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どうさい「十年前の11月1日に、深まりゆく秋を由緒ある窯の里大川内山に遊んだ。(陶磁秋祭り)ということで伊万里大河内山に初めて足を延ばした。ここは窯元が一か所に集中していて効率よく焼き物を見て回ることができた。さすがに鍋島藩窯というだけあって高級品が揃っていた。夕方になり出入り口の橋を渡ったとき、目の前の山に夕日がさしていた、そこに映し出された光景は美しく輝く杉林であった。」悪友「なるほどその光景がずっと頭に残っているのだな。」どうさい「描き方もいろいろあろうが、イラスト風に描いてみた、何時ものように配色もいろいろ試行している。顔料はヒワ、焼貫ゴス、緑青、銅である。銅は下部の色の薄いところで量が不足した。」杉林 杉林 21×21 H0.5 (cm)悪友「見方によっては随分木があるように見えるな。」山並どうさい「山並みもずっと考えているが進展しないテーマである。杉林の向こうにある山並を空想で描いてみたものである。手前の樹木の緑は銅を使用している。使用顔料は美濃黒、焼貫ゴスである。」 山並第112回九州山口陶磁展産業陶磁器部へ出品どうさい「話は変わるが、第112回九州山口陶磁展産業陶磁器部は予定通りの物を4月10日に発送した。展示会場は有田商工会議所の二階で4月29日から5月5日まで開かれているのでご来場の皆様にご笑覧いただきたい。」悪友「どうさい殿は一回でいいから売る立場で有田陶器市に参加したいとという分不相応な考えを持っていたのでは?」どうさい「そんな寝言を一度は言ったかもしれないが、体力、資金、作品のレベルアップ、売るための作品数をそろえることなどを考えると難しいなと思っていた。ものは考えようで有田商工会議所の出品勧誘に応じるとハードルが一気に低くなり参加できる。出品作品の数は12ケ迄に制限されるが、私は沢山製作できないのでこれはありがたい規則である、また出品作品はすべて展示してもらえる。展示場は立派な広い会場だし、展示と販売の労は商工会議所の方が取ってくださる、来場者は眼力のある人が特に初日には大勢来られるので頼もしい。数年参加すれば売る立場でも有田陶器市に参加したと思うことにしたい。」悪友「これはボランティアの出品勧誘だな。」
2015.04.26
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どうさい「以前若冲の絵の素晴らしさ、独自性を紹介するビデオ(テレビ)で見て、実物を見てみたいなと思っていた。」悪友「若冲と蕪村、どんな関係があるの?」どうさい「解説を聞くまで知らなかったが共通項は1716年に生まれた天才絵師というところかな。私には300年前の若冲の絵の具は今どんな色をしているのか興味があった。まあ会場は人気の絵師の作品展ということで、大分混雑していて近くでじっくり見ることはできなかった。重ね塗り、裏彩色、点描など見える環境ではなかった。若冲が使った顔料は彼の代表作「動植綵絵(どうしょくさいえ)」の分析から20種に及ぶそうで、今回の作品は博物館、美術館、個人など多方面から出品してもらった作品であり「動植綵絵」とは異なるが絵に使用している顔料は同じであろう。白、赤、青、緑色例えば紫陽花白鶏図であるがここには私の興味がある色が含まれている。白は胡粉で、今もってくっきりしている。白さが今も紫陽花の花弁と鶏の羽に見られる。たまに塗装業者が来て”ペンキの塗り替えをしませんか?”と言われることがある。よく聞くとペンキが劣化すると白っぽくなり、触ると手に白っぽい粉が付く、こうなるとペンキの塗り替え時であるということであった。胡粉が白さをよく保つ理由にこうゆう効果も加味されているのかもしれない。赤はトサカに実に鮮やかに描かれており、これが辰砂の色かと感心させられた。きっと300年経ても変わっていないのだな。青は太湖石(穴の開いた石灰石を言うようだ)に青色が使用されている、これが群青と言われてもこんな色をした石があるのかとつい思ってしまう。この石の周りにところどころ明るい青が描かれているが、この色は日本銀行の屋根の色に似ているな、それなら緑青かな。緑は紫陽花の葉っぱであるが、これが虫食いか病気でひどく生気がない。虫食いか病気なら葉の色は初めからこんな色をしていたと思うしかない。別の絵で梅に止まった小鳥(目の周りが白いのでメジロではないかと思うが)の羽の色はずっといい色をしている。緑色は竹、瓜、松の葉に使用されていた。緑は少しくすんだ色をしており始めからこうだったのか、年月と共にくすんでいったのか不明である。陶芸の銅釉薬ならたとえば唐三彩では緑が時代を超えて艶やかである、これは銅をガラスに中に封じ込めているので艶やかさが保持されているのであろうか。ドウでもいいことかもしれないが、黄色系の色と青色を筆触分割(点描)させて緑の色を出すのもやり方の一つかな。」悪友「なかなか難しそうだな、やり方もよりどり緑だな。」どうさい「座布団一枚!」
2015.04.16
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どうさい「丁寧にもう一枚のスイレンを作りました。」悪友「なるほど前のは少し単調になっていたのを、葉の色に変化を持たせて作成したのだな、良くなっているよ。」 スイレン 今回どうさい「前のを載せておくよ。」 スイレン 前回 悪友「before and after だな。確かに少し変化がある。」
2015.04.07
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