしれませんが、全体的に調和が薄めでした。
2026年02月18日
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2月14日(土)アリス・アデールのコンサートに行ってきました(フィリアホール)。・J.S.バッハ:パルティータ 第1番、W.F.バッハ:ソナタト長調F.7、シューベルト:ピアノ・ソナタ 第21番80歳を超える年齢とはとても思えない音の瑞々しさでした。憂いはなく明朗さは一貫していて、右手は時としてきつささえ感じさせるほどハッキリしていて、左手も物凄く迫ってきますがひっそりと寄り添っているようです。両バッハとも情緒的な表現は排除して明快に進め、随所に見せる絶妙な間が何とも言えない味わいと多彩さの源になっていました。シューベルトは特に後半は遅めかつ大きくテンポを変動させ、大胆なアンジュレーションをつけながらアデール節を存分に聴かせました。YAMAHAのマッチ感も十分でした。
2026年02月14日
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2月13日(金)読売日本交響楽団のコンサートに行ってきました(サントリーホール)。・ウンスク・チン:スビト・コン・フォルツァ、ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第2番(中川優芽花)、マーラー:交響曲第1番「巨人」中川は柔らかみがありながら音はしっかりしていて、クリアかつ伸びやかで繊細にアンジュレーションを利かせます。ベートーヴェンとのマッチ感もバッチリで素晴らしい仕上がりとなっていました。オケのフォローも絶妙でした。マーラーは、スッキリ系で三楽章などはやや素っ気なさも感じさせました。しかしテンポ感が素晴らしく運びに淀みがなくバランス感覚に富んでいて、全体的には充実度があってハサンの高いセンスを感じさせました。オケは特に出だしから当面乱れが目立ち、全般的にやや粗い印象でした。
2026年02月13日
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2月4日(水)読売日本交響楽団のコンサートに行ってきました(サントリーホール)。・細川俊夫:ヴァイオリン協奏曲「ゲネシス(生成)」(諏訪内晶子)、ブルックナー:交響曲第7番(ノヴァーク版)諏訪内は、音の深みはそれほど伝わって来ませんでしたが熱のこもった秀演でした。代役なから期待のフェデックは期待を超える素晴らしさでした。抑えを利かせたアプローチで渋めの印象が強いのですが、ややテンポは速めで結構淡々と進めるのでもたれません。かと言ってテンポ感とミックスバランスが素晴らしく歌心に富んでいるので物足りなさはなく、音楽に活力があって懐深さを感じさせ、部分的には相当痺れました。前述のアプローチだからこそオケのきめ細かさを期待したのですが、正直整わない場面が散見されました。
2026年02月04日
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