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主人公の高校生・羊野真奈子は去年母親を亡くし、その後いきなり現われたのが義理の父スズキだった。スズキは23才の数学教師で外見は美形ホスト風・性格は俺様。真奈子とスズキは一緒の家で暮らし、学校では先生と生徒という関係で生活していくことになるのですが、前巻の終了時にスズキは突然学校をやめ家を出て行きなぜか真奈子のマンションの管理人になってしまいます。しかし、この2ndシーズンで真奈子とスズキは再担任で再同居することになり・・・。 真奈子とスズキの再担任・再同居ですが今度はスズキの姉・礼子(あやこ)も加わり、以前からスズキに振り回されている真奈子がさらに振り回されることになります。強力なWスズキ大活躍でとても面白かったです。また、今回はマンガ+小説で話が展開していく新鮮な試みでしたが思ったより違和感がなく楽しめました。 ジャンルはコメディ。コメディが好きな人にお薦めです。<終>振り返れば先生(ヤツ)がいる1巻
2005年09月30日
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同盟国の国主・天目の命令で狗根国軍の偵察へ向かった乱波の清瑞だが、向かった先には彩花紫王女の腹心・可羽茉莉の罠が待ち受けていた・・・。 いよいよ狗根国軍との前哨戦がはじまり、偵察部隊を率いる清瑞と罠をはり待ち受ける可羽茉莉が知略・武力を駆使した戦いをすることになります。相手の思惑を読みあったり、特殊部隊同士がぶつかりあったりするアクションの連続で面白かったです。 ジャンルはファンタジー。ファンタジーや戦記ものが好きな人にお薦めです。<終>シリーズ1巻最新刊
2005年09月29日
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「ハレンチな世界を浄化するするのよ」と街にモザイク処理をする悪の組織R18(レボリューション・エイティーン)に立ち向かう美少女戦隊AV(エーファイブ)の話です。 いつのまにかAV(アダルトビデオでもオーディオヴィジュアルでもなくエーファイブ)のメンバーにされてしまった主人公・白人萌乃が、いやいやながら変人の仲間たち百合山ゆり、鶴平菜知らとともにセレブ風のオカマに率いられたR18と戦うのですが、とにかく出てくるキャラクターが同性愛者だったりオカマだったりと変人ばかりでとてもバカバカしかったです。タイトルが「世界の危機」とあるので、きっと深刻なストーリーなんだろうと思って読んだので期待を裏切られましたが、ものすごくバカバカしいストーリーでそのギャップでかえってそれなりに楽しむことができました。 ジャンルはコメディ。コメディが好きな人にお薦めです。<終>シリーズ最新刊
2005年09月28日
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SOS団が終わらない夏休みに翻弄される「エンドレスエイト」、SOS団と宿敵コンピュータ研究会との対決「射手座の日」、そしてSOS団が雪山で不思議な遭難にあい最大の危機を向かえる「雪山症候群」の3編収録の短編集です。 この中で私が一番印象に残ったのは夏休みが終わらない話「エンドレスエイト」です。やはり、誰でも夏休みの終盤になるともう少し夏休みがあれば良いのにとか、夏休みを1からやり直せれることができればもっと有意義なことができたのにと思ったことがあると思います。この「エンドレスエイト」はそう思った涼宮ハルヒの無意識の力で夏休みが終わらなくなり、永遠と続く夏休みにSOS団メンバーたちが翻弄されるわけです。夏休みが1週間ぐらい延長するのは嬉しいと思いますが、同じ2週間を1万5千回以上年数にすると約600年ぐらい繰り返すのはとても怖ろしいと感じました。 ジャンルはSFコメディ。SFやコメディが好きな人にお薦めです。<終>シリーズ1巻マンガもあります最新刊です
2005年09月27日
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両親が死んで転校することになった主人公の後白河法行は、ちょっと前まで女子校で男は主人公一人という私立三十三間堂学院へやって来た。そこで法行はいきなり生徒会長に真剣を突きつけられ、生徒会長と交際をするか学院を去るかを迫られて・・・。 校内唯一の男子生徒をめぐって生徒会長と生徒会副会長が対立し、やがて学校中を争いに巻き込んでゆくというストーリーです。女子生徒たちが陰謀、裏切り、武力行使などありとあらゆる手を使い主人公の後白河法行を手に入れようとする展開は女子校の権力闘争という感じで大変面白かったです ジャンルはラブコメ。コメディが好きな人にお薦めです。<終>
2005年09月26日
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十二月十八日、学校へ来たキョンが見たのは以前キョンを殺そうとした朝倉涼子だった。朝倉涼子は、1巻の「涼宮ハルヒの憂鬱」で消失したはずなのだがどうして?そして、この物語の中心人物であるはずの涼宮ハルヒは最初からいないことになっていて・・・。 いきなり涼宮ハルヒの消失という驚愕の展開でびっくりしました。タイトルどおりと言えばそうなのですが、あまりに唐突の展開です。そして、この事件の首謀者も意外な人物でした。この巻はとにかく意外なことの連続でとても面白かったです。また、前巻の「涼宮ハルヒの退屈」のエピソードが良い伏線になっていて、「涼宮ハルヒの退屈」を読んでいて分からなかった謎が解けてスッキリしました。 ジャンルはSFコメディ。SFやコメディが好きな人にお薦めです。<終>1巻涼宮ハルヒの憂鬱2巻涼宮ハルヒの溜息3巻涼宮ハルヒの退屈「涼宮ハルヒの消失」は4巻目です。あらかじめ1~3巻を読んでから読むとより楽しめます。
2005年09月25日
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御崎市にやって来る直前のシャナを描いた「オーバーチュア」、何故か南の島のプールに全員集合という設定の「しゃくがんのしゃな」、そして灼眼のシャナのキャラクターたちが学園祭風にシンデレラの劇を演じるような「しんでれらのしゃな」の特別編3つが収録してあります。 「オーバーチュア」はシリアスな本編の延長という感じの話でした。1巻の直前の話ということで最初の1巻の頃のシャナの雰囲気が思い出されて少し懐かしかったです。 「しゃくがんのしゃな」「しんでれらのしゃな」は完全なコメディ。以前に討滅されて以来、出番のなかったフリアグネ・マリアンヌ・ティリエル・ソラトたちが再登場し面白おかしく活躍して大爆笑でした。特に「しんでれらのしゃな」ではシャナたちの敵グループ仮面舞踏会の幹部たちが、王国の軍師・将軍・巫女の役で出てきて普段とは全然違う雰囲気で面白かったです ジャンルは、コメディとアクション。コメディやアクションが好きな人にお薦めです。<終>灼眼のシャナ1巻最新刊10巻マンガもあります
2005年09月24日
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新しくOMRの一員となった水野桜は、両親を交通事故で失い彼女自身も左足を動かすことができないという障害があります。そして入院が長引き1年留年さらに引きこもりになってしまいもう1年留年という不幸な境遇です。そんな彼女に主人公はじめの親友・山田真太郎が以前夢の中で一目惚れしたからということで突然プロポーズをして・・・。 深刻そうに話が始まり、その後もシリアスな展開で最終的にはハッピーエンドということで全体的にホロリとくる内容で良かったです。しかし、シリアスのみの展開かというとそうではなく、主人公はじめが先輩の陰謀でバールをステッキに活躍する魔法少女にされてしまうなどバカバカしさも満載でとても面白かったです。 ジャンルは基本的にコメディ。コメディが好きな人にお薦めです。<終>先輩とぼく1巻
2005年09月23日
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前巻、行方不明になった主人公ライナ・リュートは魔眼保持者たちの集まる村にいた。忌破り追撃部隊のルーク・スタッカートはライナ抹殺の任務のため、ガスタークの工作員は国策の障害となる魔眼保持者を狩るため、そしてライナの相棒フェリスは逃げたライナを連れ戻すためそれぞれライナのいる村へ向かっていって・・・。 今回は、主人公ライナが自分の持つ魔眼と向かい合うという話でした。ライナが持っているのは複写眼(アルファ・スティグマ)という魔眼です。複写眼はあらゆる魔法を写し取り自分の物にしてしまう能力があるのですが、それだけでなく暴走した場合には死ぬまで魔法を使って破壊の限りをつくすという特性があるので人々から恐れられ忌み嫌われ、複写眼保持者というだけで殺されてしまうこともあるのです。ライナは魔眼保持者たちの村でそこで会った魔眼保持者たちが自分と同じような苦脳と絶望を抱えていることを知り、そうした人々を救おうと決意するのです。 今までやる気ゼロという感じだったライナの転機となるような話で大変面白かったです。また、魔眼・勇者の遺物・神などの謎だったキーワードが実はつながっていることが分かり興味深く読むことができました。 ジャンルはファンタジー。ファンタジーが好きな人にお薦めです。<終>伝説の勇者の伝説1巻コメディの短編集もあります
2005年09月22日
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マルグリット公国にやって来たミミとエリックは、ミミの弟フィディルとフィディルの婚約者でマルグリットの第一公女ベアトリスに会うことにしていたのだが、ベアトリスは将軍として反乱を鎮圧したあと行方不明になっていて・・・。 ミミを好きなエリックですが「愛している」と告白したところ、「エリックとはずっと友達でいたいそれ以上になりたくない」と言われ、ものすごくがっかりしていて可哀そうでした。ミミもエリックのことが好きなのですが王子であるエリックと身分をこえて幸せになる自身がないようなので仕方のないことなのでしょうか。 それにしても、ベアトリスはミミとエリックがくっついた方が都合が良いらしいのでエリックに「無理やりにでも押し倒して既成事実を作ってしまえ」と過激な発言でけしかけていてビックリです。やはり、王族の結婚は様々な利害関係などがあり難しいと感じました。しかし、まあこういった身分や利害関係を乗り越えたりする恋愛ストーリーが個人的には割と好きなので楽しく読むことができました。 ジャンルは恋愛ファンタジー。恋愛ものやファンタジーが好きな人にお薦めです。<終>鏡のお城のミミ1巻
2005年09月21日
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王国の治安を守る準騎士セリオスの姉メティアは魔法学校を優秀な成績で卒業した自慢の姉で現在は表向き魔術資料の翻訳の仕事をしています。しかし、メティアの裏の顔は強力な魔法の力を使い騎士団を翻弄する怪盗ソウェイルだった。セリオスは騎士団の一員として姉を捕まえなければならないが姉が捕まってしまうと連座制で一緒に死刑になってしまう。そうならないために何とか姉を説得して怪盗をやめさせようとするのだが・・・。 とんでもない姉を持ってしまった少年セリオス苦悩を描いた話です。今回も騎士団の方々がメティアの魔法でコゲコゲされています。それにしてもメティアはどうして怪盗をしていうのでしょう。毎回やられる騎士団やセリオスが可哀相でした。 ジャンルはコメディ。コメディが好きな人にお薦めです。<終>メティアが主人公の長編セリオスとメティアのファミリー・コメディ1巻
2005年09月20日
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著者の吉田直さんが死んでしまい未完となってしまった「トリニティ・ブラッド」シリーズを補完する本です。 「トリニティ・ブラッド」シリーズは遠未来において人間と吸血鬼が争うという物語なのですが、そこに登場する吸血鬼は昔からヨーロッパで語り継がれるような吸血鬼というよりも独自設定の強いSF的な存在です。そして、吸血鬼と戦う側も機械仕掛けで動く拳銃使いや超能力者、超科学を操る者など魅力的なキャラクターばかりで特にアクション・シーンなどとても面白いです。 この神学大全は、ガンスリンガーが活躍する外伝や最後まで書かれることのなかった「ROM7極光の牙」序章、トリニティ・ブラッド事典、今後の展開の設定資料が載っています。 それらを読むと大雑把な今後の展開は分かるのですが、やはり失われた物語は読むことができないという残念な思いが強く残りました。 ジャンルはSF。基本的にこの本から読もうという人には、あまりお薦めできません。読みたいと思う人はあらかじめ「トリニティ・ブラッド」シリーズを読んでから読むことを薦めます。<終>トリニティ・ブラッドROM1巻トリニティ・ブラッドRAM1巻
2005年09月19日
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誘拐されたソルド8世王を捜すために入国したパラクレスでフェンたちが見たものとは?はたしてフェン、テオ、アシュレイはソルド王を連れ戻すことができるのか? フェンたちはソルド王を捜すためにパラクレスという国に潜入するわけですが、王に非常に似ているクドラという男に会って王を捜す手がかりができたのかなと思ったとたん大ピンチに陥ります。さらに、いかにも危険だと言わんばかりの隠れて立つ謎の研究所にも潜入しなくてならないことになったり、ピンチの連続という感じで面白かったです。 ソルド王に関しては「虚空の王者」というタイトルどおり展開でした。国の名前がソルド王国なのに王様は結局何のために存在するか、疑問に感じます。国の伝統などを考えて王様がいたほうが良いという判断なのでしょうが国民をだますのは良くないと思いました。 ジャンルはファンタジー。ファンタジーが好きな人にお薦めです。<終>フェンネル大陸偽王伝1巻
2005年09月18日
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「悲鳴をあげながら橋のない海面を歩く妖怪がいるので何とかしてほしい」という依頼を受けた薬屋探偵たち。断崖絶壁に建ち、主が自殺したという洋館で立ち入り不可能な崖下からの悲鳴とつり橋で起きる奇妙な殺人事件これは妖怪の仕業なのか? 人間と妖怪とのトラブルを防ぎ、自分たち妖怪と人間が昔のようにうまく付き合っていけるように事件解決に頑張っている薬屋探偵綺談第12弾です。今回は薬屋探偵たちの知り合いでシリーズのレギュラー高遠三次刑事とその家族たちが事件に巻き込まれてしまいます。高遠刑事とその家庭の事情が分かって興味深かったです。 犯人探しということに関しては、状況により犯人がかなり絞られてしまうので事件が起こってから割とすぐに犯人はこの人かなという検討がついてしまいましたがトリックが難しく考えこんでしまいました。 ジャンルはミステリー。ミステリーが好きな人にお薦めです。<終>薬屋探偵綺談1巻
2005年09月17日
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この物語の主人公の涼宮ハルヒは宇宙人・未来人・超能力者たちがおそれるほどの力を持った存在です。本人にはその自覚が全くなく、自分のまわりに宇宙人や未来人や超能力者がいることにも気づいていないので、世の中は退屈だといってSOS団という組織を結成し宇宙人や未来人や超能力者など不思議な存在を見つけようとします。これは、涼宮ハルヒという恐るべき存在に振り回されるキョン、朝比奈みくる、長門有希、古泉一樹たちSOS団の物語です。 今回は短編集で草野球チームを作って試合をしたり、タイムスリップをしたり、孤島では殺人事件に巻き込まれます。長編も奇想天外な展開で面白いですが今回の短編集もそれぞれバラエティに富んでいて大変面白かったです ジャンルはコメディ。コメディが好きな人にお薦めです。<終>シリーズ1巻
2005年09月16日
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前巻、フェリスの兄ルシルから「妹に手を出すな」と脅されたライナはフェリスとの約束を破りそのまま失踪してしまい・・・。 突然主人公が失踪するという展開にはビックリしました。ルシルに脅されたからと言っても別に失踪する必要はなかったのではないかと思います。それにしてもヒロインのフェリスは大量のだんごを抱えたまま約束の場所で待たされ、さらに最終的には何も言わずに失踪というとんでもない裏切りにあいとても可哀相でした。 また、主人公のライナの他にも忌破り追撃部隊の隊長と副隊長が謎の失踪。サブタイトル「失踪の真相」のとおり失踪者が相次ぐという話で謎が謎を呼ぶ展開でした。失踪することになったライナはどうなってしまうのでしょう。今後の展開が気になります。 ジャンルはファンタジー。ファンタジーが好きな人にお薦めです。<終>伝説の勇者の伝説1巻
2005年09月15日
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日本初の豪華飛行客船「飛鳥」は、東京からバンクーバーに向けて処女飛行に飛び立った。乗り合わせた若き考古学者の梧桐俊介は、姪の少女・日記とこの空の旅を楽しむはずだったのだが・・・。 飛行船という逃げ場のない場所でテロリストに襲撃され、さらにゾンビにまでおそわれるという恐怖とパニックのストーリーです。主人公でインディージョーンズと同じ職業ながらごく普通の青年・梧桐俊介と姪の日記がこれらの恐るべき敵に立ち向かいます。無差別に殺戮を繰り返すゾンビと職業的テロリストたちと主人公たちがお互いにパニックになりながらも(ゾンビは当然パニックにはならない)必死に奮闘するところが大変面白かったです。 読んだ時期が、9月11日に近かったのでアメリカの同時多発テロのことを考えてしまいました。この話は十年以上前に出版された作品ですが、テロのことなど何だか今の情勢と重なるような気がします。 ジャンルはゾンビが出てくるのでホラーかな?本には痛快冒険ロマンと書いてあります。ホラーや冒険小説が好きな人にお薦めです。<終>
2005年09月14日
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魔王領に攻め込むランバルト軍にたいして精霊の力を借りたネットワークで対抗しようとする魔族たち。しかし、圧倒的なランバルト側の物量を前に苦戦して・・・。 魔族の国魔王領と人間の国ランバルトが争う世界に召喚された主人公の高校生・小野寺剛士。元の世界ではいじめを受けている主人公が魔王領の総帥となりランバルトと戦う戦争の物語です。今回は、とにかくランバルト側の攻勢で前面戦争突入という話でした。やはり戦争になると何の罪のない人々が犠牲になるので悲しいですね。 魔王領側もランバルト側も非常に個性の強い魅力的なキャラクターがいっぱい登場するところが見所です。 ジャンルは戦略ファンタジー。ファンタジーが好きな人にお薦めです。<終>A君(17)の戦争1巻
2005年09月13日
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「天使」と呼ばれる謎の存在によって滅亡に向かう世界。滅亡を防ぐ方法は不死身の主人公・椎堂密が相思相愛の相手に殺されること。これは殺すために恋をして、死ぬために愛し合うラブストーリーです。 不気味な天使たちの襲撃に脅かされる日常が続き、次々と知り合いが殺され町が破壊され、そして主人公は最終的には自分が死ぬことでしかそれらを止めることができない。そうした状況に苦悩しながらも主人公は最愛の人との約束を守るために生き続けるという話でした。自分には何もできなくて友人たちが次々と死んでいくという悲劇的な展開で悲しくて救いようがないように思いました。0巻ということで、まだまだ話には謎が多いですが殺すために恋をして、死ぬために愛し合うラブストーリーというのはどういったものになるのでしょう。次巻に期待です。 ジャンルはラブ・ストーリー。ラブ・ストーリーが好きな人にお薦めです。<終>
2005年09月12日
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世界を滅亡に導く魔精霊アトンを倒すことのできる聖剣「ファーラムの剣」を探すリウイたち一行は、聖剣を求め呪われた島と呼ばれるロードス島へ足を踏み入れた。そこで彼らを待っていたのはロードスの自由騎士パーンとその旅の供のハイエルフのディードリットだった。はたしてリウイたちは呪われた島で聖剣を手にいれることができるのか・・・。 「魔法戦士リウイ」シリーズと「ロードス島戦記」シリーズのコラボレーションです。主役がリウイたちなので今まであまり客観的に見ることのなかったパーンやディードリットを物語の第三者からの視点で見ることができ新鮮でした。パーンなんかは酒や女になびくこともなく自慢話もしない禁欲的な修道僧のような雰囲気でなおかつ、さわやかないい人というイメージのようです。そして、ディードリットはリウイから見るとこの世でもっとも美しい存在に見えるらしいです。私としてはディードリットの美の評価に関しては、リウイの主観によることが多いと思います。また、パーンにしても禁欲的というよりもマーモ軍から民衆を守ったり、依頼を受けた村のことなどで頭がいっぱいで他のことに目がいかないだけのように思われます。 閑話休題、わたしは「魔法戦士リウイ」も「ロードス島戦記」も好きな作品なので、このコラボレーションはとても楽しむことができて大変面白かったです。 ジャンルはファンタジー。ファンタジーが好きな人にお薦めです。<終>魔法戦士リウイ1巻ロードス島戦記1巻 この2シリーズをあらかじめ読んでから読むとより一層物語を楽しめます
2005年09月11日
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<宙峡>崩壊の危機を直前で阻止したエレオノーラだったが、謀略により英雄に祭り上げられ反ボスポラス帝国の象徴にされてしまい・・・。 母を殺したオルヴィエートの国家元首である父・レオポルトに反感を持つヒロイン・エレオノーラが、普段はおとなしい深窓の令嬢の演技をしながら父に復讐をするため戦争や国際経済を利用して壮大な陰謀をめぐらすといった話です。 この6巻は、エレオノーラの唯一心を許せる親友ベアトリーチェが大変なことになったり、とうとう父レオポルトとの対決が本格化するなど激動の展開でした。また、エレオノーラの出生の謎や因縁の相手「毒蛇」ファブリツィオ・ラ・ガーラとの駆け引きなど見所がいっぱいで面白かったです。 ジャンルはSF。SFが好きな人にお薦めです。<終>野望円舞曲1巻
2005年09月10日
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青騎士伯爵の地位を手にいれたエドガーに妖精博士として雇われているリディア。前巻エドガーと形ばかりの婚約をしてしまったリディアは、エドガーの宿敵プリンスの手下に拉致されてしまい・・・。 プリンスに拉致されたリディアは、体を幽霊のテリーサに乗っ取られてしまいます。体をテリーサに乗っ取られたままのリディアは、ちょうどプリンスをさぐるために潜入していたエドガーに何食わぬ顔でいつものように迫られて振り回されて大変面白かったです。また、死んだと思われていたアーミンや妖精を操るプリンスの腹心ユリシスなどが登場して目の離せない展開でした。 ジャンルはファンタジー。ファンタジーが好きな人にお薦めです。<終>伯爵と妖精1巻
2005年09月09日
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旧四宮ツヅミをめぐり七宮カセンと以前に旧四宮と同盟を結んでいた三宮ナツメとの関係は緊張状態にあり・・・。 七つの都市がそれぞれ偶像である巫女姫をたて割拠する時代。名もない少女カラは野心家のテンとトエに担がれて一国の姫・七宮カセンの空澄姫にさせられてしまいます。七姫物語は時代の流れに翻弄されながらも少女が、りっぱな姫になりテンやトエと一緒に七宮カセンを盛り上げていこうとする物語です。 今回は、カラが主役と言うよりも七宮カセンに占領された旧四宮ツヅミの政治的な駆け引きの話でした。今まであまり登場機会のなかった姫にスポットがあたったり各都市の事情や立場などがよく分かり面白かったです。 ジャンルはファンタジー。ファンタジーが好きな人にお薦めです。<終>七姫物語1巻2巻
2005年09月08日
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黒雲事件から一週間が過ぎたが葛西国彦、東風原灯奈、藤傑、七浦陽太、七浦あきらの5人に平穏な学校生活は続かなかった。 前巻がんばって異世界人のテロリストから町を救った5人でしたが、異世界の事情を知りすぎたということで異世界の治安保全機構から処分されることになってしまいます。5人が生き延びるためには、次元を超えてこちらの世界に潜伏している犯罪者を捕まえて治安保全機構に役に立つ協力者であることをアピールしまければならないのです。どうなる・・・。 主人公たちは三十日間の期限で潜伏している犯罪者を見つけなければ容赦なく抹殺されてしまうのです。普通の高校生5人にかなり無茶な使命を課す異世界人は大変おそろしいと思いました。そして、今回はいつも眠そうにしている藤傑が響という少女と恋におちる話にもなっています。ロマンティックなストーリーというよりは凄まじい展開でしたが、藤傑の意外な一面が見えて面白かったです。 ジャンルはSF。SFが好きな人にお薦めです。<終>TAKE FIVE1巻
2005年09月07日
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闇魔(ダークイビル)から金の森を救った功績によりロンザ国の国王の招待をうけたデュアンたち一行は、王都ロミリアへ行くことになり・・・。 駆け出しファイターのデュアン・サークがモンスターを倒したり、仲間と助け合ったりしながら勇者として成長していくというストーリーです。今回は前巻と違いアクションまたアクション展開ではなく、ロンザ国王に招かれたデュアンたちは王様を含め様々な人々に出会いそして仲間のルルフェやルイーザたちとともにまた新たな冒険へ旅立っていくということになります。 今回デュアンは、王都で国王や様々な人に褒め称えられたりルルフェに好意を持たれてたりして冒険をしているときよりも戸惑っていて、おかしかったです。 また、別行動をしているデュアンの相棒のオルバは先輩ファイターや新たに仲間になったズーニョらとともに闇魔(ダークイビル)に占拠された町へいくことになります。全員が高レベルの冒険者である彼らの戦いは迫力満点で面白かったです。 ジャンルはファンタジー。ファンタジーが好きな人にお薦めです。<終>デュアン・サーク1巻
2005年09月06日
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都立赤舎高校は、突然巨大な黒雲に包まれた。黒い雲に触れると光とともに衝撃が走るので学校の外に出ることはできない。さらに黒雲の中には得たいの知れない何かがいて・・・。 何となくリーダーになってしまった葛西国彦、予測不能な思考を持つ少女東風原灯奈、いつも眠そうにしている藤傑、地上最強の妹と呼ばれる七浦あきらとその腰巾着の兄・七浦陽太の5人がひょんなことから時空衝突を起こして町を消滅させようとする異世界人の陰謀に立ち向かうという話です。 個性は強いが普通の人間の5人が、地の利を生かし何とかして銃や自由に操ることのできる人工生命体、見えないバリアなど強力な武器を持つ異世界人と戦うという展開で面白かったです。 ジャンルはSF。SFが好きな人にお薦めです。<終>
2005年09月05日
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庭いじりが好きで男に変身してしまうマダーが始めた商売「ときめき庭師」は、マダーが女性の扱いがうまいということもあり大好評。嫁いだカリプスン家がお金に困っているので始めた商売ですが、仲間や顧客も順調に増えて営業は成功しています。しかし、気に入った人間を蒐集したがる困った性癖を持つスノウ王女にマダーは囚われてしまい・・・。 「よかったり悪かったりする魔女」シリーズの3巻目です。マダーが囚われた離宮で会ったのは、マダーの夫アザーの義兄アストレア。呪いによって男になったり女に戻ったりするマダーの体質に全く動じなく、何やら家族と問題がありそうなアザーの核心にせまっていく話でした。今回もまた個性の強い変人のキャラクターがいっぱいで面白かったです。 ジャンルはコメディ。コメディが好きな人にお薦めです。<終>よかったり悪かったりする魔女シリーズ既刊
2005年09月04日
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守龍を探す旅に出たアルダ・ココたちアナンシア姫一行は水龍が守龍をしている豊かな隣国、ミズベ国へやって来た。アナンシア姫は、コーサ国との戦争を勝利に導き守龍復活を果たしたというミズベ国王に興味をもち・・・ 舞台はミズベ国ということで、リダーロイスやラシェン、ハイレオン、レンダルクなど「リダーロイス」シリーズのキャラクターがいっぱい登場して懐かしかったです。また、千年前の悲劇の真相についても迫っていくようで楽しみです。 今回、地狼のヨールが呪いによってコーサ国に守龍が来てくれなくなった原因となった事件について当事者として語る決意をするのですが、その事件のことを思い出してしまうのかアルダ・ココとアナンシア様が普通に会話しているだけなのにヨールは妙に意識してしまっているのがおかしかったです この巻では「リダーロイス」シリーズ、「龍と魔法使い」シリーズの2シリーズの内容が大きく関係した話になっているので、まだ読んでいないという人はこの二つのを読んでから読むとより「緑のアルダ」を楽しめると思います。 ジャンルはファンタジー。ファンタジーが好きな人にお薦めです。<終>リダーロイス1巻龍と魔法使い1巻
2005年09月03日
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イシュトヴァーンから逃げるグインだが、死霊の襲撃にあい絶体絶命になってしまう。それを救ったのは黒太子スカールだった。 101巻目にして出会ったグインとスカールの話です。リーファの仇をうつためイシュトヴァーンを狙うスカールとイシュトヴァーンから逃げるグイン、イシュトヴァーン率いるゴーラ軍の追撃や闇の司祭グラチウスの介入など気の抜けないピンチの連続という展開でなかなか面白かったです。また、あまり登場機会のないスカールですが物語でかたられていない中でリーファのかたきを討つため非常に苦労していることを知りビックリしました。しかし、やっと出会ったグインとスカールですがグインは記憶を失っていて残念に思いました。記憶を取り戻したグインとスカールの邂逅が見たかったです。 ジャンルはファンタジー。ファンタジーが好きな人にお薦めです。<終>グイン・サーガ1巻
2005年09月02日
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犬神使いの川平啓太とその犬神のようこは、かわいくて大金持ちでひねくれ者のお嬢様・新堂ケイを救うため最強最悪?敵・死神と戦うことに・・・。 めずらしくシリアスな展開で必死に死神と戦う啓太がカッコ良かったです。また、最後のオチも「いぬかみっ!」らしくバカバカしくて大変面白くて笑えました。 この死神と対決する「だけど俺にはお前の歌」の他に「夏の夜の怪談!in薫の家」、「お疲れ啓太と極楽マッサージ」そしてshort break「河童橋にて」を収録。何だか事情のありそうなようこの話など興味深かったです。 ジャンルはコメディ。コメディが好きな人にお薦めです。<終>いぬかみっ!1巻いぬかみっ!と同じ著者の別のシリーズです。いぬかみっ!とはうってかわり非常に感動的な話で個人的にはこっちの方がお薦めです。
2005年09月01日
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