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「彼女たちの選択」はよくわからない。なぜこれほどの大女優がこの作品に出なければならなかったのか。レイチェル・ワイズが製作に名前を連ねていることから、彼女は映画化したかったのだということがわかる。自分は主演者のひとりとして、そして、相手役を選ぶ。その相手役に指名されたのがレイチェル・マクアダムス。イギリスの話であるからイギリスの女優をキャスティングすればよいものだと思えるが、キスする相手としてマクアダムスが良かったんだろうなぁ。宗教と地域性が絡む話、しかも、ユダヤ教。イギリスにおけるユダヤ教、しかもラビの力の強大さが身近でないだけに理解しにくい作品だと思える。だとしても自由を宣言するところ、現代の物語なのかもしれない。Netflixにて2017年/イギリス/114分/PG12監督:セバスチャン・レリオ原作:ナオミ・オルダーマン脚本:セバスチャン・レリオ、レベッカ・レンキェビチ出演:レイチェル・ワイズ、レイチェル・マクアダムス、アレッサンドロ・ニボラ原題:Disobedience (「不従順」)お薦め度「ロニィとエスティ 彼女たちの選択」★★★☆(70%)
2021.11.28
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「小川淳也 青空対話集会 有楽町ITOCIA(イトシア)前」をTWITTERにて、視聴。するどい質問、温かい応援、的確な回答。聴き入ってしまった。
2021.11.28
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1990年4月15日にシネスイッチ銀座にて「ニュー・シネマ・パラダイス」を鑑賞して以来、31年ぶりに見た。さながら主人公サルバトーレが30年ぶりに里帰りをしたように。サルバトーレが少年期にアルフレードと仲睦まじく交流しあったところはかすかに記憶に残っていたようだが、高校生時代の青年期、30年ぶりの里帰りは記憶の彼方へといってしまい、ほぼ初見のような感じがしたが、初めてではない感触もああった(あたりまえか)。1990年第62回アカデミー賞外国語映画賞を受賞したこの作品は印象深く人々の心に残り、その年の人気、評判を独占していたように思う。なにもかも忘れてしまったと思える作品だったので、NHK-BSで放送されるのを機に見直してみたが、日本語字幕が杉本ありであった。先日映画館で見た「ほんとうのピノッキオ」の字幕も彼女だったのでイタリア語映画では新進気鋭の字幕翻訳家なのかもしれない。この作品でアルフレードを演じるフィリップ・ノワレは生きてるのかなと思い、調べてみると2006年11月に76歳で亡くなっていた。監督のジュゼッペ・トルナトーレも老人かと思いきや1956年5月生まれで、現代65歳。老人ではあるが若いほうで30代前半でこの作品を撮ったことになる。老成して過去を思い出した監督が作り出した作品かと思いきや第二次世界大戦後の白黒トーキー時代を中心とした映画が娯楽の中心だった時代をノスタルジーをこめて描きたかったんだと思う。それこそ主人公サルバトーレのように映画に埋没した少年時代だったのかもしれない。クライマックスは終幕。アルフィレードがサルバトーレに遺した贈り物のフィルム。それを上映。感嘆と涙がにじむサルバトーレの姿は、それを見ている私自身でもあった。映画への愛。感じ入った次第である。1989年/イタリア・フランス/124分/PG12監督:ジュゼッペ・トルナトーレ脚本:ジュゼッペ・トルナトーレ出演:フィリップ・ノワレ、ジャック・ペラン、アントネラ・アッティーリ、エンツォ・カナバレ、イサ・ダニエリ、レオ・グロッタ、マルコ・レオナルディ、プペラ・マッジオ、レオポルド・トリエステ、サルバトーレ・カシオ原題:Nuovo Cinema Paradiso(「新しい映画の楽園」)お薦め度「ニユー・シネマ・パラダイス」★★★★(80%)字幕翻訳:杉本あり
2021.11.28
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【映画.COM ALL TIME BEST】から選んで見てみた。この作品はファンタジーというかグロい。グロい=異様で不気味で不快なさま。異常な嗅覚を持った入国管理官(?)が、羞恥や畏怖など犯罪をかぎ分けるという。異様な風貌の管理官は通常の人間と思われない感じである。やがて、似たような風貌の人物に出会い、魅かれていく。虫を食べる種族とは…。幼児虐待、幼児ポルノの犯人とは…。謎と事件が集約されていくと、管理官の本当の姿が分かってくる。途中、全裸のシーンがあり、陰部、下腹部ともにぼやかしで隠されてしまっている。性的嗜好でこの作品を見るとも思われず、作品を理解するうえで芸術的というよりは人道的に隠してしまうのは問題であると思えた。隠されたことによって、そのシーンは作品の内容よりも隠されたということに思考がとんでしまい、集中できないと同時に、理解を逸脱してしまう。とても残念なことであり、解消していただきたい。この作品を見て、嬉しくも楽しくもなく、ただ虐げられてきた彼女の思い、自身が何者であるかわからない不安定さを理解した。差別・虐待を続けてきた人間に対し、何かしらの思いを告げる作品ではないだろうか。Amazonにて2018年/スウェーデン・デンマーク/110分/R18+監督:アリ・アッバシ原作:ヨン・アイビデ・リンドクビスト脚本:アリ・アッバシ、イサベラ・エクルーフ、ヨン・アイビデ・リンドクビスト出演:エバ・メランデル、エーロ・ミロノフ原題:Grans お薦め度「ボーダー 二つの世界」★★★☆(70%)
2021.11.28
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ローラ・ダーンが出演しているので見た。俳優ブルース・ダーンの娘で「ワイルド・アット・ハート」で主演し、「ランブリング・ローズ」で印象的だった。「ジュラシック・パーク」で母親役を、「遠い空の向こうに」で教師役を、「ストーリー・オブ・マイライフ わたしの若草物語」で母親役を演じた素敵な女優である。主演のジャック・オコンネルは、むさくるしい主夫なのだが、髭をそったらまともに見えてきた。相手役の妻役エミリー・ミードはチャーミングな女優だ。監督のエドワード・ズウィックなんて知らないと思ったら、認知してないだけで「ラストサムライ」の監督だった。他にも「ブラッド・ダイヤモンド」「きのうの夜は…」「グローリー」「レジェンド・オブ・ファオール 果てしなき想い」と名作を監督している。さて、この作品は評価もついてるし、感動できるハッピーな作品かと思って見始めた。実話を描いているので思い通りの結末でなくて、相当ショックを受けた。この手の作品によくある終幕でのその後のいきさつを記述した内容からするとローラ・ダーンが演じたエリザベスが主役というとらえ方もできる。というか、主役はローラ・ダーン?【ちょっとネタバレ】一軒家の火災。男が転がり出てくる。家の中にはこどもが取り残されたようだ。炎の勢いが強く、救出に突入することは困難。女児三人が焼死。消火後の現場検証で父親が犯人とされる。母親は夜勤でいなかった。暴力的で乱暴者、口の悪い父親は印象が悪く、有罪とされてしまう。それから7年の月日がたち、ひょんなことからこの事件に関りを持つ女性が現れる。感受性のある模範囚のような男に、無罪を感じ、真実を突き止めていく。そして…。テキサスにおける冤罪に立ち向かう人々の一面をとらえた、こどもに”正義は勝たないという世間の醜さを見せてしまった”作品である。映画なのか、アメリカでは公開されているが、諸外国では配信やDVDのようだ。Netflixにて2019年/アメリカ/129分/監督:エドワード・ズウィック原作:デビッド・クラン脚本:ジェフリー・フレッチャー出演:ジャック・オコンネル、ローラ・ダーン、エミリー・リード、クリス・コイ、ジェフ・ペリー原題:Trial by Fire (「炎による裁判」)お薦め度「炎の裁き」★★★★(80%)
2021.11.27
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福原遥が22年朝ドラ「舞いあがれ!」 ヒロインに「ずっと夢見てた」目に涙【2022年度後期NHK連続テレビ小説「舞い上がれ!」のヒロインに選ばれた福原遥(撮影・加藤哉)】より拝借画像↓NHKのヒロインがオーディションで選ばれた。喜ばしいことである。未来のスター女優発掘のためにオーディションされることは、ありうべくことだと思う。近年、出演依頼で決定が続くが、本来、あてがきでもない限り、新人を発掘してきた朝ドラとしてはオーディションで選んでほしいと思う。ただ、すでに活躍されている実績のある若手が選ばれているので、無名かデビューしたての新人を発掘してほしいと思うけれど、困難なことなのだろうか。さて、嬉しいのは、福原遥のなんともいえない空気感がいいと思えるからだ。彼女の出演作としては「3年A組 今から皆さんは、人質です」と「ウチの娘は、彼氏が出来ない!!」しか、見た記憶がないのだか、「ウチの娘は、彼氏が出来ない!!」で中村雅俊の彼女役として大いに楽しませてもらった。アイドル並みの美しさ、かわいらしさと明るく透明感のある容姿は朝に合う気がする。がんばれ!!福原遥!!
2021.11.25
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昨日、思い立って、昼の集会だったので今朝、出かけてみた。「小川淳也 青空対話集会 有楽町ITOCIA(イトシア)前」時間がなく、40分ほど3人の質問しか聞けなかったが。
2021.11.25
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題名「ラブ・ハード」って、なんのことかわからなかったけれど、映画「ダイ・ハード」のもじりだったんだと、見終って気づいた。恋愛運がなくデートしてもうまくいかない恋模様を執筆しているロスの記者が、アプリのエリア設定を広げてマッチしたのが東海岸のイケメン。話題も性格も合いそうな彼をゲットするために原稿執筆の任務とともにクリスマス・ホリデーに彼に会いに行く。そこで待ち受けていたよくあるアプリの落とし穴…。この展開はあまり好みじゃないので、どうなることか心配したけれど、隠し事があるというだけでハラハラするよね。サプライズ・パーティーって、こんな感じなんだと思った次第。急転着火の転換に驚きつつ、クライマックスが……!!終幕、感動!見て良かったと思えるラブ・コメでした。Netflixにて2021年/アメリカ/106分/監督:エルナン・ヒメネス脚本:ダニー・マッキー、レベッカ・ユーイング出演:ニーナ・ドブレフ、ジミー・O・ヤン、ダレン・バーネット、マッティ・フィノキオ、ジェームズ・サイトウ、ハリー・シャム・Jr.、ミカエラ・フーヴァー、ヘザー・マクマハン、レベッカ・スターブ原題:Love Hard (「一生懸命に愛する」)お薦め度「ラブ・ハード」★★★★(80%)
2021.11.25
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チャドウィック・ボーズマンの最高傑作ではないだろうか。見ごたえ十二分の作品で、登場人物にしっかりとしたバックボーンと役割があって、見入ってしまった。彼はこの作品で主演のみならず、製作まで参加しているんだ。これからますます意気軒高に映画作りに励むところだったんだろうけれど、癌が進行し、亡くなった。残念であり、本人も思い残すことが大きかったであろう。さて、この作品、相棒を組むことになったシエナ・ミラーがいい。腕利きの麻薬捜査官で、銃を構える姿もかっこいい。度胸もあるところを見せてくれて、犯人追跡に貢献する。犯人マイケル役のステファン・ジェームズも良かった。30キロの密売麻薬を盗みに入った白人と黒人の二人組は純度90%で300キロのブツに驚愕する。すべての持ち出しはあきらめて50キロを持ち出そうとしたところへパトカー2台4人の警官が訪れる。表、裏手と挟み撃ちにされた二人組は焦って…。単なる強盗とそれを捕縛しようとする話かと思いきや事件をきっかけにとんでもない暗部が明らかになってくる。ニューヨークのマンハッタン島の21の橋を封鎖して大捜査。スケールの大きさと巨悪の存在に興味津々、刮目(かつもく)して見ることになった。 【刮目】=注意してよく見ること。気持ちが持っていかれて、感嘆しながらも、おいしい料理を味わうような満足しながら見入った。真相がわかるクライマックスは言うことなし。天下一品の予想外の展開。しびれた~。Netflixにて2019年/中国・アメリカ/99分/G監督:ブライアン・カーク原案:アダム・マービス脚本:アダム・マービス、マシュー・マイケル・カーナハン出演:チャドウッィク・ボーズマン、シエナ・ミラー、ステファン・ジェームズ、キース・デビット、テイラー・キッチュ、J・K・シモンズ原題:21 Bridges (「21の橋」)お薦め度「21ブリッジ」★★★★☆(90%)
2021.11.24
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「ほんとうのピノッキオ」って、何がほんとう?ディズニー映画とは違うということなのか?CGかと思うような登場人物たちはCGでなく実写のようである。ピノッキオの男の子は毎回4時間かけてピノッキオのメイクを作り上げたそうだ。とはいえカツオだったりCGでなきゃ表現できないところもあったりなので、メイクにこだわる意味があったのかどうか。舞台ならいざ知らず、映像だから見分けがつかない。ゆえに真実味のある映像がすべてであり、実写にこだわる意味があったのかどうか…。遠い昔に見聞きした”ピノキオ”の物語はうろおぼえで、”ほんとうの”の意味するところは?と引っかかってしまった。糸でつるされている人形たちが誰に操られているわけでもなく、”サメ”と字幕であった大きい大きい大魚は本当はなんなのだろうか?鯨かオルカかシャチか。見た目大きな大きなナマズに見える真ん丸さ、はたして?大人になった妖精が橋本愛・似で、そのことばかり考えてた。てっきり、ロベルト・ベニーニが監督しているんだろうと思っていたが、違った。監督はマッテオ・ガローネである。2019年/イタリア/124分/G監督:マッテオ・ガローネ原作:カルロ・コロディ脚本:マッテオ・ガローネ、マッシモ・チョッケリニ出演:ロベルト・ベニーニ、フェデリコ・エラピ、ロッコ・パパレオ、マッシモ・チェッケリニ、マリーヌ。バクト、ジジ・ブオイエッティ、アリーダ・バアルダリ・カラブリア、マリア・ピア・ティモ、マッシミリアーノ・ガッロ、ジャンフランコ・ガッロ、ダビデ・マロッタ、テコ・セリオ原題:Pinocchio(「ピノッキオ」)お薦め度「ほんとうのピノッキオ」★★★☆(70%)字幕翻訳:杉本あり
2021.11.24
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いやー、これは好きになるわ、ホント。泣いて、泣いて、泣いて見た作品であった。そこかしこに思いで、繋がりが置いてあり、それが時々、ふってわく。すれ違い、行き違い、なかなか重なり合わない人生が、主人公たちの心の引っ掛かりとともに、見る者の心にも引っ掛かる。後押ししたいのか、引き留めたいのかがよくわからない倍賞美津子であった。また、まったく登場しない主人公・漣の家族。この二つが気がかりであったが、それ以外は十分に満足にたる作品であった。【ネタバレ】一歩、歩みを進めれば巡り会ったかもしれない二人。すれ違いの妙味はやや多かったかもしれない。なぜ?と思えるすれ違いも、ラストの埠頭の再会も無理やりといえば無理やり。でも、ラストは涙で感動することしかできなかった。背景を彩る花火も平成カウントダウンという催しがあってこその演出。中学の時の出会いから始まって、葵の腕の包帯に”大丈夫?”と声を出したのが、挨拶代わり。合言葉のように漣から葵への表現となった。泣いている人がいれば抱きしめてあげなさいという亡き母の言葉を実行する娘の行動に感動する。ドングリを投げることも母から娘への癖の遺伝かと思えたが、祖父から娘へのそして孫への伝達(遺伝)だった。サッカーで世界に出ることが夢だった漣が葵への思いに縛られ北海道から地元から外へは出られなくなってしまったこととは対照に北海道の地場での生活を望んだ葵が東京へ出て沖縄へと移り、シンガポールで働く。”だって、世界を飛び回ると言ったしな”悪役になってしまった人がいたけれど、悪人が出なかった。善人と思えた人が事業に失敗して裏切ってしまうことは致し方なく、またその役を演じるのが斎藤工であったり、山本美月であったりするので予想は出来なかった。死を意識した漣の妻・香が中学から10年間付き合った元カレと再会していた現場に遭遇した漣。妻・香の行動は納得できるものではあるながらも容認したくない者であった。良心ではわりきれない心境である。そういえば、この香の役を演じた榮倉奈々はとても成長したと思えた。持ち前の明るさはもちろんであるが、胸に秘めたいろいろな思いを激情に駆られることなく、とはいえ絶妙な感情の発露で見せてくれた。助演女優賞ものだと思えるが、そんな評価はなかったのだろうか。主演の小松菜奈もかつ丼をかぶりつきながら泣きながら”まずい”という演技、これも今までは見せたことのないもののように思う。菅田将暉の演技は申し分なく、まわりを固めるキャスティングもいい。役柄以上に格のある俳優を使っていると思える。香の父母、永島敏行、田中美佐子をはじめ斎藤工、二階堂ふみ、松重豊、山口紗弥加、成田凌、山本美月、倍賞美津子と主役級を添え、高杉真宙、片寄涼太とソフトマイルドなイケメンを揃えたのもうなづける。歌曲にインスパイアされた映画でこれほどみごとな作品となったものを始めて見た。感服、感心である。劇中に流れる「ファイト!」の歌を聞いた時に初めて衝撃的な内容の歌だと知った。愕然。これだけ感心した作品であるが、誰が創作したのか気になった。監督か脚本家か。ウィキペディアによるとTBSの平野隆が原案・プロデュースとあるので骨子は彼が考案したのだと思う。ドングリや”大丈夫?”のネタも彼が考えたのだろうか?監督の瀬々隆久(ぜぜたかひさ)は1960年生まれでピンク映画の助監督で商業映画を始めたらしい。職人としての腕を磨いたのだろう。「RUSH!」「感染列島」「ヘヴンズストーリー」「アントキノイノチ」「64-ロクヨン-前編/後編」「8年越しの花嫁 奇跡の実話」「有罪」「菊とギロチン」などがある。脚本の林民夫(はやしたみお)は1966年生まれ。テレビアニメ「サザエさん」で脚本家デビュー。映画は「てぃだかんかん~海とサンゴのと小さな奇跡」「永遠の0」「チア☆ダン~女子高生がチアダンスで全米制覇しちゃったホントの話~」などがある。Amazonにて2020年/日本/130分/G監督:瀬々敬久原案:平野隆脚本:林民夫出演:菅田将暉、小松菜奈、山本美月、高杉真宙、馬場ふみか、倍賞美津子、永島敏行、竹原ピストル、二階堂ふみ、松重豊、田中美佐子、山口紗弥加、成田凌、斎藤工、榮倉奈々、石崎ひゅーい、片寄涼太お薦め度「糸」★★★★☆(90%)
2021.11.21
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トマト王子と呼ばれる、トマト会社大富豪の御曹司テトは、夜の相手は選び放題。大富豪の息子目当てに寄って来る娘どもに辟易していた彼は、トマト農園管理者の息子として医者の卵・インターンのパウラと出会う。庶民として純粋な恋にあこがれた彼はパウラのいるリオに出ていき、農園管理者の息子と入れ替わって、自社のトマト会社のインターンに偽名・農園管理者の息子と偽名・テトとして二人で応募する。嘘に嘘を重ねる不安定さ。教授担当医師にセクハラを受けるパウラの危うさ。それぞれのアヴァンチュール、恋の行方。ハラハラドキドキの展開はきらめくデートの濃密さもあり、楽しませてくれる。パウラのチャーミングな美しさがいい。Netflixにて2020年/ブラジル/104分/監督:フロリアン・ゼレール原作:フロリアン・ゼレール脚本:クリストファー・ハンプトン、フロリアン・ゼレール出演:オリビア・コールマン、マーク・ゲイティス、イモージェン・ブーツ、ルーファス・シーウェル、オリビア・ウィリアムズ、アイーシャー・ダルカール原題:Ricos de Amor (「愛の裕福」)英語題名:Rich in Loveお薦め度「リッチな僕が恋したら」★★★☆(70%)
2021.11.21
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AKB48・大家志津香、30歳誕生日12・28に卒業 -14キロ減量成功で宣言「卒業公演まで50キロ前後を維持」 朝、パソコンの電源を入れて、ネットを立ち上げると、AKB48・大家志津香卒業のニュースが目に飛び込んできた。AKB48の冠番組はなくなったのでテレビでAKB48を見ることはなくなった。歌番組も見なくなったのでAKB48が出演しているかどうかわからないがテレビの番宣で映るスペシャル番組の出演者はNIZIUや坂道グループである。さて、現時点でのAKB48の黄金期を支えた(選抜メンバーでは必ずしもなかったので劇場公演などで選抜メンバーのいないところで支えたと思われる)一人といえよう。大人気メンバーではなかったので、その存在はその他メンバーとして埋没しているように思われたが、テレビクイズ番組「ミラクル9」での出演は大家志津香の顔をお茶の間に広めたと思う。なぜ、彼女が起用されたのかは謎だが、とんちのきいた回答とひらめきとなぜか漢字クイズに強いという特性を生かして番組レギュラーとなったと思える。AKB48グループの人気が全国区で下火になっていく中、「緊急SOS!池の水ぜんぶ抜く大作戦」の番組内オーディションでレギュラーを獲得したことは快挙であり、記憶に新しい。ユニークな立ち位置でAKB48を知らしめた存在として感謝を表したい。長い間お疲れさまでした。彼女が受けた第一回研究生(4期生)オーディションについて(ウィキペディアより)応募期間:2007年4月17日 - 5月15日一次審査:応募総数約1万名、合格者約300名二次審査(2007年5月20日):合格者56名最終審査(2007年5月27日):合格者18名合格者(18名)飯沼友里奈、瓜屋茜、大家志津香、金子智美、倉持明日香、小塚里菜、佐伯美香(元バイトAKB、現・AKS社員)、佐藤亜美菜、鈴木菜絵、出口陽(後にSKE48加入)、中田ちさと、中西優香(SKE48へ移籍後、卒業)、成瀬理沙、藤江れいな(NMB48へ移籍後、卒業)、藤本紗羅(卒業後9期生として復帰)、村中聡美(卒業後8期生として復帰)、吉岡沙葵、渡辺茉莉絵合格者は研究生としてレッスンを受ける(以下の期も同様)。特記すべき不合格者:大場美奈(9期生、SKE48)、鈴木まりや(7期生)、惣田紗莉渚(SKE48)合格倍率:約714倍12月9日には二代目総監督・横山由依が卒業する。大家志津香は12月28日とのこと。頂点を極め、AKB48の第2章を支えたメンバーが去ることは感慨深い。
2021.11.21
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MondayTuesday ゴミ出しWednesday ThursdayFriday・・・・・・MondayTuesday ゴミ出しWednesday ‥‥‥MondayTuesday ゴミ出しWednesday ‥‥‥……名前は?ノーバディ(名無し)猫ちゃんのネックレス……それがこんなとんでもない立ち回りになるとは……冒頭からの半端ない暴力の威力はすさまじく、その後の展開が読めずおどろおどろしかった。クライマックスの総力銃撃戦。こんなのあり得る!?見どころ十二分にしびれた。え!?おじいちゃんは、あの「バック・トゥ・ザ・フューチャー」の博士!!!2020年/アメリカ/92分/PG12監督:イリヤ・ナイシュラー脚本:デレク・コルスタッド出演:ボブ・オデンカーク、コニー・ニールセン、RZA、アレクセイ・セレブヤコフ、クリストファー・トイド、マイケル・アイアンサイド原題:Nobody(「何者」)お薦め度「Mr.ノーバディ」★★★★(80%)字幕翻訳:風間綾平
2021.11.20
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主演がマシュー・マコノヒー、監督がガイ・リッチーと楽しまさせてくれることを予告編を見て期待したが、話が猥雑。回想シーンの多い作品は難解というかこんがらがって良作にはなりえないという教えがあるけれど、本作は回想ではないが、スクープ記者が張り込み見聞きしたことを相手の犯罪者に売りつけようとすることで回想作品のように行きつ戻りつする。そのこと自体の良し悪しはともかく、感覚的にもこの作品は面白くないなと感じ、配信で見ていれば中止したであろう。そんな印象を持ちながら見続けた。主演マシュー・マコノヒーは良くも悪くもないそれなりの活躍。チャーリー・ハナムが重要な役どころでいい味を出している。ヘンリー・ゴールディングが食わせ者として見せ場を作り、コリン・ファレルはとてもいい役どころ。記者役のヒュー・グラントは小汚く、とても元・天下の二枚目だとは思えない。密売大麻製造者から足を洗おうとした大物が引き起こすとんでもない抗争劇。ガイ・リッチーは知恵を絞ったけれど、不作だったと思える。2020年/イギリス・アメリカ/113分/PG12監督:ガイ・リッチー原案:ガイ・リッチー、アイバン・アトキンソン、マーン・デイビス脚本:ガイ・リッチー出演:マシュー・マコノヒー、チャーリー・ハナム、ヘンリー・ゴールディング、ミシェル・ドッカリー、ジェレミー・ストロング、エディ・マーサン、コリン・ファレル、ヒュー・グラント原題:The Gentlemen(「紳士」)お薦め度「ジェントルメン」★★★(60%)字幕翻訳:松崎広幸
2021.11.20
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【立憲民主党代表選】立候補した逢坂・小川・泉・西村4氏が会見(2021年11月19日)本日20日、先ほどYouTubeで、立憲民主党代表選の記者会見の模様を拝見した。冒頭、それぞれの候補の6分間の声明を聞いて、逢坂誠二候補は教育に重点を置いた発言で、泉健太候補は年齢が若く自身を卑下するように思えた発言があり、国民や庶民の立場に立つ発言をした小川淳也候補と西村智奈美候補の2氏が代表として適任かと思われた。記者たちからの質問。一問一答形式を聞いていると、各候補、それぞれ一長一短があり、しっかりとはきはきと答える姿からは4氏どの候補者が代表になってもいいのではないかと思えた。この度の総選挙での立憲民主党の敗北について、所見を求められた4氏だが、逢坂誠二候補の認識には齟齬があるように思われた。逢坂誠二候補は個人は良くて立憲民主党はどうかという人が多かった。ゆえに選挙区での当選者は増し、比例では前回より十数人当選者を減らした、というようなことを言っていた。しかし、選挙区の当選者が増えたのは野党共闘が功を奏したからであり、比例区の当選者が減ったのは国民民主党とともに略称とした民主党がわざわいし、民主党の票数を獲得比率で配分したためかと思われる。とある記事では民主党の比例票を案分したために立憲民主党は10議席ほど減ったと書いてあったくらいだ。また、京都のある地区では国民民主党、立憲民主党ではなく民主党という投票だらけという記事もあった。小川淳也候補が登壇前に足を組んで座ってメモを取っていて、その足を組む姿、また、会見中、質疑応答の途中から一人だけ上着を脱いでいたことが気になった。会見場はそれほど暑かったのか?会見が進み、ジェンダーについて、野党共闘のこと、農業政策のこと、外交政策、原発についてなど多様な質問があり、それらすべてに対して4氏とも野党共闘、中でも共産党に対する姿勢については明言しなかったけれど、ほぼ回答していた。代表としての最低限の知見はあるように思われた。それぞれのご本人弁。実務力の逢坂誠二候補。熱量、対話の小川淳也候補。調和、解決力の泉健太候補。共感と責任感のある西村智奈美候補。さて、誰に投票するか、(私に投票権はないけれど)今一度、思案のしどころである。
2021.11.20
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過ぎたるは及ばざるがごとし。あまりにやりすぎてはいけない。痛快な展開が爽快で終わることなく、そこまでやるかぁ…と情けなる感じ。そこには道理も理屈もなく、ただ予想外、意義性しかない。物語は大団円で終わってほしいものである。オリガ・キュリレンコ演じるクーリエ(配達人)があまりに強すぎる。無敵だ。大男に力負けすることは当然なのだから、ハナから力勝負に挑むのはいくらなんでも納得できないなぁ、なんて思いながら見ていた。ゲイリー・オールドマンに見せ場がなかったことは残念。オルガ・キュリレンコの独り舞台、大見えきっての大活躍といった作品、かな。Amazonにて2019年/イギリス/86分/G監督:ザカリー・アドラー原案:ザカリー・アドラー、ジェームズ・エドワード・バーカー、アンドリュー・プレンダーガスト脚本:ザカリー・アドラー、ジェームズ・エドワード・バーカー、ニッキー・テイト、アンディ・コンウェイ出演:オルガ・キュリレンコ、ゲイリー・オールドマン、アミット・シャー、アリシア・アグネソン、グレッグ・オービス、クレイグ・コンウェイ、ウィリアム・モーズリー、ダーモット・マローニー、キャリ・テイラー原題:The Courier(「宅配便業者」)お薦め度「ザ・クーリエ」★★★(60%)
2021.11.18
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およよよよ!!?【速報】小川淳也氏 出馬を正式表明 もはや出ること能わず。出馬は不可能では、と思われた小川淳也衆院議員が出馬する!小川と同じく立憲民主党代表選に出馬を検討していた大串博志衆院議員と話し合い、小川淳也に候補者一本化にとのこと。これで、ほんとうにおもしろい代表選挙が見られる。威力では所属議員が最大の逢坂誠二衆院議員が強いとみられるが、そこ(「サンクチュアリ」)に所属する小川淳也衆院議員が反旗を翻す形となる。もともとは出馬の意向をいの一番に表明していた小川をそこが押さえつけた形になったんだけどね。女性が立つということで西村智奈美衆院議員が立候補を表明し、若手で当選歴が8回と一番多い泉健太衆院議員も立候補を表明している。自ら名乗りを上げた小川、泉が勝つのか、推された逢坂、西村が勝つのか。見ものである。
2021.11.18
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混濁する映画である。(すこしネタバレ)ロンドンで一人暮らしをしている老人が主人公。身内は一人娘だけのようだ。娘は結婚してパリに住むという。自身がすることが正しく、家政婦はいらぬと豪語する老人は父親。まわりの人々がおかしい、言っていることが前言と異なる、という不思議さを感じていた父親。あの人があの人でなく、この人がこの人でない。自分のフラット(家)は自分のフラット(家)である。ドアを開けるとそこは洗面所のはずが、納戸(クローゼット)?父親と同じものを見て、登場する人物に違和感を感じる。絶妙な映像だ。父の目で世界を見る。何が何だか混濁してくるが、父親が認知症であることもだんだんとわかってくる。うそかまことか、父親は思い違いではなく何かがおかしいと思ったときに映画はクライマックスを迎える。とうとうとのべつまくなし独り言を語り続ける老人。”マミー、マミー…”と亡き母を思い出し、呼びかけるところがこの作品の最高潮。監督の指示ではないしえないゾーンに入ったと思える演技に脱帽するしかない。アンソニー・ホプキンス、あっぱれ!である。みごとオスカー、アカデミー主演男優賞受賞は当然といえよう。喝采!!Netflixにて2020年/イギルス・フランス/97分/G監督:フロリアン・ゼレール原作:フロリアン・ゼレール脚本:クリストファー・ハンプトン、フロリアン・ゼレール出演:アンソニー・ホプキンス、オリビア・コールマン、マーク・ゲイティス、イモージェン・ブーツ、ルーファス・シーウェル、オリビア・ウィリアムズ、アイーシャー・ダルカール原題:The Father(「父親」)お薦め度「ファーザー」★★★★(80%)
2021.11.17
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立民代表選に西村智奈美氏が出馬表明 芸能界から支持集まる〝なぜ君〟小川淳也氏はどうした?という記事がネットに書かれてあった。(以下、敬称略)20人の推薦人を持たないということは立候補できない。出たくても出れない。出馬表明できない。出馬がとりだたされていた西村智奈美、小川淳也、馬淵澄夫、大串博志、泉健太の中で、出馬表明したのは西村智奈美、泉健太のふたりのみ。そして、逢坂誠二を加えての三名である。この中で一番最初に出馬表明したのは逢坂誠二である。突如の出馬はなぜか。逢坂誠二が所属する立憲民主党内の最大グループ「サンクチュアリ」からの要請を受けてのことだ。「サンクチュアリ」は政界を引退した赤松広隆が中心としてできたもので、赤松のあと近藤昭一が会長となった。そして、立憲民主党代表を辞任した枝野幸男が顧問となったばかり。このグループには小川淳也がいて、グループからの推薦をもらえばいち早く出馬表明できたであろうに、グループでは以前所属していた西村智奈美を推す声が出ていた。そこへ、政界引退をしたばかりの赤松が頻繁に顔を出し、院政をひくのかとも言われているが、西村議員と小川議員ともに経験不足と反対して、逢坂議員をグループとして擁立することが決まったのだそうだ。まったく知らなかった逢坂誠二をウィキペディアで調べて見たが、確かに要職に次ぐ職に就いていてニセコ市長での実績など経験値は小川淳也よりあるように思われる。しかし、当選回数でいえば逢坂誠二は5回、小川淳也は6回であるし、西村智奈美も6回である。衆議院議員としての経験値は二人のほうが長いのである。泉健太は8回。「サンクチュアリ」の中、国会議員27名のうち衆議院議員は10名、年配と若手を除くと小川淳也と逢坂誠二くらいしか候補となるべく人がいない。今回の総選挙での注目度、人気からして小川淳也を推すことが妥当と思われるが、赤松らが御しやすい逢坂誠二を選んだのではなかろうか。もし、仮に小川が逢坂よりも要職という点において経験不足というならば、それは大した意味をなさないのではないかと思う。というのも、過去の民主党での要職経験者を除いての代表選びであるという点。また、明治維新を顧みても要職など一切かかわりあいのなかった下級武士が明治政府を作り上げていった歴史的事実をからして、余分な経験はじゃまではないのかと考える。次に逢坂誠二は1959年生まれの60代である。前代表の枝野幸男が1964年生まれの50代。先祖返りしてしまうではないか。バブル期をしらず就職氷河期世代の小川淳也は1971年生まれの50歳。西村智奈美は1967年生まれの54歳。泉健太は1974年生まれの47歳である。次代を担う若手に党代表を任せるべきではないだろうか。さて、先陣をきって意思表明をしていた小川淳也はまだ出馬できていない。はたして出馬できるであろうか。
2021.11.17
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文庫本で上下巻にわかれる「蜜蜂と遠雷」は読み終えるまでにずいぶんとかかった。読み応えのある内容に咀嚼していきながらの読書はなかなか力が必要だった。それに引き換え続編ともいえるこの「祝祭と予感」の短編集はエッセイを読むくらいの読みやすさ。そのうえ、この上ない感動を味合わせてくれる。短編は6本。・祝祭と掃苔・獅子と芍薬・袈裟と鞦韆・竪琴と葦笛・鈴蘭と階段・伝説と予感三つ目の「袈裟と鞦韆」と五つ目の「鈴蘭と階段」に感動しました。大いに感動しました。素敵な感動を味合わせてくれて感謝です。「蜜蜂と遠雷」の読者に読んでほしいスピンオフ小説です。祝祭と予感 [ 恩田陸 ]
2021.11.16
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映画は見そびれたので、原作を読んでみる。ここで主役二人を認識しているので、総理の夫である相馬日和(そうま ひより)は田中圭の顔が浮かび、女性初の首相となる相馬凛子(そうま りんこ)は中谷美紀の顔が浮かぶ。それはどうしても消え去れない。その問題は横に置くとして、総理の夫、相馬日和が書く日記として、彼らの死後、読むであろう読者に対して書いたものという体裁で書いてあるのがおもしろい。必然、主人公は相馬日和であるが彼は語り部の役として存在し、書かれる対象は相馬凛子である。あとがきによると2013年に書かれた作品で、2021年現在を予感させる内容となっている。折しも行われた自民党総裁選では高市早苗と野田聖子の両氏が立候補。女性首相の誕生にわずかな、ほんとにわずかな可能性を感じさせた。思えば、日本初の女性首相となるべく人は土井たか子さんだった気がするが、衆議院議長を務めるだけで終わってしまった。今、たけなわの立憲民主党の代表選も女性擁立ということで西村智奈美氏が出馬するもようである。さて、原田マハが思い描く政治の世界のあるべく姿を本書で味わうのはとても楽しかった。面白かった。映画も見てみたいので、早く配信してくれればと願う。文庫 総理の夫 First Gentleman 新版 (実業之日本社文庫) [ 原田 マハ ]
2021.11.15
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話題の「エターナルズ」を見に行った。お金をかけて著名俳優も出演し大々的な宣伝をした作品でSNSも大いに盛り上がったと思う。SNSは見てないのでその盛り上がり方はわからないけれど。主役のジェンマ・チャンはスタイルと英語発音は申し分ないのだけれど、西洋人から見たらアジア系はこんな顔立ちだと思われているのだなぁと思った。同様にモンゴリアンな顔立ちのマ・ドンソクも東アジアといえば、この顔立ちね、と思えた。他の出演者もイケメン・美女というよりもそのオリジナリティさを買われてのキャスティングのように思える。一目でファンになってしまうスター性のある人がいないのが残念。多様性を意識しすぎたキャスティングは不発だったと思える。そのキャスティングよりも残念なのはストーリーかもしれない。考えに考えて構築されたものかもしれないが洗練されていない。わかりにくい構図、エターナルズが地球外生物でなく作られたものという点も理解に苦しむ。ひとえに地球を救うというアベンジャーズとも違い、各々が備え持つ超人的力はX-MENのように生まれつき持っているものでもなくて、ならばなぜこうもスペシャルパワーがバラバラなのか、疑問山積。説明不十分で本題に入るまでが長く、話についていけなくなりそうだった。《ネタバレ》いかにも良い話。感動的なドラマとして作ろうとしているのはわかる。しかし、展開が突然すぎて、話はわかるけれど気持ちがついていかない。特に、イカリスがセレスティアルズの思惑通り、新たなセレスティアルズの誕生をエイジャックの命に代えても遂行しようとし、そのために仲間全員を破壊しようとした。それなのに、何がどうしたのか、その動機が分からないままセレステイアルズの誕生を阻止する仲間の輪に加わり、新しいセレスティアルズ凍結後は自身の過去の行いを悔いて謝罪し、太陽に自ら飛び込む。この自死行為はまったく意味不明で自己犠牲なるヒーロー的な所業でもなく、見ていてあいた口がふさがらなかった。星を守る(?)エターナルズを造り出し、星の害敵であるディヴィアンツも造り出したセレスティアルズが求めていたのは新しいセレスティアルズの誕生、とな。ならば、エターナルズもセレスティアルズも造り出さず、ただ7000年の時を待ってセレスティアルズを誕生させればよかったのではないだろうか。そうできなかった、枷(かせ)は一切提示されない。そして、そのセレスティアルズの誕生を阻止したエターナルズたちを懲罰審査にかけようと捕らえたところで本作は終わる。続編を作る意気込み満々なのはわかるが、次回は映画館で見なくても良いかな、と思える作品であった。2021年/アメリカ/156分/G監督:クロエ・ジャオ原案:ライアン・フィルポ、カズ・フィルポ脚本:クロエ・ジャオ、パトリック・バーリー、ライアン・フィルポ、カズ・フィルポ出演:ジェンマ・チェン、リチャード・マッデン、アンジェリーナ・ジョリー、サルマ・ハエック、クメイル・ナンジアニ、リア・マクヒュー、ブライアン・ライリー・ヘンリー、ローレン・リドロフ、バリー・コーガン、マ・ドンソク、キット・ハリントン、ハーリッシュ・パテル、ビル・スカルスガルド、ハーズ・スレイマン原題:Eternals(「エターナルズ」)お薦め度「エターナルズ」★★★☆(70%)字幕翻訳:佐藤恵子
2021.11.14
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「フランス映画祭2021 横浜」が2021年11月11日(木)~11月14日(日)で開催中だ。本日最終日。ネットで見たら、ショートフィルム3作品が無料配信とのことで見てみる。「 ~11/30(火)まで フランス発のショートフィルム3本を無料配信」配信作品①『フレネルの光』(Return to Toyama) ~11/30まで監督:平井敦士フランス、日本/24:34/ドラマ/2020**********日本家屋で男性がアップライトピアノを弾く映像から始まる。数年ぶりにフランスから富山へ帰省した若い男性。淡々としたというか、感情の起伏もないままに、タバコを吸っていた男性の印象だけが残る。お薦め度★★★(60%)配信作品②『あとさんねん』(Ato San Nen) ~11/30まで監督:ペドロ・コランツフランス、スペイン/25:00/コメディ/2018**********人里離れたスペインの一軒家。老女が犬と暮らしている。そこへ息子の友達だという日本人男性が一人訪ねてくる。見知らぬ変な日本人とスペイン語と日本語で通じ合わない会話が始まる。本来なら交流することのない人々が国を越え、言葉を越え、寄り添う。その姿に感じ入る。お薦め度★★★☆(70%)配信作品③『サベージ・ナイト』(SAVAGE NIGHT) ~11/30まで監督:Kristof Sagna フランス、日本/20:00/ドラマ/2015**********どのような経緯で有名女優・俳優(寺島しのぶ、寺島進、渡辺哲)が出演することになったのだろうか。ショートゆえギャラは相当安いのか、なんて内容に関係ないことが気にかかる。さて、物語はヤクザの配下で体を売っている女が、同僚の住まい、アパートに駆り出される。何事かわからないながら訪ずれると泥酔と思われた同僚はヤクで死体となっていて、赤ん坊が泣いていた。咄嗟に自宅に連れ帰るも、親分が訪ねてきて……。主人公自身の幼少期、母との関係。彼女の生きた意味を考えてしまった。お薦め度★★★(60%)
2021.11.14
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リーアム・ニーソンがアクション俳優だという認識はまったくなかった。「96時間」という作品がよほど良かったのだろう。未見なので、見てみないいけないなぁ。さて、本作「フライト・ゲーム」はニューヨーク発ロンドン行の旅客機でハイジャック。犯人は乗客の安全を守る航空保安官(リーアム・ニーソン)とされる。犯人からのメールに翻弄され、ハイジャック犯とされる彼は、乗客に知られずに真犯人探しを続けるが、一人、また一人と殺されていく…。味方と思える乗客(ジュリアン・ムーア)やフライトアテンダント(ミシェル・ドッカリー)がいるが、乗客全員を疑わずを得ない状況が、彼を孤立無援に追い込む…。予想しえない真犯人に驚き、クライマックスの衝撃。手に汗握るサスペンス・アクション映画である。Amazonにて2014年/アメリカ/107分/G監督:ジャウム・コレット=セラ原案:ジョン・W・リチャードソン、クリス・リーチ脚本:ジョン・W・リチャードソン、クリス・リーチ、ライアン・イングル出演:リーアム・ニーソン、ジュリアン・ムーア、スクート・マクネイリー、ミシェル・ドッカリー、ネイト・パーカー、ジェイソン・バトラー・ハーナー、アンソン・マウント、コリー・ストール、ルピタ・ニョンゴ、オマー・メトワリー、ライナス・ローチ、シェー・ウィガム原題:Non-Stopl(「直行」)お薦め度「フライト・ゲーム」★★★☆(70%)
2021.11.13
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この作品、何がいけなかったのだろう?引きずり込まれるほどの面白さがなかった。今や押しも押されもせぬ大スター、ドウェイン・ジョンソン。コメディの人気者、ダイアン・レイノルズ。美貌とパワーのガル・ギャレット。三大スターの競演といっていい取り合わせなのに、話しがややこしいのか、インターポール役のリトゥ・アーリャもイケてる感じの美女であったのに…。眠くなるはずのないアクション映画で眠ってしまうとは、よほど睡眠不足だったのかなあ…。さて、題名のレッド・ノーティスはインターポールが最重要指名手配犯を逮捕するために出す特別な国際手配書のことらしい。これが出されるのは終幕。それまでの展開、紆余曲折。荒唐無稽なスリリングな展開もなぜ?と疑問を感じる間もない展開も興味を惹きつけるものではなく、クライマックスでのカミングアウトがなかったらつまらない作品になっていたとしか思えない。スターを揃え、お金をかけて、アクション満載の作品を作ったとしても、いい作品になるとは限らないんだなぁ、と思った次第。クレジットではドウェイン・ジョンソンが主役であるはずなのに本編はダイアン・レイノルズが主役であるかのような描かれ方。そこにも一因があるのかもしれない。Netflixにて2021年/アメリカ/117分/監督:ローソン・マーシャル・サーバー脚本:ローソン・マーシャル・サーバー出演:ドウェイン・ジョンソン、ダイアン・レイノルズ、ガル・ギャレット、リトゥ・アーリャ、クリス・ディアマント・ポロス原題:Red Notice(「国際指名手配書」)お薦め度「レッド・ノーティス」★★★(60%)
2021.11.13
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立憲民主党の枝野幸男代表が11月12日代表を辞任した。後任を決める代表選は11月30日投開票とのこと。女性候補者がでないということがとりだたされ7期の菊田真紀子と小宮山泰子が候補者として良いのではないかと書いた。しかし、彼女たちが立候補することはないようだ。現時点では5名の立候補が予想されている。西村智奈美、小川淳也、馬淵澄夫、大串博志、泉健太(敬省略)西村智奈美 6期新潟1区(民主党→民進党→旧立憲民主党→立憲民主党)菅直人元首相を中心とするグループの会合で女性候補の擁立を望む声があり出馬を検討。外務大臣政務官、厚生労働副大臣を歴任。立憲民主党新潟県連代表。新潟大学大学院修了。小川淳也 6期香川1区(民主党→民進党→希望の党→無所属→立憲民主党(小勝会))映画「なぜ君は総理大臣になれないのか」で全国区で有名になった(と思われる)。妻・娘二入と街頭をまわる選挙運動。他の野党との共闘に前向き。枝野幸男代表辞任の表明時より代表選出馬に意欲を表明。2009年、2010年と総務大臣政務官。東京大学法学部卒業。馬淵澄夫 7期奈良1区(民主党→民進党→希望の党→無所属→旧国民民主党→立憲民主党(一丸の会))企業献金の全面撤廃を主張し、自ら実践。国土交通副大臣、国土交通・沖縄及び北方対策・海洋政策担当大臣を歴任。民主党幹事長代理、民主党幹事長代行、民主党選挙対策委員長を歴任。横浜国立大学工学部卒業。大串博志 6期佐賀2区(民主党→民進党→希望の党→無所属→旧立憲民主党→立憲民主党)財務大臣政務官、内閣府大臣政務官、首相補佐官を歴任。東京大学法学部卒業。泉健太 8期京都3区(民主党→民進党→希望の党→旧国民民主党→立憲民主党(泉G))8期であるが、1度は補欠選挙に出るために失職したため。その補欠選挙で当選。2009年、2010年と内閣府大臣政務官。立命館大学法学部卒業。代表選出馬には推薦人20人が必要。泉Gの代表、泉健太は出馬確実だろうけれど、菅直人元首相グループが推す西村智奈美も出馬するであろう。あとの3人は20人の推薦人を集められるかが鍵。小選挙区選挙の勢いのまま小川淳也が出馬すれば面白い代表戦になると思うが、どうなることだろう。
2021.11.13
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立憲民主党の枝野代表の辞任により、新しい代表を選ぶことになる。代表候補として取りだたされている議員は8期で京都3区の泉健太。7期で奈良1区の馬淵澄夫。6期で香川1区の小川淳也。佐賀2区の大串博志。男性で関西の面々だ。女性の擁立はないのか、という疑問というか待望論もあり、私なりに候補となりそうな衆議院議員を調べてみた。 2期 北海道11区 石川香織 3期 福島1区 金子恵美 3期 宮城2区 鎌田さゆり 7期 新潟4区 菊田真紀子 7期 埼玉7区 小宮山泰子 2期 神奈川4区 早稲田夕季以上6名だ。しかし、当選回数をみると2期や3期の議員が代表というのは無理だろうと思われる。とすれば、7期の2人菊田真紀子と小宮山泰子であれば、ほとんどありえないながらも可能性はあるだろうか。菊田真紀子であるが祖父は越山会の設立者の一人とのこと。父親が元自民党県議であり、名は田中真紀子にちなんで名づけられたという、政治の申し子のような生い立ちだ。自由民主党で加茂市議会議員をしていたが、自由党に移籍。2000年の衆議院議員選挙に自由党から出馬するも落選。2003年自由党は民主党と合併し、民主党から出馬し、初当選。その後、政党の移り変わりにより民進党。2017年、民進党が解党した時には政治信条から無所属で出馬し、当選。紆余曲折を経て、2020年9月、立憲民主党に所属。今回の2021年衆議院選挙で当選。しかし、10月30日菊田の夫、飯田慎一がクモ膜下出血にて死去。という経歴である。なお、菅直人内閣では外務大臣政務官を務める。小宮山泰子であるが祖父が元参議院議員、父が元衆議院議員。自由民主党で埼玉県議を2期務めたのち、次兄の自民支部長解任から2000年に無所属で衆議院議員選挙に出馬するも落選。自民党を離党し、自由党に入党。2001年参議院議員選挙、落選。民主党と自由党の合併により、2003年衆議院議員選挙に民主党より出馬し当選。その後、国民の生活が第一、日本未来の党、生活の党、民主党、民進党、希望の党、旧・国民民主党を経て、立憲民主党に至る。両人ともに自民党出身であるが野党に転じている。自民党がやらなかったことできなかったこと、あるいは自民党から除外された者の気持ちがわかる人ということになる。数は力なり。勝てば官軍、と傍若無人なふるまいをする自民党に対する人選としては良い気がする。とはいえ、代表になりえなければ、国会質問できる人材として活用してほしいと思う。
2021.11.11
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剣術指南までやったという岡田准一の土方歳三。期待して見に行った。監督は映画「金融腐蝕列島 呪縛」で名を知らしめ、俳優たちから出演を請う憧れの原田真人。「クライマーズ・ハイ」「関ヶ原」「検察側の証人」といった著名話題作を手掛ける監督だ。原作は司馬遼太郎。新撰組の本としては「燃えよ剣」より、子母澤寛の「新選組始末記」のほうが数倍おもしろく興味が尽きない。本「燃えよ剣」は短く感じ、あっさりとした感じがしたものだ。ただこれは司馬遼太郎が史実を基に綴ることに徹したせいかもしれない。そんな原作を原田監督はどう料理してくれるか、見ものだった。あまりにも知られた史実なので《ネタバレ》で書く。髷を切った土方歳三が五稜郭でフランス人将校を相手に過去を回想する形で描かれる。この回想手法で私の興味はずいぶんとそがれた。回想される作品はえてして面白くないものが多い。(と思えるからだ)NHKの大河ドラマにもなったほどの長尺な新選組の話を土方歳三にスポットを当てて切り取る。それはあまりにもダイジェストすぎて、話を知らない人は展開についていけないのではないかと思える。幕末のことはいろいろなドラマ、映画で描かれているので興味のある人でわからない人はいないとも思えるけれど。沖田総司役は遠い昔に見た草刈正雄のイメージが記憶に刻み込まれており、短躯な山田涼介だと不安であったが、岡田准一も短躯であり、山田涼介のすがすがしい若武者ぶりは良かった気がする。映画「海猿」以降、ガタイの良い男として活躍している伊藤英明の豪傑ぶり肉体美も良かったし、大柄で近藤勇を演じた鈴木亮平も良かった。相手役柴崎コウはまずまずといったところか。松平容保役の尾上右近も良かったし、一橋慶喜役の山田裕貴は山田らしい演技を見せてくれた。はんにゃの金田哲も見せ場はあったし、柄本明、市村正親のワンポイントも光った。毒舌はあまり好きではないので毛嫌いしている村本大輔はもともとああいうキャラなのか、役柄も重要な役どころで目立つキャラでいい仕事をしている。その良すぎる名演技が嫌だ。岡田准一演じる土方歳三は豪傑だったのかどうなのか。策士であることは間違いないのだが、肩をやられて剣に自信を無くしてしまった近藤勇とは対照的に最期まで戦い続けた武士なのであろう。織田信長同様、遺体が見当たらないとされる土方歳三であるのだけれど、ラスト遺体が運び込まれる演出は何を意図してのことだろうか。それにしても最後の戦いの戦場に繰り出した兵隊の数のおびただしいこと。スケールの巨大さに驚いた。あれは、実際なのか、CGなのか。実際のロケであれば、感嘆の上にも感嘆するしかない。2021年/日本/148分/G監督:原田真人原作:司馬遼太郎脚本:原田真人出演:岡田准一、柴咲コウ、鈴木亮平、山田涼介、尾上右近、山田裕貴、たかお鷹、坂東巳之助、安井順平、谷田歩、金田哲、大場泰正、坂井真紀、山路和弘、松村武、酒向芳、新納慎也、松角洋平、勇家寛子、松下洸平、村本大輔、陽月華、月船さらら、村上虹郎、石田佳央、淵上泰史、山村憲之介、渋川清彦、阿部純子、櫻井麻七、マギー、三浦誠己、吉原光夫、森本慎太郎、ジョナス・ブロケ、高嶋政宏、柄本明、市村正親、伊藤英明お薦め度「燃えよ剣」★★★☆(70%)
2021.11.08
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「劇場版 ソードアート・オンライン オーディナルスケール」から4年。劇場版の新作だ。(ブログ「劇場版 ソードアート・オンライン オーディナルスケール」)テレビのアニメはついていけなくて挫折したけれど、劇場版ときき馳せ参じた(見に行った)。すごい、素晴らしい!!絵の美しさ、展開、登場人物の心の機微、戦闘シーンのみごとさなどどれをとってもいうことなし、そして、感動した。わざわざ映画館まで見に行った甲斐があるというもの。エンドクレジットに映し出された2022年公開「劇場版 ソードアート・オンライン プログレッシブ 冥(くら)き夕闇のスケルツォ」が待ち遠しい。実在の人間とアバターがリンクし、仮想空間で現実世界のように動き回り、戦闘に負け仮想空間で消滅してしまうと実在の人間も死んでしまうというデスゲームの舞台。そこに繰り広げられる戦闘やアバター同士の絆など見るべきところ、感じ入るところ多数あり。ミトとアスナの関係性、無類の強さのキリトとの関係性など気持ちを入れて見ることが出来た。クライマックスの死闘は感動を呼ぶ。素晴らしい作品である。2021年/日本/97分/G監督:河野亜矢子原作:川原礫出演:松岡禎丞・キリト、戸松遥・アスナ、水瀬いのり・ミト、平田広明・クライン、安元洋貴・エギル、日高里菜・シリカ、関智一・キバオウお薦め度「劇場版 ソードアート・オンライン プログレッシブ 星なき夜のアリア」★★★★☆(90%)
2021.11.08
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アメリカン・アイドル出身で映画「ドリーム・ガール」でブレイクしたジェニファー・ハドソンだけに期待した。一躍スターダムにのし上がった彼女だったけれど、身内の不幸な事件により、失意に落ち消え去ったかのようであった。その後、徐々に活動はしていたようだが。今回はソウルの女王アレサ・フランクリンを演じ、面目躍如と思えた。前半、十代20代を演じる期間が長く、それなら若手有望株のアフリカ系アメリカ人歌手か女優が演じればいいんじゃないの、と思えたが”映画.COM”の記事によると生前のアレサ本人からジェニファーが指名されていたという。さて、物語はアレサが10歳の時1952年から始まる。そこから紆余曲折してスターになるまでが4分の3くらい、その後がスターになってから。10歳で妊娠と描かれているけれど、実際12歳で男の子を出産した。で、14歳で別の男性との子供、男の子を出産。牧師の家庭に育ったというのに、やってくれるじゃない。映画を見てもダメな男に惹かれるようであった。ジェニファーはよく演じているのだけれど、ひきつるようなほうれい線が気になって、気になって。彼女への期待が大きかっただけにその期待値に届かない歌声、内容は感動するところまでいかなかったような気がする。エンディング・ロールで実写フィルム、アレサ・フランクリンの映像と歌声を聞いた時、感動してしまった。2021年/アメリカ/146分/G監督:リーズル・トミー原案:カーリー・クーリ、トレイシー・スコット・ウィルソン脚本:トレイシー・スコット・ウィルソン出演:ジェニファー・ハドソン、フォレスト・ウィテカー、マーロン・ウェイアンズ、オードラ・マクドナルド、マーク・マロン、タイタス・バージェス、セイコン・セングロー、ヘイリー・キルゴア、ヘザー・ヘッドリー、スカイ・ダコタ・ターナー、テイト・ドノバン、メアリー・J・ブライジ原題:Respect(「尊敬」)お薦め度「リスペクト」★★★☆(75%)字幕翻訳:風間稜平
2021.11.08
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新体操でオリンピックを目指していた少女が忽然と消えた。夜6時30分、練習スタジオから自宅までは700m。連絡もなく、携帯にかけると留守電になる。イタリアの田舎町で起きた、少女殺人事件を基にして作られた作品。テレビの再現フィルムのような感じの作品で市井の人々(しせいのひとびと)といった感じの出演者が登場。スターとかタレントといった感じの人は出ていないという意味。エンタテイメント性としての魅力には乏しく、実際の事件でなければ注目されることもないであろうと思われる。現実に起こった事件で、現実の捜査が描かれている。その捜査手法があまりにすごい。アメリカなら全人口のDNAがあるからDNA採取すれば瞬時に犯人がわかると言っていたが、実際、そんなことはないだろうと思われる。そして、イタリアでは全人口のDNAデータなど存在せず。全く手掛かりのない物証の中でわずかに発見された犯人と思われる人物のDNA。そのDNAに一致する人物を探す。それも該当する地域の総ての人にDNA提供を呼びかけて、だ。時間と経費がかかる。かかりすぎる。遅々として進まない捜査は、この作品の主役である捜査の総指揮を執る女性検事に批判が巻き起こることになる。大海の中で針を見つけるような作業は、捜査は。プライバシーがない盗聴などの捜査手法は見ていて驚きだ。その捜査の総てが驚きだ。イタリアはここまでするのか…。ある意味とてもショッキングな作品であった。Netflixにて2021年/イタリア/96分/監督:マルコ・トゥリオ・ジョルダーナ脚本:グラジアーノ・ディアナ出演:イザベラ・ラゴネーゼ、アレッシオ・ボーニ、トマ・トラバッチ、サンドラ・トッフォラッティ、ロベルト・ジベッティ、マリオ・ピレッロ、キアラ・ボーノ、ミロ・ランドーニ、アンドレア・ブルスキ原題:Yara(「ヤーラ」)お薦め度「ヤーラ」★★★☆(70%)
2021.11.07
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その日、退役軍人で元大尉のエディ(アントニオ・バンデラス)は、一年ぶりに仕事に就いた。ショッピングモールの警備員、最低時給の仕事だ。彼は、PTSDを抱えていたと思われる。ある少女が重要な証人であるにもかかわらず、襲撃され…。逃げ込んだ先は深夜のショッピングモール。警備員たちに助けを求める。追手の首領格はチャーリー(ベン・キングズレー)、皆殺しして、少女を捕獲しようとする。たった5人の警備員と大多数の追手、殺し屋たちとの戦闘が始まる…。ショッピング・モールにある品物を使っての攻撃がユニーク。アントニオ・バンデラスの一人無双の活躍ぶり、際立つ。Netflixにて2017年/アメリカ/92分/PG12監督:アラン・デロシェール脚本:トニー・モジャー出演:アントニオ・バンデラス、ベン・キングズレー、ガブリエラ・ライト、チャド・リンドバーグ、リアム・マッキンタイア、カン・リー、キャサリン・デ・ラ・ローシャ原題:Security(「警備態勢」)お薦め度「セキュリティ」★★★☆(70%)
2021.11.03
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Netflix「意のままに」の原題は"HYPNOTIC"で『催眠状態にある人』ということだ。この作品は催眠状態にある人が冒してしまった意図しない行動が引き起こす事件をとらえている。見どころは催眠状態で見ているものと現実のギャップ。その別空間がクライマックスで重要な意味を持ち、展開する。映像で見せているものが催眠世界なのか、現実世界なのか。そこを見極めるのも観客としての楽しみなのかもしれない。作品の展開の先を読む、映し出された世界の虚構をいぶかしむ。映画ファンの探求心をくすぐるものである。展開の面白さはあれど、内容的にはさしてインパクトのあるものではなく、犯罪者の心理がまったくわからないだけに作品の重みに欠ける気がする。とはいえ、一時のスリリングさを味わうにはいいかもしれない。Netflixにて2021年/アメリカ/89分/監督:マット・エンジェル、スザンヌ・クゥート脚本:リチャード・ドヴィディオ出演:ケイト・シーゲル、ジェイソン・オマラ、デュレ・ヒル、ルーシー・ゲスト、ジェイミー・M・キャリカ、ターニャ・ディクソン=ウォーレン、ルーク・ロデリック、デヴィン・ダルトン、ステファニー・カドモア、ジェシー・フレイザー原題:Hypnotic(「催眠状態にある人」)お薦め度「意のままに」★★★☆(70%)
2021.11.03
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