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え~っと、本でも映画でも音楽でもないですが、ドラマです。昨日最終回だったフジテレビの月9『愛し君へ』、みなさんはご覧になったでしょうか?一応、さだまさしファンであり、『解夏』を原作も映画も見た私としては、「ドラマ化だとぉ~~~!」とちょっと偏見を持ちながら見続けてきました。が、いつのまにかハマってしまったんですね~。菅野美穂が良い!そしてなによりも、泉谷しげる(菅野美穂のお父さん役)に毎回泣かされていました。いつも酔っぱらいのような泉谷さんですが、本当はお酒1滴も飲めないんですってね!!実際、原作とは設定は大きくかけ離れたものです。登場人物ももちろんそうだし。主人公の男性がベーチェット病である、というところだけは変わってないですが。(変えたら違う話になってしまう…)とは言っても、原作の持っているテーマはきちんと根底に流れているのを感じました。ふと思ったんですけど。『僕の生きる道』を私はず~っと見てたんですが、あれと共通するテーマが何かあるような気がしませんか?限られた時間。それをいかに過ごすか。そして、受け止めるか。これって、ベーチェット病でもなく癌で余命1年でなくても人それぞれが持っているテーマのような気がします。時間は、限られているんです。普段意識しないだけで。そう思うと、自分が今日もこうして生きていることに感謝しなくちゃ、って真摯な気持ちになってきます。
2004年06月29日
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エールディスク ベストクラシックシリーズピアノ/アダム・ハラシェビッチ随分昔に買ったCDです。ピアニストが誰とか、そういうこだわりも全くなく、「ただただショパンが好き」というだけで買ったCD。今だに私の愛聴盤です。私はピアノは自己流なので人様にお聞かせできるような腕前は全く持っていませんが、「あ~、このピアノは良いな~」くらいは感じることができます。タイトルの通り、ちょっとでもピアノが好き、ショパンが好きなら知っている名曲揃い。1曲目からもうそこには甘く切ない、哀愁も漂う(あ~。我ながら陳腐な表現!)ショパンの世界。仕事でちょっと考えさせられる事があり、なんとなく落ち込んで帰宅した私は、迷わずこのCDを手に取りました。聴いているうちに、頭の中も心の中もショパンに満たされていくようで、胸につかえていたものを少し洗い流してくれました。ショパンのCDならこれがおススメ!このピアニストがお薦め!というのがありましたら、ぜひ御一報くださいね♪
2004年06月17日
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たかなしりおな・著 文芸社この本の感想を書こうか書くまいか、かなり悩んでいました。なぜなら、私の文章力ではこの物語の魅力を語ることはとても難しいからです。それだけ深く、心に残る作品です。端的に言えば、ファンタジー小説。主人公のティアラが、自らの運命に導かれるように旅をし、そこで様々な人と出会い、出来事が起こり、それによって心の成長を遂げてゆくというようなものです。ファンタジーとしても、とても面白く創られています。私は読みながら映像が浮かんでくるところが何ケ所もありました。ティアラが「赤い大地」を目指してリンの操縦するセスナで飛び立つシーンなどは、もう宮崎駿のアニメの世界!(宮崎さん、是非アニメにしてくださ~い!)それくらい、わくわくしながら読める反面、ティアラの心の中を深く描いているのです。出会いや別れを繰り返しながら、その度にある時は動揺したり、悲しんだりしながらも、強く「自分」というものを持っていくようになります。ティアラに自分を重ね合わせて読むと、まるで作者に私の心を読まれているかのような錯覚に陥ることもあります。精神世界と言われるものに興味を持っている人であれば、なおさらそのような感覚を持つかもしれません。作者のたかなしさん自身がティアラでもあるのかもしれません。全くイコールでないにせよ。作家というのは、こうやって自分の中のいくつもの面を客観的に見つめ、物語に投影していくのだなあ、と感じました。たとえ「私小説」といわれる分野の作品でも、やはり自分を客観的に見つめることができなければ、誰かに読んでもらえる作品を書き上げることはできないのでしょう。そして、自分の体験だけでなく、無限の想像力で物語にリアリティを与えてゆくのかもしれません。ほんと、恥ずかしいのですが、私自身も小説もどきを書いたことがあります。もう、ず~っと昔のことです。今思うとあれは小説などと呼べるものではないなあ、と穴を掘って埋めたい気分です。「客観的に見る力」なんてなかったもんな~、あの頃(遠い目…)と、私のことはともかく。『ティアラ』は私にとって、しばらくしたらまた読み返したくなる、そんな本のひとつになりました。次に読んだ時にはまた違った自分と出会えるような気がするのです。これ、ほんとにお薦め!書店にない場合はネットで注文してくださいね~。
2004年06月16日
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これは、原作も読んだし、映画も見たので、どっちの感想とは言えないんですが…。私は原作(さだまさし・著 幻冬舎文庫)から読みました。ええ、さだまさしさまの昔からのファンなもので。彼のアルバムのライナーノーツには必ず1曲毎に素敵な文章が添えられています。なので、その彼が小説を書いたと知っても、別に驚きもしませんでした。いつか書くだろうな~と思ってたし。タイトルの『解夏』はこの本の中に収められている4編の小説の中の1つです。メインテーマは「もし、失明するとしたら、最後に何を見たいですか?」みたいな感じなんだけど。拡大解釈すると、「死ぬ時に最後に見たいのは何ですか」とも思えます。人生は長い長い(ようで短いかもしれないけど)修行のようなもの。人は死を恐れたりするけど、そんなこと自分には起こらないかのように毎日を過ごしています。でも、必ず死は訪れるのです。恐らく、その時に死への恐怖から解放されるんでしょうね。(死んだことないので解りませんが)主人公の隆之はベーチェット病という「修行」を突然つきつけられたようなものです。そして、様々な発作に苦しみます。ところがその苦しみがウソのように消える時が来る。しかしその時とは、「失明」する時なのです。それを支える恋人の陽子や母などとの交流が、映画では長崎の風景とともに穏やかに描かれています。原作が短いせいもあると思うのですが、これほど映画と原作に違いがないものも珍しいです。先に原作を読んで感動して映画を見に行っても、その逆で映画から行っても、裏切られることのない希有な作品です。で、今頃こんな映画の感想を書くなっ!て思うかもしれませんが、見たのがつい最近なんで…。(都内某名画座で)7月にはもうDVDも出るんですけどね。やっぱスクリーンで観たかったんです!探せばまだやってるところはありますよん。よろしかったら是非!お薦めです。で、『解夏』ってどういう意味よっ?とお思いの方。是非、原作を読んでください。または映画をご覧ください。仏教用語だそうです。
2004年06月15日
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酒井順子・著 講談社今日読み終わったってわけではないのですが、なにから書こうかな~って思って、ふと思い付いたのが今話題のこの本。知らない方のために。「負け犬」の定義は「30代以上、未婚、子無し」の女性のこと。(世間には男性の「負け犬」も当然存在するわけですが、著者が女性であることから、主に女性がメインです。)「なんですって~!私が負け犬~!?こんなに稼いで、充実したシングルライフを送ってて、ついでに彼氏だっているし、言い寄って来る人だっているのよ~!そんな私がなんで負けなの!!!」と、お怒りの方もいるかもしれません。が。著者自身が負け犬なので、「自分をネタにして笑いをとってみました~」っていう、関西のお笑い芸人のような身体を張った自虐的面白文になっており、思わず笑ってしまいます。どんなに稼いでいて、都心のオシャレなマンションを購入しても(マンションを購入すること自体が負けらしい)、毎年海外旅行に行っても、美味しいものを食べても、家庭を築いている「勝ち犬」さまたちの前では、お腹を見せて「負けました~」って言うしかないのだとか。勝ち負けって言葉を使ってるけど、世間で言われている「勝ち組」「負け組」とは定義が逆っぽいですよね。この本での勝ち負けは要するに「結婚してるかしてないか(さらには子供がいるかいないか)」なのです。「結局、なんだかんだ言っても、女の幸せは結婚」という、些か古い考え方がやっぱりこの日本には深~く根付いているのです。著者もあとがきに書いていますが、読んでいくと、「勝ち負けって結局どうでも良いことのような気が」してきます。ただ、いろんな生き方をしている人がいるんだよ、価値観もいろいろなんだよ、ってなことが言いたいんじゃないでしょうか。で、違う価値観の持ち主同士は解り合える部分もあるけど解り合えない部分も多いのよね、それを押し付けあうのだけはやめたいよね、と。養老孟司の「バカの壁」の、気軽に読めるタイプと考えられなくもないな~と思います。島国根性っていうか、単一民族国家のせいか、「話せば解るはず」「出る杭は打たれる」的空気が流れている日本ですが、これからはそうも言ってられなくなるんじゃないでしょうかねえ。「あなたと私は違って当然」って思った方が、ラクな気持ちで生きられるような気がします。全くの余談ですが、以前専業主婦をバッシングしまくった本が売れたことがありましたが、あの作者のI.R.さんはこの本を読んでるのかなあ…。彼女の感想が聞いてみたい!と思う私は悪趣味でしょうか?~now reading~「枕草子REMIX」酒井順子(またですか…。でも、ハマッてしまったんです。感想はまだ後日)
2004年06月14日
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楽天日記とやらを、とりあえず始めてみました。私が読んだ面白い本や映画、好きな音楽について、みんなに知ってもらいたかったり、逆に薦めてもらったりしたいなあ、と思ったのがきっかけ。本業のページとはひと味違ったサイトにしたいな~などと思ってます。
2004年06月13日
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