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毎日毎日はいても 落葉がたまる。これが 取りも直さず 人生である。(田山花袋)楽天のnest3さんの日記にあった。事務所までの道、マテバシイなど常緑樹の落葉がいまでも続く。それが毎朝、掃き清掃されている。掃除されているご仁、冒頭の心境でなさっているのであろうか。エンドレスの何かに向かって己を費やす人生。しかし、いつかはいのち尽きる。いのちって何に帰趨しようとしているのだろう?なんて気取ってみたものの、後が続かない。エィッ。ドロン・・・、パッ。最近、帰り道に使う路地でランタナが咲いていた。花が黄色から橙へと変化することから、別名、シチヘンゲ(七変化)。熱帯の植物。小笠原で樹林の下草として咲いていたのを思い出す。都内で露地で育っている例もみる。この花も5度以上で寒風が当たらない日溜りなら、越冬できるのかもしれない。鉢植えなら屋内に引っ越すのが常道。この花の色変化、日本風景にも合う。江戸末期に渡来したらしいが、今なお、人気の園芸植物。花言葉は、七変化にはふさわしくない「厳格」。おすすめサイトランタナhttp://aoki2.si.gunma-u.ac.jp/BotanicalGarden/HTMLs/lantana.html nest3さんの日記http://plaza.rakuten.co.jp/nest3/
2003.07.31
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昨日、通った路地、早々とフユサンゴが色づいていた。名のごとく、秋から冬にかけて赤や黄色の美しい果実をつけるので冬珊瑚。ナス科ナス属。毒性があり食べられない。日当たりのいい場所、肥沃な土壌を好み、連作を嫌うらしい。原産地はブラジルで、越冬に5度以上が必要といわれる。鉢物の場合、冬は室内に取り込めば、越冬可である。しかし、東京あたりだと庭の隅や、道路脇の空き地で育っているのをみかける。陽だまりで条件さえ揃えば、露地でも越冬可能なようだ。冬、この赤い実を変哲もない路傍で見つけ、感動した思い出がある。欧米ではクリスマス用に冬に出回り、クリスマスチェリーという英名もうなずける。この花、条件さえ良ければ長く楽しめる、花楽の花でもある。追記昨日のポーチュラカもこぼれ種で育つという。こちらも条件によっては花楽の花になる。おすすめサイト植木ペディア こちらhttp://www.yonemura.co.jp/zukan/zukan-f/naiyou/huyusango0.htm
2003.07.30
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少し遅めの帰宅となる。出勤時と違った道を選び、駅に向かう。折れ曲がった路地をぬける。ハンギングバスケットとまではいかない、花鉢のままの花がいろいろ軒先を飾っている。このあたり、狭いながらも工夫してあって、なかなか楽しい。その中で花弁をすぼめた花があった。ポーチュラカ(ハナスベリヒユ)である。野草のスベリヒユに似ている園芸品種。種より挿し芽で増やせる。秋も深まり、花も咲かなくなった頃、枝を短く切り詰め、鉢に上げし、霜に当てないようにすれば越冬できるようだ。翌年挿し芽で苗を作り、年々更新を繰り返すことが可能。軒先で小さなガーデニング、この花いいのかもしれない。ネットを検索すると、ポーチュラカ仲間のサイトまであった。ご婦人たち、昔なら井戸端、今じゃネットで花端ということか。おすすめサイトポーチュラカhttp://www.koyama-engei.com/sakuin/Pdata/portu.html http://matsu135.hp.infoseek.co.jp/sub20.html スベリヒユウキペディア情報 こちらhttp://www.mpec.jp/kyoiku/kyouzai/KUSABANA/SUBERIHI/SUBERI.HTML
2003.07.29
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プラザ正門近くで直径25センチほどの花が咲いていた。赤い花。この花、松戸の施設の余りを植えたものである。松戸の施設ではここ数年、毎年ご近所の愛好家の方が20本程度寄付され、植えてきた。その方が水元出身ということで水元に持って来た。緑の相談所にも以前お出でになったこともあり、思い出の地にも1本ということである。アメリカフヨウは全般大柄で、風情がないといわれる。公園のような大きな敷地ではそうでもない。ハイビスカスと同じ仲間で一日花だが、9月まで夏らしい大きな花を咲かせ、日々楽しめる。なんといっても手がかからないのがいい。近縁種との交配も容易で、いろいろな色形が作り出せるという。繁殖も種や根分け。大きくなったらスコップで根分けしても活着するらしい。高さが2m近くなるので、敷地さえあれば数種を植え、交配も楽しみたい花楽の花だ。プラザ正門のもう一方には、モミジバアオイがある。こちらは植えたというより、何かの拍子に根付いたようだ。オオムラサキツツジの植え込みの中に1本ある。刈り込みが終わった後、頭を出し、夏中咲いていた。今年はどうだろう。無事咲き、タイミングさえ合えば、アメリカフヨウとの交配も楽しめそうだ。おすすめサイトhttp://aoki2.si.gunma-u.ac.jp/BotanicalGarden/HTMLs/amerikafuyou.html
2003.07.28
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夏休み企画が目白押しのようだ。私も水元で二つの活動に対応。一つは、親子耕作体験教室の機織り夏休み作品づくり初日であり、その準備、アドバイス。二つ目は、区内に今春採用になった、3名の小学校の先生方の体験研修の実施。都の水元大自然塾もあったようで、公園での夏休み企画、目白押しといった感じだ。偶然なのか必然なのか、今日体験のご家族と大自然塾応援の知人に水元行きのバスで一緒になる。世間話に花咲かす。ひさかたのゆとりのバス旅となった。織り作品づくり。グリーンと白を基調にした糸構成。濃いグリーンの糸が不足気味。どうしようかとお母さんと思案する。おまけにと用意していた糸でなんとかしようということに落ち着く。その糸、黄と薄藍の重ね染めした半端な色に染まった糸。色のしっかりした糸から使いたくなるのが人情。ところがどっこい、半端なくすんだ染糸を使った色構成の織りが一番いい感じだった。われわれのように経験浅いものでは、織ってみなければわからない色のミラクルだった。先生方。グリーンプラザの役割、立地特性、われわれ友の会の取り組みなどの前口上のあと、実体験に。日時計花壇の草取り。タデアイの生葉染め。樹木観察クイズ作成の3つ。タデアイの生葉染め。絞り方に違いによってできる模様。アイの酸化による色の変化の驚き。糸を解き、広げ、空気に晒す時の新鮮な気持ち。ある程度は予想できるが、現実となった時の喜びは、何度やっても楽しい。クイズづくり。関心は十人十色。それぞれの発表を聴くと思いもよらぬ視点があることに気づく。楽しく活動を終わって事務所に報告に。大自然塾のスタッフ一同に会う。一緒に帰り、一杯といきたい心境。よく知っているとはいえ、今日は立場が違う。早めに辞去。帰りのバス。途中のバス停で職場やボランティアでお世話になったことのあるNPOの知人グループに会う。なんという偶然。代表の方にもお会いできた。なんという幸運な遭遇。駅で別れ、一人いつものパターンで、喉の乾きを癒すため缶ビール1本につまみ一つを購入。ホームで電車を待ってると、向こうから大自然塾のスタッフ。一旦別れたが、ホームで再会する。花火談義。梅雨明け談義。仕事の話を離れるとまた違った一面が見え、楽しい。今日の出会い、夏のミラクル・シンクロニシティーか。予測できそうな結果の現実化か。夏空に見えて、わずかだが梅雨の雲が流れる半端さ。私にふさわしい夏のシンクロニシティーだった。帰宅後のTV。ここも夏休みものが多い。いきもの暮らしさまざま。ミヤマカワトンボは水中に潜って産卵するらしい。どうぶつ奇想天外。今日のおすすめサイトデジタルトンボ図鑑 ミヤマカワトンボ こちらhttp://fuji.sakura.ne.jp/~shin/gallerydragonfly/miyamakawatonbo.html
2003.07.27
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今日の天気、楽しい1日だった。朝・春春雨ののような雨。遠い空も明るい。梅雨の空ではなかった。気温も低めで、うっとうしさはない。いつもの駅出口の小公園。今日は牡丹雪のような淡い積もり。エンジュの花だ。こんなところにエンジュあるとは気づかなかった。花の世界は真夏のようだ。昼・夏事務所の前の空き地にペチュニアを植える。植え終わっての水遣り、散ったしぶきは熱いアスファルトですぐに乾いた。日の光も強く眩しい。汗が噴出す。夏の暑さ、水遣りも楽しい。夕・秋うろこ雲は大きな空一面に広がる。風も清々しかった。秋を感じる空模様だ。時折、低く北から流れ来る、湿気の多い雲がまだ梅雨の名残を感じさせる。夜・夏すっかり暮れ、街のネオンが眩しい。遠く花火の音。今日は隅田川の花火大会だ。ちょっと移動すると、花の頭が少しばかり、ビルの谷間からのぞいた。そぞろ道行く人も足をとめ、遠くの祭りに思いを馳せているようだ。そこかしこから浴衣姿の娘たちが集まってきた。自宅近くの駅前。浴衣娘がいっぱい。中には浴衣姿で自転車にヒョイと二人乗り。その迷いのなさに、ある種の感動。江戸の夏を楽しんだ下町娘もこんな感じだったに違いない。大江戸も夏、本番。おすすめサイトシダレエンジュ こちら花火の形状 こちらhttp://www.asahi-net.or.jp/~ir5o-kjmt/kigi/enjyu.htm
2003.07.26
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今の職場、都心にあるせいか、こちらから仕掛けなくても、何かが生まれそうな気配に満ちている。それを活かすも流すも、受け手側がどれだけそれを感受できるかにかかっている。受け手側が全方位的にアンテナを張り巡らし、感性を鋭く処していれば、自ずと活路、流れ出てきそうな雰囲気である。これが都市の集積メリットというものか、なんて東京人っぽく考えるようになった今日この頃。今日、職場に思わぬ電話がかかってきた。屋上緑化にに関する電話アンケートである。マーケッティング調査の一環らしい。6月、ビッグサイトで行われた緑化関係の展示会で立ち寄ったブースからの依頼のようだ。都市環境の現状からすれば、屋上緑化、壁面緑化は必然の流れと思える。しかしこの分野、現状はこれからといった感じ。都市緑化の最後のロマンを感じさせる分野だ。先日は中国の砂漠緑化や国内の森林保全活動をしている団体と話をする機会があった。身近な都市公園でも緑化活動を展開したいらしい。東京沙漠にみどりを!、みどりの地球を取り戻そう!!みんな潤いを求めている。公園ボランティアへの関心も根強い。地域のシルバー団体、社会教育関係。そして文化・スポーツ活動、等々。みんな自分の居場所を求めている。やすらぐ場所を求めている。生きて行く上で、密かに息抜きしたくなる場所は必要だ。子どものころ遊んだ秘密基地、隠れ場所、そんな場所が必要だ。屋根裏部屋、そんな場所を求めている。そして、フッと息抜きしたくなる場も必要だ。見晴らしのきく、開放的な場所がもっとあってもいい。そsて、そろそろみんな、秘めたものを吐き出したくなってきているのではないか。職場で、自分発表、そんなことができる場を用意できないかと思っている。秘して公開、そんな際どさ。どうなんだろう?イメージ画像等追加2022.07.03おすすめサイト イベント記録 こちらhttp://www.greentech.or.jp/
2003.07.25
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先日の日記でヒマラヤスギのことを書いたら、マツボックリを蒐集されている方から書き込みをいただいた。その方のHPを拝見したところ、各種のマツが紹介されていた。その中に、リギダマツという種があった。リギダマツは三葉松ともいい、その名のごとく、葉が3枚である。普通、マツは2葉。この木、小平にある霊園にいった時、初めて見た。並木となって植えられおり、その時の説明で、代々、大事に扱われてきたことが記憶に残っている。葉のことを知らなければ、木の姿や葉より、幹が印象的な木である。ネット情報によれば、旧古河庭園にもあるらしい。野川公園にもあった気がするのだが・・・。葉の数の違いをネットで検索してみたところ、1葉もありそうだ。国分寺にヒトハノマツというのがあった。普通のマツの変種か。ダイオウショウも3葉。5葉はゴヨウマツ。リギダマツの球果(マツボックリ)は落ちないで、数年、樹上にあるという。ところで、マツボックリのボックリって、どこから来ているのだろう?おすすめサイト引用サイト:ウキペディア情報 リギダマツhttp://www.wood.co.jp/wood/m072.htm http://aoki2.si.gunma-u.ac.jp/BotanicalGarden/HTMLs/goyoumatu.html ボックリ博士のサイトhttp://plaza.rakuten.co.jp/sedarrose/012010追記:ところで、マツボックリのボックリって、どこから来ているのだろう? 2024.05.21こちらのサイトにありました。 こちら関連日記:2024.02.05の日記 オオイヌノフグリ こちら
2003.07.24
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いつになったら、梅雨明けするのだろう。気がめいる中、パソコンに溜まりにたまったメールや写真の整理に追われる。ボランティアの活動報告用に写真集を編集していたとき、写真探しに苦労したこともあって、整理することに。職場でも、IT情報が次々と送られ、その整理に追われる昨今だ。私の頭の中も梅雨闇状態。来た情報の行き先をもっと簡単に交通整理できるソフトでも生まれないものかと思ったりしてしまう。ファイルの行き先と有効期限の設定。有効期限のきたファイルの自動通知など。そんな整理ソフトってないんでしょうか?2022.07.03追記パソコンの設定でできるようだ。 こちら写真出典:こちら
2003.07.23
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水元での2003年上半期の活動写真をupしました。参考サイトこちら2022.07.01画像等追加http://www.tky.3web.ne.jp/~potepote/tomo200307.htm
2003.07.22
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職場で夏休み企画としてボランティアの皆さんと「樹木観察クイズラリー」作ることにした。一昨日と今日に分けて、調査と資料集めを行った。10数種選んだ樹木の中でちょっと驚きだったのはヒマラヤスギ。学名:Cedrus deodara属名のCedrusは、香りの良い材の木のギリシャ名Cedrosから来た由。種小名のdeodaraは、神木の意味があるとのこと。英名ではHimalayan cedar 円錐形の端正な形で、世界の三大公園木となっている木である。丁度今頃、白緑色のマツボックリが目立つようになってきた。ボランティアのお一人が、ヒマラヤスギには実がついているものとついていないものがあるが、なぜだろうと。もうお一人は、雄花はどこにあるのかと。参加者全員、疑問のまま園内調査を終え、今日を迎えた。きょう疑問は解けた。ヒマラヤスギはある一定年数を越えないと、実をつけないらしい。雌雄異株というわけではなさそう。そして雄花は秋に出て花粉を散らすらしい。種子は1年越しでできるようだ。秋の楽しみがまた一つ増えた気がした。それにしても、そびえる円錐形の端正な姿に、白緑色の大きなマツボックリ。ヒマラヤスギは夏の公園の巨大なキャンドルツリーのような存在である。おすすめサイトhttp://aoki2.si.gunma-u.ac.jp/BotanicalGarden/HTMLs/himarayasugi.html2022.07.01画像等追加http://homepage1.nifty.com/minnanomori/ikimono/himaraya.htm
2003.07.21
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夏休み入って初めての親子耕作体験。今日は機織り準備とザリガニつり。夏休みの自由課題作品用の機織りの準備をする。作品製作希望のご家族が中心だった。機織りの手順の説明のあと、整経(縦糸の準備)と機上げ(縦糸を織り機にセットすること)を今日やってしまわなければ、その後の自主活動ができなくなる。そんなことから、今日は大人中心の活動に。親が織りの準備している間に、子ども達には畑の手入れとザリガニつりを体験してもらうことにした。180本の縦糸を準備し、織り機の各装置にセットするとなると根気よくコツコツ手順どおりやるしかない。「昔の人の大変さ、よく分かりました」「子どものため、自由課題のため」と自分にいいきかせつつお父さん、お母さんはガンバル。ちょっとした息抜きの話題はツバメだった。お隣の足立区でツバメが巣を作っているのを見たというお父さんの話で暫しの気分転換。なんとか閉館時間までには終えることができた。この間子ども達は、仕事の手伝いより、生き物とのふれあいを楽しんでいたようだ。大人(リーダーさん)は汗びっしょり。子ども達はといったら、手は真っ黒だが、その中はオンブバッタでいっぱいだ。午後からはザリガニつり。女の子だけだったせいか、釣は新鮮だったようだ。引きがあり、上に上げると、水面から顔を出す直前に逃げられる。悔しいながらも、あたりにうれしそう。まわりの大人が見かねて、手伝うやら、くれるやらで、バケツにはザリガニ、モツゴ、ヨシノボリ、ナマズ、スジエビなどでいっぱいに。帰りには、機仕事の終わった大人も加わり、収穫の記念撮影。自宅までという人は少なく、残りを池に放流して解散する。田んぼにはコサギが歩き、上空をコシアキトンボが飛ぶ。ジーッとアブラゼミだろうか、セミの声した。今日は日ざしも強く、夏休みらしい1日であった。参加者の人も今日はのんびりムードで家路に向かっている。明日は海の日。どこかへ出かける話でもしているのであろうか。今日のおすすめサイトツバメの巣作り こちら2022.07.01画像等追加http://www.suntory.co.jp/culture/birds/tsubame.html
2003.07.20
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水元の水辺を歩くとハスやスイレンのように水面に広がるタイプの植物とヨシやマコモのように垂直方向に伸びる植物とに大きく景色がわかれるのに気づく。水際付近は垂直方向のものが優占している。その中で最近目を引くものといえば、ガマの穂である。しなやかに伸びた剣葉にスッと立ち上がった茶色の円筒形の穂、端正な造形美を感じさせる。素人でもそれらしく活けることができそうな花姿から、私も以前プラザの玄関を飾らせてもらったものだ。そのガマにも3種ある。その見分け方。ガマの花は雄花と雌花が同一の花茎につく。雄花は上に、雌花(いわゆる穂)は下にできるのだが、この二つの花の位置関係と大きさで3種が区別できるのだ。ガマ。雄花と雌花がひっついている。ヒメガマ。雄花と雌花が離れている。コガマ。雄花と雌花はひっついているが、全体が小ぶり。雌花は最初は緑色をしているのだが、結実すると茶色の穂となる。そのころは雄花はなくなり、跡形が見られるのみ。近くに行って見なければ、この3種の区別はむずかしい。昔、雄花の花粉を集めて血止め薬に使ったという。サメに皮をはがれたウサギが蒲の穂に包まって傷をいやしたという有名な「因幡の白兎」の神話もまんざらウソではなさそう。穂ではなく花粉であったが。穂も今頃採取すれば、いいドライフラワーになる。ところが、秋に採取したものを置いておくと、白い綿が中から出てくるのだ。ある時、遅く取った穂を花瓶に飾っていたら、綿が出始め、手で触ったら穂の形は一気にくずれ、部屋中、綿だらけにしたことがある。強引な推論だが、因幡の白兎はガマの穂の綿の布団に休み、ガマの花粉で傷を癒したということかもしれない。因幡の白兎は当時の民間療法をもつたえる説話ということになる。おそるべし。ガマの穂の綿のことを穂絮というらしい。初夏の柳絮に秋の穂絮。水面を舞う綿毛、水元には太古の風が流れているかのようだ。おすすめサイトガマhttp://www.mars.sphere.ne.jp/tamukai/gama.htm ヒメガマhttp://aoki2.si.gunma-u.ac.jp/BotanicalGarden/HTMLs/hime-gama.html コガマhttp://aoki2.si.gunma-u.ac.jp/BotanicalGarden/HTMLs/ko-gama.html
2003.07.19
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嫌われ者、とっつきにくいものでも、よく見ると美点が見えてくるもの。先日、何気なく歩いているとタケニグサが目に留まった。理由は白い花をつけていたからだ。タケニグサは、私もそう感じていた一人なのだが、一般的には嫌われ者扱い。その理由の推察。①他の雑草と違った様相。背が高く、独立。葉の形が大きく、草の葉らしくない。仲間はずれ。②茎を切ったとき毒々しい黄色い液をを出す。実際、毒であるらしい。③この草が発生するということは、荒地の証明。人気がなく、近寄りたくない。などか。包括的にいえば、その雰囲気の毒々しさにあるようだ。普通だと見流すところだが、楽天日記をつけるようになってからといもの、日記のネタ探しということもあると思うが、チョットした驚きを確認してみるようになった。その結果1。タケニグサの花が白い花穂をつけることを知り、そして、なかなか可憐な花の姿に驚く。観察は、基礎知識がないから、かなり見た目、直感的なものである。これは以前とさほど変わらない。ただ、今までより細かいところまで見るようになった。その結果2。花の咲き始め、盛り、終わり、それぞれ楽しめることが分かった。こう見えてくると、以前のこの草に対する毒々しいイメージはやや薄らぎ、自分だけが知りえたような気分にさせる、花への秘めた思いが優先するようになってきた。タケニグサの名前の由来は茎が竹の雰囲気に似るので、竹似草。なんだか味気ない。この花の良さをとって、ハナゴロモソウ(花衣草)なんてのはどうか、と一人密かに遊んでみた。おすすめサイトhttp://aoki2.si.gunma-u.ac.jp/BotanicalGarden/HTMLs/takenigusa.html http://ootk.ceo-jp.com/cgi/shiki/shikiref2.cgi?343
2003.07.18
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水元に花菖蒲の株分けに行く。三宅村から花苗を分けていただいたお礼として、水元の花菖蒲の苗を株分けして差し上げることに。少量だったことから、一人で実施する。管理事務所の理解・協力があり、作業・発送とも無事終了。水元の花菖蒲の株分け作業は、専門業者の方の手で、毎年実施される。花菖蒲は数年経つと株は大きくはなるが、密集し過ぎて勢いがなくなり、花つきが悪くなる。株の中心部が衰弱してくる。株のドーナツ化現象だ。そこで、株を若返らせるため、株分けするのである。まちづくりでも似たようなことをしている。過密都心の空洞化、そして再開発、定住促進と。この株分け作業、大変な手間仕事。今日も10人以上の作業体制。花が終わった7月初旬から作業開始し、今日まで。そろそろ最終段階の模様。代かきも終えられていて、あとは植え付けを待つのみ。この植え替えにより、大量の花菖蒲が発生する。以前だと花菖蒲田が少なく、余剰株の貰い手があったが、ここ最近は年々減っている感じがする。今年もかなりの量が廃棄されることになりそう。数年前のことだが、この余剰株を使って地域交流してはどうかと提案したことがあった。休耕田脇に花菖蒲を!と。公共機関からの申し出、大株のままでの自費運搬、などを前提に貰い受けること可能なはず。今年の交渉期限は残すところわずかですが、楽天仲間で花菖蒲を栽培してみたい方、上記の条件なら入手可と思われます。あなたも花菖蒲交流、いかがでしょう?******きょうの昔ばなし************************花菖蒲雑感梅雨時、凛とした姿に色鮮やか花をつけるハナショウブ。アヤメ科の植物で、日本で改良された世界に誇りうる純国産の園芸植物です。学名はIris ensata,Thunb.var.hortensis,Makino et Nemoto. <江戸園芸の花・花菖蒲> ハナショウブが親しまれるようになったのは、江戸時代以降です。それまでは同じアヤメの仲間のカキツバタが主流で、尾形光琳の「燕子花図屏風」の傑作や、万葉集、伊勢物語などにこの花を詠んだ名歌が残されています。 その理由は、生育地に深い関係がありました。カキツバタは、当時の文化の中心、近畿圏にも自生する身近な花でしたが、ハナショウブの原種となったノハナショウブは、中部以北に自生しており、都人には広まりませんでした。その後、カキツバタが自生する水湿地は開発され、文化の中心も移りました。 江戸期に入り、ハナショウブは園芸的に改良が加えられ、丈夫で、花の色形も多様なものとなり、一気に普及しました。広重の絵や「名所江戸百景」に堀切の花菖蒲園の模様が紹介されるほどで、その後、肥後系、伊勢系といった地方固有の園芸品種、文化が定着するまでになりました。 今日では、全国各地に花菖蒲園ができ、季節の花として広く親しまれています。また、アメリカから里帰りした花も出現するなど、国際化しています。ちなみに当相談所のある水元公園にも花菖蒲園があり、規模は都内最大です。 <虹の花・花菖蒲> ハナショウブは宿根草で毎年株を大きくしながら花をつけます。しかし、4年目以降は株に衰えが出始め、株分けによる更新が必要となります。ここで鉢栽培の例を紹介します。 株分けは、花期直後の梅雨期に限ります。手順は次のようです。①葉を3分の1に切りつめ、根の土を落とし、子株に平均的に根がつくように根茎(芋状のもの)を切り分けます②畑土とピートモス半々程度の土を入れた9センチポットに仮植後、浅い腰水で管理し、根づかせます③8月に15センチ鉢に本植えします。 管理は秋の施肥が重要で、8月下旬から10月下旬にかけて月1回、油粕の親指大のものを鉢に2個与え、養分を蓄積させます。冬と春は油粕を少量施す程度で十分です。なるべく日当たりのよい場所に置き、乾燥させないよう注意しましょう。 ハナショウブは、交配も容易で、自分だけの新品種も可能な植物です。開花直後、雌しべに花粉をつま楊枝などで押し込み、自家交配させれば、1株からでも育種できます。 全国で余剰となった株を活用した地域交流、町おこしも考えられます。休耕地を利用して花の名所を作る、水田脇に数条の花の路を作るなど。これらの花や稲露が梅雨空を晴らす郷土の輝きと人々には映るやもしれません。 学名irisは虹の意だといいます。(1998.6都道府県展望・いきいきライフ趣味の園芸)ネット拾い読み;水田に花菖蒲 こちら
2003.07.17
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都心のエリアでもあまり立ち寄っていなかったエリアがあるものだ。千駄ヶ谷付近は景色が思い浮かばない。今日は国立競技場近くに行く用があり、地下鉄マップを見る。都営大江戸線ができ、国立競技場駅という駅もあった。これで迷子にならないですみそう。大江戸線、都心で鉄道のないエリアをうまく巡る周回線である。駅名をみると都心の下町っぽいところが多い。懐かしさを思い起こさせる地名。牛込、本郷、蔵前、清澄、勝どき、麻布十番・・・。そんな中、数は少ないが、築地市場や国立競技場など施設名が駅名になっているところも。大江戸線の駅名をみていると、一駅一駅降りて、付近を訪ね歩いてみたくなる駅名が多い。そうこう思っているうちに国立競技場駅につく。地下深くに駅があるのか、いくつかのエスカレーターを使い、地上に。視界には立派な建築群。競技場、体育館、野球場とスポーツ施設が集中。国立競技場は東京オリンピックのメイン会場。マラソンゲートは残され、施設正面には五輪マークが。その左右には優勝者の名が刻まれている。来年は東京オリンピック40周年。私の勤める施設もオリンピック関連施設の跡地を利用してできたもの。あの頃の勢い、意気込み、もう一度思い起こしたい、そう思った。用をすませ、駅にもぐりこもうとゲートに。そこには、ノウゼンカズラがあった。絡みながら、壁をつたい、屋根に上り、咲いていた。梅雨空を晴らすかのように、鮮やかなオレンジの花を咲かせていた。おすすめサイトノウゼンカズラhttp://aoki2.si.gunma-u.ac.jp/BotanicalGarden/HTMLs/Nouzenkazura.html
2003.07.16
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公園で植物を見ながら散策していると、意外なものに出あうことも多い。先日、エゴノキが実をつけているのを見つけた。近寄ってみると、奇妙な形をした実のようなものがあった。よくみると、虫コブらしかった。虫コブとは、昆虫が植物の組織の中にもぐりこみ、住み着いた結果、植物組織は変形し、コブ状のものを作る現象をいう。虫エイ、フシとも呼ばれる。エゴノキの虫コブはバナナの房のように、いくつか分かれてコブを作っている。どんな種類の昆虫が住み着いているのか、チョット割って調べてみたい気もしたが、あまりのグロテスクさに引いてしまった。ネットで少し調べてみると、エゴノネコアシアブラムシが寄生してできたもののようだ。ネコアシ、そういわれてみれば、あの形、ネコの足に似ている。エゴノキにできるネコの足の形をしたフシ、虫コブであることから「エゴノネコアシフシ」。納得のネーミングである。ヌルデにできる虫コブは染料になると聞いていたが、このエゴノキはダメらしい。おすすめサイト引用サイト:エゴノキの虫こぶ こちらhttp://www.cam.hi-ho.ne.jp/t-kimi/byouki.htm http://www.cap.or.jp/wakan/d11/w11080.html
2003.07.15
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つり好きの人なら、あの嫌な奴かと思われるのではないか。魚にもゴンズイという種類があり、毒をもっており、針にかかるとはずのが厄介な魚らしい。写真をみれば特徴ある縦縞、潮溜まりのようなところにいたような気がする。本題のゴンズイはミツバウツギ科の樹木である。この木、花は地味だが実になりだすと目立つ木で、夏から秋にかけて存在感を示す。実ができると、実とその柄の部分が赤くなりだす。実は枝先につくから、木全体が今頃から赤くなって、遠くからでも目につく。公園でもそう多い木ではないので、この赤味は存在感がある。水元での思い出。中央野鳥観察舎の前に1本あり、特徴ある木だったので、子どもたちと樹名板をつくり、取り付けたのを思い出す。渋谷の公園にもあった。奥まった園路脇にあるのだが、ちょうど園路の交差部あることから、よく目につく。こちらは近辺にも数本あり、水元より大きい。どちらもバードサンクチュアリー近くにあるのが不思議。この木、鳥となにか関係あるのだろうか。ゴンズイという名には、魚、木とも、役に立たないものという意味合いがこめられているとの説があるが、魚はともかく、木のゴンズイは十分役立っている。材木や食料としての用は聞かないが、緑一色の夏の木々の中で、ほのぼのした赤味は貴重で、こころ休まる。この木、なぐさみ、という無形の様を提供してくれている。おすすめサイト引用サイト: Wikipedia情報 ゴンズイ(樹木)こちら引用サイト:Wikipedia情報ゴンズイ(魚) こちらhttp://ootk.ceo-jp.com/cgi/shiki/shikiref2.cgi?413 http://www.env.go.jp/nature/nco/kinki/kushimoto/kaiset10.htm http://www.fish.metro.tokyo.jp/tokyowatching/umi/sawaranugonzui.htm
2003.07.14
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久方ぶりに水元耕作体験に行く。今日の体験はアイの生葉染めと田畑の管理。アイの生葉染め、人気があるのではと思ったが、意外と少なく残念。田畑の管理、草取りと小雨模様が堪えたのか。少数でもやることはやった。成果は上々。畑。サツマイモ畑を除き、ほぼ除草完了。草丈は高かったが、数は少なく、また、雨続きで土も柔らかいことから、はかどった。這いキュウリも実をつけ出していた。タデアイは刈り頃。ワタは密度調整を要し、一部移植。ダイズ、ラッカセイは順調。トウモロコシは害虫か鳥にやられ、不作。オクラはこれから。フロックのジャガイモにコンニャクはソコソコ。サツマイモは雑草に勝つ勢いといったところ。除草後、這いキュウリとワタの畦に藁でマルチングと施肥。午後より刈り取ったタデアイを使って染め。木綿布だったことから、アルカリ化の前処理をし、生葉液に浸す。作業手順を示し、待ち時間を使って水田へ。 水田も分けつが始まり、勢いづいている。肥料を施し、これからの更なる生長を期待。稀少植物のミズネコノオの幼葉も水田で見られた。施肥の作業最中、子どもたちが駈けて来た。1回目の染めが終わり、空気に晒す段階の模様。子どもたちの手には枝先に水色に染まった布をつけ、かざしていた。梅雨空に水色。やさしい青であった。イネも丈が伸びたことから、少し深水にと思い、小合溜近くの給水ポンプに。小合溜では、大きな葉が水面一杯に広がり、立ち上げていた。ピンクっぽい紅色の花も葉の間からのぞいている。大きな清らかな花、水辺の女王といった存在の花であった。水元は花菖蒲は終わったが、まだまだ、水辺の花リレーが続く。おすすめサイトhttp://www.ohararyu.or.jp/kihondata/hasu.html http://www.d5.dion.ne.jp/~dajare/soui%20.htmlおすすめサイト:Wikipedia情報 ハス こちら
2003.07.13
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東京・南多摩の方に出かける用があった。慣れぬところいくと、並木を頼りに移動することもよくある。帰りは、サクラの並木を行って、スズカケを右に、などと覚えておくのだ。帰り道、真っ白の肌をしたスズカケノキの大木をみた。樹皮がきれいにはがれ、白い肌。普通は残された緑の皮とまだらになり、それがスズカケの特徴になっているのだが、大方が剥離とは珍しい。スズカケは街路樹によく使われ、プラタナスの別名をもつ馴染みの木である。街路樹に使われいるスズカケはモミジバスズカケノキといわれ、アメリカスズカケノキとスズカケノキの交配種。この3種、葉も、実のつけ方も、そして木肌の感じも違いがある。白と緑のまだら模様を作るのは、モミジバスズカケノキ。今日みた白い肌のスズカケ、ごく普通の街路樹・モミジバスズカケノキの白肌である。百姓薀蓄アメリカスズカケノキ=葉:切れ込み浅い、実:1、肌:剥げないモミジバスズカケノキ=葉:中間、 実:2、肌:白緑・剥離スズカケノキ= 葉:深い切れ込み 実:3、肌:肌色・剥離おすすめサイトhttp://aoki2.si.gunma-u.ac.jp/BotanicalGarden/HTMLs/suzukake.html
2003.07.12
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久しぶりの快晴。陽射しが眩しい。昼を食べに出かける。いつも通る横道に先日からルドベキアが所どころ咲いていた。どこからか種が運ばれてきたのだろう。株物の中に唐突に咲いている。咲き始めたときの黄は新鮮であった。その後、どんよりした天気が続き、その鮮やかさは発揮されないできた。今日は本領発揮。明るい陽射しに、黄花が一層鮮やかである。ヒマワリを彷彿させる花だ。真夏の陽射しには黄花が似合うようだ。ヒマワリほど、重さ、均一性はない。軽やかに咲く。また、中央のこげ茶の筒状花は半球型に飛び出しており、この花を特徴づけている。なんといっても、こぼれ種で増え、丈夫。野生化もしているらしい。ルドベキアは実に頼もしい花楽の花である。おすすめサイトおすすめサイト:ホルティ by GreenSnap こちらhttp://www.floral21.com/story/rudbeckia_s.html http://flower365.web.infoseek.co.jp/24/352.html2022.06.29画像等追加
2003.07.11
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公園の草刈りも2度目が終わろうとしている。草丈があったのか、作業後間もないところは、刈り草で寅の縞模様となっている。これも、続く雨と暑さで、1週間ほどで、青々した草原に戻る。3週も経てば、ヘラバオオバコのように花をつける草もでる。こざっぱりした草原にその姿を思い重ねたくなる草がある。穂を立ち上げたギシギシの姿である。ずくっと立ち上がった穂のゴワゴワ感とそれを支える葉のゆがみ。この草には存在感がある。これが芝生状になった草原に一つポツンとあればなおさらだ。草刈り後の風景に、ぽつ然とあるキシギシの放つ風采を、空想した。もう一つは水元の野草のこと。先日、水田近くの草むらで、葉が白くなっている草が目に留まった。半夏生の時季、こんなところにハンゲショウと、近づいてみると、違った。鳥の糞で葉が白くなっていたのだ。花が咲き始めていて分かったのだが、オカトラノオだった。咲き出しの花は右に左に尾をふっていた。ここの草は刈られることはない。今頃は花も大きくなり白い穂を垂らしているに違いない。そして、糞で白くなった葉も、雨できれいに洗われていることだろう。それにしても、喉の痛み、なかなか引かない。憂鬱な雨である。今日のおすすめサイトギシギシギシギシの特徴と食べ方 こちらhttp://www.mars.sphere.ne.jp/tamukai/gisigisi.htm オカトラノオ植木ペディア オカトラノオ こちらhttp://ryokucchi.cool.ne.jp/plants/okatoranoo.htm2022.06.29画像等追加
2003.07.10
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派出所前の赤く伸びたレッドロビンはきれいに刈り込まれ、花壇も赤いサルビア、黄のマリーゴールド、そして青いサルビアへと模様替えされていた。ここの花壇、中央には大きなクスノキが鎮座し、四方をベンチ状の土留めが囲う。その縁には子ども姿の彫像があり、道行く人、休む人を見守っている。駅前広場らしい花壇である。そして、そこにいかにもという木がある。コニファーのゴールドクレストである。子どもが絵に描いた木は、円錐形か球形の樹冠をした常緑の樹をイメージさせるものが多い。ゴールドクレストは円錐樹形のお手本にしたくなるような整った姿の木。黄緑色の葉先が美しく、絵本や模型にそのまま使えそうな姿である。今日、都内を車で移動する所用があった。道路沿いの緑の深まりに目が奪われた。1、2ヶ月前はまだ若い葉が多く、全体明るいイメージであったが、今日は緑のグラデーションが重厚に連なっている。枝先の黄緑から木の奥まった陰の暗がりまで重厚に連なっている。この時季の木は、明から暗までの緑の色を重ね、その厚みにより、いかにも木らしく表現できそうな雰囲気。ここではロウソク型のコニファーを見た。カイズカイブキである。葉先は黄緑にもえ、もこもこ巻きながら炎の形をなしている。この木も子どもの絵本にでてきそうな樹形である。仕事帰りの駅前広場。甘いサックスの音色がする。中村健佐さんのストリートライブである。最近よく演奏されているよう。テレビでは石原裕次郎17回忌特集番組。こちらも甘い歌声。最後まで見てしまった。甘く切ない絵的な世界。オヤジの私には似合わないが、心には残しておきたい世界。おすすめサイトコニファーhttp://www.yonemura.co.jp/zukan/zukan-k/naiyou/goldcrest1.htm http://www.ne.jp/asahi/osaka/100ju/kaizuka.htm http://www.mate.pref.mie.jp/flower/coni/coni.htm #top中村健佐さん2022 最新サイト こちらhttp://www007.upp.so-net.ne.jp/kensuke/profile.htm2022.06.17イメージ画像等追加
2003.07.09
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通勤時、駅の地下道から出ると、すぐ脇の小公園を眺めるのが日課となっている。外は小雨になっていた。勤め先まで近いので傘も出さずに行く。小公園の運動広場のダストは雨で黒ずみ、人気もない。歩道脇の樹林の下の落ち葉も水分を含み、朽ち進む様が浮き出された感じだ。そのわくら葉に霰(あられ)。落ち葉を敷布として白い霰模様ができている。トウネズミの落花だった。夏の花霰。梅雨の朝、小公園からちょっとした息抜きをもらった。今日の百姓薀蓄トウネズミモチ Ligustrum lucidum。モクセイ科イボタノキ属Ligustrum:イボタノキの古代ラテン名からlucidum:光沢のあるトウネズミモチ ウキペディア情報:こちら今日の百姓状句わくらばにlucidum白し花あられおすすめサイトhttp://www.botanic.jp/plants-ta/tounez.htm http://ww3.tiki.ne.jp/~apis/HANA/hanaphoto/tounezumimoti.htm2022.06.06イメージ画像等追加
2003.07.08
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朝からどんよりした空模様。七夕、星祭というイメージではない。昨日、松戸の七夕イベントを2時前に切り上げ、水元の打ち合わせに向う。金町から公園までのバスの中、行灯づくりの朝顔鉢を提げた家族連れを見かけた。7月6日から8日まで入谷で朝顔市が開かれる。その帰りなのだろう。電車で朝顔やホオヅキの鉢を提げている人の姿を見かけると、東京の夏、を実感。蒸し暑さ、汗、解放感・・・・。なんとなく気ぜわしくなる。夏の暮といった雰囲気だ。朝顔は江戸庶民の園芸の花。軒先で草花を楽しむにはピッタシの花だったのだろう。また、育てやすく、育種も容易な朝顔はマニアも多かったらしく、変化朝顔や大輪朝顔などのジャンルを生み出している。新宿戸山の施設で大輪朝顔の講習会を実施してもらったことがあるが、テキストを見ると水遣りが杯何倍、時間がどうのと、朝顔園芸道の世界が出来上がっていた。昼前、近くのスーパーに買い物に出る。雨。朝顔にしろ、七夕の笹飾りにしろ、江戸庶民が生活に自然とのふれあいを取り込んだ、軒先園芸・風物である。生活の場で小さな自然とのふれあい、季節を感じる心は今も流れている。七夕、もう少し自然暦に合った年中行事として後世に残したいと思うのは、私だけであろうか。花屋さんの店先には「七夕ササあります」と。ササは新聞に包まれ、雨の中。おすすめサイトhttp://www.ntv.co.jp/engei/hana/asagao/asagao.html #ichihttp://chiba.cool.ne.jp/koncyan/ http://www.museum.kyushu-u.ac.jp/PLANT2002/01/18.html http://psp.jcc.co.jp/photo/kamimura/fes_iriya/index1.html2022.06.06イメージ画像等追加
2003.07.07
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七夕の季節となった。今日、前職場で七夕祭りのイベントがあり、機織り・綿紡ぎ体験を行う。昨年は職員の立場でミニ体験コーナーだったが、今年は耕作体験活動の出前サービスといったところ。私のボランティア活動の中心は耕作体験にある。その目的は、①つまみ食い体験は極力避け、土作りから栽培・利用までの一貫活動を通して、暮らしの中の緑を考える。②耕作を通して自然と人間との係わりを学ぶ環境学習の場とする。③親子のふれあいの場、世代・環境交流の場、などである。その代表的な活動として、染め織り体験、稲作体験が上げられるのだが、七夕イベントにおける機織りは夏のメイン活動として位置づけている。その背景は下記の案内文(平成10年ころのもの)につきる。「相談所」を「われわれボランティア」に置き換えてもらえば趣旨はそのままである。今日もこの趣旨文と夏の星座写真のパネルを前に体験活動をおこなう。大人は七夕の由来を再認識し、小さな子どもたちは綿から糸になるおもしろさを体験してもらった。牽牛・彦星体験として、米をバケツ栽培してもらおうと、黒米の苗を配布。*******七夕伝説*********7月7日は七夕です。 七夕は、願い事を書いた短冊を笹の葉につるし、織り姫(こと座・ベガ)、彦星(わし座・アルタイル)に願いがかなえられるようお祈りする行事として知られています。 古代日本では、水上の棚作りで聖なる乙女が織物をし、機織りの神様を迎える行事がありました。この乙女を棚機津女(たなばたつめ)と呼び、7月7日の夕べに行われていたことから「七夕」を「たなばた」と呼ぶようになったといわれます。 本来七夕は旧暦の7月7日の秋の行事であり、夜空には星がよく見えました。天の川をはさんで上方には織り姫星が、下方には彦星が対峙します。七夕はこの天体ショーから生まれたロマン伝説といえます。 また七夕は農耕とも結びついています。中国では、彦星・牽牛は農事を、織女・織り姫は養蚕や針の仕事をつかさどる星と考えられ、裁縫の上達を願う風俗とのことです。 日本では奈良時代から宮中で行われるようになり、日常の針仕事、芸事、詩歌文字などの上達を願う行事へと変化していきました。その後、願い事も広がり、盆の行事とも結びつきながら現在に至ります。 しかし新暦になり、七夕も梅雨の最中の行事となってしまいました。農事や機織りにまつわる話しも忘れられてしまいました。 相談所では、古代人の天空へのロマンや自然と一体になった暮らしを省みる機会として、「七夕」をとらえています。 あなたも相談所で、七夕の源流である機織りや耕作体験をしてみませんか。 7月3日より8月中旬まで「折り紙で七夕かざり」「機織り体験」のミニイベントを実施しています。講習会「耕作体験教室」や「ガーデニングボランティア活動」も行っています。 みなさんの参加をお待ちしています。 *********************松戸の施設でもアガパンサスは咲いていた。これは水元から株分けしてもっていったものである。廃品を利用してプランターを作り植えておいた。時たま草取りする程度の管理。見事な花を咲かせていた。アガパンサスは手間いらずの花楽の花である。おすすめサイトhttp://www.e-l-be.net/yahasira/kouryu.html2022.06.06イメージ画像等追加追記 2024.07.07関連日記:2005.07.10の日記 こちら『七夕祭』(奥村政信 画)名所江戸百景 市中繁栄七夕祭『富嶽百景』「七夕の不二」(葛飾北斎 画)参考サイト:星伝説 棚機津女伝説 こちら参考サイト:五節句 七夕 こちら
2003.07.06
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今日は不思議な体験をした。いつもの通り、出勤。土曜だったので座れはしないがすいている。大手町で乗り換え、次の地下鉄に。ここは座れた。さっそく、ドサッとだ。脇に鞄を置き、本の続きを読む。週末ならではの安らぎを味わった。世界は30センチ半球。ゴトゴトした電車の動きに本も揺れる。行きつ戻りつ、目は活字を追い、文を探る。それとは別の動きもある。呼吸のたびにシャツのボタンも上下し、自己催眠。アナウンスで現実に戻る。が、どうもおかしい。逆方向に走っている。次の駅で確認。大丈夫だった。でも、頭の世界では、走る方向が逆に思える。方位を立て直し、もう一度位置方向をイメージするが、トンネル内ではあるべき風景がよみがえらない。逆走のままだった。変な雰囲気だったが、駅名を頼りに外界に。いやぁ、眩しい。強い朝の光。街路樹も青い空に黒くざわつく。小公園のダスト舗装は激しい白。樹木の陰との強烈な光のコントラスト。光の強さは違うがいつもの風景の構図だった。やっと、ねむりから覚め、現実にかえった思い。公園の日陰の隅で、アガパンサスが咲いていた。1日の仕事も終わり、明るいなか、家近くまで帰る。明日、明後日と久しぶりの連休。気が抜け、コーヒーでもとさまようが、適当なところがなく、仕方なく家路へと。アオギリの並木に来る。木々のざわめきに誘われ、昨日のアオギリの株立ちを確認することに。伐られて株立ったのではなく、独立実生木の寄り合いだった。団地のムクゲは夕暮れということもあり、花数の割りには引き立たない。その下に咲いていたアガパンサス、こちらの青紫の色の方が目立っていた。おすすめサイトアガパンサス こちらhttp://village.infoweb.ne.jp/~wind/kaze/agapanthus.htm http://www.ntv.co.jp/engei/hana/agapa/agapa.html2022.06.06イメージ画像等追加
2003.07.05
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窓を開けて上半身裸で寝たせいか、少し風邪気味。喉が痛い。朝食もそこそこに家を出る。昨夜の雨が朝方まで続いていたのだろう、舗装面はしっとりした感じだ。普段だと周辺を眺めながらの道筋を、今日は早足で前方を目指しての通勤となった。最初の横断歩道を抜け、アオギリの並木に。樹冠の上に広がるアオギリの花が目に入る。花をつけてる木もあれば、無いのも。ばらばらだ。歩道には、薄黄や赤みを帯びた小さな花が所々散っている。周りを見れば、斜面やツツジの植え込みにはアオギリの幼木が頭をだしていた。翼をつけた種子が周辺飛んでいったのだろう。この分だと、アオギリの飛翔距離は20m内か。発芽力のある陽木とみえて、植え込みのちょっとガレ地、隙間を占拠し、育っている。普通だとこんな場所はヤブガラシやケヤキ、アキニレなどがでそうなものだが、ここはアオギリが優占している。アオギリは相当の発芽力と生長速度を備えているらしい。しかし、実生木が大木になった様子はない。草取りの時に抜かれているのだろう。植え込みの隅に1本だけ3m位になった株立ち状のアオギリがあった。青々した肌が新鮮である。アオギリが株立ちになることは一般的にはない。それなりの太さになってから一度根元で切られ、その後萌芽し、株になったのかもしれない。アオギリは、幹は直だが枝ぶりは粗い。幸いなことに大きな葉が樹形をそれなりにしている。加えて生長も早いことから並木として使われているのだろう。この木を特徴づけているのは、なんといっても、草が木になったような緑の木肌にある。いたずら書きでもしたくなる滑やかな肌である。注意してみれば思い出の記しを抱えたまま生長した木も中にはあるのではないか。アオギリのように緑の肌の木があれば、白い木もある。ご存知、シラカンバ。瓜の模様をした木も存在する。その名もずばり、ウリハダカエデである。木の肌もいろいろといったところ。おすすめサイトアオギリウキペディア情報:こちらhttp://www.kobe-c.ed.jp/shimin/shiraiwa/aogiri/aogi2.html http://firmiana.hp.infoseek.co.jp/html/aogiri.htm ウリハダカエデウキペディア情報:こちらhttp://shinrin.cool.ne.jp/sub131.html シラカンバウキペディア情報:こちらhttp://karino.jfast1.net/right/plants/sirakanba/2022.06.05イメージ画像等追加
2003.07.04
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夏らしい花が咲きだした。日本のハイビスカス、木槿(ムクゲ)である。団地の通路外れに、小さな花壇がある。通勤途中、脇見的に楽しむスポット。普段だと花壇に目が向くのだが、その日は違っていた。主役はムクゲであった。しっかり伸びた枝先。葉の色、密度は適度で、高さも通路から眺めるには程よい木。そこに白の花弁に底が紅の花が木一面散りばめられている。花の大きさは子どもの手のひらほどで、見ごたえ十分だ。この一角、しばらくはこのムクゲに目がいきそうだ。ムクゲのことを、俳句界では底紅(そこべに)というらしい。それは、白い花弁の底に紅色が入ることから「底紅」。特に白色一重咲きで、中心が赤紅色の「底紅」は茶道の三千家の始祖千宗旦が好んだといわれ、「宗旦木槿」の別名をもつ。茶花としても用いられるムクゲであるが、一日花。客人の訪問の直前に活けるらしい。 そのはかなさを、唐の詩人白居易は「松樹千年終是朽、槿花一日自成栄」と嘆き、日本では「槿花一朝の夢」と表現。しかし、韓国では、数ヶ月にわたり新しい花を次々と咲かせる生命力と高潔な風貌を愛(め)で民族の花となっている。ムクゲの韓国名は「無窮花」。絶えることのない花ということであろう。同じ花でも民族によって愛で方はいろいろである。百姓薀蓄ムクゲは「無窮花」の日本式読み「ムキュウゲ」から来ているとの説がある。ムクゲは、アオイ科の植物でハイビスカスと同じ属。徳川家の家紋、葵とは異なる。百姓状句あさぼらけ深底に紅とたま拓くおすすめサイトムクゲhttp://www.botanic.jp/plants-ma/mukuge.htm フタバアオイhttp://aoki2.si.gunma-u.ac.jp/BotanicalGarden/HTMLs/futaba-aoi.html2022.06.05イメージ画像等追加
2003.07.03
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一人静香さんから昨日の日記・アカンサスについて書き込みがあった。キツネノマゴ科という科名についてである。初めてと書いてあるが、植物名に詳しい静香さんのこと、引いての書き込みだろう。植物名が苦手な私は、このように日記にすることで、再確認したり、新たな情報の整理の場とさせてもらっている。書き込みがあって、あらためて科名をじっくり確認した。キツネノマゴという科名、恥ずかしながら、私は今までキツネノゴマと間違って記憶していたことが分かった。マゴとゴマ。末尾転倒記憶にまごまご、誤魔化したくなる心境。自慢できることではないが、この手の間違い、私はよくやる。早とちり、ムード的認識、詰めの甘さ・・・。反省を込めて、今日も自習日記。キツネノゴマじゃない、キツネノマゴの仲間といえばパキスタキスという園芸植物があったと記憶していた。パキスタキス、検索するとありました。パキスタキスという暗号のような名も正しかったようです。そして科名は、間違いなくキツネノマゴ科でした。ちょっと、自信回復です。コエビソウもキツネノマゴ科であることを確認。道理で花の構造が似ている訳です。多少お世話したことがある草花にキツネノマゴ科があることを知り、一安心。一気に本家キツネノマゴの調査開始。本家は野草だった。ごく普通の野草らしい。見ているだろうが、認識なし。夏から秋に咲くらしい。意識して観察してみよう。科名の本家を。つづいて、名前の由来についてあたる。ネット情報だと、種子を飛ばし終わった果実穂が長く伸びます。この果実穂をキツネの尾に見たててつけられた名前です。花が小さいところから「孫」の名がつきました、とのこと。名前でおもしろかったのが、変種として狐には曾孫や女孫もあるようだ。ホントに、花の名は色々でした。今日のおすすめサイトパキスタキスウキペディア情報:こちらhttp://www.kazoo.tms.to/pakisuta.htm コエビソウhttp://aoki2.si.gunma-u.ac.jp/BotanicalGarden/HTMLs/koebisou.html キツネノマゴウキペディア情報:こちらhttp://tomokos.cool.ne.jp/photo/kitunenomago.html キツネノヒマゴhttp://aoki2.si.gunma-u.ac.jp/BotanicalGarden/HTMLs/kituneno-himago.html2022.06.05イメージ画像等追加
2003.07.02
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公園の林縁に一風変わった大型草の一塊があった。葉には刺のような大きな切れ込み、すくっと立ち上がった穂状の花。どう見ても日本の植物とは思われない。単体だと日本の風景に馴染みそうにないが、公園の大木群の中ではあっている。大木に寄り添うようにあるとなかなかいける。その異郷情緒あるの花の名はアカンサス・モリス。名の由来は、「刺のある」という意味からきているらしい。花言葉に芸術、技巧があるように、西洋の文様の基本モチーフとなった植物。葉は羽状に裂け、縁に鋭い鋸歯があって、一見アザミの葉に似ている。このアカンサスの葉のもつ優美な曲面と複雑で変化に富む輪郭線がギリシアのコリント建築の飾り模様として使われて以来、西洋では今日までさまざまにデザイン化されてきている。アカンサス・モリスの「モリス」は近代デザインの父といわれるウィリアム・モリスの「モリス」と同一かと思ったが、スペルが違っていた。Akanthus mollisにWilliam Morris明治末期に渡来した大型宿根草。半日陰地も可。根分けでも繁殖するという。常緑の照り葉に秘められた生命力、おおらかな優美さ、文様の意気を感じてみたいアカンサスである。今日から今年の後半戦。6月の晦日には夏越の祓えの神事(?)が行われる。水元では茅の輪の材料としてマコモが用いられる。輪の芯にするには、荻がいいらしい。耕作体験の畑の脇に荻があるが、これがすごい繁殖力である。昔の人はこの生命力あふれる勢いにあやかり、葉を剣に見立て、暑い夏を乗り切り、年の後半戦に臨もうとしたのかもしれない。折り返し点、スタートだ。今日のおすすめサイトアカンサスウキペディア情報:こちらhttp://www.floral21.com/story/acanthus_s.html 文様こちらhttp://www.aglance.org/pic1/st005.html http://ohto555.hp.infoseek.co.jp/shizue/shizueindex.html 夏越の祓え茅の輪くぐりhttp://www.hi-ho.ne.jp/kyoto/nagosi.html http://homepage1.nifty.com/aya_hp/2003day/06gatu/06_minazuki.html2022.06.05イメージ画像等追加
2003.07.01
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