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1つの単語であっても人によっては意味が異なるという、言葉にはそもそも「多義性」があるが、法律の世界では、一義的な解釈を求めるがゆえに、説明する言葉に修飾に修飾を重ねることになり、結果的に理解することが難しい言い方をすることになってしまうのだろうか?いくら、読もうとしても、私のような専門家でない人間は、頭に入らず、斜め読みをするしかなくなってくる。(そんなに細かく検証読みする必要もない)ただ、一時期騒がれて、今は耳にすることもないビジネスモデル特許であるが、やはり気になるので読んでみたのである。実際、争議になったことも最近聞かないが、それでも、その有効性は気になっているのである。有名なアマゾンのワンクリック特許や、プライスラインの逆オークション特許などの話も出てくる。ただ、肝心のビジネスモデル特許自体の有効性の話になると、やはり素人では判断できない。この本に書かれているショッピングの特許などは、どこでも使われているものだと思うし、そもそも、その特許の説明自体を完全に私が理解しているかどうかわからないからだ。ビジネスモデル特許が、従来の特許と異なるのは、「モノ」だけでなく「ビジネスの方法」さえも、その対象とするからである。ただ、「ビジネスの方法」だけでは、ビジネスモデル特許にならない。ハードウェアと一体となった上で、「進歩性」と「新規性」が求められる。その「進歩性」と「新規性」の判断も難しい。権利そのものを対象とするビジネスモデル特許は、そうは簡単に扱えるものではないのである。Web2.0時代は、だれでもWeb上でビジネスをやりやすくなる環境が整っていく。そうしたときに、多くは大組織によって所有されるビジネスモデル特許のような権利は、意味があるのだろうか?そんな個人相手に訴訟しても仕方あるまい。ましてや進化が激しいWebの世界である。申請して審査して権利がおりたころは、Webはもう違う世界になっている。それでも、Webの進化は終わるときがくるのか?そのときにこそ、ビジネスモデル特許のような権利は、有効になるのだろう。★2つ ★★☆☆☆**********************************有限会社リレーションメイク 羽切 徳行
2006.07.28
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XMLは騒がれたわりにある時期まで普及しなかったが、いつのまにかブログやRSSなどの形に変わって、だれもが使うようになってしまっている。不思議なもんです。XMLは今ではなくてはならないものになっている。この本は、そんなXMLを正攻法で始めたい人にとって、10日で実際に作業しながら覚えられる、とてもわかりやすい解説学習本になっている。私は、この本で10日間にわたるステップ的なレッスンを実践しながら読まなかったので、細かい部分では、ほとんどわからない。しかし、どういう仕組みなのか、どんなことができるかという意味ではよくわかった。10日間のレッスンも、時間を見て作業したくなる内容である。仕組みとしては、「XML」は厳密なデータ記述であり、「XSLT」によってブラウザに表示させたり、「DOM」プログラミングによってデータを操作したり、「DTD」や「XML Schema」によってXMLを定義するという、いくつかのファイルでXMLを中心に扱っていくというスキームも理解しやすい。その中で、JavaScriptを使った、データの操作方法や、XMLプログラミングの方法も紹介しているので、どんなことができるかというXMLの可能性や拡張性についても理解できる。ただ、このいろいろできることが、XMLを正攻法に扱うことの難しさをも、証明している気がする。このように、この本は、「入門教室」にもかかわらず、文系の私にもわかるようなXMLの魅力を十分に伝えるものになっている。★4つ ★★★★☆**********************************有限会社リレーションメイク 羽切 徳行
2006.07.24
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このタイトルを見れば、アフィリエイトでどんなことをやれば、どのくらい稼げるのかということがわかる本、と、普通は理解するのではないだろうか?それも「こんなに」稼ぐためには、どうしたらいいかがわかる、ということを期待するだろう。という人をターゲットにして、編集者はタイトルを付けたのはわかるが、本の最初から最後まで、いくら稼げるという記述が全然ないのはどうしたことだろうか?人の興味を刺激しておきながら、この満たされない、自分の興味に答えてくれないこの欲求不満さを、どこに持っていけばいいのだろうか?コミュニケーションとは、そういうものだよと、この本の編集者は言うのだろうか?言葉のプロが、そんなことを言っちゃいけないね!それはともかく、この本は、自分のサイトを持ったことのない人が、サイトをどういうふうにつくり、どうやってSEO対策してアクセスを増やし、アフィエイトにどう申し込み、作った自分のサイトに貼り込むかを、解説しているものである。だから、決して稼ぐための本ではない。この本のタイトルは、「アフィリエイトの始め方 入門編」サブタイトルは「サイトを始めてもつ方へ」というのがふさわしい。ただ、本の中で、アフィリエイトへの取り組み姿勢として、吉野家の「うまい、やすい、はやい」で考える、というコラムは参考になる話である。つまり、「はやい」とは、新着の広告をだれよりも早く掲載すること。「やすい」とは、同じ広告でも、提供しているアフィリエイトASPによって、価格が違うので最安のものを掲載すること。そして「うまい」はユーザーにとって、「おいしい」情報であること、である。★1つ ★☆☆☆☆**********************************有限会社リレーションメイク 羽切 徳行
2006.07.21
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小出監督の『知識ゼロからのジョギング&マラソン入門』に比べると、もう少し細かく、いろいろ書いてある。それは、シューズの選び方、走り方、その中でも特にやせるためには、距離を走らなければいけないこと、長い時間を走るための方法、走るための筋肉の鍛え方やストレッチの方法、そして、食事についてなどである。走ることは、ウォーキングはもちろん、スイミングや自転車などに比較しても、消費カロリーは大きい。だから、長くゆっくりと走ることでやせることができるというわけである。小出監督の本で楽しく走ることができて、さらにやせたい人がもう1歩踏み込んで、走ることを考えたい場合に、参考になる本である。たかが走ることだが、走ることは奥深い。だから、たくさんの本が出ているのだろう。少しずつ、できるだけ読んでいこう。そこには、まだまだいろいろなことがあるような予感がする。★3つ ★★★☆☆**********************************有限会社リレーションメイク 羽切 徳行
2006.07.20
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IT関係の本をいろいろ読んでいると、テクニックやノウハウばかりで、時々飽きてくるが、この本が、ちょっと毛色が違うのは、著者であるOKWaveの社長の考え方によっている。#OKWavehttp://okwave.jp/OKWaveは、Q&Aサイトとして有名であるが、それは一見単純な質問して答えるという行為の、その奥深さにある。ある調査では、サイト内に、自分が回答できる質問がある場合、無償でも答えるという人が、70%以上もいるそうだ。ただ、回答した人は「ありがとう」を言われないと「まぜお礼を言わないのか」と、文句を言ってくるという。これは、自分が持っている知識が役に立つならば、それは「ありがとう」という言葉さえもらえればよい、という人がとても多いということだ。そして、こういった質問と回答を通して知識が交換され、人が持っている知識のビジネスを行っているのが、OKWaveということになる。それは、OKWebサイトだけでなく、企業でのFAQを始めとしたあらゆる質問と回答が成立するシーンにまで及んでいく。タイトルでグーグルが対象になっているのは、グーグルが知識をロボット的に検索するのに対して、OKWaveは、あくまでも人による「情報媒介」により、グーグルを超えたいということである。機械ではなく、人のほうが大切なのである、と著者は考える。このように、この本は、Q&Aビジネスがとてもよくわかる内容になっている。それと同時に著者のビジネス的な理念と実際のビジネス展開について、周りにいる人がいつも踊らされている様子も、著者自ら書いている中で伝わってくる。例えば、家にお金を入れなかったり、事業立ち上げのときに「裏切りもの」にされたり、今の社員から「わかりにくい」など実際の著者に対する評価の言葉などから、それはわかる。あと、この本は著者がホームレスであることから始まるのだがなぜそこから会社を始めることになったかがわかりずらい。その後のOKWebのビジネス展開の話が自らの必然性や社会的な必然性のもとに展開されるので、著者なりの必然性はあるのだろう。Webの本質は多様なコミュニケーションができることに尽きるが、それをうまく踏まえつつ、しっかりとした考え方をしているWebビジネスがOKWebである。★4つ ★★★★☆**********************************有限会社リレーションメイク 羽切 徳行
2006.07.19
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小出監督のあのキャラクターを、うまく出せている本である。前半はQ&A形式の答え、後半は各テーマの「ワンポイント」として、小出監督の一言があるのだが、それが実に小出監督らしい言葉になっている。例えば、Q&Aでは、Q1-ランニングをするのに体力と運動神経はどれだけ必要ですか?A-体力なんかいらない。運動神経なんかまったくいらないよ。という感じだ。3日坊主にならないためには、「いつ休んでもいい」「走る距離にはこだわらない」「雨が降ったら走らない」といった気持ちで気楽に始めるほうがいいというように、気楽に始め、さらに気楽にやっていくことが大切である。すべてがそんな小出監督の話し方が聞こえてくるような感覚がして、それが目的の本であるとはいえ、読んでいると、とても楽しく走れそうな気がしてくる。コラムで高橋尚子のことについても触れているが、腕振りについては欠点だらけだが、それでも、高橋にはそれが合っていると言ってる。そもそもすべてのランナーに当てはまる理想的なフォームなどないのであり、あるのは、その人にとっての理想的なフォームなのである。この本はジョギング&マラソンの本であるが、ビジネスとか、コミュニケーションとか、いろいろなことに応用できる考え方を示している。もちろん、ジョギング初心者にとっては、とても参考になる内容になっている。★4つ ★★★★☆**********************************有限会社リレーションメイク 羽切 徳行
2006.07.18
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この本は、優れた個人より、凡庸な個人が集まり、その中で、個人の多様性や独立性が保証されれば、すぐれた判断ができるということを、これでもかと証明しようとする。わかりやすい言葉であらわすとしたら、「集合知」のことである。その根底には、「平均的とは凡庸であることを意味する。だが、意思決定の際には優秀であることにつながる」という見方がある。わかりやすい説明の仕方としては、ボートの話で、8人のタイミングと力の入れ方が完璧だと、1人で漕いでいるような一体感が生まれるという話があった。あと、科学者の話。科学者は、この科学の世界がもつ暗黙の知識を前提としているということ。そして、だれかと競争しながらも相手をある意味信頼しつつ、自分の領域を位置付けること。あと、だれかと共同で行う科学者のほうが、すぐれた実績を残しやすいなどである。そのほか、アメフト、企業、株式など、あらゆるシーンでの集合知のあり方が検証されていく。著者は、こういった集合知のすぐれたところをこれほど取り上げるのは、ビジネスに大成功した実業家個人のいきすぎたヒーロー視にあるようだ。組織内において独断的なことを行う、経営者なども「集合知」をうまく活用できない存在として扱われる。この本は、単に集合知は優れていることだけでなく、そこの参加する個人が重要である、ということを言っているのだろう。★3つ ★★☆☆☆**********************************有限会社リレーションメイク 羽切 徳行
2006.07.15
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Web上の地図もマウスでの操作性が上がり、かなり使い勝手がよくなっている。そんな中で、GoogleMapAPIを活用した、いろいろな地図の活用方法が出てきているが、この「ジョギングシミュレーター」も、その1つである。#ジョギングシミュレーターhttp://masa.moto84.com/running/jogsim.htmこの「ジョギングシミュレーター」は、自分の走った道路を適当にクリックしていくと、マップ上に線が引かれてルートが作成でき距離をかなり正確に計測できる。その上、そのかかった時間を入力すると、平均速度や消費カロリー、フルマラソンを走った場合の時間などを、自動的に計算できるすぐれものである。さらに、使い勝手もいろいろ工夫されていて、マップを自分がアクセスしたときに、好きな場所にいつも表示されるように「座標保存」できたり、自分が作成したルートを保存できるようになっている。私も、複数のジョギングルートがあるので、計算してみた。思った以上に距離を走っている。走るというのは、結構、遠くまで行けるものだが、距離にすると実感できる。同じルートでも、小学校や公園を何周するときもあるので、そういう個別の場合も、ルートのundo(引き直し)機能を使って、いろいろ計算してみた。この細かく使えるところが、またすばらしい。ジョギング愛好家にとっては、とても使えるものに仕上がっている。しかし、この計算式によると、私のペースでフルマラソンを走ると、5時間以上かかるようだ。3時間半とか4時間で走ったという声をよく聞くが、これは、相当早いんですね。**********************************有限会社リレーションメイク 羽切 徳行
2006.07.14
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この本は、わかりずらい。それは、著者のWeb2.0への関与の程度が、説明の仕方に現れているからだと思う。例えば、最初のほうで、Web2.0を知るには、とにかくユーザーになってみることと説明されるが、ユーザーは、Webの何のユーザーになればいいのか、最後までわからない。これは、タイトルの「ビジネスが変わる」が読了しても何のことかわらない、ということに通じている。著者は、世界で一番小さな放送局「KNN」を早くから運営している。そして、この放送局の中で、ジャーナリストという仕事を、好きでやっていることがわかる。だから、この「好きなことを仕事にする」を、CGMを使うことでWeb2.0的なやり方として説明する。CGMをWeb2.0的なものとして説明することは正しいとしても、随分と長いことやってしまっている著者自身にとっては、Web2.0的なことは画期的なことでもなんでもないのだ。こういったWeb2.0的な現象の意義が著者にとって希薄であるがゆえにWeb2.0についての説明がわかりずらく、そして、あいまいなまま進んでいくのである。内容的には、CGMによりプロとアマの境界線がなくなっていくとか、ライブドアのパブリック・ジャーナリズムの意義とか、広告やテレビなどの既存メディアの限界をとおして、ジャーナリスティックな視点から、Web2.0的なことが語られる。しかし、それはつねに書かれていることの中に、読者が、Web2.0的な現象やことは何かを、その都度立ち止まって考えなければならないような説明の仕方なのである。本の冒頭ではWeb2.0の概念がわからない人を対象にしている、と書いてあるが、読了しても、Web2.0とは何かと明確にイメージできる人は少ないのではないだろうか?この本はWeb2.0本というより、著者の現状のWeb活用論、認識論といったほうがよい。★2つ ★★☆☆☆**********************************有限会社リレーションメイク 羽切 徳行
2006.07.10
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この本は、あの「グーパス」の話から始まる。それはメインの著者が、グーパスの開発者だからである。グーパスをご存知だろうか?数年前、モバイルマーケティングの画期的な手法として、リリースされた。それは、小田急線の駅の改札を通ると、その人の位置情報がわかり、最適な情報が送られてくるというしくみであった。#グーパスhttp://www.goopas.jp/当初、ユーザーは順調に増えたようだったが、それから話題を聞くこともなく、今、上のサイトをのぞいてみても、それほど、順調にはいっていないようだ。この本は、グーパスの本ではないが、グーパスについて結構説明されているために、やはりグーパスはなぜうまくいかなかったか、このしくみが画期的であったがゆえに考えたくなる。この本にあるように、モバイルマーケティングの本質は、その人のニッチな時間と場所に合わせ、いかにタイミングよくアプローチできるかにかかってくる。そのアプローチの方法は、パソコンメールよりはるかに難易度が高い。小田急線に乗って、ある駅で降りると、その駅の周辺に関する企業からのよい情報、お得な情報が送られてくる。ユーザーからすれば最初はタイミングよく、いい情報が送られてきてうれしいが、それが、頻繁に続くとどうなるだろうか?それが、毎日自分にドンピシャな情報であればまだしも、関係のない情報が多くなれば、これはだんだんうっとおしくなる。もっともパーソナルなツールであるモバイルだから、電車に乗るとメールが送られてくると、ストーカーにつけられているような感覚がしてくるかもしれない。本の表紙には、「Timinge is money Place is money Custom is money」とキーフレーズが並んでいる。これはモバイルマーケティングの本質だと思うが、グーパスは、このキーフレーズを、生かしきれなかったのだろう。この辺のノウハウの蓄積が足らなかったのではないだろうか。ということをこの本を読んで思った。本全体としては、モバイルマーケティングの本質や特徴がわかりやすく書いてありとても参考になる。★4つ ★★★★☆**********************************有限会社リレーションメイク 羽切 徳行
2006.07.09
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頻繁にブログに書いていると、正しい日本語を書くというより、微妙なニュアンスを伝えたくて、変な言い回しを使いたくなる。正しい日本語の使い方にはもともと自信などないが、それでもそんな言い回しをしていると、読者から日本語能力を疑われてまずいかなとは思いつつ、やはり、最終的にはこういう言い回しをしてしまう。こういった言い回しが私は好きなのである。と、思ってはいたが、ブログのコメントにポツリと「日本語の勉強をされたほうがいいですよ」とコメントをいただいた。あ、やっぱり指摘されてしまった、と思ったものの、どんな人が残したのか興味があったが、サイトもメアドも記入していない。ログを調べると、ある大学のドメインからきている。大学関係者だろうか?それとも、大学生だろうか?それはともかく、このコメントは、コミュニケーションに関して、何か大切なことが抜け落ちている。それを考えてみよう。「日本語の勉強をされたほうがいいですよ」と投稿されたコメントは、どこがどのように間違っているかも指摘することもない。これでは、投稿されたほうは、どんな言葉も返しようもない。どこが間違っているかもわからない。つまり、私とコミュニケーションしようというものでもないし、親切心でもない、ただのスパムコメントなのである。ブログのコメントは、コミュニケーションするための機能である。そして、コミュニケーションとは、説明しようとする意識と言葉が必要である。つまり、相手にわかるようにきちんと説明することがコミュニケーションである。この人は「日本語の勉強」うんぬんの前に、コミュニケーションとして言葉を考えないといけない。言葉の正しさが求められるとしたら、きちんとコミュニケーションする中でこそ、それは求められるものであろう。だから、私の文章のどこがわかりずらい、ここをこう直すべきときちんと指摘すべきなのである。それにしても、どうしてこういう行動を取ることができるのだろうか?思ったことを感情的に思いつくまま何も考えないでふっと書き捨てている言葉なのだろう。インターネットだから、こうやって無責任な言葉を投げ捨てられるのだろう。もっと、日本語の正しさ以前に、言葉を大切にしないといけない。あと、匿名性があるとはいえ、やはり、それなりのネットマナーは求められる。ネットで平然とやってしまうことを、リアル社会でもやってしまうことにならないだろうか。**********************************有限会社リレーションメイク 羽切 徳行
2006.07.08
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娘が、とうとうニンテンドーDSが欲しいと言ってきた。ショッピングセンターなどに行っても、ついついDSが気になってしまう。おもちゃコーナーのエンドに話題の大人のうんぬんソフトが置いてあるのをみると、子どもに言われた親が興味を挽かれるような売り方をしているな~と売り方そのものに興味が移ってしまうが、肝心のゲームの中身は今どうなのだろうか?学生時代にファミコンが出て、ドラクエ1を徹夜でやってそれまでにないほど熱中して解決してしまった私も、スーパファミコンのドラクエ5になると、かける時間そのもののなんとも不毛な感覚を強烈に感じて以来、ゲームを手にすることもなくなってしまった。私のゲームライフは、ドラクエ5で止まったままだ。娘がDSでマリオをやりたいとか言っているので、しまっておいたスーパファミコンを10数年ぶりに出してきて、スーパーマリオワールドをやらせて、今は、ごまかしている。娘も、土日に30分ずつ許可された時間で、案外楽しんでやっている。ゲームは、自ら操作しながら、その展開にとてもコミットしていくにも関わらず、本や映画、音楽などの作品に比較すると、人の感覚にコミットしたり、もっと、人の存在そのものに強く関わっていく、ということが希薄なことが、私がゲーム離れしていった原因だと思う。これは、ゲームそのものが、単にテクノロジーとストーリーの魅力だけで十分成り立ち、そこにもっとも介在すべき「人」が抜けていたのではないかと今は思われる。だから、娘がニンテンドーDSが欲しくても、私は無条件には提供したくないのである。10年以上止まったままの、私のゲーム観をくつがえすほどの世界を今のゲームは提供してくれているのだろうか?DSのおとなシリーズは売れているが、そこまでの魅力はあるのだろうか?RPGで、すべての箱を調べ宝探しをしたり、シューティングですべての飛行体を打ち落としたり、挌闘ゲームでキーを乱打して、キックとパンチを組み合わせて攻撃するようなゲームはもうやりたくないし、やらせたくない。DSにはこんな魅力があるということをだれか知っていたらぜひ教えてください。**********************************有限会社リレーションメイク 羽切 徳行
2006.07.07
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アクセスログは、最低限おさえるべきデータを、的確におさえておくべきである。それは、アクセス数、ページビューと滞在時間、最終的に購入、注文、資料請求などを行ったユーザーは、どこのサイトの、どういうきっかけからきて、サイト内でどういう行動をしたかである。特に、最終購入ユーザーが検索エンジンからくることが多い場合その検索ワードがとても大切である。また、検索エンジンからくるユーザーは、会社名で検索しない限り、サイトのトップページではなく、下層のページに直接くることが多い。この場合、行かせたいページへ遷移してもらうためのサイト構築が重要になる。ログ解析をすると、やはりSEOが重要になってくるのだが、例えば「テレビメーカー」は、サイト内で「テレビ」というキーワードを使っていないように、ユーザーの検索ワードからみて、きちんとしたキーワードが設定されていないことも多い。これは機会損失である。というようなことがこの本では中心になるが、それ以上に、アクセスログについて細かく説明される。私的には、「ClickTracs」という解析ソフトが、画面イメージそのものから、どこがクリックされたかというデータが取れるというところが興味深かった。本全体としては、同じような説明が何回も出てくるのが気になる。ボリュームがあるので、もう少しコンパクトにまとまると思った。アクセスログは、ビジネス上重要なデータとはいえ、数字的なものだけに、実際は担当者の好き嫌いのレベルで取り組み姿勢が大きく変わってきてしまうものだ。そういうところで考えれば、この本の対象は「好き」な人であろう。★3つ ★★★☆☆**********************************有限会社リレーションメイク 羽切 徳行
2006.07.06
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観念的な人は「頭脳派の人は体を使わず、肉体派の人は頭を使わない」と思っている。だが、これは間違っている。引退表明したサッカーの中田英は、試合では、優れた身体能力と的確な状況判断で頭脳をフル回転しているし、試合以外のときには、イタリア語などを操り、経営の勉強なども行いながら会社の役員をやってしまう。中田英は特別能力が高い存在かもしれない。しかし、高い能力を持たなくても、体を使うことは頭を刺激し、頭を使うことは体を刺激するという、頭と体は別問題ではなく人の中で機能し合うことはだれの中でも起こっている。次期サッカー日本代表監督候補のオシムから、まっさきに聞こえてきたことは、「徹底して走ること」という言葉だった。この「走ること」の意味することは、強靭な肉体を作ることだけではなく、強靭な肉体が作り出す頭脳という意味も、含まれていると私は思う。そこにあるプロフェッショナルの姿は、ある地点を越えたり、ある領域に入ることだと思う。プロフェッショナルとして鍛え上げられた肉体が、作り出す頭脳は果たしてどんなものか、そこから出てくるサッカーはどんなものかそれを考えるだけでも興味深い。これは実は「走ること」には哲学があるからなのだが、ジーコ監督のときには聞こえてこなかった、こうした哲学が就任前から聞こえてくるとは、オシムがプロの監督であることを物語っている。ちなみにマンガのドラゴンボールでは、亀仙人に入門した孫悟空とクリリンは、天下一武道会に出場する前、走ることばかりやって、武道の練習をしなかったが、結果、孫悟空は準優勝し、クリリンも準決勝までいった。はたして、サッカーではいかに?しかし、この「走ること」は、運動選手だけのものではない。私の親父は、歩けなくなってから、死ぬまでが早かった。歩くこと=足を使うことは人にとってもっとも基本的なことなのである。そして、走ることは、冒頭の頭脳との連動だけでない、呼吸を行うとか、足で地面をけること、この体に適度に負荷をかけることは、ある確かなものを感じることができるのである。この「ある確かさ」こそが大切なのである。**********************************有限会社リレーションメイク 羽切 徳行
2006.07.05
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最近、ユニクロでボディテック商品のセールをよくやっているので買ってしまった。私はジョッギング好きなので、実際の使用感とともに、その製品をレポートをしてみる。・ドライコンプレッションハーフスパッツhttp://www.uniqlo.com/L4/getitem.asp?hdnItemMngCD=u53019サイトの説明にある「筋肉疲労も軽減」は、実感としてはわからない。そこまでのハードなトレーニングを、私はしないからだろう。しかし、この膝まで隠れるタイプは、膝をきつくテーピング的に固定するので、膝が少し調子悪い私にとって最適。実際、走っていても、膝の痛みが少なくなったような気がするので、膝への負担を軽減してくれているのだろう。膝下スパッツが、これほどの効果があるとは思いも寄らなかった。走るのも以前に増して、快調な気がするのは、気のせいか・・・最初にグレーを買ったのだが、使い心地がとてもよいので、そのあと黒も買ってしまった。・ドライメッシュVネックT(半袖)Bhttp://www.uniqlo.com/L4/getitem.asp?hdnItemMngCD=u46011Tシャツのことであるが、生地の触り心地がよく、着心地もよい、そして、走ったあとの汗でぐっしょりの状態でも、肌に張り付かず、するっと脱げる。着心地については、サイトには「接触冷感機能」とある。ほかにも、UVカット、抗菌防臭機能が付いているらしい。これも、2枚買ってしまった。セールとはいえ、スパッツ1490円、VネックT790円という、激安でありながら、両製品とも完成度が高く、機能的にも満足できるものになっている。ちなみにイチローが宣伝する、ワコールのスポーツブランドであるCW-X[シーダブリューエックス]のスパッツなどは、10000~15000円ほどである。#CW-Xhttp://www.wacoal.co.jp/products/cw-x/menu.htmlこの両方の評価をブログ検索してみたら、ユニクロとCW-X両方持っている人がいて、その違いはわからないというブロガーの記事もあった。ユニクロ恐るべし。すべてのスポーツ用品メーカーのスパッツを調べてみたが、どんなスポーツ用品メーカーも、これほどの価格では提供していない。「みんなが着ている」というマイナスイメージを吹き飛ばし、高機能、激安の製品を生み出すユニクロのもつビジネスパワーは何だろうか?「すべての国民を健康にする」という、政府の思惑と一致することは確かだろう。**********************************有限会社リレーションメイク 羽切 徳行
2006.07.04
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アフィリエイトシステムの営業マンから、ある広告主のアフィリエイトの業績を問題がない範囲で、その管理画面を見せてもらったことがある。それは、結構な売上になっていたが、一番売っているアフィリエイトサイトは、広告主の業種と違っていたことに驚いた。例えば、競馬とキャッシングのようなある関連性を見つけることはできなくないが、それでも、ちょっと考えないと出てこないようなものだった。インターネットにおいては、こういったマッチングのずれが頻繁に起こることが、おもしろいところではあるが、それがアフィリエイトにおいては、それが実際の売上につながっているところが、さらに興味をそそることになる。この本は、そんなアフィリエイトシステムを広告主の立場からどう使うかが書かれている、珍しい本である。こういう本を読んでいると、アフィリエイトシステムというのは、広告主の広告を法人だろうが個人だろうが、だれでも扱うことができて、自分次第で業績を上げられるシステムであることがよくわかる。そうした中から、広告主は、たくさんのサイトにバナーをはってもらい、たくさん売ってくれるサイトを探していくことになる。だから、アフィリエイトは、この本の副題にもなっている、「口コミ販売網」なのである。かくして、広告主のアフィリエイトマーケッターは、この「口コミ販売網」を、インターネット上にできるだけ拡散させていくことがその使命となる。それにしても、アフィリエイトマーケッターの作業範囲は広く、作業量は多い。アフィリエイトサイトの募集と審査、採用、広告展開の素材収集とデザイン、アフィリエイトサイトへのインセンティブの提供やメール配信、そして、効果測定などである。そのほか、成績がよいアフィリエイトサイトなどを見て研究したり、売ってくれそうなサイトを探して、自分から掲載依頼をしたりといった作業まで出てくる。この本では、それをとても細かく言っているので、目が回るほどになる。実際、ここまでやれるアフィリエイトマーケッターは、相当優秀であるのに違いない。この本は、こういったさまざまな広告主のやるべきこと、そして成果などが、詳細に書かれている。アフィリエイトによる広告展開を検討している事業者には、とても参考になるだろう。★3つ ★★★☆☆**********************************有限会社リレーションメイク 羽切 徳行
2006.07.02
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