2026
2025
2024
2023
2022
2021
2020
全47件 (47件中 1-47件目)
1
ヴィレッタ卿は、一旦ゼロとシュナイゼルとの話し合いで、超合衆国の預かる所となり、コーネリアにおいてはいないの一点張りにし、その身がらはヴぃれったと共に中華連邦へと引き渡される事になった。ゼロと神楽耶やシンクー、ロロの3人が話している最中、扇は幹部や団員に囲まれていた。「暴行って、どういうことですか、扇さん・・・っ」カレンはショックを受けていた。「でまかせだ、ゼロが俺を嵌める為に、ランペルージを利用して、カレン、君は人を殺していたような人間の言葉を信じるのか!?」「それは・・・・」「南、お前だって、百パーセント、あの少年の言葉を信じたわけじゃないだろ、皇帝直属機関の出身という事は俺たちの敵だ、そうだろ?」「・・・・しかし、ヴィレッタ・ヌゥが純血派だったのは確かだ、ゼロに嵌められたとしても、それは彼女も同じなんじゃないか?俺は少なくとも確実な証拠もないのに、シュナイゼルを信じることが出来ない」「南!」「扇、落ち着けよ、とにかく、今、ゼロはお前や千草だっけ?あのブリタニア人の今後を話してるんだろ」玉城が仲裁に入る。「奴はギアスを、人を操る力で俺たちを操ってるかもしれない」「で、でもよぉ、そんな魔法みたいな力、目にした事ないし、被害者もほとんどはブリタニアの軍関係者だろ、俺たち敵には別に悪いことじゃないような」もっともな意見である。一般の団員も、同じ皇子なら、EUどころか、多くの国を苦しめてきたシュナイゼルよりも、理由はどうアレ、日本人の為に行動してきたルルーシュのほうが信じられる気がした。扇もその事に空気を呼んだ。「違う、皆、ゼロにルルーシュにだまされてるんだ、千草だってギアスをかけられて!」「扇さん、・・・・いつから彼女は地下協力員になったんです?ゼロと彼女はいつ会ったんです?」「カレン?」「・・・こんなこといいたくはありません、でも、アシュフォード学園で教師をしていたヴィレッタ卿が何故、今、合衆国日本にいるんです?」周囲がざわつきだす。「カレン、俺を疑ってるのか?」仲間なのに・・・・。状況的にカレンが疑うのは自然だ、だが、扇は自分が疑われる事が信じられない。カレンがおかしいくらいしか思えない。「まさか、ゼロにギアスを・・・・」扇はあとさずる。「扇さん?」「しっかりしろ、カレン、正気に戻るんだ!!」扇がカレンに襲い掛かる。
2012.12.30
コメント(0)
シークレットガーデン、第二章、第3章、少し加筆しました。書いてなかった部分を付け足すみたいな感じで。
2012.12.29
コメント(2)
「大丈夫、貴方」「は、はい・・・」人質として囚われる仲、ニーナは第サン皇女ユーフェミアとであった。怯えるニーナを日本人達から助けてくれた。・・・・なんて勇ましい。ニーナノ目にユフィは眩しく映った。
2012.12.28
コメント(0)
涙をこぼしながら、その感触に溺れる。今だけは、ジノが欲しい。スザクは肩を寄せ合いながらそう思った。「スザク、好き」「・・・・僕も」
2012.12.28
コメント(0)
「ありがとう、ヴァインヴェルグ卿」「いえ・・・」誰にも気付かれずに、そのとき、二人にしかわからない。二人の瞳に何か、熱く眩しい何かが通り過ぎた。二人も気づかずに、予感めいたものがあった。ずっと、前から、心の奥底に芽生えていたのかもしれない。けれど、無意識に見ない不利をしていた。気付かないでいた。けれど、少しずつ、二人の心はお互いを求め合って、惹かれあっていたのだ。お互いが気付かないうちに。―ゼロレクイエム。歴史的な事件であり、スザクにとって、それはゼロとして生きていく日となった。ドカァァァ・・ン!!パラパラ・・・「ゼロ、大丈夫ですか」「ヴァインヴェルグ、良く守った」「ああ・・・」無意識の中、誰か、逞しい腕に温かい自分を守ってくれる腕に抱きしめられたような気がした。きっと、きっと、そのときから自分の胸の奥不覚に芽生えていたのだ。ジノへの感情が。スザクはふっ、と目を覚ますと、仮面が外れている事に気づいた。「あ・・・」「大丈夫か、今、お前の部下が他の人間を呼びに言っている」「う、うん・・・」スザクがジノを見上げる。その時だ。事件が起きたのは。ぱらり。急に胸元が寒くなったような気がした。恐る恐るスザクが下を見ると、中身が見えていた。「え?」「え?」ジノとスザクは、煙の中、驚いたように見合っていた。「スザク、それ・・・」ジノが指差した先には、特殊な補正下着で見えないはずのスザクの女性らしい部分が、巨乳が見えていた。「!!」スザクはババッ、とかくした。何、これ、何、これ、ありえないっ!!スザクはすっかりパニック状態となった。「違う、これは、敵を混乱させる為のその偽乳で、っ」どう見ても生物でつやつや存在感を見せ付けている。「でも・・・」「ジノ!!」「は、はい!わかりました!」スザクのからだががくんとなる。「あ・・・」「スザク」「あ、ありがとう、少し貧血で・・・」スザクはジノに抱きかかえられながら、顔を上げるとまた現象が起こった。・・・・あ。ジノも同様だった。熱い何かが二人を支配し、ジノとスザクは見詰め合った。
2012.12.27
コメント(0)
「ユフィ・・・・」綺麗だった花のようなドレスは血で真っ赤に染まっていた。彼女の白い頬には、血がこびりついてる。「何だ、日本人化と思っちゃった」「ねえ、考えたんだけど、私と一緒に、行政特区日本を、日本?」
2012.12.27
コメント(0)
・・・あ。ふわり、とジノの手がスザクの髪や頬に触れる。涙で濡れた目をふき取る。「・・・・スザク」こぼれそうな、はかない、甘い眼差しがジノの前に会った。「スザク・・・」「あ・・・」「だめっ」「やっぱり、まだ・・・」「もう、無理だよ」「・・・あ」ザァァァァ・・・。―スザクは、恋に堕ちた。運命の恋に。
2012.12.26
コメント(0)
「ギアスの暴走でユーフェミアは日本人が虐殺され、俺が彼女を殺した、そして、ブラックリベリオンの敗退は、俺が撤退し、その混乱により指揮系統が狂った事、黒の騎士団最大の勢力である紅蓮弐式のパイロット、カレンがいなくなった事だろう。お前は一年過ぎて、ナナリーの行政特区に協力する事になるが、実際はユーフェミアの行政特区はどこまで結果を出せたと思う?」ゼロとしての表情にスザクはゾクリ、となる。「お前はユーフェミアに行政特区にどこまでの情報を、成功した場合と失敗した後の処理をどうするか、聞いているか?」「キョウトも協力してくれたし、君が協力していれば、形としては成功して、ブリタニア人の理解は難しいけど、日本人には理解してもらえたと思う。次の質問については成功の場合は話し合ったけど、失敗した場合は・・・彼女は本国でも興味を持つ人が現れてくる、エリアを徐々に広げていけばといっていったけど」「その考えをコーネリアや大臣たちの前にイ行ったか?お前以外に、ユーフェミアの思想に賛同する人間はお前の近くにいたのか?」「それはシュナイゼル様かな・・・・彼女の政策を認めたのも、彼だというし」「スザク、シュナイゼルが何故ユーフェミアに賛同したと思う?おまえ自身の意見で言ってくれ」スザクが顔を上げた。「そんなこと言われたの、初めてだ・・・」「だろう」「シュナイゼル殿下が何故・・・、彼女の政策がブリタニアにとって抜擢なもので、黒の騎士団や日本人の抵抗運動を収束させる為に?シュナイゼル殿下が兄弟に優しくて、公平だから?」あの頃はそれを大してスザク自身気に留めていなかった。ただ、行政特区が成功すれば、無意味なテロも戦争も、誰かが死ぬ事もなくなると思っていたからだ。「君は、どう見てたんだ?」「・・・俺は残念だが、純粋にあの男がユーフェミアの理想に感化されて、認めたと思えない。俺達黒の騎士団が参加すれば武力を取り上げられるし、恐らく、ユーフェミアの日本人とブリタニア人の共栄という理想の下、弾圧が始まっただろうからな、参加しなければ戦いを望まない日本人に睨まれるという」「うわぁ・・・、何かあると思ってたけど・・・・」「次にエリアを広げていくには、当然宰相だけではなく、国の最大の権力者であるブリタニア皇帝に政策がすばらしいかと説得し、帝国にとってどれだけ利益や実績があるかということだが、ユーフェミアはどうすると思う?」「え」「え、じゃない。お前、ゼロである俺の力とユーフェミアの理想だけで行政特区が成り立つと思うのか。何をするのにも金はかかるんだ」「現実的だね・・・」「俺がいつ、非現実ナ話をした?お前は選任騎士でありながら、主君のユーフェミアが帝国内でどういう位置にいたのか、理解してないとは言わないだろう?」「それはまぁ・・・」「ユーフェミアはコーネリアのお付きでお飾りで公務以外の時間も全てチェックされているが、孤児院や福祉活動に準じるのみで、ブリタニア人にしたら自分たちの下にしかいないイレヴンをかばう発言ばかりで、自発的で、選任騎士でさえ、彼女のそうした行動を止めず、甘やかす・・・・さて、スザク、これだけ見て、お前はお前が使えたブリタニア皇帝が他のエリアに行政特区を作ると思うか?」
2012.12.26
コメント(0)
「もう・・無理・・・・」「ジノ?」その声がいつもと違うことに気付いて、スザクは音楽室の前で、後ろにいるジノのほうに振り向いた。「ゴメン、スザク!」スザクのからだがしがみつくように抱きしめてきたジノの体の反動で揺らめく。心臓が高鳴る。「・・・ジ・・ノ・・・」「すき、大好き・・・・」「ジノ・・・・!」ドキン・・・ドキン・・・・。「兄弟なんかじゃなくて、それより、もっと特別なすきなんだ」「ジノ、それって・・・」「女性として、好きなんだ、スザク」「僕たちは兄弟で・・・、双子で」「そんなの関係ない、スザクがスザクだから好きなんだ、他の女性なんか要らない」どうして、そんなに君は境界線を越えていくのだろう。熱いまなざしがスザクだけに注がれる。「・・・あ」「すき、スザク」「ジ・・の・・・・」―スザクはノックダウンした。ダムが決壊したようにジノの中で何かがあふれ出す。脳裏に、小さい頃分かれた時のスザクと今のスザクの姿が思い浮かぶ。「ん・・・っぅ」「・・・ふっ」音楽室の中で月光に照らされる中、スザクとジノは今まで我慢してきたのを解放するように求めあう。・・・なんて、甘い唇。ジノはうっとりしながらそう思った。まるでこうなる事が最初から運命付けられていたような、そんな感覚に襲われる。・・・あ。ジノの唇、気持ちいい。恋って、こんなに胸を苦しくさせるんだ。「好き、本当はずっと好きだったの、僕は君が」「私だって・・・・」ぎゅっ、とお互いの体を抱きしめた。「でも、双子だから、家族だから、こんな思いをジノに抱くなんて、僕は変態なんだって、だから苦しくて」「私もだ、何で、スザクが他の男のものにならなければ、私がそれを祝福しなければいけないんだって、こんな事を思う私はおかしいって、自分をごまかして、苦しかった、でも、もう・・・演技する事はできなかった」「ジノ・・・」今までとは違う意味で、スザクは恋人の体を大事そうに抱きしめた。「ありがとう、嬉しい」「スザク・・・」ジノの目元が涙でゆるくなり、ジノも愛しい少女の体を抱きしめた。
2012.12.24
コメント(0)
ナナリーは、兄に打ち明けられた時、混乱し、部屋中のものをめちゃくちゃにした。しかし、部屋全体が酷く沈んでるような、打ち明けた兄が酷く戸惑って、怯えてるようなそんな気がした。酷い、ユーフェミアやクロヴィスは優しかったのに、私はそんな事望んでないのに。「どうして・・・・、どうして、」「ナナリー・・・・」「私のせいですか・・・」お父様にも事情があったかもしれない、自分は父を憎んでいない。兄は自分達を見捨てて、他国に侵略し、母さえ見捨てた冷酷な男と思っている。ブリタニアに、ブリタニアの皇族としての自分に、父親に愛着がないわけではない。「私がこんな身体で・・・・」「違う・・・・」ルルーシュがナナリーを抱きしめた。「お前のせいじゃない、俺が、俺が決めたんだ」「お兄様・・・・」「ナナリー、これから、今まで言わなかった事を離す、怖い事や目を背けたくなる事もあるかもしれない。それでも、聞いてくれるか」ルルーシュは真剣だった。―父親にも事情があったかもしれない。そう思ったのは、間違いだった。いや、甘かった。「私はお父様にも事情があると、お母様の事も政治やお父様が抱えている様々な事でほうっておいているわけではないと思っていました。ですが、私はお兄様から聞きました。・・・・私達、ブリタニア皇族がいる事こそ、間違いだったのですね」「ナナリー、違うよ、それは・・・っ」危険な目にあわせない、包み込むようにルルーシュは彼女を守っていた。何故、離した。ナナリーがどれだけ不安になり、哀しむか、誰よりもわかっているはずなのに。「違うとは言い切れないはずです、お父様は現に他国を侵略し、シュナイゼルお兄様はEUを襲い、コーネリア様は他国を侵略してきている・・・・、私は目を背けてきたけど、もうしたくないんです」兄は、孤独なのだ。自分の気持ちを聞いた時も、アレは明らかにショックを受け、哀しんでいた。受け入れてくれたが、・・・・なんて哀しいやさしさだろう。「ナナリー、君は・・・」「・・・スザクさん、貴方やユーフェミア姉様が私達の事を思うなら、どうか今はほうっておいてください。私はお兄様といられれば、それでいいんです」「そんなっ、・・・僕は、ナナリーっ」
2012.12.24
コメント(0)
「スザクさん・・・・」ナナリーは打ちひしがれていた。「ナナリー」「空って、青いんですね、太陽も・・・、でも、でも、ここにはいないんですよね、お兄様が、世界のどこを探しても・・・」力なく、ナナリーは笑う。「優しい世界になるって、・・・お兄様はやっぱり嘘吐きでペテン師で、・・・・そして、大バカです」「・・・・ルルーシュっ」
2012.12.24
コメント(0)
「スザクとユーフェミア殿下の熱愛か、幼馴染のルルーシュとしてはどうよ」「う~ん、スザクではあまりないような気がするが」まあ、ほとんど事実だけど、ここは否定しておくか。「でも、もしかしたらもあるじゃん、前からの知り合いだという話だし」「スザクは友達だといってるし、スザクの好みは年上の女性だろ、ユーフェミア殿下は清楚系だし」
2012.12.24
コメント(0)
「あー、それは多分、ルルーシュ、誤解してるんだと思うわよ」「・・・うん、ほら、あいつ、モテるけど、自分に対する好意とか、恋愛感情に疎いし潔癖症で、ヘンな恋愛間があるんだと思うぞ」「?」「そうね、ルルーシュは家が複雑じゃない?だから、その分、反面教師ナ父親から学んだと思うわ。恋人や奥さんは一人だけ、奪うのもありえない、両思いになったら絶対その人だけって言う・・ルルーシュは貴方に恋人がいると思ってるのよ」
2012.12.24
コメント(0)
存在を否定した事が、ルルーシュを傷つけていた。気付かなかった、気付かなかった。「ルルーシュは強いから、と・・・」言葉がうまく出ない。「血も涙もない悪など、お話の中にしかいないさ、悪になるのは誰だってすぐになれるものだ。お前は父親の死に固執し、自分やユフィを正義の象徴にした。スザク、お前はそこから抜け出さなければいけない」「どうやって・・・・」スザクが顔を上げる。「―まずは思考を働かせる事だ、日本はお前だけの責任で負けたのではない。ルルーシュが何故ギアスやゼロをつかってまで、祖国と戦わなければいけなかったのか、全てはそこからだ」
2012.12.24
コメント(0)
「お兄様、お兄様、ごめんなさい」「ナナリー?」「私はいつも、お兄様に頼りきりで、お兄様にずっと重いものを背負わせて、平気な顔で皇族に戻って・・・・」「ナナリー!!」
2012.12.22
コメント(2)
スザクはジノに抱きしめられながら、ぎゅっと目を閉じた。予感が確信に変わる。変わっていく。「良かった、スザクが無事で・・・」「ごめん・・・」―僕はジノが好きなんだ。いつの間にか、ジノに心を奪われていた。恋に堕ちていたのだ。こんなにも僕は、ジノが好き。「スザク・・・・?」「お願い、このままでいて」こぼれるような甘い翡翠の瞳がそこにはあった。ジノの心臓が高鳴る。「す・・・ざく」
2012.12.22
コメント(0)
「・・・ゼロ、貴様、何を」「もう、ゼロはいない、ここにいるのは君の騎士だ」そういって、スザクは、剣を振り下ろして、観衆のほうに視線を戻した。「君たちにまず何故、俺がゼロにふんした理由から話そう。東京租界でのフレイヤのあと、ゼロは純血派のヴィレッタ卿を卑怯な策略で陥落させた黒の騎士団の事務総長、扇要の作戦で、幹部達によって名誉ブリタニア人ほしさと日本返還という、真実の反逆者シュナイゼル・エル・ブリタニアを理由に射殺されたのだ。ブラックリベリオンの引き金となった僕の上司であり、ブリタニア帝国第サン皇女ユーフェミアの精神錯乱による虐殺事件にゼロが関与していたと」「スザク!!」「嘘だろ、じゃあ」「でも、逆らう人間は殺されて・・・」「ペンドラゴンのフレイヤの件は・・・」
2012.12.22
コメント(0)
期待していいのだろうか、アレから数日たつが、まだ機能のことのように、ジノとのあの瞬間の事を思い出す。確かに、あの時、お互い、熱いものを運命のような感情が通じ合った。―自分はジノが好きなんだ。今ははっきりとその事を自覚している。兄なのに、いつの間にか、その感情が以西のものに変わったのだ。「・・・・・」もし、ジノも同じだったら。スザクはぞくり、となった。―まだ、わかったわけじゃない。自分はスザクが好きだ。保健室の事ではっきりと、ジノはそう自覚した。この感情は兄弟のものではない、異性として、一人の女の子としてすきなのだ。―しばらく後、学園で、彼女と別れたというニュースが流れた。「え・・・」「妹なのに、知らなかったんだ」ジノが彼女と別れた?スザクの心臓が脈を売った。どうして・・・。「スザク、ごめ~ん、演劇部の主役の子が卿、いなくって、変わりに舞台に出てくれない」廊下を歩いていると、クラスメイトの女子が声をかけてきた。「うん、いいよ」「よかった」・・・・僕は関係ない。そう重いながら、ドレスを着ていると、女子たちの話が耳に入ってきた。「かっわいい」「さすがはスザク」女子がいっせいにスザクの周りに集まりだす。淡いピンク色に淡い色の金の桂をつけたスザクは超絶に可愛かった。「そうかな」「うん、これなら、相手役のロミオも喜びそうね」「・・・・・っ」演技をしながら思った。その思考から逃げようとしても自覚した感情はそう制御できるものではない。このつながった手がジノなら、この抱き合ったからだがジノなら、愛をささやいているのがジノならどれだけいいか。・・・・こんな事考えてはいけない。双子の兄に恋をして、欲情するなんて。スザクはぎゅっ、と目を閉じた。
2012.12.22
コメント(0)
―違う。ユーフェミアにとって、それは青天の霹靂。いわれのない言いがかり、理不尽なものに感じられた。今まで、スザクを騎士にして、姉の総督の業務を立派とは行かなくても、一歩一歩助けになっている。自分が選んだ人を救う事が出来た。何の駆け引きもなく、ブリタニアや日本と関係なく、スザクとルルーシュは友達になれた。ユフィは、頭の中でぐるぐるしていた。―だけど、自分の行動で救われている人がいる一方、その行動自体に傷ついている人がいた。ユフィは副総督として、テロ以外の方法、話し合いで人はわかりあえる。クロヴィスのことも、皇族の中の権力闘争程のものとしか思えなかった。だから、クロヴィスの家だけではない、カリーぬやギネヴィアにいくら言われても、自分の考えが理解できないだけだ、とどこかでクロヴィスの死が皇族の中で軽いものと捉えていた。自分がナンバーズとの融和を考える一方で、そんな彼らのほうこそおかしい、理解が足りない、わかろうとしないのかと思った。「私から、スザクが潔癖である事を証明し、クロヴィスお兄様の家族に説明します。・・・私はクロヴィスお兄様を兄と思っていると、勿論シュナイゼルお兄様も」「・・・・嬉しいよ、ユフィ。それならば、私からアドバイスだよ、ユフィ」「はい?」「報道の前で君はきっぱり、柩木少佐とはただの主従で、友人であると、先日までのゴシップは真っ赤な嘘と宣言しなさい、勿論私がその映像を本国である父上や他の兄弟にも見せるよ。特派・・・私の元から正式に、ランスロットのパイロットとしてもらいうけたと。戦力として、護衛としてだけ、認めたといってくれるかな」ガツン、とユフィの根底からひっくり返されるような、感覚に、ユフィは襲われた気がした。正気ではない、ユフィは双思った。ユフィは、シュナイゼルと向き合った。自分の政策に協力してくれる優しい兄、自分の中で何かが崩れる、崩れかけそうになりそうになる。「ユフィ?」駄目、コンなのは違う。自分にあっていない。人を信じなければ、疑ってはいけない。「・・・・それが、スザクや日本の人の為になると?」「柩木君の立場を考えて見なさい、いくら私や特派、君の後ろ盾が会っても、王宮にいる選任騎士で、外国人は彼だけだ」厳しくも優しい言葉だ。「彼を守られるのは主人である君だけだよ、ユーフェミア・リ・ブリタニア」ユーフェミアははっ、となった。「そうだろう、柩木君」「スザク・・・・」「!・・・は、はい、シュナイゼル殿下、・・・・ユーフェミア皇女殿下」ユフィはその呼び名に変化を、ショックを感じた。―スザク、どうして?「事情があるんですよね、スザク・・・・」「ユフィ・・・、いいえ、ユーフェミア様」ギルフォードの言われたとおり、自分が彼女に親しみすぎれば、彼女を危険な目に合わせる可能性がある。「・・・・私は貴方が好きです、スザクも同じ気持ちだと信じていますから」ユーフェミアがスザクの手を握る。「だから、スザク・・・貴方には私が居ることを忘れないで・・・今の貴方が私には、必要です」「・・ユーフェミア様・・・」「スザク、私は貴方を許します」合衆国日本。「スザクさんこそ何を言ってるんです、・・・・私やお兄様がユフィ姉様の元にいけるわけないじゃないですか」スザクが公私を分けた事で、逆にユフィを混乱させ、二人の間には微妙な空気が流れていた、勿論ユフィはそれをすぐにも直そうと前のようにと、行為を向けて、許そうとしているが、内心は双でもないのだろう。彼女の傷ついたような、怒ったような表情が忘れられない。「だって、君は父親を憎んでいないって・・・・ブリタニアに帰りたかったんじゃあ・・・」
2012.12.21
コメント(0)
「その名前がボロボロになるまで」「何故、お前が泣くんだ」「だって、君が余りに・・・・・」その先は言葉にならなかった。「・・・大丈夫だ、スザク」「行くなよ、もう、俺から離れて、どこかへ」
2012.12.21
コメント(0)
「可哀そうな子・・・・」さらり、と涯の絹糸のような髪を撫でながら、マナは美しい微笑でそういった。ゾクリ、とするほどの少女と思えない妖艶な美しい笑顔だった。「マナ・・・・」なんて、綺麗なんだろうと涯は思った。
2012.12.21
コメント(1)
―自分を嫌いにならないでっ。本当になんて少女だろう。スザクの胸は暗い闇が急に溶けていくように、安らいでいき、その代わり、温かい光のような官女が体の奥からあふれてくる。「貴方って人は!」「貴方って人は本当いつもいきなりです。であったときも、皇女だって名乗った時も、学校を決めた時も、僕を騎士に選んだ時も。いつだって―」「そうです、いきなりです、いきなりー」「気付いちゃったんですからっ」
2012.12.21
コメント(0)
「う・・・?」振り返ると、スザクはないていた。ドッキーン!!翡翠の瞳には真珠のような涙が浮かんでいた。ドキドキ・・・。うっかり、ときめいてしまった。
2012.12.21
コメント(0)
ルルーシュは、憎んでいた父親や自分の反逆の原因のはずの母親が言う計画に何かが壊れる音を聞いた気がした。すべてのものが仮面をつけずに生きる世界。他人と自分の境界線がなくなる世界。全てはみんなの幸せのために。ガンガン、と頭がくらくらする。とんだ、喜劇だ。
2012.12.21
コメント(0)
「ルルーシュ、お前はギアスをかけた代償に・・・・」―自らを世界に捧げようというのか。教会の中で祈りを捧げながら、シーツーは涙をこぼした。
2012.12.19
コメント(1)
「綺麗だよ、スザク、そのドレス姿・・・・」「ユーフェミア様の元に戻らないと」「大丈夫だよ、少しくらい・・・・」「しかし・・・」シュナイゼルがスザクの手を取り、その指先にキスをする。びくっ、とスザクの体が震える。「殿下・・・」「それとも、私といるのは迷惑かな」・・・・卑怯だ、そんな言い方。「そんな事・・・・」ぐい、とシュナイゼルがスザクの体を引き寄せる。「あ・・・」「好きだよ、スザク」「で・・・んか・・・・」
2012.12.19
コメント(0)
そもそも、何で、その発想にいたるのか、ルルーシュにはそのほうが不思議だった。何故、付き合っても告白された、した覚えもないのにシーツーの事で文句を言わなければならない?「スザク、確認だが、何故俺とお前が付き合っていると思った?俺には覚えがないんだが」「ええっ」「そうだろう、だって俺はお前が俺を恋愛対象としてすきなんて、今、初めて知ったんだぞ」「嘘、鈍いッ、君、ゼロだろっ」むかつくのは気のせいではないだろう。「・・・そうだが、俺はナナリーで手一杯だったし、俺はお前が俺をあくまで親友でノーマルだと思っていたんだぞ?ブラックリベリオン前を思い出しても、お前、俺に何か言ったか?」「シーツー!!」「まあ、アレだ、イメージと現実は違うものだ。お前の中のゼロやルルーシュはそんなに色恋に経験があるのか?」「だって、シャーリーと付き合って、学園の女の子やカレンとも」「・・・・あれは咲世子だ、お前や機関をごまかす為に。シャーリーとは付き合ったかもしれないが、俺はカレンやシーツーとお前が思うような関係になっていない」
2012.12.19
コメント(0)
「私を好きになりなさい!」「はい!」ルルーシュははぁぁ!?となった。命がけでお互い戦っている戦場で、彼女は何を言い出すのか。「は?」「自分を嫌いにならないで!」「貴方って人は!」「貴方という人はいつもいきなりだ、初めて会ったときも、・・・も。でもいつもそのいきなりのたびに扉を開けられた気がする」―扉を開けられた気がする。全部を聞き取れたわけではない。アレも反射だとわかっている。自分がショックを受けているのは告白を受けたわけではない。誰も受け入れず、死を望んでいたスザクの心の扉を開けたのは、誰でもなく、自分やナナリーという幼馴染ではなく、数ヶ月だけの付き合いだったブリタニアのお姫様でユフィだった。ユフィがスザクの心を救った。怒りと共に、哀しいと思った。お前にとって、俺やナナリーはそんなにも小さい存在だったのかと。お前にとって、俺は親友ではないのか。お前はお綺麗な理想が、ユフィがそんなにいいのか?
2012.12.18
コメント(0)
何故、ユフィを殺した。何故、僕やナナリー、皆をだまし、テロリストになった。何故、お前はギアスを使い、人を殺す。―スザク、貴方に会えて。何故、僕を裏切った。凄まじい憎悪。ナナリー、その名前がスザクの理性を焼ききった。あいつさえいなければ湯フィは、自分の光は。ルルーシュは何も知らない、それが本当はどんなものなのか、ユフィのように知ろうともしないで。お前さえいなければ皆平和だったのに。誰にも必要とされていない。あんな奴、ナナリーでさえも。「ああ、そうだよ、シャルルやお前が、ルルーシュに決意・・・覚悟を決めさせたんだ。人間はエゴの生き物だ、どんな状況でも自分を認められたいのさ、お前はアイツに自分が誰にも必要とされない、個だけの存在だと認めさせたんだよ」
2012.12.18
コメント(0)
「現状は何とか落ち着いたようだ・・・」「いずれ起きると思ったが早いな、ルルーシュ、今回の事はお前が関与したのか」「シーツー」「冗談だ、だが、行政特区内にブリタニア人が爆弾を仕掛けたとはな・・・・柩木はユーフェミアをどうする気だろうな」ユーフェミアを襲撃したニュースは、合衆国日本にも動揺が走っていた。イレヴンに偏見なく、お優しい副総督、日本人は少なくともそう思っていた。だが一方で、今回の事で特区が彼女が掲げた平等の世界にはいたっていない、そう強く印象付けた。ブリタニア人と日本人の平等で特権のない世界、だがその楽園をユーフェミアに任せて大丈夫かという声も出始めようとしていた。スザクはというと、新たな問題に直面していた。いや、どちらかといえば、ユーフェミアのほうだ。本国とのテレビを通した通信で、シュナイゼルがこういったのだ。「ラ家、つまり、クロヴィスの家がね、今回の事を気に騒ぎ出したんだよ。副総督は自分の政策ばかりで全然総督である姉を置き去りにして、皇族たる自覚がナイトね」スザクは同じ席に同席していた。「しかし・・・、何故お兄様、この段階でそのような・・・」ユーフェミアにしたら今更過ぎる事だ。自分が姉に付き、エリア11に行く時も、自分が騎士にしたときも何も言わなかった。自分の業務はできているし、父親もそうだが、ユーフェミアは何故皆、気付かないのかしらと思っていた。ブリタニアの差別が根が深いと思っていたが、ただ人種が違うだけで人はそんなに傲慢になるものだろうか。―自分は行動で示している。私は、行政特区ばかりに夢中になっていない、ちゃんと副総督として仕事をしている。その事は皇帝陛下である父も、本国の人間も知っているはずなのに。「ユフィ、君はそこにいる柩木少佐を騎士に選んだ後、一度もラ家に謝罪もそれについての公式の書類も送っていないね」ユフィにとっては青天の霹靂だった。思わず、ぽかんとした。「は?」ワンテンポ遅れて、え、あ?とユフィが鈍い反応をする。―何故、私が騎士を選んだ事で、ラ家に謝罪を?クロヴィスの暗殺事件の容疑ならとっくに晴れて、裁判でも無罪になっているのに。「それに柩木スザク少佐は元は私が持っている特派の所属の軍人だ。君は何故、騎士にしたとき、私に一言くれなかったのかな?」シュナイゼルにしては、珍しく厳しいようでいて、妹を諭すような感情的な意味が言葉に含まれ、ユフィは珍しいと思った。その一方で、若干苛立ちのような感情も浮かんだ。シュナイゼルの家もクロヴィスの家も自分を認めてくれると思ったのに。何故、いちいち、自分の行動に、自分にいちゃもんを就けてくるのか。シュナイゼルお兄様は理解あるはずなのに。「それは選任騎士が皇族が持つ権利だからです。皇族が騎士を持つ時、以前の所属は関与しないとお姉様が・・・」キリリ、とした表情でユフィが言う。シュナイゼルは穏やかな笑顔を浮かべている。「つまり、君はコーネリアにそう聞いて、自分で判断したんだね」「はい・・・」確かにスザクは特派の人間でシュナイゼルの持ち物で、クロヴィスを殺した容疑者だったが、スザクはスザク。私が自分の意思で選んだ。例え、誰であろうと、選任騎士はスザクで、そこにはラ家もシュナイゼルお兄様の家も関係ない。「ユフィ、私もかばいたい所だが、それでは、クロヴィスの遺族が文句を言いたくなるのも仕方ないと思うよ。・・・君がエリア11に来るきっかけはゼロがクロヴィスを殺したからだ、そして柩木君は何についての容疑者だったかな?」ユフィはハッとなった。「そう、クロヴィスの暗殺の犯人の容疑だよ・・・クロヴィスの遺族の視点からしたら、容疑が晴れたとはいえ、疑う心がなくなるわけじゃない。彼が死んで一年もたたないのに、クロヴィスを殺したかもしれない人間が第3皇女の騎士になる。たまったものではないと思うよ、ら家は恐らく今回のことというよりも、異母兄弟といえ、実の兄弟である君が全然、クロヴィスの死を哀しんでいないんじゃないかって、疑問を持っているんだ。ユフィがゼロと手を組んでいる現状ではさらにだろう」ユーフェミアの顔が青くなる。「ラ家にすぐ連絡を・・・・!」「今は無理だよ、彼らは君と連絡を取る事を拒んでいる。・・・・テロリストと手を組むような人間とはかかわりたくないとね」「そんな!!」違う、違う。何故、私やスザクがまるで無法者のように、無神経で世間知らずのように、悪人のように見られなければいけない。私はブリタニアや日本のために、みんなの笑顔のために。
2012.12.18
コメント(0)
泣きじゃくるロロは少なくとも扇が言うような、恐ろしいものに見えない。他の団員達にも動揺が走っていた。「扇さん、やっぱり、ゼロにそんな力があるなんて」「中華連邦の施設だって、ゼロが事情もなく人を殺すなんて」「それに、忘れたんですか?・・・柩木スザクは皇帝の騎士ですよ、日本を裏切り、あの虐殺皇女の騎士です、そんな男の証言を信じるのはどうかと・・それに、そこにいる男はあのコーネリアの兄じゃないですか。紅月カレン隊長のお兄さんだって、そいつのせいで・・・・」扇は自分の立場が劣勢になった事に気付いて、サーット血の気を引いた。「・・・違う、同じ兄弟でも彼は日本を返還すると」扇が叫んだ。「千草は被害者なんだ、ゼロに、ルルーシュに利用されて!!」「あ、ああ・・・」ヴィレッタも戸惑いながら、答える。ロロは顔で顔を隠しながら、言葉を放つ。「・・・ヴィレッタ卿、僕の上司である貴方が何故ルルーシュ様がゼロだと知っているのです?それはシンジュク事変で兄さんにナイトメアを奪われた、純血派を奪われた兄さんへの復讐ですか?貴方も僕と同じように、皇帝の命令で兄さん・・いえ、ゼロを監視して、殺すために、この斑鳩に着たんですよね?」ナニィィ!!!!?黒の騎士団に衝撃が走る。「・・・君、皇帝の命令とは、君は彼女と知り合いなのか?」ロ路が顔を上げる。シュナイゼルも若干動揺した。「はい・・・、詳しくはいえませんが、兄さん・・・いいえ、ルルーシュ殿下は現ブリタニア皇帝シャルル・ジ・ブリタニアの命令で、国家に逆らった罪で、アシュフォード学園に閉じ込められていました。シュナイゼル殿下、貴方はギアスをどういう風に聞いています?」「人を操る力だと」「ナイトオブセブンの証言やテープだけですよね・・・、そして、ヴィレッタ卿はギアスに係り、人格が変わった・・・・ですが、殿下、それなら、こうは考えられませんか?ルルーシュ殿下とナイトオブセブンは共謀していた、実際のギアスの被害者は全て柩木卿の虚言だと」「何を言ってるの、貴方は!!」「カノン・・・」「彼は皇帝に忠誠を近い、ゼロをブリタニアに引き渡して!!」「ですが、あなた達は実際にギアスがどんなものか、目にしたわけではない」「!!」「―それにお忘れですか、柩木卿は元はキョウト本家の人間で日本国の首相で、ルルーシュ殿下を匿っていた家の息子です」「ランペルージ、君は一体・・・・」藤堂が慌てて、ロ路の肩をつかんだ。「藤堂さん、貴方もゼロの仮面の招待を桐原から聞いていたのではないですか。貴方は柩木卿の支障で、良く柩木家に出入りしていたはずですが・・・・」「藤堂さん・・・?」「違う、違う、こいつが今行っただろう、ルルーシュはブリタニアの皇子だと、ルルーシュは俺たちをギアスで操り、皇帝となる為に利用したんだ!!」「俺は・・・・」ロ路がルルーシュの前に出る。「上官に手を出す気ですか?ゼロは貴方にそこまでの権利をいつ与えたんです?・・・扇さん、日本人は命の恩人をそんな簡単に見捨てる民族ですか?」「ロ路、止めろ・・・俺は」「貴様・・・・」「―それに、たかが日本国の一市民である外部の人間が、神聖ブリタニア帝国の第11皇子であり、総督ナナリー・ヴィ・ブリタニアの兄である殿下を愚弄する権利はない。純血派であのシンジュクで同胞を殺した女を囲い込み、暴行するような男として最低の男に」空気が冷えた。「本来なら、お前なんかが殿下の元で戦うなどありえない、身の程を知れ、イレヴンが」ロロが席を抜けて、廊下に出るとシーツーが待っていた。「役者だな、お前も」「こんな事で、・・・いいえ、あんな男一人のくだらない色恋の為に、兄さんを殺させたくないですから。それに黒の騎士団は散々、兄さんのおかげでいい目にあってきたんです、兄さんの半分くらいは苦汁を味わってもらわないと」
2012.12.16
コメント(0)
図書室での静かな時間が、遊び人で金持ちで、従兄弟のユフィの彼氏によってにぎやかな時間にされていた。自分がいるのを狙っているのか、妙に懐かれたのか、スザクはよく来るようになった。「ルルーシュはさ、彼女作らないの?その綺麗な顔なら、引く手あまただろ」「作らないだけだ、今は恋愛より勉強のほうが大事だし」「じいさんみてえなこというな、健全な高校生男子がそれでいいの?たまらない?」「・・・・・・」「何、こういう冗談、クラスの奴としゃべらない?」「というか、そういう時、なぜか仲間はずれされるんだ。俺がそういう猥談?に加わると、変なんだと」「だからこんな所で一人寂しく、暗く本読んでるんだ」「・・・・嫌味か」「べっつに」何故、嬉しそうに言うのだろう。「彼女といえば、お前、最近ここに入り浸りだが、ユフィはどうしたんだ?ユフィがお前との時間をお前が減らしてるから文句を言ってたが」「気になる?」「顔近づけるな、域を書けるな、気持ち悪い。俺はお前達の中を気にしてるんだ、ユフィの恋人なら、彼女との時間を優先すべきだろ?友達・・・俺と離すのもいいが」「・・・ユフィはさ、いい子だよ、それにとても純粋で」「うん?」「でもさ、君もわかるだろ・・・彼女、少々強引な所があるんだ、自分を押し付けるというか、いくらすきでも、それに付き合うと思うと、ちょっと・・・・」
2012.12.14
コメント(0)
ガタン。ルルーシュはそのまま、身体から力が抜けて、本棚へと背中を預けて、呆然と座り込んでいた。シャツのボタンを全部外して、上半身をさらしているスザクには情報チップが埋め込まれた軍専用のネックレスが下がっている。うっかり、スザクはルルーシュを抱いた。ユーフェミアの騎士とナって依頼、疎遠がちで距離を作っているルルーシュを引き止める為に。「・・・・」ルルーシュのシャツの間から見える白い肌には、髪跡や赤い花弁のような痕がある。「ルルーシュ・・・」「近づくなっ」「・・・違う、お前は勘違いしてるだけだ・・・俺はもう七年前と違う、俺はお前を頼らない」「・・・」「俺はもうお前に守られる弱い皇子じゃない、スザクはもう俺たちにこだわる必要がない、俺がナナリーを守る、お前は真っ直ぐ自分の道を進み、ユーフェミアを守れ」ルルーシュはそれだけ言うと、痛む身体を押さえながら立ち上がり、スザクの元から去ろうとする。後ろからスザクがルルーシュを抱きしめ、そのまま床に引き倒した。「スザク!」「・・・ルルーシュ」「!いやっ、だめだ、待て」近づくな、といわれた気がした。お願いだからもうこれ以上、自分達にかかわるなと。それはいや。誰が決めたのではない、スザク自身にはそれがいやな事なのだ。親友でさえも、ただ朽ちていくだけ、沈んで消えるだけなんて。僕がいやなのだ。「駄目だよ、逃がさない」薄暗い空間の中で、スザクは抱きしめる。体を折り返して、自分のほうに向かわせる。
2012.12.14
コメント(0)
「スザク!!」「ジノ・・・ッ」保健室にジノが飛び込んできてくれた。「大丈夫か、不良にキスされそうになったって」胸のことは言われてないらしい。「う、うん・・・」スザクは何となく気まずくて、視線をそらしてしまった。ジノがスザクの肩に触れる。スザクのからだがびくんと震える。「良かった、スザクが無事で・・・」ほぉーっとジノがスザクの体を小さい子供のように引き寄せる。先ほどの不良達のことが浮かぶ。あんなに触られてイヤだったのに、ジノが抱きしめてくれたら、何だろう。急に身体中から力が抜けて、緊張が解けていく。いつの間にか、保健室にはジノとスザクだけになっていた。スザクたちはシーツーの存在に気付いていない。「ジノ・・・」「スザク・・・・」2人だけになり、お互い緊張していた。・・・・スザクが襲われたと聞いて頭に血が上りそうになった。男が私のスザクに、と考えたら自分の彼女の手も気に止めずに。「今度、何かあったら、私に言えよ」「え・・・」「兄なんだから、私がスザクを守る」飛び切りのジノの笑顔にスザクの体に何か強い衝動がその瞬間芽生えた。「・・・・・・!?」ドキン、とスザクの心臓は高鳴る。甘い何かが駆け巡る。スザクは高鳴る鼓動を胸を、ぎゅっと押さえた。ドキドキ。「スザクは特別だから」・・・これはq何・・・、ジノ、苦しいよ。胸が苦しい。ジノってこんなに格好よくて綺麗だったんだ、胸がきゅんきゅんする。「スザク?」「・・・や」「兄弟じゃ、いや・・・・」その瞬間、その言葉がほとばしっていた。ジノがきょとんと顔を上げる。「え?」スザクはハッ、となった。何を、自分は言ってるのだろう。「スザク」「違う、いい街が絵で・・・」そうか、私は・・・スザクが。「大丈夫、変じゃないよ」「え・・・」「私に障ってみて」「ちょ、ちょっと」「あ・・・・」「私もスザクを見て、ドキドキしてるだろう」「ジノ・・・」「スザク・・・」あれだけ惹かれあっていて、何故、あの二人は気づかないのだろう。シーツーはピザを食べながらそう思った。「大丈夫か、スザク」「うん・・・」
2012.12.12
コメント(0)
「スザク・シ・ブリタニア皇妃殿下、ご入来~」ドォォン。栗色の髪からは、甘い薔薇の匂いが漂う。羽のような髪飾りは両脇につけられ、淡いピンク色の唇には口紅がつけられ、初々しさを感じさせていた。子供のような可愛らしさが漂う顔は美少女で翡翠の瞳は宝石のようだ。「おお・・・」だが、帰属の男達が注目したのは、過度な露出だった。高級な漆黒の布が羽上となっていて、スザクの巨乳の胸の飾りだけを覆い、腰と脚には広がるようなフレアがついており、要所要所に真紅の薔薇をもっした飾りがつけられたマーメイドドレスだ。スザクが動くたびに大きい胸が揺らめく。表面上は冷静を保ちながらも、スザクは内心動揺していた。男達の視線が胸に集まっている、いやらしく舐めるような視線が。否応なく、胸を強調し、露出した衣装はスザクに皇帝のきさきである事、女である事、男にとって自分がどういうものかを自覚させる。死んでしまいたい・・・。イスに座ったスザクはそう思った。―お前は男を狂わせる。ブイツーといわれた少年か、誰かがゼロとの密約の時、スザクにそういった。―自分をラウンズにお加え下さい。記憶が途切れる、頭が痛い。気づいた時は、ゼロ杯なくなり、パイロットスーツのチャックは外され、皇帝と絡み合っていった。「女だった棚、男とよくも偽って・・・・」その後、スザクは皇帝のものとなり、ラウンズではなく、秘密裏に皇妃とされた。
2012.12.12
コメント(0)
おかしい、おかしい。ユフィは執務室でたまっていた書類の対処に当たりながら、頭の中でそう思っていた。私は間違っていない、スザクも、ルルーシュやナナリーも、日本人もブリタニア人も幸せでなきゃ、いや。誰が決めたのではない。この私が決めた。今大好きな人、かつて大好きだった人の笑顔が見たい。そのために、皇位継承権だって捨てるつもりだった。・・・・ルルーシュは何故、捨てるなといったのかしら。ユフィはペンを持っていた手を一度止めた。「・・・・」こんな事思ってはいけない、けれど一度考えてしまえば、止まらない。悪いほうに考えてしまう。ルルーシュがこれ以上、辛い戦いをしなくて住む。行政特区内なら、彼らもブリタニアに隠れずに生きられる、ルルーシュは日本人の事を思っているなら私にきっと協力する。だって、彼は本来とても優しい人だから。―貴方、参加してくれるでしょう?あの時、ルルーシュはほど腰も要らない。上から一方的に押し付けるなら、クロヴィスと同じだなと自分に言った。応じてくれたけど、ルルーシュは何故、怒ったのかしら?あの時点では、私はその事を深く、捕らえていなかった。ナナリーのことを言えば、自分の気持ちを言えば応じてくれると純粋に思っていた。だけど、ルルーシュはブリタニアを憎んでいる。今、改めて、そう気付く。ルルーシュは私を利用するつもりじゃないのかしら?「駄目、考えちゃいけない・・・」今の現状は全て、予想外でも、周りには予想できた事だ。私がまたいたらないから、時間が足りないだけだ。「良く来てくれました・・・」「ユーフェミア様・・・」「おお・・・」ユーフェミアの周りには彼女を慕う日本人達が集まっている。綺麗な建物に充実してきた特区内には、ユフィが望んだ孤児院や老人施設、少しずつだが生活する為の施設があり、外と仲ではコーネリアの指揮下の軍人が降り、日本人にも対応が前に比べれば易しい。コーネリアが気を回してくれたのだ。「ユーフェミア皇女殿下、こちらへ」「はい・・!」専属騎士のスザクと自分の新しい部下の後に続いて、ユーフェミアは頬を緩ませて、後についていった。その時、事件は起こった。行政特区内で、ユーフェミアは爆発事故に巻き込まれ、気を失っていた。ガラガラ、と建物が崩れる音が聞こえる。・・・・何が起こったの?何が?お姉様、・・・スザク。「ユーフェミア様!」「スザク・・・」「良かった無事で・・・・」
2012.12.12
コメント(0)
一番大切な妹も、復讐の原因となった母親も父親でさえもルルーシュの真実に近寄ろうとしなかった。親友の少年でさえ、ルルーシュを心の底から信じたのは、少年がたくさんの血にまみれ、取り返しのつかない現実にあるときだった。その時点になるまで、少年は虚像でしか、他者と触れ合う事ができなかった。何故だ?少年の部下も学園の友人も、少年の孤独や悲しみに最後の最後まで気付けなかった。「やっぱり、ゼロは味方だったんだ!!」―その仮面の下の少年はお前達が信じたゼロではないのに。「ルルーシュが死んだぞ!!」―コーネリア、お前がユーフェミアを思うように、ルルーシュはナナリーだけではなく、多くの人間を愛した。「ゼロ、ゼロ、ゼロ!!」―たった18年しか、あいつは生きていないのにお前達はそれを当然だというのか?ルルーシュはただ、妹との幸せな生活、平凡な生活を望んだ。それだけなのに。
2012.12.12
コメント(0)
「咲世子さん、これは」「ナナリー様がお久し振りに1日、ルルーシュ様が家にいる時いて、スザク様とのティーパーティーを企画したんですよ」風船やら飾りつけ、花などが飾られており、ピンク色の布がかかったテーブルには甘い匂いのお菓子が置かれていた。「しかし、随分、手間がかかってるな、これは・・・・」「ナナリー様と生徒会の皆さんです」
2012.12.09
コメント(0)
「大丈夫、もう大丈夫だよ」「スザク?」「もう、大丈夫だから」「ルルーシュは、俺は、・・いや、僕は」「!?」「もう二度と自分の為に力を誓わない、二度とだ」
2012.12.07
コメント(0)
「ジノ、おはよう」「スザク、おはよう」まずはだんなから妻のスザクにキスをする。朝食を用意している時でさえ、二人は離れず、べたべたしている。「それ、私のお弁当?」「うんvジノの大好きな卵焼きだよ」「嬉しいな、スザクの卵焼きおいしいもん」「行ってきます」「行ってらっしゃい」行きはスザクからキスをする。
2012.12.07
コメント(0)
・・・・・ショックだ。まるでもう死んでいるような、頭の中が真っ白で。さっきから字戸と彼女の会話が浮かんでくる。中のような2人、ジノの僕とは恋愛するわけないと言う台詞が繰り返している。脚がふらつき、目頭がゆるくなる。・・・・当たり前のことを言っただけじゃないか。何を、こんなに自分はショックを受けている、ジノは血のつながった双子の兄弟で家族なんだからおかしい事はない。でも、彼女といる時のあの蕩けそうな笑顔、寄せ合う肩。きっと、あの後、2人は一緒に帰るのだろう、もしかしたら、デートして、彼女の家に行くのかもしれない。ジノが女の子と、僕以外の女の子と。ズキズキ。「・・・ア、駄目」壁にもたれて、スザクは胸の痛みを必死で止めようとした。前より酷くなっている、今の自分は前のようにジノの交際に喜べない。ジノが他の女の子と笑いかけ、自分以外と方を寄せ合い、愛し合う。それは妹として喜ばしい、祝福するべきなのに。・・・胸が痛いよ、重い、苦しい。違う、ブラコンだから、お兄ちゃんを取られたくないだけ。それだけだよ。スザクは自分のその感情をいつものようにごまかそうとした。「あれ、柩木じゃん」不良達に見つかった。「泣いてるの?」嫌な予感がした。「離せよ」抵抗するが、男の腕力に叶うわけがなく、あっという間に羽交い絞めにされる。「いいじゃないか、副会長やお兄ちゃんには散々食わせてるんだろ」イヤラシイ視線や笑顔だ。「~~っ」いやだ、いやだ、気持ち悪い。何で、こんな目に、男達がナイスバディなスザクの体を嘗め尽くすように見る。ぞくり、となった。「イヤっ、やだ!!」「あばれるなよ」スザクはじたばたと必死で抵抗するが、手が緩む事はない。「こんな大きいおっぱいと細い腰で、まさか女好きとかいわないよな」「離せ、いい加減に・・・・」「んーっ、キスしちゃお」「!」男達の手がスザクが殴ろうとしたときに、スザクのおっぱいを掴んだ。「へへ・・・・」「相変わらず、巨乳ちゃんだな」「やだっ、離せ、痴漢、やだっ」「いいだろ、別に、いつだって男を誘ってるくせに」むにゅむにゅと男達がスザクの胸をも乱す。「やっ、やだ、こんなの、離せ、離せ!!」スザクはぎゅっと目を閉じた。誰が、・・・ジノ以外の人と、ジノ以外にぼくのおっぱいを!!「スザク君!!」その時、カレンやシャーリーが飛び込んできた。「あ・・・」
2012.12.07
コメント(0)
「ほう?それでは、お前はシュナイゼルの何を知っている?お前の父親がカレンやスザクの國煮大して、何をしたのか、お前の母親似何をしたのか、もう忘れたのか?」「・・・・それは、でも、シュナイゼルお兄様は悪い人ではありません。ブラックリベリオンのときに私を助け、これまで私に気を使ってくれました。お父様の政治だって、きっと仕方ない事です」「仕方ない?その言葉をお前はここにいる黒の騎士団の人間達に向かっていえるのか?お前の父親がお前の母の死さえまともに調査せず、暗殺犯を見過ごし、七年もお前たちの生存を調べようもしないのも、ランペルージ賭してうその戸籍のまま生きることも仕方ないと?日本人はブリタニア人に従い、結婚も就職もまともに出来ないのも仕方ないと?」「そんな事は言っておりません!!勝手なこと言わないで下さい!」「だが、そう見られても仕方ないだろう?ナナリー、お前が総督となって、エリア11の法律を少しでも変えたか?日本人の生活は向上したか?」
2012.12.07
コメント(1)
「兄さん、誕生日でしょう」リビングに向かうと、いきなり、ロロが満面の笑みでルルーシュを迎えた。あまりの迫力に、ルルーシュは少し、後さずりそうになる。「あ、ああ」なので、答え方が微妙になる。「生徒会の皆が兄さんのために学園全体でパーティーを開くって」生徒会、その言葉を聴いて、ルルーシュの表情が微妙なものになる。笑顔が引きつる。「・・・不安を感じるのは俺だけか」「・・・まあ、会長が凄く飛び切りのものにするとか言ってたよ」「・・・・」恐らく、満面の笑みで。部屋を出ると、アーニャがドレス姿に猫耳に尻尾をつけて、わんと鳴いた。「・・・おはよう、ルルーシュ」わざわざ顔の前に猫のポーズで。「アールストライム卿、何故、ここに」「会長から今日一日、ルルーシュの案内役を頼まれた。はい、ウサ耳と王子様の服」アーニャは紙袋を渡した。「・・・・アールストライム卿、これは」「今日、ルルーシュが王子様で私がプリンセスで騎士の役」「ロロ・・・・」「僕も今知った」「ルルーシュの弟は狼の耳と騎士の衣装」「・・・え」ロロが驚いたような表情になった。「着て」「ルルーシュ王子様、お手を」まるで姫を扱うようなポーズで、手を差し出された。「私に任せて」「いい、シャーリー、今日でルルーシュに男としての自覚を促すのよ」「でも、会長、これって・・・バニーガールですよね」「バベルタワーにいそう」リヴァルがぽつりといった。「後ろとか、凄い恥ずかしいんだけど」「大丈夫、他の女の子にもドレスアップやコスプレさせてるから」フリルやレースがバニーガールの衣装についている。「そういうことじゃなくて・・・」「いい、他にもルルーシュを狙ってる子はいるんだから、シャーリー、がんばるのよ」スザクがイヌミミと尻尾でジノと共に現れた。貴族の衣装のような格好をしている。後ろには女の子たちの姿もある。「あら、スザク君。今日はこれないんじゃあ」「だよな、ナナリー総督のお茶会とかいってなかったか」「そうだけど、・・・総督が学園でイベントだといったら、プレゼントと一緒に持っていけって」手が震えるくらいのにもつをスザクは持っていた。「でも、凄いよな、先輩、ここまで来るのに凄い女子達にホールドされて、歩けなくなってたぞ」「ピラニアに囲まれたみたいだった・・・」「ニーナ、君も着たのかい」「ええ・・・」
2012.12.05
コメント(0)
ルルーシュは子供っぽい表情でスザクを見上げた。スザクはその表情を見るだけで、胸の中が軽くなる。いつものルルーシュだと。「は?」アメジストの瞳が自分を見ていた。教室の中はざわついていた。「クロヴィスランドに行かない?いやだったら、他の遊園地でもいいんだけど」「スザク、お前仕事で忙しいんじゃないのか」「ウン、でも、オフの時間が取れたんだ、ねえ、行こうよ、最近まともに二人で遊んでないだろ」「騎士の仕事はどうなんだ」「それも大丈夫、ユーフェミア様の許可は取ったから」「う~ん」「ア、何か、用事ある?」「・・・・これといってないが」ルルーシュは考え込んでいた。「2人だけでいいのか?ナナリーは?」「彼女は、咲世子さんがいるじゃないか。それにたまには、気軽に男同士で遊ぼうよ、ね?」スザクはルルーシュの肩をつかんで、にっこりと微笑んだ。「わかった」
2012.12.04
コメント(0)
「ジェレミア、ロリコンって何?」「は?」「だから、ロリコン、私が幼な妻とか、近所の主婦に言われたんだけど」「誤解です、アールストライム!」「・・・・何か、おかしいキーワード?」
2012.12.04
コメント(0)
幼馴染のスザクは大金持ちの子供で、首相を父に持っていた。栄光に包まれた人生、柩木スザクを見たらそう思うだろう。しかも、世界的な大企業の令嬢、ユーフェミアと幼い頃からの婚約者だった。「何を言っているのです」雪を掻き分けながら、朱雀がユフィに言葉を続けた。「だからさ、婚約を解消しおうよ、家のために君が僕と結婚する必要はないと思うんだ」「私は、スザクが好きです、知っていますよね、どうして・・・」薄暗い何かが、スザクの温かいはずの瞳に浮かぶ。ユフィはその暗さに戸惑う。「ゴメン、好きな人が出来たんだ」「え?」「・・・隣のクラスのカレンという子ですか、同じ部活の」確か、スザクと同じ部活で、仲がいいと聞いた事がある。だが、スザクは以前聞いたら否定した。わからない・・。「違うよ、・・・・君の従兄弟で親友のルルーシュ、ルルーシュ・ランペルージだよ」「は?」ユフィの脳裏に、笑わない少年、ルルーシュの姿が思い浮かんだ。「ルルーシュは男の子ですよ、そんな・・・」「・・・ゴメン、ユフィ。でも、ずっと前から彼が好きだったんだ。男だからというよりルルーシュだから、だから、ごめん。僕はルルーシュを選ぶよ」「ルルーシュがマリアンヌさんに似ているからですか、だから女の子のように見ていて・・・」家が複雑で、性格が歪んでいるらしい。それしか、ユフィは知らない。親戚同士でも、ランペルージ家とは付き合いがないから。「違うよ、・・・ルルーシュがお母さん似で男らしくない中世的な風貌だから好きになったんじゃない、男だから女だからじゃない。彼には僕が必要だ、彼は悪い人じゃない。ただ、父親のせいで歪んでしまってるだけだ」「・・・でも、彼は貴方を友達だと」「だから?」「それにスザクが好きでも、ルルーシュは女の人と・・・」「知ってるよ、多くの人と・・・いけないことをしてるのも知ってる。僕とは正反対だという事も」「わかっていて、私と婚約しない・・別れたいと?」「うん、ごめん、じゃあ、僕行くから」
2012.12.02
コメント(0)
ユーフェミアはブラックリベリオンを起こした原因を作ったとして、コーネリア共々、本国に引き戻された。ギアスは発動せず、ゼロをだまし討ちした嘘吐きの皇女、それが今のユーフェミアの世界の評価だった。ブラックリベリオンでは、途中予定外な事があったものの、勝利者は黒の騎士団となった。エリアの中で、初めて自分たちの力で、祖国を取り戻した黒の騎士団や日本という国は、他のエリアの人間にとって希望の光となった。勝者が生まれれば、敗者も生まれる。「・・・・ユーフェミア・リ・ブリタニア、よくもわしの前に顔を出せたものだ」大広間の中には貴族や軍人の姿がある。だが、ユーフェミアに注がれるのは、輝かしい第3皇女としてのユフィではない。ブリタニアに恥をさらし、支配するものに力を与えてしまった、国是に逆らうただのユフィだった。冷たい、蔑むような視線がユフィに向けられる。「・・・・っ」その冷たさをユフィは一身で浴びる事になった。身体が震えるのを必死で押さえて、表情を引き締める事で精一杯だった。「父上、ユフィにも弁解を・・・」「お姉様・・・・」「―副総督の暴走を止めようともしないお前に私に意見を述べる権利はない。コーネリアは下がっておれ」「・・・・はい」これ以上怒らせては自分の為にならないと察したらしく、リ家の人間としてコーネリアは下がる。「さて、ユーフェミアよ、お前はどのように責任を取る?貴様、イレヴンとの共栄をうたい、行政特区日本はゼロを嵌める為の策略か?テロリストを打つのはいいが・・・お前のその浅はかな戦略を何故コーネリアに相談せず、独断専行した?ただ一人の臣下しかいないお前がゼロに勝てると思ったのか?」ちが、ちがう・・・っ。「お父様、本当に私は知らないのです、私が何故協力してくれるといった、約束を守った方を打つのです、・・・ゼロは私が知らないうちに倒れていたのです!」「世迷言を・・・、貴様、ゼロと会談するときでさえ、護衛や騎士をつけることを自分の意思で遠ざけたではないか?つまり、一からイレヴンの事など考えておらず、ゼロを撃ち、コーネリアの地位を狙っていたのだろう?お前が選んだ騎士はコーネリアへの意趣返しなのだろう、貴様はずっと発言も行動も許されていなかった。・・・・正直に答えよ、貴様の狙いは何だ?わしの首か?皇帝の地位か?」ガガガ・・・ンと、ユーフェミアはショックを受けた。「な・・・っ」
2012.12.02
コメント(0)
全47件 (47件中 1-47件目)
1