全9件 (9件中 1-9件目)
1
残念ながらグルメライドは中止となりました。先週の台風21号での被害と、2週立て続けの台風22号の影響です。月初めの3連休には絶好の秋空となり、それからの秋到来を予感させていたのですが、それ以降天候は芳しくありませんでした。先週の台風に至っては強風で当店裏にある倉庫の壁が剥がされ、現在存続の危機にまで落とし込まれています。なんとか応急処置は施したものの、今日来襲する台風22号がどれほどの勢力なのか不安でしかたありません。各地で予定していたイベントはほとんど中止となっている状況の中で、いかに自転車のイベントが自然(天候)に左右され易いかを実感しています。自転車イベント(他のイベント以上に)の難しさが浮き彫りにされた今回のグルメライドではないでしょうか?当店でも過去様々なイベントを実施してきましたが、おかげさまで記憶に残るような中止イベントは幸いにもありませんでした。しかし、それも綱渡りのようなもので、実際にイベントを行うと、半月前より当日の天気を確認しては一喜一憂している状態となるのが常でした。それほど大会主催者にとっては、胃痛までももよおしてしまそうに、辛い辛い日々となるのです。ですから、大会主催者を責めるべきではないと思います。むしろ、参加者全員で心を一つにして、主催して下さったご苦労を労うべきだと考えます。そうすることで、次に続く気力が湧いてくるというものです。私はこの自然が与えてくれる天候について、こんな風に考えるようになってきています。人間がどんなにもがいたとしてもどうにもならない事を、気持ちの中で、クヨクヨと悩んでもみても仕方が無いことだと感じています。それならば、すべて受け入れてみようではないかと考えているのです。諦めてしまうことも、一案です。中止となることもサイクリングなのです。走れないことも、サイクリングのうちの一つなのです。走ることが出来ない時があるからこそ、走ることが無性に楽しく有意義になるのです。「雨の日があるからこそ晴れの日がある。」ですから、私たちは晴れた日を当たり前のように過ごしてしまうのではなく、最大限その日を有効に使うことを意識することが大切なこととなるのです。天より与えられた晴天を感謝する気持ちこそが、サイクリングでは最も大切なことではないでしょうか?青く澄んだ空を見上げて、グッグッと新鮮な空気を胸に吸い込んで「気持ちいい~っ。」と言葉に出してから走り出す自分を妄想している店長です。そんな日はいつか来ると・・・絶対に。
2017.10.29
コメント(0)

復興半ばの阿蘇エリアすでに震災から1年半経とうとしています。私は、今年の3月にも阿蘇を訪れています。その時は、まだ開通し切れていない箇所がまだ残されていて、サイクリングコースを決めるのに苦労しました。それから半年ほど経った昨日10月初旬には、幹線道路の開通と迂回路の整備が進み、現在では何不自由なく阿蘇を巡ることができるようになってきています。3月からの大きな変化は、阿蘇長陽大橋が開通して熊本方面からの南阿蘇へのアクセスが可能となったこと、そして、阿蘇パノラマラインの山頂よりの南登山道(阿蘇吉田線)が、10月4日に開通したことです。現在でも復興は、震災当時からの勢いで着々と進んでいるのが現状でもあります。事実、熊本空港からのミルクロードルートでのアクセスでは、私たちが走っている横を自衛隊の車が頻繁に追い抜いて行き、まだまだ復興半ばであることを印象付けていました。被害の大きかった阿蘇大橋付近(立野、河陽地域)では、3月時点ではまだ手付かず状態であった崩壊家屋や割れた道路、崩れたままのお墓などが見られましたが、今回のサイクリングではそれらはすっかりと撤去修復されて、見事に元の姿へと戻っていました。しかしながら反面、依然として阿蘇大橋はそのままであったり、鉄道の復旧作業もめどの立たない状態だと聞いています。現場に立つと、その災害の規模がいかに大きかったのかが良く判ります。これから先も、完全なる復旧に向けて黙々と作業が続いて行くと思われます。しかしながら肝心なのは、阿蘇に住む人々の暮らしを最優先に復興させなければいけないということです。2度だけのサイクリングでは、その実態にはなかなか触れることはできないことなのかも知れませんが、現場を訪れると必死に頑張っている姿から、ひしひしと伝わるものがあります。阿蘇の一番の産業は、観光だと思います。観光によって生計が保たれている人々が、どれほどいることでしょうか?観光が復活しなければ、阿蘇が復活したことにはなりません。私は、その部分については微力ながらも応援することができる部分があると考えています。足を運んで、阿蘇を盛り上げることのできるのは、実は私たちにできることの唯一のことでもあるのです。サイクリングで走るばかりでなく、田舎の小さなお店や温泉を利用することで、少しでも活気が取り戻せると思うのです。私たちが次回訪れる時に、阿蘇の人たちが私たちを笑顔で迎えてくれることこそが、本当の意味での復興となるのではないでしょうか?
2017.10.13
コメント(0)

今回使用のサイクリングバイクについて今回のバイクは650Cサイズのアルミフレームバイクです。昔ながらのダブルレバーで、変速は9段というナローレンジとなっています。フレームサイズとしては私の身長に対して少し大きめで、トップチューブがほぼホリゾンタルとなっています。少しグリップ位置が前方なので、ハンドリングがクイックなのが難点と言えます。長時間の両手離しは出来そうにもありません。それでも、走りは軽く多少の上りでも十分上ることができます。このバイクで、海外のフランス・ラルプデュエズ、イタリア・ドロミテをも走ってきました。飛行機での輪行もコンパクトなので扱いやすく簡単で、かつ部品もシンプルなものばかり使っているので、故障も少なく旅先でもトラブル無しで走ってきました。ちなみに、タイヤはパナレーサーパセラ、25Cの溝入りです。肉厚でグリップも強く、段差でも安心して走ることができます。ロードと言うよりも、クロスバイクといったほうが正解です。海外、国内ともにパンク知らずのノントラブルですから、見事なものだと言えます。時々、走りながら考えたりします。道具は出来る限りシンプルで、人間がそれを使いこなすことこそが大切なことになるのではないでしょうか?と・・・。たとえば包丁などのように、もともとシンプルな道具は、使い手に依るところは大きいのではないでしょうか?「包丁さばき」という言葉があるように、「さばき」の部分は人間側にあると言えます。もちろん名刀・関の孫六のように品質の良さはありますが、それだけでは片手落ちとなってしまいそうです。「さばき」が完璧であってこそ、初めて関の孫六が生きるのです。たとえば、現代風に考えて、そんな包丁を電動化しようと考えたらどうでしょうか?微振動が素材を勝手に切ってくれるアイデアとか、魚をさばくとその素材のカロリーとか新鮮さがデジタルで表示されるなどはいかがでしょうか?そんなアイデアがあっても今の時代実現的であろうし、そんなモノが実際あったとしても不思議でないと思われます。ただ、どうでしょう、そのようなモノに気持ちが動かされるのは一時的なその時だけではないでしょうか?とことんシンプルさを極めたところに美しさがあるのだと、私は思えてしまうのです。シンプルなモノほど使いこなす楽しみが出て、長く使えるような気がしてならないのです。使いこなすことで、モノの品質の良さと自分の技量の高さとでひとつの完成形ができあがるのです。道具が良くても使いこなせなければ意味がないし、その反対でも意味がないのです。両方が揃って初めて完成されると言って良いでしょう。自分の足としての自転車がどんな形のものがベストなのか、いつもそんなことを考えてしまいます。練習しよう。努力しよう。頑張ろう。使いこなすことができるまで、練習を重ねて、いつの日か自分の身体の一部分となっている日がきっと来ると信じるのです。包丁をコンコンコンと、リズミカルに使いこなせるようになる日を・・・。グリップを握ったときのフィット感が、いつになく感動をもたらしてくれるのです。「これなら行ける!」と感じぜずにはいられないのです。小気味良く回っているホイールが気持ち良く感じられます。良く回り、振れないホイールが安心できます。ビンディングでもないのに、ペダルに足がしっかりとくっついている感じがします。それも、安心感を生んでいます。出来る限りシンプルで、しかも楽しい、気持ち良い、そんな自転車が最愛の自転車となるのかも知れません。しかし、これは私が求める自転車像であって、必ずしも誰にでも通ずる形ではなさそうです。一過性の楽しさを求める人々も、沢山いるはずなのです。それらの人々も否定するわけにはいけません。楽しみは自転車のみにあらずなのですから・・・。これは、密かにあくまでも自分の楽しみの範疇としてあれば良いのかも知れないのです。
2017.10.13
コメント(0)

ブランドは求めない自由なスタイルサイクリングでは走る楽しみが主体となる為に、あまり観光スポットや宿泊所、おみやげなどにはこだわりません。残念ながら、サイクリングの場合には、荷物が重くなるのを防ぐために、お土産類は一切買いません。家族、友人等にも「お土産は無いよ。」と前々から告げているので、買った覚えは一切ありません(笑)自分の気に入った小物だけはこっそりと買いますが・・・。「阿蘇山」というブランド化された観光地でも、サイクリングの場合は一般の観光客の方とは違った捉え方をしているように感じます。もちろん、観光地だったり史跡だったりには関心はありますが、それらの観光が最たる目的とはならないところです。バスで来られている観光客の方たちは、阿蘇山上までのバスでの道中は、あくまでも移動であってそれ自体は目的とはなっていないはずです。サイクリングで最も重要なことは、走り易さと気持ち良さだと考えます。阿蘇の自然はもちろんのこと重要な要素ではあるのですが、そこを走るときの路面の状態であるとか、交通量であるとか、勾配が緩いかきついかなどのことの方が優先すると考えます。出発してから阿蘇の山上へ着くまでのそのプロセスがサイクリングの本来の目的なのです。ですから、自転車に跨っているその時々のロケーションが大切になってきます。ペダルを回しながら観る景色こそが、リアルな自然と言うわけです。事前に詳細な情報を仕入れて、ペダルにかかる負荷を考え、且つそこで見ることのできる最高の景色をイメージしてサイクリングのコースを選定すると言って良いでしょう。しかしながら、その道路状況は走ってみなければ判らない部分が多々あります。実際に走りこんで、道路の路肩の状況だとか、路面のヒビの状態などを走りながら確認することになるのです。事前に仕入れることのできる情報などは些細なもので、イチかバチかで走ることにならざるを得ないのが、ワイルドな部分でもあると思われます。それは、賭けみたいなものとなってしまいます。故に、感動もひとしおと言うものです。宿泊先についても、同様なことが言えそうです。今まで、あまり宿泊場所にこだわった覚えはありません。どのような、ホテル、旅館、民宿、ビジネスホテルでもOKです。サイクリングの場合は、アウトドア系となる為に小綺麗な格好で走るわけではありません。夏場は汗でビショビショになっていたり、雨の時には泥で、それこそ汚い状況であったりします。あまり高級なホテルとか旅館であると、恐縮してしまい、返って後悔してしまいそうです。できるだけ安宿かバックパッカーやサイクリストを歓迎するような宿を探しています。今回のお宿は、阿蘇内牧温泉の老舗旅館、蘇山峡でした。「話と違うじゃないか。」「めちゃくちゃ高級旅館じゃないか。」と言う意見が出そうですが、蘇山峡は自転車に関心の深いスタッフが常駐していてサイクリストを歓迎しているところなのです。もちろん、建屋とかロビーなどはいつもの安宿では味わえないほどに立派な造りとなっているので、若干恐縮してしまいましたが(笑)それでも、そんな由緒正しい旅館に泊まれたことは、ある意味ドラマだったのじゃないかと思います。蘇山峡は、その昔、歌人・与謝野晶子が滞在した宿としても有名らしいです。そのお部屋が今でも現存していて、見学も可能でした。お勧めです。サイクリストは、通常安宿に泊まることがお決まりとなっていましたが、たまにはこのような高級旅館に泊まることもできるのは、昨今の自転車ブームのおかげではないでしょうか?サイクリングでは、既成概念に縛られない自由な体験ができるのがストレス無く、楽しさに繋がっていくと考えられます。走っているその一時一時が楽しくて嬉しくてたまらないことが大切で、ひと汗かいたその瞬間がとても開放的で素晴らしいと感じることこそが重要となってきます。ヒルクライムをしこたまこなして上り切った山頂で阿蘇の絶景を目の当たりにすれば、誰でもが涙がでるほどに感動することは間違いないでしょう。阿蘇のスケール感を、実際に身体でもって体感してこそリアルな阿蘇山を知ることができると思っています。ちなみに、今年宿泊した場所は、蘇山峡の他に、角満、白川温泉瑠璃、ビラパーク阿蘇です。阿蘇山サイクリングを計画されるのであればサイクリングコース、宿泊所などについてお気軽にお尋ねください。まだまだ、沢山の魅力を持っていそうな阿蘇山です。そんな巷で知られていない阿蘇山を探すのも、サイクリングの醍醐味だとも思えます。
2017.10.12
コメント(0)

あか牛丼vsだご汁走ればお腹が空くのは、サイクリングの常です。サイクリングでは、走ってエネルギーを消費して食べて飲んで補給する、が楽しみのひとつになります。サイクリングコースを考えながら、思わずサイクリング途中の食いもん屋を探してしまいます。阿蘇での筆頭に挙げることのできるのは、やはり"あか牛丼"でしょう。あか牛丼を外すことはできません。いたるところで"あか牛丼"にありつくことはできます。しかし、3月の来訪時には、阿蘇駅近くのドライブインでそのあか牛丼を食べましたが、さほど感動は覚えませんでした。あか牛と言えど、牛に変わりは有りません。そのように言ってしまうと身も蓋も無いように聞こえますが、事実私の舌では、神戸牛と阿蘇のあか牛の違いは分かりません。同じあか牛でも、美味しいあか牛もあれば普通のあか牛もあるということです。ですから、ここは少し張り込んでひとつランク上のあか牛丼を探すことです。ヒルクライムを一本こなし、阿蘇の絶景を眼前にして食べるあか牛丼は、格別なものがあります。多少奮発しても、損はありません。今回は、北山レストランのひとつランク上の牛肉を使っているスーパー倍丼(バイドン)が絶品でした。これは間違いありません。もうひとつガツッと食べるならば、だご汁定食となります。平べったい団子が入って腹持ちが良く、サイクリストにとっては格好の補給食となります。リーズナブルに、かつたらふくに食べたい時はこのだご汁でしょうか。私は、3月の来訪時に阿蘇駅内にある食堂、坊中亭で食べました。その他にも、郷土料理や名物は沢山揃っています。馬刺しや辛子レンコンなどもそうですね。なかなか全部を平らげることは難しいので、好みに合わせて食べていただければよろしいかと思います。私は、あまりグルメ本やパンフレットで探すことは少ないと思います。サイクリング途中で出会ったお店の看板や建屋などで判断して寄ることの方が、多いかと思います。たまに失敗はしますが、それもサイクリングの醍醐味だと思っています。期せずして、ドラマが生まれる場合も結構あるものです。ドラマ?と言えば、今回は、内牧温泉街の七福神という居酒屋で食べた辛子レンコンですかね。美味しいのは美味しいのですが、あまりのレンコンの量の多さにお酒のあてがレンコン、レンコン、レンコンと始めから終わりまでレンコンだけという、レンコン尽くしとなりました。しばらくは、レンコンは勘弁してほしいですね(笑)
2017.10.10
コメント(0)

阿蘇エリアのスケール感を把握するサイクリングでコースを選定する上で、その地域のスケール感を把握する必要がでてきます。標高も含めての距離感を掴むことで、より正確な必要時間を割り出すことができるというものです。まず、阿蘇へのアクセスにかかる自走距離は大方次のようになります。大分から阿蘇駅への自走でのアクセスは、リタイヤのことも考慮に入れて豊肥本線沿いに57号線を走るとして、70kmから80kmぐらいでしょうか。一方熊本空港からは、阿蘇駅までは30km弱ぐらいです。どちらも阿蘇山へ向かって上り基調となるために、サイクリングペース15km/hよりも遅いペースで計算する必要が出てきます。大分側からの自走は距離も長くなるので、それなりに健脚な方がトライするには良いと思われます。熊本空港側からは、自走がお勧めとなりますが、これもまた、上り基調となり外輪山付近ではかなりの勾配となるために、足との相談が必要となるでしょう。熊本空港側からのアプローチでは、目の前にすでに阿蘇山への入り口となる立野辺りの渓谷を確認することができるので、モチベーションはダダ上がりとなります。それでは阿蘇火山群の大きさはどうでしょうか?火山群を回る外周路57号線~325号線~265号線は、一周で約57kmほどです。大きさの比較としては小豆島がイメージし易いかも知れません。外周路(57~325~265)はレースレベルで駆け抜けたのならば、それこそ2時間ぐらいでは走れてしまう距離となっているのです。そして、外輪山への淵(ミルクロード)へ上るルート(ヒルクライムルート)がいくつかあります。赤水から二重の峠経由で上るルート、内牧温泉より大観峰へ上るルート、阿蘇一の宮から11号線を上るルートです。阿蘇市街地標高は約480mぐらいで、外輪山の頂上が950mぐらいですから、その差470mぐらいがヒルクライム時の獲得標高となります。外輪山へのアプローチは、距離7kmぐらいを5~7%ぐらいの勾配でひたすら上ることになります。荷物を担いでのヒルクライムは若干厳しいものがありますが、身軽でのヒルクライムは、いつもの朝練のように気持ちの良いものとなるでしょう。そして、メインディシュとなる阿蘇パノラマラインのヒルクライムは約14kmの距離を標高差490m上ります。平均勾配を算出すると、3.5%となりグッと上り易い勾配となっています。上りも下りも快適なのは、この緩い勾配となっているからです。これで、大方阿蘇山エリアのスケール感がつかめました。コンパクトなエリアとなる為に、コースバリエーションもいろいろと考えることが出来そうです。ただ注意しておかなければいけないのは、観光スポットが沢山あることと、何処を走っていても絶景に出くわすので、じっくりとそれらの景観を楽しむ時間を作りたいものです。お昼時に、絶景を眺めながらランチタイムとするも良しでしょうし、そこでお昼寝タイムとするも有りだと思います。最高に気持ちの良いロケーションでのひと時を、十分に堪能したいものです。
2017.10.09
コメント(0)

ミルクロードかパノラマラインか?サイクリングコースとして2大コースを挙げるとすると、ミルクロードとパノラマラインです。この2コースは必ずと言って良いほど走らなければ後悔するでしょう。どちらも良くて一つには絞れません。まず、ミルクロードですが、名の通りあか牛の乳牛を運んだ道ということでミルクロードと名付けられていると推測します。確認はしていません(笑)阿蘇の山々は木々に覆われているというより、すすきの原となっています。そのために視界が開けて気持ちの良い景観が得られるのが特徴です。春先のお彼岸の頃に野焼きが行われて、その後、雑草が生えてくるのを防いでいるようです。野焼きによって、阿蘇の草原は保たれているのです。今回のサイクリングでは、まだすすきの葉が緑色で一面緑の草原のように見えていました。あか牛の放牧がいたるところで行われていて、なるほどあか牛の阿蘇と言われている理由が良く分かります。空港側からのアクセスだと、二重の峠からの上りをこなす必要がありますが、絶景が待っているとあってペダルにも気持ちが入ります。阿蘇5岳を望みながらのサイクリングは正に天空のサイクリングとなります。ところで、天空の道と言われたラピュタの道はどうなったか、ご存じですか?震災後手付かずの状態でここまで来ましたが、どうやら被害の程度が激しくて、廃道となりそうなのです。残念です。現在は通行止めの土嚢が入り口に積まれていますが、歩いて中に入ることは出来ました。もともと浸食が進んでいたのか、外輪山の内側では崩落が各所で見られます。ラピュタの道のあるところも、かなり険しいロケーションであったために、いつかは浸食で崩れてきそうな状況でもあったのだと思われます。上より眺めるとかなり激しい崩落がみられて、崩れかかった崖などは近づくのも怖いぐらいに、亀裂が入っていたり、大きな岩が崩れかかっていたりするのです。復旧は相当難しく、たとえ復旧されたとしても危険度はかなり高いと思われます。実際現地に立つと相当の勾配で、決して上りでは苦しませずしては上れない道でした。同様に下りでもフルブレーキングで恐々下るような状況だったと思われます。あの坂を上る兵は相当な健脚でなければ無理でしょう。伝説的に、そんな道がサイクリストの間で神話化されたのも束の間でした。実際現地に立ってみないと分からないのもサイクリングの醍醐味でもあるのです。ミルクロードには何ヶ所か展望所があります。私のお勧めは北山レストランです。店長お勧めの倍喰丼(バイクドン)が絶品で、感動の完食となりました。ミディアム加減のお肉と何とも言えなく美味しいタレがなによりです。三菱のロケットと繋がりを持つ怪しい店長も、何か不思議なオーラがありましたね。ミルクロードは、いろいろな意味で感動を得ることができます。是非走っておきたいサイクリングコースです。それでは、2日目に走った阿蘇パノラマラインはどうでしょうか?ミルクロードに勝るとも劣らないほどに、サイクリングコースとしてお勧めです。阿蘇駅より山上までは14kmほどの距離となります。走り始めて2kmほどは杉林の中を黙々と走りますが、やがて視界が開けてここもまた天空のサイクリングコースとなります。勾配は一定で緩やかに上ってい行きます。そのために、足にかかる負荷が一定で、まるでローラー台で回しているような錯覚に陥るほどにペダルが気持ちよく回ります。適度な勾配なのでスピードものり、高速ヒルクライムとなります。しこたま杉林の中を快調なペダリングで飛ばしていると一気に視界が開けて、天空のサイクリングへと変わります。上り始め2kmの勾配よりは少しきつくはなりますが、360度開けたパノラマがランナーズハイの状態に引きずり込み、まるで疲れを知らないスパーマンにでもなったかのような気分になります。コーナーコーナーを曲がるたびに景色が変わり視線を何処に向ければよいのか分かりません。背中は外輪山が遠くそそり立ち、目の前には往生岳、柿島岳が聳え立ちます。道路の両側は牧草地が広がり放牧された牛や馬がいたるところに見られるのです。近くに寄った牛の表情は無関心一点張りで、まるで私たちの苦しさを無視したように口をもぐもぐと動かすだけでしたが、そんな表情にも感動を覚えるのでした。私たちは、出会う牛、牛、牛に感動しながら高度を稼いで行くのです。7,8km地点にお気に入りの米塚があります。ペダルを止めて緑に覆われた米塚を鑑賞します。米塚は寄生火山と言われています。お店近くの甲山ほどもない大きさで、今の時期は緑の草に覆われて美しい抹茶色をしています。富士山をキャラクター化したような柔らかなそのフォルムは何とも癒されるのです。目玉をふたつ足してやると、そのままキャラクターとして使えそうです。癒された後は、呼吸を整えて後半に備えます。後半は九十九折れの上りをこなすと草千里へ辿り着きます。山上まではもうしばらくかかりますが、自然を満喫しながら散策を楽しみます。実は、このルートはダウンヒルも感動ものとなるのです。風を身体中に受けてのダウンヒルはまさしく天空の旅となるのです。1日で走るには短いコースとなりますが、しっかりとしたヒルクライムもこなし充実したサイクリングとなります。汗もしっかりとかいて、帰ってからのビールも旨いというものです。来年4月からは、火口の見学も再開するようなのでまた楽しみが一つ増えます。
2017.10.08
コメント(0)

まずは、阿蘇山が如何に貴重な山なのかを理解しておくことが必要ではないでしょうか?阿蘇山は、世界でも有数なカルデラであると言うことを知っておいた方が良さそうです。カルデラとは?外輪山とその中央にできた火山群からなる地形をカルデラと言います。その地形の成り立ちは、少しやっかいなので各自勉強してもらうとして(笑)火山群を囲むように形成されている外輪山の淵から火山群を眺めると、なんとも分かりやすいその地形に圧倒されると言うわけです。富士山でも、富士登山となると富士山自身の形を見ることはできないですが、その周辺の山に登ると美しい富士山の形を観ることができるのと同じです。外輪山から阿蘇5岳を眺めると、そのスケール感とその姿に圧倒されます。外輪山は阿蘇をぐるっと囲んでいるので、どの方角からでもその阿蘇5岳を見学することができるのです。つまり、360度どこからでも阿蘇5岳を見ることのできる展望台が外輪山なのです。しかし、その外輪山へ自転車で上ることができるのは、阿蘇山北部から北西部に位置するミルクロードだけです。自転車で走りながら阿蘇5岳を堪能できるということは、格別な感動があるのは間違いないでしょう。サイクリストにミルクロードが人気なのはそんな理由がひとつです。ついでに、阿蘇5岳を紹介しておくと、根子岳、高岳、中岳、烏帽子岳、杵島岳が、それです。その総称として阿蘇山があります。私のお気に入りの山は、根子岳です。5岳の中では最も古い火山だとされ、山頂は浸食でギザギザ頭となっています。のこぎり歯のようなその特徴的な容姿は威容な圧力を感じます。走っていても、つい見入ってしまいます。その他にも米塚と呼ばれる特徴的な寄生火山があります。スケールは小さいですが、こんもりとした綺麗な形には惹かれるものがあります。今の時期は、抹茶色に染まりなんとも美しい火山となっています。これも、お気に入りの火山です。阿蘇山の中央部の火口からは水蒸気が舞い上がり、活火山としての生命力を感じます。ときどき激しく噴き上げているのを見ると、少し不安になってしまいます。また爆発してしまうのではないかと・・・。この地域で生活している人々はそんな不安を抱きながら生活していると言っても良いでしょう。それが、この地域の当たり前なのです。現在(2017.10.7)噴火レベル1です。しかし、進入規制は依然解かれずに現在も続いています。来年4月になると、火口見物が可能となるという情報をいただきました。現在は規制の解除とは別に、お客様を受け入れる状況が整っていないと言うのが現状だと思います。来年になると、更に阿蘇も活気を取り戻すのでしょう。阿蘇山では、外輪山をサイクリングするコースと阿蘇山上まで阿蘇パノラマラインを走るルートの大きく2コースが、メインのコースとなります。一度に両方を走ることは可能ですが、できればそれぞれに1日かけて、じっくりと散策しながら走りたいものです。
2017.10.08
コメント(0)

今年2回目となる阿蘇山サイクリングが終了しました。まず、素直に驚いたことは前回に比べ復興がどんどん進んできていることです。熊本からの迂回路として阿蘇長陽大橋が開通して、阿蘇へのアクセス道が増えたこと。そして、阿蘇パノラマラインは阿蘇山上までの通行可でしたが、南阿蘇へ通じる阿蘇山上から阿蘇白水温泉瑠璃までの区間が先日10月4日に開通しました。これらのことで、以前よりグッとアクセスがし易くなり、サイクリングルートも計画し易くなりました。迂回路が増えたことで、交通量も分散されて、渋滞も多少緩和されているようです。完全な復興には相当時間がかかるものの、確実にその姿を取り戻しつつあるのは事実です。それに伴いサイクリストにとっては、以前より数倍走り易くなっていることは間違いありません。何と言っても阿蘇から南阿蘇への阿蘇パノラマラインが全線開通したことは、嬉しいことでもあります。前回はフェリーにて大分からの輪行でしたが、今回は飛行機での熊本空港からのアクセスとなりました。熊本空港からは、阿蘇までさほど距離は無く、20km弱ほどのアクセスとなります。しかしながら、その行程は厳しく結構な勾配の上りをこなす必要があります。今回、空港からのアクセスは、57号線~339号線~ミルクロード~大観峰~内牧温泉というルートでした。57号線より339号線へ入るといきなり延々と続く上りとなります。西南戦争で有名な二重の峠の交差点まで地道に上ったかと思えば、更にそこから外輪山の頂上までの九十九折れの上りをこなさなければいけません。しかし、上り切ってしまえば最高のロケーションが待ち受けています。360度外輪山の淵から眺める、阿蘇5山の絶景です。そこまでの苦しさを一気に忘れさせてしまうほどの感動が待っています。サイクリスト必見のロケーションと言い切っても良いでしょう。その景色を見ずして死ぬことはできません。前回の3月のサイクリングでは、このミルクロードを走った時には雪が降っていました。朝から雨で、凍えるようにして走った記憶が残っています。しかし、今回初日は見事に快晴に恵まれて、そのリベンジを果たすことができたのです。このブログにて、少しずつ阿蘇の魅力について紹介させていただきたいと思います。興味のある方は是非ご覧ください。
2017.10.07
コメント(0)
全9件 (9件中 1-9件目)
1