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ステキ。佐藤江梨子×松山ケンイチ ユニクロCM(webver.)監督は中島信也さんみたいです。カップヌードル、サントリーDAKARAのCMでお馴染みの。こんなステキなものも撮れるのかーこの人はぁー。感心!感嘆!また、松山ケンイチがかっこいくてイイね!サトエリも切なくてイイね!熊木杏里の唄もイイね!ふっ、と手のひらから零してしまったものを思い出してその場に立ち尽くしてしまう夜って決まって月が出ていないのです。今夜は皆既月食。でも月は出ていません。
August 28, 2007
久しぶりに、キム・ギドクの『うつせみ』をDVDで鑑賞しました。大好きキム・ギドク。自らの映画をポン・ジュノの『グエムル』と比較し、『グエムル』の圧倒的な動員数の前に卑屈的になって「自分の映画はゴミだ。もう撮らない。すみませんでした。」とか言っちゃう偽悪的なキム・ギドク。みんなが隠したがる人間の業を描出する映画はゴミではないっス先輩!飛びぬけたセンスがないとできないことであります!彼の映画は、観て楽しむものでも、理解しようとするものでもないです。観て、ただただ、感じるものです。と、言っても、好きだ好きだと言っている割には彼の作品の半分も観ていないことが判明したので、これからギドクを極めたいと思います。好きというからには!一緒に観た好きな人に「俺、泣きそうになった1シーンがあるんだけど、どこだか当ててみて」と言われて、当然一発即答で当てることができる私に、私自身照れくさくなった。あなたの一番好きなものはなんだって当てられるよ、と彼に豪語している私だけれど、本当は、当てられる、のではなくて、私の一番好きなものとあなたの一番好きなものが偶然にも同じだけなんだよ、ということ。魚の半身が私で、もう半身が彼だ。お互い骨と内臓剥き出しで透明な水の中を泳いでいる。彼と付き合うようになるまでは、映画は一人で観るものだと思っていました。もちろんいまでもそれは、当たらずも遠からず、だと思っていますが、私の場合、特別に誘ってまで一緒に観たいと思う相棒がいなかったというだけで、相棒がいるならばその人と観に行ってもろもろを分かち合いたい。映画は分かち合いたい。親からの「映画は好き??」というメールを朝に受け取って、寝ぼけ眼でおぼろげに、でもはっきりと「映画が好きです」と返したことに始まった日曜日は素晴らしい一日だった。
August 27, 2007
高校野球全国大会是即ち甲子園にとことん骨の髄まではまったので、あだち充『H2』を読む日々です。やはり男の子に産まれたかったぜー。エース番号つけて甲子園のマウンドに立ちたかったぜー。カッコイイよ、比呂、カッコイイよ、比呂。しかし、仙台育英の佐藤君なんか比呂より速い球を投げたんだぜ。155キロ。カッコイイよ、佐藤君、カッコイイよ、佐藤君。しかし、そんな少年たちにあこがれるインドア派代表おばさん、あたし。運動神経が酷く鈍いあたしがこの能力のまま男の子になったら・・・おお、恐い。恐いぞ。運動のできない男子なんて道化師に転ずるしかないし、成長するにしたがって頭でっかちになっていって男たるもの硬派であるべし、なんてスローガン打ち立てちゃうから、女の子からキモイよね、と煙たがられるだろう。しかも、奇跡的に好きな女の子に好意を持たれたとして「ねぇ。私のこと好きなの?ちゃんと言葉で言ってよ。」と言われても「はぁ?言葉なんてただの枠組みだろ。そんなものに頼って君はなにを得ようとしているんだい?」なんて反撃してしまうだろう。おお、恐い。恐いぞ、未来。結論。男の子じゃなくてよかったー!はい、オッパッピー!私のくだらなくもとろとろと続いていくような平坦な生活を、親友が羨ましいと言ってくれました。彼女は私の生活の中にいろんなキラキラした粒があると仰ってくれました。申し訳ない。違うのだよ。胸を張って叫ぶ。違うのだよーーーーーーーーーーー!!!とらえどころのない透明な生活に流されている私は、それに形を作ろうと、色をつけようと、匂いを染み込ませようと必死なのだ。ナチュラルパワーたる生活の怒涛の流れに抗うことに必死なのだ。私自身に輝けるものは何もないから、輝いている何かを拾って着飾ることに必死なのだ。イミテーションのキラキラが眼に刺ささって痛い。たまにそういうのが虚しくて一日中何もしないでいることがある。クーラーをつけないで、窓も閉めて、むんむんと水かさを増していく薄暗い部屋の中ぶくぶくと沈んで石油になろうと思うことがある。だけど石油になんかなれなくて、私はクーラーつけなかったのに東京の電力消費は今年最大消費量を記録しちゃったりして、自然の役になんか立てなくて、ゴミを吐き出すために生きている。黴ゆ。だから、私は虚しくても己を着飾るために何かするのです。それが図らずもキラキラして見えてしまうことがあるけれど、キラキラなんかしてないのです。着飾るためではなくて生きる為に何かを為しえたならば、キラキラできるのだけど。キラキラしたいです。あなたみたいに。今日もまたイミテーションのダイヤを身に付けるべく、夕方から麻布十番祭りに繰り出し、半狂乱で盆踊りしてきます。これだけ暑いと、ふと「あたい、何のために生きてるんだろう」とか考えちゃうと思いますが、そんな問い、古代ギリシア哲学の時代から問われ続けて尚未だ答が出ない悪問なのだから、どうでもいいんです。どうでも、いいの。盆踊りましょう。
August 25, 2007
土曜日、二子玉で打ち上げられる花火たちを見て来ました。二子玉高島屋デパ地下で飲み物ともずくと餃子と焼き鳥を購入し、近くの居酒屋の出店で焼きそばと枝豆と春巻きを購入。多摩川沿い下流方向に30分ほど歩いたところの土手に座ってそれらを食べながら花火鑑賞。(しかし、もずくは水洗いが必要と診断され食えず終い。)黒猫ちゃんと星と月モチーフの自慢の浴衣の小袖を火炎の匂い纏う風に揺らせながら、子どもの嬌声に便乗し「椿ー!」とか「朝顔ー!」とか「スターマイン!」とか「逆さまニコちゃん!」とか叫ぶのが非常にオツでした。花火会場近くにデパ地下があるって素晴らしい!上京してからというもの、浴衣着たさに様々な花火大会に顔を出しましたが、二子玉での花火大会は暫定2位です。打上げ場所から近いのに人混みじゃなくて且座れてゆるりと見られるスポットがある、というのが私の中での素晴らしい花火大会の基準ですが、二子玉はその基準をクリアしつつおいしい食べ物が手に入り易い、という点での2位入賞です。いやいや、おめでとう!日曜日は夕方にスタジオに行って調子こんでギターを弾きました。調子こんだドラムに合わせて。これで2回目のスタジオですが、機材の使い方を覚えられません。もたもたしているので時間を無駄にしています。しかも歌いながらギターを弾くことができないので気づくとすぐに「あ~ぅあ~」と歌っていますし、ギターソロも弾けないのでギターソロも「ディリディリディ~」とか言って歌ってます。非常に気持ちが悪いです。自分でも。でも、楽しいです。己がヒサコになったかのような眩暈を覚えます。そういや、週末は24時間テレビがやっていましたね。私は生放送のドタバタを見ていることができないので一切見ませんが、今年もたくさんの感動が生まれたのでしょう。一人でやらなくてはいけないことはたくさんあって、それは一人で戦わなければならないものだけど、週末は一人では得ることの出来ない外からくる何か得て、めーいっぱい楽しみたいのデス。
August 20, 2007
お盆中に『天然コケッコー』を観に行ったのでした。原作くらもちふさこ×監督山下敦弘×音楽レイ・ハラカミ×主題歌くるり×脚本渡辺あや私の「好き」が大集結してしまっているこの映画、何があっても見逃すわけには行くまい!!!ということで観てきました。原作の素晴らしさをなんとか描いてみせよう、という意気込みは感じたのですがそれが残念ながら失敗している、という印象でした。もちろん、映画は悪くないのです。だけど、それぞれがそれぞれの持ち味を少しずつ薄め合ってしまった感じ。ちょびっと残念。天然コケッコーは漫画で摂取するのをおススメします。私的サプライズだったのは、廣末哲万氏が出演していたことでした。彼は高橋泉氏とタッグを組んで映画を作っている監督兼俳優です。今私が最も注目している人たちの一人でもあります。『ある朝スウプは』『14歳』などが彼らの映画です。あ、あと、主演級の男の子がかっこよかったです。岡田くんというらしい。どうかどうか、B-boy市原隼人みたいにはならないで。と強く願っています。しかし、田舎っていいですね。鳥取・島根サイコー。
August 17, 2007
お盆中に摂取した旨きもの。鎌倉雲母の宇治抹茶白玉クリームあんみつ。こ寿々のわらび餅。Romi-Unie Confitureのジャム各種。キルフェボンの南国フルーツのタルト。渋谷ゴールドラッシュのトマトハンバーグ。お盆中に消化不良だったこと。カラオケ行ったらCocco甘い香りが入ってなくて歌えなかった。ausとサンガツを楽しみにして行ったオールナイトイベントなのに、ライブハウス内の空調がキツ過ぎてあっけなく冷房病にかかりサンガツを見ることなくこれまたあっけなく退散してしまった。鎌倉の報国寺の竹林を楽しにしていたのに、北鎌倉の山の中を歩き回っていたら拝観時間16時をあっけなく過ぎてしまい見ることができなかった。アップルストア銀座店でのtoeの無料ライブに行ったのに人が多すぎて見られなかった。Romi-Unie Confitureは鎌倉駅西口をちょびっと先に行った所にある、お菓子研究家いがらしろみさんのジャムのお店です。私は自分用にピーチ&パッションフルーツのジャム、実家に送る用にマンゴー&パイナップルのジャムを買いました。一緒に行った相方殿方はマンゴー&バナナジャムとキウイ&マンゴージャムを買っていました。ちょびっとだけ凍らせたヨーグルトにそれらのジャムを混ぜて食べたのですが、画期的に美味かった!!!!小さい1瓶650円からとお高いジャムですが、生活の延長上にはないお店のため難なく買っちゃいます。みんなも難なく買っちゃって!美味いから。
August 15, 2007
コッペパン買ってくれるって言ったのに買ってくれなかった!コッペパンの不在を理由にし、相方男性に喧嘩を吹っかけました。どこの大人世界にコッペパンで憤怒するオトナが居ろうか。私はコッペパンのみで杯盤狼籍に及ぶことができる悪質な人間だ。コッペパン。コッペパン。コッペパン。なんて間抜けな響き。今思えばそんな間抜け野郎どうでもいいものじゃないか。「コッペパン買うって言っただろ!」「コッペパン忘れただろ!」「涙!涙!涙!」あまりのわけのわからなさに言葉を失う相方男性。憐れなり相方男性。他人は自己の鏡である、とはよく言うことであるけれど、私と相方男性の場合一般的にいわれてるそれとは実質が異なっている。相方男性はとても不思議な人間で、私の悪いところ全て真綿のように吸収せしめることができる新種の臓器を持っており、その体躯を覆う皮膚は鏡のように光って私の醜悪さを映すのだ。彼は私の内視鏡。私が見ることが不可能だった部分、若しくは眼をそらしてきた癌細胞を余すことなく映しだす。ああ、私は全く酷いのだ。「人にかくせられんと思うことを人に為せ。」他人と自己を同様のものと考え、自己を愛するように他者を愛せと説いているキリスト教的思考に立つと、人は他者との組み合わせの関係が安定した時に平安を見出す。反対に、「己の欲せざる所を人に施すことなかれ。」他者を自己のように愛すことはできない、よって我々の為しえる最善のことは他者に対する冷酷さを抑制することだ、と説いた孔子的思考に立つと、人は他者との全き平等の結びつきにおいてなんらかの躊躇いが残されていることが平安なのだ。孔子的なものに非常にシンパシーを感じてきたが、もう私はダメだ。自分がやられたらブチ切れるだろうな、と思うことを率先してやっている。孔子の言う、仁とか慈愛を持って生きたい。せめて、大切な人たちの前だけでもいいから。
August 11, 2007
ベンキョをしていると、つむじ付近の髪の毛を抜いてしまいます。よって、もうそろそろハゲそうです。てか、ハゲてます。どこからがハゲでどこまでがハゲでないか、というのは大変に簡単な問いでありまして、己がハゲだと思えばハゲなのです。あー、抜いちゃう。今日も昨日と同じジョナサンに行きました。昨日対応してくれた店員さんが今日もいて、私を見るなり「禁煙席でよろしいですか?」とにこやかに対応してくれたのですが、口から出たのは「喫煙席で。」でした。優しい人には辛く当たりたくなってしまう悲しき性。ジョナサンからの帰り道、「今日もちゃんと勉強できてよかったー!」と盲目的な上機嫌に陥り、「夕方の空が夏ではないか!諸君!」と上を向いて歩いていました。「私ったら前向きどころか上向きじゃない!」と独り言をかました瞬間、ミミミッ!!!私はアブラゼミを思い切り前方へと蹴り飛ばしました。約1メートルほど先にペンキで塗ったような白い腹を夕空に向け倒れているアブラゼミ。六肢をちぐはぐにバタバタさせているアブラゼミ。恐い。めくるめく罪悪感に絶えられず、心拍数の上がる心臓を圧して私はそのアブラゼミに「すみません」と指を差し出し、六肢に絡ませて起こしてあげることに。「さあどうぞ、私の指を使っ・・」ミミミッ!!!アブラゼミは私の指に絡まって起き上がったと思ったらものすごい勢いで私の右頬にぶつかって夕空へ飛んでいきました。痛い。恐い。今日の教訓。己が蹴り飛ばしてしまったからといって、道に仰向けになっているアブラゼミに1ミクロンたりとも同情心を見せてはいけない。両眼から得ることが出来る情報量を最大限に活用するため、やはり、上を向いて歩くでもなく下を向いて歩くでもなく、正面を向いて歩くことが大切である。ところで。浅野いにおの新刊『おやすみプンプン』を読みました。コレは思いっきし私の好きな浅野いにおでした。浅野いにおはメルヘンな物語運びで現実世界を漫画に映し出す人だと思っています。それが最高にうまくいっているのが『素晴らしい世界』。メルヘンに行き過ぎてしまっているのが『虹ヶ原ホログラフ』『ひかりのまち』。現実世界を映すだけになってしまってるのが『ソラニン』。という認識。私の中では。『おやすみプンプン』はメルヘン(というかシュール)を、彼の作品史上最高に巧く活用している。古谷実作品にはない切り取り方。リアルを描写するのに、どこまでも写実的にある必要はなく、現実世界に寄り添うこともない。いにおは魅せてくれました。主人公が子どもの落書きのような鳥ですから!すげーよ!まだ1巻だけなので、今後どうなるかはわかりませんが、浅野いにお作品暫定1位の『素晴らしい世界』を越してくれるのではないか、と期待しています。泣けるぜ。cocco。活動再開してからのcoccoは明るくて楽しそうで唄もキラキラしてて、大好き。
August 10, 2007
ジョナサンからの帰りに「今月まだフィールヤング読んでないやんけ!」と、はたと思い出し、フィールヤングを立ち読みしてきました。目当てはもちろん、ジョージ朝倉の『ピースオブケイク』お茶の子さいさい。主人公の堕ち方に「流石ジョージ・・・。」の一言。はたはたと涙が落ちてしまった。志乃ちゃん(主人公)、逃げないで。はたはたはたはた・・・
August 9, 2007
話を聞くところによると、相方男性の勤める会社の先輩がとても人間味溢れる面白き人です。その先輩がある晩、残業で仕事をしていると偶然後輩女性も残業をしており、帰りにその後輩女性とらーめんを食したそうな。すると彼、瞬く間にテンションが急上昇してしまい、相方男性にウイルス顔負けのわけのわからぬメールを送りつけ、次のメールで「なんで○○さんは残ってたのかな?」と解りきったことを聞き(仕事に決まってるだろう!?)、相方男性が「△△さんのことを待ってたんじゃないですか?」と気を利かして返すと、終いには調べれば解ることを聞くという体で電話までかけてきて、最後にちょちょっと、本題である後輩女性とらーめんを食べた嬉しさを分かち合うことを強要させたそうな。素晴らしきかな!ビバ!人間!その後輩女性には爽やかイケメンの彼がいるらしく、先輩をそれを承知だというのに、後輩女性を好きで好きで好きでたまらん様子!しかし表では「女としてみれないんだよなー」みたいな話をしているらしい!たぶん、「なんや、ひょっとしたらひょっとするかも知れんで!」って思ってる!思ってるー!!!なんて愛すべき動物!私はそういう愛すべき動物は、握りつぶしたくなって仕方ありません!こう、毛糸で優しくそっと包み込んで、その3秒後イキナリぬちゃぁっっ!!!って!!!!ぬちゃぁっっ!!!って!!!!うふふふふふふふふ。それでは今からファミレスへ行ってきます。目指すはジョナサンです。アクセントは「ジョ」につけるのが正しい「ジョ」ナサン。私の発音はジョナサ「ン」。こんな私、日本のサバンナ茨城県出身です。
August 9, 2007
職を手にすべく、勉強なるものをしている。人物重視の選考がある職ではなく、テストで突破していく職がいい。人物重視は無理!無理!無理!知らん人の前で話が出来ない!くすくすくすくすしかし、頭が悪い。というか、頭が悪くなった。要領も俄然悪くなった。10問解いてみて2問も正解できない。集中が1時間と持たない。図書館に1時間と居られない。喫茶店に1時間と居られない。暑い。喉が渇く。あ、漫画買おう。それら全てを己の年齢の所為にする。つ、つらい。なんて言葉を使うのに、ワタシの他に相応しい人がざっと80億人ほどいる。夏のいいところを探さないと夏を呪うことしかできない毎日に成り下がりそうなので、夏のいいところを全力で探してみた。そして見つけた。Tシャツとズボン、この組み合わせでオシャレに見える。ソレは夏!そう、夏はTシャツとズボンを穿いていればそれだけで伊賀大介レベルのおしゃれを楽しむことが可能なのだ。素晴らしい!そして私はソレを貪欲に実践している!余談だが、私はズボンをパンツと言えない。例えば。私がズボンを求め出向いたシャネルのブティックで、お姉さんに「何をお探しですか?」と聞かれたとしても「ズボンです」と言う。パンツは下着だろう!?インナー?パンティー?げぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼ!恥ずかしい!!!しかし、夏のイイトコロを見つけてみても、やはり夏は暑くてめんどくさい。特に、日焼け止めを塗るのが面倒臭い。だから私は日傘ばかりさしている。日傘さえさしていれば焼けないわ。と調子づいていたが、「直射日光より、照り返しの紫外線で焼けるらしいよ」との注意をある御人から頂いた。私は怒り心頭に発っし「この役立たず野郎がぁぁぁぁぁアアアア!!!!!!」と日傘を振り回し日傘の骨を一本折った。そして、ああああああああああああああああアアアア!!!!すまぬ!許せ!!!!!と喚き散らしながら折れた日傘の骨を直した。どうでもいいことやあからさまに嘘っぽいことをたやすく信じ、信じることで前進できるような真実っぽいことは断固として信じない。それと同じく、どうでもいいことは書けるが、大切なことも何一つとして書けない。バガボンド26巻がただひたすらに凄まじい。
August 7, 2007
自由が丘の盆踊りで浴衣着て盆踊ってきた。遠巻きに盆踊りを踊る人たちを眺めているとその中に、黄色のTシャツに鼠色の半ズボン、斜めに掛けた黒のポシェットを揺らしながら盆踊りのサークルの中に猛然と特攻していく中年男性を見た。日に焼けた顔、腕、脹脛。日に焼けた脹脛に紺色のソックスが酷く不釣合いだ。彼は東京音頭に合わせて拍手を打ちまくる。が、彼の拍手はリズム的に破綻しており、音頭のリズムとは一向に噛みあうことがない。それでも何かに憑かれたように全身で彼独特のタイミングで拍手を打っていく。平和で安閑な盆踊り会場において、それは極めて剣呑であった。盆踊りの係員さえも「触らぬ神に祟りなし」と言わんばかり、彼を空気のように扱っている。私はそれを熱心に見ていた。おかしくてメランコリックであった。諏訪哲史『アサッテの人』を読んだ。この小説は、『アサッテの人』という小説を書くことに挫折をしたワタシが語り手として登場し、意味のないアサッテ言葉を話す叔父の視点に立ったり、その叔父の妻の視点に立ったりして筆を進め、ストーリーらしいストーリーを待たないまま誂え向きな最後に落ち着くこともないメタフィクション。不思議な後味を残していく作品であった。面白い面白くないで感想を述べることが、なんとなくできない。それは、この小説を読んだ後だと、感想を述べる道具としての言葉自体を確かなものとして手にすることがくすぐったくて適わんからだ。だから、なにがなんだかちょっとわかりませんわ。状態のワタシだけれど、確実に言えることは、「読ませる」力を持った小説。だというこである。書きたいことが密度高く詰め込まれていて、小説ご都合主義に陥っていないこの小説は、読ませる。これからこの人がどんな小説を紡いでいくのかが楽しみ。明日は相方男性御推奨の円城塔氏の小説を読みたいと思う。そしてどうしてだか知らんが、この『アサッテの人』を読んだら、昨日見た盆踊り会場での彼の姿が頭の中をちらついて仕方ない。お腹も空いた。ついでに。一度行ってみたかった自由が丘の「古桑庵」という喫茶店に出向いてきました。和喫茶店が好きな人にはお薦め。抹茶ぜんざいはとても美味しいけれどホットな食べ物なので御注意!
August 6, 2007
夏が嫌い。暑いから。暑いです。東京シティ。昨晩は一睡もできませんでした。ああ、ねむい。あつい。ねむいあついねむいあつい。「趣味・特技 寝ること」という単語の並びを中学生の文集でよく見ました。趣味・特技を持たぬ、または把握できていない幼き中学生が全員そう書くので、クラスに少なく見積もっても10人はそう書いていた子どもがいたような気がします。それにしても、趣味・特技が寝ることというのは素晴らしいことです。のび太くんのように5秒以内で眠りに落ちる、というのは素晴らしき趣味・特技。私はというと、「苦手なこと 夜、寝ること」になっています。夜は「寝よう寝よう」と思えば思うほど、ピンク色の脳細胞が活発に動きだし、私の意思なんてそっちのけで考えたくもないことをのべつ幕無しに考え始めます。昨晩は「寝よう寝よう」と羊を数えていたのに気がついたら洗濯猫について真剣に考えていました。ハッとしてキッとしてそんな猫いるかァァァああ!!!と、己に猛烈突っ込みを繰り出し、もう一度「寝よう寝よう」とするのですが、また気がつくと今度はどこのだれだか存知得ぬなんちゃらさんの弟子入りについてを真剣に考えています。今のは誰じゃァァァああ!!!と、ベッドの上をゴロゴロのた打ち回り「今度こそ寝よう寝よう」とするのですが、結局それも灰燼に帰す、という運命を辿ります。とかく、夜に寝ることが大変難しい。昨日は1時間以上重い荷物をクソ暑い中引きずりまわしながら歩いたので体は眠がっていたのですが、頭がそうはいかずいつも通り。ある漫画で、足の指と脳の働きは繋がっているから足の指をバラバラにすれば思考もバラバラになっておじゃんになる、というのを見たので足の指をバラバラ動かしていたのですが、バラバラ動かしていたら猿蟹合戦を思い出し、毛ガニが大量に潰されていくのを考え、終いには沖縄の危険動物にまで思いを巡らしてしまい失敗しました。もー無理。無理無理!そう思ったら最後。朝まで読書コースです。朝6時を過ぎると、街の喧騒が耳に届きます。みんな起きちゃったじゃないかァァああ!!!と無念な思いで本を投げ棄てのた打ち回るのですが、みんなが起き出すと共に眠りにつくなんて、ああ背徳!ああ耽美!!!とわけのわからぬテンションに達し、そしていつの間にか寝ているのです。寝てるんだからいいじゃない。ノンノンノンノン!そういう問題じゃないんです。私は、夜、寝たいんです。これはもう睡眠誘導剤にたよるしかない気がします。以前、お酒を飲んで寝るという計画を立てて実行したのですが、眼が冴えて冴えてものの見事に失敗したのでお酒はいかん。飲めないし。しかも最近朝寝ても、昼間暑いから12時前には起きてしまう。そんなわけで、睡眠睡眠睡眠睡眠睡眠ブ・ソ・ク!!!久しぶりにハチミツとクローバー読んだら、山田さんがずるい女に思えてきた!
August 3, 2007
心がささくれ立った!!!ギザギザ!!!!今日帰京。冷凍都市だなんてどこの誰がほざいたのじゃボケェェ!!!暑い、暑いぞトーキョー!!!灼熱東京砂漠じゃないか!!!私の心がささくれ立っている!追い越していく自転車に舌打ち喰らわしてしまうではないか!スポーツ新聞の悪どい一面の見出しに独り言呟いてしまうではないか!ギザギザしている!!!私はなんだかんだいって東京が好きです。東京は無駄なものが多くてとてもいい。坂口安吾は「必要」だけでできたものを美しいと褒め称えた。私も必要なものだけで創られているもの、人、は美しいと思う。無駄なものが、無駄な装飾が一切なく、姿形を気にせず「必要」だけを追い求めた究極の姿。その不恰好ささえも美しい。私も二十歳を超えて必要なものと不必要なものがハッキリしてきました。10代の頃あれほど気を使っていた洋服も髪形も靴も、すべて要らなくなった。私のからっぽさを示してくれる数着の服と漆黒の髪とどこにでも走っていけるスニーカーがあればよい。でも、今の私はまだまだ無駄なものを手にしたい。無駄なものをいっぱい身体に纏ってカッコつけてカッコ悪いことがしていたい。「必要」だけの不恰好を美しいと言うのならば、「無駄」ばかりで作られた偽りのカッコよさも美しい。私はそう思う。たぶんそれは、私がまだ若いからであるかもしれないが。東京で精一杯無駄にカッコつけた人間のおかしさは美しい。単純ではなく混沌の美しさ。東京に全てがあるわけではないのに、全てがあるかのような蜃気楼巻き起こる街。だから東京が好きです。だけど、いつか、身軽になったならば、水戸に戻るなり、沖縄に移住するなり、飛騨高山に永住するなりしたいと思っているのです。
August 2, 2007
生きているだけで汗が滲む!血が垂れる!腹が痛い!ああ!暑い!!!!夏じゃ!!!!整理痛で七転八倒悶絶日和。下腹部を温める為に湯たんぽ装備。代謝の悪い私の肌にも滲む汗。明日のクラムボンフリー野外ライブに行けぬ!!!私は東側の日の当たらない薄暗い部屋で布団に倒れたままカーテンを揺らす風を想っていた。風は私の寝ている部屋の隣、正しく言うならば、冷たいコンクリの壁を越えた場所、一日中日の当たる部屋を通りコンクリの壁をぶち抜いてこの部屋へとやってくる。どんなに暑い日もその風はするりと冷えていて心地が悪い。風は北側から一日中日の当たる部屋へと入ってくる。汚物の匂いを纏ったその冷たい風は蒸し暑い部屋の中で黴えた日本人形の髪を撫で回し、何者かに無残に身体を削られたこけしを二度見しながら、色彩を失い一様に灰色になったうさぎやぞうやかいじゅうのぬいぐるみを鼓舞させ、額に収まっている無数の意味のない賞状をじろじろと眺め、好き勝手な時間しか示さない秒針を早め、その部屋で暮らす人の大切なものを奪って嗤う。そしてその部屋と私が寝ている部屋を断絶している巨大なコンクリをやすやすと越え、せせらせらと私の部屋のカーテンを揺らし、ただ倒れている私をうふふふふふと掠めて階段を堕ちて行く。どうしても、風を私は捕らえることができない。「奪ったもの全部返して」叫ぶがどうも声が出ていないらしい。それどころか私は立ち上がれず冷たい風に冷汗を流すことしかできていない。起きなくては、起きなくては。そう力む私に「こっちにおいで」私の隣にやってきた恋人が腕を差し出した。「ここは涼しいよ。だからおやすみ」私は腕の中で眼を閉じた。冷たい風が心地良い。はっと眼を開くと、実家の愛犬が隣で寝ていた。愛犬の小さな頭を私の汗ばんだ腕が乗せていた。私の中を風が吹き去って、私の中にある余計なもの全てを吹き飛ばしたのなら、私の中には何が残っているのか。願わくば、パンドラの箱のように。
August 1, 2007
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