2026
2025
2024
2023
2022
2021
2020
2019
2018
2017
2016
2015
2014
2013
全26件 (26件中 1-26件目)
1
ということで一年が終わる。思えばこの日記ももう一年以上経ったことになり、駄文をつらつらよく書いてきたものだ。読んで頂いた皆さん、どうもありがとうございました。外国にいて、しかも僕のようにほとんど一人で仕事をしていると、いろいろな自分の気持ちが湧き出てくる。この気持ちを吐き出すことは前に進む為に必要で、その為に日記を書いてきたが、どうやらまだ日本に帰れそうもなく、このスタンスはしばらく続きそうだ。来年こそは日本に帰りたいな。本日はここの時間で2時半から紅白を見るのと、その前に手術の為にインドに帰るバラジを送る為に空港に行く為、早退する予定。それでは皆さん、よいお年を。
December 31, 2003
コメント(2)
バラジが決算の仮データが出来たというので、フロッピーを受け取りに運転手を彼の元に送り、僕は来年のカレンダーをせしめに近くの日系企業に遊びに行った。船会社と付き合いのある人は知ってると思うけど、よくMaerskとかP&Oとかが客向けに作る3連のカレンダーで、前後の月が見れてたいへん便利で好きなのだが、最近は不景気なのであまりくれなくて、もう残ってないという。しょうがないので、日系旅行会社のものを貰ってきた。日本の休日が書いてある。なんかむかつく。なんで日本ってこんなに休日多いの?きっと休日にしないとみんな休めないからだな。さて、数日前にイランに地震が起こっている。イラクなんかよりこっちの方が全然受けがいいだろうにと思っていたら、自衛隊からも救援が出発したらしい。そうそう、それでいいよー。でも願わくばもっと早く出発した方がよかったね。ところで、この地震の復旧でトラックがいっぱい使われて、イラン国内で運送用トラックを雇うことがいま極端に難しくなっていて、僕の仕事にも影響が出てきた。Kerman地方は、イランの主要港であるBandar Abbasとテヘランを結ぶ主要幹線道路が通っている。地震の処理ににトラックを取られて、僕の仕事に関係ある奥地向けの物流が滞るわけだ。あーー、ウザい!でもイランは地震が多いんだよね。日本人駐在員で、テヘランに赴任して家を決めるのに高層住宅を決めてきて、同僚から笑われてた人がいた。地震が多いこと、おそらくテヘランなら水をそんな上まで届かせるポンプなんてマンションについてないだろうこと、あとよくある停電でエレベーターもよく止まるであろうこと、がその理由だった。でもなんでイランに地震多いんだろう?別に山脈もないのに。なんでプレートが動いてるのかな?
December 30, 2003
コメント(2)
さすがに正月休みもここまで来ると、ホントに退屈だ。在宅で仕事をしているバラジの元に必要な書類を届けたら、あとは何もすることがなくなった。ネットサーフィンをしても、更新しているのは一般紙のサイトと楽天の日記くらい?結構日本でも退屈している人多いのではないかしら?あっ、働いている人もいますよね。失礼しました。でも僕も一応働いてます。とっとと帰って乾燥ごぼうでキンピラを作って鯛の味噌漬と共に夕食。その後多少部屋の掃除をして就寝。
December 29, 2003
コメント(0)
仕事には行くが、やることもないので早く帰った。気のせいか、ショッピングセンターに日本人多し。正月休みの人達だね。帰って正月用の準備をする。去年は何もしなかったが、今年は他の日本人家庭から餅つき器を借りてきて餅を作る。やっぱり海外生活も2年も経つと、いろいろ生活環境が向上してくる。というか知り合いが増えて、どこの家が何を持っているか知識が増えるし、何より借りるあつかましさに対して麻痺が生じる。出来立てのお持ちをあんころ餅にしてみた。まいうー。さらにおせち料理とは違うが、スーパーに鯛が売っていたので、買ってきておろして味噌漬にする。味噌漬にするだけでぐっと日本が近づいて来た感じがする。日本にいると、世の中全部年末/正月モードになるので自分は何もせず、おせちなんかも買ってくるだけになってしまっていたが、外国であるここでは全然普段と変わらないので、逆に自分で正月を演出しようという気が起こる。深夜までかかって、もち米一袋全てを餅にし終わり、就寝。
December 28, 2003
コメント(0)
日本は休日に入った今日、全く暇となる。たとえメールを打ったって返事の返ってくるのは10日後なのだから。まぁ、外国は29/30日と開くからそれまでにはなんか反応しないといけないが。おかげで、試験勉強がはかどるハカドル。バラジの容態も安定しているようだ。来月でドバイに来て丸2年になる。ハードシップが高く、また急速に規模や機能が拡大しているこの街では、2年前に来た私たちはもう古参の部類に入ってしまふ。ということで、気分転換もあり、会社のカネということもあり、ケータイを変える。しかし、どうして海外のケータイというのはこうカワイくないのかねぇ。ちなみにノキアのデザインとか画面のインターフェイスには飽き飽きしているので、ノキア以外を買おうと思ったが、どれもこれも買いたいのがない。強いて言えばソニーエリクソンだが、一番いいのはほとんどPDAで値段が高い(8万円前後)だし、あとはデザイン的にどれもいまいち。最近やっと和音の着信音と、カラーの液晶が増えてきた。ただ、ノキアがあまり乗り気じゃないのか、普及のスピードは緩やか。カメラ付のも最近は多く持ってる人も多いが、ネット接続(WAP)している人は本当に少ないので、みんな電話の住所録の中に貯めているか、せいぜいPCに落す程度。ケータイ同士で送り合うことが出来る人はホントに少ない。日本人の僕から見ると、このWAP接続の少なさはかなり物足りなく感じる。他の国は知らないが、ここドバイではホントに少ない。まぁ、日本でも使ってたのはメールが主だから、それはSMSで出来てしまうのだけれど。結局LGの折畳式のがスマートで小さかったのでそれにした。
December 27, 2003
コメント(0)
さてクリスマスが終わったが、日本はどうなんだろう。おそらく年末真っ最中なんだろう。長い休みもあるから、海外で過ごす人もいるかもしれない。しつこいようだが、ここは何も変わらない。クリスマスに何をするというのも大儀だが、あまり何もしないのもなんだし、家人の希望もありアフタヌーンティーをしにリッツカールトンに出かける。確かにリッツカールトンなので、欧米からのクリスマス休暇の初老の夫婦が多く、若い奴は少ない。そしてこの冬なのに、寸暇を惜しんで日光浴をしているので、イギリス人だと想像できる。相変わらずイギリス人というのは、常に旅行で日光を求めてやまないし、そしてどう見ても我々からみると"Suntan"じゃなくて"Sunburn"状態で真っ赤に皮膚が腫れ上がっているのに、それを本国に帰って友人に自慢したりする。気持ちはわかるよね。でもドバイのSunBeamなんて、皮膚には毒以外の何物でもないから真剣にやめた方がよいが。でもこのホテルはさすがになかなかよい。この間、友達から「やっぱり行かれなくなった」と聞いてがっかりしたが、このホテルなら日本の人にもオススメできる。多分旅慣れた日本のOLさんもOKだろう。帰る時に、グロブナーハウスが建設中だという看板を見つけた。へぇーっ、ドバイにできるんだ...。でも超高層のグロブナーハウスってなんかピンと来ないな。きっとまた、似て非なるものになるんだろうな。
December 26, 2003
コメント(0)
さて、クリスマスである。といってもここドバイでは、なにも変わらない。大体一年を通じて気温は変化するが、景色はかわらない。要するに砂漠、そしてビルがいっぱい。なので、東京やLONDONのクリスマスに思いをはせている。楽しいんだろうな、きっと。僕が大学生の時はバブルの残滓がまだ残っていて、今から思い出すとかなり恥ずかしいが、でもそういうクリスマスって未だに結構好きだ。ホテルのチェックアウトで、360度食べられないから、みんなロビーでケーキの箱傾いて持ってたりとか。商業主義だっていいじゃない!楽しければさ。今年は恋人達はどう過ごすのだろう?ホテルに泊まらなくてもいいと今では僕も思いますが(笑)、でも街を歩いているだけでも楽しいよね。僕は生れも育ちも東京なので、やはり月並みに「クリスマス・イブ」がクリスマスソングの中では好きだ。「Melodies」に納められていてその時から聞いている。執事さんが書いているように、この曲にぶらさがって人気を取ろうとしたものがいっぱいあった。秋本康がちゃちい映画の主題歌に使ったりとか、JRとか。でもそんなものに惑わされずに、やはりこの曲は名曲だ。なのだが、敢えてタイトルには昔XTCが「Three Wise Men」の名前でシングルだけ出したこの曲を付けました。いい曲ですよ。今入手出来るのかな?Wish you happy merry Xmas !
December 24, 2003
コメント(2)
本日バラジは退院した。お兄さんといとこが院長と直談判し、12万円ほどまけさせた。会社としては、追加で25万円を彼に貸した。夕方遅くなって彼は退院できたが、その夜病院の明細表を入手したところ、病院は22日、ほとんど直りかけの彼に20万円ほどもする注射を打っていた。この注射だけが突出して値段が高いのだ。こんなはずはない。よくこんな病院が12万円まけたものだ。もっともこれで払わないなら警察に突き出すと言ったようだが。聞けば、この病院に入院する患者は99%保険医療だそうだ。だからこうやって水増しすることに慣れているんだと思う。いずれにせよバラジが入る病院ではなかったのだ。---さて、僕は会社の金ではあるが合計で65万円程度彼にファイナンスした訳である。これをどう見るか?たかが65万円ではあるが、ちょっと真剣に考えてみる。彼の発病以後、いろいろな選択肢があった。自分の車でなく救急車で運ばせること、よい病院ではなく彼に見合った病院でそれなりの医療を施させること、途中でむりやり金を出さないからとっとと出ろといい切ること。出なくてもよいからもう金は出さないと行って彼らに金策をさせること(ものすごい額の金利を負担させること)。でもこれが世界の企業の通常だと思う。しかし、僕は結果として一番いい治療を彼に施したし、その医療費の大半を貸してあげたことになる。これは別にバラジを好きだとかそういうことではない。従業員を家族のように考える「日本的経営」を実践してみたかった訳でもない。「僕にはそれしか方法がなかった」のだ。明日バラジはインドに夜逃げするかもしれない。だから僕のとったやり方が正解かどうかは分からない。でも僕にはそうするしかなかった。それに正解とはなんだ?世の中、というか人の一生というのは、例えば受験勉強のように一つ正解して次に進んで、というのではない。正解かどうかは誰も言ってくれない。自分で考えて自分で判断して自分で責任を取ること。そして結果としてそれほど悪くはない一生をまっとうすること。それで充分だと思う。それに「そうするしかなかった」ということ、きっとそれはすなわち僕の個性だ。思うのだが、個性というのは、例えば「個性を伸ばす教育をしましょう」とか言う時の「個性」は個性ではない。自分が追いつめられた時に、これしかない、という行動を人が取る時、それが個性だ。ジャックマイヨールは海に潜るしかないし、坂本龍一は音楽を作るしかないし、「サクリファイス」の主人公は家を燃やすしかなかった。僕はバラジに対し、こうすることしかできなかった。おそらく僕は、優しすぎるというか、甘っちょろい個性なのだ。でもしょうがない。もうそれで30年以上生きてきた。この「個性」を慈しみながら生きていくしかない。バラジが夜逃げして責任を糾弾されてもそれはしょうがない。しかし、それでなんとか生きて行ければそれでいい。生きていればきっといいことがある。人生はおそらく辛く悲しいことばかりだが、ときどきふと幸せな瞬間がある。それで充分だ。そして人生がそうである意味において、僕も僕より貧乏なバラジも平等なのだ。
December 23, 2003
コメント(2)
今日は彼が退院する日である。東京からも「よくしてやるように」と指示が出る。よかったよかった。これが「彼からちゃんと取り返す自信でもあるのか?」とか「お前のやってることは背任だ」とかいわれたらこっちまで心臓発作になりそうだ。なんたって官僚的な会社だから隙を見せる時は気を使う。なんだかんだいって僕は優しいから、退院する彼の為に運転手に追加の費用の7万円相当の金を持たせて、彼のもとに送ってやる。しかし、午後いつまでたっても運転手から連絡が来ない。心配になってこっちからかけてみると「まだ病院にいる」という。理由を尋ねると、「病院が最後の瞬間に"Life Saving Drive"という訳分からん項目で35万円追加で請求」してきて、バラジの家族は払えなくて、病院と交渉中。当然彼は退院できずに、病院にいるという。またカネだ。2,3日前は、バラジのお兄さんにお金を掠め取られそうで心配していたが、今度は病院だ!そして病院の方がバラジのお兄さんより数倍手ごわい。本当の敵は病院だった。これが世の中というものだろうか。「金がかかる病院から出た方がいいよ」などと相手の顔色をうかがっていた僕はまだまだ甘いのだ。世の中の病院には、些末な項目で金を取ろうとするケースがきっと山ほどあるのだ。悪徳かそうじゃないかというのは、きっと程度の問題でしかないのだろう。確かに医療サービスは金がかかりそうだ。しかし、一つ一つの金額は高く、納得するのはなかなか難しい。それに医療サービスを受ける際に、受ける方はほとんど選択肢がない。「この注射は高いですよ。どうしますか?」と聞く医者はいないし、高そうだから打たないでくれ、という患者もいない。ちゃんと措置をしてくれるだけこの病院は良心的なのかもしれない。慈善事業じゃないわけだし。健康保険があるだけ病院の明細などあまり真剣に見たことはない日本人の僕が甘いのか?結局バラジは退院できなかった。ほんとに一難去ってまた一難だ。豊かな国の日本では全くスムースにいくことがここではうまくいかない。日本の社会を包んでいるようなオブラートは日本にしかないのだ。
December 22, 2003
コメント(0)
今日は病院には行かなかった。彼の入院に係わる問題はほぼ解決した感じだし、彼のいない間会社を回さなければならない。電話で話した彼は、かなり回復した感じだった。慣れないInvoiceを作ってみたり、海外送金伝票を起こしてみたり、保険のアレンジをしてみたり。あと、その辺にいる親会社の奴に仕事を押し付けたり。病院で風邪をもらってきたか?風邪気味だ。
December 21, 2003
コメント(0)
本日も病院に行く。彼の容態を見て、もしよかったら「もう出たら?」といいに行くのだ。借金取りってこういう感じかしらん。あと、僕の会社は年末が決算だ。(もし可能なら)決算の速報くらい作って欲しい。監査が入るのは3月だから、速報を作った後、彼は手術をすればよいはず。しかし、彼にきついこキツイことを言う前に、前日までの残高を調べておこうと思い、会計に行く。そうしたら、それほどでもない。会社の立替えもそれほどでもなく、彼の支払いも無理はないかも知れない。なんだぁ。彼の部屋に行くと、彼はICUから出ていた。容態もかなり回復している。彼は自分の病気に就いて、言わない兄から聞くのを諦め、その代わりに医者から聞いていた。医者はお兄さんからの口止めされていたにも係わらず、バラジに話したのだ。そうすべきだと思う。それならいいやという感じで、僕は金額のことも彼に言った。それほどの額でもなかったからだ。現実的な話をし終わった後、彼は今後のこともあるので、医者と会ってくれと僕に頼むので、彼の病状を尋ね、デスクワークが可能かどうか聞いてみた。聞けば、ドバイは40歳を境に心臓発作がとても多いのだそうだ。それはそうだという気はする。人々は仕事ばかり。余暇はなし。夏は暑すぎて出歩くことすら出来やしない。移動はだいたい全て車。食べ物は油っこいものばかり。医者によれば、彼はストレスフルな状況に置かない限り多少のデスクワークは出来るという。金額もたいしたことなかったし、明るい感じで病院を後にした。
December 20, 2003
コメント(0)
ドバイでは2つの医療保険が存在する。一つは、就業ビザを持つ者が誰でも1万円/年で加入できる政府が行っている保険で、これがあれば政府の運営する病院で最低限の医療サービスを格安(殆どタダ)で受けられる。しかし、政府が提供するものよりいい病院に入りたいと思ったら、もっと金のかかる病院に入らなければならない。それには民間の医療保険が必要になる。当然この病院は政府の病院ではなく、またバラジは民間の医療保険に入っていない。つまり、彼は身分不相応な病院に入ったのだ。確かに、周りを見回してみると患者は、オイルマネーで潤っているアラブ人や欧米人ばかりだ。そして、申し訳ないが、会社としては彼の医療費を出したり、立て替えたりする理由は本来はない。僕は週末の休みだったが、そのことを告げに病院に向かった。言い方を考えて、しかし会社としてはもうこれ以上負担は出来ないからこのよい病院から可及的速やかに退院すること、またいてもいいが、その場合金は払わないことを伝えねばならない。病人およびその家族に、いまいる病院はあなたたちには身分不相応だから容態が安定次第すぐ出ろと言うこと、しかも言葉の機微の伝えにくい、外国人であるインド人に英語で言うことは日本人である僕には大変辛いことだ。しかも、彼は僕の唯一の同僚なのだ。しかし僕は彼の上司であり、僕以外に彼にそれを伝える人はいない。それに医療費はあくまで会社の立替えであり、金額が多くなってゆくゆく困るのはバラジである。また、どうしても払えないと彼が考えたら彼は夜逃げしか方法がないかもしれない(そういう例はよくある)。会社にとっても本人にとってもよくない。経営に多少でも責任を持つということはこういうことかも知れない。嫌なことも言わなければならない。孤独である。病院に行ってみると、まだ彼のお兄さんは彼に病状を告げていなかった。僕は早く伝えろといい、金の問題を彼に告げ、バラジ本人に言うのは避けた。彼は、「数日長くいて、数十万円多くなったってそれがなんだ!ちゃんと払う」と言ったが、彼の給料のレベルから想像する毎月の支払からして、立替えすらこれ以上は難しい旨を伝えざるを得なかった。申し訳ないが、バラジはこの病院に長い間いられる人間ではなく、会社の金は社員の医療費を立替える為にあるのではないのだ。これは国民健康保険が未だワークしている現在の日本ではあまり遭遇しない事態かもしれない。しかし、医療費はやはり高く、貧富の差が受けられる医療の差に厳然として現れてくる。現実は非常に厳しい。健康保険には入っておいた方がよい。 To be Continued....
December 19, 2003
コメント(2)
というわけで僕の部下(名前はバラジという---よくある名前だし、別に構わぬと思うので、本名を使う)は一命を取りとめた。昨日は会えなかったが、今日11:00~12:00の間はICUでも面会が可能ということで出かける。その前の会社にいる時、時間としては9:30頃、彼のお兄さんから電話があり、「日本円で約25万円ほどかかる検査が必要だと医者から言われたが、やってもいいか」と言われ、なんで俺に聞くのかと疑問に思いながら、「やったら?」と返事をする。(今後、この日記のテーマは「金と医療」「インド人の家族」に移っていきます)。病院に行くと、今度はバラジに会えた。かれは呼吸をするのも辛いらしく苦しそうだったが、僕に会って開口一番「この病院の費用を俺は払えないから、はやく退院させてくれ」という。お前の容態はそんなによくないし、今は金のことを気にせずにゆっくり養生するように、それにお前が選んだ病院じゃないか、というと、「自分は、ここには緊急の措置だけしてもらって、その後は廉い病院に移るつもりだった」と。その後、彼はその24万円かかる検査の為、検査室に運ばれていった。一旦会社に戻る。まったく病人にはよく養生してもらいたいが、彼の仕事を僕がやらねばならない。それにこちらは簿記の試験を控えている身である。まったくタイミング悪い時に発作を起こしてくれたものだ。もっとも、日本/欧米がクリスマス/年末年始で10連休も休むので、それが幸いだが。午後再び病院に戻る。お兄さんにICUの入り口で会う。どうやら狭心症?心筋梗塞?いずれにせよ、心臓の周りの血管内の狭窄によるものらしい。場所は6個所あり、バイパス手術が必要とのこと。バラジに言ったか?と聞いたところ、「まだ言っていない」と。「なんでだ」と聞くと、「本人が動揺するから」という。その後、病室に入りバラジに会う。彼は午前よりもずっと回復している。僕と二人きりで話したいといった彼は、「検査の結果や、この病院のコストなど、知りたいことを兄は全く教えてくれないのだ。」という。そして、「兄は、(僕や会社から)多くの金を引き出すことしか考えてないから、注意してくれ」と。その後、お兄さんと再び話す。彼は、調子よく僕への感謝の言葉を並べ、この(金がかかる)病院でゆっくり養生させ、廉い病院に移さず、その後インドに帰って手術を受けさせたい。その為には家族全員助け合う。今はバラジの健康が第一で他のことは考えていない。会社への借金もちゃんと返すから気にするな、と。しかし、気がつくと彼は金に関しては、「後で返す」とはいうものの今払う金はなく、僕から借りることばかりだ。
December 18, 2003
コメント(2)
インド人の会計担当の部下が心臓発作になった。僕の会社は、親会社の中にある小さな会社で、従業員は僕と彼の二人だけである。その彼が発作を起こした。僕は心臓発作の人を間近に見たのは初めてだったが、割と冷静に対処できたと思う。運転手に近くの病院に運ぶよう指示した(これに関しては、ことが心臓発作だけに救急車にすべきだったかと後悔したが)。しかし、インド人の彼は「病院に入る金がない」という理由で、家に帰りたいと僕の運転手に告げ、家に帰ろうとしたので、その連絡を受けた僕は、「命令だから」といって病院に行くことを指示した。しかし、病院は「近くの」ではなく、車で一時間ほどのドバイにある病院になった。彼はICUに入れられた。僕は夜に病院に出向き、金のない彼の代わりに入院費の前払い分、日本円にして40万円前後を会社から払い、入院させた。彼はICUにいるし、薬で寝ており、人に会える病状でもない為、僕は彼に会えず、医者にも会えず、彼のお兄さんと甥に会い、感謝されて家に帰った。彼は40歳、もうすぐ初子が生れる。
December 17, 2003
コメント(0)
本日、ここで日本サッカー協会の委員をボランティアでやっている人と話す。ブラジル戦に関して大体その人と僕の思ったことはほぼ同じだった。多少後づけの評論なので、積極的意味があるかどうかわからんが、結論としては、今の日本ユースは南米型のサッカーにはまだ対応できないということだ。これはコロンビアにあっさり負けてしまったことからも明らか。まず基本的に個人の能力がブラジルの選手は段違いに日本よりよい。そういう場合、ゾーンディフェンスでは中盤でやりたいようにやられてしまうから、ある程度マンツーマンで守るけれど、そうすると後ろからのオーバーラップには対応できない。フォワードが一緒に戻ってこない場合、どうしても人が足りなくなる。事実、ブラジルの右のバックスのオーバーラップはもう手がつけられなかった。そういう場合、ディフェンス同士が合図をしてマークする相手を交代するが、そんなことをやっている間に相手のフォワードに振り切られてしまう。そして後ろからのタックル/反則でしか相手を止められなくなる。また、ブラジルはボールを誰かが持つと、それ以外のメンバーがスペースを作るべくちゃんと動く。その動きが全く本能で自然に出来る。日本は個人技ではかなわないと思っているからマークをしてパスを出させないようにするが、そうすると結果としてスペースを作ってしまう。そして、オーバーラップしてきた奴等にいいようにやられる。僕は結局イングランド戦、コロンビア戦、ブラジル戦(前半)を見たが、スタミナは非常にあり、イングランドには個人技でも負けていなかった。逆に言えば、ヨーロッパ型にはもう対応できるのかもしれない。しかし、高い個人の技術をベースに自由に本能で動き回るサッカーには、農耕民族として対応するのが難しかったということか。あと、日本はスタミナがあるってブラジルは分かってて前半に勝負に出たと。なるほどね。でも日本の本代表はそういう南米型のサッカーにも対応出来るんだって。出来るから本代表になれるんだとさ。へーっ、頼もしいね。やっぱり今日本って強いんだ。つぎは、またこの国で3月に五輪予選がある。こんどは99%アブダビで行われるらしい。遠いからどうしようかな。
December 16, 2003
コメント(0)
ちょっと半信半疑な気持ちはまだ変わっていない。zakzakなど日本のタブロイド系メディアには、いろいろそれらしい情報がいっぱい流れているけれど、もともとマスコミの情報自体が信じていいものかどうかは、今の時代、ちょっと単純ではない。早速ここでは、あれはうそじゃないかとか、そういう報道があったとかいう噂が乱れ飛んでいる。まず、大切なのは、いま飛行機に乗らないことじゃないだろうか?やはり、連合赤軍のことをどうしても思い出す。多分そのせいだと思うが、昨日招待状がFAXされてきた日本領事館からの新年会の招待が、昨日の今日で「外務省本省より、開催を差し控えるようにとの指示があり」中止となった。そう、そのほうがいいと思うよ。さて、今日は新たに発見した韓国料理屋に行ってみる。ここは廉いのが魅力だ。廉い分、量が少ないのだが、それは別によい。行ってみると、なるほど、内装は飾らないし肉を焼くプレートはなく、厨房で焼いて持ってくる。コスト削減か?でも料理自体はとても美味しかった。あの金属の箸とご飯茶碗がいい。ここの韓国料理屋にはなぜかなかったからねぇ。どうでもいいけど、英語しゃべれなくて商売になるのかな、このおばさん。日本人嫌いそうだな...。本日簿記のテキスト一冊終了。この程度なら大丈夫だと思うが..。まぁ、油断するのはよそう。
December 15, 2003
コメント(0)
ということで、簿記の問題集をせっせと解く。そんなに難しそうでもない感じもする。日本が正月だったり、欧米がクリスマスだったりすると、仕事のメールも減るだろうから、その間の勉強出来る。なんとかなるな。全く早いうちに昇進しとかないと、こういう不便がある。どんどん不利になる。しかし、こういう時に限って気が散るニュースが多い。広末結婚!? ♪とってもとってもとってもとっても...♪などと歌っていたのは、ついこないだだと思っていたのに。フセイン捕獲?ほんとかなぁ。映像はそれっぽいし、持ってた金も尋常じゃないくらい多いが...。でも声が公表されないのはちょっとおかしいな...。声が公表されれば、声紋で本人かどうか判断できる。名前忘れたけど、音を聞いただけで、「これはどこそこにある自動販売機のジュースが落ちる音です」って聞き分けられる専門家とかいたはず。それができない、っていうかさせないっていうのは、ちょっと怪しい...。それにこのビデオテープが今日のものなのかも分からん。過去に影武者の一人をタイホした時とかの映像でないとも分からん。うーん...。おっと、また現実逃避してしまった。どうも子供のころから試験勉強は現実逃避を伴う。
December 14, 2003
コメント(4)
本日会社に行く。最近疲れているのもあって、仕事を軽くいなしているのだが、今日不穏なクーリエが届き、中を開けてみると、社内昇級試験のことが書かれていた。「1月26日の試験で簿記3級に合格する必要があります」えっ...。「10月27日の社内一般通知でご連絡した通り...」見てない...。これはヤバイ!しかし、幸運なことに、なぜか僕は簿記3級のテキストを赴任時に持ってきていた。あと一ヶ月半でマスターしなくては!僕は急いで家に帰り(仕事なんてやってる場合じゃない!)、テキストを見つけ出し、会社に帰り、仕事そっちのけで問題集を解き始めた(今日は割と時間があったのだ)。これから開いてる時間は勉強せねば!う...一ヶ月半で簿記3級って受かるの?まぁ、いいや。やるしかなし。
December 13, 2003
コメント(0)
今日は、朝からものすごい砂嵐。以前にも書いたが、砂嵐はバイキンを遠くから運んでくるし、なにしろほこりっぽくなって喉とか鼻に悪いことこの上ない。なので、基本的には家ですごす。家で過ごすというか、正確にいうと朝起きて、朝ご飯食べたら眠くなってまた昼過ぎまで爆睡。そのあともそもそと起き出して、お菓子をポリポリ食べていたら、あっという間に夕方になってしまった。結果として、休日なのにほぼ1日寝る結果となった。午後に電話がかかってきて、日本人ならスタジアムに行けば入れるというので、ブラジル戦というのもあり、9時からと遅かったが、出かけた。かなり日本から来た人も多く、またドバイ在住の人はほとんど詰め掛けたと見えて、スタジアムはかなりの入り。だが、結果はすでに報道された通り。僕は大学時代、スポーツの弱いことで有名な大学にいた。実は某マイナースポーツの体育会に入っていたが、それでも弱かった。弱いけれど、スポーツがマイナーだった為に、関東の一部リーグに入れて、法政とか早稲田とかと試合が出来たのだが、その時はもうコテンパンにやられるのである。今日のブラジル戦は、それを思い出した。日本のユースも精神面で弱いと書かれているが、僕たちもひ弱だった。講談社新書「ゴールキーパー論」で「ゴールキーパーはゴールを守っているだけではない。みんなの士気を守っているのだ。」とインタビューで言っている選手がいて、それを読んだ僕は思わず涙したが、もうそんな気概もないほど、キーパーも落ち込んでいた。まぁ、お疲れ様でした。まだ若いからね。人生これからだし。ということを考えながら、僕は前半でスタジアムを後にした。
December 12, 2003
コメント(0)
どうでもいいことだが、最近なんかショッピングセンターなどを歩いていると、綺麗な女性が多いような気がする。なんてことを書くと、そんなことばかり考えているイヤラシイオヤジと思われそうだが、事実綺麗な女性が多いのだからしょうがない。もともと中東地区は綺麗な女性は多いのだが、真っ黒い布をかぶっていたり、カッコが垢抜けなかったりということで、先進国の日本から来た僕は、あまりそういう風なことは考えたことがなかった。が、最近はなぜか結構オシャレな、化粧もばっちりのヨーロッパ人と思しき人が多い。オフィス街のフードコートでもそうだ。何か変わったのか?ヨーロッパが寒いから、旅行で来てるだけか?ドバイ情報としては、ダイソーの100円ショップが出来るらしい。もちろん100円ではなく、ここの通貨で切りのいい値段がつけられるのだが。あと今FIFAのユースの大会をやっているが、3月にはサッカーのオリンピック予選がここで行われるらしい。数年後には、世界最大のショッピングセンター、中東最大の中華街、水中マンションなどができる予定だ。へぇー!まぁ、数年後のことまで関係ないや。どうせ僕はいない。それにやっぱり箱モノばっかりだね。文化の香りはひとつもしない。
December 9, 2003
コメント(2)
楽天でもクリスマスのことを書いている人が多い。やはり日本の街はクリスマスできれいなのだと思う。忘年会とかね。不況っていっても楽しいよね。仕事だけれど、僕はお客さんとの忘年会は結構好きだった。今年のクリスマスは世界的には最悪なクリスマスだ。我々には救いはあるのだろうか!?ラマダンの始めに出来た、家の前の移動遊園地がやっとなくなった。大音量のインド音楽がなくなったので、静かに眠れるのはいいが、多少もの寂しい。まぁ、あと一ヶ月経てば、またフェスティバルが始まる。そしたら、また街はうるさくなる。本日再度J/Vのパートナーとケンカ勃発。もういいよ。早く帰りたい。とっとと家に帰って、NHKの海外放送で「百年の恋」を見る。専業主夫ねぇ...。僕はやりたくないな。今日はとりとめがないですね。ではまた明日。
December 7, 2003
コメント(0)
本日激しい砂嵐。仕事を適当にすませ、某ホテルでやっている寿司食べ放題に行って夕食。ここは日本料理屋なのだが、ほとんど日本人がいない日本食レストラン。「Benihana」ってハワイやロンドンにもあるので、知ってる人も多いと思うが、そこである。味の方は期待してなかったが、寿司と天ぷらが食べ放題で飲み放題一人3,000円とのことなので、行ってみる。行ってみると想像通り、アボガドとサーモンを多用した巻き物多し。そしてまぐろが大味。まぁ、こんなもんですかね。横で鉄板焼をやってたのだが、いつも思うのだがなんで海外の鉄板焼はこんなにうるさいのか?えびのしっぽ飛ばして楽しいか?もうこれは日本食ではないね。じゃあ、海外の人に受けているかというとそうでもない。ドイツ人と思しき初老のご夫人なんて、明らかに不機嫌そう。もっとも海外の鉄板焼が全部うるさいかというとそうでもない。ロンドンのサントリーなんてこんなにうるさくない。鉄板が暖まる間の間をどうするかが問題なんだよね。日本だと、焼く人どっかいっちゃう。暖まったころ戻ってくる。BENIHANAではその間、カチカチカチカチ、パフォーマンスがうるさい。これってどこの風習?アメリカ?世界で受けるということは、日本のことなんて知らない世界の大半の人向けにものごとを分かりやすく単純化するってことなんだよね。だから別にそれ自体えらいわけじゃない。でもこういうレストランのおかげで、みんな誤解かもしれないけど、日本を知るわけで。だってそのせいか、お客全員お箸使ってる。その意味の方が大きいよね。
December 6, 2003
コメント(0)
おおっ! 日本勝ったじゃない....。勝ったのだが、僕はあまりに疲れ過ぎていて、貴重な休日の今日は寝て過ごした。家人も高熱でうなっていたのもある。なので、今日はスタジアムに行ってない。見逃した。去年入院したときとなんか、症状が似ている。もちろんずっと軽いのだが。微熱のような感じが続いている。体が火照って眠れない。疲れやすい。多分ストレスが肝臓に来ている。次は、場所をアブダビに移して、8日に韓国戦だ。今住んでいるアパートにも韓国人はいっぱい住んでいるが、バスを仕立ててアブダビまで試合を応援に行っていた。別に僕は韓国人は嫌いではないが、同じアパートに住んでる奴等にいい気になられてもウザイので、是非日本には勝ってもらいたい。日本人会、バス出すかなぁ。
December 5, 2003
コメント(0)
ということで、カラ元気を出してみる。もういい加減いい飽きたが、疲れてます。なので、半ドンの木曜日、途中スタバでお茶をして4時ごろ帰宅。帰宅した途端に、ベッドで死亡。2時間の間意識不明。6時過ぎにごそごそ起きたら、そこそこ腹が減っている。こんな疲れている時は、中東の飯なんて食えやしない。にんべんの出汁でうどんを作って食べる。とてもうまい。疲れているはずなのに、夕方寝てしまったので、夜寝られない。しょうがないので、起きてALI Gの「INNIT」のDVDを見る。ALI Gはとても好きなイギリスのコメディアンだ。ちょうど、1999/2000年にロンドンで働いていて、そのころALI GはChannel4の11o’clock showに出ていた。このDVDはその番組のダイジェストだ(この番組はほかにもDaisey Donovanとか、面白い人が出てた)。どうでもいいけど、30男が深夜に一人でにやにやしながらTV見ているのは、ちょっと気持ちの悪い光景だったりするね。ALI G知ってる人、楽天にいるかなぁ。まぁ、日本では絶対発売されない類の人なのだが。 .... Wicked!
December 4, 2003
コメント(3)
どうも疲れて日記をサボりがちだ。そう言えば去年の今ごろも疲れていた気が...。やっと涼しくなって1ヶ月、熱い夏の疲れが加齢によるタイムラグで今ごろ出てきたということか。まぁ、先週は仕事でのストレスがものすごかったので、日記どころではなかった。もうその件は一段落したが、その疲れか。久しぶりにカルフールに行ってみる。いつのまにか、小さな日本食コーナーが出来ている。ここの日本人は千人を超えた。もうすぐ日系の日本食スーパーも出来るらしい。どんどん便利になる。いいことだが、便利になってから来たかった(笑)。ちなみに、最近中国やタイに日系の食品会社が進出して主として日本向けだが海外生産を行っている関係で、海外在住の日本人も廉く日本食が食べれるようになった。タイに紀文があるので、おでんは非常にReasonableに食べられる。タイのグリコからはポッキーが格安で買える。非常にいいことだ。
December 3, 2003
コメント(2)
本日2回目のサッカー観戦。今日はコロンビア戦。ゲートに並んでいると、一足先にイングランドに勝ったエジプトのサポーターが大勢出てきて盛り上がっている。結果は結論からいうと完敗。敵は身体能力も高いし、中盤でのチェックが早い。日本はほとんど前線へまともなパス出せず。今度はこいつらと引き分けたエジプトか...。ちょっと辛そうだな。エジプトのサポーター、数がものすごく多そうだし。
December 2, 2003
コメント(0)
全26件 (26件中 1-26件目)
1