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今年も1年拙い日記をお読み下さりありがとうございました。新政権にホッとしたのかそれとも雪かきの疲れが出たのか情けない風邪っぴきですが昨日夜になって目処がついたという感じです。熱はあるものの大したことはなく、おかゆをそろそろと少しずつ食べ始めたりしておりますので年越しは無事できそうです。この3年4ヶ月の事を考えれば明るい気持ちで新年を迎えられるのがありがたい。
2012.12.31
いささか尾籠な風邪話注意。早起きして雨が降る前に少しでも屋根の雪を下ろすつもりで寝たのが22時過ぎ。なんとなく食べるものの味がおかしい、すとんと腹に落ちないなとは思っていたんですが貰い風邪でもしたかとそのまま寝付きました。ところが「寒くて」目が覚めた。寒くはないはずなんですよ、もっと寒かった日に同じ夜具でぐっすりなんですから。寒いというか寒気がそれもじんわりと身体の中から沸き起こってくるはっきりしない感じですぐに熱がぽーんと上がる風味でもない。暗がりで足元に置いてある亡祖母製の丹前を布団の上にかけ、お腹を下に寝直してみましたがこりゃだめだと。起きてストーブを焚き同時に湯冷ましになっているやかんの中身でアクエリアスレモンを大きなグラスに一杯作りごくごくと。飲み干してもう一杯、動けるうちに作って置いた途端に呼ばれましたな。こういう時はひたすらポカリやアクエリアスやゲータレードをそれもなるべく体温くらいのを作っておき飲むしかない。無論体力のない方、高齢者、お子さんは即病院ですよ。電話の際に病状を言えば仮にノロでも対処してくれます。あ、今回のこれはノロではないと思います。間断なく続くのではなく二度ほど呼ばれたきりでこれ打っていまして吐き気は全くしませんし微熱に伴う違和感は多少あるもののどこも痛くない。風邪が腹に来たというやつでしょう。年寄りがいるので出かけた先から帰った時は外套を居間には持ち込まないくらい徹底していたりしていますので今のところ幸い私一人のようです。一応念のためハイターのようなものを薄めて取っ手やらなんやら拭いていて下に行くのは最小限、真冬ですから出かけなきゃ多少風呂に入らずとも死にはしません。こういうこともあろうかとゲータレード、アクエリアスなどの粉末を買っておいてよかったです。目安としては一回ごとに300~500ccくらいは飲むようにしとります。寝たほうがいいんですが寝るにはちょっとまだ不安もありましてはてどうしたものかと身体も部屋も暖まりお腹も落ち着いたんですがぱちくりしております。やれやれ。
2012.12.30
一年一日のような生活を送っていると季節感だけはあるものの区切りはうっかりしそうにはなるのだが。昨日が御用納めというのはさすがに気がついていた。店をやっていた頃はこの年末年始が一番きつかったのも。暦にもよるが例えば今年なら18日が最後の休み、そこから休みなしで昨日が最後の仕入れなので仕込みと仕舞い込みでてんやわんや、加えてこの雪だから年越しの前にへろへろになっていたろうなと。お客さんの解放感は見ていても嬉しいがこちらは疲れ果てていた。解放された今でも全く懐かしくもなんともなく、二度と戻りたくないとしか思えない。今もこちらが天候雪かき雪下ろしその他全部頭に入れて事前に計画し了解を得ていても土壇場で余計な事を言われたりひっくり返されるので諸々嫌気が差しているのだが、それでも店をやっていた頃よりは少しマシだと思わねば。ということで今年の正月支度に関しては全くノータッチ、大掃除も一昨年去年と見てもいないのに的外れな文句ばかり言われたので勝手にしろと下に関しては風呂周り以外触っていない。買い出しの荷物持ちはするけれど人の意見を聞く気がない相手に言っても仕方がないというかこちらが考えるのも無駄なので持つだけ。私が雪かきで疲れてもいるのでなるべく顔を合わさないほうがお互いによさそうだと判断した。お陰で静かな年末年始を迎えられそうでそれは喜ばしい。大晦日、年越しの天候が大荒れということなので初詣は夜中ではなく年が明けてからひっそりと行く事にし、その時はせめてゆっくり散歩がてら自分の時間を過ごそうと思う。
2012.12.29
いつだったかここで「コストはそんなに悪いのか」と書いたことがあった。コストというと脊髄反射で目の敵にする者も多いが日本のような高度進化した社会、国家になると社会も国家もコストで成立していると。私は焼肉屋だったので立場上判りやすいといえばそうだったんだが自分で牛を飼いそれを捌いて火を熾し食べるのは法律上もそして技術的にも日本ではほぼ不可能な話で、大抵の人は焼肉屋に行って牛肉を食べる。牛肉が焼肉屋に来るまでには大雑把に言っても子牛が生まれ(輸送と競り)肥育し(飼料と輸送)して屠殺解体し(輸送)問屋を経て(輸送)焼肉屋に行き(仕込み)お客さんの口に入る。カッコ内が主なコストだが現状このカッコ内と前後はどこをどうやっても素人さんの出る幕はなく、焼肉屋じゃなくても牛肉くらい切れるわという方もおいでとは思うけれど肉屋で売ってる手のひら大の塊をただ切るだけを仕込みとは言わない。三次産業と大きく出るのも憚られるようなたかが焼肉屋でこれなんだから他の業種、産業は推して知るべしで、これが一次産業二次産業となると零細中小大手問わず人の感覚によるマニュアル化しにくい技術含めて全ての「モノ」もしくは「技術」の移動そのもの全部コストであり内需で食べている日本はこのコストこそがGDPそのものなのだと。これまでの20年はコストを削れば自分のところの目先の利益は一瞬確保できた気がするという繰り返しであった。国家も民間も。気持ちは判るし見直す事によって本当に冗長だった部分が判った利点もそりゃああったろう。しかしその繰り返しとそして何より気分がマイナス傾向を好みあえて言うのならば焼肉屋に行くお客さん気分で「安ければいい」を求めた結果、では社会と国家はどうなったか。削りに削った結果、マイナス志向が募りそれを社会のお客気分で国民が求め続けた結果がデフレスパイラルなんじゃあないのかと。焼肉屋風情なら淘汰の結果なくなっても社会に大きな痛手はないけれどこれが他の産業や社会や国家に響き蔓延すると商店街飲食店街がシャッターだらけになり人が離れ離れるとまたシャッターが増える。これらもマイナス志向のスパイラルであり人というのは面白いものでさて出かけるかとなれば人のいる方へ向かう、つまりいない方には向かわない。私は今度こそ国民に求められている意識転換がこの「減らせばえらい」マイナス志向であり嗜好なんじゃあないかと思ってもいる。こう書くと「じゃあ無駄がいいのか」と逆ねじ食らわせたがるのも湧くけれどでは本当の無駄とは一体何か。それは何も産まない、つまり何も動かさない、経済の根幹である流通を堰き止める事にほかならない。これも以前書いたが私のこの部屋に10兆積んでも運ぶときのトラック人員警備員くらいが初期経費でかかるくらいなもんでただの邪魔な重量物にしかならない。読めないから本より悪い。しかし持ちだしてどこぞで使えばそれが悪所での遊びだろうとなんだろうとGDPにはなる。(いや悪所はいかんけど)現状の日本はそれぞれおのおのの家部屋に10兆はともかく50億積んで更にまた積もうとしているようなものであって、これ以上置いておいてどうすんだと。別に生きる上で四六時中国家社会のことを考える必要はないけれど、しかし志向の意識をほんの僅かx線(横軸)の上に持っていくだけで相当違うと思うんだよね。
2012.12.28
昨日衆参両院で安倍晋三総理大臣が選出され即日安倍内閣が誕生しました。元々政治に関心がなくはなかったものの、政治そのものの現場を垣間見るようになったのは新参者の私ですがそれにしても前民主党政権の3年4ヶ月は長かった。後半は私も無職になりそれまでより格段にTVでやらなくともネットでの国会中継委員会中継をつぶさに見るようになったせいかもう本当に酷い実態なのがもどかしかった。ただの無能ではなく人の意見を聞かない無能というのは恐ろしいものだと。日本には天災も多くだからこそ緊急時危急時こそ政治の決断が求められるのだが、決断には無論責任も伴う事に腰が引けているようなのが3代揃った民主党政権の体たらく、特に震災時のだらしなさ情けなさは生涯忘れまい。全員が復興大臣のつもりでと先の選挙公約通り第一に復興を口にした総理と内閣を私は信じていきたいと思う。そして北国の降雪対策室を作ってくれた事に心から感謝する。別に我が家の前を政府が雪かきしてくれるのを期待しているのではなく、ともすれば雪に押しつぶされそうな心持ちだったものが誰かはちゃんと見てくれるという支えにはなる。2011年1月党本部の催しに参加した際、「北海道からです、札幌です」と自己紹介すると必ず「雪が大変だねえ」とそう口々に言って下さったのは生まれ育ちからいっても選挙区から言っても一度も雪かきなぞなさったことがなかろう自民党議員さん達だったけれど、しかし私はその慮りが本当に嬉しかった。出かける朝も暗いうちから雪かきして東京に向かったからね。「知っていてくれている」というのは大きいですよ本当に。
2012.12.27
めでたく今年中に廃車が決まった母の車ですが。よりによってものすごい吹雪の今日、持って行く事に決まっております。天気予報がずれ込むのは恒例だったので高をくくっていつつ、何があってもいいようにと車庫前はそれなり開けておいたのですが起きてみるともう大変。これから身体暖めて雪かきに出撃します。といってもこの降りですから引き取り業者さんが来るまでに一度で済めばいいが。しかしこれで雪かきが少し楽になります。今年のように早くから降り積もると庭を高く上げているうちでは雪の積みようがない。灯油タンクが車庫内にありますから配送業者さんのために少し(スノーダンプ一台分)開けてはおきますがこれからは雪の置き場が広がり少しは楽になる。置き場所のない、制限されている雪かきというのは労力が何倍にもなります。積み上げたり運んだりの手間がね。車庫前の半分くらいは積めるようになると相当違います。さてはてじっくり身体暖めてやりますか。
2012.12.26
雪が多い冬とは思っていましたが寒波も一人前でした。何度か書いているんですが、うちの屋根は所謂無落雪屋根。ですが来年屋根の吹き替えを予定している老朽です。ですので特に2階のここは燃料高騰の折り、電力逼迫の真冬ですから結構神経を使って暖房の入れ切れをしている。あまりに節約し過ぎても屋根の雪が融けず荷重がかかりすぎて建物自体にいいことは一つもないですし。気象庁の予報も碌に当たりませんからそこはそれ長年の勘その他総動員です。雪が多い、例年の1.5倍というだけで神経びりびりさせているのにここに寒波となるとはてストーブを消して寝ようか点けたままにするか、消すにしても何時頃にとそれは考える。昨日ここら辺りの気温は夕方に差し掛かる頃ですでに-8度ほどでした。無論起きてからずっと焚いたままに加えて隣室の押し入れ、廊下、トイレまで開け放っていたんですが室温が上がらないという怪現象に。あ、これで多少しばれても消せるなというのはこのようにしていて大体室温が26度↑になってから。ところが広くもない2階なのにこれが上がらない。それどころか深夜0時頃にはちょいと下がってきましてね。3時頃には消せるなと思っていたのを諦めました。夜空眺めてみたら星がきらきらしていたのも理由の一つです。結局焚いたまま就寝。こういう時稀に寝ている間気温も室温も上がって暑くて起きることもあるんですが実はそれもなかった。結局室温は深夜より1度上がっていただけでした。起きたら消せるかと思っていましたし今も迷っているんですがこういう時一旦冷えると今度暖めるのにまた時間がかかる。人間恐ろしいもので、昨日より僅かに同時刻で暖かいくらいで「ちょっと緩んだかな」と感じる。でも実はさっき11時で-4度でして軽々と水道凍る気温なんです(昨日は-6度以下同じ札幌市内でも地域により-9度というところもある。風向き一つで冷気がこちらに来る可能性があるということでもあります。しかしそれにしても今年は雪も寒波も真冬並み、例年だと1月末の寒中並みのものが12月から続いています。これで春が早く来るというのならまだ耐えられますがさてはてどうなることやら。
2012.12.25
昨日は朝からご飯も食べるのを後回しにし車庫前の雪の積み直しでへとへとになって家の中に戻った直後、一服も着替えもしないうちに車の中の片付けを急かされあんまり腹が立ったのでそのまんま上に上がったままだったんですが。こういう事は毎日のようにあってそれが細々と積み重なり、言っても言っても同じ事を繰り返されるのと母の車に関してはこすられた時のタッチアップはいいとして普通は本人がやるウインドウォッシャー液補充などを私が引き受けてきたことはあってもどんな天候でも人のお使いでも一度たりとも送り迎えはされたこともない、いわば私にとっては積年の邪魔物。ここに来てからも冬には乗らないのに車庫前は綺麗に開けておけ、店をやっていた時には当たり前のように車の除雪をしろなどと自分の見栄の為だけにいいように使われてきた。これらの感謝をしろとは今更言わないがようやく雪かきを終えてやれやれと座りかけた者に間髪入れず自分の用事、都合だけでもの言われて爆発した。それきり一度夕方に近所に買い物に行き夜になって風呂に入り寝て起きて今ここという感じですが、また雪が降り積もっている。雪かきは私の仕事でやらなきゃならないんですがまだ腹が立っていて何もかもどうでもいいんですね、正直な所。昨日の雪山の積み直しで腰も痛いし。年末だというのに腹を立ててばかりでは大掃除も終えられないんですが、この大掃除も一昨年昨年と手順を前もって説明し一応了解得てその通りやっているのに中途の思いつきでぐだぐだ言われてそれきりにしていた経緯もある。すっかり嫌気が差してしまいこれが収まるまでにまだ数日かかりそうなんですが収まったとしてもふつふつと怒りは積み重なっているのでまた向こうにしてみれば些細なことで今度こそ爆発しそうでさてどうしたものかと。しばらく本でも読んで過ごします。
2012.12.24
昨日はおすそわけを頂戴しにお茶に出かけました。なにせ道路状態が悪く交通機関が遅れているのは一昨日経験していますので30分余裕を見て出たんですが正解だったようです。待ち合わせ先が猫保護カフェでしたので子猫を抱かせて貰ったり店番猫に触れたりとこちらも楽しかった。打てば響く会話の楽しい方だったのにお使いと買い物があったので貰い逃げのような帰り方をしたのがちょっと心残りですが、久しぶりに外の世界に出たので戴き物をした上に心まですっきり軽やかになりましたな。人様同士の何気ない会話までが嬉しいような気がするというのは我ながらよほど閉塞感が差し迫っていたのかなと。日頃暇といえば暇ですが雪が降り続いたり年末の用意だったり今回限りですが母の廃車手続きその他諸々自分の時間があるようでない日々が続いていたせいかもしれません。今日は明日からの雪の予報と週明けになった車の引き取りに備えて外階段やら門内、車庫前の雪寄せと車の片付け、それと薬局にお使いの予定です。これの為に早寝して起きてみたら晴れているのでやる気も少々は出ました。年末もう一度今度は一人で街でもうろつきたいんですがさて時間が取れるかと密かに算段しとります。
2012.12.23
これを打って寝て起きたら午後から年末年始の束の間の外出。昨日は母の車の廃車手続きやらそれに伴う証明書を取りに行き買い物2軒でずっしりな荷物を足悪な道をせっせと歩いたせいか足首にやや違和感もあるが、太くて丈夫な足なので明日にはよくなっているだろう。明日夜から天候が悪化し連休は大変なことになりそうで、身動きならない。おまけに週明け年末ぎりぎりになってからの廃車引渡しなのでうっかりしていると大掃除も終わらないかも。父の胡乱がますます悪化してきていて酷い時は自分が何をしたのか次の瞬間判らなくなり逆切れすることも増えた。ただ前のように暴力的ではなくなったとはいえ母には簡単に怒鳴るのでこの先が少し案じられる。年末連休人並みに出かけたこともあまりないのでたまにはゆっくりあちらこちらも見て歩きたいとは思うもののいざとなると家に向かって帰って来てしまうんだろうなあ。ずっと早寝傾向が続いていたのですがここ数日ちょっと昔の時間帯に戻りつつあります。夜中だと電気の心配が少ない心理的なものかなあ。
2012.12.22
麻薬特例法違反ほう助:容疑で2ちゃんねる元管理人を書類送検 薬物売買の書き込み放置私は元々警察を敵視しない方だけどこれはやりすぎだ警視庁。場を提供した側には相応の公序良俗を適正に管理監督する責務があるのはこれでも小さい小さい店をやっていたから判るしそれが巨大掲示板だからといって免れるとは思わないが、しかしこの理屈で言えば今どきの麻薬取引なら携帯電話使うから携帯会社に捜索までは判るけれど携帯会社を書類送検のようなものでして。おまけに2chには「削除依頼」や「違法な書き込み通報」のシステムも出来上がっている。それなりに協力し合えば効果的な犯罪摘発に導けると思うんだが何故2chだけがここまで敵視されるのかと。というか麻薬に関してなんだから売る方買う方どっちも違法行為なのだけは間違いなく、いつだったかTVか何かで見かけた麻薬取引を伺わせる書き込みをぱっと見てその気のない人間が気がつくかと。仮に無関係な人間が気がついたとしても違法なことをやりたい人間だけがアクセスするんじゃあないのかな。万引き犯が多いのはその店が悪い的な逆切れともいえる歪んだ考え方が透けて見えるんだよね。悪いのは犯罪を犯す側で、ものが麻薬なら売り買いともに明確な触法行為だと自覚はできているはずで、うっかりとかついとかいう世界ですらない。だからそのような違法行為に繋がる連絡先をむしろ徹底的に捜索するのが取り締まりってもんじゃあないのかと。2chには確かにしょうもない書き込みも多いけれどそれだけじゃあない。専門板と言われる技術系のレベルの高さ、情報の多さは閲覧する側の情報取捨選択によってはゼロからそこそこのことができるまでにはなりうる可能性もある。また見ず知らず同士だからやり取りも知り合い前提の甘ったれたものではなく、いかにして限られた中で的確に言葉、文を選ぶかという点でも特にネットでのやり取りのいい手本にもなりうる。これだけの規模になればそれなりの自治体クラスの社会でもあるから専門、雑談、趣味暇つぶし時にはやり合うネタが溢れるのは当たり前で、数の中だもの違法行為や2chのLR(ローカルルール)に触れるものもあるだろう。けれどそれは場を提供する側(今回ひろゆきはそういう意味では提供する側ですらないが)の一方的な責任かというとそれは筋が違うんじゃないのか。そしてこのニュースをしたり顔で取り上げるマスコミもどうかと思うんだが、あなた方特に民放はマルチや詐欺に等しい広告を出したことはあるじゃろ。それは金になったからという理由だと思うけれど2chは基本的に無料で、混雑時用の課金システムもあるがごくささやかなものだ。実はこれは憲法に触れる可能性すらあるしょうもない摘発なのだということにも私は危惧もしている。2chのシステムをちゃんと理解できていればその落ち度が全くないとはいえないにしろ「明らかにそれと知って悪意で放置助長した」などとはとても言えないと私は思ってもいる。
2012.12.21
昨日モニタが届いたのですが生憎昨日は-5度ほど。これくらいの気温で空港→宅配会社の倉庫→トラックですと届いていきなり設置通電というわけにはゆかない。基板結露の恐れがあるんですね。室温が20度以上ありますのでいきなり居室に入れるとかなり危ない。ということで一旦廊下→部屋→梱包ほどいて放置という手間がかかります。基板が丸出しなPCパーツなどですと半日も置いて目視すると大体大丈夫なのですがこれが密閉してあるTVやモニタだとそうはいかない。ということで1日半ほどお預けなのですがいずれにせよ節電が主な目的でモニタ交換なんですからとにかく今あるどでかいCRT22インチモニタを動かさねばならない。一番楽な方法はデスクごと交換、もしくはもう一台のデスクにうまいことずらして移動させる。ちょっと考えたんですがずらすことにしました。厚めの下敷きの大きいの(ポリプロピレンで金属棚の上に置くようなもの)をほぼぴったり着けた2台のデスクに渡らせてずーりずりと動かしました22インチCRT。乗せてさえしまえばなんとかなるので方向を正してそちらはOK。恒例のおっそろしい事になっている配線をまたもややり直し、とりあえず裸でポン付けにしているHDDは一旦全部外しました。起動させ接続するのは簡単ですし不要不急の電源を繋いでおくこともない。これでかなり使用電力は少なくなるはず。自民党の政権奪還記念に何か買おうとはしていたんですが長年使っていたモニタの挙動が怪しくなりここは好みを捨て液晶モニタに変えようとしました。折よく安価に買えたのでこれもそういうめぐり合わせだったのだなと。これまでデスク両サイドに置けなかったスピーカーも所定の位置に置け、中々すっきりしました。後は私が液晶に慣れるだけ。
2012.12.20
昨日は他用で家にいなければならないのでよかったといえばそうなんだが雪かきに追われた一日であった。朝から気温の高い時特有な吹雪で、こういうのは早めにどけないと昼から気温が急低下ということもあるのが北国。結局夜になっても降り続き、雪かきは4回だった。この4回の最初から最後まで「雪かきしたよね」と自分で確認したくなるほどの元の木阿弥っぷりで、普通なら徒労感なりなんなり浮かぶものだろうけれど。そんな事を考えている最中に容赦なくどさどさ降りまた吹雪が視界を遮るのでとにかく目の前の雪を何とかして外階段から下ろし、門内に寄せ、それを車庫前両脇に積まねばならない。門の外も曲がり角までの車道も降り続いているさなかの深い車の轍を見ると知らんぷりもできず、せめて轍を消す程度にスノーダンプを引きずり回して圧雪状態にだけはしておいた。やらねばならない、誰も他にやる人がいないのでやっているようなものだが、雪の止み間すら伺えない程の降り方だと却ってやらねばならんと奮い立つものだが流石に今朝は寝こけていた。恐る恐る起きてみると天気は晴れ、ものすごくしばれているがあれからさほどは積もらずに済んだ。時折白いものが舞っているのは強風による地吹雪というか屋根吹雪というか、積もっている雪から飛んでいる。12月からこんなに連日雪かきした記憶はあまりないんだがこれはちょっと札幌市も杓子定規じゃない除雪体制にしてもらわんと。腕、首、腰、太もも全部筋肉痛の朝です。
2012.12.19
昨今の電力事情や手持ちのモニタがいずれも古くなり、特にメインモニタの挙動が怪しくなってきたのでとうとう液晶モニタを一台購入することにした。実は引越しの際に入れ替えるのが頭をよぎらないわけではなかったけれど、当時まだ手持ちモニタが数台使えていたのと液晶ならいつでも買えるし設置も楽だしなと先送りにした経緯もある。何よりも液晶の映り自体が老眼も乱視も酷くなり眼鏡なしでは何も見えなくなった私には調整したとしても負担が大きいのもあった。けれど昨今はバックライトが装備され、加えて今後(今のも)のVGA、周辺機器のことを考えると最早液晶が嫌だと言っている場合ではない。正直大きな災害もない当地で政府と道(北海道)がここまで電力事情が逼迫する羽目に陥らせるとは思えなかったのは私の読みが甘かった。どんなクズ政府でも選挙控えて被災地でもなくむしろ被災地に電力供給する隣接地、おまけに日本離れした寒冷地で安定電力供給を断つとは到底ありえないとね。しかしまだこれから寒さが来るというのに「間に合ってるからいいんでしょ」と企業や家庭に負担を押し付けたまま乗り越えようとしている民主党や自民党推薦で知事になったにもかかわらず平気で道民を見殺そうとしている知事にいくら怒っても抗議しても腰を上げる気配はなく、結局は大きな声のガキの言い分が通る現状は変わらない。節電など知ったことかと言いたいところだがそれを行うと民主党や知事や放射脳と同じレベルに落ちるのも業腹でずっと悩んでいた。メインマシンは3世代前とはいえスペックに不満はなく、電源も吟味してあるので効率は悪くない。問題はモニタのみと判っていたのでここで踏み切った。ちょうどこれくらいならと目をつけていた機種がNTT光の会員サイト経由ならNTT-Xで安価に買えたのも大きい。もうずっと節電でそれまでのモニタ2台TV1台マシン2台3台稼働させていたような状況が作れないのだが、せっかく好意で送って下さったマシンを眺めるだけというのも申し訳なく、ここで宗旨変えすることにした。今後入れ替えるであろう一番古いパーツ、VGAもTwitterで交流のある方から戴きこれもフルHDが標準なので交換しても困ることもない。このメインモニタは私が持ち上げて動かせるようなものではないので台ごとサブの位置に移動させ、別の台に乗せてあるモニタを下ろして入れ替えとなる。春になったら使わないであろうモニタをこつこつと処分しなければならないが幸い置き場所はあるのでいささか配線や台移動に伴うごちゃごちゃはあるものの割りと早く移行できると思う。昨夜遅くに配送のメールが届き「ああ、これで液晶の生活だ」と思いつつ寝たのだが、起きてみて改めて具体的にここをこうしてこれを移してとなると名残惜しい。
2012.12.18
北海道は応援している自民党は完勝致しました。特に1区は小選挙区になって以来ずっと元知事のゼロ打ち(開票ゼロでの当確)が続いており、郵政選挙の際もこれは変わらなかった。今回自民党が選択した対立候補は新人候補とはいえ北見市議1期道議5期務めたベテランで、当初は戸惑ったけれどこういうものは直接自分の目で見てお話を聞きできれば選挙事務所・活動も同じように自分で見て判断するほかないと思っていた。結局順序が逆になり先に事務所に伺い選対事務局の方に面識を得た。最初にご本人を拝見したのは1区の臨時決起集会で、この時は遠目で見お話だけを伺って「見た目よりも声が大きくはっきりした方だな」という印象だった。この会には300キロ離れた北見からバスを仕立てて来られた方もおいでで、会の最後に候補者夫妻が握手で見送ってくださったのだが、北見市の後援会であろう年配の方々が候補者に縋りつかんばかりに泣いて「今度は札幌で頑張るんだよ」と仰っていたのは忘れられない。この時私はこちら札幌では新人候補とはいえ北見の大事な大事な地元の道議を委ねて下さったのを頭ではなく心で理解した。結局思いの外踏ん張ったのはこの時の北見の方々のお姿があったからとも言える。おおまかに自分のやれること、やることをこの後に決めた。公示前に配れるもの、自宅に貼れるもの、公示後に配れるもの貼れるものは決まっているのでそれらは判りやすいがもう一つ、1区含めた選挙事務所のうちどこにご挨拶したりできれば他の一人では行きにくい方もお連れできるか。実は前回の時も実感できたんだが都市部の場合非常に個別配布物が多いのは前半で、ましてや野党なんだから何度も何度も同じものを配れるわけではないしそれでは印象もよくない。なのでできるだけ選挙事務所に行く街頭に行くというのは選挙運動の前半に集中し、この時にパンフなどを戴いてきて貯めておき後半は選挙期間中でも配れる政策パンフレットの配布をする事にした。この街頭演説のうち早朝行われたものに参加した時も猛吹雪の中聞き入っていたのは私ともう一人北見ナンバーの車で駆けつけた方であった。街なか中心街の時も猛吹雪で、この時はこれまで見たこともない層がこれまた頭を真っ白に凍らせながら話に聞き入っていたのが印象に残っている。後半と決めた配布だが今回の政策パンフは前回よりも型も大きいし一冊が重かった。前回09年のはクリアファイルに入る大きなだったので雨の日も配りやすかったけれど今回は難儀した。また紙質が濡れるとかなりしょんぼりしてしまうもので、手元に残したのを見ると乾いても明らかによれている。なにせ冬だから濡れても困るし手持ちの肩下げバッグの中でこれを一遍に担いで歩けるのは50部が精々、一度もっと大きなのに200部入れ雪道の坂を歩いたら腰首に来たので50部ずつということにした。実はこの近所は自民党が強く、強固な地盤でもある。だからそうではないと思われる地域を選びそちらを先に回った。地味なことだが往復の交通機関でも座れたらこのパンフを広げて読んでみたり。こういう仲間が全国にいる。そっとパンフを取りに行き、誰も見ていない場所で仕事から戻って夜道を配り歩く人、仕事前に早起きして配る人、街頭演説の際に声をからして配る人など。集会に行き顔を繋げるのも大事だがそれだけではこの都市部での支持の広がり、票は得られないと今回はそう決めた。候補者スケジュールは幸いメールで戴けたのでこれまでの選挙と同じく主語を抜いた書き方で日時場所のみを書き拡散した。また選挙事務所のスケジュールが押し迫ってくるとどんどん流動的になり、情報発信の術すら困難になってくると毎日数十キロ車を走らせて自分で聞きに行った方も道内においでになる。そういう方々からも情報を得てある程度はスケジュールを寸前、時には当日書いてきたがこれがもっと沢山の区でできればもっとよかったなと思ってもいる。こちらは所謂大物が応援に来ようとしてもなにせ冬の北海道で実際総裁スケジュールが中途で終わってしまった事もあるから、それに頼らず地道な候補者本人を見てもらえる機会をどう広めるかは今後も課題になると思う。選挙も後半に差し掛かった13日だけは近所で集会があったので参加したがそれ以外は道内他選挙区の応援演説や候補者のスケジュールをある程度拡散し、その合間に政策パンフをという感じだった。正直言って10年以上ゼロ打ちしてきた相手に小選挙区で勝てるという実感はなかったし、昨夜というか今日未明勝利したという一報を見てもピンと来ないほどだったけれど。一夜明けて「これも民意だ」というのは3年4ヶ月前に泣きながらこのお題を記した時とそう変わらない。そしてこの結果が目的じゃなく手段であると訴え続けてきた自民党がさて何をするのかどうするのか国民有権者はそれをじっと見てもいる。
2012.12.17
今日は第46回衆議院総選挙の投票日。日本の選挙は世界では割と珍しい「自分で名前を書く」形式の普通選挙でして、これが何を意味するかは明白です。日本国民は成人すれば誰もが自分の意志で選挙を行う資格を得られ、候補者に自署で投票できるだけの教育を受けている。当たり前の真ん中のようですがこれ実は確かアメリカでさえ自署ではない。戦前総選挙が初めて行われた時からそういうことになっていてこれも戦前ですが1900年から秘密選挙(無記名投票)が確立しているというのはもう少し胸を張っていい。戦後初めて普通選挙(成人すれば誰でも投票できる)が行われたのですが、私の父母の年齢ですとその前の誰もが投票できたわけではない時代も知っていますから歩くのがようやくでも選挙には行こうとする。国民の意志で国政を行う人達を選択するのが総選挙ですから、自分の意志で苦しくとも迷っても選択して投票するのが成人した大人に見合った行為なのではないかと私も思います。白票はなんの意味もありません。仮に何らかの意思を込めたつもりでもそれは誰も忖度してはくれない。忖度を期待するのは到底大人の態度ではありません。だって何も書いていないんですから。意に沿わずとも何かを選択せねばならないということは選挙に限らず人生にままあることで、その度放り投げていては中々得たいものも得られなくなります。ということで色々諸々ご意見もあるとは思いますがとにかく投票に行き誰かを選択し、それからいいの悪いの取り混ぜて応援なり批判なりしましょうぞ。
2012.12.16
のは年末と選挙戦なのですが。ボケた父の挙動がいよいよ妙になってきていて日によってかなり差はあるものの夏から見ると相当動きが鈍く遅くなってもおかしさも増してきた。加えて母も秋に恒例のキノコ採りにあまり出かけなかったせいか高齢に拍車がかかっている。なので私もかなり外出の自由度というか外出時間が狭まり、この前の久しぶりの街なかもいつもなら開き直って今日中に帰ればいいやとなるものが何もせずただひたすら帰りのお使いを果たして戻る羽目になってもいる。雪かきもあるので空模様も込み、おまけに買い物の荷物持ちもなので暇は暇な無職だが落ち着いた自分の時間をまとめて取れるのは案外少ない。解散が決まった時から何でもいいが前日までに言ってくれと伝えてあるにも関わらず突発になるのにも参っている。今回総選挙もそれなり予定を立てて始まる前から「あそことここにはご挨拶して何とかスケジュールだけは確保しよう」と思っていたことも中々できないままになってしまった。あれもこれもと欲張った挙句オーバーワークで何もできなくなるよりはいいのかととりあえず目の前の選挙区に傾注してきたつもりだがそれでも思ってた半分も動けていない。何事も経験だなと少し落ち着いていようとはしているがネットではデマが飛び交い、自分は思いの外動けずでこうして暖かい部屋に座っていても多少神経が波立つことも増えた。加えて腰首の状態があまりよくなくじっと座っているのがつらい事も。そういう時は一旦モニタから離れて本棚から好きな本を取り出し1時間ほど読みふけるのだが、このところ愛読しているのが池波正太郎と長谷川伸。いずれも脳天気お気楽な文章ではないけれど「おはなし」としての物語性と現実が乖離していすぎず悠揚とした間が秀逸で読後が落ち着く。これに「幕末百話」という聞き語りエッセイ本の出始めのようなのが加わり、何とか身動きの取れなさや日常への憤懣その他が消化されている。実は今日も午前中と夜の予定を潰されて重い買い物を一人ならまだしも年寄りも連れて行かなければならなくなり自分の時間を取ろうとすると早寝して早起きする他なくなっている。半分どころか1/3しか予定は終えられなかったが選挙が終われば今度は大掃除を順番に始めねばならず、こちらも余計な口出し邪魔が入らねばいいなと今からそれだけを願っている。
2012.12.15
と今日この日をこのお題で書くのは何度目だったかやと。後世「元禄」というだけでいちどきに当時の世相がそこはかとなく思い浮かび、それと対比するような事件込みという意味ではたった4文字のこの出だし見出しの偉大さというものに今更ながら感じ入る。無論元禄であったというだけで後世随分とのんきに暮らしていられたんですねなどと勝手に括るのは乱暴で、それは昭和元禄と言われた時代をそれと知らずに過ごした私自身もよく判ってもいる。歴史に残るのは大まかな括りの上澄みか事件かはたまた大きな悲劇、転換の結果であって大体においてそれが何故そこに至ったかというのまではあんまり考慮されないか学者さんの仕事ということになっているけれど。しかし例えば政治でいえば密かな実感として「ああ、ここはこの辺りから変わったな」「ここは劣化したな」と感じるようになるには短くて10年ほどの観察も要る。その中にいないから10年もかかるのか、いや個々を見つつ総体の結果を見て判断する他ないので10年かかるのか多分両方だろと世間様が忙しい時にこんな事を考えてもいた。年も選挙も押し迫った今、頓悟したのはそうかこのおおよそ10年の結果をじゃあどう判断するのだということもね。なんでもそうだがその場の全員がほぼよかれと思った結果が齟齬をきたした、もしくは内心の違和を許されないから従ってみたら結果としてちごうたというのもよくある話で、じゃあこっちにするかと転換するには最初転がした分の倍ほどもかかる、心理的にも物量も。転がしている最中の大きな雪玉の向きを大概大きくなってからこっちだこっちだになるようなもので、その雪玉を一旦置いて別の雪玉を転がし始めるか元の大きくなったものをこっちゃに向けるかみたいなものでしてな。挙句本当は雪だるまのつもりなのに雪玉2つが明後日と明々後日になったり乗っける方と乗せる方の大きさを取り違えねばいいのだが。とまあ期日前投票を終えて戻ってきたらまた降り出していてがさがさ雪かきしている間にこんな取留めのない事を考えていたわけでして。選択自体に迷いはないけれどこの選択の結果を実感できるようになるには10年かかるか、いやそんなにかからずに済むかとむしろそちらに頭が向いている自分に少し老化を覚えていたりもしますですな。
2012.12.14
この2日ほど雪かきの合間に日常があるような降り方をしている。10センチやそこらなら一かきで、外階段と門の中外をささっと撫でる程度だからどうということもないが昨日一昨日でここら辺りは計50センチ以上降った。下地がすっかり雪だからこれらはそのまんま積もる。いや積もったままにはしておけないから雪かきになる。風向きによって外階段踊り場などへの積もり方が違うけれどおおよそ10センチから20センチくらいを目安に雪かきを始める。20センチだと外階段一つぶんが埋まるような感じなのと配達の方々や私達の出入りが危ない。そして当たり前だが20センチは10センチの倍だけど体積はもっと多いから一かきの倍、二かきというわけにはいかなくなる。外階段の両脇の庭に投げ、投げるのが大変になってくると門内まで一旦全部下ろし車庫前の両脇に積み始める。これを2日で5回、そして昨夜遅くにようやく片付けよしこれで風呂入ってと思ったところで除雪車が雪堤防を積み上げていくので6回。雪の山の上に更に載せようと踏ん張ったところで除雪車のブレードでつるっつるになった路面で足を滑らし顔からどーんと漫画のような転び方をしたくらいにして昨日までの雪との戦いを終えました。起きてみるとそれこそ一かきぶんだけ積もっている。これなら午前中の予定を終えてからで大丈夫だとひと安心しています。子供の頃から雪かきは母と私の仕事で、慣れていますから本気になりゃそれなり要領も判っていて早いんですがシーズン初めなのと年齢でしょうか今回はちょっと堪えましたな。
2012.12.13
今年の10月末にWindows8へのCANONの対応状況とサイトの案内にいささか苦言を呈した。それからしばらくキヤノンサイトに行かないまま日々を過ごしていたのだが、昨日たまたまOS選択をどうする的な話になり私が使っているのが複合機プリンタ・コンデジ共にキヤノンなので調べてみたら流石にドライバその他はWindows8対応になっていた。私が使っているのはプリンタもコンデジも古い機種で、今時使っている人の方が少なくなっていると思われるけれど、プリンタの方は安価な機種としては早くネットワーク対応だったのとLinux対応も早かったので一縷の望みは捨てずにいた。問題はプリンタドライバよりもむしろスキャナで、Windows7の時も当初出たドライバではスキャナが行方不明になることがあり後に出た更新ドライバで解消したこともある。今時発売から数年経つ安価な複合機にもドライバを出し続けてくれるのには感謝しなきゃならないと思いつつ、こうした主要周辺機器のOS正式対応はOS選択にも関わるだけにこれでWindows7を買い足すかはたまたWindows8を買うか選択肢は広がった。正直私にとっては今のWindows7は極めて安定しているし万が一再インストールになっても時間を食わないのでXPの時のような心理的ずっしり感は少ない。戴き物のCPUや古い古いまま使い続けているVGAにも過不足はなく、電源はそろそろ交換するけれど危なっかしい兆候もない。何か一つひっかかりがあるとすれば電力需要の関係で夜中くらいしかメイン機と予備機両方動かすのは気が引ける事でして。現状あれやこれやでメイン機から離れるわけにもいかないから以前のような3台同時稼働どころかセカンドマシンとの2台常時稼動なんてとんでもないと思うからOSの追加購入には二の足を踏んでいた。何ならLinuxのディストリビューションから選べばいいんだしと思っている節も多分にある。降雪が気になっていたのか久しぶりに夜中に起き出してしまったけれど、この時間帯ならなんというか罪悪感を持たずにメインマシンを起動しPCについて考えたり書いたりできるというのだからやはりどこかに電力供給への不安とそして行政への不満は心の奥底に深く渦巻いてもいる。電力の不安定要素はパーツ一つあれば一台生えると言われている自作erにも心理的影響は小さくないよなあと、改めてね。
2012.12.12
この部屋が以前店の近くに住まいしていたアパートとは比べ物にならない狭さであるのは引越し直後に散々書いている。以前は3部屋2DKで服と本の部屋(物干し部屋兼)、寝室、そして居間にPCと機能別だったので散らかし放題散らかしてもそれなりの分け方もできていた。これが自宅に移ってからは全部で8畳2つ、それも奥の和室にはまだ押入れに一杯古い布団やら服やら着物やらが詰まっていて収納の役には立たず、おまけに母の持ち込んだ大きなプラスチックの衣装箱が使うんだか使わないんだか10個以上積み重なっている。このプラスチック衣装箱が私は嫌いで小さい引き出し付きなら下着靴下分類程度に寝室で使ったこともあるがそれ以外日常暮らす部屋で見たいものではない。押入れにしまうのが筋なんだが絶対にしまえないのでその内に車庫にでも下ろし捨てるよと言い続けてもちゃんとした返事が帰ってこずイライラしながらプラスチックの大箱を横目にしているので隣室の片付けすら終わらない。邪魔なものが山ほど置いてあるところでいくら片付けても無駄というのが意欲を減退させているのと座卓テーブルすら置けないのでそれも縦置きのまま、本当は窓が大きい部屋なので棚を買いパーツや予備PCなどを置いて作業部屋にでもするか、いや本はやはり全部こちらかなどと予定していたことができない。元々置いてあるタンスの中身くらいは捨てよううとしてゴミ袋に詰めて用意していたら「なにか使えるんじゃないか」とまた横槍が入りそのまま打ち捨てて放ってもある。せめて自分のものを自分で捨てるくらいは黙って捨てさせないのかと思うのだが。しかしついこの前も何とか押入れのものは少しでも捨ててやろうと開けたら亡祖母の作った浴衣のようなものがついた丹前が出てきた。仕舞ってた臭はややするがかび臭くもないし3日ほどかけておいて着てみたらこれがまあ快適。ストーブを焚いている時は煙突などの間が狭いので着歩けないがベッドカバーの上にぽんと置いておいて就寝直前にベッドで本を読むときなど後ろ向きに肩にかけているとこれが非常に塩梅がいい。こうやって使えるものはともかく後はどうにもならないゴミと化したものだらけの押し入れ片付けは来年絶対に終えようとまた去年と同じ誓いを立ててはいるがさてどうなりますか。それにしても年寄りのいるうちってのはなんでまたこんなにタオルタオルタオルなんでしょうな。流石に昭和のものは品物がいいのでどんどん使っていますが空き箱片付けも中々疲れます。来年こそは隣室の不要物が捨てられますように。
2012.12.11
選挙となればいずこもそうなのだろうけれど…と書くには私は選挙の現場を知らなすぎるがしかしよそ者として見てきた過去3回とそして今回の選挙どれも当事者側を見ていて今日ただ今のような「残り1週間」「ちょうど半分」が一番胸突き八丁なんだろうなと窺えてもいる。特に我が北海道は人口密度が都市部を除き低く、つまり札幌ならまだ人の影や家や建物を見かけるから「ああ、そこに人はいるんだな」とよすがにすることはできるけれど、この札幌にしても住民の傾向なのかそれともシャイなのかはたまた寒いからなのか判りやすい反応には乏しい。街なかの人がいる所でさえそうなんだからちょっと郊外に行くと「あれここら辺りにはそこそこ人がいるはずなんだが」と所謂統計資料と実態の差に驚くこともあると思う。特に冬は出歩き時間帯在宅時間帯がはっきりしているのも特徴で、休日買い物でも街歩きでもわーっと出かけて一気に帰る。この波を掴み損ねると「何でこんなに人がいないんだろう」ということになる。実は昨日札幌市的に言えば郊外のちょっとしたスーパー、その他商業施設が並んでいる辺りに母と出かけたんだがその際私が今回応援している候補者の宣車の音が聞こえた。荷物は重いし年寄りを連れて道悪なのでそちらの方には行けないなあと諦めかけたが人のあまりいない横道を幹線道路への抜け道にしたのか宣車が真っ直ぐ向かってくる。カバンからいつも持ち歩いている政策パンフを取り出し振り回してみると恒例の「ありがとうございますっ」の後に宣車が止まった。ドアが開き候補者と応援の市議さんがにこにこしながら降りてこられた。しかし横道なのでそこにいるのは私と母だけ。選挙戦たけなわの車を止める気は全くなく時間もないのにたった2人のために申し訳ないことをしたなと思いつつ母に紹介した。帰宅後夜に全く別の選挙区の方から連絡を貰いようやく思い至ったのだがおそらく「目に見える手応え」をやっている側は余り感じられないのかなと。実は選挙事務所に「応援しています」とか「政策パンフください、取りに行っていいですか」「ポスター取りに行きます」「今日明日の街頭の予定は」などの電話はこちら側が思うほど迷惑ではない。むしろそれこそがやってる側が欲している「目に見える手応え」でもあるんじゃないかと。企業への挨拶や後援会の裏方仕事や大物を呼んでの大きな街頭演説会の段取りも勿論効果があると信じて実行していることなんだけれど実はこれまで縁のなかった人たち、層からの一本の電話や手を振ったりということも応援している意思を伝える事になるのかなとね。
2012.12.10
昨日は午後から夕方まで出かけていた。当初の予定は駅前に街頭演説を聞き、せっかく街に出るんだからちょっとうろついてそれから帰ればいいよねと自分の息抜き兼ねていたはずなのだがさて行くという頃合いにボケ爺が急に買い物をして来いと。それは途中下車する場所にあり比較的重いので行きに買ってそのまんま出かけるわけにもいかない。お陰でえらい忙しくなったなと思いつつそれでも出掛けは気楽で帰ってきてからちょっと外階段の雪をどけりゃいいくらいに軽く考えていた。現地駅前付近に到着してみると土曜午後とはいえものすごく混み合っていて更に着く頃合いにJRの事故があったとアナウンスが。それと同時くらいに街なかというのに雪が激しくなってきた。寒いのでそれなり(初詣の行列耐寒程度)の重装備をしていったのは正解で、但し雪に触ったわけでもないただ降ってた分だけで手袋が濡れ使い物にならなくなった。雪は時間が迫るとどんどん酷くなってきて予定されていた総裁の日程は変更になったと一人一人に声をかける関係者が気の毒であったが、それを聞いてあからさまに立ち去る人はいず、むしろあの雪と寒さの中内心の予想を超える人数がじっと候補者の話を聞いていた。集中して聞いていたのと所謂時間つなぎの他議員の話が短かったおかげか話を聞いていて寒さは感じずむしろちょっとぽかぽかしてきたのは不思議で、それなりの人数が頭もコートも真っ白になりながら最後まで話を聞き、ふと周囲を見ると割合と若い方々もおいでになった。演説が終わり握手してさてどうすると一旦駅地下街に入ると暗くなるという時間帯なのに物凄い人がいる。そうか皆様帰り道ねと一人合点してJR駅の方に向かうと改札前が大混雑。ここで一瞬どうしようかと迷いましたな。時間を過ごして当初の予定順路で帰宅し途中でお使いを果たすか。もしくは帰宅順路を変えてお使い果たすか。ところがJRのアナウンスと耳に入った会話と外の雪を見てみるととてもじゃないが呑気なことをしているとお使いどころか帰れなくなると気が付きました。せっかく出かけたけれど真っ直ぐ戻る事にし、順路を変えて当初の予定だったお使いをなるべく早く終わらせて帰宅に決定。無事お使いを終えて帰宅する頃にはこの「せっかく」が吹き飛ぶほどの雪でした。外階段1段分が埋まりそれだけならまだ雪かきは明日でいいやと風呂入ったりご飯食べたりしていたもののさてどうすると外を見下ろせばそれどころじゃない雪がまだ降り続いている。観念して年寄りが寝る頃雪かき開始。ざっと門内でいいやと済ませてもう一度身体暖めてさて寝るかという頃合いに今度は除雪車ががが。どけた分の数倍の量を積まれまた車庫前も凄まじいことになったので今度は本格的に雪かき。流石に背中や首や腰に来ましたな。ふくらはぎが攣ったのは茶の一杯も飲まずバタバタしていたせいらしく慌ててコーラや白湯をゴクゴク飲み干し就寝。恐る恐る起きてみたら雪かきはまだ大丈夫なようでちょっとほっとしています。
2012.12.09
全国遊説の予定は党役員の演説予定がここに載りますが一番早いのは党広報アカウント 札幌市内はこちらが更新がはやいです。但し党役員に限られていますので細かい応援演説などの情報を得るには後援会に入るかやはり選挙事務所に行く他はないと昨日もここのごく近所での予定を聞いて感じましたな。本日は総裁が朝から旭川、滝川、そして札幌→帯広の予定です。1000旭川アッシュ前 1150滝川文化センター駐車場 ここから札幌1320麻生ダイエー前 1410JR新さっぽろ(六興ビルツルハ前) 1505月寒中央通とんでん前1540JR札幌駅南口佐藤水産前 帯広は1900坂本ビル6F(帯広市西2条南9丁目16)屋内の予定です。最初の自民党演説予定リンクにもありますように他の党役員、総裁経験者も全国を回っています。また参議院議員も応援助っ人としてそれぞれ札幌近辺でも演説予定があります。生で見る聞く演説というのは支持はともかく聞いておいて損ということはないと思います。
2012.12.08
北海道一区事務所にこんにちは。一人では行きにくいけどこんにちはがんばれはしたいんだなあという方、都合が合いましたら札幌市内でしたら同行できます。ということをTwitterに書きましたら一昨日は5区、今日は1区に同行者がおいでになりまして行ってきます。冬ですし雪かきその他あることを考慮して基本的には午後からが私の都合もいいのですがその辺りはメールなりTwitterのDMなりでということで。雪が思いの外大したことなかったのでざっと掻いて支度して出かけます。もし今日午後からならという方は13時、北海道一区事務所のあるビルの1Fロビーにて。表通りからガラス張りですので安心なビルでございますよ。
2012.12.07
昨日はネットを通じて交流のある方と時間差で待ち合わせしお会いした。実はふっと思い立った…わけでもないが何度か伺った北海道5区支部長事務所に「こんにちはー、がんばれえ」をどうしても申し上げたく、お忙しいでしょうけど一言だけはとお伝えしようとそれを呟いたら日時を合わせて下さった方がまずおいででじゃあ夕食でもと。そして昨日になってからもうお一方直接この目で見たい話したいという方が連絡をくださりこちらとは事務所のところで待ち合わせた。街なかは勿論郊外でも幹線道路は乾いていたが歩道はつるつるで、思いの外移動に時間がかかったけれど楽しいひとときを過ごし遅くに帰ってきた。行ってみると5区事務所には参院選や地方選で顔を知った方もおいでになり、短い時間だったけれど伺ってよかったと思うお話も聞けた。電話もいいがやはり自分の目で見てそして聞くというのは大事で、この事だけでも支部長事務所に行き人様に会いまたご飯を食べつつ人様と話をするのは重要なことだと改めて感じましたな。
2012.12.06
起き抜けに見たニュースがこれであった。歌舞伎俳優・中村勘三郎さん、57歳で死去滅多にTVを見ない私には長いこと勘九郎さんであり、また対談番組などで見せる洒脱な遊び人の片鱗ともう一つ芸にかける執念は好もしいものだと思ってきた。だからこそ外の空気を吸いよそにも出たい若手が慕うのかとどこの世界にもこうした兄貴分的存在というのはいるものだなと微笑ましく感じてもきた。勘三郎といえばこの十八代目とこのところようやく頭がついてきたところで、なにもかもこれから、当たり前だが徐々に衰えてゆく肉体を芸で見せる時期がすぐそこにというところで儚くなってしもうた。そこにいるだけで明るい育ちのいい洒脱な人であったろうと、これは人と話す声仕草をよそから見ていても感じる芸の道には稀な人でもあったろう。枯れた芸も見たい人であった。
2012.12.05
実は朝早くから出かけようとしたのですが。起きることは起きたんですが路面のあまりの悪さと明日の予定も考えて今朝は断念。実は父の様子が日に日に胡乱に近い状態にもなっていまして今はまだ大人しい方ですがこれで前のように暴れられたらちょっとどころではない。先週医者に言われたように頻度があまりに酷くて母が参るようであれば多少強引でも別の医者に診てもらう他ないなと心を決め兄弟にその旨連絡しようかと思ってもいます。明日の予定は夜なのですが私にとっては大事なものですし、今朝も本当に起きてから何度も検討したんですが今無理して何もかも終わる。これを打ち終わったら今朝の出かけ先の方に申し訳ないメールを打とうと思っています。それにつけても一旦雪が積もってしまった今この時期に雨とはね。街なかは全く路面に問題はないですが家の前も曲がった先もつるつるで立っているのがやっと。スケートリンクを洗ったようになっておりまして融けきるほどではないというのがどうしようもない。本当に残念ですがまた今度ということにします。それにしても12月に入ってこの天候というのはこれまでなくはないんですがちょっと周期が短い。1月にこんなになって郊外どころか街なかもつるっつる+ぐしょぐしょになることはありますがあっても月に一度。冬に差し掛かって10日に2度は記憶にない。これならいっそ雪のほうがマシという感覚は北国だけのものでしょうな。
2012.12.04
日付が変われば選挙に関する日記は事実上書けなくなるので久しぶりに日に2度目更新など。結局のところ選挙、それも総選挙となれば政策で論戦というのは建前でも綺麗事でもなんでもなく当たり前なんですよね。ここをご覧になっておられる方には今更ですが自民党の政策、選挙公約の第一は「復興」です。自民党選挙公約パンフPDF印刷したものは自民党各支部にもありますし政策パンフレットですので選挙期間中も配布できます。そうです、2009年夏ネット経由で自民党から直接郵送してもらった人たちが配ったあれの2012年版です。あの時も自民党ではなくむしろ日本が危ないという危機感で必死でしたが今回はそれとはまた違う「後がない」恐怖心が私にはあります。この3年まざまざと民主党及び政権与党の三代に渡る無能さとそしてそれが齎す害悪を見てきました。今でこそ民主党から飛び出した連中もけろっと野党面していますけれど、しかし根は同じ。これ以上嘘つきに政治を委ねてはいけないと思い知らされた3年余りでした。もう一つ政治というものは決して個人個人にとっての100%はなく、時には苦い水を飲み甘い水を誰かに分けなければならない事もあるということもね。どうぞ投票に行ってください。期日前投票もそして遠隔地からの投票も可能です。いずれも自治体、及び選管サイトに方法場所が明記してあります。
2012.12.03
45年ほど前の今頃は熱でうんうん唸ってた記憶がある。親が最初の建売を買い引っ越したのが12月3日。何も冬に引越しでもなかろうと思うけれど、しかしやはり新居に一日も早く入りたかったのだろう。それまでの12畳ほどの1Kというのかとにかく一部屋に押入れがあり台所もあるという団地ぐらしから一戸建てに入った。けれど冬の引越しというのは寒いもので、おまけに子供だからおもいっきり何かを運んで汗をかくような労働はない。そんなこんなですっかり兄弟共に風邪を引いてひっくり返っていた。風邪が良くなると猫じゃないが近所をそろそろちょろちょろし出すのも子供で、周りは農家と農地よ小さい山々だったから外遊びには不自由しなかった。夏は暗くなるまで外で遊び冬もしもやけができるまで外で遊んだ。一冬に数度、当時学校が遠くマイクロバスで通学していたけれどちょっと雪が積もるとバスが来ない…というより除雪が来ないのでバスどころか道路がないことが小学校出るまで続いた。自然に恵まれ周りの先住の農家さんも優しく、好き放題遊ぼほうけ遊び半分にだが一年通して米の作り方をご迷惑様ながらその家のお婆ちゃんに教えてもらったりしていた。田植えに田に入り蛭に吸い付かれブヨに刺され腫れ上がり、何かを刈るのに鎌をお借りしたはいいが使い方が逆で自分の脛にぶつけたりと今から思えばよくぞお相手して下さったものだと思う。時には小さい山、沢を2つ超えて川の上流に行きなんだか分からないが魚のようなものを捕ってた。古くからの農家さんには羆の注意は受けなかったがまむしが多くて血清を用意している病院もありましたな。今はもう何が何やら散歩の時に「あれ、ここに水車あったような」とかこの道路の向こうはこうだよねと山と季節とおひさまの具合じゃあないと思い出せない景色に変わった。何だか追われているんだか追っているんだかさっぱり判らないようなめまぐるしい日々を送っている時にこういうことを思いだすよね。
2012.12.03
実は先日のニコニコ党首討論(アーカイブ)でもそうだったのだが。どうやらメディア側は復興とか景気回復・雇用に関しての争点をどこかに置いていきたいらしい。上のニコニコ党首討論ではニコニコアンケが取られたけれどその選択肢に復興がなかったのは一体どうしたことだと憤ったのは私だけではないようで司会者は最後にそれに言及していたけれど。加えて総選挙というもの、国政選挙というものを真正面から捉えて国政政党たる公約を掲げているのはいくらもない。例えば何かをやろうとするのなら財源の裏付けはなければならず、ここで何度も書いているように「国民の借金」という言い方はマスコミの大嘘だが、しかしプライマリバランスの傾き方はある程度保たねばならない、そして固定費となりつつある巨額の国家経費をどう乗数効果にできるかなど民主党政権のような「やればできる」的博打は打てない。こうした地に足のついた政策というのは打ち出してみると地味で、なんだか目玉商品がないなとおもわれる向きもあるかも知れないが、よくよく考えてみていただきたい。日本はそんな派手派手しいぶち上げ公約を打たねばならないような国ではない。また首長ならいざ知らずたった一人や二人や10人程度でドリームを実現できるような仕組みにもなっていない。つまり公約もそして人数も目玉商品目玉人物だけで実行できるような仕組みでもないし、そのような国でもないということだ。それを断行できるのはもっとコンパクトで言っては失礼ながら日本のような先進国グループではない国家でり更に言うなら「どこかに財政の裏付けを委ねている=ローカルカレンシー国家」→発行している通貨が世界的な影響を及ぼさないレベルだということだ。日本はハードカレンシー国家であり、この面だけでも自分で自分の裏書きができる。当然ながら国際為替市場、国際金融への責任も負っている。無論それはこれも何度も書いたように日米同盟という軍事の裏書きがあるからであり、日本自身が積み上げた相対といえどもゆるがせにできない実額の財産=内債の存在も大きい。日本が今抱えている問題はキャッシュフローの問題であり発行そのものの額ではなく、またもっと言うのなら内需の金融部分を抜いたフローが足りない。通貨発行の仕組みやそれに伴う日銀と銀行間の取引量が膨れ上がるのは当たり前で、この部分の見せかけのフローを除けば実需がどれだけ細っているか少しは判りそうなものなのだが。本当の意味でこれら基本的なことを理解できているのなら方向性としては「内需の実需を上げてゆく」のが国政政党として当たり前の公約になるはず。そう言うと必ず「ハイパーインフレガー」が湧くがこの大国(ハードカレンシー発行国+絶対額)がそうそう簡単にハイパーインフレには成り得ないのは主張している人間だって判っているはず。ハイパーインフレに簡単になるような国家の要件は先に書いた財政の丼そのものが小さくまたローカルカレンシー国家+外債の国であり日本はいずれにも当てはまらず、またハイパーまでゆかずともインフレ傾向が継続したのなら引き締め方なら何度も何度も経験している。景気回復、雇用問題に一言でも触れるのならこれらの裏付けありの前提を理解できていないのは致命的だ。TPPに関してはこれは農業だの食糧だのに歪小化するのはとんでもない話で、国家安全保障問題だから先にやることがあるだろうと。加えて民主党政権のようなものに交渉の是非を委ねるのは間違っている。自分たちの公約の財源の裏付けさえ理解できていないような政権に訂正も効かない国際間協定を委ねるなどできるか。即時原発廃止もこれまたとんでもない話で、日本経済を2割減らす(北海道は3割以上)話なのかと。それならそれで工程表なり具体的な2割減の道筋を示すのが国政政党としての最低限の矜持であろうと思うけれどどこの世界に「日本経済を2割減らすけど対策はありません、頑張ればできます」などという小学生以下の主張を真に受ける法があるかと。いずれにせよお題に書いたようにワン・イシューなどは論外で、もっと言うなら国家安全保障と経済は今や裏表の関係であり、切り離せない。できる公約を出すのが当たり前なのにできない公約を掲げてうっかり政権の座に着いたところがあるがためにえらい事になってもいるのだが、是非「できることだけ言う」政党を見抜く目を持っていただきたいと切に願っている。
2012.12.02
婆の出かける予定を書いてどーすんだとお思いでしょうがお察しくだされ。全部札幌市内でしておまけに時々一区から飛び出すのもご愛嬌12月2日1300 中央区札幌パルコ前 3日1520 西区琴似商店街(としか事前情報ないのですがJR駅よりか地下鉄駅よりかは確認しもう一度書きます)甘利政調会長12月4日午前中(0830)から出陣式…これは関係者のみですので私はさてはて、その後第一声が大通り公園(多分3丁目か4丁目)12月5日夕方から新さっぽろ方面、JNSC会員でまっちー事務所にこんにちはする会的なもの→ご飯となっております。何せ認知症と鬱の年寄り2人いますので5日除いて絶対に全部行けるとは限らないのですが、いずこに行こうと現場では胸からJNSC会員証下げております。お茶などお気軽にお誘い戴きたいと思いますけれど野暮を申すようですがその場合割り勘でというのもこうした場合の鉄則ですのでどうぞお汲み取り頂きたく。ドトールなどを使うのはそうした理由もあってのことです。尚自民党役員の全国遊説スケジュールは前役員含む遊説日程含めた最新ニュースふはなしさん含む札幌市内支部長スケジュールここらあたりが早いです。
2012.12.01
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