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高速を西へ。
イタリア、スピード狂が多いので一般道もかなり速い。食事とかはスローだけど。
周りは、のどかな田舎。
14:30、ピサのバスステーションに到着。
斜塔は街中心部で駐車場がないので、無料のシャトルバスに乗り換えていく。
すぐにドゥオーモ広場へ到着。
城壁の脇を少し歩く。
そして、サンタマリア門から入場。
ドゥオーモ広場。
城壁で囲まれ広々とした中に、左にカンポサント(納骨堂)、正面に手前から、洗礼堂、ドゥオーモ、そして斜塔、右は写ってないけどシノービエ美術館と売店。
その均衡美から、奇跡の広場といわれている。世界遺産。
ピサのドゥオーモも立派で、芝生の中、斜塔と一緒で、きれいに鎮座する。
1064年に、地中海貿易の覇権をめぐりアラブ勢力と戦い勝利したパレルモ沖海戦を記念して起工され、1272年に完成した。
十字架型のバシリカ式で、西正面から東へのびている。長さ100m、幅72m、高さ51.36mと巨大。
外観は、白の大理石に黒の大理石で横線が入っている。
ファサードは、大理石の模様がシンプルながら美しく、上部は円柱とアーチ、屋根上には彫像。ロマネスクを代表する建築物。
当時は2EUR、今は入場は無料だがチケットが必要。
中は、広大で、床は大理石、太い柱が支え、壁面には絵画や彫刻、ステンドグラス、そして、天井はまぶしい金色。
少し進むと、大理石の説教壇、ドーム、後陣の巨大モザイク画がみえ、ロマネスクで他のドゥオーモより古い雰囲気だが、個性的で圧倒される。
左側は、太い列柱と上の半円がロマネスクで、壁面に宗教画、彫刻、ステンドなど。
なんとなくメスキータにも似ていて、イスラムの影響も感じる。
右側も同様。
そして、圧巻の格間天井。
キンキラ模様で細かい。
16、17世紀にフィレンツェの職人達が製作。
北の翼廊。
受胎告知のモザイク画、下には礼拝堂。
ジョバンニ・ピサーノの説教壇はイタリア・ゴシックの代表作。キリストの幼年時代・受難・最後の審判の場面が描かれている。

南の翼廊。
上部には、聖母マリアのモザイク画が光り輝き、フレスコ画、彫刻が囲む。
下はピサの守護聖人のサン・ラニエーリ礼拝堂だが、年始なのでプレセピオ。馬小屋ではなくて牛と羊小屋。
天井を見上げると、聖母被昇天の巨大フレスコ画。
そして、ガリレオが振り子の原理を発見した有名なランプ。
主祭壇、十字架、後陣の絵画の中には聖母マリアのステンドグラス。
そして、上部の半円蓋には、玉座のキリストの巨大モザイク画で、主キリストが光り輝き、洗礼者聖ヨハネ、聖母マリアがわきに。
無宗教の自分でも拝みたくなる圧倒感。
見上げると、すさまじい。
振り返ると、身廊が続き、ファサード裏の装飾もすごい。
ピサのドゥオーモもすばらしく、見応えがあった。
洗礼堂。
ツアーなので入れず。5EURだし。
斜塔の待ち時間あったし入れたと思うが。
ピサの斜塔。
ピサ大聖堂の鐘楼で、高さ55m、階段297段、5.5度傾いていたが、倒壊のおそれがあったため工事で3.99度に補正している。
1173年着工、1372年完成し、白い大理石の美しいロマネスク建築の塔で、地質が不均一に軟らかかったため建設中から傾き始め、最上階のみ垂直に建てられた。
ガリレオ・ガリレイが、ピサの斜塔の頂上から大小の球を落とし、同時に着地するのを示し、落体の法則を証明したと言われている。
時間が来たので、中へ。
30分間に40人ごとで、事前予約なしでは無理。当時は15EURだったが、イタリアは不況で、18EURと値上げになっている。

まずは、パネルを見ながら、英語で説明を聞く。なんとなく、分かるような。
見上げると、中央は空洞になっていて、補強されてるような。
らせん状の階段を、297段、登っていく。
微妙に傾いていて、平衡感覚がおかしいような。上に行くほど狭くなって、すれ違いもやっとになる。
途中、柱から外もみれる。
少し疲れたけど、てっぺんへ。
ホールになっていて、鐘楼なので、円周上に鐘が並ぶ。
なんか、どこが垂直なのか分からなくなる。
そして、外周をぐるりとまわれる。
まずは北。
ピサの赤い街並みが広がり、右にACピサの本拠地スタジアム。
遠くはアペニン山脈。
東側。
街並みと通りが続く。山のはるか向こうにフィレンツェ。
南側は真っ赤っか。
そして西には、大聖堂。
街の奥は湿原、10km遠くには海。
もともとピサは、古代ローマ時代は海に面した海軍基地だった。9世紀以降、独立し、海洋貿易で栄え、海戦に打ち勝ち、北アフリカの一部を占領し、ジェノバなどと争いを繰り広げた。しかし、1284年にピサ艦隊はメローリアの戦いでジェノバ艦隊に破れ、衰退していく。アルノ川が流れをかえ、14世紀には、海岸線が後退し港は湿地となりマラリアが流行、1406年にはフィレンツェに占領され支配下となった。その後は、ピサ大学ができ、ガリレオ・ガリレイが登場し、1592年頃に落体の法則を発見、1609年以降に望遠鏡を改良して、木星の衛星、金星の満ち欠けなど天文学で多数の発見をし、1543年のコペルニクスの地動説の証拠となった。そして、1616年、1633年のローマでの異端審問所で裁判にかけられ、「それでも地球は回っている」の名言を残した。
今のピサは、ピサの斜塔の観光、あとは工業地帯など。
あとは、斜塔を降りて、戻る。
途中、若い集団が話しかけてきて、有名な集団スリと思われ、無視。イタリアは不況で、失業率12.2%、若年失業率40.1%と高く、気をつけていれば大丈夫だが治安はあまりよくない。
これで、シエナ、フィレンツェ、ピサとトスカーナの主要都市をまわり、ドゥオーモを見学したが、どこも個性がありすばらしく、よかった。
http://www.opapisa.it/en/home-page.html
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