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nkucchanさんComments
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この日から、年末年始休暇です。午前中に、里おいくんを施設まで迎えに行き、里おいくんとおいら二人で、実家へ帰省。(おいら以外の禁玉家の家族は、バイトや仕事があり、帰省できず。)
夕食は、鍋。じいちゃん、ごきげん。おいらが持参した焼酎を飲みました(結果的に、じいちゃんがこの世で最後に飲んだお酒は、芋焼酎「櫻井」になりました。)
鍋を終えても、ばあちゃんが冷蔵庫にあるハムとかつけものを出して、そのアテで飲んでいました。

<午後11時00分ごろ>
おいらが風呂に入り脱衣場で着替えている頃、ドスンという音。
廊下に出てみると、玄関横の廊下で、じいちゃん仰向けに昏倒。呼びかけるが意識がありません。
ただちに、救急車に搬送要請をしました。
<午後11時25分ごろ>
救急車到着。じいちゃん、救急隊員の呼びかけに目はあけないが、声は発しています。
実家は道路に出るまでに、急な階段がありますので、救急隊員さんたちは、じいちゃんを担架に乗せて、道路に止っている救急車に運び出しました。
その後、おいらだけ救急車に同乗し、Ⅰ市民病院へ搬送。
まだ、じいちゃん、救急隊員に生年月日などを聞かれると、ろれつは回らないが、なんとか答えていました。
この日の夜間病院は、年末年始の休診期間の初日の夜。休日診療を行っている市民病院ですが、この日の夜の担当医は、若い研修医のようです。じいちゃんの他にも、急患さんが多いように感じました。
ドアが開くと見える治療室の中では、心臓マッサージをするような重篤な患者もいました。待合室には、診療を待つ患者があふれて、とにかく、野戦病院のように、救急部門はバタバタしている。スタッフの皆さんにとって、年末年始の休業期間の初日に、いわゆる「アタリ」の夜だったかと思います。
他の患者の治療が進む中で、
じいちゃんは、この間、ずっと処置台の上で手当らしい手当を受けていないようです。
おいらは、待合室で待機。じいちゃんは、いろいろと検査をしているのでしょうか。脳梗塞などは急性期の治療(血栓を溶かすt-PA治療などの投与で、数時間以内に行わないといけないようです)が大切と本で読んだことがあります。このまま時間が過ぎてもいいのか、少し心配になりました。
しばらくして、おいらも処置室に呼ばれました。処置台の上に横たわっているじいちゃん、
嘔吐が続きます。医師らは、胃洗浄や胃の内部のものの排出するドレーンを入れたりしていましたが、嘔吐が治まりません。
到着後、2時間ほどしてから、若い当直医師から病状の説明。
じいちゃんの容態は、脳溢血か脳梗塞か判断ができない、この二つでは、止血するか、溶血するか、治療法が180度全く違う、
脳の状態を見極めるためには、MRI撮影をして診断することが必要だが、じいちゃんは嘔吐が続いており、MRI撮影中に吐瀉物で窒息してしまう恐れがあり、MRI撮影もできない。
この病院では、もうこれ以上治療ができないので、別の病院に移ってもらう、今、その手配をしている、という説明でした。
(じいちゃんは、既往歴として、これまで心筋梗塞・腎梗塞を発症しており、血が固まらないようにワーファリンを毎日服用していました。家族としては、脳梗塞である可能性が高いのではないかと感じており、既往症などを医師には伝えましたが、医師としては脳溢血の可能性は否定できないから脳梗塞と断定した溶血治療、と。)

病院に到着してからの3時間余りでの主な検査、診療明細書からは、以下のとおりです。
・血液ガス分析、血液化学検査、内分泌学的検査、出血・凝固検査
・心電図、胸部X-P(デジタル)、CTスキャン、コンピューター断層診断などです。
【2016年12月30日(金)】
もう日付が変わっている。
< 午前3時30分>
再び救急車により、A市の病院に転送出発。救急車では、救急員の人の呼びかけには、じいちゃん、まだ答えるなど反応はあります。ただし、嘔吐は続いていました。
(続く)
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