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公開:1960年1月 上映時間:91分 監督:松田定次 片岡千恵蔵扮する清水の次郎長と、市川右太衛門の国定忠治が手を取り合って、悪代官と悪博徒一味を退治する勧善懲悪時代劇である。余りにもご都合主義で単純な脚本だが、東映恒例の正月オールスター映画であり、ストーリーより超豪華な俳優総出演が見所の作品なのだ。 先にあげた千恵蔵、右太衛門のほか、中村錦之助、大川橋蔵、東千代之介、里見浩太朗、若山富三郎、大友柳太朗、黒川弥太郎、山形勲、進藤英太郎、大河内傳次郎、月形龍之介、などなどいつでも主役を張れる大物俳優たちがズラリと並んでいるのだ。…ということで日本中が沸きに沸き、当時の配収は3億5091万円を達成し1959年度の邦画配収ランキング第1位となったという。 それにしてもまさに大東映時代の超豪華な時代劇である。撮影場所と時代劇俳優が、湯水のようにふんだんに溢れていた良き時代でもあった。もうこうした大時代劇は現代では絶対に創れないだろう。 また「バシャッ」「カキーン」といった派手な擬音や、首や腕がふっ飛ぶなどの残酷描写は皆無の殺陣だが、よく観ているとそれなりにスピード感もあり完成度の高さが感じられた。さすが誰も彼もが時代劇俳優たちである。 さらに月形・山形・進藤などの、板についた悪役振りも実に懐かしく見せてもらった。彼らは実生活でも悪人なのだと、当時子供心に信じていたくらいの嫌われ役者で、こんな俳優も今では余り見当たらない。まあ映像技術や脚本が現代では通用しないものの、たまにはこうした安心できる東映時代劇に浸って心を癒すのも良いかもしれない。 評:蔵研人下記バナーをクリックすると、このブログのランキングが分かりますよ。またこのブログ記事が面白いと感じた方も、是非クリックお願い致します。にほんブログ村
2022.08.28
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炎天に背中晒してこのタトウー見忘れたかと蜥蜴が威張るお婆様 若いですねと煽てられ化粧した夏、妖怪変化 燃えるもの無くして久し熱帯夜 奥方燃えれど寝たふり翁がんばれよ、じっさま死ぬなと蝉しぐれ日陰探して徘徊散歩 作:下肥流行下記バナーをクリックすると、このブログのランキングが分かりますよ。またこのブログ記事が面白いと感じた方も、是非クリックお願い致します。にほんブログ村
2022.08.24
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つつじ咲く竹林風呂に佇めば時の流れはしばし動かず迫りくる甲斐の山々見渡せば兵(つわもの)どもの歴史漂う作:五林寺隆下記バナーをクリックすると、このブログのランキングが分かりますよ。またこのブログ記事が面白いと感じた方も、是非クリックお願い致します。にほんブログ村
2022.08.20
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熱波来い 褌外し ビール飲み夏草は 激暑歓迎 繁る夏打ち水を 頭にかぶり 児ら笑う やれ鳴くな 暑さ増すだけ 油蝉 作:朽木一空下記バナーをクリックすると、このブログのランキングが分かりますよ。またこのブログ記事が面白いと感じた方も、是非クリックお願い致します。にほんブログ村
2022.08.16
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懐かしき昭和時代に大ヒットした歌謡曲にまつわるお話を、ショートショート風に綴ってみました。まず一番バッターは、ご存じ三田明のデビュー曲であります。 僕の名前は二田明と言います。多分年配の方なら、どこかで聞いたような名前でしょう。まあそんなことはどうでも良いのですが、ちょっとだけ僕の話を聞いてくれますか。 もうだいぶ昔のことですが、僕は中学卒業後に零細印刷屋に就職し、働きながら夜間高校に通っていました。そしてそこで彼女と知り合ったのです。彼女の名前は西村かおると言い、僕と同い年の純真で清楚なイメージの優しい女性でした。彼女は某銀行の社員食堂で下働きをしていましたが、夜間高校を卒業したら栄養士の資格を取ることが夢だと語ってくれました。 僕と彼女が親しくなったきっかけは、彼女が病気で休んだ日の授業内容を記したノートを彼女に貸してあげたからです…。 「昨日習ったノートを君に 貸してあげようやさしい君に~」 僕たちは友達以上恋人未満の関係であり、デートする訳でもなく、手さえ握ったこともありませんでした。ただ夜間高校からの帰路を途中まで一緒に帰っていただけなのです。夜間高校は四谷にあったのですが、僕が住み込みで働いていた印刷屋は荻窪で、彼女は下高井戸にある銀行の独身寮に帰るので、いつも新宿駅で別れていました。 でも帰宅途上の金曜日に、どうしても彼女ともう少し話がしたくて、彼女を新宿地下街にある喫茶店に誘いました。彼女は自分も同じことを考えていたと言い、明るい笑顔で僕のあとについてきました。ただ残念ながら二人とも門限があったので、小一時間程度しか寄り道が出来なかったのですが…。 「遅くなるからさよならしよう 話し合ったらつきない二人~」 そんなミニデートが何回か続きましたが、彼女の誕生日が近い8月2日の日曜日に、ついに本格的なデートの約束を取り付けることに成功したのでした。初めてのデートは読売ランドです。僕は小躍りするほど嬉しくて溜まらない。こんなに心がうきうきしたのは、生まれて初めてかもしれません。 読売ランドでは、ジェットコースターをはじめ沢山のアトラクションを体験しましたが、お化け屋敷で彼女が僕にしがみついてきたときは、感動の余り天にも昇る気分でした。僕は思わず遊園地の外れに咲いていた野ばらを積み、ふざけて彼女にひざまずき、その野ばらを捧げたのです。それはふざけ半分・本気半分だったのかもしれません…。 「白い野ばらを捧げる僕に 君の瞳があかるく笑う~」 その日を境にして二人は急接近し、恋人になってやがては結婚へと…考えるでしょう。ところがギッチョンその真逆で、その後彼女は急によそよそしくなってしまったのです。そしてある日突然、夜間高校をやめて昼間の大学に行くと言い、僕の前から姿を消してしまいました。一体彼女に何が起こったのでしょうか…。 後日わかったのですが、彼女は勤務先の銀行の頭取に見初められ、頭取の息子と見合いをし結婚を前提に付き合っているとのことでした。それにしても女心は金次第だったのでしょうか。また彼女は野ばらよりもクロッカスの花が好きだったとの噂も聞きました…。 「かおるちゃん 遅くなってごめんね かおるちゃん 遅くなってごめんね 花をさがして いたんだよ 君が好きだったクロッカスの花を~」 な・なんだと!、これじゃあ『美しい十代』ではなく、『花はおそかった』じゃないの! 作:河村 道玄 昭和歌謡ラプソディーはこれで終わりではありません。これからシリーズ化したいと考えていますので、乞うご期待!。下記バナーをクリックすると、このブログのランキングが分かりますよ。またこのブログ記事が面白いと感じた方も、是非クリックお願い致します。にほんブログ村
2022.08.12
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灼熱に焦げて焼かれたアスファルト行かなくっちゃと熱道を行く 狂夏だね ごくりとビール飲み干せば めぐる生き恥 酩酊の部屋 陽炎の逃げ水追いて迷い道 胸の谷間の汗が泣いてる 作:お久しぶりです、、深田みつ子下記バナーをクリックすると、このブログのランキングが分かりますよ。またこのブログ記事が面白いと感じた方も、是非クリックお願い致します。にほんブログ村
2022.08.08
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霹靂に身体縮めて家へと走る握る手あれば怖さ半分夕立が上がった夜に空見上げひっそり光る天秤座さがす作:成風下記バナーをクリックすると、このブログのランキングが分かりますよ。またこのブログ記事が面白いと感じた方も、是非クリックお願い致します。にほんブログ村
2022.08.04
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