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お友だちの塾講師Mちゃんと玩具屋のYちゃんが、数十回目のお誕生日を迎えた。彼女たちは僕のお誕生日を祝ってくれたので、Iちゃんの小料理屋で開いていたお祝いの席に出席する。 キンメの刺身やらイサキの塩焼きやらを味わって、Iちゃん同席でヤンヤヤンヤで盛り上がる。 2次会は、Yちゃん経営のスナックOに直行。歳を重ねたうさ晴らしか、ふるーい曲で攻め立てて店内の時代が逆行。カウンター席のカップルが、あきれかえって笑っている。旅行代理店Jに勤務するMちゃんも熱唱。みんなでご唱和する。 祝賀の様子をカメラに収めたが、中に意味不明な写真を発見。 けっこう酔っていたので、撮影者、撮影意図不明。誰の足かも不明。足からず。
2007.02.28
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10年ほど前、靴屋のTちゃんに、「かっちゃんはアウトドア野郎だから、それなりの靴を履いた方がいいぜ」と助言を受けた。Tちゃんは商品棚から1足のワーキングブーツを持ってきて、「これがお勧め」と言って僕に強引に売りつけた。僕の靴のサイズは26.5だけど、Tちゃんはサイズもろくに確認しないで、僕にピッタリ合う靴を探し出してくれたのが不思議だった。 以来、この靴は山遊びや川遊びの際に僕のお供をしてくれることになった。結構頑丈な靴で、どんなに乱暴に使ってもへこたれない。 長年履いているので、ちょいと汚い。でも、僕の足の形状にキッチリ合ってきて、すっかり足になじんでいる。新品の靴ではこうはいかないだろう。 この10年の間に、Tちゃんは靴屋を閉めた。今ではまったく違う仕事に就いている。商店街のど真ん中にあった専門店だったけど、郊外に大きな店が林立したりして商売ができなくなってしまったのだ。今でも、Tちゃんの店の前を通るたびに、ワーキングブーツのことを思い出す。 この靴は、長年付き合っているから手放せない。使い込むから味が出る。商店街だって同じようなものだと思う。靴にサイズがあるように、お店だって人に合うサイズがあるはずだ。大きな店だけが、買い物のサイズになっちゃつまらない。
2007.02.27
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居酒屋の「お通し」って結構重要だ。後に控えているメニューに顔つなぎする役目もあるし、飲む酒の種類にも影響していく。日替わりでお通しを替える店が多い中で、定番のお通しを出し続ける店がある。 知り合いのお兄さんがやっている居酒屋Zは、こんな定番お通しがあるので、ちょっとご紹介。 揚げてあるのはゴボウ。単純明快な1品だけど実に美味しい。お通しにゴボウ揚げが出ると、日本酒というよりは生ビールやサワー系で攻めてみたくなる。今夜は友人5人でご来店。みんなでマンゴーサワーを浴びるほど飲む。 2次会はS寿司に。ここの定番は、梅干しとガリである。先程まではサワーの連杯だったので、ここは日本酒を熱燗でいく。梅干しは飲み直し、口直しに最適だ。酒に合うし、後に控えるお寿司へ自然な流れが出来上がる。実に計算されたお通しである。 この写真右のG君の指にはさんであるのが例の梅干。左側の手はUさんだが、G君を意味なく真似ているだけなのでご容赦願いたい。 ところで、今夜の議題は、「場末の飲み屋について」だった。みんなでリストアップを大方済ませたので、近くツアーを組むことにする。まちの一角にあるトタン屋根の小さな寿司屋とか、田んぼの脇にあるプレハブ小屋の飲み屋とか、民家なのか店なのかわからない飲食店なんかがツアーの目玉だ。今回はその「お通し」ということで、来る「ふれあい場末飲み屋ツアー2007春~お宅営業してますか?~」に乞うご期待。
2007.02.26
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甘い物を自ら進んで食べる人生を、あえて送ってこなかった。おせんべいだったら2,3枚は平気で食べるが、ようかんとかおまんじゅうは、1つまみで充分。それ以上食べると、胃モタレ君が飛び出してくる。簡単に言うと、甘いものは嫌いなのだ。 それでも頂き物をした場合、特にそれが知人だった場合、加えて日持ちがしない品質の場合、強いて言えば誰も手を着けないような代物だった場合、僕は涙を飲んで手を伸ばすことになる。今日受けた思わぬ被害はコレ。 たい焼き君である。これ1つ食べるための労力は、僕の場合は丼物1杯に相当する。 僕はこういう魚を食べないので、桜色の餡のたい焼きがあるとは知らなかった。しかも、ご丁寧に桜の葉まで刻んで混ぜている。てっきり、虫でも入っていたのかと思い、数秒間いらぬ自問自答を繰り返してしまったではないか。 たい焼きは、お頭から食べ進めたものの、はらわたの辺りで苦しくなってきた。胸焼けと戦いながら尻尾をなんとか詰め込んでいくも、尻尾の焼き枠をいい加減に飛び越えた衣に攻められて、やむなく1個でギブアップするに至る。合掌。
2007.02.25
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技術を持った人というのは、つくづくうらやましくなる。連綿と続く歴史の中の技に、自分の手を加えて後世へ引き継いでいく。言葉は残らなくても作品や技術は残っていくからだ。お金は貯金してもなくなるけど、技は一度蓄えてしまえばどんなに使い込んでも減ることはない。使えば使うほど増えていくという世界だ。 僕の部屋には、魚を入れることのないビクがある。水の都・郡上八幡の匠が作った「郡上ビク」だ。 手前にある板は、ビクに入れた魚に熱が伝わらないように。ビクの形が菱形のようになっているのは、魚の重量が分散するように工夫されている。魚釣りが流通経済とつながっている伝統が、こういう独自の形を作り上げたのだ。 魚釣りに夢中になり始めた頃は、このビクの中にドンドン魚を入れていたけど、本当に必要でない魚を川に戻している今では、ビクの必要性が薄れてしまった。それでも、長年培われた文化と技術は、いつでも身にまとっていたい気持もある。僕は職漁師ではないけど、今年は久しぶりに腰につけて釣りに出かけよう。最近では、そんな釣り人はめずらしくなっているけど。
2007.02.24
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ヤギという動物は、出産予定日が正確なのだそうだ。きびしい環境下でも生き抜く力強さと、繁殖力の強さを持つヤギならではの几帳面さが成せるワザか。 朝から温泉宿のN荘に行く。僕を迎えるのはヤギの鳴き声だ。この宿にはほかにも動物が多く、訪れたお客さんたちを驚かせている。「ワン」ならまだしも、いきなり「メェー」と鳴かれれば、そりゃ驚くはずだ。 ヤギの名は「さくら」という。生まれたばかりの頃は、「アルプスの少女ハイジ」に出ていたユキちゃんみたいに愛らしかったのに、今では悪魔の化身のような顔に成り果てている。いつもモグモグしているので、僕は落ち着きのない「さくら」が好きではない。ちなみに、「さくら」と双子で生まれたのが「ももこ」。名付け親の女将のセンスがうかがえる。 「さくら」は今、妊娠中。出産予定日は桜開花前と思われる4月6日。正確に生まれるので、ヤギの出産現場を見学したいマニアックな人はどうぞ。女将がお産婆さんになって汗する姿を見れば、戦慄と感動を同時体験できることうけあい。 出産時は、こんなやりとりになるので、参考まで。女将「もう少し、頑張って!さくら!」さくら「…メェー」。女将「もうちょっと、ほら出てきた出てきた!」さくら「…メェー」女将「やったぁ、産まれたぁ!」さくら「メェー…」女将「メェー!」さくら「…メェー」
2007.02.23
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テレビCMや番組で、時折懐かしい音楽が流されている。僕が小学校や中学校時代にヒットしものも多い。きっと、僕の年代層に販売促進をかけていることと、もう1つは制作側が僕と同じ年代なのだと想像が付く。僕の知り合いにも、そんな業界で仕事をしているヤツもいるので、なんだか音楽に乗せた便りが届くようで、つい耳を傾けてしまう。 絶版になっている矢野顕子の楽譜を入手した。「ごはんができたよ」というアルバムで、僕はこの作品が大好きだったのだ。 楽譜は、思いを届けるための設計図だ。当時はまったく気がつかなかったけど、音符の流れを読んでいくと、とても美しい流れができあがっている。耐震偽装な設計図では、とても心に届く音符の配列は記せないだろうな。 小、中学校時代の頃の音楽はとてもメロディアスだった。CMとかでリメイクされるものが多いのも、この年代に集中している気がする。「ごはんができたよ」は、そんな音楽の素材がつまった「ごはん」なのだ。 で、さっそく鍵盤に向かうが指が動かない。せっかく入手した「ごはん」が食べられないでいる。
2007.02.22
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これは、僕の家のビデオテープの山の一角だ。DVDに切り替えてから、ディスクが薄いぶん、こんなに混沌としなくなっているけど、ビデオテープを捨てるわけにもいかず困っている。 記録されているものは映画や音楽なんかが中心。釣り関係もやたらある。ここにあるテープに録画したものはさほど観る機会もなく、録られっぱなしで無期懲役の刑に処されている。 テープには、きちんと録画内容が記されているものもあれば、そうでないものもあって、かれこれ200本近くある山を整理するのは困難な状況。内容を確認しようとしても、テープが貼りついてしまって再生できないものもある。かといって、捨てるに捨てられない。 CDやらDVDやら記録媒体は進化しているけど、この先の記録媒体ってどうなっていくんだろ?10年後なんて想像もつかないや。結局はきちんと管理する能力が問われているんだろうな。 ところで、女性が主役のあやしい類のものはない。友人経由で来た不法なものは、友人経由で処理することにしているからだ。この分野の管理は、我ながらしっかりしている。
2007.02.21
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僕のまちのお城は、わざわざ甲斐の国から出張してきた武田信玄の攻略で落城した暗い歴史を持つ。なのに、NHKの大河ドラマ「風林火山」に便乗して、まちの活性化につなげようと大騒ぎしている。終戦記念日にアメリカの祝勝イベントを開いているような、実におめでたい話だ。僕は、素直に「風林火山」ののろしを上げる気になれない。気分的には「動かざること山の如し」で通している。 便乗商品もいろいろ登場していて、「陣とりづくし」なるお弁当もその一つ。1050円也。 説明によると、戦国時代の武将たちが行った「お狩り場焼き」にヒントを得て、●胸肉の燻製●モモとキモの蒲焼●香味味噌焼き●小鯉のすずめ焼き-などが仕込まれている。信州のブランド地鶏「信州黄金シャモ」を使用しているそうだが、不覚にも、後光がさすようなこんな名前の鳥が生息していた事実は未確認だった。 で、味については多くを語るまい。なにせ僕は「動かざること...」で通すのだから。どれだけの「陣とり」ができるのかは、黄金シャモの鳴き声にかかっていると言っても過言ではない。450年余の時を超えた、実にコケコッコーないくさである。
2007.02.20
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すっぽんは、血液をきれいにして体質改善すると言われている。低カロリーだしビタミンも豊富な食材だ。創作郷土料理のH亭が主催する、すっぽん料理と日本酒を楽しむ宴に誘われた。女将に「かっちゃん、今夜は眠れないわよ」と脅されたが、ここは一つ、すっぽんのように食いついてみよう。 すっぽんといえば、血を酒で割った赤酒。ちょいとグロいが、味わうことなく精をつけよう。 お造りの右上が、すっぽん刺。生姜醤油でいただく。けっこう美味しい。 上品な味わいだった煮こごり。ゼラチン質の相乗効果。 から揚げもなかなかいけるぞ。鳥と魚の間をとったような味だな。 真打登場。丸鍋は、この出汁が最高。コラーゲンが攻めてくるので要注意。 荒焚きは味が染み込んでいて、非常にやわらかい。木の芽との相性がいいぞ。 思わずうなる雑炊。おかわりしたい。鼻血が出そうな美味しさ。 さて、すっぽんを食べながら味わった日本酒は10種類近くあったが、僕が気に入ったのは新潟県の「加治川」。実はまだ発売されていないが、特別に飲ませてもらった。 新潟の酒は水のようにスッキリしているけど、この酒は無農薬米でつくった深い味わいが特徴。発売開始は3月1日とのこと。調子に乗って飲みすぎたら、スッポンポンになるような美味さである。
2007.02.19
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梅は紀州が有名だが、信州も結構がんばっている。僕の知り合いのKおじさんも梅づくりをしていて、「緑宝(りょくほう)」という品種を作った。梅を緑の宝というあたりが、おじさんの意気込みを力いっぱい表現しているといっていい。 この品種は、種が小さくて実が多い。なので、加工品にもってこいなのだ。それに目を付けたのが大手酒造メーカーで、「梅ワイン」をこしらえた。梅の果実酒である。甘いけどスッキリしている。アルコール分は9%以下なので、女性や子どもでもグイグイいけちゃうかも。 Kおじさんは、梅のほかにも果実系には並々ならぬ情熱を注いでいて、桃やアンズでもオリジナル品種を開発している。たまに遊びに行くと、いろいろと試食や試飲をさせてくれるので、とても良い人だと思っている。お土産でもらった梅ワインが冷蔵庫にあったので、今夜の晩酌にいただいた。苦節数十年の末に完成した梅ワインは、地元のスーパーで販売している。場合によっては他県でも入手が可能らしい。 おじさんは一通りの苦労話を終えると、決まって「うめぇワインだろ」と反応を伺って、僕の酔いをさましてくれる。
2007.02.18
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前夜、知人のMさん御用達のタイの店へ行く。鯛のことではない。タイ人のお姉さんがお酌をしてくれる店だ。Mさんは、外国人女性が好きなのではない。純で粋な国際交流に熱くなっているそうだ。 冬だというのに常夏のいでたち。生粋の異国人だが、「カヨ」とか「サヤカ」みたいな名を名乗る。片言の日本語のほかはパンヤパンヤしゃべってる。ビールを飲む際に氷を入れるあたりが理解できない。できれば、もう少し日本にとけ込む心構えがほしいところだ。Mさんは終始ご機嫌だったが、僕はクタクタになった。3軒もハシゴする心構えができていなかった。 家に帰ったのは午前3時近かった。そこで思い出したのは、後輩S君との釣りの約束だった。僕の家への集合は午前6時。おいおい3時間しか寝れないぞ。 インターホンで跳び起きる。S君の呼び出しだ。時計を見ると午前9時。やばい。3時間も待たせてしまった。あわてて仕度して詫びを入れる。が、「僕も起きたのは8時過ぎっす」とケロッとしている。心構えが出来ていないヤツだ。まっ、いいか。 車に乗り込むと、おにぎりとウーロン茶が用意されている。ついでにワンカップもあるぞ。熱燗がつけられるヤツだ。よしよし、良い心構えじゃないか。そういう心構えが魚釣りに役立つこともあろう。 解禁翌日なので、釣り人が少ない場所に行く。寒い。 ぜんぜん釣れない。二日酔いのせいではない。S君の心構えの悪さが釣れない原因である…ことにしておく。こんな時は早仕舞い。「以後、寝坊しないように気をつけるように」と厳しく指導したものの、時計をみれば1時間も釣っていなかった。ほんの数時間前まで8時間も飲み続けていたのにな。心構えの差かな?
2007.02.17
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焼き鳥屋Tに行く。カウンター5席、小あがりで8席程度の小さな店だ。炭火で焼く焼き鳥はネギマにはじまりシロ、カシラ、砂肝など。「ジンギ」というのもあって、これはジンギスカンを串刺しで焼いたもの。このほかにも、「魚肉ソーセージ」や「サバ缶」など、気軽過ぎるメニューもそろえている。 僕のお勧めは「チャルメラ」。名前の通りのインスタントラーメンで、家庭のインスタント食をそのまま出してくれるところがいい。醤油と味噌、塩の3品そろっていて、当然のことながらいつも変わらない味を提供してくれる。 今夜のお通しは、そばがき。店主のTさんは、昼間は観光客相手の食事処を営んでいるので、そば打ちのプロなのだ。そば粉をお湯で溶きネギを加えてある。醤油をちょっとたらして食べると最高である。なんてったってヘルシーだ。 続いての肴は「みそこんにゃく」。ゆずの香りがする味噌を、プリンプリンのこんにゃくにかけて食べる。酒にも合うし、こちらもなんてったってヘルシーだ。 今夜は肴がヘルシーなので、熱燗の味もヘルシーに感じる。健康薬品のようだ。だったらたくさん薬を飲もう。カウンターを挟んで、店主Tさんと薬をあおり合う。 2人で1升を超えた辺からロレツがまわらなくなってくる。薬が効いてきた証拠。今週は宴会続きだったから、きっとまた2日酔いになる。「もう深酒はやめよう」と反省し続けているのに、いつもこうなるのだ。こんな飲酒姿勢を正すような薬、どこかにありませんか?
2007.02.16
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車は「愛車」とか言われるぐらい、愛着を持って接する乗り物だ。新車だって中古車だって、それは同じことだと思う。僕は決して車好きじゃないけど、物に愛着を持つタチなので、休日の洗車場で全身びしょ濡れになっている人を尊敬さえする。 去年の春に車を購入した後、なぜか同じメーカーの新車カタログや成約キャンペーンみたいなDMが定期的に届く。よく考えてみると、とても不思議なセールスだ。 一般常識では、そんなに気安く車を乗り換える人はいないはず。自信満々の新車を売り出す気持ちはわかるけど、自ら「今度の車の方が良いですよ」なんていう態度は、愛着を否定するばかりか信頼感が薄れるだろうに。 国産車メーカーからは、こんなDMは来たことない。外国の人々はよほど乗り換えが好きなんだろう。まっ、車ならまだしも、これが人間だったら大変だ。結婚紹介業者が、成婚させたお客さんに対して「A子さん新登場!」なんて売り出すのと同じ。新婚家庭に「新妻に乗り換えキャンペーン」なんてDMを届けるのと同じなのだ。道徳交通法違反だな、これは。
2007.02.15
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世の中がバレンタインデーでうかれている雨の夜、僕は1人バーに向かった。道行く人たちには、雨にうたれる男の背中から、寂しさが漂っているように見えたに違いない。大人の男には、バレンタインデーなどというイベントは似合わないのだ。でも、本当は、Kさんのバーに所用があって行ったんだけど。 カウンターには僕1人。さて、今夜は何を飲もうか?と考えたけれど、頭の中にチラつくのはバレンタインデーにかこつけてうかれるカップル。別にどうってことないが、ちょっぴりうっとうしい。で、「Kさん、バレンタインデーに1人寂しく飲むイメージのカクテルちょうだい」と注文する。ニヤッと笑ったKさんは、間もなくこんなカクテルを僕の前にスライドさせた。 エンジェル・キッス。普通はカカオを使うけど、今夜はチョコを使ったという。カクテルグラスの上にはマラスキーノチェリーが置かれている。これをフレッシュクリームの中に入れてそっと持ち上げると、唇の模様が浮かび上がるのだ。 マラスキーノチェリーが、口を開く。「かっちゃん、用事があるから来たって言ってるけど、実際は他に用事がなかったってことじゃない?」いまいましいマラスキーノチェリーめ。キスしようと思ったけど、おまえなんか一口でやっつけてやる。 口の中に広がるのは、甘いチョコと生クリームの香り。ジャズが流れるバーのカウンターで、僕の時間がちょっぴり止まった。
2007.02.14
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通称「かっちゃん図書館」というのは、僕の書斎のような空間である。ここには書籍のほかにオモチャとかが詰め込んである。昨年、この部屋でゆったりと読書ができる空間づくりを目指し、僕は念願のオットマン付チェアを購入した。 このイスはなかなか重宝である。まずは、くつろぎの時間を与えてもらえる。身体を包み込む適度な幅と深み。軟らかすぎず固すぎず、何ともいい塩梅。ここで読書をすると首に負担がかからないし、オットマンの上に足を置くことができるので負担がかからない。長時間の読書にも耐えられる機能を備えているわけだ。 普通のイスだと、ちょっと油断するとひっくり返ることさえあるが、これはその危険性が皆無。腹筋運動だってできちゃう。体力づくりにも活用できる。試したことはないけど。ただ、問題もある。僕はこのイスで30分以上の読書をしたことがない。すぐに深い眠りに誘ってくれるので、読書に集中できなくなるのだ。なので、読書にはとても不向きな代物なのである。 購入後、僕はこのイスで1冊の本さえ読み終えたことがない。こうなると思いも寄らぬ事態に向かっていく。「かっちゃん図書館」に入館しても、本は持ち出すことが前提となってしまった。その上、このイスを見て見ぬ振りをする習慣さえ身につき、イスは僕のお友だちではなくなりつつある。うーん。本末転倒だな。 久しぶりに、オットマン付チェアと真正面から向かい合った。主人のいないイスが可哀想になってきた。こんな関係じゃいけない、と思った。とりあえず、その辺に放り出してあるおもちゃ置き場としての活用も視野に入れようと思った。
2007.02.13
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結婚式の引き出物で、カタログをもらうことが多い。アイテムが多いので、選ぶ方は大変だ。これなら、いっそのこと新郎新婦の独断と偏見で選んでくれた方がうれしい。 せっかくのお祝い事の後で、ほとんどの出席者が腕を組んで「うーん」ってうなっているに違いない。結果的に、「うなる結婚式」として収まってしまわないか心配だ。 さて、この連休中の結婚式でも、右へならえのカタログが家族のもとへ贈られる。よく見る商品が並んでいる。結婚式の内容がどんなに素晴らしくても、「カタログ並み」の印象として残ってしまいそう。 僕の場合、これまでいただいたカタログ商品で、半分以上は何も注文せずに済ませてしまっている。あまり欲しいものがないのと、ちょっと面倒だからだ。でも、今回はたまたまそんなことを考えてしまったので、きちんと選ぼうと思う。カタログから商品を選ぶ姿勢も、結婚式を思い出深くする要素であると思ったからだ。 でも、カタログ商品って結婚式でも葬儀でも同じ内容。お祝い事とおくやみのお礼が同じってのは、どんなもんだろう?やっぱり引っかかるな。この手の引き出物は。
2007.02.12
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べらぼうめ、そば屋に入って酒を頼まねぇ手はねぇだろ。おう、Sの字、熱燗の2本でももらっときな。おっ、お通しはフキ味噌かい。こいつぁ酒に合うぜ。 このT庵はなぁ、鴨を鉄板で食わしてくれるときたもんだ。ニシンなんかも、いいツマミになるぜぇ。ほら、こうやって軟らかく焼いた鴨にな、このフキ味噌を塗って食ってみねい。どうでい、イケるだろ。 おっ、何だおめえ、そば味噌を鉄板で焼くってか。ほー、なかなか美味そうじゃねえか。なんでぇこいつ、目ぇ細めてやがる。おうおう、オイラにも食わしてみな。ほー、こいつぁイケるぜ。何だとぉ、大葉も焼くってか。モモンガみてぇなヤツだな。ほー、こいつもイケるじゃねえか。しかし、何だなぁ。鉄板てぇのは立派だなぁ、おい。神様、仏様、鉄板様だぜい。おめえも世のため人のためになりたかったら、鉄板様ぁ見習ってみろい。 おう、ぼちぼち、そばでもたぐろうぜ。オイラはとろろそばにするか。 ズルッとすすってツルッと食うのが、そばっ食いよ。そばつゆにチョイとつけて食うのが通だとか言うヤツがいるが、んなこたぁ好きなようにすればいいやね。オイラ達はお上品に食う柄じゃねえわさ。 でも、おめえ何だな。こいつを鉄板で焼いたらイケるかな?姿形はちょいと違うが、さしずめ焼きそばって代物だろ。何だとぉ、んなもん食えねえだと!おめえの頭は鉄板みてえに固えなあ。
2007.02.11
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長野県S市は一昨年市町村合併して、人口10万人を超えた。このまちの日帰り温泉施設Hの湯は、僕にとって非常に思い出深い温泉である。寒風が吹き荒れる中、久しぶりにHの湯に行く。 Hの湯は公営の施設だが、こともあろうに、開設以来消費税を国に納入するのを忘れていた。合併してこの問題が発覚。合併前の旧村役場の職員は「そんな義務があるとは思わなかった」と弁明したらしい。僕はきちんと入浴料(入湯税込)を払おう。義務を遂行して権利を得るのが人の道だ。旧村民と思われるおじいさんたちと湯をともにする。 露天風呂からは遠く浅間山を眺めることができる。潜水する子どももいて、河童のようにのさばっているので要注意。 単純温泉。神経痛や婦人病などが主な効能。税金も後納した。
2007.02.10
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お友達のY子さんが女将をつとめる温泉旅館N荘は、文豪・島崎藤村ゆかりの宿で、テレビや雑誌に度々登場する。最近は推理小説「初恋の湯殺人事件」にも登場して、殺人事件ネタなのに関係者を喜ばせている。 一番大喜びしたのはY子さんだ。「かっちゃん、ほらここ、ここ。あたしが名前入りで登場してるの」というはしゃぎ様。書店に行って何十冊も買い込んでは、知り合いに売って歩いていた。よほど嬉しかったのか、「あたしのサインも付けちゃう」と言っては、相手を困らせていた。僕も、「サインはいらないけど、本は買うから」と言うのが精一杯だった。 ストーリーは、どこにでも転がっていそうなご当地ミステリー。本の内容はともかく、こんな物騒な殺人事件は、できれば起きてほしくない。 本のことをすっかり忘れていた今日、N荘に立ち寄った。ちょっとしたお土産コーナーに、この本はまだ何冊か積まれていた。殺された被害者は小説の中の人物ではなく、Y子さんだったのだ。実にミステリアスな結末だな。
2007.02.09
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「風流人 早春の詩情たずねる おどり喰い」。こんな俳句が記された佐賀県唐津産の白魚を食べる。春になると川の下流で産卵をするので、白魚は春の使者なのだ。ここはひとつ、踊り喰いで近づく春の訪れを味わおう。 Iちゃんの店に同席したN君は、「噛み噛みするとイケますよ」と言う。隣の席の後輩S君は、口に入れた瞬間「ウヒョ」とか言って暴れまくる白魚の生き様を感じている。僕は、半分「噛み噛み」、半分「ゴックン」で味わう。白魚にはウロコがないけど、目からウロコの食感は、泳ぐトコロテンのようだ。 続いて、「この時期では珍しい大きなイクラが入りました」とIちゃんが言う。さっそくいただく。 新鮮なイクラなので、皮が薄い。そして何よりも、ニワトリなんかと同様に、卵の味がする。鮭の卵なのに、卵焼きの味がするのだ。寿司屋のイクラからは想像もできない味。隣で「んー、んー」とかうなって食べている後輩S君に目をやると、彼の目はいつしか卵になっている。目からウロコが完全にはがれ落ちていたのだった。
2007.02.08
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一昔前に開店した「ドライブイン」とか、場末の「食堂」を見ると、つい足を向けてしまう。後継者らしき若者の姿もなく、壁には焼けた紙の上に「ライスカレー」「ジュース」みたいなメニューが貼られていて、値段の所だけ何枚も紙を重ねて修正してあったりしたら、その店は大アタリ。そんな期待をいつもしてしまう。 店の扉を開く前に、僕はふと思いを巡らせる。ここはどんな店なんだろう?たぶん、腰の曲がったおばあちゃんがテーブルの上を茶色い雑巾で拭いている。客が入ってきても、ちょっと耳が遠くて気が付かない。古いブラウン管テレビの上には招き猫やサボテンみたいな鉢物が置いてあって、NHKかなんかを大音量で流している。入口の横にはマンガ週刊誌が積んである。といって、新しい本ではない。表紙がなくて、ページがソースで張り付いちゃってる。 床はコンクリートがいい。所々に今朝撒いた水たまりができている。真ん中の部分が空洞になっている4本の足のイスは、ビニールが部分的にはげちゃって、イスを引く時に「ゴロゴロ」とか音を出す...。こういう食堂が好きだ。 後輩A君に紹介され、県道沿いの古びた食堂Iに入る。店の前には、かつて何かを植えていたようなプラスチックの鉢がズラリと日光浴をしている。こういう店は得てして「アタリ」だ。店に入った瞬間、僕らの前に立ちはだかったのは、「ンゴー」と音を発する灯油式大型ストーブだった。 たまらない。もう、これだけで殿堂入り決定だ。店内を見渡すと、メニューの配列はもちろん、複数のカレンダーをあちこちに貼ってある。完璧だ。僕はすでに、この店の味の想像がついた。僕はチャーシューメン、A君は日替わり定食(イワシのフライ)、S君は肉うどんを注文。 いずれのメニューも漬け物付き。定食にはバナナも付いている。抜群だ。最高だ。濃いめの味付けと2人分はありそうな量。味は食堂の王道を行っている。 牛乳瓶の底メガネをかけているおばあちゃんに、ありったけの感謝する。「おばさん、ごちそうさま!」。おばあちゃんは返事もせず、厨房の中へトコトコと消えていく。あれっ?もう1度大きな声で言い直すと、小さな身体からは想像もつかない大きな声が、厨房の中から返ってくる。「いらっしゃあい」。
2007.02.07
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キリンラガーのCMが気になるお年頃になっている。缶ビールが飲みたくなる-というのではなくて、出演しているミュージシャンに思い入れがあるのだ。ちょっと前まではサディスティックミカバンドがフィーチャーされていて、最近はYMOが登場している。 義務教育時代の僕は、当時流行のフォークソングに付いていけず、ちょっとキッチュなミカバンドなんかを聴いていたのだ。イガグリ頭が出会った音の文明開化は、イエローマジックオーケストラの繰り出すTECHNO POPでもあった。 あれから、二昔以上も経ってたんだ。CMで使われている「RYDEEN」は、オリジナルテイクよりも肩の力が抜けた音。哲学的な音楽販促をしてきた人たちなので、音も映像もいい感じで枯れている。みなさんお歳をお召しになったが、僕も同じ年月を歩いてきたのだ。時代も、僕も、形の見えない音楽のように流れている。 以前に買ったCDを引っ張り出して、久しぶりに聴いてみる。 かつて受けた衝撃は、今なお心のどこかで振動している。だから、時代は変わっても感動は変わるはずがない、と思う。「ジダイハ カワル。キミハ カワルナ。」テクノロジーを身にまとった旋律が、そんな言葉を投げかけているかのようだ。缶ビールの向こう側から。
2007.02.06
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町はずれにあるPという居酒屋は、ログハウス調の造りでアメリカの小田舎に来たようだ。店内にはアメリカンロックが流れていて、カウンターとテーブル席が「若者ご一行様ごあんなーい」みたいに出迎える。ジャンクフード中心のメニューで、カクテルやらビールやらの種類が多い。ノンアルコール類も豊富で、隠れ家好きなお嬢さんたちに人気があるらしい。 ところが、この店には座敷の別棟が増築されていて、「年輩の方の収容も可」みたいな空間も用意されている。ポイントはコタツだ。 僕が座ったコタツは六人用。冷え性連絡協議会の方に持ってこい。カルタとり愛好会のみなさんにも持ってこい。よこしまな考えを抱くグループ交際の一派にも持ってこいなツールである。 先輩Uさんと、この店のオーナーの父親Kさんと3人で飲む。夜7時過ぎから始めて、気が付けば12時を過ぎていた。もちろん、酒も過ぎていた。コタツの懐の深さを痛感したのである。
2007.02.05
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朝、部屋の窓から吉田川を眺めたら、夜明け前に降った雪が川岸の石にうっすら積もっていた。「これじゃ釣れないな」なんて考えていたら、研ぎ澄まされたような冷気の川面に、真っ青なカワセミが一直線に飛んできた。対岸のネコヤナギの枝から、僕らを見ているかのよう。寒さで釣れなくても、充分補える感動をいただく。 ●釣りの部 吉田川上流に入る。風に乗って木々にまとわり付いた前夜の雪が舞ってくる。足元にはシカや小動物の足跡が残っている。僕らは2時間ほど釣るが、みんなアタリがない。美しい光景を見ただけでも気持ちは満たされる。「釣りはともかく、いい写真になりそうっすね」と後輩S君。●飲食の部 アマゴは釣れなかったが、食べ物には釣られる。「釣った人には餌をやる」が人の世の情けなのだ。 濃厚な味で名を馳せる「明宝ハム」。道の駅で自家用を数本仕入れる。 このハムをフライにした「明宝ハムフライ」は1本100円。何もつけなくても、そのままで味が広がる。今回は2本たいらげる。 初めて食べた「とうふカツ」も100円。辛めの味噌味が抜群。とうふ田楽のような味わい。添えてあるのはキャベツ。味噌に合う。 帰路、高山のとある有名店で中華そばを食べる。店内は満席。店員さんによると、「いつもこんな感じです」という。ところがかなり不味い。不味い食べ物をニコニコしながら食べる時って、結構楽しくて好きだ。 後輩S君とSちゃんは「大盛りイカ焼きそば」を注文。一口食べてニンマリしたのは、相当に不味かったからだ。S君は「ぺヤングの方が美味いっすわ」と笑いをこらえてズルズルしている。「焼きそばどころか、ヤケそばだ」とSちゃんも完食。 これも高山で食べた「飛騨牛の天むす」。肉を揚げていて、塩気の効いた味。これを食べる前には、飛騨牛の串焼きも食べたので、若干の胃もたれを感じる。●お買い物の部 郡上八幡の坂東という店で買った雛人形。古布がループ状の着物になっている。雛人形はもともと男向けではないので、興味すらなかった僕が、どうしても欲しくなってしまった作品。お店の人によると、「質の良い着物でないと、こういう作品はできないんです」とのこと。手のひらに乗る小さな世界だが、幾多の職人の技術と心が、形を変え用途を超えて息づいている。値段もお手頃。 布由さん作。 お子ちゃまの頃から、なぜかしら好物の「タコさんウインナー」。郡上八幡のサンプル屋さんで購入する。毒々しい赤味がうれしい携帯ストラップである。 帰り際に立ち寄った温泉で、すっかり酒が抜けてしまった。あわてて補給するも、結果、助手席発大イビキ通信としてエンジン音を掻き消すことになったらしい。郡上八幡を再び訪れるのは、いつになるか...。そんなことを思い描く時、僕らの釣り旅は既に始まっている。僕の大イビキは、その報せである。
2007.02.04
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僕の家から岐阜県の郡上八幡までは、松本市、飛騨高山を抜けて約4時間の道のりだ。早朝、峠の気温はマイナス13度。2月3日の郡上八幡は、普段以上にアルコールの支援が必要になる。思い起こせば、朝から晩まで飲み通しだった。 ●釣りの部 放流されたアマゴが、群れなして泳いでいるのが見えた亀尾島川。後輩S君は「すっげぇ泳いでますよ」と大声を出すが、近くに釣り人がいたので「ぜんぜん泳いでないっすわ」と訂正放送する。 案の定、僕ら全員が間髪入れずに釣り上げる。それぞれ1匹釣った時点で竿を仕舞う。放流されたばかりのアマゴを釣るのは、釣堀に来たようなので本望ではない。今年初めてのご対面を果たしただけで、もう充分なのだ。なんと淡白なことか。●飲食の部 釣りの後は飲食ツアーを慣行。まずは、みたらし団子。このまちに来た時は必ず食べる。 川岸にあるそば店。釣友Sちゃんは、「甚助そば」を注文。僕と後輩S君は「昔なつかしい焼きそば」をいただく。量も油も多く、Sちゃんから胃薬をいただく。 宿の夕食はしし鍋。すんげえボリューム。猪突猛進で食べる。●物見遊山の部 今回、初めて郡上八幡に足を踏み入れた後輩S君のために、まちのあちこちを案内。 まちの中央を流れる吉田川では、鯉のぼりの寒ざらしが行われていた。 今宵の宿は、吉田川に面した歴史を感じる造り。そのため、エアコンはフル稼働するが底冷えが残る。寝床の配置はこんな感じだった。必要な時、必要なぶんだけコタツに足を入れることができる。みんなで大感激する。 夕食を終え、1時間もすると「寝酒買いに行こう」とSちゃん。日本酒やら缶チューハイやらワインやらビールやらを買ってくる。こと酒類に関して、僕らは淡白ではない。これは、睡眠に関しても同様。郡上八幡2月3日の夜は、廊下まで響き渡るイビキとともに暮れていくのであった。
2007.02.03
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東の空を大きな月が登っていた。んー、見事! 今日の信州は北風が強く芯から寒かったので、空はすこぶる澄んでいる。満月が水の中の果物のようににじんでいる。でも、僕のデジカメではこんな程度にしか写らなかった。 今夜は早めの就寝で、明日未明には後輩S君、釣友Sちゃんと郡上八幡に向かう。男3人が、お魚を求める極めて濃厚な旅に出るのだ。 満月の夜、狼男は狼に変身する。美しいアマゴを求め、僕らの目つきも、きっと狼男並みに変身しているに違いない。待ってろよアマゴ!ワォーン!
2007.02.02
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スナックを経営するYちゃんが、お誕生日を迎えた。仲間うちでお祝いをする。 Yちゃんはとても明るく楽しい性格で、みんなに親しまれている。笑う時は歯茎をむき出して喜ぶので、暗い場所で見ると「こりゃ、たまらん」レベルの怖さ。でも、夏場の納涼なんかには必要不可欠な女性である。 いい歳して、みんなで「はっぴーばーすでぇー」を歌う。どこか民謡のような歌いまわしである。大きなろうそくを4本、小さなろうそくを3本立てる。Yちゃんは数学が苦手なので、「あたし、23歳までしか数えられない」と、歯茎をむき出して笑っている。 宴会で、こんな料理が出てくる。 ヒオウキガイである。じっくり焼き上げてあって、「こりゃ、たまらん」を連発する。 ヒオウギガイは、真珠養殖の副産物だという。僕にとっては真珠よりも尊い味だ。「花より団子」な女性には、地団太を踏む美味さであろう。誕生日会の思わぬ副産物であった。
2007.02.01
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