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ホテル海風土は、松島にあるバリ風の人気の宿だ。バリのリゾートのUBUDにちなんで、うぶどと名付けられ、落ち着いたアジアンテイストでまとめられていた。平成15年(元の建物は平成元年)にできた松島では一番新しい宿だと思う。4階建ての建物の1階部分は塀でおおわれ、外には無料で利用できる足湯があった。

玄関を入ると、派手な花やいろいろなバリ風の装飾品をみながら、広い通路を入っていく。順に、フロント、売店、ロビーまで延びていた。

ロビーも含め、館内はすべてバリ風。庭に出ると、緑の中に池やモニュメントがあって、塀の奥にはかろうじて松島の島々がみえた。
売店も、ほとんどがバリの小物売り場で、少しだけ地元のお土産を置いている感じ。

バーカウンターのあるロビーの一部でまずチェックインを。
ウェルカムに、コーヒーとアイスコーヒー。笹かまぼこをいただいた。

ここでは、湯上がりにフローズンシャーベットを自由に食べれたり、朝はコーヒーやエスプレッソを無料で飲むことができた。
さっそく部屋へ。やはり、廊下が広くて、首を傾けた猫など、いろいろな装飾品が置かれていた。この辺は、アジアンテイストが好きな人にはハマるだろうが、純和風と思ってた人には違和感があるかもしれない。
今回は、おすすめの温泉露天風呂付き客室は26000円からだし、風呂の目隠しの分だけ眺めが悪くなる気がしたので、一番安い18000円の部屋にした。こういった眺めが売りの宿は、天気で印象が変わるので、直前に天気のいい日を選んで予約して行った。もちろん快晴。
部屋は、4階で、手前に洗面所とトイレがあって、奥に16畳+広縁。広いのでゆったりくつろげた。窓の外には松島の島々。。さすが松島にある宿、絶景だ。
広縁からだと、海、その手前に港、わずかに駐車場がみえた。
ただ、窓から見おろすと、駐車場とカキ小屋(右中あたり)、さらに電信柱もみえて、少し興ざめするような。。たぶんその影響で、一階のロビーとかの外には塀があって、もしかしたらそのためにバリテイストで館内に目が向くようにしたのかもしれない。全国には、おそろしいほどの眺めの宿があるので、せっかくの松島なのに少しもったいない気がした。
部屋には、松島こうれん と お菓子。館内の説明と食事の時間を決めたぐらいで、あとのサービスは付かず離れず。
ずっと、松島を眺めていても飽きないのだが、いろいろ時間の制約があるので、さっそく風呂へ。まずは、展望露天風呂の みはらしの湯へ。4階から屋上へ階段を上がっていく。
階段を上がると、すぐに脱衣所。一つしかないので、15時から19時が男性、20時から23時と日の出から10時までが女性になっていた。
洗面所からすぐに、露天風呂。露天風呂の手前には、椅子と掛け湯があるだけで、洗い場はなし。奥には、そこそこの広さの風呂があった。
これが、松島がずっと欲しがっていた初めての温泉。2008年8月5日にオープンした。地下1500mの太古天泉で、アルカリ性単純温泉で、無色透明のやさしいお湯。一部加水、一部循環、塩素臭はわずかだった。なかなかいい湯だ。
そして、目の前には松島のすばらしいパノラマ。松島を眺めながら、温泉に入れるようになったとは幸せだ。

夕暮れのたそがれ色にそまった島々、夜の港の灯りや月明かりに照らし出された島々、ドラマチックな日の出、晴天、刻一刻と変わる景色は、本当にすばらしかった。
それだけに男女切り替え制なのは残念。日替わりで変わるようなので、日の出がみえる日に行った方がいいかも。あるいは、少し高くても露天風呂付きの部屋にした方がいいのか。
あと、変な柵があるのは、屋上の緑の防水処理をみえなくするため。この辺にも苦労の跡がみえるが、やっぱり、男女毎の露天にして、植物で目隠しとかできなかったのかなあ。
続いて、大浴場へ。通路には、冷水と、足裏マッサージ機があった。
男性用大浴場「月の舟」。こちらも温泉になった。脱衣所はそこそこの広さで清潔。

手前に、洗い場とサウナ。奥には、こぢんまりとした浴場と小さな庭。ここも清潔で、客室数も少ないので十分な広さだし、露天より熱く感じて温泉の質はよかった。
右側から庭へ出る通路があって、椅子に座って、空を眺めることができた。ただ、塀が高くて、松島の温泉とは思えないのが残念。この辺にも、建物の前が道路と駐車場という弊害が出てるんだよなあ。
サウナもこぢんまりと。

部屋に戻る頃には、すっかり真っ暗。港の灯りと月明かりで、照らし出された島々が幻想的だった。満月の日は、月の出から2時間程度は島々の間に金の道ができて、天上まで昇ると銀の波と島々の影が浮かび出て白銀の世界になるそうだ。過去に、伊達政宗、松尾芭蕉、正岡子規、アインシュタイン、昭和天皇、多くの人々を魅了した松島の月。そこには、時間を止めた幽玄の世界があるらしい。
あとは、太平洋側は何もないので真っ暗闇、半月程度なのに星もよくみえた。オリオン座がのぼる季節だった。手持ちの2秒程度の露光でM42までうつってるし、最近のデジカメと画像処理はすごい。
食事は、別にのせることにして、眠りについて。。
朝は、日の出をみるために早起き。部屋からは、左斜めにきれいな日の出が拝めた。海に描かれる黄金のあかりもきれい。なぜか、夕日の宿では夕日がきれいにみえることは少ないが、朝日の宿では朝日が海岸線までよくみえることが多い。
ただ、これも建物がギザギザになっているので、北側半分はよくみえるだろうが、南側半分はみづらいのではないだろうか。。
朝は、無料の足湯へ。こちらもいい温泉で、駐車場はあるけど松島の眺めもまずまず。
ただ、夕方は17時まで、朝は9時からなので、いつも地元の人で混んでいた。日の出から9時までは宿泊者専用とかにしてくれたらいいのになあ。
食事は後編へ続く。。
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