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32スレッド192GBメモリーのXeonマシンでナニするの?お題はこうなっておりますが実際このマザーを見つけて本気で使い道を考えてから買う自作erはほぼいないと断定しておく。「おおっ、欲しい」「組みたい」「動かしたい」「ベンチ(マーク)どれくらい出るかな」←ここくらいまでは瞬時に頭を巡るが具体的な使い道を先に考えて必要に迫られ購入することはまずない。このレベルスペックのマシンは通常動画編集とかの企業ユース用のオーダーマシンの母体になるもので、ワンセット100万とか200万の企業専用のBTOに使うものだしね。ただ、稀にこうして店頭にデモパーツとして展示され「おお、ハンダも配線も一味違うのぉ」とヨダレ垂らして見るだけになる。できれば裏まで眺めたいと思うのがこういうパーツ。そしてパーツからマシンに1個16万円以上もするCPUを2つ買ったらやんちゃすぎて泣けてきたこれは羨ましい。何が羨ましいって組めて動かせるのが羨ましい。このレベルになると持っているのが羨ましいのではなく「組めて動かせるのが羨ましい」のだ。判りにくいと思うけれどマシンとしてぽんと与えられても「すごいねー」で終わる。けれどこれを自分で組んで自分で設定し動かすというプロセスは羨ましい。組んで動かしておお動いた、よしよしベンチマーク取っておおおおおっとなったらそこからは賢者モードになると思うのね。クリエイティブ方面とか検証環境が必要な以外、そしてスペックに相応するソフト使う以外このマシンは持ち腐れになるのが判っているから。この記事では他のパーツはかなり絞っているがスペック相応、もしくは用途相応のパーツとソフト入れたら200万ですかね。現状最高峰となればそれくらいにはなりますが、流石にものすごいと思うのよ。だけどここではたと気づいたが。もしお金が余っててこれを組んで動きました、モンスターマシン作りましたとなってもそこで何かが萎みそうな気もする。これ以上がないからねえ。やっぱり私にはC/P考え抜きながらちまちまと使い方にふさわしいマシンを組むのが性に合ってるのかもしれないな。
2012.08.31
毎日毎日暑いのだが、今日は格別で予想最高気温が32度だか33度だかになると昨日から脅かされている。昨夜も寝苦しく、あちこち開けて風も通っているのにどうしようもなく暑かった。うちは全員無職なのでいつ買い物に行っても構わないけれど、さすがに暗くなってから認知症の父一人は家に置けないので明るいうちに諸々は終え、夜出かけるのも私と母は一遍にということはない。しかし昨日急遽夕方買い物に行ったら先週辺りから出てきていた秋のものがお得な値段になっていた。この前は刺身用さんまを買ったがそれはまだ脂は乗り切っていず(当たり前)、いっそさっぱりしておいしかったけれど。こんなに暑い年なのにと思いつつ食欲が失せてしまったこの頃にしては「食べたい」意欲が母と私両方湧き、生筋子を多めに買った。何せお買い得品なので帰るなりほぐさなきゃならないけれど、遅い時期なら熟したものはやや硬いが今は大丈夫。ほぐしやすいので四腹はすぐに終わった。塩水の中でバラし、バラし終わったら一旦ざるにあけ、更に軽く二度ほどゆるゆると水洗いしもう一度水気を切る。水気の切り加減でイクラの表面のぺたぺた感は増すんだが、何せ今時期だからそんなに常温で放置もできない。早めに醤油を入れてしまいざっと混ぜて馴染ませるのにちょっとだけ置き、すぐ仕舞った。翌日(今日)冷蔵庫から取り出して何度か清潔なスプーンなどで混ぜれば明日にはできる。毎日暑さに茹だっているけれど食べるものはちゃんと秋のものが登場しているんだなと、それだけがこの暑さはもう終わるよすがになっている。
2012.08.30
昨日マスコミは揃って「野党が審議拒否、与党が採決」という論調で今国会衆院での選挙制度改正を報じ、あたかも今日の参院野党問責提出が野党側の審議拒否のみを目的であるかのように断じているのだが。しかしここに至るまでにはマスコミが報じないとんでもない経緯と事実がある。まずはこの方の嘆きを。中迎氏( @nakamukae ) の嘆きと議会制民主主義、その反応。何故問責に至ったのか問責相当なのかはこの纏め最初の赤字部分で判る。つまり参院選挙制度改正を過半数政党である衆院与党で議論も尽くさないまま可決したのが発端で、参院に送られた場合「自分のところの選挙制度改正なので否決はできない」紳士的慣例と何より最も重要である審議を経ずに本会議で可決させたからだ。各委員会というのは無駄に存在するわけではなく、その委員会そのものもさることながら審議を尽くした、このことそのものが議会制民主主義の根幹だからだ。そして赤い字の冒頭部分を読み終わったら「続きを読む」を押すと賛否両論が見られる。問責提出に批判的な意見も纏められているからまずはそれを見てから更に下に行くと今度は民主党自身の審議拒否の歴史がある。更に下を読むと理由が判っている側の意見、次は議員側の各々の意見とこの纏めは極めて判りやすくこれだけ読めば今回の参院問責の背景と理由が判るといって差し支えない。予算案ではないのでこのまま野党側が審議拒否になれば天下の悪運用になりかねない連用制を阻止できるとは思うし、何よりどんなに反対でも審議拒否に同調したことがない共産党が今回欠席を決めた、このことだけを取ってみても衆院与党、民主党の異常さが判る。判っていない振りしているのはマスコミであり、そのマスコミの同調をいいことに野党の責任にしているのは民主党だ。何故こうなったのか、特に参院選挙制度改正(改悪)について触れないマスコミはクズだと私は思うよ。一番下にある自民党平井卓也議員の「連用制」、これが今回の焦点なのにな。
2012.08.29
中国で丹羽大使の公用車から日の丸奪われる-対日感情悪化昨日夜このニュースは入ってきた。最初から大使に被害はなく、車の国旗が奪われたという極めて正確な伝わり方であった。ただ、一報を聞いて「あ?」「ん?」と思ったのも間違いない。例えば日本でいうと東京に数多くの国の大使館と大使が滞在している。国家と国家の認証を象徴する対象だからそれはそれは特別な扱いになっている。んで。この情報が自由で誰もが携帯カメラだのスマホだのを持ち撮った写真を瞬時にアップできる日本でさえ大使館の車、及び大使が写ったと書いたとかここを走ると判っていたという話は聞いたことがない。この日本でさえだ。東京なら大層走っているとは思うけれど、それらが一体どこの経路を通るかなんて興味が無いというのもあるだろうがしかしそれ以前に大使車の通行を予想して二台ジャストタイムでそこにいる事が可能だろうか。今回のこの事件は北京で起きた。北京といえば東京顔負けの渋滞だが、たしかこの国は「特別な党幹部及び重要人物用の車路」があったはず。仮に大使がそこを通過していたとして一体どうやって混雑している一般車路から特別車路に出て二台で挟んだのか。もしかして一般車路からじゃなく同じ特別車路走行車二台だったのか。もう一つ大使の車が一般車路を通行していたとしたらあの混雑と信号をちゃんと守らない車と人をかすめつつうまいこと大使の車を「二台とも」挟んだことになる。とちょっと考えるだけであまりにもすんばらしい「偶然すぎる」タイミングでうまいこと車もひっくり返されず大使に怪我もなく日の丸だけがすぽりと盗られた。いやこれは外交上の重大な懸念ですよ。ものすごく冷静に考えても支那のような国では思いつきの一般人民が引き起こせるような偶然ではない。外国大使の車両通過を知っていてなおかつあの渋滞をくぐり抜けて時間ぴったりに二台挟むなんて誰がただの人民が思いつきでやっちゃいましたテヘペロを信じるかっての。と考えるとこれは警告ですわの。主に丹羽大使に対してのものか日本政府に対してのものかそれとも外務省に対してのものかはさておき「この精度でいけちゃうんだからね」という意味でね。但し日本がこのような警告をされるような謂れはない。勝手にいきり立っちゃった支那人民が暴動起こそうと何しようとそれは支那中共の問題であってそこを日本に原因押し付けられても困るというか迷惑。じゃあこれから日本と国民はどうすりゃいいかというと、ここで慌てて腰を浮かせることもない。粛々と渡航情報を出し向こうから入国する人間は法に沿って扱えばいい。但し支那はやる気でやったということだけは忘れずに。まあ向こうにすりゃとりあえず煽っておいてそれに乗る愛国人民がいたら過激派取り締まりとか首都北京での民主派情報漏洩ルート辿れるいい機会だしね。支那では民主派(反中共)が愛国人民の皮を被るとかはごく普通の事で、それはそれで数千年やってきた国技というか伝統芸能のようなものだから。
2012.08.28
おいおい婆さん今頃何いってんだかと笑われるのは一向に構いませんが、しかしやはり大事なのは「自分で自分のポリシ、枠決めておく」ことだよねと改めて考えたので。高木浩光による怒濤の講演「ゲーム業界におけるプライバシー保護」がすごいことになんでまたこんな煽りの入った見出しかなと思ったら意外なことに(喜ばしいことに)これだけ煽りタイトル入れるだけの証拠というか根拠を一段落使って最初にリンクを張り説明している懇切な意図であったと。ここをお読みになる方には高木浩光氏の日記は既出であろうけれど、膨大な量と専門用語が飛び交うひろみちゅ日記の中で今のトレンドは何を読んでおけばいいのという場合の「迷わず踏めよ踏めば判るさ」を厳選してある親切さと私は好意的に受け取った。Gigazine記事本文も非常に判りやすく、順番に読み進めていくとなるほど高木氏の考える個人情報の枠が判る。説得力がありなおかつセキュリティ関係を見てきた人には既出ながら具体的な例が挙げられていてそれらの相関関係が明らかになるという仕組みでもある。だからこれを読んだ上で今度は自分の枠を考えてみる、ポリシというほどの規定じゃないにしろ「ここからここまで」を少し考えなおしてみるいいヒントを戴いたと思う。私自身でいうのなら。今ならコンビニにもスーパーにもドラッグストアにも採用されている「ポイントカード」がその最たるもので、一昨年ここ自宅に戻ってきた時に常用する店舗がそれまでとは様変わりしたのだが最寄り店のどこでも「ポイントカードは」と聞かれるのにも驚いた。カードを作る特典やらポイントを貯めると何かになるやら時にはポイントカードのお得日があり利用金額、品目などによっていつもより多くのポイントが貯まるというのだが結局何度申込書を戴いても全部捨ててしまっているのが今のところの私のポリシといえるものかもしれない。個人としては買ったものと私が紐つけられて困るような事は何もない。いやほんと何もないというか困らない。但し50過ぎた婆さんが一体何をいついくらで買おうが人様にも関係ないとは思っている。時には一家のまとめ買いもするので店によってはいかにもポイントを貯めないのは損なような口ぶりでカード作成を勧められるが、そう言われても現状だと概ね1%ですか、その為に住所氏名電話番号えーとあとなんだっけをお知らせする気にはならない。特に私は公的なもの以外自分の名前は見たくないわけで、自分の名前が非常に不愉快だが一般的に通用するので変えられないとう個人的理由もあるので書きたくないのも大きいが。だから私にとっての枠は自分の名前を知られるまでは仕方がないが呼ばれたくない言われたくない聞きたくない見たくないのでその拡散を防いでいるということになるのかもしれないね。これまで数箇所居住を変えたが今のように一般環境のセキュリティに敏感でなかった昭和の時代でさえ見たくないという理由でフルネームの表札はどこにも掲示したことがない。こんな理由の人間も数の中にはいるから、これほど極端でなくとも人の枠のコピペじゃあなく自分の枠のそれなりの理由などを改めて考えなおす機会を戴いたと思ってもいる。
2012.08.27
ビルトイン食器洗い乾燥機の点検・修理作業の実施についてーリンナイすでに焼損事故が起こっていますのでお知らせ。該当商品名はリンナイ、クリナップ、タカラスタンダードの各銘柄に渡っています。製造期間指定もありますがこのような商品の場合、製造期間以降であればかなり在庫期間がありますし、メーカー側も機種が該当するのなら無償点検とありますのでまずはメーカー、機種を確認してくだされ。電気関係の焼損なので万が一があると困ります。2004年以降の台所リフォーム、新築、水廻り交換などがありましたら是非気をつけてくだされ。また親戚、知り合いの特に高齢者世帯がおいででしたら見てあげてくださいまし。
2012.08.26
といっても深刻な話ではなく「夏」。世代的になどと漢字使わなくても昭和中期の生まれな私、つまり婆さんですから記憶と感覚が古いのは否めない。道産子婆さんの感覚としては夏は7月下旬の夏休みはじまり頃からお盆までと決まっているわけです。どんなに暑い日が続いた年でも多少の例外はあったもののお盆さえ過ぎれば朝夕涼しく気持よく過ごせたのが最早感覚にしみついております。それが破られたのは確か2010年。当時住まいしていたアパートの水まわり工事の時の暑さは忘れられない。この時はお盆過ぎても30度超を道内各地で記録していて、遠隔地にいる老齢の親族や知り合いを案じていましたな。当然年々歳も取るわけで、暑さが簡単に堪えるようになってきたのもあるにしろ、この暑さと近年増えたように感じる湿気がセットになると高温用に作られていない住宅も相俟ってgdgdになります。今年は7月末が暑く8月に入ってすぐは凌ぎやすいが湿度が高く、そしてお盆過ぎて一気にまた暑さになりやれやれ終わったかと油断したところにまた暑いとこうなっております。こちらの場合「暑いっ」と「凌ぎやすい」の間には10度越える差がありましてな。通常はいずれにせよ湿気はさほどなかったものがこのところは湿度も伴うようになりました。先日の夜などは湿度計が見たこともない数値(90%)を叩き出し、それ見て呆然としとりました。文句言いつつこちらでは嫌でも冬は来ますが、しかし暑さに弱い自覚はあったもののこんなにしんどいのは初めてですなあ。緊張感に欠ける生活しているせいもありますがそれにしてもいつまで続きますかね、この暑さは。
2012.08.25
例の市長が図書館利用情報をTポイントカードと統合しようとしている問題で、あろうことか懇切に問題点を指摘してくれているセキュリティ研究者をその職業に絡めて恫喝したのが今年5月初め。この時、何故こんな理不尽な恫喝をする人間がまかり通るかと思ったし何よりもこんなことではきちんとセキュリティ上の指摘をする人間がいなくなる、まさに言論と技術の危機だと思ったのだが。あの市長の物言いというのはおよそ指摘を受けた側が公言するようなものではなく、客観的に見て分が悪くなると居丈高になるという人としては身近に居てほしくない最悪のものであった。日本ツィッター学会長を自称するなどしているようだがその自称からして一言で言えば子供っぽい、自分を何とかして権威付けすることによって己の均衡を保っているのかねとよそながら見ていた。そして昨日。『Tカード図書館問題』の武雄市長が個人情報を漏洩、公職選挙法違反の疑いとなる情報も武雄市長、個人の住所録をそのままネット公開……プレスリリース資料と混同? 現在は削除指摘した人への市長のお礼一体何年人様の情報を世界に放り出していたんだと大笑いまではまだよかった(市長だけの疑惑及び恥だから)が、その後大変な事になってしもうた。この文章も細々過ぎるながらも世界に放り出している以上、リンクすることによって私だけが問われるのならそれは構わないのだが、武雄市長は明らかに今のネットの基準ではNG、特に欧米圏では一発で手が後ろに回る画像を公開していた。幼児の半裸画像というのは今極めてセンシティブな問題となっており、私のような頭が古い人間ですらそれをそのままネットに上げるのはどういうことかくらいは理解している。それは「欧米の基準にひれ伏す」のではなくアップした人間の心情、事情に拘わらず世界に公開していいのかという意味でね。無論無邪気に、もうほんと無邪気にわが子のそうした画像を公開したり時にはそれを商売にしている者がいるのは承知しているが、セキュリティの問題と姿勢を問うているのにわざわざリンク貼って二次被害三次被害を広げることはできない。ただ、この市長のみならずTポイント運営会社のCCCがつい先日Tポイントツールバーとやらを出し、その時もやはり問題の根幹が判っていないポイント運営会社とセキュリティ界隈識者とのせめぎあいは続き、結局現在はTポイントツールバーは公開を一旦停止している。結局のところ市長の意識のなさ、行状をみるに公人私人以前に今時のネット利用者としては最底辺にあると断じざるを得ない意識レベルであのような恫喝をし、かつ人の情報を平気でネット公開し、その中には幼児の半裸写真も含まれ、そして組もうとしている会社も到底人の情報を収集できるようなレベルではないのだけははっきりしている。ただのバカじゃないね、バカで傲慢な上に住民や関わった者達に多大な迷惑をかけ恫喝するクズだわ。
2012.08.24
昨日、暑い中人様同士のやり取りをそこはかとなく眺めているうちに汗が引くほど驚いた。やり取り自体は最初見解をおのおの書き、その理由についてお互い述べている最中というTwitterにしては穏当妥当なもので、主題は「近隣諸国との友好」または「どう付き合うか」。ぶっちゃけると支那朝鮮(場合によっては露もかな)とどうやっていくか。これに関して特に偏った勇ましさではないものの今後はあくまでも日本の都合と厳格な法適用が必要と言う方に対してそいつはどうかなという方が反論じゃあないが「でも~」とご意見述べられた「~」の部分に心底驚いた。「~」=「外貨獲得の観点から」と。久しぶりに見る単語であったので、ひょっとして私が暑さで目も頭もやられたかと二度見三度見したけれどやはりそこには「外貨獲得の観点から」と。ここをお読みになっておられる方には今更過ぎる話だが、確かに外貨獲得が貿易や経済の主眼であった時代は存在した。明治期から昭和48年頃までは。ややこしくなるので戦後に話を集約するが。この間は為替は金本位制、ドルが絶対的な基軸通貨でどういうことかというと全体の通貨のパイは決まっていて各国通貨もドル換算、言ってみれば通貨が絶対評価であった時代。日本も未だドルで返さねばならない借金(外債)を抱えていて、高度成長下で国民の暮らしは飛躍的によくはなったもののそれはあくまでも輸出でドルを稼いでドルで返しそのお余りと国内生産GDPでみんながご飯食べていた。もう一つこの当時、支那朝鮮は日本にとって経済的にほぼ他人であった。理由は簡単でこの地域に物を売ってもドルは稼げずまた彼らも日本に売るような商品もなく何よりも地域が公開されていなかった。外貨獲得(ドル獲得)が長い間国是のようなものであったというのはこれは歴史の事実として間違いなく存在した概念でもある。しかしそれは先ほど書いたように50過ぎた私が中学生頃だった時代の話、おおよそ40年前の話であって、その後の日本の経済大国化、為替市場の国際化、EU=ユーロの創設により外貨を稼ぐ必要はなくなったというより嫌でも外貨(ドル)は積み上がっていく。必死になって外貨を積みそれで外債を返し日本にないものをドルで買わねばならない時代はここを境に終わる。終わるというのは言い過ぎだが、大きなものなら原油、軍事的には同盟国からの武器輸入と買わねばならないものが変化し、買っても外貨はなくならないようになった。但し経済には必ず安全保障面での側面もありこの時代からのドル積み上げは一つには同盟国への義理立て、為替市場での裏書きなどの「なくせない」当座預金的なものも日本の現憲法上必須となっているのはまともにもの考えりゃ判る事だと思う。国際為替の現状はここに何度も書いたので簡単に言うが今はハードカレンシー国の通貨は「価値があるとされる紙の相対評価」を毎日為替市場で決めている。一部ではローカルカレンシーでのやり取りも無論あるけれど、それは国家収支、国家経済、国富の概念からいうなら「価値があるとされている紙以下の何か」ということになる。町内会のお祭りで配られる町内会員だけが綿あめもらえる引換券くらいのものと変わりない。最初のやり取りに戻れば今や日本は外貨獲得の時代ではないし、仮に稼いだとしてそれを現在の市場に放り出せばそれこそ日本が経済戦争の戦犯になりかねない。さほど事を荒立てて言わずとも「今外貨稼いでどうするんですか」と真顔で聞きたいような話でもある。しかしその方は別段意見が違うからといって金切り声をすぐ出すような風もなく、傍で見る限りごくごく普通の穏やかな常識人にしか見えない。つまり私の汗が引いたのはこのような至極真面目でまともで意見の相違を理解し自分の意見を短文の中で述べるだけの素養をお持ちの方がこと経済になると40年前以前の認識でおられる事に対してなんですな。こういう認識は経済フンダララを標榜する方々にもいるんだが、一体いつまで固定制金本位制のつもりだと蹴飛ばしたくなるんだが自称専門家というから腹が立つ。40年といえばうっかりすりゃ2世代隔てる年月経っているのにいつまで固定概念で人前で物言うかと。こういうのが跋扈しているからごく普通の方々も誤認識しちゃったまま過ごしてしまうのかと思ったり、いやこういうことは人やマスコミがなんと言おうと自分で獲得するものだよなと思い直したり昨日は煮えるほど暑いさなか考え込みました。ここの辺りの理解を国民が共有できないと何時まで経っても政治への理解も深まらず目先と口先にころりといかれるのかなあともね。
2012.08.23
原発アンケートに127万人が回答ーニコ割アンケート何だネットアンケート、それもニコ割かという人は母数とこのサイト末尾にある調査及び解析方法等についてを先に読んでほしい。確かに年齢層は自己申告ではあるものの、例えば50代とあれば母数が少数なので重みの分を考慮したとし、かつまた設問を公開しているのでこれまでのマスコミアンケートよりはよほど信用できる。なんといっても母数127万弱というのは大きい。私は今回のニコ割アンケは知らなかった。この期間ニコ動に行かなかったのもあるけれど所謂「ネットの動員」がかからなかったとも思っている。但し私のTwitterフォロアー、つまりTL(タイムライン)に現れる方々に反原発原理派は少ないので片方だけの印象だが。さてアンケートの内容結果を見てみると予想より原発稼働反対が少ない。いや充分いるだろと読めるだけの数もあるけれど、先月内閣府の意見聴取会に出た時の印象より遥かに少ない。あの時は11人の意見聴取発表者の中で反対というかゼロにしろ派が6人選出されていたくらいなんだからそれだけでも半数はいるかなと思うのが土地柄含めて順当なところだし、何より反対派のあの大声と勢いは「我々は世論の大勢をバックにしている」かのように見受けられた。私自身が今隠居の身なので世間をより狭くしてしまっているから主観別にして判断する材料にしているのは例えば行ったスーパーでの福島の桃の数であったり売れ行きであったり買い物している人達の反応であったりとにかく「意見をいう事を前提にしていない場」でのナチュラルな行動言動に負うところが大きい。主に行く四箇所の大小込みスーパーでは福島産桃は産地を明確にして販売されていたし値段も昨年ほど安過ぎない。「福島県」と声を出している人も見受けない。淡々と桃のパックをカゴに入れている。箱販売の早生の福島県産桃も翌日には売り切っていた。おっとアンケートね。一問目、四十七都道府県のうち賛成反対ポイントで2つに分けると福島県と沖縄県だけが反対ポイントが賛成を上回っている。福島県での反対が多いというのはそれはそうですよねと誰しも頷くところだが、何が驚いたかというと沖縄の反対ポイントがえらい高い。はて沖縄に原発あったかというと設置されていず、またおそらくここは原発は設置されないであろう地理的条件なのともう一つ一番近い原発からでもかなりの距離があるはずなのにとこれはこれで興味深かった。他は僅差での賛成が15、これらの県はアンケートの取り方設問で反対が上回る可能性がある。もう一つ明らかに賛成が上回っている(地図でいう赤)が19、実際これだけあるとは正直想像していなかった。何より設問に関しての当事者である福井県の圧倒的な賛成ポイントの差は注目に値すると思う。二問目は私が問われれば「政府」と答えるところで、国策であるエネルギー政策、インフラ決定は行政機関の長である政府が責任を持ち決断するのが議会制民主主義では当然だと思っている。第三者機関といえば何か安心で立場も第三者であるかのように思えるかもしれないが、しかしそれは何かあった時も第三者じゃねえのと思うから。三問目は原発の安全性だがこれに関して「100%を求める心情は理解するものの一応大人としてそれは無理は判っている」のでリスク込み(黄色)ですね。四問目も黄色です。但し次世代発電が原発にとって代われるのは文字通り世代分はかかるとみています。ですので老朽化した原発の建て替え、設備更新、新設も反対はしません。というよりむしろ設備更新はした方がいいと思っています。五問目は赤。心情的には賛成というより受け入れるなのですが、仮に自分の土地が原発最適地であるからと言われれば提供します。北海道で一番電気を使っている自治体に居住している以上他より電気は使いたいがリスクは嫌というのはそれは口が裂けても言わない。実際には日本の軽水炉には最低限海が必要なので実現はあり得ないですがもし仮にそのような方式じゃない発電方法になれば受け入れます。六問目。支持しません。公開された動画を見る限りまともな大人が参加するような代物ではない。七問目。一度も参加したことがないし参加しようとも思いません。自分の目でどのようなものかを見たい気もしますが迂闊にカウントされても迷惑千万なので。八問目はデモに参加しないので割愛。九問目。取得情報源に関してですが主にネットになりますな。それと先ほど書いたスーパーや街なかでの反応。十問目。ポータルサイトとTwitterでのURL取得から元情報へというのが一番多い。インターネット生中継、録画含むがそれに次ぎます。地元のみならず各電力会社のサイトもブックマークに入れるようにはなりましたね。十一問目。自民党です。種々問題がないわけではないけれど大局としてみて政権担当能力があるのは現状ここだけですし。十二問目。同じく自民党です。理由も前問に同じ。昨日はお盆後平日の思わぬ暑さで北電の供給電力予備率はかなり危ないところまでゆきました。午後から暑い家ですのでそれを避けるのに買い物に出ておりました。節電しなければ足りない=節電すれば足りるというのは足りているとは言いません。殆ど外に出たがらなくなり食べることとTVだけが楽しみになってしまった認知症の父にどう今回の節電を説明すればいいのか私には判りません。ボケてはいないものの鬱になってしまった母に一体どう言えば穏当に納得させられるのかも判りません。うちはまだいいですが電気を使った医療器具を在宅で利用している方々はどうするんだろう。ですので泊原発は検査終了次第、即時稼働して戴きたい。そうでないと声も上げられない、デモにも行けない本物の弱者が本当に困ります。
2012.08.22
そういや3年前の今頃はもう総選挙中で、毎日のように日焼け止めを塗り店の傍ら出かけていた。暑い夏で、それまでそうした政治的活動をしたことがなかったので当時何をどうしていいかわからないまま最低限の選挙違反だけはせぬようにとにかく自民党本部に請求入手したパンフを配り外部には中々聞こえてこない街頭演説を聞きに行った。当時住まいしていたアパートの窓は幹線道路に面していたから大きなポスターを貰いに行き、それも掲示できる期間に気をつけて貼り替えたり、それまで30年以上貫いてきた飲食店としての政治的中立を半ばかなぐり捨てていた。そもそも選挙事務所、政治家の事務所に行ったこともないから上に書いた「ポスターを貰いに行く」までの敷居自体私にはものすごく高いもので、迷いに迷った後公示前にまず電話をしポスターを受け取りに行ったはいいがそこにいたのは地元地方議員本人で、「なんでそこに行って大判ポスターが欲しいのか」を説明するのに大汗かいた記憶がある。長年店をやっていてもそうした会合にもよほどの義理、町内会の付き合い以外一切出ていったことがなかったから顔と名前をこちらが知っていても向こう様が知るわけもなく、提示期限のある大きなポスターを預かる上での身分証明すらままならなかった。小さな飲食店街には自民党のポスターなどなく、これは断言できるがアパートの窓含めて民家に自民党のポスターを貼っていたのは町内会で私の部屋一軒だけだった。それから3年。衆議院はいつ解散があってもおかしくはないが、任期もあと1年に迫っている。ということはどんなに長くても今から1年以内に選挙は絶対にあるわけで、現職ならともかく新人候補(所謂支部長)であればそろそろ出揃っていなければどうにもならない。衆議院選挙区・比例区支部長ーこれが自民党の現在の現職を含む支部長で、参院支部長を除いてつまりこの方々を選挙になれば担いで応援することになる。無論投票選挙区の応援をするのが原則だけれど、例えば地元だと職場近所など色々差し障りがあるとか長期出張中だとか事情がある場合、JNSC会員であれば会員カードを出すことによって「自民党を応援」できる。JNSCに関しては会員データは自民党(広報)本部にある。登録にはカード送付があるので住所が必須になるけれど会員証には会員番号と名前のみが記されている。1万人を超える会員がいるので今後の応援活動には会員証の提示が必要になると思うけれど、考えようによってはどこにいてもこの会員証があれば応援できるということにもなる。ここまで延々と書いた挙句書きたいことは最後になるのだが。実は今居住している選挙区には支部長がいない。さっきの書き方をなぞらえれば担ぐ神輿がない。一体どうすりゃいいんだとブツブツ言っているだけでは話が前に進まないのでそろそろ「はよ支部長決めてください」を意見メールにして自民党に送りたいと思っている。よくあることだし過去に嫌というほどあったのだが時には「えー」という候補が決まったり、場合によっては共闘する党との兼ね合いで支部長不在のままだったりすることもあるけれど、しかしここは大局を見ることにしている。まずは政権奪還してもらい、その上で言いたいことを言いできること、やったほうがいいことを判断してもらい実現してもらうのが目的だからね。
2012.08.21
冬から春に寒の戻りとはよく言うが、こちらでは夏は暑い暑いと言っててもお盆過ぎればまず滅多な事はない。お盆終わりに散歩がてら近所の店に買い物に行った際も虫は集だきはじめているしヤンマは少なくなったし赤トンボがぼつぼつ多くなり、雲と空が秋の気配であった。眠れるかと危惧する夜も今月始めが最後であったから身体はすっかり夏を忘れかけてもいた。ところが昨日、それも午後になってから徐々に「これは暑いんじゃないの」と。年寄りというのは何かと鈍いもんだが昨日はほんとに夕方になってから暑かった。久しぶりに上も下も全開、爺婆に冷たいものや濡れタオルを配り生存確認する日が戻っていた。そして昨夜も暑かった。雨の予報なので降り募られて平気な開けられる窓が部屋と廊下各一箇所、結局扇風機を当てたままようやく寝たが起きてみたら案の定激しい雨になっている。お盆過ぎにこれだけの雨で窓開けてて寒くないというのはこれまたこちらでは珍しい。何でこんな時間に起きだしたかというとゴミ捨て任務なんですが現在只今の降り方だと傘差してもびしょ濡れになりますな。この雨が上がって明日からも少し気温は高いですがそれも精々今週一杯でしょう。文句言いつつ眠れないほど暑いのももう僅か。寒くなればこの暑さがまた懐かしいでしょう。
2012.08.20
サードパーティー製Twitterアプリユーザーにかなり影響が出そうなニューAPIツイッター、APIルールを厳格化し不認可アプリの利用を制限Twitterを使う上で所謂公式を使う人よりも圧倒的に「サードパーティアプリ」を使う人の方が多いのは実際日々眺めているわけなんですが。考えてみりゃTwitter社としてはこれだけのユーザーと利用頻度をむざむざサードパーティ社の被せる皮で覆われるのも面白くはないとは思うけれど。しかしじゃあ何故同じブラウザを使うのに公式を使わないかというとそもそもの使いにくさに音を上げてあちらこちらのアプリを使うようになった。後はブラウザを使うので公式だけ素直に使っていると必要のない広告が目線に入ってしまうなどの理由も大きい。実は私がよく使うアプリも初心者用を謳うだけあって非常に使いやすくまたこれに慣れてしまっているので、このアプリが不調の時だけ引っ張りだす別アプリーブラウザ経由ではないTwitter用アプリーは滅多に出番がない。こうしたものは慣れの部分がかなりのウエイトを占めるので、変えるのはよほど使えない事が連発するか、または公式仕様変更追随しないなどに限る。よほどじゃないと半日使うものなのでブラウザに付随してはいてもブラウザと同じくらいの慣れがないと変更は考えない。今回のAPI仕様変更で一体どこのアプリが脱落するかそれとも追随するかはまだ分からないが、もしアプリの変更を余儀なくされれば慣れるまでかなりかかるのは予想できる。こればかりは覚悟がよくても実際使ってみねばなんとも言いがたいから、開発者でもない私が今からあれこれ騒いだり案じてもしょうがないとは判っていながらも大震災の時唯一まともに機能した「コテハン同士のコミュニケーションツール」だからこそなるべく大きな影響が出ねばいいなと願ってもいる。
2012.08.19
竹島の問題にしても尖閣の問題にしてもまるでリトマス試験紙だなと怒りながらも各紙、各局各出演者の言い分を眺めているわけだが。特に我が北海道新聞は酷い。一応「尖閣は我が領土」とは書いているしお題は「尖閣上陸 無用な挑発は許されぬ(8月18日)」だからほぅ、さすがの北海道新聞も支那に自制求めたかと思いきやよく読んでみるとそのお題は何故か日本に向けられている。言われなくても充分自制すぎる対応をそれも政府ではなく出先機関の判断として終わらせてしまったのはこれが民主党政権になって二度目で、確かに自民党時代から挑発的な行動言動は取られてきてはいたがどんどんエスカレートされているんだから当然対応も厳しくなるのが当たり前なのにむしろ後退しているから舐められる。今回は旗立てられているんだぞ。言うまでもなくそれは重大な行為であり、たまたま何かの拍子に寄ったというカモフラージュすらせず、ひたすら目的を遂げに来ているんだから立派な侵略行為だ。腹が立つのは竹島を巡る韓国大統領の言動とその顛末、それと竹島での施設建設を許した民主党政権でもあるが実はこれに劣らない国家に対する侮辱行為をほぼ同時にやられているわけだ。今の時代は各新聞、時にはそれなりの評論家の言い分を同時に見られる。だからリトマスとして使うには非常にありがたい時代にはなったけれど、しかしこれだけ多くのマスコミ各社があさって方向だったのは今更ながら危機的状況でもあるよね。竹島にしろ尖閣にしろ「あんな小さい島を」というトンデモも現れる始末で、平気でそう言う彼らは国土とか領土とか領海の概念がないのであろうか。日本の場合島国だから当然国境は海になるけれど、その海にも厳格な境目があり領有範囲があるという国家の成立維持に関わる事に関してこんなにぼんやりしていたのかと改めて危惧を深めてもいる。そこの海底になにかあるからというのは後付けの話であって、仮に何も資源に係わらずとも日本の領海は領海、国土と同じく犯されてはならないし今の憲法下でも実は充分自衛はできる。できるんだがここから先は政治が顔を出す。だから時々の政権による政治の関与を軽減するには憲法改正し、現場で動く人達への負担を減らすのも政治を選択する側の責任じゃあないのかとこれは強く感じる。そうじゃないといつまでも解釈だの現場の判断だのその時々の政権だのの恣意的、時には責任だけを問われる馬鹿馬鹿しい状況は続き、続くうちにエスカレートしかねない。本来海難などやむを得ない場合以外領海を犯すものはやり取りの後銃器で追い払うのが国際的なスタンダードなのだと、これは旧ソ連と常に隣り合わせであった道民として実感もしている。そういう意味で早く普通の国にならんとねえ。
2012.08.18
分散休暇以外世間では今日から仕事再開、ゆっくりしたところでも来週からお盆休みは終わりでして、近所でも今朝からリフォームの足場組みの音が響いている。議員も国会開会中ではあるものの、平時なら地元に戻ったりする時期で何もないのならそれはそれで金切り声上げて問題視することではないのだが。しかし行政がそれでは困る。市町村役場から都道府県庁、それと政府が行政を担っているんだが警察消防だけが365日24時間フルタイムではない。役場窓口も今年のお盆は一応平日なので開いているが、その他にも大災害など何事かあればちゃんと呼集され対応に当たる。しかし今の民主党政権は鳩山政権時の狂牛病、台風豪雨、菅政権での震災豪雪、そして現野田政権の豪雨、そして今回の支那朝鮮(露もか)による領土領海侵犯事件に対する対応が遅すぎる。そもそも狂牛病の時も担当大臣たる者が呑気にキューバに出かけていたり副大臣は地元(しかも九州だ)でパーティ、消費者担当大臣はなにやってたのか声も聞こえてこないという有様で、この時点で見限っていたわけだが。その後の大震災対応も言うまでもなく「一体これまで何年議員やってたんだこいつら」と呆れるばかりであった。今回は一見遠い海での出来事のようだが実はこちらも国家の存続や尊厳、国家成立要件の根幹を揺るがす問題で、やらかしている国のみならず世界が今回の対処を見ている。だって明らかな領土に外国の旗立てられて穏便になどというのは喧嘩売られてビンタ張られているのに頭を下げているようなもんだ。今回、不法入国で強制送還になるのは現状やむを得ないにしろこれらを即刻にするか、もしくは起訴して充分な裁判審理を経た上での強制送還かによって大きな違いがある。明治の先人が長いことかかって得た権利、つまり憲法でも謳っている公判権を放り投げるつもりか。結果として強制送還というのは理解するが「何もせず即刻送還」は全く納得出来ない。プロセスを踏まないいい加減な積み重ねは土台揺らぐよ。
2012.08.17
尖閣上陸で県警と海保が活動家14人を逮捕-「厳正に対処」と首相昨日という日はお盆でもありまた終戦記念日でもあり、ばたばたせず静かに過ごすものだと長年そうしてきた。けれど世界というか国際社会はこうした機会を狙ってもいる。無論3年前の尖閣事件を民主党政権がどの法に基づいたのかさっぱり判らない顛末で有耶無耶にしてしまったそのツケを払っているには違いないけれど。しかし向こうが出港するときから出るよ出るよと言っていてなおかつ漁船だからレーダー捕捉は難しいにしろ、本気ならそれまでやっていたように徹底的に妨害し上陸だけはさせず、ましてやどこぞの国旗を一時的にでも立てさせるなどあってはならない。これを一時的にでもやられたというのは本当に痛恨事で、巷間言われているように怪我でもさせたら大変だというのはまさしく面倒事をただ避けたに過ぎず、海の上だものこちらが何もしなくてもなにか起こるかもしれないのに今からそれを面倒事として避け続けていたらその内本当に「盗られる」。現場の海保や警察が悪いとは思わない。現実に海保だけではなく沖縄県警も同乗して逮捕しているわけだから、現場はやるべき仕事をしている。しかし上のえらいさんの腹の括りが緩いとこれまた有耶無耶にされまた同じ事、いやもっとエスカレートされてどうにもならないことになりかねん。これらを如何に防ぐか、徹底的に排除するかは既存法と政治家の腹の括り方で決められるけれど、しかしこの政権に限らず覚悟がない政治家を国民が選択し続けるのであれば憲法改正の方向に向かわねば嘘だと思う。先日は竹島への韓国大統領の上陸、そして不埒な発言、今度は支那が尖閣、その前は北方領土に対するロシアの行動と態度だ。こうも続けて自民党政権下では一度もなかった舐められ方されてりゃいい加減憲法改正は当たり前、加えて持てる道具を駆使した武器の開発保持どうするという「議論」くらい出てきても何の不思議もない。あんまり怒らせるなよ。
2012.08.16
もう少しで終戦記念日行事が始まる。お盆としては近年稀なほど過ごしやすい日だがご近所は静まり返っていて、はて皆様帰省されたかと思ったが軒並み車があるところをみれば静かに過ごされているのだろう。すっかり日付も時間も怪しくなった徴兵経験者の父も判っているのかはともかく今朝は静かに過ごしている。私も恒例になっている窓際の水を替え、ひっそりと手を合わせて今日を始めた。本来はこのように静かに過ごす日になればよかろうにと思うのだが、中々そうもゆかず内外ともに喧しい。いつになったらただただ静かに祈れる日になるのか。
2012.08.15
デジタル化になる遥か前からすっかり見なくなったTVですが。それでも店をやっていた時は嫌でもスイッチは入っていた。自宅に帰ってくるとTV離れはもっと進行し、その理由はまずつまらないということ、次にNHKですら報道の内容があまりに表面的、もっと言えば場合によっては恣意的で見るのが嫌になったのもある。例えば午前中からやっている国会中継があるとする。それは見るというか聞く。長い時間だが要点はおおよそ掴める上に最近の自民党なら午前中の質疑について午後夕方から本人が解説したり、時にはリアルタイムでベテラン議員が解説したりする。資料も豊富にWebに置いてある上にPDFも用意されているので長いものだと各自印刷してじっくり読める。…これは私がどうしても画面だけだと頭に入りにくい古頭のせいもあるがプリントしておけば持ち歩けるのも便利んで。お題の道具は要するにTV、TV局自体の事でして。デジタル化の理由は周波数がどうたらだったが大きなメリットは多チャンネル化であったはずで、ネットに繋げばより多くのデータも得られるが繋がずともワイプ画面や別チャンネルでより多くの情報が一度に画面に表示できるというのもあったはず。だからプロ野球の「続きをどうぞ」的なものや天気予報などは「d」ボタンを押し、番組表もボタンひとつで見られるようにはなった。ワイプも昔よりかなり見やすくなったわけだが、今回NHKの五輪中継を見てつくづく「こいつら道具機材の使い方がアナログだなあ」と呆れたのは私だけではあるまい。こんな古ぼけた頭の婆さんが思うくらいだから若い人はもっと呆れたことだろう。生中継で息を詰めるようにして視聴してんだから一々「d」ボタンを押すわけもなく、知りたいのは「今よそで同時」の競技と出場している選手であってシステム上どうだかはともかく生中継中のメダル獲得を速報音と共に字幕で打つのはどうにも間抜けであった。あれは帯で下か上に流せばいいことで、速報音に未だ大きな反応をしてしまう人も多いのだ。ワイプも五輪側との契約は知らんけどNHKの枠内でストリーミングできているのならその画面もTV画面に出せばいいことで、何のことはないどう考えてもPCで出来ている多画面が今や中身がPCなTVで出来ないわけがない。人間の視聴処理能力は案外バカにしたものではなく、画面一つに表示された各種情報を取得消化することはできる。それを我々は大震災の時の苦い経験で知った。運良く電力が潤沢、ネット環境にも不足がなかったこちらでは当初1台のPCにモニタ2台、翌日くらいからモニタ2台マシン2台をほぼ同時に動かせていたわけで、そのモニタ2台とも違う情報複数をリアルタイムで流し閲覧しながらキーボード2台で書き込みできていたのだから。確か閲覧が速報含むWebニュース、TV画面、閲覧及び書き込みがTwitter、2ch各板(当初落ちてたが)、Googleなどの情報集積サイトで、今やれと言われてもできないがとにかくその時はやっていた。危急の時やいざという時にはどこまでできるかどうかというのは無論人間が試すことなのだが、しかし道具がそこにあるのならその道具をどう使うか、使い方や習熟含めてやってみる機会でもあったんじゃあないのかね、今回の五輪は。情報そのものも道具であるわけで、人類の進化は見た目だけじゃあなくこれら道具をどう使い処理し時にはろ過した上で情報流通させるのかということをもう一度考えたほうがいいぞTV局も。
2012.08.14
いつの頃からは覚えていないが今時期の盆の入りから南寄りに向いた窓の傍に水を満たしたコップを置くようになった。戦争で亡くなられた方々が軍人民間問わず今際の際に水を欲しておられたのをよく読んだせいだと思う。海に囲まれた島でも爆弾に焼かれた街でも大陸の果てでも最期の水は足りなかったと聞く。日本が蛇口を開けばいつでも飲める水が出てくる国になりましたよ、たくさん飲めますとせめて伝えたい。予報と違い雨が降り始めたが今年も窓の下、レンズ効果にならないようなコップを置く朝が始まった。
2012.08.13
昭和60年の日航機事故に触れる時、あの暑さを共に思い出すのは北海道にいた私も同様で。あの年は暑かった。事故の第一報「日航機が行方不明」を聞いた時は店がほぼ満杯だったから数年経っててっきり週末かと思い込んでいたけれど盆休みの最中で、前の週は妹の結婚、日航機事故と同じ週に親戚の子供の事故と重なった慶弔とその度の暑さは今でも思い出せる。この近所では昨夜から盆踊りが始まった。飲食店をしていた頃到底望めなかった贅沢は人並みの季節行事夜行事を過ごすことで、去年からそれを取り戻すように夏は豊平川花火に行き地域の盆取りを眺めに出かけている。昨夜の盆踊りも盛況で、普段静かな住宅街のどこにこんなに人がいたかと目を見張るほどの人数が皆楽しそうに過ごしていたのだが、その盆踊りらしい櫓、太鼓、赤い提灯、色電球を眺めていて不意に日航機事故を思い出していた。あれはただ日付が近いからだけではなく盆踊りそのものが記憶を呼び覚ます何かがあるのかもしれない。
2012.08.12
「恐怖」とは書きましたが実のところは「これ本当に違法不法触法じゃないんかい」と問い詰めたいくらいでして。Tポイントツールバーの検証人柱様はいつもありがたいもので、この比較的簡便な纏めを見ただけでCCCが一体どんな層をターゲットにし、また何らの躊躇いもなく「ほんとうにいいのか」と思わざるをえない個人特定情報を収集しているのがよく判る。すべてのWeb閲覧を平文で送信するTポイントツールバーの危険性おまけに平文送信ですから乾いた笑いが止まりません。折も折、五輪や高校野球や政局で世間がわぁわぁいっておりますがこの問題は根が深く罪が重い。TUTAYAは一体何をしようとしているんだろうねえ。それもIE利用層のみをターゲットにするとかあまりにもあざとくて嫌になるんですが。最早「ビッグデータ」どころじゃあない「情弱データベース」でも作って将来詐欺に使われかねないんじゃあないのかと危惧するレベルなんですが。だって履歴を平文で送信するんですよ、高々月に15円とやらで。いくら「インストール前に同意を得ている」といってもそれはインチキエロサイトが釣り上げる餌をちらつかせながら「ほれほれ」言っているのと変わらない。大丈夫かなあじゃなく「全く大丈夫じゃあありません」。それと試しに入れてみるのは普通の方にはお勧めできません。纏めにあるように仮想環境構築できてその上にインフトールするなどの手段を取れる方のみお試しくだされ。LINEといいこのTポイントツールバーといい完全に情弱ターゲットの個人情報収集がトレンドになる、なれるとしたら最早それを許容している法律のほうがおかしい。いずれも本来は既存法の組み合わせで抑止になるとは思うんですが、どうにもそうした動きも見られない。一体どこにどう言えばこれらの危なさ、危うさが通じるんですかの。
2012.08.11
昨日はサッカー好きの母と一致団結w、何とか父のご飯時間をややずらして早寝しなでしこのサッカーを見るべく生活時間をずらした。が結局父のご飯時間が不定になってしまい、私が夕刻過ぎから4時間弱寝て起き母がその後試合開始まで寝るという二部構成になったんですが無事に全員なでしこサッカーを観戦しました。ここで何度か書いていますが私のサッカー好きは今を去ること44年前のメキシコ五輪男子から。当時はたしか秋で、見たこともない大観衆の中でホスト国であるメキシコとの戦いを見たことによる。しかしそこからサッカーがこの日本に根づいたかというとそんなこともなく、僅かに天皇杯の準決勝がフル放映、そして日本選手権は結果だけ数秒流れる時代が続いた。土曜の夜だったかサッカー番組があったように記憶しているけれどそれもこちらでは長く続かなかったように思う。しかしそれでもトヨタのお陰でトヨタカップが始まり各国の選手が来日してプレーしてくれるのが唯一の楽しみにはなった。Jリーグが始まった時は嬉しかった。その熱狂含めて楽しかったですね。これでサッカーを日常的に見てくれる人が増えればおのずとサッカーのレベルも上がってくるだろうしサッカーだけで食べて行ける選手も育つ。競技場一杯のお客を見てそれだけで嬉しかった。この頃からですよね、民放でもCMなしで試合放映してくれるようになったのは。実はなでしこは参加国や規模が違うとはいえ男子より先にW杯には出ているけれど、どうしても大きなお金が動くのは男子サッカーなので注目されることがさほどなかった。だから前回W杯まではバイトしながら働きながらそれでもサッカーを続けていた選手が多い。望んだ道とはいえ過酷な環境だったのも事実だ。今回の決勝は米がディフェンスもオフェンスも対日戦の研究の成果ともいうべき作戦とそしてフィジカルで日本を凌駕した。日本ももう一歩だったがこのレベルのもう一歩はチームを立て直すレベルの一歩で、僅かな差のように見えるが金と銀を分ける差でもあった。しかしこれでまた目標ができた。今度は金を取る。ただしチームの建て直し、作り直しをしながら水準を保って差を縮めるというのはそう簡単ではない。サッカーの本場で満員の観客を迎えて力いっぱいプレーをしたなでしこの姿をみて思わず子供の頃を思い出したが、その頃よりはずっと最初の一歩は近いところにあるけれどね。入院中に男子のW杯初出場を見た時もそうだったが「ここからまた一歩ずつ」が実っての男女共の決勝トーナメント進出であった。長生きすりゃいいものを見せてもらえますな。そして今夜も早寝して明け方に起き、今度は男子の3位決定戦。楽しみですなあ。
2012.08.10
と小馬鹿にしたお題にしたのは私には到底今が政局とは思えないからでして。確かに与野党の動きとして民自公の話し合いはされたもののじゃあ今すぐ何かが動くのかというとそこまではいかない。とこの話の前に昨日にわかに湧いてきた「ジミンモー」に一言言いたいのだが。まず不信任案(問責)というのは「内閣不信任案」であり現状数の力で到底可決されるとは思えない上に万が一通ったとしても内閣総辞職で終わる。普通はね。これが通って総辞職しなかった内閣はないのだが何せ民主党なのでそこからして疑わしいがそれでもよくて内閣総辞職。民主党政権には変わりない。というか通った状況で誰が解散するよ。んで困るのは一見自民党支持者であるかのような人達も「なんで不信任案提出しない、弱腰だっ」と怒っていることで、正直バカじゃねえのかと思っているんだが、これは野党側が取れる最後の手段であるけれどしかしもう一回くどいけど言うが何故政権与党が与党であるか考えりゃ誰でも判るでしょ。不信任案可決される確率が極めて低い上に同じ野党におかしな妥協をすれば今後に差し支える。通らないのに出してしまえば国会は空転、三党合意も空中分解。この三党合意も甚だしく誤解したまんまのがまだいて、もっと言うならせっかくネットに繋いでいるんだからマスコミ鵜呑みじゃなく中身精査しろやと思うけれど、麻生政権の時の104条、今回は附則18条というものがあってそうそう簡単に増税はできないことになっている。三党合意の理由はそれを自民が押し通したからね。麻生政権下からの一本筋をここで通したことになる。おっと不信任の次は解散総選挙についてなんだが。どうも不信任案可決の結果の内閣総辞職と解散総選挙を頭の中で混ぜているバカが本当に多くて参っているんだが。それがさっき書いた「よくて内閣総辞職」。政権は変わらないんだよ(二回目)つまり不信任案出せと息巻いている連中は解散総選挙になると思い込んでいるようなのね。それは違います、中学の時に習ったでしょ。習わなくても有権者なら判れそれくらい。あとこれは私の願望であるけれど、今~秋の解散総選挙というのは実はベストじゃなくベターだと思う。ベストは衆参同時。参議院は解散がないので嫌でも来年選挙はある。衆院の任期一杯まで民主党が粘ってもそれも来年任期が来る。衆参同時ならこれまで約5年捻れていたことによる政治の遅滞が少しは流れるようになるのではないかとね。ベターだから駄目というのではないよ、あたしゃそこまで頭固くない。出来ればベストがいいけれどその前に民主党が解散するなら死に物狂いで頑張るだけ。ただ民主党がこの状況でそうそう簡単に政権を手放すとは思えない、解散含めて。ひょっとすると内閣総辞職、顔ぶれ変えて人気取り選挙内閣にするのはあるとは思うものの、それは政局ではなく民主党の党内政局でしかない。やりたいならやればという程度。正直今回の事で腰浮かしてきゃあきゃあ言ってる暇あるのなら国会審議、各委員会のアーカイブでも見ろやと思う今日この頃です。それともう一つ「ベター」という理由は。うちの選挙区の支部長決まってないんじゃああああああ。何とかしてください自民党。
2012.08.09
いくら時間が自由といってもやはり連日ー正確には2連1休-明け方まで起きているのはつらい。勝っているからこその悲鳴なのだがこのうれしい悲鳴も後1セットで終わる。昨夜…じゃない今朝も男子日本-メキシコ戦を見、残念ながら敗退したが次の試合もほぼ終わるまで見ていた。残りは明日(正確には明後日明け方)あさっての明け方連日2試合、これで終わる。流石サッカーの本場イギリスで、昨日の試合も日本対メキシコと全く英や欧州とかけ離れているにも拘らず8万を超える観衆が入った。観客がまたよくサッカーを知っているので声援やブーイングも適所で起こり、TV画面側から見えない事も観客の反応で判るほどであった。ハラハラと楽しさ、それと睡眠不足など授けてもらった五輪サッカーでしたな。その合間の今日午後と明日だが、今日はこの通り昼になってようやく起き出しているが明日は爺婆の薬を取りに出かけなければならない。来週はお盆なので何が何でも行かないとね。
2012.08.08
立秋はともかく七夕は先月やんけと思うのは本州のそれも南東北以南の方々ですな。仙台と同じくこちらでは七夕は8月になります。ただ、北海道では七夕の行事として普通らしい「子供が近所を回りお菓子をもらう」のは私は全く記憶にないんですね。私より若い年代の方がやってたという話も聞くのでこれは住んだ場所にもよるのかもしれないです。前に住んでいた場所は幹線道路、商店街飲食店街が混在するゴミゴミした場所だったんですが、毎年その片隅の標識に小さい笹竹が結わえ付けられ七夕飾りがありましたな。標識はちゃんと見えるし7日を過ぎればきちんと撤去されていたので警察も大目に見ていたんでしょうか。今年は7月末から今月頭が暑さのピークだったのかここのところは過ごしやすい夏になっております。酷暑にあえぐ方々に申し訳ないと思いつつ、数年ぶりに北海道らしい夏ですな。昼間の暑い時はそれなり気温が上がっても夜間は20度以下になるのが「北海道らしい夏」でして、五輪で乱れまくっている生活時間でも朝寝ぐぅぐぅできるのはこのお陰。隣室は網戸のまま、この部屋との境にある引き戸で調整しているんですが昨夜などは夏布団掛けて朝になってもちゃんとキープしていました。このままお盆までいけばそれで北海道の夏は終わり、9月の半ばも過ぎれば私も昼間から外でゆっくり過ごせるようになります。
2012.08.07
五輪の熱戦を毎日毎晩見ているのでどうにも生活時間がおかしくなっている。これ自体はうちは全員無職なのでみんなそうなれば差し支えはないのだが。一つ気になるというか面白いなと思うことがある。五輪前回前々回くらいからネットストリーミングでTV中継をしない競技を探して見る事が増えた。各国でやっているので中継の解説言語はわけわからなくても競技自体は見られる。日本のTV局は五輪委員会から放映権を買うのでどうしても人気のあるもしくはメダルに手が届きそう、または何かの思惑があって推したい選手が出る競技の放映権を買う。これ自体まで文句を言うのは流石に酷なくらいは判る、特に民放はね。しかしそれまでの選手、競技に対する姿勢が気に入らないので余計にこちらが苛立つのも含めてもやはり番組放映権を得た競技の放送の仕方も酷いし相変わらず選手への対応も酷い。スポーツ中継、それも五輪中継ともなれば芸能人の解説などは必要ないし百歩譲ってスタジオにそのようなものを集めたとして競技時間を削るようなものではない。またインタビューを芸能人にさせるのは論外だがアナウンサーのインタビューも言葉遣いからしてなっていず、発音に至っては本当に局で研修したのかというのが目立っている。これまでマスコミが一顧だにしなかった選手や競技でメダルが取れているのも皮肉な話だが、期待されていて逃した選手にものを聞くのにもう少し考慮配慮した日本語使えないのかね。嬉し泣きしている選手の声はこちらも長く聞きたいものだが、悔し泣きしている選手にわざわざ長々と同じ事を聞くのはやめなさい。いじめというのはこういうのを当たり前だと思っているマスコミの姿勢が蔓延してしまったかと思うくらいだぞ。生中継が殆ど「ハズレ」引いているのはこうした元の姿勢が歪んでいるから放送がくだらなくなり視聴者が日本語放送じゃなくてもストリーミングに行ってしまう原因を自ら作っているともいえる。マスコミの歪みは今に始まった事じゃないけれど、しかしスポーツ中継というのはその時その時懸命に競技している選手への敬意失ってはならん。何か自分たちの駒のように思い込み扱っている本性バレバレだ。マスコミの作りたがるドラマティックを見たいんじゃない、目の前の力の限りのドラマを見たいんだよ。ここが判らないようではこの先も衰退すると思うぞマスコミ。
2012.08.06
新宿-羽田が20分に 首都高、新路線で渋滞解消するか1年半前行ったきりの東京だが、その時も永田町のホテルの部屋の眼下は高速道路で流石の東京も街のひと気の絶える朝方にも車はひっきりなしに走っていた。昭和の終わり頃に東京在住だった時分も電車が一番早い移動手段であったし、住んでいた山手線の外縁部、明治通りも車が絶えることはなかった。母が千葉の親戚の結婚式に兄弟打ち揃って行ったのは平成になって間もなくだが、その時も電車の方が早いよと私だけじゃなく従兄弟連中皆言ったのに流石北海道の爺婆で、空港からタクシーに乗りちっとも進まないのに呆れて「高速使えばいいのに」と運転手さんに言ったら「これ高速ですよ」と言われたとこれは今でも一つ話にしている。それほど慢性的な混雑渋滞が当たり前の東京なんだから北海道の高速作るより先にここを何とかしないととここでも何度か書いてきた。北海道の道路は事情が特殊で、道路の数だけ除雪が必要になるから今の国道を高規格にした方が運用経費が安いというのもあるけれど。一般に時間あたりの稼ぎも単価も桁違いに多いところを困難でも先に流れるようにしないといつまでも全体に響いて流れが滞ったままなのはこれは小さな店の注文や片付けをどうやっつけるかと同じで、山ほどある注文や洗い物や片付け物を置いて先に床掃除始めていてはとても終わらない。この20年ほどはこうしたインフラにかける国費を減らす方向が正しいとされてきたのだが、どう考えても地方はともかく大都会の慢性的渋滞というのは時間が金、移動が経済の根幹から見てもそれこそが無駄ともいえる。動いてなんぼというのが金融、経済の基本だからね。ロジスティックというとどうも運輸のみを考えてしまうのだが、ロジスティックそのものが経済の根幹なのだ。だからこそそれが集まるところには多少の無理や困難があっても滞留は避けねばならん。まして道路だと荷だけではなく当たり前だが人間も滞留してしまう。この道路の開通は来年度だが、この記事を見ただけでなんとなく明るい感じがするのはそれが目の前の渋滞、滞留が何とかなる、予定通りにはいかないかもしれないがよすがになるという意味でも今度は景気の「気」に少しは役立つのではないかとも思っている。
2012.08.05
昔々国鉄時代に道内路線全線乗った時は札沼線といった今の学園都市線ですが。札沼線といったのはその頃は札幌ー石狩沼田間の路線だったからで、今は中途の新十津川までの路線になっている。JR北海道、学園都市線を10本増発 新千歳空港と直通運行もこの増発は今の終点新十津川には関係ないけれど、しかし途中乗り継ぎとはいえ空港直結になったのは大きい。電化と合わせてこれまで微妙に観光ルートから外れていたこの空知地域にもうちょっと人が集まればいいなあと思っている。そして観光シーズンに合わせるかのように面白い企画を地元の方々が考えだした。 “駅前牧場”にポニー3頭 新十津川期間限定お盆休みまでだが確かに如何に田舎とはいえ駅前で馬が草食べているというのは中々なかろう。ポニーなので遠目だと「んっ、犬?馬?羊?」となるかもしれない。さて、この新十津川という町は以前もここに書いたが元々は奈良の十津川村の方々が明治の頃に水害に遭いはるばる北海道の原生林を切り開いた。十津川郷士の誇りを忘れず今も尚十津川村を母村と呼び強い結びつきを保ってもいる。今はどうか分からないが昔は町に食堂というものがなく、それを司馬遼太郎氏も書いている。私事になるが受け入れてくれたら私は死後蔵書をこの町の図書館に寄贈したいと思ってもいる。駅前にあるのは期間限定の駅前牧場だけではない。肉屋さんがある。ヴルストよしだ新十津川駅から国道沿いに役場めがけて歩き通りすぎると右手にある。入り口が小さいので見過ごさないように。一口食べてすぐ「うまいっ」となる判りやすい強い味ではないけれど、毎日食べられる肉加工品を売っている。もしこちら方面にお立ち寄りでしたら是非どうぞ。おっと。新十津川町役場から滝川市市街までは車で行くとびっくりするほど近い。なのでレンタカーで札幌起点で旭川方面においでなら高速もいいけれど275号線を利用してこちらに立ち寄られても楽しいですよ。
2012.08.04
今から冬の話かと笑われるかもしれないけれど、一般に北海道は冬を生活の基準に置いている。本州で夏、エアコンを使わねば生命の危機に直結するのと同じく冬を主軸に用意対策せねば生命の危機だからだ。だから今でも一般家庭にエアコンがない住宅は多いけれど暖房器具のない家はまずない。電力消費のピークも冬でしかもこのピークは時間帯によるぶれが少ない、つまり厳冬期になると24時間暖房になる事が多い。電気暖房ではなく灯油ストーブに電気が必要だからだ。暖房だけではない都市部にはそれなりにビルなどもあるから時間制御していると思われるかもしれないが、給水給湯などの施設機器自体が凍結防止の為に電気を使っている事もあるしそれは家庭用でも同じで、灯油だろうがガスだろうが湯沸かし器給湯器の電源を冬切ることはない。家庭の水道凍結防止も昔はアナログ、手で元栓を閉め蛇口を開けていたけれど今は殆ど電気制御、スイッチを入れ末端の蛇口を開けるやり方になっている。その他にも電気毛布、床暖など補助的暖房も殆ど全部電気利用が前提になっていてこれらは燃料高騰と共に普及し特に高齢世帯では欠かせない。暖房なくば比喩ではなく生命の危機に直結するのに加えて今や水や調理なども電気が前提になっている。つまり家庭、企業、そして前職でもあった飲食店などの種類問わずおよそ生活の全てが電気の安定供給前提になっている。そして北海道の冬では節電にも限度がある。ストーブ、暖房を止めて我慢できるかということになるのだがそれをすると水道が凍結し屋根の雪が融けず家が傷む。その前に弱いものは病気になるか凍死するのだが。更に以前ここにも書いたように細かい話だがうちの父などは何故停電になるのか理解ができないだろう。大騒ぎしそれでまた母の鬱も悪化するのは目に見えている。また自宅療養に電気が欠かせない方々は一体どうするのだ。重点配電地域に集めてなどと寝ぼけた案をどこかで見たが北海道の冬は身動き取れないほど雪が降り募る事がある。そう、今年の豪雪のようにね。自衛隊がようやく掻き分けたとしてそれは間に合うのか。おそらく急進的反原発主義者や現政府は犠牲者が出れば電力会社のせいにすりゃいいと思っているだろうけれど、しかしどこにどんな人がいるのか把握しているのは主に自治体政府であり、民間会社である電力会社にそんな個人情報収集はできない。それやこれやで今から冬を思うとどうすればいいのだと呑気に反原発運動に勤しむ人間の胸倉掴みたくなる日々は続いている。あんたらうちのボケ爺毎日、一日20回同じ事言って説得してくれるのかや。
2012.08.03
Windows 8とWindows Server 2012がRTMつい先日公開RC版が出たと思ったがもうRTM(released to manufacturing)とは早い。ネットではいち早くRC版を入れ報告もあるので、眺めていたが思いの外RC版がよかったのだろう。UI(見た目)の特徴はタイルで、印象としてはタッチパネル的な使い方なのだがこのUIに関して大きなとまどいは聞こえてこないところを見ると世間の大勢というか慣れはスマホですでに実証されつつあり、それを取り入れたというところか。ノートPCからタッチパネルスレートPCのような方向に行き、データを個人でもクラウドのような形で利用する方向になるのだろうかね。クラウドというとさも新しげな企業ユース・ニーズのように聞こえるが何のことはない母艦を用意しVPNで使えば個人でも「クラウド」にはなれる。一時期しきりに開設されたDropbox的なものも使い方によってはそのように使えるし、つい先日DEFCONに参加した方が出発時にPCを忘れ現地で購入しそうした使い方をされているのを知った。そこまでいかずとも今は例えばNTT準拠のルータでもサーバー的な利用の仕方がデフォルトなので簡単に母艦データを利用できるようになった。おっと。Win8だが。私のPCの使い方(在宅)だと急いでWin8にすることは当面ないと思う。むしろWin7を買っておいたほうがいいのかなと思うニュースで、ところがXPの時のように常時数台マシンを使い入れ替わりで「確実に動くマシンが必要」だった頃とは今は事情が違う。特にXPはインストールに時間がかかったので余計に動くマシンを確保する必要があったけれどWin7は体感でもインストール時間が1/3、いや1/4くらいに短縮(当社比)されているような気がするので待ちに待ったとか飛びつくとかそうした感覚は今回薄い。何せ節電が頭の隅にある今の状況ではあれやこれや興味と趣味だけで試すのもなんとなく憚られてね。そういう意味では昨今の電力事情も消費行動、心理的な前進行動に影を落とすと思うわ。
2012.08.02
ファーストサーバ最終報告書、ベテラン担当者のマニュアル無視を黙認見出しで一番分かりやすいのはこのITProのもので、懇切に顛末が記されていてこれを読むだけでおおよそ理解できる。但し理解できないのは第三者委員会の結論で、このデータ消失の原因は「勝手に自作パッチ当てられる権限与えておいて消去コマンド打てる状況を黙認していた」事なのに重過失にはあたらないとしたことだ。過失か故意かというとそりゃあ過失だろうけれど、自分の会社のデータすっ飛ばしただけならそりゃ黙認もその結果も重過失じゃないかもしれないが、生憎ファーストサーバはその名の通りサーバ会社であって、人様のデータを預かるのが商売、飯の種ということはその道のプロだ。手順の透明化などやることやっていて現場の人間がマニュアル通りのつもりだったけどしかしミスでというのならともかく長年黙認していたのはファーストサーバであり、黙認の結果が招いた今回の事故はとてもじゃないが第三者委員会の結論にはならないと思うぞ。ミスタッチが悪いんじゃなく、黙認の連鎖がこの事態を招いたということだ。人様のものを預かっておいて「ごめんなさーい、テヘペロ」みたいなこんなバカな馴れ合いとしか思えない結論がこの業界のスタンダードになるようではとてもじゃないがプロの水準とはいえないだろ。間違えたのを責めているのではなく間違いが生まれてしまいがちな状況を知ってて放置し続けたのが悪い。ここが判ってないから母体だか親会社だかが変わっても8年前と同じようなレベルの騒動起こすんだろうよファーストサーバは。あたしゃ二度とファーストサーバの名前は見たくないね。こんな大騒動を10年足らずの間に2度も引き起こすとはまともじゃあない。
2012.08.01
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