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2ガンズ : ポスター画像デンゼル・ワシントンとマーク・ウォルバーグがバディを組むなんて。年齢差がある二人だけに不思議ではあるが、ちょっと想定できない設定に驚くばかり。想定できないとはゴロツキに見える二人の正体はまったく別々のものだったから。ドーナツ店の爆破火災も激しく、他方ドンパチ続きの銃撃戦が繰り返される。究極を越えた丁々発止に見入るばかり。盗んだお金の流れに疑問を感じる点はあるけれど、命を的に狙われ続ける二人に気を取られ、スルーしてしまう事柄となる。職業は別にして悪人しか出てこないのは、ある意味痛快。おもしろく見た。U-NEXT にて2013年/アメリカ/109分/G監督:バルタザール・コルマウクル原作:スティーブン・グラント脚本:ブレイク・マスター出演:デンゼル・ワシントン、マーク・ウォールバーグ、ポーラ・パットン、ビル・パクストン、ジェームズ・マースデン、フレッド・ウォード、エドワード・ジェームズ・オルモス原題:2 Guns(「二挺拳銃」)お薦め度「2ガンズ」★★★☆(70%)
2023.02.26
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NHK BSシネマで放送される映画の中からおすすめ作品を紹介します。3月おすすめ作品は「裏窓」「私の頭の中の消しゴム」「俺たちに明日はない」「いまを生きる」「ベイブ」「若草物語」「ウィンストン・チャーチル/ヒトラーから世界を救った男」「ローマの休日」「花嫁のパパ」「ブルース・ブラザース」「キネマの神様」「シンドラーのリスト」の作品の中から選んだ5作品はこれら。「私の頭の中の消しゴム」「俺たちに明日はない」「ベイブ」「若草物語」は過去におすすめしてあるので除外。(チラシ画像の下のリンクは画像の出展元を掲載)裏窓 REAR WINDOW | 映画 ポスター, 外国映画, 映画 (pinterest.jp)「裏窓」2023年3月1日(水)午後1時00分~2時54分REAR WINDOW 1954年 アメリカヒッチコックの傑作とされる作品で私は2度ほど見ている。ジェームズ・スチュアートとグレース・ケリーの共演。映画.COM ALL TIME BEST「裏窓」お薦め度★★★★(80%)真提供:アマナイメージズ「いまを生きる」2023年3月20日(月)午後1時00分~3時10分DEAD POET SOCIETRY 1989年 アメリカ1950年代のアメリカ。全寮制学校における新米教師と多感な生徒たちの交流を描いていて、女生徒の先生への想いと夢への実行力は心を揺さぶり、ある生徒の行動は生きることの意味を真摯にとらえている。映画.COM ALL TIME BEST「いまを生きる」お薦め度★★★★(80%)(C)2017 Focus Features LLC. All Rights Reserved.「ウィンストン・チャーチル/ヒトラーから世界を救った男」2023年3月23日(木)午後1時00分~3時6分DARKEST HOUR 2017年 イギリスケイリー・オールドマンがチャーチル首相を熱演。ナチス・ドイツに対抗するために苦悶・苦悩・苦闘するチャーチル首相の姿を綿密に描く。映画.COM ALL TIME BEST「ウィンストン・チャーチル/ヒトラーから世界を救った男」お薦め度★★★★(80%)ローマの休日 が見放題! | Hulu(フールー) 【お試し無料】「ローマの休日」2023年3月27日(月)午後9時00分~10時59分ROMAN HOLIDAY 1953年 アメリカ誰もがご存じの作品。真実の口もスペイン階段でのアイスクリームも忘れられない。ローマに行ったら誰もが訪れる名所です。アン王女が宮殿を抜け出し、新聞記者とローマのあちこちを巡り歩くコメディはヘップバーンの美しさとともに忘れられません。映画.COM ALL TIME BEST「ローマの休日」お薦め度★★★★(80%)写真:Photofest/アフロ「シンドラーのリスト」2023年3月30日(木)午後1時00分~4時17分SCHINDLER'S LIST 1993年 アメリカスピルバーグ監督によるナチスによるユダヤ人大虐殺から多くの命を救った実在のドイツ人実業家オスカー・シンドラーを描いた傑作。ユダヤ人である監督でなければ描き切れず、スピルバーグはこの作品により大作家となったと思える。映画.COM ALL TIME BEST「シンドラーのリストお薦め度★★★★(80%)
2023.02.26
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(C)2019 CYKAS LLCちょっと物足りない、というか相手の男性が一切自分のこと(秘密)を話さないということと交際相手だった男性と付き合っていた利点が表現されていなかったところが感情移入できなかったところかな。とはいえ会社のトップとの交際にまい進する主人公の行動は隔靴掻痒な思いは共感できた。作り手の丁寧さ細やかさがもう少しあれば、素敵な作品になった気がする。それにしても赤裸々な内容だったなぁ(笑)Amazon Prime Video にて2019年/アメリカ/94分/G監督:イリース・デュラン原作:ソフィー・キンセラ脚本:ピーター・ハッチングス出演:アレクサンドラ・ダダリオ、タイラー・ホークリン、スニータ・マニ、デビッド・イーバート、キミコ・グレン、ラバーン・コックス原題:Can You Keep a Secret?(「秘密を守れる?」)お薦め度「エマの秘密に恋したら」★★★☆(70%)
2023.02.26
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絵を見なければいけないのに、たんたんと文字を読んでいた。Blue……雨の色……。Ukuさんの絵は文章を表現している、と思えた。マイ・プレゼント [ 青山 美智子 ]
2023.02.25
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どこで見つけたのか、一部で話題になっているこの本を。思いがけず、読んで見ることにした。著者は、ニュースメディア「弁護士ドットコムニュース」の編集部記者、猪谷千香さんだ。”画廊では、まるで無料のキャバクラかのように女性作家が被害に遭っているという。”という内容はにわかには信じがたかった。ただ、年配の美術愛好家であるおじさんたちが若い娘をひいきにして、時には愛人に仕立てようとしたり、ただの性の相手にしたり、作品を買うことで優位性を保ちまとわりつく、なんて思いもしなかった。そんなことをしている輩がいるなんて!と、ショックに感じたが、私自身取引先の営業担当の女性に煙たがられたことがある。それはかわいかったり、好みのタイプの女性営業だったりして、必要以上に親切に対応したり、相談を持ち掛けたりしたところ、やんわりと、あるいはビシッと拒絶されたことがある。もちろん、その時にこちらの好意が勘違いされているとか近づきすぎたと思ったので距離を置いたり、極力関わらないようにした。たぶん普通の感覚があれば、そのように対応できるのではないだろうか。しかるに、この本に登場する男たちはそんなことに気づくこともなく、もしくは意図的に距離を近く、親交を深めようとする。そんなに若い娘が良いのならキャバクラに行けばと思うのだが、同じお金を払っても仕事と割り切るキャバクラでなく社会をまだよくしらない作家に無料サービスをしてもらいたいのだろう。そんなことが起きている。そのことをこの本は明らかにする。そして、その根源は美術業界と教育界にあり、男性優位の西洋美術という日本における病巣を指摘する。権威ある男性作家は自身がわかる作品しか認めない。女性作家の作品は評価しない。また、美術業界も権威ある男性作家を重視する。そのことが女性蔑視をはびこらせている。その他にも多岐にわたっての指摘があり、驚くばかりの実態に衝撃を受ける。この本を読んで、ギャラリーストーカーなるものに対応するギャラリーも出てきたことを知る。しかし美術業界は旧態依然でなかなかかわっていかないようだ。抜本的にでも速やかに芸術大学における女性教授の数を増やし、美術業界がかわることを望む。文部科学省の官僚、ひいては大臣に読んでほしい一冊である。ギャラリーストーカー 美術業界を蝕む女性差別と性被害 (単行本) [ 猪谷千香 ]
2023.02.25
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(C)2022 Paramount Pictures Corporation. All rights reserved.なんてこった、超話題作がグロ、ゲロ、最悪映画なんて。「ラ・ラ・ランド」のダミアン・チャゼル監督だよ。天下のブラピだよ、そしてマーゴット・ロビーだよ。なのに、なのに、なのに……。映画創成期、サイレント映画が華やかし頃、ハリウッドにやってくる雑多な人々。俳優もエキストラも消耗するだけの世界。夜ごと酒池肉林の大パーティーが繰り広げられていた。全裸に近い半裸でのたうちまわる映画関係者。数多の数に驚くばかり。酒、酒、酒。多くの酔客の中でバコバコやってる男女、男女、男女……。胸糞悪くなるシーンに、悪趣味な映画を見に来てしまったと思う。メキシコからやってきた青年はプロデューサーに、女優を目指してやってきた女はスター女優になっていく。時代はサイレントからトーキーへ移り変わろうとしていた。声に難がある俳優たちはお払い箱になっていく…賭博好きの女は払いきれない借金を督促され青年に泣きつくが……。まやかしの世界とも思える映画製作の怒涛の日々を赤裸々というか、差別・侮蔑・犯罪を散りばめて描く。人種差別やジェンダー問題にうるさい現代において、よくこの企画が通り、製作され、しかも問題提起されることなく公開されたことに驚いた。酒池肉林のパーティーシーンを見ながら、裸体をさらした女性たちが意にそまないでやっていないか、また、ノーブラで登場のマーゴット・ロビーがセクハラを感じていないかとても気になった。残念な映画である。女性監督役のオリビア・ハミルトンが良かった。ネリー・ラロイ(マーゴット・ロビー)の父親役でエリック・ロバーツが出演していたことに驚き。2022年/アメリカ/189分/R15+監督:デイミアン・チャゼル脚本:デイミアン・チャゼル出演:ブラッド・ピット、マーゴット・ロビー、ディエゴ・カルバ、ジーン・スマート、ジョバン・アデポ、リー・ジュン・リー、トビー・マグワイア、オリビア・ハミルトン、P・J・バーン、ルーカス・ハース、マックス・ミンゲラ、ローリー・スコーベル、キャサリン・ウォーターストン、フリー、ジェフ・ガーリン、エリック・ロバーツ、イーサン・サプリー、サマラ・ウィービング、オリビア・ワイルド原題:Babylon(「バビロン」)お薦め度「バビロン」★★(40%) 字幕翻訳:松浦美奈
2023.02.23
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(C)020 MANDARIN PRODUCTION – FOZ – France 2 CINEMA – PLAYTIME PRODUCTION – SCOPE PICTURESなんてこった、これがフランソワ・オゾンの作品なのか。そして、ソフィー・マルソーの作品なのか。企画として挙がった段階では、いい作品になるものであったのだろう。ただ、完成した作品はそうではなかった。脳卒中で倒れて右手と下半身が思うように動かせなくなった父親85歳。活き活きと生きることが出来ずに死を、尊厳死を望む。そのことを打ち明けられた姉妹の姉。父の気持ちを尊重したいというよりも、頑固者の父親が自分の意思を曲げることはないという諦めから、スイスでの尊厳死を手配することになる。フランスでは尊厳死を認めていないから。葛藤、軋轢、迷い、逡巡の日々を過ごしてついに…。親類縁者が次々と現れるのだけれど、忌み嫌っている男性セルジュとの関係性が皆目わからないので不満が溜まる。彼のことを少し説明していたらこの作品を受け入れやすくなったのかもしれない。高齢で自死を考えると、「92歳のパリジェンヌ」の方が痛切に感じられて、考えさせられる。とはいえ、この作品も実話原作が基。高齢で体を動かせなくなったら消えてしまった方がいいのだろうか。クレジットを見てハンナ・シグラが出演していたことに驚く。スイスからきたドイツ語を話す女性が彼女だったのか。「リリー・マルレーン」が思い出深い。2021年/フランス/113分/G監督:フランソワ・オゾン原作:エマニュエル・ベルンエイム脚本:フランソワ・オゾン出演:ソフィー・マルソー、アンドレ・デュソリエ、ジェラルディン・ペラス、シャーロット・ランプリング、エリック・カラバカ、ハンナ・シグラ、グレゴリー・ガドゥボワ、ジャック・ノロ、ジュディット・マーレ、ダニエル・メズギッシュ、ナタリー・リシャール原題:Tout s'est bien passe(「すべてがうまくいった」)お薦め度「すべてがうまくいきますように」★★★(60%) 字幕翻訳:松浦 美奈
2023.02.23
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「方舟」という文字を見て、「ノアの方舟」よりも「イエスの方舟事件」を想起していた。この作品を読み進めると、やはり「イエスの方舟」の方がピッタリとくる。新興宗教がらみの地下施設であった。人里離れた山奥の地下施設。地下だけの、地下三階まである施設に閉じ込められた中で事件は起こる。ミステリーであるがゆえ、内容を語るわけにはいかない。すらすらと読める。やはりエンタテイメントの現代作家であるがゆえ、サクサク読み進められるのだろうか。それだけでなく、興味が深まり、物語のその先を知りたくてどんどん読む。初日に半分、二日目に半分と読んで読破した。犯人の予想はついた、そして、それは間違っていなかった。けれど、その動機はわからず、動機が分かるクライマックス、結末は阿鼻叫喚するような出来事が待っていた。こんな結末になるなんて、誰が想像しただろうか。誰も想像しえないだろう。驚嘆する結末であり、とんでもない本であった。読み終えて振り返ると設定や動機に気になる点(つっこみどころ)が見つかるけれど、それは読んでいるうえではまったく気にならず、主人公同様に結末に衝撃を受ける。ものすごい威力をもった作品だといえる。方舟 [ 夕木 春央 ]※「告白」湊かなえ:著がベストセラーで話題になったときに読んで圧巻な内容とすさまじい仕業に驚くだけでなく、嫌悪と恐怖を感じた。性善説と性悪説があるとすれば、「告白」は性悪説の作品であり、私としては読んではならないものと思えた。また、読みたくないと思えた(読んでしまったけれど)。そして、映画化された映画は見ないし、湊かなえは私の禁書となった。以来、湊かなえの本は読んでいないし、映像化された作品も見ていない。この「方舟」も性悪説の作品に思える。しかし、「告白」ほど非道でもなければ、異常でもない。犯人の動機が理解できないわけでもない。それゆえ夕木春央を私の禁書にするかどうかは決めかねている。
2023.02.22
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NHK朝ドラ、ヒロインのキャスティングに「またか…」MANTANWEB(まんたんウェブ) (mantan-web.jp)によると“女優の伊藤沙莉さんが、2024年度前期に放送されるNHK連続テレビ小説(朝ドラ)で主演を務めることが2月22日、明らかになった。”とのこと。「うーん、またか…」である。伊藤沙莉が悪いわけではない。すでに売れて、一般に知られている女優をキャスティングするのは、どうなのか?と思わざるを得ない。過去、新進女優を起用し、抜擢と思えるキャスティングで有名女優へと変貌させていた実績を思うと知名度と経験値のある女優で手堅く視聴率を稼ごうという思惑が見えて嫌なのである。天下のNHKである。全国ネットである。作りても作り方も昔とは違うとは思うけれど、未知であるけれどお芝居ができて魅力的な若者はたくさんいるのである。オーディションは大変だ。オーディションは面倒だ。そもそも1000人や2000人から一人を選ぶなんて至難の業だから、しかも、そうやって選んだ主演が必ずしも期待に応えるとは限らない。ただ、この1000人、2000人も事務所サイドでの選抜、事務所自体の選抜があり、不特定多数の人がむやみに応募できないのである。NHKの朝ドラに出たい、出したいタレントを事務所が選んでエントリーする。狭き門のなかの狭き門なのである。役柄に合う合わないがあって、何度もオーディションを落ちて受かったという主演を勝ち取った人の談話を聞くことがある。そもそもそのオーディションに参加できることが貴重なのである。力のある事務所に在籍するタレントにはオーディションにエントリーできるチャンスの貴重さを知らない。(横道のそれたので、本題に戻る)オーディションもなく一本釣りで大看板の女優をキャストできたということでよかった点もあるだろう。しかし、私はまだ見たこともない若手を見てみたい。ダイヤモンドになりきらない原石であったり、ダイヤモンドではあるが気づかれない若手を見てみたい。もちろん若手でなくてもいい。50歳を過ぎて芝居を始めた、あるいは、復帰した無名の人でもいい。とにかく未知の芸達者な人に出会いたいと思うのである。と、ここまで書いてきたが、朝ドラウッォッチャーとしては日が浅い。ちゃんと見だしたのは映画「夜のピクニック」で気になった貫地谷しほりが主演するとのことで見始めた「ちりとてちん」からである。それまでも、幼少期に「鳩子の海「水色の時」は見ていて、なぜか「こころ」も見ている。さて、振り返ると、「ちりとてちん」貫地谷しほりが良かった。同級生役の佐藤めぐみも良かったなぁ。貫地谷しほりはこのあと出演した民放の「あんどーなつ」も良かった。「あんどーなつ」はその後も続けてドラマ作ってほしかったなぁ。「瞳」はCMで注目株の長身の榮倉奈々が登場。勢いと鮮度があった。ダンス仲間の満島ひかりも光っていたし、小池栄子が演技巧者ぶりを見せつけた。「だんだん」マナ・カナのふたり、三倉茉奈と三倉佳奈が主演。劇中歌がとても良かった。シジミ汁、飲みたいねぇ。懐かしい面々が多く、父母役の吉田栄作、石田ひかりも良かった。推しである京野ことみの出演も嬉しかった。「つばさ」は確か47番目、最後の登場となった埼玉県。これにて全国制覇。すべての都道府県が舞台となった。たべちゃん登場には“今更感”があって、内容も今一つみたいであった。しかし、高畑淳子の演技巧者ぶりや手塚理美や西城秀樹といった貴重な人のお芝居が見られて嬉しかった。たべちゃんにはピンとこなかったけれど「これは経費で落ちません」のユニークさ、「私の家政夫ナギサさん」でのまじめさを持ったお笑いがとても良かった。映画「空に住む」でも多部未華子らしい素敵な芝居を見せてくれている。「ウェルかめ」は「つばさ」の余波を受けて苦戦したかも。ただ「ウェルかめ」もさほど面白くはなかった。倉科カナはその後も出演作が続いている。***********************「ゲゲゲの女房」は良かった。題材も良く、話題性もあった。松下奈緒と向井理の美男美女のとりあわせも格別。また、水木プロのアシスタントの三人。窪田正孝、斎藤工、柄本佑。今は主演をこなすまで成長した彼らがここに集ったのが奇跡。窪田正孝は「エール」でヒロインならぬ主演をしている。また、古本屋の松坂慶子と光石研の夫婦も良く、村上弘明も素敵だった。南明奈の演技とは思えないかわいらしさは特別で目を瞠った。梶原善も良かったし、推しである星野真里が出演しているのも嬉しかった。「てっぱん」瀧本美織は美しい。おもしろいドラマだった。驚きだったのは朝ドラ「春よ、来い」を降板した安田成美が出演したことだ。朝倉あき、赤井英和、小市慢太郎、竜雷太、富司純子が出演している。「おひさま」は見たーーー、という気がする。母親(原田知世)が早々に亡くなったことに驚いた。三人娘、井上真央・満島ひかり・マイコの関係性も良く、高良健吾のはっきりした男前の顔立ちも好きだったなぁ。永山絢斗、伊藤歩、白川由美、渡辺えりなど他のキャストも良かった。「カーネーション」大阪・岸和田が舞台であるが、奈良出身の尾野真千子でなければ演じられなかったと思えるほどでオーディションした甲斐がある。駿河太郎がいい芝居を見せた。宝田明、十朱幸代、近藤正臣、小林薫といった超ベテランが素敵だった。このドラマで注目を集めた綾野剛と尾野真千子のアイロン台のラブシーンは秀逸。「梅ちゃん先生」ぜんぜん推していない堀北真希主演。推してはいないが彼女は素晴らしい。一時期、席巻したといえる。このドラマもキャスティングがいい。素敵な俳優ばかりだ。ミムラ、小出恵介、松坂桃李、大島蓉子、根岸季衣、大和田伸也、木村文乃、鶴見辰吾、南果歩、片岡鶴太郎、高橋克実、倍賞美津子、野村周平、岩崎ひろみ、徳永えり、黒川智花、西原亜希、白鳥久美子、高橋光臣、満島真之介、宇野実彩子。初々しい感じの松坂桃李。「純と愛」朝ドラ黒歴史と言われるドラマ。台風に翻弄されるようにどこへむかっていくドラマなのかわからなかった。しかし、高橋メアリージュンや吉田羊を起用している点がいい。主演は夏菜と風間俊介である。「あまちゃん」最高である。説明不要(笑)。あたりドラマである。1980年代アイドル全盛期ノスタルジック田舎発都会ドラマ。能年玲奈、橋本愛、有村架純、松岡茉優、足立梨花、優希美青といった女優を世に出した功績は大きい。もちろん福士蒼汰も。小泉今日子、薬師丸ひろ子の起用も驚きで、木野花・美保純・片桐はいり・渡辺えり・宮本信子といった三陸のメンバーも強者ぞろいだ。惜しむのは能年玲奈が所属事務所とのトラブルにより本名である芸名を名乗れなくなり、新たな仕事にも支障を来したこと。「ごちそうさん」前作の人気をそのままに継続。主演・杏は直接オファー。長身の彼女に合わせたのか長身の東出昌大がキャステイングされた。ただ背が高い人にしか見えなかったけれど、その後の彼の自滅ぶりをみるとさもありなん。「花子とアン」は良かったねぇ。民放ドラマ「太陽と海の教室」から注目していた吉高由里子。主役を演じ続けられる稀有な女優になれるとは思ってなかったなぁ。素晴らしい!仲間由紀恵とのコンビは最強に思えた。鈴木亮平・矢本悠馬・藤本隆宏・町田啓太・賀来賢人・吉田鋼太郎・高梨臨と素敵なドラマには素敵な俳優たちが集う。吉田鋼太郎は朝ドラを見るまで全く知らなかった俳優であるが、このような隠れ芸達者にはどんどん出演してもらいたい。「マッサン」もいいドラマだった。玉山鉄二は好きな俳優で主演となり嬉しかった。シャーロット・ケイト・フォックスも良い。久々に見た相武紗季の姿に喜び、西川きよしの姿にも喜びを見出した。濱田マリの演技に感心し、早見あかりに注目した。「まれ」なんだかなぁ、と思えるドラマ。 土屋太鳳も山﨑賢人もドラマの不評に負けず、その後、活躍しているのがすごい。「あさが来た」AKB48の“365日の紙飛行機”の主題歌がいい!推しの波留が主演。相手役は玉木宏。姉役に宮﨑あおい。この宮﨑あおいのキャスティング、良かったと思う。ディーン・フジオカがこのドラマでブレイク。瀬戸康史、小芝風花、吉岡里帆、清原果耶といった後に主演級になる俳優が出演している。なかでも吉岡里帆は私の推し俳優である。「とと姉ちゃん」も面白かった。 主役はオーディションで高畑充希が勝ち取った。父(西島秀俊)が早く亡くなったことが残念であった。川栄李奈が演技巧者ぶりを見せたこと、大地真央の出演が嬉しかった。「べっぴんさん」はいいドラマなんだろうけれど、もうひとつと思えた。向かうところ敵なしという噂に期待しすぎたか、芳根京子に特筆する物はなく、蓮佛美沙子、土村芳に魅力を感じた。久保田紗友に興味を持った。「ひよっこ」はこれまた言うことないドラマ。有村架純人気を追うようにキャスティングされたと思える。いいドラマではいいキャストが出現するようで、竹内涼真、佐久間由衣、シシド・カフカ、伊藤沙莉などが注目を浴びた。「わろてんか」は葵わかな・松坂桃李主演であるが注目を浴びたのは広瀬アリスのコメディエンヌぶりである。高橋一生も注目された。「半分、青い」は北川悦吏子の書き下ろし、渾身のドラマである。中村倫也の出現と中村雅俊のじいさんぶんりに驚いた。主演は永野芽郁。「まんぷく」は主演の安藤サクラなくしては成立しない傑作。内田有紀、松下奈緒、橋本マナミといった綺麗どころを揃え、逆輸入の大谷良平、46グループの松井玲奈、深川麻衣のキャスティング、加藤雅也、牧瀬里穂といった懐かしいキャスティングも妙味だった。浜野謙太、岸井ゆきののキャスティングも妙味。ここまで書いて疲れてしまった。見知らぬ女優に出会いたい。それが朝ドラの魅力の一部ではないだろうか。
2023.02.22
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三島由紀夫がこの本「金閣寺」を上梓した時が31歳であった。大正の終わり、昭和の年号と同じ年齢の男。人気の高い夏目漱石が日本の作家で一番だと思っているけれど、ひょっとすると三島由紀夫がダントツなのかもしれない。とはいえ、他の著名な作家をみな読んだかというと読んでいないので偉そうなことは言えない。夏目漱石にしても「門」「それから」「こころ」と感服したけれど、「吾輩は猫である」「坊ちゃん」は導入部で頓挫して読めていない。三島由紀夫に関しては劇団四季で「鹿鳴館」をみて、戯曲「鹿鳴館」を読み、三島の文体に強く惹かれた思いがある。とはいえ、三島に傾倒することはせず、読書にも耽らず、三島の作品としては読もうと意気込んで「仮面の告白」を読んで見て、その内容のあまりに耽美でありグロテスクであり、忌み嫌う感情を払しょくできずに他の作品を読めずにいた。しかるに、テレビ番組でノーベル文学賞の川端康成よりノーベル文学賞であったという評価をきき、ぜひとも読んで見なければという思いから代表作と思しき「金閣寺」を手に取った。この作品は実際の事件、金閣寺炎上の犯人である若き僧侶見習いを主人公として、彼の思い、彼の願い、彼の感情をつらつらと独白的に書いている。終戦後5年、戦禍の影響は甚だしく、日本が貧困にあえいでいた時代を抜け出そうかという時期で、まだまだ貧しいころであったと思う。その時代背景、若者の気質を同年代ともいえる三島由紀夫が本にした。読んでみて、何らかの面白み、何らかの共感を覚えたかもしれないが、大いに影響されることなく、読後に金閣寺炎上事件を調べてみて、事件と小説「金閣寺」の結末が少し違うことに疑問を抱いた。三島はなぜこの結末にしたのだろうか。この「金閣寺」を人に勧めるほどの作品かどうか迷うところである。それはやはり当時の時代背景を理解していないと共感できないものであり、また主人公・僧侶の心持は現代の若者には何もわからない伝わらないものであるのではと思えるためである。私としては三島由紀夫の「金閣寺」を読んだことを記念にしたい。金閣寺 (新潮文庫) [ 三島 由紀夫 ]
2023.02.20
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宮下奈都のこの本、初期の作品かと思って読んだけれど2017年に単行本が初版されているので、あの「羊と鋼の森」の後であった。そのことを今、知って驚いた。短編集というか「手を挙げて」「あのひとの娘」「まだまだ、」「晴れた日に生まれこども」「なつかしいひと」「ヒロミの旦那のやさおとこ」と7作品が収納されている。すべてが素敵な作品と言いたいが中でも「ヒロミの旦那のやさおとこ」は秀逸だった。比較に出して申し訳ないけれど「本屋さんのダイアナ」を読んで興味を持ち、「ランチのアッコちゃん」ではまった柚木麻子。彼女の「あまからカルテット」で都会的女子というか都会のエリート女子が女子力とともにハイソなにぎやか仲良し四人組をいきいきと描いていて楽しかった、面白かった。スタイルの良い美女を想像したものだ。対してこの宮下奈都の「ヒロミの旦那のやさおとこ」では幼馴染の三人娘が登場するが三人三様ではあるけれど見た目平均値以下と思える。恐縮だがたとえとしてぼる塾のような三人組を想像した。ただ、もっと体育会系でガタイの良い運動選手のようではあるけれど。そんなガタイのいい、いかつい女が優男を夫にしてしまっている。金がなく女にだらしない優男である。その女友達の主人公はチビだったと思う。彼氏もなく出会いもない売れ残りの彼女。十年来会わなかったいかつい女友達の失踪が原因で女三人組が再会、そして…。予想しえない失踪の原因に驚くばかりだが、その展開、結末の素敵さにしびれた。淡々と何の変哲もない日常を描くことに定評のある宮下奈都が日常の中で起きるさざ波や大波に人はどうするのか描く、そのおもしろさに愕然となった。女子力のない落ちこぼれのような独身女性の心境がとても親身に感じられた。素敵な素敵な本であった。つぼみ (光文社文庫) [ 宮下奈都 ]
2023.02.19
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(C)2022 20th Century Studios. All Rights Reserved.なぜ突然、口もきくなと言われたのか。毎日午後2時に村で一軒のパブで酒を酌み交わす。くだらない話で何時間も過ごしていた仲間であり親友と思っていた相手に、絶交を言い渡される。その理由もわからず、質問することも許されない。主人公のおっさんは突然の拒否に戸惑い、思考不能に陥る。なんとか話をしたい、口をきいてもらいたい。その願いむむなしくことごとく拒絶され、挙句の果てには、今後、口をきいたなら、俺に話しかけたならおれの指を切り落とすという、わけの分からないことを宣言されてしまう。まさか本気はあるまい、たわ言だと思ったけれど、切り取った人差し指を家の玄関扉に投げつけられては絶交せざるをえない…。日曜日の礼拝にはじまり、日曜日の礼拝に終わる。その前後、10日ほどの間で友を失い、友は指を失う。失くしたものはそれだけではない。無為に生きていることがよろしくないとするならば、何のために何をして生きていくのか。1920年代イギリスの離れ小島で起こった仲違い。キリスト教的なものを組み込みながらキリスト教的なものを拒絶し、しかし何かしら教示した作品とするならば、私が理解することはできなかった。緩慢な退屈なつまらない作品に見えたとしても、それがこの作品のありようであり、その中に価値があるのかもしれない。アメリカ人は、キリスト教徒は、この作品に何を見てアカデミー賞にノミネートしたのだろうか。2022年/イギリス/114分/PG12監督:マーティン・マクドナー脚本:マーティン・マクドナー出演:コリン・ファレル、ブレンダン・グリーソン、ケリー・コンドン、バリー・コーガン、ゲイリー・ライドン、パット・ショート、ジョン・ケニー、シーラ・フリットン原題:The Banshees of Inisherin(「インシェリンの女妖精」)お薦め度「インシェリンの精霊」★★★(60%)字幕翻訳:牧野 琴子
2023.02.19
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ニューオーリンズ・トライアル の映画情報 - Yahoo!映画アメリカ映画はおとぎ話と正義が好きなんだあなと思った。現実的にありえない話、また、それを映画化することで現実的に不可能を助長したような気もする。とはいえ、それでも映画化したかったと思える。これが事実の映画だとしたらとてつもなく評判をよんだのだろうけれど絵空事と思えるから…評判なく、私も知らなかった作品と思えた。陪審員裁判における元従業員による銃乱射殺人事件において、使われた自動小銃を無造作に大量に販売していたことで銃製造・販売会社を訴えた裁判。巧妙に仕組んで陪審員になった主人公が原告、被告の弁護人と陪審員ブローカーに判決の買収を持ちかける。それぞれの人物の探り合い、捜査を綿密にスリリングな展開をもって描く。裁判での丁々発止を見たかったなぁ、と思える。それには被告側の弁護人があまりに凡庸。裁判を取り上げた秀作には「十二人の怒れる男」を筆頭に、「情婦」「評決のとき」「ア・フュー・グッドメン」「アラバマ物語」「バッファロー大隊」などいくつもあるが、それら名作に比肩できなかったのは残念と思える。U-NEXT にて2003年/アメリカ/128分/監督:ゲイリー・フレダー原作:ジョン・グリシャム脚本:ブライアン・コッペルマン、デビッド・レビーン、マシュー・チャップマン、リック・クリーブランド出演:ジョン・キューザック、ジーン・ハックマン、ダスティン・ホフマン、レイチェル・ワイズ、ブルース・デイビソン、ブルース・マッギル、ジェレミー・ピベン原題:Runaway Jury(「遠ざかる陪審」)お薦め度「ニューオーリンズ・トライアル」★★★☆(70%)
2023.02.19
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書下ろしゆえか、コンパクトにまとまった文庫。サスペンスなのかスリラーなのか。海の孤島に廃墟となったコンクリートのビルの中に死体がいくつもあった。屋上に墜落したような死体が!その理由は…謎の解明とともにこの孤島に奴は来たことがあるのか?疑問を抱えつつ、歩みを進める物語。真相は果たして…。恩田陸の本としてはミステリー・サスペンスになると思えるので異質な感じがする。人と人とのかかわりを感性豊かに書き表す彼女の作風とはかわって書下ろし作品の風合いを感じた。puzzle 推理小説 (祥伝社文庫) [ 恩田陸 ]
2023.02.18
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Infiesto (2023) (imdb.com)新型コロナのパンデミック。ロックダウンとともに発生した誘拐事件。着の身着のまま裸足で逃走してきた少女を保護したことから始まる数奇な事件。犯人と思しき人物を訪ねていくと…そんな、こんなで追跡すればするほど新たな謎が…。見ているものを刺激し深まる謎に犯人探しの五里霧中。単独行動が悲劇を生む。恐ろしい事件であった。推理を要する刑事主導のドラマとして見どころはあった。Netflix にて2023年/スペイン/96分/監督:パチ・アメズクア脚本:パチ・アメズクア出演:イサック・フェリス、イリア・デル・リオ、ファン・フェルナンデス、アントニオ・ブイル、アンドレア・バラド、アナ。ヴィラ、原題:Infiesto(「インフィエスト(地名)」)お薦め度「インフィエスト」★★★☆(70%
2023.02.18
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Suitcase Killer: The Melanie McGuire Story (2022) (imdb.com)これ、実際の事件をもとにしている。ギャンブルと女好きのバツイチ男に言い寄られ、その気になる笑顔がかわいい女性。ちょっと難がある男がいいと思うのは、どうなんだろう。ヤバいと思っていても私にはこの男しかいないと思うのだろうか。主人公のこの女性が犯人であるような描かれ方をしているから、そうなのかと思いきやクライマックスの裁判で、”ちょっと待てよ”というふうに凄腕弁護士が登場。最終弁論を終え、どうなるのか。疑わしきは罰せずという理論からすると無罪になりそうな気もするが…。ありきたりな作品と思える中盤までだったが、彼女が犯人かどうかわからなくなってきたことで興味がまし、ドキドキの心境になった。現実の事件をもとにしていると見る側の気持ちもハラハラにさせる。U-NEXT にて2022年/アメリカ/88分/監督:ニコール・L・トンプソン脚本:チェン・ユーシュン出演:キャンディス・キング、マイケル・ローク、ジャクソン・ハースト、トリスタン・ローレンス、ニッキー・ガーザ、ウェンディ・マリック原題:Suitcase Killer: The Melanie McGuire Story(「旅行鞄殺人者:メラニー・マクガイア物語」)お薦め度「スーツケース・マーダー」★★★☆(70%)
2023.02.18
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(C)2021 Studiocanal SAS All Rights Reserved.なんだこれは!?恨みに恨みで応える。キアヌ・リーブスの「ジョン・ウィック」を思い出しちゃった。無茶苦茶壮絶な殺し合い。多勢に無勢で…!身の危険を感じ、やむなく殺した中に大ボスの息子がいた。その逆恨み…。執拗な追跡。裏切り。ファーム(会社)の裏切りに、敵の組織に命を狙われる若い娘の味方は8歳と9カ月の女の子と大年増と言っては起こられるかな、年配の女たち。大多数の男どもと少数の女たちの血肉をまき散らす戦い。そこにストーリーもわけもなく、いやわけはあるけれど、ド派手にぶちまける作品。この作品が話題になったのは痛快さからだろうか。U-NEXT にて2021年/フランス・ドイツ・アメリカ/114分/PG12監督:ナボット・パプシャド脚本:ナボット・パプシャド、エフード・ラフスキ出演:カレン・ギラン、レナ・ヘディ、カーラ・グギーノ、クロエ・コールマン、アダム・ナガイティス、ミシェル・ヨー、アンジェラ・バセット、ポール・ジアマッティ原題:Gunpowder Milkshake(「火薬ミルクセーキ」)お薦め度「ガンパウダー・ミルクシェイク」★★★★(80%)
2023.02.16
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(C)2013 Predestination Holdings Pty Ltd, Screen Australia, ScreenQueensland Pty Ltd and Cutting Edge Post Pty Ltdすごい!すごいぞ、この知的好奇心を越えていく信じがたい完成度は!なんという映画だ。なんという作品だ。ぐぅのねも出ない。理路整然としていて、疑いをはさむ余地なし。しかし、その恐さ、おどろおどろしさ。時空を超えてなお、だからこそ生じた輪廻転生、永遠の輪。演技力の半端ないことを見せたイーサン・ホーク。ジョディ・フォスターに似て見えたサラ・スヌークノ怪演。頭を勝ち割られたように思えるほどの衝撃度のある内容。タイムループの信じられない映画である。Amazon Prime Video にて2014年/オーストラリア/97分/R15+監督:マイケル・スピエリッグ、ピーター・スピエリッグ原作:ロバート・A・ハインライン脚本:マイケル・スピエリッグ、ピーター・スピエリッグ出演:イーサン・ホーク、サラ・スヌーク、ノア・テイラー原題:Predestination(「宿命」)お薦め度「プレデスティネーション」★★★★(80%)
2023.02.15
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AKB48 柏木由紀よ、どこまでも行くって感じで、時々目にする柏木由紀。御年31歳。三十路を超えてなお、AKB48で現役だ。盟友のまゆゆが卒業後、芸能界を引退した。まゆゆは一期、二期の先輩たちが卒業した後を担うために正道をひたすら邁進したと思える。まじめな者よりは邪道というかヴィランズというか、21世紀の傾向なのか、とある事件でHKT48に左遷されたさっしーこと指原莉乃に人気で及ばず苦心惨憺、心労を重ねたと思える。そのまゆゆを傍らで見守りながら自身はアイドル道をどう感じていたのか、究極を目指さず、お局にもならず、出るところは出て引くところは引いているのか、一生アイドル宣言をして嬉々として(?)健在である。結婚願望もないのか、恋愛願望もないのか、卒業を封印、“「Happy Valentines Day」の文言のもと、キュートな唇の模様があしらわれたワンピース姿で逆Vサインする笑顔の1枚をアップ”している。AKB48の全盛期に応援していた元会員の私が知っているメンバーはわずかであるけれど、最年長として君臨する(?)ゆきりんの今後は見逃せない気がする。
2023.02.15
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(C)2020 IRONBARK, LLC. ALL RIGHTS RESERVED.キューバ危機におけるスパイ活動。セールスマンがソ連からイギリス&アメリカへ情報の運び屋となった実際の出来事を映画化。その運び屋をベネディクト・カンバーバッチが演じる。容貌、体形がかわってしまうほどの作り込み、演技の真摯さに強い意気込みを感じた。その姿に見どころを感じた。キューバ危機を回避した裏に、このような出来事があったのかと思うと心苦しい。命を賭して平和のために尽力した人。そんな人の死が現在でも無にされてしまっているような気がする。心して見たい作品である。Amazon Prime Video にて2020年/イギリス・アメリカ/112分/G監督:ドミニク・クック脚本:トム・オコナー出演:ベネディクト・カンバーバッチ、メラーブ・ニニッゼオ、レイチェル・ブロズナハン、ジェシー・バックリー、アンガス・ライト原題:The Courier(「密使」)お薦め度「クーリエ 最高機密の運び屋」★★★★(80%)
2023.02.12
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傑作と絶賛されている東野圭吾の「秘密」を読んだ。ファンタジーで描かれる内容は、あまり好きではない。浅田次郎の「地下鉄に乗って」を読んだときにも感じたのだが、ありもしないファンタジーの世界はよほど感情を揺さぶられるものであれば、是として見もするけれど、そうでないと興ざめするばかり。この「秘密」は、題名が”秘密”なだけで、その”秘密”とは何だろうと興味を持つ。興味は持ったが、冒頭のショッキングな事故にはじまり、意識不明の娘が意識を回復した時に起きた事象というものが受けいられなかった。それゆえか、その後の展開もいろいろと仕掛けは施されていたのだけれど、物語の根幹には関係のない枝葉末節のような気がして、なかなか物語に入るこめなかった気がする。とはいえ、先の展開が気になり読まずにはいられなかったけれど。この本について、既読者に感想を述べたところ、関心を示さなかった私に対し、作品が古いせいもあるのではという指摘をいただいた。出版当時としては物珍しい設定の話もその後多くのファンタジーものが流布されるに及んで、本なり映画なりで数多くの作品を知っている私には驚きはなかったのでは、というものであった。「秘密」のラスト、”秘密”は面白くなかった。ファンタジーなのだけれど、その裏付けがなく、また母親の概念が娘に置き換わっていく過程も不思議で、納得できなかった。加害者たちに寄り添う主人公の思考が理解できず、腑に落ちなかったので、面白く感じなかったのかも。他の登場人物の行動も首をひねるものだったので、共感できなかったと思えた。秘密 (文春文庫) [ 東野 圭吾 ]
2023.02.12
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”下落””降下””失敗”などの意味がある”La caida”。どのようなつもりで題名としたのだろう。2004年アテネ・オリンピックの飛び込み競技。ペアで出場を目前にしていたチームメイトが負傷。代わりの選手を探す必要が出た。抜擢されたのは10歳も離れた思春期の子供。主人公は自らの経験と過去の問題、さらに現在の不調の原因といった軋轢に悩まされている。オリンピック出場とメダルをかけ、何が重要なのかに思い悩む…。スポーツ界におけるセクハラ問題にも切り込んだ作品である。事実をもとにインスパイヤされて作ったとのことだが、事実はどこまで描かれているのだろうか。主演のカーラ・ソウザが発案し企画し製作に乗り出し、主演をした作品。飛び込みのシーンはずいぶんと苦労したと思える。見どころのある作品である。Amazon Prime Video にて2022年/アルゼンチン・メキシコ・アメリカ/94分/監督:ルシア・プエンソ原案:カーラ・ソウザ脚本:出演:カーラ・ソウザ、エルナン・メンドーサ、デヤ・エベルゲニ、クリスチャン・バスケス、マベル・カデナ原題:La caida(「降下」)お薦め度「ダイブ」★★★★(80%)
2023.02.12
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これが今日見たDVD。「ウエスト・サイド物語」<コレクターズ・エディション>。NATALIE WOOD の文字がタイトルの上に表示されており、「なぜだろう?」と首をひねった。そのわけは映画を見終って知ることになる。今さら「ウエスト・サイド物語」の内容とか良さとか書いても始まらないと思いながら、このDVDは20年前の映画公開40周年で上映された記念に作られたものだと知る。20年前に買っておきながら映画本編しか見ていなかった。昨年、リメイクのスピルバーグ監督版を見て以来、オリジナル作品を見ようと思っていたのに時間がかかってしまった。そして、20年ぶりにDVDを見て、テレビで一度、映画館で一度、DVDで一度見ているにもかかわらず、感動して泣いてしまった。泣いてしまったのだ…驚き。見直してみて気づいたこと。それは、メイキング・ドキュメンタリーで2000年頃のインタビューで解説されていた赤色を多用したこと。赤色の体育館(ダンスの会場)。赤系統の洋服。夕焼けなどの赤。幻想的なシーンでの赤色のぼやけ。赤色は若者たちの情熱とプエルトルコ系の褐色に通じる気がした。この映画で暗転になるのは一度だけ、2日間にわたる物語で1日目が終わった時。シーンのつなぎ、展開では暗転などなく、カット編集でもなくイリュージョンのように幻想的なシーンから現実世界へ戻ってきたら展開していたというつなぎかたはとてもスムーズに感じた。これまたメイキングで知ったけれど、ダンスシーンでは音楽はなくリズムだけが刻まれ、それに合わせて踊ったとのこと。また通常ダンスで踊られる8(エイト)カウントではなく6.5カウントや5.5カウントという非常にカウントを取りづらいダンスだったとのこと。撮影が始まるまで3カ月もレッスンをして、撮影が始まってからも至高を目指し、何度も撮り直し、ニューヨークでの撮影が2週間の予定が2か月。全体で4カ月の撮影に及び製作費は大幅に超過したとか。また、歌は吹き替えであったよう。みな、それぞれに歌のレッスンをして、録音もしたけれど、ナタリー・ウッドなどは全曲録音したにもかかわらず、気に入られずに歌手へ吹き替えとなったとのこと。プエルトルコ出身者とニューヨーカーの対峙、対決に思われるが、ニューヨーカーでなくポーリッシュと言われているようにポーランド系移民の2世世代だと思われる。第二次世界大戦での迫害から逃れ渡米してきた人たちなのかもしれない。プエルトルコ出身者は貧しいと歌い上げるが、対峙するポーランド系のジェット団一味も貧しい。それは底本となったシェイクスピアの「ロミオとジュリエット」における名門の家柄と名門の家柄の確執とは違い、社会の底辺で生きる現代(1950年代)の若者の物語である。なお、ドキュメンタリーで語られていたシェイクスピアを知るイギリス人には受けるけれど、アメリカ人には全く分からないというものがあるそうである。そして、映画本編が終わったあとのクレジットを見て、NATALIE WOOD の文字だけが記載されていた謎に気づく。STARはNATALIE WOODのみ。あとはco-srar 助演なのである。相手役のリチャード・ベイマーも主演でなく助演なのだった。特典映像でリチャード・ベイマーが語るけれど、ナタリー・ウッドは控室から出てくると挨拶をしてキス・シーンを撮影したと思ったらさっさと控室にかえったとのこと。ナタリー・ウッドはたったひとりの主演俳優、スターだったのだ。1947年の「三十四丁目の奇蹟」で子役スターとなったナタリー・ウッドは、その後の7年間で8本の映画出演後、1955年に「理由なき反抗」、1956年「捜索者」とヒット作に出演。1961年名作「草原の輝き」の出演後、この「ウエスト・サイド物語」に出演となった。既に大スターであっただけでなく1957年に俳優ロバート・ワグナーと結婚をしていてチャーミングな小娘に見えるけれど大人の女性であった。相手役のリチャード・ベイマーも「終着駅」などで子役で出演、「アンネの日記」にも出演しているが、この「ウエスト・サイド物語」でブレイクしたので、ナタリー・ウッドから見れば格下と見られて不遜な態度をとられても仕方がなかったと思える。実際、ベイマーは蔑まれていたようであった。ジョージ・チャキリスはダンサーとして映画に出演していた。ロンドンでの舞台「ウエスト・サイド物語」にジェット団のリフを演じていた。この映画ではプエルトリコ側のシャーク団のリーダー、ベルナルドを演じてブレイク。アカデミー助演男優賞を受賞。アニタ役のリタ・モレノはブロードウェイに出演していてハリウッドのスカウトの目にとまる。映画にはいくつも出演後、この「ウエスト・サイド物語」でアニタを演じアカデミー助演女優賞を受賞。新作「ウエスト・サイド・ストーリー」にも商店主ドクを女性にかえたバレンティーナとして出演している。このプエル・トリコのカップルがとても良かったのだろう。二人ともアカデミー助演賞受賞である。ちなみに主演のナタリー・ウッドは「ウエスト・サイド物語」でなく「草原の輝き」でアカデミー賞主演女優賞にノミネートされている(受賞はならず)。また、ゴールデングローブ賞では「ウエストサイド物語」はミュージカル作品賞を受賞、最優秀主演男優賞(コメディ/ミュージカル)にリチャード・ベイマーがノミネート(受賞はならず)。ナタリー・ウッドは「草原の輝き」で最優秀主演女優賞(ドラマ)にノミネート(受賞はならず)。ジョージ・チャキリスは最優秀助演男優賞を受賞、リタ・モレノも最優秀助演女優賞を受賞している。マリアのお供にされるチノであるが、警部補がマリアを訪ねて、トニーを付け狙うプエルトルコ人の名を聞かれた時に”ホセ”と偽名を告げている。クレジットをみるとこのチノ役を演じている俳優の名前がホセである。Amazonでチェックしたら「ウエスト・サイド物語」のDVDは28種類出ていた。このコレクターズ・エディションが出たと思われる頃、2002年12月にニュープリント・デジタルリマスターバージョンでリバイバル公開されている。1961年/アメリカ/152分/G監督:ロバート・ワイズ、ジェローム・ロビンス原作:ジェローム・ロビンス、アーサー・ローレンツ脚本:アーネスト・レーマン出演:ナタリー・ウッド、ジョージ・チャキリス、リチャード・ベイマー、リタ・モレノ、ラス・タンブリン、タッカー・スミス原題:West Side Story(「西側物語」)お薦め度「ウエスト・サイド物語」★★★★★(100%)
2023.02.11
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(C)MandarinVision Co, Ltd「1秒先の彼女」を見た。で、作品検索をしてブログを書こうとしたところ、日本でリメイクされるという。男女逆転で日本版リメイクのタイトルが「1秒先の彼」に決定、岡田将生と清原果耶がダブル主演するとのこと。正気か!?この作品のどこにリメイクすべき面白さがあるのだろう。ファンタジーと言ってしまえばそれまでだけれど、1日が消し飛んでしまう。また、1日が余計に与えられる。それぞれの人を見て、何が得で何が損なのか。その現象に関しての裏付けも何もなく、イケメン詐欺師の彼氏についてもうやむやで…。これはたぶん、七夕をバレンタインデーとしている台湾独自の恋愛文化があり、そのことに対するあこがれ、没リア充の三十路女の焦燥などを感じられなければ感情移入できない代物と言えよう。また、この日本語タイトルもいかがなものかと思えて、考えるに“私書箱郵便”とでもした方が叙事的なのかと思えた。さて、前半は何事も早く反応してしまう女子側の話、後半は何事にも遅い男側の話。男の夢想のような後半と結末には感激屋の私が白けてしまっていた。これはどういうことだろう?U-NEXT にて2020年/台湾/119分/G監督:チェン・ユーシュン脚本:チェン・ユーシュン出演:リウ・グァンティン、リー・ペイユー、ダンカン・チョウ、ヘイ・ジャアジャア、リン・メイシュウ、グー・バオミン、チェン・ジューション、リン・メイジャオ、ホアン・リェンユー、ワン・ズーチャン、チャン・フォンメイ原題:消失的情人節 My Missing Valentine(「消えたバレンタイン」)お薦め度「1秒先の彼女」★★★☆(70%)
2023.02.11
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「レジェンドアニメ!」辻村深月 マガジンハウス2020/3/3発行初出九年前のクリスマス 2014/1/1 1/8音と声の冒険 2021/2/3夜の底の太陽 2015/4/22執事とかぐや姫 2015/4/22次の現場へ 2020/6/17「ハケンじゃないアニメ」は書下ろしとあった。「ハケンじゃないアニメ」に落涙した。感動した。一筋の涙が伝わり落ちて、感無量。この本を読んだかいがある。執事とかぐや姫も面白く、次の現場へもいい。他の作品も読ませる。しかし、一番、打ちのめされたのは「ハケンじゃないアニメ」だ。人は話してみないとわからない。きいてみないとわからない。やってみないとわからない。「ハケンじゃないアニメ」だからこそ、最高なんだ。素敵な本を読めて、嬉しかった。レジェンドアニメ! [ 辻村深月 ]レジェンドアニメ!【電子書籍】[ 辻村深月 ]レジェンドアニメ!/辻村深月【3000円以上送料無料】
2023.02.08
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イルマ・ヴェップ | 内容・スタッフ・キャスト・作品情報 - 映画ナタリー (natalie.mu)なんという映画だ。批評のしようもない。感想は見るもんじゃない、といったところかも。マギー・チャンがフランス映画に進出して、この作品がきっかけで監督と結婚したということを知り、見てみたのだが……。ごたごたした映画製作の現場を、渾沌とした内実を映し出し、題材となるサイレント映画をリメイクするという。マギー・チャンを絶賛していながらないがしろにするようなところ。フランス映画でサイレントゆえセリフはないにしても通訳がついていない点。マギー・チャンは英語だけをしゃべる。納得がいかない作品であった。U-NEXT にて1996年/フランス/99分/監督:オリビエ・アサイヤス脚本:オリビエ・アサイヤス出演:マギー・チャン、ジャン=ピエール・レオ、ナタリー・リシャール、アントワーヌ・バズラー、ナタリー・ブトゥフ、アレックス・デスカス、ドミニク・ファイス、アルシネ・カーンジャン、ベルナール・ニシル、オリヴィア・トレス、ビュル・オジエ、ルー・カステル原題:Irma Vep(「イルマ・ベップ」)お薦め度「イルマ・ヴェップ」★★☆(50%)
2023.02.05
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(C)2021 DVV ENTERTAINMENTS LLP.ALL RIGHTS RESERVED.事実に基づいて描いているわけではないので、こういうこともあったかもと受け取ればいいのだろうけれど、二人にやられる英国軍をみていると、さすがにそこまではないだろうと思わざるをえない。それにしても植民地時代の英国軍の差別は目に余るものである。それゆえ、憎さ100倍の攻撃となる。ようやく見ることが出来た安堵感と期待感で満足しながら見ることが出来た。”人非人(にんぴにん:人でありながら、人の道にはずれた行いをする人間。ひとでなし。)”人非人であるインド総督の英国人スコットとその妻はやりたい放題に地元インド人を苦しめる。その圧政から抜け出るために…。無敵な二人の戦いにエールを送りたい。2022年/インド/179分/G監督:S・S・ラージャマウリ原案:V・ビジャエーンドラ・プラサード脚本:S・S・ラージャマウリ出演:N・T・ラーマ・ラオ・Jr.、ラーム・チャラン、アジャイ・デーブガン、アーリアー・バット、シュリヤー・サラン、サムドラカニ、レイ・スティーブンソン、ラジーブ・カラカーナ、アリソン・ドゥーディ、オリビア・モリス原題:RRRお薦め度「RRR」★★★★(80%)字幕翻訳:藤井美佳字幕監修:山田桂子
2023.02.05
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(C)SRAB FILMS LYLY FILMS RECTANGLE PRODUCTIONS2019年フランス映画NO.1ヒットの声も高く見てみたいと願った作品。映画館で見ていたらどれほど感動したのだろうか。といってもユゴーの「レ・ミゼラブル」のネタとなった地域でモンフェルメイユといい、小説『レ・ミゼラブル』において、森へ通じる一本の道で、主人公ジャン・ヴァルジャンが幼いコゼットと出会う、土地である。現在は犯罪多発地区の一部となっていて、この作品は現代社会が抱えている闇をリアルに描いたドラマ、とのこと。移民社会となってしまったフランスでアフリカ系の人々との軋轢を生々しく描いたと思える。結末、そしてどうなったかは、観客にゆだねる形で終わっている。鬱屈した底辺の生活を余儀なくされている子供たちと彼らを取り巻く大人たちの事情は見ていて面白いものではない。面白いものではないけれど、嫌々ながら興味を持って見ずにはいられない。他人に謝らない社会は機能していくのだろうか……。Amazon Prime Video にて2019年/フランス/104分/G監督:ラジ・リ脚本:ラジ・リ、ジョルダーノ・ジェデルリーニ、アレクシス・マネンティ出演:ダミアン・ボナール、アレクシス・マネンティ、ジェブリル・ゾンガ、イッサ・ペリカ、アル=ハサン・リ、スティーブ・ティアンチュー、ジャンヌ・バリバール、アルマミ・カヌーテ、ニザール・ベン・ファトゥマ原題:Les miserables(「社会の底辺にある人々」)お薦め度「レ・ミゼラブル」★★★★(80%)
2023.02.04
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1231tw_20221231153101.jpg (1219×590) (cocolog-nifty.com)普段、私はホラー映画を見ない。台湾映画に興味を持って、昨年のヒット作を検索したところ、この「呪詛」がダントツの一位であることを知った。何が大ヒットを生んだのか。実際の事件をもとにしたオリジナル作品ということで興味が湧いた。見てはいけないもの、見せてはいけないものをクライマックスで果敢に映像として映している。その心意気は買うが、果たして効果はどうなのか。見せても見えないものの方が効果は抜群だったのではないだろうか。恐いもの見たさで見る人が多いのだろうけれど、あまりにもおどろおどろしい内容で、主人公を助ける意味で念仏を唱えたり、心の中で言ってみたり。しかし、それは自らを呪わせるおまじないだと知った時、戦慄が走る。恐ろしい映画である。大ヒットしたから、皆がその呪いを分け合ってくれると考えられるが、幸福感とは真逆の不幸感満載である。なんという作品を見てしまったのか。踏み入れてはいけない中に踏み入れてしまった後悔が残った。Netflix にて2022年/台湾/111分/監督:ケビン・コー脚本:ケビン・コー、チャン・ジャウェイ出演:ツァイ・ガンユエン、ホアン・シンティン、ガオ・インシュアン、ショーン・リン原題:咒英語題:Incantation(「呪文」)お薦め度「呪詛」★★★☆(70%)
2023.02.04
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MyFrenchFilmFestival白黒映画である。「東京の闇」とのことだが、設定等一切説明がない。また、状況をわからせるようなこともない。なんとなく取引なのか何なのか”秘密の書類”があり、それを東京からパリまで運ぶことが使命?突然の終わりに?U-NEXT にて1982年/フランス/22分/監督:オリビエ・アサイヤス脚本:オリビエ・アサイヤス出演:エリー・メデイロス、ラースロー・サボー、ブノワ・フェリュー、パスカル・オービエ、古方克己、那々木隆綱、矢志田ママダ、ヒロ・ヤマシタ、飯澤佳、セリコ・ヌティーニ、アントン・フェラル、アリエル・ドンバール原題:Laissé inachevé à Tokyo (「東京自由放任」)お薦め度「東京の闇」★★☆(50%)My French Film Festival 2023年2月13日まで 続けてセリフのない短編を2本見てみたが……。ちんぷんかんぷん。MyFrenchFilmFestivalMyFrenchFilmFestival
2023.02.04
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『モンキー・ビジネス』(ハワード・ホークス)|愛すべき映画たち (aisubekieigatachi.com)U-NEXTで「お熱いのがお好き」を見た後、表示されモンローの知らない作品だったので思わず見てみた。モンローはお飾りとなる色気ある若い女性。役どころは秘書である。添え物(?)なので、前半でのデートシーンをのぞく登場は多くない。2年かけ研究した薬の効用が思うようにでない。行き詰まりを感じていた時に、実験対象のチンパンジーがひょんなことから調合した液体が飲料水と混ざり合ってしまった。知らずに飲んだ人間は超ハッピーな気分に。そのことに気づかず七転八倒。いろんなトラブルが発生する……。面白おかしく作られていて、薬を飲むと本音が出てくるという影響は面白い。また1950年代に現代と同じ形のウォーターサーバーが置いてあることに驚く。アメリカの先進性にビックリ。モンローはこの作品のような飾り物のような出演をどのように感じていたのだあろうか。U-NEXT にて1952年/アメリカ/97分/監督:ハワード・ホークス原作:ハリー・シーガル脚本ベン・ヘクト、チャールズ・レデラー、I・A・L・ダイアモンド出演:ケイリー・グラント、チャールズ・コバーン、アンリ・ルトンダール、ラリー・キーティング、エスター・デイル、ジョージ・ウィンズロー、ジンジャー・ロジャース、マリリン・モンローマ、ヒュー・マーロウ、ロバート・コーンスウェイト、ロバート・コーンスウェイト、ダグラス・スペンサー、エメット・リン原題:Monkey Business(「いんちき(猿の仕業)」)お薦め度「モンキービジネス」★★★(60%)
2023.02.04
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ハリウッド映画ポスター1959 誰かがそれを好きなホット (retrographik.com)この映画は白黒作品である。映画.COM ALL TIME BEST作品である。ビリー・ワイルダー監督である。アメリカ喜劇映画ベスト100(AFI's 100 Years...100 Laughs)でAFIが「AFIアメリカ映画100年シリーズ」の一環として2000年に選出したアメリカの喜劇映画で一位である。それなのそれなのに……馬鹿馬鹿しいほど悪ふざけが過ぎる。珍妙だが、面白くはない。突き抜けている感覚。しかし主演のトリオがジャック・レモン、トニー・カーティス、マリリン・モンローなのである。なんてこった……。U-NEXT にて1959年/アメリカ/121分/G監督:ビリー・ワオリダー原作:ロバート・ソーレン、マイケル・ローガン脚本:ビリー・ワイルダー、I・A・L・ダイアモンド出演:ジャック・レモン、トニー・カーティス、マリリン・モンロー、ジョージ・ラフト原題:Some Like It Hot(「熱くするのが好み」)お薦め度「お熱いのがお好き」★★★(60%)
2023.02.04
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ユダヤ系ポーランド人。この本によると、彼女はドイツに暮らし、パリに移転後、ナチスのユダヤ人迫害を避けるべく両親とともに渡米したある。(Wikipedeliaではカルフォルニア生まれとなっているけれど…)両親の渡米後、カリフォルニアで生まれたのかなぁ…。音楽に厳格な父の下、4歳からピアノを初め5歳でリサイタルをして、7歳で音楽大学に入学し、12歳で卒業。十代でヨーロッパを演奏旅行した。「機械的」という新聞の酷評により14歳で音楽活動から身を引き絶対王者の父親と決裂。その後、紆余曲折、第二次世界大戦後のバッハ・フェスティバルでの演奏をきっかけに26歳でピアニストとして復帰。その後、破竹の勢いの活躍だったが。しかし、無理がたたり、過労で胃潰瘍となり演奏中断。音楽教師をつとめることとなる。(波乱万丈な彼女のことは下記リンクを参考にしてみて)超人ピアニスト ルース・スレンチェンスカ最後の挑戦 - ラスト・ショパン・リサイタル | Liu Mifune Art Ensemble Records ルース・スレンチェンスカ The Art of Ruth Slenczynska (liu-mifune-art.jp)この本を読んで、彼女の存在を知らなかったことを悔やんだ。ラスト・ラスト・コンサートが日本で行われたことを知り、行って聴いてみたかった。現在98歳、カリフォルニアでご健在である。
2023.02.04
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著者初の官能小説とうたわれているので、どのようなものか興味と恐れを抱きながら読んだ。この程度の、といってはおかしいが、岸惠子の「わりなき恋」と同様、驚きはすれど、いやらしいとはとらえなかった。男性作家の場合はどうなのだろうと思ったけれど好んで読んだ渡辺淳一の「失楽園」や「愛の流刑地」など記憶がない。小説の記憶がないだけで映画の「失楽園」でも「愛の流刑地」でも、その濡れ場の記憶はしっかりと残っている。小説が思い出せないのはそのせいか……。島本理生の「よだかの片想い」を読んで、その小説に惚れ込んで読み進めてはいるが、この「RED」という作品を読んでいるときに、小説という作家性ではなく作者自身に惚れ込んでいるのではないかと思えた。自身の母子家庭という体験を時折、小説に投影しているように思えて、その母子家庭の娘だった時の想いが痛切に語られている気がするのである。娘、子供であり女性であることの脆弱性をひしひしと感じる。その思いが小説の中でも散見される。さて、これは学生の時に不倫の相手を体験した女性がその十年後、自ら不倫を体験する話である。何不自由なく暮らせる家庭に嫁ぎながら、女性に無関心というより恐れをなしている夫と一人娘、同居の義父母。物は足りていても不自由さ、遠慮、気苦労を感じる主婦が一人の女性としてどのようにもがき自分らしく生きていこうとするのか、葛藤と試行錯誤の物語である。この物語、生活が破綻するのか、人生をやり直すのか、という岐路に立たされるが、時空をとんで10年後の生活で締めくくられる。どう感じるかは、読み手しだいなのかもしれない。Red (中公文庫) [ 島本理生 ]
2023.02.02
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MyFrenchFilmFestival手持ちカメラじゃない、いわゆる家庭でも使うような録画カメラにてマリアンヌを撮影。見続けると池に落ちたバス事故の取材。事故を見た(と思える)女性、マリアンヌに取材。なんだかなぁ、なんだろう?と思ってしまった。う~ん。GYAO!にて2022年/フランス/15分/監督:ジュリアン・ギャスパー=オリヴィエリ脚本:出演:ポリーヌ・ロリヤール、スーメエ・ボクム原題:Marianne(「マリアンヌ」)お薦め度「マリアンヌ」★★☆(50%)My French Film Festival 2023年2月13日まで
2023.02.01
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(C)2020 Summit Entertainment, LLC. All Rights Reserved.当初、未熟児で生まれた子供が無事育ったと思ったけれど、そうではなかった。その後も次から次へと驚きの真実が……。母娘の生活。下肢が麻痺で動かせない、歩くことのできない娘は母の監視指導のもと大学受験に挑む。信頼関係が十分な母娘と思っていたけれど……。信用がおけなくなってしまった母娘はお互いが疑心暗鬼。娘の行動が母親の脅威になり……。母親の過去とともに娘自身の過去も知ることになり、大変な状況に!!!!!緊迫の展開、娘は脱出できるのか!?ドキドキの恐怖が次から次へとやってくる展開に口もきけないほど見入ってしまった。まったく驚きの作品であった。Amazon Prime Video にて202年/アメリカ/90分/G監督:アニーシュ・チャガンティ脚本:アニーシュ・チャガンティ、セブ・オハニアン出演:サラ・ポールソン、キーラ・アレン原題:Run(「走る」)お薦め度「RUN ラン」★★★★(80%)
2023.02.01
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