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暫定予算が成立=12年度税制改正法も-見出しはWSJこれが自民党政権なら「予算不成立」って見出しになるよなと苦笑いしながら眺めていた。言うまでもなく内閣、政府の最大の仕事は予算編成とその成立で、それができないのは内閣総辞職するのが不文律と言って差し支えない。ところがどこもかしこも暫定予算「成立」が見出しなのは一体なんなんだと。実はこの予算の中身も酷いもので、衆参両院の予算委員会、その他各委員会の質疑をネットでラジオ代わりにここ数日聞いていたけれどどれもこれも、特にTV中継の入ってない分は本当に聞くに耐えない政府側の答弁ばかりであった。流石にこの予算を成立させると後世に残る愚行となるのは間違いない。何が酷いといって政府が何故か公約にも謳っていなかった消費税増税に関してあれほど執着していながら与党の意見集約を3月になって始め、それもたった6日間で匙投げたこと。私の記憶では菅政権下、2010年7月の参院選の時にすでにそういう話は出ていたのだからそこでとっくに与党は意見の取り纏めを終えていなきゃならない。しかし政権が変わり国会も碌に開かず一体何をやっていたのか判らんが、切羽詰まってからようやく政権与党の意見集約を始めました…じゃねえよ全く。結局纏まらないまま案の定小沢は揺さぶりにかかってはいるもののどうせポーズとアリバイ作りに精出しているだけ。どうでもいい党内役職を辞めたからといってそれがなんなのと冷笑されているのにも気づかなくなっているのかね小沢も。さてはて、この暫定予算の後に成立するであろう本予算、これ本当に政府案のまま成立させていいのだろうかと正直首は傾げている。
2012.03.31
昨日も母にせっつかれて急遽出かけることになったのですが。行き先は市内といってもここから90度の角度の先。あ、判りにくいですがつまり東→北を斜めにショートカットしたような塩梅の場所です。郊外を斜めカットしても車で30分近くかかりますがそこにしかないようなものを見たいということで。だけど母と出かけるといつも私が見たいものは全く見られずストレス溜まりまくり。天気もよく暖かい日だったので行って荷物を車に運ぶがそこで私を置いてってという条件で行って参りました。だけど要領の悪い歩き方するもんで予定より1時間遅れでの解放ですが足取り軽くそこからウロウロが始まりました。まずは行った先のホムセンをじっくりと。買ったのは小さなステンレス製のキーホルダーの代わりになる丸みを帯びた三角のものとマグネットのこちらもステンレスの皿。マグネット皿は前も持っていたんですが引越しの際にうっかり紛れて捨てたようで買い直し。前のより大きめなので使いやすいでしょう。んで、そこを出て向かいにある大型スーパーに行こうとしたんですがこの時点ですでに16時近い。少し風が冷たくなってきたのでそこからバスに乗り地下鉄駅へ。降車、行き先は地下鉄駅終点のはずなのですがびっくりするほど距離があり、また地下鉄駅への案内板もない上に見えない場所。あれでは慣れない人は地下鉄駅に辿りつけまいと思いつつ古本屋さんに入ってまたウロウロ。そこを出て地下鉄なんですが降りる駅によってルートは選べたけれど結局素直に最寄り駅に向かって乗り継ぎ、下りた地下鉄駅から停留所一つ分歩いて大型スーパーへ。食べ物その他買ってそこからまた交通機関で帰って来ました。札幌市内の1/4の拠点でうろうろしまくりましたな。大したものは買わないけれど出かけた感は充分味わいました。札幌も中々広いわ。
2012.03.30
自民が道州制法案骨子を提示私は現状の地方自治を見る限り道州制に積極的な賛成はできない。一つには自治体の役場、議会全般のレベルのばらつきが大きすぎ。もっとはっきり言えばあまりにレベルの低い職員議員、そしてそれを許している有権者ということになるが。本来であれば地元に密着しているからこそ、より客観的な立場見方が求められるのにそうでない例が多すぎる。優秀な者がいないというのではないけれどそれらが埋没し、時に脚光を浴びる稀な例があっても波及がなさすぎるのが現状だ。役場職員はともかく無論議員、首長を選ぶのは有権者・住人だからつまり「そんなもんでいい」のかもしくは「双方そんなレベル」なのだろう。これらが是正されないままより多くの権限や予算を付与されてでは本当に大改革しただけの果実は得られるのか。勿論メリットはあるとは思う。硬直化してしまった役場や職員をシャッフルすることによりこれまでになかった新たな地域の特性を活かせる目が生まれるかもしれない。しかしそれにしてもやはり求められるのは有権者も職員も首長も議員も今より一段上に上がった公的なものの見方や振る舞いであろう。実施するにしても北海道だけなら地理的に離れ島で実験的には何とかなろうとは思うけれど、しかしその場合も何らかのメリットが付随しなければ意味がない。例えば物産売買に関して国内関税(移出税)のようなものをかけられるのか。これまで国が行なっていたインフラの整備、設計、管理運用を代わって行えるだけのノウハウはあるのか、経験者資格者がいるのか。これらの大きな権限とそして義務を果たすのは先ほど書いたように地元だからこそより公正な態度を貫かなければ到底続かない。予算入ってウハウハしか見ていないとこの辺りの大きな責務に自治体どころか住民も気が付かない間抜けなことになりかねないと思うぞ。
2012.03.29
「脱原発」テーマ…坂本龍一、7月に幕張メッセで音楽祭そしてこの発表に対するTwitterでの反応纏めは下の方の「続きを読む」を押してくだされば金銭関係のいかがわしさも出てくる。一言でいうといい気なもんだとしか言いようがなく、7月の首都圏といえば冷房なしで過ごせるわけがなくまたメッセでの大規模コンサートが電気なしで行えるわけがない。単独ならともかくYMOを謳うなら電気ですわな。脱原発を訴えて署名活動を5月末に終える予定の市民の会に寄付するとなっているのだが、これどう考えてもおかしいでしょ。この頃に電気が足りているという保証はなく、また今でさえ産業界は原発が停止した後の電力供給が間に合うのかどうか判らないまま新年度の事業計画を終えねばならない。上場している会社であればその事業計画はある程度の縛りも出てくるわけで、結果として縮小傾向に寄せなければならなくなるのは目に見えている。何を考えているのか判らんが、ともかく「自分達は特権階級、電気が足りないなんて関係ないね」と思い込んでいるのだけは判った。これがなるべく電気を使わない方向性で有志が反原発を訴えるというのであればそれなりの層には理解は得られるのではないかとは思うものの、こんな馬鹿馬鹿しくまた金の行方すら怪しげなものを開催して恥じないってのは正体がバレたねえ。電気が足りている論者がまだまだ多いのは判ったが、その電気を足りるようにするために燃料を言い値でスポット買いし、それにつれてガソリンも高騰してしまっている現実は無視かや。ご家庭の電気にしか頭と目が行かない連中ってのは本当に厄介だわ。
2012.03.28
昨日、街なかに出かけた。用件は札幌市議有志の「瓦礫受け入れ推進街頭演説」を聞くためで、25日26日の両日に渡って行われた。川田市議サイトのお知らせどれくらいの時間か何人の演説か事前に分からないので思いっきり着込んでいったが、それでも震えるを通り越すほどの寒さの中、1時間に渡って数人の市議が瓦礫受け入れ推進を訴えた。ある市議は北海道の開拓には東北の方々の多くが関わっていること、そしてある人は自分の目で見た震災と瓦礫を訴え、またある人は放射能の具体的な数値に触れながら市長の独断に疑問を呈していた。私もここで何度か書いているように、北海道が受け入れるのは当然だと思っているし、その中でも群を抜いた大都市、つまり処理能力が桁違いに多い札幌市が受け入れをハナから拒否しているというのは納得がいかない。演説でも触れられていたが静岡県の島田市では実際に焼却した上での実験を行い受け入れを決めている。こうした試行も行わずにただ市長の独断で受け入れ拒否を決定されるのは民主主義としても受け入れがたい。そして聞くところによると受け入れ拒否の要請はあるそうだが推進の要請は皆無だと言う。そんな馬鹿なことがあるかと思うのだが、事実だという。では例えば私が電話したのはなかったことになっているのか。せめて焼却実験を経た上での拒否もしくは検討ならまだ判るのだが、泊原発への拒否行動で座り込みまでした経歴のある市長にはそうした考えはない。つまり確たる理由もなく「嫌なものは嫌」、放射脳というやつだ。自然界のどこにも放射線がゼロという場所はなく、人間でさえ放出しているのにね。
2012.03.27
【東電 全原発停止】日本経済に深刻な影響 産業空洞化に拍車「日本の借金」論もそうのだが電力の安定供給に関してもご家庭の頭でしか考えられない人はまだ多い。電力供給、消費共にご家庭用なんざ軒数があるからそれなりの需要にはなっているが、実は電力の安定供給が一番必須で必要不可欠なのは産業用だ。産業用といっても医療用もあるし交通インフラもあるし製造業もある。今停電していなから間に合ってるんでしょという方は昨年の大震災をご存じないのと思うほどだが、東北という一大産業拠点がほぼ壊滅状態なんだからこれまでと同じ理屈で「間に合っている」と断ずる方が頭がおかしい。復興すれば間に合いませんよ、今でさえぎりぎりなのに。加えて今は火力(LNG、原油)に発電を委ねているんだが、これはスポット価格になるため単価が異常に高い。今、ガソリンや灯油が円高にもかかわらず高騰しているのもその糸の先たぐってみたら自国であったというオチすらつく。人類平和地球市民万歳な方々は日本がかなり無理をして原油LNGを買い漁っているがためにどこかの本物の弱者が凍え死ぬかも知れないという発想はないのかね。日本には国の信用があり、また仲介の商社にも信用の実績がある。契約をばっくれることはなく約束は守ってきたからこそ今のところは金を出せば買える。しかしこの状況を無策のままで、つまりやれることがあるのにそれをせず金に物言わせて買い漁れば恨みを買うのは時間の問題。無論諸外国の思惑など無視しても、結局のところは復興すればこのままの電力供給で間に合うわけがないわけで、産業の空洞化どころか体力のない、古い機械を使っているところからコストの下敷きになる。こういう事すら危機が現実にならねば判らない人達が多すぎるように思う昨今ですはい。
2012.03.26
北海道:過去10年で最も寒い冬 4月中旬まで低温傾向今、これを打っている窓の外はとても3月下旬とは思えない雪の降り方をしている。北海道の3月だから雪が降る自体は驚かないが、雪にも降り方にも色々あって3月の雪は牡丹雪かまたはみぞれ未満の細かい雪が普通だ。だが今日は風向きも雪の形も降り方も1月2月のもので、気温も氷点下。今季は12月から寒かった。雪が家の下回りを取り囲むまでは寒く感じるのは例年通りだが、すっかり雪に埋もれてからも寒かった。例年なら遅い春といいながらも3月も末になればつい薄着で出かける錯覚するくらいの日があるけれど今年はねえ。4月半ばまでの低温傾向とやらが外れてくれればいいなあ。
2012.03.25
毎年恒例の抗アレルギー剤の季節になった。通年で飲むのが好ましいのかも知れないが、薬がどうにも合わないのと常用薬の習慣がないので紫外線アレルギーが出る時期だけにしている。この薬のことは何度か書いたけれど私が何とか服用できる古い世代の薬だもんで眠気がすごい。元々薬が効きやすい、いやむしろ効きすぎてどうにもならなくなるたちなので余計そうなのかもしれないのだが。仕事をしている時は刃物と火気を常時扱っていたので店に出る前、出ている時は飲めなかった。今は無職なので規則正しく服用できるが、結局下の爺婆の様子を伺いながらになるので飲み方は以前と変わらない。だがこれを飲み眠気と闘う今時期は長い冬が終わる証でもある。そう思えば少しは煩わしさが消える気がする。
2012.03.24
ベクター、流出可能性の個人情報は2008年2月以降の利用者このニュースは昨日すでに出ていたのだが「流出」だけがいち早く報道されたままで、では一体いつからなのか、対象範囲などが全く追加されていなかった。上の見出しがその追加公表分で、2008年2月以降に「利用」した人となっている。但し登録してある人のみなのでシェアウェア購入、または課金ゲームの登録した人以外はまず心配ない。はてどうかなと思う方はメールがベクターから届くのなら登録済みと思っていい。また、5月決済分(6月引き落とし)くらいまではクレジットカード情報の明細を気をつけて見て戴きたい。実は私は以前ベクターが大規模リニューアルした際の使い勝手の悪さに音を上げてそれから殆ど利用していない。ブックマークすらしていなかった。それで助かったのだが、ベクターは老舗なので案外多くの人が登録したことはあるだろう。登録したのを忘れていたということもありうるので首を傾げてしまった方はカード明細を注視してくだされ(2回目こうなるまだ少ないがコンビニ払いが一番気が楽なのかなと思ったりもするが、コンビニにポイントカードで登録していては同じ事ですわの(私は一切これもないベクターの今までとこれからの詳細追加情報は不正アクセスによるお客様情報流出の可能性に関してしかし何のためだか知らんが個人情報を蓄積したがるのはよくない癖だと思うぞ。
2012.03.23
常識として税制改正など大きな法改正を行うには議会の議決は無論だが、先に自党内の意見を取りまとめるのは当たり前。それが政権与党なら当然議会に諮る時には党としての意見が統一されていなければ到底議会出の議論に耐えられない。だがそれを平気で先に野党に持ちかけて議決だけし、後から党内を纏めようとするのが民主党。くどいが現在只今国会開会中だ。増税法案、閣議決定は27日以降 民主党の事前審査難航でおかしいでしょ。昨年野田が首相になった段階から与党は党内議論だか審査だかを始めていなければならない。具体的な数字を詰め、国会での議論に耐えられるものを最低でも党内で取りまとめておかねばただでさえ諾否が紛糾しかねない問題なんだから。しかも国会での答弁を聞いていると「今審議している予算はこれまで積み立てた年金積立金から流用している」こんな無茶な話を無理に通すための政治主導だったのかと。特会はそういう事のためにあるんじゃなく、ましてや年金積立金は政府が手を突っ込んでいい金じゃない。あれは年金を納めてきた人間のもの。増税せずともやれます出来ます配りますをスローガンにして今の政権を奪ったはいいが何もかも嘘だったわけで、そもそも昨年、震災後に何故国会を通年にせず翌年度予算の準備もしなかったのだ。唱えれば誰かが全部お膳立てしてくれてはいできましたという甘い世界に生きてきた人間が政権握るとこういうことになる。何度も成立させた震災関連補助予算の未達も一体どうするつもりだ。口先に騙されてはいけないんですよ。
2012.03.22
国交省小委員会、新幹線3区間の採算性試算を大筋で了承元々は積極的賛成ではなかった新幹線だが、ここまで来ると最早そんな事を言い募るのは頑迷になってしまうのだろう。考えようによっては飛行機のような搭乗まで時間のかかる乗り物よりはもっと気軽手軽に出かけられるようになると思うようにもなった。ただ昨年春「乗るのが目的」で延々鈍行列車に嬉々として乗った古い鉄道ファンとしてはそれらローカル線が一体どうなるのか、それに伴って鉄道があるからなんとか存続できてきた地域がこの先どうなるのかとそれは案じている。新幹線のような長距離特化した高速鉄道が出来ると潤うのは拠点都市または観光地で、日常の足としての鉄道ではなくなる。短く言えば過疎地はますます過疎になる恐れがあるからその手当てを先にしておかねばならないのだがその勘定はこの試算とやらに入っているのだろうか。在来線を分離経営にし存続させるとはいっても首都圏や関西圏のように私鉄が元々成立していた地域を除いてそれが存続し切れた例はほぼ皆無で、だとしたらせめて今後新幹線駅ができる町に病院、高校を作り周辺住民のそこへの通院、通学は格安、できればこれまでの在来線並みの料金にしてくれれば「新幹線の橋脚の敷地」にならずに済む。そしてこれは別に懐古主義だの感情だけで言っているわけではない。北海道の中での話だが札幌市一極集中というのは昨日書いた市長の暴走もさることながら、危機管理の面でもそろそろ限界ではないかと感じてもいるからだ。北海道はそれ単体で飯を食える、いわば道州制推進のたった一つの手本のような自治体だが、その人口の1/3を超える自治体(札幌)が更にボリュームアップしてしまうのが明白な政策はもうそろそろいいのではないかと。私にとっては生まれ育った街だから多少街の様相が変わってもそれは馴染みやすくまた単純に利便の恩恵は受け続けてはいるものの、それは道内市町村から吸い上げるだけ吸い上げて消費してしまった果実だけを食べ続けてはいまいかと考え始めている。バカな市長を選出したのは我々市民の咎だが、そのバカのお陰で自分達の食い扶持すら生産できていない現実や利便を享受する権利はともかくでは義務は一体どう果たすのと改めて考えましたな。
2012.03.21
これに関しては前にも書いてはいるがどうにも我慢できず、また書く。いずれも北海道新聞(上田に好意的で一切批判記事は書かない日付順、ここは記事をすぐ消すので全文引用 3月7日 札幌市の上田文雄市長は7日の定例記者会見で、東日本大震災の被災地で発生したがれきの受け入れについて「(放射性物質が)国の基準を下回っていても受け入れるつもりはない」との考えをあらためて表明した。 国の示す基準に対しては「放射性物質は微量でも有害で極めて長寿命。十分な知識を持ち、風評被害のことも考えた上で判断してほしい」との考えを示した。特に2段落目。ここをお読みになる方には言わずもがなだが、現在只今宇宙空間にも地球上にも放射性物質の含まれていない場所も物質もない。あなたも私も上田市長も、そしてどこにでもあるバナナにも放射性物質は含まれている。微量の放射性物質も許容できないのというのならこの地球にも宇宙にも居場所はなく、またおのれの身体どうするんじゃ。こうした誤った一種の宗教的ともいえる忌避、それもおよそ科学的でなく事実から目を背けた認識を保持しているというのは一体どういう人間なのかと。もう一つ許せないのはこの札幌市長の発言は市議会を経たものではなく、市長独断の決定?ということだ。そして先週16日の市議会での市長発言 http://www.city.sapporo.jp/gikai/html/kaigiroku-sokuho.html こちらには実はまだ掲載されていないが、後日予算特別委員会議事録を見て欲しい。ここで上田は驚くべき発言をしている。「道内の瓦礫受け入れ市町村との食の連携を考え直したい」と。確かに札幌市は道内の人口の1/3以上を占める都市だがそれ故に食糧自給はできない。米も野菜も果物も何もかも道内他市町村に依存している。一体何様のつもりだ上田。これまでも泊原発に関して聞かれもしないのに即時停止するべきだなどと生意気な事を抜かしていたんだが、札幌のために泊の方々に原発を置いて戴いているのはほっかむりか。札幌が道内唯一地下鉄もあり電車も走りネオンが24時間輝きおのれが自慢した地下通路だって電気なきゃ歩けないだろうが。政府が自民党谷垣総裁に党首討論でケツ叩かれてようやく動き出した広域処理の足を引っ張るだけではなく、北海道で唯一の政令指定都市ということはそれだけの処理能力を持っているということでもある。それは決して権利だけを持つものではなく何らかの義務をも果たさなきゃならないということでもあるんだ。これまで国の金一銭も使わずにここまで来たわけじゃあなく、それは北海道全域がそうなんだが特に札幌は北海道の中でも群を抜いて便利で快適な暮らしを享受している。それなのに何だこの態度とそして独断での決定は。百歩譲って議会決定したというのならそれはそれで抗議はするがある意味「札幌市民の代弁」とまだ唇を噛み締め全国の批難に耐える覚悟もできる。しかしお前一人の無根拠な放射脳の為にこんな恥を全国的にかかされるのはまっぴらだ。それともう一つ。上田お前、民主党の全面的なバックアップを得て当選したんだが今は政権が民主党だ。それでも反対するんだな。 瓦礫の話になると恥ずかしくて仕方がない。これは一体どこに言えばいいんだ。誰だこんなバカに投票したのは。
2012.03.20
不思議だ。いやね、今更ながら現与党の閣僚はじめ党幹部、それ以外の議員つまり全員についてなんですが。誰しもあると思うんだが、上や周りの理不尽さやその時々の意見の相違に抗いきれなかった時怒るだけじゃあなく「自分だったらこうしてこうする」と何がしかの建設的な意見を持とうとするはず。ましてや政党が政権交代目指して数年活動してきたのなら幹部に限らず「自分だったらこうしてこうする」を実現する為にはどうすりゃいいのか、そして「こうする」は本当に実現可能かを事前に調べておくもんだと思うんだけどね。事の大小問わずお題目スローガンはともかくとして本気で実現したいのならそれなりの道筋や順序その他考えておくよね。今になって何を言うかと思われるかもしれないけれど、あたしゃどこかでそういう意味では「奴らの本気」が幾許かの真実を含んでいた、または彼らが自己陶酔でもやれると思い込んでいた…は間違いだった。つまりハナから全くかけらもマニフェストとやらを守る気はなかった。迂闊さでできない、単にバカだからできないのではなく最初からやる気がなかった。だってそうじゃないと今民主党及び政府がやっている年金取り崩し予算なんて普通考えつかないもの。つまり横領しておいて会費増やそうとしているんだよね。年金積立金は政府のものじゃあないのです。だから特会だった。ところがそれを取り崩した予算を組もうとしているから野党は強硬に反対している。というか今回の政府案は「先に取り崩させてくれ、細かいところは検討中」というおよそ人の金に手をつける人間の態度じゃあないわけだ。予算案ってのは毎年ほぼ同じ時期に概算や決定が為されているもので、今年度ずれ込んだわけでもあるまいになんだって今に至るまで細目が出てこないのかね。野党も予算執行が遅れるのは本意ではないだろうけれど、しかしこんな自転車操業というか絵に描いたような多重債務的な予算賛成したら未来永劫言われるわ。幸い(じゃないが)執行未達が多いせいで暫定予算はさほどのことはないとはいえ、しかしどんな無茶でも何でも一応でいいから政府案上げないと話にならんだろうに。
2012.03.19
昨夜寝付く頃、確か雨の音がしていたと思ったが、起きてみると外はまた真っ白になっている。それも細かい雪でそういや結構寒い。予報を眺めてみると今日はこれからどんどん気温が下がり明日も吹雪の予報だからこれが最後の冬らしい天候になる。街なかはすぐ融けるだろうけれど、ここら辺りはまだ庭や道路の横にうず高く残った雪がそろそろあんまり綺麗じゃなくなってきていた。それが一夜にして化粧直し。2階の窓から真っ直ぐ外を見るとまるで真冬のようだが屋根の雪は確実に減っていて、今日明日多少積もってもすぐ融ける。3月の今頃は毎年大荒れの天候になり、これがないとちゃんと春が来ないような気がする。
2012.03.18
岡田氏、大連立を打診 自民幹部は断る当たり前だと今ははっきり言える。理由は明らかで、まず民主党が野党時代から党同士の協議の結果を一切守って来なかった事にある。所謂国対協議もそうで、当時与党だった自民党が通したかった法案、それも今にして思えば老朽原発に関するものだったりを一旦了承しておきながらことごとく翻してきた。今は自民党は野党なのだが、何故か「責任野党」という造語まで作られているけれど、震災対応やそれ以前の予算審議などは紳士的に「責任野党」の立場を貫いていると思う。時には与党以上に。で、上のリンク記事見出しは朝日のもの。珍しく事実だけを書いたなと。現状を考えてみれば実際は震災対応に限らず国政全般に民主党政権のツケが回ってきている。民主党政権に変わっても1年や2年は日本はなんとか持つとは思ったものの、そこに震災が起きたまでは流石に民主党のせいではないにしろ対応を危惧したまんまその通りになり、あらゆる対策対応が後手に回った。村山政権の時の震災対応を私はここで激しく批難したことがあるけれど、それでも村山は当時の自民党に丸投げし責任は持ったという意味では民主党政権、菅よりはマシではある。お題の大連立に関しては現時点で賛成できる要因は何もない。事前に協議し合意しても民主党は守らないから。これは何も憶測ではなくこれまでがよく物語っている。また大連立を持ちかけた与党側の論理、つまり予算成立や消費税増税*だが一つも筋が通っていず、これを質に大連立なんかしたら責めだけを負わされるのは明らかだ。*自民党も増税は言ってたじゃんという頭の悪いのが湧くと困るので言っておくがプロセスが違う大連立がもし成立できたとしたらそれは震災直後で、それは流石に自民は断れなかったと思う。結果ものすごいリスクだけを負うと判っていても。しかし民主党政権はそれをせず、また村山ほどの決断もできずに結果今に至るわけだ。何をやらせても仕事できない奴は駄目だなと改めて感じるこのタイミングも何もあったもんじゃない大連立の申し出だなあとつくづく思いましたな。
2012.03.17
昨日は予定通り母と病院の薬を取りに行きまして。私は父の薬、母は自分のと手分けしてだいたい同じ時間に終わったので買い物。ですが出かける前から天気が晴れたり吹雪いたりで一体何を着て行こうかと迷いましたな。結局もう毛皮でもあるまいと中に着込んだものの皮ジャンだったんですがこれが寒かった。いやほんとに着込んでたんですよ。半袖T+コットンシャツ+ウールセーター+スカーフなんですから。気温は真冬に比べれば10度は高い(0度ほど)んですが風が強いのと冬の間ずっと腰の隠れる外套を着ていたものがいきなり腰までになったら随分違いました。病院で1時間ほど過ごした間ですら身体が暖まらなかった。毎年毎年我ながら学習能力のない話なんですが、3月も半ばに差し掛かって流石に真冬のものでもなかろうと思ったのが運の尽き。せめて腰が隠れる軍隊コートにしておけばよかった。病院で風邪を貰った感じじゃなく本当に寒くてやられた感じです。やれやれ。
2012.03.16
昨日は地震が頻発し、また津波注意報も出た緊迫した夜でした。M6.8とM6.1の地震がありながら内心は怖いとはいってもネットで安否確認、情報交換、そしてサッカー観戦ができるこの国はやぱりすごいなと思いました。今夜は早寝して明日ちと早くに出かけます。爺婆の薬をセットで取りに行くんですが婆の付き添いもありまして。雪どけ頃に着る物はいつも迷うんですが明日は皮ジャンくらいでしょうかね。
2012.03.15
先日のはてなブックマーク問題の続きだが。昨日ようやくはてな側から公式?の表明があった。はてなブックマークボタンが取得した行動情報の第三者への送信を停止しましたタイムスタンプは13日18時過ぎ。私がこの問題を知ったのは11日に日付が変わる頃、問題が根深いものだと自覚できたのは11日の夜にかけてだった。11日は日曜日で、だがそれでも各業界の方々は精力的に情報収集し、それらを集積し交換していた。問題の根深さとこれまでの信義則の常識を覆す大変な事態だと自覚してこその行動だったと思う。日曜夜のうちには月曜朝一で対処できるように水面下でメールも飛び交ったろう。この日記のお題は「途中経過」としてある。はてなの表明を読んでもらえば判るが無断トラッキングに関しては書いていてそれを止めるまでは明記されている。しかし何故このような重大な信義則を黙って破るに至ったのか、それはを行った理由は何か、そしてこれまで蓄積されていたであろう情報の行方と始末はどうなるのかはどこにも記されていない。実はこの表明文が出された直後から幾度となく読んだけれど「やめまーす」以外の何も書いていない。*重大な信義則に関してははてなブックマークボタン問題に関して(その2)こちらが詳しいはてな側のアナウンスが出されるまでの間、月曜火曜と対応に追われた企業団体は少なからずあると思われるし、結果的に対応が必要なくともソースを確認する作業があったところも多かろう。そして識者の方々の危惧する通り「今までの情報はどこいったの」は今も尚解決されていない。だからこそ途中経過なのであって、はてなボタンを設置した当初とはまるで違った挙動を知らずにされてしまっていた企業団体は被害者であると私は思っているけれど、しかしただの通りすがりの閲覧者も被害者でもある。一番呑気でのほほんとしたはてなの表明を見て脱力してしまい、昨日夜はとてもじゃないが何も書く気力が起きず寝てしまった。これまでのWeb広告に限らないリンク、及びトラッキングの信義則を根こそぎ引っくり返す問題なのだという自覚が欠けているとしか思えない。やめまーすじゃねえんだよ。
2012.03.14
ふと、ここで震災瓦礫の広域処理について書いたのはいつだっけかと思い立ちました。自分で自分の日記を読み返すというのはありえないほどこっ恥ずかしいものなのですが押して探してみたらありましたな。昨年7月12日の日記です。後半部分に広域処理と国の主導について書いている。そんな事は別に誇れることでも何でもなく、誰もが判りきっていることで自慢しようとここに記しているわけではない。というより目の前に被災地があるわけでもなく、行ったこともない私ですら思いつくような事を前政権現政権共に全くやっていない、やったのは「言うだけ」。昨日の国会、参院予算委員会でも各自治体が要請すれば」などという世迷言を首相がほざいていたが、それは順序が逆で国が主導して広域処理と配分を決め、実際の搬出などの現地の都合を自治体と協議すりゃいいだけのことだ。政府がこの体たらくなもんだからうち(札幌市)の市長のように調子こいて独断で瓦礫受け入れを断るなどという恥ずかしく情けない事を公言するバカが出てくるんだが、重要港湾(大型船が入れる)の傍に広大な空き地がある北海道がせめて一時留置だけでも引き受ければ随分違うのにな。北海道は560万人口がいてその内190万人が札幌市。廃棄物処理能力は人口に比例するんだからこの札幌市が拒否するということは自動的に北海道全体の処理能力は2/3以下になる。*単純人口比よりも落ちるのは当たり前で、札幌は一自治体なのに対して他の自治体が束になってかかっても精々1/10だから*北海道第二の都市は旭川市だが人口は35万人と桁が違う札幌市長は自分の言ったことの意味が本当に判っているのだろうかと首を傾げている。これは一時的な忌避感情で拒否してはいそうですか、嫌なのねで済む問題ではない。歴史に残る愚かな独断で、議会を通していないのだから責めは市長一人のものだが、未来永劫残るな。まごうことなく札幌市民が選んだことになってしまっている市長だが、しかしこんな考えなしとはね。支持層、支持団体の意向に沿ったものだとしてもこれは酷い。
2012.03.13
実のところは昨日くらいは静かに大人しく日を過ごそうと思っていたのだが。いや、実際家でずっと過ごしてはいたけれどネットでは結局いつも通りであった。一つには私は被災者ではないし被災地にいるわけもなく、ただの傍観者に過ぎないわけで、そんな者が見せかけの謹慎を保ってもそれは「振り」に過ぎない。もう一つは勝手な思い込みにしろ被災地の方々は一体どう感じておられるのかを垣間見たくもあった。決して興味本位ではないつもりだが報道は例の如くのテレ東以外は横並び、まるで何かの記念日であるかのような状況で部外者が多くを占めるTVと実際の意見を見たかった。そして私自身余り振り返って来なかった震災前後、そして各国からの救援、日本国内での動きを見直したかった。その各国からの公的な支援、救援は外務省が纏めている。各国・地域等からの緊急支援このリンク先には更に細目としてPDF、及び日赤などへのリンクもある。昨夜はこのリンク先をぽつりぽつりと開いていた。また、当時の2ch纏めなどにもあるのだがフィリピンのスラム街の方々からの寄付金、アフリカの貧しい村からの豆(貴重な食糧)の申し出など一体どうやってお返ししていいのか判らないような支援もあった。必ず復興して10倍、いや100倍にしてお返ししようと思っている。
2012.03.12
昨夜というか日付が今日に変わる頃になって日頃から注目しているセキュリティ専門家のTwが俄に一つの話題に集約されてきた。はてなブックマークボタンのトラッキング問題で高木浩光先生が決別ツイートをするに至った経緯まとめ「はてな」は言わずと知れたはてなdiaryで、高木氏もそして信頼するセキュリティ関係者の多くがここを使用利用している。今回問題になっている「オプトアウト」というのは閲覧しているネット利用者が広告を見ないようにできる機能で、大体の大手ポータルはその手法を公開している。Web 広告における サードパーティ Cookie のオプトアウトとか諸々私は今はChromeを使うことが多いのでGhosteryやDo Not Track Plusも使っている。さて。今回これほどの問題になっているのは「最初にブックマークボタンを設置した時と今の挙動が勝手に変わっていてその変更を知らせなかった」事にある。実ははてなはオプトアウトできるサイトを用意はしている。はてなブックマークボタン問題に関してこちらのサイトが極めて判りやすく対処の仕方「通常版は http://b.st-hatena.com/js/bookmark_button.js を script タグで読み込んでいるケースなので、これをオプトアウト版に変更するならば、http://b.st-hatena.com/js/bookmark_button_wo_al.js に変更すること。」を説明している。私は鬱陶しくなければ(動的でなければ)広告自体はやむを得ないと思っている。楽天使ってて何をと思われるのを承知で書くが、実は何度かはてなに引越ししようかと準備までしていたことはあるのだが、ここを始めた当初長文日記を無料で置いてくれるところがなかった恩を忘れられず、色々言われながら続けてもいる。はてなの広告の挟み方、表示の仕方を横目に見ながら意地で続けている面が多々あるので余計に今回のこれは残念だ。また、セキュリティ問題になるといつも湧く「一体これの何が問題だ」論者なのだが、そういう連中は根本から判ってないので無視してもいい存在を炙り出したとして判りやすいリトマスに使えるだろう。はてなよ、少なからぬ読者や少なからぬ広告収入を捨ててまでこんな馬鹿らしい仕様を放置している理由は何よ。
2012.03.11
H24/03/09 参議院決算委員会・義家 弘介【巨額のPTA会費が教師の裏金に50分ほどありますがこれは是非ご覧戴きたい。冒頭、声を荒げて叱るシーンがあります要旨はPTA会費で教員に「手当」 沖縄の県立高校概ねこういうことなのですが、では何故記事を読めばいいものをわざわざ勧めるのか。この義家議員のやり取りと閣僚及び政府側の答弁一つ一つが民主党の支持団体との癒着を象徴し、そして野次や判っていながら見当違いの答弁を繰り返す政府を見ていただきたいからでして。都合が悪い事を取り上げられそうになると事前通告の資料の出処を探ったりなど質疑の前段階から全力で抵抗しているのがよくわかります。記事の最後にあるように日教組の組織内候補であった文科政務官の事務所が日教組本部と同じところにあるなどもね。この質疑は昨日午後行われ、有志がネットに動画を上げたのはニュース番組時間帯の前でした。民生用の資材で間に合う時間だったにもかかわらずどこかニュースでこの酷い有様を報道したでしょうか。総理が18歳からタバコ吸ってましたテヘペロなんか放送している場合じゃあないのにな。共済のシステムがしっかりしている公務員組合の剰余金に課税するくらいじゃないと止まりませんよ。
2012.03.10
西友が中国産のコメ販売へ 原発事故で国産米価格上昇を受けて最初にこのニュースを見かけたのはTwitterだったんだがデマとかネタと思ったぞ。で、あちこちネット歩きしたらこりゃ本当らしいと判ったものの、今こうして打っていても首を傾げている。記事にある通り西友側は「残留農薬とか大丈夫だから」と言っているけれど、米に限らないが農作物ってのは土、土壌がものを言う部分が大きい。勿論同じくらい水とお日さまも必須なんだが水は土の中を通るわけで、農薬の心配もさることながらその支那の土は大丈夫かと。昭和30年代から40年代の日本でも一見ごくごく普通の土と水から公害を齎した作物ができてしまったことがある。流石にそんなことはないであろうとは思うものの、普段の買い物でも支那産となれば似たようなものの中で安くても売れ残っている事が多い。今は確かにデフレで安いものが売れ勝ちだが、その中でも支那産ってのは目につくほど売れない。もう一つ、スーパーで支那産米を売ってしまうと今では大きな売り上げ割合を占めるであろう弁当類などの米は一体何を使っているのだろうという疑問は湧く。扱いがないのであればその疑念は軽減されるけれど、売り場にありますからなあ。今年の米の出来具合が芳しくないというのなら百万歩ほど譲ってまだ仕方がないが、これから苗の準備するところにいきなりかよ。この所西友はよく頑張っているなあと思い、何かあれば行くようにしていたけれどちょっと考えねばならないとさえ思っている。正直「気持ち悪い」のよ。
2012.03.09
「2ちゃんねる」サーバー管理会社を強制捜査 覚醒剤書き込み放置の疑い何度か書いているように私は麻薬に関しては強硬派で、日本国内にいる人間全員麻薬検査しろと思っている。初犯に限らず麻薬犯への罰則が軽すぎるのにも憤っていて、最初にちゃんと麻薬を断てるようにせねばまた同じ事を繰り返し、悪いことに人間というのは背徳感が行動をエスカレートさせる習性を持っている。若い頃遊び呆けていた時代は「一般人に麻薬が蔓延し始めた第一期」ともいえる。多くの顔見知りや知人を失いまた廃人になった知り合いもいるしどこに行ったか判らない人間、結果として寿命を縮めた者も多い。私が一度もそれを試してみようとも思わなかったのは遊び呆ける前のほんのガキだった時分に最初のそうした出来事を見たのも大きいが、もう一つ周りに恵まれていたのと身を以て転落を目の当たりにしたせいだろう。さて。この2ch、及び削除人他への家宅捜索はもう一つ「ネットの書き込みの加害者被害者は誰だ」という問題を露わにした。つまり今回の場合本物のそして最初の加害者は書き込み犯で、犯罪的な記述をされた2chはその時点で被害者でもある。それはそうなのだが、世間一般への悪影響を放置したという意味では不特定多数への加害と看做されて今回の捜索に至ったと。ここまでは一般常識とやらである程度納得はできる。ある程度とは何か。例えばここの場合、私は書き込めるしコメント削除もできる。但し本当の意味での管理権限はない。要するに私が今夜死んでここが放置された場合に犯罪的記述がされたとする。私と楽天双方である程度単語でフィルタをかけてはいるが記事リンクの中の隠語とされた「」内の書き方だとおそらくフィルタにはかからない。そうしたどこにでもあるフィルタにかからないような書き方をしているのだろうと思うのだが、正直言って私は「」内の記述がそうした意味合いを持つとは今回報道されるまで知らなかった。その手の書き込みがされている場所に縁遠いというのもあるだろうけれど、判らない。死んでいれば何だこりゃとも思わないから削除はしないしできない。こういう場合は気の毒ながら楽天がこうした捜査を受けるのだろう。死んでいずとも「」内の単語が書き込まれたとしても私は意味不明を以って削除はしたろうがまさか自分の忌み嫌っている麻薬関連とは露ほど思わなかった。今回得たのはなるほどああいう書き方をされていたら注意せねばなということ、そして加害者なのか被害者なのかといういずれか側ではない立場に立たされることもあるのだということだ。そして被害者でもあり加害者でもある場合、世間に与える影響があるのなら判定は加害者であるとされるということ。
2012.03.08
日本マイクロソフト、2012年3月中旬よりIEの自動アップグレードを実施Twitterをするようになり、色々な業種の方々の日常や業務の片々を垣間見る事も増えた。それらの中で印象に残り、また大きな意味で懸念していたのがIE6についてだった。最初は「今時IE6じゃなきゃならない」環境などあり得るのかと内心驚いたが、それが一人や二人じゃなく時には怨嗟と共に語られている。その怨嗟の大半がWeb開発、ブラウザアプリだったりコンテンツだったりはするがつまり発注側の希望でIE6対応を迫られているという部外者からみれば「なんだそりゃ」であった。IE6といえばXPの初期のブラウザで、まだPC自作を始めた頃XP機を組んでさほど経たないうちにSP1が出た記憶がある。パッチが毎月のように出ていたのだがそれらの殆どがセキュリティ面での致命的な脆弱性であり、またIE用の抑止アプリ(AdBlockなど)が当時殆どなかったので結局Firefoxをメインブラウザにしたきっかけにもなった。MSの脆弱性、ブラウザ(ネット)の脆弱性を語る時の代名詞のような存在で、XPの長寿命と共に市場に君臨はしたものの正直日常に使えるものではないというのが個人的な印象でもある。自己所有PCはVistaを回避したのでXP機についてだがとっととIE8まで上げてしまい、正直IE6に関してそこまで固有の仕様がありまたWeb関係の受発注に関して影響が今まで残っているとはTwitterをするまで知らなかった。Internet Explorer 6/7/8 が自動的にアップデートされるそうだけどはっきり言うが今時10年も前のブラウザに準拠しなければならない発注をする方がおかしい。これを以って「だからIEは」などというのもいい加減頭が古いという他ないが、最早テスト環境すら構築するのがかなりハードルが高い状況*な上構築してもうかうかネットに出られないほど脆弱な環境を想定しなければならない状況がすでにITと言えるような状態ではない。*XP無印をインストールするとIE6無印だがネットに繋いでいると問答無用でIE8になる上に極めて危険なのでネット環境に繋がず,つまり認証もせずにインストールを終えなきゃならないそれと共にIE6でなければ何かが崩れるようなサイトを今時Webに公開しているのもどうかしていて、そんなものはとっくに、少なくとも5年は前に改装していなければならないのに今頃になって慌てるなどというのはWebの利便の権利だけを行使していながらそこを利用する閲覧者の安全を全く無視した行為でもある。一体何のためにWebを使っているのかといえばそれは世界に何かを発信し公開したいからで、それは権利の行使ではあるが同時に公共の場所を使い閲覧者に責任を持つ義務を負うことになる。ここら辺の感覚のバランスがおかしいからいつまでもIE6準拠などというバカな発注ができるわけで、今時IE6を使うような閲覧者ならUA丸出しなんだからアクセスの時点でMSサイトに飛ばし最新のブラウザを案内するくらいじゃないとどうにもならない。企業でも未だにIE6を使わせてそれがシステムの安定のためだかとほざいているところもあると聞くがそんなものはただのエゴで、そんな腐りかけのブラウザを使わねば安定できないシステムなんぞネットに繋ぐな。一番腹が立つのがIE6でなきゃならないような事をしておいてからに「だからMSは、だからIEは」とほざくIT()関係者すらいることで、そこまで言うならMS環境で見られないくらいのサイト作ってから言いやがれと。確かにシステムとブラウザが表裏一体、どうしても切り離せないというのはMSの根本的な問題点ではあると、これは私も感じてはいる。といって自分が同じレベルのものを開発できるわけではないしシェアを持てるわけではないので、せめて開発側の出すパッチなりアップグレードなりを受け入れるのがWWWに出る側の責任の果たし方、義務だと思ってもいる。今回のこの半強制アップグレードにより苦しむ開発の現場の方々やセキュリティ関係者の苦悩が軽減される事を願ってやまない。それと共に10年も前のブラウザじゃなきゃレイアウト保てないような代物を今の今まで放置して今頃慌てるようなバカはいい加減反省しろ。
2012.03.07
最早嬉しいという歳ではない上に毎年親もすっかり忘れているが自分の目盛りとして誕生日になった。毎年春の気配は感じるがその気になるとえらい目に遭う季節なのと世間様が転勤、進学などで忙しいのでうっかりすると自分でも起きてしばらくして気がつくことすらある。昨夜日付が変わってから呟いたら思いの外沢山の方々に返信を戴いた。その上決して多いとはいえないフォロアーとそのつながりの中に私を入れて3人同じ誕生日だったのが判った。親がいるうちはなんとか生き延びなければならないと思う年齢になったが江戸時代ならそろそろ寿命なんだよなあ。
2012.03.06
陽射しは日に日に強くなり、暮れるのも随分遅くなった。昨日一昨日は真冬日だったけれど家の中に陽が入ればそれなりに暖かい。今朝は随分しばれたが、こんなに冷えるのはもう今季最後だと思う。今日は真冬日になるかどうかぎりぎりくらいだろうけれど。明日あさってくらいに少し天候が荒れ、それがきっかけで春めいてくるんじゃあないかと思っている。風向きが南東寄りの吹雪になれば間違いない。昨日少し雪かきをする程度に降ったが、どことなく積もっている雪の色も変わってきている。これはしばれても陽射しで融けているからで、青味がかり透き通った白からグレーベースの白になってきているので見た目の透明度が違う。ここから今月いっぱいはどんどん色合いの透明度が下がり、あんまり綺麗な雪じゃなくなるが、それが春への第一歩。
2012.03.05
昨日、JNSCオフ会が仙台で行われた。自民党宮城県連会長は小野寺五典議員なので冒頭一言挨拶をされた。その短い挨拶の中でご自分のことは何一つ言わず言及したのは直前に行われた宮城県知事と復興相の会談についてであった。JNSC仙台オフ会ニコニコ動画…ここの10分30秒前後からすでに復興庁からの被災県配分については報道されているが、それだけでも唖然とする交付割合であった。「復興庁ではなく査定庁」宮城知事、復興交付金に怒りあらわ河北新報魚拓復興相の地元岩手は満額、被災三県以外の青森も満額だが津波被害が一番人口割合でも大きかった宮城が58%と明らかに差がついている。宮城県の場合自治体首長や職員の犠牲も多く、日常業務にさえ差し障りがあると想像されるのだがその中で通常の国庫補助金申請よりも多い書類を準備しなければならないとある。これこそがお役所仕事というやつで、確かに国金を配分するには根拠は必要だがその査定見積もりを補助できる自治体の専門職員を全国から、特に被災経験のある自治体から派遣させるなどいくらでも思いつきそうなものなんだが。日本の場合直近20年の大規模でも北海道南西沖(津波)、阪神淡路(都市型直下)、中越(大規模地すべり)という嬉しくはない経験はある。海水と雨水の差はあるが水害の経験も毎年どこかで起きている。こうした被災の経験を幾ばくかでも活かすというのが天災に対するせめてもの経験値の蓄積だろうに。2012年3月2日財務金融委員会小野寺五典議員質問TVで放映されず報道も取り上げない質疑だが瓦礫撤去について。46分ほどなので是非聞いてくだされ。そして最後に。以前もここにリンクを張ったがもう一度。2010年3月11日小野寺五典議員予算委員会質問そう、震災のちょうど一年前の質疑。そしてこれを踏まえて2012年2月2日 衆院予算委小野寺五典議員質問この内容は最初のリンク、仙台オフ会動画の70分過ぎくらいから小野寺議員自ら語っている。小野寺五典議員の人相まで変わってしまったのにお気づきと思う。私も近くで拝見したのは震災前の2011年1月で、その時のお顔と人が違ったように思えるほどだ。確かに天災、それも激甚災害というのは人知の及ばぬ部分もある。でも起きる前、起きてしまった後どれだけのできるだけを発揮できるのかはやはり国が主導しなければ到底事態は進まず好転しない。震災前に指摘されていた危惧、震災後に何度も質問という形で示唆している現場に即したやり方をできないのかそれともしないのか判らないにしろ、政治は結果責任で「やってない」ということになる。せめてもの経験値すら積めないレベルの政府というのは一体何のためにあるのだろうな。
2012.03.04
先日から交通系カード(主に首都圏のPASMOだが札幌のSAPICAも)を巡る話題がセキュリティ界隈で再び出てきていた。株式会社パスモのだだ漏らしお題にはPASMOとあるが数年の後に全国統合されるであろう所謂チャージ可能な交通系カード全般に関わってくるお話。首都圏の人間じゃなくても出かけた際にはあの混雑している駅でややこしい経路を確認しつつ切符を買うよりはSUICAにしておこうかPASMO買っておこうかと迷う事は誰にでもある。主な論点や問題点、そして交通系に限らずどこのカードが同じ仕組みで履歴を記録し、またそれを誰もが簡単に閲覧できるかはこのToggterを全部読むと判るようになっている。更にそれらを高木氏が日記にしたのがID番号が秘密なのか、それとも氏名・生年月日が秘密なのかやや長いが末尾にあるお客様センターとのやり取りが情報収集側の「セキュリティ・個人情報の範疇の認識」をはっきり示している。つまり収集側としては履歴は全く個人情報収集と看做しておらず、それらを収集蓄積することには全く問題がないという認識でPASMOは押し通すつもりだった。オペレータの権限ではなくこういう問答になるということはPASMOの見解ということになる。一見蒟蒻問答にみえるが特に専門用語などは使わないままゆっくりと見解を正していく高木氏の問い合わせは非常に参考にもなる。ただ、こうした履歴検索自体はここで初めて明るみになったわけではなく、例えばちょっとした日常の裏技的本などにも記載され、またググってみると判るのだが一部の探偵なども利用していた。んで。ここで「そんなの知られても困らないよ」という例の論調が必ず現れる。どの議論にも湧いてくるのだがミクロとマクロを混ぜこぜにした意見で、ここのようなgdgd日記ならともかく最早一般的な汎用ツールと化している誰でも入手可能な物なのに個人情報(履歴)特定が安易に可能だというのは俺のだの私のだのという範疇で論ずるものではない。パスモは乗車履歴を第三者提供? 他社のビッグデータに取り込まれる可能性当然個人情報(しつこいが履歴)をこのように利用する為に収集している。で、またぞろ「いや困らないし」というのもまた湧くんだが問題はそこじゃないとしつこく書いておく。結果としてNHKで取り上げられ各報道もあったせいかただ今現在はToggterの末尾(続きを読むをクリック)にもあるようにPASMOもSAPICAも利用履歴閲覧サイトは止まっている。何度も「残りを読む」クリックして全部読んでと書いたのはそれなりに理由がありまして、論の根拠や経費精算に困るという声、更に「いったい何が問題なのか判らない」人達の声も纏めてあるからでして、セキュリティを語る上で一番障壁になる「意識」の差も明らかになる。別に高木氏だから正しいとかそういう考えはないけれど、事実として問い合わせ時のスキル、そして知名度、加えて報道があってようやく駄々漏れ問題が停止という形ででも一旦止まった。「どうでもいい」の範囲ってのは確かに個人差が大きいんだが、これは最早個人の感想とか感覚の問題ではない…ということを大体の人が理解するまでの壁はまだ高いなとこちらにも考えさせられた。
2012.03.03
昨日駆け巡った「首相と谷垣総裁の極秘会談」は双方の否定があったのだが、ネットで見る限り見出しはあくまでも極秘会談があったかのようなままだし、夕方下に行ったついでに垣間見た民放ニュースでも冒頭はセンセーショナルな「極秘会談」、そしてその後谷垣総裁の否定という作りだった。私は別に会談自体に問題があるとは思わないが、今時期政局にしたいマスコミに餌食にされるかもしくはナベツネを筆頭とするガラガラポン大政翼賛希望者に利用されるだけと思ってもいる。会談があっても不思議はないが今だと与野党共に漏らしたがるのがいるのと、そのリークを都合のいいように曲解されるのは本来の会談の目的とはかけ離れるであろうと。絶対に会うな全て拒絶しろというほど強硬な考えはないけれど、会合の中身ではなく会合そのものが政局に利用される恐れのほうが大きい。今回はいみじくも漏らしたルートを辿れそうなほど騒いでくれたのがいたのが唯一の収穫といっていいと思う。もう一つ言うなら仮に話し合い解散でいきましょうとトップ同士が合意したとしてもこれまでの民主党のやり方を見ていれば実行するかしないかといえば実行しないであろうというのは容易に想像できる。話し合い解散をという気持ちも理解できるけれど相手は名うての大嘘つきなんですよ。おまけに党内のある程度のコンセンサスすらない。こんな相手に約束したところで守るわけがない。できもしないことをしゃあしゃあと何年も言い続け、政権とったら謝罪もないまま平気でひっくり返せる連中なんだよ。
2012.03.02
先日申し込みしていたGIGAHubが届きました。BizBox HUB「MH5K」ただ今使っている環境だと絶対要るというほどではないのですがいずれ必要になるので元々機会があったら買おうとは思っていたんですよね。ただ、ネットワーク機器はピンキリ。Ciscoとまではいかなくてもそこそこ精度や耐久性、速度安定性を求めるのならNECとかヤマハが望ましい。だけど絶対に必要なわけでもない、だけどあんまりへぼいのも困る程度の欲しがりでしたので迷っているだけで特に気にかけて探しまわっていたわけではなかった。ですが先日ちょっと別件でNTT東日本公式サイトをつらつら眺めていたら法人用サイトにプレスリリースがありまして、それがこれでした。契約が法人じゃなきゃだめなのかなと製品サイトに飛んでみると「家庭」の文字が。てことはダメ元で問い合わせしてみてもいいかなと早速連絡。当初はほぼ速攻でオペレータに断られましたがここでさっきの「家庭」を持ちだして「とにかく上?の方に言ってみて下さい、客に粘られてますと伝えてくだされ」で折り返してもらいました。結果はやはりOK。届いてみると大きくもない私の片手にほいと乗る大きさと軽さ。ACアダプタにも本体にも「MADE in CHINA」の文字がありました。そこで大人しく繋いでみる…わけもなくくるっとひっくり返して精密ドライバー持ち出しネジ外してパカッ。全体キャパシタ周りとRJの刻印接写大体予想通りでしたな。NTTが販売するくらいだから滅多なことはないとは思いますが、現在只今はまだオブジェでございます。戴き物の実験用ちびマシンは先日HDD組み込んでありますのでそれのセットアップと合わせて使ってみることにします。
2012.03.01
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