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午後に雨が降る予定だったので午前中に散歩。途中で気づいた、やばっ、一部紅葉しているじゃないか。来週、いけるか分からないし、とりあえず、回っておく必要がある。気づいたときは丸太町川端のあたりだったので、とりあえず、自転車を南禅寺へと飛ばす。ついでに、雨がすこし降り出した。しょうがない、南禅寺で雨宿りだ。ちょうど、南禅寺の天授庵で特別拝観をやっていました。外から見たら、庭が紅葉していたので入って見ました。800円。ちょっとですよねえ。中は一見の価値がありました。庭が二つ、枯山水の東庭と池泉回遊式の南庭があります。紅葉はまだまだ部分的で2分くらいでした。南庭の池の周りを歩いて回れますが、なかなか趣きがあります。池の周りをあるときは橋を渡り、竹林を抜け、もみじの下を抜けます。池の水もきれいで、鯉がきれいに見えます。やや紅くなったもみじの下をあるくといつもより周りがオレンジ色に明るい感じがします。晴れの日は、こうはならないだろうなと思うとどんよりとした日もいいかなと思います。観光客の数も紅葉全開のころと比べ、まだまだ少なく、銀閣寺のように一列になって行進することもありませんでした。東庭の枯山水もまあまあ、南庭よりはインパクト少ないかな。でもやっぱり、両方見れたは、ちょっと得した気分です。(まあ、損得の問題ではないんですけど)。特別拝観は11月7日までだそうです。興味のある方はお早めに。
2004.10.31
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それらしきものに行ってきました。まあ、ハロウィンなので、とりあえず、何らかの仮装が必要なわけです。しょうがないので、梅田のロフトに行って調達してきました。最近は日本でも定着してきたのか、ちゃんと特設コーナーが出ていました。いろいろとあるのですが、なんとなく宴会用の瞬間芸みたいなものが多いですね。もちろん、まっとうな子供用のものも多くありますけど、なんとなく、お上品な感じのものは少ないですね。って、当たり前か。さて、パーティでしたが、案の定、出席者のほとんどは、仮装やらハロウィンやらを忘れて、単なる飲み会状態。まあ、私も基本的に単なる飲み会としていったのでいいのですけど。パーティでは、シンガポール航空のCAの制服が流行っていました。うーん。日本人が着てもなかなか似合うなあ。でも、これってハロウィンか?なんか、単なるコスプレパーティのような気もしてしまいます。ま、そんなわけで、ビール、焼酎、にごり酒、ワインと飲みついで、夜はふけていったのでした。ちなみに私は、ベルリン天使の詩に出てくるブルーノ・ガンツの服装をしてみました。あーあほくさ。
2004.10.29
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当然のことですが、新潟県中越地震のニュースをテレビでよく見ます。なんだか、おかしくないですか?日本で発生した出来事だけあって、メディアのカバレージがすごいですよね。良くこんな細かいことまで発見してきたなと思うことや、昨日の土砂崩れからの男児救出などに関してもいろんな映像が見れるといったことはあります。でも、なんだか、ちがうんだよなと思っていました。で、それを言葉にしようとしたとき考え付いたのが標題でした。報道を見ていると、放送を流す側の「これを見せれば視聴者の感情を掻き立てられるだろうな」という観点が目に見えるような気がします。たしかに、それに掻き立てられてしまうわけですが、それにつけ、なんでその情報が流されなければならないのだろうかと考えます。そして、そこに見つけるのは、取材する側と取材される側の距離感に関する感情の欠如です。日本社会に生きている人が、日本社会に生きている人の被災状況について取材するので、当然、海外で起こった事件に比べると当事者としての感覚が出てくるはずです。ただ、上記の「感情を掻き立てる」ために血眼になっているように思えてなりません。視聴者の一人としては、すぐ近くの人が被災していていることを考えると何か出来ることはないかと考えます。その中にあって、ただ、ひたすら興味と感情を掻き立てるための報道が垂れ流される。そこには当然のように救済は他の人たちがやることであって、自分は報道だとの考えがあります。当然と言えば当然ですが、それで済むのでしょうか。なんか割り切れない気分です。イラクでの日本人拘束については、Dr.Mの言葉がぴったり来る感じです。もはや私などは呆れて、ただただ今後の成り行きを見守るのみである。
2004.10.27
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家の郵便受けの中に、飲み屋の忘年会・新年会開催を訴えた広告に混ざって「つぼ八」から手紙が来ていました。しかも、これは投げ込みではなく、私の名前と住所がちゃんと記載されていました。へぇー、めずらしいなあ。ここの住所は、あまり書き散らしていないので、そうそう名簿業者にも渡らないだろうと思っていました。ダイレクトメールとかも旧住所からの転送の方が多いくらいです。中味は何だろう。ちゃんとした封書です。一番、思い当たるのは、以前幹事をやってしまったどこかの飲み会で書いてしまった可能性ですが、残念ながら最近つぼ八では開催したことはないし、なんだろうと思っていました。部屋に入って封書の中味をあけて見ると、二番目に考えていたことでした。曰く、フランチャイジーになりませんか、と言うものでした。へぇー、とても不思議。具体的には、フランチャイジー募集のため京都で実施する説明会に来ませんかというお誘い。まあ、もちろん、こんなものは大量に送付しているのでしょうから、特にめずらしいことではないわけです。でも、相手側が何らかの検索を掛けて、たとえば、京都近辺在住、フランチャイジーになれる素質(経営力?無謀さ?)を持つものといった検索で、それに自分の名前が残ったというのは面白いことです。ただ、自分の預かり知らぬところで、データベースが構築されていて、勝手な属性情報がいろいろと入力されているであろうことを考えると気味が悪くなりますね。いっそのこと、データベースをどこか公開しておいてくれたら、属性データは自分で記載しておくのにと思います。まあ、それでは会社としては使えないでしょうけど。
2004.10.25
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業種交流会?のようなものに参加。イデア・ワークスの田中さんが、いらしていて「大改造 劇的ビフォーアフター」に匠として出演されたときの話などをビデオを見ながら伺いました。撮影の裏話など聞くと、まあ、やっぱりねと思う部分もあります。私はひねくれた性質なので、あのテレビは全編がやらせで構成されているのかと思っていました。でも実際は、そうでもないそうです。リフォーム中、依頼者が家に来るのは禁じられていて、リフォーム後の家を訪れるときはやらせなしの本当の感想だそうです。すごいですね。しかも、自分でリフォームを依頼して金を払うのに、最終的になにが出来るか事前に教えてもらえない、つまり、匠に任せなければいけないそうです。これはつらいですよね。自分が今後何十年も住む家なのに、他人のアイディアで住まなければならないなんて。しかも、番組でやるリフォームって、結構、アイディア満載というか、いわゆる普通の家と違う場合が多いですからね。田中さんの場合、事故で障害を持った犬とどのように暮らしていくかが大きなテーマとなっていました。家との段差のない大きなベランダを作り、そこを犬が自由に補助器具付きで走り回れたことなどは、匠、依頼者双方にとって感動的だったそうです。実際のテレビでは10秒にも満たないシーンなのですが、いろいろとドラマがあるなと感じた次第です。
2004.10.23
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昨日のステアリング・コミティに続けて、本社からやってきた営業効率改善担当のマネジャーとミーティングやってました。日本の組織について議論する際、なぜか日本語で「支店長」、「営業所長」という言葉を使います。外人がこの言葉に慣れるまでは、聞いていて笑えます。彼はフランスやらスペインでも、効率改善のプロジェクトを進めているらしく、いろんな比較の話が出てくるので、他の押し付け外国人に比べて、いろいろためになる話もあります。話していて驚いたのは、やっぱりヨーロッパではMRは結構優雅な仕事だということでしょうか。年間の外勤日が150日とかで、一日のコール回数が5回程度なんてこともざらにあるそうです。(ただ、上が変わるといきなり1日10コール以上絶対やれなんてことになって、組織がてんやわんやになることもあるみたいですが)。まあ、こういう風土だとコールマネジメントとか、コール頻度の管理なんて言葉が出てくるようになるのだなと妙に納得します。コール頻度の管理から、さらにディテール順序の指定まで突き進んだ米国流のプロモーション活動管理は破綻したと思っていましたが、ターゲティングとコールマネジメントは相変わらず健在のようです。
2004.10.22
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コンサルティング会社とのミーティングでした。プロジェクトをやっているわけですが、まあ、プロジェクトにありがちな馬鹿馬鹿しいことが一式、きちんと起こって面倒になっています。一番問題なのは、諸般の事情からプロジェクトの開始が遅れに遅れる、その一方で、なぜかデッドラインがどんどん前倒しになるということでしょうか。そのなかで、ここまではできるだろうということをコンサル会社に提示してやってもらっているわけです。ただ、ものが上がってこない。プロジェクトの重要メンバーをそろえたステアリング・コミティは定期的に開催しないといけないのですが、発表するようなSubstanceがない。さらに言えば、進捗状況についてもこちらが納得する形での報告がなされない。まったく、アホではないかと思ってしまいます。というわけで、中味のない会議を一日やってました。午前中はステアリング・コミティのための会議、午後は同じ内容でステアリング・コミティ。なんて、生産性の高い一日だったのだろう(怒)と思います。
2004.10.21
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最近の京都って荒れてませんか?秋だからかですかね。なんか、全般にサービスレベルが低下しているように思えます。最近、連続してタクシーに乗りましたが、なんか、最低の客サービス。行き先を告げても、お金を払ってもうんともすんとも言わないし。ついでに、道を間違えるし。さらに言えば、バスの運転手まで今日はひどかった。客が大量に立って乗っているバスなのに、まるで乗用車みたいに急発進、急停車を繰り返してました。まあ、ひどいもんですね。バスはともかく、タクシーなんぞは競争もあるのだから、多少はなんとかすればいいのにと思う。でも、そんなことばっかり言っていては気分が滅入るので、最近の良かったサービスについて書こう。先日行った、寺町二条にあるカフェ、「ブション」ここはカプチーノを飲んだだけですが、サービスが過不足なくてとてもよかった。通り沿いのテーブルに座って、カプチーノを飲んでいたらなんとも楽しい気分になりました。(通りの向こう側は郵便局で、人が金を下ろしに出入りするのが見えるだけなので、景色としてはあまりたいしたことは望めませんが)。勘定も海外と同じようにテーブルで済ませてしまいました。チップを払おうかとおもうくらい、さりげないサービスでした。毎回ちゃんとしたサービスが出来る店なのかは知りませんが、今度は、メシを食いに来たいと思わせる店です。(隣の人が食っていたランチがうまそうでした)。まあ、サービスの受け止め方は自分の精神状態の反映でもあるので、気をつけたいと思います。(今、ちょっと荒れてますね)。
2004.10.18
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MTVに有名人のお宅拝見といった趣の番組がある。お宅拝見番組は、人の本棚をみるのと同じで、まあ、下賎ですけど、面白いですよね。MTVではアメリカのヒップホップ系有名人(らしい)のカリフォルニアやマイアミの自宅を訪問して、中を見せてもらう番組をやっています。まず、感心することは家の広さですね。日本だったら、大金持ちでもあそこまで広い家はないだろうなというほど、広い部屋。やっぱり土地が余っているんだなと思う。次に目に付くのは、日本の視点から見ると圧倒的にヨーロッパ風の装飾が多いことですね。木製の重々しい扉とか、リビング、ダイニングの証明の感じなどがそんな感じのことが多いです。最後に感心するのは、ある種の成金趣味と、その成金趣味を満足させるものをその有名人に売り込む奴がいることには笑えます。先日観たものだと、ものすごい大きなリビング(応接ではない)にフェラーリが置いてあって、ただし、そのフェラーリはベッドに改造されているというものがありました。何かって言うと、そのベッドに(二人で?)寝転がりながらテレビが見られるように配置されていたりするわけです。まあ、フェラーリが好きなのは分かる。ただ、中味をくり抜いて家の中においても仕方ないような気がするし、そもそも、ベッドとしては、結構、彼らには小ぶりで、窮屈だろうなと思う。ただ、置いておくとやっぱりインパクトはあると思う。でも、やっぱり笑えるのは、彼らがそういったものを好んで買うであろうと見越して、売り込んだ奴がいることです。まあ、言ってみればガラクタですけど、ただ、かなり高価なガラクタですよね。こすっからいけど、おもしろい商売をする奴はいるんだなと思います。
2004.10.16
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洋麺屋五右衛門/新大阪へ行ってきました。新大阪駅のレストラン街でまともなパスタが食べられるんですから、文句はないですよね。さてさて、メニューを渡されて、なんだかなあと思ってしまった。セット・メニューがあるのはうれしい。五右衛門はメニューが多いから迷うし、出来れば2種類食いたいと思うのは客の心情なのでよいマーケティングだと思う。(そのかわり、心理的にはちょっと高いかなという値段設定になっていると思う)。ただ、その組み合わせがなんだかなあ。ハーフ&ハーフ[A] カニと海老ときのこのクリームソース&トマトとモッツァレラチーズのバジル風味ハーフ&ハーフ[B] たらこと湯葉の京風だし仕立て&モッツァレラチーズとなすのミートソースハーフ&ハーフ[C] 地鶏の和風ペペロンチーノ&カルボナーラ 炭焼人風これだけ、バラエティがあるものが可能なのであれば、6種類から二つといった形にすれば、もっとチョイスが増えていいのにと思う。どれも、特に食い合わせを考えて設定されているようにも思えないし。ひょっとしたら、店の売れ筋上位6品目なのかもしれない。同じような値段で売っていても、商品によって若干原価が違うのかもしれないでも、この場合でも6種類から選ぶ形にすれば、結局上位集中が進んで、セットの対象となるメニューは原価が下がることになるのではないだろうか。なんて、考えてしまう。でも、とりあえず、箸で食べるって、昔は目新しかったけど、まどろっこしいだけですよね。すするわけにもいかないし。
2004.10.15
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数日前のニュースになりますが、アストラゼネカがFDAから新薬Exanta(ximelagatran)の販売承認は出来ないという通知をFDAから受け取ったとのことです。ちょっと、不思議なニュースです。というのも、Exantaはヨーロッパでは既に承認され、販売されているからです。MLリソースによると、「(2003年)12月23日に、Exantaが整形外科手術時および手術後の静脈血栓塞栓症予防の適応症でフランスで最初に承認されました。(中略)12月にはまた、心房細動における脳卒中の予防を含む最初の主な長期使用の適応症に関する承認申請を欧州と米国で行いました。」だそうです。一体、どんな内容で欧州で販売されているものが承認されないのか調べてみました。FDA Advisory Committee.comを見る(こんなサイトがあるなんて知らなかった)。AstraZeneca Exanta liver toxicity outweighs the anticoagulant's benefit,~The committee voted against recommending Exanta (ximelagalatran) approval for all three indications AstraZeneca is seeking. The committee voted 11-1 against approval for both long-term indications of prevention of stroke and other thromboembolic complications associated with atrial fibrillation, and secondary prevention of venous thromboembolism after standard treatment for an acute episode.肝臓に対する毒性がEfficacyを上回ったと判断された結果、申請していた3つのIndicationとも承認とならなかったようです。今回の件がアストラゼネカ本体に及ぼす影響ですが、”Tom McKillop, chief executive, said he was comfortable with analysts' forecasts of $2 to $2.15 a share, although there could be an adjustment as a result of Exanta's expected rejection by US regulators.”FTの記事を見ていても、在庫の処理費用がかかるといった記述のみで、短期的な予測には問題ないようです。ただ、30億ドルといわれていた製品の価値の大部分がなくなったわけなので、市場価値の減少は避けられないと思われます。10月21日に今回の件を含んだ業績見込みが発表されるようです。
2004.10.13
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大塚英志の本です。副題は「キャラクター化する『私』、イデオロギー化する『物語』」となっています。論点はいろいろとあると思うのですが、大雑把にまとめると以下の通りです。1.昔の人々の世界認識は、説話や物語に支えられていた(いわゆる、構造主義とかの民俗学者が抽出したようなものですね)2.近代では、世界認識の方法に私、社会、歴史といった主体だとか、時間軸だとかが入ってきた。3.具体的な形としては、「私」を主体とする小説であり、進化論的な背景をもったイデオロギーであった。4.近代においては、マルクス主義などのイデオロギーがあり、対立する側もある種の時間軸を持ったイデオロギーとして対抗する必要があった。5.それらは進化論的な形態、つまり、いまよりも、より良い社会に進化するためにはといった内容を含んで議論が展開されていた。6.しかし、共産主義の凋落とともに、イデオロギーの対立が消え、対立する側も方針を時間軸をもったイデオロギーとして提示する必要性に迫られなくなった。7.その結果として進化論的な時間軸(歴史)を持った考え方が弱まり、逆に、近代以前の物語を軸に物事を認識するようになった。8.そこでは、歴史性はなく、登場人物はキャラクターとして性格付けによって状況のなかでの善悪、主従といった役割が決まってしまう世界である。9.端的な例としては、世界規模では、ブッシュのイラク戦争が挙げられるし、個人であれば、現実感の喪失、人格のキャラクター化が挙げられる。10.問題なのは、イラク戦争などを進化論的な考え方で説明しようとしてしまう従来の考え方では、物語的な考え方には太刀打ちできないことである。11.対抗するためには、物語とは何であるか、その操作による世界認識の方法とは何であるかを習熟する必要がある。12.それとともに、少しも社会的に役に立たないと思われている文芸批評のやり方を社会的な文脈にも導入していく必要がある。といった内容かとおもいます。用語については、かなり不正確だとおもいますのでそっち方面に詳しい方、ごめんなさい。この本の章立ては下記の通りです。第一章: 創作する読者と物語るコンピュータ第二章: キャラクターとしての「私」第三章: イデオロギー化する「物語」第一章と二章は、自分としてはあんまり面白くなくって、読み飛ばしています。第三章は、上にまとめたような内容が書かれてあり、結構楽しめます。共産主義の敗退以降、歴史の終焉が言われて久しいですが、イデオロギーの対立が明確でなくなった世界がどのように変わっていくのかについては、うまく説明した本はあまりお目にかかりませんでした。この本は、その点を結構大きな射程で説明出来ていると思います。物語というかストーリーテリングは、もちろん、現在も日々プレゼンテーションを作る中で利用しているわけです。それが結構、広汎な形でリバイバルするのみならず、やばい影響力を持ってしまうというのは驚きです。なるべく自覚的でいたいものだとおもいます。
2004.10.12
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今日の京都はやたらと快晴、午後から自転車で散策。百万遍から、銀閣寺、哲学の道を通って南禅寺、金地院経由、なんとなく京都国立近代美術館へ。八木一夫展をやっていた。先日の日経新聞に「ザムザ氏の散歩」の写真が載っており、それが強烈だったのを思い出して見に行った。同時開催の「ジャパニーズモダン~剣持勇とその世界~展」を先に見る。「日本の近代インテリアデザイナーの草分けとして、日本のみならず海外でも高い評価を受け続けている剣持勇(1912-71)の業績を、ニューヨーク近代美術館にコレクションされた「籐丸椅子」(1964)家具の実作と室内装飾の図面等の資料、建築家・前川国男、丹下建三などとの関係も追いながら紹介する。」私が、あまり好きではない、家具類が沢山並べてあって、ちょっとなんだかなと思う。ジャパニーズモダンとしてまとめて、一時期の時代とそこでの実績を再評価するのはいいことだと思う。でも、あれを最初に見たとき、いいデザインだと思った人がどれくらいいるのだろうか?3階に上がって八木一夫展「前衛陶芸の旗手として高い評価を受けた八木一夫(1918-79)は、京都市に生まれました。(中略)鈴木治、山田光らとともに「走泥社」を結成しまし(中略)前衛陶芸というジャンルを確立した意義は高く評価されています。八木の作陶の中でもとりわけ1954年発表の「ザムザ氏の散歩」は、それまでの陶芸の概念を崩した記念碑的作品で、各方面から注目を集めました。さらに黒陶による作品でも、多くのファンと識者からの評価を得ました。本展は、初期から晩年までの陶芸作品約300点と未公開の資料を加えた、没後25年の回顧展です。」だそうです。お目当ての「ザムザ氏の散歩」をじっくり眺める。前後左右上下と多方面から眺める。すべて轆轤で作ってあるとか。それは素晴らしい。たしかにユニーク。彼のほかの作品と比べても異質。ただ、解説とかを読んでいると、技術上の革新とか概念上の新展開といった感じを思わせる。その他の作品も面白いことは面白い。彼が五条坂出身というのもなんだか親近感が湧く。五条坂とは日本の陶芸の聖地のひとつだったとは知らなかった。たしかに五条坂には陶器屋さんがたくさんある。ろくな食い物屋もないひどいところだと思っていたけど、そうであるならば見直さなければいけないと思った。
2004.10.10
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ラーメン屋で京都新聞を読んでいました。ノーベル平和賞ははケニアの女性活動家、ワンガリ・マータイさん(64)が受賞したとの記事がトップです。彼女は「何度も投獄されながらケニアのモイ前政権の抑圧に立ち向かい、植林・緑化活動を通じてアフリカ女性の地位向上に尽力したケニアの女性活動家」とのことです。彼女の活動については、いろいろと記事が出ているのでそちらにゆずるとして、一番インパクトがあったのが新聞に出ていた写真でした。(残念ながらネット版の京都新聞には出ていません。)なにが、すごいって、彼女がお祝いの電話かなにかを受けている写真が出ているのですが、それが携帯電話なんですよ。別に田中さんが受賞した時だって、記者会見の席上まで携帯電話を使ってましたから、それ自体なんの不思議もないのですが、場所がすごい。ケニアのうらぶれた田舎にありそうな、日本の感覚から考えたらかなり素朴なつくりの、建屋の前で携帯を話していました。こんなところ、固定電話さえあるんかいというようなところです。正直な実感としては、世界はつながっているんだなという感じです。技術の同時性を感じるとともに、「携帯を使う」というあの感覚を共有しているのだなあと素朴に思います。ただ、その感想の背景としては、自分が技術の普及に関して非常に発展段階論的な捉え方をしていることを実感します。つまり、固定電話→携帯電話という流れがあって、その背景として、舗装道路、上下水道、TV、PC、エアコンとそれを支える産業の隆盛、ついでに言うと、大家族→核家族→ばらばら?(あるいは個人主義的考え方の台頭)という受け止め方をしているようです。でも、技術の伝播って、関係ない部分があるんですね。ケニアでの携帯電話もそんな感じがします。これをリープ・フロッギングの成功と見るか、根無し草の技術押し付けによるデバイドの固定化(なんていう言葉だ)と見るかは論者によるのでしょうが、通常は後者のような気がします。まあ、それは置いておいたとしても、電話番号をかければダイレクトに本人に伝わる、というのはすごい感覚だなと思います。
2004.10.09
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東京での支店長会議を終えて、最終に近い新幹線で京都に戻ってきました。すごい人でした。新幹線で通路にも人が一杯なんて、初めてでした。たしかに、3連休の前の金曜日だし、明日は台風が来るとあっては、金曜日の晩に移動する人も多くなろうというものです。かく言う、私も東京で宿泊をやめて、当日中に帰京することにしたので同類ですが。のぞみには、とりあえず飛び乗ったため、お茶なし、雑誌なし、かばんの中は仕事関係のものだけといった展開でした。こういう、やたらと込んだ電車ではつい、周りの人の活動を見回してしまいます。いろいろいますねえ、迷惑なのが。とりあえず、座っている人たちは寝ている人が多い。立っている人は意外と手持ち無沙汰の人が多い感じがします。あとは、思い出したように携帯を見て、ゲームに興じる人、仕事のPCを空ける人もたまに。最近、日本人もお上品になったのであまりいませんが、通路に座り込むおじさんがいました。ついでに靴下を脱いでくつろぎ出したのは、ちょっと、「おい、コラまて」状態でした。あと、近くのおっさん。週刊誌を読んでいるだけというのは分かるけど、堂々とあけてエロページ読むなよな。まがりなりにもスーツ着ているんだし。手持ち無沙汰の私は、音楽を聴きながら微妙にヘッドバンギング。なんとか時間をやり過ごしました。ちなみに、乗車したのぞみは300系でした。500系とは言わないから、せめて700系を用意してよと言いたい。
2004.10.08
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楽天とライブドアのことです。なんだか、わけのわからない出来レースの様相を呈してきたように思います。テレビ報道を見ていると、ライブドアと楽天双方とも、「金は用意した」だから安全といっているだけのように思える。その他トリヴィアルなところについては、楽天の方が一枚上手かなと感じました。当初は一部しか言われていなかったことですが、ライブドアがどちらかというと風雲児という感じ。楽天側が財界とか現プロ野球体制にがっちり取り込まれている感じがしますね。楽天が財界に近いのは社長の出身大学、会社等で、ラッキーでもあり、しょうがない部分もあるとは思います。でも、ここまで来ると、楽天が勝った際、果たしてプロ野球は良くなるのだろうか、心配になります。たしかに、うまく運営される球団が1つ新たに出来ることはたしかだと思いますが、なんだか、旧勢力がすべて温存されるように思ってしまいます。まあ、私のスタンスとしては、旧日本の組織プロセスの牙城のように感じられる日本の野球が改革されてしまえばいいというものです。上記の文脈でいうと、ライブドア派になるんでしょうか。困ったな。
2004.10.06
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私が勤めている会社では営業部門とマーケティング部門は同一階にあって、北側がマーケティング、南側が営業となっています。なんでですかね。どこの会社でも現業系は南、企画系は北にありますよね。当社でも、経営企画部門は、別の階ですが、やっぱり北側にあります。ちなみに、いっとき、営業からマーケに行くことを拉致される、マーケから営業へ行くことを脱北するといっていた時期が一時期ありました。まあ、マーケと営業どちらが好きかは、好みにもよるかと思います。ただ、そういう時代には戻って欲しくないですね。とまあ、そんなわけでマーケティングと営業は物理的にも隔てられており、溝があると言われております。今日も、ちょっと、やられた感じでした。最近、営業にこもって仕事をしていたので、あまりマーケティングのことを考えずに仕事していました。でもって、今日、資料ほしさにマーケへ行き、ついでに話してしまった。あーそーか、この人たちは製品を最大化することを中心に考えている人たちなんだなと改めて思いました。私は、どちらかというと、1000人からなる営業の現場組織をどのようにうまく運営していくかみたいなこと、あるいは自由と規律とか、本社指示と支店裁量みたいな部分で仕事を進めていたのですっかり忘れていました。あっ、その考え方もらい!と言うわけで、とりあえず、彼らの意見も入れてプレゼンをブラッシュアップしてしまおうと思っています。やっぱり、ちょっとした話でも気づくことがあるものだなあと再確認した次第です。
2004.10.05
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楽天のサイトって、結構、サーチ・エンジン・オプティマイズされてますよねえ。この言い方が正しいのかどうかわかりませんけど。昨日もアクセス記録を見ていたら、某社の方が何件かアクセスされていました。ああ、あれね、バイオックスを日記の題名にしてしまったからね。でも、よくまあ、こんなマイナーなサイトにたどりついたもんだと思います。念のため、Googleで「バイオックス」を調べてみると、果たして、ありました。さすがにトップページにはなかったけど、2ページ目にはありました。恐るべし、楽天。それとも、バイオックス・ネタって、私が考えるほどメジャーなネタではなかったのかな。ちょっと、心配になります。結構、みんな大注目のネタだと思っていたんだけどなあ。ただ、ブログを書いていて、私より現場に近そうな人がアクセスしてくれるのは、ちょっとうれしいかな。そういう人がコメントを書きたくなるような内容の文章を書きたいですね。
2004.10.04
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ipod miniを購入して以来、せっせとCDをハードディスクに落としています。結構、MDだけで持っているものとか多くて、かつ、日本ではitune Music Storeが利用できないので、CDを買い足したりしています。そんな用件でタワレコに行ってきました。お目当てはMobyの"Play"を買うこと。こちらは、すぐに見つかりました。せっかく、来たので新しいCDも一枚買っていくことに決定、いろいろと物色。試聴していて、一番インパクトがあったのは、Green Dayの"American Idiot"でした。最近のロックではめったにお目に掛かれなくなった「曲に力がこもっている」という感じがします。この"American Idiot"は、ロックオペラ形式になっていて、一応ストーリーがあるようです。で、内容的にはイラク戦争に対する反戦の内容のようです。Green Dayは本来パンクバンドなわけで、パンクといえば社会に反抗してこそなのですが、最近、ファッション化したというか、単に頭の悪い人のバンドなのではないかと思っていました。Green Dayの今までの曲もパンクとしては(?)、メロディアスでとても聞きやすいと思っていましたが、それでも私にとっては、単調すぎて3曲以上連続では聴いていられませんでした。今回の作品も、基本的には同じなのですが、なにか、現在のアメリカ社会のやるせない部分にしっかりと根ざして楽曲が作られているように思います。よくあるヒップホップ系のビデオみたいに、わざわざ警察官といざこざを起こすビデオを撮らなくても、彼らが伝えたいと思っている、現在のアメリカで若者として過ごすことの袋小路な気分が伝わってくるような気がします。というか、私の中ではなんだかマイケル・ムーアの「華氏911」と連動してしまったような気分です。まあ、書いておいて言うのもなんですが、買いませんでした。いくら良くても聞かないものは、買ってもしょうがないですしね。Fat Boy Slimの"Palookaville"を買ってしまいました。今のところ、私の大好きな前々作"You've come a long way, baby"を超えてはいないようです。残念。
2004.10.03
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鈴木剛介著の哲学エンターテイメント小説だそうです。読んでいると、大学時代を思い出します。時々、こういう人いたなって。世界の名著とか哲学の小難しい本とかを読んで、その本質を自分なりに理解して、「だから、この本はくだらない」ということを延々と説明してくれる人。なんとなくこの著者もそんな感じだったのかなと思わせます。ただ、この著者のすごいところは、それを超えて自分なりの理論を作り上げてしまったところでしょうか。著者はこの本の中で、世界中のすべての問いを解決できる彼なりの回答を出しています。哲学やその関連の小難しい本を読んで、煙に巻かれたことのある人にとっては、すごく明快でわかりやすいので、なんかうれしくなる本です。文章の中には結構、彼の論考を定式化しているところがあり、それがなかなか刺激的です。たとえば、真理=100人のうち100人が100%納得できること認識=決める記号言語が発生した瞬間=サルが人間に進化した瞬間2πr=1などなど、やっぱりそうだったんだよね、そうだとおもったよ、と納得できるところがいろいろ出てきます。また、書き方も書簡と、その書簡を書く背景といった形の小説となっているので、入っていきやすい形です。もし、この文章を論文形式で読まされたら、さぞかし退屈だろうなと思います。でも、ソフィーの世界よりは、よっぽど、読みやすく、現在の日本にあった形で書かれています。(哲学を話すにしては、Computer Science系への言及が今までのものに比べて多いように思います。)ただ彼は自分が発見した理論を実社会に、あるいはその相似形としての組織に適用できることを説明しようとします。この部分は、幾分、「理論的」過ぎて、経営学とか実際に適用した場合の問題点を数多く見ているものには、ちょっと荒く感じます。「そこまでは、わかっているからその先の問題を解いてよ!」と言いたくなります。この著者が、今後どういう展開を見せていくのかは非常に興味があります。だいたい同世代だし。もし、食い扶持に困ったら、経営学とくに組織行動論あたりに参入してくれないかなと思わせる人材と見ました。さてさてどうなることやら。
2004.10.02
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やっぱり、このニュースでしょうね、「メルクが『バイオックス』を自主回収、株価急落」。「米製薬大手のメルク(NYSE:MRK)は30日、非ステロイド性抗炎症剤「バイオックス」を全世界で自主回収すると発表した。臨床試験の結果から、バイオックスが心臓発作の危険性を高めることが確認されたため。これを受け、この日のニューヨーク株式市場ではメルクの株価が急落した。バイオックスは、メルクの主力製品のひとつで2003年の世界売上高は25億ドルだった。心臓障害との関連性は数年前から指摘されていたが、メルクはこれまでは強く否定していた。メルクによると、前がん状態のものが結腸にみられたことがある患者の結腸内ポリープ発生を予防するうえで、バイオックスの有効性を調べる目的で実施した大規模臨床試験の新しい3年分データに基づき、回収を決めたという。このデータにより、バイオックスを使いはじめてから18カ月後に心臓障害のリスクが高まることが示された。」結構やばそうです。「心臓障害との関連性を数年前から指摘されていた」という点が、訴訟になったとき響いてきそうですね。FTを見ますと、早速予測が出ていました。いろいろな人の意見が載っていますが、大体16,000件くらいの訴訟が起こされて、100億ドルくらいの賠償金額になるだろうとの見込みが出ています。既に2つのクラスアクションも始まっているようです。それに対して、メルクはどうするかというと、"Merck's general counsel, has stressed that Merck believes its defence is strong, and that it would vigorously defend itself in all cases. "すべてのケースで正当性を争うそうです。なんだか、すごい関係者にストレスがかかることが起こりそうですね。今日、ドイツ人と話していましたが、ドイツではメルクの営業部隊の人数が約1000人、そのうち500人がVioxx専門だったようです。ドイツで解雇が可能なのかは知りませんが、アメリカだったら即解雇に近い状態でしょうね。製品別チーム制の弊害を見るような気がします。もっとも、マネジメント側からするとその時々で必要な人材を把握することが可能な最高のシステムと思いますけど。他の事を考える人たちも早速動き出しているようです。「メルク株急落で試される投資家の忍耐力」まあ、もちろん、これも仕事なわけですからしょうがないけど、いきなり株価が急落した瞬間に、M&Aの可能性が高くなったと騒いで、かつ、買収に乗り出しそうだと勝手に思った会社の広報にまでインタビューしてしまうのは、なんか、品がないなと思います。それを面白く読んでしまう読者もいけないんですけど、すいません。
2004.10.01
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