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田舎道を結構、走り、四万(しま)温泉へ。
ところどころで桜は咲いていたが、あいにくの雨。
宿は、積善館。
本館は、300年以上たつ日本最古の温泉建築宿で有名だ。
風情があっていいのだが、連れの古いのは嫌という一声で、新館の佳松亭へ。
川沿いにある本館とは反対側の高台から入る。

段々になっているので、5階にフロント、ラウンジとロビーがあり、チェックイン。
部屋は、6階特別室。
玄関と踏み込みがあって、右に水回り、奥に主室。

角部屋で和室15畳で広い。
2010年当時で、限定プランで2名1室で一人18000円だった。
今だと、通常23250円、限定プランで19050円。
綺麗な和室で、広縁、化粧の間、床の間もあり、悠々快適。
2面の窓からは、桜がみえた。

広縁からは、老松と桜越しに、旧館とその奥の渓流の音、四万温泉街、遠くの山。
四万温泉の中で最も高台にあるらしい。
立派で広くて、これで18000円は安い。

水回りは、玄関脇に、トイレ、洗面、ユニットバスと標準的。

浴衣なども標準。
お茶うけは落雁。
さっそく、お風呂へ。

佳松亭フロント階。
お土産処、囲炉裏など。奥の方へ。
大浴場の杜の湯。

新館なので綺麗。
脱衣所も内湯も広い。
源泉かけ流し、まろやかあたたかめで入りやすく、四万の病に効くという。

露天も屋根付きとなしで二つで広い。
柵はあるが山林の中で、内庭が整備され、大きな桜が満開、よかった。

続いて、鏡の廊下を通って、一段下の山荘へ。4階。
古めだがこぎれいで、部屋は桃山様式で格調のある和室らしい。
3階に山荘の湯。鍵付きで無料の貸切湯で二つ。

こぢんまりとしているが、趣がある。
最近になって、さらに有料の露天付きの貸切湯もできたらしい。
浪漫のトンネルを通って、さらに一段下の本館へ。
本館2階。

本館1階には、岩風呂。
混浴で、こぢんまりとだがやはり風情がある。女性専用時間もある。

せっかくなので、本館をちょっと探検。
300年を超える建物で古いがこぎれいにしてある。
廊下の窓からは、新湯川と赤い橋、古い温泉街がみえ、情緒あふれる。

本館1階の玄関へ。
縁側沿いの部屋を通って、渡って、別棟の1階が元禄の湯。
手前に飲泉所もあって、熱くまろやかでのみやすい味だった。日本三大胃腸の湯。

元禄の湯。
本館は元禄4年、1691年にできて、以後300年以上、湯と宿で愛されてきた。
今の元禄の湯は昭和5年築のものらしいが、元禄からといってもいいぐらいの雰囲気。
いきなり入って、この景色なので度肝を抜かれる。
戸を開けて少しだけ床があり、脱衣カゴがある以外は、ほとんどお風呂。
2mぐらいの長方形の内湯が並んでいて、微妙に温度が異なるが、結構熱い。

源泉かけ流し、熱いときの加水のための蛇口が緑と白でこびりついている。
熱いがまろやかでいい湯だった。
なぜか、外の池の金魚もみれたし。
さらに、数少ない洗い場の横に、人っ子一人の小さな洞穴。蒸し湯で蒸気で熱々。でもちょっとこわい。
湯上がりには、途中の部屋の歴史ある資料展示をみて。
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