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連日の宴会で、1次会を楽しめない自分に気が付く。お酌合戦やらお話やらで、落ち着いて酒や肴を味わえなくなるからだ。 そんなことから、夜の宴会(おじさん中心)を終え、スナックでの2次会をお断りして、1次会で隣の席にいたAちゃんを連れてIちゃんの店に行く。 Aちゃんは、神奈川県出身。信州大学教育学部で先生の道を目指すも、「自分には合っていないので」と地元ケーブルテレビ局に入社。今日に至る。彼女は結構立派な体格で、剛毛をグッと束ねた感じは薩摩藩士のような風貌。なので、僕らの仲間は彼女のことを「おいどん」と呼んで、勝手な親しみを寄せている。 Iちゃんのお勧めしてくれた本日の一品は、キュウリウオの塩焼きだった。 キュウリウオは、その名の通りキュウリのような香りがする。魚の種類の上ではアユと同じグループだが、アユ以上の香りが楽しめる。Iちゃんは、焼く前にその香りを嗅がせてくれた。「すんげぇいい香り(でごんす)」と、おいどんAちゃんも喜んでいる。 この魚は北海道方面でないと鮮魚として味わえない。透き通るような白身の繊細な味、粘りけのある肉質。加工品とは違い、信州ではなかなか味わえない世界だけに、鮮魚維新の香り高い。 おいどんAちゃんは、しばし会話を忘れて「フング、フング」と食べている。気が付けば午前1時をとっくに過ぎていた。おいどんAちゃん、日本の夜明けは近いぜよ。
2007.01.31
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車で30分圏内に、酒蔵が十五蔵もあるこの地方は、全国屈指の酒処。日本国内で、これだけ蔵が密集している地域もめずらしいはずだ。まちの空気にも、どことなく酒の香りが漂うのは、僕が二日酔いのせいばかりではないのだ。 この時期、冬季限定「しぼりたて生原酒」が一斉に出回る。しぼったままの新酒は、加熱や加水処理をパスして瓶詰めされる。まっさらで、独特なウブな味わいを愛する人は結構多い。それでも、アルコール度数は高めなので、「飲まれちゃう」方はご用心。酒は、どことなく女性と共通する部分があるのだ。 今年、初めてのしぼりたて生原酒を購入し、浅間山をバックにパチリ。この構図には何の意図もないが、一口飲むたびに活火山に変貌していく僕の五臓六腑は、早くもマグマのようにうごめいている。夜までガマンしよ。
2007.01.30
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やあ、みんな元気?僕は、かっちゃんの黒子です。 週末に釣りに行くかっちゃんを、素肌の上からサポートしちゃうのが僕の役目。かっちゃんからは「防寒対策これで完璧」とナデナデしてもらいました。 僕は人目にさらされることがないけど、日焼けすることもない。黒子の運命ってヤツは複雑だな。えっ?気味が悪い?そんなこと言わないで。僕は泥棒に入るための作業着ではないんだから。 あっ、そろそろお別れの時間だ。もう、みんなに会う機会はないと思うけど、みんなの夢の中には出られると思うよ!できれば、その時のために僕の名前を付けてくれるとうれしいな。「LL」とか、「男性用肌着」とかはイヤだからね。じゃあね!バイバーイ!
2007.01.29
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スポーツショップに出かけ、1週間後の郡上八幡旅行に使う防寒グッズを探す。寒さだけではなく、雪が降った場合も考えなくてはいけない。とりあえずは、肌を覆うものがほしい。2月に釣りに行くのは久しぶりなので、こういう準備は手を抜けない。せっかくの釣り初めに、釣果も身体も凍えてしまっては切ない。 まずは、手袋がほしい。釣りをする時は、指先の作業が多い。だから、指先がない手袋の方が好都合なのだ。釣具メーカーからも発売されているが、「いかにも」という感じでしっくりこない。それでも、釣り以外ではこういう手袋はあまり必要とされていないらしい。「こうなったら、軍手の指先を切って使おう」と思っていた矢先、陳列棚から視線を感じる。 あった、あった。フリースだから軽いし、指をカバーする部分も付いている。いいぞ、いいぞ。これなら釣りの最中にウイスキーなんか飲む時に便利だ。 レジに向かう途中、陳列棚から何かが僕を見つめている。何だ?インナーウエアだ! 商品説明を読むと、何だか難しい横文字が配列されている。面倒なので、キャッチコピーだけに目を通す。「冬、対戦相手の前に立ちはだかる『寒さ』という敵を打ち破る」と書いてある。いいぞ、いいぞ。サイズを確認して購入。 帰宅してから着てみる。温かい。それでいて、黒子のような遠慮深さがいい。 と、ここで、肝心なものを買い忘れたことに気がついた。ショップの中、頭の中で僕は「防寒、防寒、防寒」と繰り返していたのに、「ボウ」まで行きながら肝心な「帽子」に至らなかったのだ。明日もスポーツショップに行かなきゃ。今度は「忘れ物ボウシ」だぞ!
2007.01.28
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冬の軽井沢で結婚式を挙げる後輩N君を祝福しに、老舗ホテルOに行く。 軽井沢は「アーメン」とか賛美歌が似合うまちだが、僕にとってはこの時期の寒さがツライ。教会前の参列者記念写真を終え、とっととウエルカムドリンクをいただく。ビールとウイスキーを飲み干したら、上品な女性従業員が瓶ビールを1本「ドン!」と置いていってくれた。 N君はリンゴ農家である。父親の背中を追いかけながらリンゴ栽培のノウハウを学んでいる。そんな折、ちゃっかり彼女を探した。小柄なかわいい女性で、N君にはもったいない。6月には子どもも誕生するというから、N君はリンゴ栽培よりも子ども栽培に長けている。 式場となったホテルは、しっとりとした落ち着きがあって、「アーメン」好きな方にお勧め。挙式やパーティの参考になればと思い、老舗キュイジーヌをカメラに収めた。 式では、独身女性によるブーケ争奪戦があり、見事、先輩Uさんが「これで3度目」のブーケを手中にした。3回もとってりゃ1度や2度の結婚をしてもいいのに、どうも彼女は結婚よりもブーケに興味があるらしい。 N君の母校である農大名物ダイコン踊りもあったので、合わせてご紹介。 最前列だった僕らのテーブルは、居酒屋の宴会のような騒ぎだった。余興の人々に「とてもやりにくいッス」と褒められる。新郎新婦以上に、「ご指導、ご鞭撻」が必要な僕らであった。アーメン。
2007.01.27
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我が家の庭先に、米を大盛りにした器がある。冬場の餌不足に悩む野鳥のために、僕が正月早々から準備していたのだ。今日、初めて鳥が米をついばんでくれた。 たぶん、こいつはヒヨドリだ。食べている時は「キーキー」鳴いて、実に落ち着きが無い食べ方をしている。仲間を呼んでいるのか、「こっちに来るな」と警告しているのか。ヒヨドリは、無我夢中で食べている。僕も無我夢中でカメラのシャッターを押す。 器に大盛りにしてある米は、新潟産コシヒカリ。高級米である。この米は仲間とキャンプをして、ハンゴウで米を炊いてカレーを食べた時の残り物だ。しかし、この米の精米は「平成10年」とある。昨年の暮れ、たまたまアウトドア道具類の整理をしていた時に再会した。捨てるのが面倒だし、もったいないので、「せっかくだから」と正月早々に庭先に献上しておいたものだ。 このヒヨドリは、明日も来てくれるだろうか?問題は、「平成10年精米」と記しているこの古米の品質に、どれだけヒヨドリが耐えられるか、だ。日本の米政策に、ヒヨドリは風見ドリであってはいけない。ヒヨドリの厳正なる審判を待つ僕なのである。
2007.01.26
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何回目なのか、都合よく忘れた誕生日を迎えた。髪結いMちゃんから「Iちゃんの店で一杯やろうよ」と連絡が入る。小料理AのIちゃんも、僕と同じ誕生日なのだ。お祝いは、たくさんの理由があった方が楽しい。 Iちゃんは粋なぐい飲みをプレゼントしてくれた。お店からも吟醸酒1升をいただいたので、居合わせたみんなで味わって「乾杯、乾杯!」。 スナック経営のYちゃんは、女性らしいチョイスで、おっぱいの形をした灰皿をプレゼントしてくれた。「これ、あたしのに似てるでしょ!」と言って聞かないが、おっぱいは置いておいて気持ちだけはありがたく受け取って「感謝、感謝!」。 髪結いMちゃんは、忙しい中、わざわざ隣まちまで行ってケーキを買ってきてくれた。マフラーまでもらってしまい恐縮して「感激、感激!」。 塾講師をしているM子ちゃんと、おもちゃ屋のYちゃんもグイグイ飲んでお祝いしてくれた。その心意気に「感心、感心!」。 吟醸酒が空になったところで、Kさんのバーに行く。Kさんからもオレンジのカクテルをプレゼントしてもらう。吟醸酒の後のカクテルの美味さに「感動、感動!」。 ところで、僕とIちゃんを除き、今年の誕生日をお祝いしてくれたのは皆女性。一部綺麗どころに「感涙、感涙!」。 お化粧の乗り具合が気になる各自の年齢公表は控えるが、女性軍の合計年齢は170歳超。数式で言うと「還暦+還暦+還暦!」。
2007.01.25
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今年、週1の番組を受け持つことになった地元FM局の収録に臨む。スタジオに入るのは2年ぶりで、牢屋のような密閉空間が懐かしい。かつて受け持っていた番組(と言える代物ではない)は、すべて生番組だったので秒単位の切り替えに若干苦労したが、今回は局アナとスポンサーの女性社員とのトークで、しかも収録。なので、気分的にも楽だ。 僕が品が無いことを知っている局アナは、ちょっぴり緊張している様子だ。僕は突然何を言い出すかわからない。そのうえON AIR中でもあくびはするし、変な顔して笑わそうとするし、打ち合わせになかった話を展開するからだ。今日も、「日照時間が多いこの地域には、シミ・シワ・不美人が多い」なんてことを口走る。 以前、そんないい加減なキャラクターの僕を想像して、リスナーから似顔絵のFAXが送られてきたことがあった。「かっちゃんはこんな顔」というタイトル。丸い身体に丸い顔。まるで福笑いのようなパーツの配列。「どちらさん?」的な幾何学絵画だった。 収録中、突然その絵のことを思い出し、意味もないところで思わず「イッヒッヒ」という笑い声を出してしまった。「イッヒッヒ」は放送禁止用語ではないから、収録は一発OK。放送は許認可事業なのに、無認可に近い僕の話は電波を汚すようで申し訳ない。出演者の意向を尊重し、見逃して...ではなく、聞き逃してほしい。
2007.01.24
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昼食はイタリアンになった。最近開店したTという店。白を基調に、シンプルな内装が清潔感を発信している。店内は5つほどのテーブルしかない小さな空間。イタリアンだが、アメリカ製オールデイズのBGがふんわりと流れている。先客の女性2人が、楽しそうに会話を弾ませている。 こともあろうに、今日の同席者は後輩S君だった。ブラインドに透く明るい店内に、非常に不釣り合いな空間ができあがる。心なしか、きれいな女性店員さんの口元がゆがんでいる。イタリアンレストランで、「ラーメンセット2つ!」とオーダーしそうな輩である。無理もない。楽しいランチを台無しにしてしまいそうな空気さえ漂っている。 美しい料理を、野郎2人がガチャガチャと食べる。「これ、結構いけますわ」と、それぞれの料理をつつきあう。後ろにいる女性客の視線は、パスタと違って温かくない。こういう店は、野郎同士で来るところではないのだ。女性同伴で成立するのが、イタリアンレストランの空間であることを痛感する。 そんな中で僕が注文したシーフードとシメジのスパゲティ。パスタの上のシジミやムール貝が、ポカンと口を開けている。料理にまで、あきれ顔された僕らであった。
2007.01.23
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足のかゆさの原因が、しもやけであることが判明した。一安心である。たとえ家の中であっても、裸足はいけない。特に今のような寒い時期は、ちょっとした油断が命取りになるのだ。何はともあれ、「水虫か?」という不安が消えて万々歳だ。これで、お気に入りの靴も履くことができる。 来月初旬に郡上八幡に行くことが決まり、さっそく釣具屋さんに行く。防寒対策はバッチリいきたい。冷気を遮断する長靴は準備万端だが、長靴に覆われる足を快適な環境に改善する必要がある。アンダーウエアはあるので、それなりの品質のソックスがほしくなる。 商品棚の奥にキラリと光る「吸汗速乾」という文字が目に飛び込む。さっそく「おばちゃん、これちょうだい」と購入。「釣り専用ソックスは具合いいよ。うちのお父さんも、こればっかり使っているから」という。おばちゃん一押しのソックスに間違いはない。汗を吸い取り、サッと乾く。外気との温度差で生じる結露も、このソックスで対応できるだろう。 帰宅して、説明書に何気なく目を通す。「防菌・防臭機能付き」とある。ありがたい。間違っても水虫にはなりたくない。「紫外線を90%カット!」とある。真っ暗な長靴の中でも、UVカットもしてくれるのか。素晴らしい。なになに?「肌面のカサカサ・突っ張り感もなく、サラサラの清涼感」。なるほど、ん?清涼感?。ソックスを見る。やけに薄い。厳冬下のアウトドアには確実に不向きな保温感を反映した薄さだ。 やばい。これは防寒用ではない。これを履いて釣りをしたら、しもやけに逆戻りしてしまうじゃないか。
2007.01.22
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我が家のリビングにあるダルマは、とてもひょうきんな顔をしている。 通常、国内に生息しているダルマは、とても怖い顔をしている。名曲「ダルマさんの歌」で歌われているように、「笑うと負けよ、あっぷっぷ!」に耐えられる形相なのだが、このダルマは笑いっぱなしで、既にこの勝負に負けている。 七転び八起きの縁起も、このダルマには当てはまらない。横に倒すと、そのままの姿勢で笑っている。実に、笑ってごまかすダルマなのだ。 僕は毎年、通常のダルマも購入している。一年間、我が家の神棚に居座り、「どんど焼き」という行事で火葬される運命にあるのだが、このダルマはなぜか葬ることができないでいる。この笑顔を見てしまうと、僕はダルマのように手も足も出ない。それが、このダルマの縁起なのだ。 当年とって3歳。にらめっこには弱いが、「笑いっこ」にはめっぽう強い。僕のブログに遊びに来る方々の中には、日々、苦しい思いや悲しい思いと相対している方々がいる。少しでもこのダルマの縁起を担いでほしいと、紹介させていただいた。「泣いたら負けよ、あっぷっぷ!」してほしい。
2007.01.21
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埼玉県に住むB君の別荘が、僕のまちのはずれにある。週末になると、家庭菜園を楽しんだり息抜きにやって来る。そのB君が、首都高でほかの車をゴボウ抜きにして、70kmオーバーのスピード違反で表彰された。そのご褒美に、B君は運転免許を預ける代わりに楽しくも苦しい講習を受けることになった。出兵するために当面遊びに来れなくなるB君との、しばしのお別れ会を開くことにした。 B君にとって、昨年はとても大変な年だった。長年好意を抱いていた女性との関係が悪くなってしまったのだ。男女の関係は車の運転よりも難しい。たぶん、その焦りがアクセルに伝わってしまったのだろう。今では警察との関係も悪化し、「国家が信じられない」と酒のピッチを上げる。 来月、僕は仲間と岐阜県の郡上八幡へ釣りに行く。既に、宿は後輩S君が抑えてある。これをB君に伝えると、「何かに感動したいから、鉄道を利用してでも行きたい」という。川にスピード違反はない。心配することはないぞ、B君。 しばしのお別れ会に、蕎麦屋のM君が駆けつける。「かっちゃんが大好物だから」と、自作のゴボウの味噌漬けを持参してくれた。細くても、歯ごたえがあって味のしみたゴボウの味噌漬け。B君、僕らの人生も、こんな感じで漬かりたいな。
2007.01.20
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夕方、小料理屋のIちゃんから「サメの心臓が入ったよ」との連絡があり、後輩Y君とS君を誘って店に入る。 Iちゃんの店には、彼が釣った魚の写真が飾ってある。「小料理」にしては、とても大きなブラックバスとシーバス(スズキ)の写真で、お客さんの目を引いている。 Y君も、写真をじっと見つめている。Y君は釣りをしないが、自称「魚大好き人間」で、さっそくスズキの写真を指差して「この魚は何という名前ですか?」と聞いてきた。「何だと思う?」と僕。衝撃的な答えが返ってくる。 「アンコウ!」。 ?...似ても似つかないではないか。おまえ、どういう感性で発言しているのだ!S君と僕は、声を裏返してのた打ち回る。気を取り直すまで、若干の時間を要する。 僕は、恐る恐るブラックバスの写真を指差し、「それでは、この魚は何だと思う?」と聞いてみる。衝撃的な答えが待ち構えていた。 「んー、ニシキゴイ!」 S君と僕は、声を裏返してのた打ち回る。よりによってコイとは。しかも「ニシキ」付き。何でも言えばいいってもんじゃない。こんなにオツムの弱いヤツにかまっていられない。 Iちゃんの仕込んでくれたイワシが来る。30cm級の大きなイワシを、手間隙かけて調理してある。ちょいとワサビを乗せて、そのままいただく。酢の染み込み塩梅が絶妙。幸せの一瞬だ。 ところで、イワシは魚へんに弱いと書く。読んで字のごとく、繊細な魚なのだ。 ちなみに、頭へんに弱いと書くとY君になる。煮ても焼いても食えないので要注意。「美味いっすね、この魚」と喜ぶY君に、僕はあえてイワシの名前を告げなかった。
2007.01.19
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週末に投票を控えた僕のまちの市議会議員選挙。朝8時から夜8時まで、選挙カーから手を振る女性に「お願いします」と言われ続けている。こんなに多くの女性にお願いされる毎日はない。なので、これ以上お願いされても困るという意思表示をしようと、期日前投票に行ってきた。 簡単な投票を済ませると、こんなものをもらった。 僕のようにマジメに投票をすると、ご褒美に携帯用カイロがもらえる。これは、地元の商店のみなさんが行っている「選挙セール」の一環。投票率を高めながら、地元商店での買い物も促そうという企てなのだ。 でも、どうせならカイロとか割引セールなんかよりも、ご褒美には投票権がほしい。こんなに多くの人たちにお願いされているのだから、少しでもその期待に応えたい。市民の期待に応えるのが議員だけど、候補者の期待に賢く応えるのは市民の特権でもあるのだ。「期日前投票をした人には、もう1枚投票用紙プレゼント」みたいなイベントないかな。低迷する投票率だって、グーンとアップするだろうに。
2007.01.18
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恵方巻きの文化は信州にはなかった。なのに、コンビニエンスストアの振興が、地域文化を全国各地をスタンダードに伝わってしまった。そんな文化人類学系の話題が、今夜久々に訪れた近所の焼き鳥屋Tで盛り上がった。 地域文化が「恵方巻き」のように均一化されている今では、もともとはローカルなピンスポット情報が、おかしな付加価値を付けて身のまわりを周遊している。逆に言うと、世界各地の話題は瞬時に知ることができても、隣の家の話題にはうとくなっているのが現代なのだ。 とことん飲んで帰ってきた僕を迎えてくれたのは、玄関に大晦日から飾り付けていた正月用の植物だった。松の内も終わっているのに、正月気分をこんなところに残してしまっていた。どうりで酒が抜けなかったわけだ。 一番身近なものが見えなくなっている現代。我が家でそれを実証するとは、何とおろかな現代人なのだろう、僕は。恵方巻きどころか、阿呆巻きだな。
2007.01.17
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我輩は靴である。名前はまだないが、人は我輩のことを単に「26.5」とか「8と1/2」などと呼び捨てにする。新年早々ご主人様の目にとまり、我輩はご主人様のしもべとなった。世間にデビューする日も間近のはずだった。 ところが、明けても暮れても雪が消えず、我輩の出番はまだ来ない。それどころか、ご主人様は我輩を再度箱に仕舞いこんだまま、かれこれ10日以上もほったらかしにしている。 酒の匂いがしないご主人様と久々の対面を果たした今日、ご主人様の様子がおかしい。足の指に何かを塗っているのだ。「ちょっと痒い」などと独り言を言っている。ご主人様は足の指に「虫」でも飼われているのだろうか?そんな足なら御免こうむる。 えっ?「虫ではない」のですか?それなら早く我輩と出かけてくださいな。はぁ?「でも痒い」のですか?だったら皮膚科のお医者さんにでも診てもらったらどうです?気が小さいご主人様だ。何か心配ごとがあったら何でも打ち明けてくださいな。まったく虫臭い。じゃなくて水臭い。
2007.01.16
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武田信玄が戦の陣中食としてすすっていた「ほうとう」。連日の宴戦で疲労困憊の僕も、信玄にあやかろうと思う。D亭に行く。 かぼちゃが味噌に溶けている本場・山梨風と違い、僕が食べた「田舎ほうとう」は、キノコとハクサイ、ニンジン、ネギだけの具の単純なもの。実に、陣中食に相応しい質素さと素朴さがいい。戦の中での食事のように、ここはひとつ、ガーッと一気に食べてみよう。いただきます。 咳き込むこと風邪の如く、麺の多きこと林の如く、火傷すること火の如く、腹が出ること山の如し。 信玄の時代には、どんな味だったのか?今のような化学調味料もなければ、気の利いた出汁なんかもなかったろうに。これだけシンプルな「田舎ほうとう」なのに、味わいは限りなく深いという、ウソのようなホウトウな話。D亭のおばちゃん、大儀であった。
2007.01.15
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ブランド魚の代表格になっている関サバ。佐賀関半島の先端、瀬戸内海の早い潮の流れの中で、一本釣りされたものにしかこの称号は与えられない。 ポイントは一本釣りだろう。魚の疲労が最小限に抑えられるからだ。そして何よりも、いつかは釣りたい魚のひとつなのだ。 憧れの魚を釣るには、まずはその実態を把握しなければならない。このブランド魚が、どれほどの美味さなのかも身体を犠牲にして調査する必要がある。調査研究場所は、Iちゃんの店にする。町内の先輩Nさんを強引に誘い、暖簾をくぐった。 研究資料:関サバ 透明感のあるプリッとした肉質。適度な歯ごたえとシットリ感。醤油なしでも旨味が広がる。思わずうなってしまう。青物好きなNさんが「この日のために、普段から粗食に耐えている」と、うなっている。釣りたい魚に、僕が釣られた格好になった。恥ずかしさに、うなるしかない。 美味しいものに量はいらない。本日の調査研究はこれで終了と思ったところで、Iちゃんが「もうちょっと待ってもらっていい?」と引き留める。こんな時は何かある。出てきた追加研究調査資料は、これ。 うなるしかない。生まれて初めての味。あきれちゃうほど美味い。Nさんもうなっている。残念ながら、先程までの調査研究資料が消えてなくなる。関サバ惜敗。 「Iちゃん、これ何?」 「オコゼです」 いつか釣らなくてはいけない魚が、また1つ増える。うなるしかない。
2007.01.14
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めずらしく、1人でKさんのバーに行く。僕の「スッキリ、サッパリしたヤツ」という注文で、Kさんが作ってくれたのは、「ソルトニック」だった。 ウオッカはソ連系、グレープフルーツは南国系、ここに英国系のトニックウォーターが適量加わる。実にワールドワイドな飲みものだが、それぞれの母国同士は微妙な関係を抱えている。カクテルとは、面倒な関係を超越して一つのグラスで調和する「仲良しチャンポン」なのだ。We are all oneなのだ。 そんな世界をクイッと飲んでいると、Kさんが目の前できれいなカクテルを作っている。「それなーに?」と聞くと、フレッシュジュースだった。ほしい。アルコールを混ぜて作ってちょうだいと注文したのがこれ。 パイナップル、グァバ、オレンジの海に、七角の氷が浮いている。シャキッと甘い。フローズンにしてもいけちゃう。名前がないので、これからは「例のヤツ」で出してくれるそうだ。 普段喫茶店でチョコレートサンデーとか、かわいらしいケーキなんかを食べられない僕にとっては、一見女性向きに感じるこんなカクテルが際立って美味しく感じる。カクテルには、国境どころか男も女もない。We are all oneなのだ。 でも、今夜は1人で飲んでいる。実にOnly oneなのだ。
2007.01.13
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昨夜の夜の記憶が所々消えている。2次会はIちゃんの店、3次会はKさんのバーに行ったことは覚えているが、何を食べたり飲んだりしたのかが思い出せない。以前にも同様のことがあって、その時はデジカメがしっかり記録していたのでさっそく確認。が、そこにはOちゃんがグラスを持っている画像しか入っていない。Oちゃんに聞く。 「あれっ?かっちゃんさん覚えていないんですか?バーのマスターに、『この娘にはノンアルコールお願いね』ってイチゴのフレッシュジュース注文してくれたんですよぉ。グラス持ってこっち向けとか言ったじゃないですか!」 知らない。念のため、ほかのメンバーにも聞いてみる。 「Iちゃんの店でウド食べて、『こりゃ最高だわい』を連発してたじゃないですか!」 ウドは好物なのに、食べた覚えはない。せっかく美味しいものを食べたり飲んだりしても、記憶が飛んでいてはご先祖様に申し訳ない。 「そうそう、アンコウ食べて『これこれ、これだよ、これ』ってはしゃいでた」 「店に入るなりカウンターの女の人と握手してたし」 「じゃあ、イワシ食べたのも忘れたんすか?シッポまで食えってみんなに命令してましたよ」 失った記憶を埋める仲間の証言は、酒でも飲まなければ聞いていられない内容。今年1年間の深酒禁止を自分に言い渡す。執行猶予付きで。
2007.01.12
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宴会でお酌を受ける時、それが目上の方々である場合、杯やコップはある程度飲み干すというのが僕のやり方。注がれる酒やビールの分だけはスペースを作っておきたい。でないと、酒があふれてビショビショになるし、お酌してくれる人に失礼だ。 今夜は、とある地方公共団体の方々との宴会だった。ビールをコップ半分だけいただき、その後はいつも通りに熱燗にシフトする。そんな折、お酌される度に酒の味が変わってきたことに気がつく。熱燗であるはずなのに、どんどん温度も下がる。...やられた。徳利の中に入っているのは焼酎だったのだ。 ところが、「かっちゃんはイケルくちなんでしょ」「ま、ま、グーッと飲んで」なんて言う御仁のお酌が相次ぎ、杯の中はすっかり焼酎の味になってしまった。それぞれに飲めば美味しいのに、日本酒と焼酎のブレンドというのは、すこぶるまずい。 で、言わなきゃいいのに、ボーイさんに「日本酒をテキトーにちょうだい」なんて注文したので、僕の目の前は焼酎の入った徳利と、日本酒の入った徳利がごちゃごちゃに混同してしまった。呆然としている僕のところに、案の定「あれっ、今夜は酒が進んでいないじゃん、ホレホレ」みたいなお酌が始まる。もう逃げられない。2:8とか4:6なんていう日本酒と焼酎の絶妙なブレンドが、僕を泣き上戸に変貌させた。 今朝、雲の中から浅間山が顔をのぞかせていた。雲が切れずスッキリしない。僕の五臓六腑の状態と極似している。
2007.01.11
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私、生まれも育ちも養殖池です。寿司屋の水槽で産湯をつかい、姓は車、名は海老。人呼んでプリップリのクルマエビと発します。 西に参りましても、東に参りましても、とかく土地土地のお兄貴さん、お姐えさんにご厄介かけがちなる海老造です。以後、面体お見知りおかれまして、きょうこう万端引きたってよろしくお頼み申します。 四角四面はエビ刺し、塩焼。色は白いが水くさい。どうだ、ようし、踊り食いしちゃおう。焼けのやんぱち、クルマエビの踊り食い、色が透明で食いつきたいが、ピクピク動いて歯が立たないヨときた。 てぇしたもんだよカエルの小便、見上げたもんだよ屋根屋のふんどし。踊り食いとは良く言ったもんだなぁ、後輩S君。はぁ、よりによってまた半目開いて「デリーシャス」ってか。てぇことは、さしづめお前はインテリか?こうやって酒飲む時もなぁ、男ってのは顔で笑って心で泣いて、黙ってしみじみ食うものさ。それを「美味い美味い」とはしゃぐとは、どういう了見だ。何?写真なんか撮ってないで早く食えだと?それを言っちゃおしまいよ。
2007.01.10
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映画館が姿を消した僕のまちで、面白く映画を観ようと発足したのが、昨日記したグループ。で、1回目の黒澤作品に続き、2回目の上映会の企画に入ったところ、ひょんなことから、このまちを舞台にした映画がかつて撮影されていたことを聞いた。 それまでは「男はつらいよ」とか「釣りバカ日誌」程度しか撮影されていないと思っていたが、ちょうど僕が学生だった頃に「高原に列車が走った」という映画が撮影されていたらしい。主演は美保純さんで、所ジョージさんとかもロケに来たという。で、2回目はこの作品を上映することになったのだ。 実話をもとにしたこの作品はビデオ化されていなくて、興行用のフィルムを借りることになった。作品を所有している事務所が快く貸し出してくれたまでは良かった。ところが、事務所とのやりとりの中で、「美保純さんが上映会に行ってみたいと言い出した」という。個人的に会うならまだしも、上映会となると我々のグループだけで開くのはもったいない。さっそく、一般公開の上映会にまで発展してしまったのだ。 上映会当日は、会場超満員。主催者として映画を観ている時間さえない忙しさだったけど、打ち上げ会場でようやく美保純さんと話す機会を持てた。かつて、18禁映画のスターだった彼女にとって、この映画は女優として転換する作品だったらしい。なので、記憶にしっかりと残っていたということだった。実にきれいな人だった。 ところで、思わぬ方向に発展してしまった僕らの会は、こんなイベントを開いてしまったことで、周囲からの注目や期待を背負ってしまった。こうなると、逆に好きなことができなくなってしまったのだ。とりあえず、落ち着きを取り戻すまで活動を休止しようと決め、知らぬ間に今日に至ってしまった次第である。 映画を面白く観るというのは、結構大変だ。最小公倍数が、何事にも共通して楽しむ単位になってくる。だって、僕らは商売人ではないし、噛み締められない楽しみは、そんなに必要ないのだから。(映画を面白く観る・おしまい)
2007.01.09
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映画館が、僕の住むまちから姿を消して久しい。子どもの頃から、映画館に入ると場内を走り回っていた僕にとっては、懐かしい遊び場がなくなったようで、寂しい限りだ。 ただ、映画館というところはルールが厳しい。音の出る、例えばせんべいのようなものは食べられないし、お酒も飲めない。タバコなんかもってのほか。それに、近くでいちゃついているカップルなんかに気をとられているうちに、肝心なシーンを見逃したりするので、礼儀正しく凝視することが求められている。 数年前、気の合う仲間と、映画を面白く観る会を作ったのは、そんな些細なことが理由だった。普通の映画館では許されないことをしようと思ったのだ。酒やせんべいを持ち込んで、「バリバリ」「ゴクゴク」雑音を出しながら、場合によっては「今のところ、もう1回巻き戻して」も可。何でもありの映画鑑賞スタイルがルールになった。その記念すべき第1回目の鑑賞作品が、黒澤明監督の「隠し砦の三悪人」だった。 今でこそ、大画面TVが幅を利かせているが、映画館のスクリーンには及ばない。「バリバリ」「ゴクゴク」しながらの鑑賞は、もう最高だった。 そんなことを思い出して、久しぶりに「隠し砦の三悪人」のビデオを観る。1958年作。僕が生まれるかなり前の映画だけど、こんなに面白い作品を僕は観たことがない。ジョージ・ルーカスの「スターウォーズ」に多大な影響を与えたことで知られるこの作品は、巧みなストーリー展開や人間の心理描写、娯楽性、何をとってもそれを圧倒している。 映画を面白く観る会は、その後とんでもない方向に発展していくのだが、この話はまた明日。それこそ、「隠し砦」のような緊張感と充実感が待ち構えていた。大河ドラマ風に言うと、「その時僕らは知る由も無かった」のだ。
2007.01.08
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朝から横殴りの雪で、一面がみるみるうちに雪の山になった。なのに、S氏を誘って車で30分、上田市にあるM君のそば屋に向かう。こんな日はお客さんも来ないだろう。案の定、M君は店の前で雪かきをしていた。玄関前には山盛りの盛り塩、ならぬ雪の山。ダイナミックなお迎えを受ける。 浜松出身のM君のそば屋は、酒を飲むのに向いている。M君は日頃から肴の仕込みをしているので、結構珍しいものを出してくれるのだ。今日は、塩ブリを出してくれた。信州の年取り魚は、松本辺りから西側がブリ。東側は鮭になる。僕のところは鮭なので、塩ブリを食べる風習はない。塩ブリは、旨みが凝縮されていて酒に合うことこの上ない。 塩ブリは、脂の乗った寒ブリを寒風の中で干し、 塩をまぶして仕上げる。塩で魚の旨みを引き出す製法は結構あって、干物や寿司にも活用されている。日本人の知恵というのは大したものだ。僕らも、どっぷりと塩をまぶされたら、余計な水分やアルコール分が抜けて、旨みのある人間に成長するかもしれないな。 ざるそばで締めて店を出ると、雪は30cm近く積もっていた。辺り一面が塩のようで、見た目にしょっぱい。この手の「塩」は、控えめに願いたい。
2007.01.07
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「水飲み百姓子だくさん」なんていう言葉がある。昔の生活の一端を示したのか、はたまた戒めの言葉なのか。詳しいところはよく知らないが、子どもに縁の無い仲間がつくる「酒呑み百姓の会」というグループがある。 名前の通り、その実態は酒呑みなのだが、子どもの代わりに酒を造っている。遊休農地を借りて酒米を植え、稲刈りをして酒を仕込むまでの一連の作業を楽しんでいるのだ。 銘柄は故郷の山・浅間山にちなんで「あさまおろし」。最初のうちは酒にならずに焼酎になったこともあったが、数々の困難を乗り越えて10年近く頑張ってきた。今では、居酒屋さんとか酒屋さんでも取り扱うようになった。とても美味しい酒で、どことなく「山の酒」を感じさせる逸品だ。精白歩合は50%を超える純米吟醸生酒。しかしながら、作っている連中は太めの人間が多いので、こちらの精白歩合を高める必要にも迫られている。 僕は農作業が不得意なので、これまでに数回しか手伝っていない。そんな僕のところに、先ほど、このグループのブログ担当者のA君から、子ども、ではなく酒の仕込みのご案内が来た。興味のある方はご一読を。http://sakenomi.way-nifty.com/asamaoroshi/ このグループの会長S氏は、僕の古くからの釣り仲間というか、釣りクラブの同志。酒と魚には縁があるが、ご婦人ならびに子どもには縁が薄い。酒呑み百姓の未来は農業経営者と同様に、後継者不足に直面しているのだ。深刻さは別にして。
2007.01.06
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夕方からの宴会が終わって1時間もしたら、酒がスーッと抜けた。うれしくなって、黒澤明の映画を観る。棚の中に埋まっているビデオを、年末年始の間に少しずつ引っ張り出して観ている。「用心棒」「椿三十郎」「静かなる決闘」「酔いどれ天使」...。どの作品もこれまで何度となく観ているが、黒澤作品というのは観る度に違った芸術の扉を示してくれる。 黒澤映画作品に欠かせないのが三船敏郎さんだ。白黒の画質と音質のノイズの中に生きる三船さんとは、このところ連日顔を合わせている。すさまじくカッコイイ。生まれ変わったら、僕も三船敏郎になろうと思っている。 隣まちで骨董屋を営むSさんは昔、映画の小道具屋だった。当時、三船さんとも数々のテレビドラマや映画で仕事をしたそうだ。で、「三船さんはとても大きく見えるが、実際は170cmしかなかった」と教えてくれたことがあった。大俳優は、身長は高くなくても大きく見える存在だったのだ。 といったところで、僕のお気に入り「三船敏郎フィギュア」の登場である。コンビニで売っていた食玩で、大切にホコリを被せて保管している。 このフィギュアは身長5cm余り。大きく見えたら、それは三船さんの存在感の成せる業。これが「世界のミフネ」の世界なのだ。
2007.01.05
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毎度、ばかばかしいお話でお目汚しを。 正月ともなると、ちょいと気の利いたテレビ局なんてぇのは延々と寄席の中継なんざぁいたしやすが、観ている方の身にもなってほしいてぇもんですな。何がいけねえてぇと申しますと、酒に絡んだ噺が多すぎる。 「とぉとぉとぉ、もう結構!じゃ、ちょいと失礼して...ング、ング、ングッ」とかいうくだりがあると、聞いてるこっちまで飲みたくなりやす。 若手噺家ならまだしも、ちょいと年季の入った真打が高座にでてくりゃぁ、もういけやせん。噺の中の酒の肴がタクアンだろうと何だろうと、もう我慢ができなくなるてぇもんです。んでもって、落語観ながら酒をきゅーっとやりやすと、こいつがまた美味え。笑っちゃ飲んで、飲んじゃ笑う。酒の肴が落語になりやす。「毎度ばかばかしい」なんてぇもんじゃありません。 飲みっぱなしの正月休み。休肝日をこしらえようにも、こんな落語を見ていたもんだから、こちとら二日酔いどころか、正月四日まで酔い続けるてぇ始末。「かくばかりいつわり多き世の中に、酒の美味さはまことなりけり」なんてぇ申しますが、年明け早々、まことに肝臓にはよろしくないようで。
2007.01.04
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普段は道端に鎮座している道祖神が、正月3日になるとにぎにぎしく祭られる。僕の住む地区では、子どもたちが獅子舞といっしょに家々をまわる。僕の家にも、子どもたちが朝っぱらから来てくれた。 子どもたちは道祖神の歌というものを歌っていく。この地方版の歌の中で、道祖神は人という立場で、酒を作ったり家を建てたりと、大黒様と混同しているような存在。とてもマルチな活躍を讃えられている。 道祖神は、災いから集落を守ってくれる。僕の地区でもあちこちにいるが、普段は子どもたちにも相手にされず、散歩中の犬のマーキング地点程度の存在に甘んじているのだ。そんなことは関係なく、子どもたちは道祖神信仰伝承の確認作業と、お小遣いをもらって返っていった。地区の相場では500円から1000円程度だが、ご丁寧に各戸を回るので結構な額になる。子どもにとっては、お年玉の神様なのだ。
2007.01.03
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ハンバーガーの歴史をたどると、モンゴル遊牧民のタルタルステーキに行き着くらしい。挽肉料理というところがポイントで、欧州諸国に伝わりハンブルグ風のステーキになって、アメリカでバンズに挟み込まれたという。 和牛100%のハンバーグステーキを売りにしているKハンバーガーは、僕のまちに一昨年に開店した。チェーン店ではないし、もとがステーキ屋さんだから、1回は食べてみようと思っていた。正月二日のおせち料理に飽きてきたところに、思いがけずいただいた。 マスタードを加えたオリジナルソースで、結構重量感のあるハンバーガーだ。モンゴル遊牧民のタルタルを再現した「タルタルバーガー」もあるらしい。ハンバーガーには興味がなかったけど、身近なところにハンバーガーを真面目に考えている店があることを知り、うれしくなる。このファストフードは北半球をグルリと巡って完成した。だから、北半球のような形をしているのか。 子どもの頃、「おせちもいいけどカレーもね」みたいなCMがあったのを思い出す。「ハンバーグもいいけど、おせちもね」みたいに、バンズの中に田作りとかレンコンとか、金時やブリなんかを挟んで「おせちバーガー」なんか作ったら面白そう。食べたくはないけど。 そんなことを考えながら食べていたせいもあって、味の評価をできないまま食べ終わる。ファストフードは、「イエーイ」とか言いながら食べた方が美味しそうだな。
2007.01.02
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いかに忘新年会が忙しくても、案外元日はスケジュールが空いている。そんな理由で毎年、僕の家に酒や肴を持ち寄って、仲間と新年の宴を開いている。 Uさんは、手作りの焼豚やら殻付のカキやら持ってきてくれた。飲んだくれでもさすがに女性だけあって、この焼豚は美味い。長崎の親戚から送られてきたカキは、何も付けずにいただける絶品だ。 G君は、鯉の洗いを持ってくる。酢味噌で食べる人が多いらしいが、G君が包丁を入れた鯉は、普通の刺身と同じように生醤油で食べる。実際、鯉の洗いと知らずに食べた友人が、「これってブリ?」と言ったほどだ。 M君は、シュークリームを持ってきた。酒も飲むが甘いものも食べる。実に、飲兵衛の心理をついた肴だ。 今年のサプライズは、M君が富山の友人からもらったコーヒー焼酎。コーヒーの香りもするが、焼酎の味はしっかり残っている。ハーゲンダッツのバニラに、この焼酎をかけてコーヒー焼酎フロートで食べてみたら、これが意外にイケる。 ところで、それぞれ持ち寄った酒類はこんな感じ。シャンパンあり焼酎あり、日本酒あり…。このほかに10リットル近いビールも泡と消えた。 よく飲み、かつ食べる。1年の計は元旦にあり、とは、よく言ったものだな。
2007.01.01
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