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「フルメタル・パニック」は、アーム・スレイブというロボットのような兵器が活躍する軍事アクションものの話です。この「つづくオン・マイ・オウン」はシリーズ第6作になります。主人公は幼いころから戦争地帯で育ち少年兵として戦ってきた相良宗介でアマルガムという組織に狙われているヒロインの千鳥かなめの護衛として一緒に陣代高校に通っています。相良宗介は、コメディのフルメタル・パニック短編集では平和な日本社会に適応できず千鳥かなめにハリセンでつっこまれたりしますが、本編では割とカッコ良くテロリストらを相手に活躍します。 「つづくオン・マイ・オウン」では、ついにアマルガムが本気になって陣代高校や相良宗介の所属の組織ミスリルに攻撃を始めます。今までの日常が破壊されて陣代高校・ミスリルにも大きな被害が生じます。その中で千鳥かなめと今までの幸せな生活を守るため立ち向かう相良宗介がなかなかカッコ良かったと思います。 軍事アクションが好きな人にお薦めの作品です。<終>
2005年05月31日
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「放課後退魔録」は、妖魔術クラブの雨神丈斗たちが悪い妖怪や地球侵略をたくらむ宇宙人の秘密結社ベロルと戦う話です。4巻のタイトルの「ナツメ」は、主人公の雨神丈斗のガールフレンドで妖怪化してしまった彩音寺夏芽のことで、雨神丈斗は彼女のために半妖怪化することになりました。「放課後退魔録」には異常なうさぎ好きの桜宮サヤやサイボーグの九堂よしえ、妖魔術クラブの創設者で異星人の霧山遊子、ウエイトレスの姿をした美貌の妖怪・遊天童子?など個性豊かな女性キャラクターたちが、たくさん登場するので一応この話のヒロインでもあるナツメですが今回の4巻の後半以外ではあまり目立たなかったように思います。ジャンルは新感覚の妖怪退治の話なのかな?とにかく魅力的な登場人物がいっぱいで面白い話だと思います。さて、この巻で「放課後退魔録」は今までの話が終了して次巻からは新たなキャラクターが増え新しい物語が始まるようです。次巻はどのようになるのか検討もつかないですが、とりあえず今後も読みたいと思います。<終>
2005年05月30日
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「しにがみのバラッド。」は、白い死神モモの哀しくてやさしい話です。3巻は「ビー玉と太陽光線のかなた。」、「きのうとあしたの其処らへん。」、「星の空、ひとしずく。」の3本立てになっています。「ビー玉と太陽光線のかなた。」と「きのうとあしたの其処らへん。」はどちらとも捜し物と恋愛の話でちょっと関連もしています。二つとも全体的にはモモのおせっかいもありカップルの心が通じ合ってハッピーエンドになっていると思いますが、その中にはある恋人たちの悲しい物語があったりして少し複雑な気持ちになりました。最後に「星の空、ひとしずく。」はモモを中心とした話で普通の死神でないモモの謎がさらに深まります。 「しにがみのバラッド。」シリーズ、このモモとその仕え魔ダニエルの物語は、とても心温まる話なので様々な人にお薦めできる話です。<終>
2005年05月29日
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リンクは前巻 かなり遅れましたが、グイン・サーガ99巻を読みました。現時点では、もう101巻まで出ているのでしょうか。前は100巻で完結することはないにしても何らかの区切りのついた巻になるに違いないと思っていましたが、結局のところ単なる通過点になりそうな気がします。 さて、この「ルードの恩讐」では相変わらず記憶喪失のグインがイシュトヴァーンに捕らえられてしまった所から始まります。イシュトヴァーンはグインと昔の話などを語り合いたいといった雰囲気でしたが、記憶のないグインにはそんなことができるはずもなくイシュトヴァーンが少し可哀想だったです。しかし、イシュトヴァーンに拷問にかけられ痛めつけられたモンゴール反乱軍の指導者ハラスという青年は、さらに可哀想で悲惨でした。また、今回の巻では今まで色々言われていたルードの森のグールが登場します。もっと死霊のような存在を想像していましたが、どちらかというと野生動物のような感じでした。セム族やラゴン族にくらべてもはっきりと動物らしかったです。 100巻で完結ということにはならなかったですが、とりあえず100巻の「豹頭王の試練」というタイトルだったかな?に期待したいです。<終>
2005年05月28日
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ジャンルは、ファンタジーなのかSFなのかミステリーなのかちょっと分からないような話でした。世界中で31人しかいない閉鎖された不思議な世界である日カフォンという住人の変死体が発見されます。仲間同士を疑いたくない住人たちは生まれたばかり?でうまくコミュニケーションをとることのできない主人公・キンカンが犯人ではないかと疑うのですが・・・。 基本的にキンカンが犯人ではないという疑いをはらすことを中心に話は進みます最終的には、そのことがドルチェ・ヴィスタという不思議な世界の謎を暴くことになり、世界の真実にたどり着くということになっていきます。こうして、あらすじを書いているとミステリーのような感じをうけますが、たどり着いた真実・驚愕のラストシーンを見たかぎりではミステリーではないように思います。話のテーマはコミュニケーションをとることのの重要性でしょうか。とにかく、不思議な話だったと思います。
2005年05月27日
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ラグナロクは、スゴ腕の傭兵のリロイシュバルツァーとその相棒のしゃべる魔剣ラグナロクが闇の種族(ダーク・ワン)や秘密結社のエージェント、殺し屋たちを相手に闘いまくる超格闘ファンタジーです。この「獣の系譜」ではヴァルハラ本社に向かうリロイたちが、その途中で犬神アズサに案内され弥都という街に立ち寄ります。そこでは、アズサの家族で弥都に大きな力をもつ犬神家の人々がいてリロイたちは一族の争いに巻き込まれていきます。金田一耕助が登場する「犬神家人々」とは、全く関係がないストーリーですが主人公のリロイはいつの間にかアズサの結婚相手の候補にされて、そのことも理由となったり別件もあって命を狙われます。 犬神家のご先祖がどのようにしてリロイと関係があるといわれている闇の種族ロキとつながっているのか非常に気になります。アクションが好きな方にお薦めの作品だと思います。<終>
2005年05月26日
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ようやく「インフィニティ・ゼロ」4巻、秋~darkness pureを読むことができました。「インフィニティ・ゼロ」シリーズの完結編です。かなり前から楽しみにしていたのですが、なかなか出版されなかったり何だかんだで読むことができなかったりしました。 「インフィニティ・ゼロ」は退魔の一族の少女ゼロの悲しい運命の物語です。手品師を目指す少年リアと出会いお互いにひかれてゆくのですがゼロは神を召喚するためにいろいろな自由を失った憑巫であるので、なかなかうまくいきません。そして前巻では開かれた他界の扉を閉じるためゼロは犠牲になってしまいます。リアはゼロを取り戻すことができるのか? ひさしぶりに読んでみてやっぱり感動しました。特にラストのシーンでは、登場人物たち思いに読み手である私の思いも一緒になって奇跡がおこります。とても、よかったと思います。 しかし、完結編なのでこれでゼロやリアに会うことができなくなると考えると少しさびしいです。わたしにとって「インフィニティ・ゼロ」はとても感動的な話で是非とも多くの人に読んでほしいお薦めのシリーズです。<終> 「いぬかみっ!」も「インフィニティ・ゼロ」とはまた違った面白さで良いです。
2005年05月25日
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リンクは前巻 前巻の冒険の最中に、行方知れずになっていたキットンの奥さんスグリの居場所が分かり迎えに行くことになります。キットンとその妻スグリは、「新フォーチュン・クエスト2 キットン族の証(あかし)」に出てくるダンジョンに挑戦したのですが、失敗してしまい強制的にダンジョンの外のどこだか分からない場所にワープさせられ一緒にいたメンバーもバラバラになって、しかも記憶を全て消去されてしまいました。それから3年、キットンは何とか記憶を取り戻しましたがスグリがどうなったのかは分からないままになっていました。謎の行商人が暗躍する中、なにはともあれ二人が出会うことができて良かったと思います。3年という長い年月が過ぎて、スグリはどのように生活しているのか?記憶を回復しているのか?病気になってはいないか?それより何より二人がお互い別々に3年間で確立したものを壊してしまうことにならないのか?不安のなかで自分とスグリがお互い幸せになれるような決断をしようとするキットンがとてもカッコ良かったと思います。 また、懐かしい人々との再会やさらに深まる謎などパステルたちの今後の冒険に期待したいです。<終>
2005年05月24日
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スクラップド・プリンセス(すてプリ)は、グレンデルの託宣によって世界を滅ぼす猛毒とされた王女パシフィカが抹殺をまぬがれることから始まる物語です。その後、パシフィカは辺境の町でしばらく平和に暮らすことになりますがパシフィカがまだ生きていることを知った者たちに再び命を狙われます。パシフィカには大した戦闘能力がないのですが、一緒に育った姉兄で天才的な魔法使いのラクウェルと武術の達人のシャノンに守られて命をつけ狙う者たちから逃げることになります。「すてプリ」はこんな感じで始まるハートフルなファンタジーで世界中から危険視され命を狙われる血のつながらない妹パシフィカを姉ラクウェルと兄シャノンが守りぬく家族愛・姉兄妹愛を描いた感動の話です。 この「聖地に流れる円舞曲(ポルカ)」は、サプリメントという「すてプリ」の番外編3巻で本編終了後のラクウェルを主人公とした話になっています。見どころは終わりの魔獣、パン屋さんの戦いで決戦の力を示すもの、ラクウェルの眷族などと呼ばれる強くて愛らしくてカッコいい「スーピイくん」が復活し、その勇姿を再び見ることができることでしょう。スーピイくんは、最高に素晴らしい存在だと思います。竜機神(ドラグーン)のゼフィリスなどより数倍カッコ良いです。 さて、このサプリメント3巻を読むには先に本編を読んでおかないと内容を理解するのが困難です。一応、出版された順番に読んでいくと良いでしょう。ちなみに「スーピイくん」初登場は2巻の「赦されざる者達の騒動歌」です。それから、「すてプリ」とは直接関係ないですが同著者の「ドラゴンズ・ウィル」にはスピノザというドラゴンが出てくるので必見です。また、「すてプリ」にはマンガやテレビシリーズなどもあるので、この作品が気に入った方はそちらのほうもチェックしてみてはいかがでしょう。では、このへんで。<終>
2005年05月23日
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昨日に続いての「伝説の勇者の伝説」の外伝になります。今回は、フェリス・エステラ・ミルクのモデル対決を描いた「すぷりんぐ・びゅーてぃ」、シリアスな「みらくる・はーぶ」、槍?にこだわる新キャラが登場の「ますたー・おぶ・すぴあ」「すぴあらあ・すとらいく・ばっく」、フェリスが主人公のだんごの話「ぷりんせす・DANGO」そしてシオンが主人公の番外編「最良の選択」の6つ短編になってます。シリアスな作品やライナ以外の視点から描いた作品など今までにない新鮮な作品が多くて面白かったです。今回は純粋なコメディの短編集というわけでもないですが、基本的にコメディの作品もあるのでコメディが好きな方にお薦めです。<終>
2005年05月22日
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「伝説の勇者の伝説」の短編集4巻です。前巻にひき続きイエット共和国の話になります。今回のライナとフェリスは、子どもたちをだまして洗脳し特殊訓練をほどこして強力な戦士にしてしまう恐るべき組織に立ち向かったり、被ると未来を見ることができる仮面や無から金を生み出す書物といった伝説のアイテムを探そうとします。また、「働かざるもの食うべからず」と言ってフェリスはライナに生活費を渡さなくなり、そのためにライナはレストランで働くという今までにない困難にいどみます。 番外編では、ジェルメ先生のもとでピアやぺリアとともに最後の授業を受けることになります。この話では、前回十分な睡眠をとれなかったライナがですが今回は十時間ぐらい睡眠をとっていてビックリしました。 最後にとても楽しく読むことができましたが、本編でも短編集でもちっとも「勇者の遺物」を見つけていないと思うのは気のせいでしょうか。今度は「勇者の遺物」が見つかることに期待したいです。<終>
2005年05月21日
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「シャイニングウィザード」シリーズは、以前のスーパーファンタジー文庫の「ハルマゲドンバスターズ」シリーズの続編にあたります。主人公の陰陽太夫(陰陽師のような感じ)奥物部善之助とその仲間、サクラやムジカらが世界中の魔術師たちと魔術によるバトルを繰り広げる話です。見所は、やっぱり世界中の様々な魔術を駆使して行われるアクションシーンです。「ハルマゲドンバスターズ」シリーズを知らなくても「シャイニングウィザード」シリーズは理解することができますが、あらかじめ前シリーズを読んでおいた方がより楽しく読むことができると思います。 今回の「蛇と少年」では、前回登場のルビンスタインと善之助がいよいよ直接対決します。マダム・アニエスという新キャラも登場して、これからの展開が楽しみです。<終>
2005年05月20日
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「ハリー・ポッターと炎のゴブレット」で復活をとげたハリーの宿敵ヴォルデモート。ヴォルデモート陣営に対抗するためにホグワーツ校長らを中心に不死鳥の騎士団を組織します。 とりあえず、上巻のみ読むことができました。前巻でヴォルデモートが復活してハリーは死にかかり、セドリック・ディゴリーにいたっては巻き込まれて死んでしまいました。きっと、ハリーはそのことに心を痛めていたり、ヴォルデモートによる脅威に不安になっているに違いないと思っていましたが、何だかいつもどおりダーズリー家から物語は始まります。しかし、ダンブルドアたちは当然ヴォルデモートの動きを警戒しており、そのために様々な準備をしているようです。ハリーとヴォルデモートはどうやら感覚がつながっているようなので、そのことを警戒しハリーには不死鳥の騎士団や詳しいことについて知らせないようにしていますが、ハリーは自分が仲間はずれにされていると感じています。ハリーも15歳になり結構危険な目にもあっているのにもかかわらず、いまいち成長が見られないように思うのは気のせいでしょうか?そして、いつもどおり「闇の魔術に対する防衛術」には怪しげな新任教授ドローレス・アンブリッジが登場します。アンブリッジは、魔法省のまわし者でホグワーツを魔法省の支配下に置くべく行動します。また、魔法省はヴォルデモートの復活の情報を認めない方針なので、ヴォルデモートが復活したと証言しているハリーを痛めつけたりします。 上巻ではハリーの知らされないことが多く「不死鳥の騎士団」の全貌もみえてきていないので、下巻に注目したいです。最後に、「ハリーポッター」シリーズは世界的にも有名で映画にもなっているので、あまり説明する必要がないようの思いますが魔法学校に通う少年・ハリーが主人公のファンタジーです。本そのものはハードカバーなので少し重くて苦労しますが、内容は読みやすく面白いです。途中から読んでも分からないと思うので1巻から順番に読むことをお薦めします。<終>
2005年05月19日
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「鏡のお城のミミ」では、弟を連れ去られた主人公ミミが王族の争いに巻き込まれる話でしたが、「山賊たちにご用心!」では山賊たちの争いに巻き込まれます。エリックと一緒に故郷の村に帰る予定のミミでしたが途中でエリックとケンカ別れしてしまい、さらに山賊のリーダーの少女・クーにつかまってしまいます。一方エリックもクーと対立しているギー・ギーと出会って・・・。 この話では「血のガスパール」という山賊が登場します。クーの父親で話の中ではすでに故人なのですが、クーをはじめ山賊たちにとても慕われています。「ワンピース」や「スカーレット・ウィザード」などでは海賊が恐れられつつも尊敬されていたりしますが、山賊というと大抵はやられ役であることが多く尊敬されたり慕われる話は聞かないように思います。どうしてなのでしょう? 閑話休題、ジャンルはファンタジーで恋愛の要素もあって結構面白かったです。「鏡のお城のミミ」から直接つづいている話なので、あらかじめ「鏡のお城のミミ」を読んでから読むことをお薦めします。<終>
2005年05月18日
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リンクは1巻 前巻では、暗躍していた「九龍の血統」がいよいよ本格的に活躍します。そして、都市伝説といわれる特区の十一地区の謎もあきらかになります。そうした中でジロー、コタロウ、ミミコはどうするのか? 「九龍の血統」で今回登場するのは、ジローやケインと因縁のあるカサンドラ、他人に乗り移る能力を持つザザ(ウォーカーマン)、前巻から登場のヤフリー、今のところあまり出番のないハンスとマーベリックの5人です。「九龍の血統」にはまだ登場していない者や出番の少ない者もいて、これからも楽しみです。今回の話では本気で戦っていなかったり、全力を出すことができなかった人もいたりしますがアクション・シーンが面白かったです。今後はさらに期待できそうです。<終>
2005年05月17日
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「虹は幸せのために」は、魔女の結婚の完結編「アヴァロンの陽はいつまでも」のその後の話になります。ドルイドの聖地・虹の島にやって来たエレインとマティアスですが、マティアスが記憶を失っていた時に婚約したというアイリーンという娘とマティアスとアイリーンの息子だというフランという少年に会うことになります。混乱するエレインは・・・。 「虹は幸せのために」は本編とはちがい、魔術や古代の神話に寛容な時代になっています。そこでは魔術師は、悪魔でも異端でもなく謎めいた賢者であり忌み嫌われるものとは別の存在として認められています。「虹は幸せのために」の同本収録の「聖夜は歓びの翼を広げ」・「道化の王に花冠を」は、本編と同様に魔術に対して非常な嫌悪と偏見をもっている時代の話なので「虹は幸せのために」にくらべてとても対照的で面白かったです。流星車輪や多くの人々の努力もあって百年と少しの間に人間の価値観が大きく変化したのでしょうか。とにかく、魔女狩りが衰退していったのは良かったと思います。 ただ、今回の話ではステファンやアートなどの出番がなかったのが少し残念でした。<終>
2005年05月16日
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リンクは3巻になります EMEは、エイト・ミリオン・エンジンの略で怪異を闇から闇に葬る秘密機関です。4巻の「MR.CUBE」では、表題作の立方体の仮面を被った奇妙な人物MR.CUBEこと百々目をはじめ、虹橋乱、鉄御納戸良子、などとてもユニークなEMEのエージェントがたくさん登場していて大変面白いです。 EMEのエージェントは、AA(エージェント・アビリティ)と呼ばれる特殊能力を有しています。例えば、主人公の乾紅太郎なら力場干渉能力といわれる物体に触れずに力を働かせることができる能力をもっていて、自分の体にその能力を使うことにより通常の二倍程度の力を出すことが出来きたりします。他にも、EMEのエージェントたちは様々なAAをもっていてその特殊能力を用いたアクション・シーンなどは必見です。 番外編、OFF RED 04「カット!」は韓流ブームを意識したちょっと異色な作品ですが、わたしは「冬のソナタ」など韓流の作品をあまり知らなかったので正直よく分からなくて残念でした。<終>
2005年05月15日
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リンクは前巻 魔法の学園、葵学園を舞台にしたマジカル・ラブコメ短編集です。ふっかつの巻・せいほくは2年B組をもまきこむ生徒会長選挙、栗丘舞穂のイトコ登場、2年B組による主人公・式森和樹の打倒計画、季節はずれのバレンタインの話と4つの短編に加えて、いよいよ完結をむかえる山瀬千早の番外編「シアー・ハート」と見どころがたくさんで面白かったです。 特に山瀬千早の番外編は、今までなかなか決心がつかなくて式森和樹に告白することも、あきらめることも出来なかったヒロイン山瀬千早がついに決断し新たな展開をむかえることになります。 今回のふっかつの巻・せいほくの表紙やその他イラストは、なんだか千早のヌードが印象に残りました。やっぱり、ありのままの千早の気持ちをイメージしたものなのでしょうか?それはさておき、今後の山瀬千早の活躍が楽しみです。<終>
2005年05月14日
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「伝説の勇者の伝説」の外伝3巻です。イエット共和国についたライナとフェリスは、自称・慈善と友愛の組織フューレルグループの争いに巻き込まれながら勇者の遺物の探索を続けます。 イエット共和国は今までのルーナ帝国に比べて個性的な国で面白いです。番外編は、ライナがいつも眠たそうにしている理由がわかる話でとても興味深く読むことができました。そろそろ、本編4巻からの続きが読みたいと思うのですが今のところその予定がありません。<終>
2005年05月13日
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昨日の「姫神さまに願いを」の続きです。この巻は比叡山の焼き討ちに始まり、三方ヶ原の合戦とつづいていきます。織田信長、徳川家康、武田信玄にとっては人生の中でも大きな出来事であり、その後の歴史にも大きな影響を与えるものになります。その中でテンとカイはどうするのか?美濃御前(濃姫)を復活させようとするルイス・フロイスの思惑は? 比叡山が焼かれてしまって、比叡山で育ったカイが気の毒でした。さて、今後の戦国時代のイベントでは、長篠の戦いや本能寺の変があります。その前には、織田信長が妹のいる浅井・朝倉連合軍を滅ぼすことになり、徳川家康の跡継ぎが死に追いやられたりと注目すべき出来事が待ってます。今後の展開がとても楽しみです。<終>
2005年05月12日
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姫神さま(摩多羅神)のテンとテンを伴侶にするために三つの呪物を集めている有髪僧のカイが、戦国時代を舞台に活躍するファンタジーです。 シリーズの見所は、織田信長や徳川家康をはじめとする歴史的な有名人がとてもユニークに面白く描かれているところです。 緋承ぎの形代は織田信長、濃姫、ルイス・フロイス、明智光秀など織田信長を中心とした話になっており、わたしは日本史の中で織田信長が比較的好きなので楽しく読むことができました。 歴史が好きな方にお薦めの作品だと思います。<終>
2005年05月11日
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無気力のクロスカウンターは、「伝説の勇者の伝説」の外伝2巻になります。地理的にはルーナ帝国からイエット共和国に行く話です。昼寝好きのライナ、ダンゴ好きのフェリス、ミルクをはじめとする忌み破り追撃部隊のみなさんなどいつものメンバーに加えてフェリスのライバルで詐欺師をしているエステラが初登場します 「伝勇伝」はシリアスな本編も面白いですが、バカバカしい外伝も面白いと思います。<終>
2005年05月10日
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父親の水倉神檎を捜している魔法少女りすかと魔法使いを駒として利用しようとしている少年供犠創貴の話です。 「新本格」といっていることもあり、「魔女の宅急便」や「魔法使いサリー」などの魔法少女が活躍する話とは全く違った雰囲気の話でした。りすかと創貴は、捜している水倉神檎の情報を得るために犯罪などにかかわる魔法使いと戦ったりしますが、やたらと流血シーンが多かったように思います。りすかが変身するだけでも血みどろになったりします。また、相棒の供犠創貴は魔法の使えない普通の少年ですが「魔法使い」を使ってやろうとしているだけあり、とんでもない考えの持ち主です。 物語の独特の世界観や今までの魔法少女ものを打ち破った話でなかなか面白かったです。ただ、今までの一般的な魔法少女の話を読みたいと考えている方は期待を裏切られるので、あまりお薦めできないと思います。<終>
2005年05月09日
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禁約聖書の魔物をガーディアンドールの紅羽とともに封じる主人公、姫坂マリスしかし、今回の話ではマリスと紅羽の仲に亀裂が生じてしまい紅羽がピンチになります。そして、明智先生もその正体が明らかに。紅羽の誕生日はどうなるのか? ガーディアン・ドールは、主を守るようにプログラムされた人形で心をもっていないと紅羽は主張しています。しかし、主のマリスを守るためにあれこれ頑張っている紅羽には、人間のような心はないかもしれませんがやっぱり何らかの心があるのではないかと思います。そうでなければ、基本的に主であるマリスに反することが全くできないことになってしまいますし、今回のようにマリスと仲たがいすることもないでしょう。話は新たなガーディアン・ドールも登場してさらに面白くなってゆくようなので楽しみです。<終>
2005年05月08日
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やっと特区にたどり着いたジローとコタロウですが、特区の有力者たちは二人を受け入れてくれるのか。ミミコは二人の受け入れ先を探そうとしますが・・・。さらに「九龍の血統」も暗躍をはじめて特区は大変なことになっていきます。 香港でジローと一緒に「九龍の血統」と戦ったという特区の有力者たちやカンパニーの幹部、カンパニーを敵視する勢力、そしていよいよ動きだした「九龍の血統」など多くのキャラクターの登場とともに物語は進み面白くなってきました。今後の展開が楽しみです。<終>
2005年05月07日
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リンクは前巻 昨日の予告どおり、「マリみて」の続き「妹オーディション」を読みました。江利子さまと妹(プティ・スール)を紹介する約束をしてしまった由乃さんですが、期限がせまっても全く出会いありません。限られた時間で妹をみつけるためオーディションを計画するのですが・・・。祥子さまの希望で由乃さんと同じく妹の決まっていない祐巳も参加することになり話は進みます。 「ショコラとポートレート」に登場の内藤笙子をはじめ一年生がたくさん出てきます。また、久しぶりに先代三薔薇さまが揃い踏みしてとても良かったです。はたして、祐巳と由乃は妹をゲットできるのか?由乃さんの場合、だれが妹になるのかまったく想像できませんね。祐巳の妹はある程度想像できますが、すんなりとはいきそうにないように思います。どちらにしても誰が妹になるのか目がはなせません<終>
2005年05月06日
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「マリア様がみてる」は、カトリック系お嬢様学校・私立リリアン女学園を舞台にした学園コメディです。 「イン ライブラリー」は、前巻「特別でないただの一日」から翌々日の放課後の話で以前の「バラエティギフト」のような短編集になっています。蟹名静が主人公の「静かなる夜のまぼろし」、松平瞳子が演劇部で演じた「若草物語」の稽古での話「ジョアナ」、新聞部の築山三奈子が前に話していたお姉さまに二股かけられた生徒たちの真相「チョコレートコート」、一年・三年にある李組が二年にはなく二年だけに桜組が何故存在するのか?その疑問について書かれた「桜組伝説」、祝部みきを主人公に図書館の日本の古典シリーズの中で枕草子のみカバーの色が違う謎について語った「図書館の本」、そして疲れて眠ってしまった祐巳は「図書館に行ってきます」という祥子さまの書きおきで図書館に向かいますが・・・。 「バラエティギフト」同様、以外な話や前から気になっていたエピソードがいっぱいで面白かったです。学園祭も終り、もうすぐ由乃さんが鳥居江利子さまと約束した日が近づきます。明日も「マリみて」の続きを読む予定なので楽しみです。<終>
2005年05月05日
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前巻「孤狼と月」の続きです。ソルド王国にたどり着いたフェンベルグは騎士見習いの少年・ロカと出会い友達になります。ある日、国立蔵書館へいった二人はそこでソルド王国を揺るがす計画を知ってしまい・・・。ジャンルはファンタジー。 王とは何か?騎士とは何か?を考えさせられる話でした。王国というと王様が国を治めていると思ってしまいますが、実際には王様だけでは国を動かすことはできません。やっぱり貴族や騎士などの手助けや国民の信頼があってこそ国王としての責務をはたすことができると思います。そして当然、王様は国民たちの幸福を守る義務があります。また、騎士はそんな国王やその背後にいる国民を守っています。重要なのは、こうしたことは当然に決まっているものではなく、常にお互いの信頼をかちえることによって王は王、騎士は騎士と認められるものであると思いました<終>
2005年05月04日
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「ワーズ・ワースの放課後」の完結編です。眠り病が世界に蔓延するなか主人公新藤誠は、眠るたびにリアルな夢の世界と実際の現実世界をいったり来たりするようになります。そして、夢の世界の誠は王子として終末を阻止するために仲間たちと「始まりの人々」が築いた砦に向かいます。そこでまっている驚愕の真相とは? 「言葉」と「認識」が話のキーワードになっています。「言葉」・「認識」により世界が広がり、反対に「言葉」・「認識」が失われることにより世界も失われることになります。これは、わたしたちの世界にも言えることで現実の世界で他者とコミュニケーションをとるなどすると世界は広がっていきます。また、テレビを見たり本を読むなどといった空想のなかでも世界は広がります。考えてみると私の読書という趣味も世界を広げたいという欲求につながっているのでしょうか。「ワーズ・ワースの放課後」はとても不思議で面白いファンタジーでした。ファンタジーが好きという方にお薦めです。<終>
2005年05月03日
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リンクは1巻 この話は英国ヴィクトリア朝を舞台に青騎士伯爵になった謎の多い青年エドガーと妖精博士(フェアリードクター)として伯爵に雇われた少女リディア、そして妖精たちの物語です。 今回、エドガーのもとに妖精女王から花婿になるようにと野の花の妖精が使者としてやってきます。さらにリディアも所にも故郷から知り合いの妖精ケルピーがプロポーズをするためにやってきます。また、「朱い月」(スカーレット・ムーン)という伯爵を狙っている?組織もあらわれて事体は進みます。 ジャンルはファンタジーです。エドガーは過去にプリンスと呼ばれる謎の人物に拉致されたこたがあり、今も敵対しています。この巻では拉致される以前のエドガーの過去が少し明かされいきます。エドガーについては謎が多いので興味深いですそして、もちろんエドガーとリディアの恋の進展にも注目です。妖精が登場するファンタジーが好きな人にお薦めの話だと思います。<終>
2005年05月02日
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前巻の「レギ伯爵の末娘」の続きで、よかったり悪かったりする魔女シリーズの2巻目になります。前巻でアザーと結婚したマダーでしたが、カリプスン侯爵家は火の車です。そんな侯爵家をたて直すためにマダーは魔女になったポムグラニットとともに「ときめき庭師」の商売をはじめます。また、マダーに対抗意識を燃やすアザーの幼馴染、公爵夫人のカデットも登場して話は進みます。 ときめき庭師になったマダーは、天然で男女ともにモテまくっています。今回登場のカデットもアザーを思うあまり大暴走しています。前巻よりもバカバカしさがさらに大きくパワーアップしていてとても面白かったです。<終>
2005年05月01日
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