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慎吾お誕生日おめでとう え、慎吾、35歳!?まじで…!?普段、慎吾の年ってあんまり意識しないんだけど。上2人は自分と同じだから、どうしても意識せざるを得ないけど、慎吾は、うちらより5つ下だっけ?という認識しか普段ないから、改めて年齢を気にしてみると、愕然とするね。あの可愛い慎吾ちゃんが35歳って…そりゃ私も年取るハズだわ。SMAPくんたちも、もうみんな四捨五入したら40って。別に四捨五入する必要はないけどさ。でももうみんな、30代後半って。そりゃ私も年取るハズだわ。天真爛漫そうに見えてその実、一番の気ぃ遣いちゃん、もしかしたら中居くんよりも繊細かもしれない、大きな弟くん。ライブやりたいやりたいってずっと言ってくれて、そして今年は絶対やる!って言ってくれた慎吾ちゃん。ライブの構成は、「SMAP嫌いだ」と思うほどまた悩むんだろうけど、私たちもSMAPくんたちに逢えるのを本当に楽しみにしてるから。腐らないでね。ビール飲み過ぎないでね。大好きだよ、慎吾!ランキング励みになります♪↓ ↓
2012.01.31
『香水の時間です』 著:ささもとくによそれぞれに個性のある香水が、人肌との出会いで、おもむきを変えていく。CHANELのNo.19など定番のものから通な一品まで、46のフレグランスをめぐるエッセイ。心をくすぐる香りがここに。香水をつけられるのは、女の特権。いや、今は男の人もつけているけれど。今の仕事は香水NGの職場なので、普段はまったくつけられないけれど、その分、お休みの日は、大好きな香水をつけてお出かけ。お出かけする時に香水をつけないと、パンツをはかないでいるようで、落ち着かない。私たちの身の回りに溢れている香り。何十、何百とある香りの中で、選りすぐりの好きな香りを、好きな言葉で綴る。香水だけに限らず、せっけんだったり洗剤だったりシャンプーだったり。そのひとつひとつの香りを大切にする著者。雨の日に洗ったハンカチに香水を含ませ、窓辺に吊るす。そんな楽しみ方が、香水にあったなんて。でも新しい香水を買うのって、勇気いるんだよね。お店でかいだ時と自分でつけた時と香りが違っていたり、イメージが違ったりで、なかなか1本使い切ることがなかったり。その中でも大好きな香水があって何本も使ってたんだけど、その香水、廃盤になっちゃったんだよね。そのことについても本の中でも述べていたけど、ほんとにそれって悲しい。だからって、すぐに新しく好きな香りに出会えるとは限らないし。でも、新しい香りに出会いたくなる。色んな香りを身にまとって、その魅力を存分に感じてみたい。そんな気持ちになった、一冊でした。ランキング励みになります♪読了書棚
2012.01.30
『殺人鬼フジコの衝動』 著:真梨幸子一家惨殺事件のただひとりの生き残りとして、新たな人生を歩み始めた十一歳の少女。だが、彼女の人生はいつしか狂い始めた。「人生は、薔薇色のお菓子のよう」。呟きながら、またひとり彼女は殺す。何がいたいけな少女を伝説の殺人鬼にしてしまったのか?精緻に織り上げられた謎のタペストリ。「負の連鎖」ってのは、あるのねぇ…。読みながら、ものすごく嫌な気分になりながらも、止められない。いつかフジコが立ち直って欲しい、まっとうな人生を送って欲しい、なんて願いは、読み進めれば読み進むほど、見事に蹴散らされて。まっとうな人生、人並みの幸せ。「なんで私ばかりが不幸な目に!」と嘆き愚痴りながらも、自ら不幸を招いてることに、気づいているのか、いないのか。どうやっても幸せになれないのは、フジコ自身のせいなのか、環境のせいなのか。「今度こそ幸せになる!」とリセットする方法、それが、「殺人」。「バレなければいい、バレなければ何もなかったことと同じ」と、繰り返してきた殺人は、いったい何人に及ぶのだろう。繰り返される殺人は、世代をまたいでまた、繰り返されるのか。「私はお母さんとは違う!」と何度も何度も繰り返される台詞もまた、繰り返されるのか。ランキング励みになります♪【参考】◆真梨幸子の著書は→ 読了書棚
2012.01.29
『ジェノサイド』 著:高野和明急死したはずの父親から送られてきた一通のメール。それがすべての発端だった。創薬化学を専攻する大学院生・古賀研人は、その不可解な遺書を手掛かりに、隠されていた私設実験室に辿り着く。ウイルス学者だった父は、そこで何を研究しようとしていたのか。同じ頃、特殊部隊出身の傭兵、ジョナサン・イエーガーは、難病に冒された息子の治療費を稼ぐため、ある極秘の依頼を引き受けた。暗殺任務と思しき詳細不明の作戦。事前に明かされたのは、「人類全体に奉仕する仕事」ということだけだった。イエーガーは暗殺チームの一員となり、戦争状態にある、コンゴのジャングル地帯に潜入する。すごいすごい。全部が、繋がった。すごい本に、また出会っちまったなぁ。ミステリーでもあり、でもSF色も濃くて。いや、「フィクション」では、ないかもしれない…。「それ」は、もうすでに存在しているかもしれなくて。「それ」の駆逐作戦は、もう始まっているかもしてなくて。でもそれすら凌駕している「それ」が、いるかもしれなくて…。ぜひにも映画化して欲しいけど、映像化されたら逆に、陳腐になってしまいそう。しかし日本人の傭兵をあんな人物に描いたのは、なにか理由でも、あったんだろうか?日本に「それ」を連れてくるというから、彼の過去なりトラウマなりが、絡んでくるのかな、と思ったら、あんな風に消されちゃって。日本人の、ジェノサイドの過去を暗示したかったのかなぁ?でもジェノサイドなんて、どの民族でもどの国でもやってきたことで、日本人ばかりがそういう行為を好む民族である、というわけではないし。書き手が日本人で、読み手も私たち日本人だからことさら強調というか、そういう日本の歴史上の事実と反映させたかったのかもしれないけれど。まぁそういうことをさておいても、面白い一冊でした。ランキング励みになります♪【参考】◆高野和明の著書は→ 読了書棚
2012.01.28
『ディーバ』シンシア・ホウキンズ(ウィルヘルメニア・ウィギンズ・フェルナンデス)は、大変美しく、知的で、世界最高の声の持ち主といわれている、黒人のオペラ歌手。しかし、彼女の見事なソプラノは、コンサート以外では聞くことができない。どういうわけか、彼女は自分の歌を決してレコーディングしないのだ。そんな彼女の大ファン、ジュール(フレデリック・アンドレイ)は、しがない郵便配達を勤める18歳の純情な青年。彼の楽しみは、カセット付きのバイクに乗ってシンシアの歌を聞くこと。そして夢は彼女といっしよに街を散歩すること…。そのシンシアがパリでコンサートを開いた。チャンスとばかりそっと客席から歌を録音するジュール。一方、元娼婦の若い娘がある組織の秘密をカセットテープに吹きこみ、復讐を決意して逃亡するが、組織の殺し屋に殺される。彼女の死の直前に偶然居合わせたジュールは、彼のカバンの中に、その告白テープが投げ込まれたのに気がつかなかった。それ以来、ジュールは、そのテープを抹消しようとする組織の殺し屋、それを追う警察などにつきまとわれることになってしまった。しかし、レコード屋で会ったアルバ(チュイ・アン・ルウ)という、不思議な東洋の女の子と、彼女と暮らすゴロディッシュ(リシャール・ボーランジェ)の二人に助けられ、彼は事件から逃れることができる。謎、な映画でした。決して自分の声を録音させないオペラ歌手のコンサートでの歌声を、こっそりとカセットテープに録音した青年。その青年に当然腹を立てながらも、なぜか受け入れるオペラ歌手。組織の秘密を吹き込んだテープを持っていることも知らずに、殺し屋に追われる青年を助ける謎の男。その謎の男と一緒に暮らしている、謎のアジア人の少女。もう、何もかもが、謎謎謎。この映画が公開された当時(1981年)に斬新とされていたもの、黒人女性と白人青年の恋愛だとか、青年のジャンクな部屋だとか、謎の男の無機質な部屋だとか、サトリとかアジア人の少女とか、多分、その当時見たら、スタイリッシュだったのかもしれない。いや、今見てもスタイリッシュなんだけど。青年の、車のスクラップ屋みたいな部屋もエロティックな床の絵も、バイクごとリフトで上がっていく作りとか、なんともオシャレだし。(入口のドアがペラペラのビニールにしか見えないのはアレだけど)謎の男の、ローラースケートで走り回れるくらい広い何もない部屋に、いきなりぽつんとバスタブがあったりとか、波のオブジェとか、女の子がハンモックで寝てたりとか。そういう絵的な部分では、さすがおフランス映画、すごくお洒落だった。けれどもストーリーが…。主人公の青年が、頼りないのがねぇ。だってやってることは、盗聴に盗みにストーキングよ?いくら好きだからって衣装を盗んだり、その衣装に包まって寝たりって、キモチ悪いでしょ。いや、「ストーキング」という概念?がまだなかった時代だから、それが純愛のカタチのひとつ、という表現だったのかも…?そこまで私のことが好きなのね、と、ディーバも受け入れたのかも…?多分、色んな含みのある映画なんだろうな。残念ながら私には、いまひとつ理解できなかったのだけれど。ランキング励みになります♪↓ ↓
2012.01.27
『モナ・リザの背中』 著:吉田篤弘五十歳を迎えた「先生」は、突然絵の中に迷い込んでしまう。絵の中の世界から描かれたものたちの声が立ちあがる、試みにみちた長編。 なんだか不思議な物語。日常の小さなことを愛し、普通の生活の中で小さなことに感動し、鳥肌を立ててしまう教授。助手のアノウエ君(本名はイノウエだが教授が「アノウエ」と名づける)の影響で、「曇天」という雅号を持ち、「曇天先生」と呼ばれる男が、ふとしたきっかけで、絵の中に入り込んでしまう。絵の中に入るきっかけも分からなければ、絵から戻ってくるきっかけも、分からない。絵の中に入った曇天先生は、絵の奥へ、奥へと進んでいくと…。絵の中と絵の外と、違いは何なのか…?絵から抜け出て絵の中でさ迷う謎の男は、どこへ行こうとしてるのか…。「生きる」と「死ぬ」ということの間の違いとは…?軽快な言葉の奥に隠された、深遠な考察。魅力的なキャラクターが紡ぎだす、不思議な世界観。なかなかに不思議な物語でした。ランキング励みになります♪【参考】◆吉田篤弘の著書は→ 読了書棚
2012.01.26
『姫たちの伝説 古事記にひらいた女心』 著:中山千夏古事記はとてつもなく面白い。古事記に登場する姫たち77人にスポットをあて、明るく元気な、ときにはちょっと哀しい話など、自由奔放に振舞う姫たちの物語を、ユーモラスに紹介する。古事記って、面白い!古事記ってものを読んでみたいなー、でも難しそうだしなー、と思い、なにか読みやすそうなものを、と手にしたこの本。イザナギ、イザナミの国造りのイザナミの積極的な誘いから、歌しか残していない、誰それの母、と名しか残していない女まで、古事記に登場する女たちを、彩り豊かに物語る。天照大神も女神であれば、彼女を天岩戸から誘い出したアメノウズメも女、誘う女もあれば、怒る女あれば、踊る女もあれば、妬む女もある。古代の女たち、女神たちの、なんと人間臭いことよ。それにしても女というものは、強い。だって「産む性」だもの。そんな女たちを怖れた男たちが書いてきた伝記の数々では、むやみやたらに男を崇めて描いている。古事記ももれなくその例の一つなのだけれど、だからこそ、それだけ女を恐れてきた事実の裏返しなのだ、と著者は主張する。かなり女寄り目線の解釈での「古事記」ではあるけれど、入門編としては、そして女としては面白い、「古事記」でした。 ランキング励みになります♪【参考】◆中山千夏の著書は→ 読了書棚
2012.01.25
『芸人交換日記~イエローハーツの物語~』 著:鈴木おさむふたりでひとつの夢を分かち合うことの、喜びと苦しみ…。交換日記形式で織りなされる、売れない若手芸人の、おかしくも切ない「絆」を描いた小説。結成11年目、いまだ鳴かず飛ばずのお笑いコンビ「イエローハーツ」。これまで、コンビの今後について真剣に話すことを互いに避けてきた2人も、気がつけば30歳。お笑いに懸ける思いは本気。でももう後がない。だから何とかして変わりたい。そう思ったふたりは、「交換日記」を使ってコミュニケーションを取り始めた。お互いの本音をぶつけ合うために。カリスマ放送作家・鈴木おさむだから描けた、売れない芸人たちの、リアル青春物語。SMAP以外の芸能人に疎い私は、実在の芸人さんだと思ってた。じゃなくて、物語なのね。でも多分、リアルな物語。SMAP以外のTVをほとんど見ない私には、とても覚えられないほど、芸人さんたちがこんなにたくさんいる昨今。こんな私でも知ってる芸人さんがいる一方、何年もブレイクせず、人知れず消えていく芸人さんたちが、何人も何組もいて。それは多分、ブレイクする芸人の数よりも、何倍も何十倍もいて。そんな鳴かず飛ばずの彼らの「リアル」な日常を描く物語。コンビを組んで11年、お互い三十路を超えた芸人コンビが、本気でどうにかしなきゃ!この状態を突破しなければ!そのためにはお互い本音をぶつけ合おう!と、交換日記を始めることに。交換日記を提案してノリノリだった相方に対し、どこか冷めていた相方。だけども次第に、2人とも本音を書いていく。10年以上も一緒にいたコンビだからこそ知る、お互いの本当の気持ち。それに触ることをむしろ避けて来た10年。しかしここで、お互いに向き合う。そして、自分自身にも向き合う。年を重ねれば重ねるほど、夢を追い続けることに疑問を感じてくる。才能がないことに気づいていながらも、それを認めたくない自分がいる。しかし、その夢を諦める勇気も、また才能。そう思えるのは、10年以上夢を追い続けてきたからこそ。一緒に夢を追い続けてきた相方の本当の想いは、相方に伝わっていた。最後の漫才、ベタだけど涙。ランキング励みになります♪【参考】◆鈴木おさむの著書は→ 読了書棚
2012.01.24
『下町ロケット』 著:池井戸潤その特許がなければロケットは飛ばない―。大田区の町工場が取得した最先端特許をめぐる、中小企業vs大企業の、熱い戦い!かつて研究者としてロケット開発に携わっていた佃航平は、打ち上げ失敗の責任を取って研究者の道を辞し、いまは親の跡を継いで、従業員200人の小さな会社、佃製作所を経営していた。下請けいじめ、資金繰り難…。ご多分に洩れず中小企業の悲哀を味わいつつも、日々奮闘している佃のもとに、ある日一通の訴状が届く。相手は、容赦無い法廷戦略を駆使しライバル企業を叩き潰すことで知られる、ナカシマ工業。否応なく法廷闘争に巻き込まれる佃製作所は、社会的信用を失い、会社存亡に危機に立たされる。そんな中、佃製作所が取得した特許技術が、日本を代表する大企業、帝国重工に大きな衝撃を与えていた。会社は小さくても技術は負けない。モノ作りに情熱を燃やし続ける男たちの矜恃と卑劣な企業戦略の、息詰まるガチンコ勝負。さらに日本を代表する大企業との特許技術(知財)を巡る駆け引きの中で、佃が見出したものは?夢と現実。社員と家族。かつてロケットエンジンに夢を馳せた佃の、そして男たちの、意地とプライドを賭した戦いがここにある。頑張れ町工場!日本の町工場のレベルは、NASAのロケット部品にも使われるほどの高技術、とはよく言われるけれど、その裏には、こんな息詰まる戦いが。親企業の下請け切り、銀行の出資打ち切り、大企業の力任せの中小企業潰し。そんな中でも、決して夢を諦めない男。工場は小さくても、夢は大きく。大企業ではない分、社長の想いや信念が隅々まで行き渡る。それが、「社長のワガママ」と、従業員たちに取られることもあるのが、またリアルで。かつて、ロケット打ち上げに失敗した技術者という経験から、独自の技術を生み出した小さな町工場。しかしその特許が、ロケットを飛ばすために絶対必要なもので。そこからまた、大企業との丁々発止の戦いが始まる。その特許をその企業に売れば、大金が入る。親会社に下請けを切られた今、そのカネが切実に欲しい。が、それでは夢をも売ってしまうことに…。悩んだ社長が下した決断とは。小さな工場で、部品をコツコツと作ってきた。職人たちの手による「技術」は、間違っていなかった。何もかもがオートメーション化され、均一化された大企業ではなしえない、「痒いところに手が届く」細やかさ。それこそが、日本が世界に誇る技術。頑張れ町工場!頑張れ職人たち!ランキング励みになります♪【参考】◆池井戸潤の著書は→ 読了書棚
2012.01.23
『オイアウエ漂流記』 著:荻原浩南太平洋の上空で小型旅客機が遭難、流されたのは……無人島!生存者は視察旅行中のサラリーマンと接待先の御曹司、成田離婚直前の新婚夫婦、ボケかけのお祖父ちゃんと孫の少年、そして身元不明の外国人。てんでバラバラな10人に共通しているのはただひとつ、「生きたい!」という気持ち。絶対絶命の中でこそ湧き上がる、人間のガッツとユーモア。無人島での漂流記。だけども、『蠅の王』のように過酷で残酷なものではなく。どこかのほほーんとしているのは、命を懸けたサバイバル、という認識の薄いメンツたちのせいか。ここが無人島で、救助も望めない、という現実に一人立ち向かう、しがないサラリーマン。どいつもこいつも能天気で使いモノにならないヤツらばかりで!と思っていたメンツたちも、少しずつ変わり始める。その変わり方も、のほほーんとしているものだけれど、のほほーんとしながらも、それぞれが「生きたい!」という、根本的な本能を発揮しはじめる。本当に無人島でのサバイバルとなると、こんなにのほほーん、としてないだろ!と思うけれども、殺伐としたところがなく、死人も出ず、なんとも楽天的な無人島サバイバル。いや、死人は…いや、出てないか。救助は来るの?みんな助かるの?結局どうなるの??もし自分がこういう状況なったらどうする?なんてチラと思いながら、人間ってたくましいな、なんて思った一冊でした。ランキング励みになります♪【参考】◆荻原浩の著書は→ 読了書棚
2012.01.22
今頃見てます、年越しライブ。一応ざっと見ていらないところを切ったりはしたんだけど、ちゃんとじっくり見て、こうやって書いてないな、と思って。あれ?書いたっけ?いや、書いてないハズ。年末年始は死ぬほど忙しかったから、HDDの容量を開けるために、編集するだけで必死だったハズ。というわけで去年と同じく、紅白直後の中居くんがまた朝まで司会。他に司会ができそうなタレントはおらんのか。おらんのだな。で途中は全部すっ飛ばして、SMAPライブ。新年にふさわしい白いスーツ姿のSMAPくんたちが、素敵♪今年も何度も、この人たちに恋するんだわきっと。しかし観客の歓声やら手は、いらんのだがなぁ。ジャマですよ。盛り上がってるのを見せたいのだろうけど、そんな演出なくたって、盛り上がるのは必須なんだから。やたら野郎を前面に持ってこなくって、老若男女に大人気だって、分かってますから。青いイナズマの、5人集まっての「ゲッチュ」が、好きだなぁ。やっぱり好きだなぁSMAP。メンバーと一緒にあけましておめでとうの瞬間を祝えない中居くん、残念だなぁ。5人で一緒に迎えて欲しいよ。そして客イジリは、いらない。私たちブラウン管(古)の向こうの私たちは、SMAPが見たいんであって、ファンがどうのとか、そんなのはまったく興味がないのですから。この5Rはね、みんなに好評だった。バイトのみんなが、「あのSMAPはカッコよかったですねー!」って。でしょう?でしょう??かれらってば、カッコいいのよーーからの、「STAY」って。なにこの泣かせパターン。永遠なんていわないからさ、5、60年それだけでいい。たったの50年一緒に…。とびきりの笑顔を見せてよ!メンバーが客席に下りる中、絶対に下りない中居さん(笑)。そういうところが、大好き。だって中居は誰にも触れられないみんなの中居だもの(何)。あぁやっぱり、SMAP大好き!!SMAPすげーなー、SMAPすげーだろ!SMAPすげーだろ!!かっこいいなぁ、SMAPかっこいいだろ!って言う中居くんが、大好き。やっぱりSMAPが大好きな中居くんが、大好き。鏡開きで、今年も剛はお酒飲まないパターン?てかもうほんとに全然飲んでないのかな。だから、ノンアルコールビールのCMすればいいのに。「あけましておめでとう!」今年もよろしくSMAP!今年も大好きだからねSMAP!ってもう4月も末だけどね(爆)。ランキング励みになります♪↓ ↓
2012.01.21
おはようございます。ムダに早起きの今日です。早起きというか、普段はまだ働いてる時間ですが。昨日はお休みだったのですが、もうすっかり体内リズムが狂ってます。というか、昨夜8時に寝たからね。そりゃもう目も覚めるってね。相変わらずSMAPくんたちも急がしそうで。オーストラリアに行ったりやら上海に行ったりやら。なに、上海って。オーストラリアよりも、そっちの方が気になるわ。やだよほんとに。そんなことにSMAPくんたちを使うなってばー。そんな私も、日々録画物の消化に追われてます。11月頃のスマスマを、今やっと見てます。紅白とCDTVはどうにか見たんだけど。見たというか、とりあえず編集だけした、というか、とりあえずSMAPくんたちのとこだけ切り取った、というか。だってあれらを全部残してると、かなりの容量の無駄遣いじゃん?SMAPしか興味ないのにさ、5時間とか7時間とか、ほんとどうにかして。常に残容量15%とかで頑張ってくれてるうちのレグザちゃん、過労死しないでね。結局、SMAP SHOPにも行けずじまいで。まぁいいんだ、今年の目標は「SMAPから離れる」だから。えー毎日何時間もSMAP番組見てるくせにー?「あぁやっぱりカッコいいわぁ…♪あぁ可愛いわぁ♪」とか言いながら、にやにやしながら見てるくせにー?とかいう内なる声は、聞こえません。まぁ近況としては、こんなところです(何)。映画館のことやら色々書きたいんだけど、ネットやらSNSに書くな、というお達しが出てましてね。色々めんどくさいですよ。ここ数ヶ月で、何人、いや何十人ものベテランさんが辞めさせられたし。おっと、こういうことも書いちゃいけないんだった。まだ5時半か…洗濯機を回すにはまだ早すぎるな。というか東京は雨?雪?の予報だったけど。これからまだまだ一段と寒くなる季節、風邪やらインフルエンザやらには、気をつけてくださいね♪さて、朝ごはんは何を食べるかな。ホットケーキでも作るか。初回盤+通常[初回・ステッカー封入]セット★ポスタープレゼント[希望者]価格:2,655円(税込、送料込)ランキング励みになります♪↓ ↓
2012.01.20
『PRAY FOR JAPAN -3.11 世界中が祈りはじめた日』編:prayforjapan.jpいま、あなたに届いてほしい願いがある。これからもずっと、届けたい祈りがある。<この本の印税は全額、復興のための寄付にあてられます>「世界中が胸をうたれた」写真と言葉を緊急出版。震災の夜、避難所で20才の大学生が一晩で作ったサイト。http://prayforjapan.jpには48時間で300万人がアクセスし、ニッポンへの心揺さぶられる PRAY<祈り>のメッセージが、世界中から届きました。■prayforjapan.jpとは?2011年3月11日の東日本大震災発生の12分後から届き始めた、海外・国内からの(prayforjapan)のメッセージ、エピソードを集めたWebサイト。震災当夜、停電中の一時避難所にいた20歳の大学生によって立ち上げられた。多いときは、1秒に1回以上のペースで、地震発生時から現在まで地球上の、あらゆる地域からツイッターやフェイスブック、画像投稿サイトを通じて、多くの写真や言葉が寄せられています。もう1年。まだ1年。被災地ではまだまだ不便な生活を強いられている人たちがたくさんいて。でもちょっと離れた場所に住んでいる私たちは、普通の生活に戻り、なんとなく「思い出す」ぐらいになって。だけど、「まだ」ということを、忘れてはいけない。世界中の人たちが、未曾有の被害に襲われた日本に向かって、こんなにたくさん祈ってくれていることも。日本よりも全然貧しいであろう国の子供たちが、手を合わせている写真。政治レベルではすれ違いばかりで、いつになったら認め合えるのだろう、と思っていた国の人たちが、募金箱を手に街角に立っている写真。人は、みな、同じ心を持っている。それが、どこに生まれ、どこに住んでいようとも。それに気づくのが、こういう機会だということが辛くもあるけれど、こんな辛い時だからこそ、励ましてくれる人たちの存在が、とてもありがたい。地球上のたくさんの人たちの祈りが大きな渦となって被災地に届く。きっと日本は、立ち直る。ランキング励みになります♪読了書棚
2012.01.19
クリスマス時期に放送されたはずの番組を、4月に見ています。ブログの日付は1月ですが、今日は4月24日です。なんでこんなに放置だったか、といいますと、楽しみだったから、というわけではなく、もともとねーこの番組、あんまり面白くないじゃん(爆)。最初の頃こそ楽しかったけどここ数年、意味の分からんゲスト大勢呼んだり、さんまの話ばかりで、SMAPの話なんて聞けなかったり(それはいつものことか)で、なかなか見る気がなく。でもHDDの容量がもうピンチなので、サクっと見てサクっと消してやろうと。歌のところだけは、残すけど。しかもさ、今年の「SMAPが大嫌いな人SP」とかいうワザとらしいタイトルは、何なの?額面のまま受け取るなら、SMAPのことが大嫌いなら来るな、と。まー大人の事情が多々あるんでしょうけど、そんなつまらないタイトル、つけるなよ。怒りのメガホン隊とか…うるさい。いらん。と始まって数分で、面白くない悪寒満々…。お仕置きもさー、人間熱湯風呂しゃぶしゃぶとか、面白くないんだけど。裏方のお仕事系をさせるとかさ。普段見れない部分が見れて、次第にくたびれていくとことかが見たいわ。なんなの?熱いお湯に入る苦悩の表情とアクションを見せたいの?そんなのお笑い芸人でやっとけ、と。あとね、メンバーの座り位置もつまらない。なんで中居くんと木村くんが隣同士じゃないの?リアクション取る時に、さりげにいっちゃったりするのに。そういう、ありそうでなかなか見れないご褒美映像が、楽しみなのに。慎吾の携帯エピソードとか、ファンにはたこ耳だし。もうちょっと、ええー!?というか、あぁぁあったねぇ!と思えるような、意外なエピソードお願いします。なんていうか、SMAPくんたちの秘蔵話、というよりかは、芸人が出たい番組?てか、誰?剛にスルーされた芸人って。誰??出てきても分からないよ。本人たちが、面白くなさ過ぎる。メンバーが大嫌い、といいながら、芸人が出たい番組か。そりゃSMAPファンにとっては面白いわけがないわな。SMAPくんたち、しゃべらないし。すれ違った時に挨拶してくれなかったって、どんだけ自分のこと覚えてもらえてると思ってるねん(爆)。そして今回もまたやたらと吾郎にキスさせたがるの?萌えないっての、メンバー以外とのキスなんて。あーあれか、SMAPくんたちと共演したからといい気になってる、イマドキ芸人や俳優さんを、いやいやまだまだ全然SMAPくんたちと、仲良くなんかないから、と思わせる番組ね。主役は芸人か!山本耕史くんは慎吾が大好き、愛してる、と。(山)愛してんだよ!(慎)電話番号はお前しか教えてねぇよ!って。なんという素敵番組!(笑)それにしても罰ゲームが、なんで熱湯風呂なんだろ。もっとマシで、もっと面白くて、もっとSMAPを辱めて、もっとSMAPがわちゃわちゃして、もっと萌える罰ゲームは、ないのか?来年までに企画、考えるか…。ただでさえSMAPくんたちの話聞けないのに、ますます聞けない、面白くない番組でした。歌も一曲だし。ちぇ。なのにこの番組、そこそこ数字取るのよね、毎年。取っちゃうから、ダメなのよね。予約しましたかー?↓
2012.01.18
『異文化と出会おう オンとオフで暗黙知ネットワークを広げる』著:桑原裕 第1章 21世紀に真価を発揮するグローバルな「ヒューマン・ネットワーク」第2章 異文化体験と「オン・オフ」のバランス第3章 オープン・イノベーション第4章 グローバルな「ヒューマン・ネットワーク」拡大につながった異文化体験第5章 信頼関係を強化した異文化体験第6章 音楽や絵画で思いを共有第7章 モンブランーオフの挑戦第8章 グローバルな「ヒューマン・ネットワーク」こそ イノベーション立国日本の鍵日本のメーカーのアメリカ、そしてイギリス駐在を経て著者が得たもの、それは、どの分野においても科学的、技術的な能力がすでに熟達した今、他に秀でるための鍵、それは人と人のコミュニケーションにある、ということ。特に異文化とのコミュニケーションは、その良し悪しとは関係なく、常に慧眼させられるものがある。オンであれオフであれ、人と接し、人と人とを繋ぐものこそが、21世紀の国際社会を生き残るために日本という国が必要なものである。しかし、すごいおじさんだ(笑)。エリザベス女王にも拝謁したという件はちょっと自慢げだったけど(笑)、そりゃ自慢げにもなりますわな。今はモンブラン登頂を目指しているそう。こういう人の話を読んだり聞いたりすると、仕事も含め、「楽しい!」と思える人生を送りたいな、とつくづく思う。ランキング励みになります♪【参考】◆桑原裕の著書は→ 読了書棚
2012.01.17
『さよならをもう一度』トラック販売会社の重役ロジェ・デマレ(イヴ・モンタン)と、室内装飾家のポーラ(イングリッド・バーグマン)は5年来の恋仲。2人とも中年だがまだ十分に魅力がある。ところがロジェは最近仕事が忙しく、パリに住むアメリカ人の富豪、バンデルベッシュ夫人の邸の室内装飾にポーラを推薦すると、彼女を同行しながら自分は先に帰ってしまう。夫人を待つポーラの前に夫人の1人息子フィリップ(アンソニー・パーキンス)が現れ、以来、フィリップは25歳の熱い思いをささげるようになった。やがてフィリップはポーラのアパートで暮らすようになり、ロジェは2人の情事を知る。彼女を愛していながら彼には腹立たしさが先に立った彼は、鋭くポーラを問い詰めたまたま彼女の年のことに言い及んだ。心を傷つけられたポーラは、フィリップのもとへ戻っていった。ロジェは酒と女におぼれる。が数ヶ月後、ナイトクラブで他の女を連れたフィリップを見たロジェは、ポーラと会い、改めて自分の愛を告白した。まだ40歳なのに…と、現在39歳の私は思いながら見てました。そんなに自分を縛り付けてしまうには、まだ若いのに、と。この時代だから、ということも、あったろうけれど。恋に年齢に結婚に良識に縛られすぎている女。パートナーと自由な恋愛関係を続けながらも、その「自由」にさえも、縛られていることに気づいておらず。結婚に煮え切らず、約束をすっぽかす恋人。他の女との関係を知りながらも「物分りのいい女」を演じる女の悲しさ。それは、女の年齢のせいもあり。この年で捨てられたら、という不安と、この年で取り乱すなんて、という良識が、女を縛る。そこに現れたのが、ただ熱情だけで愛をぶつけてくる若い男。そのストレートな熱情にとまどいながらも、押されてしまう女。彼には何の駆け引きもなく、ただ愛があるだけ。ただ愛されるということに、再びときめきを覚える女。あぁ、なんて危険な罠(爆)。しかし、そこでまた、女の「良識」が働いてしまう。若くない女の、悲しい「良識」が。若い男との燃えるような恋ではなく、同年代の男との結婚を選んだ女の、「I'm old! I'm old!」という叫びが、切なかった。「私はもう若くないの!若くないのよ!」と、25歳の恋人に叫ぶ女。これは、若い人には分かるまい(笑)。昔の恋人との結婚を選んだものの、男は相も変わらず。約束をすっぽかされた女は淋しさを感じながらも、「これでいいのだ」と自分に言い聞かせるかのような表情をする。若くない自分には、こういう結婚生活でいいのだ、と。それは諦めでもあり、安心感でもあり。にしても、中年の恋人も若い恋人も、どちらもダメンズという(爆)。こんなに美しく良識もある女なのに…。美しすぎて良識がありすぎるからこそ、ダメな男に惹かれる、ダメな男が惹かれるのか…。原作読んでみないと。『ブラームスはお好き』著:フランソワーズ・サガンランキング励みになります♪↓ ↓
2012.01.16
『もう、怒らない』 著:小池龍之介「ムカつく」「ケチをつける」「妬む」「悔む」「悲しい」「虚しい」…。仏道では、これらのネガティブな感情を、すべて「怒り」と考えます。怒りこそ、人の世のあらゆる不幸の元凶です。だから怒りのコントロールは、仏道の中でも最も重要な教えの一つなのです。本書で紹介するお釈迦様の教えを実践することで、怒りにまみれた毎日は、穏やかで清々しい日々へと生まれ変わるでしょう。毎日、イライラしてます(爆)。仕事で、イライラしない日は、ありません(爆)。ったくお前らいい加減にしろよ!こんなにポップコーン散らかすんじゃねーよ!と思いながら、仕事してます(爆)。これじゃぁ、心身ともによくないよねぇ、自分の。でもさ、イライラすることって止められないというか、気づいたらイライラしてるんだよね。そしてそんなイライラしてる自分にまた、イライラという悪循環。この本は、現役のお坊さんが書いた、仏教で一番の罪とされる、「怒り」をコントロールし、怒りから解き放たれるための説法を、簡単な言葉で説いている。しかしまぁ、言うは易し、行なうは難し。つい、イラっとしてしまう煩悩の多き私たち。そんな時、心を静める言葉を心の中でつぶやく。「幸せたらんことを、安穏たらんことを。苦悩なからんことを。喜びのあらわれんことを。執着より自由たらんことを」他の色々なありがたいお話は、イラっと来た瞬間に実行するのは難しいけれど、この言葉をつぶやくくらいなら、一瞬でできる。イラっときた、と思ったら、「幸せたらんことを…」とつぶやく。ここ2、3日、仕事中にやっているけど(忘れてイライラすることもまだ多いけど)、「あ」って感じでイライラがなくなることに気づく。この言葉は、自分をイラっとさせる相手に対しての憐れみの言葉、言ってみれば上から目線な言葉なんだけど、相手に対して「幸せたらんことを」と願うというよりかは、自分に対して「幸せたらんことを」とつぶやく。そうすると、イライラと幸せの感情とは両立しないものだから、極端に幸せな気分に即なりはしないけれども、イライラ気分は薄まっていく。 イラっとすると、いいことなんて何もない。他人に対して怒っているのに、その人に対しては何のダメージもないのに、自分の体の中に、悪いものがどんどん溜まっていくなんて、いいことなんて、何一つない。仏教の教えの境地まではなかなか到達できないけれど、「幸せたらんことを」とつぶやいていこう。ランキング励みになります♪【参考】◆小池龍之介の著書は→ 読了書棚
2012.01.15
『リプレイ』 著:ケン・グリムウッドのまま、身体は25年前のもの。株も競馬も思いのまま、彼は大金持に。が、再び同日同時刻に死亡。気がつくと、また…。人生をもう一度やり直せたら、という窮極の夢を実現した男の、意外な、意外な人生。「人生をやり直せたらなぁ」とは、誰もが考える欲望。今の知識を持ったまま過去に戻れたら、思うような人生を送れるのに。突然、心臓発作で死んでしまった中年男は、気づいたら大学寮にいた。周りには、その頃のルームメイトや同級生がおり、体中にみなぎる力と、空腹感は、20代のままの頃。その男が最初にやったことは、ダービーでの賭け。周りの人間が負けを確信している馬に引いてしまうほどの大金を賭けるも、その結果を知っている彼は、途方もない大金を手にする。それを元手に次々と投資で大成功を収めるも、最初と同じ年になった同じ日、また彼の心臓は止まってしまう。そしてまた、学生時代によみがえる。人生を繰り返していることに気づいた主人公は、前とは違う人生を、送ることにする。何度も繰り返す中で、目的を見失い自堕落に送る人生。最良のパートナーを見つけ、穏やかに過ごす人生。そんな一つの人生の中で、彼は自分と同じ「リプレイヤー」と出会う。2人にしか共有できない秘密や苦悩を分かち合ううちに、離れがたくなる。しかし時間は無常で、彼も彼女も、再び死んでしまう。次の人生では、彼は彼女が現れるのをひたすら待ち、そして再び出会う。今度の人生では、2人に起きている現象を解明しようと各界に自らを晒すも、彼らの過去の知識は軍事や政治に利用されるばかり。その失意と裏切りのままで、彼女は再び逝ってしまう。それも、永遠に。一人だけ繰り返したリプレイ人生の中で、彼は、過去の記憶がない彼女と出会う。純粋な「今」の彼女を愛する彼。そして、彼女の死の時間と、彼の死の時間が、近づいてくる。その時、かれの人生は…。何度も人生を繰り返しても、完全に上手くいくことなど、ないのだろうか。完全に自分の思い通りの人生を生きることは、できないのだろうか。何度も繰り返す人生でそれを実感し、過去ではない未来を生きることが、できることを知った時、彼の人生は本当に変わり始める。帰ることができるのは、未来なのだ。ランキング励みになります♪【参考】◆ケン・グリムウッドの著書は→ 読了書棚
2012.01.14
『紅茶の基本 おいしい紅茶は一体どこが違う?』編:エイ出版社紅茶を楽しむ7のキーワード1.熊崎俊太郎さん、紅茶の魅力を教えてください。2.今や、紅茶も食す時代!3.ティープレッソって一体なに?4.フレーバーティーの世界はここまで進化している!5.日本の紅茶もここまで来た!6.北欧のうつわで紅茶時間がぐっと深まる!7.個性は勝負ならオーダーメイドティーお茶の時間を素敵に楽しむ紅茶の魅力を完全ガイド。紅茶ブーム、まだ続いてます(笑)。しかし紅茶って、知れば知るほど、深いなぁ。そして色んな紅茶を、飲んでみたくなる。産地によっても味が違うし、同じ産地でも採れる時期や、葉っぱの大きさによって、お茶の色がまったく違ったり。ぜひ、飲み比べてみたい。家でのテイスティングの方法も載ってるし。もちろん、お高い紅茶はそうそう手が出ないけれど、リーズナブルな紅茶でも美味しく飲めるテクニックがいっぱい。何よりも大事なのはお茶の量とお湯の温度と抽出時間。それさえ極めれば、スーパーに売ってる紅茶でも、美味しく飲める!ロンドンに行った時、紅茶ブームだったらよかったのに。普通のスーパーマーケットにも、たくさん紅茶、あったなぁ。ランキング励みになります♪【参考】◆エイ出版社の著書は→ 読了書棚
2012.01.13
『味と映画の歳時記』 著:池波正太郎正月には、幼い頃の御供えの橙のしぼり汁に、たっぷりと砂糖を加えた味を思い出し。8月には、もぎたてのトマトと氷水のおいしさをたたえる。5月には、ジャン・ルノワール監督〔ピクニック〕の野草の香りを想い、11月には〔第3の男〕の落葉のラスト・シーンを語る。半生を彩り育んだ“味と映画”の思い出にのせながら、現代に忘れられた四季折々の風趣と楽しみを存分に綴る。その月によって思い起こされる味、そして映画。子供の頃の思い出の味、大人になってから味わった高級食材。今はいつの季節でも何でも口に入るけれど、その季節に摂れた、その季節ならではのものを食べる。それこそが一番の贅沢。その季節の食べ物を待ち望むことによって、季節の変わり目を感じ、新しい季節を待ちわびる。なんて豊かな時代。そして食べ物だけではなく、映画にも季節を感じる映画があり。映画の中のワンシーンから、その季節の匂いや色彩が感じられる。それが白黒映画であっても、季節の色が感じられるのは、なぜだろう。小学校を卒業してすぐ株の仲買人として働き、粋な大人たちに混じって働いていた著者ならではの、季節や味覚の楽しみ方。大人になってからしか経験できないこと、ということの線引きと、子供だからダメ!と、頭から否定されることのなかった時代。今の子供ではとても経験できないような子供時代を送れた時代が、とても羨ましい。ランキング励みになります♪【参考】◆池波正太郎の著書は→ 読了書棚
2012.01.12
『平成お徒歩日記』 著:宮部みゆきあるときは赤穂浪士のたどった道、またあるときは箱根越え、お伊勢参りに罪人引廻し、島流しルートも。暑さにも寒さにも原稿締切にも病にも負けず、ミヤベミユキはひたすら歩く歩く。怪しき道づれたちと繰り広げる珍道中記を読むと、あ~ら不思議、あなたも江戸時代へタイムスリップ。さあ、この本をポケットに、お江戸の旅へと出発しよう!お江戸の旅、いいなぁ。箱根越えはお徒歩ではムリそうだけど、都内のお徒歩なら、行けそうな。都内にも色んな歴史にまつわる史跡、歴史の跡が残る場所が、今でも多々存在するんだな。そういうところを、回ってみたい。歴史が好きで詳しかったら、もっといいんだけど。それか宮部さんのように、仕事の必要に迫られて、とか(笑)。しかし目の付け所が面白いというか。江戸時代の市中引き回しのルートをたどってみるとか。刑場跡とか、興味深いけどなんだか怖そう。小説と違って、宮部さんの語り口が微妙に気になったけど(爆)、まぁ違う一面が見れた、ということで。ランキング励みになります♪【参考】◆宮部みゆきの著書は→ 読了書棚
2012.01.11
『f植物園の巣穴』 著:梨木香歩歯痛に悩む植物園の園丁がある日、椋の木の巣穴に落ちると、そこは異界だった。前世は犬だった歯科医の家内、ナマズ神主、烏帽子を被った鯉、愛嬌のあるカエル小僧、幼きころ漢籍を習った儒者、そしてアイルランドの治水神と大気都比売神。人と動物が語りあい、植物が繁茂し、過去と現在が入り交じった世界で、私はゆっくり記憶を掘り起こしてゆく。埋もれた記憶を掘り起こす、会心の異界譚。とても不思議な物語。舞台は今より少し前の、人と動物と植物が仲良く語り合えている時代。植物園に勤める主人公は、幼い頃住んでいた家の前に植わっていた、椋の洞穴に落ちてしまう。そこから這い出した記憶もないまま日常生活に戻ると、世界は少し、違っていた。大家は鶏頭に、実家の前に流れていた川に棲む鯉は立ち上がり、緑色に澱む沼に棲んでいるらしきカエルのような子供に導かれ、子供の頃の体ってしまった主人公は、何かを探している。子供時代のねえやの千代、妻の千代、レストランの女給の千代。どの千代を探しているのか…。ゆったりと流れる時間の中で、たくさんの植物と思い出に囲まれて、カエル少年との邂逅の意味を悟り、主人公は今の世界に戻ってくる。探していた千代を見つけた主人公は、今の世界にしっかりと根を下ろし、豊かな人生を歩み始める。主人公が手がけた植物園の沼の、緩やかに流されるかのようでいて、しっかりと繁らせる水生植物たちのように。ランキング励みになります♪【参考】◆梨木香歩の著書は→ 読了書棚
2012.01.10
『メリーゴーランド』 著:荻原浩過労死続出の職場を辞め、Uターンしたのが9年前。啓一は田園都市の市役所勤務。愛する妻に子供たち、あぁ毎日は平穏無事。…って、再建ですか、この俺が?あの超赤字テーマパークをどうやって!?でも、もう一人の自分が囁いたのだ。“やろうぜ。いっちまえ”。平凡なパパの孤軍奮闘は、ついに大成功を迎えるが…。地方公務員って、なんてユルいの。そりゃもちろん、フィクションや過剰な部分も多々あるでしょうけれど、公務員の日常業務のリアルな描写に、あぁやっぱりそうなんだ、なんて思ってしまうほどの、緩すぎる仕事っぷりと時代錯誤な役人体質。あぁ次生まれ変わったら、絶対に公務員になる!激務すぎて過労死続出の職場からUターン転職した主人公も、どっぷりと地方公務員のユルさに浸ってしまった一人。これといった刺激もないけれど、ほどほどの田舎で愛する家族と一緒に、普通に平凡に生きていくのもいいかな、なんていう生活に馴れていた頃。赤字続きのテーマパーク再建のプロジェクトに関わることに。民間の企業に勤めていた経験がある、ということで選ばれた主人公。しかしその他のメンツは、どうにもこうにも使えないヤツらばかり。まるで掃き溜めのようなプロジェクトチームで、無難にやっていこう、と思っていたのに、ついついハートに火がついてしまった。さてそれからが、苦難続き。民間企業では当たり前のことが、まったく通用しない親方日の丸。こんなんじゃ再起をかけたイベント当日までに間に合うワケがない!と切羽詰まった主人公は、禁断の人物にあることを依頼してしまう。その、あまりにも個性的過ぎるメンツのドタバタも面白いけれど、やっぱり興味深かったのは、役所仕事の一部始終。頭のてっぺんまで役人体質に染まっているオジサンたちの保身ぶりに、苦笑するしかない。トップが替わっても、体質はそうは簡単に変わらないお役所。テーマパークの再建は成功かと思いきや、思わぬ伏兵に、頓挫を強いられる。一人の奮闘だけではノミに刺されたほどの刺激すらないだろうけれど、主人公の中では、きっと何かが変わったんだろう。緩い公務員生活と田舎生活の中で、短いけれど刺激的な生活を送った、彼と彼の家族も、何かがちょっと、変わったらしい。「一生懸命になれる仕事」をしたいな、と思った一冊でした。ランキング励みになります♪【参考】◆荻原浩の著書は→ 読了書棚
2012.01.09
『アンドロイドは電気羊の夢を見るか』 著:フィリップ・K・ディック長く続いた戦争のため、放射能灰に汚染され廃墟と化した地球。生き残ったものの中には異星に安住の地を求めるものも多い。そのため異星での植民計画が重要視されるが、過酷で危険を伴う労働は、もっぱらアンドロイドを用いて行われている。また、多くの生物が絶滅し稀少なため、生物を所有することが、一種のステータスとなっている。そんな中、火星で植民奴隷として使われていた8人のアンドロイドが逃亡し、地球に逃げ込むという事件が発生。電気羊しか飼えず、本物の動物を手に入れたいと願っているリックは、多額の懸賞金のため「アンドロイド狩り」の仕事を引き受けるのだが…。映画『ブレードランナー』の原作。と言っても、『ブレードランナー』を観たことないのですが。なので逆に、新鮮な気持ちで読むことができました。世界大戦後で放射能に汚染された、近未来の地球。生き残った人類は地球外へと移住し、そこでの重労働はすべて、アンドロイドが行っている。一方、地球に残っているのは、ワケありの人たちで。放射能の影響で何がしかの異常を認められ、マル特と認定された人。地球に逃亡してきたアンドロイドを仕留める、賞金稼ぎたち。地球に残っている人たちのステイタスは、生きた動物を飼うこと。多くの動物たちも死に絶えた地球上で、本物の生きた動物は、高価な値段で取引されている。賞金稼ぎの一人であるリックも、いつか本物の生きた動物を飼うことを、夢見ている。そんなところに、アンドロイドたちが地球に逃亡してくる。1体仕留めれば千ドルが手に入ると目論んだリックは、単身、アンドロイドたちに接触する。精巧にできたアンドロイドたちは、その見た目も思考も記憶さえも、人間との見分けがつきがたく。人間であることの定義を、「共感する」とするテストを試みるうちに、アンドロイドと人間との違いに戸惑い始める。人間であるということは何か?共感とは何か?夢は、人間しか見ないのか…?『ブレードランナー』ランキング励みになります♪【参考】◆フィリップ・K・ディックの著書は→ 読了書棚
2012.01.08
『ギフト』 著:日明恩レンタルビデオ店で働くワケありの男、須賀原。そのレンタル店に、奇妙な少年がやって来た。『シックス・センス』の DVDを見つめながら、ただ涙を流しているのだ。しかも毎日…。心に傷を負う元刑事と、“死者”が見える少年が、霊にまつわる事件を解決していく。『シックス・センス』の少年と同じく、死んだ人が見える少年。そんな彼が気になる主人公にも、少年が気になるだけの理由があった。それは、なかなか明かされないのだけれど。亡くなった人は、亡くなったままの姿で、亡くなった場所でさまよっている。誰かに何かを伝えたいため。死んだ人の姿が見えるなんて、普通だったら怖くて仕方ないだろう。この少年も、実際に怯え、彼らを見ないようにしてきた。でもこの少年が、死者が見えるという恐怖よりも苦悩していたのは、そのことを一番理解して欲しい両親にまったく理解されないどころか、少年のその特殊な能力によって、家庭が崩壊しつつある、ということ。自分にこんな力がなければ。自分がこんなものが見えなければ。「死者が見える」ということが普通ではないということに気づいた幼い日から、それを親にもひたすら隠してきた少年。だが、「自分の傍に死者がいるのなら会いたい」と願う主人公に出会い、死者と向き合おうとする。その主人公も過去、自分が死に追いやった人物と対峙する。いや、死んだその人物ではなく、死に追いやった自分自身と。主人公が己を責め続け、いつまでも自分を許さず、ストイックに生きている、その原因としての「事件」が、あれだけ引っ張ったわりには、理由としては、やや弱いような気がしないでもないけれど。死者からの「ギフト」。それは優しいものばかりでなく、時に厳しいものもあるけれど。死者は常に、悼むばかりの存在でもなく。生きている人間が抱いているのと同じくらい、死者も想いを抱いている。かもしれない。ランキング励みになります♪【参考】◆日明恩の著書は→ 読了書棚
2012.01.07
ジョージ・ベイリイ(ジェームズ・スチュアート)は子供の頃から、生まれ故郷の小さなベタフォードの町を飛び出し、世界一周旅行をしたいという望みを抱いていた。彼の父は住宅金融会社を経営し、町の貧しい人々に低利でお金を貸し、尊敬を集めていたが、町のボスであり銀行家のポッター(ライオネル・バリモア)は、これを目の仇にして事毎に圧迫を加えた。都会の大学を卒業したジョージは懸案の海外旅行に出ようと思ったが、突然、彼の父が過労のため世を去る。ジョージは、株主会議で後継社長に推され、承諾せねばならぬ羽目となり、弟が大学を卒業したら会社を譲ることにして、海外旅行もおあずけに。ところが4年たって大学を卒業した弟は、大工場主の娘と結婚しており、その工場を継ぐことになっていた。やがてジョージは幼馴染みのメリイ(ドナ・リード)と結婚。豪勢な新婚旅行に出発しようとした時、世界を襲った経済恐慌のため、ジョージの会社にも取付騒ぎが起こる。ジョージは旅費として持っていた5000ドルを預金者たちに払い戻してやり、急場をしのいだ。そのため新婚旅行は出来なくなったが、2人は幸福な結婚生活に入り、次々と4人の子供に恵まれた。住宅会社の業績も着々と上り、それに恐れをなしたポッターは、ジョージ懐柔策に出たが、彼は断固拒絶。第2次大戦が起こり、海軍飛行将校として従軍したジョージの弟は、殊勲をたてて大統領に表彰され、帰郷する。だがその喜びの騒ぎにとりまぎれて、会社の金8000ドルが紛失した。実はその金はポッターの手に入ったのだが、彼はそれを秘して、ジョージを苦しめ脅迫さえした。そのうえ会社には会計検査官もやって来る仕末。絶望したジョージは橋の上から身投げしようとする。と、それより一瞬早く奇妙な老人が彼のそばで身投げし川に落ちる。ジョージは夢中になってその老人を救った。老人はクラレンスといい、自分は2級天使で翼をもらうため、ジョージを救ったのだと語った。自棄になったジョージが、この世に生まれなければ良かったと洩らすと、クラレンスは彼を望みどおりジョージの生まれて来なかった、幻の世界に連れて行った。そこは人情も道徳もない幻滅の世界であった。去年の第二回午前十時の映画祭でも観たけれど、すごく良かったので、今年の第三回午前十時の映画祭でも、また観てきました。やっぱりいい映画は、いいわ。特別有名な俳優さんが出てるわけでも、特別派手な演出や音楽が、あるわけでもないけれど、本当に心に沁みるいい映画。子供の頃から頭もよく、人一倍野心家で、町を飛び出して大学に行き、世界中を駆け回る仕事をしたい、と思っていた青年の夢が、ことごとく破られる。そんな中でも彼は常に、彼のベストを尽くす。町の人たちのことを想い、家族のことを想い、仕事に誇りを持って働く。きっと彼はいつでも、「こんなハズじゃなかった…」という気持ちを、かすかに抱きながら生きてきたのだと思う。その気持ちを押し殺しているわけではなく、「これでいいのだ」「これが自分にとっても自分の周りに人間にとってもベストなんだ」と、彼なりに納得して、ひたすら実直に生きてきたのだと思う。夢は叶えられなかったけれど、決して不幸ではなく、幸せに生きてきた。しかしあるクリスマスの日、どうにもならない事態が起こり、彼の長年の小さな小さな不満は、とうとう爆発してしまう。それでも彼は誰を恨むわけではなく、「自分なんか生まれなければよかった」と自分を責める。それが、彼の優しさであり、生まれ持っての性格であり、だからこそ、クリスマスの夜に奇跡が起こるのだろう。誰も、「いなければよかった」なんてことは、ないのだ。Remember no man is a failure who has friends!なんか気になる本…↓『「死にたい」気持ちをほぐしてくれるシネマセラピー上映中精神科医がおススメ自殺予防のための10本の映画』著:高橋祥友ランキング励みになります♪↓ ↓
2012.01.06
本日無事、中居くんと木村くんに、追いつきました。がくぶる。正真正銘の、アラフォーです。がくぶる。誕生日もお正月と同じく、仕事している間に迎えました。がくぶる。今年もこんな年になるんですかね。がくぶる。お正月とお誕生日が近いのは、子供の頃はイヤだったけれど、冬休みだし、ちょうどご馳走に飽きてきた頃だし、という理由で。でも今となっては、1年の始まりと、自分自身の1年の始まりが近いのって、いいかな、なんて思ったり。今年の目標=新しい年齢の目標、になりうるかな、と。目標、2個はムリですから(笑)。で、今年の目標は「愚痴らない」です。去年は散々愚痴ったからねー。SMAP関係でも、仕事関係でも。だから今年こそは、愚痴らないぞ、と。愚痴ってばかりいると、体の中に色んな悪いものが溜まっていきそうで。それが病気だとか体調不調だとかに出てくるんじゃないかなぁ、なんて。だからなるべく愚痴らない!まぁね、愚痴らないって難しいんだけど。新年早々、トイレ掃除で愚痴っちゃったしね。今年は、心安く過ごせますように。。。30代最後の年だし…。いやーーー!そうやって書くと、ものすごく怖いわーーー!!がくぶる!!!ランキング励みになります♪↓ ↓
2012.01.05
『フリークス』 著:綾辻行人「J・Mを殺したのは誰か?」巨大な才能と劣等感を抱えたマッドサイエンティストは、五人の子供に人体改造術を施し、“怪物”と呼んで責め苛む。ある日、惨殺死体となって発見されたJ・Mは、いったいどの子供に殺されたのか?小説家の「私」と探偵の「彼」が謎に挑めば、そこに異界への扉が開く。本格ミステリとホラー、そして異形への真摯な愛が生みだした、歪み真珠のような三つの物語。精神病棟を舞台とした、3つのお話。どこか病んでしまった者たちが、歪んだ物語をつむぎだす。各々の登場人物が、どこまで実在するのか。どこまでが想像の物語なのか。それは、語っている本人にも、分からない。グロテスクな容姿を持つものも登場するけれど、語り手はごく普通の人間。その内面にあるものは、抑圧された欲求。彼らが語る物語が歪んでいるのか、彼ら自身が歪んでいるのか、それとも、物語を読む私たちが、歪んでしまっているのか…。ランキング励みになります♪【参考】◆綾辻行人の著書は→ 読了書棚
2012.01.04
『不思議の扉 時間がいっぱい』編:大森望古今東西の短編小説から不思議な味わいの作品を集めた、アンソロジー第2弾のテーマは「時間がいっぱい」。笑いを誘う話から怖い話、ほのぼのする話まで、盛りだくさんでお届け。同じ時間が何度も繰り返すとしたら?時間を超えて追いかけてくる女がいたら?想像力の限界に挑む、時間にまつわる奇想天外な物語の傑作集。タイムトラベルもの、とひとくくりにはできない、時間を超えた短編集を集めたアンソロジー。何度も同じ時間を繰り返すものあり、過去に遡るものあり、未来に飛んじゃうものあり。「時間を超える」ということは、私たち読者にとっても、そして書き手にとっても、想像力と創造力をかき立てられる題材で。だからこそ、同じ題材でも同じものがひとつもなく。「時間」という枠を超えた時、人はどこまで自由になれるか。いや、逆に時間ではない何者かに、囚われてしまうのかも…。イマジネーションは、止まらない。ランキング励みになります♪【参考】◆『不思議の扉』シリーズは→ 読了書棚
2012.01.03
『悩む力』 著:姜尚中あなたは100年前の漱石と同じ壁にぶつかっている。悩みぬいて強くなる。情報ネットワークや市場経済圏の拡大にともなう猛烈な変化に対して、多くの人々がストレスを感じている。格差は広がり、自殺者も増加の一途を辿る中、自己肯定もできず、楽観的にもなれず、スピリチュアルな世界にも逃げ込めない人たちは、どう生きれば良いのだろうか?本書では、こうした苦しみを百年前に直視した夏目漱石と、マックス・ウェーバーをヒントに、最後まで「悩み」を手放すことなく、真の強さを掴み取る生き方を提唱する。現代を代表する政治学者の学識と経験が生んだ珠玉の一冊。生まじめで不器用な心に宿る無限の可能性とは。よくありがちな?自己啓発本かと思いきや、そうではなく。在日である著者が若い時分にどれだけ悩み、そして夏目漱石や、マックス・ウェーバーに出会い、同じように悩んでいたんだ、と開眼しました、という感じの、わりと軽めのエッセイ風。ならば夏目漱石やマックス・ウェーバーを読んでないと、著者の言いたいことの半分も分からないではないか、とも思いたくもなるが、要するに、悩むことはいいことだ、どこまでも悩み抜け、と言っているのだろう。その悩みの程度が、問題なのだろうけれど。そういえば夏目漱石の著書って、思ったより読んだことないかも。『こころ』は読んだけれど…。あぁきっと悩みが浅い人間なのね私ってば(笑)。ランキング励みになります♪【参考】◆姜尚中の著書は→ ◆夏目漱石の著書は→ ◆マックス・ウェーバーの著書は→ 読了書棚
2012.01.02
ご挨拶がすっかり遅くなってしまいましたが。あけましておめでとうございます今年もよろしくお願いしますさて。仕事で暮れて仕事で明けた1年でした。文字通り、仕事しながら年越ししました。桑田さんと福山くんのライブビューイングのお客様のご案内をしてる間に、おいおいもう12時15分じゃないか!いつの間にか年越しちゃってるじゃん!と。まぁ、年越しの瞬間なんて、そんなモンですよね。職場でカップ麺の年越しそばもらったけど、食べたのは年明けの朝でした。今年も仕事な1年に、なるのですかね。しかも正月元旦早々、トイレ掃除を2回もしちゃいましたよ。吐瀉物の始末と、便器が詰まって溢れた掃除を。トイレの神様、どこかで見てくれてましたかね。今年は絶対に、いいことがあるんでしょうね。去年、2回も入院しちゃったのは初詣に行かなかったせいかと、今年は絶対初詣行って、厄落としもしてもらおう、と思ってたのに、行く時間がなく。でも4日にやっと行けました。5000円で厄落としもしてもらいました。今年こそはね、色々とね、思い通りになりますように。いや、思い通りにさせてみせるのさ!(爆)みなさまも、よいお正月、よいお年になりますように♪今年もよろしくお願いします♪ランキング励みになります♪↓ ↓
2012.01.01
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