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2003年11月09日
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カテゴリ: カテゴリ未分類
私はコスモスの花が好きなので、
春の雪解けと同時に昨年取っておいた種を庭の片隅に植えました。
種は順調に芽を出し、やがて夏になると次々と花を咲かせ始めました。
(この地方では、コスモスは夏から秋にかけて咲くのです)
背丈が低いうちに咲き始めるコスモスもあれば、
ある程度背が高くなって咲き始めるものなど、
見ているとコスモスにもそれぞれ個性があります。
でも、その中に、とても元気に葉は茂っているくせに、
ぜんぜんつぼみをつけないものが二株ありました。

やがて役目を終えたように枯れていくものまで出て来はじめた頃、
私は花がないコスモスを見ながら、
「おまえは、花を咲かせずに葉っぱだけで終わってしまうの?」と、
少々哀れんでおりました。
せっかくコスモスに生まれながら、
ピンクの花の一輪も咲かせずに終わるなんて、
寂しいことだと感じていたのです。
でも、花を咲かせずともこのように元気に生き抜くという姿に、
また何かを教えてくれるような気もしていたのです。

ところが・・・
一ヶ月ほど前、何と葉の影に小さなつぼみがいくつもついているではありませんか。

「おー、やったねえ。とうとう花をつけたんだねえ。偉い偉い!」と、
そのコスモスをメンコメンコしてあげたい気持ちになりました。
でも、いつ霜が降るか分からない季節に入っているので、
とにかく一輪でも花を咲かせるまではガンバレという気持ちでした。
半月ほど前、その二株のコスモスは、

ピンクと白の二種類でした。
他のコスモスたちは、ほとんど花も終わりかけの中、
この二株は「これからが私達の出番よ!」とばかりに、
次々と花を咲かせ始めたのです。
今も、この二株は生き生きと花を咲かせ続けています。
私の願いが通じたのでしょうか、
まだ霜はダメージを与えるほどには降っていません。
毎日このコスモスを見詰めながら、
同じ土壌・同じ気候の中で、同じような種から育てたのに、
このように遅咲きのものもあるということに
少し感動しています。
植物ですらそうなのですから、人間ならばなおさらでしょう。
私たちは子どもたちに、
「這えば立て、立てば歩けの親心」で、
次から次へと成長を促しているように思いますが、
いくら成長を促そうと、時期がこなければどうにもならないということが多いはずです。
人それぞれの成長のペースを無視してしまっては、
その人の伸びようという芽を傷つけることになるでしょう。
そんなことは既に知っている積りの私でしたが、
このコスモスたちにもう一度教えられたような気がしています。







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最終更新日  2003年11月11日 09時45分20秒
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